短時間睡眠で健康に害がないかどうかはDNAで決まっていた?
確かに、これで睡眠は最適化されるかもしれませんが、健康を守れるかというと、ちょっと疑問が残りますね……。
DNAで決まっているから変えられない?
一方で、変えられないという主張の根拠は短時間睡眠の人には特殊な遺伝子が備わっているという研究報告があることです。
つまり、DNAレベルで決まっているということ。これが科学的に間違いなく証明されているとすると、基本的には変えられないものという考え方が正解かもしれません。
ただ、人間には“意志の力”というものが存在するので、科学だけで割り切れるものではないことも事実です。
起きている時間を効率化しよう
無理に短時間睡眠に生活を激変させることはやめましょう。
体を壊してしまっては意味がありませんし、1、2日ならば睡眠時間は削れても、長期になれば必要な睡眠時間に足りていないぶんが確実に体に影響をもたらします。
睡眠時間を削るのではなく、起きている時間を効率的に使うことを考えるほうが現実的です。
「時間が足りない」と悩んでいる人は、日中の行動に無駄がないかチェックしてみましょう。
スマホをずっといじってはいませんか? SNSやネット、ゲームはただ見ているだけでもどんどん時間が過ぎていくもの。