子どもを保育園に毎日送っているから、おむつを替えているからとドヤ顔のパパはいませんか。パパは育児を「やっているつもり」と思っていても、ママからすれば「中途半端」「全然やっていない」と思ってしまうことは少なくないようです。そして、この認識の違いはママのストレスになってしまうことが多いと語るのは、父親の育児参加のスペシャリスト、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生。そこで今回は、パパの「やっているつもり育児」3ケースを取り上げ、パパとママの気持ちのズレや認識の違いがなぜ生まれるのかについて解説をいただきました。パパやりがちNG1:保育園や幼稚園へ、朝しっかり送っているつもり。でも…朝子どもを保育園へ送るだけで子どもの持ち物や連絡帳の準備はママ任せなパパ。ママが送り担当のときは、一人で全部をやっているのに……と、毎日のことなのでママにとってストレスになっているかもしれません。なぜ全部をやらないパパが多いのでしょうか。 小崎先生一番の原因は、保育園の送り迎えを「子どもを家から保育園へ移動させることが仕事」という認識でいるからなのかもしれません。ですが実際には、子どもを送る保護者には、必要な持ち物を揃える、子どもの体調を保育者に伝えるなどの役割もあります。 パパが送り迎えをするケースは昨今増えていてそれ自体は喜ばしいのですが、パパが送迎担当の場合に起こりがちなことがいくつかあります。例えば、私が働いていた保育園では、月曜日は週末に洗った布団カバーを持ってくることになっていましたが、忘れるパパは少なくありませんでした。また、着替えやおむつの補充を忘れる、連絡帳はサインだけで昨日の様子を書かないパパも。パパに子どもの傷や発疹の事を聞いても、いつ起こったのかなどが答えられないことは多かったように思います。 保護者と保育者は子どもを一緒に育てていくパートナー保育園に子どもを預けるということは、子どもを育てるという大事な使命を保育者と一緒に果たすということ。家庭と保育者での「連携」が、子どもたちの健やかな成長を支えるのです。ぜひ、パパたちにも保育者とコミュニケーションをとって欲しいと思います。連絡帳を書くことも重要なコミュニケーションの1つですよね。また、子どもの身の回りの準備を丁寧にすることは、保育者が子どものお世話をしやすくなるのはもちろん、パパたちが保育者からの信頼を得ることにもなるでしょう。一緒に子育てをするパートナーとして、保護者と保育者が心強い味方同士になれると子どもに良い影響をもたらすだけでなく、パパたちも子育てがラクになるのではないでしょうか。 パパやりがちNG2:おむつ替えをしておしっこやうんちのお世話はバッチリしているつもり。でも…おむつ替えはするけれど、おむつやおしりふきシートの買い足し、ゴミ箱に溜まったおむつのゴミ捨て、袋替えなどは知らん顔……。それなのにおむつ替えをしただけで、おしっこやうんちなど排泄関連のお世話をやっているつもりになっているパパが多いようです。ママからしたら、こうした面倒な作業はママだけというのはなんだかやるせないですよね。 小崎先生これは、パパたちに育児経験が少なく、先のことまで見通せていないことが多いというのが原因の1つなのではないでしょうか。例えば、パパにおむつ替えを頼んだら、おしりふきシートを一度に10枚使ってしまったなんて話をママから聞いたことがあります。一度に何十枚もおしりふきシートを使ったらいくらストックがあっても足りませんよね。ゴミ箱だってすぐにいっぱいになってしまう。でもママだって、最初からおしり拭きを効率よくできていたわけではありません。おむつやおしりふきシートの上手なストック管理などもやっていくうちにできるようになっていったのです。 そこで、パパがおむつ関連の家事育児を担当してみましょう。ただ休みの日や仕事が終わったあとに子どものおむつを替える担当なのではなく、おむつやおしりふきシートの買い出し、在庫管理、ゴミ袋替えも担当するというもの。おむつ替えは家事育児の中でも頻度が高いので、担当することで「おむつ替え」とひとくちに言っても、やることがたくさんあるということを実感しやすいはずです。経験の少ないパパの場合は、ママにやり方などを細かく確認することも必要でしょう。パパがこれらを主体的にできるようになれば、ママの負担は軽減されます。 パパだと上手くできないからとママが全部やってしまうご家庭は多いと思いますし、自分がやったほうが早いなどと感じるママもいるかもしれません。しかし、まだまだ育児は続くのですから長いスパンで考えてみてはいかがでしょうか。これらの経験は、日々の家事にも活かせる視点がたくさんありますし、「先のことを見通す力」をパパたちが身につけることにもつながるのではないでしょうか。 パパやりがちNG3:子どもの相手をしているつもり。でも…子どもの相手はするけれど、子どもが泣いたとき、機嫌が悪いときにママにバトンタッチをしようとするパパ。そんな姿にママたちはモヤモヤしてしまうようです。「機嫌のいいとき=ラクなとき」しか対応しないのに「今日はよく遊んだ」なんて我が物顔なパパにはモノ申したくなるのではないでしょうか。 小崎先生まさに、ママからしたら「おいしいとこ取り」と言いたくなってしまいますよね。子どもが泣き始めたら「ママを呼んでるよ〜」なんて言ってしまうパパ、多いですよね。つまり、パパはママの方がスムーズに対応できるだろうと思ったり、子どもが赤ちゃんのころなどは泣いている理由がわからなかったりしてママにバトンタッチしてしまうのかもしれません。でもママだって泣いている子どもの対応は大変ですし、赤ちゃんのころは泣いている理由が全部わかっているわけではありません。大変な思いをしながらも日々、試行錯誤していくうちに少しずつ理解しているんです。 とはいっても、なかなか子どもと関わる時間がとれず、子どもが機嫌の悪いときにどのように対応すればよいのかわからないパパも多いはず。そんなパパにおすすめしているのが、子どもとパパ、2人きりで外に出かけること。近くの公園へ散歩しに行く、地域の子育て支援センターの乳幼児向けの遊び場へ行ってみるのも良いですね。はじめは子どもの機嫌が悪くなり「ママがいい〜」なんて大泣きされてしまうこともあるかもしれません。はじめは上手くできないかもしれませんが、子どもにぐずられたり大泣きされたりしても、最後まで子どもと関わりきったという経験を少しずつ増やしてみてください。 パパたちの主体的な育児参加が家族を幸せにする!?私は、育児経験は将来の親の介護をするときにも役立つと思っています。今の社会で深刻な問題となっている「高齢者の虐待」ですが、加害者は息子が1番多く、次いで夫というデータ(※)があります。つまり1位と2位は男性です。おむつ替えの経験と関連するとは一概には言えませんが、少なくとも赤ちゃんのおむつ替えを、うんちは臭いから嫌だ、苦手だと遠ざけて経験しなかったパパには親の排泄関連のサポートはハードルが高くなってしまうでしょう。ほかにも、親が施設に入所する場合や入院する場合の、洋服の準備やスタッフとのコミュニケーションなども、保育園の準備や保育所と連携をとった経験が活かせるかもしれません。 多くのパパは頑張って育児をしていると思いますが、3つのケースでお伝えしたように、ママ任せな部分があるなかで「やっているつもり」になっている場合もあると思います。ぜひ一度、ママが何をしているのかを観察してパパも主体的に育児に参加しましょう。大変そうなことからも目を背けずパパたちが育児に向き合っていく経験は、家族が幸せになるため、そして何よりもパパ自身が幸せになるために大切です。楽しいことだけでなく、大変なことも同時に経験してはじめて達成感や喜びを心から感じられるでしょうし、「楽しいこと」と「しんどいこと」の2つを夫婦で共感し合うことで、きっと夫婦の絆も深まっていきますよ。(小崎先生) (※)参照:令和3年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年09月29日娘が2歳の冬、ついにわが家にもイヤイヤ期が到来しました。2歳になる少し前から、これがイヤイヤ期かな?というような自己主張をすることがありましたが、真のイヤイヤ期は、ポツポツと降り出した小雨に、首を傾げていられるようなかわいいものではありませんでした。例えるなら、突然の嵐に吹き飛ばされないように、ずぶ濡れのまま必死にしがみついているような日々。朝から晩までイヤイヤをされる場面はたくさんありましたが、今回は朝のルーティーンを中心に振り返ってみようと思います。突然、別人になった娘2歳の娘の朝は、おむつ替えから始まります。私が出しておいた服を一緒に着替え、朝食をとる、というのがわが家の朝の風景でしたが、その日はまず出だしからつまずきました。おむつを替えるのがイヤだと言うのです。 いつもはされるがままにニコニコしている娘が濡れたおむつを脱いでくれません。だからといってそのままにはしておけず、無理やり脱がそうとすると怒って暴れ、出しておいた着替えの服も、これはイヤだと放り投げました。この時点でこれがイヤイヤ期だと気付いていない私は、「ダメだよ」と言って着替えを続行しようとしたのです。 急な変化への戸惑い…多少の好みはあれど、普段は私の出した服を文句なく着てくれていた娘でしたが、この日は違いました。娘は「着ない!」の一点張りですが、季節は冬。特に朝は寒いので、肌着のままウロウロしてほしくはありません。しかし、朝からかんしゃくを起こされ、多少頭に血が上ってきた私の口調は次第に強くなり、それに反発した娘はさらに怒って泣きわめきます。 このとき私が冷静であれば、別の服を持ってくる、娘に服を選ばせる、などの選択肢が浮かぶはずですが、昨日までと違う娘の突然の変化に、親である私が戸惑ってしまい、すぐに対応できなかったことが敗因だったと思います。 イヤイヤ期だと理解するまでこのあと、なんとか冷静さを取り戻した私は、娘自身に服を選んでもらって着替えをすることができました。しかし、この日から娘は私の選んだ服を着てくれなくなり、食事中も、食後の歯磨きも、すべてが容易に進まなくなりました。いつも通りにしたい私と、いつも通りがイヤになってしまった娘。一晩眠っただけで、こんなにも変わってしまうのかと驚きました。 娘が生まれたころから、育児書や情報サイトなどで何度も目にしていたはずのイヤイヤ期を、実際に目の当たりにするまで、まったく理解していなかったことを実感したのでした。 昨日まではできていたのになんで!?という自分自身の気持ちが一番やっかいだったのではないかと、今になって思います。こういうものなのだと割り切って娘に向き合うようにし、あとは娘の中の嵐が去るのをじっと待つことしか私にはできませんでした。自分の体の一部だったわが子が別の人間として生まれ、自分の意思を持って行動する。当たり前のことだとわかっているつもりでしたが、改めて思い知らされたような気がしました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:矢飼ふゆ子4歳の娘と夫との3人暮らし。趣味は映画や海外ドラマを観ること。
