こんにちわ。渋谷です。子どもが大きくなるにつれて毎日怒っているような気がします。もぅマヂ無理。。。ビ-ル飲も。。。なんでこんなに怒ってしまうのか自分なりに考えた結果、何個かの要因を発見したんですが、今回はその一つをお話しできたらと思います。■その時、ふと頭をよぎるのは…■自分の黒歴史!そう、昔親に言われた時のことを思い出してしまってムズムズしてしまうんです。「子どもの頃の私とまんま同じことしてる…もぅマヂ無理。。。ビ-ルおかわりしよ。。。」となり、ついつい語気荒くなってしまう。あの時の私こんな気持ちでコレやったな…こういう気持ちでこんなこといってたな…母ちゃんはこんな気持ちだったのかな…などなど、恥ずかしさがこみ上げてきてしまうのです。だから頼む娘。これ以上お母さんを辱めないでおくれ…
2019年01月27日■「ちゃんとみがく」ってどういうこと?さっさと仕上げみがきだけした方が早いのだけど、自分でみがくことを習慣づけて欲しい!!「ちゃんと」とか「しっかり」みたいな指示はなかなか通らないことが多い…。自分的にには常に「ちゃんと」してるつもりらしい…。なので、なるべく具体的にどういう行動をして欲しいか言っています。(本当は怒らずに優しく伝えるべきなんだけど、だいたい怒っている…)■ついつい注意してしまうものの…子どもに注意しておいて、自分が同じことやっちゃうあるあるーーー!!(てかひとつのことを集中してやりきるって難しい!!)こうやって悪い手本を日々見せてるのかと、反省です。叱るより行動で示さないといけないのは分かってるんだけど、ついダラダラしているのをみてるとイライラして注意しちゃうんですよね。
2019年01月22日こんにちは、ちょっ子です。今回は我が家での子どもの叱り方のお話です。私には「きゃん太」という小学一年生の息子がいます。彼は言動のひとつひとつがロマンティックで母親の私が言うのも何ですが、心の優しいスーパーイケメンなのです。しかしそんな彼にもイケてないところがあるのです。それは…面倒くさがりでのんびりしすぎているということ!動かざるごと山の如し!小学生一年生ともなると、そろそろ自分の身のまわりのことは自分でできるようにならなければいけない年ごろです。朝は遅刻しないよう時間配分を考えて支度をしなきゃならないし宿題、明日の持ち物の準備など帰宅後のタスクも盛りだくさん。しかしきゃん太ときたら、私が何度も何度もしつこく言わないと何にもやろうとしないのです。毎日毎日毎日毎日、何度も何度も何度も何度も「早く◯◯しなさい!」を言い続けた私は飽きました。同じ事を何度も言うのにウンザリした私は、言い方を変えてみることにしたのです。このように、急かすのではなく「これをやらなかったら困るのはママじゃない、君だ」というメッセージ性を込めた言い方で(きゃん太が虫歯になったり、勉強についていけなくなったりしたら本当は私だって辛いし困るんですが…)何のためにそうするべきなのか?を、ちょっとイメージさせてみる作戦に出てみたのでした。そうすると「あ、困るわ」とハッとしたのか、(はたまた単に私の言い方が不気味だったのか)以前よりきゃん太が自主的に行動を起こすことが増えてきました。しつけとは、感情的にガミガミ言ってしまいそうになる自分との戦いでもありますが「怒られるからやるのではなく、自分のためにやるのだ」という意識を育てるような言い方、叱り方を心がけねばと思っています。
2019年01月22日こんにちわ!もうすぐ3歳のおてんば娘の育児に日々奮闘中!普段はInstagramで育児絵日記を描いている松本うちと申します。ママが寝かしつけをすると、なかなか寝ない娘…。でも、パパが寝かしつけをするとすぐ寝るらしいのです!?パパの寝かしつけのコツをご紹介します。目からうろこ「寝室は寝るところ!」寝る前、寝室で絵本を読まなければいけないっ!!!という謎の固定概念があったため、私的には目からうろこの寝かしつけ法でした!娘の場合、寝室で絵本やお歌を歌うと、大興奮して寝なくなってしまうタイプなため、この方法がベストのようです。まだまだママが寝かしつけすると興奮気味のちゃんみーですが、パパ考案の寝かしつけ法で頑張ろうと思います♪●ライター/松本うち
2019年01月19日叱るって難しい…。母になってもう6年、でも、まだ6年。いまだに「叱る」が難しくて、試行錯誤の日々です。■叱ってばかりの日々…子どもの一言がグサリ!!子どもたちが幼稚園から帰ってきたら、なんだかずっと叱ってばかりいるような気がします。もともとのどが弱い私は、夜寝るころにはのどガラガラに。それにしても、なんで子どもって同じことを何度もしてしまうのでしょう。「3歩歩くと忘れるニワトリか!」と突っ込みたくなります。まあ、こういう軽い「叱り」はまだいいのですが(根気はいりますが)、お友だちをたたいたり、道路に飛び出そうとしたりと、深刻なときの「叱り」は難しい。「怒り」「心配」「不安」、いろんな感情が飛び交うときは、つい「叱り」を超えて感情を込めた「怒り」になりがちだからです。気持ちの切り替え下手な私は、一度「怒りモード」になると、「ニコニコモード」に切り替えるのが大変。「叱り」が終わったあとも、自分の中のイライラが解消できずに不機嫌になってしまったり、その後子どもが普通に接してきても、ぶっきらぼうな対応をしてしまったりすることがありました。そんなときに子どもに言われた一言が…ズキューンと胸に突き刺さりました。せっかく子どもは気持ちを切り替えて普通に接してきてくれているのに、母である私は自分の感情をコントロールできずにずっとウジウジ怒っている。それに対して、夫は大人の対応をしている。しかもそれを子どもに悟られている…!いまでもやっぱり気持ちのモード切り替えは苦手ですが、母になった今、そんなことは言っていられない。ひとしきり叱ったあとは、無理やりにでも、見た目だけでも気持ちを切り替えるように心がけるようにしています(顔は引きつってるかもだけど…苦笑)。最初は無理やりでも笑顔で接していくことで、自然に「ニコニコモード」になっていくのが不思議。■「わかってくれるだろう…」で起こる「叱る」の悪循環また、これまで叱るときに「まだ子どもだから、ただ叱るだけではピンとこないんじゃないか」と考えて、具体例をだしたり、長々説明したりしていました。「自分がされた側だったらどう思う?」 なんてことを、グダグダと叱ってしまっていたのです。これだけ手を変え品を変え諭したんだから、わかってくれるだろう…そう思ってみると、ある程度物事がわかる年であれば、いろんな例を出すなどの諭し方は効果的かもしれません。でも、まだそうではない年齢の場合、集中力が続かず逆効果だったみたいです。結果として、聞いていないことにさらに「叱る」という悪循環…。また、日々生活するうえで、娘と息子では効果的な「叱り方」が違うように感じてます。息子には、回りくどい間接的な叱り方よりも、直接的な叱り方の方が効果的な気がします。わが家の場合は姉弟ということ、年齢によるものなどの違いもあるのかもしれません。ただ私の周りの兄妹を育てている先輩ママも同じようなことを言っていたので、もしかしたら男女差もあるのかもしれませんね。そんなこんなで「叱る」に試行錯誤を繰り返すわが家。私自身に課している「叱る」の目標があります。『自分の感情を巻き込まず、短く簡潔に短時間で「叱る」。そしてひきずらない』まだまだ100%実施とまではいかないけれど、これを意識することで、少しずつ「叱る」が「良い叱る」になってきているように感じます。何度注意しても同じことを繰り返す子ども。これからも、私は、子どもが大人になるまで何万回、何十万回と叱ることになるのでしょう。世のお母さんお父さん、めげずにがんばって子どもと接していきましょうね。
2019年01月11日今回は、長女ももが3才くらいの時のお話しです。■叱らない方法子どもを育てるって忍耐ですよね…「ここは叱るべき!?」っていう自問自答を何度繰り返したことか…。叱るべきところなのか、自分がイライラしてるだけなのか分からなくなる時が何度もあります。この時もそうでした。「自分が買い物に行くっていったのに」「私は両手にいっぱい荷物持ってるのに」「抱っこだと…!?」って言いたくなったんです…が!!たまたま前に本で読んだ方法を試してみたら、家まで全速力で走って帰りました(笑)。言い方ひとつで変わるもんなんだなーと思いました。でも、子どもって同じ方法がまた通じるとは限らないんですよね。忍耐ですね。ほんと忍耐!(笑)
2019年01月10日こんにちは。とりです。今回は我が家のしつけについて描いてみました。2歳2ヶ月となったむすめ。元気いっぱいなのは良いことなのですが、元気いっぱい力いっぱい母を叩いてくることがあります。それも突然に。どうやらテンションが高くてじゃれつきたいらしいのですが…普通に痛い。そんなとき、私は驚きとともに笑ってしまうことが多く、いくら言葉で叱っても「遊んでもらってる」と認識されてしまう模様…。痛いでしょ!と伝えても私の顔が笑っていたらそれにつられてキャッキャと笑い、また懲りず叩いてくるのです。このままじゃダメだ、そのうちお友達を叩いてしまう…。意を決して怖い顔を作り、怒っているのが伝わるようにしっかりとダメなことはダメと伝えることにしました。だめだ、全然きいてない。聞いてないし効いてない。目を逸らして現実逃避をするむすめ。その様子までも正直面白く感じてしまうのですが、ここで笑ったらまた同じことになってしまう。きちんと叱らないといけない…。きちんと顔を見て話を聞きなさい。伝えるとぐっとこらえたあと泣いてしまいました。むすめはまだ何が悪いかもわからずじゃれついていただけなのに…と胸がちくりと痛みます。でもこの先むすめが誰かとコミュニケーションをとるときに面白半分で人を叩いてしまったりしないように、しっかりと教えなければなりません!余談ですが、最近は「明らかな失態」をしたときに「ごめんね」と謝れるようになりました。「ありゃりゃ…ごめんねえ…ごめんねえ〜…」と可愛い声ですごく申し訳なさそうに謝られると、全力でフォローしてしまいますね。2歳に近づいた頃からぐんぐんと「人間」になってきたなと感じます。いろいろなことがわかるようになってきた様子なので、だめなことはだめと叱る。それ以上に良かったこともどんどん褒めながら育てていきたいと思いました。
