娘が2歳になるころ、俗に言う「イヤイヤ期」がやってきました。なんでも自分でやりたい時期の娘に対して頭を抱えつつも、健やかな成長にうれしさもありました。そんな中、義母から言われたひと言についてのお話です。(※コロナ禍になる前の体験談です) イヤイヤのレベル買い物などで同じくらいの月齢の子を見かけると、同じくイヤイヤ期なんだろうなぁと感じる場面に何度か遭遇したことがあります。友人から、「大泣きしながら床に這いつくばって、どこだろうと寝転がって動かないよ!」という話を聞くこともありました。 娘の場合は人見知りもあったためか、外出先では比較的イヤの主張は控えめで、周りを見て落ち着けるタイプのようです。イヤイヤの言動が見られたときは、娘が伝えたいことを一度必ず受け止めて、一緒に解決するというコミュニケーションを大切にしながら成長を見守ってきました。 楽しかったバーベキューのあとに…ある日、義両親とバーベキューに出かけました。久しぶりの祖父母に緊張した様子の娘でしたが、遊具が設置された河川敷でおこない、ごはんもそっちのけで遊ぶほど楽しく過ごせました。 しかし楽しい時間も束の間、「イヤ!! 帰りたくない」と予想通りにこの日もイヤイヤの時間が来ました。珍しく這いつくばって動きません。最終的には無理やり連れて帰るしかないと思っていたとき、義母が来ました。「今がちょうどイヤイヤ期で、主張が激しくすみません」と伝えると……。 今と昔の育児の違い「(夫姉弟)はイヤイヤ期なんてなかったけどね〜」とひと言。帰宅後には義両親から「今はそんな風に言うの? 家でもこうなの?」「昔はイヤなんて言わせる前にお尻たたいて外に出してたよ」と、娘の成長や私の育児を比べるような話題に。 それから急に娘に対して厳しい対応に切り替わり、とても気が気でない状況でした。数カ月に1回会える程度の義両親に何がわかるんだと、私は夫に愚痴を言うことしかできませんでした。 イヤイヤ期も娘の喜ばしい成長過程だと思っていたので、義両親の言葉にはショックを受けました。その後、その場だけではない娘を見てもらため、写真共有アプリで文章を添えて娘の成長を頻繁に発信したり、イヤイヤ期の中でもできるようになったことを伝えました。今では、30年前とは時代も育児も変わっていることに、理解を示し接してくれています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/ムチコ著者:島野かすみ2歳女の子のママで、元ブライダル業界勤務。現在、第二子を妊娠中。激務の夫に頼らずワンオペ育児をこなし、自身の経験から家事・育児術などを執筆している。
2022年12月21日2歳になる前から3歳半まで激しいイヤイヤ期が続いた息子。「自分でやってみたい! 」「何でも自分で決めたい! 」欲が人一倍強く、意にそぐわないと、室内でも屋外でも地べたにあお向けになって泣きわめいてジタバタしていました。まさか自分の子どもがこんな風になってしまうとは……と心身ともに疲労困憊の毎日でしたが、あることを実践したことでイヤイヤ行動が劇的に減っていきました。 どんな場所でもひっくり返って泣く息子 息子は、公園やおもちゃで遊ぶことが大好き。イヤイヤ期の最中、あたりが暗くなり夕飯の時間になるまで遊んでも、帰りたくないと泣きじゃくり、家の中でおもちゃで遊んでいるときは、お出かけをする時間になっても家から出たくないと泣いて床に転げまわって泣きわめきました。 そうなってしまうと、どう声かけをしても落ち着くことがないので、息子を肩に担いでその場を移動しなければならないという日々が続きました。 かんしゃくの原因は、時間感覚がないから?息子のかんしゃくは「時間」に関係する事柄でよく起きており、まだ2歳なので時間の感覚がないということに気づきました。そこで私は、息子に時計の読み方を教えようと決め、時計の絵本を購入。 やってみたいという欲求が強い息子は、時計の読み方に強い興味を持ち、意欲的に覚え始めました。「何時何分」と正確に読むことは2歳の息子には難しかったので、「長い針が1から2になったら5分進んだ」ということを覚えさせました。 時間の決定権を息子に委ねてから変化が!息子のイヤイヤ行動にさらに有効だったのは、最終決定権を与えることでした。たとえば、公園から家に帰る際、「いま長い針が3なんだけど、長い針が4と5、どっちになったら帰りたい?」と、スマホの時計を見せます。そうすると息子はどちらかを選択することができるので、「自分で決めたい」という欲求も満たすことができました。 帰る時間を自分で決めることができるようになってから、遊んでおきたい遊具で何度も遊んだりと、息子の行動にも変化が見られました。 息子が時間の概念を理解し、時計をある程度読めることができるようになってから、大きなストレスが1つ減り心が軽くなりました。2歳なので当然気分にムラがあり、うまくいかない日もあります。しかし、子どもなりに遊ぶ時間配分があるのかなと考えたら、泣きわめいて床に転がっている息子を見ても、気持ち的にラクに対応できるようになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2022年12月17日現在4人の子どもを育てていますが、初めての子のイヤイヤ期は親子共々本当にしんどいものでした。なんでもイヤー!と言っていましたが、中でもひどかった「着替え」「歯磨き」「おもちゃの貸し借り」についてのイヤイヤエピソードをお話しします。 児童館では謝ってばかり息子とは児童館に行くことも多かったのですが、大変だったのはおもちゃの貸し借り。自分が使っているときに「かーしーて」と言われても絶対に譲りません。使っている物ならまだしも、さっきまで使っていたけど今は使っていないおもちゃも、他の子が触った瞬間「あー! ダメー!」と大声で威嚇し、泣かせてしまうこともしばしば。 泣かせてしまった子や親御さんに謝るとたいていの場合は「大丈夫だよー!」と言ってくれましたが、冷たい目で見られているような、なんだか気まずさを感じたこともありました。 イヤイヤ期に意識したこと育児書を読んだり保育園の先生に聞いたりしながら、奮闘した毎日。何をやってもイヤー!と言われてしんどいこともありました。 しかし、「完璧を求めない」「本人に選ばせる」「嫌だったねと共感してあげてからこちらの要望を伝える」の3つを意識していくうちに、落としどころが見いだせるように。第2子以降のイヤイヤ期も大変ではあるけれど、第1子ほどつらくはないように思います。 とにかく大変な息子のイヤイヤ期でしたが、おもちゃを貸せなくても理解してくれたママ友や、「ママが大変よね」と寄り添ってくれた児童館の先生、一緒にラクになる方法を考えてくれた保育園の先生のやさしさは今でも忘れられません。これから周りにイヤイヤ期で困っている親子を見かけたらやさしく寄り添ってあげたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2022年12月14日2020年生まれのたっちゃんを育てるたすこさん。今回は、ほっこりな日常に潜む「イヤイヤ期」のひとコマをお届け! 娘のたっちゃんを育てるたすこさん。最近、たっちゃんの「イヤヨォ」が始まりました。終わりなきママの戦いの幕が切って落とされ……!? 寝言でもイヤイヤ!? 娘のたっちゃんに訪れた絶賛イヤイヤ期。事あるごとに「イヤヨォ」と返しては断固拒否するたっちゃんに、「ついに来たか!」と構えるたすこさん。 でも、そんなイヤイヤ娘との和解の日がやって来ます。おもちゃを投げたことを注意したたすこさんが、なぜダメなのか、投げていいのはボールだけということを丁寧に伝えると、これまでとは打って変わって「はい!」と素直な返事。 こんな素直でかわいらしいわが子を見ると、これまでの苦労が一気に吹っ飛んで「これもまた良い思い出」と思えるものなのかもしれませんね! たすこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:マンガ家・イラストレーター たすこ2020年生まれのたっちゃんのママ。会社員をしつつ、SNSで日常で起こった事を絵日記として投稿しています。趣味は推しコンビニスイーツ探し。期間限定販売の文字に弱いです。