2023年09月24日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうの彼女みほの妊娠が判明。その後、両家の挨拶をするのですが、みほ家族の非常識な態度にりょうの両親たちは困惑します。そして結婚式当日、いちごさんと夫が式場に到着。しかし、いちごさんは非常識なみほの母と挨拶もしないみほの父と兄に不信感が高まっていきました。結婚式後、籍を入れた息子・りょうとみほ。その年の年末、りょう家族が帰省をすることになりました。 事前にみほからは電話があり、第一声からおむつや育児用ミルクの種類の指定をしてきました。あまりの突然のおねがいに実母は「要求が多いのでは……?」と困惑。 そして、りょう家族が実家に帰省する日の朝。実家には大きな段ボールが届きます。実母が差出人を見ると、なんとりょうでした。 必要なものは実母が用意しているのに……と大きな段ボールが届いたことに、疑念を抱く実母。その後、りょうの家族が実家に到着し、謎の段ボールを開けたのですが、そこには育児用ミルクやおむつなど、実家で用意しているものばかりでした。 混乱する、いちごさん。よく確認すると、みほたちが用意した段ボールの中身と実母たちが用意したもののサイズなどが違っていました。なんとみほは、お持ち帰り目的で実母におむつや育児用ミルクを用意させていたのです。さらにみほは夫の実家に到着後、ソファから動く様子はなく、飲み残しの育児用ミルクやお菓子は放ったらかしと、目に余る行動ばかりでした……。 もう無理かも… まだ残っている飲み物を「捨てていいから」とみほに言われ、実母はため息。そして「いつか困っても絶対助けてやらないんだから」と完全に怒っていました。 その後、みほから声をかけられたいちごさん。振り返るといきなりみほから「お義母さんっていつもあんな真面目なの?」「私のお母さんはあんなことでグズグズ言わないけど?」と衝撃発言。あまりにも自分勝手なみほにカチンときたいちごさんは反論。 すると、みほは泣き出し、いちごさんの弟・りょうに助けを求めにいきました。 どの家にもその家の決まりというものがありますよね。義実家の場合、最初のうちは把握ができず悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしかしたら、実家と違いすぎて困惑した経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、実母がみほに指摘したのは使わないものは片付けるという、大人として、人の家に上がった人として当たり前にできてほしい行動です。いちごさんはみほの不満に対して反論をしていましたが、みなさんの身近にみほのような人がいた場合、どのような対応をしますか? 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2023年09月21日第1子である娘が誕生し、夫は娘とお風呂に入ったり、泣いたときに抱っこをしたりしてくれますが、おむつ替えだけは頑なに拒否をします。理由は、「おむつ替えは汚いから」。私が家事で忙しく、手が離せないときでも、絶対におむつ替えをしてくれません。しかし、第2子の長男が誕生したことで状況が変わり……!? 娘のトイトレ中、夫にピンチが訪れ…第2子の息子が誕生したとき、娘は3歳。トイレトレーニング中でした。「おむつ替えは汚いから嫌だ」と言う夫は、もちろん娘のトイレトレーニングにも関与しません。 ある日、自宅で娘がモジモジしていたので、トイレに誘導し、私も娘とトイレに入っていました。すると夫が血相を変えてトイレにやってきて、「息子が便をして、おむつから漏れている」とのこと。そして、「早くおむつを替えろ!」と言うのです。 ママがいい!号泣する子どもたち私は娘のトイレに付き添い中でしたが、息子のおむつを替えに行くため「少し待っててね」と娘に伝えると、娘は「トイレにひとりでいるのは嫌!」と言います。 見かねた夫は、娘のトイレトレーニングは自分が付き添うので、息子のおむつ替えを私にしてほしいと言うのですが、娘は「ママがいい!!」とトイレで号泣。そしてリビングでは、おむつの中が不快になった息子も大泣き……。 観念した夫が初めてのおむつ替え「今は、あなたが赤ちゃんのおむつ替えをして!」と私は夫に言いました。夫は不満そうな顔で「汚いから嫌だよ!!」」と拒否しましたが、私の服を離さず号泣する娘と、リビングで泣き続ける息子の声が響き渡り、夫はしぶしぶ息子の元に行ったのです。 夫はトイレにいる私におむつ替えの手順を聞きながら、初めてのおむつ替えをやり遂げました。夫に「ありがとう」と告げると、少し照れながら「おむつ替えって意外と簡単だったな」と言い笑っていました。 この一件から、夫は自信がついたのか、息子のおむつ交換をするように! あれだけ嫌がっていたおむつ替えを夫がしてくれたときは、感動しました。今後も感謝の気持ちを伝えながら、大変な育児を乗り越えられるように、夫婦ふたりで協力していきたいと思います。 作画/キヨ著者:神崎 ハナ
2023年09月13日私の娘は新生児のときから快便で、1日数回よくうんちをしていました。しかも大人顔負けの大きな音と共に! 快便なのはうれしいことでしたが、生後1カ月半のときに踏ん張りが力強いあまり、大惨事が起きたのです……。今回はその体験を通じて学んだことをお伝えします。踏ん張っている音がすごい生まれた翌日から大きな音でおならをしていた娘。おならだけではなく、排便するときも、とても大きな音がしていました。まだうんちの臭いが強くない時期でしたが、音だけでもうんちが出たのがすぐにわかっていたほどです。「小さいのに豪快だなぁ、赤ちゃんってこんなものかな?」と感心していました。 まるで噴水のように生後1カ月半のある日、うんちが出ていたのでおむつ替えをしていたときです。テープを外して汚れたおむつを抜き、足を上げておしりふきを手に取りました。その途端、「ぶぶぶーっ!!」大音量と共に、軟便がまさかの大噴出! ベビーベッドの上から、なんと1mも噴き出してきたのです。 直線状に飛び散ったうんちは置いてあった毛布の広範囲を汚し、私の服も汚し、点々とカーペットにも散り……。しばらくぽかーんとして、思考停止してしまいました。 おしりは必ずおむつで覆う!「どうしよう、この状況!」と、想定外の事態に焦りました。とりあえず娘のおむつを替え、汚れのひどい毛布は使い古していたため処分し、ほかのものは手洗いして洗濯機へ……という大仕事をすることに。 家事が増えるのは、産後の回復しきっていない体に堪えました。それからはうんちを替えるときは必ず、すぐにおむつで覆うようにしました。うんちが固くなる離乳食中期ごろまでは、大きな音の排便が続いていたので注意が必要でした。 赤ちゃんは体が小さいにもかかわらず、うんちを出す力はとても強力でした。大きな音で排便する場合は、わが家のような事態になることも!? おしりを出したままにしないよう気を付けたいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:霧山いずみ結婚を機に販売職を退職し、地方で寡黙な夫とおしゃべりな娘と3人暮らし。子育てをしながら、ママさんコーラスの活動と記事執筆をおこなう。
2023年09月05日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうの彼女みほの妊娠が判明。その後、両家の挨拶をするのですが、みほ家族の非常識な態度にりょうの両親たちは困惑。そして結婚式当日。いちごさんと夫も式場に到着。しかし、いちごさんは非常識なみほの母と挨拶もしないみほの父と兄に不信感が高まっていきました。結婚式後、籍を入れた息子・りょうとみほ。その年の年末、りょう家族が帰省をすることになりました。実母は赤ちゃんを迎える準備をしてクタクタ。そんなとき、みほから電話が。みほは第一声からおむつや育児用ミルクの種類の指定をしてきます。あまりの突然のおねがいに実母は「要求が多いのでは……?」と困惑していました。 そして、りょう家族が実家に帰省する日の朝。実家には大きな段ボールが届きます。実母が差出人を見ると、なんとりょうでした。 必要なものは実母が用意しているのに……と大きな段ボールが届いたことに、疑念を抱く実母。その後、りょうの家族が実家に到着し、謎の段ボールを開けたのですが、そこには育児用ミルクやおむつなど、実家で用意しているものばかりでした。 混乱する、いちごさん。よく確認すると、みほたちが用意した段ボールの中身と実母たちが用意したもののサイズなどが違っていました。なんとみほは、お持ち帰り目的で実母におむつや育児用ミルクを用意させていたのです。さらにみほは夫の実家に到着後、ソファから動く様子はなく……。 もう我慢の限界…※赤ちゃんがジュースを飲むのは、3歳をすぎてからが望ましいとされています。甘いものはクセになりやすく、糖分過多になってしまう恐れがありますのでお子様に飲ませる際はご注意ください。 ※一度口をつけた飲み物は、雑菌が繁殖する恐れがあります。飲む分だけコップに入れてあとは冷蔵庫に入れておくようにしてください。 ソファからまったく動かず、食べたものや飲んだものを置きっぱなしの状況にしているみほに、我慢の限界を迎えた実母は、それらにラップをして冷蔵庫に保存。 そして、たまらずみほに声をかけます。お菓子やジュースにラップをする実母を笑う、みほ。実母はさらに「飲まないならコップに飲む分だけ注いで飲ませてくれる?」と提案します。 しかし、みほは「お義母さんケチ過ぎません?」「ウチの子コップは嫌がって飲まないんです〜」と反論しました。その後呆れた様子を見せた実母は無言のまま、その場を立ち去りました。 飲みかけのジュースは、雑菌が繁殖する可能性もあるため、必要な分をとって残りは保存することが勧められています。また、赤ちゃんにジュースを飲ませるのは3歳以降が望ましいとされています。赤ちゃんがジュースを飲むデメリットとして「虫歯につながることがある」「肥満につながることがある」「甘い味に慣れて乳汁や離乳食が進まなくなることがある」などが挙げられます。また「生後〇カ月ごろから」と書かれている商品もあるかと思いますが、これはあくまでも企業が設定した「目安」だそうで赤ちゃんに飲ませるのかは、親自身の判断が必要だそうです。 ですが、ジュースを飲む場面というのは子どもが成長するにつてれ出てきますよね。幼児期にジュースを飲む機会があったら、ごくたまに飲ませる、1回の分量は30~50ml程度にする、2~3倍の湯冷ましで薄めることをできるだけ心がける必要があります。またジュースを飲むデメリットはあるものの一方的に「ジュースを禁止!」とするのではなく、特別なときに飲むものという印象をつけて「週末だけみんなで飲む」などとお家のルールを決めて楽しむのもいいかもしれませんね。 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2023年08月31日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうの彼女みほの妊娠が判明。その後、両家の挨拶をするのですが、みほ家族の非常識な態度にりょうの両親たちは困惑していました。そして結婚式当日。いちごさんと夫も式場に到着するですが、いちごさんは非常識な態度のみほ母と挨拶もしないみほの父と兄に不信感が高まっていきました。