2019年01月09日こんにちは! ねここあんな。です!息子のきっくんは1歳10ヶ月。言われていることもだいぶわかってきているはずだけど、すべては理解できていない。今回は、そんなきっくんへのわが家の「叱り方」についてお伝えします!■1歳児に「叱る」意味はあるのか?まず、そもそも1歳児に「叱る」って意味があるのか? という疑問があるとは思います。子どもを生む前だったら「1歳にしつけは早すぎる」、そう思っていたと思います。でも、一緒にいてよくわかるんですが、子どもって大人が思う以上にこちらの伝えたい気持ちを把握しているんですよね。例えば「テレビに近い」ことを注意しても、わかる年頃ってもっと大きくなってからだと思っていました。でも、テレビのすぐ下に何かバリヤーになるようなものを置くのもかわいそうだし、言って聞いてくれたら助かるなと思ってたんです。そこで、一人歩きをするぐらいになってから、テレビの近くへいくたびに…。少し低い声で言います。顔はもちろん真剣な表情で!最初は「?」という感じなので、そのたびに少し離れたところへ連れて行ってました。これぐらいのことなら「怒る」というより「わかってね」という感じ。1歳前後の頃からひたすら、6ヶ月ぐらいこれを繰り返すのは結構面倒でした(笑)。それでも続けていたところ…■1歳でも「ダメ」がわかってくれた瞬間なんと素直にテレビから遠ざかっているではありませんか!!「え? 偶然?」そう思っていましたが、別の時にも注意すると「わかったよぉ~」と言わんばかりに自ら移動!! これは続けた成果がありました!うれしくてうれしくて、わが子が引くほどほめちぎりました!! アメとムチのアメは、甘々なぐらいで良いのが、わが家流です。かなりうざいぐらいやります。意識してというより、気づいたらやってます(笑)。もちろん帰宅後の夫にも報告。夫からも“ほめほめ攻撃”をくらう息子なのでした。■「絶対にダメ」が何かを伝えるためにちなみにわが家はなるべく「ダメ」という言葉をおさえています(おさえててもつい口から飛び出してしまうことがあるんですが)。なぜなら「ダメ」は効果を発揮させるためにも、「本当にやってほしくないこと」に備えているんです。例えば、物を投げるのもだれかにあたったら危ないので、わが家ではボールだけOKと言い聞かせています。もちろん人の顔をたたく、何か(人形など)に乱暴をするのにも、誰かを傷つけてしまうかもしれないのでNG!また自らが危険な目にあうようなことは絶対にダメ。火に近づく、走ってる車に近づく、正体のわからないものを食べる、そんなときはまず「ダメ!」の声がけです。安全が確保されてからダメな理由を伝えます。そういうときはいつもよりきつく言います。お互い人間。私自身、いつも聖母マリアのようなほほ笑みをしていたらパンクしてしまいます。「誰かの痛み」や、「本当の危険」に気づくことができる子になってもらうためにも、小さいうちから声と表情で伝えることが必要だって思います。■結局は親の演技力? あなどれない1歳児の理解力私たちの演技力(!?)もあって、今のところきっくんは「なんとなくそれをやっちゃダメなんだ」と認識してきています。何歳だから叱っていいとかじゃなくて、何歳からでもダメなものはダメ。理解できたらたくさんほめてあげる。それの繰り返しかなぁと思っています。ただし月齢や年齢に合わせて言い方を工夫したり、言い回しに変化をつけています。そうやってわかってもらう努力は大切にしたいです。こんなふうにわかりやすい言葉で伝えたからなのか、表情や声に変化をつけたからなのか、ある日からコンロは触らなくなりました。冷蔵庫の開け閉めも同じで、きちんと言えば伝わったりもするんです。1歳のしつけって迷うところもありますが、自分は女優だと思って時には怒りの顔を見せることも大切なのかもしれません。そしてわかってもらえたら、ほめ倒し! わかってもらえなくても、焦らず、継続あるのみです!(笑)自分が思っている以上に子どもって理解力があったりして、こっちが驚かされます。
2019年01月07日新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。新年一発目の記事は、「しつけ」についてです!約1年半前のことです。上の子イチコは3歳。0歳の子どもがいる友だち、1歳になりたての子どもがいる友だちと集まりました。そこであることを聞かれたのです。3歳のイチコに注意することが日常すぎて、いつから声かけをし始めたか、まったく覚えていませんでした!育児って目の前のことに必死すぎて、振り返ると本当いろんなこと忘れてる…。その後どうだったか記憶をたぐり…そしてふと思い出したんです!イチコが0歳のとき私も同じことで悩んで、近くの保育園の先生に聞いたことを…!先生のおっしゃるとおり、泣かずにおもちゃを貸せるようになるのは、3歳の終わり…いや、4歳になってからだったと思います(まさかのそこ曖昧)。でも先生の言う、「親が『まだわからんやろ』『できひんやろ』と決めつけて何も言わないより、子どもがわかってなさそうでも、できなくても伝え続ける」って大事な気がします。いつかわかってくれるときは来るし、それを行動に移してくれるときも来る。それを想像して…いまイヤイヤ期でおもちゃを貸せない二太郎に、「貸してあげようね」と言い聞かせる日々です。ふぅぅぅ…。(デカめのため息)
2019年01月07日長男が4歳、次男が2歳になる頃の話です。長男は幼稚園に入園し、はじめての環境に少し不安な様子を見せていました。はっきりと幼稚園を嫌がることはなかったのですが、朝は行き渋ることが多く…どんなに夜早くに寝かせても朝起きようとしなかったり朝ごはんをだらだら食べたりトイレに行かせるのも、制服に着替えさせるのも一苦労という状態。それでも幼稚園に行く前から嫌な気分にさせないようにと、私はにこにこ笑顔で、時に歌を歌いながら、踊りながら、飛んだり跳ねたりして長男を笑わせよう、楽しい気持ちにさせようと必死でした。そんな中、もうすぐ2歳でイヤイヤ期に完全に入っている次男がわがままを言い始めます…。イヤイヤに付き合っていろいろ聞いてあげても、あれでもないこれでもないと次第に大泣きし始めます。次男1人だったら泣き止むのを待つことも、じっくり時間をかけて言い聞かせることもできるのですが、長男は次男の泣き声を聞くと不安になるので、泣かせっぱなしにすることもできません。そんな時、次男は“これさえあれば機嫌を直してくれる”というアイテムがあって…それは 「お気に入りのおもちゃ」でした。本当はおもちゃで遊びながら食べるなんてしてほしくないけどただでさえ幼稚園を行き渋っているのに、次男の泣き声で長男の不安を大きくするのは避けたいので仕方なく…。それでも「しつけを…マナーを」…と思うと、そのまま遊ばせておくわけにいかないと、おもちゃを持たせないようにしようとする日もありましたが、やはり長男が不安になるため、食事中のおもちゃを許してしまいます。“しつけ”よりも“次男を泣かせないようにすること”の方が大事になっていることに対してと不安になる思う日も多かったです。 2歳前後の子がおもちゃなしで食事を食べているのを見て「これじゃダメだ…」と自己嫌悪にも似た感情を持つこともありました。それでも長男を不安にさせたくない気持ちの方が上回り、次男には「おもちゃを持ってご飯食べるの嫌だな~」など、言われて泣き出さない程度の簡単な声かけだけを続けていました。それから1年半…未だにお気に入りのおもちゃを目の前に起き、眺めながら食事をしたいという日もありますが、ダメと言われたら泣かずにきちんと言うことをを聞くようになりました。一時はどうなるかと思いましたが、イヤイヤ期が落ち着いて「我慢すること」「感情をコントロールすること」ができるようになってきたことで、少しずつ言うことを聞いてくれるようになったのかなと思います。子育ては楽しいことも大変なこともたくさん…これからもいろいろ試行錯誤しながら、がんばっていきたいです。【お知らせ】 第3話 の記事下アンケート「Q1.休日に休めていますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「子育て世帯「休めている」のは4%…ママに休みはない? 残る夫婦の不公平感」
2018年12月30日こんにちは。わたしはこいしさんと申します。現在4歳差の姉妹を育てている主婦です。子育てをしていて、私が一番難しいなと感じているのが「しつけ」です。上の娘は6歳になり、いろんなことが理解できているなと思う反面、「分かっているはずなのに、なんで何度言っても直らないんだろう…」そんな風に感じることも増えました。そんな日々の中で、わたしはふと、自分の幼少期のことを思い出しました。ただのおばさんの思い出話ですが、私と同じように「(子どもが)何度言っても聞かない! キィーーー!」となりがちなお父さんやお母さんに読んでほしいです。■父の口癖うちの父の話をします。父はわりと豪快な性格で、口調がかなり荒っぽいです。自営業をしており、取引先とはかなりフレンドリーな付き合いで、私は父が敬語を使っているところをほとんど聞いたことがありませんでした。そんな父は怒ったとき、「バカやないんか!」と言うのが口癖で、幼少期の私にも、その口癖がしっかりとうつってしまっていました。あるとき、私は友だちとの会話の中で、何も考えずに「バカやないん!」と口にしてしまったことがありました。私としてはツッコミ、くらいの気持ちだったのですが、そのときの友人の反応…そうではありませんでした。■友人の反応友だちを傷つけて、そして怒られるという出来事は、私にとってすごく強烈でした。「バカ」は、絶対使っちゃいけない言葉だということ、無神経な言葉によって人が傷つくことがあることを、私は友人との会話で学びました。■親ではなく他人から学ぶ経験単純に、母親から「バカは言ったらいけんよ」と言われてもきっと流れてしまっていたと思います。「ああまた言いよるわ」くらいに思っていたと思います。たとえば、親に叱られるのはある意味慣れていても、他人に叱られる体験ってなかなかないですよね。家で言い聞かせていることも、本当の意味で理解をするのは、外で痛い思いをしたときなのかもしれません。きっと娘も、理解力はついてきたけど、まだまだ経験が足りてないだけなんじゃないかなと思うんです。だから私も、「いますぐになんとかしたい」という気持ちはいったん置いておいて、「いつか分かるときがくるよね」という気持ちで接していきたいな、と思っています。そんな私の昨晩の様子を載せておくのでぜひ参考にしてくださいね。※本文はあくまで理想論です
2018年12月29日私は4児の母なせいで、「ベテランね~」なんて言われることが多々あります。子どもが多いだけで全然ベテラン感はないのですが、そうそう怒るようなこともなくなってきたような気がします。次女が特に問題のない幼稚園児だったということもありますが、(クラスで問題起こすでもなく、毎日ニコニコで登園してた)すごく怒った記憶はないですね〜。長男長女のときも、今くらい心が広かったら…と思うほど。そんなわけで怒られたことないNO.1、次女のちいちゃんでしたが、それが激変したのは、彼女が小学校に入学してからです。相変わらず学校では頑張ってる次女でしたが、家に帰ると…宿題絶対したくないマン! になってしまうのです…。先におやつ食べたい!ちょっと休憩したい!果てには「公園に遊びに行きたい」なんて言い出します。ここで公園に行かせると、あとあと大変なことになるのはすでに体験済み。思いっきり遊んでご飯食べると、もう眠くなって宿題どころじゃなくなるのです…。だから絶対に先に宿題をしてほしい!!!「宿題しなさいー!!」のお母さんの怒声に泣いちゃう次女。怒られ慣れてないから、よけいショックみたい。小学生になり、幼稚園の頃とは生活が激変した次女。学校では頑張ってはいるけど、家ではわがまま言って甘えたいんだろうな。しかしやるべきことはあるわけで…試行錯誤は続くのでした。
