最初に酢の歴史について簡単にご紹介!
酢は人間が作り出した最古の調味料ともいわれています。果物を蓄えることからスタートして、それが自然にアルコール発酵して酒が生まれ、さらに発酵がすすみ、菌が働いて、酢が生まれたと考えられています。
日本で酢が作られるようになったのは、4~5世紀ごろ、中国から、お酒を造る技術とともに酢の醸造技術が伝えられ、造られるようになったのが始まりとされています。
一般的に広まったのは江戸時代になってからといわれています。全国各地に製法が広まり、いろいろな料理法が生まれました。当時、にぎり寿司、いなり寿司が誕生して、大変な人気になったそうです。
酢にはいろいろな種類があります。代表的な5つの酢を見ていきましょう。
■1. 米酢
日本でもっともポピュラーな酢であり、米を主原料に醸造して作られた酢です。
他の穀物酢より香りが高く、加熱しないで使う、生食用におすすめです。また、すし飯との相性がよく、多くの寿司職人さんに利用されています。