長男は乳児のときからベビースイミングに通っていました。あるとき、耳を気にする様子があったので中耳炎だと思って耳鼻科へ行ったのですが……。 良かれと思ってしていたことが…長男が1歳のとき。耳が痛いのか、かゆいのか気にしている様子がありました。ベビースイミングに通っていたので、中耳炎になったんだ!と思って耳鼻科を受診。 すると、医師から告げられたのは意外な診断名。鼓膜より外側の器官である外耳(がいじ)に炎症が起こる外耳炎でした。「お母さん、耳かきを頻繁にしてるのでは?」との質問が。寝かしつけのとき、綿棒で耳掃除をするとよく寝たので、毎晩のように耳かきをしていました。耳鼻科を受診した後の数日間は塗り薬を使い、耳かきの頻度を減らしたら再発することもなく良くなりました。気持ち良さそうにして寝てくれる!と良かれと思ってしていたことが悪い結果につながってしまい、申し訳なかったです。 ◇ ◇ ◇監修いただいた松井先生によると、外耳炎は過度のしめり(水泳や入浴など)、その逆の乾燥(耳垢の欠如)、外傷(綿棒の使いすぎ、指を入れる癖)などが原因で発症。耳垢はワックス状の保護コーティングなので、少なくなると外耳炎を起こしやすくなるようです。水泳後はドライヤーで湿気をとり、痛みがある場合は早めに耳鼻科を受診したいですね。 作画/さくら著者:のぶりんご監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2024年02月08日年末から年明けにかけて色んな事が重なりまくって気持ちが落ち着かず、バタバタと過ごしていたある日。それは何の前触れもなくやってきました…。子ども達がみんな幼かった頃は恒例行事かの如く、毎年欠かさずやって来ていた胃腸風邪。子ども達も大きくなったし、もう来ないのだろうと思っていたら実に4年ぶりにやってきてしまいました。私自身も突然&久しぶりの胃腸風邪襲来に大パニック!何度も続けて嘔吐。胃の中のモノが無くなって胃液だけになっても吐き続けるので、救急に電話相談(休日だったため)。相談の結果、そのまま自宅で様子を見ることに。6時間たってようやく落ち着いてきたので、最後の嘔吐から1時間後にスプーン1杯から水分を取り始めたのですが、徐々に回復しつつあったタイミングで再び嘔吐したため、再度電話相談し、軽度の脱水疑いがあったため救急へ。結局、点滴の必要はないという事で整腸剤だけもらって帰ってきました。吐き続ける三男にずっと付きっきり&その都度鬼のように嘔吐処理と消毒。幸い下痢の症状はなく、丸一日たってようやく落ち着いてきたものの、いきなり普通の食事に戻すことはできないのでやわらかく煮たおかゆからスタート。他の兄弟たちが美味しそうに色んなものを食べるのを見て悲しそうに『お腹すいた…』と言う三男。完全に回復するまでの間、色々我慢させないといけず。一番辛いのは本人ですが、私もとても辛くて、心身の落ち込みようが半端なかったです。健康のありがたみをまた改めて感じました。
2024年01月31日「胃腸炎」というと身近に感じる方も多いのではないでしょうか。体験者のママは、胃腸炎という診断結果と、発熱もなく嘔吐が治まっていることから、お正月の帰省を決行しました。まさか、娘のはなちゃんの身にあんなことが起こるとは思ってもみなかったのです……。はなちゃんを失うのではないかという恐怖に陥ったママは、当時のことをとても後悔しているそうです。 胃腸炎でけいれんが起きた日のこと 2歳の女の子のはなちゃん。保育園がお休みに入った年末のある夜、突然嘔吐をしました。翌日すぐに病院へ行くと、「胃腸炎」との診断。処方された薬を飲んで嘔吐は落ち着き、熱もなかったことから、年明けに予定通り義実家へ行くことにしました。 義実家に到着後、元気そうだったはなちゃんでしたが、なんとお昼過ぎに突然意識を失って倒れてしまいました! 胃腸炎が起きてから3日目のことです。 全身が強張って、ガクガクと激しく震える様子から、ただならぬ状況だと思ったママは、パニックに! 「いやぁぁ!!」「誰か来てっ」 顔も唇も真っ白で、次第に青白くなって白目を剥いて呼吸が止まっているように見えました。 駆けつけた義父が救急車を呼び、病院へ。 はなちゃんは病院に到着するころには意識を取り戻しました。そして医師からは告げられた病名は、「胃腸炎関連けいれん」でした。病院にいる間にも2回目のけいれんが……。その日は入院して経過をみましたが、その後は薬が効いてけいれんは起きませんでした。 退院後も、はなちゃんにけいれんは起きていません―。はなちゃんはすっかり元気になりました。 ◇◇◇ 胃腸炎関連けいれんは、ウイルス感染による胃腸炎が原因ということでした。ウイルス性胃腸炎にかからないことが予防につながるようですが、気を付けていてもかかってしまうこともありますよね。けいれん発作が起きたときの対処法も、頭に入れておいて、いざというときあわてず対処できるようにしておきたいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年12月04日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?保育園から帰宅するなり「靴が脱げないと!」と玄関で大泣きのこっちゃん。お着替えさせて、手を洗わせるのもひと苦労でした。 夕食もお風呂も歯磨きも泣き続け、やっと寝かしつけたと思ったら、起きて2時間泣くというのが日常に疲弊していくママ。 そんな毎日に「もうやだ! いい加減にして!」とママは怒り、泣いてしまいました。ママもこっちゃんも大泣きしていると、パパが帰宅。ふたりの様子を見たパパが「何があったの?」と聞いてみると……。 「話す気力もない…」自信喪失のママ パパに何があったのか聞かれたママですが「説明する気力もない……」とひと言。子どもを育てる自信を喪失してしまうほど、疲弊していました。 疲れやイライラが爆発したママは「もしかしてこっちゃんを、かわいいと思えてない……?」と考えるほど追い詰められてしまったのです。夜、眠りにつこうとしても「朝が来るのが怖い」と涙が止まらなくなってしまいます。 ママの異変を感じたパパの提案により、寝室を分けて、休日はゆっくりするといった、リフレッシュの時間を作ることに。しかし、リフレッシュしたところでこっちゃんが変わるわけではなく、大変な毎日がまた始まりました。 そんなある日、こっちゃんが「おなかが痛い!」と言い、いつものことだから……と思っていると、吐いてしまったのです。 病院を受診し、こっちゃんが胃腸炎にかかっていたことが判明。気づいてあげられなかったことを悔やみます。しかし、いつもクズって泣いているので、ママが気づいてあげられないのも無理はありません。そのときに、「胃腸炎の不快感=こっちゃんの身の回りに起きる事柄」ということに気づき、こっちゃんが泣く気持ちが少し理解できたのでした。 ママにも休息は必要です。たった1回だけではなく、定期的に休む時間を作るなど、家族で協力していきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年11月09日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが秋冬に流行しやすいノロウイルスについて教えてくれました。ノロウイルスは感染してからの対処法が重要です。間違った対処法をしてしまうと、家庭内感染など感染が広がってしまうことも……。ぜひ確認しておきましょう!秋や冬になると流行するものとして、ノロウイルスなどの胃腸炎があります。お子さんがかかったときに慌ててしまって、実はNG な対応をしている場合があるかもしれません。そこで今回は、ノロウイルスにかかったときの対処法についてお話ししていきます。 ノロウイルスとは?ノロウイルス感染症は、赤ちゃんだけではなく高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。1度かかっても免疫がつきにくいので、何度もかかることがあります。 冬に多く発生して、11月ごろから流行がはじまり12〜2月にピークを迎えますが、年間を通して発生することもあります。 原因ウイルスであるノロウイルスは、人の腸管内のみで増えますが、乾燥や熱にも強く長期に生存ができ、感染力が非常に強く、少量のウイルス(10〜100個)でも感染・発症します。 どんな症状?ノロウイルスは体内に入った後、主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。潜伏期間は12〜48時間です。赤ちゃんの場合は食品からというより、家族から感染したり、支援センターなどの公共施設の物品に触れたり空気感染することが考えられます。 ノロウイルスは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴で、勢いよく吐くことが多いです。 発症後、通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2〜3回で治まります。 その他の症状としては、発熱のほか、筋肉痛、頭痛などが見られますが、後遺症が残ることもなく、いずれも軽症です。