2022年12月08日3人きょうだいの末娘が1歳半を迎え、とうとうイヤイヤ期到来。何を言ってもイヤイヤで、自我が芽生えてどんどん主張が強くなってきました。時には、ごはんを食べることを拒否する日も出てきて、母はクタクタ。そんな末娘ですが、大好きなお姉ちゃんだと食べてくれるというかわいい一面もあるのです。今回は、末娘と上の子たちとのほっこりエピソードや、イヤイヤに困ったときの対策をご紹介します。朝ごはんはゼリーがいい!末娘は1歳半を迎えたころから、「ごはんなにがいい?」と聞くと、「ゼリー!」と答えるようになりました。「ゼリーはごはんじゃないなあ。うどんでもいい?」と聞こうものなら、「ゼリーがいいの!」と答えが返ってきます。よくお話ができるようになり、主張も強くなってきた末娘に、私もお手上げ状態です。 末娘がゼリーを食べたがっているとき、7歳になるお姉ちゃんが、「私ならきっと食べさせられるよ」と手を差し伸べてくれました。半信半疑でお姉ちゃんに、末娘用のうどんを乗せたスプーンを渡すと、なんと「イヤイヤ」はピタッとやんで、パクッとひと口、うどんを食べたのです。その後もお姉ちゃんは次々うどんを口へ運んでくれ、末娘はうどんを完食することができました! このときほどお姉ちゃんに感謝した日はありません。 おむつはお兄ちゃんとはく!5歳の息子は、末娘がおむつをはきたがらないときのピンチヒッターです。なかなかはかず、末娘のおしりと追いかけっこしている母を見るとすぐに駆けつけ、「○○はぼくとはきたがっているんだよ」と言っておむつをはかせてくれます。 お兄ちゃんが来れば末娘はパッと気持ちを切り替え、足を差し出します。最近では、「○○(兄の名前)と!」と、末娘のほうからお兄ちゃんとはくアピールをすることも出てきました! こんな形で、わが家の末娘のイヤイヤ期を乗り切るために、きょうだいの存在は必須となっています。 イヤイヤが収まらず困ったときは…お兄ちゃん、お姉ちゃん大活躍のエピソードを紹介してきましたが、そううまくいかないときもあります。そんなときには、末娘の大好きなキャラクターの絵を見せて、「ほら、○○が見てるよー!」と言うと、ごはんを食べてくれることも。 また、カバや、ゾウが大きく口を開けている写真や絵を見せると、末娘はまねをして、大きく口を開けてくれることがあります。具体物を使うことで、イヤイヤしていても、「ん?」とそちらのほうに目がいき、気持ちを切り替えることができるようです。 とにかく末娘の話を聞く!末娘は、小さなときから気持ちを受け止めてあげると、「うん」と言い、納得できる傾向にあります。そのため、自分の主張がわかってもらえないことでイヤイヤが加速する前に、とにかくママが末娘の気持ちを受け止めながら、しっかり話を聞くようにしています。 そうすることで、末娘も納得して次へと気持ちを切り替えてくれるので、ストレスをあまり感じずに済んでいます。第2子まではそんな余裕はあまりなかったのですが、第3子にしてやっと、会話の大切さに気づくことができました。 イヤイヤ期の末娘は何か言うとすべてにイヤ!と答え、首をフリフリ。末娘のイヤイヤの理由がわからないと、つらくなることもときにはあります。でもそんなとき、きょうだいがいると、思わぬところで助けてくれ、スムーズに物事が進むといううれしい出来事もあります。きょうだいたちが間に入ってくれることで、末娘とのバトルは一時休戦。ちょっと間を置くことで、末娘のイヤイヤも落ち着いて、きょうだいたちには感謝です。 著者:澤口紗枝7歳女の子、5歳の男の子、1歳の女の子のママ。夫と子ども3人の5人暮らし。あったかで優しい家庭を作るのが目標。趣味は子どもとお出かけすること。
2022年12月06日2歳の娘さんのイヤイヤをできるだけ減らせるように試行錯誤。室内遊びを工夫して、イヤイヤの軽減に成功した体験談です。 家で過ごす時間が長くなった!現在2歳の娘は絶賛イヤイヤ期なので、今まで以上に娘と一緒に外にお出かけしたり公園に遊びに行ったりと、できるだけ戸外で体を動かしてストレスを発散するようにしていました。しかしここ数カ月は新型コロナウイルスの影響もあり、今までのように簡単にお出かけすることができなくなっています。 家で過ごす時間が長くなったこともあり、娘のイヤイヤの声も少し増えたような……。娘のストレスをためたくない、イヤイヤをできるだけ少なくしてあげたいということで、室内でも戸外同様に体をいっぱい動かして遊べるような方法を見つけていくことにしました。 室内で思い切り体を動かそう!まず思いついたのは、ママの動きまねっこ遊び。名前の通り、ママの動きを子どもがまねる遊びです。この遊びの中で、運動量が高めのジャンプや走る動きを多めに取り入れるように意識して遊びました。私が娘のお手本になるので、もちろん私自身も飛んだり跳ねたり大忙し! でも何より娘が楽しそうに遊んでくれるので、私もまったく苦ではありませんでした。ママの動きまねっこ遊び以外にも夫にも協力してもらい、できるだけ室内でも体を動かせるように意識して娘と関わりを持つようにしました。 あれっ! イヤイヤが減った!室内でも思い切り体を動かすように意識し始めて2週間くらい経過したころ、娘の様子を見ていて「あれっ! 少しイヤイヤが減ったかも!」と感じるようになりました。夫や実母も「イヤイヤ少なくなった?」と私に伝えてくれたので、勘違いではないと確信。 室内で思い切り体を動かそうと意識して関わった甲斐があったんだなと感じています。やっぱりわが娘も新型コロナウイルスの影響で外遊びができず、少なからずストレスを感じていたのだなと改めて思いました。 わが家の場合、室内でも娘が思い切り体を動かせるようにすることで、ストレスを発散することができ、結果イヤイヤの軽減にもつながりました。大人が工夫すれば減らせるイヤイヤもあるのだなと改めて感じました。今後も室内での過ごし方を意識しながら、娘のイヤイヤを少しでも軽減させてあげられるようにしていきたいなと思います。 イラストレーター/ライコミ監修/助産師 REIKO著者:優木 のぞみ1児の母。元幼稚園教諭で子どもの成長を見守ることが大好き。障がい児保育も経験あり。現在はわが子との生活を楽しみながら、自身の体験談を中心に執筆している。
2022年11月30日私は3児の母です。子育ての中で私自身が1番大変で、毎日のように怒鳴ったり泣いたりが多かった時期は、長男が5歳、次男が2歳のイヤイヤ期でした。世間では、「魔の2歳」「5歳児の反抗期」と呼ばれていますが、そう言われているだけのことはあると実感できたほどつらかったです。それを乗り越えられたきっかけや大変だったことについてご紹介します。 兄弟喧嘩の対応でつらかったこと息子たちはヒーローものが好きで、兄弟で遊ぶときは戦いごっごをよくしていました。喧嘩になる原因は、変身するおもちゃの奪い合い。長男は順番や貸し借りが守れますが、次男はうまくできず、待てない次男が長男を叩いたり、長男の「貸して」に次男は貸せなかったりして、私も「譲ってあげなさい」と長男を叱ることが増えていきました。 そんな日々が続いて、長男は次男におもちゃを貸さずおもちゃをぶつけるように……。さらに、次男もまねしておもちゃを投げるようになり、私はまた怒る……。そういった負の連鎖が続いて育児がつらく感じていたとき、長男は怒る私に対して「ママなんか嫌いっ!」 っと言ったのです。そのひと言で、もっとつらくなりました。 育児のつらい想いを私の母と姉に相談育児がつらいことばかりで楽しいと思えなかった日が続く中、私も精神的につらくなって母や育児中の姉に相談。母からは、長男をしっかり見守ってあげなさいとアドバイス。姉からは、男の子の意地はたててあげたほうがいいよとのことでした。 私は長男ばかりに怒ることが多かったので、母と姉のアドバイスは胸にささりました。兄弟が仲良くいられるためには、長男の次男に対する関わり方を叱るのではなくて、私が長男に対しての関わり方を変えることが必要なんだと気づかされました。 長男・次男との関わり方で工夫したこと物の取り合いになったり、遊びから喧嘩に発展したりしたとき、長男に怒ることが多かったので、叱り方から変えようと思いました。叱るときは、私と子どもたちと座って向かい合い、なぜ喧嘩になってしまったのかを話し合うように。 すると、長男なりの理由がそこにはあることを知り、「これは長男の思いをたてるとき」と感じた場合には、次男に我慢してもらう声かけをするように工夫しました。 また、喧嘩を止めるのに怒鳴り声をあげていましたが、「もうそろそろやめないとママ本気で怒るよ」 とやさしく、それでもダメなときは「あ~ママもうカンカンだな、ママ、鬼になるかな~」 と強めな声で叱るようにしました。 関わり方を工夫してよかったこと子どもたちに段階をつけて私が怒っていることを伝えると、いきなり怒鳴るよりお互いに喧嘩をやめようとしていくのがわかり、効果あるかも!と感じました。 一旦、私も子どもたちも冷静になって話すことで、長男・次男の言い分をお互いに知り、仲介役として私が入ることで、穏やかに解決法を見つけられるように。