ある朝のこと。目を覚まして娘のほうを見ると、娘の布団が血だらけになっていました。鼻血ではなさそうだなと思いつつ、娘の症状を見ていたところ……。ある朝、娘の布団が血だらけに!娘が生後3カ月のときのことです。朝起きると、娘の布団が血だらけになっていました! 「鼻血かな? けがをしたのかな?」と慌てて確認すると、なぜか娘の耳たぶがぱっくり切れて、なんとも痛そうな状態だったのです。 血は固まっていたものの、傷が深かったので病院へ。念のため診てもらうことにしました。 気になる耳切れの原因は…病院の先生は傷を確認して、「あー、これは痛そうだね。原因は乾燥。お母さん、耳も保湿しなきゃだめだよ!」とおっしゃいました。これを聞いて、「え! 耳まで保湿が必要なんですか!」と驚いた私! 自分のスキンケアでも耳までは保湿しないので、耳を保湿する必要があるなんて思いもしなかったのです。 それからは反省し、耳までしっかりと保湿するようになりました。しかし娘はかゆいのか、治りかけたかさぶたをかき壊してしまうこともしばしば。何度も爪や顔を血だらけにしてしまう娘の姿に、本当に胸が痛みました。しっかり保湿を続けて1週間ほど経ったころ、ようやく耳の傷は良くなったのでした。 朝晩2回、首のしわの間なども入念に保湿していました。その成果か娘の肌を観察しても目に見えて乾燥している様子はなく、「十分保湿できているんだな」とほっとしていたのですが……。赤ちゃんは自分でかゆい、痛いと訴えられない分、大人が隅々までしっかりチェックしなければいけないなと反省した出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2024年03月06日2人目を出産後、経血量の多さと貧血からくる体のだるさがひどく、医師に相談のうえミレーナを装着しました。装着時に多少の違和感はあったものの、経血量は激減! そしてひどかった貧血も軽減されたので、活力を取り戻すことができました。ただ、ミレーナの有効期間は最長5年。4年が過ぎたころ、交換について考えていた際……。 交換時期がやってきた私の中で、5年というのは長いようであっという間でした。4年が過ぎ、交換を考え始めた際「交換しないとな」と思いながらも、「交換時期ってあくまで目安みたいなもので多少は誤差があるのでは?」と軽く考えていました。 しかし生理時、経血量がミレーナを入れる前に戻りつつある状態に。自分の中でもミレーナの効果が薄れていることは明らかでした。そして、満5年まではまだ日数はありましたが、早めに交換することを決意したのです。 え? なんでダメ?交換といえど、費用は安いものではなかったのでまずは夫に相談することに。夫にミレーナを交換したいことを伝えたところ、二つ返事でOKしてくれました。 しかし数日後、夫から「やっぱりミレーナは許可できない」と言われたのです。夫はインターネットでミレーナのことを改めて調べたようで、その際「避妊に効果がある」というところばかり目につき、私が「避妊目的でミレーナを入れたい」と言っていると思ったようなのです。 「避妊目的なんて怪しいだろ。男と遊びたいのか?」と私にとってはハテナが浮かぶ主張ばかりされてしまって……。 私の場合は経血量の多さ、貧血など生理時の症状に悩まされて装着しました。そのことは最初にミレーナを入れた際に伝えていたはずですが、夫としては「一度ミレーナを入れたことで、私が悩まされていた生理症状は完治した」と思っていたようです。だからこそ、次にミレーナを入れるのは「避妊目的」だと感じたのだとか。ミレーナには交換期間があること、外せば効果が薄れることを夫は知らなかったのです。 夫の言い分にどっと疲れてしまいましたが、私は夫に「ミレーナには交換期間があり、外したり、効果がなくなれば、以前あった貧血症状がまた表れてしまう。そして有効期間は最長5年のため交換の必要があること」を伝えました。しっかり話したことで、夫にはようやく納得してもらえ、その後、無事にミレーナ交換をすることができました。 ミレーナに対する奇異の目夫に「避妊目的ではないか」と言われた際、思い出したことがあります。以前、ママ友と話しているときに「ミレーナを装着して体がラクになった」と話をしたことがありましたが、その際も、なぜか避妊目的であることばかりが注目されて……。 ママ友たちからは「もう子どもは作らないんだ?」「進んでるね~」「夫婦で仲が良いんだね~」というようなズレた反応があったのです。私がミレーナを使用するのは、「夫とセックスがしたいから」と捻じれた解釈がされてしまったようでした。 ミレーナは月経困難症や月経過多に効果があると認められているのに、同じ女性でも「避妊目的」のほうに目がいきがちなことに少し悲しくなりました。そして、例え避妊目的であったとしても、カップルが安全にセックスを楽しむことは決して悪いことではないと思います。ママ友たちの反応に、モヤッとしたことを覚えています。 私はミレーナ2周目でQOL爆上がり中です。過去の私のように、生理でつらい思いをしている方はたくさんいると思います。だからこそ、つらいのは当たり前ではなく、症状の軽減や解決のためにさまざまな選択肢を検討していいのだと言いたいです。そして、ミレーナに関する正しい知識が広がり、ミレーナを選択する人が傷つかなければいいなと願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※ミレーナの避妊効果は100%ではありません。性感染症予防のためにもコンドームの使用を推奨します。 著者/天木 みみ作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2023年06月01日産前は経血の量があまり多くなく、生理2日目でも普通の日用のナプキンを使っていた私。産後、経血の量が多くなりましたが、「大丈夫だろう」とそのまま普通の日用ナプキンを使用し続けていました。そんな中、義実家にいたので頻繁にナプキンを交換できず……悲しいことが起こったのです。 覚えた違和感経血量が多い生理2日目に義実家へ遊びにきていた私。ナプキンを替えにトイレへ行きたいなと思っていたのですが、義父の前では生理用ポーチを持ち歩くことが恥ずかしく、なかなかトイレに行くタイミングがなくて……。 そうこうするうちに経血が多く出た感覚がありました。普通の日用のナプキンで大丈夫が不安になりつつも、まだトイレに行くタイミングを見計らえずにいました。 すると、しばらくして少し股の近くが湿っているような感覚があったのです。これは経血がナプキンから漏れているのではと、とても焦りました。 トイレに行ってみると気になってしょうがなかったので、不自然な様子だったと思いますが、私は生理用ポーチを隠し持ち、思い切ってトイレに行くことに。するとナプキンは限界がきていてズボンを見ると……経血がついていました。 とりあえず鏡で確認してみると、シミのようなものが2カ所ありました。不幸中の幸いだったのが、その日濃い青色のジーパンをはいていて汚れがさほど目立たなかったこと。もちろん着替えはありませんが、この程度の汚れならば、おしりを見せないようにすれば大丈夫そう。そのため、その日の義実家での残りの時間はできるだけ背を見せないことを心掛け乗り越えました。 体験を経た私の決意結果、義実家では誰にもバレることなくその日を終えることができたのですが、ズボンにシミがあるとわかってからは落ち着いて過ごすことができませんでした。 しかも、これがもしジーパンではなく、白いズボンだったらと思うと恐ろしく感じてしまって……。 そのため私はこの出来事があってからは「生理中に白いズボンをはかない」と決意! お気に入りのズボンでも、スパッツのようなインナーパンツをはくことを徹底しています。 ちなみに、義実家へ行った際にはいていてジーパンは結果的に2回洗濯し、シミがわからなくなったのでほっとしたことを覚えています。 この出来事が、友だちとのランチや外でのお出かけのときでなくてよかったなと思いました。「生理中は白いズボンをはかない」という決意をした私ですが、経血漏れ対策もしていきたいと思い、経血の量が多いときは夜用のナプキンを使うことも考えています。 著者/松谷 えりな作画/Michika監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター Michika横浜に暮らす中2、小4、小3の三姉妹の母。ブログやInstagramで、漫画やイラストを描いてます。
