時々、子どものことで「どう対応すればよかったのかなぁ…」と悩む事があります。それは、わざとじゃなくてもお友達にぶつかったり、転ばせてしまった時!きっと皆さんも同じような経験があるのではないでしょうか。自分の子どもが誰かにぶつかったり、図らずともケガをさせてしまった事が…。(ここでいうケガとは重傷は指していません)子どもってそもそも体型からして転びやすいフォルムをしていますし、自分1人で歩いていてもコケちゃうぐらいなので、集団の中にいれば誰かとぶつかったり、転んだり、転ばさせてしまったりという事はどんなに気をつけて目を見張っていたとしても起こりうる事だと思います。しかしながら、こういう場合、保護者としては本当に冷や汗が出るんですよね…。「ああ~~どうやって謝ろう! どうするのが正解なんだろう!」って心臓バクバクです。特に幼稚園や子育て支援センターなど、その時その場でたまたま居合わせただけのよそのお子さんとこのような事が起こった場合は、さらに気を使いますよね。我が家も先日、ありました。■子どもがお友達と衝突!4歳の三男の親子遠足で公園に行ったのですが、レクリエーションでダンスが始まったのです。みんなで楽しくダンスをし終わり、三男が石段の上から降りようとしたその時、隣に立っていたお友達が0コンマ何秒か早く先に石段から飛び降りたのですが、その直後三男も石段から飛び降りたため、三男がお友達の上に覆いかぶさるような恰好で飛び降りてしまい、その子が転んでしまったのです。幸い高い石段ではなかったので怪我はありませんでしたが、お友達は痛くて泣いてしまいました。もちろん、三男は悪気があったワケではありません。私は急いでお友達に謝りました。三男本人にも謝らせようと振り返ると、今度は、三男も泣いているじゃないですか!!お友達にぶつかってしまったこと、泣かせてしまったことに本人もびっくりしてしまったようです。さ~て、どうしたものか。あっちもこっちも泣いています!悩みますよねぇ~。どーするのが正解なんだっ!! って考えてしまう私は知らず知らずのうちに、子育て現役世代が抱える得体の知れない窮屈さに蝕まれているのかもしれません。さて、私がどうしたかというと(この手の事はしょっちゅうあるのでだいたいこのパターンで対応しています)。三男に謝ることを促しますが、すぐに謝ることができなければ、まずは私が相手のお友達に怪我がないか確認し、謝ります。この時は近くにお母さんがいらっしゃったのでお子さんとお母さんそれぞれに謝りました。そして再び三男に謝らせようと後ろを振り向きます。ただ、三男にも三男なりの気持ちがあるんですよね。お友達にぶつかってしまって、相手が泣いてしまって、悪気がなかったのにこんな事になっちゃってビックリしてしまったその心情は私も理解できます。何かうまく言葉にできない気持ちがあるから三男も泣いてしまったんだと思うんです。だから、そこの意図はまず汲んであげたいとは思います。「びっくりしたんだよね」と三男の気持ちに共感をします。だからといって、「三男もびっくりしたんだよね。だから悪くないよね」となってしまうのは、やはり違いますよね。ですから、「わざとじゃないことは分かるけれど、わざとじゃなくてもぶつかってしまった時には謝ろう」と伝えます。が、この「わざとじゃないけど謝りましょう」というフレーズがなかなかのくせ者なんですよねえ~~~(笑)小さい子どもにはなっかなか伝わりません。■わざとじゃないことを謝らせるのは難しいわざとじゃないのに謝らなくちゃいけない事が腑に落ちないんだと思いますし、その気持ちもわかります。しかしながら、この「わざとじゃなくても相手に危害を加えてしまったら謝る」ことって、社会において人と人が円滑に生活するうえで必要なものですよね。道を歩いていて、バーンとぶつかってしまった時に、何も言わずに立ち去るのか、「すみません」と謝るのかでは全然違ってきます。だから、私もわざとじゃなくても相手を傷つけたら謝ることの大切さを伝えるのですが、まだ小さな子どもは社会性を身をもって経験し、学んでいる途中なので、幼稚園児(もしくはそれ以下の小さな子)がそれを自然とできるかと言うと、なかなかできないと思います(もちろん同じ年齢でもできる子はいます)。そのため、私が三男に「ごめんなさいは!? ごめんなさいって言いなさい!」と謝れるまでひたすら粘らないこともあります。親が「ごめんなさいと言いなさい」と言ったことに対して 子どもが「ごめんなさい」と言えればそれは素晴らしいことですが、言えなかったとしても決してダメなわけではないと思うからです。これは、怪我をさせてしまったときだけに限りません。今、3歳ぐらいの小さな子どもに対して「1回言ったことをすぐにできる」ことを求めても、そんなのは大人の世界でのこと。大人だってできない事もありますからね…。■「親」が、あるべき姿を示していくこと親が望む行動をしてくれない・結果を残してくれない事を追求してしまうと、私自身がしんどいし悩むことになります。だから結果的に子どもが謝れなかったとしたら、かわりに私が頭を下げればいいと思っています。きっと相手のママも、子どもが謝らないことに対して目くじらを立てることはないと思いますし、同じ子を持つ親としてわかってくれるのではないでしょうか?こういった場合、どこに目がいくかっていうと子どもに対してではなくて相手の親の態度に目が行くのだと思います。ここで相手の親が子どもに対して、「あなたは悪くないんだから謝らなくていいわよ!」とか子どもに言っていれば「なんだこの親!」ってなりますが、親がしっかりと子どもに謝らせようとして、それでも子どもが謝れなかったら、かわりに親が謝罪して来たのならば、状況を理解してくれる方が大半ではないでしょうか。今はまだ「ごめんなさい」が言えなかったとしても、私が伝えるべきことを伝えている姿を見せ続けていけば、きっと三男も成長とともに言えるようになってくるんじゃないかと思います。こちらが思う行動をとってくれない事に頭を悩ませることはせず、あくまで「私」が子どもたちに伝えたいことを伝え、「私」があるべき姿を子どもたちに示していけば、きっと伝わっていると思います。いずれにせよ、「子どもに親の望む通りの行動を求めすぎない」というスタンスは、育児全般に通じるところがあり、ここを理解することができれば、より一層楽しく子育てができるのではないかなと私は思っています。【お知らせ】第74話 「登園で泣く子どもへの対応は〇〇に尽きる!」 の記事下アンケート「Q.登園渋りに関するエピソードがあれば教えてください」のアンケート結果はこちら↓
2018年06月07日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。初めての同性、初めての異性という風に、子どもを持った時に感じる「初めて」 って必ずあると思います。その中でも、同性の子どもを初めて持った場合に感じる母と娘の違いによって生まれる不安に焦点を当て、どう乗り切ればいいのかをお話したいと思います。親が長子で娘が末子著者は、4人兄弟の長子として下の弟妹をまとめてきました。「自分はお姉ちゃんなんだから」という気持ちが強く、甘えることは許されないように感じていました。下の弟妹たちの世話はもちろん、お手伝いなども率先してやってしまう典型的な長女です。娘は、2人兄妹の末子で、甘え上手です。「お兄ちゃん!これやって」など人に甘えることがとても上手で、「兄妹仲良くやってくれていいな」と最初は思っていました。しかし、娘が大きくなるにつれて違和感を覚えるように なりました。「甘えるのが当たり前のように思っていないか?」と。はっきり言って、甘えが当たり前と思っていたら将来自分で乗り越えられないのではないかという不安です。そしてもう1つ、漠然とした不安感 もありました。そこで、「子どもは自分と違って当たり前」であることを自身が忘れていることに気がついたのです。自分との違いがあって当たり前なのだから、不安になっていることを1つ1つ見つめ直して不安感から脱却しました。将来への不安は〇〇で乗り切る娘の甘えるのが当たり前のような感じは、受け入れることに しました。甘えは、子どもにとって親や兄妹から認められ必要とされることを望んでいることの表れです。マズローの欲求段階説の3つ目「所属と愛情の欲求」・4つ目の「承認の欲求」が関わっています。「生きていく上で、この部分が欠乏していると病気の原因となる」と考えられている部分です。・所属と愛情の欲求集団(家族や会社など)に所属したい・承認の欲求自己に対する高評価や他人から認められたいそれに、子どもは甘え(甘やかしは入りません)て愛情を受け取ることで、自立の道へと進むことができます。だから、甘えは自立をするために必要 なのだとあえて受け入れるようにしました。子どもが必要とする「愛情」を注いで、親子の信頼関係を深めておく ことが大切です。優先的言動とおしつけを抑えて不安を脱却上の子は親から「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから…」という言葉を1度は言われたことがあるかと思います。(著者も経験あります)この言葉は、子どもからしてみればつらい言葉 です。ある意味、我慢を強いられるわけですから当然です。下の弟妹のために飲み込んだ言葉もあるでしょう。このような言葉を使うのをやめました。片方の子をかばう・我慢させるというのではなく、平等さを大切にしました。ケンカをしたようなときも、「お兄ちゃんなんだから」や「妹なんだから」という言葉は使いません。「お兄ちゃんはどうして○○したの?」や「あなた(妹)はどうして○○したの?」と人格ではなく行動したことに対して目を向けて話す ようにしました。最初は言葉の選び方がまずくて失敗もしました。著者宅で起こった兄妹ケンカを例に出しますと、事の発端は、妹が兄のノートにいたずら書きをし、兄が妹にげんこつをしたというところにありました。泣き叫ぶ娘(当時7歳)に涙目になって怒っている息子(当時10歳)。息子をなだめた後、娘に話しかけました。著者:「どうしてお兄ちゃんのノートに落書きしたの?」娘:「だってお兄ちゃんが私のおもちゃ前に壊したんだもん。」著者:「そっか、お兄ちゃんに仕返ししたの。楽しかった?」娘:「叩かれたから痛かった。」著者:「痛かったよね。ということは楽しくなかったんじゃない?」娘:「うん。」著者:「じゃあどうしたらいいかな?」娘:「もういたずら書きはしない。」著者:「自分で決められてえらいね。今度からそうしようね。お兄ちゃんにごめんが言えるかな?」娘:「ごめんねする。」このような対応していく間に、どちらかの子どもを優先するような発言が消えました。それと同じくして、娘への漠然とした不安がなくなったのを感じました。優先的言動とおしつけは、親の考え方や気持ちを子どもにも求める行為に似ています。子どもは子どもという考え方をしていくことが本当に大切です。身をもって感じました。----------以上、いかがでしたでしょうか?同性の子どもを持つと、育てにくく感じたり、漠然とした不安を感じたりすることがあります。でも、それは気のせいでもなんでもなくて、自分の経験とは違う感覚からくるものなのかもしれません。自分と向きあい、自分と子どもを比べない・子ども同士を比べないことで治まってくることがあります。このような気持ちの整理の仕方は今からでも始められます 。子どもへの名前のない不安感を覚えたら、比べていないかを今一度見直してみましょう。【参考書籍】基礎心理学通論編:丸山欣哉●ライター/桜井涼●モデル/REIKO
2018年05月31日最近「毒親」本は相次いでベストセラーになり注目を集める「毒親」ですが、毒親はアダルトチルドレンの原因になったり、毒親の子が毒親になったりと長期に渡って影響を与える深刻なものです。毒親になっていないかのチェック方法から、毒親の与える深刻な影響、毒親の子が毒親にならないための方法専門家の意見を伺ったママテナの記事からまとめました。●「毒親」とは?「毒親」という言葉を知ってますか?毒親とは、子どもを自分の思い通りにしようとし、暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親のことです。子どもにとって「毒」になる親ををこう呼ぶそうです。どんなママが毒親になってしまうのか?子供が成長してアダルトチルドレンになってしまう原因も毒親にあるといいます。しかし、毒親は実は子供の時の親の影響を受けた場合が多く、被害者が加害者になるという状況もあります…。▼続きはこちら▼●あなたは毒親になってませんか?良かれと思ってしている子どもへの激励や応援は実は自分自身の思いを押し付け、子どもを追い詰めて負担になっています。あなたの毒親度チェック、6つの質問に答える事で簡単に確認できます。▼続きはこちら▼●毒親が与える深刻な影響とは?毒親に育てられた子供が親になると、自分自身が否定されて育ったため、しあわせでないと感じ同じことをしてしまう、と専門家は指摘します。毒親チェックであてはまる項目が多かった場合、自分の子供を毒親にしないためにも、この毒親連鎖を断ち切る必要があります。その方法とは?▼続きはこちら▼●しつけのポイントは?毒親にならないようにしながらも、子供のしつけはしなくてはいけないママ。具体的なしつけの方法や、両親を見て学んだことなど、しつけにかんする記事です。▼続きはこちら▼
2018年05月27日こんにちは。shirokumaです。 当時3歳になったばかりの幼稚園児の娘と、0歳の息子のお話です。 ある日、息子を寝かしつけていると…… 声のボリューム調節が、まだうまくできないおねーちゃん…! がんばって寝かしつけて、「やっと寝た……」と思ったところで、すぐに起こされちゃうきょうだいあるある(涙)! おねーちゃんが一緒にいるときの寝かしつけは、とってもスリリングです。 著者:イラストレーター イラスト作家 shirokuma2児の母。第一子の娘が1歳になった頃から子どもの日常を描きはじめる。第二子の息子が生まれた現在も、娘と息子との日常を描き続けている。
2018年05月12日夜、子どもを寝かしつける際、ベッド(布団)の中で絵本を読み聞かせるママやパパは多いはず。調子がいい(?)時は、読んでいる最中に寝てくれるけど、絵本を何冊も読んでも目がパッチリなんてことも…。また、内容によってはかえって子どもが興奮してしまうこともありますよね。ここ数年、子どもの寝かしつけをする時にピッタリの“おやすみ絵本”が話題になっていますが、意外と種類はたくさん!そこで、ぜひ試してほしい“おやすみ絵本”をいくつかピックアップしてみました。『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)日本だけでなく、世界的に人気の“おやすみ絵本”である『おやすみ、ロジャー』。きょうだいたちは眠ってしまったにもかかわらず、ひとりだけ眠れないうさぎの男の子・ロジャーが主人公の物語です。「あくびじさん」や「かたつむり」、「ふくろう」がロジャーにすぐに眠れる秘訣を教えてくれるという、内容的にも寝かしつけにピッタリの『おやすみ、ロジャー』に頼るママやパパは多い様子。物語としてももちろん楽しめるのですが、じつは心理学に基づいた子どもが眠くなるような仕掛けが散りばめられているんです!「言葉や文を強調する」、「ゆっくり静かな声で読む」など細かい指示があるため、慣れるまではママも大変かもしれませんが、寝かしつけの時間がグッと短縮すると評判なので、試してみる価値あり!『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)『おやすみ、エレン』は、先述の『おやすみ、ロジャー』に続く、“魔法のぐっすり絵本”の第2弾。こちらも心理学に基づいたもので、うさぎではなく、ゾウのエレンが主人公です。エレンと一緒に森の中を冒険する途中にエレンの友だちと出会っていき、森を抜けたところにあるベッドで疲れて眠る。多少の違いはあるものの、内容は『おやすみ、ロジャー』に近いかもしれませんね。『おやすみ、ロジャー』は絵が苦手という人も多いのですが、『おやすみ、エレン』はよりポップになっていて、その点も人気の理由のようです。『いやだ あさまで あそぶんだぃ』(アスラン書房)親としては、なかなか寝ついてくれない子どもにイライラしてしまうことも…。おそらく、「遊び=楽しい=まだ寝たくない!」と感じている子どもは少なくないはずですよね。そんな子どもとママにおすすめなのが、『いやだあさまであそぶんだぃ』です。この絵本のあらすじは、以下の通り。“おもしろくて、楽しくて、いつまでだって、遊んでいたいのに、「もう寝る時間ですよ」というお母さんの声。でも、途中で止めることなんかできません。「いやだーい」と、ぼうやは遊び続けます。トラや、兵隊さんや、汽車や、楽隊に会うたびに、一緒に遊ぼうと誘いました。でも、「眠い」「疲れた」と、だれも相手になってくれません。とうとうお月さまにもことわられて、ぼうやは、ひとりになってしまいました。みんなが眠りの国に入ってしまって、一人取り残されたぼうや。でも、もう一人だけ、ぼうやを待ってくれている人がいました!!ぼうやは、その人の胸に抱かれて、心地よい夢の国へ…”(出典:アスラン書房)とっても親近感の湧く内容なので、子どもでも理解しやすいと思いますよ。このほかにも、まだまだたくさんある“おやすみ絵本”。気になったものから試していけば、きっと寝かしつけを手助けしてくれる一冊が見つかるはずです!(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月06日小さなお花を見つけてカワイイ! と足を止めるお子さんも多いのではないでしょうか。子ども目線だから気づく発見も育児中にはたくさんあると思います。ハンバーグを握りつぶすムスメさんの次のターゲットはお花!? 人気インスタグラマー、きたあかりさんの書き下ろしコミックエッセイです。ムスメとおはなつい先日あった、夫から聞いた出来事です。すっかり暖かくなってきた公園にお散歩しに行った時、芝生に混ざって小さな花がたくさん咲いてたそうで。普段から握力の試し斬りというか…餌食になっていたハンバーグや米同様、花も握りつぶそうとするムスメ。普段は花を見つけると「きれーい。きれーいねー」とか可愛いことも言うのですが、それとこれとは別なようで本当に容赦ないです…。それを見かねた夫が後ろからアテレコで花の断末魔を聞かせてみたところ、「ごめーんね」と呟いて握っていた手を離したそうで。私はその場に居ませんでしたが、初めてムスメの思いやり的な行為を見られた気がして、小さなお花に感謝したのでした。