長男の思いをたててあげることで、おもちゃを投げるという行為も少なくなりました。 私は育児において、子どもたちに言うことを聞かせるという関わり方をしてきたように思います。次男が長男と同じように遊べるようになって初めて、私自身の関わり方を変えないと何も変わってはいかないということに気が付くことができました。これからも子どもの年齢に応じて関わり方を工夫していこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師 REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2022年11月29日2020年4月生まれの女の子・はーちゃんのママ・たままま(@decoboco.tama)さんが描く、ゆるゆる子育て記録。育児の理想と現実のギャップや、夫婦のリアルな生活をマンガでお届けします! イヤイヤ期に突入したはーちゃん。たまままさんは、「娘にイライラする」という感情を初めて味わったと言います。でも、無謀なことにもどんどん挑戦するその姿に胸が熱くなるようで……はーちゃんがイヤイヤ期に突入してはや6カ月。 赤ちゃんのころ、どんなに眠れていなくても、娘にイライラすることなんてなかったのに……。 理想と現実のギャップに泣くばかりの毎日… 「自分でやりたい」「できた」「うまくいかなかった」これらの感情と経験はすべてあなたのもの。 素敵な言葉ですね。子どもがイヤイヤしたりかんしゃくを起こしたりすると、ついイライラしてしまうこともあるけれど、自分でできた姿を見られたときにはうれしい気持ちに。 子どもの成長を応援する気持ちに共感しかありません……! SNSのコメント欄でも、 「今日の自分を思うかのようで、泣きそうでした」 「わかります! 『自分で全部できた!!!』って喜んでいる姿見ると、黒子に徹しようって思えます」 「黒子わかります!私もサポーター頑張ります!」 と、共感の声がたくさん! イヤイヤ期のお子さまたちと過ごす保護者のみなさま、今日もお疲れさまです……!いつの日か成長して全部自分でできるようになると、うれしい反面ちょっぴり寂しいことも。 「自分でできた!」と喜ぶ子どもたちの笑顔を楽しみに、今日も乗り越えていきましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター たままま2020年4月生まれの女の子・はーちゃんのママ。育児の理想と現実のギャップや、夫婦のリアルな生活を描いたマンガをInstagramで投稿している。
2022年11月23日2歳と生後3カ月の男の子を育てている私。2歳の長男はイヤイヤ期真っ盛りで、私が注意しても次男にいたずらして泣かせてしまうことがあります。そんな長男に毎日手を焼いているので、「ダメでしょ!」と注意するのも日常茶飯。そんなあるとき生後3カ月の次男がリビングで転倒していたのです! 私はいつものように長男を叱ったのですが、その後、真実に気づき、叱ったことを激しく後悔したのです……。転倒した次男ある朝、長男の朝食の準備をすませて、キッチンで片付けをしているときのこと。次男のものすごい泣き声が聞こえてきました。すぐにベビーチェアに乗せた次男のいるリビングに駆け寄ると、なんと、次男が床にうつぶせになって転倒していたのです! 私はすぐに次男を抱きかかえ、転倒時に打ったと思われる顔を確認。左眉毛のあたりが少し赤くなっているくらいでホッとしました。私は「また長男がいたずらしたんだ!」と思い、ベビーチェアの横で驚いた顔をして座っている長男に「なんてことするの!」と叱ってしまいました。 よくよく思い返すと…次男が大泣きするなか、私に叱られた恐怖で長男も大泣きしてしまいました。次男をあやす私は、「長男はなんでこんないたずらばかりするんだろう……」とあきれていました。 しかし、ふと、次男を安全にベビーチェアに座らせていなかったことを思い出した私。きちんと座らせていないままキッチンで作業をしてしまい、忘れていたのです。「次男が転倒したのは私のせいだ……」と気づいたのと同時に、「長男は転倒した次男を助けようとして、駆け寄ったのかもしれない」と、このとき思いました。 成長していた長男私は長男を叱ってしまったことを猛反省。大泣きしている長男を抱きしめて、「ごめんね。ママがいけなかったね!」と必死に謝りました。そして私は、普段も「長男はいたずらをする」と私自身が決めつけて叱っているのかもしれない、と思うようになったのです。それから次男に対する長男の行動をよく観察してみることに。 すると、以前は顔にカバーをかけたり、次男の目のなかに自分の指を入れようとしたりしていた長男が、次男の頭をなでたり、おもちゃで一緒に遊んであげたりしていたのです! 私は「長男も成長していることに気づかないといけない」と学びました。 毎日幼い2人の育児に手がいっぱいだった私は、長男も毎日成長し、まだ赤ちゃんの次男を彼なりにかわいがってくれていることに気づいていませんでした。「子どもは日々成長していること」を私自身が忘れてはいけないし、叱る前に子どもの行動を見守り、観察することが大切だと改めて学んだ出来事でした。 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2022年11月20日私の息子は2歳になるタイミングで保育園に通い始めました。2歳といえば、自我が芽生え、イヤイヤ期を迎えるころ。そのため「保育園に慣れにくい」など不安になる噂をたくさん耳にしました。実際、私の息子はどのような様子なのかお伝えしたいと思います。<div class="articleParts"> <p><img alt="「保育園に入れるべきじゃなかった…?」やつれていく息子の姿を見て罪悪感…" src="" style="width: 100%;" /></p> </div> <div style="page-break-after: always"><span style="display: none;"> </span></div> <p><img alt="「保育園に入れるべきじゃなかった…?」やつれていく息子の姿を見て罪悪感…" src="" style="width: 100%;" /></p> <p> </p> <div class="articleParts"> <h2>通い始めたころ</h2> </div> <p><span style="font-size:16px;">息子は通い始めてからの1カ月間は、保育園に行くことを察すると毎日大泣きしていました。朝の着替えを嫌がり、ベビーカーに乗ることも拒否。無理やり連れて行きますが、道中はずっと泣いていましたし、保育園についてからも数時間泣き続けていたようです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">保育園から帰ってきてからは私への後追いがひどくなり、トイレに行くのがやっと。息子は食欲もあまりなく、夜泣きも毎日するようになり、みるみるうちにやつれてしまいました。</span></p> <p> </p> <div class="articleParts"> <h2>迎えに行くと息子が爆笑していた</h2> </div> <p><span style="font-size:16px;">毎日たくさん泣かせてしまい、息子への罪悪感が生まれてきました。また、後追いや夜泣きが原因で私も睡眠不足になり、かなり精神的に参ってしまいました。「もう少し頑張って家庭で保育するべきだったのかもしれない」とやつれる息子を見て悩んだものです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">ところが、ある日息子を保育園へ迎えに行ったときのこと。なんと、息子はお友だちと追いかけっこをして爆笑していたのです。息子が保育園を楽しんでいる、そのことがわかり本当に安心しました。</span></p> <p> </p> <div style="page-break-after: always"><span style="display: none;"> </span></div> <div class="articleParts"> <h2>現在の息子の様子</h2> </div> <p><span style="font-size:16px;">保育園に通い始めてから2カ月が経った息子。今も朝は泣き、保育園に行きたくないと相変わらず着替えを拒否します。