2023年03月23日その日、生理初日だった私。経血量も多く、子どもたちをお風呂を入れるのがおっくうだったため、夫に頼んだのですが……。 男性にとって生理は未知ですし、詳しく知る機会もあまりなく、理解することはなかなか難しいのかもしれません。そのため、日ごろから「生理のとき、育児や家事に協力してほしい」と積極的に伝えていたほうがよかったのかもと感じました。 私たち夫婦は喧嘩っぽくなってしまいましたが、結果的に夫に生理のことを知ってもらえ、理解してもらえたのでよかったと思っています。 原案/つのみゆりこさん作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年06月20日「生理のとき、デートはどうするか?」は私にとって悩みでした。特に高校生のときは経血量も多く、生理痛もひどかったので、ナプキンとタンポンの両方を使っていました。2日目には頻繁に替えないといけないので、彼の家で長時間過ごすデートも心配でした。そのときに付き合っていた彼の家に行ったときのことです。 生理だからお家デートにしたのが裏目に高校生のころ、3歳年上の彼と付き合っていました。比較的家が近かったので、特にお出かけしないときは彼の家に遊びに行くことが多かったです。生理痛がひどいときなどは、彼も理解してくれていたので、ゆっくり過ごそうと言ってくれていました。 しかし、生理のときに彼の家で過ごすのに問題がひとつありました。それは使用済みの生理用品を捨てるところがないということです。 経血量の多い私にとっては不安な時間彼の家族構成は、両親と姉、兄の5人家族でした。彼は母親と姉がいたので、生理のこと自体は理解してくれていました。しかし、私が彼の家に遊びに行っていたころ、お姉さんは既に家を出ていたので一緒に暮らしていませんでした。そして、お母さんは既に閉経していたらしく、トイレには使用済みの生理用品を捨てる汚物入れもなかったのです。 当時、私は経血量も多く、特に生理になった1日と2日目はナプキンとタンポンの両方を使って、3時間に1回くらいは替えないといけないくらいでした。休みの日に1日彼の家で過ごすとなるとこまめに替えないと経血が漏れてしまいます。 これに困った私は、どうしようと思い、彼に相談することにしました。 やさしい彼が提案してくれた方法とは彼に相談したら、汚物入れに使うような中身が見えない小さいゴミ袋を用意してくれました。生理中に家にきたときは、このゴミ袋を持ってトイレに行けば良いよ、と言ってくれました。そして、「家にくるときは気にせずゆっくり寛いでほしい」と言ってくれていた彼はやさしかったなと思います。 今思うと、そのゴミ袋は私が自分で用意したほうがよかったのだと思いますが、当時の私は思いつきませんでした。 当時、よく彼の家に行き、お泊まりもしていて、彼の家で長時間過ごしていました。彼の「ゴミ袋を用意しておく」という提案はうれしかったのと安心したことを覚えています。困った私のことを思って提案してくれたんだなとやさしさを実感しました。男性が女性の生理に対して理解があるということは、素敵なことだなと思います。 著者/sugar111 佐藤幸代監修/助産師 REIKO作画/モリナガアメ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年01月25日高校2年生のある日の授業中のこと、生理2日目だった私は椅子に経血をつけてしまいました。誰にも気付かれたくなかった私は、休み時間になっても自分の席に座っていたのですが……。 教室の椅子に経血が漏れる私が高校2年生のときのお話です。ある日の授業中、私は急にお尻に冷たい感覚を覚えました。その日は生理2日目だったので、「もしかして血が漏れた?」と心配になった私は、座ったまま少しずつお尻をずらして、椅子を確認。するとやはり経血が漏れていたようで、椅子には直径5cmほどのシミがついていたのです! まだ生理に対して「恥ずかしい」というイメージを持っていた私は、椅子についた経血を誰にも見られたくなくて、休み時間になっても自分の席から動けずにいました。 友だちのフォローでトイレに私はいつも、休み時間になるとすぐ友だちの輪のなかに入りに行くので、なかなかこない私を不審に思った友だちの1人が、私の席まできてくれました。すると友だちが「どうしたの? 自分の席にいるの珍しいね。なんかあった?」と聞いてくれたので、椅子に経血がついてしまったことを伝えました。 事情を知った友だちは「とにかくこれ巻いてトイレに行っておいで! 椅子はバレないように拭いといてあげるから!」と、自分が着ていたカーディガンを脱いで、私の腰に巻いてくれたのです。私は「カーディガンに血が付いちゃうからいいよ!」と遠慮したのですが、友だちは「そんなの洗えばいいから大丈夫! 早く行っておいで!」と言ってくれたので、すぐさまトイレに向かうことに。 神対応すぎる友だちトイレに行った私はまずナプキンを取り替え、濡らしたティッシュで下着とスカートについた経血を拭き取りました。ただ下着にはべったりと経血がついていたため、「このまま座ったらまた椅子に経血がつくかも……」と悩んでいたとき、友だちがトイレにきて「スカートの下にこれはいて!」と、自分の体操服(半ズボン)を渡してくれました。 私はお礼を言いつつズボンをはき、友だちと一緒に教室へ。自分の椅子を見ると経血がきれいに拭き取られており、友だちのおかげで、私はそのあとの授業も無事に受けることができました。 そして放課後、助けてくれた友だちが「〇〇(私の名前)の机で探し物をするフリをしながら血を拭いたから、誰にも気付かれてないし安心してね」とコソッと言いにきてくれました。 自分のカーディガンや体操服が汚れるかもしれないのに快く貸してくれたこと、気付かれないように椅子の血を拭き取ってくれたこと、とにかく神対応だった友だちの行動に、私は今でも感謝しています。 著者/anyonnyon監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年01月23日小学校3年生のときのことです。周りに生理が始まっている子もおらず、学校で生理についての授業もまだ受けていませんでした。そんなある日、私は下着に血が付いているのを見てパニックになってしまい……。 生理が何のことかもわからず不安でたまらなかったのに、その対応はない!と思ったことを未だに覚えています。生理については母から「1カ月に1回くる」ということだけ聞かされて、詳しいことは教えてもらいませんでした。その日はお赤飯を炊いてくれたのですが、何がめでたいのか、まるでわからず混乱するばかり……。早くから生理についてきちんと教えてもらっていれば、こんなに不安になることはなかったのになと思いました。