結婚式後、籍を入れた息子・りょうとみほ。その年の年末、りょう家族が帰省をすることになりました。実母は赤ちゃんを迎える準備をしてクタクタ。そんなとき、みほから電話が。みほは第一声からおむつや育児用ミルクの種類の指定をしてきます。あまりの突然のおねがいに実母は「要求が多いのでは……?」と困惑していました。 そして、りょう家族が実家に帰省する日の朝。実家には大きな段ボールが届きます。実母が差出人を見ると、なんとりょうでした。 必要なものは実母が用意しているのに……と大きな段ボールが届いたことに、疑念を抱く実母。その後、りょうの家族が実家に到着し、謎の段ボールを開けたのですが、そこには育児用ミルクやおむつなど、実家で用意しているものばかりでした。 混乱する、いちごさん。よく確認すると、みほたちが用意した段ボールの中身と実母たちが用意したもののサイズなどが違っていました。なんとみほは、お持ち帰り目的で実母におむつや育児用ミルクを用意させていたのです……。 いつもあんな感じなの…? 夫(りょう)の実家に帰省しても、まったく動く様子のないみほにあきれかえる、いちごさん。おむつや育児用ミルクはりょうが用意しているらしく、実母はやんわりとみほについて聞いてみることに。 するとりょうからは「みほはいつもあんな感じだから」と衝撃の発言。詳しく聞くと、会社帰りにファストフードを頼まれることや、休みの日は食事の支度をしないなど、衝撃の内容を教えてくれました。 そんなみほさんの様子にも、愚痴の一つも言わないりょうに、いちごさんは「亭主関白の父みたいにはならない」と言っていたことを思い出していました。 そして、実母は「本人たちがそれでいいならいいけど、子どもには不自由なく育ててあげてね」と告げました。 りょう一家の実態を知った実母といちごさんは、衝撃を受けていました。先輩ママからすると気になるところもあるようですが、離乳食のレトルトなど使ったり、休みの日は大人の料理は作らないなど頑張りすぎない育児ができているようにも思えますよね。実際、育児中はすべてを完璧にこなすのは難しいもの。そのため、夫婦で相談し合い、簡略できるモノは使っていきたいですよね。しかし、初めて育児をするママにとっては、力の抜きどころがわからない方もいらっしゃるかもしれません。みなさんが初めての育児の際に「ここはもっと適当でよかったかも……」と感じたところはありますか? 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2023年08月30日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうの彼女みほの妊娠が判明。その後、両家の挨拶をするのですが、みほ家族の非常識な態度にりょうの両親たちは困惑します。そして結婚式当日。いちごさんと夫も式場に到着するですが、いちごさんは非常識な態度のみほ母と挨拶もしないみほの父と兄に不信感が高まっていきました。 結婚式後、籍を入れた息子・りょうとみほ。その年の年末、りょう家族が帰省をすることになりました。実母は赤ちゃんを迎える準備をしてクタクタ。そんなとき、みほから電話が。みほは第一声からおむつや育児用ミルクの種類の指定をしてきます。あまりの突然のおねがいに実母は「要求が多いのでは……?」と困惑していました。 そして、りょう家族が実家に帰省する日の朝。実家には大きな段ボールが届きます。実母が差出人を見ると、なんとりょうでした。 必要なものは実母が用意しているのに……と大きな段ボールが届いたことに、疑念を抱く実母。その後、りょうの家族が実家に到着し、謎の段ボールを開けるのですがそこには育児用ミルクやおむつなど、実家で用意しているものばかりでした。 混乱する、いちごさん。よく確認すると、みほたちが用意した段ボールの中身と実母たちが用意したもののサイズなどが違っていました。なんとみほは、お持ち帰り目的で実母におむつや育児用ミルクを用意させていたのです……。 何回替えるのよ… 実母が孫のために用意していたものを部屋にしまうと、義妹・みほは子どものおむつ替えや食事を頻繁にするように。さらに、哺乳瓶の中にはまだ育児用ミルクが残ったまま。あきれた実母は「これどうするの?」「飲まないなら作らないで」とやんわり注意しますが、みほは「じいじのせいかな?」と人のせいにしだします。 さらに、その後もみほは「お義母さん哺乳瓶洗ってよ〜」と言い出す始末。もう言葉もでない、いちごさんと実母は泣くなく哺乳瓶を洗うことにしました。 頻繁に哺乳瓶を使ったあげく、いちごさんの母に「洗ってない」と不満を垂れるみほの態度には、驚きですよね。迎える側もできるだけ、ママには気を使わずにいつも通りの育児をしてほしいとは思いますが、ここまでの態度をとられてしまうとどうでしょうか。久しぶりの帰省。行く側も迎える側もお互いが心地よく過ごせるような環境にしたいですよね。 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2023年08月29日YouTube「りょまっちchannel」は、りょうちゃんと妹さんの日々の成長や日常の姿をご覧いただけるチャンネルです。子どもたちの可愛い姿をたくさん見ることができると、子育て世代のママたちにも人気ですよ♪今回は、妹さんが生後6ヶ月の頃のルーティン動画をご紹介します。ちょうど寝返りが大好きな時期で、コロコロと隙あらば寝返りをする姿がとっても可愛い娘さん。さらに大好きなお兄ちゃんがいるだけでご機嫌な様子♪お兄ちゃんが近くにいると…一体どんな反応をするのかな? 今日も元気♪ この日も朝からニコニコな娘さん♪朝から笑顔たくさんで癒されますね。 大好きなお兄ちゃんもお目覚めです。今日は何をして兄妹一緒に過ごそうかな♪ まずはお着替えをするよ 朝はまずは、スキンケアとお着替えから。娘さん、とってもお利口さんですね。 朝から早速、寝返り!お着替えもして、ご機嫌な娘さん。 早速コロコロと寝返りをしてみます。お兄ちゃんもそばで見守っているよ! 寝返り連発の娘さんにママもタジタジ(笑) とにかく寝返り連発の娘さん。今は寝返りがブームのようです。おむつ替えをするママも一苦労(笑) 寝返りをたくさんする時期は、なかなかじっとしてくれなくて大変ですよね。おむつ替えの苦労に共感する視聴者さんもたくさんいましたよ。 大好きなお兄ちゃんの様子を観察娘さんは一回目の離乳食。 食べるのが大好きなので、離乳食も進みます♪娘さんは離乳食を食べながら、大好きなお兄ちゃんの様子もチェック!近くにお兄ちゃんがいるだけで、娘さんもご機嫌です。 寝返り&いたずらスタート♪離乳食を食べ、授乳もしっかりした娘さん。 その後、朝寝もしっかりできました。 朝寝から目覚めた娘さん。ご機嫌な様子で遊びます。 コロコロと寝返りをしたり、いろんなものを手に取りちょっといたずらしてみたり…(笑) 手が届かなくてちょっとご機嫌斜めに… 順調に遊べていた娘さんですが…寝返りをしてもうまく移動できなくなってしまい… ちょっとご機嫌斜めになってしまったようです。ぐずぐずタイムに突入かな? 気分転換に公園へお出かけこんな時は、気分を変えてお出かけに! ママは娘さんと、お兄ちゃんのりょうちゃんを連れて公園へお出かけすることにしました。 早く大好きなお兄ちゃんと一緒に外遊びもできるようになるといいね♪ 帰宅後はお兄ちゃんとずり這いの練習!公園から帰宅してからは、授乳とお昼寝もしてすっかり気分もよくなった娘さん。 少しずつ少しずつできることが増えてきていて、娘さん自身もなんだか得意気♪ お兄ちゃんも、娘さんのずり這いの練習に付き合ってくれています。娘さんも、お兄ちゃんと一緒に遊べて嬉しそうです。 たくさん笑わせてくれるお兄ちゃん♪ ママが離乳食の準備をしている最中も、お兄ちゃんが娘さんをたくさん笑わせてくれています♪ お兄ちゃんの様子をみながら、声を出して笑っている娘さんの姿に思わずこちらまで笑顔になってしまいますよ。この様子はぜひ、動画をご覧くださいね。 離乳食もお兄ちゃんがお手伝い♪ お兄ちゃんもたくさん娘さんのお世話を手伝ってくれます。 ママも助かるし、何よりお兄ちゃんのことがだき好きな娘さんは大喜び♪ご機嫌さんになってくれますね。 寝る前も兄妹仲良し♪ お風呂にも入って、あとは寝るだけの娘さんとお兄ちゃん。 二人でゴロゴロしながら寝るまでの時間も遊びます。一緒に遊んでくれたり、寝返りやずり這いの練習をしてくれたり、離乳食も食べさせてくれて、大好きなお兄ちゃんとたくさん一緒に過ごすことができた1日。楽しく過ごすことができてよかったね♪ YouTube「りょまっちchannel」では、他にも可愛くて癒される動画がたくさんアップされていますよ。現在は生後9ヶ月になり、できることもどんどん増えている娘さん。動きもより活発になり、おしゃべりも上手になてきている最近の様子もぜひ動画でご覧くださいね。兄妹仲良しな姿もたくさんアップされていますよ。画像提供・協力/りょまっちchannel
2023年08月29日私は、4歳の長女と2歳の長男を育てているシングルマザーです。私の両親は働いていて、昼はもちろん夜も基本的には預けることができない環境。ある平日の夕方、子どもたちといつも通り帰宅しました。その1時間後、あんな大変なことが起こるなんて……。いきなり子どもが嘔吐したある平日の夕方、子どもたちはいつも通り幼稚園と保育園で過ごし、元気に帰宅しました。しかし、帰宅してから約1時間後、いきなり長女が嘔吐したのです。 熱を測ると、38.5度もあったのでとにかく病院へ行こうと思いました。ただ、時間は19時過ぎ……。私は、一番近くて夜でも診てくれる救急子ども病院へ行くことに決めました。 救急子ども病院へは、タクシーで15分ほどの距離です。ただ、元気な長男を見てくれる人がいないので、一緒に連れて行くことに。嘔吐対策グッズを用意したり、長男のおやつやおむつ替えセットを荷物に詰めたりして急いで準備をしました。 長女を抱っこすると、長男は、いつもならごはんを食べたりお風呂に入ったりしているのに今から出かけることに戸惑い、不安になって泣いてしまいました。 長女の診断結果は私は荷物を肩に掛けて、ぐったりとして歩けない長女と抱っこしてほしいと泣く長男を両腕で抱っこし、家の前に泊まっているタクシーへ乗せました。 そして家の前に用意しておいたベビーカーをタクシーのトランクへ積み、子どもたちの真ん中に座ってタクシーは救急病院へと発車しました。病院に着くと、私はベビーカーに長女を乗せ、少し落ち着き泣き止んだ長男を抱っこして病院内へ。 長女は胃腸炎と診断され、2日後には元気になりました。しかし、今回のような緊急事態が起きたとき、行きつけの小児科よりも遠い病院に私ひとりで子ども2人をスムーズに行動させることはとても大変で、シングルマザーの試練だと感じました。今後、同じようなことがあった場合は、子どもたちに今からタクシーに乗っていつもと違う病院へ行くことを伝えたり、長時間病院にいることを考えておむつやおやつなどを多めに用意するなど、ベストな行動を心がけたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:本田りか
