ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。息子が生まれてから、優先順位は息子が一番になりましたし、気持ちにも変化がありました。子育てして変わったことは、とても多いと思います。そんな中でも今回は、私自身の服装の変化について書きます。■明るい服が好きだった20代の頃は、意識して明るい色の服を着るようにしていました。明るい色の服を着ていると、気持ちが明るくなるような気もしましたし、明るい色やキラキラした物が大好きだったのです。介護の仕事を始めたとき、服装はズボン以外は自由だったので、いろいろな服を着ていました。ただ、仕事に明るい色はあまり良くないんじゃないかと思い、控えていたのですが…。たまたま、明るい色の服を着ていた日、利用者さんが服に反応してくれました。私が働いていたのは、認知症の方を対象とした施設で、普段はあまり言葉を発さない方もいらしたのですが、その方は、私が花柄のエプロンをつけていたときに、笑顔で「満開だねぇ」と言ってくださって、それがとてもうれしかったんですね。利用者さんの刺激にもなるような気がして、家でも職場でも、ますます明るい色を身につけるようになりました。仕事を辞めて、夫のおばあちゃんの介護を始めたときも…。私は明るい色の服を着ていました。認知症のおばあちゃんは、私の顔も名前も、覚えられなかったと思います。それでも、何となく頭の片隅に“明るい色の服を着たあの子”という印象が残ればいいな…そんな風に思っていました。時はたち、息子が生まれ、幼稚園へ通うことになりました。そこで、私はふと気づくのです…。 ■周りのママさんの服装に合わせた私が息子と幼稚園へ行く機会が増えると、自然と周りのママさんに目がいきました。私は、ずっと明るい色の服を好んで着ていましたが、私だけが違うジャンルで、浮いているように思えたのです。それからは、徐々に落ち着いた色の服を買うようになりました。現在、息子は小学生ですが、学校へ行くときは特に意識して、落ち着いた色の服を選んで着ています。明るい色の服も、キラキラした物も、今でも大好きなので、きっと息子の学校へ行く機会がなくなれば、そういう服がまた増えていくかもしれないな、と思います。ちなみに…。外に着て行くことがないパジャマなどはピンクが多いです。寝るときはピンクを着ていると落ち着くんですよね。ということで、子育てして変わった服装の変化について書きました。私は息子の学校などへ行く際、落ち着いた色の服を着ている方が安心感があるので着ていますが、誰がどんな服を着ようが個人の自由だと思っています。派手な格好をしているママさんを見るとカッコイイ! と思いますし、明るい色の服を着ているママさんを見るとステキだな、と思います。人の目を気にせずにいられるなら、好きな服を着るのが一番いいですね。
2023年11月26日保育士の中田馨さんが、子どもの秋冬の服装での注意点について教えてくれました。今の時期は朝晩で寒暖差もありどんな服装にするのかも迷いますよね。また、おしゃれな服もたくさんありますが、実は子どもに着せるには注意の必要な服装もあるようです。子どもの月齢や活動の幅に合わせて服装選びのポイントをご紹介しているのでぜひ、確認してみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。10月になり、秋の空が広がるようになってきました。朝夕は涼しく、日中が暖かい日もあるので、子どもに限らず大人も着る服に悩んでしまうこともあると思います。 そこで今回は、秋冬の子どもの服装で気をつけたいことをお話しします。 0歳児に気をつけたい服装足先までカバーされたロンパース冬本番になると気をつけたい服装の一つが、足先までカバーされたタイプのロンパースです。寒い冬ですので、足の先までカバーされていたら保温性があって安心です。しかし、お部屋で活動するときは足先のカバーのないタイプの服を選んでください。なぜなら、ハイハイするときに床を蹴りにくかったりして、活動の幅を制限してしまう可能性があるからです。また、つかまり立ちする場合、滑りやすいことはもちろんのこと、足先部分を反対の足で踏んづけて、転倒することもあります。 着せすぎに注意特に0歳児の場合、外に行くときにベビーカーや抱っこひもで移動することも多いでしょう。その際、寒いだろうとたくさん服を着せていると汗をかくこともあります。寒い外にいたとしても、時折赤ちゃんの背中に手を入れて、汗をかいていないかのチェックが必要です。 歩くようになったら気をつけたい服装【ズボン編】1歳前後になり、歩くようになったら活動の幅が広がってきますね。その際に気をつけたいのが【ズボンの素材】です。夏は短パンだったのが、秋冬になると長ズボンを履く機会も増えてきます。特に公園などお外で思いっきり遊ぶときは、伸縮性のあるやわらかいズボンを履かせると、活動しやすいでしょう。私の経験では、デニム生地のズボンは伸縮性が少ないので動きにくいものです。転ぶことも多いように思います。 まだ私の息子が幼児のころ、スリムな赤いズボンがかっこよくて購入したことがあります。私はウキウキで買ったそのズボン、息子は「キツイ」と言ってほぼ履いてくれませんでした。購入時はかっこよさだけでなく、履きやすさも大切なんだと印象に残った出来事でした。 歩くようになったら気をつけたい服装【上着編】秋冬になると、服の上に1枚羽織ることも増えてきますね。その際に気をつけたいのが、フードや装飾の多いものです。保育園に通っている方は、保育園では【フード付きはダメ】と言われているのではないでしょうか? これはジャンパーだけでなくトレーナーも同じです。その理由は、お友達と外遊びするとき、あそびの中でお友達が思わずフードを引っ張ってしまったり、フードが遊具などに引っかかる危険性があるからです。フードを引っ張られたら? そう、後ろに転んでしまいますね。また、滑り台を滑る時などに、遊具に引っ掛かる可能性もあります。 特に活発にあそび始めるころからは、気温や子どもの活動に合わせて脱いだり着たりしやすくて、子どもが安全に活動できるシンプルなデザインの上着を選ぶと安心かもしれません。 歩くようになったら気をつけたい服装【肌着編】夏はTシャツ1枚で過ごすこともあったと思いますが、涼しくなると肌着を1枚着ることも増えてきます。ここで気をつけたいのが、中に着せすぎないことです。秋になると保育園で毎年お一人はいらっしゃるのが、朝涼しかったので【肌着+Tシャツ+Tシャツ(長Tシャツ)】を着せて登園する子。トイレ(オムツ替え)のときに気づいて、「あれ? 何枚着てるの?」と思うことがあります。 朝一番に涼しいときは、普段よりも1枚多めに羽織るのはよいのですが、日中になると気温も上がってきますし、子どもも活動時間になります。厚着した状態で外遊びなどすることで汗をかいてしまい、あせもなどの肌トラブルに繋がったり、汗で体が冷えてしまうことなどもあるので着せすぎには注意しましょう。 また、冬になると長そでの肌着を着せることもあると思いますが、体を動かして活動するときは汗をかきやすいものです。半そでの肌着+長そでの服でも十分な日もありますので、天候とお子さんの様子を見ながら、活動しやすい肌着に調整してあげましょう。 私もそうだったのですが、お子さんのお洋服選びは、親にとって楽しみの一つですね。かわいい(かっこいい)デザインも大切ですが、そこに動きやすさと言う視点もプラスして、選んでみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年10月20日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが乳幼児の秋の服装について教えてくれました。朝晩と日中で気温差が変化しやすい秋は、乳幼児の服装もどんなものにしたらよいのか悩んでしまうもの。ぜひ参考にしてくださいね。秋になって涼しくなってきましたが、まだまだ日中は暑いときもあり、赤ちゃんの服装は悩んでしまいますよね。そこで今回は秋の赤ちゃんの服装についてお話ししていきます。 秋の外出先での日中の服装秋になっても、日中は夏のように暑い日もあり、半袖など夏の格好で出かけることもあるかと思います。しかし、日陰や屋内などは気温が低くなっていたり、日が落ちてくると気温が下がり、冷えてしまうことがあります。 日中汗をかいた場合は、気温の寒暖差で身体を冷やしてしまうかもしれません。秋のお出かけは、半袖の上に着る、カーディガンや長袖のシャツを持っていくようにし、汗をかいたとき用の着替えなども用意しておくようにしましょう。足元は、靴下やレッグウォーマーで調整するのも便利です。 朝は寒かったから…夕方寒くなるかも…と着させすぎなことも朝方に、気温が低いと厚着をして出かけがちです。日中気温が高くなると、暑くなって汗をかいてしまうこともあります。秋のお出かけは、半袖+カーディガンなどの薄手の上着を重ね着することがポイントです。重ね着は、服の間で空気の層ができて暖かくなります。足元も、脱ぎ着しやすい靴下やレッグウォーマーなどで調整するようにしましょう。 また、抱っこ紐の場合はママと密着している分、暑くなりがちです。出かけるときに、抱っこ紐なのかベビーカーなのかによっても服装は変わってきますので、注意しましょう。ベビーカーの場合は、おくるみなどの掛け物で調整できます。 室内での服装は?秋になり気温が下がってきても、雨などで湿気が高いと体感は暑く感じます。室内で過ごす場合は、スウェットなどの長袖を着せるのではなく、日中は半袖など夏の格好で過ごしても良いでしょう。 秋は1日で気温が変動するので、大人の体感温度を参考にして、必要な場合にはカーディガンなどの羽織を追加していきましょう。しかし、乳幼児は平熱が高めで、授乳時などには体温が上がります。さらに、ハイハイしたり歩いたりと動きが活発な月齢では、大人の体感よりも暑くなっていることがあります。頭や背中、発汗の有無をみながら調整してくのが良いでしょう。 まとめどの服装をさせたら良いか、秋は悩みますよね。薄手のものを重ね着して、気温やお子さんの様子を見ながら調整してみましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年09月18日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夏の赤ちゃんの服装について教えてくれました。これって薄着?着させすぎなの?と暑い夏場の赤ちゃんの服装選びに迷ってしまうママ必見です!夏の暑い季節、赤ちゃんの服装についての相談がママたちから多く寄せられます。薄着にしていると、祖父母より「そんなに薄着させて……」と注意されたというママも多いです。そこで今回は、赤ちゃんの夏の服装のポイントをお話しします。 夏の部屋着、肌着一枚でOK?夏の暑い時期は、短肌着か長肌着、コンビ肌着一枚で十分です。暑い時期は、紙オムツは蒸れてかなり熱がこもります。新生児や月齢が低い赤ちゃんは、身体の部分を紙おむつが大きく覆っていることになるので洋服は薄着で過ごすようにしましょう。 しかし、夏はエアコン使用していると寒くなってしまう場合もあります。室温が下がりすぎないようにしたり、新生児や月齢が浅い時期はバスタオルやガーゼお包みなどをかけたり包んで調整しましょう。活動が増えてくる月齢になったら、薄手のレッグウォーマーなどで太ももや足部分をカバーしましょう。 肌着は綿素材がおすすめですが、その他にもメッシュ素材などもおすすめです。赤ちゃんが暑がるかな?と思い、ついつい袖なしタイプの肌着を選びがちですが、脇の汗を吸収するために、肌着は袖があるものを選ぶようにしましょう。また、背中の汗を吸収するための背当てガーゼや普通のガーゼを入れておくと、ガーゼを引き抜くだけで肌がサラサラな状態で過ごすことができますよ。 スタイは蒸れに要注意ヨダレが出る時期には、襟元が濡れて着替えが増えてしまうこともあり、スタイを使用すると便利です。しかし、暑い時期のスタイの使用はよだれや汗で雑菌が発生しやすくなったり、首元が蒸れて暑くなりやすくなります。首や胸元の汗疹などの原因になることもあるんです。 小さめのタオル素材のスタイにしたり、こまめに交換するなどの対策を行い、気をつけていきましょう。 抱っこ移動の場合の服装抱っこ紐での外出は、ママと接しているお腹や胸部分は汗びっしょりになってしまうことも。抱っこ紐の布の部分もかなり熱がこもります。夏用のメッシュ素材などのものもあるので、汗っかきの赤ちゃんやママ・パパの場合は検討しても良いかもしれません。背当ての部分にポケットなどある場合は、アイスノンなどを入れるのもおすすめです。 また、赤ちゃんと接する部分にガーゼハンカチや薄手のハンカチタオルなどを入れておくと汗を吸ってくれて抱っこ紐から下ろした後も快適です。 外出時の服装は薄着にすることがポイントですが、汗を吸ってもらうためにも肌着は着せるようにしましょう。抱っこ紐から出ている足は、建物内など空調が強くきいていて肌寒い場合は、ガーゼのおくるみやレッグォーマーなどでカバーしましょう。 まとめ夏は服装によっては暑くなりすぎて、汗をたくさんかいてしまい、汗疹やかぶれなどの肌トラブルの原因となることもあります。ポイントを押さえて、快適に過ごせると良いですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年06月22日保育士の中田馨さんが、子どもの春の服装について教えてくれました。春は日中は暖かいですが朝夕は冷え込むことも多く、子どもの服装に悩んでしまうという親御さんも多いですよね。春の服装の注意点についてもお伝えしているので、ぜひ確認しておきましょう!こんにちは!保育士の中田馨です。今年の春は各地で桜の開花が早く、いつもより春の訪れを早く感じましたね。春は衣替えの季節でもありますが、朝夕と昼間の気温差が大きいので大人も「難しいな」と感じるのではないでしょうか? 今回は、子どもにとって過ごしやすい服装と気をつけたい春の服装についてお話しします。 子どもは大人より体温が高め皆さんもよくご存じだと思いますが、子どもは大人よりも体温が高めです。私の保育所では朝昼夕と1日に3回、子どもたちの体温を測るのですが、平均的に36.6~37.4くらいが多いです。ですので、同じような服装をしていて大人が「心地よいな」と感じていても、子どもは汗をかいている、なんてこともあります。また、子どもは大人以上に何かしらせっせと動いて汗をかく場合もあります。朝夕と昼間の寒暖差の大きい春などは特に、「大人は快適だから、大丈夫だろう」と油断しがちです。時々、子どもの首や背中辺りを触って汗をかいていないか?体がほてってきていないか?を確認するとよいでしょう。体がほてっていると感じたら、上着を脱がせたり、汗をかいている場合は着替えをするなど、その時の状況によって対応してあげましょう。 防寒インナーは一日の気温を確認して着せて春の朝夕は、ブルっと体が震えるくらいの寒さを感じることが多いと思います。朝起きたときに「寒いな」と感じ、機能性肌着などの防寒インナーを着せることもあるかと思います。しかし、春は昼間になると半そででもよいくらいの暖かさになることも。お出かけした時に、子どもが「機能性肌着+長そで」の服装でお出かけをしていて、いつの間にか汗だくになっていた!なんて経験をしたことのあるママもいることでしょう。機能性肌着と呼ばれるような高機能の防寒インナーは、化学繊維素材で作られているため吸湿発熱性が強く、新陳代謝の盛んな子どもが着ると体温調節機能がうまく働かなかったり、肌の水分が失われやすく肌荒れや乾燥の原因に繋がってしまうこともあります。また、着替えさせたくても、外出先ではすぐに服を着がえさせることが難しい場合もあるでしょう。ですので、もし朝に「寒い」と感じても「日中は暑くなります」という天気予報だった場合には、高機能の防寒インナーはやめておき、長そでの上に薄手の上着を羽織ると簡単に脱ぎ着できるので、服装の調節もしやすくおすすめです。また、汗をかきやすい季節には、肌着は吸水性の良い綿の肌着を着せるのがよいでしょう。 子どもの行動を想像した服装選びを子どもの服選びがテーマの際、何度かお話したことがあるのですが、子どもの服を選ぶ時には「子どもの行動を想像して安全な服を選ぶ」ということも重要です。子どもは、走ったり、跳んだり、登ったり、下りたり…と、とっても活発に動いています。例えば、サイズが大きな服を着ていた場合、袖から手が出ずに遊具につかまり損ねたりもしますし、逆にサイズが小さなズボンを履いていると、可動域が狭く動きにくくこける原因になることも。フードやひもがついている上着は、遊具やドアノブに引っ掛かり転倒したり窒息することもあります。服のデザインは服選びでもちろん大切なことですが、プラスして、ご自身のお子さんの普段の行動を考えつつ服選びができると更に安全に子育てができますね! 朝夕と昼間の気温差を大人が感じたときは、子どもも感じています。