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クリスマスプレゼント、今年は何を用意しようか⋯⋯と、そろそろ考え始める季節。わが家は3人の子どもがいますが、毎年サンタクロースからのプレゼントは「絵本」です。そう決めておくと、お互いに良いことがたくさんありました。 悩まなくていい!わが家の子どもたちは、「サンタクロースさんは絵本をくれる人」だと認識しています。物心つく前から、クリスマスには絵本をプレゼントすることにしていたため、自然とそう認識するようになりました。 そのため「今年は何をあげようか⋯⋯」と悩む必要がなく、お店やネットでおもちゃをリサーチしたり、子どもに何度もたずねたりしません。何をプレゼントするか考えるのも楽しみの1つだと思うのですが、子どもが3人にもなると用意するのが大変です。その手間と労力が省けるので、サンタクロース役としては助かっています。 子どもたちの興味・関心がわかる私はもともと絵本が好きなので、子どもが3歳くらいまではどの絵本をあげようか考えるのも楽しみでした。しかし、子どもが大きくなるにつれて「もうすぐクリスマスだ、今年はどの絵本をもらおうかな〜」と子どもたちが自分で考えるようになりました。 「このシリーズが欲しい」とか、「この前図書館で借りたあの本が欲しい」とか、子どものそのときの興味関心やお気に入りが伺えておもしろいです。そのため、毎年1冊は欲しがっていた絵本、もう1冊はサンタクロースおすすめの絵本、として2冊プレゼントするようにしています。 経済的で場所をとらない以前は祖父母からおもちゃのプレゼントをもらっていましたが、結局遊ぶのはほんの一時で、その後邪魔になってしまうことも多々ありました。一方、絵本であれば長く使えますし、場所をとらないので保管もしやすいです。 そして、絵本であれば1冊1,000円程度。2冊あげても2,000円程度なので、子ども3人にプレゼントしても1万円以内で済みます。その分、万が一気に入らなくてもダメージは少ないですし、きょうだい間でシェアすることも可能です。 クリスマスは毎年絵本をプレゼントしていますが、誕生日は「絵本以外でも何でもいいよ!」と、好きなものをプレゼントしてメリハリをつけています。それでも、誕生日プレゼントとして絵本をリクエストされることも多く、絵本を好きになってくれたのはサンタクロースのおかげかな⋯⋯と感じています。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年12月08日幼い子どもをママひとりでお風呂に入れている家庭もあるのではないでしょうか? ママひとりだと、自分の体をゆっくり洗う余裕もないものです。そこで、あると重宝する、おすすめ100均グッズを3つ紹介します! モコモコ泡に夢中になる! 泡立てネット 体を洗うときに使う泡立てネットは100均にもあります。ボディソープを少量つけるだけで、モコモコの泡ができあがります。泡立てネットは事前にお湯で濡らしてから泡を作りましょう。 モコモコの泡に子どもは大興奮! 子どものあごに泡をつけて髭に見立てたり、遊ぶバリエーションも広がります。子どもが遊んでいるうちにママ自身が体を洗うこともできて助かることも。ただし、子どもが泡を口に入れないように気を付けてくださいね。 お湯がすくい易い! 片手桶 100均にはコンパクトな片手桶も売られています。洗面器でも構わないのですが、片手桶のほうがお風呂のお湯をすくいやすいです。特に子どもの体を洗うとき、お湯をすくう量を加減しやすく腕にも負担がかかりません。 また、子どもが扱いやすいのもポイント。自我が芽生える月齢になると、なんでも自分でしたがりますよね。片手桶を使って、自分ひとりで体を洗う習慣にもつながります。 繰り返し遊び続ける! 象さんジョーロ わが家では、お風呂を楽しくしてくれるお風呂のおもちゃが必須です。100均にはそんなアイテムも売られていますが、わが家で一番重宝したのが「象さんジョーロ」です。 機嫌が悪かったはずの子どもも、象さんジョーロを見たとたん遊びに夢中に! 湯船に浸かるとジョーロにお湯を汲んでシャワーする、その繰り返しを飽きずに楽しんでいました。ピンクやレッド、グリーンなど、カラーバリエーションがそろうお店もありますよ。 ママの負担も大きいお風呂タイムですが、親子の大事なスキンシップ時間でもあります。少しでもラクにお風呂に入れるよう、グッズを活用するのもコツです。親子で楽しいお風呂時間が過ごせるといいですよね。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年12月06日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは。保育士の中田馨です。今年も残りわずかになりましたね。年末が近付くと気になることが「大掃除」ではないでしょうか。この時期は特に、どんどん増える子どもの物をどうすればいいかを悩んでしまうところです。 今回は、年末に向けて子どもの物を片付けるコツを話します。 子どもの衣類の片付け方法子どもの物と一言で言ってもさまざまあります。まずは衣類を見てみましょう。 衣類は処分しにくい物の1つでもあります。「初めて着た服」「初めて履いた靴下」「おばあちゃんにもらった帽子」などなど思い出がつまっているのが子どもの衣類。また、もしかすると次に生まれてくる子に使えるかも、などと考えることもあります。 そんな思いがつまった衣類を処分するタイミングは下記の3つです。・サイズアウトした・ひどい汚れがついた・着ることがほとんどない衣替えをする際、来年は着れるかを考えてみます。もし難しい場合は処分を考えましょう。処分は捨てるだけではなく、まだ着れる場合は友人に譲ったり、リサイクルしたりするという方法もあります。