意外とすぐに傷むんです…【管理栄養士監修】春のお弁当づくりで「必ず注意すべきこと」
4月から新生活が始まり、お弁当を作る機会が増えるという方もいるでしょう。また、お花見などで手作りのお弁当を外で食べるのも楽しいですよね。しかし、気温が上がってくる今の季節は、お弁当の衛生管理に注意が必要です。今回は管理栄養士の筆者が、春のお弁当作りで気を付けたいポイントを解説します。
春のお弁当づくりも、食中毒に注意!
4月はだんだんと暖かくなる日も増えますが、まだ寒い時期の感覚で食材を扱い、食中毒を起こしやすい保存方法になってしまうという人もいるかもしれません。4月からお弁当を作り始めるという人は、まだ不慣れなため傷みやすい調理方法や食材を選んでしまう可能性もあります。
また、お花見など外でのイベントも増え、手作りのお弁当を食べる機会もあるでしょう。今の時期は季節の変わり目で体調も崩しやすいため、食中毒予防を意識したお弁当作りが大切です。
食中毒予防の3原則を押さえましょう
食中毒にはさまざまな要因がありますが、おもに原因となる細菌が体内に入ることで発生します。食中毒予防のためには菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」の3原則を意識することが大切です(※1)。
菌をつけない
買い物のときは新鮮な食材を選び、肉や魚は水分が漏れないようにビニール袋などに包んで持ち帰りましょう。