寝すぎで不眠症になる!? 寝てもだるさが解消しない人は注意
眠れない不眠症と寝すぎる過眠症。これを正反対の睡眠障害のように考える人も多いと思いますが、じつはコインの裏表のようにセットになることがあるそうです。どちらも正常の状態からかけ離れているので全くの別物と思いきや、併発する可能性もあるのだとか。今回は「寝すぎで不眠症になる」という噂を調査します。
睡眠時間には個人差がある
疲れが溜まっているときはいくら寝ても眠気がとれないいものですよね。
ちなみに、みなさんは何時間眠れば頭と体がスッキリしますか? 必要とする睡眠時間には個人差があるものですが、年齢別の睡眠時間の目安というものは存在します。
生まれたばかりの赤ちゃんの頃は14時間以上必要としていた睡眠も、成人以降は7~9時間程度にまで減ります。これは睡眠も体と同様に老化して、熟睡できる時間が減ることに比例しています。
社会人の方などは、だいたいこの目安である7~9時間に収まっているのではないでしょうか。ただ、中にはこの時間では足りない人やこんなに眠る必要がないという人も存在します。
今回、注目したいのは前者の「寝すぎる人達」です。なんでも寝すぎて不眠症になることがあるそうです。それは一体どういうことなのでしょうか?
不眠症の実態と解消法
不眠症という言葉を聞くと、毎晩眠れずに困っている人をイメージしますよね。