保育園に連れて行くのはひと苦労です。ところが、保育園についた途端、軽快なステップを踏み、にこにこ笑顔!! おもちゃを見ると私そっちのけです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">良い刺激をたくさん受けているようで、発する単語も増えてきました。お友だちとも仲良く一緒に遊んでいるようです。朝泣かれても、「行けば楽しいんだよね! 頑張って保育園行こう!」と私も笑顔で息子に言うことができるようになりました。</span></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">2歳から保育園に通うということで、確かに最初の1カ月は母子ともにイライラしてしまいました。でも、子どもは本当にたくましいです。2カ月が経ったころから、保育園生活を楽しんでくれるようになりました。私自身も息子と離れることで集中して仕事に取り組めるようになり、以前よりストレスも減少。息子との時間が今まで以上に大切なものになっています。日々笑顔で子どもに接することができて幸せです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:14px;">監修/助産師 松田玲子</span></p> <p><span style="font-size:14px;">作画/キヨ</span></p> <hr /> <div class="articleParts"> <div class="articleParts"> <h3><span style="font-size:16px;">著者:岩谷ともこ</span></h3> </div> </div> <p>2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。</p> <p> </p>
2022年11月10日Instagramなどで育児漫画を公開中の2歳女の子ママ・たきもとキウイさん。娘・たかたちゃんははみがきがイヤな時期に入ったそうで……使わない歯磨き粉、3本あるんだけど…2歳の娘・たかたちゃんは、ただ今はみがきがイヤな時期。 子どものイヤイヤが始まると、どの方法ならいけるか、いろいろ模索することもありますよね。 どの歯磨き粉ならいけるか模索した結果、歯磨き粉がどんどん増えてしまい…… いろんな方法を試した結果、結局使わない歯磨き粉が3本に……!「親がコツコツ使うか、娘が成長して使える日が来るのを待つか……」と悩みつつも、結局親がコツコツ使うことになるだろうと予想する、たきもとキウイさん。 結局、いろいろな味の歯磨き粉を買ったけれど、たかたちゃんはいつものイチゴ味に戻ってきたそうですよ。 「歯磨きしてくれるなら何でもいいよ」と、ドンと構えるたきもとキウイさん。 たかたちゃんに無理強いをしない姿勢、見習いたいです……! いつの日か、いろいろな味の歯磨き粉もいい思い出になるのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター たきもとキウイ
2022年10月25日Instagramで2017年生まれのつむちゃんと2019年生まれのいとちゃんの育児日記や日常を描いている芸子さん。今回は、次女・いとちゃんのイヤイヤ期のお話をご紹介します。長女・つむちゃんのイヤイヤ期で、経験値を積んでいた芸子さん。いとちゃんのイヤイヤ期の到来にも穏やかに対応していたのですが……。 遅れてきた次女のイヤイヤ期いつも笑顔のいとちゃん。3歳の誕生日を迎えた後、ついに「イヤイヤ期」がやってきて……。 魔の2歳を越え、1年遅れて、イヤイヤ期が訪れた次女のいとちゃん。 私は長女・つむちゃんのイヤイヤ期の経験から、いとちゃんのイヤイヤにまずは「共感」し、「魔法のリボン」をプレゼント。 「つむ(姉)もこれで大体しのげたのよ……」と思っていると、いとちゃんには、効かない!? 姉妹の個人差が強すぎて、長女で培った経験が使えず、思わず白目になってしまった母でした。 お姉ちゃんがイヤイヤ期のときにしていた、かわいいリボンをつけてあげるという策を、同じようにいとちゃんにも実行した芸子さん。しかし、いとちゃんにはまったく効果がありませんでした。やはり、姉妹の間でもイヤイヤ期の対応は違うのですね! みなさんは、お子さんがイヤイヤ期のときどのように工夫して接していましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター 芸子2017年、2019年生まれの姉妹ママ、芸子さん。Instagramでほっこり可愛い育児エピソードやあるあるネタを更新中!
2022年10月24日イヤイヤ期まっさかりの息子。さっきまで機嫌がよかったかと思えば、次の瞬間、何かをきっかけにイヤイヤが大爆発。そんなイヤイヤ大爆発中の息子に言われた衝撃の言葉をご紹介します。なぜ、こんなことになったのでしょう? 自分の心に余裕がないときに子どものかんしゃくが起きると、こっちもイライラして怒ってしまうこともしばしば……な私です。しかし、この出来事があってからは、「あ、今イライラ星人に乗っ取られてるから何言っても無駄だな……」と、その状況を俯瞰(ふかん)して見られるようになりました! ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:てんてこまい2020年2月生まれの男の子(たろう)のママ。Instagramで育児奮闘記やズボラ母の生態について描いています。親バカすぎて夫に引かれることもしばしば。Instagram:@tentecotaro
2022年10月07日最近言うことを聞かなくなった長女。叱ってもなんだか思いが届いていない、伝わっていない気がする。そんな時、保育園の先生が……。小3長男、年長長女、3歳次女の育児に奮闘中のオニハハ。さん(@onihaha3)が体験した、長女ちゃんが3歳のころのエピソードです。最近長女が言うことを聞いてくれない。これってイヤイヤ期なのかな?甘やかさずに怒っても叱っても、なんだか届いていないような……。 わがままの原因は…? 「えっイヤイヤ期じゃないの!?」保育園の先生は気づいていた、長女の繊細な心の内。一緒に過ごす時間、そういえば最近あまり無かったかも……。 著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2022年10月07日3歳と1歳の息子を育てている私。長男はイヤイヤ期の最盛期で自分の思うようにならないとかんしゃくを起こし、手に負えないことも多々あります。子どもの泣き声が耐えられない夫は、そんな長男を毎日叱ってばかり。ある日、幼稚園の親子参観日があり、夫が参加することになりました。すると、親子参観から帰宅した夫はまるで別人のように変化していたのです!長男を叱ってばかりの夫3歳の長男は、最近1歳の弟にいたずらをしては弟を泣かし、私たちが注意しても言うことを聞かないことが多くなっていました。甥の幼いときを見ていた私は「3歳はこんなものだろう。成長とともに落ち着くはず」と見守っています。 しかし、夫は言うことを全然聞かずにかんしゃくを起こす長男が理解できず、「長男は怠慢だ。なんでこんな性格になった? もう疲れる」と長男に大声で叱ることは日常茶飯事。私が夫に説明しても納得できないようで、私も困っていました。 親子参観から帰宅した夫そんなとき、幼稚園から課外授業の親子参観のお知らせが届きました。私は、1歳の次男を連れて課外授業は難しいと夫に相談したところ、夫が「僕が行きたい!」と言うので夫に参加してもらうことにしたのです。 しかし、喜んで親子参観に出かけたはずの夫は、すごい真剣な表情で帰宅。私は長男に何かあったのかと心配になり、長男に確認しましたがいつもと同じ様子です。「何かあったの?」と恐る恐る夫に質問しました。 学びの親子参観夫は「他の子は大人しく話を聞いていたのに、〇〇(うちの子)は全然話を聞かずに動いてばかりだった」と。私が「長男は幼稚園に通い始めて日も浅いからしょうがないよ」と伝えると、夫は「話を聞かない長男を抱きしめて説明をする先生の接し方を見て、自分の対応が良くないと気づいたんだ」と言うのです。 どうやら、夫はプロの接し方を目の当たりにして、わが身を振り返り学んで帰ってきた様子。私は「夫に幼稚園の行事に参加してもらうことは、育児をするうえで大切なこと」だと思いました。 イヤイヤ期の長男を叱ってばかりいた夫。幼稚園の親子参観で、遠くから長男の様子や先生の対応を見て、たくさんのことを学び、寛大になって帰ってきたように私は感じました。