ニキビの原因にもなる毛穴対策

2017年4月21日 20:10
 



毛穴対策をしてニキビができにくい肌をつくりましょう。

ニキビができるメカニズム

皮脂の過剰分泌とターンオーバーの乱れにより、皮脂や角質が毛穴につまってしまう状態がニキビの原因です。成長ホルモン、男性ホルモン、ストレス、黄体ホルモンの影響により、皮脂の分泌が過剰になってしまいます。

成長ホルモンは思春期に分泌が増えるため、思春期ニキビの原因になります。

また、女性でも男性ホルモンは分泌されており、特にストレスが加わると男性ホルモンの分泌が促進されます。その結果、大人ニキビができやすくなります。男性ホルモンは皮脂分泌を活発にして、さらに皮膚の角化を促進させる働きがあるので、大人ニキビは治りにくい傾向にあります。ストレスによる自律神経バランスの乱れも皮脂分泌に関わります。

また、生理前や妊娠初期に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)にも皮脂分泌の作用があるため、この時期にはニキビができやすくなります。

つまった毛穴を放置するリスク

ニキビが赤く腫れて膿んでしまうことがありますが、その原因となる細菌には、アクネ菌やマラセチア菌があります。共に皮膚の常在菌ですが、脂肪分を好む性質があるため、角栓のつまった毛穴に繁殖しやすくなります。

過剰に増えたアクネ菌やマラセチア菌から皮膚を守ろうとして免疫細胞や白血球が集まってくるため、毛穴が赤くはれて赤ニキビができます。

このような炎症が真皮深くにまで及んで瘢痕化すると、クレーターと呼ばれる状態になるので注意が必要です。黒ニキビや白ニキビのまだ炎症を起こしていない段階のうちに適切な処置を行わないと、跡が残ってしまう可能性があります。皮膚科において面皰圧出をしてもらうとよいでしょう。面皰圧出は保険診療で処置ができます。

毛穴づまりの解消に必要となるケア

角栓を自己流で無理やり押し出したり、毛穴パックをしたりすると刺激や摩擦によって肌荒れや色素沈着を引き起こす場合があります。痕に残ったり毛穴がひろがってしまうこともあるでしょう。毛穴のつまりは、早い段階で皮膚科受診をし、処置してもらうのがベストです。

おすすめのクレンジング、洗顔方法
毛穴には皮脂と、古くなった角質がつまっています。毎日の洗顔でこれらをきちんと落とすことが大切です。加えて、角質ケアをするとよいでしょう。

おすすめなのが、体温で乳化するオイルやゲルを使ったクレンジングです。毛穴のつまりを取り除くためには、クレイ入りの洗顔料を使うと効果が期待できるでしょう。酵素洗顔も適しています。洗顔前には蒸しタオルで毛穴を開いておくとよいでしょう。

角質ケア
ターンオーバーを正常化するために、古い角質を取り除くピーリングも有効です。ピーリングは美容皮膚科で受けることができます。自宅で行う場合には、AHAやグリコール酸配合の洗い流すタイプを選びましょう。拭き取りタイプやこするタイプは肌への刺激が強く、摩擦により肌の黒ずみの原因となります。ピーリング後は肌の保湿と紫外線対策をしっかりと行いましょう。

うるおいを与える
洗顔後はヒアルロン酸やセラミドなどが配合された保湿化粧水や美容液を使って肌の保水をします。毛穴引き締めや皮脂抑制効果のある化粧水を使用しても良いでしょう。ターンオーバーを正常に促したり色素沈着の予防には、ビタミンACEを肌へ補給するのも大切です。ぜひ美容液で取り入れてみてください。保水や栄養補給を行った後は、クリームで保湿をしましょう。

監修:藤井佳苗

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