2018年12月29日子どもの良くない行動を見て注意したりすることがよくあるのですが、子どもだけじゃなくて、大人の私もいろいろ日頃から気をつけないとなーと思う出来事がありました。■ある日のスーパーでの出来事このカート、すごく便利で助かるんですよね! ハンドルとかもついてて、長い買い物でも飽きずに乗っていてくれるので買い物もしやすいんです。支払いを終えて長男は自らカートの扉を開けて外へ、私はカートを元に戻そうと扉を閉めようとするのですが…このカートの扉がめちゃくちゃ固くて、ふつうに手で押しただけでは全然閉まる気配がないのです!両手を使って体重を乗っけて思いっきり押さないと閉まらない硬さ…でもこの時の私の状態は…片方は大量に入っている買い物袋、もう片方はすぐにどこかへ行ってしまいそうな長男の手を握っていて両手がふさがっている…おまけに前には次男がいるので屈むのもひと苦労…買い物袋をおいて次男が落ちないようにかがんで両手でドアを押そうか迷いました…ですが面倒くささが勝ってしまった私は…足を使ってしまったのでした!ドアは簡単にしまってくれましたが、、またその次の日買い物に行き、帰ろうとしたとき、長男が自分でドアを閉めると言いだしました。ママが大変そうなのを察してくれたのかしらなーんて思っていたのですが次の瞬間、思いっきりドアに蹴りを入れ出した長男!足でやったらだめでしょ!! と注意しようとしたのですが、あれ? この光景どこかで見たことあるぞ??これは…そう! 長男はきっと私が足で蹴っているのを見て、真似してしまったのです!!■子どもは自分たちを見て育つ、を実感この長男の姿を見て、子は親の鏡って言うけど、日頃の振るまいに気をつけないとなーと反省させられたのでした。親のちょっと行動も実はしっかり見られているんですね…今もガミガミ叱ってしまうことが多いのですが、たまには自分たちの行動は子どもたちの見本になっているのか、振り返ることも大事だなーとこのことを思い出しては反省するのでした…(ほんとたまにですけど…笑)
2018年12月28日毎日育児と向き合っていると綺麗事では済まされないことも多いですよね。皆さんはお子さんを叱る時どうされていますか?ご家庭の方針で叱らないという方もいらっしゃるでしょうが、我が家の場合は…我が家は男の子と母親の距離が近すぎて、小学校に入ると優しいママンは完全にナメられています(汗)。そこでカミナリ要因としてパパンが呼ばれるわけですが、普段温和な性格のため叱る時に物凄いエネルギーを消費します。男の子は父親に戦いごっこやスポーツで挑んでくる事が多いため、その時に弱い父親像を見せてはパパンもナメられます。腕力で圧倒的な力の差を見せてやらねばならないことも多いのです。しかし、女の子には、こんなやり方は逆効果。精神的な成長が早いのか?なぜ叱られているのか順序を踏んで伝えなければ大炎上。いきなり大きな声で叱ろうものなら、一日口を聞いてくれません。アリッサが大好きなパパンとしてはこれほど堪える仕打ちはありません。そして我が家では子供が悪い場合でも、お互い謝って仲直りするようにしています。こうすることで子供も素直に受け入れられるのです。プライドに年齢は関係ありません。子供も人です。自分の感情に任せて、多くの人の前で我が子を怒鳴り散らしたことはありませんか?大人がやられて傷つくことは、我が子にも気をつけましょうね。
2018年12月28日みなさんこんにちは! まつざきしおりです。平成最後の投稿ですよ~!(言いたいだけ)今回は、わが家のしつけに関してのお話です。どうぞゆるりと読んでやってください。娘は第一次反抗期、いわゆるイヤイヤ期がすごすぎて、常に私は心がポッキー状態だったのですが、その地獄のようなときも、4歳になるころにはだいぶ落ち着き、やっとこさ平穏な日々がやってきました(笑)。しかしそれに伴い、娘を怒る機会も減ったので、少し怒ったり注意したりすると、すぐにショボーーーンとするようになってしまいました。(わが家ではそれを、プレパラート現象と呼んでいます。)思わず、感情的に怒ってしまいそうになることもありますが、それで言うことを聞くかと言ったら、そうでもない…!怒りたくなる気持ちを深呼吸をして一度落ち着かせ、娘の目を見て「なぜ注意しているのか」の理由を話すように心がけています。(いや、それでも「コラーーー!」てなることもありますが。母さんも人間だもの。)しかし、最近では理解力がある分、もっともらしい理由をつけて反論してくることも…!子どもの成長とともに、こちらも成長していかないといけないなと、実感する今日このごろです。
2018年12月28日子供のしつけってどれが「正解」みたいなのがないから悩ましいとこですよね。我が家も夫と私、そしてお義母さん、それぞれが自分なりの育児方針があるのでよく衝突します。娘がベイビーの頃は、まだ大人側も探り探りだったのと、ワガママがあったとしても「まだ言ってもわからないから仕方ないよね…」とわりと大目に見ていたところがあったんですが、さすがに言葉を理解できるようになってきたらそうはいきません!特に最近なんかは自立心も芽生えてきてるせいか、娘も反抗的な態度をとりがちで私達も厳しく叱ることが増えてきました。例えば夕食前。とにかく娘は1回や2回「ご飯だからお片付けして、手を洗って」と言ったところで素直に行くことはまずありません。最初のうちは優しく言い聞かせていた私も段々と声を荒げることになります。しかし、毎度のことに慣れたのかもう娘は私が少々声を荒げたぐらいでは動じません。しまいには私の「もう知らないからね!」の捨て台詞です。(これもはじめはそこそこ効いてたんですが最近は「いいよ」とか言い返してくる憎たらしさ…ギギギ…!)そこへ見かねたお義母さんがやってきてお菓子でどうにか解決を試みてきます。まさに「アメとムチ」のアメ派。おじいちゃんおばあちゃんが孫に甘いのは世の常。ですが夕飯前に甘いものはいかがなものか.…それに翌日もまたご飯前にゴネればお菓子がもらえると思い込むかもしれません。なので、やんわりお義母さんには待ってもらうんですが、これもお義母さんを傷つけないよう言葉を選ぶのに結構苦労します。正直、娘に怒っている時にお義母さんには笑顔で配慮ってなかなか難しく、自分でもわけわからなくなって竹中直人ばりの「怒りながら笑う」みたいな状態になります。夫はお義母さんとは逆にムチ派で、私やお義母さんが言っても聞かない時ガツン! と叱る感じです。これは効果てきめん。さすがの娘も1回で言うことを聞きます。ただ、効きすぎて泣き出すとさらに面倒なことにもなります。グズグズといつまでも泣いて夕食どころではなくなることも。(最悪パターンはここでまたお義母さんのアメちゃんが登場というカオスなことに…)こんな感じで夕食前は大騒ぎだったんですけどもね、最近わたくし手っ取り早く娘に手を洗わせる画期的な方法を編み出したのですよ!それは...洗面所駅まで「お母さん列車」の運行です!!駅員風にアナウンスしつつおんぶのポーズをすると、どんなに急かしてものらりくらりとしていた娘がダッシュで飛びついてくるのです。そして「がったんごっとん」と言いつつ洗面所まで連れて行くと自分で手を洗い、席に着き比較的スムーズに夕食に入ることができます。やっぱり子どもも叱られながらイヤイヤやらされるより、楽しくやるほうがいいですもんね!とはいえ、この方法も私に体力と気力がある時限定だし、飽きっぽい娘のことだからいつまでもつやらで「これで解決!」とならないのが育児の難しいところ。これからも家族でああだこうだと試行錯誤しつつ、子育てをしていくのだろうと思ってます。
2018年12月25日今回は娘ほぺこへのしつけのお話です。そもそもしつけのタイミングはそれぞれの家庭によって状況が違うので、「これが正解!」ってのは絶対にないと思います。なので、私はまともに育児書を読んだことがありませんでした。(単にめんどくさかっただけなんですけどね…。)で、ほぺこに対するしつけを思い返すと……我ながらちょっと厳しかった。汗■恐怖のしつけ大魔王と化した母親、そのワケは…しつけをスタートした年齢も0歳からです。ある日を境に「ダメよ!」と言われるより、気付いた時にはそれが当たり前になっているのもひとつの手段かと思ったので。私にはどうしてもほぺこに守ってほしいことがありました。・きちんと挨拶できること・周りの人達への感謝の気持ちをもつこと・食べ物を粗末にしないこと・物を大切にすること・お金の大切さを理解すること上記のことに関しては「まだ小さいからわからないよね」という免除を一切許さずに教えてきました。食べ物をポイしたら、0歳でも険しい顔をして注意し、ママがとても怒っていることをアピール。ごはんを残したら、大好きなデザートでもその日はお預け。お片付けを嫌がったらおもちゃをゴミ箱に入れ、捨てたフリをしてしばらく隠しちゃう。日常の挨拶はひとつひとつ事細かく指導して、大きな声で相手に伝わるように練習させたり…。我ながら、かなり口うるさいママだったと思います。当然ほぺこは私にたくさん叱られてよく泣いていました。ほぺこにとって私の存在は、大好きなママであると同時に恐怖の大魔王でもあったと思います。旦那や実家からは「まだそんなに怒らなくても…」と注意されたことも多々ありました。汗それでも私が今まで続けてこられたのは…ほぺこに激甘なアメ要員がたくさんいたから!!もう周りのみんなが心からほぺこを愛して優しくしてくれるので、一番ほぺこに嫌われることがない自分がムチ役になっても問題ない環境だったんです。笑もしこれがワンオペ育児だったら、ほぺこはもっと萎縮して心を閉ざしていた可能性だってゼロではないと思います。ほんっっっとに家族には感謝しかありません!!もちろん私だって愛情表現やスキンシップもたっぷり与えたつもりなのでご心配なく!!(←今さらちょっと言い訳)そんな「アメとムチ大作戦」をほぺこに続けた結果どうなったかというと…■母の厳しいしつけの結果…大魔王の出番、激減。ママから注意される前に自ら行動する癖がついたようです。(もちろんまだまだな時もありますが…)ほぺこは大変な乳幼児期だったと思いますが、その分今は褒められることが多くて楽になった…と思ってくれていたらいいな。汗私が守ってほしいことはきちんとほぺこに伝わってくれたので結果オーライだと思っています。逆に旦那は、最近ほぺこに色々教育する機会が増えてきたんですが…そんな「アメとムチ大作戦」をほぺこに続けた結果どうなったかというと…の◯太のくせに生意気だぞ!と言わんばかりの関係。旦那と娘のお約束について私は必要以上に口を出さないつもりなので、これからどうなっていくのか楽しく見守っていこうと思います。笑ほぺこのしつけに関しては基礎部分で一段落つきましたが、来春生まれてくる次女の時はどうするかまだ考えていません。同じにするかもしれないし、変えるかもしれない。ほぺこの時の反省点も考慮しつつ、次女の性格をそれなりに見極めて決めたいと思っています。以上、ほぺこのしつけの思い出話でした。これはあくまても我が家の話の記録であり、この方法を正解とも不正解とも思っていないし、間違っても推奨するつもりはないことだけは最後に念押しさせてください。これからもほぺこの成長と共にどう教育していいのか悪戦苦闘すると思いますが、後々振り返ってくすっと笑える出来事にしていけたらいいな!
