4人に3人が今年の年末年始は外出予定?まだまだ油断は禁物!冬の寒さが引き起こす「免疫力低下」「便秘」「肥満」の負のスパイラルに要注意!
になります。体を温めると腸の動きが良くなって免疫力も活性化しますので、日頃の食生活から温かいものを食べるようにしましょう。また、寒いと暖房を使いがちです。窓をしめきってしまうので乾燥対策が難しくなりますが、加湿器などを上手に活用して、室温が20℃、湿度が50%~60%になるように工夫しましょう。そうすることで粘膜の免疫力が高まります。
水分は飲料水から1日に約1,000mlは摂るように心がけましょう。そして、室内でできるストレッチのような運動で構いませんので毎日行うことで、さらに健康リスクの軽減につながります。
帝京平成大学 松井 輝明教授
帝京平成大学 健康メディカル学部 健康栄養学科 教授
健康科学研究科 健康栄養学専攻長
松井 輝明先生
日本大学医学部卒業。
医学博士。
1999年 日本大学板橋病院消化器外来医長就任。
2000年 日本大学医学部講師、2012年 准教授。
2013年 帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科教授就任、現在に至る。
「大腸活のすすめ」(朝日新聞出版)
近年注目される腸内フローラは、その乱れにより全身のトラブルを引き起こす。食トレンドの変化、運動不足などにより、日本人の大腸は劣化していると著者は指摘。