また、思い入れがある衣服は大切に収納しておきましょう。 子どものおもちゃの片付け方法子どもに「このおもちゃいらない?」と聞けば、きっとほとんどが「ダメ!」という返事が返ってきます。長いこと使っていないからと、子どもに内緒で処分したおもちゃを「アレはどこ?」と突然思い出すこともあります。 こっそり処分してしまうと、子どもが傷付いてしまう場合もあるので、子どもとじっくり相談しながら処分するようにします。 子どもとおもちゃの処分を相談するときのポイントは4つです。・最近使っていない(半年以上)・対象年齢を過ぎた・壊れている・付録などでもらった(それほど思い入れがない)など 「もしかするとまた遊ぶかも」と悩んだおもちゃは別の場所に片付けておき、子どもが「遊びたい」と言わなければ後日処分します。 幼稚園・保育園の作品はどうする?幼稚園や保育園で作った作品は、思い入れがあって、これまた処分しにくいものです。お気に入りの作品は、額や棚に飾ったりすることもできますが、それ以外の作品はどうすればいいでしょうか。段ボールに入れていても、そのまま何年も押し入れの中に入れっぱなしになり、見返すことはないと思います。 わが家の場合は、絵は製本して1冊にまとめたり、写真に撮って処分したりという方法をとっています。あとから見返すことができるので、子どもにもなかなか好評です。 子どもの物を増やさないコツ成長とともに増える子どもの物ですが、家の収納スペースには限りがありますので、どんどん増やすわけにはいきません。物を増やさないようにするには、第一に「物の買い方を見直すこと」です。当然のことながら、物は買えば増えます。子どものおもちゃでありがちなのが、「子どものため」と言いながら、実はママやパパが欲しくて買ってしまっている場合があります。 私の場合、車のおもちゃがそうでした。1台数百円と手軽で、ついつい集めるのが楽しくなりました。気付けば車のおもちゃで箱がいっぱいになっていたのです。おもちゃは多ければよいというわけではありません。きっとみなさんそれぞれの「物の買い方」があると思うので、それは本当に子どもに必要なものかを見直してみてください。 物を処分すると、部屋も心もスッキリして子どもも遊びやすくなります。今年は年末に向けて、子どもの物の片付けを始めてみましょう! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年12月05日年末年始のお休み期間までもう少し。旅行や帰省で飛行機を利用する家族も多いのでは?途中下車のできない飛行機では、子どもがぐずったり騒いだりしてしまうとまわりに迷惑をかけてしまいますよね。わが家では、子どもが0歳のころから、30回ほど飛行機を利用しており、最長10時間ほどのフライトを往復したこともありました。そこで、わが家が空の旅を快適に過ごすために工夫してきたことを紹介します。飛行機内での乗り物酔い、耳抜き対策着替え一式は手荷物に。離着陸時用の飲み物もわが子は、気圧の揺れや気流で機体が揺れることの多いフライトで酔うことがあります。座席の前にはエチケット用の紙袋が用意されていることがほとんどですが、口の大きいビニール袋や、普段飲んでいる酔い止めの薬があると安心できますね。また、万が一、服が汚れてしまった時でも、スーツケースの服は取り出せません。手荷物の中に着替え一式があると便利です。そして、機体が離着陸するときは、機内の気圧の変化で耳に不快感を感じることもあります。あまりに痛いと、泣いてしまう子も。それを防ぐためには、離着陸のタイミングで飲み物を飲ませる、もしくは、ストローをくわえさせるのが効果的です。赤ちゃんには哺乳瓶をくわえてもらうといいようです。少し年齢があがれば、アメをなめたり、あくびをしたりすると改善されることが多いです。乳幼児のころの私のおすすめの席最初に降りられる前側、または揺れの少ない真ん中座席の指定が可能であれば、私のおすすめは断然前側!なぜならば、最後に乗れて最初に降りられるからです。飛行機に乗っている時間は少しでも短いほうがいいと考えているパパママには、前の座席をすすめたいです。また、乗り物酔いが心配な場合は、揺れが比較的少ない真ん中あたりの座席を選びましょう。ただ、翼があり、揺れを感じることが少ない一方、エンジン音が大きく聞こえたり、翼で外の景色が見えづらいといったデメリットもあります。0歳~2歳の子どもには、バシネットという簡易ベッドのような装備を借りるのがおすすめです。ベルトサインが消えているときのみ利用できるのですが、自分たちの目の前で子どもが寝てくれると、とてもラク。また、パパやママも、足を伸ばして座ることができるのでゆったりできます。事前予約が必要のため、搭乗券を買ったらすぐにバシネットを予約するのがおすすめ。バシネット付きの座席は横に並んでいることが多いため、右隣も左隣も子ども連れの席になることもありましたよ。航空会社の規定によって、利用対象が体重や年齢、身長別に定められているので、まずは問い合わせてみてください。また、ベビーフードやキッズミール、紙おむつやおもちゃを無料で提供してくれる会社もあります。事前にホームページをチェックするのは必須です。空港内のキッズスペースを有効活用「空港で遊んで機内で寝る」のリズムをつくるわが家のおしゃべり大好きな息子のために、私がもっともする飛行機対策は、空港のキッズスペースでひたすら遊んで、機内では寝てもらうこと。成田空港も羽田空港も、ゲートをくぐった中に無料のスペースがあります。柔らかいクッションや滑り台があり、フライトの時間によってはたくさんの子ども達が遊んでいます。0歳のころからこれを繰り返していたおかげか、最近は空港に着いてキッズスペースで遊ぶと、飛行機に乗って景色を楽しんだ後は、すぐに自ら寝てくれるようになりました。子どもの生活リズムに合わせて、お昼寝時間や夜便のフライトを予約するのもアリです。モニターにも集中できない!フライト中の気分転換は?ヒモ1本でできるアレがおすすめ大人でも長く感じるフライト。集中力がまだついていない小さい子どもは、モニターや外の景色がいくらあっても、やはり同じ姿勢には飽きてしまいがちですよね。そのため、わが家はお気に入りのおもちゃや、飛行機用にと内緒で準備した新しいおもちゃをいくつか持参しています。音の鳴るおもちゃはまわりの迷惑になりやすいので、静かに遊べてかさばらないルービックキューブのようなパズルゲームや、シールブックを活用しています。そして、意外に大人も子どももハマるのが、あやとりです。ヒモを1本持って行くだけなので、荷物にならない点もおすすめです!年末年始の飛行機、家族も周りも快適に過ごせるといいですね。<文・写真:ライターゆかダコ>
