寝すぎで不眠症になる!? 寝てもだるさが解消しない人は注意
その実態を覗いてみましょう。
概日リズム睡眠障害って?
睡眠障害の1つに「概日リズム睡眠障害」というものがあります。これはその名の通り、体内時計による一定のリズムが狂うことで睡眠の時間がずれたり、寝付けなくなったりする症状を指します。
体内時計は朝起きて光を浴びるとリセットされて、1日のリズムを刻みはじめますが、起床時間がバラバラだったり、寝すぎたりすると一定のリズムを刻めなくなり、概日リズム睡眠障害になることがありると言います。
その結果、不眠症に繋がるケースもあると言われています。
過眠症の場合も
寝すぎる状態が続いている人は、過眠症の可能性も考えられます。過眠症には、日中に強烈な睡魔に襲われるナルコレプシーや目が覚めた後も眠気が続く特発性過眠症などがあります。
過眠症には睡眠不足や不眠症が原因になって引き起こされるものがあると言われているので、正反対の睡眠障害と捉えられがちの過眠症と不眠症ですが、じつは連鎖的に発症する可能性があるそうです。
つまり、寝すぎている状態も眠れない状態も体にとっては正常な状態ではないということ。「何かおかしいな」と異変を感じたら、早めに医師に相談するようにしましょう。