2022年5月17日 11:00
不妊治療の保険適用に関する妊活セミナーを恵比寿で開催 参加者の98%の方が「期待していた情報を得られた」
セミナー会場の様子
■生殖医療専門医から見た不妊治療保険適用のメリット・デメリット
生殖医療の専門家という立場である小田原 靖先生からは、不妊治療の保険適用におけるメリットとデメリットについて以下の講演がございました。また卵巣機能低下症といった難治性不妊への治療の取り組みについてもご紹介がありました。
<メリット>
・経済的な負担が大幅に軽減でき、若年層の不妊症患者が体外受精を受けやすくなる。
・どこの地域でも同じコストで不妊症の保険治療を受けられる。
・卵巣の予備能検査であるAMHの血液検査も半年に一回は保険適応となる。
<デメリット>
・受精卵を全て移植してからでないと、次の保険適応治療を受けられない。
・有効性の高い先進医療の一部が、現状では保険治療と併用が出来ない。
・凍結精子、凍結卵子を用いる治療は保険適用外である。
■セミナーにご参加頂いた方の声とアンケート集計結果
グラフ1
グラフ2
<趙 貞華先生の講演を受けて>
「効果的なツボや養生方法を具体的に知ることができたのが良かった。」
「漢方などあまりなじみがなかった内容について知ることが出来て、とても良かった。」