2018年04月29日小学校の懇談会で先生がおっしゃいました。「親心としてはつい『もう四年生だし』と思いがちですが、『まだ四年生』でもあります。自立へ向けてサポートしつつ、しっかりと目は離さず、今一度気にかけてあげてください」「特に教科書や持ち物の準備は、お子さま1人に任せていると、どうしても大事な時に大事なものを忘れてしまって、授業がスムーズに進みにくいという事もございますので、ちょ~~っっと気にかけていただけると助かります」あ……あああ。耳が痛い。まるで私に向けてのメッセージかと思いましたよ。たしかに、私も持ち物の準備は低学年の時ならまだしも、中学年にもなると普段は全然気にかけていません(新学期や、長期休み明けには持ち物が多いので一緒に用意するぐらい)。息子もいい加減なのに、親の私もいい加減なものだから、もしかしたら大事な時に大事なものを忘れてしまったことも一度や二度じゃないかもしれません(確証はないけれど)。忘れ物のないように私もフォローしていかなければ……と今一度気を引き締めたところで、先生のお話を聞いた感想をわが子の話に絡めながら一人ずつ発表していくという企画が催されました(わぁぁん! 苦行!!)。その中で特に印象的だったのが、「(先生は、子ども任せにしないでくださいとおっしゃったけれども)逆に子ども自身がものすごく心配性で、ランドセルの中身を何度も何度も確認したり、忘れ物がないか一緒にチェックしてほしいと頼んできたり、『大丈夫よ』と声をかけても本人は毎日すごく心配している。こういう子にはどう声掛けすればいいのか」といった意見。しかも、同じような悩みを抱えているお母さんが複数いたのです。「うちの子もすごく心配性で……」と悩むご家庭のお子さんは全員女の子でした。いい加減な男子の親の私にとっては抱えたことがない悩みだったので、すごく新鮮だったのですが、このお話を聞いてふと思い出しました。私自身にも思い当たる節があったんです。私も小学生の頃一時期、同じように忘れ物がないかものすごく心配で眠れなかった時期がありました。寝る前に明日の用意を済ませて、その時点でしっかりと確認したはずなのに、布団に入ると「あれ入れたかな……」「あそこにちゃんと入ってるかな?」と不安になってくるのです。勉強机に置いてあるランドセルの中を確認しに行くためには、布団を抜け出して別の部屋に行かなければなりません。ドアを開けるとガラガラと音がする引き戸だったため、布団から抜け出したことが音ですぐに分かってしまいます。寝なくちゃいけない時間なのに、布団から抜け出しているところを母親に見つかると叱られるんじゃないかな。でも明日の用意がきちんと出来ているか、やっぱり気になるし……。今やらなくても明日の朝チェックすればいいんじゃないのかな。 でも今確認しないと落ち着いて寝れない……ドキドキドキドキ。布団から抜け出すことについてドキドキするし、なんとか落ち着かせようとするのですが、暗闇の中で考えれば考えるほど不安になってきて、結局なんとも言えない気持ちでランドセルを確認しに行きます。そうするとやっぱりちゃんと用意はできていて、ホッと安心して布団に戻るのですが、今度は別のものがきちんと入ってるかどうかが気になって不安になってくるのです。どうしてこんな心配性になったのかは残念ながら覚えていませんが、ある時急に極度の忘れもの心配性になったのです。私の個人的な感覚ですが、女の子の方が小さいころは怖がりな気質な子が多いように思います。実は私、男の子3人を子育てしていく中で、女の子の感覚の繊細さに驚かされる事がよくあります。例えば、アニメの一場面にしても少し暗い画面になると「こわい」と言ったり、少し高いところに登っても「こわい」と言ったり、「え!? これのどこが怖いの!?」と思うことでも怖がるのは女の子の方が多いように思います。恐怖や危険を察知する感覚が男の子に比べてすごく繊細な気がします。ケガや事故に遭う確率が男性のほうが高いと言われていますが、その理由は女の子の方が「怖そうなもの」を察知する能力がより繊細で、少しでも危なそうだなと思ったらその時点で止めるからじゃないかとも思います。私も、とても怖がりな女の子でした。私の場合、「忘れ物をしたら先生に怒られちゃう……」と不安に思ったり、「忘れ物をしたら、こうなって、こうなって、こうなっちゃうんじゃないか……」と一人勝手にシュミレーションをして緊張してしまっていたんだと思います。実際には怒られたこともないのに、怒られたり恥をかくことを怖がっていたんだと思います。先生に怒られたらどうしようと怯え、お母さんに怒られたらどうしようと怯え、当時はどうしたらいいのか、どうしてほしいのか自分でもよくわかっていなかったのですが、大人になった今ならわかります。もし、今、当時の私に戻って気持ちを具体的に表現するならば(当時は気持ちを説明することができませんでした) 、言われたくない言葉があります。言われたくない言葉 その1「また!?」系何度も確認してしまう作業を「またやってるの!?」と言われるのはつらいです。「またやってる」なんてことは言われなくても自分でもわかってるんです。でも、自分でもどうしたらいいか分からないからやってしまうのであって、そこを「また?」と言われたら、気持ちを押しこめて一人で抱え込んでしまうことになります。言われたくない言葉 その2「だから大丈夫だってば!」きっと安心させたくて「だから大丈夫だってば!」と言ってくれてると思うのですが、これもちょっとプレッシャーになります。大丈夫だと思いたいのに不安になってしまう、この気持ちを汲んでほしいと思います。ということで、周囲の大人がどう接してくれれば安心できていたのかと考えてみました。■不安なときに、大人に言って欲しかったことまず1つ目に一緒に確認作業に付き合ってほしいということ。お父さんでもお母さんでもいいから、不安に思う時には一緒に付きあってほしいのです。年齢や学年に関係なく、「一緒に付き添ってほしい」と望むうちは付き添ってほしい。2つ目に大丈夫だと安心できる目に見える何がが欲しいということ。例えば持ち物を一緒に確認するだけでなく、紙に持ち物をリストアップしてチェックしてほしいです。目で見て確認できる「チェックリスト」や「写真」があれば、わざわざランドセルまで行かなくても布団の中で安心できます。3つ目に、助けてくれる人がいるんだという安心感を与えてほしいということ。仮に忘れ物をしてしまったとしても、「お母さんが届けてあげるから大丈夫」とか「お母さんがかわりに謝ってあげるから大丈夫」という自分のかわりに誰かが何とかしてくれるっていう安心感が欲しいです。 自立する上で親がかわりに何かをしてあげるというのはよろしくないと思われるかもしれませんが、とにかく得体のしれない不安に駆られている時には、誰かがなんとかしてくれるっていう安心感が欲しいんです。「大丈夫。忘れ物なんてしてないよ」と励ますよりも、「忘れ物をしていたとしても助けてあげるから大丈夫よ」という言葉をかけてくれたら、とても安心したと思います。小さいうちに心配性だからといって、必ずしも大きくなっても心配性が続くわけではないと思います。私の場合は大きくなってからは全然心配症ではありませんし、むしろもうちょっと心配したほうがいいんじゃないかと思うぐらいです。またその逆で、小さいころは奔放だったけれど、大人になって心配症になったという人もいるでしょう。いずれにせよ、子どものころの気質がずっと続くわけではないと思うので、「こんなに心配性で大丈夫だろうか…」とむやみに心配することはないかな? と個人的には思います。不安な気持ちになってしまう時期は誰にでもあると思うので、わが子が不安な気持ちになった時には、無理に前向きな気持ちにさせようとせず、不安な気持ちが和らぐように一緒に付き添い、「ママが助けてあげるよ、ママがかわりに謝ってあげるよ」と声をかけていきたいと思います。大人だって、一番大事な人に「かわりに謝ってあげる」「助けてあげるよ」って言われたらすごく安心すると思いませんか?実際にはかわりに謝ってもらわなくとも、その言葉だけですごく安心できると思います。「欲しい言葉が聞けた」。これだけでも、とても勇気が湧くものです。【お知らせ】前回の 「どうか子どもの癖を否定しないで。爪噛みをしていた私が思うこと」 の記事下アンケート「Q. これまで、子どもの癖で気になった癖はありましたか?」のアンケート結果はこちら↓
2018年04月26日入園などをきっかけに同じ年齢の子どもと触れ合う機会が多くなると、親としてはどうしても自分の子と他の子を比べてしまいがちに。正直、気になってしまいますよね。でも、成長もできることも得意なことも、子どもそれぞれ! どうして他の子はできるのに、うちの子は…4月から保育園や運動クラブに通うようになり、他の子と同じことをするという機会が増えるにつれ「親の理想を押し付けるのはよくない」とか「他の子と比べるのはよくない」という考えはずっと頭の中にはあって、「自分はそれらを絶対にやらないぞ」と決めていたはずなのに「あれ…どうして他の子はできるのに、うちの子はできないんだろう」そんなことを考えてるようになってしまいました。できないことばかりに目がいくようになり、つい息子に厳しく「他の子もできるんだから」と本人がしたくもないことを押し付けるようになっている自分に気づき長男が、「何か造ることが得意なこと」「映画を最後まで観て感想だって言えること」「弟を笑わせようと頑張れること」そういう「できることだってある」ということを忘れてしまっていました。みんなと同じことができるのもすばらしいけどみんなと違ったって大丈夫って息子に言ってあげられる親にならねば、と思いました。
2018年04月22日普段毎日一緒にいるママとは違い、仕事をするパパは育児に関わる時間が自然と少なくなり、その関わり方も様々です。すぐにお菓子を買ってあげて甘やかすなど、パパに安心して任せられることができないなど、育児について意見や価値が違うこともあるでしょう。違う価値観で育てることに不安があるかもしれませんが、実は子どもにはプラスになることなのです。異なる価値観で育児を行っていく際、どのようにお互いの価値観を尊重していけば良いのでしょうか。意見の違いが価値観の多様化を育てるママが普段行っているしつけをパパがたまの休日などにしつけとは真逆のことをしていると、しつけを壊されたような気持ちになり「余計なことしないで!」と言いたくなるかもしれません。しかし夫婦の意見の違いは子どもが色々な価値観に触れるきっかけとなり、人の意見は一つではないことを学ぶことにもなるのです。核家族が増え大人と密に接する機会が減る現代では、パパにはママと違う価値観を伝える存在であることが、子どもの成長にプラスになります。夫婦間の意見が違っていても夫婦円満に過ごすコツは、お互いの頑張りを認め合うことです。例えばパパに子どもを一日見てもらったなら、ご飯はコンビニなどで済ませていたとしても「一日頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えます。成功体験をたくさん積むことでパパもスキルアップしていきます。夫婦の意見が違う時の話し合いのコツ子育てについての意見は、大小にかかわらず異なっていて当然です。意見が違うことが問題なのではなく、違った意見を無理やり結論づけることが問題なのです。お互い自分の意見を言ったら、そこで終わりにすることがオススメです。「結論が出ないんじゃ意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、大事なのはお互いの考えをインプットすること。繰り返すうちに「自分はこう思うけど、相手はこう思うかもしれない」と相手の立場に立って考えられるようになります。意見をぶつけ合うことで夫婦のパートナーシップが深まります。食い違いを恐れて何も言わなかったり、相手の考えに耳を閉ざしていると夫婦関係は進化しません。衝突を恐れずにお互いの意見をぶつけましょう。意見が異なる話し合いを泥沼化させないコツをお伝えします。1.結論を出そうとしない意見をお互いに出し尽くしたらそこで終わりにします。話し合いの目的は、結論を出すことではなく「相手はこういう考えなんだ」とお互いに知ることです。2.最終決定者を分野ごとに決めておく習い事や受験など、大切な局面ではどうしても意見をまとめなければならない事もあります。例えば、教育はパパ・しつけはママという風にあらかじめ分野ごとの決定者を決めておきましょう。3.相手の考えを最大限尊重する最終決定者を決めていたとしても、決定者が好き勝手に決めていいわけではありません。決める側こそ、相手の意見をよく聞き最大限に尊重した決断をすることが必要です。パパの関りは量より質!子どもと関わる時間の少ないパパは、短い時間で集中して子どもと関わることが大切です。子どもから園などではやっている遊びを教えてもらったり、身近な疑問をクイズにして一緒に調べたり、集中して子どもと関わることでパパの存在感をアップさせます。子どもと遊んだり、子どもに合わせたオーバーな反応をするのが苦手なパパであれば、無理にする必要はありません。洗濯物たたみやお風呂掃除などのお手伝いに子どもを巻き込んでしまいましょう。自然な声掛けができますし、「パパの役に立てた」と子どもも満足できます。普段からの子どもとの関わりで、子どもの心をつかむ声がけの名セリフがあります。・「きみのおかげでパパはパパになれたよ」「パパは初めからパパだった」と子どもは思っているものです。自分がパパにとって大きな存在だと知ることは自尊感情につながります。・「さっきは怒りすぎてごめんね」謝ることで父親の威厳がなくなるというのは間違いです。自分の誤りを潔く認められる人こそ威厳を感じられるものです。・「ママにはナイショだよ」パパと子どもの絆を深めます。公園の隅にドングリを隠したなど、他愛ないことを二人の秘密にしてしまいましょう。ママとパパが意見を交わす際は感情的にならないようにしましょう。子どもは大人の喧嘩を一番嫌がりますが、逆に冷静に議論する姿は、真剣に自分のことを考えてくれているのだと感じることができるでしょう。パパの言うことやることに腹を立てたり諦めたりする前に、是非意見を積極的に冷静にぶつけてみてください。
2018年04月04日前回と今回で、入園準備について書かせていただいていますが、今回は後編、しつけ編です。これまでの3歳の息子は、公園や遊び場に行くとこっちを振り返りもせずに走って行ってしまうような子でした。そのため、いつもそういう場では息子を追いかけてばかりでした。知らない場所でも知らないお友達とすぐに遊び始めるし、2学年上の娘と一緒に幼稚園に行くことを心待ちにしていた息子だったので、きっと幼稚園にもすぐ馴染むだろうと。心配なんかないんだ、と楽観視していたのですが…この日ずっと泣いていたという息子にびっくりしました。でも、考えてみればこれが初めての母子分離でした。これまでは、1人で走って行ってしまっても、後ろから必ず母が追いかけてきてくれるという安心感があったのかもしれません。だって、生まれてから今まで3年以上も、何をするにもずっと一緒だったんですから。それが、いつものように呼べば来てくれる母が、今日はいない。泣いたら「大丈夫?」と駆け寄ってくる母がいない。そんなに簡単に離れられるなんてできませんよね。簡単に考えていた自分に反省しました。入園してからも毎日泣いてばかりいるんじゃないかと不安になることもありますが、幼稚園自体はとても楽しみにしているので、きっと母と離れるのが淋しいんだと思います。このまま離ればなれになってしまうのかもという不安があるのかもしれません。「幼稚園が終わったら毎日絶対にお迎えにいくからね。ずっと離れるわけじゃないよ。大丈夫」というと、服をぎゅっと掴みながら、胸に顔をうずめて小さく「うん」と言っていました。次は、幼稚園が始まるまでに(もうあまり時間はないですが…)しつけていきたいことについてです。1. トイレトレーニング 2. ごはんを自分で食べられるようにする3. 人の話をじっと座って聞けるようにする4. 服の着脱をできるようにするこれら4つを中心に、準備していきたいと思います!春から幼稚園という小さな社会に出るものの、まだまだ生まれて数年の小さな子ども。急に生活が変わるので戸惑うことも多いと思いますが、親子ともに焦らずにゆっくり慣れていけたらいいなぁと思っています。入園まで、残りあとわずか。子どもと1日べったりな時間を、大切に過ごしていきたいです。