2019年12月05日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 8歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。もうすぐクリスマスですね!お子さんたちにプレゼントするものは決まりましたか?親としては、買ってあげたおもちゃで、できる限り長く遊んでほしいですよね。我が家では、せっかく買ったのに遊んだのはその日だけ…なんてこと、よくあります(涙)そこで、今回は8年間育児をしてわかった、我が家の「長く遊んでくれているおもちゃBEST3」をご紹介したいと思います。うちは男の子2人なので女の子には参考にならないかもしれませんが、少しでもクリスマスのプレゼント選びの参考になれば嬉しいです!■長く遊んでくれるおもちゃ(1) 「おえかきボード」まず最初にご紹介するのはこちら、おえかきボード!遊んでくれるかなぁ? と思って買ったおえかきボードですが、まだまだ現役! お財布にも優しいお値段でここまで遊んでくれるってコスパ良すぎです(笑)今までに何度もペンが迷子になっては見つかり…を繰り返していますが、なくてもマグネットで何か描いたりと、うまく遊んでいるようです。■長く遊んでくれるおもちゃ(2) 「ブロック」2つ目はこれ!ブロック系のおもちゃです。大きいブロックは銃を作ってみたり船っぽいものを作ったり、小さいブロックは小物を使ってお店を作ったり、YouTubeを参考に装置らしきものを作ったりしています。乗り物を作って人形を乗せたり…、と幅広く遊んでいて、いまだに増えています…(笑)。難点をあげるとすれば、ブロック系はとにかく散らかること…!!(そして踏むと痛い!!) 収納場所も必要になるので、うちは大きめのおもちゃボックスにまとめて入れています。■長く遊んでくれるおもちゃ(3) 「のりもの系」そして、3つめはこれ!実際に「乗れる」というのが良いのか、いまだに乗っています。椅子代わりに乗ってテレビを見たりすることも(笑)デメリットは大きくなると遊び方が激しくなり、襖に突撃したり、ちょっとうるさいことかな…。最初は1台だけだったんですが、あまりにも取り合いになるのでもう1台増やしました。以上、我が家の「長く遊んでくれているおもちゃBEST3」でした!過去に遊んだのは数時間だけ…というおもちゃもあり、哀しい思いをしたこともあるので、今年のクリスマスプレゼントではたくさん遊んでほしいなぁ…。次男の欲しい物は、今から遊ばなくなる気配を感じますが…(笑)プレゼントのリクエストが途中変更されないことを祈りつつ…、まだ用意していないので早めに用意したいと思います~!
2019年12月05日まもなく待ちに待ったクリスマス♡クリスマスツリーやイルミネーション、クリスマスの時期は街がキラキラと輝いていてなんだかワクワクしちゃいますよね♪クリスマスは子どもたちにとって大切な日。親は子どもが本当に喜んでくれるプレゼントをあげたい!とリサーチ真っ只中なのではないでしょうか。ごっこ遊びをするようになった娘にチョイスしたのは…娘は2歳になり、「クリスマス」というものをだいぶ理解してきたよう。「サンタさんにプレゼントもらう~♡」と張り切っています!今年はいくつか娘のほしいものの中からわたしが選んで「アイスクリーム屋さん」にきめました。最近お店屋さんごっこが大好きで、よく適当なおもちゃを並べて「いらっしゃいませ~!いいものたくさんあるよ~♪」と可愛い店員さんを演じているので、ちゃんとしたお店屋さんのおもちゃを買ってあげたいと思っていたところだったのです。アイスクリーム屋さんのおもちゃはあまりたくさんの種類がないようでしたが、一目見て「これだ♡」というものに出会って即決。それが「リープフロッグ」の“スクープアンドラーン アイスクリームカート”です。「リープフロッグ」は学べるおもちゃを開発しているアメリカ生まれの英語知育玩具メーカー。アイスクリームカートはアイスクリーム屋さんごっこをしながら、味や色、数字などの英単語が楽しく学べるというもの。遊びの中で自然と英語を身に着けられるのがとっても魅力的!デザインやカラーリングも、日本のおもちゃにはないキュートさです♡blossom39ではクリスマスの無料ラッピングキャンペーンを実施中ということで、今回超特大サイズのラッピングバッグに入れて届けていただきました。娘の身長と同じくらいのサイズなので、ラッピングされた大きなプレゼントを見つけた瞬間予想通り大喜び!開けるまで少し写真撮影をさせてもらいましたが、早く開けてほしくてうずうず「あけて~!」と何度も催促してきました(笑)ラッピングを開けて、アイスクリーム屋さんの箱が見えた瞬間この表情♡「うわぁ~♡あいすくりーむやさんだ~!!!」とテンションMAXに。アイス屋さんになった娘、いろんな遊び方に大喜び♪“スクープアンドラーン アイスクリームカート”の付属品はこちら↓・アイスクリーム4種×2個・トッピング3種・コーン3個・注文カード6枚・マジカルアイスクリームスクーパーこれが、可愛いアイス屋さんのカートに乗っています。