2022年6月22日 23:40
「肌年齢は26歳!」アラフィフのアンチエイジングドクターが実践する一生老けない肌の育て方
女性なら誰しもが「いつまでも美しく若々しい肌を保ちたい」という願いを抱いているのではないでしょうか。近著の『医者が教えるすごい美肌循環』が話題となっている、肌年齢26歳のアラフィフアンチエイジングドクターの日比野佐和子先生に肌の老化の原因と美肌の実現に大切なことについてうかがいました。
更年期には“美肌ホルモン”の分泌量が低下する
――更年期になると女性の肌にはどんな変化が生じるのでしょうか?
日比野先生肌をはじめ女性の身体の変化を考える上で、避けて通れないのが女性ホルモンの存在です。女性の身体にはエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが関与しています。このうち、エストロゲンはハリや弾力のある肌のもとになるもので、「美肌ホルモン」とも呼ばれています。
エストロゲンは初潮を迎えたあたりから作られるようになり、20代から40代にかけて分泌量がピークとなり、45歳から55歳にかけての更年期から少しずつ減っていきます。ホルモンバランスが崩れることで、更年期障害といわれる症状が起こりやすくなり、肌トラブルも生じるようになります。
――更年期の肌トラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?
日比野先生更年期は、月経不順や体調不良、ホルモンバランスの乱れなどによって、肌の衰えを実感しやすくなる年代です。