色覚異常のある人も見やすい目覚まし時計が開発された!
どうしても朝起きられない方は、出世のために10万円投資してみては?
色覚障害者にも見やすい目覚まし時計って?
他にもちょっと変わった目覚まし時計は存在します。
紹介するのは色覚障害者に優しい目覚まし時計。一体どのようなものなのでしょうか?
色覚異常とは?
そもそも色覚異常とは何か、というところから説明しましょう。
現在、日本に色覚異常で悩んでいる人は約300万人、世界では2億人存在すると言われています。色覚異常は簡単に言えば、特定の色を識別する能力が乏しい状態を指します。
健常者には明確に「違う」とわかる2つの色も、色覚異常がある人には、その違いを判別することが困難という症状があります。間違えやすい色の組み合わせは、赤と緑、青と紫、茶と緑などです。
実生活では、信号の色がわかりにくい、色分けのあるバスや電車の路線図が読みづらい、交通標識が目に入ってこないといった難点があります。
赤と黒の針は判別しづらい
針タイプの時計を見て正確な時刻を読み取る場合も、色覚障害者にとっては困難なケースがあります。たとえば、時刻を示す針が全て「黒」で、目覚ましをセッティングする針が「赤」だった場合。