あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 「ピコン」とスマホが鳴り、また辛田さんからメールがきたのかと思ったあおばさん。しかし、通知を見てみると……。約1年ぶりに美山さんからメールがきたのです! 美山さんは、予定日より2カ月早く出産したと言いました。そして、すぐに娘さんの写真を送ってきてくれました。 後日、美山さんと会うことになったあおばさん。美山さんから、会えていなかった1年間の話を聞きました。 美山さんは、転院先の病院でも入院中に出血を繰り返していて、妊娠32週の夜中に破水をしてしまったようで……?あともうちょっとだけおなかの中にいてね 転院先の病院でもたびたび出血があった美山さんですが、入院中に32週を迎えられ、ガッツポーズ。 「あともうちょっとだけ、おなかの中にいてね」 そう、おなかの赤ちゃんに語りかけました。 しかしその数日後、夜中に「ピチョン」という音で目が覚めました。 美山さんは寝ぼけながら、出血したのかと思いトイレで確認しましたが、血は出ておらず少し濡れていました。 気のせいかと思い、そのまま部屋に戻ろうと歩き出した瞬間、あたたかい何かが足の間を伝っていったのです……。 ◇◇◇ 美山さん、もしかして破水したのでしょうか……。助産師さん曰く、破水は人ぞれぞれで、破水した瞬間にわかることもあれば、尿漏れと区別がつかないなど、自分では破水かどうかの判断も難しい場合もあるそうです。そのため、自宅や外出先で破水したかもしれないと思ったときは、産院に連絡して指示を仰ぐことが大切なのだそう。いざというときのために、診察券番号や予定日などを控えておくと焦らずに連絡ができそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月24日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 あおばさんは、看護師さんからの「子どもが大きくなっても、まったく心配がなくなることはない」「心配の種が変わっていくだけよ」という言葉を聞いて、胸につっかえていた何かがストンと落ちて消えていきました。 「最近、子どもの写真撮ってる?」と、看護師さんに聞かれたあおばさん。思い返せば息子の成長のことを気にしていて写真はほとんど撮っていませんでした。 「今しか撮れない写真、たくさんあるのに」。あおばさんが焦っていると、看護師さんからこう言われました。 「あまり自分を責めないでね。もう少し子どもが大きくなったら、なんでもっと写真撮っておかなかったんだろうって後悔するかもしれない。でも、子どもを心配して過ごした時間は決して無駄じゃない。だから後悔しないで、これからたくさん楽しい思い出を作ってあげてね」その言葉で、あおばさんのモヤモヤしていた気持ちが晴れました。そして、「長男の成長に対する悪意のある言葉は気にしない」そう決めたところに1通のメールが届いたのです。何を言われてももう気にしない! 「ピコン」とスマホから音がして、また辛田さんからメールがきたのかと思ったあおばさん。しかし、通知を見てみると……。約1年ぶりに美山さんからメールがきたのです! 美山さんは、入院中に早産になってしまったようで、予定日より2カ月早く出産したと言いました。そして、すぐに娘さんの写真を送ってきてくれました。 後日、美山さんと会うことになったあおばさん。美山さんから、今までの1年間の話を聞きました。 美山さんは、転院先の病院でも入院中に出血を繰り返していて、妊娠32週の夜中に破水をしてしまったことをゆっくり話してくれました。 ◇◇◇ あおばさんは美山さんに、「1年前のこと、無理に話さなくてもいいんです」と言ったそうです。しかし、美山さんは「話したい」と言ってくれて、当時の話を聞くという流れになったのだとか。美山さんのことがずっと気にかかっていたあおばさん。美山さんと再会できてよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月23日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 あおばさんは、1歳半になっても歩かない息子を心配して、かかりつけの小児科で1歳半健診を受けることに。 すると、医師は「長男くんは歩く気がありません」「正確に言うと、歩くことに必要性を感じていない」と言いました。 続けて、「自分で必要だと感じたら、必ず歩きます」「ママが笑顔でいることが、長男くんにとって1番のパワーになりますよ」という医師からの言葉を聞いたあおばさんは、気持ちがラクに。 その後、看護師さんから歩行レクチャーを受けているとき、あおばさんは「息子のこと、心配しすぎていたのかな」そう考えていました。 そして、「長男が大きくなればこんなに心配することはなくなるのかな」「はやく大きくなって……」と思っていると……。 「あおばさんもしかして、お子さんが大きくなったら心配をすることがなくなるって思ってる?」と、看護師さんに言われたのです。子どもが大きくなっても悩みはつきないもの 看護師さんは、高校生と中学生の息子がいて、今でも心配がつきないと言うのです。 「子どもが大きくなっても、まったく心配がなくなることはない」「心配の種が変わっていくだけよ」 その言葉を聞いたあおばさんは、胸につっかえていた何かがストンと落ちて消えていきました。 すると、看護師さんから「最近、子どもの写真撮ってる?」と聞かれました。このころのあおばさんは、息子の成長のことを気にしていて写真は全然撮っていませんでした。 「今しか撮れない写真、たくさんあるのに」と、あおばさんが焦っていると看護師さんはこう言いました。 「あまり自分を責めないでね。もう少し子どもが大きくなったら、なんでもっと写真撮っておかなかったんだろうって後悔するかもしれない。でも、子どもを心配して過ごした時間は決して無駄じゃない。だから後悔しないで、これからたくさん楽しい思い出を作ってあげてね」看護師さんのその言葉で、あおばさんはモヤモヤしていた気持ちが晴れました。そして、「長男の成長に対する悪意のある言葉は気にしない」そう決めたところに1通のメールが届いたのです。 ◇◇◇ 大変だったときに、素敵な医師と看護師さんに出会えたあおばさん。これから息子さんとたくさん思い出を作って、写真もいっぱい撮れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月22日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 あおばさんは、長男が1歳のころ職場に復帰しました。このときから長男はずりばいをするようになりましたが、1歳半になっても、しっかり歩くことはありませんでした。 そこで悩んだ末にかかりつけの小児科で1歳半健診を受けることに。 問診票を記入するとき、「いいえ」と答えた項目が結構あったので、あおばさんは先生に何か言われるのではないかと、かなり緊張していました。 しかし医師は、「関節や筋肉に問題はありません」「うん、大丈夫でしょう」と言ったのです。 あおばさんは、「もしかしてもう終わり!?」と焦ってしまいました。「本当に大丈夫なんでしょうか?」「この子人見知りも激しくて……」と医師に矢継ぎ早に伝えました。 すると医師は「お母さん聞いて」とあおばさんに声をかけました。もしかして怒られる…!? 「お母さんこの子はね」医師が話し始めた瞬間、あおばさんは怒られるのかと思い、ギュッと目をつぶりました。 しかし医師は、 「歩く気がありません」「正確に言うと、歩くことに必要性を感じていない」 そう言ったのです。 続けて、 「自分で必要だと感じたら、必ず歩きますよ」「ママが笑顔でいることが、長男くんにとって1番のパワーになりますよ」 と言いました。 医師の言葉を聞いたあおばさんは、気持ちがラクになりました。 その後、看護師さんに連れられて、歩行の練習をすることに。 看護師さんから歩行レクチャーを受けているとき、あおばさんは「周りの言葉を気にしすぎて、勝手に焦って長男を追い込んでしまった」「心配しすぎていたのかな」そう考えていました。 そして、「長男が大きくなればこんなに心配することはなくなるのかな」「はやく大きくなって……」と思っていると……。 「あおばさんもしかして、お子さんが大きくなったら心配をすることがなくなるって思ってる?」と、看護師さんに言われたのです。 ◇◇◇ あおばさんは「この子は歩く気がありません」と小児科で言われたとき、かなりの衝撃を受けて心配していたそう。そんなときに、先生からの「大丈夫」という言葉は何よりも安心できる言葉だったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月21日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 辛田さんからの連絡には、「でも全然動かないならラクで良いよね〜」「うらやましいなぁ〜」という言葉が書いてありました。 