紙巻きたばこ利用者の89.4%がたばこの販売価格について「高い」または「とても高い」と回答
2016年時点で25~64歳の男性の販売従事者・サービス職業従事者の喫煙率は4割を超えます。
販売・サービス業従事者はコロナウイルスが原因で売り上げが減少する中で、たばこの値上がりの影響も受けているのです。
【節約志向が向かう先は第2、第3のたばこ】
コロナウイルスによる収入の減少、たばこの値上げによる支出の増加により、喫煙者の「節約したい」需要は第2、第3のたばこである「加熱式たばこ」「電子たばこ(VAPE)」に向かいます。
このうち加熱式たばこは、加熱する機械本体と、燃焼部分であるスティックが必要です。
本体はメーカーによって異なりますが、高くて10,000円程度で入手可能です。
消耗品のスティック部分の価格は、紙巻きたばこと同程度の価格で販売。1箱あたりの本数も20本と紙巻きたばこと変わりません。
以上のことから、喫煙コストは紙巻きたばこと変わらず、節約の面で加熱式たばこを利用するメリットは少ないといえるでしょう。
次に電子たばこ(VAPE)は、加熱する本体とリキッド・コイルが必要です。
本体の価格は電子たばこと同程度で、高くても10,000円程度で入手可能。
フレーバーが添加されたリキッドは15mLで1,000~3,000円程。