2018年12月21日どうもこんにちは、のばらです。子どもの叱り方って難しいですよね。おそらくほぼ8割くらい、とっさに怒鳴ってしまってるんですが、そのあとハッと我に返り、それぞれに合った話し方を心がけています。どんな時にも感情的にならず、子どもが素直に聞き入れる諭し方ができたらいいのですが、まだまだ修行が足りません…。結局同じようなことで毎日怒っている、母も子どももあんまり成長してない我が家なのでした…涙
2018年12月21日今回はしつけについて書かせていただきます。■マナーを教えなくちゃ! と意気込みすぎて…最近はネットやメディアで「マナーが悪いこと」への批判をよく目にするようになりました。私自身が初めて知るマナーも多く「今まで知らず知らずにマナー違反をしていたんだ」なんて反省することもあり、子どもたちにはしっかり教えてあげないと…と必要以上にガミガミ星人になっていました。そして子どもの言葉にようやく気がついたのです。ガミガミうるさいお母さんになりたいわけじゃなく、注意すること教えることも大事だけど、それよりまずはニコニコ笑顔で、子どもたちに好かれるお母さんでいたいと思っていました。何より自分自身を振り返れば私の母はうるさくなく、おおらかな人だったので、のびのびと生活できていたことを思い出しました。何でも細かく注意されるのは誰だって嫌になります。しつけというのはとっても大事ですが、息抜きがないとお互い苦しくなってお互いが辛いです。たまにはいいか~と息抜きしながら、ゆっくり教えていけたらと思っています。
2018年12月19日忙しく慌ただしい朝。自分からすんなり着替えるようになった兄姉たちに対して、なかなか着替えようとしない3歳三男。私自身も忙しい時ほどガミガミ言ってしまいがちです。何度言っても着替えようとしない三男に、『いい加減にしなさい! 何してるの!』と言ったところ、まさかの返事! 的確にイライラポイントをついてきました(そして不覚にも吹きだしてしまった私(笑))。なんやの仕事って!! キイイイー!!となっている様子を見ていた我が家の聖母・長女。本人が『仕事』と言った事を受け入れつつ…と~っても上手に3歳のお兄ちゃん心をくすぐり、見事に着替えさせたのでした。その時々ですぐにカッとなりやすい母(35歳)に対し、どんなときでも穏やかで、相手のことを受け入れつつ上手に諭す事のできる長女(小3・7歳)。下の子達のしつけスキル。長女の方が遙かに上です(笑)
2018年12月19日こんにちは!はな@まるママです。2歳10ヶ月の男の子“まる”を育児中なのですが、毎日毎日、本当によく動き回り、何にでも興味深々で、何でもやってみたがるし、できないと怒って泣くし、自由奔放に生きる野生児のようで…まだまだイヤイヤもあるし、とにかく我が道を行くまるですが、それでも最近はずいぶんと楽になりました。■始めはうまく進まなかったわが子のしつけその要因の1つは、『危ない!』『ヒヤッ』とさせられるような行動が減ってきたことだなぁと感じていたりします。2歳児まるを育てていて、とにかく何としても守らなければならないのは“安全”なのだ…!と目を光らせて過ごしてきたわけで…こんな自由奔放な2歳児まるに対して叱るタイミングというものを、現在1つ明確に決めていて、それというのが、“危険なことをした時(自分や相手を傷つけるような行動をした時)”だけは迷わずビシッと叱る!ということ。…と、今でこそ、はっきりとした“叱るタイミング”の線引きをしているのですが…実際には、2歳前から始まったイヤイヤ行動に対して、私の方がうまく対応できず、つい感情的に怒ってしまったり、2歳児相手に伝わらないような言い方をしてしまったり…ああすればよかったこうすればよかった…と、毎日のように反省を繰り返していました。もともとは“いつ叱るか”なんて、自分の中でも特に決まりはなくて、『いま困るからいたずらしないで!』『他の人の迷惑になるから今はやめて!』と…私のその時々の都合によって、怒ったり怒らなかったり…でもそれでは2歳児まる相手にはなかなかうまくいかず、私にとっても怒ること自体がより一層ストレスになっていたり、このままでは幼いまるの自由な感性や好奇心を奪うんじゃないか…と、不安になったりしていました。■たどり着いたわが家のしつけルールあらゆるイヤイヤ行動に対して、叱る・叱らないの線引きをしなければ…と、イヤイヤまる&イライラママで過ごす日々の中でたどり着いたのが……こんな考えでした。そして“危険なことをした時(自分や相手を傷つけるような行動をした時)”を叱るタイミングにしようと決めたのでした。もちろん、そうは思ってもこちらも人間なので、危険な場面ではなくてもイラっとしたりムカッとしたりすることはあるのですが、自分の中での線引きがあるのと無いのとでは、やはりとっさの対応が違ってくるような気がします。いつ叱っているか、具体的な例をあげると…車通りのある道で手を繋がない時、棚の上など、危険な場所に登ろうとした時…たくさんありますが、とにかく本人が怪我をするかもしれない、危険な時です。まるにとっては、楽しくてついやってしまう事だったりするのも分かるけれど、叱るべきタイミングだと思っているので、甘さや優しさはなく真剣な声で『危ないからそれはやってはダメ』『車が来るところで手を繋がないなら、危ないから一緒にお出かけできないよ』というような具合で、強めに伝えています。おかげで、いつの頃からか、車通りがあるところではまる自ら手を繋いでくれるようになりました。ありがたい…!そして、自分以外の誰かを傷つけるような行動だと…八つ当たりで物を人に向かって投げてしまった時、怒ったりイヤイヤしたときに、その表現として人を叩いたりした時、階段でふざけて人を押したりした時…これも、そのときまるが腹を立てている表現だったりただふざけて遊んでるつもりだったりするのは分かりますが…『人を危ない目にあわせたり、傷つけることはしちゃダメ』と、その場で伝えるようにしています。とは言え、なかなか、まるの方がおふざけモードのままできちんと聞いてくれない時なんかもあって、もっとキレのある叱りスキル(真顔や声のトーンでしょうか…)を習得せねば…と思う事もしばしばではありますが…2歳10ヶ月のいま、“あれしたい!これしたい!いやいや!したくない!”なんていう自由奔放さは相変わらずながらも、段々と危険な行動が減ってきたなぁと感じる今日この頃です。また年齢があがってくると“叱る”タイミングも少しずつ変わっていく必要があるだろうなと思いつつ…今もうしばらくは“安全第一”でやっていければと思います。
2018年12月18日イヤイヤ期が始まってから、息子を叱る回数がグンと増えました。叱っても叱っても、全く効き目がありません。朝から晩まで息子のためを想って、叱る毎日。ただ…息子のために叱っていたつもりが、最近はイライラをただ単に息子にぶつけているような気が…。しつけしているつもりが本当はできていないかも。息子からしたら、私はどんな感じに見えるんだろう。ちゃんと私が教えていることが伝わっているのだろうか。まずは叱る際に自分が冷静にならないと。1. 怒ると叱るの違いをハッキリと意識する。2. 感情的にはならず、『なにが悪いことなのか』を伝える。3. どうやるべきなのかを教える。もちろんイヤイヤ期は感情的になりやすく(叱る回数が多い)、つい「ああああああああ!!!」ってなるんですが(笑)このルールを念頭に置くと、一瞬だけ冷静になれる自分がいます。叱っているつもりが実は単に怒っているだけだった…ということはよくあると思うので、今後もマイルールを意識してしつけをしていきたいと思います!