あおばさんが、長男の成長に悩んでいるのに辛田さんはお構いなし。 生後10カ月でつかまり立ちや、ずりばいをしない息子を見て、あおばさんは自分たちだけが取り残されている感覚におちいってしまいました。 子どもの成長は比べるものではないとわかってはいるものの、あおばさんは不安になってしまい、焦りが止まらなくなってしまったのです。 そして長男が1歳になったころ、小児科医を受診することを決断しました。先生、息子は大丈夫なんでしょうか…? あおばさんは、長男が1歳のころ職場に復帰しました。このときから長男はずりばいをするようになりましたが、1歳半になっても、しっかり歩くことはありませんでした。 市の定期健診では、様子見と言われていましたが、あおばさんは悩んだ末にかかりつけの小児科で1歳半健診を受けることに。 問診票を記入するとき、「いいえ」と答えた項目が結構あったので、あおばさんはかなり緊張していました。 しかし、医師はこう言いました。 「関節や筋肉に問題はありません」「発達は個人差があるからね。うん、大丈夫でしょう」 予想もしない医師の言葉に、「もしかしてもう終わり!?」と焦るあおばさん。「本当に大丈夫なんでしょうか?」「この子人見知りも激しくて……」と、医師に矢継ぎ早に伝えました。すると伝えている最中に、あおばさんの目には涙があふれてきました……。 医師は「お母さん、聞いて」とあおばさんに声をかけました。 ◇◇◇ あおばさんは、マンガを描いているとき長男の母子手帳を見返してみたそう。すると「いいえ」の項目に気になる点を長文で書いているのを見つけました。それを見たあおばさんは、当時は長男のことを心配しすぎるあまり、自分で自分を追い詰めてしまっていたんだな……と、感じたそうです。わが子のことだと、1度気になり始めたら、ちょっとしたことでも心配になってしまうものなのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月20日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 このころのあおばさんの長男は、もう少しで9カ月になるところ。あおばさんは健診で言われた、寝返りのトレーニングを毎日欠かさず行っていたのですが、長男はうつ伏せがものすごく嫌いなようで、ギャン泣き。 そして辛田さんから、「あれから長男くん元気? 寝返りするようになった?」という連絡がきていたので、「まだ寝返りはできないけれど、うつ伏せを嫌がらないようになりました!」と返信しました。 すると、「寝返り練習とかちゃんとやってる?」「たくさん練習やってあげないとダメらしいよ」と、辛田さん。 毎日寝返りの練習をさせているあおばさんはムカっときてしまいました。 さらに辛田さんは、あおばさんにあることを言いました……。何も知らないのに、なんでそんなことを言うの…? 「でも全然動かないならラクで良いよね〜」「うらやましいなぁ〜」 辛田さんはそう言いました。「うらやましいって何? ラクって何?」 あおばさんが、今どういう気持ちでいるのか辛田さんにはお構いなし。 生後10カ月でつかまり立ちや、ずりばいをしない息子を見て、あおばさんは自分たちだけが取り残されている感覚におちいっていたのです。 「心配な気持ちもわかるけれど、長男にもペースがあるから見守ろう」と、夫は言いました。 あおばさんは自分でも子どもの成長は比べるものではないと、わかってはいます。しかし、どこからともなくやってくる不安と、辛田さんからの言葉に焦りが止まらなくなってしまったのです。 そして長男が1歳になったころ、小児科医を受診することを決断しました。 ◇◇◇ あおばさんは、辛田さんからの連絡によって、心配と不安な気持ちでいっぱいになってしまいました。友だちの子どもたちは成長が早くて、子どもの成長はそれぞれ違うとわかっていても、不安になってしまったのだとか。あおばさんは小児科を受診することにしましたが、不安なときはひとりで悩まず、早めに小児科や自治体の子育て相談などの専門家に相談するのがよさそうですね。 あおばさんの最新投稿は、Instagramにて更新されています!ぜひチェックしてみてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月19日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 美山さんからの連絡が途絶えた後、あおばさんは美山さんに連絡をしようと思って、何回かメール文を考えたのですが、「自分から連絡するのは……」と思い、しませんでした。 美山さんのことを気にしている間も、辛田さんからのメールは届いていました。その中で、もっともつらかったのが子どもの成長についての話題です。 あおばさんの息子はこのとき7カ月。寝返りや、お座りはまだでした。しかし、辛田さんの娘は6カ月で、すでにお座りやずりばいをしているとのこと。さらに、辛田さんはあおばさんの息子のことを「7カ月だよね? 大丈夫なのかな。心配だね」と言いました。 4カ月健診から、経過観察で1カ月ごとに保健所に通っていたあおばさんにとって、辛田さんのひと言ひと言は、胸にグサグサと刺ささるものだったのです……。ちゃんと毎日寝返り練習してる? このころのあおばさんの長男は、もう少しで9カ月になるところ。あおばさんは健診で言われた、寝返りのトレーニングを毎日欠かさず行っていたのですが、長男はうつ伏せがものすごく嫌いなようで、ギャン泣き。 しかし、しばらくすると顔をうつ伏せ時に顔を横にしたらラクなことに気がついたようで、1歩前進。うつ伏せにしても、泣かないようになりました。 そして辛田さんから、「あれから長男くん元気? 寝返りするようになった?」という連絡がきていたので、「まだ寝返りはできないけれど、うつ伏せを嫌がらないようになりました!」と返信。 すると、「寝返り練習とかちゃんとやってる?」「たくさん練習やってあげないとダメらしいよ」と、辛田さん。 毎日寝返りの練習をさせているあおばさんはムカっときてしまいます。 すると、辛田さんから「ピコン」ともうひとつメッセージが届きました。それは、「でも全然動かないんだったら……」という文で始まっていました……。 ◇◇◇ 辛田さんから連絡がきたとき、「寝返りの練習も毎日やっているし、ゆっくりだけれど長男も成長してるんだよー」と、あおばさんは心の中で思ったそうです。このときの辛田さんは、悪気はないのかもしれません。けれど、日々やっていることをまるでやっていないかのように言われてしまうと、ましてやそれが子育てのことだととてもモヤモヤしてしまいますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月18日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 辛田さんから「あおばちゃんと同じ、○川町に家を建てようか迷っててねー」と、引っ越しするかもしれないという連絡がきました。 その連絡を見たあおばさんは、「一生のお付き合い……!? 子どもが同じ小学校に!?」「今メールを無視したら、将来長男に何をされるかわからない……」と、ぐるぐる考えてしまいます。 「うまく付き合っていかないと……!!」 そう思ったあおばさんは、辛田さんの引っ越しが確定したわけではないのに、焦って返事をしてしまいました。それ以降も辛田さんからの連絡は続き、あおばさんのメンタルは弱っていきました。 そんなつらい日々の中でも、幸せな気持ちになるある報告が。花野さんの赤ちゃんが生まれたのです! しかし、あおばさんには気になっていることもありました。美山さんからの連絡が、途切れてしまっていたのです……。赤ちゃん7カ月だよね?まだできなくて大丈夫なのかな… 美山さんからの連絡が途絶えた後、あおばさんは美山さんに連絡をしようと思って、何回かメール文を考えたのですが、「自分から連絡するのは……」と思い、しませんでした。 美山さんのことを気にしている間も、辛田さんからのメールは届いていました。その中で、もっともつらかったのが子どもの成長についての話題です。 あおばさんの息子はこのとき7カ月。寝返りや、お座りはまだでした。しかし、辛田さんの娘は6カ月で、すでにお座りやずりばいをしているとのこと。さらに辛田さんはあおばさんの息子のことを「7カ月だよね? 大丈夫なのかな。心配だね」と言いました。 4カ月健診から、経過観察で1カ月ごとに保健所に通っていたあおばさんにとって、辛田さんのひと言ひと言は、胸にグサグサと刺ささるものだったのです。 ◇◇◇ このとき、あおばさんは、美山さんに連絡を取りたい気持ちでいっぱいだったそうです。ただ、触れられたくないタイミングだったら……などと考えてしまい、結局自分からは連絡をしなかったのだとか。妊娠・出産に関しては相手の状況がわからず、声をかけていいのか迷うこともありますよね。