今では、長男がかんしゃくを起こしても見守ろうとしてくれています。夫にとっても初めての子育て。悩みながらも学んでいることを知り、私も一緒に学んでいこうと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年10月02日現在8歳と5歳の男児、0歳の女児を育てる共働きママです。イヤイヤ期は話せない子どもの表現方法と思っていました。次男は「魔の2歳」と言われるイヤイヤ期がなく、転んでも平気、いつもニコニコ笑顔で私は癒されてばかり。しかし、話せるようになった途端に「やだ」「ママやって」が激しくなりました。自分が悪いことをしてもあやまるどころか、親を脅してくる始末。悩み疲れた私がやってみた親子喧嘩の対処をお話しします。 「家を出て死んでやる! 」と玄関へ息子たちのYouTubeの見過ぎに注意をしたときです。テレビは15分と約束しており、10分オーバーでテレビを消しました。長男はたとえ不満そうでも、「ごめんなさい」とすぐにあやまります。 しかし、突然消されたことに腹を立てた当時4歳の次男は私に向かって「ひどい! ママは僕が大好きじゃないんだね、僕は家を出て車に引ひかれて死んでくる、ママのせいだから!」と玄関へ走っていくのです。 玄関に居座る次男。先に折れたのは…?私は日ごろから息子たちに「道路に出ると車にひかれて死んじゃうよ」と注意をしていました。次男は自分がいなくなることが叱られた私への仕返しだと思ったのでしょう。 はじめはハラハラして追いかけましたが、次男は玄関のドアに手をかけたまま「出て行くからねー、行っちゃうからねー」と一点張り。出て行かないことがわかると私のほうも面倒くさくなり、「どうしたらいいの?」と折れることにしました。 「なんで私が?」次男の発言にイライラ次男は「ママがあやまってよ!」と言ってきました。私は「なんで私が?」と怒りを抑え黙っていると、「いいもんね。家を出て車に引かれて死ぬからね」と発言はヒートアップするばかり。 仕方がなく「わかった、ごめんね」と言うと、「怖い声。かわいい声で!」とまさかの指示が。苦笑いで「ごめんね」と返しました。すると「だめ怖い」「ごめんね」「だめ、もっと」と次男のリテイクが続いたのです。 「ごめんね」が思っていたのと違った…?次男が求める正解がわからず、疲れた私は「すみません、見本を見せてください」とお願いしました。すると次男が「しょうがないな」と頬に人差し指を当て、「ごめんね☆」とアニメ声優のようにつぶやきウィンク。 あまりにも突然の豹変に絶句。私も次男のマネをして「ごめんね☆」と言いました。すると次男が「いいよ。ぼくもごめんね。大好き」と抱きついてきました。あまりにも不器用な次男に、私も怒る気がうせてしまいました。 これまでは「ママが先にあやまって」と私に先に謝罪するよう指示していた次男ですが、少しずつ自分が悪いと思ったときは、玄関へ行く前に「ごめんね」と言えるようになってきました。私自身も以前は「親が先にあやまったら良くないのでは……」と思っていましたが、お互い感情がヒートアップしているときは、親でも子でも、どっちが先にあやまっても良いんだなとこの経験を通して学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/あんこママ著者:巳村 糸8歳、5歳、0歳の子どもを持つママ兼保育士。趣味は旅行、レジャー、ショッピング。家族5人になり、軽自動車を手放して7人乗りの天井が見える車を購入。この夏は初のオートキャンプを計画中。
2022年09月30日お子さんが体調不良で野菜が食べられなかったことに気づかず、イヤイヤ期のせいだと思って無理やり食べさせようとしてしまったママ。何でもイヤイヤ期のせいだと決めつけてはいけないと反省したママの体験談です。 次女のイヤイヤ期は1歳9カ月ぐらいから始まりました。それまでは、上の子に比べておおらかで育てやすい子だと思っていたのですが、やりたくないことに対してはっきり「嫌、嫌い」というようになりました。イヤイヤ期は成長の証とわかっていながらも、毎日うんざりしていたときに、母として失敗してしまった出来事が……。何でもイヤイヤ期のせいにしていはいけないと反省したエピソードをお伝えします。 2歳目前に始まったイヤイヤ期次女は自由に歩きたいからと抱っこされるのを嫌がり、歯磨きも泣いて拒否、お風呂に行こうと誘っても「嫌、行かない」と逃げ回る日々。中でも苦手な野菜をまったく食べなくなってしまったのには困りましたし、栄養面でも心配でした。 野菜の中で食べるのはトマトとブロッコリーのみ。他の野菜は細かくしたりとろみをつけたり、食べるそぶりを見せたら褒めちぎったりと工夫しても完全拒否でした。 いつも以上に野菜を食べないイヤイヤ期に入り、思うように物事が進められず、私自身も疲れてイライラしていました。そんなとき、次女がまったく野菜を食べようとしない日が3日ほど続きました。いつもは食べるトマトも嫌がって食べません。そんな姿をみて私は焦りを感じてしまいました。 健康のため、野菜も食べてほしいのにどうして食べないのか……。私は「もう! なんでお野菜食べないの? 食べないとおやつも他に好きなものもあげないからね!」と強い口調で言い、次女を睨みつけてしまいました。 実は体調が悪かった次女怒ってしまったその日のことです。次女が頻繁に口の中を手で触ろうとする姿に気がつきました。そして、口の中を見てみるといくつか口内炎ができていました。その上、今日は体もいつもより熱い。もしやと思い、熱を測ってみると38.1度。病院で診てもらうと「手足口病」の診断。そうなのです、娘がトマトを嫌がったのは手足口病になり、口の中に口内炎ができてしみたからだったのです。 まだじょうずにお喋りできない娘は、「口が痛いから食べられない」ということが伝えられなかったのです。それなのに私はイヤイヤ期特有のわがままかと思い、怒ってしまったのでした。 その夜、次女と一緒に寝るときに「◯◯ちゃん、今日はお口が痛くてトマトが食べられなかったんだね。お母さん怒っちゃってごめんね」と謝りました。イヤイヤ期のわがままだと決めつけず、娘の様子をもっとちゃんと観察してあげていれば怒ることもなかったし、病院にも早く連れて行ってあげられたかもしれません。まだ伝えたいことがうまく言葉で表現できないこの時期、なぜ「嫌!」と言っているかを考えてあげないといけないなと反省しました。 イラストレーター/あんこママ監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2022年09月29日わが家の一番下の息子は2歳半で、イヤイヤ期真っ盛り。特に夫の存在そのものが嫌なようで、夫がいるだけで一切しゃべらなくなり、目が合ったら泣くといった状態に。夫は夫で「男の子だから泣き虫はダメ!」と徹底抗戦。どんどん険悪になる2人をつなぎとめるために私が始めたことを紹介します。 夫の話を聞いていた息子息子が夫に泣いてばかりのことを散々叱られた次の日、一緒にお散歩に行くとどこかから子どもの泣き声が聞こえました。「誰か泣いてるねぇ」と私が言うと、息子がぽつりぽつりと話し始めました。 「○○(息子の名前)もいっぱい泣いたから怒られたねぇ。泣いたらだめだけど、おとさん怒ると○○泣いちゃうね」。たどたどしい言葉ではありましたが、息子が夫の言葉をきちんと理解していたことに私はとても驚きました。 夫の気持ちの変化夫が帰宅したあと、私は息子が話したことを夫にそのまま伝えました。夫もやはり驚いていて、「ちゃんと俺の話聞いてたんだ」とぽつり。最近、夫の叱り方が感情的になってきていて心配だったのですが、その日を境に息子が泣いていても、淡々と諭すようになってくれて安心しました。 きっと夫は、自分の言葉が伝わっているのか、叱ることに意味があるのか、どこか不安な気持ちがあって感情を抑えられていなかったのだと思います。 夫にもっと息子の成長を見せよう平日息子とほとんど会えない夫は、私のように息子の成長を感じ取ることがなかなかできません。そんな中で息子に泣かれて満足に対話もできないのは夫にとってとてもつらいことだと思います。 せめて、息子が日々ちゃんと成長していっている姿を見せてあげようと思い、私は毎日息子の動画を撮って夫に見せることにしました。取るに足らない動画ですが、息子の成長を2人で見て、毎日息子について話すことで、少し夫と息子の距離が縮まった気がします。 相変わらず息子は夫が苦手ですが、動画を見せるようになってから夫の息子に対する態度は確実にやわらかくなってきました。少しずつ息子が泣きやむことも増えてきたので、これからも私は息子の成長を夫に伝えられるよう頑張っていこうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/おもち著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院まで学んだ食についても執筆。
