ビューティ情報『女性ホルモンが崩れると太るって本当?更年期の太るメカニズムを医師が解説』

2020年7月22日 23:00

女性ホルモンが崩れると太るって本当?更年期の太るメカニズムを医師が解説

女性ホルモンが崩れると太るって本当?更年期の太るメカニズムを医師が解説


更年期あるあるの一つに“更年期太り”があります。プレ更年期、更年期になると女性は太りやすく、いわゆる中年太りのおばさん体型になりやすくなります。なぜ、この時期になると太りやすいの? その体のメカニズムとは? 産婦人科医の善方裕美先生にうかがいました。

女性ホルモンのエストロゲンは体型を守る強い味方!

女性ホルモンが崩れると太るって本当?更年期の太るメカニズムを医師が解説


プレ更年期、更年期に大きく変化するホルモンの一つに、女性ホルモンのエストロゲンがあります。エストロゲンは卵巣で分泌され、8~9歳ごろから急激に分泌量が増え、20代で高い分泌量を維持、30代後半から減り始め、更年期に急激に減少します。

このエストロゲンは妊娠・出産を可能にするための乳房や子宮の発達、女性らしい丸みを帯びた体つきにする作用のほかに、骨や血管を丈夫にし、血糖値を調整するインスリンの過剰分泌を抑制、脂肪の燃焼をサポート。スリムな体型維持を切望するオトナ女子にとって、実にありがたいホルモンなのです。

更年期にはエストロゲン量が急降下!

女性ホルモンが崩れると太るって本当?更年期の太るメカニズムを医師が解説


美ボディをサポートするエストロゲンを分泌する卵巣にも、悲しいかな寿命があります。その寿命は約50年。40代から卵巣の老化によりホルモンの分泌量が徐々に減り、平均50歳で卵巣の寿命である「閉経」

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