みなさんがあおばさんの立場だったらどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月17日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 出産を終えて、初めての子育てが始まったあおばさん。時間が経つのはあっという間で、長男の誕生から3週間が経過。 そんなある日、夜泣きであまり眠れなかったあおばさんの元に、辛田さんからメールで出産報告が届きました。 出産のお祝いを送ったあおばさん。その後、辛田さんから「あおばちゃんの赤ちゃんの写真も見たいなー♡」と言われて、2枚ほど送りましたが、まさかの既読スルー。そして、1カ月後。辛田さんからまたメールがきたのです。そのときあおばさんは夜泣きと、母乳をあまり飲んでくれない息子になやんでいて、辛田さんに返事をすることができませんでした。返事をしないことに、申し訳なさを感じていたあおばさんでしたが、「入院時期が被っていただけだの関係だし、自然消滅するだろう……」と、思っていました。 しかし、数日後に辛田さんからの1通のメールが届きました。そこにはあおばさんにとって、衝撃の内容が書かれていたのです……。実は入院中の会話で… 辛田さんから届いた久々のメール。そこには、「あおばちゃんと同じ、○川町に家を建てようか迷っててねー」と衝撃の内容が書いてありました。 入院中、どこに住んでいるのかという話題になり、あおばさんの住んでいるB市は「子育て支援に力を注いでいる」ということをみんなに話していました。 そのこともあってか、辛田さんはB市に引っ越しを考えているよう……。 そうなると、「一生のお付き合い……!? 子どもが同じ小学校に!?」「今メールを無視したら、将来長男に何をされるかわからない……」と、ぐるぐる考えてしまいます。 「うまく付き合っていかないと……!!」 そう思ったあおばさんは、辛田さんの引っ越しが確定したわけではないのに、焦って返事をしてしまいました。それ以降も辛田さんからの連絡は続き、あおばさんのメンタルは弱っていきました。 そんなつらい日々の中でも、幸せな気持ちになる報告が。花野さんの赤ちゃんが生まれたのです! しかし、あおばさんには気になっていることもありました。美山さんからの連絡が、途切れていたのです。 ◇◇◇ 「一生のお付き合い」振り返ると大げさに考えすぎていたのかなと、今、あおばさんは思っているそうです。当時は深刻に考えてしまい、ショックを受けていたよう。毎日の育児に加えて、辛田さんが引っ越してくると考えただけで、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月16日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 妊娠37週目で無事退院することができたあおばさん。しかし、破水してしまい3日後に病院に出戻り……。 そして、病院に到着して16時間後に、あおばさんは元気な男の子を出産しました。 出産を終えて夫が家に帰った後、すっかり存在を忘れていた辛田さんから、出産直後のタイミングを狙ったかのように「あおばちゃん久しぶり! 元気だった? まだ入院してるのー?」という質問攻めのメールが届いたのです。 あおばさんが質問に返事をすると、辛田さんは満足したのかメールがピタリと止まりました。 辛田さんから「おめでとう」「お疲れさま」という祝福や労りの言葉がなかったことに、あおばさんは少し切なくなってしまいました。辛田さんが写真送ってって言ったのに… 出産を終えて、初めての子育てが始まりました。時間が経つのはあっという間で、長男の誕生から3週間が経ち、長男は頻繁に泣くようになりました。 そんなある日、夜泣きであまり眠れなかったあおばさんの元に、辛田さんからメールで出産報告が届きました。 出産のお祝いを送ったあおばさん。その後、辛田さんから「あおばちゃんの赤ちゃんの写真も見たいなー♡」と言われて、2枚ほど送りましたが、まさかの既読スルー。そして、1カ月後。辛田さんからまたメールがきたのです。そのときあおばさんは息子の夜泣きと、母乳をあまり飲んでくれないことに悩んでいて、辛田さんに返事をすることができませんでした。返事をしないことに、申し訳なさを感じていたあおばさんでしたが、「入院時期が被っていただけの関係だし、自然消滅するだろう……」と、思っていました。 しかし、数日後に辛田さんからメールが届きました。その内容に、あおばさんは驚くことになるのです……。 ◇◇◇ あおばさんが息子さんの笑顔の写真を送ったのに、辛田さんからは既読後も返信がありませんでした。「赤ちゃんの写真も見たい」と言われたから送ったのだし、無視は寂しいですよね。 そして1カ月後には辛田さんから何事もなかったかのように連絡が来たようです。あおばさんはモヤモヤの連続で、いっそ自然消滅したいと思ったのでしょうね。みなさんがあおばさんの立場だったら、どんな風に対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月15日今回は、こむぎさんが妊娠中のときのお話です。妊婦健診時に「切迫早産」と診断されたこむぎさん。医師からは、「トイレ以外は基本動かずに寝ているように!」と言われてしまって……!? 妊婦健診時に「切迫早産」と診断されてしまい… 今回は少し前にさかのぼって、妊娠中のお話です。 妊娠7カ月になったころ、健診で「切迫早産」と診断され、「トイレ以外は基本動かずに寝ているように!」と言われてしまいました。 それまで「妊婦でもウォーキングなどをして、なるべく運動したほうがいい」と聞いていたので、突然「動いてはいけない」と言われてビックリしたのを覚えています。 最初のうちは「ずっと寝てられるなら楽じゃない?」「寝転がったままでも本とか読めるし、好きなことしよう!」などと思っていましたが……。 「体は元気なのに、動いてはいけない」というのは思っていた以上につらく、数日経つころには、すっかり心が荒んでしまいました。 次の健診で「子宮頸管が伸びたので、動いても大丈夫」と言われたときは、本当にうれしかったです。 けれどその後、正期産の時期が近づくと、今度は「なかなか産まれないこともあるから、たくさん歩いて赤ちゃんが降りてくるよう頑張ってね」と言われ……。 動いちゃいけないの!? 動いたほうがいいの!?と、振り回された妊娠時代でした。 監修/助産師 REIKO著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年11月01日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。ある日の深夜、足音とひそひそ声で目が覚めたあおばさん。カーテンの向こうにいる美山さんの方から泣いている声が聞こえてきました。 やがて、美山さんが看護師さんと一緒に診察室から戻ってきました。小さな声だったけれど、「赤ちゃん無事で良かったね」という看護師さんの言葉が聞こえたあおばさんは、すごくホッとしました。 朝になると美山さんのカーテンが開いていました。美山さんは、夜中に気持ち悪くて起きたら出血に気がついたことを話してくれました。赤ちゃんは無事だったけれど美山さんは大きい病院に転院することに。 一方、あおばさんは、妊娠37週で無事退院することができました。退院後は出産に備えていろいろ準備をしようと張り切っていたあおばさんでしたが、なんと、退院して3日後にまた入院することになってしまったのです。 しかし、今回の入院は、これまでと違いました。なんと、あおばさんは破水していたのです。いよいよ出産を迎えることになったあおばさんですが、思わぬ展開が待っていて……!?出産後、忘れていたあの人から… 早朝4時。あおばさんは看護師さんから「おかえりなさい」とお出迎えをされました。退院2日後の夜中に、破水してしまい病院に出戻ることになったのです。 先生にNTCの検査をしてもらい、「完ペキに破水してますねー」と言われたあおばさん。 病院に到着して16時間後に、あおばさんは元気な男の子を出産しました。 出産を終えて夫が家に帰った後、すっかり存在を忘れていた辛田さんから、出産直後のタイミングを狙ったかのように「あおばちゃん久しぶり! 元気だった? まだ入院してるのー?」という1通のメールが届いたのです。 「3日前に退院していたのですが、破水して病院に戻って先ほど無事に男の子が生まれましたー!」と返信して、寝ようと思ったあおばさん。 しかし、「何時間で生まれたの?」「会陰切開した?」「やっぱ耐えられないくらい痛いの!?」という辛田さんからの怒涛の質問ラッシュに飛び起きてしまいます。 あおばさんが質問に返事をすると、辛田さんは満足したのかメールがピタリと止まりました。 辛田さんから「おめでとう」「お疲れさま」という祝福や労りの言葉がなかったことに、少し切なくなってしまったあおばさんでした。 ◇◇◇ 出産直後に辛田さんからメールを受け取ったあおばさん。あおばさんはこのとき、出産を終えて興奮していて眠れなかったので、すぐに辛田さんにメールを返したそうです。 それにしても辛田さん、出産を控えているので経験者の話に興味津々なのは理解できますが、まずは「おめでとう」などお祝いの言葉をかけることが大切ですよね。