自分ではまだ「寒い」「暑い」を訴えられない乳幼児ですので、周りの大人が気にかけてあげたいですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年04月12日保育士の中田馨さんが、子どもの秋冬の服装での注意点について教えてくれました。今の時期は朝晩で寒暖差もありどんな服装にするのかも迷いますよね。また、おしゃれな服もたくさんありますが、実は子どもに着せるには注意の必要な服装もあるようです。子どもの月齢や活動の幅に合わせて服装選びのポイントをご紹介しているのでぜひ、確認してみてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。10月になり、秋の空が広がるようになってきました。朝夕は涼しく、日中が暖かい日もあるので、子どもに限らず大人も着る服に悩んでしまうこともあると思います。 そこで今回は、秋冬の子どもの服装で気をつけたいことをお話しします。 0歳児に気をつけたい服装足先までカバーされたロンパース冬本番になると気をつけたい服装の一つが、足先までカバーされたタイプのロンパースです。寒い冬ですので、足の先までカバーされていたら保温性があって安心です。しかし、お部屋で活動するときは足先のカバーのないタイプの服を選んでください。なぜなら、ハイハイするときに床を蹴りにくかったりして、活動の幅を制限してしまう可能性があるからです。また、つかまり立ちする場合、滑りやすいことはもちろんのこと、足先部分を反対の足で踏んづけて、転倒することもあります。 着せすぎに注意特に0歳児の場合、外に行くときにベビーカーや抱っこひもで移動することも多いでしょう。その際、寒いだろうとたくさん服を着せていると汗をかくこともあります。寒い外にいたとしても、時折赤ちゃんの背中に手を入れて、汗をかいていないかのチェックが必要です。 歩くようになったら気をつけたい服装【ズボン編】1歳前後になり、歩くようになったら活動の幅が広がってきますね。その際に気をつけたいのが【ズボンの素材】です。夏は短パンだったのが、秋冬になると長ズボンを履く機会も増えてきます。特に公園などお外で思いっきり遊ぶときは、伸縮性のあるやわらかいズボンを履かせると、活動しやすいでしょう。私の経験では、デニム生地のズボンは伸縮性が少ないので動きにくいものです。転ぶことも多いように思います。 まだ私の息子が幼児のころ、スリムな赤いズボンがかっこよくて購入したことがあります。私はウキウキで買ったそのズボン、息子は「キツイ」と言ってほぼ履いてくれませんでした。購入時はかっこよさだけでなく、履きやすさも大切なんだと印象に残った出来事でした。 歩くようになったら気をつけたい服装【上着編】秋冬になると、服の上に1枚羽織ることも増えてきますね。その際に気をつけたいのが、フードや装飾の多いものです。保育園に通っている方は、保育園では【フード付きはダメ】と言われているのではないでしょうか? これはジャンパーだけでなくトレーナーも同じです。その理由は、お友達と外遊びするとき、あそびの中でお友達が思わずフードを引っ張ってしまったり、フードが遊具などに引っかかる危険性があるからです。フードを引っ張られたら? そう、後ろに転んでしまいますね。また、滑り台を滑る時などに、遊具に引っ掛かる可能性もあります。 特に活発にあそび始めるころからは、気温や子どもの活動に合わせて脱いだり着たりしやすくて、子どもが安全に活動できるシンプルなデザインの上着を選ぶと安心かもしれません。 歩くようになったら気をつけたい服装【肌着編】夏はTシャツ1枚で過ごすこともあったと思いますが、涼しくなると肌着を1枚着ることも増えてきます。ここで気をつけたいのが、中に着せすぎないことです。秋になると保育園で毎年お一人はいらっしゃるのが、朝涼しかったので【肌着+Tシャツ+Tシャツ(長Tシャツ)】を着せて登園する子。トイレ(オムツ替え)のときに気づいて、「あれ? 何枚着てるの?」と思うことがあります。 朝一番に涼しいときは、普段よりも1枚多めに羽織るのはよいのですが、日中になると気温も上がってきますし、子どもも活動時間になります。厚着した状態で外遊びなどすることで汗をかいてしまい、あせもなどの肌トラブルに繋がったり、汗で体が冷えてしまうことなどもあるので着せすぎには注意しましょう。 また、冬になると長そでの肌着を着せることもあると思いますが、体を動かして活動するときは汗をかきやすいものです。半そでの肌着+長そでの服でも十分な日もありますので、天候とお子さんの様子を見ながら、活動しやすい肌着に調整してあげましょう。 私もそうだったのですが、お子さんのお洋服選びは、親にとって楽しみの一つですね。かわいい(かっこいい)デザインも大切ですが、そこに動きやすさと言う視点もプラスして、選んでみてくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2022年10月12日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが乳幼児の秋の服装について教えてくれました。朝晩と日中で気温差が変化しやすい秋は、乳幼児の服装もどんなものにしたらよいのか悩んでしまうもの。ぜひ参考にしてくださいね。秋になって涼しくなってきましたが、まだまだ日中は暑いときもあり、赤ちゃんの服装は悩んでしまいますよね。そこで今回は秋の赤ちゃんの服装についてお話ししていきます。 秋の外出先での日中の服装秋になっても、日中は夏のように暑い日もあり、半袖など夏の格好で出かけることもあるかと思います。しかし、日陰や屋内などは気温が低くなっていたり、日が落ちてくると気温が下がり、冷えてしまうことがあります。 日中汗をかいた場合は、気温の寒暖差で身体を冷やしてしまうかもしれません。秋のお出かけは、半袖の上に着る、カーディガンや長袖のシャツを持っていくようにし、汗をかいたとき用の着替えなども用意しておくようにしましょう。足元は、靴下やレッグウォーマーで調整するのも便利です。 朝は寒かったから…夕方寒くなるかも…と着させすぎなことも朝方に、気温が低いと厚着をして出かけがちです。日中気温が高くなると、暑くなって汗をかいてしまうこともあります。秋のお出かけは、半袖+カーディガンなどの薄手の上着を重ね着することがポイントです。重ね着は、服の間で空気の層ができて暖かくなります。足元も、脱ぎ着しやすい靴下やレッグウォーマーなどで調整するようにしましょう。 また、抱っこ紐の場合はママと密着している分、暑くなりがちです。出かけるときに、抱っこ紐なのかベビーカーなのかによっても服装は変わってきますので、注意しましょう。ベビーカーの場合は、おくるみなどの掛け物で調整できます。 室内での服装は?秋になり気温が下がってきても、雨などで湿気が高いと体感は暑く感じます。室内で過ごす場合は、スウェットなどの長袖を着せるのではなく、日中は半袖など夏の格好で過ごしても良いでしょう。 秋は1日で気温が変動するので、大人の体感温度を参考にして、必要な場合にはカーディガンなどの羽織を追加していきましょう。しかし、乳幼児は平熱が高めで、授乳時などには体温が上がります。さらに、ハイハイしたり歩いたりと動きが活発な月齢では、大人の体感よりも暑くなっていることがあります。頭や背中、発汗の有無をみながら調整してくのが良いでしょう。 まとめどの服装をさせたら良いか、秋は悩みますよね。薄手のものを重ね着して、気温やお子さんの様子を見ながら調整してみましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年09月14日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夏の赤ちゃんの服装について教えてくれました。これって薄着?着させすぎなの?と暑い夏場の赤ちゃんの服装選びに迷ってしまうママ必見です!夏の暑い季節、赤ちゃんの服装についての相談がママたちから多く寄せられます。薄着にしていると、祖父母より「そんなに薄着させて……」と注意されたというママも多いです。そこで今回は、赤ちゃんの夏の服装のポイントをお話しします。 夏の部屋着、肌着一枚でOK?夏の暑い時期は、短肌着か長肌着、コンビ肌着一枚で十分です。暑い時期は、紙オムツは蒸れてかなり熱がこもります。新生児や月齢が低い赤ちゃんは、身体の部分を紙おむつが大きく覆っていることになるので洋服は薄着で過ごすようにしましょう。 しかし、夏はエアコン使用していると寒くなってしまう場合もあります。室温が下がりすぎないようにしたり、新生児や月齢が浅い時期はバスタオルやガーゼお包みなどをかけたり包んで調整しましょう。活動が増えてくる月齢になったら、薄手のレッグウォーマーなどで太ももや足部分をカバーしましょう。 肌着は綿素材がおすすめですが、その他にもメッシュ素材などもおすすめです。赤ちゃんが暑がるかな?と思い、ついつい袖なしタイプの肌着を選びがちですが、脇の汗を吸収するために、肌着は袖があるものを選ぶようにしましょう。また、背中の汗を吸収するための背当てガーゼや普通のガーゼを入れておくと、ガーゼを引き抜くだけで肌がサラサラな状態で過ごすことができますよ。 スタイは蒸れに要注意ヨダレが出る時期には、襟元が濡れて着替えが増えてしまうこともあり、スタイを使用すると便利です。しかし、暑い時期のスタイの使用はよだれや汗で雑菌が発生しやすくなったり、首元が蒸れて暑くなりやすくなります。首や胸元の汗疹などの原因になることもあるんです。 小さめのタオル素材のスタイにしたり、こまめに交換するなどの対策を行い、気をつけていきましょう。 抱っこ移動の場合の服装抱っこ紐での外出は、ママと接しているお腹や胸部分は汗びっしょりになってしまうことも。抱っこ紐の布の部分もかなり熱がこもります。夏用のメッシュ素材などのものもあるので、汗っかきの赤ちゃんやママ・パパの場合は検討しても良いかもしれません。背当ての部分にポケットなどある場合は、アイスノンなどを入れるのもおすすめです。 また、赤ちゃんと接する部分にガーゼハンカチや薄手のハンカチタオルなどを入れておくと汗を吸ってくれて抱っこ紐から下ろした後も快適です。 外出時の服装は薄着にすることがポイントですが、汗を吸ってもらうためにも肌着は着せるようにしましょう。抱っこ紐から出ている足は、建物内など空調が強くきいていて肌寒い場合は、ガーゼのおくるみやレッグォーマーなどでカバーしましょう。 まとめ夏は服装によっては暑くなりすぎて、汗をたくさんかいてしまい、汗疹やかぶれなどの肌トラブルの原因となることもあります。ポイントを抑えて、快適に過ごせると良いですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年06月22日この記事では、赤ちゃんがプールに入れるのはいつなのか、プールに入るときの服装や気を付けることについて医師監修のもと、解説します。赤ちゃんを連れてプールに行きたいけれど、いつからプールに入れるのか、プールではどんなことに気を付けたらよいのか、親も初めてで分からないことだらけ。赤ちゃんと楽しくプールで遊べるように、事前に気を付けることを確認しておきましょう。 赤ちゃんがプールに入れるのはいつごろから?赤ちゃんがプールに入れるようになる時期として、「この日から」といった決まりはありません。一般的には、家庭用のビニールプールなら自分で座れるようになる生後7カ月ごろが一つの目安となります。 市営プール、レジャー施設などの公共のプールやイベントなどで開設される特設プールは、それぞれの地域や施設によって利用可能な赤ちゃんの基準が異なりますので事前に確認しましょう。 赤ちゃんをプールに入れるときの服装は?まだおむつがとれていない赤ちゃんが公共のプールを利用する際には、水遊び専用おむつの上に水着を着せるとよいでしょう。水遊び用のおむつは水を吸っても膨らまず重くならないので、水中でも着用できるおむつです。 ただし、ウンチやおしっこが漏れにくいとはいえ、100%漏れないわけではありません。プールに行った際は、こまめなおむつ交換を心がけましょう。ときにプールサイドでおむつ交換をしているお母さんを見かけますが、マナー違反になりますので必ずトイレを利用しましょう。水遊び専用のおむつを着けていても施設によっては一部利用を制限しているなど、赤ちゃんがプールに入れる条件は施設ごとに異なります。事前に必ずチェックしておきましょう。 屋外のプールに入るときは紫外線対策としてラッシュガードなどを着用してもよいと思います。また、日差しが強いときは日焼けがひどくなってしまいます。赤ちゃんの肌に合うベビー用の日焼け止めは肌トラブルが起こりにくくなるので、必要に応じて活用するとよいでしょう。最近では赤ちゃん用のラッシュガードもあり、紫外線対策としてだけでなく、水温の影響を受けにくくすることも期待できます。 赤ちゃんがプールに入るときに気を付けなければいけないこと赤ちゃんにとって遊びは欠かすことができません。ですが、プールに関しては赤ちゃんにとって必要な遊びではありません。赤ちゃんをプールに入れる際には、水に入って間隔を楽しむという目的程度にし、以下のことに注意しましょう。 水温は32度を目安に赤ちゃんは、プールに入ることによって体温が急激に下がることがあります。水温が低いプールでは、赤ちゃんが体調を崩してしまう可能性もあるので注意しましょう。もし、プールで遊んでいる最中に赤ちゃんの唇が青くなったり、ブルブルと震えたりする様子があれば、プールから出て水分をふき取り、乾いたタオルで体を温めてください。 公共施設の幼児用プールの水温は、一般には大人用の温水プールよりもやや高めで32度ほどに設定されています。家庭でビニールプールに入れるときも、32度を目安にするとよいでしょう。水道から水を出す際に水温を調節しておくか、よく日の当たる場所にビニールプールを設置してから水を張り、しばらく置いて水を温めておきましょう。 水深10㎝でも赤ちゃんから目を離さない!赤ちゃんは危険から身を守るような動きができないため、水の深さがたった10㎝でも溺れることがあります。赤ちゃんをプールで遊ばせるときは、どんなに浅いプールでも、どんなにわずかな時間でも赤ちゃんから目を離さない、そばを離れないことが極めて重要です。 また赤ちゃんが大人と一緒に深いプールに入るときは、赤ちゃんを支える大人の目線と赤ちゃんの顔の高さを同じにして、赤ちゃんと大人の体がしっかりと密着するように抱っこし、赤ちゃんの顔が水に浸からないように注意しましょう。 赤ちゃんの体調に合わせた利用が重要赤ちゃんは体調が悪くても口に出して訴えることができません。プールに入る前には体温測定をし、風邪の症状などがないかを必ず確認し、「体調によってプール遊びを見合わせる」といった意識も必要です。 発熱や風邪症状がない場合でも、寝不足や食欲がない場合もプールに入るのはやめましょう。そのほか、とびひに感染したときや、感染性の下痢でウンチがゆるいときは周囲の人にうつしてしまう可能性があるのでプールはひかえましょう。無理をして症状が悪化してしまうこともありますので、医師に治ったことを確認してもらってからプールを楽しみましょう。 プールの後にはシャワーで感染予防公共のプールは水質検査が義務づけられ、衛生基準により一定の塩素濃度が保たれているので、「プールの水」を介した感染は稀になったといわれていますが、プールの水ではなく、脱衣所やベンチなどで感染することがあるので、プールから出た後はシャワーで体を洗ってあげましょう。 プールでも感染する可能性のあるプール熱(咽頭結膜熱)は高熱(39〜40度)と微熱(およそ37〜38度)を4〜5日繰り返して扁桃腺が腫れたり、喉が痛くなったりします。また、目ヤニ・下痢といった症状が現れることもあります。プール熱の潜伏期間は1週間程度ですので、赤ちゃんがプールに入った時期と症状の現れた時期に関連がありそうなら、プールに行ったことを医師に伝えるとよいでしょう。 休憩と水分補給をおこないましょうプール遊びを楽しんでいても、思った以上に赤ちゃんは疲れてしまいます。赤ちゃんの月齢にもよりますが、5~10分ごとに休憩を入れるようにしましょう。 また、水の中にいるとはいえ赤ちゃんは汗をかきます。脱水や熱中症予防のためにも水分補給を忘れずにおこないましょう。 まとめプールに関しては赤ちゃんにとって必要な遊びではありませんが、赤ちゃんをプールに入れる際には、水に入って間隔を楽しむという目的程度にし、赤ちゃんの体調を見ながら事故防止に十分注意しましょう。マナーなど周囲への配慮もしながら、赤ちゃんと楽しいプールデビューをしてくださいね。 原稿監修/松井 潔先生(小児科医・ 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長)作画/はたこ