2023年08月26日ある日家族でレストランに行き食事をしていると、当時1歳の息子がうんちをしてしまいました。しかも、そのときのうんちは水っぽくゆるゆるで、おむつから漏れて服にまでついていたのです。急いでトイレに連れて行ったものの、着替えに時間がかかってしまい、その間息子はずっと泣き続けていました。すると、トイレのドアをノックする音が聞こえて……。 お子さまランチでご機嫌、のはずが…息子が1歳10カ月のころ、夫と当時4歳の娘と4人で商業施設内のレストランへ行きました。子どもたちは大好きなお子さまランチを食べてご満悦。ところが、食事が終わるころ息子の機嫌が悪くなってきました。私はおなかがいっぱいで眠いのかな?と思いましたが、椅子から抱き上げてみると、うんちの臭いが……。 しかも、うんちはおむつから漏れ、服にまで付いていたのです。息子が座っていた子ども用の椅子は汚れていないようでしたが、念のためウェットティッシュで拭き、自分の服などが汚れないよう息子のおしりのところをタオルでくるんで、私は急いでトイレへ向かいました。 泣き叫ぶ息子とトイレへその施設内の女子トイレは、個室の中におむつ交換台があり、そこで着替えや処理をすることにしました。息子を寝かせ、服やおむつを見てみると、出ていたのは水っぽいゆるゆるのうんち。思ったよりも汚れがひどく、周りを汚さないよう、トイレットペーパーやおしり拭きで息子のおしりや服についた汚れを拭き取るのに時間がかかってしまいました。 おむつ交換や着替えをしている間、気持ち悪かったのかずっと泣き叫ぶ息子。するとトイレの外からノックとともに「大丈夫ですか?」と女性の声が。私は息子の足を持ち上げながら、「大丈夫です! すみません、もう少しで終わります!」と返事をしました。 ドアを開けるとそこには…やっとの思いで着替えを終え、息子を抱っこして個室から出ると、すぐそばで清掃員の方が掃除用具を持って待っていました。ノックをして声をかけてくれたのもその方だったようです。「大丈夫ですか?」ともう一度聞かれたので、「うんちが漏れてしまって……。もし汚れていたらすみません」と答えた私。 すると清掃員の方は、掃除用具の中からごみ袋をシュッと1枚取り、「よかったら使ってください」と私に差し出したのです。そのとき私は汚れた服を入れる袋がなく、丸めてそのまま手に持っていたので、それを見て袋をくれたのだと思います。私は受け取った袋に汚れた服を入れ、すぐに掃除を始めていた清掃員の方にお礼を言うと、息子を連れて夫と娘のもとへ戻りました。 あのときは本当に大変でしたが、着替えを入れる袋をもらえてとても助かりました。状況を一瞬で悟って、スマートな対応をしてくれた清掃員の方には感謝しています。このことがあってから、子どもと出かけるときは、大きめのビニール袋を畳んでリュックに入れて持ち歩くようになりました。 監修/助産師 松田玲子著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年08月23日私には7歳の娘と4歳の息子がいます。上の子が生まれてから数カ月後、ある物によく穴が開くようになってしまいました。そして同じ現象が、下の子が生まれたあとにも発生。穴が開いてはふさぎ、何度も買い換えたある物とは……?生後半年までベビーベッドをレンタルわが家は子どもたちが生まれて間もないころ、ベビーベッドをレンタルしていました。赤ちゃんのおむつ替えや着替えをするとき、また、抱っこしたり寝かせたりするときにもしゃがまずにできてラクだと聞いていたからです。 そして生後6カ月のころ、寝返りをして動き回るようになるとベビーベッドは返却し、床に敷いたマットや布団の上でお世話をするように。ベビーベッドがなくても特に不便さは感じませんでしたが、上の子が生後8カ月を過ぎたころ、それまでになかったことが起こり始めました。 なんでこんなところに穴が?ある日上の子を膝にのせて遊んでいるとき、私は自分がはいているズボンの膝のあたりに、小さな穴が開いているのを発見。最初は「あれ、こんなところ、いつの間に穴が開いたんだろう? 」と不思議に思いました。そして自分の普段の行動を振り返り、ハッとしたのです。動き回る上の子を立ち膝で追いかけ、おむつを替えるとき、抱っこで寝かしつけた子どもを布団に寝かせるとき、離乳食を食べさせるときも、着替えさせるときも、いつも私は床やカーペットに膝をついていました。 それを毎日何度も繰り返すうちに、ズボンに穴が開くようになってしまったのです。私の場合は特に左膝をついているようで、穴が開くのはいつも左膝。よく見ると、膝そのものも左だけくすんでいるように見えました。 1度はおさまったものの……それからはなるべく膝をつかないようにと意識してみたものの、余裕のないときも多く、たびたび左膝のところに穴を開けていました。穴の開いたズボンは、糸で縫って穴をふさぎ、部屋着行き。しかし1度穴が開いたものはまたすぐに穴が開き、しかたなくゴミ箱へ……。買い替えるときは、なるべく丈夫そうなズボンを選ぶようにしました。 ズボンに穴が開くという現象は、上の子が2歳になるころ1度おさまりました。やがて下の子が生まれ、また同じようにベビーベッドをレンタルし、半年後に返却。するとまたしてもズボンに穴が……。今度は2人のお世話でさらに余裕がなく、穴が開いていても放ったらかしで、そのまま公園へ行ってしまうこともありました。 子どもたちが大きくなり、もう私のズボンに穴が開くことはなくなりました。思い返せば、何度も穴が開くほど、膝をついて必死にお世話していたんだな、と懐かしく感じます。そして最近は、毎日元気いっぱいに遊んでいる4歳の息子のズボンによく穴が開くようになり、せっせと糸で縫っています。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2023年08月22日「かわいい、かわいい」と言って育てたADHD次女は、自己肯定感が高い!わが家は3人きょうだいです。真面目で優等生な長女(29歳)、ユーモアがありいつもニコニコしている穏やかな長男(26歳)、そして14歳でADHDの診断を受けた次女(24歳)がいます。誕生を心待ちにされ、赤ちゃんの時から家族中で「かわいい、かわいい」と言って育てたためか、次女は自己肯定感が高く、むしろできないことだらけなのになぜそんなに自信満々?と不思議なほど。二次障害も起こらず、本当によかったと思っています。なぜそのように育ってくれたかといえば、次女が末っ子で、きょうだい仲良く育ったからだと思っています。Upload By ユーザー体験談きょうだい児である長女はみんなのお手本になってくれた存在、長男は次女と姉の橋渡し的役割を担ってくれました長女は、「お姉ちゃんは偉い」と下の子たちの尊敬を一気に集めている存在です。下の子たちは、いつも長女をお手本にしていました。ですので、親が言葉でガミガミ言わなくても「こうやればいいんだ」と自然に学んでいってくれたので、叱る場面が少なかったと思います。もちろん長女が完璧だというわけではないのですが、性格が真面目なので間違えたら自分で軌道修正をするタイプ。それをそのまま下の子たちは見習ってくれました。長女が長女であることは、私たち親にとって本当に僥倖でした。また、小さいころは2歳差の長男と次女が特に仲が良かったのですが、長男の明るいキャラクターが幸いしてか、次女と6歳違いの長女を仲間はずれにするということもありませんでした。娘2人で出かけたり、ガールズトークができるようになったのは、次女が高校生くらいになってからだったと思いますが、こうやって成長してから仲良くなれたのも、長男が長女と次女の間を取り持ってくれていたからでしょう。そして、次女。次女は、言い出したら聞かない、おこりんぼ、わがまま、そのくせ怒ったことをすぐ忘れて甘ったれてくる…そんな性格(特性?)がありますが、障害が分かるまでは次女のことは「絵に描いたような末っ子」だと思っていました(もちろん世の中の末っ子全員がそのような性格ではないですが)。「本当に末っ子だな~」と家族全員でほほえましく見守っていたのですが、それは長女、長男のおおらかさのおかげも大いにありました。次女が末っ子で本当によかったです!忘れ物、癇癪、忘れっぽい…特性によるトラブルはあったけれど、末っ子だから「あらあら…」程度でスルーできたそんな次女ですが、まったく特性によるトラブルがなかったわけではありません。次女のウィークポイントは忘れ物、失くし物、おねしょ、癇癪、その他服装などが若干だらしないところでした。小学校には制服があったのですが、上の子たちは帰宅後すぐに上着とスカート(ズボン)を脱いでハンガーにかけたのに、次女がそれをできるようになったのは、何百回も言ったあとでした(でも何百回か言えばできるようになることが分かったというのは、私にとっては収穫でした)。Upload By ユーザー体験談また、やりたくないことや嫌なこと、めんどうなことに限らず、楽しみにしていることでも忘れてしまいます。たとえば、学校から帰って「今日は○○ちゃんの家で遊ぶんだ~」と言ったのに、次の瞬間には本を読んでいて、「○○ちゃんの家に行くんじゃなかったの?」と声をかけると「あっ、そうだった」という感じです。上の子たちはそんな次女のことを「すごい難しいことを知っているのに、メチャクチャ赤ちゃんぽいところもある」、「みんなが知っていることを知らないで、誰も知らないことを知っている」と言っていました。そんな次女を上の子たちはリスペクト。次女に自信を与えてくれました。Upload By ユーザー体験談また、私にとって次女は3人目の子育て。最後の赤ちゃんだと思っていたので(実際そうなりました)、言葉が遅くてもおむつが取れなくても、「あんたはずっとしゃべらなくていいよ、ずっとおむつでいいよ」と言っていたくらいでした。次女は1歳くらいから上の子たちがしなかったイタズラはするし、1歳半になっても話さないし、いろいろ上の子どもたちと違うところは多かったです。ですが私も「あらあら…」という感じでめったにしかるようなことはなく、長女のときは「しっかり育てなければ」といろいろと厳しくしていましたが、2人目3人目になるにしたがっていい加減になってしまいました(笑)。でも、それが良かったのだと思います。現在国立大の医学部に通う次女。留年2年目、頑張っています!さて、次女は現在大学生です。一浪で国立大の医学部に入学し、一人暮らしをしています。でも留年をしてしまい現在は留年2年目で奮闘中です。一人暮らしの家でコロナ禍のオンライン授業に取り組むのは、次女の特性上非常に困難だったようです。今年度の始めに大学の相談室や学務課、担任の先生とたくさん相談して、いまは少しずつ受けられるようになりました。下宿の部屋も、これまで私が訪れると文字通り足の踏み場もない状況で、片づけるだけで3日くらいかかったのですが、一番最近行った時はかなり改善されていました。いきなり几帳面な人間に変身することはできないので、「これでは自分が損をする」という点から少しずつ良いほうに変わっていって欲しいと思って、いまは見守っています長女と長男はすでに社会人で、長女は結婚もしています。二人の子育ては完了、本当に素敵な大人になってくれました。母としては充分以上、感無量です。いまの子育ては次女一人。次女に集中できるようにしてくれて、助かっています。私の記憶する限り、一度もなかったきょうだいげんか。