どんな状況でも、相手の立場を思いやった声がけを心がけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月31日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。切迫早産で入院してから、1カ月半が経ち、あおばさんは妊娠37週が近づいてきました。ある日ロビーで、大量の不正出血によって入院となった美山さんは、大きくなったあおばさんのおなかを見て触り、「ここまでたどり着けるのかな」と小さな声で言いました。 それから数日後の深夜。足音と静かな空間に響くひそひそ声で、あおばさんは目が覚めました。カーテンの向こうには看護師さんたちがいる様子。 そして、看護師さんたちが病室から出ていった後、美山さんのベッドからカーテン越しに泣き声が聞こえてきました。 すると、花野さんから連絡が。花野さんは最初の方から起きていたようで、美山さんが出血したことを教えてくれました。もっと大きい病院に転院することになってしまい… 美山さんが看護師さんと診察室から病室に戻ってきました。カーテンの向こうから、小さな声だったけれど、「赤ちゃん無事で良かったね」という看護師さんの言葉が聞こえたあおばさんは、すごくホッとしました。 時間もまだ遅かったので、美山さんに声をかけに行くわけにもいかず、ベッドに横になったあおばさん。いろいろ考えてしまって、その夜はあまり眠れませんでした。 朝になると美山さんのカーテンが開いていたので、あおばさんはいつも通り朝のあいさつをしました。すると、「昨日起こしてしまって、ごめんなさいね」と謝る美山さん。夜中に気持ち悪くて起きてしまい、そのときに出血に気がついたのだと言いました。 そして、赤ちゃんは無事だったけれど、先生から「大きい病院に転院した方が良い」と言われたことを話してくれました。美山さんの転院と、あおばさんの退院が同じ時期となり、花野さんはひとりきりに……。 あおばさんは妊娠37週で無事退院することができました。「予定日まで時間があるので準備がんばるぞー」と意気込んでいました。 が、しかし……。 結局退院して3日後に、また入院することになってしまったのでした。 ◇◇◇ 美山さんのおなかの中の赤ちゃんが無事で、よかったですね。美山さんは大きい病院に転院することになったそうです。美山さんの転院とあおばさんの退院が、ほぼ同じ時期になったので、花野さんは寂しがっていたのだとか。似た境遇のあおばさんたちは、3人でお互いに支え合って過ごしていたのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月30日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。健診の順番待ちのときに、美山さんが見せてくれたのは、体外受精の移植を撮った動画でした。 美山さんは、モニターに写しだされた移植の様子を、動画に収めていたのだと言いました。それを見たあおばさんは感動して、思わずウルウルしてしまいました。 あおばさんは、美山さんに「男の子と女の子どちらが良いとかありますか?」と聞きました。すると、美山さんが入院前のお話をしてくれました。ある日大量の出血があった美山さんは、救急車を呼びました。救急車が到着する間、泣きながら「あぁ、もうダメだ」と何度も思ったと言います。 しかし、おなかの中の赤ちゃんは生きていてくれました。「だからこの子が元気に生まれてきてくれたら、ただそれだけでいい」と美山さんは言いました。美山さんのその思いに、あおばさんはジーンときてしまいます。 健診が終わり部屋に戻ると、退院する日が近いことがうれしいのか、ご機嫌な辛田さんの姿が。美山さんが同じ部屋に入院してきたときから、美山さんのことを無視してきた辛田さん。 いよいよ退院のあいさつのときがやってきましたが、最後まで、美山さんのことは無視してあいさつもせず、病室を去っていきました。 それからしばらく3人で平和な入院生活を送っていたあおばさん。ある日の深夜、カーテンの向こうに、足音とひそひそ声が聞こえて目が覚めました。すると、美山さんの泣き声も聞こえてきて……!? 堪えるような泣き声を聞いてしまって… 切迫早産で入院してから1カ月半が経ち、あおばさんは妊娠37週に近づいてきました。ある日ロビーで、大きくなったあおばさんのおなかを触り、「ここまでたどり着けるのかな」と小さな声で美山さんが言いました。 それから数日後の深夜。足音と静かな空間に響くひそひそ声で、あおばさんは目が覚めました。そして、看護師さんと思われる人が病室から出ていったあと、美山さんのベッドからカーテン越しに泣き声が聞こえてきました。 あおばさんは、美山さんに話しかけることができず、自分のベッドの周りをうろうろしていると、同部屋の花野さんから連絡が。 花野さんは最初のほうから起きていたようで、美山さんに何があったのかを教えてくれました。 「美山さん、出血したみたい」 そのメッセージを見たあおばさんは、前に美山さんが話してくれたことを思い出しました……。 ◇◇◇ そして、お産にはいろいろな兆候があるようですが、たとえば、少量の出血が見られたら、「おしるし」の可能性があり、数日以内に陣痛が来るかもしれないそうです。妊娠37週に入ったら、いざ出産というときに慌てずにすむよう、心の準備をしておくとよさそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月29日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。あおばさんの入院部屋に、40代の妊婦さんの美山さんが入院してきて、入院部屋はあおばさん、辛田さん、花野さん、美山さんの4人になりました。 辛田さんは退院間近のためか、とてもご機嫌。しかし、なぜか美山さんだけには話を振ることなく、スルー。 そんなある日、辛田さんが売店でおやつを買ってきてくれて、みんなで食べようと声をかけてくれてくれました。しかし、そこでも美山さんはスルー。あおばさんともう1人の同室の花野さんにしかおやつを渡さなかったのです。 「さすがにそりゃないわ」とあおばさんが席を立ち上がろうとすると、美山さんが首を横に振る姿が。 次の日、健診の順番待ちをしているときに、美山さんと話す機会があったあおばさんは、昨日の辛田さんの態度について話します。 すると、「あぁいうタイプはね、相手にしないのが1番いいから」という美山さん。あおばさんは惚れ惚れしてしまいます。 そして、美山さんはある写真を見せてくれたのです。その写真とは……?驚くぐらいの出血量に… 美山さんが見せてくれたのは、体外受精の移植を撮った動画でした。それを見たあおばさんは感動しました。 あおばさんは美山さんに「男の子と女の子どちらが良いとかありますか?」と聞きます。すると、美山さんが入院前のお話をしてくれました。それは、美山さんが入院する前のことでした。ある日、少量の出血があり、美山さんは自宅安静になりました。 そして、ソファで横になって立ち上がろうとしたら水道の蛇口を捻ったの!? というぐらいの大量の出血が! 「あぁ、もうダメだ」と何度も思ったと美山さん。 しかし、おなかの中の赤ちゃんは生きていてくれました。 「だからこの子が元気に生まれてきてくれれば、ただそれだけでいい」 そう、美山さんは言いました。美山さんのその思いに、あおばさんはジーンときてしまいます。 美山さんは、その後、救急車で病院に運ばれ、3週間個室に入院していました。そして、絶対安静が解除された今、あおばさんたちのいる大部屋に移動して来たのです。 健診が終わり部屋に帰ると、ご機嫌に花野さんに話しかける辛田さんの姿が。辛田さんはその後も美山さんをスルーし続け、退院のあいさつさえも、美山さんのことはスルーして病室を去っていきました。 これで、平和な入院生活が送れる。そう思ったあおばさんでしたが、出産後も辛田さんに悩まされることになってしまうのです。 ◇◇◇ あおばさんは美山さんにつらいことを思い出させてしまい、軽率な質問をしてしまったと反省したようです。それに対して、美山さんは今は調子がいいからと前向きな様子でした。しかし、妊娠の経過は人それぞれ違うので、やはり何かを質問するときは、傷つけてしまうことがないように、相手への配慮を忘れないようにしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月28日■前回のあらすじ切迫早産で入院することになり、おなかの張りをおさえる点滴の投与がはじまりました。こんにちは、宝あり子です。■注射嫌いの私が24時間の点滴生活私は注射が嫌いです。注射の針が刺さっていると思うだけでクラクラしてしまいます。妊婦健診でときどき採血があるので、そのたびにヒーヒー言っていました。そんな注射嫌いのわたしが点滴をすることになり…。24時間の点滴生活が始まり、とてもショックでした。