2021年07月28日冬のお出かけや室内で、赤ちゃんに何を着せたらよいか悩むところです。「寒くないかな?」とついつい着せすぎてしまうことも。今回は冬の赤ちゃんの服装についてお話しします。 冬の洋服で大事なのは素材寒い冬は、裏起毛やフリース、ニットなどの素材が多くみられます。暖かくて冬服に多いこれらの素材は、直接肌に長時間触れていると痒みや皮膚トラブルになることもあります。冬の赤ちゃんの肌は、乾燥で過敏になっていることもあり、暑くなって汗をかいたりすることで湿疹などの皮膚トラブルになることも多いです。 裏起毛やフリース、ニットなどの素材は直接肌に触れないように、綿素材の下着を着せてからにしましょう。また、綿素材の肌着を下に着てからのほうが保温効果もあり暖かくなります。ニットやフリース、裏起毛の素材は、ケープやカーデディガンなどのアウターに取り入れるといいです。キルティングの綿素材のものは暖かく、赤ちゃんの肌にもやさしいです。 着せすぎかも…重ね着のコツマンションなど気密性が高い建物の室内は、真冬でも室温が高めなところもあります。日中は長袖の薄手の洋服で過ごし、朝や夕方など気温と共に室温が下がるときは、カーディガンやベストなどで重ねて着せるようにしましょう。長袖の下着は、腕のところで洋服がたまりやすく、重ね着をしづらいこともあります。冬でも下着は半袖のほうが着せ替えもラクかもしれません。 時々背中に手を入れて汗をかいていないかチェックしたり、頬が紅潮していたり、ぐずったりしていないかみて、暑くなりすぎないように注意していきましょう。手足が多少冷たくても、背中や胸のあたりが温かいようでしたら問題ないです。 お出かけ時は、抱っこひもなのかベビーカー移動なのかでも服装は変わってくるかと思います。抱っこひもの場合は、ママと体どうしがくっついているために、それほど厚着をしなくても赤ちゃんは暖かく過ごせます。ベビーカーの場合は、ブランケットなどで調整してみてください。 外出時はケープだと気温や室温に合わせて脱ぎ着しやすいです。基本的には、短・長肌着(ロンパース肌着)+ロンパース(ベビードレス、2ウェイドレス)になります。プラスでカーディガンやベストを合わせましょう。下半身に何枚も重ね着をしていると、内股のボタンの止め外しやレギンスやタイツなどの着脱をおむつ交換のたびにすることになり、大変なことも。脚が出る場合はレッグウォーマーもいいかと思います。 タッチや歩き出したころは洋服による転倒に注意冬は衣類が厚手であったり、重ね着が多いと赤ちゃんが動きにくくなることがあります。足つきのロンパースなどを着させることもあるかと思いますが、つかまり立ちや歩き始めたばかりで体のバランスが不安定な時期は、滑って転びやすくなることもあります。足つきロンパースの足の裏に滑り止めがついている場合も、完全には滑りを予防できずに滑って危険になることもあるので注意しましょう。 立っちやつかまり立ちなどをする動きが活発な月齢の赤ちゃんは、お家にいるときは、靴下を脱いで遊ぶようにしましょう。室温が低い場合は長めのレッグウォーマーにして、足首まで温めてもらえるといいですね。 寒い冬は、服装に悩みがちですね。室内か外か、1日の気温変動によって洋服を脱ぎ着していくことになるかと思います。厚手のものを1枚着るよりも、脱ぎ着しやすいタイプの洋服を重ね着するほうがおすすめです。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年02月07日赤ちゃんは寝相が悪かったり、足で布団を蹴ってしまったりして、いつのまにかお布団の外に出ていることも多く、寒くなってくると風邪を引かせてしまわないか心配ですよね。今回は、悩みがちな冬に赤ちゃんが寝るときの服装と布団についてお話しします。 冬の寝るときの服装は?●新生児期短肌着+長肌着+ツーウェイオールやカバーオール、ロンパース ●生後1カ月〜ハイハイする時期まで短肌着+ツーウェイオールやカバーオール、ロンパース ●ハイハイ期〜1歳ごろ短肌着+長袖パジャマの上下おなかが出ないように、上着はズボンの中に入れるようにしましょう。また、上下をボタンでとめるタイプのものもあります。 大人と同じ枚数で、厚着をさせすぎないようにしましょう。パジャマは、厚手のものより薄手のものを選ぶのがおすすめです。手足が冷たくても、寝るときに手袋をしたり靴下をはいたりすると熱がこもりやすく、体温調節機能が未発達な赤ちゃんには不向きとされています。 冬の布団はどのようなものを選んだらいい?寒くて風邪を引かないかが心配のあまり、たくさんの枚数の布団や毛布などをかけて寝かせていることがあります。布団はなるべく軽くするのが基本なので、ベビー布団+毛布(ブランケットなど)にします。寒くなってくると、大人の布団で添い寝をすることがありますが、掛け布団は必ずベビー用のものにして、大人と一緒の掛け布団に入るのは避けましょう。首元まで布団をかけるのも窒息の危険性があるので、脇の下ぐらいまでにしておきましょう。掛ける布団を軽くする代わりに、敷き布団や敷きパッドは、フリース素材や保温性のあるものにするといいでしょう。生後3カ月ごろまでなら、おくるみで包んで寝かせてもOKです。 スリーパーのじょうずな使い方お布団から出てしまう、寝相の悪いお子さんの強い味方のスリーパー。温かく眠れる反面、暑くなりすぎて首元や背中に汗をかいてしまうことがあります。スリーパーを着るときは下に着るパジャマは綿素材で薄手のものにして、汗の吸収を良いものにしましょう。 スリーパー着用時は基本的に掛け布団はなくて大丈夫ですが、かける場合はおなかのあたりまでにしてみましょう。足元は、レッグウォーマーなどで冷やさないようにしましょう。 冬の寝るときの室温管理について大人は布団などの寝具で寒さを防ぐことができますが、赤ちゃんは、足で蹴って布団をはいでしまったりすることもあるかと思います。また、月齢が進んで寝返りができるようになると、寝相が悪くなりお布団の外に出ていることも多いかと思います。 地域によっての差はあるかと思いますが、部屋の温度は20〜23度になるように暖房器具で調整してください。同時に乾燥を防ぐために、加湿をして湿度50〜60%を目標にしてください。寒い冬の夜は、寒くても、温めすぎて暑くなっても、お子さんが起きてしまい睡眠不足になることがあります。寝着や布団を工夫して、よく眠れるといいですね。引用参考文献厚生労働省の「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年12月19日こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。汗っかきの赤ちゃんの夏の洋服はどのようなものがいいのか悩むママもいると思います。今回は、夏の暑い時期に悩む赤ちゃんの服装についてお話しします。 夏にお家で過ごすときの服装は?生後3カ月ごろまでは動きも少なく寝て過ごすことが多く、おむつ交換の回数も多いので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。目安は大人の服装プラス1枚です。 【例】短肌着とコンビ肌着短肌着と長肌着短肌着とロンパース 頭や背中に汗をかきやすいので、タオルを敷いて適宜交換します。 生後4カ月以降は動きが多いので、足元がスナップボタンなどでとまるものを選び、動いてはだけないようにします。活動量が増え、新陳代謝も良いので、目安は大人と同じか1枚少ない服装です。 【例】コンビ肌着1枚ボディ肌着1枚ロンパース1枚 ハイハイする時期はひざが痛くなりやすいので、膝丈ぐらいまでのロンパースや薄手のレッグウォーマーを合わせても良いかもしれません。 夏のお出かけの服装は?ロンパースやベビードレス1枚だと汗の吸収などが十分できないので、服の下には肌着を着せるようにしましょう。夏のお出かけは、薄手のメッシュの肌着が大活躍します。女の子はノースリーブの洋服や襟ぐりや脇の開きが大きい洋服も多く、キャミソールタイプの肌着だと重ね着しても見えないので便利です。 脱ぎ着しやすいものを選び、屋外や冷房がついた室内など、温度の変化に合わせて対応できるようにしましょう。カーディガン、ケープ、薄手のレッグウォーマー、ガーゼタイプのおくるみがあると便利です。紫外線対策として、できるだけ肌の長時間の露出を防ぐためにも役立ちます。 夏におすすめの素材は?綿素材が肌には1番やさしいのでおすすめです。しかし、洗濯や乾燥機の使用を繰り返すと繊維が固くなったり、劣化しやすいものもあります。その他、速乾性のある素材、肌に触れると涼しく感じる素材、メッシュ素材などがあり、洗濯してもすぐに乾くので便利です。 夏は汗とりパッドが大活躍!汗をかいたら、体が冷えて風邪をひかないように、こまめに着替えることが大切です。しかし、着替えが手間なときもありますよね。そんなときは、背中に汗とりパッドやガーゼハンカチを入れておいて、背中の首元で外側に折り返しておきます。汗で濡れたら、折り返した部分を引っ張って、パッドやハンカチを背中から抜いておきましょう。着替えなくても汗で濡れる襟元や背中が、サラサラ乾いた状態になります。 夏の服装はできるだけ薄着にし、必要時に追加するようにすると調整しやすいです。デザインがかわいいものも多いですが、肌にやさしい素材や首や袖周りに装飾の少ないものを選び、肌に負担がないようにしてあげたいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年07月10日授乳のときに便利な授乳服。しかし、妊娠中に用意しても、実際はあまり着なかったというママもいます。また、母親学級を担当していると、妊婦さんに入院時の持ち物に授乳服が必要かと質問されることがあります。今回は、助産師の立場から授乳服についてお話したいと思います。 授乳服とは?授乳服とは、服を脱がずにおっぱいを出すことができ、授乳するときに肌の露出が少ないことから冬の寒さ対策や外での授乳時に便利なものです。おっぱいのところにスナップやファスナーがついているタイプや、布が重なってめくるタイプなど様々なデザインのものが市販されています。授乳服は使用期間が短いので、購入枚数を抑えるか、あまり授乳服には見えない授乳期間が終わっても着ていられるようなデザインの洋服を選ぶと良いかと思います。また、友人から譲り受けたり、フリマサイトで購入したりする方もいらっしゃいます。 出産直後に授乳服をおすすめしないわけ授乳のときは、できるだけママと赤ちゃんの体が密着して、赤ちゃんにおっぱいを乳輪のところまで深く加えてもらうことが大切です。新生児の慣れないころの授乳の場合は、密着できるようにママの洋服を上半身脱いでもらった状態でおっぱいの練習をすることがあります。また、おっぱいの形や大きさによっては、授乳服では難しいこともあります。出産後の入院期間は、前開きのパジャマであれば授乳の妨げにならず、問題ないかと思います。 授乳時に適した洋服外出をするようになるころなら、お子さんもママもだいぶ授乳に慣れてくるころになるかと思います。授乳服を使うのはこれくらいの時期になってからがおすすめです。授乳服は、赤ちゃんが深く吸い付きやすいように、おっぱいの部分がなるべく広く空くようなタイプを選ぶといいと思います。 授乳服以外でおすすめなのは以下の服装です。・前開きのシャツ・ジップアップパーカーの下にTシャツ・前開きのワンピースやサロペット・赤ちゃんを中に入れられるくらい、ゆったりとしたサイズのチュニックやトレーナー、セーター・前ボタンが3〜4個ある、またはファスナーが付いていて胸元ぐらいまで開けられるシャツ 外での授乳には授乳ケープも併用すると安心です。 夜間や部屋着の服装でおすすめなのは以下のものです。・前開きタイプのパジャマ・襟元が大きく空いたシャツ(襟元を伸ばしておっぱいを片方ずつ出して授乳する)・前開きのベストや腹巻き(冬の時期に授乳中ママの体が冷えないようにするため) フォーマルな服装の場合お宮参り、友人や親戚の結婚式など、授乳中にイベントに参加することもあるかと思います。授乳用のフォーマル服は便利ですが、使用頻度も少なく購入を悩むところですね。授乳が終わったあとでも着られるようなタイプのものを選んだり、上下分かれているタイプのものを選んだりしても良いかと思います。初めてのママは妊娠中に授乳の様子をイメージするのは難しいかと思います。授乳服はお店やネットで情報収集をしておいて、産後お出かけをする時期に購入されると選びやすいかと思います。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2020年03月14日赤ちゃんは寝相が悪かったり、足で布団を蹴ってしまったりして、いつのまにかお布団の外に出ていることも多く、寒くなってくると風邪を引かせてしまわないか心配ですよね。今回は、悩みがちな冬に赤ちゃんが寝るときの服装と布団についてお話しします。 冬の寝るときの服装は?●新生児期短肌着+長肌着+ツーウェイオールやカバーオール、ロンパース ●生後1カ月〜ハイハイする時期まで短肌着+ツーウェイオールやカバーオール、ロンパース ●ハイハイ期〜1歳ごろ短肌着+長袖パジャマの上下おなかが出ないように、上着はズボンの中に入れるようにしましょう。また、上下をボタンでとめるタイプのものもあります。 大人と同じ枚数で、厚着をさせすぎないようにしましょう。パジャマは、厚手のものより薄手のものを選ぶのがおすすめです。手足が冷たくても、寝るときに手袋をしたり靴下をはいたりすると熱がこもりやすく、体温調節機能が未発達な赤ちゃんには不向きとされています。 冬の布団はどのようなものを選んだらいい?寒くて風邪を引かないかが心配のあまり、たくさんの枚数の布団や毛布などをかけて寝かせていることがあります。布団はなるべく軽くするのが基本なので、ベビー布団+毛布(ブランケットなど)にします。寒くなってくると、大人の布団で添い寝をすることがありますが、掛け布団は必ずベビー用のものにして、大人と一緒の掛け布団に入るのは避けましょう。首元まで布団をかけるのも窒息の危険性があるので、脇の下ぐらいまでにしておきましょう。掛ける布団を軽くする代わりに、敷き布団や敷きパッドは、フリース素材や保温性のあるものにするといいでしょう。生後3カ月ごろまでなら、おくるみで包んで寝かせてもOKです。 スリーパーのじょうずな使い方お布団から出てしまう、寝相の悪いお子さんの強い味方のスリーパー。温かく眠れる反面、暑くなりすぎて首元や背中に汗をかいてしまうことがあります。スリーパーを着るときは下に着るパジャマは綿素材で薄手のものにして、汗の吸収を良いものにしましょう。 スリーパー着用時は基本的に掛け布団はなくて大丈夫ですが、かける場合はおなかのあたりまでにしてみましょう。足元は、レッグウォーマーなどで冷やさないようにしましょう。 冬の寝るときの室温管理について大人は布団などの寝具で寒さを防ぐことができますが、赤ちゃんは、足で蹴って布団をはいでしまったりすることもあるかと思います。また、月齢が進んで寝返りができるようになると、寝相が悪くなりお布団の外に出ていることも多いかと思います。 地域によっての差はあるかと思いますが、部屋の温度は20〜23度になるように暖房器具で調整してください。同時に乾燥を防ぐために、加湿をして湿度50〜60%を目標にしてください。寒い冬の夜は、寒くても、温めすぎて暑くなっても、お子さんが起きてしまい睡眠不足になることがあります。寝着や布団を工夫して、よく眠れるといいですね。引用参考文献厚生労働省の「2012年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2019年12月19日赤ちゃんの洋服はサイズもデザインもさまざまで、どれを選んだらよいのか迷ってしまいがちです。国内・国外ブランド間でのサイズ表記の違いも、選びにくさの原因の1つでしょう。そこで、赤ちゃんの洋服の選び方や洋服の種類などに注目して紹介します。■赤ちゃん服のサイズはどう見ればよい?赤ちゃん服にはさまざまなサイズがあります。赤ちゃんの成長は目覚ましいため、どのサイズを選べばよいのかわからないという人も多いでしょう。サイズ感を知っておくと、赤ちゃんにピッタリな洋服を選べるようになりますよ。▼赤ちゃんの服の選び方1、身長・体重で選ぶ赤ちゃんの身長や体重を考慮して洋服を選ぶのがポイントです。国内ブランドの赤ちゃん服は、年齢ではなく身長でサイズ表記がされています。「50・60・70・80」といった場合が多く、中には5cm刻みで表記しているブランドもあります。また、サイズごとに対応する月齢や体重が書かれている場合もあるでしょう。しかし、赤ちゃんの成長には個人差があります。月齢が5ヶ月だからといって、60cmの赤ちゃん服を選ぶ必要はありません。赤ちゃんの成長に合わせた適切な洋服を選ぶようにしましょう。▼赤ちゃんの服の選び方2、アメリカなど海外ブランドの場合アメリカなど海外ブランドの場合は、サイズ表記が異なります。身長ではなく月齢で「3・6・12・18m」と表記されている場合がほとんどでしょう。海外ブランドの3mに当たるのが日本サイズの「60」で、9mに当たるのが日本の「70」です。