レシート分析3では、「医薬品」、「美容・健康」カテゴリーの各社の購入状況(レシート1枚あたりの平均購入個数・購入金額・1点単価)をまとめたものです。
まず「医薬品」の購入状況をみると、「マツキヨ/ココカラ」2社の平均値は、となり、「ウエルシア/ツルハ」2社の平均値、よりも、平均購入金額が(+225円)、1点単価においては(+129円)上回りました。
特筆すべきは、「ツルハドラッグ」における「美容・健康」の購入状況にです。同社は、で最も高く、3社と比較すると+100円以上高いことがわかりました。
ツルハメーン利用者からは、「化粧品の種類が豊富」、「化粧品もポイントが多くつく日があり満足している(40代女性)」といったコメントが一定数みられ、化粧品の品揃えや売り方に対して、満足度が高いことがうかがえます。
また、「雑貨や化粧品、医薬品の他のついでに食品も買えて一度で買物が済むから(50代女性)」など、「生鮮食品も売っているので短時間に買い物が出来るのが便利(30代女性)」など、ツルハ一部の店舗で取り組む「精肉・青果や100円均一」の導入など、コロナ禍のワンストップショッピングのニーズを取り込めていることもわかりました。