失敗リスクがある!?ほうれい線へのヒアルロン酸注入

2017年4月21日 20:10
 

ほうれい線へのヒアルロン酸注入


注射1本の手軽な治療であり、手術に比べて安全な印象のあるヒアルロン酸注入ですが、失敗例がゼロというわけではありません。こちらでは、ヒアルロン酸注入の失敗例を挙げて、そういったトラブルに巻き込まれないための基礎知識を提供させていただきたいと思います。

ヒアルロン酸注入で失敗しないために

それでは、実際に発生した失敗例の原因を解説していくことにしましょう。大切なのは、闇雲に恐れることではなく、失敗原因を知り、自分がそういった問題の当事者になってしまわないよう、施術、美容クリニックを正しく吟味するための知識を得ることです。

ほうれい線へのヒアルロン酸注入における失敗例
日本の有名美容クリニックチェーンで発生した失敗例として、ほうれい線にヒアルロン酸注射を行った患者の小鼻が壊死したというものがありました。

これは、医師がほうれい線の下にある動脈にヒアルロン酸を注入してしまい、鼻の皮膚につながる血管が塞がってしまったことが原因。要するに、鼻の皮膚に酸素、栄養が行き渡らなくなってしまい、壊死に至ったわけです。

ほうれい線の下には動脈が走行しており、医師は動脈を避けて注射しなければならないのですが、この医師には充分な技量がありませんでした。これはヒアルロン酸に副作用があるというわけではなく、単純に医師の技術が不足していたことによる医療事故のたぐいと考えるべきでしょう。

ヒアルロン酸注射で問題が起こる理由
ヒアルロン酸自体はもともと人体に存在する物質ですから、特に危険はありません。問題が発生するのは、上の鼻が壊死した問題でも挙げた医師の技術不足、あるいは注入したヒアルロン酸製剤に不純物が混じっている場合の2つが多いです。

医師の技術に関しては、クリニック選びを徹底することで回避することは可能でしょう。血管など注入してはいけない部位を把握しており、注入部位の解剖学的な構造を理解している医師であれば、そのようなミスはしないからです。

次に不純物が混じっているケースですが、これはヒアルロン酸の持続期間を延ばすために体内で分解できない物質を混ぜてしまうことが主な原因。スーパーヒアルロン酸、持続性ヒアルロン酸などと称して持続期間が長いというメリットを謳っている美容クリニックについては一定の警戒が必要になるでしょう。裏を返せば、広く使用されている一般的なヒアルロン製剤を用い、経験豊かな医師が注射する分においては、極めて安全な治療法と考えて問題ありません。

安全にヒアルロン酸注入を行うためには
ヒアルロン酸注射の施術を安全に受けるためには、技量、経験が豊かな医師に施術してもらうことが何より大切。美容クリニックの公式サイトには医師の経歴が書かれたページがありますから、そういった情報をチェックして、本当に頼りにして大丈夫かどうかを慎重に見極めるようにしてください。

また、ヒアルロン酸は即効性に優れる反面、持続性は低く、効果期間は3ヶ月〜半年程度です。持続させるためには3ヶ月おきに注射を続けなければなりません。あくまでも一時的な効果を得るための施術であることを理解し、長期持続を謳う方法に対しては慎重になることが重要。

この2点を理解していれば、ほうれい線などのシワ治療に対して、安全に充分な効果を得られる施術であると言えます。

監修:小﨑有恒

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