2018年12月14日育児をしていると、避けては通れないしつけ。家庭や個人の方針でいろいろなしつけの仕方があると思います。他の人はこの場合だったらどうやって叱るんだろう…と気になることも多々あります。「怒る」は感情的になっていて自分のために、「叱る」は冷静に相手のためにとどこかで見たことがあって、今でもすごく考えさせられる言葉です。■つい感情的に!? わが家のしつけ子どものためにと思っても、感情的になって言いすぎてしまったりすることもあるし、毎日何度も何度も同じことが続くと、初めは冷静でいられても回数を重ねるごとに感情的になってしまうことも。でも、どんなに感情的になって怒ってしまっても、子どもってすぐに笑顔で「ママ大好き!」って言ってくれるんですよね!少し前まで怒られて泣いて「ママ、嫌!」と言っていても、すぐにニコニコしながら話しかけてくれると、怒りすぎたなと反省してしまいます。とくに1日の終わり、寝顔を見ては反省する日々です。もう少し優しくしよう! と思っててもそれがなかなか難しい…!■叱るって難しい。だからこそ…しつけのつもりが感情的になってしまうこともよくある私ですが、寝る前に絶対にしていることがあります。それは子どもをぎゅーっとハグすることと、「なーとみーはママの宝物だよ! 大好きだよ」とうざいくらいに伝えること(笑)そして怒ってしまった日は「ちゃんとルールが守れる人に育ってほしいから怒るんだよ。大好きだから怒るんだよ」とも伝えています。次男はまだそこまで理解できていないかもしれませんが、伝えることは大事かなと思っています。冷静に子どものためだけに叱るのって簡単なようで難しくて、時には感情が爆発して「もう嫌!!!」となることもありますが、そういうときはお菓子を食べたりストレス発散も大事だよな~と思い日々過ごしています。だから太るんですよね…(笑)育児って今まで生きてきた中で最高難易度に難しいです(笑)
2018年12月13日「ピアジェの心理学を知れば、子どもの発達がよく分かる!?有名な『4つの発達段階』をまとめてみた」でもお伝えしたように、人間にはいくつかの「発達段階」があると考えられています。心理学者ジャン・ピアジェ (1896~1980)の場合、「感覚運動期」「前操作期」「具体的操作期」「形式的操作期」という4つでした。発達段階の区分や名称は、学者によって異なります。心理学者エリク・H・エリクソン(1902~1994)は、「乳児期」「青年期」「成人期」など8つの発達段階を提唱しました。こちらのほうがなじみ深く、イメージしやすいかもしれませんね。エリクソンによる発達段階論は、教員志望者だけでなく、保育士を目指す人たちにも学ばれています。保育士試験で頻出のためです。保育士志望者はなぜ、エリクソンの理論を学ぶことを求められているのでしょう?それは、子どもならではの特性を理解し、発達段階を意識して接する必要があるから。もちろん、子どもを持つ皆さんにとっても有用な知識です。我が子だけでなく、自分の発達段階も意識することで、人生観が新たになるかもしれません。今回はエリクソンの発達段階論を、できるだけ分かりやすくご説明しましょう。心理学者エリクソンの人物像エリク・H・エリクソンは1902年、デンマーク系ユダヤ人の母親からドイツで生まれました。父親は不明。エリクソンが3歳になると母親は小児科医と結婚し、彼が実の父親だと伝えましたが、エリクソンは信じられなかったそうです。また、エリクソンは実の父親に似たのか金髪に青い目で、母親夫婦とは異なる見た目だったそう。そのためユダヤ教会では「異邦人」、地元の学校では「ユダヤ人」と呼ばれ、アイデンティティーに苦しんでいたようです。この頃の経験が、心理学者としての研究に影響しているのかもしれません。学校を卒業後、エリクソンは画家を目指しましたが、やがて挫折。失意のうちに過ごしていたとき、ウィーンに学校を設立しようとしていた親友に呼び寄せられます。そこでエリクソンは教師として活躍し、周囲の人から才能を認められ、児童分析家となりました。1933年にドイツでヒトラー内閣が成立すると、反ユダヤ主義を恐れてエリクソンは米国に渡ります。そこで彼は次々と成果を挙げ、精神分析家・児童分析家として名声が高まりました。イェール大学の人間関係研究所では文化人類学者たちと交友を深め、精神分析に文化人類学を取り入れることを思いつきます。その成果が、1950年に出版された『Childhood and Society』(『幼年期と社會』全3巻、日本教文社、1954~1956年/『幼児期と社会』全2巻、みすず書房、1977~1980年)に反映されているといえるでしょう。この本は発達心理学の古典的名著として知られています。また、現代で「アイデンティティー」「モラトリアム」という心理学用語が一般的に使われるようになったのも、エリクソンの影響といえるでしょう。エリクソンの「心理社会的発達理論」とはエリクソンが提唱した論は、「心理社会的発達理論(psychosocial development)」と呼ばれています。人間の心理は、周囲の人々との相互作用を通して成長していくという考えです。その特徴は以下のとおり。-人間の発達段階を8つに分けている。-各発達段階に「心理社会的危機(psychosocial crisis)」がある。-人間は心理社会的危機を乗り越えることで、「力(virtue)」を獲得する。「発達課題(development task)」と呼ばれることもある心理社会的危機は、「〇〇対△△」というかたちで表されます。たとえば、18~40歳にあたる「初期成人期(young adult)」の心理社会的危機は「親密対孤立(intimacy vs. isolation)」。この時期、多くの人は、家族以外の他者との長期的で親密な関係を形成しようとします。うまくいけば、「力」として「愛情(love)」を獲得できるでしょう。愛は人生を豊かにします。結婚生活にもかかせないものです。しかし、他者との関りを避けたりコミュニーションを適切にとれなかったりすれば、この発達段階における心理社会的危機を乗り越えられず、孤独に陥る、ということになります。では、心理社会的発達理論における8つの段階を順に見ていきましょう。エリクソンの発達段階1:乳児期「乳児期(infancy)」という発達段階は、およそ0歳~1歳半にあたります。この時期に直面する心理社会的危機は「信頼感対不信感(trust vs. mistrust)」。人間の赤ちゃんは無力で、一人では生きていくことができません。そこで、泣くことで助けを求め、母親をはじめとする周囲の人から世話されることで育ちます。このとき、周囲の人から適切なケアを受けられれば、赤ちゃんのなかで世界に対する信頼感が構築されます。「みんなは自分を助けてくれる」という気持ちです。うまくいけば、「期待(hope)」という力を得ることができます。しかし、泣いても誰かが来てくれるわけでもなく、世話してもらえないとしたら?赤ちゃんは世界に対する不信感を抱き、「誰も自分を助けてくれない」と思うようになります。そのため、赤ちゃんに対し適切なケアが行われないと、その子の人生観に大きな悪影響を与えてしまうと考えられています。エリクソンの発達段階2:幼児前期「幼児前期(early childhood)」は、およそ1歳半~3歳にあたります。直面する心理社会的危機は「自主性対羞恥心(autonomy vs. shame)」。この時期の子どもは、歩いたりしゃべったりするようになります。とても活発な子もいて、親の手を振りほどいて走り出したり、何に対しても「イヤ」と言ったり……などは、よく聞かれる話ですね。子どもは積極的な挑戦や親のしつけを通し、排せつや着替えなど、赤ちゃんの頃は周りの人にやってもらっていたことを、一人でできるようになっていきます。親が子どもに、自分でやってみる機会を与え、適切なタイミングで手伝ってあげれば、子どもは自信をつけて、さらにいろいろやってみようという気持ちになれるでしょう。その結果、「意欲(will)」という力を獲得します。しかし、親が子どもに先回りして何でもしてあげたり、挑戦して失敗した子どもを過度に叱ったりすればどうでしょう?子どもの自主性は育たず、むしろ羞恥心を覚えてしまい、新しい物事に挑戦しようという意欲は生まれづらくなります。エリクソンの発達段階3:遊戯期3~5歳頃は「遊戯期(play age)」。「自発性対罪悪感(initiative vs. guilt)」が心理社会的危機です。保育園や幼稚園で、友だちと活発に遊ぶ時期ですね。世界に対して強い興味を持ち、「どうして○○なの?」という質問を連発したり、ごっこ遊びをしたりします。とにかくエネルギーがあり余っている状態といえるでしょう。このような子どもらしい様子に対し、親がうっとうしがる態度を見せたり、過度に厳しいしつけを施したりすると、子どもは罪悪感を覚えてしまいます。もちろん、公共の場所での適切なふるまいを教えるなど、適度なしつけは大切です。自発性と罪悪感のバランスがうまくとれれば、子どもは心理社会的危機を克服し、「目的意識(purpose)」という力を獲得できます。エリクソンの発達段階4:学童期およそ5~12歳は「学童期(school age)」です。克服するべき心理社会的危機は「勤勉さ対劣等感(industry vs. inferiority)」。小学校に通いはじめ、勉強の楽しさを知る時期です。学期中や夏休みにこなすべき宿題が次々に出されるので、「計画的に課題を仕上げ、提出する」ということを覚えます。それを繰り返すことで自信がつき、自分には「能力(competency)」があるということを理解するのです。しかし、勉強が最初から得意な子どもばかりではありません。数の概念が理解できなかったり、計画的な勉強のやり方がわからなかったりして困っている子もいます。そのような状況に対し、周囲の大人が適切にサポートせず、ただ叱っているだけでは、問題は解決できません。子どもは「自分にはできない」と劣等感を抱き、その影響はのちの人生に暗い影を落とすことでしょう。子どもが劣等感を抱かず、かつ傲慢にもならないよう、適度に褒めたりアドバイスをしたりする必要があります。エリクソンの発達段階5:青年期12~18歳頃は「青年期(adolescence)」です。立ち向かうべき心理社会的危機は「アイデンティティー対アイデンティティーの混乱(identity vs. identity confusion)」。思春期にあたるこの時期は、「自分って何だろう」「将来、どうやって生きていこう」など、自身について特に思い悩むときです。皆さんも「自分は何がやりたいんだろう?」「『自分らしさ』って何?」など、さまざまなことを考えた経験があるのではないでしょうか。「自分はこういう人間だ」とある程度確信できるようになれば、アイデンティティーが確立されたといえ、「忠誠(fidelity)」という力が得られます。自分で選んだ価値観を信じ、それに対して貢献しようとすることです。たとえば、「○○の国民として義務を果たそう」「地球に住む生き物として、自然環境を守らなければ」などと強く思い、行動することが該当します。一方で、アイデンティティーが確立できないと、「自分は何なのだろう」「何のために生きているのだろう」と悩みつづけることになります。共同体のなかに自分の居場所を見つけることが、アイデンティティーの確立につながるでしょう。エリクソンの発達段階6:初期成人期18~40歳頃は「初期成人期(young adult)」と呼ばれています。乗り越えるべき心理社会的危機は「親密対孤立(intimacy vs. isolation)」です。生まれた家庭や学校を離れ、多くの人との関係を築く時期です。恋愛を経て結婚に至る人も多いでしょう。新たな家族や友人との長期的・安定的な関係を通し、「愛情(love)」という力を獲得します。幸福な人生を送ることにつながるでしょう。しかし、他者に積極的に関わることをためらったり、長期的な人間関係を築くことを怠ったりすると、人間は孤独になります。家庭を持つことが難しくなってしまうでしょう。エリクソンの発達段階7:壮年期40~65歳頃は「壮年期(adulthood)」です。克服するべき心理社会的危機は「ジェネラティビティー対停滞(generativity vs. stagnation)」。ジェネラティビティーとはエリクソンによる造語で、「次世代育成能力」などと訳されます。子どもを育てたり、職場の後進を育成したりなど、自身が属する共同体において後の世代に貢献することです。自分の時間やエネルギーを子どもや若者に使うことで生きがいを感じるという人も多いのではないでしょうか。これにより、私たちは「世話(care)」という力を獲得します。一方、共同体に関与せず常に自分のことだけ考えて生きている……このような状況は「停滞」と呼ばれます。この年齢になると、「世界に自分の足跡を残せただろうか」と考える人もいるのではないでしょうか。次の世代に何も残せず「停滞」していると感じると、このあとの「老年期」で辛くなるかもしれません。エリクソンの発達段階8:老年期最後は、およそ65歳以上を指す「老年期(mature age)」です。乗り越えるべき心理社会的危機は「自己統合対絶望(ego integrity vs. despair)」。多くの人が仕事を定年退職し、老後の生き方を模索していることと思います。寿命を前にして、これまでの人生を振り返ることもあるでしょう。それぞれの発達段階において、心理社会的危機を乗り越え、「力」を獲得できたでしょうか。満足のいく人生だったでしょうか。自分の死後に残るものはあるでしょうか?これらの質問に納得がいったならば、最後に「賢さ(wisdom)」を得られるでしょう。しかし、自分の人生に満足がいかず、多くの後悔を抱えていたらどうでしょうか?子どもの頃や青春時代、大人になってから……それぞれの発達段階に対し「こんなはずじゃなかった」という気持ちが強いと、人生をやり直したくなるかもしれません。しかし、時間を巻き戻せるわけはなく、寿命が迫っています。絶望的な気分となり、穏やかに余生を送る、というのは難しそうです。***エリクソンの発達段階論を知ると、子どもへの接し方だけでなく、親である自分の人生にも思いを巡らすことになるのではないでしょうか。読者の皆さんの多くは、6段階目の「初期成人期」にいることと思います。それまでの6つの段階における心理社会的危機をクリアできていたか振り返りつつ、お子さんの心理社会的危機についても考えてみてください。(参考)StudyHackerこどもまなび☆ラボ|ピアジェの心理学を知れば、子どもの発達がよく分かる!?有名な「4つの発達段階」をまとめてみた東京工芸大学学術リポジトリ|教育心理学的視点からエリクソンのライフサイクル論及びアイデンティティ概念を検討するJ-STAGE|E. H.エリクソンの心理社会的発達理論における「世代のサイクル」の視点慶應義塾大学学術情報リポジトリ|エリクソンの発達論に関する一考察 : その基本的視座について京都大学学術情報レポジトリ|E. H. Erikson のアイデンティティ理論と社会理論についての考察東京国際大学|アイデンティティ概念の理論的背景と問題点について―精神分析的観点による再検討のために―Simply Psychology|Erik Erikson’s Stages of Psychosocial DevelopmentPoole, Sarah and John Snarey (2011), “Erikson’s Stages of the Life Cycle”, Encyclopedia of Child Behavior and Development, Vol. 2, pp.599-603.