いつも「あんたたちの仲のいいことが、お母さんの自慢だから!」と言っていましたが、これからも言い続けていきたいです。Upload By ユーザー体験談イラスト/SAKURA※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:森先生より)発達障害というものはあくまでも一つの個性であり、それ自体は良いものでも悪いものでもありません。環境が本人に合っていないと困りごとが出てくるというだけです。環境が合わずにストレスがかかってうつのような症状が出て本人が困ったり、環境に順応できずに暴れるなどして周囲の人が困ることは、一般に「二次障害」と呼ばれ、周りのサポートがしっかりしていて、周囲の人に受け入れられていると本人が感じられると、二次障害は起こりにくいと考えられます。また、身近にお手本となる人がいると、無理なく生活習慣を身につけることができますね。安心感を与えられると、「自分は大丈夫」という自信……自己肯定感が育ちます。自己肯定感が高いと、たとえ環境が変わっても、その都度その都度環境に適応できる方法を探っていくことができるのではないでしょうか。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年08月19日娘のトイトレがまったく進まず焦る日々。補助便座や踏み台を購入し、自分なりにトイトレを進めるものの「おむつがいい」と言い張る娘に、私も半ばあきらめモード。しかし、保育園ではトイレの成功回数が増え、昼間は布パンツのみで過ごせる日も増えるように。先生からは「布の下着で大丈夫!」と言ってもらえますが、自宅ではおむつ生活が続いていました。ある日、おむつで帰宅しているはずの娘が「トイレに行きたい」と言い出して……。 トイトレが進まない…とママだけが焦る日々 もうすぐ3歳になる娘のトイトレが進まず焦る日々。自宅では試行錯誤していましたが「おむつがいい」と言われまったく進みませんでした。一方、保育園ではトイレの成功回数が増え、日中は布パンツで過ごせる日も増えるように。しかし、保育園を1歩出ればおむつ生活に逆戻り……。おしっこが出たことを教えてくれることもなく「お姉さんパンツはく?」と聞いても「はかなーい!」とのこと。やっぱり家でのトイトレはまだ無理なのかな……ともやもやしながら過ごします。 ある日の保育園後、夕飯を食べにお出かけをしていたら、娘が突然「おしっこしたい」と言い出したのです。私は、おむつなのになんでそんなことを言うのだろう?と思い「していいよ」と答えます。しかし、首を横に振る娘。よくよく聞くとトイレでおしっこしたいという意味のよう。トイレへ行きズボンをおろすと、娘はなんと布パンツをはいていました。先生は、娘がトイトレできていると思い布パンツをはかせていたようです。保育園を出発してから約2時間、布パンツをはいていることをきちんと理解し、私に「トイレへ行きたい」と教えてくれた娘の成長にただただ感動。トイレでおしっこができた娘をぎゅっと抱きしめて褒めました。すると娘は照れながら「今日はお姉さんパンツだったの~」とひと言。 翌日、先生に聞いてみたら、布パンツは先生が間違えてはかせていたことが判明! しかし、その日をきっかけに娘は自信がついたのか、自分から布パンツを持ってくるようになりました。今も自宅ではおむつでいることが多い娘ですが、娘なりにゆっくりと成長して頑張っていると思うことで心の余裕が生まれています。 作画/Pappayappa著者:藤田わか奈
2023年08月19日次女の育休中、2歳になる長女のトイトレをおこなっていました。長女はおむつもまだ手放せないけれど、日中パンツを汚すことはほとんどなく、本人の気分でおむつとパンツを選んではいていました。そんな時期に、ある衝撃的な出来事が起こったのです……。「ん?なにか臭う…」犯人は!?2歳の長女にとってのヒーローはアンパンマン! そこで、長女のトイトレには、大好きなアンパンマンのパンツを使用していました。本人のその日の気分で、おむつをはくこともあります。 そんなトイトレ中のある日のこと、私がちょっと席を外し、長女がいるはずのリビングに戻ると……。なぜか長女がいない! そして「……ん? なにか臭う……」と臭いの元へ行くと、テーブルの下に長女が隠れていました! そう。このとき、長女は隠れてうんちをしていたのです! この臭いはそこからきていたのでした……。けれどこのとき私は、この日はおむつをはいていたことを知っていたので、「あらら〜、トイレ間に合わなかったね〜」なんてのんきに話していました。 おむつをはいているから大丈夫!?うんちがおわったあと、おむつのうんちの処理をしようと長女のズボンを覗いてみました……。すると、パンツの上におむつを履いているではありませんか!! そして長女はそれをすっかり忘れていた様子。おむつをはいているから、おしっこが出ても外には漏れないと思って、うんちもしてしまったようなのです……。 衝撃の体験だったけれど…大好きなアンパンマンのパンツが、おしっことうんちで弱りきったカレーパンマンに……。あのとき覗いたズボンの中の光景には、私も長女本人も衝撃を受けました! 子どもは突然、思いがけないことをするのだなと、このときは本当にびっくりしましたし、カレーパンマンになったパンツを洗うのは、正直わが子のものとは言え、つらいものがありました。 しかし、大好きなアンパンマンを自らの手で汚してしまったこの経験により、長女はもう汚したくないと思った様子。その後、トイトレはそれほど苦なく終われた気がします。衝撃の出来事でしたが、私たち親子にとって良い経験となりました。 著者:うめ♦︎3児ママ6歳、4歳、0歳の3児のママです。フルタイムのワーママで、現在は育休中です。
2023年08月14日赤ちゃんとのおでかけには欠かせないおむつポーチ。替え用の紙おむつ数枚とおしりふきは必ず入っていると思いますが、ほかにもこんなものを入れておくと便利なんです! 私がおむつポーチに入れている便利グッズを3つご紹介します。1.おむつ替え用のシート友達や親戚の家などでのおむつ替えをする際、万が一、床を汚してしまったら大変。それに、デパートなどの公共のおむつ交換台に直接赤ちゃんのおしりをつけるのはちょっと抵抗が……という方もいるのではないでしょうか。そんなときは、おむつ替え用のシートを用意しておくと安心です。 市販のおむつ替えシートはデザインやカラーもいろいろ! 防水加工などがされた便利なものもあります。また、100円ショップのビニール風呂敷で代用するという手も。かさばりにくく、処分も手軽でおすすめです。 2.使用済みおむつ入れ使用済みのおむつを捨てるごみ箱がなかったときのため、ビニール袋もあったほうがいいですね。お洋服まで漏れてしまったときのことを考えて、汚れたお洋服を入れられる大きめサイズのビニール袋を用意しておくのがおすすめです。 電車移動などで臭い漏れが気になる場合、市販の消臭機能付きポーチを使えばさらに安心です。 3.ママ用の生理用品産後の外出は赤ちゃん用のグッズがいろいろと必要なため、荷物もかさばりやすく、ママ用のグッズは最小限になりがちです。また、妊娠してからは生理用品を用意しておく習慣がなくなってしまったという方もいるのではないでしょうか。 でも、産後の生理がある日突然再開することも。予期せぬタイミングで慌てないためにも、いつも持ち歩くおむつポーチの中にママ用の生理用品を1〜2個入れておくと安心です。 産後、夫の実家を訪れたとき、「おむつ替えのときはこれを敷いてね! 」と古新聞を渡されました。訪問先の方に気をつかわせないためにも、最低限の替えのおむつなどのほかにシートなどのグッズも必要だなと気付かされた出来事でした。 監修/助産師 松田玲子著者:奥田美紀2児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年08月11日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、乳幼児の夏の就寝について教えてくれました。寝苦しい夏の夜は、エアコンをつけっぱなしで寝ると赤ちゃんには寒すぎ? どんな服装で寝るのが良い? などのママの疑問に答えてくれていますよ! ぜひ参考にしてくださいね。夏の暑い日は、エアコンを一晩中使うお家も多いかと思います。しかし、赤ちゃんには寒すぎない? 大丈夫なの? と悩むママやパパも多いことでしょう。今回は、夏でも寝やすくなるような乳幼児に合わせた空調の調整や寝具、服装などについてお話ししていきます。 赤ちゃんの夏の寝る時の服装は?寝る時は汗をかきやすいので、肌着は必ず着るようにしましょう。脇の汗を吸い取るために袖付きで、汗の吸収が良い綿や汗をかいても乾きやすい速乾性のドライメッシュ素材がおすすめです。 乳児の場合は、紙おむつをつけているだけでも蒸れて暑くなるので、肌着一枚でも良いかと思います。そのほかにも幼児の場合は、お腹が出ないように肌着をズボンの中に入れるようにしたり、夏用のガーゼ腹巻きや腹巻き付きのパジャマズボンなどがおすすめです。 エアコンはどう使う?夏の暑い時期は、エアコンを一晩中つけっぱなしで使っているご家庭も多いかと思います。タイマーなどで夜間冷房が切れるようにしてしまうと、暑くて起きてしまうことがあるので、一晩中つけっぱなしにすること自体は問題ありませんが、室温に注意しながら、低くなりすぎないように注意しましょう。 室温は26〜28℃が適切と言われています。室温だけに注目するのではなく、湿度が高いと暑く感じやすいので、湿度も調整してみましょう。湿度は50%が適切です。また、扇風機を使用する場合は扇風機の風が乳児に直接あたると、体が冷えすぎてしまうことがあります。直接風が当たらないように、風向きを調整しましょう。エアコンの風も同様です。 また、冷気は下に溜まりやすいので床や畳にお布団をひいている場合は、冷えすぎてしまう場合もあります。温度計をおく場合は、赤ちゃんの寝ている場所の近くに置くようにして確認することも大切です。サーキュレーターで室内の空気を循環させるのも良いでしょう。 気づくとお布団がかかっていないことも…寝具で気をつけることは?寝る前に布団をかけても、夜中起きて赤ちゃんの様子を見ると、足などで蹴って布団を履いでいて何もかけないで寝ていることがあります。赤ちゃんによっては、お腹が冷えてしまうと体調を崩しやすくなる場合があるので、ガーゼケットなど薄手のものを、手足は出して、お腹と胸が隠れるようにかけると良いでしょう。 また、ガーゼ素材の夏用スリーパーを着用する場合、赤ちゃんによっては、熱がこもりやすいために暑くて汗をかいてしまい起きてしまうことがあります。その場合は汗を拭き取り寝苦しくないようにしましょう。 布団がおしっこの漏れなどで濡れないように、ベッドパッドやシーツの下に、防水シーツをしいている場合がありますが、これによって熱がこもってしまうこともあります。夏場は防水シーツを外したり、冷感タイプの布団やシーツを使うなどの工夫をすると、寝やすくなりますよ。 まとめ汗をかきやすかったり、体温が高めの赤ちゃんは特に気を使いますね。赤ちゃんの様子に合わせて、工夫してみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年08月07日ワーママあべかわさんが、育児&日常をマンガで描いたブログ「日曜日は9時まで寝ていたい」に寄せられた体験談です。