監修/助産師REIKO原案/ゆうこママさん作画/まっふムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2021年12月26日中学2年生のころ、身体検査中に経血が漏れてしまったクラスメイトがいました。私はそれをどこか他人事のように見ていましたが、その直後……。 経血漏れをしてしまったクラスメイトクラス替えをしたばかりの中学2年生の春。毎年恒例の身体検査がありました。ジャージに着替え、クラスごと男女別で各検査項目に並んで待ちます。その日の私は生理日でしたが、小学6年生で初めて迎えた生理にも慣れてきて、腹痛だけが気になる日でした。 廊下で座って待っている間、同じクラスの列の前のほうで大きな声が聞こえてきました。どうやらひとりのクラスメイトが経血漏れをしてしまい周囲がパニックになってしまったようです。経血漏れをしてしまっていた子は恥ずかしそうにしながらも、周囲に気づかいながら笑顔で保健室に向かいました。私は「あの子も生理だったんだ……」と、そのときは他人事のように思っていました。 もしや! 私もやってしまった…!?座って待っていると前のクラスが終わり、私たちのクラスに移動の指示がありました。すると、立ち上がったときに違和感を覚え、それとなくお尻を触ってみると、濡れた感覚。「え? 漏れた? どうしよう……」「この列を抜け出して、身体検査できなくなったらどうしよう……」。私はパニックになってしまいました。しかし、このまま何食わぬ顔して過ごすことはできません。こんなときに、声をかけやすいのは女性の先生! キョロキョロと探してみると若い女性の先生を見つけました。 急いで保健室へ…みんなが移動するタイミングで私は列からサッと抜け出し、女性の先生のもとへ。事情を説明すると保健室に行きましょうと言ってくれました。先生は私の後ろを歩き、私の汚れたお尻を隠してくれていました。不安だった私をひとりにせず、付き添ってくれたことにホッとしたのを覚えています。保健室に入ると、保健の先生と同じクラスの先ほどの女の子がいました。 保健の先生は準備していたかのようにサッと着替えを用意してくれ、「待ち時間が長かったからね」と、漏れてしまったことをフォローしてくれました。しかし、着替え中も気分はブルーです。「クラスのみんなのところに戻ったら、いろいろと聞かれるのかな? なんて答えよう……」そんなことを考えていました。 着替えが終わると、先ほど経血漏れをしてしまったクラスメイトが待っていて「じゃあ、行こうか」と声をかけてくれました。不安で押しつぶされそうな私でしたが、その子と一緒に話をしながら移動している時間は気分も紛れました。 経血漏れはいつ、どこで起きるかわかりません。そして自分に起こるかも知れないし、他の誰かに起こるかもしれません。当事者は、私がなってしまったようにきっとパニックになってしまいます。 もし誰かが経血漏れで困っている姿を見つけたら、あのとき女性の先生がしてくれたようにスマートにサポートしてあげたい、保健の先生が言ってくれたようにフォローしてあげたい。そして、同じクラスの女の子がしてくれたように元気づけられる人間になりたいと思いました。 著者/小林香穂監修/助産師 REIKO作画/モリナガアメ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2021年12月19日私は、生理の2日目と3日目に経血量が多く、子どもとお風呂に入るときに困っていました。仕事の都合で夫には頼めないため私が入れていたのですが、ある日をきっかけに、生理中の子どもとの入浴を見直すことにしました。 ワンオペ育児中、密かに悩んでいたこと現在、9歳の長男と2歳の次男を子育て中。今でこそ夫が転職して夜は家にいてくれるようになりましたが、それまでは子どもが寝てから帰宅する毎日だったので、次男が1歳半ごろまではワンオペ育児でした。そんななか、生理がくるたびに悩まされたのが子どものお風呂。私は生理の2日目と3日目に経血量が多くなり、入浴時でも、立ち上がった瞬間に股の間から経血がポタポタ……なんてことがしょっちゅうあります。そのため、生理中の入浴では、入浴前に次男の着替えを準備するとともに、私のショーツにはあらかじめナプキンを貼りつけてスタンバイ。お風呂から上がったら、まず次男をバスタオルにくるんで寒くないようにし、私はさっとナプキンを付けたショーツをはく。それから、次男の体をきちんとふいて、服を着せて……というドタバタものでした。 息子に「どうして血が出てるの?」と聞かれ…そんな生理中のおふろに変化があったのは、夫が転職して間もない、長男8歳、次男1歳半ころの出来事です。実は長男には発達障害があり、うまく自分で髪の毛を洗うことができません。そのため、私は生理中だったのですが、長男の髪の毛を洗うため、一緒にお風呂に入りました。すると例によって、経血がポタポタとたれてしまいました。すると長男が、「ママ、どうして血が出てるの? 病気なの?」と聞いてきたのです!そのときはとっさにどう説明していいかわからず「うん、ちょっと具合が悪いの~」と誤魔化してしまった私。生理のことはいずれ子供たちにも伝えなければいけないことだと思っていますが、うまく説明を思いつかず……。この出来事をきっかけに、夫に生理中の子どものお風呂が大変なこと、生理についてはもう少ししてから息子たちに説明したいことを夫に相談しました。話を聞いた夫は、「生理のときってそんなに血が出たりするものなの?」「言われるまでそんな状態だったとは知らなかった……」と驚いていましたが、「生理中だって言ってくれれば、これからは子どもたちのお風呂は自分が入れるから」と言ってくれました。 生理中の大変さに理解を示してくれた夫私は、妊娠を考え始めたころから、生理の始まりや終わりを夫に知らせていましたし、眠くなったり、生理痛がひどいと横になって薬を飲んだり、甘いものやしょっぱいものが急に食べたくなったりと、生理になると起こる体調の変化も以前から伝えていたので、夫に生理の報告をすることについては何の抵抗もありませんでした。夫も生理中の体調には理解をしてくれて、生理痛で横になっていても「無理しなくていいよ」と言ってくれたり、甘い物などそのとき食べたくなったものを買ってきてくれたりと、快くサポートしてくれました。ただ、「生理中のお風呂が大変なことは、聞けば『そうなんだ~』って思うけど、言ってくれなければわからないよ」とも言われました。これまでは勤務事情もあって、生理中でも夫に「子どもたちのお風呂」を頼むことはできませんでしたが、転職して夜は家にいてくれる今なら……と、思いきって打ち明けてよかったです! 今回のことで、子どもが小さいときに生理事情を説明し、夫婦で理解を深めておくことはとても大事なことだと思いました。息子たちにいつ生理について説明するかはまだ考え中ですが、様子を見ながら、しばらくは夫婦での役割分担が必要かなと思っています。夫に打ち明けて以来、「今日から生理になっちゃって……」と伝えるだけで、「じゃあ、今晩から俺がお風呂に入れるから」と、お世話の分担ができるようになりました。おかげで私はゆっくりとお風呂に浸かって体を温めることができ、生理痛もだいぶラクになりました。子どもたちも、夫との入浴がうれしいみたいで、なかなか出てこないほど夫とのお風呂タイムを楽しんでいるようです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO文/伊藤彗さん
