ケトコナゾールといった成分があげられます。ステロイド病院では、症状に合わせて「ストロンゲスト(Strongest)」や「ベリーストロング(Very Strong)」といった強いステロイドが処方されることもあります。強ければ強いほど皮膚への刺激も強くなるため、塗る場所や塗り方、使用期間などを医師にしっかり確認して使うことが大切です。
皮膚科では、頭皮のかゆみやフケの原因を見極め、それに応じた薬の処方などの治療を行ってくれます。原因に応じた対策をとらないと症状や頭皮環境が悪化することも考えられます。頭皮のかゆみやフケに対して自己判断で市販薬を使い続けたりせず、1週間ほどで改善しなければ皮膚科にかかるようにしましょう。
頭皮のかゆみ対策となる洗髪方法・シャンプー剤の選び方
頭皮の乾燥や汚れの付着のほか、過剰な皮脂が頭皮のかゆみの原因となっている場合、シャンプーの選び方や洗い方を工夫することで改善する可能性も考えられます。
ただし、頭皮が乾燥しているのに皮脂が過剰な場合のケアを行ったり、頭皮のベタつきが気になる方が洗浄力のマイルドなシャンプーを使用したりすると、かえって悪化する原因にもなりますので、注意が必要です。