保育園のママ友で、1歳、3歳、5歳、8歳、と4人の子どもがいる方がいます。ある日、そのママ友と話をしていると、お互いの夫の夜勤の話になりました。ママ友の旦那さんの驚きの出勤方法に、勇気を出して物申したお話です。「夫はペーパードライバーだから」ある日、4人の子どもがいる保育園のママ友と夫の仕事の話になりました。私が「夫が夜勤の日のワンオペ、きつくて……」と言うと、ママ友は「わかる! うちも夜勤あるから。しかも、夫はペーパードライバーで私が送迎をしてるから、そっちもきつい」と言いました。 「子ども4人もいて、乗せ降ろしだけでひと苦労だよね」と私が言うと、ママ友はあっけらかんと「子どもたちが寝てる時間だったら、置いていってるけどね。うちの子たち絶対に起きないし」と答えたのです。 勇気を出して指摘した結果!?ママ友から詳しく話を聞くと、旦那さんの夜勤のシフトによっては、子どもたちを寝かせたあとに、ママ友が旦那さんを車で職場まで送ったり、仕事を終える早朝に、まだ寝ている子どもたちを家に残して迎えに行ったりしているそう。 ママ友が「1時間ちょっとだし、まぁ何かあっても8歳の子が対応してくれるよ。鍵はちゃんとかけてるしね」と言うので、私はびっくり。 私は、さすがに危険だと思い、「1時間の間に何もないことのほうが多いかもしれないけど、もし何かあったら一生後悔しない? 万が一何か起きて、下の子たちが『ママを探しに行く』と言って、8歳の子で対応しきれなかったら? 鍵をかけていても、それが壊されて外から人が入ってきたら?」と伝えました。 するとママ友は、「……。鍵が壊されることまで考えてなかった。ほぼないだろうけど、そうなったときに子どもたちを守れないね」と納得してくれました。 あれからママ友の旦那さんはペーパードライバーを克服すべく、運転の練習をし、今では自分で車を運転して夜勤に行っているそうです。家庭の事情はそれぞれだとは思いますが、いくら子どもたちが起きない子で、鍵をかけているからと言っても、小さい子どもたちを家に残して外出するという話に非常に驚いた出来事でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:鈴木 沙智
2024年03月07日エール株式会社(所在地:滋賀県大津市、代表取締役:居関 和江)は、公益財団法人外あそび体育遊具協会より「幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業」の委託を受け、2024年3月11日(月)に、枚方市立氷室小学校へ安田式テクノロマン低鉄棒6本の寄贈と、保育園児・小学2年生合同体育遊び授業を行います。合同体育遊び授業の様子1■幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業公益財団法人外あそび体育遊具協会は、どの子も熱中できる運動(体育)遊びの充実が安全能力を高め、生きる力を育む基礎となることを知っていただくために設立されました。公益財団法人外あそび体育遊具協会: 当協会では、幼稚園・保育園・こども園と小学校の連携事業としての体育活動に活かしていただくことを目的に、小学校への「幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業」を実施しています。主な内容は、安田式テクノロマン低鉄棒6本の寄贈および合同体育遊び授業の開催です。令和5年度は6件の実施を予定しています。今回は枚方市立氷室小学校にて行います。合同体育遊び授業の様子2■事業概要実施校 :枚方市立氷室小学校(大阪府枚方市尊延寺3-1-38)開催日時:3月11日(月)9:35~10:20(予定)参加対象:枚方市立氷室小学校2年生45名氷室保育園年長28名内容 :小学校への鉄棒寄贈外あそび体育遊具と体育遊び指導法を活用した授業講師 :居関 達彦(安田式体育遊び研究所 所長)我孫子 智美(ロンドン五輪陸上棒高跳日本代表/安田式アスリート研究員)45分間の授業の間、待ち時間がほぼない状態で、誰でもできる簡単な遊びから、徐々に複雑な遊びへと展開させていくことで、全員が遊びに熱中し楽しく動き続けるプログラムです。遊びのなかに、身のこなしをよくして怪我をしにくくなる動作や、仲間と共感しあう要素が組み込まれているので、体力アップだけでなく、心と体の力みをとり、生きる力を育みます。全国の乳幼児の保育・教育施設3,800箇所で実践されている「安田式体育遊び」を小学校低学年に体感いただきます。■会社概要商号 : エール株式会社代表者 : 代表取締役 居関 和江所在地 : 〒520-2132 滋賀県大津市神領3-12-1設立 : 2007年2月事業内容: 安田式遊具の販売安田式体育指導員派遣、研修会・講演会の開催造形素材KAPLA販売・ワークショップの開催(近畿地区限定)YELLわくわく人工芝(原野芝・樹上芝)の販売資本金 : 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月07日千葉県内に認可保育園「キートス」を11園運営する株式会社ハイフライヤーズ( 、本社:千葉県千葉市、代表取締役:日向 高志、以下 ハイフライヤーズ)は、2024年2月27日に開催されたJAPAN HR DX AWARDS FINALにおいてハイフライヤーズの取り組みが評価され、「エンゲージメント部門にて最優秀賞」「採用部門にて優秀賞」を受賞しました。エンゲージメント部門・採用部門W受賞JAPAN HR DX AWARDSロゴ【発表内容】■エンゲージメント部門:「ありがとうを風化させない組織創り」ハイフライヤーズの職員の約半数は、学生時代から当たり前にSNSに触れ合ってきた世代であり、SNSの「いいね」で自身の承認欲求が満たされ、安心したり喜びを感じます。そんな職員たちは、自分の仕事の成果や日々の努力に対し、評価や表彰等よりも、同じチーム内の同僚からの承認・感謝を得られることの方が心理的な価値が高いのだということがわかりました。保育園名の「キートス」とは、フィンランド語で「ありがとう」の意味で、日々の感謝「ありがとう」を大切にしています。「ありがとう」を風化させることなく伝えたい時に伝えられるアプリとして、2020年1月より「Unipos」を導入しました。今では全社員で1日約170通もの「ありがとう」のメッセージが送り合われています。更に、今度は保護者から職員に感謝のメッセージを送る「『ありがとう』を先生に」という保護者の『ありがとう』を可視化できるシステムを自社開発し、保護者と社員のコミュニケーションもより深めることができるようになりました。その結果、職場の雰囲気が良くなり、働きやすい環境を維持することができるようになっています。このことは職員のエンゲージメント向上のみならず、利用者へのサービス向上に繋がったことで入所率も上がり、子どもや保護者にも「選ばれる保育園」となることができました。※「ありがとう」を先生に ■採用部門:「TikTokでDXに成功し、採用費用3,000万円を0円にした取り組み」業界全体の慢性的な人手不足や勤続年数が短いことから、県内や隣接する都道府県からの人材獲得だけでは不十分であり、北海道から沖縄まで全国の就職説明会への参加や高額な人材紹介の活用で採用を行っていました。しかし、コロナ禍で就職説明会が軒並み中止になったことをきっかけに、SNSの活用、特にTikTokライブを毎日実施し、直接全国の求職者とコミュニケーションを図ることを始めました。経営層が硬い説明をしたり法人の一面を美化することなく、実際に働く保育士のリアルな声や姿をライブで直接届けることで、所謂「Z世代」の求職者にとって保育士の姿が身近に感じられるようになり、多い時では約650名の同時視聴者数を記録し大きな反響を得ました。2023年度の採用では32名中26名がTikTok経由であり、2024年度の採用予定の24名も全員がTikTok経由でした。結果として、採用費用は3,000万円かかっていたところ実質0円となり、創業以来目指していた「荷物のいらない保育園」のサービスを実現することができました。採用費用にかかっていた3,000万円を、園児が使う布団やオムツ、着替えなどの費用に充て、全て保育園側で用意することで、保護者から荷物の費用を一切いただかないサービスです。保護者と保育者双方が荷物の準備に費やす時間を子どもたちと向き合う時間に充てられるよう取り組んでいます。※TikTok採用 ※荷物のいらない保育園 登壇の様子【受賞理由】■エンゲージメント部門:ツール導入に留まらず、職員やステークホルダーとの関係性の強化に取り組んでいる点を評価していただきました。■採用部門:低コストかつ効果的な取り組みと、楽しみながら組織作りを進める前向きな姿勢を評価していただきました。【過去のプレスリリース情報はこちら】 【JAPAN HR DX AWARDS 受賞企業・団体発表】 受賞者集合写真【今後の展開】キートスでは、自社開発したおたより帳システム「きーとすのーと」を導入しています。保護者に子どもの様子をより手軽に正確に伝えられるようにするため、「きーとすのーと」にChatGPTの導入を検討しています。ChatGPTを導入することで、効率化を図り、情報を補完する役割を担っていく予定です。ハイフライヤーズ本社【会社概要】千葉県内にて認可保育園「キートスチャイルドケア」・「キートスベビーケア」を11園運営しています。保育園が持つ固定観念を払拭し、保育業務のDXを推進することで社員が自発的にイノベーションを生み出せる組織を目指しています。株式会社として正しく認可保育園を運営し、子どもたちをはじめ保護者、社員、全てのステークホルダーに対して最大限利益を還元し利用者満足度を向上させることをミッションとして保育サービスを提供しています。 人とのつながりを大切にし、子どもたちだけでなく、保護者や社員にとっての「また明日も来たい保育園」であるために今後も様々なことに取り組んでまいります。【各種お問い合わせ先】お問い合わせ先 : kiitos@highflyers.co.jp / 043-301-2633園見学お申し込み: 取材お申し込み : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月07日息子が3歳のとき、保育園から帰ってきて手を洗いに行った洗面所でまさかの事態に。