2022年1月28日 10:00
身に着けるだけで手軽にスキンケアできる「化粧品」としての販売を認められた布製品ブランド「モイストステーション」の4製品を2月より本格発売
クリマ」という、調温機能を有する超高機能繊維を取り扱っています。この繊維は、暑い時には熱を吸収し、寒い時は熱を放出する性質のPCM(相変化物質)が練りこまれており、外気温が15℃~45℃の状況下で、体温の変化により人体にとって心地よいと感じる温度を保つ調温機能を持っています。この繊維は既に日本で寝具などに商品化されています。
今回は新カテゴリーとして、「繊維自体に保湿成分を埋め込む」という研究がドイツでなされ、「セルソリューション(R)スキンケア繊維」は誕生しました。この繊維を使って布製品を制作するため、当社では約6年の期間を費やして製品化に成功し、また化粧品の製造販売免許も取得しました。ビタミンEをはじめ、繊維以外の素材はすべて化粧品原料を使用して糸を作り生地にしています。
保湿成分であるビタミンEの生地からの放出については、ドイツのホヘンスタイン研究所で確認されています。さらに当社では国内の外部試験機関で保湿成分の効能効果を検証するため水分保持試験を実施しました。
その結果として、保湿機能の効果を有していることが判明しています。
この「セルソリューション(R)スキンケア繊維」を使った生地は、洗濯はもちろん染色する事もできるため、下着や医療用品など、様々な用途への製品化が可能となります。