2021年09月13日30代のときのことです。外出先で経血が漏れて、スカートを汚してしまいました。慌ててトイレでスカートを洗ったのですが、洗ったスカートがしわくちゃに……。すると、女子高生がやってきて、「これ使ってください」とあるものを渡してくれました。そのまさかの神発想に目から鱗が落ちたのです! もういい大人なのに、経血量に合わないナプキンをしてしまい恥ずかしかったです。ですが、タオルとコテを使ってアイロン代わりにする女子高生の発想には思わず感動!「これぞ神対応だ!」と感激しました。あのときの女子高生には本当に感謝しています。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/ちこむさん作画/まっふ
2021年09月09日30歳のときの出来事です。私は経血量が少ないほうだったのですが、あるとき仕事中にうっかり漏れてしまったことがありました。トイレで服を洗おうとしたのですが、その途中で突然会議に呼ばれてしまい……。男性しかいない会議で、とても気まずい思いをした体験談です。 まさかこんなタイミングで会議に呼ばれるとは思わず、想定外の出来事に焦りました。恐らくその上司以外は、私がなぜストールを腰に巻いていたのか察していたと思うのですが……。男性しかいない状況で事情を話すこともできませんでしたし、どうすることもできず、何とかその場をやり過ごしました。会議が終わるまでとても気まずい思いをしたのを覚えています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO原案/かりめろさん作画/モリナガアメ イラスト制作者:イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2021年08月19日毎月のように付き合っている生理ですが、「生理の量や期間」の正解って知っていますか?実は皆さんが想像しているよりすごく少ない量なのです。多いと病気の可能性もあるから要注意です。自分の生理が正常なのかどうか知らない人がほとんどかもしれません。そんな女性のために、今回は生理が起こるメカニズムと生理の正解について生理マニア・産婦人科医駒形依子先生に教えてもらいました!ぜひご覧ください! 実は経血って血じゃない!? 生理が起こる理由ってわかる人も多いかもしれませんが、経血って実は血だけじゃないって知っていましたか? じゃあ一体何が出ているのでしょうか? 「妊娠のために用意されていた子宮内膜が、使用されなかったために外に排出されるもの」なのだそう。つまりは内膜が剥がれ出ているんですね。そして「内膜が剥がれる時に出血した血液も一緒に出てくる」のです。つまり生理の時って子宮内が傷ついている状態ということなのだそう。 生理の標準量って実はこんなに少ない 生理の量や周期も気になるところですが、実は「私たちが思っているよりすごく少ない量」だと依子先生は言います。先生のお話を聞いてあまりに少なくて驚いた人もいるのではないでしょうか。多い人はもしかしたら病気が隠れているかもしれません。心配な人は一度病院を受診すると良さそうです。 今回は生理のメカニズムや標準的な生理についてお伝えしました。生理を正しく知ることは自分を知ることでもあります。まずは「今月はどうかな?」と自分の生理を意識してみることから始めてみましょう!次回は受診の目安についてお届けします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。
2021年07月16日■前回のあらすじ不妊の原因は夫側にある、と判明してから、夫は自分を責め続けています。夫からの「家族をつくってあげられないから離婚したほうが君は幸せ」という言葉。血のつながりだけが家族の形ではないと伝える妻。夫の家族も大切な家族の一員としてやっていこうと思っていた2人でしたが…。次回に続く(全9話)「家族のかたち」連載は17時更新!
2021年07月07日生理中に嫌なことはたくさんあります。腹痛や体のだるさ、ナプキンによる蒸れなど。私はそのなかでも、Iラインの毛に経血が絡みつくのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。 絡みつく経血に長年悩んでいた生理中は、Iラインの毛に経血が絡みつき、長年悩んでいた私。不衛生だし、拭き取るのに時間が掛かることが嫌だとは思っていましたが、特に何をするわけでもなく放置の日々でした。 特に、Iラインの毛に絡みつく経血の塊。実はこのころ、子宮筋腫があったためか、経血に血の塊が混ざっている状態でした。この塊がIラインの毛に絡みつくと、べったりと濡れた感覚がして、ひどく不快なのです。絡みついた塊はトイレットペーパーでさっと拭いただけでは取れません。すべて取るには何回か拭き直す必要があり、生理中、トイレに行くたびに何回も拭き直していました。 私はあまりまめなほうではなく、Iラインの処理を放置してしまうこともしばしば。生理になってから伸びていることに気付き「なぜ忘れてしまったのか……」と後悔することがよくありました。 悩みからの解放!この悩みから私を解放してくれたのがVIO脱毛でした。実は、私がVIO脱毛を始めたのは生理がきっかけではありません。「老後、介護をしてもらうときに不衛生にならないようにしよう」と思ってのことでした。人から聞いた話ですが、VIOから毛がなくなれば、老後、下の処理をしてもらうときに人様の迷惑になることが少ないそうです。 ただ、VIO脱毛に通い始めたことでまず生理中の生活にもよい影響がありました。それは、VIO脱毛に行く前には、毎回自分である程度毛を処理しなければならないということ。定期的に処理しなければならないイベントが発生したことで、私の処理忘れ防止に一役買ってくれ、生理中に「また処理を忘れて、経血の処理が大変!」ということがなくなったのです。 絡みつく経血のべったり感もなくなったVIO脱毛を始めてから私のIラインはいつもすっきりしていました。申し込んだときには、老後の下の世話のことしか考えていなかったのですが、VIO脱毛は現在の私にもとても有益で、生理中の清潔を保つことに効果的でした。 Iラインの毛に血が絡みつくこともなくなり、トイレでIラインを拭き直す時間も格段に減りました。また、時間以上にあのべったりとした感覚がなくなったことがうれしく「もっと早くにVIO脱毛をやっていれば!」と思わずにはいられませんでした。 老後の備えとして始めたVIO脱毛。うれしいことに私の長年の悩みまで、毛と一緒に消し去ってくれました。今後も清潔なVIOをキープしていきたいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/水城みかん