日常に潜む恐怖に、震えました……。私の衝撃エピソードをご紹介します。息子のまわりが血だらけに……!これは息子が3歳のときのお話です。 保育園から帰ってきた息子は、いつものように手を洗いに洗面所へ行きました。私は1歳の娘の手を洗うため、キッチンへ。娘の手を洗い終えリビングにいると、何か物の倒れる激しい音と、息子の泣き声が! 急いで洗面所の扉を開けると、倒れた棚と落ちてきた物に埋もれながら泣いている息子の姿が! 息子のまわりは血だらけでした。私は驚きながら物をどかして息子をリビングへ連れていきました。倒れてきた棚の角で頭を切ってしまったらしく、息子は頭から出血していました。ティッシュで傷口をおさえつつ、息子の泣き声に驚いて泣き出してしまった娘もあやしながら、内心はパニック状態。「自分しか動ける人はいない!」と、必死に自分に言い聞かせました。 病院へ着くと……「救急車? #8000に相談? どうしよう!」と考えていると、幸いすぐに血が止まってきました。息子の意識もはっきりしていたので、とりあえず近所に住む母に連絡して急いで来てもらいました。血だらけの家を見た母が驚いて父も呼んでくれたので、娘を母にまかせて、私は父の運転で息子と病院へ向かいました。 病院に着くころには泣き止んで、いつも通りの様子の息子。傷も出血のわりに浅く、縫うほどでもないとのことで消毒してもらい帰宅しました。傷が浅かったので今、痕は残っていませんが、血だらけで座り込んでいた息子の姿は衝撃で全身が震えました。頭の傷は血が出るとは聞いていましたが、これほどとは思いませんでした。 家の中を点検するきっかけに洗面所で使っていたのは天井に棒を突っ張らせてとめるタイプの棚でした。CMなどでもよくみるタイプのものだったので、まさかその棚が地震でもないのに突然倒れて子どもがケガをするなんて、想像もしていませんでした。 家は安心とどこかで思っていましたが、日常にこんな危険が潜んでいたことを知り、家の中を点検するきっかけになりました。家だから大丈夫と安心せず、本当に危険はないか確認することが大切なのだと思った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 4歳の息子、1歳の娘を育てる主婦。
2024年03月06日主人公の栄子は、娘・咲(5歳)と同じ保育園に通うあみちゃんのママから毎週末アポなしで託児所扱いをされるように。困っていると知人のあきほのおかげで一件落着。しかしあみちゃんママはご近所宅にも同様のことをしており、それを知った彼女の夫が激怒。問い詰められて「子育て向いてない」とこぼし、その理由を話し始め…。「あのくまさんも手作りなんだって」 同じ保育園に通う栄子やその娘・咲ちゃんの存在を知ったあみちゃんママ。咲ちゃんが持ってるくまのストラップを教えられ「作って欲しい」とおねだりされますが、忙しいことを理由に断ります。 しかし、娘の気持ちをむげにもできず、あることを思いつき…。 「得意な人にお願いするのがいいのよ」そうして栄子に近づくように 栄子さんに娘を無理やり預けていたあみちゃんママ。その日の過ごし方を聞いたあみちゃんママは、夜ご飯を惣菜弁当で済ます自分との違いにドン引き。それを聞いた旦那さんもショックが大きい様子。 よそに迷惑をかけていたことはもちろん、家庭内での出来事、子どもや妻の気持ちなどを把握できていなかったからです。 みなさんは、家庭内での情報共有はどうしていますか?忙しいと会話する時間もないまま過ぎてしまいますが、どんな対策をしていますか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター はむ子
2024年03月05日主人公の栄子は、娘・咲(5歳)と同じ保育園に通うあみちゃんのママから毎週末アポなしで託児所扱いをされるように。困っていると知人のあきほのおかげで一件落着。しかしあみちゃんママはご近所宅にも同様のことをしており、それを知った彼女の夫が激怒。問い詰められて「子育て向いてない」とこぼし…。「あみ、帽子ほしい」 娘を他人に預けたがる理由を夫に説明するあみちゃんママ。娘との関わり方がわからないと悩んでいたとき、娘に帽子をリクエストされます。 ネットで注文するよ、とどんな帽子が欲しいか聞くと「手作りのかわいいの」と言われ…。 「忙しいから何か作っている暇はない」と断ると 同じ保育園に通う栄子さんやその娘・咲ちゃんたちの存在を知ったあみちゃんママ。咲ちゃんが持ってるくまのストラップを教えられ「作って欲しい」とおねだりされますが、忙しいからムリ、と断ります。 みなさんは、ハンドメイドは得意ですか?もし、子どもに苦手なことでおねだりされたらどうしますか?あみちゃんママは忙しいことを理由に断りましたが、みなさんだったらなんて言いますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター はむ子
2024年03月04日長男を出産して仕事復帰するにあたり、1歳で保育園に預けました。ようやく仕事ができると張り切っていましたが、度重なる長男の発熱。病児保育に預けていたのに、まさかの呼び出しに仕事を休むしかありません。夫は仕事を休めず、親も仕事をしていたため、夫にも親にも頼れない状況でした。初めての育児と仕事、自分なりに一生懸命やっていると思っていたのに、同僚からの心無い言葉に涙した私の体験談をお話しします。 1歳で仕事復帰! 保育園からの電話が…長男を出産して、1歳の誕生日から仕事復帰しました。保育園に預け始めるといろいろな病気にかかることはわかっていましたが、1週間ごとに保育園から「熱があります!」と職場に電話が……。 子どもが病気にかかったとき、夫にも頼れず、実家にも預けることができない状況でした。そのため、早退したり、病児保育に預けるため遅刻して行ったり、休まなければならなくなったりと、職場に迷惑をかけていることに申し訳なく思っていました。 同僚からの心無い言葉が…電話がかかってくるたびに上司に報告し、仕事を同僚にお願いして帰ることになるので、私自身も何度もこうなることに落ち込んでいました。そんなとき同僚の1人が、「育児も仕事も甘く考えてるんじゃないの?」と……。 私もできることならきちんと仕事をしたかったのですが、度重なる早退や休まなければならない状況にどうしようもなく、申し訳ない思いと悲しさで涙が溢れてきました。 理解ある上司に救われ、長男も元気にそのときの上司はお孫さんが生まれたばかりで、育児の大変さをわかってくれる方でした。「仕方ないよ!」と仕事内容も考えていただけたおかげで、なんとか仕事を続けることができたと思います。もし、病児保育がなかったら仕事を辞めていたかもしれません。 私は、2人目出産を機にまた迷惑をかけるかもしれないと、今までと同じ会社の中で勤務形態を変えることにし、正社員を辞め、パートへ切り替えました。すると、「子どもが小さいうちは病気にかかって、体が強くなっていく時期だからしかたない!」と、育児にも気持ち的に余裕が持てるようになりました。その後、長男はいろいろな病気にかかりつつも、3歳になるころにはあまり病気にかからなくなりました。 仕事復帰をしてからは想像以上に保育園からの呼び出しが多く、悔しい思いもしましたが、私にとっては育児と仕事を割りきることができたきっかけになったと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2024年03月04日私は普段、息子2人を保育園に預けています。つい最近体験した、長男とのエピソードです。冗談のつもりが…その日は家族で食べ放題の外食へ行きました。食べ放題だし、久しぶりの外食だったこともあり私はたくさん食べてしまいおなかがパンパンに。その姿を見た長男が「ママのおなか大きい!デブだ!」とひと言。私はその言葉に「デブじゃありません!大きな赤ちゃんがいるんです!」と冗談で何も考えず言ってしまいました。 その言葉を息子は覚えていたみたいで、保育園の先生に「ママのおなかに大きな赤ちゃんがいる!」と言っていたのです。後日、お迎えの時間に先生から伝えられたときは冗談だと話しましたが、すごく恥ずかしい気持ちになりました。 ◇◇◇ 冗談でも軽く考えずに、後の事を考えて言わないと駄目だなと実感しました。子どもはそんな事覚えてたの?と言ってしまうような些細なことでも覚えているので、言葉や言動にはこれから気をつけないと駄目だなと思いました。 作画/さくら著者:林梨子20代、4歳3歳の年子男の子を育てる母てます。工場のパートで働いている。