赤ちゃんの場合、吐き気や腹痛を言葉で表現できないため不機嫌になったり泣き続けることがあります。 嘔吐したときは、感染予防対策に気をつけて赤ちゃんが勢いよく吐いて機嫌が悪い場合、他のウイルスの可能性もありますが、ノロウイルスの感染を疑って、念のため感染対策をするようにしましょう。下痢は嘔吐してから遅れて見られることが多く、対策が不十分だとお世話をするママや家族に家庭内感染してしまいます。早めに対応するようにしましょう。 ノロウイルスは、アルコール消毒剤や熱に強いのが特徴です。嘔吐物の処理をするときに感染予防としてアルコールで除菌される方もいると思います。しかしノロウイルスの場合、熱やアルコールに強いのが特徴のため、それだけではウイルスは除去できないので注意しましょう。 嘔吐物の処理を適切に行うことで、家庭内感染も防ぐことができます。嘔吐物の基本的な処理方法は下記の通りです。参考にしてみてください。 1. 処理は最小限の人数で、直接触らないように行う嘔吐するとウイルスを含んだ水滴が1~2m程度の範囲に飛散するので、処理をする人以外は近づかないようにしましょう。そして処理をする人は、使い捨ての手袋やマスク、エプロンなどを着用し、ペーパータオルを使ってできる限り嘔吐物に直接触れないようにします。使用したものは、袋にまとめて口をしっかり縛って破棄しましょう。処理後は、手袋をしていたとしても流水で石鹸を使ってしっかり手洗いをしましょう。 2. 嘔吐物をすばやく取り除くしっかり洗浄・消毒できずに取り残された嘔吐物は、乾燥すると空気中を漂ってしまいます。それを吸い込むことで感染が広がる恐れがあるため、嘔吐物周辺の壁や床などの広範囲をすばやく洗浄・消毒しましょう。 3. 感染している人と嘔吐物を処理した人の衣類を適切に洗う嘔吐物が飛び散った衣類は下洗いをした後、塩素系漂白剤を水で薄めた液で消毒し、十分にすすぎます。高温の乾燥機を使用するか、85℃以上のお湯に1分間以上浸すと殺菌効果が高まります。すぐに洗えないときは衣類をビニール袋に入れて密封し、周囲にウイルスが付着しないように気をつけましょう。 水分補給や食べ物はどうする?嘔吐や下痢で水分が失われるので、水分補給が必要です。しかし、水分をとりすぎてしまうことで、余計に嘔吐を誘発してしまい悪化してしまうことがあります。 胃腸炎のときの水分は、赤ちゃんにとっては母乳が適しています。混合栄養の場合も、分泌量に関わらず母乳をメインにあげるようにしましょう。育児用ミルクやそれ以外の水分補給は、様子をみながら少量ずつこまめにあげるようにします。飲めなかったり、飲んでもそれ以上に吐いてしまう場合は、点滴治療が必要になる場合もあるので受診するようにしましょう。 ノロウイルスには、治療薬がなく対症療法となります。ウイルスを体外に出すことが大切なので、下痢止めなどは使えません。症状が落ち着くまで、お世話をするママにとってはつらいかと思います。症状が安定してきて、本人が水分や食事を欲しがる場合でも、小さなお子さんは一気にとりすぎてしまうこともあるので、少量ずつからにするよう大人が調整してあげましょう。 まとめ赤ちゃんはいろいろなものを触ったり、口に入れてしまいます。感染を予防するのは難しいかもしれません。周りの大人からの感染を予防するためにも、家族みんなで手洗いをしっかりしていきましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年10月18日シングルマザーとして、4歳の娘と2歳の息子を育てています。私には、相談できる家族が近くに住んでいます。さらに、みんな仕事や子育てをしているので、相当な理由がない限り子どもたちを預けることはありません。そんな状況の中「ひとりで子育てをすることがこんなにもつらいのか」と感じた出来事がありました……。 家族全員が胃腸炎に…!シングルマザーになってから、大黒柱である私が体調を崩したらいけないと思い、体調管理には気をつけていたつもりでした。しかし、保育園で流行っていた胃腸炎が家族全員に移ってしまったのです。 私は、袋を抱えながらトイレに行ったり来たり。その合間に、いつ嘔吐・下痢をするのかわからない状態の子どもの世話をしていました。ふらふらになりながらも、症状のひどい2日間をなんとか過ごすことができました。 自分の体と子どもたちの看病がつらいだけでなく、その間の仕事・家事はどんどん溜まっていきます。仕事の場合は、他の人にお願いをしたり担当を外してもらうこともできました。 でも家事に関しては代わりがいません。当時は経済的な理由で家事代行を頼むわけにもいかず、溜まった家事を自分ひとりでこなさなければいけませんでした。 経済的な余裕ができたときには、今後同じような状況が発生した場合、自分のためにも子どもたちのためにも行政のサポートやベビーシッターさんに頼ることも視野に入れたいとこのとき思いました。そして、今後も大変な場面はあると思いますが、気持ちの面では、「いつか終わる」と自分に言い聞かせて、なるべく前向きな気持ちで乗り切りたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:本田りか天真らんまんな4歳の娘と、やんちゃで甘えん坊な2歳の息子を育てているコスメ大好きママ。営業事務の仕事をしながらライターとしても活動中。
2023年07月25日こんにちは! あん子です。今回の話は、娘が難聴になったエピソードです。■耳から音が聞こえる!?1ヶ月ほど前、中耳炎になっていた幼稚園の娘。これって…難聴?「どっちの耳が聞こえないの?」と聞くと、「左耳」と答える娘。あ…、左耳って。中耳炎になったとき、鼓膜切開をしたひどい方の耳だ…。「声は聞こえる?」とたずねると、「うん。でも音が変」と。音!?私:「どんなふうに聞こえる?」娘:「低く聞こえたり響く感じ」え~!? どんな状態? とかなり心配になりました。私は「じゃあ、また病院に行って先生に診てもらおう」と言い、すぐに病院の予約をとりました。外傷などとは違って、耳の中の痛みや聞こえ方は本人にしかわかりません。私は、娘が聞こえづらいことに全く気がつきませんでした。早速、病院に行くと「原因を特定するために大きな病院に紹介状を書くね」と医師に言われました。日を改めて…■果たして結果は…?診察室に呼ばれるまで2時間。やっと呼ばれ…結果は、予想通り難聴になっているとのこと。耳の奥にある蜂の巣のような空洞のところに液がたまる「乳突蜂巣炎」で、「しんしゅつ性中耳炎」と診断されました。これは、レントゲンやCTで確認できるようです。中耳炎を繰り返す場合、鼓膜にチューブを挿入することになるとのことですが、耳は鼻につながっているので「薬で液を鼻から出していきましょう」と医師から説明を受けました。原因がわかって少し安心しました。最初は抗生剤を5日ほど処方され、それから抗生剤から漢方に切り替わりましたが、漢方は匂いや味が独特で飲める子は3分の1ぐらいだと説明を受けました。娘は、耳の影響でめまいもするみたいで、想像以上につらかったと思います。急性中耳炎になったときからずっと頑張って薬を飲み続けていた娘、えらかったと思います。1ヶ月ほどたち、耳がどのような状態か大きな病院に診てもらうと…、完治まではいきませんでしたが、だいぶ良くなり、もう薬は飲まなくて良いとのことでした!本当に安心しましたし、健康の大切さをしみじみ感じた出来事でもありました。季節的に新生活にも慣れ、気を張っていた心身が疲れを感じる時期だと思います。皆さまもどうぞお体、ご自愛ください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年06月21日長男が4歳のころ、お友だちと遊んだときの出来事です。お友だちは長男の保育園の同級生で、子ども同士は毎日のように遊んでおり、そのお友だちのママと私も頻繁に連絡を取る仲。私は何の不安もなく、その日も遊んでいたのですが、そのママ友の言動にモヤモヤしてしまう1日になってしまいました。 「おとといから胃腸炎」にびっくり前日に私とママ友は連絡を取り合い、わが家の近くの公園で遊ぶことに。当日は生後6カ月の次男と夫を家に残し、私と長男だけ公園に向かいました。時間通りにお友だちとママも公園に集合。子どもたちは自由に遊び始めました。するとママ友が「あの子、おとといくらいから胃腸炎なんだよね」と言い出して、私はびっくり。 「胃腸炎なら無理しないで帰ったほうがいいよ」と言ったのですが、「大丈夫! もう吐かないから」と聞く耳持たずといった状況。子どもたちの様子を見ると、密着して遊んでいたり、手をつないでいたり。お友だちの体調も心配ですが、長男にうつらないかばかり気になってしまいました。 わが家のトイレで下痢そして30分ほど遊んだころ、お友だちが「トイレ行きたい」と言い出しました。公園は規模が小さいのでトイレがなく、近くにコンビニもないので、わが家のトイレしか選択肢がありません。私は渋々「うちのトイレ使って」と伝え、案内しました。 私と長男が家の前で待っていると、ママ友は「まだ下痢だわ~」と言いながら出てきました。私はモヤモヤ。なぜならトイレから私の家族に感染が広がるかもしれないのに、ママ友から謝罪はなく、配慮が足りないと思ったからです。 次男はまだ生後6カ月だったので、家庭内感染は本当に不安でした。