2021年07月05日生理のときに、服などに血がついてしまう経血漏れ。特に生理初日~3日目までは経血量が多いため、私も毎月悩まされていました。初日は数時間ごとに漏れていないかナプキンを確認するほど。今回は、そんな私が「これはいい!」と思った漏れ防止対策や生理用品を紹介します。 生理日予測アプリを常に確認しておく毎月の生理日を入力していくと生理周期がわかるアプリは、「生理まであと何日」と予測してくれるので、初日が重い私にとってはもはや必需品。今は無料で使えるたくさんの種類のアプリがありますが、私は体調やダイエットの管理もできるものを使っています。私の場合、アプリ内で「あと5日」と表示されたら、たとえ周期的に早すぎるとしても毎日ナプキンを敷いて過ごしています。高校受験のときからずっとこの方法ですが、急な生理スタートにもおびえることなく過ごせるようになりました。 昼でも夜用ナプキンをフル活用生理は仕事の日でもお構いなしにやってくるので、勤務中や公共交通機関での移動中など、トイレに行きたくても行けずに長時間ガマンしなければならないときは本当に憂うつになりました。その対策として、特に量の多い日の仕事中などは、日中でも夜用ナプキンを使って過ごすようにしています。夜用ナプキンは昼用より大きめに作られているので、吸収量が多いだけでなく、多少動いても漏れにくいよう立体的に作られてあり、座りっぱなしでも比較的安心できていつも助かっています。 伝い漏れの救世主 シンクロフィット上記の対策をしていても完全には防げなかったのが、ナプキンとおしりの隙間からの伝い漏れ。寝ているときやナプキンのズレに気づけなかったときなどに起こりがちでしたが、数年前ソフイの「シンクロフィット」を使うようになってからは伝い漏れがまったくなくなりました!「シンクロフィット」は、デリケートゾーンに挟む細長いコットンのような生理用品。これがおしりの凸凹部分にもフィットするため、ナプキンでは吸収しきれなかった経血の吸収をフォローしてくれます。さらに便利な点は、汚れたらトイレに直接流せてしまうところ! 気軽に使えて清潔を保てる、伝い漏れ対策の強い味方です。 経血量が多いと、どうしても毎月生理前に憂うつになってしまいますが、これらの対策を実践するようになってからは、かなり気持ちがラクになりました。また、ナプキン交換のタイミングを把握することで、経血漏れがほぼなくなりました。これからも生理とうまく付き合っていきたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO 著者:中村瑞芽
2021年06月06日初めての生理は小学5年生の夏、帰宅した自宅のトイレで訪れました。下着に付いた血の跡を見て「まさか、〇〇が原因!?」と大パニックになった、私の恥ずかしいエピソードについてお話しします。 なぜ下着に血が!? 初潮時に大慌てした11歳の私初潮の訪れは11歳のとき、学校から帰宅した後のことでした。保健体育の授業で「女性の生理」について習っていたはずですが、おそらくあまり真面目に話を聞いていなかったのでしょう。「自分にもいつか生理が訪れる」という自覚が、当時はまったくありませんでした。 そのため初めて自宅のトイレで真っ赤に染まった下着を見た私は、一瞬何が起こったのかわからず、ひとりトイレの中で硬直してしまいました。 まさかチョコレートの食べすぎが原因……?「なぜ下着が血で汚れているの……?」。11歳の私は頭をフル回転させ、原因を考えました。そしてハッとひらめいたのが、母からよく聞かされていた「チョコレートを食べすぎると鼻血が出るよ」という言葉です。 当時、バドミントン部に所属してよく運動していたこともあり、私は毎日のようにチョコレート菓子やチョコレートのパンを大量に食べていました。「チョコの過剰摂取が原因に違いない」と悟った私は、「下着を汚した」恥ずかしさと「母に叱られるのではないか」という恐怖を抱えながら、母に相談の電話を入れました。 母との電話で初めて「生理」だと気付く恐る恐る電話した私に、「下着が血で汚れてるの? それは……生理がきたってことよ」と、母は笑いながら答えました。チョコの食べすぎで怒られるのでは、とビクビクしていたのですが、むしろ母は「大人の女性の仲間入りだね、おめでとう」とお祝いの言葉をかけてくれました。 母との通話終了後、私は安心して胸をなでおろしたと同時に、「これからは保健体育の授業をもっと真面目に受けよう」と心に刻んだのでした。 以上が初めての生理を経験した、私の恥ずかしいエピソードでした。ちなみに母には、未だに下着に血が付いていたことを「チョコレートの食べすぎが原因だと、勘違いした」ことは気恥ずかしいので伝えていません。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/鮭いくら
2021年05月31日保育士として働いている私。勤務中は頻繁に立ったり座ったりを繰り返すのでナプキンがズレやすく、それが致命的な失敗につながることも……。気づかないうちにズレたり、キャパオーバーで漏れたりすることにヒヤヒヤしている私の、ある日の失敗談です。 会議中はそんなに激しく動かないからと、すっかり安心しきっていましたが、思わぬ経血漏れをして、先輩にも気づかれてしまい、本当に恥ずかしかったです。 この出来事があってからは、もうこんな思いは絶対にしたくないと、量が少ない日でも、仕事中は夜用の大きいナプキンをするようになりました。また、羽つきにして下着とより密着するようにし、ズレないよう対策しています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/みおさん作画/霜月いくイラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年05月30日私はそれまで生理中の経血漏れを経験したことがありませんでした。そのため、「私は漏れることはないだろう」と思って油断していたら……。思わぬことで、恥ずかしい思いをし、バイト先にも迷惑をかけることになってしまいました。 これまで経血が漏れたことがなかったので「白いスキニーパンツでも大丈夫だろう」と完全に油断していました。しかし、やっぱり生理が終わるまでは服装に気をつけなければいけないなと思った出来事です。 また、生理は女性特有のことなので、当時の私にとっては男性の上司には相談しづらく、結局体調不良ということにして帰るという迷惑もかけてしまいました。男性にも生理のことを気軽に話せるような世の中になっていけばいいなとも思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/まこんさん作画/霜月いくイラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年05月30日高校生のとき、2歳年上の彼の実家に遊びに行ったときのことです。その日は生理中だったのですが、量が多くなかったのであまり気にせずに過ごしていました。しかし、彼の実家で遠慮してしまった私は、恥ずかしい失敗をしてしまいました。 確実に血で布団を汚してしまったのは私だったのに、「俺の鼻血かも!」とかばってくれた彼の一言がとてもうれしかったです。今になって振り返ると、とっさにそんな言葉が出てくる彼は、「なんて素敵な人だったんだ」と思います。その彼とは結局お別れしてしまいましたが、今でも彼のさりげないやさしさを、懐かしく思い出すことがあります。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/ほだかいろりさん作画/ののぱイラスト制作者:イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2021年05月29日仕事で大役を任され、毎日終電近くまで残って仕事をしていた時期がありました。ハードな仕事は生理中も変わらず、終電ギリギリまで仕事をしていた私。そんな日、何とか終電に乗らなければと焦っていたら、大変な思いをすることになってしまいました。 ナプキンを替えずに会社を飛び出してなんとか最終電車に飛び乗った私は、「座らなければ漏れないはず!」と思い、車内ではずっと立ったまま。そしてようやく自宅の最寄り駅に着き、電車を降りると、一目散にトイレに駆け込みました。トイレの電気を消されたときはちょっと焦りましたが、なんとか駅に閉じ込められずに済んでよかったです。 当時は仕事が忙しく、ついナプキンを替えるのを後回しにしていましたが、ナプキンを替える時間はきちんと持たないといけないなと思いました。