アメリカやヨーロッパの赤ちゃん服は、動きやすさを考えて赤ちゃんの体にぴったりフィットするデザインが多いのが特徴といえます。一見すると細身で着せにくそうですが、伸縮性が高い素材を使用しているので問題ないでしょう。国内ブランドと比べてパンツの丈が長い場合がありますが、裾を折り返して着せればOKです。国内ブランドと同じように、赤ちゃんの身長や体重からピッタリのサイズを選びましょう。■月齢から見るサイズの目安は?メーカーは、月齢に対応する平均身長や平均サイズを決めて洋服を作っています。その目安のサイズをチェックして、赤ちゃん服を選ぶときの参考にしましょう。▼新生児期の服の選び方新生児期の赤ちゃん服の標準サイズは「50」です。生まれてすぐ~生後1ヶ月までの赤ちゃんは、身長40~50cm・体重2~4kg程度であることが多いでしょう。そのなかでも、2kg前半で生まれた赤ちゃんに合うサイズといえます。生後1ヶ月になるまでに体重は1kg増え、身長は5cmほど伸びます。発育のよい子は、それ以上に身長・体重が増えることもあるでしょう。赤ちゃんの成長差にもよりますが、サイズ50の赤ちゃん服は2ヶ月ほどでサイズアウトしてしまうことが多いようです。▼1ヶ月から6ヶ月までは50・60サイズ生後1~6カ月の赤ちゃん服の標準サイズは「50・60」です。生後1ヶ月であれば、小さめに生まれた赤ちゃんはサイズ50を着られることがあります。しかし、生後3ヶ月までは身長・体重が大幅に増える時期です。生後2ヶ月までに体重はプラス2kg・身長はプラス8cm増え、生後3ヶカ月になると体重プラス3kg・身長プラス10cm増加することになります。生後3~6ヶ月にはサイズ60の赤ちゃん服が合うようになるでしょう。大きめに生まれた赤ちゃんは、生後6ヶ月ごろにはサイズ70がピッタリな場合もありますよ。▼7ヶ月から1歳前後は70・80サイズ生後7ヶ月~1歳前後の赤ちゃん服の標準サイズは「70・80」です。この頃にはズリバイやハイハイをするようになるため洋服の種類も変わります。ねんね期に着ていたようなドレスタイプではなく、足の付いたカバーオールや上下セパレートの服を着せるのが一般的です。サイズ70の赤ちゃん服は種類も少なく、ほかのサイズと比べても着られる期間が短い特徴があります。そのため、少し大きいサイズ80の洋服を選ぶというママも多いようです。大きめの赤ちゃんの場合は、サイズ70を飛ばして上下別のサイズ80から着始めるケースもありますよ。■サイズアップをするタイミングちょうどよいサイズを購入しても、すぐにサイズアウトしてしまうのがこの時期の特徴です。洋服をサイズアップするタイミングを確認しておきましょう。▼ボタンなどがきつく感じたタイミング赤ちゃんの洋服を変えるタイミングは、ボタンなどがきつく感じたときです。ロンパースやカバーオールの股下にはボタンが付いています。着替えやおむつ替えのときにボタンが留めづらい・余裕がないという状況になれば、サイズアップのタイミングと考えましょう。無理やりボタンを留めている状態では赤ちゃんも動きづらくなり、動いたはずみでボタンが外れてしまうこともあります。また、ボタンを留めるのに手間取り、着替えもスムーズにできなくなるでしょう。▼洋服はバンザイをして確認セパレートの洋服の場合は、トップスを着た子どもにバンザイをさせてチェックします。両手を上げたときにお腹が見えてしまうようなら、サイズアップするのがおすすめです。丈や袖が短くなっており、赤ちゃんも動きづらく窮屈に感じているかもしれません。頭や腕も通しにくく、着替えもしづらいでしょう。また、トップスと同じタイミングで購入したズボンがある場合は、同じようにサイズアウトしている可能性があります。太もも部分がパツパツになっていないか確認するのがおすすめです。▼大きすぎるサイズへの変更は避けよう赤ちゃんの洋服はどんどんサイズアップするため、大きめの物を買っておきたいと思うかもしれません。しかし、大きすぎるサイズへの変更は避けましょう。ダボダボの裾につまずいて転んでしまう可能性があります。また、服が引っかかり思わぬケガを招くことも考えられますね。短期間で洋服を買い替えることになるのでもったいない気もしますが、赤ちゃんのためにもジャストサイズを着せてあげるようにしましょう。3カ月ごとを目安にサイズアップしていくと余裕のある買い替えが可能ですよ。■赤ちゃん服の種類を知ろう赤ちゃん服といってもその種類はさまざまです。聞きなれない名前も多く、初めて赤ちゃん服を買うママが戸惑うことも少なくありません。種類を知って、赤ちゃんの洋服選びを楽しみましょう。▼新生児にピッタリ 「ベビードレス」ベビードレスはベビーオールとも呼ばれるアイテムで、新生児のうちに着る洋服のことを指します。ワンピースのような形状で、おむつ替えをしやすいのが特徴です。赤ちゃんの足首ぐらい、あるいは足全体をすっぽりと覆う長さが一般的といえます。赤ちゃんが足をバタつかせない時期に着せるので、使用期間も1~2カ月ほどと短いでしょう。きれいな装飾が施された『セレモニードレス』もベビードレスに含まれ、お宮参りの定番アイテムとなっています。新生児期は外出することはあまりないため、準備する枚数も少なくて済むのではないでしょうか。商品名:新生児ベビー用セレモニードレス価格:¥3,985(税込) ベビードレス 詳細はこちら(Amazon) ▼お腹を守れる 「ロンパース」ロンパースは、トップスとボトムスが一体となったタイプの洋服のことです。カバーオールと呼ばれることもあります。上下がつながっているため、はだけたりお腹が出たりといった心配がありません。足先まで包むタイプなら、靴下のように脱げてしまうこともなく便利ですよ。股下部分がスナップやボタンになっていることが多く、おむつ替えも簡単にできるでしょう。海外ブランドのロンパースは、着脱しやすくするために肩にボタンが付いているタイプもあります。首が据わるまでは前開きタイプもおすすめですよ。商品名:Feidoog ベビー カバーオール ロンパース価格:¥1,590 (税込) ロンパース 詳細はこちら(Amazon) ▼長く使える 「ツーウェイオール」ツーウェイオールは、その名の通り2通りの着せ方ができる洋服です。股下にスナップやボタンがあり、留め方を変えることでベビードレスにもロンパースにもなります。生後すぐ~2ヶ月ぐらいはベビードレスで、動きが活発になる生後3カ月ぐらいからはロンパースとして使いましょう。赤ちゃんの成長に合わせて切り替えられるため、長く使えるのがうれしいですね。長ければ1歳ごろまで着られるので、少し多めに用意してもよいでしょう。商品名:chuckle 北欧風 アニマル 新生児ツーウェイオール価格:¥1,944 ツーウェイオール 詳細はこちら(Amazon) ■ピッタリサイズの服で赤ちゃんもご機嫌に赤ちゃん服はどれもかわいらしく、選ぶのに悩んでしまうほどです。しかし、赤ちゃんは目覚ましく成長するため買い替えも頻繁になります。すぐに着られなくなるからと大きいサイズを選ぶのは避けましょう。大きすぎるサイズは思わぬケガの原因にもなりますよ。赤ちゃんが快適に過ごせることを優先して、ピッタリサイズの洋服を選ぶことが大切です。洋服の種類やサイズアップのタイミングを知って、赤ちゃんの洋服選びを楽しみましょう。
2019年09月24日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では現在1歳の次男の妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「マタニティウェア」についてです■1人目妊娠初期、マタニティウェアをあまり買わなかった結果…と思いマタニティのものはジーンズを1枚のみを購入。トップスはゆったりしてるからと、頂き物の馬柄の服ばかり着てたら後から見返すと妊娠初期~中期の思い出の写真は、馬柄ばかりでした。結局その後、臨月になってからどうしても服が足りなくなり…大きめのワンピースなら産後も着れるかと思い数点を購入。しかし、出産後は授乳などでワンピースを着る機会はなく、そのままタンスに眠っていました。■過去に買ったマタニティウェアを使えるときがきた!? 3年が過ぎ、2人目を妊娠!1人目妊娠中のときに買ったマタニティウェア、2人目妊娠中のときには全く着ることができませんでした。新たに産前産後兼用ジーンズやゆったりした上着を買い足しましたが、それも2人目妊娠中は着たものの、産後に着ることはありませんでした。■2人の子どもを産んで思うこと結局1人目のときも2人目のときも「妊娠中だけなんてもったいない」と、ぎりぎりまで我慢し「産後や次の妊娠中も着れる服」を選んで買ってきたつもりでした。しかし妊娠中はその時の体重や体型、お腹の出方、季節、服のトレンドなどなど、様々な事情が絡み合うため「産後や次の妊娠まで」を考えた服を選ぶのは本当に難しいと感じました。そしてようやく、「どうせ出産後は使えないかもしれないのだから、妊娠中を快適に過ごすためと割り切って、その時のためだけのマタニティウェアを買うのはあり!」と私の中で結論が出ました!妊娠中はたった10ヶ月と思いますが、人生中で何度も味わえるわけではない貴重な期間。もし次に妊娠することがあるなら、その時を快適にすごす服を購入したいです。
2019年09月18日こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。汗っかきの赤ちゃんの夏の洋服はどのようなものがいいのか悩むママもいると思います。今回は、夏の暑い時期に悩む赤ちゃんの服装についてお話します。 夏にお家で過ごすときの服装は?生後3カ月ごろまでは動きも少なく寝て過ごすことが多く、おむつ交換の回数も多いので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。目安は大人の服装プラス一枚です。 【例】短肌着とコンビ肌着短肌着と長肌着短肌着とロンパース 頭や背中に汗をかきやすいので、タオルを敷いて適宜交換します。 生後4カ月以降は動きが多いので、足元がスナップボタンなどでとまるものを選び、動いてはだけないようにします。活動量が増え、新陳代謝も良いので、目安は大人と同じか1枚少ない服装です。 【例】コンビ肌着1枚ボディ肌着1枚ロンパース1枚 はいはいする時期はひざが痛くなりやすいので、膝丈ぐらいまでのロンパースや薄手のレッグウォーマーを合わせても良いかもしれません。 夏のお出かけの服装は?ロンパースやベビードレス一枚だと、汗の吸収などが十分できないので、服の下には肌着を着せるようにしましょう。夏のお出かけは、薄手のメッシュの肌着が大活躍します。女の子は、ノースリーブの洋服や襟ぐりや脇の開きが大きい洋服も多く、キャミソールタイプの肌着だと重ね着しても見えないので便利です。 脱ぎ着しやすいものを選び、屋外や冷暖房がついた室内など、温度の変化に合わせて対応できるようにしましょう。カーディガン、ケープ、薄手のレッグウォーマー、ガーゼタイプのおくるみがあると便利です。紫外線対策として、できるだけ肌の長時間の露出を防ぐためにも役立ちます。 夏におすすめの素材は?綿素材が肌には1番優しいのでおすすめです。しかし、洗濯や乾燥機の使用を繰り返すと繊維が固くなったり、劣化しやすいものもあります。その他、速乾性のある素材、肌に触れると涼しく感じる素材、メッシュ素材などがあり、洗濯してもすぐに乾くので便利です。 夏は汗とりパッドが大活躍!汗をかいたら、体が冷えて風邪をひかないように、こまめに着替えることが大切です。しかし、着替えが手間な時もありますよね。そんな時は、背中に汗とりパッドやガーゼハンカチを入れておいて、背中の首元で外側に折り返しておきます。汗で濡れたら、折り返した部分を引っ張って、パッドやハンカチを背中から抜いておきましょう。着替えなくても汗で濡れる襟元や背中が、サラサラ乾いた状態になります。 夏の服装はできるだけ薄着にし、必要時に追加するようにすると調整しやすいです。デザインが可愛いものも多いですが、肌に優しい素材や首や袖周りに装飾の少ないものを選び、肌に負担がないようにしてあげたいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年07月08日こんにちは!男の子の育児をしているみなさん、お子さんは身だしなみを気にしていますか?女の子は小さくても髪型や服装を気にすると聞いていたのですが、わが家の長男は思っていた以上に早く身だしなみを気にしはじめました(笑)■きっかけは朝の寝ぐせ直し気にしはじめたのは4歳のとき。髪の毛が伸びてきて寝癖がつくようになったころでした。私が髪の毛をとかしていたら「ママ! 俺の髪の毛も直して!」と言ってくるように。「それくらい平気だよ~」と言っても「恥ずかしくて保育園に行けない!」と。でも寝癖ってとかしただけじゃ直らないんですよね。手抜きは許されず、「ちゃんとお水でぬらして直してね」と念を押されます(笑)それからも髪の毛に対する意識は高く、「前髪が短いのは嫌だ」とか、「こういう髪型がいい」とこだわるようになってきました。■まずはヘアカタログをチェック!髪を切りに美容院に行くと、まずはヘアカタログを見てなりたい髪型をチェック。長男がなりたい髪型は大体が髪が長めでセット必須なスタイルばかりでちょっと笑ってしまいます(笑)まだ小さいからヘアセットが必須な髪型は早いと思うので、短めでなるべく本人が希望しているスタイルに合わせてもらっています!■ファッションセンスはというと…これだけ髪型にこだわる長男ですが、服装には全然気を使わないので上下同じ色だったり、Tシャツをインして学校に行ったりしています(笑)どうせなら服装もだらしなくない程度に気を使ってほしいなと思う今日この頃です。一方、もうじき4歳になる次男ですが、前髪をビシッとそろえるキノコヘアーが気に入っていて、それ以外のこだわりはまだありません!(笑)
2018年11月22日「赤ちゃんがこれから元気にすくすくと成長していきますように」。そんな願いを込めて行われるお宮参り。多くの人が人生で何回もあるイベントではないので、わからないことだらけなのではないでしょうか。そこで今回は、お宮参りのときの赤ちゃんや家族の服装について解説していきます。■お宮参りのときの服装ってどうすればいいの?お宮参りは、赤ちゃんや家族にとって大切なイベント。ママやパパ、祖父母の服装も悩みどころですよね。神様にご挨拶する日でもあるので、普段よりも少しかしこまった、背筋の伸びるような服装を意識して選びましょう。▼和装か洋装かそろえると◎服装に悩んだときは、家族の印象がバラバラにならないように和装か洋装、どちらかで統一するのがおすすめです。統一しておくことで、家族の足並みがそろった印象がありますよね。赤ちゃんに祝い着を着せるなら、和装で統一するのもいいでしょう。赤ちゃんの祝い着の艶やかさを引き立たせるためにも、女性はシンプルな色留袖や訪問着、色無地を選んでみてはいかがでしょうか。赤ちゃんやママが和装でも、パパはスーツというスタイルが多いようです。もし、男性も和装で統一するなら、一つ紋や三つ紋入りの羽織り袴を選ぶのがポイントです。洋装では、お祝い事にふさわしいパステルカラーがおすすめ。フォーマルスーツやワンピースで、爽やかにお宮参りを楽しみましょう。▼季節による寒暖にも注意赤ちゃんの夏の服装は、通気性があって汗を吸い取りやすいものをチョイスしてください。冬の服装の注意点は、足元。足元は冷えやすいので、衣類でガードしてあげましょう。肌着もはだけてしまいがちなので、冷たい風が入らないようにしっかりと留めておいてくださいね。お宮参りの季節が真夏・真冬にさしかかる場合には、無理な計画をせず、時期をずらしたほうが安心です。大人でも体温調節が難しい季節ですから、赤ちゃんが気温や湿度に順応できない可能性があります。■お宮参りの服装:赤ちゃんお宮参りの赤ちゃんの服装は、肌着の上にベビードレスを着せ、その上から祝い着をかけるのが一般的になっています。しかし正式なお宮参りの服装は、肌着の上に白羽二重の内着を着せ、その上から紋入りの祝い着をかけるのが伝統的な着せ方。男の子の祝い着は、「のし目模様」の鷹や兜などの柄が多く、黒色や紺色・灰色・白色が主流。女の子の祝い着は、「友禅模様」の蝶や手毬・花の柄などの柄で赤や桃色が定番のようです。祝い着やベビードレスは、購入派やレンタル派、おさがり派など、さまざま。自分たちに最適な方法でそろえられるといいですね。■お宮参りの服装:母親赤ちゃんにとってもママにとっても、お宮参りは大切な日。美しい服装で写真を撮影して、思い出として形に残しておきたいものですよね。赤ちゃんの祝い着に合わせて、和装にするのもすてき。ワンピースやブラウスなどの洋装でお宮参りをする人も増えていますよ。赤ちゃんの服装や、産後の肥立ちの経過、季節などを考慮して、ママの服装も決めてくださいね。無理に正装にこだわらず、臨機応変に選びましょう。