ちなみにこの点滴生活でさらに注射嫌いに磨きがかかった私は、「もう点滴生活は送りたくない…」と思っていたのに、乳がん治療で抗がん剤を点滴を始めることになるのは、また数年後のお話…。■点滴「ウテメリン」の副作用さて、そんな注射嫌いな私がウテメリンの点滴を開始して、しばらくすると点滴の副作用が出てきました。身体が熱くて汗が止まらず、パジャマは汗でびしょびしょになりました。さらに動悸も起こり苦しかったです。とはいえ、最初は点滴の副作用なのか分からず、点滴交換にきた看護師さんに聞きました。やはり点滴の副作用でした。看護師さんいわく、しばらくすると身体が慣れて副作用も落ち着くとのことでした。ですが、慣れるどころか手の震えも起こり始めました。この手の震えの副作用は食事のときにお箸が持てなくて困りました。なんとかお箸を持って必死に食べ進めていましたが、手に力を入れようとすると手がつってしまい、結局あまり食事ができませんでした。身体の熱さ、汗、動悸、手の震えといった副作用は、点滴開始から3日ほどたち、ようやく落ち着きました。入院から最初の3日間は副作用もあったし、突然の入院に心が追いつかず特につらかったです。■同意書にサインして残ったモヤモヤ入院初日でまだ頭が混乱している上に点滴の副作用が始まり、つらかったときに入院の手続きに事務の方が部屋にやってきました。そこには入院による部屋使用料、サービス料などで保険適用外の料金が一日ごとに8,000円かかる旨が記載されていました。切迫早産の入院は正期産まで退院できず、長期になることが多いです。私も1ヶ月ほど入院することを考えると高額に感じました。しかし、サインするしか選択肢はないと思ったので、その場でわたしはサインをしてしまいました。結局1ヵ月ちょっと入院して保険適用外の治療なども行い、高額療養費制度を利用しても入院費は約1ヶ月で50万ほどかかりました。切迫早産で入院した友人に話を聞いてもサービス料などはなく、ほかの病院ではこんなに入院費はかからなかったといいます。私は大部屋を希望しており、個室を利用しておらず、通常であれば差額ベッド代はかからなかったはずで、サービス料というのもどんなサービスに料金がかかっているのか分からないままサインをしてしまいました。しっかり確認して納得した上でサインをしなかったことに後悔しました。こうしてわたしの切迫早産入院生活が始まりました。続きます。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年10月28日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。ある日、あおばさんが診察を終えて病室に戻ると、2人きりのときにまったく話しかけてこなかった辛田さんが話しかけてきました。 もう2度と話しかけられないと思っていたあおばさん。びっくりしすぎて普通に会話を続けることができました。 その後も、ときどき話しかけられて部屋の雰囲気が柔らかくなりました。最初は、なぜ突然態度が変わったのかは謎でした。 しかし、辛田さんがご機嫌だった理由はすぐにわかりました。自分の退院の目処がついてきたのです……。 何はともあれ平和に過ごせるのならば、それでいいかと思っていたあおばさん。そのころ、新たに妊婦の美山さんが同部屋に入院してきました。すると、辛田さんはなぜか美山さんに……!?文句言おうとしてくれてありがとう、でもね… あおばさんの病室に、新たに美山さんが加わりました。 辛田さんは退院間近のためか、機嫌が良く、あおばさんとは会話も弾みます。しかし、辛田さんは、美山さんだけには話を振ることなくスルー。 そんなある日、辛田さんが売店でおやつを買ってきてくれて、みんなで食べようと声をかけてくれました。しかし、そこでも美山さんはスルー。あおばさんともう1人の同室の花野さんにしかおやつを渡さなかったのです。 「さすがにそりゃないわ」とあおばさんが席を立ち上がろうとすると、美山さんが首を横に振る姿が。 美山さんは自分の机の引き出しを開けて、マイおやつを食べていました。それを見たあおばさんは、「美山さんかっけぇぇぇ」と感激。 次の日、健診の順番待ちをしているときに、美山さんと話す機会があったあおばさんは、昨日の辛田さんの態度について話します。 すると、「あぁいうタイプはね、相手にしないのが1番いいから」と、さらっと言う美山さん。あおばさんは惚れ惚れしてしまいます。 そして、美山さんはある写真を見せてくれたのです。 ◇◇◇ あおばさんの病室に美山さんという新たなメンバーが加わりました。辛田さんはなぜか美山さんだけを無視。あおばさんのことを無視してみたり、今度は美山さんを無視してみたり……。辛田さんはかなりの気分屋なようですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月27日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。同級生のちぃが退院して、病室に辛田さんと2人きりになったあおばさんは今まで仲良く話していた辛田さんに無視されてしまうように。しかし、新しく妊婦さんが入院してきて、あおばさんたちの病室は3人になりました。 3人になった途端、また話しかけてくるようになった辛田さんを見たあおばさんは、これを機にうまくやっていきましょうということなのかと思い、2人きりのときに辛田さんに話しかけてみました。けれど、プイッと無視されてしまいます。 2人のときは話しかけないでオーラ、しかし3人でいるときは話しかけてくる辛田さんの謎の態度。あおばさんは気持ちの切り替えができず、辛田さんの問いかけに答えることができませんでした。 そのことが、気に触ってしまったのか辛田さんはお怒りモードに。ちょうど辛田さんの旦那さんもお見舞いに来ていた日だったのですが、辛田さんは旦那さんに強く当たっていました。 辛田さんの旦那さんには、申し訳ないと思っていたあおばさんでしたが、辛田さんが嫌がらせをしてきたのだからと、辛田さんを怒らせたことはそこまで気にしていませんでした。 それから数日後のこと。健診で、あおばさんはついに退院できるかもしれないと先生から言われたのです……! 年越しまでに退院したい! 先生に今から検査をして、結果がよかったら退院と言われたあおばさん。しかし、結果はよろしくなく、むしろ点滴が増えてしまい、退院は遠のいてしまいました。 そして、病室に帰ると2人きりなのに辛田さんが話しかけてきました。もう二度と話しかけられないと思っていたので、あおばさんはびっくりしすぎて普通に会話を続けることができました。 その後も、時々話しかけられて部屋の雰囲気が柔らかくなりましたが、なぜ突然態度が変わったのかは最初は謎でした。 しかし、辛田さんがご機嫌だった理由はすぐにわかりました。自分の退院の目処がついてきたのです。 あおばさんは、何はともあれ平和に過ごせるのならば、それでいいかと思っていました。そんな矢先、新たに妊婦さんが入院してやってきました。 ◇◇◇ NSTの検査中に、先生から5分ごとにおなかの張りが起きていると言われたら、びっくりするかもしれませんね。専門家によると、おなかの張りが薬でコントロールできなくなったり、お産が進んできたりした場合は、病院側は出産に向けてスタンバイをするそうです。 そして、入院中はあまり神経質にならず、ゆったりした気分でお産に向けて体調を整えていくことが大切なのだそう。不安なときはかかりつけの医師や助産師さんに確認するなどして、少しでも心穏やかに過ごせるとよいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月26日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。入院部屋が一緒の辛田さんが、隣の部屋の妊婦さんと、自分のことを話しているのを聞いてしまったあおばさん。 自分の夫に対する文句を言われていたので、「自分のことが嫌いなのは仕方ないけれど、夫のことを言われるのはすごく嫌だ」とモヤモヤしてしまいます。 当時、辛田さんのことを夫に話せなかったあおばさんは、お姉さんによく相談していました。すると「部屋を替えてもらったらどう?」とお姉さんから提案がありました。 あおばさんは悩みましたが、個人的な理由で部屋を替えてもらうのは看護師さんに申し訳ないと思ってしまい断念。 「退院するまでの付き合い」 そう思ったら、あおばさんの気持ちはラクになりました。しかし、新しい妊婦さんが同じ部屋に入院すると、何事もなかったかのように、辛田さんは「あおばちゃんっ」と話しかけてきたのです……。折角のクリスマスの夜が… 同室のメンバーが増え、3人になったこれを機にうまくやっていきましょうということなのかと思ったあおばさん。2人きりのときに辛田さんに話しかけてみましたが、プイッと無視されてしまいます。 2人きりのときは話しかけないでオーラを出し、3人でいるときは話しかけてくるという辛田さんの謎の態度。あおばさんは気持ちの切り替えがうまくできません。 さらに、夫を悪く言われたことを思い出し、あるときは辛田さんの問いかけに答えることができませんでした。 