また、生理中は無理をせず、終電まで残ることがないようにしたいと思いました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/すずきあいさん作画/霜月いくイラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年05月29日3歳の息子は、まだ夜にお漏らしをしてしまうことがありました。そんな息子のお漏らしを日々嘆いていた私でしたが……。実は、私もある失敗を犯してしまったのです。しかも、息子の前でしてしまったため、とても気まずかった失敗エピソードです。息子は何のことだかわかっていないような、不思議そうな顔で見ていましたが、私はとても気まずかったです。よりにもよって、息子のお漏らしを注意していた自分が経血を漏らしてしまうなんて……。自分の失敗も息子の失敗も同じなんだなぁと反省しました。失敗は誰にでもあること。あらかじめ漏れに備えることが大事だと改めて感じました。ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/にみまさん作画/まっふ
2021年05月24日大学生のころ、生理後半に大量の経血が出て、寝ている間に下着やパジャマのズボンだけでなく、布団まで汚してしまったことが! パニックになっていた私をよそに、その日泊まりにきていた彼の行動は意外なものでした。 布団まで汚してしまい、パニックに生理4日目のことです。朝起きると、想像以上に経血が出ており、下着やパジャマのズボンはもちろん、布団までも汚してしまっていました。その日はもう生理後半で「寝てる間はそんなに出ないだろう」と油断した私は、前日の夜、昼用のナプキンを付けて寝てしまったのです。 「こんなに汚しちゃって、どうしよう……」とパニックになっていた私を、さらに、生理痛が襲い、私は動こうにも動けず、困り果てていました。すると、その日泊まりにきていた彼が、その様子に気づいたのです。 え、意外! 率先して動いてくれた彼は、私が混乱している様子に気づくと、素早く動き始めました。 まず、クローゼットから私の下着とズボンの替え、薬箱から生理痛の薬、キッチンからは白湯を取ってきてくれました。私は、彼に促されるまま着替えをし、白湯で薬を飲み、「じゃあ私、ズボンと下着を洗ってくる」と言うと、彼は「俺が洗うよ。横になってな」と私からズボンと下着を取って、洗面所へ向かいました。 私はちょっと心配で、彼が洗っている様子を見にいったのですが、彼の洗い方は完璧で、下着とズボンの経血汚れをきれいにしてから洗濯機に入れて、洗ってくれました。洗濯の合間には、汚れた布団と押し入れにしまってある布団を交換して、朝食の準備。そして、洗濯が終わると手際よくズボンと下着を干し、今度は汚れた布団を洗ってくれたのです。 想像以上にテキパキ動いてくれたので、私はとてもびっくりしてしまいました。実家暮らしの彼は、ひとり暮らしの私の家に、1週間に2回ほど泊まってはいましたが、住んでいるわけでもないのに、洗濯機を使いこなしていた姿に感心してしまいました。 その日は1日中甘やかされたもともとその日は駅の近くにあるショッピングモールで買い物をする予定だったのですが、私は生理になったことで体調がすぐれず、計画は中止。彼は出かけられなくなったことにも文句を言わず、のどが乾くと飲み物を取ってきてくれたりおなかが空くとお昼ごはんを作ってくれたりしました。 安静にしていたおかげもあってか、夕方ごろには体調が回復したので、2人で近くのファミレスに夕ごはんを食べにいくことに。私は、今日のお礼ということでデザートをごちそうすると、彼はとてもうれしそうにパフェを頬張っていたことを覚えています。 いくら生理に理解のある男性でも、経血で汚れた下着やズボンなどを洗うのは抵抗があると思います。なので、この日の彼の行動にはかなり驚きつつも、あの日、彼が助けてくれて私は本当に助かりました。彼にとっては、したことのない作業だったと思うので大変だったと思いますが、私の世話をしながら、必要な家事をいろいろとしてくれて、とてもうれしかったです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/佐藤里桜イラスト/ののぱ
2021年05月16日私は生理2日目が最も経血量が多く、経血漏れを経験したことがあります。また、長時間ナプキンを交換できず不安を感じたこともありました。そんな私が中学生のとき、祖父の葬儀前日に生理に! 葬儀当日が生理2日目となることに不安を抱いていると、叔母がある驚くような提案をしてきたのです。 叔母の提案は意外なものだった!私が中学生のとき、祖父に肺がんが見つかりました。そして、思ったよりも進行が早く、数カ月であっという間に亡くなってしまったのです。お葬式の前日、私は両親と祖父母の家へ行きました。悲しい気持ちを抑えながら、棺のなかで眠っている祖父にお線香をあげていると、急におなかに痛みが……。 急いでトイレに行くと生理になっていました。「なんでこんな日に生理が……。しかも、いつも2日目の経血量が多いのに、長時間になる明日の葬儀を乗り切れるのかな……」。私はひとまず母と叔母に生理がきたことを報告し、長時間ナプキンが替えられないのが不安なことを話しました。すると、叔母は私に「明日はおむつをはいて参加したら?」と提案をしてきたのです。 意を決し、大人用のおむつをはいてみた!思わぬ叔母の提案に私は、「おむつ=赤ちゃんがはくもの」というイメージが強く、「もう中学生なのにおむつをはくのは……」と抵抗がありました。 しかし、叔母も生理だったようで、「大人用のおむつならたくさん吸収するから葬儀の間だけなら替えなくても大丈夫よ。私も明日はくから、ね、一緒にはこう」と言ってくれたのです。そした叔母の「一緒にはこう」という言葉で、私もおむつをはいて葬儀に参加することを決めました。 最初は不快感。しかし…私が赤ちゃんのときにおむつをはいたときのことなど覚えているはずもないので、葬儀当日は初めてはいた「大人用おむつ」の感覚に違和感しかありませんでした。おむつ特有のもこもこ感がとにかく不快で、「本当にこれを数時間もはいて過ごすの?」とげんなりしてしまいました。 しかし、スカートをはいていたからか、2時間も経つころにはおむつの感覚にも慣れ、私はいつも通り過ごせるようになっていました。「ナプキンと違って頻繁に替えなくても漏れないし、ズレていないか気にする必要もない!」と、いつのまにか、普通のナプキンより快適に過ごせていたのです。 帰宅後、叔母に「おむつを脱いでパンツにはき替えよう」と声をかけられるまで、おむつをはいていることなど頭からすっかりなくなっているほど、おむつの存在を忘れていました。脱いだおむつを見てみると、まだ経血を吸う余裕があるようにすら感じたのです。 いつも通りナプキンのまま参加していたら、大切な祖父の葬儀に集中できなかったかもしれません。今はショーツ型ナプキンもあるので、今後長時間ナプキンを替えられない状況がきたら、使ってみようと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/佐藤里桜
