ビューティ情報『「血管が浮き出てデコボコ…」下肢静脈瘤の予防法と症状の改善に役立つセルフケア【医師解説】』

2021年10月24日 22:35

「血管が浮き出てデコボコ…」下肢静脈瘤の予防法と症状の改善に役立つセルフケア【医師解説】

「血管が浮き出てデコボコ…」下肢静脈瘤の予防法と症状の改善に役立つセルフケア【医師解説】


下肢静脈瘤は、ふくらはぎの血管が浮き出てコブのようにボコボコしたり、赤紫色の血管が透けて見えたりと、見た目の症状の印象が強い病気です。そのため、美容的な側面から捉えられがちですが、病気の本質は血液の逆流で、見た目以外にもさまざまな症状を発症します。下肢静脈瘤の予防法や症状の改善に役立つセルフケアについて、1万人以上の治療実績を持つ大阪静脈瘤クリニック院長の佟暁寧先生にお聞きしました。

★前回:早期発見・早期治療がカギ! 「下肢静脈瘤」の診断方法は? 治療法は? 料金は?【医師解説】

1日5000歩~8000歩、歩くことが予防になる

「血管が浮き出てデコボコ…」下肢静脈瘤の予防法と症状の改善に役立つセルフケア【医師解説】


――下肢静脈瘤の予防法や改善方法を教えてください。

佟先生下肢静脈瘤を予防・改善するためには、下肢の静脈にかかる負担を減らすことと、足から心臓に向かって血液を戻す静脈の機能をサポートすることが大切です。予防法として有効なのが下肢の運動です。

なぜかというと、足の静脈は筋肉に囲まれているからです。歩いたり足首を動かしたりするとふくらはぎや太ももの筋肉が収縮し、静脈は周囲の筋肉に押しつぶされて血液が心臓に向かって押し上げられます。この働きを「筋肉ポンプ」

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