▼和装お宮参りで着物を着るママは、思ったほど多くはありません。あえて和装を選び、しきたりを重んじ日本文化を大切にしている女性は、凛としてすてきですよね。お宮参りで赤ちゃんと同じ着物の着用を考えている方は、主役の赤ちゃんより派手な着物を着用しないことが暗黙のルールです。ゴージャスで目立つ着物は避けましょう。淡い色合いで、上半身が無地、裾におめでたい柄が入ったものが色留袖。訪問着になると、肩から裾にかけて模様が入っています。いずれも無地の部分が多く、カラーも控えめなものが多いので、お祝いの席にはどこにでも着ていけますよ。1着持っておくと、今後も使えるでしょう。普段から着物を着慣れていないと、草履の歩きにくさや着物の動きにくさで、疲労感がドッと押し寄せます。また、帯でおなかを締め付けるので、体調が悪いときには注意が必要です。▼洋装お宮参りの服装で人気なのがワンピースです。ストンとしていて、産後のデリケートなおなかを圧迫しないのがメリット。季節によって素材をチョイスできるのも、特徴のひとつですよ。夏にも涼しく最適です。子どもが誕生すると、宮参りをはじめ、七五三、入園・入学式と、お祝いの席が増えます。長く着られるように、飽きのこないデザインを選ぶことも大切。ジャケットとセットのものを選んでおけば使いまわせますね。また、スーツを着る場合は、シャツを着用するのでフロント部分が開けられます。シャツのボタンを開けるだけで、手軽に授乳できますよ。黒や紺などのダークカラーが基本ですが、トップスかボトムス、いずれかがダークカラーであれば問題ありません。▼授乳はどうする?母乳で育児を進めている方は、和装やワンピースにしてしまうと、授乳が難しい状態になってしまいます。そこで、あらかじめ哺乳瓶に慣れさせておくと、ミルクで対応できますね。ワンピースには、授乳口が付いているタイプのものが販売されていますので、利用してみるのもいいでしょう。スーツなら、授乳ケープを利用して場所を選ばず授乳が可能です。用意しておくことをおすすめします。お宮参りの日に参拝以外の予定(食事や記念撮影)がある場合には、母乳パッドや搾乳機も準備をしておくといいでしょう。授乳の負担が少なく、洋服を汚す心配もありません。■お宮参りの服装:父親パパのお宮参りの服装は、スーツが一般的です。正装ではブラックのフォーマルスーツが望ましいですが、完全にブラックではなくても問題ありません。ただ、やはり無難なダーク系にしておくのがおすすめです。ブラックスーツの場合には、ネクタイはシルバーやホワイト系を選びます。ビジネススーツの場合には、明るめの爽やかな色で祝いの日を演出してみてくださいね。ブラックスーツで注意したいのが、光沢感やデザインです。ストライプなどの模様が入っているものはNG。和装にする男性は少ないですが、選ぶなら一つ紋や三つ紋付きの羽織り袴を選びましょう。神様に誕生の報告をして、赤ちゃんの成長を願う神聖な日なので、父親らしくビシッと決めてくださいね。■お宮参りの服装:祖父母お宮参りに祖父母が一緒だと、とても心強いもの。家族で服装を統一したい場合は、祖母へ服装の相談をしておいた方がいいでしょう。特に父方の祖母が赤ちゃんを抱っこして、お参りをする風習がありますので、赤ちゃんが正式な祝い着の場合には、祖母も訪問着や色留袖、紋付の羽織といった和装で揃えるとバランスが整うでしょう。洋装の場合は、祖父母とも黒や紺などの落ち着いた色のスーツが定番です。事前にお宮参りの日取りが決まったら、当日の服装について相談しておきましょう。家族ですから、同じグレードの服装を意識してくださいね。ママはしっかり正装なのに、祖父母だけ略礼装では、祖父母の立場がありません。■お宮参りの服装:兄弟・姉妹上の子の服装に頭を悩ますママも多いようです。兄弟・姉妹の衣装も祖父母同様にほかの家族と同じグレードの服装を意識し、家族全体のバランスを配慮します。女の子なら白襟付きの紺のワンピース、男の子なら白シャツにセーター、黒のズボンなど入園式などの行事でも使えるようなフォーマルな服装を選ぶとよいでしょう。■お宮参りに衣装をレンタルする場合は?最近ではネットでも簡単に赤ちゃんの祝い着をレンタルすることができます。安いところで5000円以内で借りられるレンタルサービスもありますが、1万台前半が相場のようです。レンタルする場合は、帽子やお守り袋、よだれかけなど、小物付きのセット料金なのかも事前に確認しておくと安心ですよ。■お宮参りでNGな服装とは?お宮参りで注意したい服装とは、どのようなものがあるのでしょうか。特に、こういった服装はダメといったルールがあるわけではありませんが、例えば、肌の露出が多いものや、カジュアル過ぎる服装は、場違いになってしまうようです。▼お宮参りのNG:女性の生足ワンピースやスーツなどを着用する場合、生足は厳禁。裸足で靴をはいたり、靴下の着用は避け、必ずストッキングをはきましょう。夏の時期だと、暑さからストッキングの着用を嫌がる人がいます。しかし、汗でスカートの生地が肌にまとわりついてしまうので、ストッキングなしも不快感がありますよ。神社では、肌の露出を避けることもマナーのひとつです。生足は避けるようにしましょう。▼お宮参りのNG:肌の露出お宮参りに着用するワンピースやスーツのスカート。丈が極端に短くはありませんか? 服装を選ぶ際には、スカート丈もしっかりとチェックしましょう。また、いくら暑い季節だからといっても、胸元が大きく開いて、谷間が見えるような服装はNGです。薄い素材で透け感のあるものも好ましくありません。出産後に体型が変化してしまうと、膝丈だったはずのスカートが上に上がってきてしまうこともありますよね。出産前に愛用していたものを着るときには、現段階でもサイズが合っているのかを確認してくださいね。▼お宮参りのNG:ジーンズなどカジュアル着お宮参りでは、正装とされる和装(男性は黒のスーツ)以外の服装はすべてカジュアルとなります。ママが着用するワンピースも、正装ではなくカジュアルとなります。そのため、ジーンズやTシャツなどの普段着をお宮参りで着るのは、もってのほかといえますね。▼お宮参りのNG:スニーカーなどカジュアルな足元お宮参りにいく神社には、砂利や小石が敷いてあって、滑りやすく歩きにくい場所もあるでしょう。だからといってスニーカーなど、足元をカジュアルにするのはNGです。和装では草履、洋装ではパンプスなどを選びましょう。装いにあった履物を選ぶことも、お宮参りの服装マナーのひとつ。産後で足元に気を付けたいときは、ヒール部分がフラットに近いパンプスも数多く販売されているので、そういったものを選びましょう。■お宮参りの時期お宮参りは、赤ちゃんが生まれてから約30日後に行うものとされています。しかし、実は明確な時期は設定されていません。赤ちゃんの体調やママの産後の肥立ち、祖父母や夫の予定をみながら、家族にとってベストな日を選ぶようにしましょう。一般的には、100日祝いの前までに参拝することが理想ですが、あくまで目安として覚えておきましょう。せっかくのお宮参りですから、日柄のいい大安や先勝、先負に祈祷の予約をする方が多いようです。七五三などと違って、時期が集中して混雑するということはありませんが、休日で日柄の良い日は混雑することも。早めの予約で余裕をもった日程を立てたほうが、焦らなくていいですね。■お宮参りの場所お宮参りは、基本的に地元の身近な神社へ参拝して、赤ちゃんの今後の健康や成長を祈願するものです。特別な理由がない限りは、家からアクセスしやすい神社をチョイスしてくださいね。お宮参りの日に、写真撮影や食事会などを一緒に検討している方も多いでしょう。写真館や食事処も近くにある場所なら、スムーズにスケジュールを進行できますよ。■お宮参りの初穂料について初穂料とは、神社への奉納金です。別名、玉串料とも呼ばれていて、祝いののし袋に包んで準備します。平均的な金額は5,000円~10,000円ですが、お住まいのエリアによって相場が違いますから、事前にチェックしておいてもいいでしょう。最低価格は3,000円からのところが多くなっています。祈祷を申し込まれる方は、事前に問い合わせしてみるといいかもしれません。■お宮参り後の食事についてお宮参りのあとにお祝いの食事会をする家庭もあります。赤ちゃんのことを考えると、座敷のあるお店がおすすめです。おむつ替えにも便利ですし、赤ちゃんを安定した場所で寝かせてあげることもできます。座敷のあるお店で個室を予約しておけば、授乳の際も他人の目を気にせずにすみますね。ほかのお客さんのテーブルとは区切られた個室なら、赤ちゃんの泣き声も「迷惑になってしまう…」と気にしすぎることもありません。ママの服装によっては、授乳ケープなども用意して、義両親の視線を気にせず授乳できるようにしておきましょう。■楽しい服装で楽しいお宮参りを主に、お宮参りの服装についてご紹介してきました。本記事を参考にして、準備を進めてくださいね。なによりも大切なのは、授乳でゆっくり眠れなかったり、産後の体調不良だったりが残っている時期に、無理してお宮参りを計画しないこと。お宮参りに食事会と、長丁場の外出になるので、ママがいちばんラクできる服装を選ぶことも大切です。すてきな服装で、笑顔があふれるお宮参りになることをお祈りしています!参考サイト: ・ウーマンエキサイト「お宮参りのマナーやしきたりすべての疑問を解決!」 ・お宮参りガイド ・お宮参りの輪「お宮参りの服装!父親の定番スーツの選び方とネクタイ・シャツのマナー」 ・晴れ着のアレコレ「お宮参りの時、赤ちゃんや両親はどんな着物を着るの?」
2018年09月27日赤ちゃんを授かってはじめてのイベントとなる安産祈願。「戌(いぬ)の日」に行うとはよく聞くけれど、そもそも戌の日ってなに? いつ? どこに行く? なにをするの?…などなど、わからないことだらけですよね。筆者も1人目妊娠時に右も左もわからず、母に手とり足とり教えてもらいながら戌の日を迎えたことを覚えています。事前に基本的なルールを聞いたり調べたりしておいたため、当日はあたふたすることなくスムーズにすませることができました。そこで今回は、安産祈願に行く前にぜひ知っておきたい基礎知識をたっぷりとご紹介。これさえ読めば準備はバッチリです! 赤ちゃんとのはじめてのイベントがステキな思い出になるように、ぜひチェックしてみてください。■安産祈願は「戌の日」に安産祈願は、古くから行われている日本の風習のひとつです。行う日取りは「戌の日」とされていて、別名「戌の日参り」とも呼ばれています。▼戌の日とは「戌」という字を見ると難しそうな感じがしますが、実は十二支に出てくる「戌(犬)」のこと。犬はお産が軽くてたくさんの仔犬を産むことから「安産の守り神」とされてきました。その犬にあやかり、暦で設定されている「戌の日」に安産祈願をする風習が生まれたんです。▼戌の日はいつ?戌の日は十二支のうちの11番目にあたり、12日に1度めぐってくるんです。つまり、戌の日は月に2~3回あるということ。特に人気が高いのが「大安」と重なっている戌の日で、縁起のよさから神社に多くの人が集まります。▼妊娠5カ月目に行くのがベスト安産祈願のベストタイミングは、「妊娠5カ月目に入った最初の戌の日」。おなかが大きくなり腹帯が必要になってくるこの時期に、帯祝いに合わせて安産祈願を行うのが一般的となっています。<関連記事> 【妊娠5ヶ月】安産祈願!「戌の日」って何をするの? 25歳はじめての妊娠 #5 どうして安産祈願を「戌の日」(いぬのひ)に行うの? ■戌の日の安産祈願方法安産祈願方法はお参りする神社によって多少異なりますが、そこまで大きな違いはありません。ここではごく一般的な流れをご紹介します。お清め神社に着いたら、まずは鳥居の前で軽く一礼してから境内へ。「手水舎」に向かい、手を洗ったり、口をすすいだりして参拝前の身体のお清めを行います。ご祈祷の申し込み次に祈祷の受付場所となる神礼所や社務所などに向かい、名前や住所など必要事項を記入したうえで安産祈願の初穂料を支払います。混雑している神社では番号札などが渡され、自分の順番が来るまで待つ必要があります。お祓い順番が来たら本殿に進み、ご祈祷の前のお祓いをしてもらいます。祝詞奏上いよいよご祈祷開始。神主が参拝者一人ひとりの名前を読み上げ、神様に安産祈願のご祈祷を行います。このとき、軽く頭を下げた状態で聞きましょう。最後に「二拝・二拍手・一拝(二礼・二拍手・一礼)」を行います。授与品の受け取りご祈祷が終わると、神主から参拝者に授与品が渡されます。これで安産祈願はすべて終了です。【ママコラム】筆者はちょうど夏の暑い時期の参拝となり、しかも人気が高い日曜日の戌の日だったため待ち時間が心配でした。でも、エアコンの効いた待合室でゆったり座ることができ、多少時間はかかったものの快適に待つことができました! 実際に参拝した神社については、のちほどくわしくご紹介しますね。また、授与品のなかには必ずお札が含まれますが、わが家には神棚がないため、このお札をどこに飾ろうか迷いました。調べたところ、家族が集まるリビングなどで目線よりも高い場所、そして東や南を向くように飾るのがベストのようです。■これってどうなの? 安産祈願に行くときの5つのギモン古くから伝わる、戌の日の安産祈願。なんとなく堅苦しい風習のイメージがあるかもしれませんが、実は「こうでなきゃダメ」といった細かいルールはないので安心してください。とはいえ、ある程度の常識は知っておきたいですよね。一般的にどうなのか気になるポイントをピックアップしてみました。▼初穂料の相場は?初穂料はそれぞれの神社で設定されているのが一般的ですが、相場としては5,000円~10,000円程度。お参りする神社の初穂料を事前に調べておき、その金額をきちんと準備しておきましょう。なかには「5,000円または10,000円」など金額に開きがあるケースも。その場合は納める金額によって授与品の内容が異なる場合があります。あらかじめどんな差があるのかチェックしておくと、初穂料の金額を決めやすいかもしれません。ちなみに、神社によっては「初穂料はのし袋や白い封筒に入れて」と案内されていることがあります。初穂料は感謝の気持ちですので、わからなかったり迷ったりしたら、あらかじめのし袋を用意しておくと安心です。▼戌の日以外の日でもいいの?5カ月目最初の戌の日に都合が悪ければ、別の日に安産祈願に出向いてもまったく問題ありません。もちろん神社では戌の日に限らず毎日安産祈願のご祈祷を受け付けています。むしろ妊婦さんの体調や体力を考えれば、戌の日以外の方が空いているのでおすすめ。ご利益は変わらないそうなので、混雑を避けたいならあえて戌の日以外を選ぶのがスマートかもしれません。戌の日にこだわりすぎず、妊婦さんの体調第一で予定を組みましょう。もしも妊婦さん本人が行けない場合、代理の人がご祈祷を受けられる神社もたくさんあります。▼誰と行くの?昔は両家の家族がそろって安産祈願に出向いたようですが、最近は夫婦のみで出向くケースも増えてきました。ちなみに筆者の場合は、お互いの親が楽しみにしていたこともあり、両家総出でにぎやかな参拝でしたが、夫婦ふたりだけの参拝もデートな感じでいいな、と思います。▼どんな服装で行くの?特に決まりはありませんが、神社へのお参りなので露出の多い服装は避けましょう。迷ったら、シンプルなワンピースなどカジュアルすぎない落ち着いたスタイルを選ぶことをおすすめします。男性はスーツである必要はありませんが、シャツやスラックスなどキレイめの服装を心がけましょう。▼腹帯は持参する?昔は腹帯を巻いて安産祈願に出向いたものですが、いまは神社でご祈祷してもらった腹帯を購入し、家で巻くのが一般的です。もちろん、神社以外で購入してもOK! 昔ながらのさらしタイプだけでなく、ガードルタイプや腹巻タイプなどさまざまな種類があるので、使いやすいタイプを選んで購入しましょう。神社によっては、持参した腹帯にご祈祷してくれるところもあります。もしもお気に入りの腹帯がある場合は、行く前に神社に確認しておくと安心です。<関連記事> ご祈祷代はいくら? 安産祈願イベント“戌の日”の知識と皆の過ごし方 ■安産祈願で有名な神社8選安産祈願は自宅近くの神社でもOKですが、ちょっと足を伸ばして有名な神社に出向いてみてはいかがでしょうか。ここでは安産祈願で有名な神社8選をご紹介します。▼【東京】水天宮東京「水天宮」は、東京都中央区に位置する、安産や子授けなどにご利益があると名高い神社。「水天」は水難除けの神、子どもを守る神として崇められています。ここには四柱の神様が祀られていますが、なかでも日本の神様におけるすべての祖先神である天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)に安産や子授けの力があるとされています。ちなみに筆者はこちらを参拝しました。ちょうど戌の日で社殿に入れるのは本人のみでしたが、戌の日以外は夫婦で一緒に入れるようです。(あとで知りました!)授与品のなかに「戌」の形のお神酒があり、とってもかわいいのでしばらく飾っていました。水天宮は妊娠前から知っていてあこがれの神社だったので、かなり待ったこともいい思い出です。 ・水天宮 ▼【埼玉】鴻神社(こうじんじゃ)「鴻神社」は、埼玉県鴻巣市にある、安産の神様である祭神 スサノオノミコトを祀った神社。昔この地にあった神様の木に卵を生んだコウノトリが、それを食べようとした大蛇を退治して大切な卵を守ったという『こうのとり伝説』があり、別名「こうのとり神社」とも呼ばれています。その縁起のよいコウノトリにあやかり、ここではコウノトリをモチーフとしたお守りを授与品としてもらうことができます。ちなみにおみくじもコウノトリのかわいい形で大人気です。 ・鴻神社 ▼【神奈川】鶴岡八幡宮神奈川県鎌倉市にある「鶴岡八幡宮」は、日本三大八幡宮のひとつ。ここに祀られている神功皇后(じんぐうこうごう)は応神天皇(おうじんてんのう)を身ごもったまま戦場で活躍し、その後、無事に出産したという伝説があります。そのため、安産のご利益のある神社として親しまれるようになりました。また、源頼朝ゆかりの神社として知られ、旗上弁財天社殿の裏にある頼朝が安産を祈願した石(政子石)は、有名なご利益スポットとなっています。 ・鶴岡八幡宮 ▼【千葉】千葉神社「千葉神社」は、千葉県千葉市にある厄除け開運で人気の神社です。ここで祀られているのは北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう・妙見さま)で、水を司ることからおなかの赤ちゃんを包み込む「羊水」に力を授けてくれると伝えられています。ご祈祷後に境内にある「妙見延寿の井」の霊泉をひとくちいただくと、さらに力を得られると言われています。 ・千葉神社 ▼【山梨】山中諏訪神社富士五湖のひとつである山中湖に位置する「山中諏訪神社」。祀られている豊玉姫命(とよたまひめのみこと)は安産守護の神様として、古くから安産や子授けにご利益があるとされ、地元の人々に親しまれてきました。珍しいのが、毎年9月の4~6日にかけて行われる「安産祭り」。夜祭で氏子の女性がおみこしをかつぐと、安産になると言われています。そのおみこしを触るだけでもご利益があるとされ、県外からも多くの妊婦さんが訪れる人気のお祭りです。 ・山中諏訪神社 ▼【大阪】住吉大社大阪府大阪市住吉区に位置する「住吉大社」は、大阪の妊婦さんがこぞって訪れる人気の安産神社です。こちらも神功皇后(じんぐうこうごう)が祀られており、敵に出陣する際に神石を妊娠中のおなかにはさんで行ったところ無事出産できたことから、妊婦帯を締める風習が生まれたとも言われています。境内にある誕生石のまわりの小石を持ち帰り、安全のお守りとする習わしは住吉大社ならでは。お産のときにその石を握りしめると安産になるという言い伝えもあるため、訪れた際はぜひ忘れずにいただいて帰りましょう。 ・住吉大社 ▼【京都】岡崎神社京都府京都市左京区にある「岡崎神社」は、別名「うさぎ神社」。かつてうさぎの生息地だった地域に建っており、うさぎはたくさん子どもを産むことから安産神社として人気を集めています。境内に入ると、うさぎ! うさぎ! うさぎ! と右も左も、うさぎがモチーフのものだらけで、うさぎ好きにはたまらない光景。手水舎には黒御影石でできた子授けうさぎ像があり、水をかけながらおなかをさすって祈願すると安産になると言われています。 ・岡崎神社 ▼【京都】わら天神宮(敷地神社)通称「わら天神」として親しまれている敷地神社は、京都府京都市北区にある、安産・子授けで人気の神社です。古くから稲わらで編んだかごにお供え物を入れて神様に捧げる習慣があり、いつしかそのかごから抜けたわらを、妊婦が安産のお守りとして持ち帰るようになりました。現在は、ご祈祷の際にもらえるお守りを腹帯にはさんでおくとご利益があると言われています。ちなみに、そのお守りに入っている稲わらに節があると男の子、節がないと女の子が生まれるという言い伝えがあり、それを楽しみに訪れる妊婦さんが多いようです。 ・わら天神宮(敷地神社) <関連記事> 東京近郊で気軽に安産祈願!体験者の声と「おすすめの神社」3選 ■安産祈願「戌の日」まとめ妊娠中は赤ちゃんを授かった幸せをかみしめると同時に、不安も抱えてしまいやすいもの。安産祈願はそんな不安を和らげてくれる、とても大事なイベントです。まずは戌の日を調べつつ、安産祈願にベストな日取りをチェックしましょう。そして立地や初穂料、授与品などを比較しながら、お気に入りの安産神社へ足を運んでみてくださいね。<関連記事> 戌の日の安産祈願はいつ・どこの神社で・腹帯は?【2018-2019戌の日カレンダー】 <参考サイト> 安産祈願・戌の日ドットコム 海上保安庁海洋情報部|十二支と十干 千葉神社|安産守護祈願について 山中諏訪神社 Travel.jp|うさぎ神社 水天宮 わら天神宮 鴻神社 鶴岡八幡宮 住吉大社 岡崎神社
2018年09月03日お宮参りが生まれたばかりの赤ちゃんとの初めての外出という人もいるのではないでしょうか。「初めての外出、どんな準備をすればいいの?」「お宮参りって何の意味があって、どんなことをするの?」。両家の両親とのお付き合いやマナーなど知りたいことがたくさんあることと思います。今回はママの不安や疑問を解消する項目をまとめました。■お宮参りとは?基本情報「お宮参り」とは赤ちゃんの誕生をお祝いし、生まれて初めて神社に参拝することです。「初宮参り」や「初宮詣」とも呼ばれます。一般的に男の子は生後31~32日目、女の子は生後32~33日目に行うものとされていますが、北海道・東北地方・北陸地方などでは生後100~120日目とされており、地域によって行うべき時期には違いがあるので確認してみてください。お宮参りでは、神社で祝詞(のりと)をあげておはらいしてもらうことができます。ここではお宮参りの意味、神社の選び方、時期やかかる費用、誰が参加するのかなど、基本情報をご紹介します。▼お宮参りをする意味お宮参りは、赤ちゃんが健やかにすくすく成長することを祈願して行われるお祝いの儀式です。氏神様(その土地の神様)に赤ちゃんの誕生を奉告し、地域の一員として認めてもらうという意味もあり、お宮参りをするとその神社の神様に一生涯見守られるといわれています。ある調査によると、8割以上の人がお宮参りを実施しているということですが、必ずしも行わなければならない行事ではありません。赤ちゃんやお母さんの体調、家族や親族の希望や都合を含めて総合的に行うかどうかの判断ができると良いですね。赤ちゃんが生まれると、それまでとは生活がガラッと変わります。常に自分のことよりも赤ちゃんを優先させなければならず、分からないことだらけで不安になることも多いでしょう。お宮参りを、赤ちゃんだけでなく、最初の1カ月を無事に乗り切った家族全員のお祝いととらえてみるのはいかがでしょうか。▼お宮参りをする神社の選び方しきたりからすると氏神様がまつられている神社にお参りするのが良いでしょう。お宮参りには赤ちゃんの誕生をお祝いし、神様に奉告する意味がありますので、安産祈願をされた方は同じ神社が良いかもしれません。しかし、古くからの慣習の意味合いは薄れてきており、お宮参りをする神社は都合に合わせて自由に選んでも問題ありません。生まれたばかりの赤ちゃんとのお出かけは、想像以上に大変です。駅から近い、駐車場から歩く距離が少ないなど、赤ちゃんとご自身の都合に合わせて候補を出してみてください。神社によって記念品を授与されたり、境内で写真を撮影できたり、祝い着を貸してくれたり、さまざまな特徴があり、これらも神社を選ぶ際の基準になります。▼お宮参りに予約は必要なのかホームページを持っているか・お宮参りの情報が詳しく載っているか、予約ができるか、ネット上で予約が完結するか。これらは神社によって大きく異なります。事前にホームページで調べてみて、欲しい情報がなければ電話で確認するのが早くて確実です。予約ができる神社とできない神社は半々という印象です。祭事とぶつかると待つ可能性があるので、可能なら予約した方が確実。予約ができない神社でも、行事の予定を確認しておくと良いでしょう。祈祷の始まる時間が決まっている神社もあれば、時間が決まっておらず集まり次第始めるという神社もあります。何組か合同で行われたり、混雑時を除いて一組ずつ行われたり、祈祷のしかたもさまざまです。▼お宮参りの時期はいつかお宮参りは通年行うことができます。時期は前述の通り生後30日(地域によって異なります)頃とされていますが、必ずしもこの日付ぴったりに行わなければならない、というわけではありません。赤ちゃんや両親の体調、お天気、お日柄、参加者の都合を考慮して日を決めると良いでしょう。赤ちゃんは生まれたばかりで外出にはまだ慣れていない時期ですので、体調を優先してください。祈祷の時間は、9:00~16:30頃が一般的です。神社によって8:30開始や17:00終了など、受け付け時間にばらつきがあります。受け付け時間は通年変わらない神社が多いですが、寒冷地では夏季と冬季で時間が変わることもあります。▼お宮参りにかかる費用・お金神社に払うお金は初穂料または玉串料と呼ばれ、5,000円~10,000円が相場です。記念撮影の相場は30,000円前後。セット内容やどのような商品を選ぶかによって、値段は大幅に変わります。データで納品だったり、フォトブックを作成したり、希望と予算を考えながら決めましょう。衣装はベビードレスを購入するなら10,000円前後。祝い着は、フォトスタジオや神社で無料で貸してくれるところもあります。これ以外の一般のレンタルだと10,000円~30,000円。祝い着の購入は10,000円台から100,000円台までと値段の幅はかなり広くなっています。お宮参りの後のお食事会は外食する場合、ランチで3,000円~8,000円、ディナーで5,000円~15,000円。おじいちゃんやおばあちゃんからお祝いをもらっていたり、神社への支払いをしてもらったりした場合、お食事会はお父さんお母さんが負担すると良いでしょう。これらの費用を誰が払うのか、マナーや決まりはありません。お祝いの行事ですので参加者同士で話し合い、みんなが気持ちよく過ごせる時間になるといいですね。■初穂料・玉串料祈祷の際に支払うお金を、初穂料または玉串料といいます。相場は5,000円から10,000円の間。金額が決められており、下は3,000円から上は30,000円まで幅広く設定されていたり、金額を自由に自分で決められたり、神社によってさまざまです。授与品が用意されている神社も多く、金額の設定がたくさんある場合は、支払う額によってその内容が変わることが多いようです。ご祝儀袋に入れて納めるよう書かれているサイトもありますが、いくつかの神社に直接問い合わせたところ、必ずしもご祝儀袋は使う必要はなく、お財布から直接支払っても問題ないとのことです。▼お宮参りには誰が参加者したらいい?お父さん、お母さん、赤ちゃんだけでお宮参りをする人は少なくありません。他の参加者としては母方のおじいちゃん、おばあちゃん、または父方のおじいちゃん、おばあちゃんいずれかだったり、両家のおじいちゃん、おばあちゃんが全員そろって参加したりします。お宮参りでは父方のおばあちゃんが赤ちゃんを抱くという風習がありますが、絶対ではありません。お宮参りには実施するかどうかも含め絶対の決まりはないので、両家のおじいちゃん、おばあちゃんと話し合い、参加者を決めるといいでしょう。■お宮参りの流れ一日の流れは、まずお宮参りを行い、その後に記念撮影やお食事会を開催するのが一般的です。といっても赤ちゃんも家族もまだ長時間の外出に慣れていない時期ですので、一日に全て行う必要はありません。様子を見ながら無理のない計画を立てましょう。赤ちゃんがいると、物事は計画通りに進まないことの方が多くなるかもしれません。突然の体調不良で日付をずらさなければならなくなったり、お食事会を行う予定だったのにキャンセルしなければならなくなったりすることもあるでしょう。「せっかく日付を決めたのに」「せっかくレストランの予約をしたのに」と思うかもしれませんが、主役は赤ちゃんです。赤ちゃんの体調を一番に考えてくださいね。▼お宮参りの後は家族での食事会家族の食事会をするのかしないのか、正解はありません。両家のおじいちゃん、おばあちゃんと話し合って決めましょう。記念の席なので神社の祈祷には参加できないけれど、食事会には参加したいという人もいるかもしれませんね。ただ赤ちゃんは生まれたばかりであまり外出には慣れていない頃です。赤ちゃんやお母さんの体調を一番に考えて決めてください。生後100日にはお食い初めという儀式もありますので、お食事会はお食い初めに合わせて開催するという人もいます。▼出張撮影・フォトスタジオでの記念撮影お宮参りの記念写真は、撮影されることを強くおすすめします。生まれたばかりの赤ちゃんは一日ごとに顔がどんどん変わっていきますので、この頃の姿を残しておけるのは貴重なチャンス。出張撮影かフォトスタジオでの撮影か、どちらも行う必要はないので好きな方を選ぶと良いでしょう。出張撮影のメリットは、神社で撮影してもらえるので、雰囲気たっぷりの臨場感がある写真になることです。また移動の必要がないので負担が少ないのもポイント。デメリットは、屋外での撮影なので、天気が悪いと撮影が大変になってしまうことです。スタジオでの撮影のメリットは、ゆっくりと撮影できること。カメラマンやスタッフの方が赤ちゃんの気分を盛り上げ、良い表情を引き出してくれます。天候に左右されることもありません。デメリットは、神社からスタジオまで移動しなければならないことや、神社の雰囲気が写真に反映されないことが挙げられます。■お宮参りのパパ・ママの服装、祝い着お宮参りの服装、気になりますよね。ここで詳しく述べていきます。パパは、ほとんどの方がスーツで参加します。ママは着物、スーツ、ワンピースなどさまざま。赤ちゃんには祝い着と呼ばれる衣装(産着、初着、掛け着とも)やベビードレスを着せるのが一般的です。いずれにしても神様に失礼のない服装で参加するのがマナーです。▼お宮参りの赤ちゃんの服装白羽二重に祝い着がしきたりですが、現在はベビードレスの上に祝い着を着せたり、ベビードレスのみで参加したりすることが多いようです。祝い着は暑いので、夏場は薄手のベビードレスを選択する人も増えてきました。産着・祝い着祝い着は着せるというよりも、赤ちゃんを抱き、抱いた人の上から掛けて使用するものです。赤ちゃんの首の後ろに掛け、抱いた人の肩と脇にひもを通して首の後ろで結びます。この祝い着は、フォトスタジオでレンタルできますよ。その他貸衣装や、新品を購入(お直しして七五三で着ることも可能)、両親のお下がりを利用するという人もいます。男の子の祝い着の色は黒、グレー、青、白。柄は鷹や兜、龍が一般的。鷹は千里眼を持つことから広く先を見通し、物事の本質を見極める力、力強い爪からは幸運をしっかりにぎって離さないことを表しています。兜には悪いことから赤ちゃんを守り、元気な成長を願う気持ちが込められています。龍は強くたくましくという想いとともに、天に向かって上っていくことから出世・飛躍という意味があります。女の子の祝い着の色はピンク・赤・黄色・水色で、柄は鞠や鈴、花車がおすすめです。蹴鞠は貴族の遊びだったことから、高貴さや品の良さを表しています。鈴はその音が敵を追い払うお守りであるとともに、味方や神を呼び寄せるものとされています。花車は車に花を飾った柄です。車は貴族の乗り物なので高貴な模様とされており、花はお祝いを象徴したモチーフです。▼お宮参りの両親・祖父母の服装お宮参りは赤ちゃんのお祝いなので、赤ちゃんの衣装に気をとられてしまいがちですが、大人の服装にも気を使いましょう。服装にも厳格な決まりはありませんが、赤ちゃんの服装の格に合わせ、神様に失礼のない服装を選んでください。祖父母の服装は普段着でも良いとされていますが、Tシャツやジーパンなどのラフな服装は避けるべきです。着物赤ちゃんに祝い着を着せるのなら、やはり大人も着物で合わせたいところ。色が多くなるとごちゃごちゃしてしまい、記念撮影ではうるさい印象になってしまいます。そのため、男女ともに全体的にまとまった色味のほうが、すっきりした印象になるのでおすすめです。派手な装飾品は避けたほうが無難。お母さんの体は出産したばかりで回復の途中なので、締め付けるのは心配です。授乳しているお母さんも多いため、無理に着物を着る必要はありません。体調を一番に考えて服装を決めてください。ワンピース体に負担をかけず、着心地が良くて見栄えにもこだわりたいならワンピースが良いでしょう。七五三や入園式など、さまざまなシーンで使い回しのきく落ち着いたデザインが人気です。お宮参りは赤ちゃんが主役のお祝いの行事なので、赤ちゃんが引き立つようおさえた色味のものが良さそうです。授乳しているお母さんには授乳口がついたタイプや、ワンピースに見えるセットアップがおすすめ。産後すぐは体型がまだ元に戻っていないので、産前のものを着る予定があれば事前に着てサイズを確認してください。スーツスーツで参加する場合も、落ち着いた色味のものを選んでください。ブラックやダークカラーがおすすめです。