従来のカロリー制限とは発想が真逆!完全無欠ダイエットが話題に
していったことが挙げられます。
たとえば、「朝にヨーグルトを食べると太る」「脂肪を食べると痩せる」などの考えは、従来のダイエットでは考えられないことです。
そこで今回は、この「完全無欠ダイエット」の反響の秘密について紐解いていきたいと思います。
読者に驚きを与えたのは、主に下記4つの逆張り部分ではないでしょうか。
■1:「オーガニックな食材が良くない」と逆張り
著者の言葉では「バイオハック」、つまり「痩せたい」「集中力を上げたい」と望む者に対して、すべて食べ物の「質」によると断じた単純明快さ。
身体の炎症がパフォーマンスを下げること、それには加工食品や野菜が持っている反栄養素の存在を詳らかにしていることは特筆に値します。
ナス科や豆類、ナッツなどに含まれているレクチンが偏頭痛や肌荒れの原因になるといった指摘は、オーガニックな食事がよいとされてきたこれまでの健康食とは明らかに相反する内容。特に著者は「ピーナッツはレクチンを含む。
ほぼ誰にでも炎症反応を生じさせ、アナフィラキシーを起こし死に至らしめる重篤なアレルギー症状をもたらす物質だ」と記し、腸粘液の生成が40%増大し、ヒスタミン濃度も高くなるといった弊害もあるとしています。