ブログ読者さんが、ママ友がらみで大変な目に……。嘔吐後も、元気を取り戻し遊んでいたAさんのお子さんですが、やはり本調子ではないようで、おむつから大量にうんちが漏れてしまいました。洋服も汚れてしまったので、さすがにAさんも帰ることにしたようです。ですが、その場でおむつ替えを始めるAさんに、またしてもモヤモヤするCさん。 嫌な予感は的中! 帰宅後に、CさんはBさんに連絡をしました。すると、実は3日前からAさん家族の中で、下痢と嘔吐、吐き気があったことを知りました。それを黙ってランチ会に参加していたことを知り、モヤモヤが高まるCさん。 そして、嫌な予感は的中! Cさんの息子さんも夜中に嘔吐と下痢が酷く、夜間救急に行く羽目に……。家庭内感染は免れたましたが、1年以上経ってもAさんを警戒中です。 黙っていたということが、モヤモヤしてしまうポイントですよね。事前に話してくれれば、日を改めるなどの相談が出来たかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年08月06日ワーママあべかわさんが、育児&日常をマンガで描いたブログ「日曜日は9時まで寝ていたい」に寄せられた体験談です。ブログ読者さんが、ママ友がらみで大変な目に……。昼食後に、嘔吐してしまったAさんのお子さん。しばらくすると、元気を取り戻して遊び出したのですが、万が一、感染性の嘔吐だったら? と、Cさんは気が気ではありません。我が子にうつっては大変! と思い、あまり近づかせないように目を光らせていました。すると、Aさんのお子さんが漏らしてしまいました。 ここでおむつを替えるの…!? 嘔吐後も、元気を取り戻し遊んでいたAさんのお子さんですが、やはり本調子ではないようで、おむつから大量にうんちが漏れてしまいました。 洋服も汚れてしまったので、さすがにAさんも帰ることにしたようです。 ですが、その場でおむつ替えを始めるAさんに、「みんなでご飯を食べていた場所で替えるの?」とまたしてもモヤモヤするCさん。 早くおむつを替えたくて、焦る気持ちはわかりますが、トイレを借りるなど周りに配慮すると良かったかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年08月05日長男とは6歳、次男とは3歳離れて生まれた長女。「とうとうイヤイヤ期がきたな」と感じたのは、長女が1歳半になったころでした。長男のイヤイヤ期がとても激しかったので、次男のイヤイヤ期は「かわいい」と思える余裕があった私。ただこのときは、長男の赤ちゃん返りのほうが大変だったということもありますが……。そして、上の子2人が落ち着いたころにやってきた長女のイヤイヤ期に再びイライラ。そんなとき、私自身が発したまさかの発言がきっかけで、少し気持ちがラクになった出来事をお話しします。「おむつを替えたくない」のは誰!?赤ちゃんのころからご機嫌な時間が長かった長女。しかし1歳半になったころ、今までは何もなく終えることができていた歯磨きを嫌がるようになったり、靴を自分で履きたがった挙句、履けないとひっくり返って泣いたり……が始まったのです。 不機嫌な時間が長くなってきた長女を見て、「とうとうイヤイヤ期がやってきた」と感じた私。上の2人の子どもと夫に、「イヤイヤ期だから長女が不機嫌でも怒鳴らないように」と話していました。ある日、「おむつを替えたくない」とかんしゃくを起こした長女。その様子を見た夫は「泣いているのを見ていても仕方ないでしょ。ママ、早く替えてやりなよ」と、私が手を出すだけで嫌がる長女を前に立ち尽くしているのを見て、他人ごとのように言ってきたのです。 そのとき私の中で何かがプツンと切れてしまい、「ママもおむつ替えるの嫌だ!」と、自分でも想像していなかったことを発言! 私だけではなく、夫も長女もビックリ。すると長女が「ママも嫌なんだね、一緒だね」というようなことを、私の口調をまねしながら言い、私の手を取ってくれました。 3人目でも、イヤイヤ期の子どもの相手をするのはとても疲れますし、イライラします。しかし、ごねる私をなだめようとしてくれた長女の姿を見て、「普段どんなにイライラしても、できる限りやさしく声をかけていたのが長女に届いていてよかった」と、少し気持ちがラクになりました。 イラスト/ミロチ著者:安藤 はるか小2、年中の男の子と1歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
2023年07月29日長男が1歳になる前に、おしっこをするところをふと見ると、長男の下半身が風船のように膨らんでいることに気がつきました。そして長男もおしっこが出るとき、痛そうにすることがありました。異性の体についてまったく知識がなかった私は、夫に相談してみることに。すると、「病院に行ったほうがいい」と言われ、小児科を受診することになったのですが……。 男の子はむいてあげるべきだった?小児科に連れて行き「おしっこがでるときに性器が風船のように膨らむんです」と先生に訴えると、先生は長男をベッドに寝かせ、性器が見えるくらいまでおむつをずらしました。先生は長男の性器の皮の部分を持ち、ずりおろそうとしましたが、当時はまったくむけていなかった長男。「う〜ん、爪楊枝の先くらいしかむけてないから、おしっこが出にくいんだね」と言われました。先生からは特に病名は伝えられませんでしたが、1日2回、「リンデロン」という薬を性器に塗るように、そしておむつ替えのたびに“むきむき体操”をするように言われました。むきむき体操とは、男の赤ちゃんの性器の皮を根元側に軽く引っ張ってむき、性器を清潔に保つ体操のことです。先生のお話では、子どもの皮膚は大人に比べて柔らかいから、性器をむいてあげるのは早いほうが良いということでした。男の子の性器は、母親がむいてあげたほうが良いと聞いたことがありましたが、自然に任せるほうが良いのではと考え、長男の性器トラブルになかなか気づいてあげられなかったことを反省しました。 長男とむきむき体操最初はほとんどむけていない長男の性器。ほんの少しずりおろすのも不可能な状態でした。むきむき体操をし、薬を塗ると、1日〜2日で長男の性器は少しだけむけるように。その後も続けていくと、毎日少しずつむけていくようになりました。正直、むきむきするのは痛そうなので、ちゅうちょしてしまう気持ちもありました。しかし、わが子の場合はむけていないことが性器トラブルの原因になってしまったため、母親である私が頑張ってやらないと、大人になって苦しむのは長男だ!と自分に言い聞かせ、毎日頑張ったのです。 むきむき体操を続けた結果すると、1週間後には尿道がしっかりと見えるくらいにむけてきました。そのまま続けていくと、2カ月後くらいにはだいぶむけるようになりました。しかし、慣れてきたころに油断をし、むきむき体操をさぼってしまったり、薬を塗らない日々が続くと、またむけにくくなってしまう長男の性器。薬とむきむき体操をなんとか続けた結果、半年後には完全にむけるようになりました。初めて完全にむけた性器には、たっぷりと汚れが付着していました。むけないと、こんなにも汚れがたまっているものなのかと衝撃を受けました。 薬とむきむき体操のおかげで、現在3歳になる長男の性器は完全にむけた状態です。男児の性器をむく・むかないというのは、専門家によっても意見が割れるそうです。今の時期にむけていることが必要というわけではないと思いますが、わが家の長男の場合、排尿時の問題もあったのでむけてよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:平田ひかり6歳と3歳と1歳の子どもを持つ母。地元を離れての子育てに奮闘中。教員免許を取得しており、子どもとの関わり方や教育に関心がある。主に子育て体験談を執筆中。
2023年07月27日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、こども家庭庁が掲げる「こどもまんなか宣言」に賛同し、「こどもまんなか応援サポーター」に参画することをお知らせします。■「こどもまんなか宣言」の概要「こどもまんなか宣言」とは、こども家庭庁が主催し、こどもや子育て中の方々の気持ちに寄り添い、こどもが健やかで幸せに成長できるよう、すべての人ができることから取り組むことを宣言するものです。この主旨に賛同した企業・個人・地方自治体は「こどもまんなか応援サポーター」として、“今日からできる取り組み”を実践し、その内容を自社ホームページやSNSを通じて発信します。また、取り組みを発信する際にはハッシュタグ「#こどもまんなかやってみた」を加えて投稿を行うことで、本活動の理解促進や拡大に努めるものです。■「こどもまんなか宣言」に賛同した背景当社は、コーポレート・ビジョンに「NOLA&DOLA」※1を掲げています。「NOLA」は「生活者の様々な“不”の解消」を、「DOLA」では「生活者の“夢”をかなえること」を標榜し、これを体現する事業展開を目指しています。なかでも、ベビーケア事業では、「笑顔あふれる育児生活」という事業理念を掲げ、様々な商品やサービスを提供しています。その一例として、BABYJOB株式会社と提携し、保護者と保育士双方の育児負担を軽減する『手ぶら登園』※2を展開しており、現在約4千カ所の保育施設でご利用いただいています。また、未来を担うこどもたちに世界最先端の「紙おむつの水平リサイクル」を学んでもらう特別授業を小学校などで実施しています。このような取り組みの一環として、こども家庭庁が主催する「こどもまんなか宣言」※1に賛同し、ハッシュタグ「#こどもまんなかやってみた」を加えてSNS上で投稿を行うこととしました。※1:「NOLA & DOLA」は、Necessity of Life with Activities & Dreams of Life with Activitiesの頭文字をとったもの。※2:『手ぶら登園』とは、保護者の紙おむつやおしりふきの準備や、かさばる荷物を持っての登園、保育士の紙おむつやおしりふきの管理業務といった、保護者・保育士双方の負担を軽減する保育施設向けベビー用紙おむつやおしりふきの定額制サービスです。■当社の「#こどもまんなかやってみた」取り組み事例・Note「紙おむつの未来を考える」: ・ムーニーの公式Instagram : ・マミーポコの公式Instagram : ・手ぶら登園の公式ホームページ : (8月上旬に公開予定)■当社が「こどもまんなか宣言」の賛同を通じて貢献する「SDGs 17の目標」本活動の運用は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えております。3.すべての人に健康と福祉をこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館社員数 :グループ合計16,308名(2021年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月26日夫は育児には協力的なのですが、毎回おでかけをする前に、「子どもたちのもの、何を準備したらいい?」と聞いて、私に指示を仰ぐのです。