下はパンツでもスカートでも、着ていて楽なものが良いでしょう。出産前のスーツを着る予定の人は、事前にサイズの確認が必要です。スーツでなくても、上にフォーマルなジャケットを羽織るだけでずいぶん印象が変わりますよ。男性はスーツで参加する人が圧倒的に多くいます。▼お宮参りの季節別の注意点生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、季節や体調に合った服装を選ぶことが重要です。ここからは夏の暑さ対策、冬の寒さ対策についてお伝えします。しきたりにこだわりすぎず、赤ちゃんが気持ち良く参加できることを一番に考えてあげられるといいですね。夏は暑さ対策赤ちゃんにとって、汗をかきやすく真夏の暑い時期は負担が大きいもの。そのため、生後30日にとらわれすぎず、涼しくなってから実施するのもおすすめです。赤ちゃんには祝い着を着せるのが一般的ですが、祝い着は暑いので夏はそれを避け、薄いベビードレスを選ぶ人も多いようです。しかし、祝い着にも夏用の涼しい素材(絽)でできたものもあります。絽は透け感があり絹よりもさらっとした生地です。祈祷の最中はクーラーがきいて寒いこともあるので、暑さ対策だけに気を使うのではなく、タオルや羽織物などどんな気温でも対応できるように用意しましょう。冬は寒さ対策寒い時期は風邪をひきやすくなるので、夏と同様に真冬の一番寒い時期は避けた方が良いかもしれません。服装は、厚着をさせるよりも体温調節が簡単にできるようなものが良いでしょう。外は寒くても屋内は暖房がきいて暑いということもあるので、脱ぎ着しやすいカーディガンのようなものを何枚か用意したり、おくるみやケープを持参したりするのがおすすめです。レッグウォーマーやスヌードも防寒には効果的です。また、記念撮影は寒いときに屋外でするのは、赤ちゃんにも大人にも負担になります。スタジオでの撮影の方が良いでしょう。■お宮参りの食事お宮参りの後は食事会をする人も多いようです。お食事会は必ず開かなければならないなどの決まりはありませんので、参加者どうしで話し合って決めましょう。生後100日のお祝いの行事、お食い初めを兼ねてお食事会を開く人もいます。生まれたばかりの赤ちゃんとの外食は意外と気をつかうもの。マナーが気になり気疲れしてしまう人もいるので、お食事会を開くなら場所を探して予約するなど、事前に準備をしておいた方が安心できます。▼お宮参りの食事をとるレストランの注意点お宮参りの後、お食事会を開く場合のレストラン選びのポイントをお伝えします。和室の個室が予約できて、授乳室やオムツ替えスペースのあるレストランがベストです。レストラン側が「子どもの入店は可能」と案内していても、赤ちゃんとの外出に慣れていないこの時期は「泣いたら他のお客さんの迷惑になるのでは」と心配になることも多いでしょう。レストランの雰囲気を知るために、下見ができると安心ですね。まだ離乳食も始まっていない時期なので、赤ちゃんのアレルギーに神経質になることはありません。しかし、参加者の中にアレルギーを持っている人がいないか、レストランでアレルギー対応してもらえるのかは事前に確認しておきましょう。和室があると赤ちゃんを寝かせやすい生後1~3カ月ではまだ首がすわっていない赤ちゃんがほとんどなので、赤ちゃんを寝かせられる和室のあるレストランがおすすめです。寝返り前なら和室以外でも、大きめのソファなどを使って寝かせられます。寝かせる場所がないと誰かがずっと抱いていなければならないので、「赤ちゃんを寝かせる場所があるか」は重要なポイントですよ。和室やソファがなくても、ハイローチェアなど赤ちゃんが休める場所を用意してくれるレストランもあります。授乳室やオムツ替えスペースがあるかこの頃の赤ちゃん連れが一番気になるのは、授乳室やおむつ替えのスペースがあるかどうか。この問題は、その施設が子どもを歓迎しているかどうかを判断する一つのポイントにもなります。特に、オムツ替えスペースがないとオムツを替えることができないので、必ず確認しましょう。授乳に関しては授乳ケープで対応できます。個室であればそこまでマナーや人目を気にすることもないでしょう。個室だと赤ちゃんが泣いても安心子連れOKのレストランでも、赤ちゃんが泣いてしまうと「他のお客さんに迷惑をかけていないか」と気になってしまいますよね。その点、個室なら赤ちゃんが泣いても安心ですし、多少動いても問題ありません。大人もゆったりとした気分でお食事できるので、追加料金を払っても個室の利用をおすすめします。▼お宮参りの食事の予算レストランのタイプやメニューによって幅広いので一概には言えませんが、ランチでは3,000円~8,000円、ディナーは5,000円~15,000円の間が一般的。お食事代金の他に、個室使用料やサービス料金がかかるレストランもあります。値段も大事ですが、せっかくのお食事会なので、前述のように赤ちゃんや大人にとってゆったりとお食事を楽しめるかどうかも重要です。総合的に判断して、お祝いにふさわしい良い時間になるようセッティングできるといいですね。▼お宮参りの食事は誰が払うのか決まりはありません。おじいちゃんやおばあちゃんが払ってくれるなら、甘えてしまうのも良いでしょう。お祝いごとですから、無下に断るのはよくありません。お返しは必要ありませんが、お礼の気持ちを表したいときは、メッセージカードや小さな贈り物を送るのはいかがでしょうか。■シーンに合わせたお宮参りの準備を外出に慣れていない時期に加えて、参拝だけでなく記念撮影やお食事会もするとなると、決めることも多くて大変です。事前に準備できることはできるだけやっておきましょう。地域によってお宮参りを行う時期が異なっていたり、季節によって用意も変わってきたりしますので、それらを考慮するのを忘れずに。お宮参りは、赤ちゃんとの初めての外出となるかもしれない貴重な機会です。良い思い出を作れますように。
2018年07月30日みなさんこんにちは。元添乗員ママライターのゆかりんごです。体温調節のできない赤ちゃんに着せさせる服装って悩みますよね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので体温調節が重要です。そこで今回は、筆者や先輩ママ達が、どのような服装を赤ちゃんにさせていたのか をご紹介します。目安となる服装、素材、あると便利なアイテムや注意点などをチェックして、お洋服を購入する際の参考にしてみてください。 夏25度前後から真夏30度以上【目安の服装】お出かけの目的や場所も考慮して・ メッシュの袖なしロンパース肌着+半袖ショートオール(上下別の場合:肌着+半袖トップス+ボトムス)・ 半袖ロンパース(1枚で着用できるもの)+ボトムス・ ショートオール1枚のみ※首の後ろにタグがないもの先輩ママ達からの意見で多かったのは、「自宅では肌着1枚のみ着せていた」です。筆者の場合も家では可愛い半袖ロンパースのみ着せて、出かける際にボトムスを履かせていることもありました。家でロンパースのみで過ごしていると、オムツ交換がラクというメリットもあります。【素材】・ 肌着は、メッシュや速乾性のもの・ ウェアは、ガーゼや薄手フライスのものもおすすめ暑い夏は風通しの良い服装で、汗をかいても肌にベトベトつきにくい肌着を着せてあげましょう。また、汗をかいたらこまめに着替えさせてあげましょう。【あると便利なアイテム】トレンカやレッグウォーマー冷房が効いた室内だと赤ちゃんが冷えすぎてしまうことも。ベビー用のトレンカやレッグウォーマーがあると便利です。薄手のものであれば、室内に限らず、外出時の紫外線対策にもなります。 初夏や初秋20度前後【目安の服装】雨天で19度以下は長袖を、晴れて20度以上は半袖ベースで・ 袖なしロンパース肌着+半袖カバーオール+薄手羽織りもの(上下別の場合:袖なしロンパース肌着+半袖トップス+ボトムス)・ 袖なしロンパース肌着+薄手長袖または七分袖カバーオール(上下別の場合:袖なしロンパース肌着+薄手長袖または七分袖トップス+ボトムス)・ 長袖ロンパース(1枚で着用できるもの)+ボトムス【素材】・ 薄手の天竺やフライスのもの【注意点】・ 日中は薄着に、気温の下がる朝晩は着脱しやすい前開きの上着で調整・ 気候によって薄手の長袖、七分袖、半袖+羽織ものを使い分け・ 短パンやスカートを着せる際は薄手のレギンスを着用【あると便利なアイテム】ウインドブレーカー風の強い日は体感温度が低くなります。ウインドブレーカーがあればさっと風よけに羽織らせることができます。軽くてシワになりにくく、持ち歩きやすいこともメリットです。但し、フードが遊具などに引っかからないように注意して下さい。春先や晩秋15度前後【目安の服装】15度以下なら長袖肌着、15度以上なら半袖肌着、肌着で調節・ 半袖ロンパース肌着+長袖カバーオール(上下別の場合:半袖ロンパース肌着+長袖トップス+ボトムス)・ 長袖ロンパース肌着+長袖カバーオール(上下別の場合:長袖ロンパース肌着+長袖トップス+ボトムス)・ 長袖ロンパース(1枚で着用できるもの)+ボトムス+羽織りもの【素材】・ フライスよりやや厚めのスムースがおすすめ・ 接結天竺やニットキルトも保温性に優れているので、特に肌寒い日におすすめ【注意点】・ 寒暖差が大きいので、基本的に重ね着で体温調節・ 薄手フリースや厚手ウィンドブレーカーなどの上着を用意・ スカートやワンピースを着せる際は、少し厚手のレギンスがおすすめ・ タイツは足の指に汗をかいてしまうので、自宅では足先は出してあげて実際、筆者も娘にタイツを履かせていたら、足の指の間にあせもができてしまいました。女の子のタイツは可愛いですが、室内では足の指を自由にさせてあげましょう。【あると便利なアイテム】ベスト車移動や室内が暖かい場合はベストで体温調節すると良いでしょう。袖がないので着脱しやすく、ハイハイしても腕周りがごわつきません。しかし、お住まいの地域によっては着用する機会があまりないこともあります。「出産祝いで可愛いベストをいただいたが、意外と外は寒くて着用させる機会がなかった。もったいないので結局夜パジャマの上に着用させた」(30代2児のママ)ベストは夜間にも着用できるので、まずは1枚用意してみても良いでしょう。真冬10度以下から冬10度前後【目安の服装】寒冷地帯であれば外出時の防寒対策もしっかり・ 長袖ロンパース肌着+長袖カバーオール+羽織りもの・ 長袖ロンパース肌着+フリースまたはトレーナー素材のカバーオール(上下別の場合:長袖ロンパース肌着+トレーナー+ボトムス)【素材】・ 肌着は春先や晩秋と同様、接結天竺やニットキルトは保温性がありおすすめ・ 羽織りものにはウールも暖かくておすすめ・ アウターにはフリースやダウンを【注意点】・ 厚着をさせ過ぎない室内は暖房がついており、大人より体温が高い赤ちゃんは意外と汗をかいています。背中やお腹を触ってみて、暖かければ1枚脱がせてあげましょう。・ 足先まで隠れるタイプのカバーオールも外出時は重宝するが、室内では注意室内では熱がこもりがちですので、足先は出して動かせるようにさせてあげましょう。【外出時の防寒対策】抱っこやベビーカーでの外出はしっかり防寒して下さい。アウターには、足元まですっぽり包むロンパースタイプのものがおすすめです。フリースやボア素材、寒冷地であればダウン素材のロンパースが良いでしょう。ベビーカーには専用の防寒アイテムもあります。抱っこの場合、分厚いアウターを着せると抱っこしづらくなります。そんな時に便利なアイテムが、ママポンチョです。「抱っこしたまま上からすっぽりかぶれるので、上の子の幼稚園お迎えなどちょっとしたお出かけに便利」(30代2児のママ)このように、ママも赤ちゃんも同時に防寒できるアイテムもあります。----------以上いかがでしたか。赤ちゃんは、ねんね期を終えて手足の動きが活発になると体温が上がりがちです。赤ちゃんのお腹や背中を触ってみてお洋服でママパパが調節してあげましょう。毎日のお天気と気温をチェックしてお洋服を選んであげてくださいね。●ライター/ゆかりんご(元添乗員ママライター)●モデル/坂井由有子
2018年06月12日小学校に上がると毎日の服装をどうしよう、と悩んでしまうお母さんもいると思います。一年を振り返ってみて、ぐっちぃさん家の双子の女の子、のまめちゃん、こまめちゃんが、実際によく着た服装をご紹介します。双子がスカートをやめた理由は機能性だったこれから小学校にあがる子たちの参考になるかどうかは分からないですが、服の話です。保育園は子どもの安全第一としてわりと服の規制が多かったんです。スカートやフード付きパーカーが着れなかったりとか。それが小学校にあがって、やっと着れるようになったもんだから、最初は嬉しくってスカートやワンピースを着てオシャレしていってたんですね。それが1年経ってみたら逆にシンプル重視になってました(笑)のまめは体育前の着替えを早く済ませたいからという理由でズボンになったし、こまめは動きやすさ重視でスボンになったし。とにかく「動きたい系女子」なのでシンプルな服に落ち着いたようです。イラストにも描いたんだけど、「ちょっとサイズが小さいほうがずり落ちなくていい」と言い出して、しばらく足首が出ちゃうようなズボン履いてたときはどうしようかと思ったなぁ(汗)(私がブカブカのズボンを縫えばいいだけの話だった)最初は着たい服を着てた子供たちも学校では動きやすさ重視の恰好をするようになったし、休日は少しはおしゃれもするし、子どもなりにTPO考えて着方を変えてるなぁと1年経って気づいた母でした。(見習わないといけない)もちろんオシャレな子もスカート履いてる子もたくさんいるので、やっぱりあんまり参考にならないかな(笑)
2018年04月14日長男・長女・次男の保育園入園式。幼い3人を一人で連れて行くため、長男長女に抱っこをせがまれてもすぐに対応えきるように末っ子だった1歳次男は抱っこ紐でおんぶ。次男のすぐ上には、ガチガチに固められたお団子髪。もう触りたくて触りたくてしょうがない次男。めいいっぱい腕を伸ばし…髪をまとめてあったゴムを引きちぎってしまいました。結局、ぼさぼさのまま参列する羽目に…(笑)ちびっこ連れでの参列。ハプニングはつきものですが、まさかこんな事になるなんて…。今でも忘れられないエピソードです(笑)
2018年03月14日長男の卒園式前、私はインターネットでフォーマルな服を探していました。『卒園式にも入学式にも使える!』という、手頃な値段のものを発見。3色展開だったんですが、私のサイズは1色しか残っておらず、しかも最後の一着!これは運命! と早速購入。とってもイイ買い物したわ~♪ と喜んでいたんですが…。 卒園式当日、会場に着いてびっくり! 先生方含め、全員が黒や紺、グレーなのに対し、白は見事に私のみ!今は特に決まりはなく、卒園式でも明るめの色を着ていい場合もあるようですが、当時は本当に私だけ見事に浮いていました。世間知らず。怖い。見事に恥をさらしまくった私。あれから2年。今年長女の卒園式があるので、今度はちゃんと黒っぽい服装で行こうと思います。
2018年03月07日3月に卒園・卒業を迎えるお子さんは、4月には入学が控えているという場合が多いと思います。式に出席するにあたり迷うのはママの服装。卒園・卒業と入学ではどのような格好をすればいいのでしょうか。また、気を付けることはあるでしょうか。服装とマナーについて知っておきましょう。服装の基本はフォーマルで卒園式・卒業式(以下卒業に統一)、入学式はフォーマルな場所なのでやはりスーツを着るのが相応しいですね。しかし普段スーツを着ることがないママには、セレモニーのためだけに2着新調するのは厳しいところ。上手に着まわせるようなものを選びたいですね。昔買ったものを着てみるのも良いですが、サイズやデザインが適しているかを早めに確認しておきましょう。セレモニースーツを選ぶ際に気を付けたいポイントは、ほどよい華やかさがあって目立ちすぎず、品のあるものが良いでしょう。卒業と入学の違い一般的に卒業は、もちろんお祝いでもありますが、お世話になった先生方やお友だちとの別れや感謝の気持ちを込める意味合いがあり、黒やグレー・ネイビーなどの落ち着いた色を選ぶことが無難です。逆に入学は、希望や喜びに満ちたお祝いということと温かさの増す春という季節でもあるので、ベージュ・パステル系など華やかな色を選ぶママが多いです。オススメのアイテム・ノーカラージャケット・ワンピースタイプノーカラージャケットは、柔らかく優しい印象に見せてくれます。どんなインナーとも合わせやすいので着回しもききます。ワンピースタイプは、ジャケットを羽織らなければ普段使いもできます。せっかく購入するなら多く着られるものを選びたいですね。アクセサリーや小物類アクセサリーは派手にならず、しかし華やかなものを選びます。ネックレスは一連や二連のパールが基本です。イヤリング・ピアスもセットだと無難ですね。コサージュは必須ではありませんが、着けるママが多いアイテムです。卒業のスーツが全てダークな場合、コサージュを明るい色にするだけで印象がガラリと変わります。バッグについてもスーツに合うものを選びたいですね。また、バッグと靴は同色でコーディネートするのがオススメです。気を付けたいマナーセレモニーはフォーマルな場なので、スカート丈はひざ下のものを選びましょう。ストッキングはヌードベージュなどの、肌と近い色がマナーです。パンプスは爪先の空いていないもので、ヒールの高すぎないものを選びましょう。寒い日もある季節ですが、黒のタイツや式中上着を羽織ることはNGです。インナーやカイロなどで寒さ対策を工夫するようにしましょう。ひざかけやストールなどを用意しておくといいですね。最近では、セレモニースーツを調べると複数のアイテムがセットになっているものが多く販売されています。2~3点セットはもちろん、中には5点セットなども。ジャケット2点とワンピースの3点セットなどは多く出ていて、卒業・入学の両方に対応できます。ジャケットが変わると印象をかなり変えることが出来ます。卒業式と入学式で同じ格好でも問題ないのですが、写真などで後に見ることを考えると少し変えることがオススメです。ジャケット以外にもインナーやボトム、コサージュ・アクセサリーなどで印象を変えてみましょう。色々格好に悩む部分もありますが、あくまで主役は子どもです。きちんとした印象を与え派手にならない格好を心がけましょう。子どもたちの晴れ姿、しっかりと見届けたいですね。