2022年09月24日イヤイヤ期真っただ中の2歳のあん太くん。パパが保育園に連れて行こうとすると、ママがいいと泣き叫びます。それに応えて保育園に送るママのまきこんぶさん。しかし、まきこんぶさんが保育園へお迎えに行くと今度は……!? イヤイヤ期にお手上げ… 朝はパパが子どもを保育園に送る係。しかしこの日、あん太くんは、大泣きしてまきこんぶさんを求めました。思わずOKしてしまうまきこんぶさん。保育園まで送ります。 そして保育園にまきこんぶさんがお迎えに行くと……!? 今度はパパがいいと怒りだすあん太くん! この日、あん太くんのイヤイヤはまだまだ続きました。 夕食時、おかわりを欲しがったあん太くん。お皿にはまだごはんが残っているので、まきこんぶさんが集めてスプーンを口に持っていきました。 するとあん太くんはスプーンを拒否! さらに、ママがスプーンを口に入れたのを見て大爆発! まきこんぶんはげっそりしながら、あん太くんの当初の希望だった「おかわり」をよそりました。 しかし、ここでもあん太くんはびっくりする行動に出ます。よそったお茶碗を差し出すと、スタイを外してごちそうさまをしたのです! まきこんぶさんは「なんでなん?」と目がテンに。あん太くんに振り回されてしまった1日でした。 ◇◇◇すべてにおいて逆をいったあん太くん。一生懸命成長しているとわかってはいても、やっぱりイライラしてしまうこともありますよね。SNSでは、「まるでわが家のよう!」「うちだけじゃないとわかって気持ちがラクになった」 と、多くのママたちから共感の声があったようです。 みんなもそうだとわかると、少し心が軽くなりますね。著者:マンガ家・イラストレーター まきこんぶ心に余裕のないヒステリックなワーママ。牛乳多めのカフェオレと焼き立てパンがあればだいたい機嫌が直る。何気ない日常をテンション高めで漫画にしてブログやInstagramにUPしている。ナルシストで家庭的な夫「オタッキー」と内弁慶外地蔵な娘「こはさん」、食欲が9割の息子「あん太くん」との4人暮らし。
2022年09月23日イヤイヤ期ピークの息子。家では、自分の気に入らないことがあると1時間でも大泣きを続けます。「家でこれじゃあ、保育園ではものすごい怪獣になっているのでは……」。保育士さんに子どもの様子を伺ったときの衝撃エピソードを紹介します。 ど、どなたですか…? 保育園には、私の知らない息子がいました……! きっと、園で頑張っているからこそ家で感情を爆発させてしまうんですよね。大人だって、家でもきちっとしていたら疲れてしまいますから……。 イヤイヤ期にうんざりしていましたが、「いつも頑張っているね」と、もっと甘やかしてあげようと思った出来事でした。 著者:ぺ子むすこくん(3歳)、むすめちゃん(1歳)の母。今秋に第3子出産予定。Instagramでは日常の育児漫画や子連れお出かけ情報を写真を交えて投稿しています。Instagram:@pntmaster
2022年09月17日2歳3カ月の長男はイヤイヤ絶頂期! 私の言うことは日を増して聞かなくなり、まだ生後2カ月の次男にもいたずらをしたり。注意し続ける私は、長男の態度と気分に振り回され疲れてしまいます。そして、気づけば毎日長男を叱ってばかり……。そんな私でしたが、長男への対応のなかで気づけたこと、学んだことを紹介します。イヤイヤ期の長男長男は何でも自分でしたい時期のようで、他人が手助けすることをすごく嫌がります。まだ小さいためひとりで着替えもできないのですが、誰かが手助けしようとすると「うーん!」と怒って服を引っ張ったり手を払いのけようとしたり。 しかし、結局ひとりでできないことに長男本人も腹を立てて泣き出す始末なのです。また、特に寝起きは機嫌が最悪で、大半はぐずって30分ほど泣き続けることも多く、その都度私は困り果てていました。 やっぱり叱ってしまう私…「イヤイヤ期は大変だけど、成長とともに終わるから」と先輩ママたちに聞いていた私は、できるだけ怒らず見守る体制でいようと思っていました。しかし、長男は「ママは怒らないから大丈夫!」とわかっているかのようにぐずりたい放題。 私が注意しても何度も同じことを繰り返す長男にイライラして、最終的には「やめなさい!」叱ってしまうのです。私が叱っても長男は泣いてもっといたずらをしようとして状況は悪くなる一方。私は「叱ることは悪循環だな……」と、そのとき気づきました。 今の長男を受け入れること叱ることは、長男にとって解決策ではないと思った私。長男がぐずり始めると、私は「もう!」と叱りたくなる気持ちを抑えて、長男を抱きしめることに切り替えました。すると、どうしようもなくぐずっていた長男の荒い呼吸が私の腕のなかで落ち着き、あっという間に機嫌が戻ったのです。 また、外へ連れて行くなど環境を変えると長男の感情が切り替えられるようで、ぐずること自体が愕然と減りました。私は「私自身が長男を受け入れて、良い環境を作ってあげることが必要なんだ」と気づいたのです。 今までの私の人生で、こんなにも自分の思い通りにならないことはありませんでした。イヤイヤ期の長男から、「なんでも自分の思い通りにはならないこと、相手を受け入れて自分が変わること」の大切さを教えてもらったように感じます。これからも長男や次男からいろいろ教わりながら、育児を楽しんでいけたらと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2022年09月15日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。なにそのレアな表情…!編集後記イヤイヤ期真っ只中のねむちゃん(2歳)にさまざまな対処法を試みているつぶみさん。今回は、ねむちゃんより先に泣くという必殺技をつかい、そっと様子をみてみると…なんとも気まずそうな表情をするねむちゃんが!結局、そのかわいさに負けてしまったつぶみさんでした(笑)。ママを泣かせてしまった罪悪感からなのか気まずそうにしていたねむちゃんでしたが、ママが思わずクスクス笑ってしまうと、安心したのか嬉しそうに微笑んでいましたね。本当はママの笑顔が大好きな気持ちが伝わってきます。イヤイヤ期の子どもの対応で、気力も体力も消耗しているママは多いでしょう。イライラしてしまうのはママが頑張っている証拠でもあります。今回のつぶみさんのように、ちょっとしたきっかけで気分転換ができるといいですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2022年09月14日すぐにかんしゃくを起こす2歳児を連れてのお出かけ、本当に疲れますが……。それでも、おもしろい年齢でもある2歳児! 疲れ果てながらも楽しいお出かけの体験談を紹介します。 お気に入りのペイペイ元気いっぱいな2歳の娘。話し始めたころころから『ペイペイ!』を気に入り、車の中などでもよく言っていました。 私がお買い物や外食で支払いをすると、うれしそうに「ペイペイ?」と聞いてきます。 優しい世界に救われたある日家族4人で地元の小さなラーメン屋さんで食事をした際、夫が支払いのためにレジへ行くと、うれしそうに着いていく娘。 すると「ペイペイ?」といつものように聞くと、お店の方が「ごめんね、現金だけなの」と返してくださり、夫が現金で支払うと……。 「ペイペーーーーイ!」と、しゃがみこんで号泣……。 なかなか泣き止まず叫びやまず、いたたまれなくなりましたが、周りのお客さまが「かわいいー! PayPayがいいんだ」「イマドキの子どもだね(笑)」「 PayPayじゃなくて残念だったね」と、やさしい言葉をかけてくれました。 お店の方が「ごめんね、PayPayなくて」と声をかけてくださり、申し訳ない気持ちもありましたが、その場にいたみんなが笑顔になっていてホッとしました。 イヤイヤのワガママ期に疲れきっていましたが、親としてはうんざりする出来事でも、「周りの方のやさしい反応に救われることもあるんだな」と、自分自身の行動も振り返えられる出来事でした。 監修/助産師 REIKO 著者:ぽんぽこ2歳と4歳の二児の母です。 事務職のパートで働きながら、子育ての戦いに毎日敗れております……。