2018年03月16日「自分は虐待をしているのではないか?」1991年より都内で、子どもへの虐待防止のための電話相談などボランティアで支援を続けている民間団体の「子どもの虐待防止センター(CCAP)」には、相談者からこういった疑問を投げかけられることも少なくないそうです。前編では、ベテラン相談員・Mさんに「虐待の境界線」をお聞きしました。続く後編では、子育てしにくい時代に、どうやってできるだけ怒らずに子育てをしていけるか、というお話をうかがいました。■児童虐待防止法も影響? 周囲の目がきゅうくつに感じる「現代の子育て」── 長年相談を受けている中でお母さんたちの相談内容が変わってきたという印象はありますか?Mさん:私の主観的な印象ですが、「周りに子どもがいるのが当たり前」の環境から、「子どもと接する機会がない、子どものはしゃぐ声や泣き声を普段耳にしない」という環境になってきているように思います。その中で子育てをするのは大変ではないかと感じています。── 今の環境は、お母さんたちにとってきゅうくつなのでしょうか?Mさん:電話相談を受けるなかでも、「スーパーで子どもがダダをこねてギャーっと騒いでしまったので叱ったら、周囲からは冷たい視線。通報されるのでは? といたたまれなくなって、買い物もそこそこに家に帰りました。ドアを閉めた途端、つい子どもに『何なのよ!』と怒鳴ってしまった。今、子どもはイヤイヤ期真っ盛りなのはわかっているのに…」などと話す方もいらっしゃいます。──私の周囲でも、「子どもを叱っていたら児童相談所の人が来た」という笑えない話を結構聞きますが、2000年に児童虐待防止法が成立して、通告が増えた影響はありますか?Mさん:通告は困っている親子を支援するためのものなのですが、お母さんたちは「助けられている」というよりは「見張られている」ように感じる面があるのかな、と感じています。──相談を受けているなかでお母さんたちのとまどいを感じているんですね? Mさん:小さい子の機嫌をコントロールするのは難しいことです。親ならそれをうまくできるはずというプレッシャーを受けて頑張るけれどうまくいかない、ということだと思います。── そんなきゅうくつな中で、どのように子育てをしていったらいいのでしょうか?Mさん:難しいことですが、少し心に余裕を持てたらいいですね。親も子育てしながら親として成長します。失敗したと思ったら「言い過ぎたね。ごめんね」と正直に伝えたらどうでしょう。「おやつ食べようか。本でも読もうか」と親子共に気持ちを切りかえられたらいいのでは?子どもとの関係ってもっと広いし深いので、一つのことにとらわれすぎずにやっていってもらえたらいいな、と思っています。■自分の中の「コップの水=たまったストレス」をあふれさせないためには?── 具体的にはどうすればいいでしょうか?Mさん:ストレスがたまりにたまった時って、コップにお水がいっぱいいっぱいの状態と似ていますね。表面張力でかろうじてこぼれていない状態のようなものです。だから、そこで何か起こると、最後の一滴となってコップに注がれ、一気に水があふれてしまうんです。── そうですね。子育て、家事、仕事とあふれそうな状況は私自身よくあります。そういう時は申し訳ないけれど、子どもに八つ当たり気味に怒ってしまう時もあります。Mさん:皆さんそういう状況で電話をかけてくれるので、「子どもにやりすぎてしまった」「自分は反省している」「でも夫はこういうことをわかってくれない」と話していくと少し余裕が出てきて、子どもに当たってしまう今の自分が見えてきます。だから、お母さんがいっぱいいっぱいになった時は、コップの水が一気にあふれないように、少し自分からこぼせるといいですね。子どもには成長段階があって、時期がくれば今まではなんだったのか? ということも多いです。── 自分の中のコップの水を減らすのが大切ということですね。具体的にはどのような方法がありますか?Mさん:今はいろいろなところで相談を受け付けていますから、こういう電話相談などにかけてみるのも一つの手だし、どこかに子どもを預けたり、休みの日は夫に預けて自分の好きなことをやる時間を少しとったり、というようなことをやって、しのいでいけたらいいのではと思います。── 子育てだけの世界から少し離れる、ということですね。Mさん:1日24時間、365日お母さんをやっていると、すごく疲れますよね。だから、お母さんも1人になれる時間は必要ですよ、と話すと「食事もトイレもお風呂も、1人の時はない!」と初めて気づかれるんです。それでちょっとでも1人になれる時はないか、ホッとできるのはどんな時かを一緒に考えます。ワンオペで育児されている方も多いですが、公的サービスなど使えるものは何でも使って、少しでもストレス解消できるといいですね。── 電話をかけてくるのもワンオペ育児の方が多いのですか?Mさん:多いですね。そういう方はワンオペという大変な状況のなかで、すごく頑張っているんです。なのに「もっとやらねば。大変だと思うのは子どもを愛していないからなのか」と自分を追い込んでしまっているのが本当に残念です。── まずは、自分が大変ななか頑張っている状況を自分でほめてあげて、心に少しでも余裕を持つことが大切なんですね。 ■「どういう時に怒ってしまう?」自分の怒りパターンを把握── そのほかに怒りすぎない方法はありますか?Mさん:そうですね。あとは怒りたくなるけれど、視点を変えると超かわいい子どもの姿を撮る“おバかわ写真”のような方法でしょうか。ギリギリの状況は変えられない、腹が立つのも仕方ない。でも、せめて腹が立つのを笑いに変えられたら、親子共にハッピーですね。── 笑いに変えるなど自分なりにしのぐ方法をちょっと探してみる、ということですね?Mさん:怒りすぎてしまう時って大体、同じパターンになっていませんか? いつものように親子のやりとりをして、気がつけばいつものように怒っていた。そのようなやり取りになった時に、先ほどのおバかわ写真を撮るとか「あー始まった、始まった」と呪文を唱えるとか、その場を離れる、深呼吸するなど自分なりにしっくりくるものを探して、「あー、また怒っちゃった」と後悔せずにすめばいいな、と思います。── パターンを把握して、対処法をいくつか持っておくといいんですね。Mさん:パターンのどこかを変えると流れが変わります。この言い方で話してみよう、このタイミングでこうしてみようなど、なるべく楽しくなるようなことに変えながらやってみる。それでダメだったら、「あ、ダメだったな。次はどの手でいこうかな」くらいの気持ちで。── それ以外に何かありますか?Mさん:子どもの行動を(a)好ましい、(b)やめさせたい、(c)してはいけない、のように3つに分けてみてはどうでしょう。(c)は命にかかわるなど重大なことですが、(b)は時期を待つ選択もあるかもしれません。親も言い出すと意地になって引くに引けなくなる時期もあったりしますのであきらめる、というか、今すぐにどうこうしようとせず、ちょっと置いておくのはどうでしょうか。── 今日はありがとうございました。日々、子育てに困っているお母さんたちに向き合っているMさんのお話は大変参考になりました。取材なのに、ゆったりとした口調で、こちらの話も丁寧に聞いてくださるMさんとのインタビューは時折、自分の子育て相談をしているような錯覚に陥りました。そのMさんが「子どもを怒らない」ための対策としてあげるのが次の3つ。1.1人でがんばりすぎず、できるだけ心に余裕を持つ。2.自分が怒ってしまう原因などパターンを見つけ、(できれば楽しめる)対策を考える。3.あきらめる(今は置いておく)。ほぼワンオペで、コップの水もかなりギリギリの筆者自身の話も聞いていただき、「怒りたくないのに怒ってしまった」と後悔を繰り返す日々を抜け出す多くのヒントをもらったように感じました。長年、親身に困っているママたちに寄り添ってきているMさんのような方たちに話を聞いてもらうのも、とてもスッキリしそうです。取材協力: 社会福祉法人子どもの虐待防止センター(CCAP) 子どもの虐待を早期に発見し、虐待防止を支援するために1991年に設立された民間団体。研修を受けた相談員と、医師、弁護士、臨床心理士、ソーシャルワーカー、行政経験者、教育関係者などが活動しています。CCAPでは、子育てに悩む方のための電話相談、母親のグループ(MCG)、CCAPペアレンティングプログラム講座「親と子の関係を育てるプログラム」などを行っています。相談の電話番号は、03-5300-2990(平日10:00~17:00 土曜日は10:00~15:00/通話料以外は無料)取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
2018年03月10日「大きな声で子どもを怒鳴ってしまったら、児童相談所の人が来た。近所の人に通告されたみたい…」。ママ友の飲み会で、このような笑えない話が出ることも決して珍しくない昨今。つい子どもを怒鳴ってしまい「自分のしていることは虐待ではないか!?」と不安になっているお母さんも少なくないのではないでしょうか。「どこまでが虐待で、どこまでがしつけ?」という疑問を解消すべく、都内で1991年より虐待防止に向けて電話相談を始めとした支援をボランティアで続けている、民間団体の「子どもの虐待防止センター(CCAP)」にお話をうかがってきました。■一般的な境界線は? 東京都発行の児童虐待予防パンフに見る「虐待」一般的には虐待とはどのような状況をいうのでしょうか。東京都発行のパンフレット「みんなの力で防ごう 児童虐待」(2017年度版)によると、虐待は、1.身体的虐待 2.性的虐待 3.ネグレクト(養育の放棄または怠惰) 4.心理的虐待という4種類があります。2016年度の東京都の統計データでは、約10,000件の中で、心理的虐待が55.0%、身体的虐待が24.7%、ネグレクト19.5%となっています。そして、実母による虐待は53.8%、実父によるものが38.7%となっていて、お父さんよりもお母さんの虐待が多いようです。また、同パンフレットによると、虐待は子どもたちに次のような「深刻な影響」があるとされています。*発育・発達の遅れなどの身体症状。*情緒不安定、感情抑制、強い攻撃性などの精神症状があらわれることがある。■「虐待かどうか」ママたちが気になるのはなぜ?お話をうかがったのは20年近く子育ての電話相談をボランティアで受けてきたMさん。「虐待としつけの境界線はあるのでしょうか?」という冒頭の質問に対して、やさしい口調で次のような返事がありました。Mさん:電話相談でも「これって虐待ですか?」とたずねるお母さんはいて、皆さんものすごく心配していらっしゃいます。でも、虐待かどうか、その境界線を引いて仕分けすることに、どれくらい意味があるのかな、とはちょっと思います。思いがけない答えが返ってきて、ハッとしました。なぜ自分たち母親は「虐待の境界線」が気になるのでしょうか? 法律に触れるようなことは犯していないはずだし、子どもも元気に育っている。それなのに心配なのは、「自分の子育てはこれで大丈夫」という判断基準がない不安からでしょうか? 「虐待じゃない。しっかり子育てをしているよ」というお墨付きを誰からかもらいたいという気持ちなのでしょうか?「自分は虐待の境界線を知って、どうしたかったんだろう?」。そんな気持ちとともにインタビューは進みました。Mさん:私はまず、相談してきた方に「あなたはどう思う?」とお母さんの思いを聞いています。あるいは、「虐待ではないかを判断する立場ではないけれど、あなたが、自分がしていることをあまり良いことだと思っていなくて、今、困っているように感じられるのだけど…」と話すんです。── 虐待かどうかという答えを出さないんですね?Mさん:たとえ「それは虐待ではありませんよ」と言われても、「良かった。ホッとしました」と言って終わるものではありませんよね。モヤモヤを抱えているから電話をかけてきているので、しっかりその思いを聞かせていただきます。そして「少しスッキリしました」と言って電話を切ってもらいたいと思っています。── 確かに、「虐待ではありませんよ」と誰かが保証してくれても、お母さんたちの「自分の子育てはこれで良いのか」という心配がなくなるわけではないですもんね。■子どもを「かわいい」と思えない時があっても当たり前Mさん:子どもがかわいく思えないと、自分のことを母親失格のように感じてしまうお母さんも多いのが気になっています。だだをこねて泣き叫んでいれば、かわいく思えない時だってあって当然なのに、「ダメな親だ」と自分を責めてしまうのです。── その気持ちよくわかります。私も、遠くから眺めている時と寝ている時はかわいいのになあ、と思うこともしょっちゅうです。Mさん:お母さんにとって、子どもは大事な存在で、だからこそ精一杯努力しているわけです。でも努力が報われなかったり、ギリギリの状況になったりした時はかわいく思えなくても普通なんだ、と自分を許してあげていいと思います。── 子どもをかわいくないって思う気持ちがあってもいいんですね。Mさん:大事だから放りだせないし、もっと子どものために良くしてあげたいし、だけどうまくできないからイライラもするし、腹も立つ。そして、そういう自分を責めてしまうんです。そんな時は寝顔を見て「かわいい!」というので十分だと思います。 ■怒ることはしつけではない…虐待としつけの境界線── 子どもは大切だから、なんとか良い子に育ってほしいと思うからこそ、うまくいかない時につい腹が立って怒ってしまうんですね。よく、虐待の事件で、「しつけのつもりだった」などという報道もありますが、この差をどう思われますか?Mさん:しつけというのは本来、子どもが自立していけるようにサポートすることで、決して親の感情をぶつけることではないと思っています。子どもが自分の生活をきちんと立てていけるように基本的なところ、例えば、社会で生きていける信頼感や他人との関係のベースになるものを築くためのものなのではないでしょうか? ── 感情をぶつけるのはしつけではない、ということですね。Mさん:親が怒りすぎた時って子どもが失敗とか間違いをした時ですよね? 失敗とか間違いって、ふつう誰もがするものでしょう? だからそうした時に感情を爆発させるのではなく、どうすればいいかを教えられたらいいですね。── 例えば、どのように?Mさん:「なぜこういうことをしたの?」と聞くことから始めみてはでどうでしょうか? 例えば、子どもが友だちのおもちゃを無理やり取ったとしますよね。「○○ちゃんが貸してくれなかったから」などと言われたら、「遊びたかった気持ちはすごくよくわかるけど、取るのはいけないね。もう一度、また頼んでみようか」というように。すごく手間がかかることですけどね。──なかなか毎回対応するのは大変そうですね…。Mさん:お母さんが全部それをするのは、神様ではありませんから、無理でしょう。でも、今は悪いことと怒ることがセットになってしまっていることに気付いてもらって、ちょっと冷静になれればいいな、と思います。── 子どもがいけないことをした時も、本来、怒る必要はないということでしょうか?Mさん:本当のしつけは、子どもに何がいけなくて、どうすればよいかを教えることだと思うんですよ。だけど、ただ怒って「謝りなさい」って言っていたら子どもは何を学ぶのかなと思います。怒られたら謝るという、表面的なことだけ学んでしまうかもしれませんよね。「本当はどんな子に育ってほしいと思っていたか」を、思い出して欲しいですね。■子どもの存在を否定・無視することは「心理的虐待」── 虐待で一番多いのは心理的虐待なんですね? どのようなことが心理的虐待にあたりますか? Mさん:「お前なんか生むんじゃなかった」「Aちゃんと違ってお前はかわいくない」など、根本的に子どもの存在、人格を否定することです。── 頭にきてしまったら思わず言ってしまいそうですが…。Mさん:やっぱり存在を否定することは避けたほうがいいですね。それ以外にも、ちゃんとできるまでお説教し続けるなど、やりすぎるケースがあります。こういうケースは、「自分の子どもはこうあるべき!」という、親の思いが突っ走っているように思います。── そのほかには? Mさん:冷たく突き放したり、何を言っても無視したりと、無関心にさらされることです。── 感情を示さない無関心も虐待となるのですね?Mさん:存在をスルーされるのはつらいことです。人間として育っていく過程で、子どもは喜怒哀楽を学んでいきますよね。あり得ない例えかもしれませんが、なんのつらいこともなくて、お母さんはいつもニコニコしていて、それで子どもが健全に育ちますかっていうと、それはそれで難しいと思うんですよね。だから、やりすぎだなって思ったらセーブして、親子一緒に泣いたり笑ったりしていってはどうでしょうか?──心理的虐待が続くと、子どもにはどのような影響がでますか?Mさん:自分に自信がなくなる、安心感がなくなる、落ち着きがなくなる、食欲がなくなる、元気がなくなるというようになってくるかもしれません。── 子どもの存在を否定することは言わない、そして、あとは怒らないほうがもちろんいいけれど、喜怒哀楽をお互いにやりとりをしている間は大丈夫ということでしょうか。今日はありがとうございました。筆者自身も、娘たちをつい怒鳴ってしまったり、傷口に塩を塗るようにネチネチと叱ってしまったりすることもあり、それは心理的虐待にあたらないかな、といった思いも持ちながら向かったこの取材。長年、電話相談で虐待や子育てと向き合ってきたMさんのお話から、「どこまでが虐待で、どこまでがしつけ?」という線引きよりも、親が子育てで困らないことと、子どもの存在を否定しないことが大切なのだと感じました。後編では、子育てが大変な今の時代に、親がどのようにすれば心の余裕が持てるか、というお話を聞きました。取材協力: 社会福祉法人子どもの虐待防止センター(CCAP) 子どもの虐待を早期に発見し、虐待防止を支援するために1991年に設立された民間団体。研修を受けた相談員と、医師、弁護士、臨床心理士、ソーシャルワーカー、行政経験者、教育関係者などが活動しています。CCAPでは、子育てに悩む方のための電話相談、母親のグループ(MCG)、CCAPペアレンティングプログラム講座「親と子の関係を育てるプログラム」などを行っています。相談の電話番号は、03-5300-2990(平日10:00~17:00 土曜日は10:00~15:00/通話料以外は無料)取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
