睡眠不足が長期間続くと、自殺願望が高まるって本当?
アメリカと日本、両方の研究調査の結果から、「睡眠5時間」というのが心に何らかの影響をもたらす1つの目安になると言えるかもしれません。
脳がフル回転できない
睡眠不足の状態で自殺願望が高まるのは、頭が朦朧として、判断能力や集中力が低下するからだとも言われています。脳は睡眠中に情報を蓄積したり、不要な情報を削除したりと、脳内の清掃作業を行っています。
睡眠不足が続くと、この清掃が満足にできないため、脳がフル回転できなくなると言われています。みなさんも睡眠不足の状態だと、いつもなら簡単にできるはずの仕事にやたらと時間がかかったり、ケアレスミスをしてしまったりすることがあると思います。
脳は非常にデリケートで、睡眠の影響を大きく受けるということを覚えておきましょう。
日本は子どもも睡眠不足
最近、社会問題になっているのが睡眠不足の子どもが増えていることです。共働きの増加やインターネットの発達など、さまざまな理由があると言われていますが、昔と比べて子どもの生活が夜型に移行していることは間違いないようです。
子どもが慢性的な睡眠不足になると、どのような影響があるのでしょうか?1つは成長の遅れに繋がることがあげられます。