2022年09月12日イヤイヤ期といえどいつにも増してご機嫌ナナメだったももひらさん宅の次男・まるくん。熱を測ると38度を超えていました。さらに、熱はどんどん上がり39度台までに……。ももひらさんはまるくんと病院を受診しました。熱は39度台に。病院へ 2日目の朝、熱はあったものの機嫌もそこまで悪くなくごはんも食べられて、「鼻水も出てきたし普通の風邪かな?」とすっかり安心していました。病院に行くと少し泣いていましたが、病院が嫌だからかなぁ~くらいに。 それにしても体温測るやつも消毒も慣れすぎていて、泣いてても熱でも完璧でちょっと笑っちゃいました(笑)。隔離室長かったな~。 ※あくまでも息子の場合の体験談です。病気の記録というより、この子はそうだったんだなぁ~と気楽にごらんください。 ◇◇◇ 夜中は熱で寝付けなかったまるくんですが、朝方は落ち着き少し寝ることができたそう。寝られたことで少しスッキリしたのか、朝のまるくんは熱はあれどいつも通りの様子に見えました。 そして、長男・ぽんくんも保育園をお休みして一緒に病院へ行くことに。まるくんが熱を出したと聞いたときの「ぎゅーして治してあげる」という言葉。まるくんへの思いやりが感じられます。素敵なお兄ちゃんですね!まるくんも、かかりつけの病院で自分で検温、消毒を済ませていてとてもえらいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ももひらみーこ5歳、2歳の兄弟の母。子どもたちのくすっと笑える話や働く母の日常を育児漫画にしています。
2022年09月09日現在2歳10カ月の息子は、1歳6カ月ごろから徐々にイヤイヤ期が始まりました。息子のイヤイヤスイッチが入ってしまうと、私がどんな声を掛けようが何をするのも拒否! 泣いて大暴れすることもあるので、息子への対応に困ることも多々あります。そんなある日の夜、まだ寝たくない!と息子のイヤイヤが始まり、もうヘトヘト……。そこへちょうど帰宅した夫が状況を察し、息子へかけた言葉に思わず感激……! そのときの体験談をお話しします。寝たくない息子vs早く寝てほしい私私は1日の終わりの寝かしつけは、いかに短時間で終わらせるかが勝負だと思っています。早く寝てくれればそのあとの時間は私の自由時間! そのためにも日中はできるだけ散歩や公園で遊んだり、家ではおもちゃや粘土、折り紙をしたりと思いっきり遊び、夜は息子がぐっすり寝られるようにしているのです。 でもイヤイヤ期が始まってからは、息子はどれだけ疲れて眠くても「まだ遊びたい!」「寝たくない!」と言うことが多くなりました。 寝かしつけのころには……日中は家事もしつつ息子と同じように遊んでいるので、寝かしつけのころには一緒に寝落ちしてしまうこともあるくらい私もヘトヘトです。そこに息子のイヤイヤが始まると正直イライラしてしまい、「もう知らない!」と思わず言ってしまうことも……。 そんなある日の夜、息子が寝たくないとイヤイヤしている最中に夫が帰宅しました。「パパも寝ようかな」と夫が布団にくると、息子は寝たくないとさらに大暴れ! あーまた始まった……と私は呆れていました。 笑顔で息子を抱きしめて言った言葉イヤイヤする息子を見て夫はなぜか笑顔。そして息子をぎゅっと抱きしめて「じゃあ朝まで起きていられる? 寝ちゃだめだよ~」と。まさかの夫の対応に私はびっくりしましたが、見ると息子も「起きてられる!」と笑顔になっていました。そのまま夫と息子は布団でごろごろしながらおしゃべり。気づくと息子は寝ていたのでした。 私は、息子がイヤイヤ期だから仕方ないんだと思い込んでいた部分があったのかもしれません。息子に早く寝てほしい、自分が早くゆっくりしたいという気持ちが強すぎたのかな……と反省しました。 このときの夫は息子の気持ちに寄り添ってあげていたから、息子も笑顔になったんだと思います。私はいつも息子のイヤイヤにばかり気を取られ、イライラしがち……。まだまだイヤイヤ期は終わらないですが、ちゃんと息子の気持ちを汲んで声を掛けたり、対応したりすることを日々意識したいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2022年09月07日1歳半ごろから始まったわが子のイヤイヤ期を振り返ってみると、自分でしたいのにじょうずにできないときに、特に泣きわめいたり、怒って地団駄を踏んだりしていたように思います。気持ちや時間に余裕があるときは、「待つ」「代弁する」「笑わせる」という主に3つの方法でイヤイヤを鎮めていました。本人が納得いくまで待つよく覚えているのは、靴を履くときについ私が手出しをしてしまって、怒らせてしまったことです。子どもが自分で履きたいことはわかっているのに、見ているとまどろっこしくなって手伝ってしまう……。何度これで失敗したことか……。 育児書には「手を出さずに見守る」よう書いてありましたが、私は見ているとどうしても手が出てしまうので、なるべく見ずに、隣に座って「待つ」ようにしていました。じっと見ていなくても隣にいれば様子がなんとなくわかりますし、見ないほうがイライラしなくて気持ちがラクでした。 気持ちを代弁する「1~2歳の子どもはまだ自分の気持ちを言葉でうまく表現できないので、なぜ自分が“イヤ”なのかを伝えられなくて怒っている。気持ちを代弁してあげると落ち着くことがある」と知り合いの保育士さんから聞き、原因がわかるときは「足がうまく入らないんだね」とか「ブロックがなかなかはまらないね」とか、具体的に言葉にしていました。 それで急に泣き止むわけではないのですが、言葉にすることで私自身が「そうか、この子はこれでイライラしているんだ」と納得でき、少し寛容になれました。 笑わせて気をそらせる何が嫌なのか原因がよくわからないときは、笑わせて気をそらせるようにしていました。 具体的には、おなかを指でツンツンつついたり、くすぐったりします。笑うと気持ちが切り替わるようです。ますます怒らせてしまうこともあるので、ギャンブル的要素もありましたが……。子どもが笑ってくれるとこちらの気持ちもほぐれ、私も笑うことができ、お互いにいい影響があったと思います。 こういったイヤイヤ対処法を知っていたからといって、いつもうまくイヤイヤを鎮めたりかわしたりできたわけではなく、まともに向き合って母親の私も怒って怒鳴ったり泣いたりすることがありました。しかし、「この方法でうまくいった」という経験が自信になり、少しずつわが子の扱いがうまくなっていったように思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2022年09月07日娘がまだ赤ちゃんのころ、私は「イヤイヤ期って2歳くらいからで、なんでもイヤ〜って言うんでしょ?」と思っていました。そして娘が1歳8カ月ごろ、ついに来たイヤイヤ期。2歳ごろまでは確かになんでも「イヤイヤ」とは言っていましたが、それまでとは異なり、娘の答えを私がわかるまで大号泣するようになったのです! 常識無視の謎解きイヤイヤ期の始まり始まり。きっかけは納豆ご飯だった娘がイヤイヤ期真っ只中だった2歳6カ月。その日もいつも通り夕飯の準備を終え、娘と2人で食卓につきました。主菜は娘が苦手な豚肉料理。きっと娘はあまり食べてくれないだろうから、もう少しタンパク質を足したいなと考え、娘に「納豆ご飯にする?」と聞きました。 娘は納豆ご飯が好きなので「納豆ご飯食べるー!」と答え、ニコニコ。キッチンで納豆のパックをあけタレを入れてかき混ぜた途端、「だめー!!」と娘の怒号が響きました。 どうしてもわからない答えいつも食べている納豆ご飯の手順と変わらないはずなのに、この日は何かが違ったようです。「自分でかき混ぜたかったの? それともかき混ぜずに食べたかったの?」。どちらでもありません。娘は自分の考えを私に理解してもらえず「違う! 違う!」と、顔を真っ赤にして怒り泣いています。 「納豆のパックを自分で開けたかったの? フタの部分を切り離したのが嫌だった?」⋯…またまたハズレ。ついに娘は椅子から床へ滑り降りるように移動し、寝転がって大号泣。そして「違う! 納豆ご飯じゃない! ドロだけ!」と叫びました。 正解はまさかの…!「え、納豆ご飯じゃないの? ドロって何?」⋯…私の頭はハテナでいっぱい。なんと正解は、納豆のタレだけをご飯にかけて食べたかったそうなのです。確かに娘の言う通り納豆ご飯ではありません。そのような食べ方をしたことはそれまで一度もなかったので、まったく想像もしていなかった答えに思わず笑ってしまいました。 ご飯に数滴納豆のタレをかけると満足したようで、いつもの穏やかな娘に。結局、主菜の豚肉も納豆も食べなかったのでタンパク質はとれませんでしたが、謎が解けたので良しとしました。 