2018年02月22日寒さが厳しい冬は「風邪をひかないように」と子どもの服装にも気をつかいますよね。でも、防寒のために身につけたアイテムが、思いがけない事故を引き起こすことも。遊びのシーンでは、子どもの服装にもしっかり注意しましょう。■危険その1.遊具に引っかかって大きな事故に「フード・ひも付きの服」外遊びのシーンで気をつけたいのが、フードやひものついたパーカー・コート類。何かの拍子でフードやひもが引っ張られると、首がしまってしまう危険性があるのです。特に、滑り台やジャングルジムなど遊具で遊んでいる時にフードなどが引っかかると、大事故につながってしまうことも。また、首回りだけでなく、ウエスト部分やズボンの裾についたひもも、引っかかったり踏んでしまったりで転倒などの原因になることがあります。保育園や幼稚園でも「通園の際は、フードやひものついた服は着せないでください」と、あらかじめ決められていることも多いようです。子ども同士が引っ張り合ってケガの原因になることもあるので、小さいうちはできるだけ避けた方が良いでしょう。■危険その2.自転車に乗る時は絶対NG! 「マフラー」防寒のためには首元をあたためるのは大切なこと。今の時期、マフラーは欠かせない防寒アイテムですよね。でも、子どもの場合、時にはマフラーが危ないことも。気づかないうちにどこかに引っかかってしまうと、フードなどと同じように首がしまってしまう危険性があります。特に、自転車・三輪車など車輪の付いた乗り物に乗る時は要注意。万が一ほどけたマフラーが車輪にからまったら、大きな事故につながります。小さな子どもにはマフラーは避け、輪っか状になっているネックウォーマーやスヌードなどを活用するのがおすすめです。 ■危険その3.転倒の危険も! 激しい運動には不向きな「ブーツ」冬の足元の定番アイテムといえば、ブーツ。最近では子ども用ブーツもかわいらしいデザインのものがたくさん出ていますよね。でも、底の硬いブーツで走ったりすると、大人でも転びやすいもの。左右のブーツが当たったり、ブーツの中で足がずれたりして、子どもの転倒リスクも高まってしまいます。あたたかくてかわいいムートンブーツも、靴の中で足の“あそび”があり、足首の動きが制限されるため、意外とバランスを崩しやすいものです。子どもにブーツをはかせるのは長時間歩かないおでかけや買い物などにとどめ、公園遊びで走り回るときには避けるなど、シーンによって使い分けをすると良いですね。■危険その4.フローリングでは滑りやすい「靴下・タイツ」冬の時期は「足先が冷えないように」と、室内でも靴下やタイツをはかせてあげたくなりますよね。家の中でおとなしく遊んでいる分には、靴下をはいていても特に問題はないかもしれません。でも、活発に遊べる児童館や子ども広場などのフローリング床では、靴下やタイツをはいていると、すべって転びやすくなってしまいます。子ども用の靴下はすべり止めがついていることも多いですが、必ず転倒を防げるわけではなく、フローリングの床ではかえってつまづきの原因になってしまうことも。室内遊び場などでは、できるだけ裸足の方が安心です。脱ぎ着させにくいタイツはレッグウォーマーやスパッツで代用するなど、工夫してみると良さそうですね。子どもは思いがけない動きをすることも多く、大人では想像できない意外なアイテムが事故の原因になることもあります。普段からしっかりと気をつけて、ケガや事故のリスクを防いでいきたいですね。
2018年01月03日この春お子さんが入園&入学されるお母さま方、おめでとうございます。入園&入学式は、お子さんの成長を実感できる、とってもよろこばしいイベントですよね。そこで気になるのが、入園&入学式でのママの服装。記念写真などにも残るし、この先のママ友付き合いにも影響しそう。スーツ、ワンピース、着物……どれがいいのか迷いますよね。それぞれの着こなしマナーやメリット&デメリットをご紹介します!入園&入学式の服装はこれがキホン!入園&入学式の服装選びのキホンは「セミフォーマル」です。デニムやサンダルなどカジュアルな服装はNG。男性ならダークスーツにネクタイ、女性はひざ丈のスカートやワンピースにストッキングを着用します。欧米のドレスコードでは、厳密には女性のセミフォーマル=カクテルドレスやロングドレスなのですが、入園&入学式にはふさわしくないのでやめましょう。また、式典会場ではコート類は脱ぐのがマナー。4月はまだ肌寒い地域もあり、体育館などが冷えることもありますが、カイロやインナーなどで防寒対策をしてください。もう1つ重要なのが、入園&入学式の主役はあくまでお子さんだということ。ママだけが張り切って悪目立ちしないよう、控えめなフォーマル感を心がけてください。髪型やアクセサリーも華美になりすぎないよう注意しましょう。入園&入学式のママスーツ、着こなしのマナーとは?入園&入学式のママの服装で、最も一般的なのがスーツです。色味は全体として明るいトーンを選ぶのが一般的。入園&入学式はおめでたい式典なので、淡いイエローやピンク、明るいブルーなどのパステルカラーや白が好まれる傾向があります。ちなみに、卒園&卒業式は「お別れ」でもあるのでダークカラーを選ぶのが一般的です。ただし、最近はそこまで気にしない方も増えているようです。着こなしのマナーは、スカートならひざ丈を選び、ヌードカラーのストッキングをはくこと。黒や柄物のタイツは基本的にNGです。パンツでもOKですが、華やかな雰囲気のジャケットを合わせるなどして「お仕事感」が出ないように工夫するといいでしょう。スーツのメリット&デメリット■スーツのメリット◎着まわし力が高い最近はママ向けの「セレモニースーツセット」もいろいろあります。スカートにダークカラーと明るいカラーのジャケットがセットになった「3点セット」などが人気です。組み合わせしだいでガラリとイメージが変わるので、卒園&卒業や保護者会などにも着まわしOK。◎温度調節がしやすい式典会場の体育館は寒いのに、その後の食事会のお店は暖房で暑い……なんてことは多いもの。スーツなら、ジャケットの着脱やインナーで調整がしやすいです。■スーツのデメリット◎人とかぶりやすいベーシックなセレモニースーツだと、周りのママたちと似たような印象になりがち。「浮かない」という意味では安心ですが、あまりにも周りとかぶっているとちょっと恥ずかしいですよね。◎型に流行があるワンピースや着物と比べ、スーツのデザインは流行に左右されやすい傾向が。数年ぶりに着てみたら「なんか古くさい?」なんてことも。体型に合わなくなることも多いので要注意です。入園&入学式でワンピースってアリ?ママスーツほどかしこまらず、気軽に着られるワンピースも人気があります。プレママ(妊婦さん)の場合もワンピースならしめつけがなく安心です。ワンピースもスーツと同じように、ひざ丈にヌードカラーのストッキングを合わせるのがキホンです。コットンやジャージ素材だとカジュアルな感じになってしまうので、シルクやツイードなど「きちんと感」や「華やかさ」のある素材を選ぶといいでしょう。黒はセレモニーワンピースとして一般的ですが、入園&入学式の場合は暗い印象になってしまうこともあるので要注意です。コサージュやボレロなどをうまく合わせて、「ハレ」の式典にふさわしい着こなしを意識しましょう。ワンピースのメリット&デメリット■ワンピースのメリット◎体型を気にせず着られる/ラクちんワンピースなら、プレママやウエストまわりが気になる方も安心。式典のあと座敷で食事会が……というときも、お腹まわりが苦しくなりません。◎セレモニー以外でも着られるシンプルできちんとしたワンピースなら、結婚式やちょっといいレストランでの食事など活躍のシーンがいろいろあります。■ワンピースのデメリット◎温度調整がしにくいスーツのようにジャケットの着脱ができないので、ストールやインナーなどで工夫しましょう。ワンピースの上にショート丈のジャケットやボレロをはおるのもオススメです。入園&入学式で着物を着るなら? 基本のマナーとは入園&入学式には「訪問着」を選ぶのが一般的です。他に「付け下げ」、控えめな柄の「小紋」、慶事・弔事どちらでも着られる「色無地」などでもいいでしょう。色はブルーや控えめなイエロー、紫などが年齢を選ばないのでオススメです。ピンクや赤なども華やかですが、年齢が上がるとかわいすぎて不釣り合いになることも。着こなすさいは、襟を抜き過ぎないよう注意してください。また、色無地を着るときはバッグや帯などの小物で華やかさを演出するといいでしょう。着物のメリット&デメリット■着物のメリット◎人とかぶらないそもそも着物を着るママは少ないうえ、着物の柄や色はさまざまなので、人とかぶることはまずないでしょう。きれいに着物を着こなしていれば「ちょっとちがうな」と一目置かれそうです。◎流行に左右されない/一生着られる着こなしや小物には多少の流行がありますが、着物そのものは流行に左右されません。体型が変わっても着られますし、年齢を選ばない色や柄なら一生着られます。■着物のデメリット◎動きにくい普段から着慣れていないと、着物で動き回るのはちょっと大変です。下のお子さんがいる場合などは、パートナーや祖父母などの手を借りたほうがいいかも。◎雨だと大変着物は雨で濡れると生地の傷みや汚れが気になります。ポリエステル素材などの「洗える着物」や雨用のカバーがついた「雨草履」もあるので、頻繁に着物を着る方は検討してみてもいいでしょう。入園&入学式のアクセサリーはどうする?入園&入学式は「フォーマル感」が大切なので、アクセサリーをじゃらじゃらつけるのはマナー違反。パールのネックレスやピアス、イヤリングがキホンです。ゴールドやシルバーなら、華奢で上品なデザインを選びましょう。髪に飾るバレッタやコームにもパールをとり入れるとより華やかになります。コサージュも定番です。「おばさんっぽくなるのが心配」という方は、布花とパールを組み合わせた異素材ミックスのデザインや、ダリアなどかわいい感じのデザインを選ぶといいでしょう。ダークカラーのジャケットに明るい色のコサージュをつければ華やかに、明るい色のジャケットに同系色を合わせればさりげなく華やかさをプラスできます。入園&入学式のOKバッグ、NGバッグ上品でフォーマル感のあるバッグを選びましょう。大きすぎるバッグやブランドロゴがでかでかと主張しているようなバッグはNGです。■「外す」心配のないブラックフォーマルバッグブラックフォーマルはちょっと堅苦しい、お祝いごとなのでもう少し華やかにしたいという方は、結婚式に出席するときくらいの「きちんと感」があるフォーマルバッグやクラッチバッグを選びましょう。入園&入学式は室内履きや書類を持参することも多いので、サブバッグもセットで用意しておくのがオススメです。マナーをおさえた服装で素敵なセレモニーに今回ご紹介した入園&入学式のママのファッションは、あくまで一般例です。お住まいの地域や学校、園によってもドレスコードや雰囲気はちがってきます。できるなら、事前にどんな雰囲気かチェックしておくといいでしょう。入園&入学式は、ご家族の記念として写真にも残るセレモニー。マナーを守った服装で、素敵なイベントにしてくださいね!
2017年03月19日「冬の夜は寒いから」と、赤ちゃんを温かくして寝かせていると、寝汗をたくさんかいていることがあります。寝汗をかくと、そのあと冷えることで風邪をひきやすくなってしまうことも。まだ体温調節が苦手な赤ちゃんには、寝汗対策をしっかりしてあげたいですね。■寝るときの赤ちゃんの服装は?基本的に赤ちゃんは汗っかき。冬でも、服装はママが着ている枚数より1枚少なめでOKです。寝るときの服は、吸湿性の高い綿素材がおすすめ。フリース素材はあたたかいですが、一般的には汗を吸いにくいものが多く、湿気がこもりやすくなってしまいます。また、赤ちゃんは、足の裏から熱を逃がすことで体温調節をしています。そのため、冬場でも、寝るときには靴下を履かせなくてOKです。熱がこもらないように、ふんわりと布団をかけてあげましょう。■寝汗をかきにくい寝具選び赤ちゃんの寝汗は、布団のかけすぎが原因であることも。「汗で体がびっしょり濡れている」「夜泣きがひどい」という場合は、掛け布団を1枚少なくしてみましょう。服と同様に、シーツも吸湿性の高いものを選びます。赤ちゃんのうちは、シーツの上にバスタオルを敷くのもおすすめ。なお、敷き布団に防水シートを敷くと、水分を通さないため湿気がこもりやすくなってしまいます。寝汗をかきやすい赤ちゃんの場合は、防水シートの仕様は避けるようにしましょう。■布団を蹴飛ばしてしまうときはどうする?せっかく温かくして寝かせても、気づくと赤ちゃんが自分で布団を蹴飛ばしていることがあります。汗っかきの赤ちゃんとはいえ、冬に何もかけないで寝ていると風邪をひきそうですよね。そんなときは腹巻きやスリーパーなどを上手に使い、体を冷やさないように工夫しましょう。手で布団をはいでしまう場合は、まず薄手の毛布を脇の下に挟むようにしてお腹にかけ、その上から布団をかける方法もおすすめです。冬の赤ちゃんの寝汗は「服の着せすぎ」「布団のかけすぎ」によるものも多いようです。まだ言葉が話せない赤ちゃんは、「暑い」「寒い」を伝えることができません。様子を見ながら、上手に調節してあげてくださいね。
2017年01月08日休日出勤では、人であふれかえる普段の仕事場と違い、オフィスにいるのは数人だけということもあるはずです。周りから見られていないからと、つい気を抜いた服装で出勤してしまいがちですが、休日出勤とはいえそこは仕事場。就業時間外のためビジネススーツで出勤する必要はありませんが、最低限のマナーを意識した服装 が求められます。ここでは、休日出勤するときの服装マナーについて紹介いたします。●休日出勤の服装マナー●(1)基本は襟付きのシャツ休日出勤でも、ビジネスの場にふさわしくないと思われる服装は控えた方がいいでしょう。そうなれば、基本となるのはオフィスカジュアル 。万が一、社外の人と会うことになっても失礼のないような服装が望ましく、襟付きのシャツを基本に、カジュアルな装いをする場合でもポロシャツ程度にとどめましょう。●(2)過度な露出をしないTシャツに短パンという、手足を出したラフな服装は好ましくありません。女性も、ミニスカートや胸元の大きく開いたトップスなどは控えるようにしてください。どうしても露出のある服装をする場合には、上からカーディガンをはおる などの対応が必要です。●(3)足元も手抜き厳禁暑い季節になってくると、思わずサンダルやスニーカーで出勤したくなる人もいるかもしれませんが、これらはオフィスに適したものとは言えません。ビジネスシューズに限定する必要はありませんが、派手な色やルーズな印象を与えるもの は避けるようにしましょう。●(4)ベルトが付けられるパンツをはく休日のリラックスウェアとして人気を集めているスウェット。締め付け感がなく楽に過ごせるアイテムですが、休日出勤にはいていくのはやめた方がいいでしょう。パンツはできるだけベルトループ付きのもの にして、いざというときにベルトが付けられるものを選んでください。ベルトをしない服装は一気にだらしなさが増してしまいます。----------普段と違う状況だからといって、あまりにくだけた服装で出勤してしまうと常識のない人だと思われかねません。もし不安であれば、初めての休日出勤のときだけビジネススーツで出勤し、周りの人がどんな服装をしているか確認してもいいでしょう。業務時間外で不当な評価を得ることのないよう、マナーを守った服装を心がけてください。●文章/パピマミ編集部
2016年05月25日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