2024年03月03日保育士の中田馨さんが、子どもの持ち物について教えてくれました。もうすぐ新年度も始まります。園で使用する子どもの持ち物についてしっかりと確認しておきましょう。こんにちは! 保育士の中田馨です。今回は、保育園に持っていく持ち物についてのお話です。園で子どもが困ってしまうことのないよう、今回のお話を参考に持ち物の準備や確認をしていただければと思います。 名前の未記入持ち物1つ1つに名前を書くのは、本当に大変。入園に向けての時は、新しい生活への期待もあって割と楽しく書けるのですが、日常になるとそうはいきません。乳児さんは、紙オムツに1枚1枚名前を書かなければいけない保育園もありますので、名前書きは大変な作業です。 保育園で様子を見ていると、入園して間もないころは、ほぼ100%の持ち物に名前が書かれていますが、だんだんと未記入の持ち物が増えてきます。毎日忙しい中ですので、うっかり忘れてしまうことはもちろんあることでしょう。特に、新しく買い替えた持ち物に名前を書き忘れることが多いので新調したときは「買って名前書きをする」を1つの流れにしていただけたら助かります。 例えば、私の場合、あらかじめシールなどにまとめて名前を書いておき「新たに買ったら貼るだけ」にしておきました。 衣服のサイズ服のサイズが大きかったり小さすぎたりも、困ることの一つです。例えば、ズボンが長すぎると、裾を踏んで転ぶ原因になることが。また袖が長すぎると、手先を使う遊びがしにくかったり砂遊びをするときに袖口がすぐに汚れます。保育士はその都度、折り返すなどして活動しやすいように工夫をしていますが、またすぐに裾が落ちてきたりするものです。 ズボンが小さすぎると、ぴちぴちで可動域が少なく、走ってコケることもあります。Tシャツが小さければおなかがすぐに出てしまいます。また、ズボンのゴムが緩んでいたらちょっと歩くだけですぐにズレてしまいます。靴が大きすぎても小さすぎても歩きにくいです。目まぐるしく成長している子どもたちです。服のサイズは定期的に見直していきましょう。 自分で着られない、脱げない身の回りの簡単なことを自分でできるようになってくると、段階を経ながら少しずつ衣服の着脱を子どもたち自身がし始めます。保育士はそばで見守りながら、できるだけ子ども自身に頑張ってもらい、難しいところだけさりげなくサポートしています。 しかし、例えば子どもが自分だけでは着ることができなかったり、脱げない服だったら、保育士がほぼすべてをサポートしなければいけなくなってしまいます。例えば、ボタンの小さいネルシャツ。サイズの小さなピチピチのズボンやTシャツ、ハイソックスなどなど。一生懸命脱ごうとしているのに、服の幅が小さくて腕を出すことができずに「ぬげない!!」と困っている子どもは実は多いものです。 服のサイズさえ合っていれば自分でできるはずなのに、できなかったら自分で着替える意欲の減退にもなりかねません。子どもの自立に向けても大切なことですので、保育園に持っていく(着せていく)服が着やすい、脱ぎやすい服かどうかの見直しをしてみてください。 誤嚥の恐れのあるもの保育園は、複数の異年齢児が一緒に過ごす場です。その中には、触ったものを口に入れる乳児もいます。ですので、保育室の中には、誤嚥の恐れのあるものは置かない。置いたとしても保育士がきちんと管理するようにしています。 ただ、家庭から持ち込まれたものは管理できない場合があります。細い髪ゴム、バンドエイド、虫よけシールなどはよくある例。家にある小さなおもちゃがかばんの中に入っていることもあります。例えば、虫よけシールを背中に貼っておけば、自分の子どもは手が届きませんが他の子には手が届きます。子どもははがすことが大好きですので、見つけたらはがして「これは何だろう」と確かめるために口に入れるでしょう。 ほんの些細なことかもしれませんが、それが大きな事故につながることもあります。きっとほとんどの保育園で入園時の注意点として伝えられていると思うのですが、入園児は数多くの決まり事を伝えられますので、すべてを覚えることができないでしょう。ポイントは「誤嚥の恐れのあるものは保育園に持って(つけて)行かない」と言うことです。 ここで書かれたことは、保育士からその都度、伝えられていると思います。子どもたちが安全で快適に保育園で生活するためにも、意識していただけたらうれしいです! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月03日息子の保育園の入園式でのこと。式が終わってクラスごとに子どもと親が入った集合写真を撮ることになりました。そこで、ひとりのママがあることを言い出し……。 クラスの集合写真を撮り終えて…1歳になる息子の保育園の入園式が終わり、最後にクラスごとで集合写真を撮ることに。動き出す子がいたり、イヤイヤモードになる子がいたりと、撮影には時間がかかりました。やっとのことで撮影し、各自解散となったのですが……。 みんなが帰ろうとするなか、ひとりのママが「カメラマンさん、ちょっと待って。うちの子、スカートめくれてたかも~」と大騒ぎ。カメラマンが写真を確認し、スカートはめくれてないと説明しましたが、「女の子だし、心配。私が気になるの〜」と大声で不満を言い続けました。 どうしても納得いかないようで、先生方が帰ろうとしていた人を引き止めるなどバタバタの状態で撮り直しに。 撮り終えた後に先生やほかの保護者に向けて一言あるかと思えばそれもなく……、仲のいいママ友たちとおしゃべりを始める始末。ほとんどの人は怒ったり、呆れたりしながら帰っていました。 気になることを主張するのはいいのですが、感謝の気持ちは大切だなと学びました。 ◇ ◇ ◇ 万が一のこともあるので撮り直したい気持ちはわかりますし、最後に一言「お時間いただいてすみませんでした」などがあるとモヤモヤも晴れますよね。春は出会いの季節ですが、他人への気遣いや気配りを忘れないようにしたいですね。 作画/さくら著者:西尾えり
2024年03月02日熱4歳の長男が発熱して保育園をお休みしたときのことです。私が仕事を休んで看病しました。2日目は夫が「俺が仕事休んで、長男を見ているよ」と言ってくれたので、夫に任せて私は出勤。とても頼もしいと思ったのですが、現実は違いました。帰宅後にわかったのはありえない夫の行動だったのです……。 熱を出した長男と留守番の夫普段は保育園に通っている長男が、朝に38度台後半の熱を出したことがありました。幸い、その日は私が仕事休みだったため、長男を病院に連れて行き、インフルエンザなどの感染症の検査をしてもらいましたが、陰性。 翌日は私も夫も仕事でしたが、夫が「明日は俺が仕事休むよ」と言ってくれたので、私は仕事に出ることにしました。長男の熱は解熱剤を使ってもすっきり下がらず、翌朝も37度台後半……。 帰宅後に知った衝撃の事実夫に長男をお願いして私は仕事に行き、15時ごろに仕事から上がり家に帰ると「ばぁばが来てくれて、おもちゃ買ってもらってファミレスも行ってきたよ」と、夫の発言にびっくり。 私が「お義母さんが来るのは全然構わないんだけど……。朝も熱があったよね?保育園も休ませてるのに、何で連れて行ったの?」と聞くと、夫は「午後には平熱に下がってたし、元気だから大丈夫かなと思った」と言ったのです。 私は「日中に熱が下がっても、夜にまた上がるって長男によくあるパターンだし、大人でも午前中に38度近くあって午後から出かけるって体つらくない?休ませてあげてほしかった。それに周りの人にもうつしてしまうかもしれないし」と伝えると、夫は「軽率な行動だった、ごめんね」と言いました。 結局その夜長男は熱をぶり返し、翌朝も下がらず、その姿を見た夫は「昨日外に連れ出さなければよかった……」と反省していました。たまたま週末で仕事も保育園も休みだったのでよかったことですが、夫との育児の価値観の違いに気付けた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな
2024年02月29日当時、私は3人の息子を保育園に預けながらパートタイムでの勤務をこなしていました。「保育園の先生方に迷惑をかけてはいけない!」という気持ちで、毎日子どもたちの持ち物はきっちりそろえていたのですが、忙しさからか、ついにやらかしてしまったのです……。 顔から火が出そう!パート帰りに3兄弟のお迎えに行くと、次男の担任の先生から「ちょっと大きめサイズのパンツが入っていましたよ」と言われました。その場では「長男と次男のパンツを間違えちゃったのかな……?」と思ったのですが、帰ってから次男のバッグの中身を確かめてみると……。 そこから現れたのは、なんと夫のパンツだったのです! 翌日、先生に「ちょっとじゃなくてずいぶんと大きいパンツを持たせてしまい、すみませんでした!!失礼しました!」と謝ると、先生は笑ってくれて、2人で大爆笑。 先生によると、兄弟間の着替えの入れ間違いはよくあるそうですが、パパのパンツが入っていたことは初めてだったそうです。 その日以降、私の持ち物チェックにはさらに熱が入りました。今でこそ笑い話ですが、私のパンツじゃなくてよかった……と思っていることは夫には内緒にしています。 イラスト/きりぷち著者:愛野梨奈
2024年02月24日子育てと仕事に奮闘していたころ。仕事中に保育園からの呼び出し連絡がきたのです。しかし、それはちょうど接客業のピーク時間……。どうしたらいいか迷っていると――!? 予想していなかった後輩からの言葉私は育休明けから職場で指導する立場になり、後輩の指導をしつつ、毎日のタスクをこなす日々を過ごしていました。接客業だったのでピークタイムはとても忙しく、お店のみんなで一丸となってピークタイムを乗り越えていました。 ある日、ピークタイムが始まる30分前にお店の電話が鳴りました。私の娘が通う保育園から「お熱が出たので…」とお迎え要請。いつもは余裕のあるピークタイムの配置人数がこの日に限ってギリギリの人数で、私が抜けると厳しい状態でした。 1時間お迎えを待ってもらおうか、夫にお迎えをお願いしようか私が迷っていたとき、1人の後輩が私のほうに来て、「困ったときはお互いさまです。すぐに行ってあげてください」と言い、後輩はお店のみんなとピークの配置変更を考え始めました。 私は立場上、後輩たちの先頭を走らないといけないといつも思っていたので、後輩からの言葉に一瞬なにが起こったのか理解できず.......。同時に「あっ、私はひとりで頑張る必要はないのだな」と肩の力が抜けた感覚になりました。 そして、お店のみんなにお礼を伝えてすぐに保育園へ向かうことができました。保育園へ着き、熱でぐったりしている娘を抱きひと安心。娘をすぐに病院へ連れて行きました。 立場上、私の都合で後輩に仕事を任すことは迷惑なことだといつの間にか思っていた私。この出来事をきっかけに、私はあまり話さなかったプライベートな話を後輩たちと話すようになり、後輩たちもプライベートな話を私に話してくれるようになりました。 そのおかげか私は後輩たちの得意なことや日頃考えていることなどを知ることができ、どんどん仕事を任せられるように.......。仕事もママも常にしっかりしていないといけないと考えていた私に、周りに頼るということを教えてくれた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:楠 かのえ
