2022年7月21日 20:15
コーヒーやお酒はダメ?【管理栄養士監修】「熱中症予防として飲み過ぎNGドリンク」3選
暑い日が続くと、注意しなければならないのが“熱中症”。熱中症対策のために「水分を摂りましょう」とよくいわれていますが、どのような飲み物を選べばいいのかご存知ですか?実は、水分であれば何でもいいわけではありません。なかには飲みすぎないように注意が必要な飲み物も……。今回は熱中症を予防するためにおすすめの飲み物や、積極的に飲むのは避けたい飲み物について解説します。
熱中症とは
熱中症とは、暑さなどが原因となり体温が上昇することで起こるさまざまな不調のことです。
私たちの体には、もともと体温を低下させる機能が備わっています。血管を拡張させることで皮膚に多くの血液を送り外へ放熱したり、かいた汗が蒸発するときに体から熱を奪ったりする作用によって、体温を調節しているのです。
しかし体が暑さに対応できないと、めまいや立ち眩み、頭痛、吐き気などさまざまな症状を起こします。
また大量に汗をかくことで、体内から水分や塩分(ナトリウムなど)が失われてしまうことも。脱水状態になれば、筋肉のこむら返りや失神を起こす可能性もあります。
熱中症がさらに悪化すると、けいれんや昏睡など重篤な症状が見られることも。