そのことが、辛田さんの気に触ってしまったのか、辛田さんはお怒りモードに。そんな今日はクリスマス。辛田さんの旦那さんもお見舞いに来ていたのですが、旦那さんに強く当たっていた様子。 辛田さんの旦那さんには、申し訳ないと思い謝ったいたあおばさんでしたが、実際のところ、辛田さんが怒っていることに対しては、そこまで気にしていませんでした。 数日後、あおばさんは健診を受けました。すると、退院できるかもしれないと病院から言われたのです……! ◇◇◇ あおばさんは、辛田さんに夫のことを悪く言われたことや、無視してくることも相まってうまく感情のコントロールができなかったそうです。無視してきたり、話しかけてきたり、辛田さんのご機嫌をみて相手をするのは至難の技ですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月25日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。切迫早産になり入院することになったあおばさんは、同級生のちぃと辛田さんと同室になりました。3人で話しをしたりしていたのですが、ちぃが退院したとたん、辛田さんの態度が急変。辛田さんはあおばさんのことを無視したり、カーテンを閉められたりしてしまいます……。そしてこの日は、NSTの検査をすることになりましたが、あおばさんは検査室を間違えてしまいました。しかし、検査室の場所を知っていたはずの辛田さんは、間違えているあおばさんを見ても教えてくれなかったのです。 そんなことがあった数日後、あおばさんの友人がお見舞いに来てくれたので、ロビーで話していると辛田さんの姿が。 なんと、辛田さんは隣の病室の妊婦さんに、あおばさんのことを話してたのです……!私の前でわざわざ聞こえるように文句言う…? 辛田さんはそこそこの声の大きさで話していたので、嫌でも会話が聞こえてきてしまいました。 「同室の子の旦那さん、いつも来るけど暇なのかなぁ?」「うちの旦那は忙しいからあんまり来れなくて、もう少し気つかえって感じ」 夫に対する、愚痴を聞いたあおばさんは、「自分のことが嫌いなのは仕方ないけれど、夫のことを言われるのはすごく嫌だ」とモヤモヤしてしまいます。 当時、辛田さんのことを夫に話せなかったあおばさんは、お姉さんによく相談していました。すると、お姉さんから「部屋を替えてもらったらどう?」と提案が。 あおばさんは、自分の個人的な理由で部屋を替えてもらうのは看護師さんに申し訳ないと思ってしまいます。 そして「辛田さんは、あと1カ月くらいで退院するし、割りきって我慢しよう!」という結論に落ち着いたのです。 「退院するまでの付き合い」 そう思ったら、あおばさんの気持ちはラクになりました。しかし、2人の入院部屋に新しい妊婦さんが来た途端、何事もなかったように、辛田さんは明るくあおばさんに話しかけてきたのです……。「あおばちゃんっ」と……。 しれっとした辛田さんの態度に、話しかけるのやめてと思ってしまったあおばさんでした。 ◇◇◇ あおばさんの旦那さんが、忙しい中、あおばさんのお見舞いに来ていることが気にいらない様子の辛田さん。あおばさんの旦那さんは、仕事をしながら、赤ちゃんグッズを買いに行くだけでなく、赤ちゃんをいつでも迎えられるよう部屋の掃除をしているそうです。 さらに、あおばさんが寂しくないようにと、甘いものを持ってお見舞いに来てくれます。旦那さんのことを悪く言われてしまったら、あおばさんも嫌な気持ちになってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月24日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。同級生のちぃから「もうすぐ退院できるかも」という話を聞かされていた、あおばさんと辛田さん。予定通り、ちぃは退院しました。 ちぃが退院したその日は、辛田さんと普通に会話をしていたあおばさん。しかし、次の日になると辛田さんの態度に変化が……。 朝、あおばさんがあいさつをすると、辛田さんは振り向かずに、小声であいさつを返すのみだったのです。その日はあまり話すことなく1日を過ごしました。 さらに次の日、あおばさんは「おはようございます」と辛田さんにあいさつをしました。すると辛田さんに、カーテンをシャッと閉められあいさつを無視されてしまったのです。 こんな態度をとられるような心当たりもなく、混乱するあおばさんですが、さらに悶々とする出来事が起こって……!? な、なんでカーテン閉られちゃったの…? カーテンを閉められたあおばさんは、「何か嫌なこと言っちゃったかな」「無意識に変なことしちゃった!?」などと頭の中でぐるぐる考えてしまいます。 そして、「心当たりがないのに謝るのは違うな」と思い、悩んでいました。すると、あおばさんは看護師さんに呼ばれてNSTの検査室へ行くことになりました。 しかし、NSTの検査室はすべての階にあるため、場所がわかりません。ナースステーションに行ったのですが、誰もいなくて聞けませんでした。 あおばさんは、普通に考えたら病室と同じ階のNST室だろうと、同じ階のNST室前の椅子に座って待っていました。すると、あおばさんの目の前を辛田さんが素通り。 それを見て、あおばさんはここのNST室ではないのかもしれないと思いましたが、そのまま15分ほど待ってみました。 しかし、15分経っても誰も来なかったので、あおばさんは2階のNST室へ移動してみました。すると、「なかなか来ないから心配していた」と看護師さんに言われてしまいます。 辛田さんは先にNST検査を受けている様子。 「教えてくれても良くね? そんなに私と話すの嫌なん?」 とあおばさんは悶々としてしまいます。 数日後、あおばさんの友人がお見舞いに来てくれたので、ロビーで話していました。すると、隣の病室の妊婦さんと話をしている辛田さんの姿が。 「同じ部屋の子がさぁ……」 なんと、辛田さんは隣の病室の妊婦さんと、あおばさんのことを話しているようなのです。 ◇◇◇ どの階にもNSTの検査室があるので、どこの検査室かわからず困っていたあおばさん。病室と同じ階にある検査室だろうと予想して、椅子に座って名前を呼ばれるのを待っていました。しかし、辛田さんはそこを素通りして別の検査室へ。間違っている検査室で待っているのに気がついていたのならば、教えてほしかったと思ってしまいますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月23日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。切迫早産で入院することになり、あおばさんと同室になったのは、中学のときの同級生ちぃと辛田さん。 あおばさんが辛田さんに対して最初に違和感を覚えたのは、3人で年齢について話していたとき。何歳かと辛田さんに聞かれて、あおばさんは「ちぃと同級生なので、33歳です」答えました。すると辛田さんは、 「あ〜同級生だっけ?いやー、なんていうか……大人っぽいっというかぁ。なんかごめんね?」 と言ってきたのです。あおばさんは「よく言われます」と苦笑いするしかありませんでした。 しかし、そんな出来事があったものの、その後は3人で楽しく過ごしていました。 そんなある日、ちぃの退院が決まったのです。「もうすぐ退院できるかも」という話は聞いていたのですが、突然のことでした。 ちぃの退院は、あおばさんの平穏な入院生活に終わりを告げたのでした……。同室の友だちが退院したらまさかの… 予定通り、同級生のちぃは退院しました。その日は辛田さんと普通に会話をしていたあおばさんでしたが、次の日になると辛田さんの態度に変化が……。 朝、あおばさんがあいさつをすると、辛田さんは振り向かずに、小声であいさつを返すのみだったのです。ほとんど会話をすることがなく1日を過ごしました。 さらに次の日、「おはようございます」と辛田さんにあいさつをしたあおばさん。なんとカーテンをシャッと閉められ、あいさつを無視されてしまったのです。 ◇◇◇ ちぃさんが退院したことで、あおばさんは辛田さんと2人きりに。ちぃさんが退院した日はいつも通りに辛田さんと「早く退院したいねー」などと会話していたあおばさん。しかし、翌日から、辛田さんの態度に変化が……。翌々日には、カーテンをシャッと目の前で閉められ、あいさつも無視されてしまいました。理由がわからないのに無視されてしまい、あおばさんもどうしていいのかわからなくなってしまいますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年10月22日4人の子を出産しましたが、4人目は切迫早産で2カ月間の入院など、それぞれの妊娠・出産で大変な出来事がありました。つらくて大変だったエピソードの中でも最も衝撃的だったことは、まさかのあのつらさでした……! 妊娠中の大変だった出来事現在、4人目が生まれて3カ月になります。これまで4人の子どもたちを妊娠・出産しましたが、出産前後にはそれぞれ違った大変な出来事がありました。