私はすぐに夫に「消毒するまでトイレには行かないで」と携帯から連絡しました。 悲しい気持ちで消毒ママ友には「下痢なら本人もつらいだろうから、もう解散しよう」と強く言い、そのまま解散することにしました。そして長男には念入りに手洗いとうがいをさせ、私はすぐに玄関からトイレまでのルートとトイレ内をくまなく消毒。 ひとりで消毒しながら、「なぜ前日連絡を取ったときにキャンセルしてくれなかったのか」「長男に胃腸炎がうつってもいいと思っていたのか」と悲しい気持ちでいっぱいになってしまいました。でも、その後は誰も胃腸炎を発症しなかったので、ホッとしました。 子どもが胃腸炎であることをわかっていた上で、遊びに連れてきたママ友。症状も軽快し、約束を断るのが心苦しかったのかもしれません。また、当時はそこまで考える余裕がなかったのですが、もしかしたらママ友は胃腸炎の感染力の強さを知らなかった可能性もあるのかなと思いました。仮にそうだとしたら、私もはっきりとその事実を伝えるべきだったかなと反省しています。ただ、いずれにしても、体調不良での予定変更はお互い様だと思います。私は自分の子どもが体調不良のときは丁寧に謝罪をして、遊ぶ約束を延期してもらうように徹底していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/山口がたこ著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2023年06月12日自分が体調不良のときは子どもを見守ることで精一杯。そんなとき、夫にごはんを作れないことを伝えると、「外食してくるよ」と返事がきて……?頼れない環境両親や知人のいない土地で子育てをしていた私は、体調不良になっても誰かに頼ることができず、とにかくわが子にごはんを食べさせて危険のないように見守り、無事に1日を終えることしかできない日もありました。 夫は洗濯や掃除などの家事には協力的でしたが、料理は絶対にしない人だったので、私が体調不良のときに掃除はお任せできても料理は無理して作っていました。胃腸炎の際はさすがに無理だ!と仕事中の夫に状況を説明するメールを送ると、「晩ごはんは食べて帰るからいらないよ。ゆっくり休んでね」と返信が。夫に申し訳なく思いつつも食事を作らなくていいことに安堵し、うちの夫はやさしいなぁなんて思っていました。 子どものお世話は休めない体調不良がただの風邪くらいであれば、多少無理をしてもお出かけや買い出しに行っていましたが、親子ともに胃腸炎になった際は外出することもままならず、いつもより多い夜泣きに寝不足になりながら、無理をしてでも汚れたシーツの洗濯や家事をしていました。 しかし、なかなか症状が治まらず買い出しにも行けず、ぐずる子どもを抱いていて料理できない日が長引き、ついには食料も底をつきてきたころに、ふと気がつきます。こんな状況でも夫は毎日おいしいものを外で食べているのだ!と。私は頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けました。 察してもらうのは難しい!食事を作れないことに罪悪感をもっていたので、夫からの“ごはんいらないメール”はやさしさだと思っていた私は、その間違いに気がつきませんでした。一見、体調不良の妻を気づかうようでいて、同居する家族の状況がまるで見えていないのでは!?とも感じたのです。 料理ができないほどの体調不良なら、妻がまともな食事を食べられていないことは想像に難くありません。外出もできていないなら食材だってない。気付いた際には一瞬怒りが湧いてきましたが、単に知らないだけかもと思い直し、すぐさま夫に買い出しリストと簡単で良いので何か作ってほしい旨のメール。その日の夕食は私が教えながら作ってもらった温かいお味噌汁にありつけました。 言わなくても察してもらうということは難しいことなので、体調不良のときはどんな状況になって何が困るのかを夫に説明しました。ちなみに夫は、今ではごはんやスープ、カレーなど簡単なものは作れるように! あのときのことは笑い話になり、私の体調が悪いときには「何を買っていく?」とメールをくれるようになりました。 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 横山まい
2023年06月01日コロナ禍を経て、ニュースで感染症の情報についてチェックするようになったという方は多いかもしれません。でも、実際に自分の子どもが通っている園や学校では、報道されていない感染症が流行しているということ、ありませんか?そんなときに活用したいのが、医療情報ウェブアプリ「 PRE-SIGN(プレ・サイン) 」。流行している感染症を都道府県別に検索でき、警報がでている地域を細かく確認することができます。さらに、流行している感染症の特徴や症状、予防するためのアドバイスも掲載されているので、こまめに見ておけば慌てることなく感染対策もできます。信頼できる医療情報で子育て世帯に人気すでに約493万以上のライセンスが発行され、全国の自治体や企業団体などが導入。なかでも幼稚園や保育園、子育て世帯を中心に拡がりをみせています。人気の理由のひとつが、情報元がたしかで信頼できること。こちらのアプリは東北大学との共同研究事業として開発されており、総合監修しているのは東北大学環境・安全推進センター教授の黒澤一先生。感染流行の元データは全国の都道府県が発表している感染症動向で、毎週更新。コラムは大学教授や専門医によるもので、感染症予防や拡大防止に重点がおかれています。厚生労働省の「上手な医療のかかり方アワード」で医政局長賞(コンテンツ部門)も受賞しました。感染症流行だけでなく緊急時の医療コンテンツも充実感染症の流行だけではなく、急に体調が悪くなったときに頼れる医療機関の情報も地域別に検索できるのも助かるポイント。休日の療情報のほか、子どもを受診させるか判断に困ったときに相談できる「こども医療でんわ相談」、発熱外来で受け入れられなかったときに便利な「オンライン診察ナビ」など、いざというときに慌てないための12の医療コンテンツがまとまっています。小さな子どもがいると常に感染症には敏感になりますが、このアプリを入れているだけで安心感がアップするはずです。無料の登録用QRコード配布中普段は団体ごとに初期費用や月額料金がかかりますが、今回プレサインに特別協力しているサラヤ株式会社のご協力もあり、ウーマンエキサイト読者に無料で登録用のQRコードを発行いただきました。こちらから登録していただければ、一切費用はかからずご利用いただけます。<ウーマンエキサイト読者専用「プレサイン」登録QRコード>▼登録利用方法 1、ブラウザについてID登録ならびにパスワード登録時に、スマートフォンで表示するソフトウエアはiPhoneはSafari(サファリ)、Androidはchrome(クローム)をご使用ください。 2、上にあるQRコードを読み込む 3、ID、パスワードを入力(ID/パスワードはご自身でお決めください) ※半角英数のみ(記号は利用不可)・ユーザー名:半角英数20文字以内 ・パスワード:半角英数6文字以上、20文字以内 4、ホーム画面追加についてプレサインをホーム画面に追加すると次回から簡単に見ることができます。(下記参照)5、アプリ内地域設定などは右上の歯車マークからできます感染対策の一環として、この機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。お問い合わせ: 株式会社ジェイ・エス ※こちらのアプリは株式会社ジェイ・エスと東北大学共同研究シームによるものです。登録についてなどのお問い合わせは、 株式会社ジェイ・エス までお願いいたします。
2023年01月20日こんにちは。渋谷です。あけましておめでとうございます!!新年! おめでたいですね! やっと正月! やったー!!なぜ渋谷がこんなに浮かれているかというと、2022年末を乗り越えたのが嬉しいからです。おっとぅんの仕事は年末年始が繁忙期のため、約1ヶ月の私のワンオペ生活が決まっていたのです。朝起きてもおっとぅんはいないし、子どもが寝る頃に帰ってきます。その間、私がひとりで仕事をしながら、ご飯も学校や保育園に行く準備も宿題を見るのも面倒見るのもお風呂も歯磨きもゆっくんの夜泣きの対応など、全部やるわけです。(おっとぅんもさすがに早く帰れた日はお風呂入れてくれたり寝かしつけしてくれたり、休みの日はいろいろやってくれました)しかし、おっとぅんが繁忙期ということは私も繁忙期なのです。漫画業界ではGWと年末は通常より進行が早くなり、めちゃくちゃ忙しいのです。私も年末進行まっただ中だったひとりです。お仕事を頂けるのはとてもありがたい! 嬉しい! だけどもうちょっとその喜びをかみしめながらじっくり仕事がしたい!!(わがまま)そんな中、躊躇なく襲いかかってくるコロナ、胃腸炎などの流行病。熱出して吐きながら仕事してた私を誰か褒めて下さい。そして、やっと乗り切った年末!正月休み! こりゃあ嬉しいでしょうよ!!酒も進み、千鳥足の毎日。なのに厄年って何???呪われとるんか?そんな私の今年の目標は【しぶとく諦めず強く生きる】です。皆さま、本年も渋谷家を何卒よろしくお願い致します!