2024年02月23日共働きの私たち夫婦は、家事・育児をきっちり分担しています。保育園のお迎えや平日の買い物は私の役目。保育園のお迎えではたくさんのママと話ができるので、毎日楽しく保育園に行っています。しかし最近、ママ友・アユカさんのマウント取りがしつこくてウンザリ……。私、何かしたでしょうか。できるだけアユカさんに会わないようにしたいけれど、お迎えの時間は決まっています。その上、アユカさんはいつまでも園の駐車場でママたちと喋っているので、多少時間をずらしたとしても、顔を合わせてしまうのです。貧乏だから共働きなのね〜「低収入の旦那を捕まえたせいで共働きなのね〜」と、アユカさん。アユカさんは専業主婦で、ご主人は商社マンなのだそう。私たちが共働きなのは、低収入だからというわけではありませんが、言い返すのも面倒で黙っています。 4月になれば別々の小学校に通うことになるので、あと少しの辛抱。私は、何を言われても気にしないことにしました。 そんなある日、いつものように夕飯の買い出しに行くと、商店街のお肉屋さんで偶然アユカさんに会ってしまったのです。 鶏胸肉=貧乏人!?私が鶏胸肉を買っていると「貧乏人は安上がりでいいわね!」と鼻で笑います。貧乏だから鶏胸肉を買ったわけではないので、アユカさんの発言は心外です。ムッとしている私をよそに、アユカさんは「いつもの高級和牛いただくわ」と注文していました。 するとお肉屋さんが「いつもの無料の切れ端肉も持っていく?」と声をかけました。もちろん私も聞き逃しません。アユカさんの顔を覗き込むと、アユカさんは大慌て。必死で勘違いだと取り繕っていました。本当に商社マン!?ちょうどそのとき、1人の男性が登場。私を見て「妻がいつもお世話になっています!」と笑顔で挨拶してくれました。おそらくアユカさんのご主人でしょう。とても感じのよい男性でしたが、本当に商社マンなのか疑問に思うような風貌です。 ご主人はお肉屋さんに「いつも切れ端肉をありがとうございます!僕の稼ぎが少ないばかりにすみません!いつか必ず高級肉を買いにきます」と笑顔で話しています。 嘘の数々がバレてしまったアユカさんは、恥ずかしさからか走って逃げてしまいました。 その後、アユカさんが注文した高級和牛を手渡されたご主人はびっくり! しぶしぶお金を払っていました。 共働きを馬鹿にしていたはずが…帰り道、ご主人から聞いた話によると、アユカさんは昔からプライドが高く、見栄っ張りな性格なのだそう。ママ友と付き合うようになってからはますます加速したらしく、無駄遣いを何度も注意をしてきたのだとか。アユカさんが注文した高級和牛を見て、ご主人は大きなため息をついていました。今度無駄使いをしたら仕事をすると約束していたと話しました。 その後アユカさんは、ご主人との約束通り仕事を始めたと聞きました。共働きを馬鹿にしていた自分が共働きになったことが気まずいようで、アユカさんに絡まれることもなくなりました。おかげでストレスがなくなり、毎日気分よくお迎えに行っています。 近年、女性が仕事を持ち、夫婦共働きという家庭も多くなっています。そもそも、共働きだから、安い肉を買っていたから、貧乏だと決めつけるのは、余計なお世話と言えますね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月22日現在、私には4歳の長男と2歳の長女がいます。2人とも保育園へ通っていて、毎月のように長男、長女のどちらかが体調を崩している日々です。そんなある日、長女が40度の熱を出し、検査を受けるとアデノウイルス感染症であることが判明。その後、長女が良くなったころ、長男がアデノウイルスに感染……。ブルブル震える長男を看病する日々になりました。ところがその後、まさかのことが起こったのです。 まずは長女がアデノウイルスに感染!ある日、「熱があるのでお迎えにきてください」と急きょ保育園から連絡が入りました。病院で検査を受けると、長女はアデノウイルス感染症であることが判明。特効薬がないようで、熱が下がるのを待つしかないと言われました。長女はその日の夜、40度まで熱が上がり、喉も痛かったようです。解熱剤で様子を見ていましたが、一時的に熱が下がるだけで再び熱が上がる毎日……。 ごはんもろくに食べられず、つらそうな長女を見ていると私もつらかったです。そんな中、長女の熱は5日ほどで下がり、その2日後にやっと登園ができるように。ようやく仕事に取りかかれるとホッとした矢先、今度は長男が熱を出してしまったのです。 長男に続いて私も高熱でダウン…検査を受けると、長男も案の定アデノウイルス感染症とのこと。長女と同じように解熱剤で様子を見ていましたが、なかなか熱は下がらず、いつも元気いっぱいな長男もつらそうな様子でした。「寒い寒い」とブルブル震えて寝つきも悪く、夜中も長男の看病が続きました。 ところが、長男がアデノウイルス感染症と診断されてから3日が経ったころ、母親の私も39度の熱を出してしまったのです。翌日病院へ行くと、なんと私までもがアデノウイルス感染症であることが判明! 勝手にアデノウイルス感染症は子どもがなる病気だと思い込んでいたので、「まさか大人も感染するなんて……」と驚きました。 高熱があっても母親は休めない…私はフリーランスなので基本的に在宅勤務。子どもがいつ体調を崩しても看病できるのは、在宅勤務の良いところです。とはいえ、すでに長女の看病で1週間ほど仕事が滞っていて、さらに長男の看病で思うように仕事が進まない日々。39度の熱があっても家事や長男の看病をしなくてはなりませんでした。 仕事再開のめどが立たず、「なんで私が……?」とイライラしたことも。夫は仕事の帰りが遅く、同居中の両親にはアデノウイルスを感染させるわけにもいかなかったので、長男の看病は極力私がおこなっていました。なんとか長男はアデノウイルス感染症と診断を受けてから1週間で熱が下がり、私も4日ほどで熱が下がりました。 私までもが体調を崩したことで、長男に対してしっかり寄り添った看病ができず、「私が元気だったら……」と思う瞬間がたくさんありました。子どもたちがつらいときには、私がしっかりとサポートをしてあげたいです。子どもたちが体調を崩したときは、大人にも感染する可能性があることを踏まえ、大人も体調管理の徹底を意識しなければならないと感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/大福著者:華彩 あんず
2024年02月22日Instagramでイラストエッセイを描くハレ(@haretohoshi_)さん。2人のお子さんのママです。いくくんが1歳のころ、保育園に落ちてしまい、ショックを受けたハレさん。そのときの夫のたろさんとのエピソードをご紹介したいと思います。 「保育園、落ちた」 この人と結婚して、本当によかったです。 大好きだ。 ◇◇◇ 「もしハレが会社辞めないといけなくなっても、オレがその分稼げばいいだけの話だろ?」 頼もしい旦那さんの言葉に、ジーンとしてしまいます……! 結婚式で誓い合った「どんなときも協力する」という言葉をしっかり体現してくれているたろさん。本当に思いやりがあるかたですね。
2024年02月22日エール株式会社(所在地:滋賀県大津市、代表取締役:居関 和江)は、公益財団法人外あそび体育遊具協会より「幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業」の委託を受け、2024年2月20日(火)に、草津市立南笠東小学校へ安田式テクノロマン低鉄棒6本の寄贈と学年合同体育遊び授業を行います。令和3年度開催時の様子1■幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業公益財団法人外あそび体育遊具協会は、どの子も熱中できる運動(体育)遊びの充実が安全能力を高め、生きる力を育む基礎となることを知っていただくために設立されました。公益財団法人外あそび体育遊具協会: 当協会では、幼稚園・保育園・こども園と小学校の連携事業としての体育活動に活かしていただくことを目的に、小学校への「幼稚園・保育園と小学校連携 合同体育遊び 鉄棒寄贈事業」を実施しています。主な内容は、安田式テクノロマン低鉄棒6本の寄贈および合同体育遊び授業の開催です。令和5年度は6件の実施を予定しています。今回は草津市立南笠東小学校にて行います。令和3年度開催時の様子2※写真は令和3年度開催時の様子です。■事業概要実施校 :草津市立南笠東小学校(滋賀県草津市南笠東4丁目4-1)開催日時:2月20日(火)10:45~11:30(予定)参加対象:草津市立南笠東小学校2年生2クラス43名内容 :小学校への鉄棒寄贈外あそび体育遊具と体育遊び指導法を活用した授業講師 :居関 達彦(安田式体育遊び研究所 所長)我孫子 智美(ロンドン五輪陸上棒高跳日本代表/安田式アスリート研究員)45分間の授業の間、待ち時間がほぼない状態で、誰でもできる簡単な遊びから、徐々に複雑な遊びへと展開させていくことで、全員が遊びに熱中し楽しく動き続けるプログラムです。遊びのなかに、身のこなしをよくして怪我をしにくくなる動作や、仲間と共感しあう要素が組み込まれているので、体力アップだけでなく、心と体の力みをとり、生きる力を育みます。全国の乳幼児の保育・教育施設3,800箇所で実践されている「安田式体育遊び」を小学校低学年に体感いただきます。■会社概要商号 : エール株式会社代表者 : 代表取締役 居関 和江所在地 : 〒520-2132 滋賀県大津市神領3-12-1設立 : 2007年2月事業内容: 安田式遊具の販売安田式体育指導員派遣、研修会・講演会の開催造形素材KAPLA販売・ワークショップの開催(近畿地区限定)YELLわくわく人工芝(原野芝・樹上芝)の販売資本金 : 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日2歳半の娘は、保育園が好きでいつもなかなか帰ろうとしません。私がいろいろな方法で「帰ろう」と誘っても、保育園を出るまでに時間がかかります。そんなある日、見かねた保育園の先生が、娘の手を取り玄関まで送ってくれることに。 まさかの方法で問題解決!?保育園の先生に手を引かれて玄関まで送ってもらっても、娘は頑なに帰ろうとしません……。するとちょうど、隣のクラスのAちゃんがお母さんと一緒に帰ろうとしいるところに遭遇しました。先生はすかさず「Aちゃんと一緒に手をつないで帰ったら?」と娘に提案。すると、娘はAちゃんと手をつなぎ、うれしそうに玄関の外へ向っていったのです! Aちゃんのママも、Aちゃんから抱っこをせがまれて困っていたようで、ちょうどよかったと喜んでくれました。娘は友だちと手をつないで帰ったことがよっぽどうれしかったのか、次の日から友だちを見つけると「〇〇ちゃん、一緒に帰ろう!」と自分から手をつないで帰るように。 時にはうまくいかないこともありますが、それでも以前に比べると早く帰れる日が増えました。私の気持ちもラクになり、娘も機嫌良く帰ってくれるので万々歳!あれこれと考えていましたが、思わぬ方法であっさり解決したことにどこか拍子抜けしました。難しく考えすぎず、もう少しラクに構えていても良いのかなと思えた出来事です。 作画/Pappayappa著者:井上なお
