2021年6月16日 23:00
【医師監修】太っていると更年期がつらい?女性ホルモン低下以外に原因が!?
ただ、一方太っている人は普段から汗をよくかくので、ホットフラッシュが起きても気付かない場合も多いようです。
ただ、痩せているから良いということはありません。エストロゲンが低下することで閉経以降は骨粗しょう症になりやすくなりますが、 痩せていると骨への負担が少ないぶん骨折のリスクが高まります。 骨は負荷がかかればかかるほど強くなる性質があるからです。
また、エストロゲンが低下すると細胞のターンオーバーも低下するので、骨を支える筋肉の質も落ちてしまいます。体質的に太れないという人もいますが、体重を増やせなくても筋トレなどで筋肉の質を上げることが骨粗しょう症予防につながります」(駒形先生)
太っていても、痩せていても、更年期世代は筋トレが必要な世代と言えそうです。
まとめ
生活環境を変えるのはなかなか難しくても、考え方や捉え方を前向きにするだけで症状が軽くできると知って、少し安心しました。そして、更年期世代こそ筋トレが必要という話は運動嫌いの私にとって耳が痛いですが、なんとか楽しくできる方法を見つけていきたいです。
取材・文/mido(49歳)
ライター歴25年。