スーパーなどでわたしが押しているカートに憧れがあるようで、このカートだけでも大興奮。しかも、カートを動かすと楽しいサウンドが流れるので、こちらもワクワク。さぁ、小さなアイス屋さんのオープンです。アイス屋さんで、どんな知育遊びができるの?アイスを作る、という基本動作に付随して、いろいろな知育要素があるのが“スクープアンドラーン アイスクリームカート”のいいところ。6人のお客さんのオーダーにこたえる注文カードをレジのようなカードリーダーにさすと、6匹の動物たちがそれぞれ異なる組み合わせで注文をしてくれます。「コーンにバニラアイスをひとつのせて」とか、「ストロベリーダブル、トッピングはホイップクリームで」とか。これはもちろん全て英語です。文章で喋った後は、曲に合わせてわかりやすく単語だけで注文してくれます。娘はまだ英語がわからないので、カードの絵を見ながら同じようにアイスクリームをのせて遊んでいます。自然に英語が耳に入ってくることで、聞き取りも早くできるようになるのかな〜と期待♡初めて触れる英語なのに、しっかり注文通りに「はいどうぞ♡きをつけてトンして(座って)たべてね」と渡してきてくれます♡マジカルスクーパーでアイスクリームをすくってみると…アイスクリームをすくうと、すくったアイスの色を「green!」や「brown!」など、コーンに乗せるとアイスのフレーバー名「mint!」「chocolate!」と色やフレーバーの名前を英語で教えてくれます。娘はアイスクリームをコーンに乗せて早速「chocolate!」と英語の発音でマネをしていたので驚きました!!子どもの吸収力って本当にすごいですね。メロディーにのせて教えてくれたりもするので、唄いながら英単語を身に着けられて楽しそう♪歌がだいすきな娘にぴったりな知育玩具だなぁと思いました。なんと200種以上のフレーズを聞くことができるようです。英語で数を覚えよう!コインやポンプシロップを使って数を学習することができます。押した数を「one!two!」と英語で教えてくれたり、注文カードの裏面をカードリーダーにさすと「アイス2個は2コインください」とか「ポンプシロップを3回押してね」とか。こちらは上級編だと思うのでまだ完ぺきにはできないのですが、私が日本語に訳して言うと1~3くらいまでは数を数えながらできるようになりました。自分で好きにアレンジしてオリジナルの遊び方も♪学習しながら遊ぶのも良いのですが、子どもオリジナルの遊び方がおもしろい!普段からおままごことが大好きな娘ですが、ごっこ遊びの幅が広がった様子。「ママはどれがいい?チョコレート?チョコレートにクリームのせる?」「パパは?バニラね」「わたしはストロベリー!」と言いながらアイスを3つ並べて、「いらっしゃいませ~♪どれにしますか~?」とお店屋さんになりきり、わたしが「チョコレートとバニラに、ブルーベリーシロップかけてくださーい」と言うと、「チョコレートとバニラに、ブルーベリーシロップですね、はいどーぞ♡ありがとうございまーす、またきてね~」と完ぺきに最後まで演じ切っています。また、アイスを持ちながら、「クーイズクイズ♪なんのクイズ♪これなーんだ?」と言ってフレーバー名や色の名前を質問してきてくれたりもするので、交代でクイズをだし合って覚えたりもしています。レジのおもちゃを使って、アイスをぴっとレジに通してから「おかねくださーい」とかも言うように。スーパーなどでのママの買い物の様子をよく見ているんですね。これからも自由自在の遊び方で楽しみながら、英語や数字をすこしずつ学んでいけたらいいなぁ。プレゼントは子どもが好きなものや楽しめるもの、なおかつ発想力や知力をのばせるような、今しかない吸収力を生かせるものにしてあげたい。「リープフロッグ」は他にも“学べるおもちゃ”がたくさんあり、オススメ♪朝から晩まで開かれる娘の可愛いアイスクリーム屋さん、可愛くてタメになって、家族全員大満足のクリスマスプレゼントになりました♡
2019年12月02日ダイソーやセリアなどの100均で、輪になっていない長い状態のヘアゴムが手に入ります。これをヘアゴムとしてだけ使っているのはもったいない! 工夫次第で便利なアイテムに変身させることができるのです。私が育児で役立つと思った活用方法をご紹介します。 大きな輪にして「授乳ストラップ」に 70cmくらいのヘアゴムを2本用意し先端同士を結んで輪にします。たったこれだけで、授乳時に服をまくり上げるための「伸びる授乳ストラップ」のできあがりです! 首にヘアゴムをかけて洋服の中に入れ、下側から出てきたゴムも首にかければ、授乳時に邪魔になりがちな洋服の裾をあげておくことができます。伸びない授乳ストラップは、夏服に合わせた長さの場合、冬服のような厚い服を着ているときに使うと窮屈に感じたり、短くて使えないことがありました。逆に、冬服に合わせた長さのものを夏服を着ているときに使うと、長すぎてストラップの意味がなくなっていたのです。でもヘアゴムで作った授乳ストラップは適度に伸びてくれるおかげで、1本あれば通年使うことができました。 おもちゃに付けて落下防止 30cm程のヘアゴムを一本用意し、両端に輪を作ります。片方の輪は、赤ちゃんの手首に付けてちょうどよい大きさにします。もう片方は、おもちゃに装着できる大きさにします。これで「おもちゃの落下防止ストラップ」の完成!安全面を考え、輪同士の間の長さをなるべく短くして他のところに引っかからないように工夫しました。また、直径5mm程度の太めのゴムを使い、赤ちゃんの力では簡単に伸ばせないように気を付けるのもポイント。そして必ず大人が見ているときだけ使用することしました。わが家の娘が生後10カ月くらいのときは、これを手首に付けて手をふりふりするのが楽しそうでしたし、落下防止にもなり、一石二鳥だったと思います。 輪にしたものをかばんに常備! 私は、長いヘアゴムで適当に輪を作ったものをいくつかかばんのポケットに忍ばせていました。