2024年02月15日これが「小1の壁」!?通学や放課後の過ごし方が不安にしのくんは発達障害グレーゾーンの男の子です。現在保育園の年長で、4月からいよいよ小学生になります。保育園に通っている間は親が送り迎えをしていましたが、小学校へ就学するにあたって、通学や放課後の過ごし方をどうしたらいいのか?という問題にぶつかりました。しのくんは小さい頃からじっとするのが苦手で、お出かけの時には手をつないでいないとすぐに脱走してしまうような男の子でした。4歳を過ぎてからは、脱走することは少なくなりましたが、今でもまだ完全に安心することはできないので、外を歩くときは必ず誰かが手をつないで一緒に歩いています。しのくんが通う予定の小学校は集団登校なのですが、いくら上級生が見守っていてくれるとはいえ、ちゃんと無事に小学校へ行けるのか心配で心配でしかたありません。本人も不安そう……しばらくは付き添いが必要?仕事はどうする!?しのくん自身も、小学校へ私と離れて道路を歩くのが不安なようで……。「しのくん、ママがいなくても皆と一緒に歩いて学校行けるかな?」と聞いてみると、とても不安そうに「えー?しのくん無理よ、ママも一緒についてきてよ」と言います。Upload By keikoUpload By keikoやはり少なくとも通学に慣れるまでは、登校時の付き添いが必要そうな様子です。朝しのくんを小学校へ送っていくとなると、私の出勤時間に間に合わないので、会社にも事情を説明して、勤務開始時間を調節してもらわないといけません……。放課後の過ごし方も心配……放課後等デイサービスを探し始めたけれどまた、放課後の過ごし方も考えないといけないなと思いました。義母が「しのくんが学童で過ごすことができるか心配なので、放課後は預かる」と言ってくれたのですが……。夏休みなどの長期休暇を考えると、ずっと見てもらうわけにはいかないと思い、預かり型の放課後等デイサービスを探すことにしました。10月頃動き出したのですが、市役所でもらった施設のリストに電話したところ、なんとどこの施設もいっぱいでした……。Upload By keiko療育センターの先生に相談したところ、「施設を必要とする子どもの数がどんどん増えていて、施設や職員の数が追いつかないから、見つけるのは難しいかもしれません」と言われてしまいました。Upload By keiko諦めきれなかった私……探し続けたら奇跡が!?しかし、あきらめきれなかった私はLITALICO発達ナビのWebサイトで、施設の検索ができることを思い出しました。調べてみると、市役所からもらったリストに載っていない、できたばかりの施設を見つけたのです!すぐにその施設へ問い合わせの電話をしたところ、「小学校に入学してから通う場合には枠を確保するお約束はできませんが、うちは児童発達支援もやっているので、今から児童発達支援を利用するならそのまま優先的に放課後等デイサービスを利用できます」と言われたので、すぐに申し込みました!今まで通所受給者証を持っていなかったので、取得からサポートしてもらい、あれよあれよという間に、12月から通い始めることができました。こちらの施設は小学校まで迎えに行ってくれて、利用後は自宅まで送り届けてくれるので、とりあえず学校からの帰り道と放課後の居場所の心配は解消されました。しかし、通常学級に入ると決めたからか、小学校の先生とこれまできちんと話す機会がないまま来てしまい、小学校の過ごし方がどうなるのか心配な部分もあります。通級指導教室に通えたらいいなと思っているけれど、いつから、どうやって利用するのか?など、分からないことだらけです。まだまだ不安をたくさん抱えていますが、一つひとつ解決していきたいと思います。執筆/keiko(監修:室伏先生より)keikoさん、就学にあたって、登校時や放課後の準備についてご共有いただき、ありがとうございます。お子さんが支援を受けられる場所として、児童発達支援、放課後等デイサービス、特別支援学級や通級指導教室などの学校でのサポートなどがありますが、ニーズが供給を上回ってしまっていて、本当に親御さんの苦労が尽きません。送迎付きの放課後等デイサービスを見つけられたとのこと、安心いたしました。本当によかったですね。学校での支援について、特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室などでの支援を希望される場合には、教育委員会の就学相談を受ける必要があります。就学時健康診断のように通知が来ないので、親御さんが直接申し込みをすることになります(自治体によっては園を通して行われることもあります)。申し込みの後、面談や検査、見学などを経て、親御さんのご希望と、教育委員会での審議の結果をあわせて、どこで支援を受けるかを相談することになります。時間も労力もかかるので、小学1年生の4月から支援を受けたい場合には、年長の春~夏頃までには申し込みをされると安心だと思います(もちろんこれを過ぎてしまったから4月から受けられないということではありません)。療育を受けられている場合には、担当の支援者とも相談をしてみてください。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年02月13日生後10カ月で保育園に入園した娘ですが、私が気になったのは、連日、口の周りに給食の食べカスをつけて帰ってくること。「汚れに気づかないってことは、先生は娘の顔を見てくれていないの?」と心配になっていました。しかしある日、もっととんでもない汚れをつけて帰ってきたことで、私は我慢できなくなってしまったのです……。連日、娘の口の周りに食べカスが……わが家の娘は生後10カ月で保育園に入園しました。当時はまだおしゃべりができなかったので、本人の口から保育園の様子を聞くことはかなわず、またコロナ禍で規制が厳しかったため保育室の様子を見ることもできない状況。私は娘がどのように保育園で過ごしているのか、とにかく心配でなりませんでした。 そんな中、私が気になっていたのは、連日、娘が口の周りに給食の食べカスの汚れをつけたまま帰ってくることです。「口の周りの汚れに気づかないってことは、先生は娘の顔を見て接してくれていないのかな?」と、ますます心配を募らせていました。 今度は娘の足の裏に、アレがついていた!また別のある日、帰宅した娘の靴下を脱がせると、足の裏には、なんとうんちがべったり! 当時、娘がおむつ替えの最中に動いて足が汚れてしまうことは家でもあり、保育園でも同じ状況が起こったのだとは思いますが、まさか拭いてもらえずに帰ってくるとは……。 娘の保育園は日中みんな裸足で過ごしているので、おそらく娘は汚い足で保育室を歩いています。そうなるとお友だちの衛生面も心配です。また、万が一おむつ替えの場では汚れに気づかなくとも、降園時に靴下を履かせるときなど、気づくチャンスは他にもあるように思います。先生は気づいていたのにそのままにしていたのかなと感じてしまい、大切な娘がぞんざいに扱われているようでとても悲しくなってしまいました。 先生に要望を伝えるのはクレーマー?連日の汚れについて先生に要望を伝えたい気持ちはあったのですが、入園したばかりで関係性もできていないまま伝えることは勇気がいり、尻込みしていました。また、私が先生にクレーマーだと思われたら、娘に不利益があるのではないかとの心配もありました。 しかし、うんちの件で我慢できなくなってしまった私。客観的な意見を聞いてみようと、保育士をしている友だちに一連の出来事を話し、先生に要望を伝えるのはどうか聞いてみることに。すると友だちは「子どもの汚れをキレイにするのは、保育士として当たり前だよ。ただ文句を言うんじゃなくて、どうしてほしいかを冷静に伝えればきっと大丈夫!」と背中を押してくれました。 連絡帳で要望を伝えると……友だちの助言に勇気をもらった私は、早速連絡帳に、娘の足の裏にうんちがついていたこと、給食の食べカスがしばしば口の周りについていること、もし気づいたときにはお手数ですが拭いてあげてほしいことを書きました。 すると連絡帳を渡した日の帰りに、先生が「気づかずすみませんでした。これから注意して見ていきます」と声をかけてくださったのです。さらに娘にも「気持ち悪い思いをさせてしまってごめんね」と謝罪が。そしてそれ以降、娘が汚れたまま帰ってくることはなくなりました。 関係性ができていない状態で先生に要望を伝えるのは勇気が入りましたが、伝えないままだったらきっと、「先生は娘のことを全然見てくれていない!」と先生を信用できなくなっていただろうと思います。思い切って伝えてみて、改善していただけて本当によかったです。また、娘のことを思って、すぐに改善してくださった先生にも感謝しています。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年02月12日個性的すぎる孫を受け止めていたが、あまりのヤンチャぶりに工夫することを決意Upload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイわが家は母である私・ワッシーナを筆頭に、家族全員が個性いろいろで、発達に特性があるタイプです。私の孫サルルゥは、赤ちゃんの頃からまったく人見知りせず、誰にも懐いて抱っこされるのが好きな子でした。2歳になって歩行が安定してくると、移動はもっぱら駆け足で、水分は500mlくらいを一気飲みし、食事の量は大人の女性並みでした。