2021年10月17日 23:35
「かゆい…」風呂上がりや運動後にじんましん!更年期が原因?予防法は?【医師監修】
風呂上がりや運動後に、足やおなか、首などにかゆみと発疹が出るじんましん。それまで出たことがなかったのに、40代以降に急に出ることがあるようです。じんましんと更年期に関係はあるのでしょうか。産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。
汗をかくと現れるじんましんの可能性
じんましんとひと口にいっても、さまざまな種類があるようです。風呂上がりや運動後に出ることが多いじんましんはどのようなものなのでしょうか。
「ひとつには“ コリン性じんましん ”が考えられます。メカニズムは解明されていないのですが、発汗をつかさどる神経物質が刺激となって、じんましんが出るという報告があります。
運動不足や入浴時に湯船につからないなど、汗をあまりかかない生活習慣がきっかけになります。普段は汗をかかないのに突然湯舟につかったり、運動をしたりしたときに出るケースが多いようです」(駒形先生)。
なぜ更年期にじんましんが増える?
発汗と関係があるというコリン性じんましん。更年期になると、発汗の状況が変わることでじんましんが出やすくなるのでしょうか。
「更年期の女性は痩せにくく太りやすくなるため、むくみや水太りを恐れて水分をあまりとらない傾向があります。