2018年12月10日小1の息子がいる、フルタイムパート主婦・黒田カナコです。毎日家事育児に頑張っているお母さん、お疲れ様です!たまには子どものことを忘れて、一人飲みたい時がありますよね!?週末のささやかな楽しみ私はお酒が大好きなので、仕事あがりの金曜の夜にビールを飲むことがなによりの楽しみです。夕飯の片付けをし、お風呂に入り、子どもを寝かしつけ…さあ、自分の時間だ!飲むぞ!!と、宴の準備を始めるも……。「ママ!なんで黙っていなくなるの!」と、たいそうお怒りの息子が起きてきました。横にママがいないと、寂しくて起きてきちゃうのね!かわいいやつめ…。でも、ママ今夜だけは夜更かししたいの!なんとかなだめ、再び寝かしつけして宴に戻ると…。ビールは炭酸抜け、つまみは冷え冷え、スナック菓子はしけってる…。この一連の流れを、隣の部屋にいる旦那は「ママがいないと寂しいんだねえ~」と、まるで他人事のように何もせずに寝ているだけ。ちょっとまて、「子どもの最終責任者」はいつからママだけに なった?欠かせないのは旦那への協力要請起きてきたのをなだめて寝かすくらい、パパでも出来るでしょう!寝ないなら、遊んであげるとか方法があるでしょう!!「ママじゃなきゃ子どもをなだめられない」と最初から関わろうとしなかった旦那に「週末くらい、子どもの対応して!私の自由時間にして!」 と訴えました。リフレッシュができれば、また頑張れる旦那はもちろん、起きてきてしまう息子にまで不満をぶつけてしまいそうになりました。「旦那は何の役にも立たない、この子は私がいないとダメなんだ」とあきらめて自分の気持ちをおさえこんでも、不満はたまるばかりです。「ママをお休みする時間」があることで、また明日からも頑張れます!さあ、また来週もがんばるぞ!でも、止めてくれる人がいないと飲み過ぎてしまう私には…。やっぱり、家族が必要です。●ライター/黒田カナコ
2018年11月19日1歳の娘を育てているワーキングママのみさこです。子どもはすごくかわいいですし、一緒に過ごす時間はとても幸せですよね。でも、ママだって1人だけの時間がほしいときもあります。ママになって約1年。1番「自分の時間がほしい!!」と思った時期は、娘が生後1〜2か月のときでした。産後のママが喉から手がでるほど欲しいもの娘が産まれてから驚いたのは、夜中も全然寝ないこと!!完全母乳だったのですが、「2時間おきに授乳」の大変さを痛感しました。2時間おきといっても2時間寝れるわけではなく、授乳に30分、寝かしつけに30分。寝たと思ったらまた1時間後に授乳……夜中もよく泣く子で一晩中授乳と抱っこを繰り返す日々 でした。そんな産後の私が1番ほしかったものはズバリ……なによりも、ぐっすり寝れる時間!旦那の休日を狙ってママの睡眠時間確保睡眠時間が短すぎて常に目の下に大きなクマをつくっていた私。このままでは限界がきてしまうと感じ、旦那に夜中の寝かしつけをお願い することに。私の大変そうな姿を見ていた旦那は、快く了承してくれました。そして念願の旦那の休日。旦那の初めての寝かしつけの結果は……旦那に寝かしつけをお願いするにあたって私がしたことは●あらかじめ2回の授乳分を搾乳して哺乳瓶に入れておく●哺乳瓶の温め方の説明と、泣き続けるときはひたすら抱っこしてほしいことを伝えるそして、いよいよ旦那が初めての寝かしつけに挑戦!結果は……想像以上に泣き続けた娘にヘロヘロ!しかし、そのおかげで、私は産後初めて3時間ほど眠ることが できました!少しの間でも授乳や泣き声を気にせず眠れたおかげで、身体の疲れがだいぶ和らぎました!夜中の寝かしつけの大変さを感じた旦那はそれ以来、週末は率先して寝かしつけをしてくれます。少しでも私の睡眠時間がとれるように、という旦那の気遣いに感謝……!これからも協力し合って、お互いの自由時間も大切にしてあげたいなあと思います!●ライター/みさこ
2018年11月16日たくさんの手助けが必要だった赤ちゃんの頃とは比べものにならないくらい、自分でできることが増える4歳。言葉の数も増え、きちんとコミュニケーションがとれるようになってくるのもこの頃です。しかし同時に、自分のこだわりや主張を通そうとして周囲とぶつかってしまったり、急に初めてのことに物怖じするようになったりも。それ以前にはほとんど悩むことなどなかった問題が次々と現れる、いわゆる「4歳の壁」にとまどってしまう保護者も多いのではないでしょうか。子どもの成長過程において4歳がどんな時期であるのかを踏まえながら、親が心がけたい対応の仕方をご紹介していきましょう。心が急に成長し、コントロールが難しくなる時期オランダ心理学会(NIP)認定心理士でポジティブ育児研究所代表の佐藤めぐみさんによると、子どもは4歳を過ぎると大脳の発達が進み、脳や心の認知能力が大きく伸び、より複雑な思考ができるようになってくるそう。その急な変化に子ども自身は戸惑いや葛藤を感じ、気持ちのコントロールがうまくできなくなってしまうんだとか。そこから生まれた言葉が「4歳の壁」です。ただ、その “壁” の高さは人それぞれ。「魔の2歳児」や「3歳児神話」などといった言葉が影響し「4歳になればきっと楽になるだろう」という印象が生まれ、ちょっとしたことでも 親が “壁” と感じてしまうパターンもあります。見通しがつき、自制心が芽生える4歳少し先のことまで見通しがつくようになり、今やりたいことと、この先やりたいことを天秤にかけ、先のお楽しみのために我慢するという自制心が生まれてくるのがちょうど4歳頃。子どもの中に「〜ダケレドモ〜スル」という自制心が生まれてくると、「痛かったけど、わざとじゃないからたたき返さない」「悔しいけれど、たたかずにことばで伝える」など、ぐっと自分の中で衝動を抑えて、「よりよい自分」をつくることができるようになってきます。(引用元:西川由紀子(2013) ,『かかわりあって育つ子どもたち2歳から5歳の発達と保育』,株式会社 かもがわ出版.)ただし「よりよい自分」をつくりたいという気持ちがあったとしても、衝動が抑えられずイライラすることも、もちろんあるのです。もしも子どもがそのイライラに任せてつい手が出てしまったり、攻撃的な態度や行動を取ってしまったら、頭ごなしに叱るのはNG。まずはどうしてそうしてしまったのか、どうしたらよりよくなるのかを、一緒に考えてあげましょう。そのきっかけがたとえどんな些細なことだったとしても、「なんだ、そんなこと?」とは言わず、子どもの目線になって寄り添ってあげることが大切です。見通しがつくからこそ、物怖じしてしまう4歳それまではどんなことにも果敢にチャレンジしていたのに、4歳頃になって急に臆病に……という変化が現れることもあります。3歳を過ぎると想像力が急に働きだし、たくさんの疑問を持つと同時に、目に見える世界と想像の世界の両方を恐れるようになる、と動物学者のデズモンド・モリス氏は言います。かしこくなればなるほど、自信が積み上げられてきたこれまでと違って、ここで獲得するかしこさは、自分の不十分さに気づくかしこさでもあります。時には、自我が萎縮して「やりたくない」と言ったり、はつらつとした子どもらしさとは異なる表情を見せます。(引用元:同上)人からの評価にも敏感になっているこの時期。親からの声がけや、大人同士の会話にも注意が必要になってきます。やってしまいがちなのは、せっかく子どもが褒められているのに、謙遜のつもりでうっかり子どもの心を折れさせてしまうこと。たとえば、ほかの子のママに活発な様子を褒められても「いえいえ、全然!活発でも親譲りで運動はダメなんです」なんて応えてばかりいると、子どもは「どうせ僕は運動がダメなんだ」と意欲を失ってしまいます。幼い子どものあらゆる挑戦は、スポーツの試合などとは違い、「結果が全て」ではありません。がんばっていること、夢中になっていることに対しては、ほんの少しの進歩にも着目し、褒めたり励ましたりしてあげたいものです。「〜しなかったら、〜になっちゃうよ!」は完全にNGワードまた、成長と共にできることが増えてくるにつれ、言うことを聞いてくれないことが余計にもどかしく感じることも多くなってきます。すると思わず「〜しなかったら、〜になっちゃうよ!」とマイナスの事例を挙げながら叱ってしまいがち。しかし、いやなことが待っているから……と考えながら動くのは、子どもでも大人でも、決して楽しいものではありません。なかなか言うことを聞いてくれないときに、お仕置きのような罰を与えたくなるかもしれませんが、お仕置きや体罰などはしつけとしては有効ではありません。しつけは、望ましい行動を教えること。お仕置きや体罰は、その場の問題行動を止めることはできますが、新たな行動を学ばせる力はありません。(引用元:All About|「4歳児は天使」の誤解?! 反抗期や癇癪の心理と対策)このように、お仕置きや体罰などは、教育的にほとんど効果がないのです。逆に、「〜したら、〜できる」という、後に「お楽しみ」が待っているようなプラスの想像力を働かせる声がけなら、自発的に動いてくれることも増えますよ。たとえば、ご飯を食べるのが遅い子どもには、以下のような【OKワード】が効果的です。【OKワード】「しっかり食べて“ごちそうさま”をしたら、◯◯で遊べるね」【NGワード】「のんびり食べていると、遊ぶ時間がなくなっちゃうよ!」また、小さなことでもできたことをほめてあげると、次もがんばろうと思えるもの。【OKワード】「脱いだお靴を揃えてえらい!きっと次にお出かけするときも気持ちが良いね」【NGワード】「またお靴が脱ぎっぱなし……もう、何度言ったらわかるのよ!」「やればできるじゃない。だったらいつもちゃんとお靴を揃えてよね!」このように、ちょっとした良い部分や成長に気づける親のまなざしが、子どものモチベーションにつながります。***子ども自身も内部で葛藤している4歳の時期。親が自分に寄り添ってくれたと実感してもらうことが、いちばんの対応策と言えそうです。忙しい毎日に子どもと真っ向から向き合い続けるのは難しいものですが、見守り励ますことを心がけることを忘れなければ、きっと壁を乗り越えていけるはずです。文/酒井絢子(参考)All About|4歳児の言葉や身体の発達と成長ポイントAll About|「4歳児は天使」の誤解?! 反抗期や癇癪の心理と対策camily|4歳時のしつけ、子育てで意識すべきことベネッセ教育情報サイト|4歳男児の反抗期にどう対処していくべきか西川由紀子(2013) ,『かかわりあって育つ子どもたち2歳から5歳の発達と保育』,株式会社 かもがわ出版.デズモンド・モリス(2010) ,『デズモンド・モリス子どもの心と体の図鑑』,株式会社 柊風舎.