2018年03月09日褒める育児が話題になっています。悪いことをした時に叱りはしても、褒めるのは難しいなんてことも。子どものいいところを発見してきちんと伝えるってとても大事! と実感した人気インスタグラマーグラハム子さんの書下ろしエピソード。ママ友に褒められた結果! こんにちは! 今の時期コートの下は週3で同じ服のグラハム子です。靴なんてもう何年も同じ物を履き続けております。一方すぐに足が大きくなるので頻繁に靴を買い替えている子どもたち。先日またキツくなってきたので、新しい物を買いに行きました。キャラクター物を選ぶかな、と思いきや予想に反して息子が選んだ物は某有名メーカーのオシャレなデザインシューズ。私が「かっこいいね!」と褒めると嬉しそう。早速その新しい靴を履いて帰りました。すると途中でご近所のママ友に会いました。 そこには見たこともないくらいニヤニヤした息子の姿がありました。 それ以来、数日間は事あるごとに靴の話。自分の選んだ物が褒められてとても誇らしかったのでしょう。私がかっこいいね、と言った時も嬉しそうだったけれど、ママ友に言われた時のほうがよりニヤニヤと嬉しそうに見えました。親以外の人から褒めてもらえるって、新鮮で、すごく自信がつくのかもしれませんね。私も周りの子どもたちの良いところを沢山見つけて、沢山伝えてあげたいなと思います。
2018年02月23日医学や科学が進歩するように、育児や教育に関する研究も日々進歩しています。かつては親がやってしまっていた行為のなかには、絶対にやるべきではないしつけやコミュニケーションも多そうです。最近の子ども事情、そして、親が子供にやってはいけないことが学べる記事を厳選してお届けします。その1●【九九を覚えられない子】に母親が絶対にしてはいけないことかけ算九九が苦手という子ども、小さいころ、同級生にいませんでしたか? はたまた、自身がそんなお子さまではありませんでしたか? 頭ごなしに叱っては逆効果。子どもが覚えられない原因は、意外なところにあるかもしれません。▼続きはこちら▼その2●約束を守れない子ども、どうしたらいい?家に帰ってきたら宿題をやる。借りたものは期日までにきちんと返す。門限はきちんと守る。大人でも約束を守ることは難しいものですが、子どもが約束を守らないのには理由があり、約束を破ったこともに対してすべきこともありました。▼続きはこちら▼その3●友達とうまく遊べない子が増えている!良い友人関係は生涯の宝物に。なるべく多くの友だちを作って、楽しい学校生活を送ってほしいと考えるママパパは多いけど、最近は友だちを上手に遊べない子どもが増えているそう。その背景に焦点をあてました。▼続きはこちら▼その4●モラハラ家庭で育った子はモラハラになる?モラハラな大人にまつわるニュースが時々世間を騒がせるけど、ひょっとすると、それは育ってきた家庭環境に原因があるかも。わが子をモラハラな子どもにさせないためにはどうしたら?▼続きはこちら▼その5●離婚したママが子どもにしてはいけないこと離婚率は増加傾向にあり、シングル家庭も増えています。そうした環境で育児をする場合、我が子に対して親がやってはいけない態度や行動があるそうです。▼続きはこちら▼
2018年02月23日どこまでがしつけで、どこまでが虐待か。また、どこからが愛情を持ったふれあいで、どこからが甘やかしなのか。我が家は我が家。他の家と比べることも難しいから、子どもへのしつけって、その線引きが難しいところ。あなたも、自身のしつけに悩むことはありませんか? そこで今回はしつけに関する記事のなかで、反響の大きかった21記事をピックアップ。悩んだ時には、参考にしてみてくださいその1●息子を溺愛しすぎるママ、その特徴と子への影響は?我が子に愛情を注ぐことは、親として当然のこと。でも、行き過ぎた愛情は、子どもをわがままに育ててしまうというのは、よく言われる話。我が子を溺愛してしまうことは、いったい子どもにどんな影響を与えてしまうのか? また、溺愛してしまうママの傾向は? 取材をすると、その真意が見えてきました。▼続きはこちら▼その2●親の過保護と過干渉がいけない本当の理由過保護という言葉の他には、過干渉という言葉もあります。両者の違いはどんな点にあるのでしょう? またこれらがいけないといわれる理由とは? 「過保護&過干渉度テスト」もあるので、まずはあなたも自分をチェックしてみて!▼続きはこちら▼その3●“甘えさせるママ”と“甘やかすママ”の境界線あなたはわが子を甘やかすママですか? ひょっとしたら、子どもが甘えてしまう状況を作っている可能性もあります。甘えさせてしまうママと、甘やかすママ。この違いと線引きについて解説します。▼続きはこちら▼その4●子育ての“自由のびのび”と“放任放置”の境界線自由にのびのびと子どもを育てたいと思って入るけど、ひょっとしたら、他人から見れば放任主義な親に見られているかも。そもそも、自由闊達と放任主義な育児の境界線って、どんなところにあるのでしょうか?▼続きはこちら▼その5●親の権利とモンスター、その境目は?我が子のことを思って、学校に意見を言うと、モンスターペアレンツ扱いされてしまうのではないか。そう思って、何も学校に言うことができなくなってしまい悩んでいませんか? モンスターペアレンツと言われない正しい主張の方法って? いったいどうしてモンスターペアレントは増えてしまったの?▼続きはこちら▼その6●わが子を叱れない親最近、自分の子どもを叱ることができない親が増えているそうです。一方で、子どもは叱って育てるべきという育児論と褒めて育てるべきという育児論、いずれもネット上には散見され、親としては混乱…。わが子の正しい叱り方とはいったい?▼続きはこちら▼その7●息子が気持ち悪い…ママがそう思ってしまうのはなぜ?子どもに愛情をもってしつけてきたつもりなのに、ある日我が子に拒絶されるような態度を取られてショック…。そんな経験があるママも少なくないようです。いったいどうして、息子はママのことを拒絶するようになるのでしょうか。思春期を迎えた息子の複雑な心理をつまびらかにします。▼続きはこちら▼その8●あなたは毒親になってない?過ぎたるは毒。行き過ぎた子どもへのしつけが、子どもの未来にも悪影響を及ぼすことも。しかも、そうしたしつけを受けた子どもは、将来自分の子どもにも同じようなことをしてしまう可能性も高いといいます。毒親にならないためには…。その心がけをまとめました。▼続きはこちら▼その9●しつけが虐待に発展しないためにしつけのつもりで叱ったけれど、あとで振り返ったら虐待に近かったのかも…。思い出して後悔することはありませんか? しつけと虐待の境界線とははたして。また、虐待をしてしまう可能性についてチェックテストで診断もできます。▼続きはこちら▼
2018年02月21日先月、3人目の次男を出産しました。長男、長女のときから使っていた愛用アイテムはもちろん、新しく揃えたいアイテム、買い換えたいアイテムなどがいろいろ出てくるもの。特に、抱っこひもはおでかけ時の移動だけでなく、家事や寝かしつけなどにも使える便利なもの。兄姉のいるご家庭では、赤ちゃんは家のなかでも日中抱っこひも…ということが多いのでは?今回は、いろいろな抱っこひもの特徴や、抱っこひもが育児を楽にするポイント、自分にぴったりのものを選ぶコツとアドバイスをまとめました。いつ、どこで使う?いつから使う?産院を退院してすぐの新生児から使いたい、首が座ってからの購入を考えている…など、赤ちゃんの月齢や成長に合わせて使える抱っこひもは変わってきます。いつの時期から必要になるのかを考えてみましょう。赤ちゃん連れのおでかけは、一般的に産後1ヶ月ほど経ってから。しかし、赤ちゃんとママの2週間検診や1ヶ月検診もありますし、兄姉のいるご家庭では生まれてすぐからお外へ連れて行かないといけないシーンもたくさん。そして、1ヶ月過ぎると予防接種も始まります。首がまだ座ってない赤ちゃんと、安全に快適に移動するのが大切。我が家は1人目の出産の際に、エルゴの抱っこひも+インサートを購入。新生児から抱っこできる、大きくなってからも長く使える、という2点が気に入り、チョイスしました。最近では、インサートなしでも新生児から抱っこできるエルゴ「エルゴOMNI360(オムニ スリーシックスティ)」の登場が話題に!お兄ちゃん、お姉ちゃんのときにはこんなもの出てなかった〜。これから購入されるママたちは、断然このタイプのエルゴが人気のようです。また、出産後すぐに使用する場合は、生まれる前に購入しておく場合も。すぐに使わないというパパママは、赤ちゃんが生まれて落ち着いてから、試着をしてみて購入する…という人もいるようです。どこで使う?もうひとつ、購入前にチェックしておきたいのが、どこで使うことが多いのか。車によく乗る生活なのか?電車での移動が多いのか?それとも、外出よりも家の中での寝かしつけに使いたいのか…など、どの場面で抱っこひもを使うのかを想像してみてください。新生児からの抱っこに最適な機能を持つベビービョルンは、日本の高温多湿の気候に合うメッシュ素材のOne+AIRや、アクティブなパパママにぴったりのONE+アウトドアーズなど、使用するシーンに合わせた細やかなシリーズが出ています。大事なポイントは、7つ!デザインの好みは人それぞれありますが、基本的に押さえておきたいポイントは下記のこんなもの。①軽量か赤ちゃんを連れての外出は、ただでさえ荷物がたくさん!できれば軽いに越したことはありません。②簡単に装置ができる外出時、パッとつけなくてはいけない状況がたくさん。すぐに装着でき、体格差のあるパパとの兼用時にもサイズ調整が簡単なものが良いと思います。③長時間の抱っこでも、肩や腰の負担が少ない毎日、長い時間抱っこするママへの負担が少ないものであるというのは、実は最優先事項かも。肩パットや腰ベルトなど、自分に合うものがしっかり見極めましょう。④赤ちゃんの股関節にも優しい赤ちゃんの股関節は、カエルの足のようにしっかりとM字に広がっていないといけないもの。生後、足の付け根の関節が外れてしまう「股関節脱臼」になってしまう赤ちゃんが多いよう。もう一度、抱っこの仕方を見直しましょう。⑤洗濯しやすく、乾きやすいお手入れがしやすいものであることも、とっても大事。家庭の洗濯機に入れて丸洗いできるものはもちろん、乾きやすい素材であるとなお良いでしょう。⑥肌に優しいオーガニック、通気性のよいメッシュなど、素材これから暑くなる季節には、抱っこひもをしているママも抱かれている赤ちゃんも、とっても汗をかきます。お互いの肌に触れるものだから、素材の良いものを選びたいですね。⑦ママが好きなデザインがどうか機能性のポイントをクリアしたら、あとはデザイン!これも、大事なポイントです。毎日のファッションに合わせるものだから、コーデも楽しみつつ使っていきたいものです。あなたは何タイプ?抱っこひも、と一言で言っても、いろいろなタイプがあります。①多機能キャリー街中で最も見かけるのが、この多機能キャリー。エルゴやビョルンなどは、この多機能キャリーです。対面式は勿論、おんぶや前向きだっこなどいろんなスタイルの抱っこが可能で、これひとつあればOK!デザインも豊富で、新生児から使える物も。我が家の兄姉は、エルゴベビーのメッシュタイプ+インサートを愛用していました。②ヒップシートキャリー最近見かけるようになってきた、腰ベルトに赤ちゃんの椅子のような台座がついたタイプ。パパやママの腰に巻くだけで、赤ちゃんを「すとん」と乗せるだけなので、とっても楽ちん。ただし、赤ちゃんが一人でお座りができる頃からの使用になるので、子どもが歩き出すくらいから活躍します。③スリング斜めがけにして、赤ちゃんを入れるだけなので装着がとっても簡単。横抱きができるので新生児から使えて、退院時から活躍しそう。家の中での寝かしつけにもオススメです。④ラップキャリーバックルやストラップかなくシンプルな布1枚で赤ちゃんを包み込むタイプ。伸縮性のある布で赤ちゃんを包み込むので、荷重が分散されて肩や腰に食い込まず、疲れにくい。ぴったり密着するので、赤ちゃんも安心。よく眠ってくれるという話を聞くので、新生児期はラップで、大きくなってからは多機能キャリーに買い替えというママも多いです。抱っこスタイルは成長と共に変わる!前述の抱っこひもは、使うシーンに特化して複数を持ちをすると便利です。また、月齢によっても、「横抱き」「縦抱き」「前向き抱き」「おんぶ」など、使える抱き方も増えてくるので、どのタイプがオススメか変わってきます。横抱き(ねんね期)首が座ってない時期は、寝かせたまま抱っこできる、スリングかラップキャリーがオススメ。アップリカの「コランハグシリーズ」は、ヨコ抱きを推奨しているので安心です。対面縦抱っこ(首すわり期~)首が座ると、縦抱きがラクになります。赤ちゃんと向かい合えるので、お互いの表情が見えて赤ちゃんも安心。このころから、多機能キャリーの出番です。おんぶ(首すわり期~)赤ちゃんのお顔が見えないけど、背中に赤ちゃんがぴったりとひっついていられて、赤ちゃんも安心。両手があくのでとっても便利。我が家は家事する時などによくおんぶ抱きにしています。前向き縦抱っこ(すわり期~)前向き縦抱っこはママと赤ちゃんが同じ景色を楽しめます。赤ちゃんも目の前の新しい世界にきっと好奇心をかきたてられご機嫌に♪前向きと言ったら、ベビービョルン! 毎日のお散歩が、赤ちゃんにも楽しい体験になります。腰抱っこ(すわり期~つかまり立ち)腰がすわった頃から、片手でひょいっと抱っこできるように。自分の腰の骨に赤ちゃんが座るような感じ。スリングでの抱っこは長時間は難しいですが、出かけ先などでちょっと抱っこする時にとても便利です。持ち運びの際もかさばらず、いざちょっと抱っこする時に活躍します。抱っこひもは、普段の生活スタイルや赤ちゃんの成長にあわせてその時々の必要性に応じて選ぶと良いですね。小さい時しか抱っこできないので、たくさん抱っこできる、ぴったりの抱っこひもが見つかりますように。
