ビューティ情報『40歳以上の半数がなる!? 足の血管が悪目立ちする「下肢静脈瘤」ってどんな病気?【医師解説】』

2021年10月14日 23:05

40歳以上の半数がなる!? 足の血管が悪目立ちする「下肢静脈瘤」ってどんな病気?【医師解説】

佟先生これまでは下肢静脈瘤イコール足の血管が浮き出て見た目が悪くなる病気、という認識でした。しかし、血管がボコボコと浮き出ている症状が出るのはステージ3程度まで進んだ状態です。目に見える症状が出るまでの間にも、下肢静脈瘤は少しずつ進行しているんです。

近年のデータによれば、下肢静脈瘤の患者さんのうち、血管がボコボコと浮き出るなど目に見える症状が出るのは約2割と報告されています。つまり、8割の方は隠れ下肢静脈瘤だということです。

――隠れ下肢静脈瘤には、どのような症状があるのでしょうか?

佟先生私のこれまでの診療経験からいうと、一番はむくみ、二番目は足の疲れ、三番目は睡眠中のこむら返りです。なかでもこむら返りは隠れ下肢静脈瘤のシグナルともいえる症状で、睡眠中に足がつって起きたり、朝方起きると足がつるような場合は99%、隠れ下肢静脈瘤だといえます。隠れ下肢静脈瘤が進行すると、血管が浮き出る、皮膚の色が茶色く変わる、足にかゆみが出るといった症状が生じてきます。


下肢静脈瘤のセルフチェック

――自分が下肢静脈瘤かどうかをセルフチェックできる方法を教えてください。

佟先生私のクリニックで使っているチェック内容をご紹介します。

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