第1子の長男の妊娠時はとにかくつわりがつらく、当時の体重から5kg以上痩せました。分娩時は痛みで意識を失いかけ、吸引分娩に。出産後は翌日からの母子同室を数日間、拒否するほどのお股の激痛で何もできませんでした。「一生このまま走ることは無理だ」と、思ったほどでした。 第3子の長女のときは、夕飯のときに陣痛が来ました。夫は仕事で家におらず、徐々に強くなる痛みの中、しっかり子どもたちに夕飯を食べさせて、後片付けをしました。そして、事前に登録しておいた陣痛タクシーを呼び、長男、次男を連れて入院バックを抱えてタクシーに乗りました。病院までお願いすると、事前登録をしておいた陣痛タクシーでしたが、運転手さんは病院の場所を知りませんでした。激痛の中、道案内しながら病院まで行くことに……。 第4子の三男のときは、妊娠・出産に慣れ、余裕を感じていました。しかし、3人の子育てをしながら妊娠28週で妊婦健診に行くと、まさかの切迫早産との診断! そのまま緊急入院となったのです! 子ども3人のお世話は義母と夫にお願いしました。コロナ禍でお見舞い不可の時期だったため、誰にも会えず寝たきりの生活を2カ月間過ごすことに。長女の入園式にも出席できず、つらい日々でした。 最も衝撃的だったのは…それぞれ大変な経験をしましたが、4人の中でも最も衝撃的だったのが、第2子の次男の妊娠時! 1人目から年が離れての2人目の妊娠でした。第1子のときと違い、仕事をしていなかったこともあり気持ちに余裕がありました。つわりに対しても「いずれ必ずよくなる」と前向きに過ごしていました。 しかし、妊娠6カ月を過ぎたころから、体のあちらこちらが痒くなり、いつの間にか、頭皮から足首まで全身、蚊に刺されたような痒みと発疹が! アレルギーの飲み薬や塗り薬なども処方してもらいましたが、まったく効果がなく……。妊娠性痒疹かもしれないということでした。朝から晩まで痒みがおさまることはなく、唯一効果のあったのは氷まくらでした。身体中、冷やすことで痒みを抑えられました。 本当に妊娠はそれぞれ違う…冬場は痒みと、寒さに耐え、掻きむしって全身血だらけになりながら、産後2カ月間ごろまで過ごしました。まさか6カ月間も、毎日全身、蚊に刺されたような痒みが続くとは……。4人の出産を経験した中で1番つらくて、こんなことがあるんだと感じた衝撃的な出来事でした! 第2子に起こった体の変化は、他の3人の子どもたちの妊娠時にはまったくなかったものでした。妊娠、出産は人それぞれ違うと言いますが、同じ母親でも体の変化が違うものなのだと、はっきりと証明できた出来事でした。 関連記事:「た、助けて!」産院を退院し、夢に見た家族3人暮らしの始まり…と思った矢先、股から大量の出血が! 関連記事:「つわりは気のせい」傷つき、毎日つらかった私は妊娠をやめたいと思い自己嫌悪に。そして出産すると… 監修/助産師 REIKO 11歳(小6)、6歳(年長)、4歳(年少)、0歳(生後3ヶ月)の4人を子育て中の専業主婦
2022年10月12日第2子を妊娠中、妊娠32週のとき、出血があり病院を受診すると、切迫早産の診断でそのまま緊急入院することに。結局入院の翌日に出産となり、長男にきちんと事情を話さないまま1週間会えない結果に……。しかし産後に再会したとき、息子の反応は意外なものでした。 まさかの切迫早産の診断で緊急入院第2子妊娠中、健診で問題もなく普段通りの生活をしていた私。妊娠32週のある日、朝トイレに行くと出血がありました。その日は予定があり、息子を地域の一時保育に預けて出かけるつもりでした。午前中に息子を施設に連れて行って、いつも通り「いってらっしゃい! 夕方に迎えにくるね!」と送り出したのです。 病院を受診するか悩んだ私は、予定をキャンセルして念のため診察してもらうことにしました。病院で内診してもらうと切迫早産の診断で、家に帰れずそのまま緊急入院することに! すぐに夫に連絡して息子の引き取りを依頼し、入院に必要な物も持ってきてもらいました。息子にしっかり話ができないまま、入院となってしまいました……。 入院の翌朝に陣痛、そのまま出産入院直後の内診やエコー、血液検査の結果だと「おそらくすぐに出産、ということにはならないと思います。安静にして様子をみて、大丈夫そうなら1週間ほどで退院となります」という医師からの説明でした。 しかし入院翌日の朝、驚くことに陣痛がきてしまいました。結局、その夜に経腟分娩で長女を出産。妊娠32週での出産ということもあり、娘はNICU(新生児集中治療室)に入院することになりました。 息子とは1週間会えず出産後、私は5日間の入院となり、結果的に自宅に戻ったのは緊急入院してから1週間後になりました。その間2回テレビ電話で息子と話したものの、まだ1歳3カ月の息子はスマホの画面の向こうにいるのがママなのか、しっかりは理解できていない様子……。 本来なら計画無痛分娩を予定していたので、「ママはこれから赤ちゃんを産むから1週間帰ってこないよ。お留守番しててね」としっかり息子に話をしてから入院したいと思っていたのに、何も言わずに1週間いなくなったことに罪悪感を覚えました。 退院後に再会したときの息子の反応は入院生活が終わり、いよいよ退院! やっと息子と会える! そう思い自宅に戻り息子に「いきなりいなくなってごめんね! ただいまー!!」と抱きしめても、きょとんとする息子。 特別うれしそうにする様子も、逆にママを忘れてしまったというわけでもなく、一時保育に預けたあとに迎えに行ったときにするいつも通りの反応でした。驚いて喜んでくれるか、突然いなくなったことに怒るかどちらかの反応かなと予想していた私は拍子抜けしてしまいました。 私が不在の間は夫が毎日公園に遊びに連れ出し、慣れない離乳食づくりもしてくれました。息子としては妊娠中で体が重かった私が面倒を見るよりも、楽しい毎日だったのかもしれません。頑張ってくれたパパに感謝です。その後、入院していた娘も無事に退院しました。2人の育児が始まるので息子も娘も寂しい思いをさせないよう、頑張ろうと思います! イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 REIKO著者:森まり子1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。
2022年09月30日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。切迫早産の入院中に欠かせないのが、「おなかの張り止めの点滴と氷枕!」とあおばさんは言います。お風呂はシャワーのみで1週間に1度だけ。 2週間に1度点滴の針の差し替えがありました。 病室ではiPadが1人1台使えて、赤ちゃんのかわいい動画を見て泣いて癒されたり、同じ切迫早産のママのブログを読んだりして過ごすあおばさん。 毎日の健康チェックで、先生に「赤ちゃん元気ですよ」と言われるたびに安心していました。 初対面なのにそんな言い方するの…? あおばさんと同室になったのは、中学のときの同級生ちぃと辛田さん。4人部屋でしたが、1つは空いていました。 辛田さんに対して最初に違和感を感じたのは、3人で歳を話していたとき。何歳か聞かれて、あおばさんが「ちぃと同級生なので、33歳です」答えると、 「あ〜同級生だっけ?」「なんていうか……大人っぽいっていうか」「なんかごめんね?」 と言ってきたのです。 少し違和感を感じましたが、その後は3人で楽しく過ごしていました。 しかし次の日、ちぃの退院が決まったのです。「もうすぐ退院できるかも」という話は聞いていたのですが、突然のことでした。 そして、ちぃがいなくなることで、あおばさんの平穏な入院生活は終わりを告げようとしていました。 ◇◇◇ 辛田さんは、ちぃに対して「33歳に見えないよ〜かわいいもんね」と言いましたが、あおばさんには軽い嫌味を言ってきました。このときに、あおばさんは初めて違和感を覚えたよう。なにげないひと言でも人によっては傷ついてしまうこともあるので、言い方には気をつけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年09月29日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。妊娠32週の妊婦健診の日に「絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようえん)」と診断されたあおばさん。 「今すぐ入院してもらう」と先生に言われてしまい、車椅子で病室に案内されると、中学2年生のときに同じクラスだったちぃがいました。 そして問題だったのが、同室となるもう1人。辛田さんという人だったのです……。 切迫早産の入院生活についてご紹介 今回のお話はあおばさんの入院生活について。 まず切迫早産の入院中に欠かせないのが、「お腹の張り止めの点滴と氷枕!」とあおばさんは言います。お風呂はシャワーのみで1週間に1度だけ。2週間に1度点滴の針の差し替えがありました。 