2018年02月20日いつも子どもにイライラしてしまう。どうして子どもに怒りをぶつけてしまうのだろう。そんな風に毎日怒っている自分に悩み、夜はひとり反省会をしてしまう。そんなママのための怒りの応急処置を前回教えていただきました。今回は、「怒り」のメカニズムについて教えていただきます。じつは「怒り」自体は、人間ならだれもが持つ、ごく自然な感情なのです。「怒り」の本質を知れば、むやみな恐れは消えるはず! NPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子さんにお話を伺いました。■「怒り」は、悪なの?高山先生は、言います。「怒りは、単なる感情のひとつで、危機や攻撃に対する、人間としての自然な反応です」。人間にとって、もっとも根源的な怒りは、「自分を傷つけるものへの怒り」。ヒトが、「獲物をとる」か「獲物になる」しかなかった原始時代には、危険に立ち向かうために怒りのエネルギーを使ってきました。怒りを感じると、意識しなくても、脈拍や呼吸が速くなります。これは、交感神経が働いているサインで、交感神経のスイッチが入ったために、自然に体が活動に備える状態になったからです。こんなふうに、怒りは、「生きるエネルギー」そのものであり、大切な身を守る手段でもあったのです。でも、現代では野生の猛獣と戦ったり、必死で逃げたりすることはまずありません。私たちは怒りのエネルギーをムダ使いしてしまっていないでしょうか。「現代では、怒りの扱い方に、工夫が必要ですよね。そこを、アンガーマネジメントという“技術”で補完しましょう」(高山先生)■怒りのもとにある本当の感情とは?ところで、怒りは一瞬で湧き上がると感じていませんか? じつはそうではないのです。「怒りのもとには、必ずタネとなる別の感情が隠れています」(高山先生)この感情は、感じている時間が短い上に、すぐに頭は怒りでいっぱいになるため、キャッチするのがなかなか難しく、気づきにくい感情です。たとえば、「子どもが思い通り動いてくれず、悲しい」「想定外のことが起こって、不安だ」…。こういった怒りのもとに隠れている感情を「第一次感情」といいます。また、「第一次感情」には、「不安」や「悲しみ」といったマイナスの感情だけではなく、「希望」や「期待」などの前向きな感情もあります。そういった感情も、簡単に怒りに変わってしまうのです。怒りが爆発しているときは、怒りと自分が一体化しています。6秒ルール※で応急手当をしたら、第一次感情に耳を澄ませてあげましょう。こんなふうに、怒りの本質を見つめられるようになってくると、怒りは、「怖いもの」でないと感じられるのではないでしょうか?※6秒ルール怒りは6秒間でピークが治まってくるといわれています。このためこの6秒間を我慢すると、怒りを静めることができます。次のような応急手当を試してください。・おでこに手を当てて数を数える・水を飲む・深呼吸をする<怒りは意外なところからも生まれる>●不安「いやだ」という拒否感や、自分の心や体が脅かされそうな不安定感から生じる感情で、怒りと仲良しです。自分を守ろうとするために、怒りを呼び覚まします●悲しみ自分のことを理解してもらえなかった、がっかりしたといった悲しみからも怒りは生まれます●期待・希望「~したい」「~になって欲しい」という期待や希望には、欲があります。期待や希望がかなわなかった時に、自分の欲が満たされないことへの怒りが生まれやすいのです出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋 ■「怒らない」よりも「爆発させない」 怒りは自然な感情なので、「怒らない」ようにするのは、相当の力が必要です。怒りを、「ただ、我慢」しようとすると、怒りと我慢で二重にエネルギーを消耗し、ヘトヘトになってしまいます。しかも、「怒るのを我慢している」ことが見てわかるぐらいなら、家族が感じるトゲトゲ感は、「怒ったとき」とあまり変わりません。こんなふうに、「ただ、我慢」するのは、消耗するわりに、良い効果はあまりえられないのです。「怒りを無理にねじ伏せて『怒らない』ようにするのではなく、『爆発させない』方が大切です。そのために堪忍袋を上手につかいましょう」(高山先生)■堪忍袋を上手に使うポイント3つ「堪忍袋を上手に使うためのキーワードは、『小さく』と『少なく』です」(高山先生)堪忍袋の上手な使い方について、ポイントを整理してみました。●ポイント1 怒りを拾わない人が生活をしていれば、怒りを起こす原因は、身の周りにたくさんあります。まずは、怒りを堪忍袋にいれないことが大切ことです。「時間があるときに、『何が自分をイラっとさせ、怒りの原因になるのか?』を考えてみます。それがわかれば、拾わないように注意できますよね?」(高山先生)●ポイント2 怒りを大きくしない堪忍袋の中に怒りのかんしゃく玉が入ったとしても、数が増えず、怒りそのものが大きくならなければ、堪忍袋の緒が切れることはありません。「長期的には、これからご紹介するアンガーマネジメントの手法を使って、怒りと上手に折り合っていく技術を身につけていきましょう」(高山先生)●ポイント3 ガス抜きをする「怒りを拾わない」「怒りを大きくしない」といったことができるようになると、心に余裕が出てきます。そこで、自分の好きなこと、たとえば、「アイドルのDVDを見る」、「大好きなスイーツを食べる」などして、ガス抜きができるようになれば、堪忍袋の中身は、ますます軽くなっていくことでしょう。 次回は、「もう『怒り』に振り回されない! イライラせずに子どもと向き合うには」です。アンガーマネジメントの具体的な手法を教えていただきます。■今回のお話を伺った高山恵子さんのご著書 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)¥1300円(税別)高山恵子(たかやまけいこ)さんNPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所 所長。臨床心理士。薬剤師。専門はAD/HD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。注意欠陥/多動性障害(以下、ADHD)の正しい理解の普及と、ADHDを持つ人々を支援し、ADHDを障害としてクローズアップするのではなく、豊かな個性の一つとして長所を伸ばし、弱点を克服できるよう支援する団体として「NPO法人えじそんくらぶ」を立ち上げる。NPO法人えじそんくらぶ公式サイト: <イベント情報> 「成人ADHD等の理解と対応」 (2018年1月~6月/全6回・東京)第1回 『アンガーマネジメント概論』怒りのメカニズムとクールダウンの方法を学び、自責・他責を減らしましょう。(2018年1月23日(火)))
2018年01月16日赤ちゃんの離乳食が進んできた頃、授乳をいつ止めたらいいんだろう…と、考え始めるママは多いですよね。「卒乳するタイミングは?」「赤ちゃんが寂しい思いをしないかな?」と、卒乳について悩んでいるママ!!今回、卒乳に向けての準備、進め方について我が家の体験談をまとめたので、ぜひ参考にしてみて下さい!卒乳と断乳って何が違うの??「卒乳」とは、赤ちゃんがだんだんオッパイを欲しがらなくなるのを待ち、赤ちゃんの意志で止めることです。赤ちゃんが自然にオッパイから離れていくので、ママも赤ちゃんも満足した状態で止めることができます。一方「断乳」は、日を決めてママの意志で授乳を止めることを指すそう。最近では、言葉がやわらかな卒乳を用いることが多いですが、オッパイをやめるという点では同じことです。焦らなくても大丈夫!我が家の場合は、「保育園入園までに断乳しなくては!」と焦っていたときに、先輩ママから「保育園に入ってから体調を崩して何も食べられなくなったり、甘えて来たりすることがよくあるから、そういうときにオッパイがあると助かるよ」と、アドバイスをもらいました。赤ちゃんにとってオッパイの時間は単なる栄養補給だけでなく、ママのぬくもりを感じながら安心感を得る、大切な時間でもあったのですね。先輩ママの意見を参考に、日を決めての断乳ではなく、息子の様子を見ながら段階的に卒乳していくことに決めました。卒乳に向けての準備って? オッパイを離れるまでの4段階夜泣きがひどかった息子…すがる思いで読んだ育児雑誌に、夜間に何度もオッパイをあげていることが原因で夜泣きを引き起こしている場合がある、との記事が。夜泣きを収めるためにオッパイをあげていたのに、まさかそのせいで夜泣きが起きていたなんて!目から鱗の内容でした。この記事がきっかけで、息子が9ヶ月のときに卒乳に向けて動き始めました。①夜間断乳1回目 (生後9ヶ月)息子の就寝時間は23時くらい。やっと寝てくれた〜と思っても、1,2時間ごとに夜泣きのオンパレード!オッパイを飲むと満足してすぐに寝てくれるのですが、まとめて寝ることがないので、私が疲弊してしまって…。そこで、息子も私もしっかりと熟睡できるよう、夜間断乳を決行しました。実践したのは、こんなこと。・お腹が空く明け方まではどんなに泣いてもオッパイをあげない・泣いたらパパが対応 (添い寝でトントン、抱っこなど)・私は息子がよじ登れないベッドで身を潜めて寝る…協力してくれるパパが睡眠不足になっても支障がないよう、パパが連休のときに開始しました。息子の場合、夜間断乳が合っていたようで、開始してから2,3日で夜泣きは1回までに減り、まとめて寝てくれるようになりました。②夜間断乳2回目 (1歳0ヶ月)しばらくは夜間断乳に成功していたのですが、息子が成長して、私が寝ているベッドによじ登れるようになってしまったのです!!再び、暗闇の中を彷徨いながら必死でオッパイを求めて来るようになったので、別作戦を決行しました。・息子はパパと、私は別室で就寝・泣いたらパパが対応 (添い寝でトントン、抱っこなど)私が部屋にいないことが分かると息子もすんなりと諦めてくれ、すぐにまたぐっすり寝てくれるようになりました。③授乳回数を減らす (1歳3ヶ月)1歳0ヶ月から保育園へ通うようになり、オッパイの時間は朝、帰宅後、就寝時の計3回になりました。ずっとそばにいる休みの日でも、回数は平日とほぼ変わらない状態でした。入園から3ヶ月経って息子も保育園に慣れ、「1日3回の食事から栄養を摂取できる」「牛乳、お茶で水分補給ができる」「パパ、ママの言っていることが分かる」、この3点ができるまでに成長したので、オッパイの回数を徐々に減らしていくことにしました。・朝の授乳×→起きたらすぐに朝食を食べられるよう準備・帰宅後の授乳×→すぐに牛乳、おやつを食べられるよう準備帰宅後の授乳は、1日保育園で頑張って来た息子へのご褒美タイムでもあったので、まずは朝の時間を断乳し、安定してきたら帰宅後の授乳も止めるようにしました。息子がオッパイを欲しがる前に、オッパイに代わる食べ物や飲み物をサッとテンポ良く準備することがポイントだったように思います!オッパイを飲まないでいられる日が少しずつ習慣化してくるよう、毎日同じリズムで生活するように工夫しました。④卒乳!!! (1歳5ヶ月)1歳5ヶ月になったあたりから、就寝時にオッパイあげても寝ないことがしばしば…。結局添い寝でトントンするのであれば、オッパイを止めてもいいのでは??と思うように。パパの協力が得やすい家族旅行(3泊4日)を機に、オッパイなしでの寝かしつけにチャレンジしてみました!・息子も卒乳を意識できるよう、数日前から「もう少ししたらオッパイとバイバイしようね」と話していく・日中、思いっきり外で遊ばせて疲れさせる・オッパイの代わりにスキンシップの時間をたっぷり取る・パパと一緒に入浴・寝る前に、息子の大好きな牛乳を飲ませる・パパが寝かしつける旅行中だったので昼寝の時間がいつもより短く、普段と異なる環境で刺激が多かったこともあり、疲れ果てて、オッパイを求めることなくすんなりと寝かしつけに成功!旅行から帰って来て、私と一緒に入浴したり、寝かしつけたりしても、オッパイを恋しがることは一度もありませんでした。まさかこんなにスムーズにいくとは思っていなかったのでビックリしました。拍子抜けするほどあっさり卒乳できてしまったので、なんだか私の方が寂しくなっちゃいました…。卒乳後、ママのオッパイケアは?2,3日に1回、入浴時に搾乳する程度で私のケアも済んだので、とても楽でした。段階的に授乳回数を減らしていったおかげで、オッパイが張りすぎて痛い!というような、トラブルにならずに済んだのだと思います。また、身体を温めると血行が良くなって張りやすいという話を聞いていたので、入浴はシャワーにしていたのも良かったのかもしれません。ママ&ベビーともに、満足するタイミングを我が家の場合、息子は「ママじゃないと絶対ダメ!」という性格ではなく、パパにも懐いていたので卒乳がしやすかったのかもしれないです。あと、息子のストレスにならないよう、段階的に卒乳していったというのも大きなポイントだったと思います。授乳をやめるのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても一大事。とっても悩んでいても、「離れてみたらあっという間だった」なんて拍子抜けしたママの声もよく聞きます。そして何より、思い出いっぱいの授乳ライフが終わってしまう卒乳は「ママの方がさみしかったよ〜」なんて声も。卒乳の時期は、それぞれの赤ちゃんやママの状態、状況で変わってくるもの。ママも赤ちゃんも笑顔で卒乳できるよう、お互いの良いタイミングを見つけられると良いですね。
2018年01月06日子どものお昼寝タイムは、ママがホッとできる貴重な時間。でも、「なかなかお昼寝してくれない!」、「お昼寝の時間が遅くて夜の寝かしつけに影響しちゃう!」と、悩んでいるママは多いのではないでしょうか?我が家もつい最近まで、オッパイを飲まないとスムーズに寝ない、寝る時間がバラバラ…など、悩みは尽きませんでした。子どもの睡眠時間やパターンは月齢と共に変化していきます。1歳くらいになると睡眠パターンが徐々に規則的になってくるので、今、悩んでいるママたちも安心して下さいね。今回は、我が家の息子(1歳8ヶ月)の寝かしつけ方についてお伝えします。家にいるときの、寝かしつけ方①生活リズムを整える1歳から平日は保育へ通っている息子。親としては土日くらいゆっくり寝かせてほしいところですが、せっかく整っている生活リズムを土日で崩さないよう、気をつけています。起床時間が遅くなるとその後のスケジュールが乱れる原因に!起床時間と就寝時間がある程度規則正しければ、食事やお昼寝、お風呂の時間も自ずとスケジュールが定まってきますよ。毎日同じリズムで生活していると、自然とお昼寝が習慣化してきます。②からだを疲れさせる午前中にからだをいっぱい動かすようにしています。我が家の午前中の生活パターンは…・公園へ行く(遊具で遊ぶ、ハトを追いかける、落ち葉拾い)・お散歩する(電車や働く車を見に行く、段差のある箇所をひたすら歩く)・スーパーへ買い物に行く(スーパー内を探検!階段の上り下り)・室内遊び(ジャングルジム、すべり台、コンビカー、歌に合わせてダンス)その後、**お昼ごはんをお腹いっぱい食べると眠くなってくる**ので、このタイミングでお昼寝に突入できるようにしています。息子の場合、お昼ごはんの途中で力尽きたり、ソファの上で寝てしまうことも…。③お昼寝するための準備「さぁ、寝るよ!」といきなり言っても、子どもは「ヤダヤダ」と全力で拒否しますよね。子どもにも心の準備が必要です。興奮していたからだを落ち着かせるためにも、準備の時間は大切です。どのご家庭でも定番なのが、絵本の読み聞かせですよね。息子も保育園での習慣なのか、お昼寝の前に絵本を2,3冊持って来るので、読み聞かせをしています。あとは、お気に入りのオモチャを枕元に置いて寝ています。以前、布団の中にオモチャを持ち込んで遊ぼうとしたときに、「このオモチャはお昼寝から起きてから遊ぼうね」と言って聞かせ、起きたらすぐに遊べるよう、枕元に置いたことがありました。それ以来、息子はお昼寝の時間になったら、絵本とオモチャを布団に持ち込むことが習慣化しています。そばにあると安心して眠れるようです!時折、欲張って、オモチャ箱ごと持って来ることもありますが(笑)、お昼寝するための準備が一連の流れになっていると、子どもも見通しを持って行動できるようです。④環境を整える我が家は、寝室でお昼寝をしています。「寝室」=「寝るところ」というのが息子も分かっているので、寝室に連れて来られたら観念しているところがあります。寝室に移動→絵本の読み聞かせ→電気を消す(薄暗い状態)→添い寝でトントンして寝かせています。絵本の読み聞かせが終わったらスムーズに寝られるよう、寝室で行うのがポイントです!!時々、「今日は寝ないんだ!」と抵抗して来ることもありますが、そんなときは必殺ワザの出番!パパにも協力してもらい、みんなで寝たフリ作戦を決行します。何としてでも起こそうとして来る息子に対し、こちらも必死で抵抗!!「もう寝るしかないんだ!」と諦めさせるようにしています。お出かけのときの寝かしつけ方お出かけのときは、家にいるときのように規則正しく行動することは難しいですが、基本の生活リズムを意識して行動するように心がけています。息子への負担が少なく、親も効率良くお出かけするために、移動時間にお昼寝ができるよう調整しています。例えば、起床時間を早めたり、お昼寝の時間になったらベビーカーに乗せて散歩するなどの工夫をしています。目的地に着いても睡眠時間が少ないようであれば、無理に起こさず、ベビーカーのまま寝かせていることもあります。長時間お昼寝をしてくれると、「家事ができる!」、「休息できる!」とママは大助かりですが、その分、夜の寝かしつけに影響する可能性があるので注意して下さいね。まずは、お子さんを朝早く起こし、午前中に太陽の光を浴びながら元気に遊んでみてください。お昼寝をしたくなる生活リズムを作ることが大切です!
