ビューティ情報『7月14日(ないし)は「内視鏡の日」 ピロリ菌除菌済みの人も安心できない!約8割の方が除菌後の胃がんリスクを知っているのに、除菌後に定期的な内視鏡検査を受けていない方は約半数 -定期検査の重要性と除菌後の胃がんの一因を解説-』

2022年7月5日 11:30

7月14日(ないし)は「内視鏡の日」 ピロリ菌除菌済みの人も安心できない!約8割の方が除菌後の胃がんリスクを知っているのに、除菌後に定期的な内視鏡検査を受けていない方は約半数 -定期検査の重要性と除菌後の胃がんの一因を解説-

ただ、除菌治療をしても、胃がんにかかる可能性はゼロではありません。除菌時に高度の萎縮性胃炎を起こしていると、胃液が弱酸性になり、毒性を持つ口腔由来細菌のグラム陰性菌が胃で生息し、がんの発生を誘発する可能性が考えられています。

■コメント
<除菌後も胃がんリスクは除菌前の7割程度残存、内視鏡検査は必須>
日本人の3大疾病の1つであるがん。胃がんの死亡者数は、ここ数年、毎年4万人前後で推移しているものの、40年前と比べると減少しています。Take Sらの研究1)によると、胃がんの原因であるピロリ菌の除菌治療をしなかった場合の胃がん発生率は年間0.5%、除菌治療後の患者を20年間観察すると胃がん発生率は年間0.35%、と報告しています。これは、除菌治療が一定の効果を示し、胃がん死亡者数が増加していないとも読み取れます。しかしながら、除菌をしなかった場合に比べ3割ほどの減少であり、除菌治療開始当初に期待されたほどの大きな減少とまでに至っていないのは事実です。ピロリ菌は、1980年代半ばに発見され、慢性胃炎や胃十二指腸潰瘍の原因であることが判明。
その後、胃がんの原因であることも明らかになりました。

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