2023年01月17日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが秋冬に流行しやすいノロウイルスについて教えてくれました。ノロウイルスは感染してからの対処法が重要です。間違った対処法をしてしまうと、家庭内感染など感染が広がってしまうことも……。ぜひ確認しておきましょう!秋や冬になると流行するものとして、ノロウイルスなどの胃腸炎があります。お子さんがかかったときに慌ててしまって、実はNG な対応をしている場合があるかもしれません。そこで今回は、ノロウイルスにかかったときの対処法についてお話ししていきます。 ノロウイルスとは?ノロウイルス感染症は、赤ちゃんだけではなく高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。1度かかっても免疫がつきにくいので、何度もかかることがあります。 冬に多く発生して、11月ごろから流行がはじまり12〜2月にピークを迎えますが、年間を通して発生することもあります。 原因ウイルスであるノロウイルスは、人の腸管内のみで増えますが、乾燥や熱にも強く長期に生存ができ、感染力が非常に強く、少量のウイルス(10〜100個)でも感染・発症します。 どんな症状?ノロウイルスは体内に入った後、主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。潜伏期間は12〜48時間です。赤ちゃんの場合は食品からというより、家族から感染したり、支援センターなどの公共施設の物品に触れたり空気感染することが考えられます。 ノロウイルスは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴で、勢いよく吐くことが多いです。 発症後、通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2〜3回で治まります。 その他の症状としては、発熱のほか、筋肉痛、頭痛などが見られますが、後遺症が残ることもなく、いずれも軽症です。赤ちゃんの場合、吐き気や腹痛を言葉で表現できないため不機嫌になったり泣き続けることがあります。 嘔吐したときは、感染予防対策に気をつけて赤ちゃんが勢いよく吐いて機嫌が悪い場合、他のウイルスの可能性もありますが、ノロウイルスの感染を疑って、念のため感染対策をするようにしましょう。下痢は嘔吐してから遅れて見られることが多く、対策が不十分だとお世話をするママや家族に家庭内感染してしまいます。早めに対応するようにしましょう。 ノロウイルスは、アルコール消毒剤や熱に強いのが特徴です。嘔吐物の処理をするときに感染予防としてアルコールで除菌される方もいると思います。しかしノロウイルスの場合、熱やアルコールに強いのが特徴のため、それだけではウイルスは除去できないので注意しましょう。 嘔吐物の処理を適切に行うことで、家庭内感染も防ぐことができます。嘔吐物の基本的な処理方法は下記の通りです。参考にしてみてください。 1. 処理は最小限の人数で、直接触らないように行う嘔吐するとウイルスを含んだ水滴が1~2m程度の範囲に飛散するので、処理をする人以外は近づかないようにしましょう。そして処理をする人は、使い捨ての手袋やマスク、エプロンなどを着用し、ペーパータオルを使ってできる限り嘔吐物に直接触れないようにします。使用したものは、袋にまとめて口をしっかり縛って破棄しましょう。処理後は、手袋をしていたとしても流水で石鹸を使ってしっかり手洗いをしましょう。 2. 嘔吐物をすばやく取り除くしっかり洗浄・消毒できずに取り残された嘔吐物は、乾燥すると空気中を漂ってしまいます。それを吸い込むことで感染が広がる恐れがあるため、嘔吐物周辺の壁や床などの広範囲をすばやく洗浄・消毒しましょう。 3. 感染している人と嘔吐物を処理した人の衣類を適切に洗う嘔吐物が飛び散った衣類は下洗いをした後、塩素系漂白剤を水で薄めた液で消毒し、十分にすすぎます。高温の乾燥機を使用するか、85℃以上のお湯に1分間以上浸すと殺菌効果が高まります。すぐに洗えないときは衣類をビニール袋に入れて密封し、周囲にウイルスが付着しないように気をつけましょう。 水分補給や食べ物はどうする?嘔吐や下痢で水分が失われるので、水分補給が必要です。しかし、水分をとりすぎてしまうことで、余計に嘔吐を誘発してしまい悪化してしまうことがあります。 胃腸炎のときの水分は、赤ちゃんにとっては母乳が適しています。混合栄養の場合も、分泌量に関わらず母乳をメインにあげるようにしましょう。育児用ミルクやそれ以外の水分補給は、様子をみながら少量ずつこまめにあげるようにします。飲めなかったり、飲んでもそれ以上に吐いてしまう場合は、点滴治療が必要になる場合もあるので受診するようにしましょう。 ノロウイルスには、治療薬がなく対処療法となります。ウイルスを体外に出すことが大切なので、下痢止めなどは使えません。症状が落ち着くまで、お世話をするママにとってはつらいかと思います。症状が安定してきて、本人が水分や食事を欲しがる場合でも、小さなお子さんは一気にとりすぎてしまうこともあるので、少量ずつからにするよう大人が調整してあげましょう。 まとめ赤ちゃんはいろいろなものを触ったり、口に入れてしまいます。感染を予防するのは難しいかもしれません。周りの大人からの感染を予防するためにも、家族みんなで手洗いをしっかりしていきましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年10月13日出産する前、風邪などで寝込んだりすることは年に1回あるかないかだった私。ところが1人目出産後の1年半は、体調不良で寝込むことが多くなってしまいました。子どものお世話があるのに何度も何度も寝込んでしまう日々を経験し、私なりに学んだことをご紹介します。 体質の変化!? 2カ月に1回寝込む日々私は産後に、あるときは胃腸炎、あるときはインフルエンザ、またあるときは風邪で発熱という具合に、ちょこちょこと単発の病気にかかる頻度が増え、産後の1年半は2カ月に1回は寝込んでいました。どれも数日寝ていれば良くなる症状なのですが、365日休みなしの子育て中に度々自分が体調不良になるというのは家族にとっても結構なダメージがあります。 実家が近くはないため、夫が仕事を休めるときには家事・育児を代わってもらっていましたが、夫の仕事の都合がつかないときには、もうろうとしながら子どものお世話をして1日過ごしたことが何度となくありました。 一番つらかった冬の胃腸炎中でもつらかったのが、冬場に胃腸炎にかかったときのことです。その日は嘔吐と下痢の症状がひどく、真冬で寒いので外に出るのもしんどい状態でした。しかし、家の中の閉塞的な空間でイヤイヤ期に入り始めた1歳半の娘の相手をしているのもしんどく、なんとか薬をもらおうと自宅から歩いて5分ほどの場所にある内科を受診したのです。冬場のクリニックは混み合っていて、座る場所もない状態でした。娘はちょうどお昼寝の時間で眠っていたのでしばらくは静かに待つことができましたが、1時間待っても診察の順番がまわってきませんでした。 受診できず泣きながら帰宅吐くほどではありませんでしたが気持ちが悪く、体調不良の中待つことに限界を感じ始めたころ、娘が眠りから覚め不機嫌に泣き始めました。すると急にどっと疲れてしまい、受診せずに病院をあとにしました。不調の体で娘をあやしながらもうしばらく順番を待ち、受診することにハードルの高さを感じたのです。帰り道、体調不良のつらさと受診できなかったつらさ、いろいろなつらさを感じ、さらに激しく泣く娘と一緒に、大人げなくボロボロ泣きながら帰ってきたのを覚えています。 母の健康は家族にとっても大切1人目出産後は体調が不安定になりやすかったことに加え、初めての子育てに全力投球し過ぎて、心身共に無理をしている部分があったと思います。自分のことはいつも後回しにしていましたが、何度も体調不良に見舞われる中で、母である私が健康を損なうことが、自分にとっても家族にとっても一番大変だと感じるようになりました。 自分が元気でなければ子どものお世話もできません。それから「自分のこともきちんと考え、自分にも休養を与え、きちんと体調管理すること」の大切さを意識するようになりました。 その後、おろそかにしがちだった自分の睡眠、食事をきちんととり、月に1度は整体に行って体をメンテナンスするようにしました。そのおかげか、2人目出産後は以前のように寝込むことはほぼなくなりました。時間的金銭的に厳しいと感じるときもありますが、自分の健康を維持し家庭をスムーズにまわしていくために必要なことだと割り切っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2022年08月02日「胃腸炎」というと身近に感じる方も多いのではないでしょうか。体験者のママは、胃腸炎という診断結果と、発熱もなく嘔吐が治まっていることから、お正月の帰省を決行しました。まさか、娘のはなちゃんの身にあんなことが起こるとは思ってもみなかったのです……。はなちゃんを失うのではないかという恐怖に陥ったママは、当時のことをとても後悔しているそうです。 胃腸炎でけいれんが起きた日のこと 2歳の女の子のはなちゃん。保育園がお休みに入った年末のある夜、突然嘔吐をしました。翌日すぐに病院へ行くと、「胃腸炎」との診断。処方された薬を飲んで嘔吐は落ち着き、熱もなかったことから、年明けに予定通り義実家へ行くことにしました。 義実家に到着後、元気そうだったはなちゃんでしたが、なんとお昼過ぎに突然意識を失って倒れてしまいました! 胃腸炎が起きてから3日目のことです。 全身が強張って、ガクガクと激しく震える様子から、ただならぬ状況だと思ったママは、パニックに! 「いやぁぁ!!」「誰か来てっ」 顔も唇も真っ白で、次第に青白くなって白目を剥いて呼吸が止まっているように見えました。 駆けつけた義父が救急車を呼び、病院へ。 はなちゃんは病院に到着するころには意識を取り戻しました。そして医師からは告げられた病名は、「胃腸炎関連けいれん」でした。病院にいる間にも2回目のけいれんが……。