2021年6月14日 23:00
過度なダイエットでホルモン低下、骨粗しょう症のリスク増!正しい食事術を解説
40代になり太りやすくなったと感じ、ハードな食事制限や激しい運動をしたことがある人もいるでしょう。しかし、特に40代、50代は過度なダイエットは危険だそう。そこで、この年代に適したダイエット術のポイントを美容・アンチエイジング専門医の黒田愛美先生に聞きました。
急激な体重減少はホルモンバランスに悪影響
短期間での結果を求めてやりがちな過度なダイエット。でも、急激な体重減少は女性ホルモン分泌にも影響があると黒田先生は言います。
「女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)は、脳の下垂体から指令が出て卵巣から分泌されます。ホルモンが足りなければ出すように指令が出て新たに作るというシステムがあるのですが、若くても過度なダイエットをおこなうと脳からの指令がうまく出なくなり、ホルモン生成がついていけなくなってしまうのです。
私も20代のころ短期間での過度なダイエットをおこなったことで長期の体調不良に悩まされました。症状は個人差がありますが、私の場合は生理不順で、10年以上たった今でも引きずっています」(黒田先生)
若い時期でも影響が出るなら、女性ホルモンが低下する40代、50代はなおさら。