そのたびに、「ミルクとお湯と湯冷ましと哺乳びんとおむつと……」と説明しながら、「お手伝いじゃなくて、主体的に動いてほしいんだけどな……」と思っていました。しかし、ある出来事をきっかけに、今ではそういった声かけがなくなった、わが家の経験談をお話しします。 おでかけ前の夫の声かけがストレスわが家の末っ子は生後9カ月。おでかけするとなったら、おむつ、おしりふき、着替え、哺乳びん、沸かしたお湯を入れた水筒、湯冷まし、スティックタイプの育児用ミルクを用意します。さらに、末っ子用のおもちゃ、保険証なども必要です。 夫は、お出かけのたびに「俺、子どもたちのもの、何を準備したらいい?」と私に指示を仰ぐので、毎回説明して、夫に準備してもらっていました。 私は、「準備してくれるのはありがたいけれど、もうちょっと主体的に動いてほしいな……」とだんだんイライラが募ってきたのです。 夫よ、妻に頼らず自力で頑張って!ある日、おでかけ前にいつものように夫が「俺、何準備したらいい?」と聞いてきたので、私は「子どもたちのもの全部!」と返答。夫は、「……わかった。ちょっと考えて準備してみるわ」と、夫なりに頑張って準備を進めてくれました。 しかし、私がおでかけ前に荷物を確認すると、育児用ミルクやお湯はバッグに入っているのに、哺乳びんを忘れていたのです。 私が「『何準備したらいい?』じゃなくて、もう何回も一緒に出かけているんだから、必要なものを自分で考えて主体的に動いてほしいな」と夫に伝えると、夫は「ごめんね。手が空いてるときは、ママに聞かないで自分で考えて準備するね」と言ってくれました。 おでかけ前の夫の声かけにイライラしていましたが、自分の素直な気持ちを伝えてよかったと思っています。この出来事があってから、夫自ら、子どもたちのおでかけに必要なものを準備してくれるようになりました。 作画/ぐら子著者:吉川 みきな
2023年07月20日1歳の娘と毎週通っている児童センターに行く日、私はおしりふきを持っていくのを忘れてしまいました。そんな日にかぎって……。外出先で見舞われた大ピンチの体験談です。 荷物チェックをせず出発!この日は毎週通っている児童センターに行く日でした。しかし、上の子を幼稚園に送ったため、出発しなければならない時間ギリギリになってしまいました。いつもは荷物チェックをするのですが、その時間もなく……。 娘は朝にうんちをしていたし、さっきおむつも替えたばかりだから、漏れることもないだろう、少しくらい忘れ物があっても大丈夫だろうという軽い考えで、いざ出発。 児童センターで娘の様子が…この日は児童センターでお祭りの催しがあり、みんなで整列することになりました。そのとき、娘の様子を見て「あれ?」と異変に気づいた私。娘が気張っている声が……。よく見ると、娘がみんなの前で盛大にいきんでいます! すぐにおむつ替えをしないと!と思った私は、置いてある荷物に向かってダッシュ。ここでおしりふきがリュックに入っていないことに気づきました。 「昨日、おしりふき最後の1枚だったんだ。新しいのを入れるの忘れてたー!」と心の中で叫んでしまいました。 必需品を忘れて恥ずかしい!私の中でおしりふきは必需品だったので、恥ずかしさでいっぱいに。周りのママには娘が気張っているのを見られているし……。 途方にくれていると、顔見知りの1人のママが「おしりふきよかったら使いますか?」と言ってくれました。すると他のママからも、「おむつはある? なかったらあげますよ」などやさしい声が。恥ずかしかったけれど、人のやさしさに助けられました。 おしりふきを忘れるという恥ずかしい体験をして、荷物チェックは必ずしなければならないと改めて実感しました。また、今回周りのママが声をかけてくれたように、私も困っているママを見かけたら、助けになりたいなと思います。 作画/キヨ著者:松谷 えりな
2023年07月18日夫は、妻の料理を残さずキレイに食べてくれる、明るくてやさしい人。新婚当初、妻はたくさん食べる夫の姿を見て、「食いしん坊なんだから♡」とほほ笑ましく思っていました。しかし数年後、苦い表情で夫が食事をする姿を眺める妻……。夫は、翌日の分を想定して作ったものまで、すべて食べてしまう、“食いつくし系夫”だったのです。息子が誕生し、家庭の環境が変わっても、夫の食い意地が直ることはありません。さらに、本人に悪気はまったくないため、何度注意したり、怒ったりしても響かず、妻は頭を抱えていました。一方、息子は夫とは対照的に食が細く、離乳食の補食としてお菓子をあげていました。そんな息子のお菓子にまで手を出す夫……。さすがの妻も、怒りが爆発! 声を荒らげ夫を咎めましたが、その後も、家にあるものを勝手に食べてしまう困った行動が直ることはありませんでした。食べられたくないものを隠しておいても、探しだして食べてしまう夫に、「あまりガミガミ言いたくない」と思っていた妻ですが、小さなイライラが積み重なっていました。 そんなある日、家族でショッピングモールに出かけ、フードコートで食事をすることに。混雑するフードコートで、夫はカツ丼、妻は子どもとシェアできるよう、うどんを注文。夫が先にカツ丼を受け取ったタイミングで、子どものおむつ替えのため、妻が席を外しました。 おむつ替えを終え、妻が席に戻ると、うどんを勢いよくすする夫の姿が……。驚いた妻が「どうして私が頼んだのを勝手に食べてるの?」と問いかけると、「伸びているのより、出来立てが食べたかったんだよ。ママはどうせ残すだろ? いつもそれを俺が食うから、麺が伸びる前に食っといたってだけの話じゃん」と答える夫。 夫の言葉に、妻はドン引き。空っぽのままの息子用の小皿を前に、怒りが抑えきれなくなり……。 責められている理由がわからない…!? 声を荒らげる妻に驚き、渋々うどんを買いに行った夫。 イライラの収まらない妻を横目に、のんきな夫は、カツ丼と妻が最初に買ったうどんを食べ始めました。 その後も……。 「それ、息子にもあげようと思ってたんだよ? 自分のがあるのに、人のものに先に手を付けるってありえないでしょ……!」 子ども用の取り皿があるにもかかわらず、そんなことは関係ない夫。「どうしていつも自分の食欲を優先しちゃうの?」と夫を責める妻。 「最初から手を付けちゃダメって言ってくれりゃよかったのに。もう一回うどん買いに行けば? 金は出すからさぁ」 のんきな夫は、「カツ丼まだあるから、こっち食う? カツは全部食べないでね」と続けます。 「行列のうどん店……食べかけのカツ丼……」 絶望的な状況に、「あなたが買いに行ってよね!!」と声を荒らげる妻。 夫は渋々、うどんを買いに行きますが、妻のイライラは収まりません。そんな妻を横目に、夫は食事を続けていました。 「あっちのカップルは仲良く食べ物をシェアしているのに……。なんか怒りを通り越して笑えてきたな……。こっちはシェアどころか、子どものものも食べられちゃうんですよ〜……」 不敵な笑みが出てしまうほど、気持ちが荒れる妻。 その後も、事あるごとに訴え続けるも、夫が変わることはないのでした。 妻が注文した料理を勝手に食べ、責められると、「最初から手を付けちゃダメって言ってくれればよかったのに」と言い放った夫。子ども用の小皿は気にならなかったのか、すべてを説明しないとわからないのか、そもそも人の食事を勝手に食べることに罪悪感はないのか……。ここまでくると不思議で仕方ありません。 せっかく家族でのおでかけを楽しんでいた妻が、本当に気の毒ですね。皆さんは、パートナーの行動で「怒りを通り越して笑えてきた」という経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年07月17日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「時代錯誤の亭主関白夫。育児をすべて妻になすりつけた結果」を紹介します。パニ子は3カ月前に娘のパニ美を出産したばかり。現在は育休中で、慣れない育児に奮闘しています。でもパニ子には育児以上に頭を悩ませていることがあって……。 男らしい人だと思っていたけれど……「俺は毎日お前たちのために働いてるってのに、メシこれだけ? 家も散らかってるし。1日中家に居るのになにしてたんだよ!!」 赤ちゃんを抱えての家事は難しく、夜間の授乳もあっていつも睡眠不足のパニ子。まずは体調管理からと、パニ美が寝ている隙にできる限り休むようにしています。 そんなパニ子を、夫のハルトは「怠けている」というのです。 子どもはベッドに置いておけば勝手に寝る、放っておいても育つと思っているハルトは、どんなに説明しても子育ての大変さを理解しようとしません。 家事や育児を分担したいと伝えると、「お前、育児をするための休暇中だろ? なんのために休んでるんだよ。文句があるなら俺よりも稼いでから言えよ!」と、常に上から目線。 結婚前は、そんなハルトを“男らしい人”だと思っていたパニ子でしたが、実は時代錯誤の亭主関白男で、気に入らないことがあると怒鳴ることもしばしば……。 子どもが生まれたら変わるかも? と期待するしかありませんでした。 おむつは汚い! 夜泣きはうるさい!しかしハルトは、子どもが生まれてからもすべてにおいて他人事! おむつの交換をしていると「汚い! そんなのトイレでやれ!」と言い、部屋にあるパニ美のおもちゃは邪魔扱いをします。 パニ美の夜泣きにもガチギレ!「うるさくて眠れない!! なんとかしろよ!! 俺、明日も仕事なんだぞ!」と、泣き出すたびに怒鳴るので、パニ美も驚いてしまい余計に泣くという負のループに陥ります。 赤ちゃんが泣くのは当たり前なのに、「こんなにうるさいなら、子どもなんていらなかったな」とまで言い出す始末。 家事と育児に追われて毎日クタクタになっているパニ子を横目に、ソファーでダラダラスマホを触ってばかりです。「2人の子どもなんだから、2人で育てるのが当たり前でしょう?」さすがに我慢の限界に達したパニ子が言うと、わざと大きな足音を立ててどこかへ行ってしまいました。 ハルトとの将来に不安を感じたパニ子。なんとかハルトに親の自覚を持ってもらおうと決意したのですが、そんな思いを打ち砕く出来事が起きるのです。 「俺にうつすなよ」嫁より自分を心配するの!?数日後、朝から体調が優れないパニ子。体温を測ると、39度を超えています。 起き上がることもできず、パニ美のお世話なんてもってのほか。「良い機会かも」と思い、すぐさまハルトに連絡を入れました。 『熱があって起きられない。今日は早く帰って来てパニ美をお願いします』 すると、ハルトからすぐに返信が……。『風邪か? 俺にうつすなよ! うつされたくないからしばらく外泊するわ! 治ったら連絡して』 『じゃあ、パニ美の世話は!?』 『俺に面倒見られるわけないじゃんw それに、どうせパニ美にもうつってるんだろ? ますます帰れないわw』 そしてそれ以降は未読無視! ハルトは自分にとって都合の良い、身の回りの世話をしてくれる召使いが欲しいだけなんだと、パニ子は腹を括ったのです。 時代錯誤な亭主関白夫の末路数日後、パニ子はやっと本調子を取り戻しましたが、ハルトへの連絡はしないまま。 1週間後、しびれを切らしたハルトから連絡が入りました。『そろそろ治ったか? 連絡ぐらいよこせよ!』 パニ子やパニ美を心配する声はありません。パニ子は既読無視。ハルトからは鬼のような着信が入ります。 