2022年5月18日 02:40
「やりがちだけどNG!」シミが増えるスキンケアの対策とシミを消す方法【美容専門医】
そのため女性ホルモンのゆらきが一因とされてきました。ただ、医学的には女性ホルモンのゆらぎが肝斑とどのように関わっているかは、実は明らかになっていないのです。
一方、最近は肌をこすりすぎることで肝斑ができやすくなるということがわかっています。
洗顔のとき、タオルで肌をゴシゴシこすったり、クレンジングのとき力を入れたり、といった行為が肝斑を引き起こす可能性があることが指摘されています。タオルで肌をふくときはやさしくたたくようにするという配慮が大切です。
また、紫外線ダメージも老人性色素斑と同様に原因です。シミ予防に紫外線対策は絶対に欠かせません」(黒田先生)。
シミを消すスペシャルケアとは?
医療レーザー治療がメイン
「老人性色素斑、肝斑ともに一度できてしまったのを消すことは、化粧品などでは難しいです。
美容外科や美容皮膚科では、医療用レーザー治療、ケミカルピーリング、イオン導入などで治療をしています。
医療用レーザー治療では、真皮層までレーザーが届き、そこにできたメラニンを破壊し、コラーゲンの生成を促す効果が期待できます。近年はピコ秒(1兆分の1秒)単位でレーザーを照射することが可能な機器「ピコレーザー」