2017年12月16日諦めが早い、引っ込み思案、怒りん坊、泣き虫…。ママには、こうしたわが子の短所が目に付いてしまうもの。「いい子に育ってほしい」と思うあまり、どんなに言っても短所が直らないわが子を前にして子育てが息苦しくなっていませんか?新しい年から心機一転、親も子どもも息苦しさから解放される子育て法を取り入れてみましょう!●お話を聞いたのは…親野智可等さんおやの・ちから/教育評論家。小学校で23年間教師を務めた経験を元にメールマガジン「親力で決まる子供の将来」を配信。新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで大評判に。現在、書籍の執筆、Web記事の連載、全国の小・中学校や幼稚園・保育園のPTA、市町村にて教育講演会を多数行う。「『ダメ!』を言わなければ子どもは伸びる」(PHP研究所)など著書多数。ブログ「親力講座」を毎日更新中。講演の問い合わせはホームページから。子育てママに聞いた!Q「お子さんの短所はどんなところだと思いますか?」● 諦めが早い、集中力がない● すぐにだらける、けじめが付けられない● 柔軟性がない、頭が固い、こだわりが強い● 気弱、内向的、恥ずかしがり屋● 楽しくなると周りが見えなくなる● 忘れっぽい(2017年9月10日~10月3日、Webアンケート、有効回答数1280回答多数のものを抜粋)【見直しの心得1】「短所は子どものうちに直すべき」は大ウソ!まずママたちに知ってもらいたいのは、「短所を直すなら子どものうち」という言葉は全くの迷信だということ。この勘違いが生まれた背景には、子どもに楽器やスポーツを習わせるとみるみる上達するので、「新しいものを吸収させるなら子どものうち」という考え方が定着してしまったことが挙げられます。しかし、短所を直すというのは「もともと持っている自分の資質を改造する」ということで、新しいものを吸収させることとは脳の働きが全く異なります。そもそも同じ土俵で考えられる問題ではないのです。【見直しの心得2】短所を直すのは親ではなく未来の子ども自身大事な取引に寝坊してしまった時、友人をひどく傷付けてしまった時。あらゆる短所は、本人が「このままじゃマズイぞ」と自覚した時に初めて直すことができます。幼稚園児のうちは自覚するほどの出来事が起こりませんから、親がいくら叱ったところで直るわけがないのです。さらに言えば、子どもが短所を自覚するタイミングを親は選ぶことができません。いつか「短所を直したい」と思う機会が巡ってきた時のために、「自分なら直せるはずだ」と思える自信を育てておくことが親の役目です。【見直しの心得3】子どもが小さいうちは「調子に乗らせ」てなんぼ!「短所を注意しないと調子に乗ってしまうのでは?」という声をよく聞きますが、小さいうちは「自分はできる子だ」という自信と、他者を信頼する気持ちを育てることが何より大事。そのためには、大人に都合の良い行動を取った時だけ褒めるのではなく、「無条件の褒め言葉」を一日に最低1回は掛けてください。「生まれてきてくれてありがとう」「ママは◯◯ちゃんと一緒にいられて幸せだよ」「◯◯くんが大好き」。言葉に表すのが苦手なママは、ぎゅっと抱きしめるなどのスキンシップを取って。【見直しの心得4】子どもに伝わるのは「裏の教育」だけ例えば、「片付けないとおやつ抜きよ!」と言ったとします。この時、子どもが学ぶのは「言うことを聞かせるには脅せばいいんだ」ということ。ママの「片付けができるようにさせたい」という意図は伝わりません。これを私は「裏の教育」と呼んでいます。そして、子どもはそれをきょうだいや友達に応用します。ママがしつけのためと思って子どもを叩いていると、子どもも相手を叩くようになります。親の見本は効果絶大ですから、子どもの短所と向き合う時こそ、脅し言葉や乱暴な態度はご法度です。【見直しの心得5】短所が目に付いたときは子どもの気持ちに共感する短所が目に付いて叱りたくなってしまった時こそ、共感言葉を掛けましょう。例えば、朝の着替えの時に「寒い~」とグズる子には「寒いよね~、嫌だよね」と、まずは共感してください。子どもだって本当は着替えなければならないことは分かっているけれど、せめてイヤイヤをしたい心境なのです。「ママは私のことを分かってくれた」と思えれば、そこで気持ちの大部分は満たされますし、自分の気持ちを分かってくれる相手のことは大好きになります。そして、大好きな人の望みには応えてあげたいと思うもので幼稚園児とママの情報誌「あんふぁん」読者3組が挑戦ママが変わると効果が出るの?1週間チャレンジ!「子どもの短所ばかり目に付いてしまう」と悩む3人のママが親野さんとやり取りしながら、「見直し術」を1週間実践しました。いつもの子育てを変えることへの難しさを感じながらも、わが子と向き合ったレポートです。●ケース1朝の支度にとにかく時間が掛かります真栄平(まえひら)渚さんひよりちゃん[年少・3歳]パパ、7カ月の男の子の4人家族布団を畳む、脱いだ服を洗濯カゴに入れる、制服に着替える、持ち物をバッグに詰めるなど、朝の支度に時間が掛かります。やりたいことよりやるべきことを優先する子に育ってほしいのですが、何度言っても効き目がなく、朝は殺伐とした雰囲気に。娘との関係がぎくしゃくしています。「許す」ことで娘と私の間の空気が変わった娘がまだ話せないうちは意識的に気持ちを推し量っていたはずなのに、共感をなおざりにしていたことに気が付きました。朝の支度は相変わらず時間が掛かりますが、「まあいいか」と娘のことも自分のことも許せる気持ちになれたことで、今では冗談を言い合えるほどの穏やかな空気が流れています。私が変わると娘の反応も変わり、それが私の自信となって、久し振りに「子育てが楽しい」と思えるようになりました。●ケース2気に入らないことがあると八つ当たりをしてきます兵頭(ひょうどう)祐枝さん琉雅くん[年中・5歳]パパ、小2のお姉ちゃん、2歳の弟の5人家族私が姉や弟につきっきりになっていると、「バカヤロウ」「ママなんかいなくなっちゃえ」と暴言を吐いたりパンチをしたり。注意すると「ママは僕のこと嫌いなんでしょ」と泣いてしまいます。いけないと思いつつ「言うことを聞かないならおうちに入れないよ」と脅してしまうことも悩み。共感することで笑顔が増えけんかが減った「いい子に育てなくちゃいけない」という気持ちが強く、言い聞かせても通じない状態に苦しくなっていました。正直、息子を叱ることでスカッとしていた面もあり、「叱らず共感に換える」日々は自分との闘いでした。しかし、「生まれてきてくれてありがとう」と愛情を繰り返し伝えることで、「ママ大好き!」と言ってくれるようになりました。息子の笑顔が増えたことで、きょうだいげんかや親子げんかも減りました。●ケース3お友達や妹へのきつい言動が直りません松本さゆりさんにこりちゃん[年長・6歳]パパ、3歳と1歳の妹の5人家族園でもリーダー的存在の娘。しっかりしている反面、妹やお友達に対して命令口調になりがち。お友達のママから「ちょっと冷たい言い方をされて、うちの子が傷ついちゃったみたい…」と言われたことも。「もっと優しく言わなきゃだめでしょ」と注意しますが、直りません。褒めることで娘の言動も穏やかになった娘の命令口調は、私の言い方をまねていることに気付きました。「今の言い方はすごくよかったね」「そう言ってもらえたら、妹やお友達もそうだよなって思えるもんね」と伝え方を変えていくと、娘も言い方を意識する努力が見られるようになりました。びっくりしたのは、娘が自分から「私そうやって褒められるの、すごくうれしい」と言ってきたこと。娘の認めてもらいたい気持ちを満たすことの大切さを実感しました。\ありがちな短所別/ママが叱らないために打つべき一手「そうは言われても、目に余るシーンに直面するとついつい叱ってしまう!」というママに向けて、シーン別に言葉の掛け方の工夫や発想の転換方法を紹介します。イラッとした時はこの一手を思い出してみて!<きょうだいげんかが多い>打つべき一手!並んでテレビを見ている時に「仲がいいわね~」と言う「仲良くできたら褒めよう」と思っていては、永遠に褒められません。「褒めたら仲良くできるようになる」のです。並んでテレビを見ている時や、普通に遊んでいる時に「仲がいいわね」のひと言を掛けましょう。<おもちゃを「買って」など言い出すと聞かない>打つべき一手!まずはその場を離れて気分を変える言葉で終える欲しい物の近くにいると気持ちが切り替わりません。「こっちでお話聞かせて」と言って場所を変え、「欲しいよね」と共感してから買えない理由を説明します。そして、「公園で遊んで帰ろう」と気分を変える提案を。<●支度にぐずぐずしてしまう>打つべき一手!「模擬時計」などで見通しを立てやすくする例えば毎朝8時に家を出るなら、8時を指した時計の絵を本物の時計の横に貼っておき、「時計が絵と同じ形になったら家を出るよ」と言っておきます。やることの見通しが立つと、子どもも取り組みやすくなります。<すぐ人にやってもらおうとする>打つべき一手!鼻歌を歌いながら楽しい雰囲気でやってあげる最近の研究では「できないことを叱っていると自信が無くなり、余計にできなくなる。無理なときはやってあげた方が自立する」と分かってきました。小言を言いながらではなく、明るく楽しくやってあげましょう。巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationYAMAMOTO Mamoru
2017年12月06日一日の子育てスケジュールの中で、一番ドタバタなお風呂&寝かしつけ。すべてを終える頃にはぐったりしているママも多いのではないでしょうか?特に生後一ヶ月からおすわりができるようになるまでの小さな赤ちゃんを、ママ一人でお風呂に入れるのは一苦労ですよね。我が家はパパの帰りが遅いため、平日はわたしがひとりでお風呂に入れています。はじめて娘とふたりきりでお風呂に入るときは、お風呂からあがった後までの流れを頭の中でシュミレーションしました。自分が洗っている間、どうやって待っていてもらう?・ベッドで寝かしつけておく。・脱衣所にスウィングを置いて、その上で待っていてもらう。いろいろと試行錯誤の結果、今は上記の方法が定着しています。スウィングで待たせる際は、落下防止のため必ずベルトをつけるようにしています。娘は、このスウィングが大のお気に入り。シャワーの音が心地よいのか眠ってしまうことも…。お風呂あがりから寝かしつけまでの流れお風呂からあがっても、大忙し。これからの季節は、いかに赤ちゃんをあたたかいまま服を着せるか、が勝負。もちろん、ママも冷えないようにしないとですね。・娘をタオルでくるみ軽く拭き、おむつをあてておく。スウィングに乗せる。↓・自分は脱衣所に用意しておいたバスローブを羽織る。↓・抱っこして寝室へ移動。↓・娘の体を拭く。髪の毛が多いので冷えないようタオルドライする。↓・ベビーマッサージ。↓・用意しておいたパジャマを着せる。↓・授乳・寝かしつけワンオペお風呂、工夫していることは?わたしがお風呂あがりに工夫しているのは主に4つ。①ママはひとまずバスローブで湯冷め対策お風呂あがり、自分の体をゆっくり拭く時間がないのでバスローブを羽織っています。自分も湯冷めすることなくゆっくりと子供の体を拭いてあげることができるのでとっても便利。今治産のバスローブを着用しているので吸水力があり、表面はガーゼ生地なので皮膚の薄い赤ちゃんの素肌に触れても安心です!②子供の着替えは、ベッドに用意!子供の着替えのパジャマは、あらかじめ用意しておくこと。肌着とパジャマは重ねて、着せやすいように開いた状態で置いています。ベビーマッサージをした後冷えないようにサッと着せることができます。③親子スキンシップ! 毎日ベビーマッサージママが赤ちゃんに直接触れてスキンシップをとることで、赤ちゃんのリラックス効果が高まり深い安眠へと繋がるようです。実際、ベビーマッサージを始めてから娘もたくさん寝てくれるようになりました。マッサージ中の気持ちよさそうなうっとりとした表情がとてもかわいくて癒されます♡お風呂あがりのバタバタ中でもベビーマッサージの時間を設けることで、わたし自身、心にゆとりがもてるようになったと思います。④寝かしつけは、入眠しやすい灯で授乳・寝かしつけ時は寝室の電気を消して扉を開けた状態にし、廊下の明かりのみで過ごすようにしています。部屋が明るい状態だと刺激を与えてしまう可能性があるので、入眠しやすいようにお風呂からあがった後はなるべく部屋を薄暗くしています。しっかりと準備してから、リラックスしてバスタイム♪入浴後はあまり興奮させず、毎日同じ行動になるよう習慣づけることが大事なので、お風呂あがりから眠るまでの間の順番は、習慣化するようにしています。そうすることで娘もスムーズに就寝できるようになりました。月齢によって入浴後の過ごし方は変わってくると思うので、これからも親子でリラックスしながらたのしく過ごせるよう試行錯誤していきたいと思います♡
2017年11月27日すぐ手が出てしまう、口が悪いなど、正直なところ、わが子には近づいてほしくない、友だちになってほしくないタイプの子が、実は仲良しということはありませんか?子ども同士が仲良しだったら、無理に引き裂くわけにもいかず…。そんなとき、ママたちはどうしているのでしょうか?■子どもの頃を思い出し、「遊んじゃダメ」とは言わない「息子は近所のガキ大将的な子とよく遊んでいます。家に連れてくると泥だらけのまま入ってくるし、手を洗わずにおやつを食べようとするし…。家の中を勝手に探検しようとしたり、正直、迷惑なタイプです。でも、私が子どもの頃、親から『あの子とは遊んじゃダメ』と言われたことがあり、とても悲しい思いをしました。親になった今ではその意味がわからなくもないのですが、子どもの立場からすれば友だちを選んだ理由があるんですよね。だから否定はせず、注意深く見守るようにしています」(33歳・小学4年生のママ)ママには悪いところばかりが目に付いても、子どもはその子の良いところをたくさん知っているかもしれません。それを聞かずに「遊んじゃダメ」といっても子どもは納得しないでしょう。■つい手が出てしまう友だちには、言葉で根気よく伝える「自分の言うとおりにならないと暴力をふるう子がいます。うちの子は気が弱いから殴られてばかりだし、個人的に好きになれないので遊んでほしくはありません。でも、親の意見を押しつけるのはよくないし、どうしてその子と仲良くしているのか聞いたんです。すると、普段はやさしくて、学校でもいじめっこから守ってくれたりするそう。悪い子ではないことはわかりましたが、被害にあっているのを見過ごすわけにもいきません。そこで、殴られることは嫌じゃないのか、なぜやめてと言えないのか話し合いました。嫌われるのが怖くて言えなかったそうですが、ちゃんと話せばわかってくれるよと背中を押したところ、相手もわかってくれたようです」(32歳・小学5年生のママ)自分の言葉でうまく伝えられないと、つい暴力的になってしまう子もいますよね。それでも仲良くしたいのなら、きちんと話し合うことが大事。時には親同士や先生を交えるのもいいかもしれません。 ■友だちに流され、ついつい悪い言葉を使ってしまったら?「言葉づかいの悪い子とは付き合ってほしくないのが本音。お友だちの影響で乱暴な言葉を使うようになったこともありましたし。でも、そうなるのは私がきちんとしつけをしなかったこともあるのかもしれません。そう思ったので、正しい言葉づかいをこれまで以上に意識するようにし、乱暴な言葉は人を悲しませることがあると教えました」(31歳・小学1年生のママ)小さいうちは友だちの影響を受けやすいですが、それ以上に家庭でしっかり言い聞かせれば、悪い方向へ向かうことを回避できそうです。■せめてもの母の抵抗? 家にはあげないルールを死守「家の中で走ったりする子って、大人に叱られても言うことを聞いてくれなかったりするんですよ。だけど、子どもに遊ぶなとは言いたくないので、家の中には入れないことにしています。せめてもの母の抵抗です」(40歳・小学2年生のママ)遊ぶなとは言いたくないけれど、家にも入れたくない…。そんなママの葛藤が感じられるエピソードです。家庭によってしつけ方はさまざまで、正解なんてないのかもしれません。自分は正しいと思っていても、よそでは「あの子と遊んでほしくない」なんて思われている可能性も。人の振り見てわが振り直せというように、もう一度、子どもと一緒に再確認したいですね。
