2022年7月1日 03:10
「やりがちだけどNG!」シミ、シワ、体調不良の原因ともなる「紫外線対策」とは【医師監修】
「紫外線というとシミやシワ、たるみなど美容面がクローズアップされることが多いと思います。もちろんそれは事実なのですが、それだけではないことを知ってほしいと思います。
紫外線をたくさん浴びると、体内で活性酸素が発生して細胞が酸化してしまいます。それにより老化が促されますが、それと同時に健康面にも影響があるのです」(黒田先生)
健康面にどんな影響が出るのでしょうか。
「特に言われるのが皮膚、目、免疫機能です。
紫外線は免疫力を低下させ、感染症などの病気にもかかりやすくなるといわれています。皮膚は外からの侵入物に抵抗するという重要な役割を持っていますが、皮膚が紫外線を浴びたことで免疫力が低下すると感染症にかかりやすい状況になります。口唇や口角にできるヘルペスは免疫機能が低下した結果と考えられています。
また、長期間浴びることで各種アレルギーや自己免疫性疾患、がんなどの原因となり、万病のもとといわれています」。
紫外線対策のやりがちNGとは?
マスクをしているので日焼け止めは塗らない
「素肌よりはもちろん紫外線を防ぎますが、完全に防ぐことはできません」。
目を守らない
「目から紫外線が侵入すると、角膜が炎症を起こします。