体温調整が苦手なようで、気温差のある朝夕はいきなりガタガタ震え出すので、出かける時は季節を問わず、小学生になった今でも重ね着の用意が必要です。人懐っこくて、通りすがりの知らない子にも「遊ばない?」と気軽に声をかける子です。あまりにも動きが大きく激しいので、落ち着かせるために絵本を読んだり、カードゲームを教えてあげたり、パズルで遊んだりしましたが、すぐに飽きてしまいます。声がものすごく大きくて、100m先くらいから近づいてくるのが分かります。サルルゥを抱いている時に大声を出されると、聴覚に過敏のある私は、まるで殴られたように感じるのでした。独特な感覚を持っているサルルゥに声の大きさを調整してもらうため、いろいろな工夫をしてみました。サルルゥは幼いながら数字に関心を持っていましたので「サルルゥの声で耳が痛いから、声の大きさを今の10から5にしてくれるかな?」と根気よく伝え続けました。すると次第に近くにいる人に大声を出すことが少なくなっていきました。保育園でトラブルにならないか心配……発達支援施設へ相談することにUpload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイ動きが激しいサルルゥには困ったことがありました。高いところから飛びついたり、棒などを振り回してモノや人を叩いたりし始めたのです。もちろん注意をして、いけないことだと伝えますが、そんなことでは止まりません。特に遊びに夢中になってしまうと、手加減なしで強く叩いてしまうのです。私は、このまま何もしないでいると、やがて保育園で、お友だちとトラブルになってしまうのではないかと心配になりました。私は、自分自身を含め家族のさまざまな特性や困りごとに向き合ってきた経験から、サルルゥは力加減や動きのコントロールに関わる「固有受容覚」のとらえ方に苦手があるのではないか?と推測しました。そこで、長年お世話になっている発達支援施設を夫ラクマと二人で訪ね、これからの対応について相談しました。その施設の先生からは「本人の好きな運動などを続けることで観察を続けてみては」とアドバイスをいただきました。発達支援施設の専門家に相談して工夫を考え、あれこれツールを試してみたUpload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイまずは夫ラクマと一緒にサルルゥを落ち着かせる工夫を探して試してみました。パンチングバッグ、バランスボール、キックボード、補助輪付き自転車などを試しましたが、どれもすぐに壊すか飽きてしまうかのどちらかでした。好奇心の強いサルルゥには、単純な動きでは長続きしないということが分かってきました。次女リスミーに、発達支援施設からのアドバイスと、これまで試してみたことを伝えつつ「楽器、あるいは道具を使ったスポーツをやってみてはどう?」と提案してみました。楽器を提案したのは、私と4人の子どもたちには、全員それぞれ得意な楽器があり、社会人になった現在も音楽活動を続けている者がいるほど、音楽好きな一家だったからです。また、道具を使ったスポーツを提案したのは、家族の中に野球やテニスを長く続けている者がいたためでした。サルルゥと同じように、私は幼い時から動きが大きかったうえに、自分の言葉遣いや態度について細かい配慮が全くできなかったので、周囲に「性格が悪い」と誤解されていました。また、「女の子だから」という理由で、本当はやりたくてたまらなかったボクシングや空手を我慢するように言われてきました。そんな経験があったからこそ、幼い頃の私と似た特性のあるサルルゥには、楽しく取り組むことのできる活動を見つけてほしいと強く思ったのです。そして、その活動の中で、これまでわが家で行ってきたさまざまな工夫を応用すれば、きっとよい効果をもたらすだろうとも考えました。サルルゥの親であるリスミーは、彼女なりに工夫を考えていたようで「太鼓がいいと思う」と即答しました。リスミーは、すぐに行動してサルルゥにオモチャの太鼓を買い与えました。サルルゥはすっかり太鼓にハマり、早朝から夜まで太鼓を叩きづづけて、あっという間に2つ壊してしまいました。活発な孫の動きに合わせるうちに家の中はお祭り状態だけど、効果が出ると楽しくなるUpload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイ私はおもちゃではなく本物の楽器がよいと考え、楽器店で沖縄の盆踊り「エイサー」で使う「パーランクー」という小さな太鼓を買い与えました。サルルゥはますます太鼓にハマりました。インターネットでエイサーの動画を見ながら練習を重ね、家族全員を巻き込み、それぞれに役割を与えてエイサーの真似をし始めました。サルルゥは家の中の照明を変えて、お気に入りの曲や入退場の場所も指定して、エイサーごっこを続けました。おかげでサルルゥがわが家に遊びに来ると、家の中がイベント会場もどきになってしまい、獅子舞の役を任された夫ラクマは、へとへとになっていました。サルルゥが家族みんなを自分の遊びに巻き込んで進行を仕切ることは、一見やりたい放題のわがままのように見えるかもしれません。でも、このような「ごっこ遊び」の中にサルルゥならではの強みがあるのではないかと思います。これらの工夫を通してサルルゥはやや落ち着きを見せて、保育園でお友だちを叩いてしまうというトラブルは起こりませんでした。家族全員で工夫すると家庭内でイベントをするようなものですが、効果が少しずつ現れてくると楽しみが出てきます。執筆/ラクマ/ワッシーナ/ニャーイ(監修:鈴木先生より)私の外来を受診するお子さんで、固有受容覚が苦手なお子さんには感覚統合訓練をお勧めしています。公園やアスレチックなどでの遊びが効果的なのです。当クリニックには作業療法士(OT)がいないので音楽療法の中でバランスなどのトレーニングをしています。遊び道具や乗り物もいいのですが、サルルゥさんには合わなかったのかもしれません。「エイサー」などの音楽療法がサルルゥさんには向いていたのだと思います。よく和太鼓もいいと言われていますので、今度は是非和太鼓に挑戦してみてはいかがでしょうか。前の記事はこちら
2024年02月09日わが家には4人の子どもがいるため、保育園には長年通っていて送迎には慣れていました。しかし、次女が3歳で、私が次男を妊娠中でもう臨月というときに、あわや事故になりそうな出来事が起こりました。私はパニックになり、過呼吸になってしまったのです……!いつものように保育園から帰るはずが長男から長年お世話になっている保育園は大きな公園のすぐ横にあり、保育園を出ると公園の駐車場があります。いつもは通り過ぎるだけの道ですが、その日は前の車が駐車場に入ろうとしていたため、止まっていると、道路上でその車がどんどんバックしてきたのです。 距離を取っていたものの近づいてくるので、私は後ろを確認しました。すると、後ろには他の車が止まっています。若干パニックになりながらも、私はクラクションを鳴らすことしかできませんでした。 事故にはならずも発作が……隣には次女、私はおなかの大きい状態で、もうぶつからないことを祈るしかありませんでした。クラクションを鳴らしていると、どうやらその車と待ち合わせをしていた人が気づき、ぶつかる寸前で車は止まりました。私はドキドキが止まらずそのまま過呼吸に。次女の手をにぎりながらも動けずにいました。 するとクラクションの音を聞いた保育園の先生が駆けつけてきてくれて、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのです。運転できる状態ではなかった私を後部座席に移動させて、車を安全なところに移動させてくれました。 先生の対応に感謝しばらくして発作はおさまったものの、私はそれからというもの、運転が怖くなってしまいました。すると主任の先生が園長先生と2人で来てくれて、わが家まで運転して送ってくれることに。次の日はちょうど妊婦健診だったので、おなかの子の無事を確認し、先生方にもお礼を伝えました。そのとき、うちの連絡先を相手の方に教えていいか聞かれ、後日、相手の方がお詫びに来ました。 ぶつかりそうになった相手は保育園児の祖父で、お迎えにきたもののチャイルドシートを積んでいなかったので、それをもらうために公園で園児のママである娘さんと待ち合わせしていたのだそうです。娘さんの車を見つけ、行き過ぎたため後方を確認せずにバックをしたということでした。後方を確認しなかったため、私に発作が起きていることにも気づかなかったようです。保育園に預けているママが申し訳なさそうでした。 クラクションの音を聞いて飛び出してきてくれ、対応してくださった先生には感謝しかありません。次男は無事に生まれ、今もその保育園にお世話になっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2024年02月07日ちくまサラさんが、保育園で見たとある場面についてのエピソードをお届けします。ある日、ムーコちゃんを保育園に送り届けたものの、忘れ物をしたことに気付いたママ。そこでいったん家に戻り、再び保育園へと向かいます。すると、普段は見ないある光景を目にすることに。それは一体……!?たまたま見た登園時のとある光景 印象的だったのが、みんな意外と大きめの子だった……ということなんですけど、よく考えたら2歳以下くらいだと体が小さいから抱いて渡せるんですよね。 大きくなると無理やりってわけにいかなくなるので、自分から行ってもらうしかない。ムーコは、いきなり登園拒否になったことが過去に2回くらいあるんですけど、この光景を見るまで、そんなことがあったことすら忘れていました。 思い出すとあのときはつらかった……。朝になると泣き叫んで私から離れないムーコ。先生も心配して電話くれたり、園まで行けた日は目に涙をためて「よくきてくれたね!」と出迎えてくれて……ありがたかったなあ……。 もうこれ本当に反省しないといけないんですけど、日々忙しかったり、いろいろ悩んでいると、つい自分ばっかりつらくて大変なような気持ちになってしまうんですよね。 特に育児に関しては、うまくいかないと「他の子はできてるのにどうして? 」みたいな事をすぐ考えてしまうんです。 でも、園が始まるギリギリの時間まで頑張っている何組かの親子を見て、いろんな子がいて、どの家庭でも何かしら大変なことはあるし、みんな頑張ってるんだと、改めて気づかされました。 親御さんたちの、笑顔ではげましていた姿が本当に私の心にきました……。 私にも何かお手伝いできないかな? とも思ったんですが、知らないおばさんが声をかけたことによって恥ずかしくなってなおさら心が引っ込んでしまう……な場合もあるかもしれないと思い、すれ違いざまに無難に「おはようございます」というあいさつだけにとどめました。 世の中の頑張っている人たちみんなに5億円配られますように……。できれば10億……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちくまサラ
2024年02月05日保育士の中田馨さんが、いつも保育園で最後のお迎えになってしまうママに向けて、お話ししてくれました。なぜママが罪悪感を持ってしまうのか、お迎えが最後なのは本当にかわいそうなのかなどをまとめて解説!こんにちは、保育士の中田馨です。仕事をしているママにとって必要不可欠なのが保育園や保育所。閉園時間ギリギリになってしまうママは、特にお迎えのときにとても申し訳ない表情でこられる方もいます。 今回はそんなママへ向けて、実際に保育士の私が現場で感じていることを書きます。 ママが抱える罪悪感とはお迎えの時間に申し訳ないと思うママの気持ちの中には、保育士への申し訳なさもあるでしょうが、何よりも最後のひとりになってしまった自分の子どもに対しての「罪悪感」であることも多いです。他のお家と比べて、子どもを長時間預けている今の自分の職場環境に子どもを付き合わせてしまっていると感じているのかもしれません。 そんな気持ちのときに保育士から「いい子でしたよ」と言われると、さらに子どもへの申し訳なさは大きくなってしまいます。だからこそ「いつも最後ですみません」と言ったり、子どもに対しても「待たせてごめんね」といった言葉が出てきます。 こんな気持ちを持ってしまっているママに言いたいことは、「罪悪感」は持たないでくださいということ。まずは、保育士には「いつも最後までありがとうございます」、子どもには「待ってくれてありがとう」という言葉に言い換えることからスタートしてみましょう。 お迎えが最後なのは本当にかわいそう?さて、お迎えが最後なのはかわいそうなことなのでしょうか? 子どもはママのお迎えが遅いと悲しい気持ちになってばかりなのでしょうか? もちろん、夕方になると次々と友だちがママと帰っていく姿を見ますので、悲しくなって泣いてしまう場面もあります。でもそれは、最初に帰る子ども以外はみんな感じること。子どもは1歳ごろになると、何となく自分が帰る順番がわかり始めます。「あ、〇〇ちゃんの次は自分だ!」とそわそわし始めたりもします。自分のお迎えがまだだとわかっているときには、遊びに集中している子もいます。 子どもは子どもで、時間の流れを感じながら夕方のお迎えの時間を過ごしています。そこで本題です。「お迎えが最後なのはかわいそうなのか?」ということ。これは保育士の立場から言いますと「NO!」です。その理由は、次の項目で書かせてもらいますね。 保育士さんに任せて大丈夫!私が感じることは3つ。1つ目は、最後の子どもは先生を独り占めできるからです。なんなら、保育園に残っている先生全員を独り占めにできます。先生の注目が、すべてあなたの子どもに集中します。2つ目は、自分が好きな遊びに熱中できます。普段、順番が回ってくるまで待たなくてはいけない人気のあるおもちゃも、ゆっくりじっくり遊ぶことができます。3つ目は少人数だからこその遊びができます。 例えばうちの保育所の場合、0・1・2歳が同じ部屋、同じ空間で過ごしています。0歳児がいるときは、口に入れて困るような小さいおもちゃは出しません。逆に、動きが活発な2歳児がいるときに、0歳児用のベビージムを出したり、床でゴロゴロするなどスペースが必要なことはできません。 普段できない遊びをママが帰ってくるまでの間、じっくりできるのはお迎えが最後の子だからこそできることだと思います。なのでママは保育所に預けている間は「罪悪感」を持つ必要はありません。子どものことは保育士に任せて大丈夫です。 休みの日に親子の時間をたっぷりと「罪悪感を持つ必要はありません」と言われても、やっぱり何だかスッキリしないときは、親子で過ごす時間を今より意識してみてください。お迎えのあと、家まで帰る道での会話でもOK。「今日はどんなことしたの?」「△△ちゃんのおかげでママ仕事がたくさんできたよ!」「今日のごはんはカレーだよ!」などどんなことでも構いません。 家に帰ってから寝るまでの時間も意識してみましょう。簡単なお手伝いを頼んでみるのもいいですね。お話しして、食事して、お風呂に入って、一緒に寝て、そしていっぱい抱きしめてあげてください。 休みの日には、親子で過ごす時間が長くなります。どこかに出かけるだけでなく、家の中で過ごすことも親子の時間です。親子でゆっくりとゴロゴロしてもいいですね。休日は意識的に子どもがママやパパに甘える時間をたっぷりと取るようにしてみましょう。 ママは、家事や仕事、子育てと毎日頑張っています。頑張っている自分をまずは認めてみてください。勤務時間などの環境を変えることは難しいと思いますので、今ママができることからチャレンジしてくださいね。 イラスト/おんたま著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月04日子育ての自己肯定感をはぐくむ本や大人の感性を育てる本など、今まさに子育て中のパパ&ママに読んで欲しい本。『しぜんの国保育園』理事長・作曲家であり、一児のパパでもある齋藤紘良さんがおすすめする5冊をご紹介します。子育てに悩んだときに読んだり、子育ての楽しみ方を見つけたり……。新たな発見がきっとあるはず。教えてくれた人齋藤紘良さん『しぜんの国保育園』理事長、作曲家/15歳男の子のパパ専門は子どもが育ち暮らし老いて死んで次に向かうための環境や文化を考えること。作曲家、しぜんの国保育園理事長、簗田寺副住職、私保連研究企画委員、大妻女子大学非常勤講師などで活動。「本にはさまざまな重量、質感、形状があるので、それによって読書の姿勢が変わるのが好きです。内容と身体性の両方を楽しめます。子どもとの読書も、ソロとは体の使い方が変わるのでそれを楽しんでいます。保育園で子どもたちへ絵本を読むときなど、横目で本を見ながら口を前に向けて本を読むことは、保育以外ではあまりない体勢なのでいつも新鮮な気持ちになります」for MAMA & PAPA大人の感性を育てる本『意味が躍動する生とは何かー遊ぶ子どもの人間学』著:矢野智司「文中の『遊べる大人、遊ばない大人、遊べない大人』という分類にドキッとします。子どもは遊べる大人に憧れ背中を追いますが、はたして自分は遊べる大人か。無意識にも遊べない大人あるいは遊ばれている大人になってはいないだろうか。幼少のときにがむしゃらに遊んだ記憶を持つ大人に読んでほしい一冊。ニーチェやホイジンガ、バタイユやカイヨワといった遊び研究の巨人を血筋に紐解いていく章立てに胸のワクワクが止まらない」for MAMA & PAPA子育ての自己肯定感をはぐくむ本『やかまし村の子どもたち』著:アストリッド・リンドグレーン訳:大塚勇三「やかまし村ではSFもミステリーもラブロマンスも展開しないけれど、穴に落ちたり、秘密基地をつくったり、内緒話がバレちゃったり、子どもの世界での一大事が巻き起こります。主人公であるリーサのお父さんやお母さんは遊べる大人、靴屋のスネルは遊べない大人。リンドグレーンの本はどれも『遊べる大人』が美しく描かれています。この村では子育てが楽しそう。子どもとともに生きる楽しさを強く肯定できる本です」for MAMA & PAPA生命の不思議に触れる本『動物たちは何をしゃべっているのか?』著:山極寿一、鈴木俊貴「僕は山の近くに住んでいるので、たくさんの生物の声が聞こえます。とくに鳥たちの声が何を語っているのかずっと興味がありました。シジュウカラのおしゃべりの中の文法を解明した動物言語学者とゴリラの群れで生活しゴリラ文化を極めた京大前総長との対談は、動物的思考をもって僕が見ている人間目線の世界観をガラリと変えてくれるものでした。イヌの世界観、ネコの世界観、スズメバチの世界観、魚の世界観、隣のおじさんの世界観、あるいは子どもの世界観。世界の観方を変えると他者の思考が見えてくるんですよね。子育てに悩んだときは、この本のようにちょっと別の視点から子どもの姿を捉えてみると新しい発見があるかもしれません」for MAMA & PAPA子どもと一緒に社会を創る本『幼児から民主主義ースウェーデンの保育実践に学ぶ』著:エリサベス・アルネール、ソルヴェイ・ソーレマン訳:伊集守直、光橋 翠「スウェーデンの保育者たちの実践にはシンパシーを感じます。地理的距離は遠くても心持ちは近い。ただ、彼らの扱う言葉は新しい響きを持って僕の体に沁みてゆきます。『私たちは、子どもたちとは関係のない多くの“しなくてはいけないこと”をやめました。私たちの目標は、子どもたちに対して敏感で、教育的な配慮のある大人たちと子どもたちが出会えるようにすることです』。子どもとともに感性を分かち合い、共同体が豊かになる社会を真の民主主義と呼ぶのだと僕は思います」for MAMA & PAPA耳がやわらかくなる本『音さがしの本ーリトル・サウンド・エデュケーション 』著:R・マリー・シェーファー訳:今田匡彦「『世界の調律』で地球上の音楽家たちに多大な影響を与えたマリー・シェーファー。この本は難しいことを抜きにしてサウンドスケープ(音の風景)を遊ぶためのアイディアが詰まっています。視覚に頼りがちな日常から聴覚にシフトチェンジして街を歩いてみよう。今まで気がつかなかった豊潤な音響世界が一気に広がるはず。電車の中、デパートの中、レストランの料理を待っているとき、保育園から帰る道、さまざまな環境で僕は息子と音探しをしながらいっぱい仲良くなりました」