2018年11月16日さまざまな「ちがい」がある6家族の日常を丁寧に取材した長編ドキュメンタリー『いろとりどりの親子』は24ヵ国で翻訳され、世界的ベストセラーとなったアンドリュー・ソロモン氏の原作を映画化した作品です。ADHDがある息子を育てる、漫画家・イラストレーターのかなしろにゃんこ。が、この映画をルポ。映画の公開に合わせて行われた試写会や、監督来日イベントの様子を紹介します!「ちがい」と生きる家族の幸せの形はそれぞれで、胸があたたかくなる作品でしたよ。Upload By 発達ナビニュースUpload By 発達ナビニュース自閉症、ダウン症、低身長症の子どもやパートナーとその家族、重罪を犯してしまった息子と家族など、6つの家族をめぐるドキュメンタリーです。原作者でプロデューサーのアンドリュー・ソロモン氏も父親と親子出演しています。アンドリューは、同性愛者である息子を受け入れようと苦悩する両親の姿をきっかけに、身体障害や発達障害、LGBTなど、ちがいのある子どもを受け入れようと苦悩する親たちを10年かけて取材したそうです。言葉が発せず、パニックになって暴れたり自傷行為に及んでしまう自閉症のジャックと、意思の疎通が難しいと感じる両親。あらゆる療法を試した後、ようやくたどり着いた文字の「タイピング」によってジャックが家族や周囲に自分の想いを伝えられるようになったシーンは、ヘレン・ケラーとサリバン先生を思い出させます。親友3人と暮らすダウン症のジェイソン。幼少期には「セサミストリート」にも出演し、全米屈指の著名人でした。共同生活を送る3人は、「三銃士」というグループ名までつけて(笑)友情をなにより大切にしています。盃ならぬマグカップを交わして友情を確かめ合うシーンは、中年を迎えた3人がまるで少年のよう!素直で愛しくてキュン♡とすること間違いなしです。ジェイソンが幼いころは、ダウン症児への教育の可能性について全米中を説いて回った母親。一見単調にも見える、ジェイソンと母親の現在の穏やかな生活もまた、胸を打ちます。低身長症のロイーニが低身長症の人たちの大会「リトル・ピープル・オブ・アメリカ」でファッションショーに参加したり友だちを作っていく姿は母親のような気持ちになって「同じ障害がある友人ができて良かった♡」と応援したくなるし、背中を押したくなる思いになりました。低身長症の夫婦・リアとジョセフは、知的かつチャーミング。リアは「(低身長症の夫婦から)普通身長の子どもが生まれても大丈夫。だって私は、家族の中で一人だけ違ったけど、大丈夫だったから」と笑顔で語ります。底抜けに明るい二人の姿は、「ちがい」ってなんだろう、「障害」ってなんだろう、と改めて問いかけてくるようでした。レイチェル・ドレッツィン監督が来日!日本の高校生と映画について語り合う教室に潜入この映画の監督、レイチェル・ドレッツィンさんが、映画の公開に合わせて来日!さらに、日本の高校生と、映画について語り合う機会があると聞きつけて、取材をさせてもらいました。東京学芸大学附属国際中等教育学校のIB(国際バカロレア)クラスの高校2年生11名と監督とのディスカッションは、ほぼオールイングリッシュ!で進行。さらに、監督にぶつける質問や疑問は、英語力もさることながら深い共感や洞察力が感じられて、監督も「ワンダフル!」と笑顔でしたよ。参考:国際バカロレアとは | 文部科学省レイチェル・ドレッツィン監督(以下、監督):「人はさまざまなアイデンティティーを持っています。たとえば映画に出てくるリアは、低身長症ですが、女性であり、母であり、妻でもある。でも、健常者はその1つだけをピックアップしがちです」そのためには、『ちがい』がある人たちの中に積極的に入り、知ることが大切。それを伝えたかったと、映画に込めた思いを話してくれました」。ディスカッションに参加した11名の高校生は、映画を見て感じたこと、監督にぶつけたい思いを発言。監督は、その一つひとつに耳を傾け、真摯に答えていきます。今まで生きてきた中で、障害がある人たちとあまり触れ合う機会がなかったという高校生も多く「将来出会ったときに、実際には相手を肯定できないんじゃないか。そんなとき、どう向き合えばいいのだろう」という不安・危惧を口にする学生も。監督は、さまざまな人たちと実際に触れ合うことの大切さを伝えます。監督:「『ちがい』がある人の近くにいると、親密さが持てるようになります。距離があるから差別が生まれるんです。もしネガティブな先入観があるとしたら、それは親密さが欠けているから」監督自身も、登場人物の一人であるジョセフと出会ったときはぎこちなくなってしまい、どう握手したらいいかもわからなかったと教えてくれました。でも、2~3回会ううちに、彼が車いすであることも手が短いということも忘れて、レストランで自然にビールを渡していたと言います。学生からの、「障害がある人への(ネガティブだったり、不幸だと決めつけたりしている)先入観をどう変えられるのか?」という質問には、次のように語ります。Upload By 発達ナビニュース監督:「多くの人は、身近に『ちがい』がある人がいないから、そういう見方をしてしまう。多くの人は、彼らがつらいんじゃないか、生きたいように生きられていないんじゃないかと考えがち。もちろん、受容が困難な人もいるけれど、多くの「ちがい」がある人たちは、自分のアイデンティティーを誇らしく思っているし、生まれてきた自分自身を変えたいとも思っていない。『ちがい』がある人と親密な時間を過ごしてみてほしい。知らないから恐れてしまう。驚くような何かが待っていると思うから」学生たちは、疑問に思ったことも率直にぶつけます。学生:「『ちがい』がある人をあえて(映画の登場人物として)ピックアップすることは、それ自体が差別的なのでは?」監督:「親子ですら最初はぎこちなく、少しずつ受け入れていくものです。今回の映画では、極端なケースをハイライトしています。映画を通して、多くの人にとって一つのレッスンとして感じてもらいたかったのです」「ちがい」がある人が身近にいない人も多くいる。飛び込んでいけない人もいる。そんな人たちの気づきのために、見てほしいのだと語ります。また、困難を乗り越えた家族ばかりを取り上げたのでは?という学生からの問いもありました。学生:「困難を乗り越えている家族ばかりをとりあげて映画化したのでは?乗り越えられていない家族をフィーチャーしなかった理由はなぜ?」監督:「私はどの家族も乗り越えられたとは思っていません。彼らは、さまざまなシチュエーションに対して目を背けてはいませんが、乗り越えられているわけではないんです。実際、自閉症のあるジャックの母は、いまも辛い日々を過ごしていると言っている。ただ、辛くても、その中に意義を見出すことは可能だと信じている。誰もがこの物語から学ぶことができると思っています」そして、監督からも学生たちへ質問が投げかけられました。監督:「皆さんの中で、自分のアイデンティティーが日本人の部分が多いという人はいる?」学生たち:(一同、シーン)日本の学校で学ぶ、日本の学生たち。周りから見れば「日本人」としてとらえられがちな学生たち。でも、誰一人として自分が「日本人」であることが一番のアイデンティティーであると思っていなかったのです!監督:「低身長症の女性にとって、自分のアイデンティティーは一つではありません。低身長、女性、母親でもある。でも、私たちは彼女を見たときに『低身長症』だけが彼女をあらわすものだと思いがちです。一つだけのアイデンティティーでその人を決めつけないこと。マスメディアで障害がある人を描くとき、現実は違うことが多くあるものです。ステレオタイプで描いたり、大げさに描いたりしがちです。そのイメージを自分で乗り越える責任が私たちにはあると思うし、そのためには『ちがい』がある人と一緒に過ごすしかないんです。そうすると、彼らの中に、自分と同じ部分をたくさん見出すことができるはずです」そして、最後に監督から、高校生たちにメッセージが伝えられました。監督:「あなたがたと話せたことは素晴らしい経験でした!あなたたちは変化を起こせる年齢。いま、人種のるつぼといわれるアメリカでさえ、自分とちがう人に対して喧嘩をしています。今こそ、ちがいがある人を受け入れ、未来に向けて手を携えながら生きていってほしい」Upload By 発達ナビニュース監督を前に、自分たちの思いや疑問をまっすぐにぶつけていた高校生。キラキラとまぶしい高校生たちに、ディスカッションの授業を終えて感じたことを、聞いてみました!学生:「小学校のときは、クラスメートに発達障害がある子がいて、時々パニックを起こしていて。でも私たちはそれを“そういう子なのかな”ってちがいをそのまま受け止めてたんです。でも、保護者の中には“授業妨害になる”ってクレーム言ってる人もいたみたい。子どもたちは彼は特別だとか障害があるとかって意識してないのに、大人のほうが“ちがい”を意識しすぎて“ゲスト”はウエルカムじゃないって思ってたと思う。ちがいを前面に出さない、壁をつくらないことが大事なんじゃないかな」社会の中にもっと、ちがいがある人と触れ合える場所が増えたらいいという提案も!学生:「日本のマイナス点なんだけど、ちがいがある人と触れ合うのが大切ってわかってても、なかなか積極的に飛び込んでいこうとしない。ハードルが高すぎる。もっと気軽に触れ合えるような、いろんなマイノリティーが混ざっている場所が身近にあれば、受容はもっと簡単になると思う。そういうのが日常、当たり前の社会になったらいいと思う」授業を終えた学生たちからは、「ちがいがある人たちと一緒にいられる、多様な社会をつくりたい」という、あたたかくて強い決意を感じられましたよ!