2021年05月10日ある年の夏休み、私は彼氏と着物をレンタルして京都観光をしました。祇園四条駅の最寄りにある老舗の着物レンタル店で、濃い紫の着物を着付けてもらい、ルンルンで観光へ乗り出したのですが……。着物姿で京都デートを楽しむ私に起きた「悲劇」の話です。 京都を満喫中、お尻に嫌~な感触が…約5年ぶりに訪れた京の町並み、そして彼と着物姿で楽しむデートに、私の心は躍っていました。まずは伏見稲荷大社に足を運び、連なる鳥居の前でパシャリと写真撮影。その後も出店でソフトクリームやお団子を食べたり、舞妓さんと記念撮影したりと観光を満喫していました。 違和感に気が付いたのは、京都散策を満喫した夕方の17時ころ。太もものあたりにヒヤリとした嫌な感触があり、「まさか!」と思ってトイレへ駆け込みました。 まさかの生理で、着物に血がべったり慌ててトイレの個室で確認すると、まさかの生理襲来。予定より1週間も早い訪れに、「よりによって今!?」とモチベーションはだだ下がりです。さらにショックだったのが、下着から漏れ出した血が着物を汚してしまっていたこと……。布地が暗い色だったのでひと目ではわかりづらいものの、明るい照明の下で見ると、お尻の辺りがじんわり血で染まり黒ずんでいました。 「こんな姿で出歩いていたのも恥ずかしいし、何よりレンタルした着物を血で汚してしまった。どうしよう……」。私はとりあえず生理用ナプキンをつけ、泣きそうな気持ちでトイレをあとにしました。 スタッフさんのやさしさに救われる私服はレンタル店に預けてあるため、嫌でも着物姿のまま店舗に返却へいかなければなりません。彼氏に慰められながら、情けない気持ちで店へ足を運びました。 幸いなことに返却時には、私たち以外にお客さんはいないようでした。「おかえりなさいませ~」とお店の人が出迎えてくれた瞬間、私は頭を下げて謝罪。叱られることも覚悟していましたが、事情を聞いたお店の人は、むしろ心配そうに「それは大変でしたね」とやさしく気遣ってくださいました。 弁償代を請求されることもなく、それどころか「女の子は仕方ないよね。よくあることだから、気にしないでね」と笑ってくださった神対応に、心が温かくなりました。 ハラハラした場面もありましたが、店員さんのお気づかいもあり、結果的に「京都の着物観光」はとても素敵な思い出になりました。もしもまた着物をレンタルして京都を巡る際は、しっかりと生理対策をして、今回お世話になった着物店に再び足を運びたいなと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/鮭いくら
2021年05月03日コロナ禍になるまでは、冬はスノーボードに行くのが恒例行事となっている私は、その年もボード旅行の計画をいくつもたてていました。ある旅行のとき、とある事情で、ウエアを現地でレンタルすることにしたとき、予定より早く生理が始まってしまったのです。「レンタルグッズを汚すことはできない!」とひとりパニックに陥ったときの話です。 生理が始まったのは山の頂上!私はスノーボードが大好きで、毎年ボード旅行に行くのが恒例になっています。 ある年のボード旅行では、スノーボード以外にも、温泉やグルメスポットも巡ることに。私は身軽にしようと、いつもは持っていく自分のウェアやボードは持って行かず、現地でレンタルできるよう予約しておきました。 当日レンタルショップに行ってみると、平日だったためか空いていたようで、ピカピカのきれいな最新モデルのセットを借りることができました。 使い込んだ自分の装備とは違う装いに、自然とテンションもあがります。ところが、いざ着替えてワクワクしながらゴンドラに乗っていると、なんだか下腹部に違和感が……。 頂上に着いたとき、嫌な予感がしたので、「ちょっとトイレに行ってくるね」と友だちに告げ、トイレへ向かいました。すると、その予感は的中。まさかの生理が始まっていたのです。 レンタルウェアは絶対汚せない!ガンガン滑るつもりできていた頂上付近には、生理用ナプキンを売っているようなショップはありません。 慌ててゲレンデマップを確認しましたが、ゲレンデを数本降りていかないとショップはないようでした。 そのとき身に着けていたのは普通のショーツに、防寒と転んだときのショックを和らげるためのもこもこパンツ、そしてスウェット、その上にレンタルウェアのスノボパンツです。 すでにショーツには経血がしみていました。レンタルウエアを汚すことだけは避けたい!と思った私は、持っていたタオルハンカチを折りたたんであてがい、できるだけ早く、そして転ばずにナプキンを売っているショップまで行こうと決意しました。 人生最高の滑りキター!一緒に来ていたのは、女友だちとその彼氏。男性も一緒だったので、とても急に生理になったこと、そのため早くショップに行きたいことを言い出せる雰囲気ではありませんでした。 そこで私は「久しぶりだからワッーと一気に滑りたいな~、ちょっと……先に行くね!」と言い残し、2人を置いてひとりショップを目指し、コースを滑り出しました。このときの滑りは「私ってこんなにじょうずだったっけ?」と自分もで驚いてしまうほど、それまでのスノボ人生で一番速く、安全に最短ルートで滑り降りることができました。 結局、一度も尻もちをつくこともなく無事にショップまで着き、ナプキンと新しいタオルを購入! とりあえずトイレでナプキンを使い、さらにゲレンデを下ったところにあるロッカールームに向かい、持っていた新しい下着に着替えました。 そんなこんなであれこれ対処していたので、頂上付近に残してきた2人に会えたのはだいぶあとになってからでした。「気付かれたかな、心配させたかな?」と思いましたが、女友だちからは、こっそり「気を利かせてくれてありがとう!」とひと言。意図していないところからの感謝を受けたのでした。 当時はかなり焦った出来事でしたが、今となっては笑いがこみ上げる良い思い出です。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/oniko
2021年04月30日生理による失敗は、自分がしてしまったら恥ずかしくて仕方ない分、仲のいい子の身に起こっていると「助けなくては!」という使命感にかられてしまう私。生理中の友だちのハプニングを、私がそれとなくサポートしたことがあります。 経血で汚れていることに気付かない友人これは私の大学時代のことです。ある授業が終わり、前に座っていた友人が立ち上がると、彼女の白いスカートが血で汚れていました。私はそれを見つけた瞬間、「あ!」と思いましたが、「本人も気が付いていて、気にしているかもしれないな。私からその話題に触れるのは失礼かもしれない」と考え、しばらく黙って様子をみていました。 しかし、彼女はそのシミを隠そうとする素振りを一切見せません。それどころかそのまま帰り支度を始めました。 恥をかかせることなくサポートするには、どうすれば?友人がスカートに経血が付いていることを気付いていないと確信した私は、友人に「早くそのことを教えてあげないと!」という使命感が湧いてきました。 すぐに言葉で伝えられたらいいのですが、「スカートに血が付いてるよ」と私が言葉に出してしまうと、それが周囲に聞こえてしまい、友人が恥をかくことになってしまいます。どう伝えるのがいいのだろうかと深く考える時間の余裕もない状況だったのですが、なかなか良い案は浮かびませんでした。 そうだ、コートを羽織らせる口実を作ろう!ストレートに言葉で彼女に伝えて、友人のスカートのシミについて気づかせることは不可能だと察した私は、自分が着ていたロングコートを少し強引にでも羽織らせる方法を使うことにしました。 はじめは「今日ちょっと寒くない?」と言おうと思ったのですが、「寒くない」と言われてしまえば、おしまいです。そこで、私は「今日の服装、私のコートと合いそうだから着てみてよ」と言って、さりげなく友人の肩にコートをかけ、そのまま人気のないところまで連れて行くことに成功しました。 そして、誰もいなくなったところで彼女に、スカートに経血のシミがついていることを伝えたのです。すると友人は「不自然な行動をするなぁと思ったけど、気づかってくれてたのね、本当にありがとう!」と、驚きと安堵が混ざった表情をしていました。 経血でスカートが汚れてしまうというハプニングは、私自身にも起きたことがあるからこそ、友人の身に起きていることがわかったときにサポートできたのだと思います。このときばかりは、生理による失敗を経験しておいてよかったと心から感じました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/橘 純香