その日は入院して経過をみましたが、その後は薬が効いてけいれんは起きませんでした。 退院後も、はなちゃんにけいれんは起きていません―。はなちゃんはすっかり元気になりました。 ◇◇◇ 胃腸炎関連けいれんは、ウイルス感染による胃腸炎が原因ということでした。ウイルス性胃腸炎にかからないことが予防につながるようですが、気を付けていてもかかってしまうこともありますよね。けいれん発作が起きたときの対処法も、頭に入れておいて、いざというときあわてず対処できるようにしておきたいですね。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2022年07月31日長男が4歳のころ、お友だちと遊んだときの出来事です。お友だちは長男の保育園の同級生で、子ども同士は毎日のように遊んでおり、そのお友だちのママと私も頻繁に連絡を取る仲。私は何の不安もなく、その日も遊んでいたのですが、そのママ友の言動にモヤモヤしてしまう1日になってしまいました。 「おとといから胃腸炎」にびっくり前日に私とママ友は連絡を取り合い、わが家の近くの公園で遊ぶことに。当日は生後6カ月の次男と夫を家に残し、私と長男だけ公園に向かいました。時間通りにお友だちとママも公園に集合。子どもたちは自由に遊び始めました。するとママ友が「あの子、おとといくらいから胃腸炎なんだよね」と言い出して、私はびっくり。 「胃腸炎なら無理しないで帰ったほうがいいよ」と言ったのですが、「大丈夫! もう吐かないから」と聞く耳持たずといった状況。子どもたちの様子を見ると、密着して遊んでいたり、手をつないでいたり。お友だちの体調も心配ですが、長男にうつらないかばかり気になってしまいました。 わが家のトイレで下痢そして30分ほど遊んだころ、お友だちが「トイレ行きたい」と言い出しました。公園は規模が小さいのでトイレがなく、近くにコンビニもないので、わが家のトイレしか選択肢がありません。私は渋々「うちのトイレ使って」と伝え、案内しました。 私と長男が家の前で待っていると、ママ友は「まだ下痢だわ~」と言いながら出てきました。私はモヤモヤ。なぜならトイレから私の家族に感染が広がるかもしれないのに、ママ友から謝罪はなく、配慮が足りないと思ったからです。 次男はまだ生後6カ月だったので、家庭内感染は本当に不安でした。私はすぐに夫に「消毒するまでトイレには行かないで」と携帯から連絡しました。 悲しい気持ちで消毒ママ友には「下痢なら本人もつらいだろうから、もう解散しよう」と強く言い、そのまま解散することにしました。そして長男には念入りに手洗いとうがいをさせ、私はすぐに玄関からトイレまでのルートとトイレ内をくまなく消毒。 ひとりで消毒しながら、「なぜ前日連絡を取ったときにキャンセルしてくれなかったのか」「長男に胃腸炎がうつってもいいと思っていたのか」と悲しい気持ちでいっぱいになってしまいました。でも、その後は誰も胃腸炎を発症しなかったので、ホッとしました。 子どもが胃腸炎であることをわかっていた上で、遊びに連れてきたママ友。症状も軽快し、約束を断るのが心苦しかったのかもしれません。また、当時はそこまで考える余裕がなかったのですが、もしかしたらママ友は胃腸炎の感染力の強さを知らなかった可能性もあるのかなと思いました。仮にそうだとしたら、私もはっきりとその事実を伝えるべきだったかなと反省しています。ただ、いずれにしても、体調不良での予定変更はお互い様だと思います。私は自分の子どもが体調不良のときは丁寧に謝罪をして、遊ぶ約束を延期してもらうように徹底していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/山口がたこ著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2022年06月23日自分が体調不良のときは子どもを見守ることで精一杯。そんなとき、夫にごはんを作れないことを伝えると、「外食してくるよ」と返事がきて……?頼れない環境両親や知人のいない土地で子育てをしていた私は、体調不良になっても誰かに頼ることができず、とにかくわが子にごはんを食べさせて危険のないように見守り、無事に1日を終えることしかできない日もありました。 夫は洗濯や掃除などの家事には協力的でしたが、料理は絶対にしない人だったので、私が体調不良のときに掃除はお任せできても料理は無理して作っていました。胃腸炎の際はさすがに無理だ!と仕事中の夫に状況を説明するメールを送ると、「晩ごはんは食べて帰るからいらないよ。ゆっくり休んでね」と返信が。夫に申し訳なく思いつつも食事を作らなくていいことに安堵し、うちの夫はやさしいなぁなんて思っていました。 子どものお世話は休めない体調不良がただの風邪くらいであれば、多少無理をしてもお出かけや買い出しに行っていましたが、親子ともに胃腸炎になった際は外出することもままならず、いつもより多い夜泣きに寝不足になりながら、無理をしてでも汚れたシーツの洗濯や家事をしていました。 しかし、なかなか症状が治まらず買い出しにも行けず、ぐずる子どもを抱いていて料理できない日が長引き、ついには食料も底をつきてきたころに、ふと気がつきます。こんな状況でも夫は毎日おいしいものを外で食べているのだ!と。私は頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けました。 察してもらうのは難しい!食事を作れないことに罪悪感をもっていたので、夫からの“ごはんいらないメール”はやさしさだと思っていた私は、その間違いに気がつきませんでした。一見、体調不良の妻を気づかうようでいて、同居する家族の状況がまるで見えていないのでは!?とも感じたのです。 料理ができないほどの体調不良なら、妻がまともな食事を食べられていないことは想像に難くありません。外出もできていないなら食材だってない。気付いた際には一瞬怒りが湧いてきましたが、単に知らないだけかもと思い直し、すぐさま夫に買い出しリストと簡単で良いので何か作ってほしい旨のメール。その日の夕食は私が教えながら作ってもらった温かいお味噌汁にありつけました。 言わなくても察してもらうということは難しいことなので、体調不良のときはどんな状況になって何が困るのかを夫に説明しました。ちなみに夫は、今ではごはんやスープ、カレーなど簡単なものは作れるように! あのときのことは笑い話になり、私の体調が悪いときには「何を買っていく?」とメールをくれるようになりました。 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 横山まい
2022年06月08日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型(Instagram:omori_nigaoe)パパ/ゆたか:女子力が高い雑学王。子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きするちょっと大袈裟さんしーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちにかわいがられてすくすく成長中!実録!胃腸炎リレーの恐怖4 歳、3歳、1歳の年子3姉妹を育てているずぼらママです。毎日、手洗い・うがい・消毒を徹底している子どもたちですが、幼稚園や保育所を利用しているとさまざまなウイルスから完全に逃れることは難しいですよね。今回はわたしたち家族を戦慄させた「恐怖のウイルス」についてお話しします。1月中旬の話になりますが、ある日、三女しーちゃんのお腹がゆるくなりました。我が子たちは風邪を引くときにお腹の風邪をもらうことが多かったので「いつものようにどこかから風邪をもらってきちゃったかなー?」と軽く考えていました。しかし、その後に発熱し、嘔吐の症状も出てきたので急いで病院へ。結果、胃腸炎と診断され、処方された薬で徐々に回復していきました。安心したのも束の間、次は次女れーちゃんのお腹がゆるくなったのです。三女しーちゃんの症状と同じだったため、少し様子を見ていましたが、れーちゃんのほうが症状が重くなり、口に入れるとなんでもすぐに嘔吐してしまい、ぐったりした状態に。すぐに病院で診てもらうと脱水症状が出ているとのことでしが、点滴をしてもらい順調に回復していきました。「もう誰にもうつらないで!」とヒヤヒヤしていると、今度はわたしのお腹がゆるくなってきました。まさかと思いましたが、間もなく凄まじい水下痢に!(汚いお話で申し訳ありません、まるで水道の蛇口を全開にしたような下痢でした)数分おきにトイレに行き、気持ち悪さと吐き気、おまけに発熱で眠ることもできず人生で一番しんどい4日間を過ごしました。その間、なんと体重は約3.5キロ減!2回病院へ行き、2回目の受診で次女れーちゃんのときと同様に点滴をしてもらいましたがあまり楽にならず、この先ちゃんと治るのか、自分はどうなってしまうのか、またパパに子育てと家事を任せっぱなしという罪悪感で夜な夜なひとりでメソメソと泣きました。わたしが寝込んでいる間、子どもたちは「お母さん大丈夫?」と心配してくれていました。特に長女さっちゃんは、いつも夜はわたしと手を繋いで寝ているので、一緒の布団で眠れない日が続くと泣きながら「今日も一緒に寝れないの?」と訴えてきました。その姿にこちらも再びメソメソ…。常に「ごめんね」と言っていました。パパは本当に大変だったと思います。子どもたちはまだ自分のことを自分でできる年齢ではなく、まさに手がかかる時期です。長女のさっちゃんでもまだ4歳。お着替えなど、ひとりでできることが増えてきていますが、それでもできないことの方が多いのです。パパが在宅ワークだったので助かりましたが、ワンオペだったらどうなっていたのかわかりません。パパとさっちゃんにも、「もしかしてうつった!?」という下痢や嘔吐が少しありましたが幸いにも長く続かず、我が家の胃腸炎は終わりました。ふたりの免疫力に感謝しながら、もう二度とかかりたくない病気となりました。ちなみに、胃腸炎になった際は水分を取るのでさえ大変だと思いますが、ゼリー飲料や経口補水液は備えておくと良いと思います。特に経口補水液はマストと思いました!わたしは固形物はほとんど食べられませんでしたが、みかんは喉を通りました。少しでもとりやすい水分を用意しておくと安心です。また、罹ってしまうと本当に何もできなくなるのでお子さんの預け先の確保や、諸々の手伝いを頼める方がいれば万々歳です。皆様もどうかお気をつけくださいね!妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!おおもりなつみさんのマンガが動画になって登場!ままのてで大人気の育児マンガが動画でも楽しめるようになりました。もちろん、おおもりなつみさんのままのてオリジナルマンガも動画になって登場していますよ。おおもりさんの描く年子3姉妹の日常をぜひ、ご覧になってくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード著者情報