ヘアゴムとして使用するのはもちろん、ストールを抱っこひもやベビーカー、スーパーのカートに固定するために使ったり、かばんの中にそのまま入れておくとぐちゃぐちゃになってしまうタオルやハンカチをまとめたり、おむつ替えのとき、汚れ防止のために自分の袖をめくって留めておいたり……。いくつか常備していると、何かと便利なアイテムだと思います。 100均で手に入れられる長いヘアゴムは、いろいろなことに使えて、かさばらず、なくしてしまっても手に入りやすい、とても便利なアイテムだと思います。著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2019年12月02日出産前は意識していませんでしたが、子どもは急な発熱やケガなどのトラブルがつきものです。そんなもしものときに慌てずに対処できるように、私がおこなった緊急連絡先の洗い出しや小児科のリサーチなど、役立った3つのことをお伝えします。 近所の小児科をリサーチしておく私がまず出産前におこなったのは、近所の小児科のリサーチでした。Googleマップで小児科を探して、一軒ずつ口コミや行き方を調べました。診察時間や、予約の方法がネット予約なのか直接行かないといけないかなど、いろいろ調べることができます。ストリートビューの機能を使って、実際に子どもを連れて行く道順を確認したりもできるので、いざ子どもを連れて行くとき、道に迷ったり予約方法を探したりする手間が省けました。他にも休日診療の小児科を確認したり、かかりつけにする予定の病院が休みだったときのために、他の病院は何曜日休みなのかもチェックしておきました。 救急車を呼ぶときの手順を確認呼ぶ機会がないことを願いますが、救急車の呼び方も調べました。特に1歳未満は高熱や熱性けいれんなどで、状況によっては救急車を呼ぶ必要があると知りました。そこで、救急車を呼んだときに聞かれる内容や持ち物(保険証、医療証、お薬手帳、母子健康手帳、おむつなど)をリストにして冷蔵庫の目立つ場所に貼りました。さらに、いざとなったときにパニックになる自信があった私は、読み上げる用に家の住所と電話番号も一緒に書いておきました。実際、長男が2歳のときに救急車を呼ぶことになり、このリストは本当に役に立つことになったのです。 夜間救急やサイトも登録子どもが深夜に熱を出したときなどに、対処法を相談できるサイト「こどもの救急」も事前に調べブックマークしておきました。その他にも、こども医療でんわ相談(#8000)や、住んでいる場所での夜間休日救急の問い合わせ先(電話番号・住所)もスマホに登録しておきました。地域のこういった情報は、市のホームページなどから簡単に調べることができます。また、わが家には当時、自転車も車もなかったので、移動手段としてタクシー会社も調べて登録しておきました。 お伝えしたリサーチがわが家では大いに役立ちました。特に近所の小児科は病気やケガだけではなく、予防接種などで長く通うため、時間に比較的余裕のある産前にじっくりと調べることができてよかったです。 著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2019年12月01日やけどは赤ちゃんに多いケガの1つです。私は娘が生後3カ月のときに、スープをこぼしてやけどをさせてしまい、とても後悔しています。「こども医療でんわ相談(#8000)」に電話して、対処したことを詳しく紹介します。 ランチ中にスープでやけど当時、生後3カ月だった娘は、床やベッドに寝かせると泣いてしまうので、常に抱っこをしていました。平日はワンオペ育児で、食事中に娘の面倒を見てくれる人はいない状態。そこで、私があぐらをかいてその上にのせると静かだったので、寝返りもまだ打たないし大丈夫だろうと思い、その状態でよく食事を摂っていました。いつもどおりあぐらの上に娘をのせてランチをしていたところ、手が滑ってスープが娘の足にかかってしまい……。一瞬頭の中が真っ白になりました。 「こども医療でんわ相談」へ電話「まずは冷やさないと」と思い、泣いている娘をお風呂に連れて行き、冷水のシャワーを浴びせました。冷たいのか、シャワーを浴びるとより一層、泣いている声が大きくなるばかり……。一通り冷やしたあとに、「こども医療でんわ相談(#8000)」に電話して、今の状態を説明し、どうしたらよいのか聞きました。すると、水ぶくれを破かないように冷やして皮膚科を受診するように言われ、急いで皮膚科へ。どんどん大きくなる娘の泣き声を聞くと、とても不安になりましたが、電話をして状況を説明することで、客観的にみることができて少し冷静になれました。また、専門の方の対処方法を聞いて、どうしたら良いのかわかり、少し安心できました。 やけどさせたことを後悔幸い娘のやけどはひどいものではなく、皮膚科で処方してもらった薬が効いたのか、やけどの痕は残っていません。娘が近くにいる状態で、熱いスープを飲んだことをとても後悔しました。気をつけているつもりでも、毎日の繰り返しで、「まあ大丈夫だろう」と思ってしまった自分を責めました。それからは、まず娘が近くにいるときはやけどしそうな熱いものは食べない、どうしても熱いものを扱わないといけないときは、ヘビーベッドや安全なところに娘を待機させることを決意。 娘に初めてケガをさせてしまって、申し訳ない気持ちで胸がいっぱいに。やけどをしたときはどうしたらよいのか分からず不安でしたが、「こども医療でんわ相談」に相談し、専門家の意見を聞き正しい対処がわかったので安心して行動にうつせました。今後も何かあった場合には相談しようと思います。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:北沢ゆき0歳の娘を育てる1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2019年11月27日妊娠中に赤ちゃんグッズを手作りするママもいらっしゃると思いますが、私もその1人でした。