レイチェル・ドレッツィン監督に、単独インタビューもなんと、監督に単独インタビューする機会もいただきました!高校生とのディスカッションはどう感じたのでしょう?先ほどインタビューした高校生の発言を伝えつつ、聞いてみると…監督:「そう、大人のほうが『ちがい』を意識しすぎている…。教育って、なんのためにあるんでしょう。高等教育を行う場所であると同時に、人間として成長する場でもあるはず。多様性を認めることで、聡明になれるはずなんです。今日ディスカッションした高校生たちには、多様性を広めるプロモーター的存在になってほしいと願っています」この作品で、それぞれの親子の、“愛と受容”を伝えたかったと、ディスカッション中も口にしていた監督。次のように語ってくれました。Upload By 発達ナビニュース監督:「健常な人たちは、障害があると不幸なんじゃないかと思い込みがちですが、そうではないんです。『ちがい』がある子どもを“受容”すると同時に、子どもたちもまた、思っていた自分と『ちがう』ことを受容する。その受容は、毎日の中のさまざまなシーンで起きているんです。そして、思い描いていた形とは違うけれど、そのアイデンティティーはすばらしい贈り物であることに気づいていくんです」高校生とのディスカッションでも、「ちがい」がある人の中に入っていくことで、さまざまなアイデンティティーに気づけるし、多様性を認められるようになる、と言っていた監督。でも、すぐには飛び込んでいけない人もいる。そんな人には映画を見て、まず気づいてほしい!愛と受容にあふれた日常が描かれる『いろとりどりの親子』。ぜひ観てほしい!映画では、登場する人たちが押しつけじゃなく、自分のことを自分の言葉でたくさん語っていました。どうしたらこんな風に撮影できるの?率直な思いをぶつけてみました。監督:「トリックがあるとしたら、すべての登場人物を尊敬し、愛してたってこと。ジャーナリストと撮影対象という関係を超えて、たくさんの時間を過ごして、信頼を築けたから。それから私は最初に決めたことがあって。それは、“プレッシャーをかけないこと”、そして“こうしてほしい”って押しつけないこと」監督の愛もいっぱい詰まった「いろとりどりの親子」!徹底的に登場人物に寄り添ったからこそ撮れた6つの家族の本音と、「どんなちがいがあっても、わが子は愛さずにはいられない!」というあふれる愛。そして、幸せの形はそれぞれの家族にとってちがい、多様なんだということが伝わってくる…。ぜひこのステキな映画を親子や友人、ご夫婦で観賞していただきたいです!Upload By 発達ナビニュース映画『いろとりどりの親子』は、新宿武蔵野館をはじめ、全国順次ロードショー予定です。ダウン症、低身長症、自閉症などさまざまな「ちがい」のある6組の家族を丁寧に取材した長編ドキュメンタリー映画。原作は世界24ヶ国で翻訳されたベストセラー『FAR FROM THE TREE』。作中に登場する家族の日常は、親子の数だけ幸せの形があることを教えてくれます。■公開日:2018年11月17日(土)■上映:新宿武蔵野館ほか全国順次公開新宿武蔵野館で上映期間中の毎週火曜日、初回上映回では、声を出しても、歩き回っても、上映中の入退場も自由な「フレンドリー上映」が実施されます。詳細はホームページでご確認ください。取材・文・イラスト/かなしろにゃんこ。かなしろにゃんこ。さんのページ
2018年11月15日子育ては思うようにいかないことが多いものですよね。日々のなかで解消されない行き場のない感情は、時として爆発してしまうこともあるかもしれません。子どもを持つお母さんたちのなかには「わが子をたたいてしまいそうになる」あるいは「たたいてしまったことがある」という人もいるようです。今回は、子どもに手をあげてしまう心理状態と、気持ちの整理の仕方について考えていきましょう。■子どもをたたいてしまう親「どんな時、どんな気持ち?」子どもをたたいてしまいそうになる、あるいは、たたいてしまうのはどのような時なのでしょうか? それは、子どもを手っ取り早く自分の言う通りにさせたい時や、思い通りに動かしたいのに、そうならない時ではないでしょうか。例えば、出かける予定があるから、早く食事を食べて着替えをしてほしい。終わらせなければならない家事があるのに「ねえねえ」とまとわりついて、静かにしていてほしい…などなど。「たたく」という行為は話したり諭したりすることより、はるかに簡単に子どもを操作することができますよね。けれど、それがしつけといった意味合いを含んだとしても、たたくことは暴力です。そして暴力を使うということは、恐怖や苦痛で子どもを支配していることになります。■子どもをたたいてしまう親「手が出てしまうのはどうして?」子どもを傷つけたいと願う親はいないはずです。では、どうしてわが子をたたいてしまう親がいるのでしょうか?ここからは、親の視点から考えてみましょう。たたいてしまう親には大きく分けて、下記の2つのタイプがあるように思います。【たたくことでストレス解消をしているタイプ】子育ては本当に疲れます。子どものペースに合わせていると時間に余裕がなくなり、イライラしてしまうことも多くあるでしょう。子どもをたたくことによって、そうしたイライラを解消していませんか?人によっては育児以外のこと、例えば、仕事や人間関係で生じたストレスまで子どもにぶつけてしまうこともあるようです。たたくことで自分自身のストレスを解消しています。【親にたたかれて育ってきたタイプ】子どもを持つ親のなかには「自分もたたかれて育ってきた」という人がいます。このタイプの人はたたく=しつけととらえているので、悪いことをすればたたかれても仕方がないという認識を持っています。しつけという大義名分で、自分自身もたたかれて育ってきたため、子どもをたたいて育てることに抵抗感を感じないのでしょう。たたくことを「しつけ」と正当化している人は「自分が親からされてきたことはきっと正しいはずだ」と信じているのかもしれません。そのため「たたくことを否定することは、自分の親まで否定することになる」と心のどこかで感じているのではないでしょうか。しかし、たたくことは何度も言うように暴力です。親から暴力をふるわれる小さな子どもは「イヤだ」「やめてほしい」と抵抗することができるでしょうか。親からたたかれた子は、たたかれることを受け入れるしかできません。■子どもをたたいてしまう前に「親自身でできること」では、子どもをたたいてしまいそうになった時、どうやったらそれを止めることができるのでしょうか?ここからは、対処法を子どもの年齢別に考えていきましょう。まずは、生まれたばかりの新生児から1歳くらいまでの子どもに対する対処についてご紹介します。 【新生児〜1歳くらいの親の場合】産後は赤ちゃんのいる生活に慣れず、精神的に余裕がない状態です。子どものぐずりに時間がかかり、精神的にいっぱいいっぱいとなることもあるでしょう。1歳くらいまでは、親の言葉も理解できないので、言い聞かせることもできません。そんな時は、すべてにうまく対応しようと思わなくて大丈夫です。もしも「いまイライラしている。子どもをたたいてしまうかもしれない」と感じた時は、例えばクッションなどを活用しましょう。子どもと少し離れた場所でクッションを投げたり、ボスボスとたたいてストレスを思う存分解消します。【1歳~幼児期の親の場合】言葉がある程度分かる年齢になってきたら、子どもには言い聞かせるという手段ができる一方、そのやりとりによって余計にイラついたり、カッとくることが増えてきます。言葉ではあなたの思いが子どもに伝わらず、たたきそうになった、もしくはたたいてしまった後に罪悪感を感じ、自分を責めてしまうことがあったら、(子どもにすぐ「たたいたことはごめんね」と謝ったうえで)「ママは今、たたきたくなるくらい怒っているの」と口に出してしまいましょう。そして「ちょっとママ考えてくる」などと言って一旦、子どもと離れてみてください。親自身は「子どもをたたいてしまう自分、たたきそうになる自分」を見つめなおすチャンスです。例えば、子どもをたたくのは自分の憂さをはらすためではないか、自分自身に問いかけてみてください。たたく行為に少しでも違和感を感じているなら、「なぜ自分はたたこうと思ったのか」を考えてみましょう。また「自分もたたかれて育ったから、しつけのうえでたたくのは当たり前」と思っているなら、同じことをする前に、自分自身がたたかれていた時にどう感じていたかを思い出してみてください。たたかれて痛くなかったか、怖くなかったか…。そのうえで、わが子はたたかれたらどう感じるだろうかと、想像してみてほしいのです。それでも、もし感情的になって手を上げそうになった時は、子どもとは別の部屋に移動して気持ちを落ち着かせる方法もあります。子どもが、つきっきりで見守らなくても大丈夫な年齢なら、少しの間だけ隣室で1人になるなど冷静になる時間を設けることで、イライラをやわらげることができるかもしれません。また、子どもが1歳くらいまでの対処法と同じく、クッションをボスボスするのもいいでしょう。子どもをたたいてしまいそうになる時、たたいてしまった時。まずは自分が「子どもをたたきたくなる心理状態」にあることを受け入れてあげましょう。それから、どうやったらそこから抜け出せるかを考えていきましょう。
2018年10月28日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