2022年03月31日「ニシカタ体験談」第93話は、胃腸炎で苦しむ娘さんとのエピソードです。朝4時に目が覚め「トイレ行く」とママを起こすえみりんちゃん。「おなか痛い」と苦しむ娘の姿をニシカタさんは眠気を我慢して見守ります。しかし、この後予期せぬ展開が訪れて……?娘の発言にママ、大ダメージ! ママのまつ毛はもうお役御免なんだ。 今の長いまつ毛を、生涯大切にするんだよ……。 胃腸炎はなんだかんだ年1回くらいかかってる気がします。 やはり園で流行すると感染防ぐの難しいですよね。 このときは下痢のみで発熱はせず、症状が軽くて助かりました。 胃腸炎、つらいですよね。近くで見守っていたママですが、顔が近くにあったことで、思わずまつ毛に目がいってしまったのでしょうか? 「ありがとう。大丈夫」と答えるしかないママの気持ちが、読んでいて何とも切なかったです……。 著者:マンガ家・イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2022年02月28日登場人物おかめ:息子の成長記録にと日々育児マンガを描いている。夫:普通のサラリーマン。最近の悩みは『ちょっぴり出てきたお腹』おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。電車と恐竜に夢中。最近の乗りたい電車は『京とれいん』こまめ:2021年冬に生まれた我が家の長女。とてもよく寝る。足が強い。胃腸炎のバトン編集後記2022年、新たな気持ちでスタートを切った1月、おかめさん一家にまさかの悪夢が訪れていたようです。ことの始まりは息子のおまめくんに異変からで、それは胃腸炎…。嘔吐や下痢症状などで苦しい胃腸炎ですが、その後娘のこまめちゃんにうつり、その次はおかめさんへと…みるみる感染。もれなく家族全員が胃腸炎に襲われました。それはまさに家庭内で起きたパンデミック。胃腸炎やインフルエンザなど多くの感染症がありますが、ママやパパがかかってしまうと、育児もおろか、家事も進まなくなってしまい、それこそ大惨事ですね。子どもに比べ大人は治りに時間がかかるようで、ママとパパは完治までに日数もかかったようです。とにかく、今は家族皆が治って元気を取り戻すことができ、良かったです…!(ままのて編集部)子どもの胃腸炎に関する記事はこちらおかめさんの妊娠糖尿病に関する体験談はこちら妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2022年02月14日令和2年4月生まれの娘さんを育てる晩島さん。その娘ちゃんが慣らし保育2日目の深夜に嘔吐し、一家全滅してしまった体験談をマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。娘ちゃんの慣らし保育が始まった晩島家。久しぶりに1人の時間ができても娘ちゃんのことばかり考え、初日はあっという間にお迎えの時間になりました。そして慣らし保育2日目が無事に終了したのですが…… 慣らし保育2日で一家全滅した話。第1話 慣らし保育2日目が無事に終了した深夜、夜間授乳を終えて寝ようとしたとき……娘ちゃんが咳き込む声が聞こえ、「嫌な予感がする」と起きた晩島さん。 コホ!……ゴポ!娘ちゃんが突然大量嘔吐! 原因がわからず焦る晩島さんとパパ。「ふぇぇぇ」泣き声を聞いて、「生きてる、よかったぁ」そう思うほど激しい嘔吐でした。 深夜だったため、晩島さんは小児救急電話相談の♯8000に電話。「胃腸が弱っているところにオナラや咳で力が加わって嘔吐することもあります」「今落ち着いているなら様子を見られて良いと思います」「すぐ水分は与えず、1時間してから10分毎に少量の水をあげてください」 電話を終え、嘔吐で汚れてしまった布団や着替えの片付けをする晩島さんとパパ。小さいときからよく吐き戻しがあり、さらに晩島さん自身が母乳過多だったため、“母乳を飲ませすぎたかもしれない”と、病的な警戒を怠ってしまいました。 翌朝少しずつ水分を与え、元気に見えていたのですが、昼過ぎに再び大量の嘔吐!その後熱を計ると38度の熱が出ていることがわかり、さらに夕方には脱水の症状が出てしまいました。日曜だったため救急外来に行き、採血と点滴をしてもらうことに。処置室の外まで娘ちゃんの泣き声が響きわたりました。 無事に処置が終わった後、胃腸炎との診断を受けて解熱剤をもらって帰宅。 「胃腸炎かぁ……」娘ちゃんを寝かしつけながらぼんやり考えていると、突然ハッとして「ノロだったらやばくね?」今更その危険性に気づき……!? 次回、「ノロじゃありませんように!」翌朝かかりつけ医に行った結果…… 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 晩島
2022年01月18日今まで以上に手洗いうがいの徹底、人ごみは避け、外出時は必ずマスク着用。そのおかげで、過去10年以上ずっと高頻度でお世話になっていた小児科通いもほぼなくなり、子ども達が体調を崩すこともほとんどなくなりました。まだまだ完全とはいかないものの、少しずつ元の生活に戻りつつあった先日、末っ子が突然の腹痛を訴えました。腹痛以外はすこぶる元気で、便も少しゆるいだけ。しかし…長年の勘がこういったのです。【来る】と…。案の定、翌日から急に水下痢に。前日とは違い、色やニオイからして恐らく感染性胃腸炎のものだと思いました。(まさにその日、全国的に流行しはじめたとニュースでやってました)幸い、オムツがまだ残っていたのでオムツをはかせ、そこから頻回おむつ替え。夜も枕元に嘔吐した時用のアイテムを揃え、明け方まで寝ずの看病。幸い、嘔吐することなく症状は下痢のみで、2日ほどで回復してくれました。回復したものの、念のため保育園はお休み。完全寝不足&看病疲れのまま2日を取り戻すかのごとく、すこぶる元気な末っ子の相手はかなり大変だったのですが(笑)それでも元気になった姿を見て、本当にほっとしました。今回あらためて、健康でいることのありがたみをとても感じました。
2021年12月08日子育て家庭にとって、子どもの感染症は、警戒すべきことのひとつなのではないでしょうか?わが家の子どもたちも、毎シーズン、いろんな流行の菌を学校や保育園からもらってきます。その中で、姉弟共通で圧倒的に多いのが、胃腸炎。■息子が胃腸炎になったときに頼りになるのが「旦那」娘の場合、小学生になったぐらいから、枕元にビニール袋や洗面器を置いておけば、布団を汚すさず、自分で対応してくれるため、特に手はかかりません。しかし、大変なのが息子。寝たまま吐いて、自分のおう吐物におぼれかけたこともありますし、直前に気がついて洗面器を構えても、それを弾き飛ばして、布団に吐いてしまいます。ここで心強い存在なのが旦那。私の「吐いた!」の一言で飛び起き、すぐに雑巾を取りに行き…。吐ききって、汚れた息子を抱え、お風呂へ直行。 ■以前はまったく使いものにならなかったパパが経験を積んで…!?声をかけながら、体と服を洗ってくれます。私はその間に、布団をきれいに直し、息子の寝床を確保できます。息子をきれいにして、お風呂から出た後は、汚れたシーツをお風呂場で洗い、洗濯機を回してから、静かに眠りについてくれます。この対応のおかげか、息子はよく寝る前に…。吐いたときの話をします。旦那のお風呂での声かけや、洗い方が息子にとっては、安心できる心地良いものになっているのだなーと感じました。今はこんなに頼りになる旦那ですが…。実は娘が小さいときは、娘のおう吐を見ただけで、自分も気分が悪くなり、吐いていたので、まったく使いものになりませんでした。当時はイライラしましたが、経験を積んだことで、別人のように頼りになるパパへと成長したのでした。
2021年09月02日出産する前、風邪などで寝込んだりすることは年に1回あるかないかだった私。ところが1人目出産後の1年半は、体調不良で寝込むことが多くなってしまいました。子どものお世話があるのに何度も何度も寝込んでしまう日々を経験し、私なりに学んだことをご紹介します。 体質の変化!? 2カ月に1回寝込む日々私は産後に、あるときは胃腸炎、あるときはインフルエンザ、またあるときは風邪で発熱という具合に、ちょこちょこと単発の病気にかかる頻度が増え、産後の1年半は2カ月に1回は寝込んでいました。どれも数日寝ていれば良くなる症状なのですが、365日休みなしの子育て中に度々自分が体調不良になるというのは家族にとっても結構なダメージがあります。 実家が近くはないため、夫が仕事を休めるときには家事・育児を代わってもらっていましたが、夫の仕事の都合がつかないときには、もうろうとしながら子どものお世話をして1日過ごしたことが何度となくありました。 一番つらかった冬の胃腸炎中でもつらかったのが、冬場に胃腸炎にかかったときのことです。その日は嘔吐と下痢の症状がひどく、真冬で寒いので外に出るのもしんどい状態でした。しかし、家の中の閉塞的な空間でイヤイヤ期に入り始めた1歳半の娘の相手をしているのもしんどく、なんとか薬をもらおうと自宅から歩いて5分ほどの場所にある内科を受診したのです。冬場のクリニックは混み合っていて、座る場所もない状態でした。娘はちょうどお昼寝の時間で眠っていたのでしばらくは静かに待つことができましたが、1時間待っても診察の順番がまわってきませんでした。 