とはいえ手芸をちゃんと習ったことはなく、趣味というわけでもなかったので、手づくり布おもちゃの本を見ながら簡単なものに挑戦しました。そのなかから、わが子が気に入ってくれたものをご紹介します。 動物ガラガラ 馬やキリンといった、首の長い動物をイメージしたガラガラです。作り方はいたってシンプル。 ①作りたい動物の形に布を切って、中表にして縫い合わせます。耳や角をつけたい場合はリボンを2本用意して、中表にした布地に挟み、頭の部分と一緒に縫い込みます。 ②少し縫い残してそこから表に返し、綿とプラスチックの鈴を入れ、縫い残しを閉じます。 ③最後に、目と鼻を刺しゅう糸で縫いつければ完成。 このおもちゃは月齢の低い赤ちゃんでも持ちやすくて、振ると音が鳴るので、わが子は特別お気に入りでした。生後5カ月くらいから遊んでいたと思います。 小さなパーツは取れて誤飲してしまわないように、特に気をつけてしっかりと縫いつけました。本では「耳のリボン部分をしゃぶって遊ぶ」と書いてありましたが、実際は耳どころか顔でも頭でもどこでもしゃぶるので、見た目にこだわらなければわざわざつけなくてもいいかなと思いました。 ドーナツガラガラ こちらも動物ガラガラと同じで、ドーナツの形に切り抜いた布を中表にして途中まで縫い、表に返したら綿とプラスチックの鈴を入れ、残りを縫うだけ。 輪になっているので、ひもを通してベビーカーに結びつけたりチャイルドシートに吊るしたりできます。赤ちゃんは持つ力が弱くてすぐに落としてしまうので、ひもを通せる穴があるのは便利でした。 家には中途半端に余った布がたくさんあったので、パッチワークのようにつぎはぎにしました。わざわざ新しい布を買わずに済み、かわいくできたので気に入っています。 材料選びも楽しい もっと裁縫がじょうずだったら洋服などの大物に挑戦してみたいと思ったのですが、自分の性格的にもすぐに完成するものがよかったので、小さな布おもちゃを選びました。 布おもちゃの良さは、すぐにできあがることと、既製品を買うよりも費用がかからないことだと思います。手芸屋さんに行くと30cm×30cmくらいの端切れが1枚100~300円くらいで売っているので、そこから柄を選ぶのも楽しかったです。 赤ちゃんのことを考えながら布を選んだり、ひと針ひと針縫ったりするのはとても楽しいですし、何より実際に遊んでくれるととてもうれしいです。わが子はねんねのときに、この布おもちゃを両手で顔の前にもってきて遊ぶのが好きでしたが、柔らかいので落としても安心でした。「赤ちゃんのとき、お母さんの手作りおもちゃで遊んでいたんだよ」と見せると、今は小学生の子どももうれしそうにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。動物ガラガラ・ドーナツガラガラで遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年11月23日わが家ではご飯のお供に「味付け海苔」を常備しています。忙しい朝に大助かり。そんな味付け海苔が入っている容器ですが、わが家ではいろいろなところで活躍しています。今日は、海苔の空容器の再利用アイデアをご紹介します。 子どものおもちゃ、宝物入れに! 海苔の空容器は透明で中身が見えるので、何が入っているのか一目瞭然。わが家では子どものおもちゃ入れにしています。メダルやブロック、アクセサリーなど、種類別に収納することができるので見た目もスッキリ。 また「宝物入れにしてね」と言って、子どもに手渡すこともあります。一番大切にしたい物を容器に入れる姿が愛らしかったです。容器にシールを貼るなど、デコってもかわいいです。 綿棒などの衛生用品入れに! 綿棒やベビーオイル、コットンなどのケースに使うのもおすすめです。毎日使う衛生用品があちらこちらに散らばっているより、一カ所にまとめておくほうが紛失の心配もありません。わが家ではよく使用する寝室に置いていました。 夫に赤ちゃんのケアをお願いするとき、「あれどこ?」と聞かれることもなし。海苔の空容器って便利だなと思いました。誰が見てもわかりやすい収納が実現できる海苔の空容器。捨てるのはもったいないです。 大きめの空容器ならキッチングッズ入れに! 大きめの空容器ならお菓子やかつお節などの乾物入れにするのはもちろん、キッチングッズ入れにしても便利です。たとえばお弁当づくりに使うバランや仕切り、おにぎりケースなど置き場所が定まらずにゴチャゴチャしていた小物類も空容器で解決です。大きめだと案外入るので収納力も抜群です! また、容器を横置きにして収納する場合、フタに何が入っているかラベルを貼っておくとわかりやすいと思います。 何気なく捨てている空容器。アイデア次第でこんなにお仕事してくれます。わが家では毎回同じ海苔を購入しているので、同サイズが自然とたまっています。大きさが同じだと並べて収納しやすいので助かっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年11月18日出産のお祝いにSassyのおむつケーキを頂いたのですが、まず見た目のかわいさからテンションが上がってしまいました。付属品として「リストラトル」「歯がため」「ビタット」が入っていたのですが、どれもかわいくて機能的。これは本当にもらってうれしかったです! ライオンがついた「リストラトル」 まだラトルを握れない月齢でも大丈夫な「リストラトル」。マジックテープも柔らかい素材で作られているので、赤ちゃんの肌に触れても安心なところがうれしいです。 生後5カ月の息子はカラフルな色合いに惹かれるのか、装着するといつもラトルを凝視しています。そしてたまに口に持っていっては、ラトルをハミハミしています。