2022年6月29日 03:40
「肌の調子が上向きに!」アンチエイジングドクターが実践する美肌を保つ最大の美容法とは
また、乾燥は肌や粘膜を覆っているバリアー機能を低下させるので、肌トラブルが起こりやすくなります。
――乾燥を防ぐにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
日比野先生理想的な室内の湿度は60~65%ですから、部屋の湿度を適切に保つことは美肌の維持にも有効です。加湿器の活用はもちろん、コップに水を入れて置いたり、洗濯物を室内に干すことでも部屋の湿度は上がります。
ちなみに、インフルエンザウイルスは湿度50%以下で繁殖しやすいので、美肌のために湿度を保つことはウイルス対策にも有効です。
ネガティブ思考は肌の調子を低下させる
――メンタルについても解説をお願いします。
日比野先生実は、かつての私はかなりのネガティブ思考でした。例えば、朝に何か悪いことが起きると「これは不幸な一日の始まりだ」と決めつけたりしていたんです。当時の私は結婚していたのですが、結婚生活での嫌なことを全部相手のせいにしていつもイライラしており、結局は離婚しました。
肌の調子もすごく悪かったです。
――ネガティブ思考をどのようにして改善したのでしょうか?
日比野先生きっかけは30代前半の出来事です。仕事で海外に行ったときに空港で置き引きに遭い、パソコンを盗まれてしまったんです。