病室ではiPadが1人1台使えて、赤ちゃんのかわいい動画を見て泣いて癒されたり、同じ切迫早産のママのブログを読んだりして過ごすあおばさん。 毎日の健康チェックで、先生に「赤ちゃん元気ですよ」と言われるたびに安心していました。 そして、入院中は外出ができないので、病院で出るごはんが楽しみだったのです。 ◇◇◇ あおばさんの場合、切迫早産の入院生活では点滴が必要だったよう。どこに行くにも点滴をつけて生活しなければならなく大変だった様子。しかし、赤ちゃんの心拍を毎日聞くことができてうれしかったようです。みなさんは出産前に入院したことがありますか? したことがある方は、どんなときが1番大変でしたか? 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年09月28日■前回のあらすじ病院で切迫早産と診断され、入院の準備をする暇なく緊急入院になり…。こんにちは、宝あり子です。突然、入院することになりパニック。まずは入院することになったことを主人に伝えようと思いました。■自分の置かれた状況がまだ理解できていなかったそこで看護師さんに「家族に入院になったことを電話をしたい」とお願いしました。すると…。「病室でメールやメッセージアプリで連絡してください」と言われて驚きました。・電話もできない・病室まで歩くこともできない緊急入院と言われましたが、自分の状況がまだ完全には理解できておらず、これほどの事態とは思っていませんでした。車いすで病室につくと、すぐにベッドに横になりました。そして、病院へ到着したときにおこなったNST(ノンストレステスト)を再び行うため、おなかにセンサーをつけて赤ちゃんの心拍数と子宮収縮回数の確認が始まりました。同時にウテメリンという、おなかの張りを抑える点滴の投与が始まりました。 ■徐々に増えていく点滴の量こうしておなかの張りを確認しながら、点滴の量が増えていきました。その量に不安になりながらも、その間にわたしは主人に連絡。着替えや飲み物など入院グッズをお願いしました。点滴投与からしばらくして、ようやくおなかの張りがおさまりました。このときの点滴の量は【2A35】でした。この量は私が退院する日まで減ることはありませんでした。おなかの張りも落ち着き、しばらくすると主人が病室へ来ました。ここで心配だったのが、長女のこと。当時1歳だった長女。この頃はまだ保育園にも通っておらず、私が自宅で育児をしていました。私が入院中の間、誰が面倒を見るのか…。主人が有休を取れたとしても数日。私の両親はこの時期ドタバタしており、何週間も長女の面倒をみることは難しい。主人の両親は遠方。悩んだ末、主人の実家に連絡しました。その結果、遠方に住んでいる義母がしばらくの間、こちらに来て滞在してくれることになりました。続きます。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月28日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。この日は32週の妊婦健診の日。先生に内診してもらうと子宮頸管(しきゅうけいかん)が1.7cmとわかりました。 それをみたあおばさんは「子宮頸管って4cmくらいないとダメじゃなかった?」と驚いてしまい……? 子宮頸管が短い理由とは…? 内診が終わり、診察室に呼ばれたあおばさん。先生によると子宮頸管が短くなってしまった理由がわかったというのです。それは「絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようえん)」です。 あおばさんの場合は、赤ちゃんも元気で問題とのこと。しかし、「今すぐ入院してもらう」と先生に言われてしまいます。一度家に帰ることもできず、健診後そのまま入院することに。 車椅子で病室に案内されると、中学2年生のときに同じクラスだったちぃがいました。 そして問題だったのが、同室となるもう1人。辛田さんという人だったのです……。 ◇◇◇ 子宮頸管が短くなってしまっていた理由は、「絨毛膜羊膜炎」。流・早産の原因となるほとんどの絨毛膜羊膜炎は、腟内や子宮頸管内の病原微生物が上行性に感染した結果だと言われており、子宮頸管熟化(子宮口が柔らかくなる)や破水、子宮収縮につながりやすく、さらに進むと子宮口が開大し、流・早産へと至るおそれがあるそうです。 「今すぐ入院してください」と言われて焦っていたあおばさんでしたが、入院準備を早めにしていたので、夫に荷物を持ってきてもらうだけで済んでよかったですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年09月27日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになりました。病室に案内されると、そこには中学のときに同じクラスだった友人と初対面の辛田さんが。最初とてもフレンドリーだったのですが、友人が退院して次の日から辛田さんの態度が変わってしまって……?あおばさんが妊娠8カ月のときのお話です。そのとき産休まであと3週間をきっていました。仕事の引き継ぎでバタバタしていましたが、体調に問題はなし。 しかし、そう思っていた2週間後、まさか自分が入院することになるなんてあおばさんは思ってもいなかったのです……。 上の子を妊娠中に切迫早産になった話 この日は、妊娠32週の妊婦健診の日。先生に内診してもらうと「赤ちゃん下がってきているなぁ」「あぁ!? アカンこれ」と先生の声が聞こえてきてあおばさんは不安に……。そして内診室のモニターを見ると、子宮頸管(しきゅうけいかん)が1.7cmと書いてあります。 それをみて「子宮頸管って4cmくらいないとダメじゃなかったっけ?」とあおばさん。 看護師さんが「あおばさーん」と声をかけているのも聞こえないくらい驚いてしまいました。 ◇◇◇ 専門家によると、子宮頸管の長さは、平均で3~4cm。3cm以下になると要注意、2.5cm以下になると入院対象となるようです。あおばさんは、子宮頸管が1.7cmと書いてあるモニターを見てビックリ! 驚きすぎて口もあんぐり開いてしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年09月26日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。妊娠26週に切迫早産で突然入院になってしまい、赤ちゃんのために揃えておきたい物がまだほとんど買えていませんでした。必要な物は、ネットで購入することに……。私も夫もベビーカーやチャイルドシートは高い買い物なので、最後まで悩んでいました。そんなときに夫から提案されたことを受け入れ、後悔した話をしたいと思います。夫からの提案わが家は車を所有していたのですが、主に夫が使用しています。産後の外出は抱っこひもかベビーカーになるため、チャイルドシートと一緒に最後までベビーカー選びに悩んでいました。私はベッドに横になりながら、ネットでひたすら検索の日々……。そんなときに夫が1枚のチラシを持ち、私の病室へやってきたのです。それはチャイルドシートをベビーカーに取り付けてそのまま移動ができる「トラベルシステム」というものでした。 悩んだ末に「トラベルシステム」ならチャイルドシートとベビーカーが一緒になっているし、チャイルドシートに赤ちゃんを乗せたまま移動できるのは便利だと思ったようで、とてもうれしそうに私に説明してくれました。私は正直、ベビーカーを使うのは主に私なのだから、私に選ばせてほしいという考えで……。 でも、私が入院していて、一緒にお店に見に行けないのが悪い、夫は私のために調べてきてくれたのに否定してはいけないと思い、夫の提案してきたトラベルシステムのベビーカーとチャイルドシートを購入しました。 実際に使い始めて…元気な男の子を出産し、赤ちゃんとの生活がスタート。購入したチャイルドシートもベビーカーも、はじめは車移動が多く大活躍でした。しかし、少しずつ私と赤ちゃんの2人で外出することが増えてくると不便な点が……。 チャイルドシートを取り付けた状態ではベビーカーが折り畳めず、かといってチャイルドシートを取り外すと対面式にできず背面式ベビーカーになってしまうため、赤ちゃんは私の顔が見えずに泣き出してしまい、結局抱っこに。どんどん大きくなる赤ちゃんを抱っこするのは、本当に大変で……。焦らずに赤ちゃんが生まれてから、じっくり自分の買いたいベビーカーを選べばよかったと後悔しています。 夫が提案してくれた「トラベルシステム」は、チャイルドシートで赤ちゃんが眠っていてもそのままベビーカー移動ができて運べるので、普段車移動の人にとってはとても便利なものだと思います。しかし、私自身は普段車を使用しないこともあり、赤ちゃんとの生活がどのようなものになるかをもう少し想像してから購入すればよかったと思います。 監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2022年09月09日私の娘は可愛くない
パパン奮闘記 ~娘が嫁にいくまでは~
あり子のワーママ奮闘記