■身土不二
土地で取れる食物を旬に合わせて食べるのが良いという考え方。
例えば、熱帯地方の果物、バナナやパパイヤは体を冷やす食べ物ですが、熱帯地方で食べるのは○です。しかし、気候が違う場所でそれらを食べ過ぎれば不健康になりかねません。
■一物全体
魚や肉はできるだけ丸ごと、野菜は根・茎・葉の全体を取ることが大切という考え方。
この原則から、精製された白米を避けて、玄米や分づき米を取ります。精製した砂糖よりも黒砂糖、魚類も全部食べられる小魚が推奨されます。
■陰陽
食べ物は陰・陽・中庸に分けることができ、バランスを取って中庸になるのがよいという考え方。
現代の食生活は極端な陰性、陽性に傾き過ぎています。
・陰性の食べ物は、体を冷やし、南国で取れる食べ物に多い
(例)精白米、乳製品、果物、白砂糖、コーヒー、化学物質など
・陽性の食べ物は、体を温める働きがあり、寒い地域で取れる食べ物に多い
(例)卵、肉類、堅いチーズ、精製塩、魚貝など
・中庸の食べ物は、陰陽中間の働きをするもので、温帯で取れる食べ物に多い
(例)