2017年11月18日なかなか寝てくれなくてイライラ、子どもの寝かしつけがストレスになっているママも多いのでは??そこで今回は、ママの寝かしつけあるあるや、困っていること&解決策をいろいろご紹介しちゃいます。みんなの理想の就寝時間って何時?なかなか寝てくれないけど…、20時台には寝かせたいと思ってるママが多いと思います。でも、なんだかんだ21時すぎてしまったり…。我が家は、なんと22時台になる事も。子どもが寝付くまでの所要時間は、平均30分なんですって!寝る30分前には、寝るための準備を整えてあげないとなんですね。先輩ママに聞いた、寝かしつけあるあると解決策寝かしつけあるあるで、ママが困っている事と解決策をまとめてみました。一緒に寝落ちしてしまって家事が終わらない…→ママも子どと一緒に寝てしまってオッケー!我が家も、お迎え後に夕食の準備にお風呂と…、夕方の時間はいつも戦争。洗い物ができてなくても無理に起きようとせず、そのかわり朝少し早起きして、出来なかった家事を片付ける方が効率がいいそうですよ。それに、パパの協力も大切ですね!たまにはパパにお願いしましょう。寝ないとつい、しかりつけてしまう→いったんママの心を落ち着かせて!分かってはいても、ついつい怒鳴ってしまう事も…。でも、怒鳴っても子どもは早く寝てくれませんよねー。むしろ怒鳴ったりするのは安眠には逆効果なんですって。イライラしてきたら、その場を少し離れて心を落ち着かせてみて!我が家の場合は、兄妹でギリギリまで騒いでるので「誰の絵本から読もうかな~」「絵本持ってこないとママ先に寝ちゃうよ~、おやすみ~」と言って、お布団に誘います。でも、どっちの絵本を先に読むかで兄妹喧嘩が勃発することも(笑)寝ぐずりが激しい。大泣きしたり、じたばた暴れたりしないとなかなか寝てくれない→寝る雰囲気を演出してみよう!もしかしたら…寝ぐずりしないと寝れないタイプか、寝る準備ができていないのに寝かされてぐずぐずしてるのかも!?こんな時は、少し早めに明かりを少し落として寝る雰囲気を演出するのがおススメ。ゆったりした音楽をかけたり、絵本やお話をしてみるのも良いですよ。寝ぐずりは生後6ヶ月頃よくみられますが、生後1ヶ月や2ヶ月といった早い時期から始まる子もいるようです。終わる時期も1ヶ月で終わる子もいれば、半年以上続く子もいます。個人差があるので、あまり考えすぎるのはやめましょう。激しい寝ぐずり中は、無理に寝かそうとせず、お子さんの機嫌がよくなってから再度寝かしつけにリトライしてもいいと思います。パパの帰りがちょうど寝かしつけの時間中で、その度に起きてしまう。→ひとまずパパと触れ合うパパに帰宅時間をずらしてもらってるママもいるようですが、我が家はパパとの触れ合いの時間も大切にしたいので、あまり気にしないようにしてます。パパと少し触れ合って嬉しそうな子どもたちを横目で見てほっこりしてます。その後、パパのお風呂タイム中に「はい!寝るよー」と切り替えて、寝かしつけちゃってます。寝かしつけ、基本の3ステップ!なによりも大切なのはスキンシップ♡まずは基本の生活リズムを整えてあげる事が一番です。朝は朝日の光を浴び、日中は活動的に過ごす、夜は電気を消したりして暗くする。という基本を押さえるだけでも睡眠の質がよくなったりするそうです。その他にできたら…①朝は7時までには起こす②お昼寝の時間を調整する(時間も決めて寝過ぎないようにする)③30分前には寝るモードに切り替えて、ママとのスキンシップの時間をつくることが大切なのだそう。特に、③番のママとのスキンシップの時間が以外とすごく大切だと思います。1歳すぎると精神面での発達によって、日中あったことや保育園であったことなどを思い出して夜起きる子もいるんだとか。寝るとママがいなくなっちゃうかもと言う不安やなど理由は様々。そんな、精神的な乱れからくる夜泣きは、寝る前にママが「ぎゅーっ」っと抱きしめたり、今日保育園であった事などを聞いて、心を落ち着かせてあげる事で安心してぐっすりと寝てくれたりします。寝かしつけはとっても大変ですが、ママもリラックスして、お子さんとの貴重な時間を過ごしてくださいね♡
2017年11月12日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。教育相談では、多くのママから“しつけ”に関するご相談を受けます。厚生労働省における平成16年度全国家庭児童調査でも、小学校低学年以下の子育てにおける不安や悩みの中で、「しつけに関すること」が最も多くあげられています。このように、私の臨床心理士としての経験だけでなく、研究結果からも多くの方がしつけに悩んでいることがわかります。そこで今回は、“しつけが自分の手に負えない”と感じた時の対処法について考えていきます。●しつけに悩むのは普通のこと先ほどご紹介したように、しつけに悩むママはとても多いです。一見するとしつけに関する悩みがなさそうなママも、「うまくいかないな…」「どうしたらいいんだろう」と感じているケースもあります。ですから、“しつけが自分の手に負えない”と感じた時には、『しつけに悩むのは自分だけでなく、一般的なことだ』と考えてみましょう。真面目なママほど、「自分はダメな母親だ」「自分の育て方が悪いから」とすべてを自分のせいにして、落ち込んでしまいがちです。でも、よくよく考えてみると、これだけ多くのママが悩んでいるわけですから、子どもをしつけるのは思った以上に難しいということ です。ですから、“自分のせい”だと必要以上に落ち込む必要はありません。●しつけに完璧を求めすぎない“しつけが自分の手に負えない”と感じているママの中には“完璧を求める傾向 ”が強いことがあります。たとえば、9割できていても残りの1割ができていないと、“まったくできていない”ととらえ、不安や怒りを感じていることもあります。河野(2011)によると、このような完璧主義は、育児不安を抱えるママの特徴の1つともされています。もちろん完璧を目指すことはすばらしいのですが…、ママが100%満足のいくしつけをすることは神業に近いほど難しいと私は思います。ですから、“完全主義”の傾向が強いママは、全てを完璧にやろうとせず”これだけは守ってほしい”という優先順位を立てましょう 。また、完全主義なママほど、ハードな目標を立ててしまいがちです。これだと、お子さんもだんだん苦しくなってしまいます。心理学的にいうと、“少しがんばったらできた”くらいの目標がよいとされています。ですから、周りの基準に合わせた目標よりも、お子さんの発達に合わせた目標を意識していきましょう。●しつけに悩んだら相談する限界まで誰にも言わず、深刻な状況になってようやく明るみになるといったケースは少なくありません。深刻になればなるほど解決が難しくなってしまいます。ですから、しつけが自分の手に負えないと感じた時には、自分だけで抱えこまずに信頼できる誰かに相談しましょう。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(2014)によると、子育てについての相談相手(母親)としては『配偶者・パートナー(74.1%)』『自分の母(70.5%)』『保育士や幼稚園の先生(31.3%)』が上位にあがっています。また、近年の特徴として、家族以外の近所で子育てについて相談できる相手が減っていることが指摘されています。さらにこの調査では、”地域における子どもを通じた付き合いと子育ての楽しさ”の関連についても検討されています。それによると、地域の中で『子どもを通して関わっている人はいない』と回答した人は『子どもを預けられる人がいる』や『子育ての悩みを相談できる人がいる』と回答した人にくらべて、子育てを楽しい(「いつも楽しい」+「楽しいと感じる時の方が多い」)と回答する割合が低い傾向にあることを報告しています。こうしたデータをふまえると、家族以外にも地域の中に子どもを通じた関わり合いをもつ ことの大切さがわかります。私自身の経験からも、地域の中に子どもを通じた関わりを持つことの大切さを痛感します。実は、わが家は長男が1歳の頃、関東から東海へ引っ越しました。引っ越し前は子どもを通じて仲良くさせていただいていた方がいたのですが、引っ越し後には知り合いがまったくおらず孤独な育児を経験しました。また、欧米に比べてわが国での利用は極端に少ないのですが、家族や知人に相談しても気分がはれない時には、専門家に相談してみるのも1つです。たとえば、私が専門にする認知行動療法では、カウンセラーの経験だけでなく科学的に裏打ちされたデータやプログラムをもとにクライエントをサポートしていきます。ご相談に来られた多くのママから「早く相談すればよかった」といった声をいただきますので、日本も欧米のようにもっと気軽にサポートが受けられる環境を整えていく必要があると感じています。----------いかがでしたか?今回は、“しつけが自分の手に負えない”と感じた時の対処法について考えてみました。皆さんの子育ての参考になったら嬉しいです!ライター:今井千鶴子参考文献河野順子(2011)母親が抱える育児不安に関する要因:子どもの育てにくさ、母親の認知様式、父親の育児参加をめぐって東海学園大学研究紀要人文科学研究編 16, 55-64.参考リンク厚生労働省平成16年度全国家庭児童調査三菱UFJリサーチ&コンサルティング(2014) 子育て支援策等に関する調査2014
2017年10月31日赤ちゃんの寝相って、大胆でアクロバティックでとてもかわいらしいですよね。そんな赤ちゃん時代特有の寝相を生かし、ママの渾身の想像力と創造力でひとつのアートに仕上げる作品のことを、「寝相アート」と呼びます。テレビで特集されたり、寝相アートのスタジオやカフェもできていたりして、SNS映えもするのでママのあいだではかなりポピュラーになってきていますね。今回は、寝相アートの手順と筆者が厳選した寝相アート作品をご紹介します。●寝相アートの手順①あらかじめ寝相アートの構想を練っておく寝相アートの構想は寝付くから決めておきましょう。ほかのママの寝相アートの写真や、雑貨屋さんや本屋さんに並ぶ、赤ちゃんのポストカードが構想の参考になります。②寝相アートはお昼寝時に夜に照明をつけて撮影するより、お昼の自然光をいかして撮影 するほうがよりキレイに取ることができます。③寝かしつける前に小道具を用意しておく寝相アートにつかうセットは、寝かしつける前にあらかじめ用意しておきましょう。④着せたい衣装に着替えさせて寝かしつけ着せたい衣装があれば、着せて寝かしつけをします。⑤手早く飾りつけし、撮影5,6分ほどで飾りつけをし、手短に撮影を済ませます。●寝相アート撮影のルールとコツ①赤ちゃんの睡眠を妨害しないあくまで自然の寝相をいかした寝相アートを。いろんな寝相に対応できるように、幾通りかアイデアをストックしておくことをオススメします。②季節感を出す春夏秋冬や季節のイベントを表現すると、SNS映えもしますし、後から写真を見直したときに、どの時期に撮影したものか一目でわかります。③アートにつかう衣装や小道具類はなるべく家にあるものを使う衣装や小道具はなるべく家にある範囲のものでそろえましょう。100均一で購入したり、小道具を手作りするのもいいですね。④撮影は高い位置から撮影は台などを使い、高い位置で真上から撮影 をしましょう。アート全体をバランスよく写し込むことができます。●寝相アート作品7選①100日のお祝い寝相アート出典:こちらは、100日のお祝いに、かわいい花束に見立てたアート。こんなにかわいい花束をもらえたらうれしくなっちゃいますね。花束のラッピング部分は大判のタオルケットで、リボン部分は同じくタオルやストール、パパのネクタイなどでつくることができます。結ぶのが難しそうなら、後からアプリでリボンスタンプを押してあげるだけでもOK。ペーパーフラワーは100均一で手に入ることができますし、造花をつかっても◎。ママの手書きのお花でもいいですね。②10か月記念寝相アート出典:こちらは、10か月記念にちなんだお月見アート。とっても可愛いウサギさんが餅つきをしています。もちもちのおもちと、小さな頭にフィットしたうさみみが可愛いですね。ほんとうにお餅をついているかのような演出でとても躍動感がある画なのに、ちゃんとグッスリと寝ている のが癒しポイントです。③スタンプでお手軽ハーフバースデー寝相アート出典:こちらは、写真アプリのスタンプで可愛く加工したハーフバースデーの寝相アートです。かわいいおててが、日付のオーナメントを本当に握っているかのようですね。スタンプを利用すれば、赤ちゃんの寝相に応じて構想を練り、いつでも寝相アートを作成することができますし、道具を用意する必要もありません 。寝相アートに挑戦してみたいけど、使えそうな小道具がない…というママにもおすすめです。④型紙で自由自在コスプレアート出典:こちらは、コスチュームの型紙でかわいい寝顔を金太郎に変身させちゃっています。これなら、型紙のデザインしだいでなんにでもコスプレできちゃいますね。型紙のボディとお顔のアンバランスさがたまりません。ムチムチ時代特有の、かわいらしさ ですね。⑤寝相をいかしたぷよぷよターザン出典:こちらは赤ちゃんの大好きな横向きねんねの寝相をいかした、ターザンのアート。衣装や小物、構図までとても凝っていてアイデアも斬新ですね。赤ちゃんのおもちゃも上手に小道具として取り入れています。たくさん遊んでも、いつかは手放してしまうおもちゃたちも、こうして写真として撮っておくのも良い記念に なりますね。⑥おむつコック帽のちびちびパン屋さん出典:こちらは、セットも衣装もかわいい、ちびちびパン屋さんの寝相アート。よーく見るとコック帽が、おむつです!限られたおむつ時代だからこそできる寝相アート ですね。とても素敵なアイデアです。⑦パパへのお祝い寝相アート出典:こちらは、パパのお誕生日祝いを寝相アートで飾りつけしたもの。こんなにかわいい写真が送られてきたら、たとえ仕事中でもほっこりとしてしまいますね。スヤスヤと寝ながらも、クラッカーをならしてくれているのがポイントです。●寝相アートは限られた赤ちゃん時代にしかできない成長記録いかがでしたか?どれもこれも、ママやパパの愛情やこだわりがたっぷりつまった作品でしたね。赤ちゃん時代のたっぷりお昼寝してくれる小さな体に、無垢な寝顔、無邪気な寝相だからこそできる寝相アート。ぜひ1度挑戦してみてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2017年10月30日こんにちは、波乱万丈系フリーライターのサクです。突然ですが、夫婦でのコミニュケーションにLINEを活用していますか?我が家はフル活用です。「家の中」でも。同じ家の中にいるなら会話をしなさいよと思うかもしれませんが、LINEが活躍するシーンは、たくさんあるのですよ。今回のテーマは、ずばり夫婦間のLINE活用事情。家にいるのにLINEで会話するのって、変ですか?●(1)夫婦で使ってる?LINEは30代ユーザーが最多!2017年7月の時点で、LINEの国内ユーザー数は7,000万人以上。ユーザーの年齢層で最も多いのは、僅差ではありますが30代です。注いで40代、20代と報告されています。20代のユーザーが多いのかと思っていたのですが、ちょうど子育て世代の30代ユーザーが多いとのことで、筆者も当てはまります。30代はインターネット黎明期に触れていた世代であり、スマホ保有率も高いため、SNSの導入に抵抗が少ないのかもしれませんね。ママさんでは、子どものコミニュティのためのグループに属しているひとも、多いのではないでしょうか。保育園、幼稚園、スポーツクラブやPTAなど、業務連絡に欠かせないアプリになりつつありますから…。しかし、ひとが集まるとトラブルが起こりやすいため、家族以外にはアカウントを教えないというママさんもいます。家族同士なら、のびのびコミニュケーションがとれますもんね。●(2)夫婦のLINE活用法夫婦間でLINEを使用するメリットは、家の内外でタイムリーに動向を報告できる点です。よくあるのが、「今から帰る」コールではないでしょうか。ほかには、「晩ごはんいらない」とか、「残業します」など、近い未来の報告 です。忙しい時間帯に電話がかかってきても、受けられないこともしばしば。ひと目で把握し、既読の有無も確認できるので便利です。でもこの使い方って、普通ですよね。では、家の中ではどのような活用法があるのでしょうか。●(2-1)違う部屋からの近況報告我が家では、それぞれが違う部屋で活動する時間帯に、LINEが活躍します。たとえば、寝かしつけのために寝室にいる筆者と、リビングで息を潜めているパパのケース。「あと少しで寝ます(もう少し静かにしていてね)」と送れば、「了解!」を示すゆかいなスタンプが即座に返ります。これで、ドアを強く閉めた音で、寝かしつけを台無しにされるリスクが減りました。パパも、不用意から叱られることがなくなり、穏やかに過ごせます。逆に、パパから寝付いたか問い合わせがくることもあります。つまり、パパも寝付かせタイムを意識してくれるように なったのです。これはまさに、ウィンウィンな関係!●(2-2)検索情報のシェア今日のおでかけどこに行こう。今日の外食どこに行こう。検索をしたときに、これはと思える情報をゲットしたときに、リンクをピッ送信するだけで、同じ情報を共有できます。