2021年9月16日 20:00
“体がだるい”と感じたら… 自律神経を整える「1分でできる簡単習慣」
呼吸をすると肋骨が広がったり閉じたりするのを感じながら、呼吸とともに胸、肋骨、背中が伸びたり縮んだりしているのを意識してください。手で触れているとその部分に意識が集中するので、少しずつ呼吸が落ち着いて深くなっていくのが感じられるはず。
吸う息で胸や背中が前後左右に広がっていき、吐く息でしぼんでいく動きを意識していきましょう。
朝晩2回の体を整える習慣
呼吸を深く促すためには、縮んだ体をのびのびと伸ばし、呼吸がしやすいように整えてあげるのが一番。朝と寝る前に1分程度体を整えるアクションをしてみませんか?
心身をスッキリさせて気持ち良く1日を始めたいときや、1日をリセットしたいときにもおすすめです。それでは、やり方を見ていきましょう。
1.両脚を肩幅程度に開いて立ちます
2.両腕は楽に体側に降ろします
このとき、鎖骨と肩胛骨の力を抜いて下方に下げるように意識すると良いでしょう。
3.息を吸いながら両腕を頭上に持ち上げていきます
4.肋骨の横、みぞおち、お腹を上に引き上げるように伸ばしていきます
5.息をお腹からゆっくりと吐きながら、吐く息の長さと動きが合うようにして前屈していきます
6.吐き終わるときに前屈が完了しているよう、呼吸と動きをシンクロさせていきましょう
7.上半身と腕の力は抜いて、リラックスします
8.息を吸いながら両腕を前方に伸ばしつつ、背中とお尻の力を使って上体を起こしていきます
9.吸う息の長さと動きを合わせるようにして体を起こし、頭上に腕が上がったところで吸いきるように呼吸と動きをシンクロさせます
10.吐く息の長さと動きが一致するようにして、腕を下ろしていきます
11.これを1セットとし、5~10回ほど気持ち良く呼吸ができる長さと深さで行ないましょう
呼吸と動きをシンクロさせるのがポイント!
体を整えるためには、呼吸と動きを丁寧にシンクロさせて一致させていくことが大切です。