受診できず泣きながら帰宅吐くほどではありませんでしたが気持ちが悪く、体調不良の中待つことに限界を感じ始めたころ、娘が眠りから覚め不機嫌に泣き始めました。すると急にどっと疲れてしまい、受診せずに病院をあとにしました。不調の体で娘をあやしながらもうしばらく順番を待ち、受診することにハードルの高さを感じたのです。帰り道、体調不良のつらさと受診できなかったつらさ、いろいろなつらさを感じ、さらに激しく泣く娘と一緒に、大人げなくボロボロ泣きながら帰ってきたのを覚えています。 母の健康は家族にとっても大切1人目出産後は体調が不安定になりやすかったことに加え、初めての子育てに全力投球し過ぎて、心身共に無理をしている部分があったと思います。自分のことはいつも後回しにしていましたが、何度も体調不良に見舞われるなかで、母である私が健康を損なうことが、自分にとっても家族にとっても一番大変だと感じるようになりました。 自分が元気でなければ子どものお世話もできません。それから「自分のこともきちんと考え、自分にも休養を与え、きちんと体調管理する」ことの大切さを意識するようになりました。 その後、おろそかにしがちだった自分の睡眠、食事をきちんととり、月に1度は整体に行って体をメンテナンスするようにしました。そのおかげか、2人目出産後は以前のように寝込むことはほぼなくなりました。時間的金銭的に厳しいと感じるときもありますが、自分の健康を維持し家庭をスムーズにまわしていくために必要なことだと割り切っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/キヨ著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2021年07月28日自分が体調不良のときは子どもを見守ることで精一杯。そんなとき、夫にごはんを作れないことを伝えると、「外食してくるよ」と返事がきて……? 頼れない環境両親や知人のいない土地で子育てをしていた私は、体調不良になっても誰かに頼ることができず、とにかくわが子にごはんを食べさせて危険のないように見守り、無事に1日を終えることしかできない日もありました。 夫は洗濯や掃除などの家事には協力的でしたが、料理は絶対にしない人だったので、私が体調不良のときに掃除はお任せできても料理は無理して作っていました。胃腸炎の際はさすがに無理だ!と仕事中の夫に状況を説明するメールを送ると、「晩ごはんは食べて帰るからいらないよ。ゆっくり休んでね」と返信が。夫に申し訳なく思いつつも食事を作らなくていいことに安堵し、うちの夫はやさしいなぁなんて思っていました。 子どものお世話は休めない体調不良がただの風邪くらいであれば、多少無理をしてもお出かけや買い出しに行っていましたが、親子ともに胃腸炎になった際は外出することもままならず、いつもより多い夜泣きに寝不足になりながら、無理をしてでも汚れたシーツの洗濯や家事をしていました。 しかし、なかなか症状が治まらず買い出しにも行けず、ぐずる子どもを抱いていて料理できない日が長引き、ついには食料も底をつきてきたころに、ふと気がつきます。こんな状況でも夫は毎日おいしいものを外で食べているのだ!と。私は頭をハンマーで殴られたかのような衝撃を受けました。 察してもらうのは難しい!食事を作れないことに罪悪感をもっていたので、夫からの“ごはんいらないメール”はやさしさだと思っていた私は、その間違いに気がつきませんでした。一見、体調不良の妻を気づかうようでいて、同居する家族の状況がまるで見えていないのでは!?とも感じたのです。 料理ができないほどの体調不良なら、妻がまともな食事を食べられていないことは想像に難くありません。外出もできていないなら食材だってない。気付いた際には一瞬怒りが湧いてきましたが、単に知らないだけかもと思い直し、すぐさま夫に買い出しリストと簡単で良いので何か作ってほしい旨のメール。その日の夕食は私が教えながら作ってもらった温かいお味噌汁にありつけました。 言わなくても察してもらうということは難しいことなので、体調不良のときはどんな状況になって何が困るのかを夫に説明しました。ちなみに夫は、今ではごはんやスープ、カレーなど簡単なものは作れるように! あのときのことは笑い話になり、私の体調が悪いときには「何を買っていく?」とメールをくれるようになりました。 監修/助産師REIKO 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2021年06月28日長男が4歳のころ、お友だちと遊んだときの出来事です。お友だちは長男の保育園の同級生で、子ども同士は毎日のように遊んでおり、そのお友だちのママと私も頻繁に連絡を取る仲。私は何の不安もなく、その日も遊んでいたのですが、そのママ友の言動にモヤモヤしてしまう1日になってしまいました。 「おとといから胃腸炎」にびっくり前日に私とママ友は連絡を取り合い、わが家の近くの公園で遊ぶことに。当日は生後6カ月の次男と夫を家に残し、私と長男だけ公園に向かいました。時間通りにお友だちとママも公園に集合。子どもたちは自由に遊び始めました。するとママ友が「あの子、おとといくらいから胃腸炎なんだよね」と言い出して、私はびっくり。 「胃腸炎なら無理しないで帰ったほうがいいよ」と言ったのですが、「大丈夫! もう吐かないから」と聞く耳持たずといった状況。子どもたちの様子を見ると、密着して遊んでいたり、手をつないでいたり。お友だちの体調も心配ですが、長男にうつらないかばかり気になってしまいました。 わが家のトイレで下痢そして30分ほど遊んだころ、お友だちが「トイレ行きたい」と言い出しました。公園は規模が小さいのでトイレがなく、近くにコンビニもないので、わが家のトイレしか選択肢がありません。私は渋々「うちのトイレ使って」と伝え、案内しました。 私と長男が家の前で待っていると、ママ友は「まだ下痢だわ~」と言いながら出てきました。私はモヤモヤ。なぜならトイレから私の家族に感染が広がるかもしれないのに、ママ友から謝罪はなく、配慮が足りないと思ったからです。 次男はまだ生後6カ月だったので、家庭内感染は本当に不安でした。私はすぐに夫に「消毒するまでトイレには行かないで」と携帯から連絡しました。 悲しい気持ちで消毒ママ友には「下痢なら本人もつらいだろうから、もう解散しよう」と強く言い、そのまま解散することにしました。そして長男には念入りに手洗いとうがいをさせ、私はすぐに玄関からトイレまでのルートとトイレ内をくまなく消毒。 ひとりで消毒しながら、「なぜ前日連絡を取ったときにキャンセルしてくれなかったのか」「長男に胃腸炎がうつってもいいと思っていたのか」と悲しい気持ちでいっぱいになってしまいました。でも、その後は誰も胃腸炎を発症しなかったので、ホッとしました。 子どもが胃腸炎であることをわかっていた上で、遊びに連れてきたママ友。症状も軽快し、約束を断るのが心苦しかったのかもしれません。また、当時はそこまで考える余裕がなかったのですが、もしかしたらママ友は胃腸炎の感染力の強さを知らなかった可能性もあるのかなと思いました。仮にそうだとしたら、私もはっきりとその事実を伝えるべきだったかなと反省しています。ただ、いずれにしても、体調不良での予定変更はお互い様だと思います。私は自分の子どもが体調不良のときは丁寧に謝罪をして、遊ぶ約束を延期してもらうように徹底していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! イラストレーター/山口がたこ著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2021年06月26日生後8カ月の赤ちゃんの様子が、いつもと違ってぐったり。何度も吐くので病院を受診したところ、大腸の中に小腸が入り込んでいってしまう「腸重積(ちょうじゅうせき)」になっているということが判明しました。この病気の発症から回復までの体験談を紹介します。胃腸炎? 自宅で様子を見てしまった生後8カ月の息子。朝7時の授乳後、ミルクのような白っぽいものを吐き、なんとなく元気がありませんでした。でも熱もないし、便もいつも通り。吐いたあとは眠っていたので、そのまま寝かせました。外出自粛要請もあるなかで病院に行くよりは、家でゆっくり過ごしていれば良いだろうと考えたのです。 しばらくして起きると、嘔吐が止まらない。吐くものも黄色い液を吐くようになっていました。しかし私は「自分もつわりがひどかったときは黄色い液を吐いていたなあ」と思いながら、ついつい様子を見てしまったのです。 かかりつけ医から市立病院へ11時半ころに息子が吐いたときに、吐いたものが茶色っぽくなりました。まさか、血!? これはさすがにまずいとかかりつけ医に電話しました。実は2週間以内にも胃腸炎との見立てで受診しており、そのときはナウゼリンという坐薬を入れてすぐに治ったので、今回もそれで様子を見て午後診療で来るように言われたのですが……。 坐薬を入れても一向に症状が良くならず。午後イチでかかりつけ医を受診したものの、脱水症状が進んでいるために市立病院へ行くように言われました。 市立病院での処置市立病院では点滴で脱水症状の手当てをしてもらい、触診とレントゲン撮影をおこないました。レントゲンでは異常な影は写らず、触診によると腹部がやや硬いとのことで浣腸をしてもらったのですが、その後出てきた便がなんといちごジャムのような粘血便。 そこで腹部エコー検査をしたところ、小腸が大腸に入り込む「腸重積」と診断されました。造影剤を肛門から入れて小腸を押し戻す「高圧浣腸」という治療をしたのですが、2回おこなっても戻らず。これ以上の処置は腸管に負担がかかるとのことで、大きな病院に転院することになりました。 転院先での処置転院先での処置は、腸管破裂した場合に手術ができる状態にしての高圧浣腸。待ち時間が長く感じられました。やっと呼ばれると、息子はぐったりしていましたが、大腸の半分くらいまで入り込んでいた小腸は本来の位置に戻ったとのこと。 その日はもう夜遅くなってしまったので入院となり、私は帰宅しました。