子育ては私がイメージしていたものとは違うと感じることがよくあり、イヤイヤ期もイメージしていたものとは違いました。大人が考えもしないことを要求してくる娘がとてもおもしろくて愛おしいです。私に余裕がなく、娘の謎を解く気力がないこともありますが、この愛おしいイヤイヤ期を娘が大きくなっても忘れずにいたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2022年09月07日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。怒りすらかわいい編集後記イヤイヤ期に突入しているねむちゃん(2歳)は、泣いて叫んで、足を踏み鳴らしながら怒りを表現しています。ついにはママへの怒りのパンチ!叩かれてしまったママの反応は…「怒ってるかお、かわいいー」でした(笑)。迫力のあるイラストからはじまった今回のエピソードですが、実際のパンチの威力はねこパンチレベルだったとのこと。小さいながらに、一生懸命ママに怒りをぶつけようとする姿はなんだかキュンとしてしまいますね。つぶみさんのように、ひとり目にくらべてふたり目のほうが余裕をもって接することができるという方は多いのではないでしょうか。育児の経験があるだけでなく、赤ちゃんの成長がどれだけ早くあっという間かということを知っているからこそ、一つひとつの成長が愛おしく感じられるのかもしれませんね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2022年09月07日こんにちは。3児の母で小児科医の保田典子です。今回は、小児科医的しつけ、イヤイヤ・グズグズ対応のNG行為について。NG行為と言いつつ、私自身もよくやってしまいます。反省も込めてお伝えしたいと思います。NG1:ぐずったら「とりあえず泣き止むもの」をすぐ与えてしまう子どもがクリニックで泣いてしまったら、とりあえずスマホの動画を見せてしまう、とりあえずお菓子をあげてしまう、という親御さんがよくいらっしゃいます。子どものイヤイヤ・グズグズに対して、スマホやお菓子に関わらずすぐ何か与えてしまったり、子どもの言いなりになってしまうのは、あまりしない方がいいでしょう。 子どもはそもそも泣くものです子どもはよく泣くものですし、よくグズグズします。特にクリニックは、お子さんにとって嫌なこともいっぱいしますし、予防接種などの注射は痛いので、機嫌が悪くなったり泣いてしまう子も多いですが、別にいいんです。 子どもが学びエスカレートする可能性も子どもは賢く、すぐ学びます。「こうやったら親はすぐに言うことを聞いてくれる」と学んだら、どんどん態度がエスカレートしていくことがあります。スマホやお菓子を与える「使いどき」を親御さんがきちんと決めて、生活の主導権を握れるようにすると、後々のしつけにも良い影響があります。 スマホは「ここぞというときにだけ」与えるようにするたとえば、電車や役所など、公共の場所で子どもがグズって本当に大変! というときに、「スマホは電車に乗るときのスペシャルね♡」という感じで、ここぞというときにだけ「とりあえず泣き止むもの」を使うようにすると、より効果的だと思います(とはいえ、親がスマホをずっと見ていてお子さんは無視は、もっと避けた方がいいかなと思います)。 NG2:イヤイヤ・グズグズしている子どもへ感情的に怒る子どもがイヤイヤ・グズグズしているときに、「だから何がしたいの!」「〇〇しちゃダメでしょ!」「しょうがないでしょ!」と怒ってしまう親御さんを、よく見かけます。突然しょうもないことでイヤイヤし始めると、ため息が出ちゃいますよね。 とはいえ、このように子どもと同じ土俵に立ってしまっては何も解決しないですし、火に油を注ぐことになってしまいます。親が感情的に怒ることで、子どもはさらに泣き叫び、親は困り果てる……ということになります。 親がイライラしなくていいように対処しておく子どものグズグズは本当にどうしようもありません。なので、突然イヤイヤが始まっても慌てなくていいように、事前に対処しておいたり、時間に余裕を持ったスケジュールで行動ができると良いですね。 例えば、電車の中でかんしゃくを起こしてしまっても、時間に余裕があれば次の駅で降りることができます。時間ギリギリだと「下車すると間に合わないのに!」とますますイライラしてしまうかもしれませんね。また、ぐずりやすい時間を外して移動したり、子どもが眠くなりやすい時間に移動をすれば、外でイヤイヤの対応をしなくて済むかもしれません。子どもがグズグズしやすいポイントを把握したうえで、グズグズしないスケジューリングをすることも大事ですよ。 ぐずったら共感して抱きしめてみてぐずったときの良い対処としては、「〇〇したかったんだね」と共感して、ギュッと抱きしめてあげましょう。そのあとは落ち着くまでそうっとしてあげるか、トントンしてあげましょう。これは、公共の場所でも、子どもが泣いても大丈夫な場所でも同じです。 イヤイヤ・グズグズに対応している親御さんへ赤ちゃんや子どものイヤイヤ・グズグズは「こんなことで!?」とか「なんでここで!」という連続だと思います。周りの目が気になったり、迷惑をかけていると落ち込んだりすることもたくさんあると思います。子どもがぐずっても、慌てて「イヤイヤを止めないと!」って思わなくていいんですよ。子どものイヤイヤに付き合うのはすごく疲れてしまいますが、親の毅然とした態度が今後の親子関係に深く関わってきます。イヤイヤしたら、慌てずに「共感して」「ギュッとして」あとはあらかじめ決めたルールであやすようにしてもらうといいでしょう。そうすると、今よりもっと上手くお子さんのイヤイヤと付き合えるかもしれません。監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2022年09月05日魔の2歳児と呼ばれるイヤイヤ期。わが子も2歳を前に何でもイヤというイヤイヤ期が始まり、3歳まで続きました。私は1年以上の闘いのなかで、子どもも親も心が軽くなる、自分なりのイヤイヤ期の対処法を見つけたのでご紹介します。 ついにイヤイヤ期が始まった!子どもが生まれてから、育児中のママ友やネットの口コミなどで耳にしていたイヤイヤ期という存在。子どもがなんでもイヤと言って理由もなく駄々をこねるという、親にとって大変しんどいと言われる時期です。 わが子は2歳を前にその兆候が現れ始めました。最初はお友だちのまねをして、遊び場から帰るときに「イヤ」と言い始めたわが子。私は「ついにうちにもイヤイヤ期がきた!」と恐ろしく感じました。 2歳でイヤイヤ期のピークに最初はかわいらしいイヤイヤだったので、私にも余裕があり対処できていたのですが、2歳を過ぎたころから本当にすべてのものをイヤイヤと言うようになりました。朝の支度のときなど、私に余裕がないタイミングで始まるイヤイヤは本当に大変。 イヤイヤが始まるともう手が付けられなくなるほど泣くので、私はだんだんと子連れで外出することや人に会うのがおっくうになりました。子どもがイヤイヤを発しないように、わが子の機嫌をいつもうかがいながら育児をするのはしんどかったです。 心をラクにするイヤイヤ期対処法イヤイヤ期の子どもの対応に疲れていたとき、育児の本で「子どもに選択肢を与えてみる」という子育ての方法を知りました。子どもに「どっちにする?」と二択で選ばせるということです。これはイヤイヤ期の子どもにも使えるかな?と思い試してみたところ、いつもはイヤイヤが発動するお出かけ前の支度がスムーズになったのです。 子どもはうれしそうに着る服や靴を選んでくれました。自分で決められたという達成感と肯定感で安心したのでしょうか。私が着せたい物とは違ったけれど、イヤイヤが始まらず私も心がラクでした。 子どもに選択肢を与えて決定を委ねるという方法は、わが子のイヤイヤ期のかんしゃくの頻度を下げてくれました。この方法は、私の育児に対する姿勢を変える気づきにもなりました。子ども自身が自分で決めたことに責任をもつ練習にもなるので、何かをするときに子どもに「どうしたい?」「どっちがいい?」と声かけすることはこれからも続けていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/そら著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年09月05日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
子育ては毎日がたからもの☆