大型連休明けは睡眠不足に注意! ストレッチでリズムを取り戻そう
睡眠不足が体にもたらす悪影響
慢性的な睡眠不足が続くと、さまざまなリスクが生まれると言われています。どのようなものがあるのか見ていきましょう。
なぜか甘いものが食べたくなる
ひとつめは、体重増加の原因になる可能性があることです。海外の実験で、被験者を4.5時間睡眠と8.5時間睡眠の2チームに分けて、4日間調査を続けたところ、前者のほうがスナック菓子や甘いものを多く摂取するようになったそうです。
この原因は、睡眠不足によって食欲を増進させる脳内物質カンナビノイドが大量に放出されるからと考えられています。過剰なお菓子の摂取は糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めますが、睡眠不足がその一因になるかもしれない、というわけです。
睡眠不足で病気がちに?
ふたつめは、免疫機能が低下して、風邪をひきやすくなったり、病気にかかりやすくなることです。私たちの体をウイルスなどの外敵から守ってくれる免疫細胞は、睡眠中に活動が活発化することで知られています。
そのため、睡眠時間が短くなれば、それに伴って免疫細胞の活動も少なくなるので、「外敵に弱い体」になってしまいます。最近、風邪をひきやすくなったという方は、改めて睡眠時間をチェックしてみるとよいかもしれません。