手をバタバタさせたときに鳴る、やさしい音色もお気に入りポイントです。 ハチがモチーフの「歯がため」 ハチの羽の部分がそれぞれ異なるデザイン&質感なので、いろいろな感触を楽しめるようになっています。この歯がためのスゴイと思ったポイントは、羽の一部分に水が入っていて、冷蔵庫で冷やすと、歯のはえ始めの歯茎のむず痒さを和らげる効果があるのだそうです。 少し重みがあるため、生後5カ月の息子はまだ長い時間持っていることができませんが、もう少ししたら持てるようになるかな? Sassyデザインの「ビタット」 おしり拭きのフタでおなじみの「ビタット」。すでに自分で購入したものを3個持っているのですが、それでもあると助かります。家用、外出用、上の子の保育園用で使っているのですが、いずれ末っ子が入園したらもう1つ必要に……。 他にもいろいろなウエットシートに使えるので、正直いくつあってもうれしい品物です。今回もらったSassyデザインの「ビタット」は、末っ子の保育園用に持たせてあげようと、未開封のまま保管してあります! 淡い色が好きな私は、今までSassyシリーズに手を出したことがありませんでした。でも今回、実際に商品を使ってみてSassyシリーズが大好きになりました。何より、Sassyのラトルを持っている赤ちゃんの姿がかわいいんです!! 私も機会があれば、誰かの出産のお祝いに贈りたいと思っています。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年11月16日こんにちは、保育士の中田馨です。1歳を過ぎたころから増えてくる子どもの行動のひとつが「噛みつき」です。保育園のお迎えに行ったときに先生から「今日、お友だちを噛んでしまいました」と報告を受け、「どうして噛むの? どうしたらいい?」と、落ち込んでしまうママもいると思います。 今日は、子どもが保育園でお友だちを噛んだときにどうすればいいかを話します。 どうして噛んでしまうの?そもそも、どうしてお友だちを噛んでしまうのでしょうか。1歳過ぎたころから、お友だちをたたく、ひっかく、噛むという行動が見られます。子どもは力加減がわかりませんので、大人が「たたいている」と思っていることも、自分では「触っている」と思っていることがあります。「噛む」も最初は、ママへの愛情表現のひとつの甘噛みだったこともあるのではないでしょうか。また、1歳半~2歳ごろになると、気持ちが先走って噛んでしまうこともあります。このころの子どもは、言葉で自分の気持ちを伝えることができません。たたいたり、噛んだりすることで「イヤなの!」という気持ちを表現していることもあります。 保育士がどのような対応をしているか聞いてみる子どもがお友だちに噛みついてしまうということは、実は保育園ではよくあることです。一度でも噛む、噛もうとする行動をしている子どもがいたら、お友だちとかかわるときに保育士がそばで見守るようにしています。子どもがどんなときに噛むかはだいたい予想がつくので、9割以上を未遂で止めています。とはいえ、保育士もすべてを完全に止められるわけではありません。もし、お友だちを噛んでしまったとき、噛んだ子には子どもの目線に行き、目を見て「噛んだら痛い」「噛んだらダメ」ということをその場で伝えています。そして、噛んだ子にも理由があることが多いので「おもちゃを取られて嫌だったんだね」など、気持ちに共感し、「次は『やめて』が言えるといいね」と言います。 噛まなかったけれど噛もうとした場面では、「〇〇ちゃんの持っている、コレが欲しかったのね。〇〇ちゃんが遊び終わってからかりようね」と声かけをします。保育士が子どもたちの仲立ちになり、気持ちを言葉で代弁したり、トラブルがないときに物の貸し借りを遊びを通して実践してみたりします。それを繰り返し何度もおこなっています。 お家でママができること噛むという行動が見られる時期は「お友だちとのかかわりを教えるチャンス」ととらえましょう。もし、お家で家族を噛んだら、子どもの目を見て冷静に「噛んだら痛い」と伝えることです。このとき、例え愛情表現の甘噛みであっても家族が「イタタタタ~!」と笑顔を見せたり、ものすごく怒るなど大きなリアクションを取ったりしてしまうと「噛んだらママが反応してくれる」と思ってしまう子もいます。 特に笑ってしまうと、遊びの一環として子ども自身が笑って噛んでくることもありますので、噛んでほしくないなら「笑わない」ことが大事です。噛んだらその都度やめさせる。これを繰り返すことが大切です。 いつになったら噛まなくなる?多くの噛みつきがお友だちとの物の貸し借りのときに起こるので、子どもの年齢ごとの発達と一緒に見てみます。 1歳はお友だち同士の物の貸し借りはできません。目の前にあるおもちゃに執着するのでお友だちが使っていても取ろうとします。そんな場面で噛みつきが起こります。2歳になると大人の仲立ちがあれば、おもちゃの貸し借りができるようになりますが、自己主張が激しくなるので言葉でうまく伝えられず気持ちが先走り、噛んでしまうことがあります。 3歳ごろは、落ち着いた状況であれば、言葉で自分の気持ちを伝えることができるようになります。順番を守ることなどは、その場はできてもまた忘れるのでくり返し教えます。4歳ごろになると、良いことと悪いことの区別ができるようになり社会性が出てきます。 保育園で子どもたちを見ていると、3歳ごろになり、言葉で少しずつ気持ちが伝えられるようになると噛むことも少なくなってきます。 噛むと手や腕に歯型がついて痛々しく、噛んだ側も噛まれた側もつらい思いをします。噛んでしまった相手のお友だちや親には、会ったときに「先日は噛んでしまい、ごめんなさい」という気持ちを一声かけることでお互いのモヤモヤが少なくなります。