さすがのしつこさに電話をとったパニ子。ハルトは、待ってましたと言わんばかりに叫びます。 「いい加減にしろよ! 外食続きで体調崩したらお前のせいだぞ! 俺が稼げないと困るのはお前だろう!? 治ったなら、さっさと俺の面倒見ろ!!!」 どこまでも、自己中心的なハルト。家に帰ってもらっても構いませんが、パニ子はすでに引っ越し済み。テーブルの上の離婚届が待っているだけです。 亭主関白を拗らせたような男に、もはや用はありません。離婚はしっかりと成立させ、パニ美と2人の暮らしをスタートさせたパニ子でした。 なんでもパニ子任せにしていたハルトはというと、あっという間に部屋はゴミ屋敷。不規則で高カロリーな食事が祟り、体調を崩したのだとか。自業自得としか言えない結果ですね。 昔は亭主関白な男性が多くいたようですが、令和の今、夫婦や家族の在り方は変化しています。核家族化が進む昨今ではなおさら、夫婦それぞれが主体的な立ち位置に立った子育てをしたいものですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月12日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。里帰りをして、久しぶりに実家での生活を楽しんでいるみかんさん。両親は忙しく過ごしているので、意外にもひとり時間を満喫できています。助産師さんが情報を発信している動画を見て、イメージトレーニングもしていました。そして迎えた臨月の内診では、すでに子宮口が2センチほど開いていると言われます。臨月に入ると、毎週健診に行くようになるので、内診の影響で多少の出血が見られることもあります。しかしある日、内診の影響とは思えないタイミングで出血を確認したみかんさん。「これは、いわゆるおしるし……?」と思いつつも、まだそんなにすぐ生まれてこないだろうと油断していたら、突然破水してしまい……!? 両親のカンペキなサポートに感謝! 妊娠中、いろいろな出産レポを読み漁って「予習」をしていたみかんさんでしたが、実際の出産は想定外の破水からのスタートとなりました。まだ夫も合流していないタイミングで急に病院へ向かうことになりましたが、幸いにも両親と一緒にいたときだったので、直前の荷造りはもちろん、大人用のおむつや車の汚れ対策など、完璧なサポートを受けられました。 病院へ向かう途中には陣痛と思える痛みも出始めますが、それよりもみかんさんが気になったのは、どんどん進む破水。「このままでははいていたおむつからも漏れてしまうのでは……?」。そんな不安から、とっさに車の座席に敷いていたバスタオルをつかみ、股に挟み込んで病院へと向かったのでした。 陣痛が少しずつ強くなったり、間隔が詰まってきたりする場合は心の準備がしやすいこともありますが、初産ならなおさら、いきなり破水してしまうと頭が真っ白になるのも無理はありません。お産の始まり方は人それぞれなので、ご家族が近くにいる人はサポート要請をしたり、いざというときの緊急連絡先を近くに置いたりして準備しておくと安心ですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年07月11日出産後、夫の家事の雑な部分が目につくようになりました。イライラがたまった私はついに夫とケンカをしてしまいます。夫婦で協力して育児をするため、私が試してみたこととは……。 夫の家事の雑さにイライラは募るばかり… 夫は結婚した当初から家事をやってくれました。しかし、息子が生まれてからは、夫がした家事の細かいところが気になってしまい、ストレスがたまるように。特に洗濯が雑で「色柄ものは別で洗って!」「もっと形を整えて干して!」と伝えますが、夫は「はいはい」と返事をするだけですぐに元通り。何度も同じことを指摘すると夫の機嫌も悪くなるので、やり過ごすようにしていました。そんなある日、洗濯機を開けると、透明なゼリー状のものがたくさん! どうやら、夫がおむつも洗濯してしまっていたのです……。それを見てつい、「ちゃんと見てから洗濯してよ! 全部一からやり直さないといけないじゃない!」と夫を怒鳴ってしまいました。そんな私の態度に、夫は謝りもせず怒った様子で自分の部屋へ。 夫の態度に最初はイライラしていたものの、「私の言い方も悪かったかもしれない……」と反省の気持ちが。実はこれまでにも何度か、イライラして大きな声を出してしまい、夫と険悪になることがあったのです。そのたびに「もっと他に言い方があったのに」と反省していた私は、これからも夫婦仲良くやっていくために自分が変わらないと、と思うようになりました。それからは気になることがあっても、「こうしてくれたら助かるな」と明るくお願いしたり、タイミングを見計らって伝えたりと、気をつけるようにしました。すると徐々にイライラも減り、夫も怒ることはほとんどなくなったのです。ある日、また洗濯機の中におむつを発見! 私は慌てた雰囲気で夫に「大変だ! 吸水ポリマーが攻めてきてるよ~!」と怒らずに声をかけ、2人で仲良くゴミを処理する関係にまで成長。私が態度を変えたこともあり、夫も今まで以上に気をつけてくれるようになりました。 作画/yacco著者:宇山のぞみ
2023年07月10日私の夫はよく「僕は、においに敏感」と言っています。結婚当初、炊き込みご飯を炊いた翌日に白米を炊いたときには、「炊き込みご飯のにおいが全然取れてないじゃん」と言ってきたり、私が洗濯した衣類に対して「柔軟剤の香りが強すぎる」と言ってきたり。なのに、超絶臭いアレのにおいには気付かないのです……。 食事や洗濯物のにおいを指摘される炊き込みご飯のにおいのついた白米は、私はまったく気になりませんでした。柔軟剤も日本製で、軽いフローラルの香りのもの。あまり香りが残らないよう、少量を使うようにしていました。でも、夫から指摘されたにおいは、他にもたくさん。トイレの消臭剤について「せっけんのにおいが強すぎて、気持ち悪い」と言ったり、「ぶりしゃぶやぶり大根は、鍋全体が生臭くなるから苦手」と言ったり……。 私は気にならないにおいでも夫からは指摘を受けたので、きっと私の鼻が悪いのだろうと思っていました。家事については、鼻のいい夫の意見が参考になるので、大いに取り入れてきました。 臭い部屋でも平然としている夫しかし長男が生まれ育児が始まると、私は夫に違和感を覚えるようになりました。ある日、私がベランダで洗濯物を干したあと、夫と長男が2人で過ごしていたリビングに戻ったときのことです。長男がおむつにうんちをして、部屋中に嫌なにおいが充満していました。 においに敏感でない私でも、とても不快な環境でした。しかし、においに敏感なはずの夫は、長男のおむつを替えずに放置して平然としていたのです。 なんで、うんちは無視…!?私が「おむつにうんちしてるんじゃないの?」と夫に聞くと「そうかも」と答える夫。私が「うんちしたら、すぐにおむつを替えて」と言うと、渋々おむつ替えをしていました。「一緒にいて臭くないの?」と聞いても、「別に~」とあいまいな答え。 「鼻、いいんじゃないの?」と言うと、「まあねぇ」と適当な返事をする夫に、私はイラッとしてしまいました。なぜなら、私の家事の仕方などを批判したいときはにおいに敏感だとアピールしてくるくせに、おむつ替えが面倒だからうんちのにおいには気付かないふりをしているのではないかと思ったからです。 しばらくは長男のうんちに気付かないふりを貫いていた夫でしたが、次男も生まれ徐々におむつ替えに慣れたようで、自分からおこなってくれるようになりました。においの感じ方は人それぞれだと思いますが、夫の発言を疑ってしまった出来事でした。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:鈴木智子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月06日私は現在4歳と7歳の息子を育てています。わが家の息子たちは2人とも、2歳から3歳になるまでの間におむつが外れました。トイトレには時間がかかると聞くことが多かったので心配していましたが、息子たちはたった3日でおむつを外すことに成功。今回は長男が成功したときの体験をお話しします。作戦を考案私が息子のトイトレを始めたのは、長男、次男ともに2歳から3歳になるまでのころ。正直トイトレが面倒だと思っていた私は、なんとか短期間でスムーズにおむつを外すことができないかと考えていました。1日に何度もトイレに連れていき、失敗してはイライラし、険悪なムードになるのが嫌だったからです。 そこで私は、「おむつやトレーニングパンツをはいている安心感から、なかなかトイトレが成功しないのではないか?」と考えました。そして考えたのが、パンツもおむつもはかせない、「お尻丸出し作戦」です。 作戦実行トイトレを考え始めたのが夏ごろのこと。お尻丸出し作戦を実行するには、ちょうどいい季節でした。そこでトイトレを開始したその日から、日中息子はおむつもパンツもはかず、お尻を丸出しにした状態で過ごすことに。うんちを漏らされるのは抵抗があったので、朝食後おむつにうんちが出たのを確認してから、お尻を丸出しにしておくようにしていました。 息子も落ち着かないのか、何度か自分でおむつをはこうとしていましたが、しっかりと作戦の内容を説明すると、息子も納得。初日なので当然ですが、3回ほど床におしっこを漏らしました。ですが、脚が汚れることに息子も不快感を覚えた様子。漏らすたびに「次はトイレでしようね」と声をかけるようにしていました。 トイレ初成功トイトレ2日目、この日も日中はお尻丸出しで過ごしました。この日はおむつをはきたがることはありませんでしたが、すでに1回床にお漏らしをしていました。ですがお昼ごはんを食べたあと、なんと息子から「おしっこいく」と声を掛けてくれたのです。 私は大喜びしつつ息子をトイレに連れて行くと、初めてトイレでおしっこをすることに成功! 大げさすぎるぐらいに息子を褒めちぎりました。その日はそのあとも2回ほど、トイレでおしっこをすることに成功。息子も自信がついたようでした。 作戦成功トイトレ3日目、この日は特に気温が高かったので、朝から夕方までお尻丸出しにしておくことに。もう息子も慣れたのか、おむつをはきたがることもありませんでした。 そして、この日はなんとうんちもトイレですることに成功。 息子もおむつより、トイレのほうがお尻が汚れなくて済むということに気付いてくれた様子でした。息子は尿意を感じるたびに「おしっこいく」と伝えてくれるようになり、その日は結局、1度も漏らすことなく終えることができました。 3日間のお尻丸出し作戦を終え、4日目からは、日中は普通のパンツをはかせることに。ですが、もうトイレですることに慣れたのか、ほとんど漏らすこともなく、そのままおむつを卒業することになりました。初日と2日目は床に漏らしたおしっこの掃除が大変でしたが、予想よりもスムーズにおむつを外すことができたので、この「お尻丸出し作戦」は息子たちに合った方法だったようです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年07月06日うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
子育ては毎日がたからもの☆