1日経って再検査したところ、まさかの再発。残念でしたが、しっかり治ることだけを祈りました。そしてその翌日の検査で完治と診断され、ようやく退院できました。 まずは息子が退院できてほっとしましたが、もっと早くかかりつけを受診していれば……とか、セカンドオピニオンとして健康相談ダイヤルなどに電話してもよかったかも……とも思いました。これからは「様子を見る」にしても、少しでも不安なら医療機関に相談するようにしたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2021年06月22日ウイルス性の胃腸炎などの場合、親が嘔吐物の片付けをしているときなどに家庭内でのウイルス感染が起きることが多くあります。自分自身や他の家族への感染を防ぐためにも、正しい消毒や片付け方を知りましょう。 嘔吐の原因になる病気は?嘔吐などの急性の胃腸炎をおこすウイルスとしては、ノロウイルスやロタウイルスがあります。これらのウイルスは感染力が非常に強いため、適切な処理をしないと、家族間で感染をしてしまうことがあります。感染しても潜伏期間があり、発症に時間差があることがあります。 赤ちゃんが嘔吐してしまったらまず何をする?まずは部屋の換気をします。 次に処理するのに、必要な物品を用意します。・使い捨てのマスク・使い捨てのビニールエプロン・使い捨てのビニール手袋(ゴム製やビニール性)・キッチンペーパー(吐物を拭いたり片付ける場合には、なるべく使い捨てのものを使用します)これらは使用後、ビニール袋に入れ口をしっかり結んで捨てましょう。 吐物がついたシーツや洋服も基本的にはビニール袋に入れてしっかり口を縛り、捨ててしまったほうがよいと思います。捨てたくないものでしたら、キッチンペーパー等で吐物を除去したあとに周りに飛び散らないように大きめのゴミ袋などでカバーしながら手洗いしてから消毒をしましょう。 消毒方法と消毒液の作り方は?嘔吐の場合、「次亜塩素酸ナトリウム」を使って消毒するのが確実です。アルコールでの消毒はノロウイルスやロタウイルスなどの消毒効果は不十分です。次亜塩素酸ナトリウムは、衣類・台所用の塩素系漂白剤、哺乳瓶用の消毒剤にも含まれるものがあります。人体には使用できないので注意しましょう。 【消毒方法】床などに飛び散った吐物などを拭き取ったあとは、次亜塩素酸ナトリウムで浸すように床を拭き取り、そのあと水拭きをします。また、おむつや拭き取りに使用したキッチンペーパー等をビニール袋に密閉して廃棄する際は、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウムを入れることが望ましいとされています。また、食器などの下洗いや嘔吐後にうがいをした場所なども次亜塩素酸ナトリウムで消毒後、洗剤を使って掃除をするようにしてください。 【消毒液の作り方】消毒には、業務用の次亜塩素酸ナトリウム、または家庭用の塩素系漂白剤を水で薄めて作る「塩素液」を使います。以下は、いずれも一般的な家庭用の漂白剤(製品の濃度:6%)で作る場合です。 ●消毒や拭き取りに使う場合(200ppmの濃度の塩素液)液10mlに対して、3Lの水で薄めて作ります。●嘔吐などの廃棄物を袋の中で浸す場合(1000ppmの濃度の塩素液)液50mlに対して、水3Lで薄めて作ります。 赤ちゃんが嘔吐してしまうと、心配で焦ってしまうかと思います。赤ちゃんの安全を確保しつつ、家族内の感染が広がらないように冷静に処置するようにしましょう。 <参考>・厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」・厚生労働省「冬は特にご注意!ノロウイルスによる食中毒」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年05月15日冬は風邪が流行する季節。しかし、わが家では風邪でもインフルエンザでもない3種類の感染症にかかってしまいました。冬のいろいろな感染症が流行する時期にかかると、病気の判別が難しいものです。わが家が冬にかかった感染症体験を予防も含めてお伝えします。 娘2人が突発性発疹! 熱が下がると発疹!わが家の娘2人ともが、たまたま冬に突発性発疹にかかりました。ちょうどインフルエンザの流行期と重なり、症状としても高熱が3日ほど出るという状態でとても似ていました。1人目のときは焦って発熱後2日目の朝に病院へ行き、インフルエンザは陰性だったものの何の病気かわからず、かつ病院でもインフルエンザの罹患者が多かったので院内感染も心配でした。熱が下がって発疹が出てから突発性発疹だとわかって安心できましたが、発疹による不機嫌さに閉口しました。 夫が溶連菌感染症に! 子どもにも感染!夫が「のどが痛くて高熱で調子が悪い」と言って、病院で診てもらうと溶連菌感染症でした。高熱が続くことからインフルエンザの検査を受けに行ったのですが、のどが腫れて耳が痛いということから念のために医師が検査をし、原因が判明しました。その後、私も子どもたちも調子が悪くなり、念のため病院に見てもらうと同じ溶連菌感染症でした。抗生物質を2週間ほど飲み続けなければならず、完治するまでが長くて大変だったのを覚えています。 家族全員が胃腸炎! 感染症の予防法は?ウイルス性胃腸炎は2月ごろにかかりました。子どもたちが最初にかかり、その後夫や私もかかってしまいました。下痢・嘔吐で体力の消耗も激しく、大人もつらかったです。そして、家事や育児などを手伝いに来てくれた祖母にまで感染が広がってしまい、申し訳なく思いました。原因はおむつ処理後の手洗いや、おむつ替えの場所や替え方に問題があったかなと思っています。途中から、子どもたちのおなかの調子が悪そうなときは手洗いを徹底したり、自分も予防のために使い捨てのゴム手袋をするようになりました。そして、感染防止のためにおむつ処理はゴム手袋で、飲食などの際は必ずしっかり手洗いして消毒をするようになりました。そのおかげか、その後は特に大きな感染症にかからず過ごせています。 これらの感染症に家族でかかった結果、予防としてはいずれの感染症もまずはウィルスや菌を体内に取り込まないようにすることが大切だと感じました。わが家では飛沫感染する病気の場合は、感染した人もしていない人もマスクをして、できるだけ別の部屋で生活するようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小川かなえ2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。
2021年02月05日2018年2月生まれの男の子を育児中のみーすけです。 そまちゃんが生後6カ月過ぎてから胃腸炎に2回かかり、2回ともバッチリ移りました。体調不良から復活……! かと思ったら……。 育児疲れが限界に達してしまったのか……。生後10カ月の子ひとりしかお世話してないのに、やっぱ育児向いてないんだ……。 なんて思ってたら、熱!!! それでか〜www 胃腸炎治ったと思ったらまた風邪、2日寝れば治るだろうと思っていたら、肺炎でした……。 みなさんもお気をつけて。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2021年01月02日わが家にママ友が集まったときのことです。1人の赤ちゃんがリビングで嘔吐してしまいました。私はとっさに正しい判断ができず、大変なことになってしまいました。 部屋の床も服も吐瀉物まみれに…その日は2人のママ友が遊びに来てくれて、子どもたちをリビングで遊ばせながら、私たちはお茶をしていました。しばらくしたとき、ママ友Aが抱っこしていた生後10カ月の赤ちゃんが突然嘔吐。ママ友Aの服も床も吐瀉物で汚れてしまい、みんな大慌て! ママ友Aが、赤ちゃんの嘔吐は「車酔いしたせいかも」と説明したので、「そんなこともあるよね」と話しながら私は吐瀉物を拭いて、ママ友Aと赤ちゃんの汚れた服を洗い、帰りまでに乾くように浴室に干して乾燥をかけました。 赤ちゃんは吐いたらラクになったのか、それからは嘔吐もせず、おとなしくママに抱っこされていました。なので、これで一件落着と思っていたのですが……。本当に大変なのはそれからだったのです。 赤ちゃんが感染性胃腸炎だったと判明!翌日のこと。ママ友Aから連絡がきました。「○○(赤ちゃん)が胃腸炎だった」と……。家に帰ってからも嘔吐を繰り返し、熱も出てきたので病院に行ったら、感染性胃腸炎と診断されたとのこと。ママ友Aは「みんなのいる前で吐いてしまったから、うつっていたらごめんなさい」と謝っていましたが、赤ちゃんの嘔吐は予測できるものでもなく仕方のないことです。 それ自体を責めるつもりはまったくありませんでしたが、私は自分の対応を思い返して真っ青になっていました。 そして予想通り、私と息子、その場にいなかった夫までもが胃腸炎にかかり、一家でダウンすることになってしまったのです。 万が一のことも考えて慎重に対処を私たち家族が感染してしまったのは、間違いなく私の責任です。私の対処が間違っていたと思うのは、「床の吐瀉物を拭き取るだけで消毒しなかったこと」「吐瀉物がついて洗った服を浴室に干したこと」です。また、菌がついた手でドアノブなどを触り、新たな感染経路となった可能性も。 もちろん胃腸炎で嘔吐したら慎重に処理しなければいけないことは知っていました。だけど、そのときは「車酔い」だという言葉を信じ込み、「それなら消毒までは必要ないな」と勝手に判断してしまったのです。対応を誤ってしまったことを猛反省しました。 嘔吐しやすい赤ちゃんや子どももいるので、吐いたからといって胃腸炎ではないことも多いと思います。でも、その場では嘔吐の原因まではわからないもの。赤ちゃんや子どもが突然吐いてしまったときは、万が一のことも考えて、慎重に対処すべきだと身にしみました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2020年11月28日ムスメちゃんとオコメちゃん
うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々