2021年04月11日妊活中、1週間以上遅れてきた生理。「経血の様子がいつもと違う?」と思いつつも、何もせず放置していたら……。これは、些細な体の変化でもちゃんと確認して、改善しなければいけないと思い知らされた出来事です。 経血がいつもと違うと思いながらも放置当時31歳、妊活中だったころのことです。私は生理不順になったことがなく、いつも規則的に生理がきていました。ところが、このときは生理予定日の1週間を過ぎても生理がきません。「もしかして妊娠!?」 と思った矢先に出血が。生理がきたのだなと思いました。 しかし、この出血、ダラダラと何日も続きました。最初は、いつもの生理と違うな……と思いつつ、「ストレスかな?」 と、特に何もせず放置。でも、ダラダラ出血が2~3週間も続くと、さすがにこれはおかしいと思いはじめました。 ダラダラ経血が2~3週間。やはり、おかしい…ダラダラ経血の影響なのか貧血気味になった私は、会社の同僚に軽く相談。すると、同僚は、知り合いに婦人科系の病気で子宮摘出になった人がいるという話をしてくれ、気になることがあれば婦人科に行ってみたほうがいいと、私に受診を強くすすめました。私も同僚の話を聞いて真剣に考え、すぐに産婦人科を受診することにしました。 そこで、医師から告げられたのは、まさかの妊娠。ですが、すでに化学流産を起こしていることも告げられました。出血は流産によるものだったのです。医師からは、生理を起こす薬を処方されました。 判明した化学流産に後悔が…待ち望んでいた妊娠、しかし、その後に判明したのは化学流産。悲しみの中、私は処方された薬を服用し、ダラダラ経血は収まりました。 化学流産は生理と間違えられることが多く、妊娠していたこと自体気づくことができないこともあるようです。ただ、私が化学流産をしたのはちょうど引っ越しなどがあって心身ともに疲れていた時期。私の行動と化学流産は関係ないと説明されても、どうしても後悔してしまう自分がいました。仕事で忙しい日々でしたが、些細な体の変化には敏感になって、対応しないといけないなと思いました。 ちなみに、この流産から半年後、私は再び妊娠。現在、妊娠9カ月になりました。 監修/助産師REIKO----------文/まきまきさん
2021年03月23日生理痛がひどく、経血量も多かった私。それを改善する方法として、低用量ピルがあることをなんとなく知ってはいましたが、使うことは避けていました。そんな私が低用量ピルを使うようになり、ちょっと不具合があったものの、その後快適に使えるようになったお話です。 同僚にすすめられ、生理が軽くなるならと頼った低用量ピル私はもともと生理痛がひどいタイプ。生理初日には、痛みに加えて大量出血に見舞われ、いつも大変な思いをしていました。その経血量は、タンポン+ナプキンを使用していても、2時間もすればタンポンから経血があふれ、ナプキンに経血が漏れてしまうほどでした。 そんな私が28歳のとき、職場の同僚から「生理症状が重いなら、低用量ピルを試してみたら?」とすすめられました。これまでなんとなく低用量ピルについて知ってはいましたが、わざわざ病院に行って処方してもらわないといけないのが面倒だったのと、どんなものかよくわかっていなかったため、避けていたのです。でも、同僚がおすすめしてくれたということ、そして、それで生理が軽くなるならと婦人科のある病院を受診することにしたのです。 なぜ?! ピルを飲んでも気持ち悪さから仕事が手につかない…病院では「月経困難症」と診断され、「毎朝、低用量ピルを服用するように」と言われ、指示通りに数日、飲み続けていました。しかし、いつも気持ちが悪くなって、日中の仕事がつらくなるのです。知り合いには「飲み始めて2カ月くらいは体が慣れてないから気持ち悪くなったりすることもあるよ」と言われていたのですが、服用して2時間もすると気持ち悪さで仕事が手につかないほど、しんどくてしんどくて……。 耐えきれずに、受診した病院に連絡して事情を説明したら、「夜に服用する方法でもOK」という指示をいただきました。 服用のタイミングを変えたら…私は、さっそく低用量ピルの服用を夜寝る前に切り替えました。すると、気持ち悪さがなくなり、服用を続けることができました。すると、次の生理からは症状がすごく軽くなったのです! 経血量は日中でも薄いナプキン1枚で済むほど。そして、毎回痛み止めを飲まないとつらかった生理痛も、薬なしで大丈夫なくらい! 寝ている間は気分が悪くなることはなかったので、私には夜の服用が合っていたのかもしれません。 妊娠を希望するために、私が低用量ピルを頼ったのは半年ほどでした。しかし、それまで毎回つらかった生理が軽くなり、本当に快適でした。最初は避けていた低用量ピルでしたが、頼ってよかったと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO----------文/にしむらさん
2021年03月21日■前回のあらすじ腹痛で目が覚めトイレに行くと、出血とともに何かが出た感覚がありました。この中になっちゃんがいるかもしれない…※具体的な描写が含まれます。トラウマのある方や苦手な方は閲覧にご注意ください■なっちゃんがいるかもしれない…■なっちゃんに会えた!なっちゃんをこの手に載せてあげることができました。本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回へ続くコミックライター: まきこんぶ
2021年03月16日最初は順調だったのに、20代後半から生理が徐々に重くなって悩んでいた私。しかし、20代半ばを過ぎてから、鎮痛薬を飲まないといけないくらい、生理痛がひどくなり、同時に経血の量が多くなったのです。仕事はデスクワークでしたが、生理中、なんとか耐えられる日もあれば、痛みのひどさに早退させてもらうこともあって……。何か病気ではないかと心配をしていました。 そんなときにある失敗をしてしまい……。しかし、後にそんな症状もある病気のサインだったのかもしれないと思うことがありました。不妊治療をきっかけで体のすみずみを検査をするまでは、私は自分が健康体だと思い込んでいました。生理痛の悪化も年齢のせいかな、くらいに思っていたのですが、子宮内膜ポリープが見つかり、それを切除したことで生理痛が軽くなったことから、生理のちょっとした変化も体からのサインなんだなと思いました。 現在は不妊治療の末、第一子を授かることができました。「生理くらい」と思わず、痛みも我慢せずに、早めに婦人科医に相談すればよかったと思っています。 監修/助産師REIKO--------原案/あやまるさん作画/ののぱイラスト制作者:イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2021年03月11日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
子育ては毎日がたからもの☆