隣同士でもリンクを送信し、そこからさらに、雰囲気が近いお店などをそれぞれが探して相談します。ひとつのスマホを覗いて相談するより、二手に分かれたほうが効率的 なのです。●(2-3)写真や動画の共有我が家の場合、LINEの醍醐味とも言える機能が写真や動画のシェアです。アルバム機能を使えば、月ごとに写真を分けて保存をすることもできます。子どもやペット、料理など、カテゴリに分けてアルバム保存しましょう。たまに見返しては、あのときは楽しかったねと、思い出話で盛り上がります。(2-4)荒ぶる気持ちの表現、整理同じ家の中にいて、言葉で伝えようとしても、なかなか伝わりきらないときってありますよね。筆者は喋るのが苦手なタイプで、文章にしたほうが冷静になれます。また、入力しながら自分の気持ちの整理もできますので、喧嘩になりそうなときや、ショッキングなことが起きたときは、LINEで伝えてしまいます。ただ、声に出した言葉のほうが理解しやすい、伝わりやすい、伝えやすいタイプと、そうでないタイプと夫婦間で分かれたときは、それぞれの特性を理解したうえでLINE活用するべきです。LINEやメールでは誠意が伝わらない!なんて新たな火種にならぬように、あらかじめ知っておいてもらうと良いと思います。もちろん、大事なことは直接顔を合わせて言いましょうね。●(3)喧嘩して喋りたくないからLINEはNG!悪化の原因に!同じ家にいながらLINEで会話をすると言うと、仲が悪いのかと問われることがあります。答えは上記の通り、仲が良いからLINEで会話をしたり、情報交換を頻繁にするのです。夫婦間でLINEを使用するときに避けたいことは、本気の喧嘩のときです。文章に残せば、言った言わないの水かけ論を防ぐことができます。一方で、文章特有の硬さや、解釈違いも起きる可能性があります。直接顔を合わせて言っても、解釈違いは頻繁に起こるものですが、表情や声音が見えるだけで、瞬間的なマイナス感情が中和されやすくなるでしょう。文章だと同じ家にいても、マイナス感情をぶつけやすくなります。うっかり、思いもよらぬ強い文言を記してしまうかもしれません。夫婦間でのLINE活用は、家の内外問わず、「プラス」の発信をルールにしてみませんか?前項の「荒ぶる気持ちの表現、整理」の補足になりますが、我が家で本気の喧嘩が起きたときは、LINEで反論することはありません。「腹がたったことがあるからお話ししましょう」など、軽い予告はしますけれども(笑)。夫婦間でもめているときにLINEで会話を始めてしまうと、双方落とし所がなくなってしまう のでおすすめできません。でも、喧嘩のときこそLINEで会話も、ときには有効なのかもしれませんね。ぜひ、そのときの状況を、冷静に見定めてくださいませ。----------まだまだ、家の中にいるんだから喋りなよと言われてしまう気がしますが、我が家では円満ゆえにLINEを活用しています。みなさんのご家庭ではいかがでしょうか!そうそう、LINE「だけ」での会話はおすすめしていませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたしますね。参照:年12月期第2四半期決算説明会●ライター/サク●モデル/KUMI
2017年10月26日ウーマンエキサイトをご覧の皆様、こんにちは、ぺぷりです。おませな5歳娘と、イヤイヤ期真っ最中の2歳息子、単身赴任中の夫との、なんてことない日常漫画を描かせていただいています。今回は、子どもたちから言われた、ちょっとショックな言葉についてです。まずは娘編。そんな本気でショックな顔をされたら、さらにショックをうけちゃうじゃないですか。もっとも、わが子たちからはよく言われるので、最近慣れっこになりつつもありますが…。それにしても、おしりザラザラなの、本当になんでなの?!(え?! 私だけ??)お次は息子編。 息子はもう赤ちゃんじゃなかったんでは…??(第2話参照)都合のいい時だけ赤ちゃんになる息子なのでした(苦笑)。でも、赤ちゃんかどうかは置いといて、くやしいかな、本当に最近身体中のしわしわ具合がレベルアップしました。大人のようにオブラートに包んだ言い方が、まだ難しいらしい子どもたち。曇りなき眼で、純粋な疑問や質問を投げかけてこられるとタジタジしてしまいます。それがコンプレックスを刺激するようなことだと余計に…(涙)。母はまだいいけど、外で人に言っちゃダメだよと言うものの、子どもにとっては他意も悪意もなくただの疑問。言っていいことと悪いことの判断が難しい。なので、自分が相手の立場になって、「もし自分が言われたらどう思うか」を基準に判断してねと伝えました。人とコミュニケーションを取るって本当に難しいし、それを子どもたちに噛み砕いた言葉で教えていくのもまた難しい。母自身も勉強したり試行錯誤したりしながら、これからも頑張って母やっていこうと思います。
2017年10月20日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。モチコです。イチコは超マイペース! 何をするにも動き出すまでがとーっても遅いです。そんなイチコを動かすワザをご紹介します!まずはこちら!そう、カウントダウン!あくまで遊び風に楽しい声色で、そして子どもがぎりぎり間に合うタイミングで数えるのがコツです。間に合ったらもちろんものすごーく褒める!さてお次は…競争形式&実況!幼稚園でやっているのか、イチコがし始めたのですが、これがまぁ効く!イチコが動いている間は休めますしね。ふふふ!ということで、特にイチコに効く技2つを4コマにしてみました。このほか、「ちょうちょさんに変身してお片付けしよっか? おもちゃをひろうわパタパタ~こっちに持って行くわひらひら~」という変身作戦や、「お母さんイチコをぎゅーってしたい! 早くごはん食べて! ごはんの後ぎゅーするから!」というご褒美ぎゅー作戦を使っています。パターンを変えつつ、なるべく楽しくイチコを急かす毎日です。(毎回やってられるか! という気持ちもありますが…ごにょごにょ。)
2017年10月16日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。 長男(小3)次男(年長)三男(年少)3兄弟の母です。■孫に甘い祖父母 VS 母親私にはまだわかりませんが、孫ってかわいいらしいですね!きちんと育てなきゃいけないっていう責任がない分、手放しで可愛いらしいです。でも、だからこそ、かわいがるだけでいいおじいちゃんおばあちゃんと、育てる義務がある立場の親とがぶつかり合うって往々にしてあると思います。それがたとえ実の両親であったとしても。私にもありました!私、おじいちゃんおばあちゃん世代と現役母親世代がもめる原因って、食べ物が絡むことが多いと思うのですがいかがでしょうか。おばあちゃんが夕飯前におやつをあげるのがイライラする! とか、用心してまだあげてなかった食品をおじいちゃんが勝手に食べさせてた!(怒) とかよく聞きます。食べ物の恨みは怖いとはよく言ったものです(そうじゃない)。あれはまだ長男が2歳だった頃。 ■お風呂を嫌がる2歳児への説教を見かねたばあば(実の母)が…実家が離れているので1年のうち数回しか帰省できないのですが、その貴重な帰省中の時のこと。 ある日、長男をお風呂に入れようと誘ったんですが、なんせそこは2歳。 一筋縄でいかないわけです。そう簡単に「うん」とは言いません。私も今となっては2歳児相手に真正面から体当たりすることほど暖簾(のれん)に腕押しなものはないとわかるのですが、なんてったって第一子ですから、すべてにおいて気合いが入ってるわけです。この1回を譲ったら「ゴネれば許してもらえるんだ」と思ってしまってはいけないと思い、お風呂に入る・入らないで大モメ!!決して長男はお風呂に入りたくないわけではなかったと思うのですが、私が「子どもたるものママがお風呂に入ろうと誘ったタイミングで入るのが最善」だと思っていたんでしょう。何がなんでもそのタイミングでお風呂に入らせようと、こんこんと説得していました。そして、それを見かねた母が、長男の好物のおだんごを出してきたんです!!!大号泣している孫を泣き止ませてあげたいと思ってか、台所からおだんごを持ってきました。 おだんごを食べたい長男。もう頭はおだんごのことで夢中です。さぁ~~、これに腹を立てた娘の私!! 当然文句を言いました。「なんでそうやってお菓子を出してくんのよ。今ここでおだんごとかあげたら教育によくない!!」的なことを言ったように思います。がしかし、今度は台所に潜んでいた父が加勢します。そうです。おじいちゃんおばあちゃんからしたら、おだんごのひとつぐらい食べさせてあげたいんです。理由はどうであれやはり孫が泣いてるのはつらいんです。「大好きなおだんごを1本食べれば気分も切り替わってお風呂に入る気になるでしょうよ」そう思ったんだと思います。ですが…、私からしたら、この子を育てているのは私! 口出し無用!放っておいてほしいのに、味方どころか敵が3人も現れたような気分!腹が立ちました。両親ですし、あんまりきつくも言えないので、涙をのんで引き下がりましたけれども、だんごひとつでめちゃくちゃイライラしました。大惨事です。でも、あれから随分たって今思うこと。■祖父母は、孫と一緒にいられる時間が短いこれを言っちゃおしまいなところもあるのですが、おじいちゃんおばあちゃんが元気に生きているのも限りがあるんですよね…。 いつかはお別れしなくちゃいけないときがくるんです。実はこの1年後、父は亡くなりました。まだ63歳だったのにあっという間に亡くなりました。長男は3歳、次男は0歳でした。今から思うと、ほんのわずかな孫との年月だったのに、どうしてあんな些細なことをかたくなに許せなかったんだろうかと思います。 そりゃぁたまにしか会えない孫ですもん。泣いてる孫におだんごのひとつでもあげたいって思うでしょうよ。何より忘れてはいけないのは、私もこうやって育ててもらったんです。子ども3人を育てた両親からしたら、2歳の子どもにだんごを1本あげる・あげないが人生左右するほどの問題じゃないことはとっくにわかっています。が、それが当時の私にはわからなかったんです。「一事が万事」「三つ子の魂百まで」そればかりに気をとられていて、自分の子育てルールに縛られていました。両親の気持ちに対して配慮が足りませんでしたし、まだ子育て2年しかやってないのに自分のほうがなんでも知ってるような気でいました。近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでるとか、毎日面倒見てもらっているとかでしたらまた状況は違うでしょうが、年に数回会うだけならおじいちゃんおばあちゃんに甘やかしてもらったってよかったのに、許せなかった私。 え? 三男だったら?速攻でおだんごあげてます(即答)。なんならおだんごで釣ってお風呂におびき寄せてます(笑)。結局長男はおだんごを食べたらお風呂に入りました。しかしそれ以来母は、「これ、あげてもいい?」「ママに聞いてからにしよう」と許可を取ってくるようになり、私は私で2人目3人目となるにつれマイルールがどんどん崩れていき、今となっては食べ物でも(食べ物以外でも)もめることは全くありません。あんな風にだんごひとつでもめられたのも、父が生きていたからこそ。今となってはもう会うことも話すこともできません。孫とおじいちゃんおばあちゃんとの時間はそんなに長くはないかもしれない。いつ突然そのときがやってくるかもわからない。そう思うと、些細な価値観の違いがたいしたことないような気がする私なのでした。
2017年09月07日家族を守るママたちの大きな悩み、それが家事の負担です。特に新生児ママやワーキングマザーたちは、毎日が戦争です。子どもの世話をし、仕事をしながら、たまった家事を片付ける……中には、ヘトヘトになりながら子どもを寝かしつけ、深夜になってようやく食器洗いに取り組むことができるという人も少なくないはず。そんなママたちの脳裏によぎるのが「夫が家事メンだったらどんなにいいか」という願い。寝かしつけや入浴の間に、ちょっとしたことを片付けておいてくれるだけでも、かなり楽になるんですよね。そこで今回は、見事ご主人を家事メンに育てることができた先輩ママたちから、そのコツや極意を教えてもらいました。●(1)データでも実証済み! 音楽でモチベーションUP『以前は何を頼んでもシブシブで、面倒くさそうにやっていた夫。でもある日、思い立って「好きな音楽を聴きながらやったらどう?」と言ったんです。ウチの夫には、この方法が効果てきめんでしたね。ノリノリになりながら、楽しくあっという間に家事をこなしてくれるようになりました。今となっては「料理のときはこの曲」「掃除のときはこの曲」と、プレイリストまで作っていますよ(笑)』(30代女性/会社員/2歳女の子のママ)ちょっと気乗りしない掃除やアイロン掛けでも、好きな音楽を聴きながらだとルンルンに捗る……実はこれ、データでも実証されているんです。日用品メーカーのライオン株式会社と、レコード会社のユニバーサルミュージックが共同で行った調査によると、“音楽を聞きながら家事をしている人は、家事が好きな人が6割以上である”こと、さらに“音楽を聴きながら家事をする男性は、そうでない男性に比べて取り組む家事の種類が多い ”ことが明らかになっています。おそらく、退屈になりがちな家事タイムを「好きな音楽を聞くことができる楽しい時間」という認識にチェンジすることで、モチベーションをグンと上げることができるのでしょうね。●(2)男性脳を有効活用! シングルタスクでお願いする『タスクは1つに絞り込むこと。指示は具体的に、できれば見本やお手本を提示すること。この2つを徹底することで、夫を家事メンにできました。例えば、カレーを作って欲しいときは「カレーを作って」とお願いするのではなく、「玉ねぎをこれくらいのみじん切りにして」 「にんじんをこれくらいの大きさに切って」……というように頼むんです。行程が終わるたびに評価してあげるのも重要。「わあ、いい感じにできてる」とか「バッチリだね!」など、一言でもかけてあげましょう。最初はとても面倒でしたが、初期投資だと思ってガマンしました。その結果、現在はとてもラクさせてもらってます』(40代女性/公務員/小学生男の子のママ)男性はシングルタスク脳である、というのはよく言われていることですね。例えばパパに「子どもをお風呂に入れて欲しい」とお願いすると、湯船に入れて体を洗うところしかやってくれないことがあります。ママからすると「子どもをお風呂に入れる」というのは、着替えとタオルを準備し、服を脱がせ、嫌がって逃げる子どもをなだめすかして入浴させ。体を拭いて肌のケアをし、着替えさせるという一連の流れすべてを指すのですが、男性の脳はそのように捉えないんですよね。そこでイライラするのは損というもの。脳の違いを逆手にとって、うまく家事を教えこんでしまうのがこの方法というわけです。ただ、確かに最初は面倒くさそう。子どもが生まれてしまうと、パパの教育にそこまで手間がかけられません。この方法を取るなら、出産前からトライしておくのがよさそうです。●(3)やり方をおしつけず、こだわりを捨てる『いま思えば、やり方やプロセスにこだわらないことが成功の鍵でした。例えば台所掃除。シンクはこう洗う、生ゴミはこんなふうに捨てる、洗い終わったお皿はこう重ねる、スポンジはここに置く……という自分なりのやり方が私にはキッチリあったんですよね。だから、せっかく夫が手伝ってくれても「なんでこんな風にやるの!?」とイライラしちゃってたんです。ときには「もう!2度手間になった!」なんて言いながら全部やり直しちゃうことも。夫はそれがすごくイヤだったようで、ある日ケンカになったんですよね。「俺に頼むなら、俺のやり方でやらせてよ。俺もお前のやり方を否定したことないでしょ?」 と言われ、ハッとしたんです。それからは「やり方が違っても、最終的な目的が果たせればOK」。そう思うようにしています』(30代女性/会社員/5歳男の子、2歳女の子のママ)家事を毎日こなしていると、最も効率のいい手順やラクな方法が自然と身につきますよね。でも、夫にその方法を押し付けてしまうのはダメ。やってもらうなら、相手のやり方には文句を言わないこと。それが家事メン育ての極意のひとつなんですね。----------夫を家事メンにするには、手間も時間も労力もかかります。でも、かけた手間はきっとムダにはならないはず。あとで大きく実って返ってくると信じて、まずは小さな1歩からトライしてみましょう!【参考リンク】・【音楽と家事に関する意識・実態調査】 | ユニバーサル ミュージック合同会社()●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2017年09月02日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
子育ては毎日がたからもの☆