2024年01月31日1歳の娘を保育園に通わせることになったのですが、毎朝のように登園拒否され、さすがにまいってしまいました。保育士さんにこのことを相談すると、思ってもいなかった驚きの言葉を言われ……?毎朝の登園拒否がつらい…娘が1歳になったころ、仕事と育児の両立がしやすいようにと保育園へ預けることにしました。保育士さんに抱っこしてもらうと安心するのか、保育園に到着すると笑顔になるのですが、毎朝家を出るときはぐずって登園拒否。それが毎朝ともなると、やはり精神的にまいってしまいました。 ある日そのことを保育士さんに何気なく伝えると、「子どもってね、ずっと反抗期みたいなものよ」と言って励ましてくれたのです。 私は母が多忙で祖母に育てられたのですが、祖母に反抗した記憶はほとんどなく、今まで「反抗期」という発想がなかったため、保育士さんのその言葉にとても驚きました。そして「そうか、ずっとこんなものか」と妙に納得し、その後もぐずるのは当たり前かな? と思えるようになったのです。 「反抗」というわけではないですが、子どもは親のことを、自分の感情を素直にぶつけられる相手だと思ってくれているんだろうなと考えられるようになりました。これからも子どもの気持ちを受け止めてあげたいと思えた出来事です。 監修/助産師 松田玲子 作画/森田家 著者:美咲一花
2024年01月29日保育園に通う息子の遠足の日のこと。私は朝から遠足のお弁当を張り切って作りました。息子の好きなおかずをたくさん作って、準備はバッチリ!ワクワクドキドキしながら保育園に向かいました。しかし、まさかの展開が待ち受けていたのです―。 到着後に覚えた違和感保育園に着いて教室へ行くとなんだか違和感が……。 なぜか、私以外のお母さんやお父さんの姿はどこにも見当たらないのです。 「あれ?」と思い先生に声をかけてみると衝撃の事実が発覚! なんと「今日は親子遠足ではないですよ」とのお返事。親子遠足だと思い込んでしまって自分も準備万端で来た私は、恥ずかしさですぐにでも立ち去りたい気持ちに……。 しかも、用意したお弁当は2人分が一緒になった親子弁当。急いで自宅に戻り、息子一人分のお弁当に作り直して、現地まで届けることに。恥ずかしいだけでなく時間と体力も消耗して、こんなミスは二度としたくないと反省しました……。 お便りは読んでいたつもりですが、親子遠足だと思い込んでいた私。もっとしっかりお便りを確認して行動しようと誓った出来事でした。そして、日ごろの先生やママ友たちとコミュニケーションも大切にしようと思います。 イラスト/まげよ著者:山根 恵
2024年01月26日娘が保育園に通い始めました。先生も私もびっくりするくらい、スムーズな慣らし保育。しかし、急にイヤイヤ全開に! 私は振り回され、心も体もへとへと……。小さな小さな怪獣の本音に気付くまでの体験談です。 一時保育から認可保育園へ2歳の娘は、今年の4月から認可保育園へ。昨年度は認可保育園が保留で、別の園の一時保育に通っていました。登園を嫌がることもなく、別れ際は「いってらっしゃい」とニコニコ。とても楽しく過ごし、大きなトラブルもありませんでした。 新年度からは待望の認可保育園が決定。本人も「新しい保育園楽しみ!」とやる気満々でした。娘は物怖じしない性格なので、私も夫もまったく心配していませんでした。 怖いくらい順調な慣らし保育慣らし保育1日目。親子で昼食まで過ごしました。私と一緒だったこともあり、終始ご機嫌。「明日も行きたい!」とうれしそうにしていました。2日目はひとりで昼食まで。別れ際はニコニコ。「1回も泣きませんでしたよ」と先生から報告があり、その後も順調。 私も夫も「さすが娘ちゃんだね」と感心していました。先生は「まるで前から園にいるみたいですよ。順調すぎてちょっと怖いくらいですけど……」と話していましたが、私は褒め言葉と受け取っていました。 登園7日目からモンスターに7日間通い「もう大丈夫」と思った矢先、異変が起きました。帰宅後、自転車から降りようとすると「帰りたくない」と娘。仕方がないので公園へ。1時間ほど遊び、帰りを促しましたが「嫌だ。帰らない」と譲りません。仕方なく無理やり連れて帰ることに。 「たまにはこんなこともあるかな」くらいに思っていましたが、甘かったのです。次の日も、その次の日も同じことが。しかも、「ごはんイヤ」「お風呂イヤ」ととにかくイヤイヤの連続。仕事終わりに公園で1時間遊び、嫌がる娘を無理やり連れて帰り、夕食の支度をして、イヤイヤ娘と寝るまで戦う……。私はへとへとになってしまいました。 モンスターの本音、気付かなくてごめんね保育園ではイヤイヤもなく、お友だちとも遊べていた娘。帰宅後だけはモンスターになるという日々がしばらく続いたある日。娘がぽつりと「保育園で失敗するといけないから……」と。慣れない環境で間違えないように、みんなと同じ行動がとれるように頑張ってきたことを知りました。 私が「今まで気付かなくてごめんね。頑張ってるんだよね。疲れちゃうから、ぐずりたくなっちゃうんだね」と言うと、小さく「うん」と。それから家ではなるべく叱らないように努力し、娘の希望に沿えるようにしました。すると、少しずつイヤイヤは減っていったのです。 懸命に保育園に慣れようとしていた娘。それに気付いてあげられず、反省。急な態度の変化には理由がありました。また、外で頑張っているから家では甘えさせようと思うようにも。まだ時々小さな怪獣は姿を現しますが、私の前では自由に感情を表現してくれていると感じています。これからもモンスターと仲良くなれるように頑張りたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2024年01月24日保育園で仲良くなったAくんママ。とても気さくで明るい性格に加え、子ども同士も仲がいいこともあり、よく遊ぶようになりました。Aくんはわが家に来るとテンションが上がるのか、おもちゃを片っ端から出しては遊びます。そして帰宅時間になったとき、ママ友の予想外な行動に、私は思わずモヤモヤしました……。 保育園で仲良くなったママ友が…。 保育園のママたちは私よりも若い人が多く、ママ友作りは諦めていました。そんなとき、三男とよく遊ぶAくんママに話しかけられたのをきっかけに、よく子連れで遊ぶように。 いつも元気で飾らない性格のAくんママ。いつの間にか、お互いを名前で呼び合うほど仲良くなりました。ある日のこと、お出かけの予定が雨で中止になったため、わが家で遊ぶことに。Aくんがおもちゃを片っ端から出すので部屋は散らかり放題。そのまま帰る時間になりました。私はこのあとも夕飯を作ったり色々することがあったりして忙しいだろうしと思い、「片付けはしなくて良いよ」と伝えます。するとAくんママは「ほんと!? ごめん、またね〜!」と言ってあっさり帰ってしまいました。三男が散らかしたのならまだしも、おもちゃを出したのはAくんです。自分から「片付けなくて良い」とは言ったものの、何か気を遣う言動があっても良いんじゃない? と少しモヤモヤ。その後も同じようなことが続いたため、はっきり言おうと決心します。 しばらくして同じ状況になったとき、「一緒に片付けてほしい」と伝えると、Aくん親子は嫌な顔ひとつせず「OK〜! A、お片付けするよ!」と言ってきちんと片付けてくれました。そしてそれからは、必ず片付けて帰ってくれるように。この出来事で、無駄な気の使い合い、社交辞令は不要であること、気持ちははっきり伝えたほうが良い場合もあることを学びました。これからも、気持ちを伝えながら良いお付き合いをしていきたいです。 作画/Pappayappa著者:森まひろ
2024年01月17日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。当時は共働きだったため、長男が1歳のときに仕事に復帰しました。保育園に預けて働いていたとき、上司が言ったひと言で非常にショックを受けました。子どもがいて働くことの難しさを実感した出来事です。 産休と育休を取得私は働くことが大好きで、長男の妊娠がわかったときも迷いなく産休・育休を取って復職することを決意。上司も快諾してくれました。 無事に育休も明け、時短勤務で復帰。以前と同じようにとはいかないまでも、家に仕事を持ち帰って処理したり、自分なりに工夫して一生懸命働いていたつもりでした。 先に帰宅する際も、部署の人たちには「お先に失礼します」「何かありましたらメールしてください」など声をかけるように意識していました。幸い、在宅でも仕事が可能だった環境だったため、復帰前とあまり変わらない仕事量を処理することができたのです。 上司の本音復職して2年後。子どもも保育園に慣れ、私も子育てと家事の両立が軌道に乗ったと思いひと安心。そんなある日の昼休み、部署の人たちと雑談をしていると「2人目は考えていないの?」と聞かれました。 特に深く考えずに「できれば欲しいですねー」と答えると、横で聞いていた上司が驚いた声で「えー! 2人目って……!? また休むの?」と言ったのです。ショックで何も言えず黙ってしまうと、上司は慌てたように謝りました。 大変だった育休実は上司がそんなひと言を言ってしまったのには、訳があります。私の育休中に、引継ぎをした人が体調不良のため、途中で辞めてしまったのです。次の人もなかなか決まらず、私も育休中で不在のため、上司には大変な負担をかけてしまいました。 そのため、私が何も考えずに言った「2人目」の言葉に驚いてしまったのだと思います。簡単に「2人目が欲しい」と言ってしまったことに大変後悔。同時に、働きながら職場に迷惑を掛けずに産休・育休を取ることの難しさも感じました。 その後、次男を妊娠し、家庭の事情もあり退職することになりました。上司のひと言は大変ショックでしたが、今考えればそれだけ「休まれては困る人材」と思われていたことに感謝をしています。また、軽はずみな言葉を言うべきではなかったと、大変反省しました。働きながらの2人目のタイミングは本当に難しいなと実感した体験でした。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2024年01月14日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
子育ては毎日がたからもの☆