そして、噛む・たたく・ひっかくなどの子どもの行動は、発達段階でよくあることと捉えつつ、「噛んだら痛い」ということを繰り返し子どもに伝えていきましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年11月07日こんにちは、保育士の中田馨です。2~3歳になると他人への興味関心が高まり、お友だちとも遊ぶようになってきます。そのため、よくおもちゃの取り合いにもなります。私の保育所では今、2歳前~3歳前半の子がいますので、毎日毎日おもちゃを取ったり取られたりが勃発しています。 今回はお友だちとおもちゃの取り合いがあった場合、親はどう介入すればいいかを話します。 なぜ子どもはおもちゃを取り合うの? 子どもの様子を見ていると、お友だちから取ったおもちゃをすぐにポイっと置いて、別のおもちゃで遊び出す姿を見ることがあります。2~3歳ごろの子どもたちは、お友だちへの興味を持ち、だんだん一緒に遊べるようにはなってきますが、まだ自分で「かして」「どうぞ」ができない時期です。「かして」と言いながら、もうすでに手にお友だちのおもちゃを握っている、そんな感じです。 また、自己主張が強くなってくる時期でもあります。自分のものという所有欲が出てきます。「遊びたい」と興味を持ったら、そのおもちゃをとにかく手に取りたいのです。手に取ってみて、別のおもちゃが気になったら次に行く。まだこの時期は、それが当たり前と思いましょう。 「かして」「どうぞ」のやり取りを覚えよう友だち同士でのやり取りはうまくいかないことが多いので、大人が仲立ちしながら、お友だちとのやり取りを学ぶことをスタートします。 まずは、ママと子どもが生活や遊びの中で「かして」「どうぞ」のやり取りをしましょう。練習をしたからと言って、子どもたち同士で物の貸し借りが上手にできるとは限りません。「かして」と言われた子も、今遊んでいるおもちゃをすぐに「ハイ、どうぞ」はできないことが多いでしょう。 大人に置き換えてみてください。今読みかけの本を、横から友人に「それおもしろそうだね、今すぐかして」と言われてすぐにはかせませんね。子どもがすぐに「どうぞ」と言えなくても当然なのです。「うちの子、どうぞって渡せないけど大丈夫かしら?」と心配する必要はありません。 取り合いになったら親はどうすればいい?おもちゃの取り合いがあって、かしてもらえなかったときは「順番」を待つことを教えます。貸してもらえなかった子には、「〇〇ちゃんが遊んでいるから、次にかりようね」と言い、遊んでいる子には「遊び終わったら、次かしてね」と伝えます。 順番を待つことはなかなか忍耐力がいることですが、少しずつ我慢ができる年齢になってくるので、何度も繰り返し伝えていきましょう。遊んでいる子も「次かしてね」と言われているのでお友だちが待っていることは意識しています。しばらく遊んだら「ハイどうぞ」と渡してくれるようになってきます。 取り合いが起こった直後は、それぞれがヒートアップしていますので、大人が「かしなさい!」などと言っても伝わりません。いったんママが仲立ちして、欲しい子には「欲しかったね」、今遊んでいる子には「楽しく遊んでるもんね」とそれぞれの気持ちに共感します。そして落ち着いたところで、それぞれの子に伝えてみましょう。 お友だちをたたいたり噛んだりしたときは?子ども同士のおもちゃの取り合いで、ありがちなのが「たたく」「噛む」といった行動をしてしまうことです。このころの子どもは、まだ言葉で自分の気持ちをうまく伝えることができません。思い通りにいかないと、とっさに手や口が出てしまうのです。 自分の子どもがお友だちをたたいたり噛んだりしてしまったときは、相手の子どもやママにどう対応すればいいでしょうか。たたいたり噛んだりしたのを見たら、すぐに止め「おもちゃがほしかったんだね。でも、たたいたら痛いよ!」ということを簡単な言葉で伝えます。そして、相手の親子にもその場ですぐに謝ります。 2~3歳の子どものおもちゃの取り合いは、後々の社会性につながってきます。親ができることは、子どもがケガをしないように見守り、気持ちを代弁して言葉で伝える手助けをすることです。「今、人間関係や人との距離感、我慢することをものすごく学んでいるんだ!」と思って、温かく見守ってあげましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年11月06日子ども用包丁を買うきっかけお米を研いだり、野菜や果物の皮むきをしたり、漬物を漬けたり、炒め物をしたり…。息子は0歳のころから私がキッチンにいると、すべてを興味深く、そして楽しそうに見つめていました。そんな彼が、包丁やまな板に興味を持ち出したのは自然な流れでした。はじめはテーブルナイフを使って、バナナや豆腐を切らせていましたが、ふと、対象年齢3歳頃からの子ども用包丁のことを思い出しました。息子に包丁のことを話すと、「絶対ほしい!やってみたい!」と即答。わが家で包丁を使うときのルールとして決めたのは…・自分にも、人にも、包丁を向けない・包丁はママかパパと一緒のときだけ使うこの2つでした。このほかに「刃物は危ない」ことをハサミやテーブルナイフを使うときから常々言い聞かせていました。そして、ついに自分用の包丁が自宅に届くと、もう大興奮でした。子ども用包丁の特徴は…わが家で購入した包丁は、上級、中級、初級と3段階に分かれている商品で、上級用を購入しました。初級はギザギザのない丸刃で、中級はギザ刃がついており、上級は本格刃できちんと切れる仕様になっていました。購入前に、テーブルナイフでステーキ肉を切っていたので、中級用では物足りないかな?と思い、上級用を購入しました。刃物メーカーの商品で、とてもよく切れます。素材:ステンレスサイズ:縦21.9センチ横4.2センチ幅1.5センチ重さ:59g持ち手:パンダのイラスト付き持ち手が子どもの手の大きさにちょうど良く、しっかりと握れていました。基本的な教え方はシンプル。でも「できない」ことにイライラも…子ども用包丁を使い始めた時の息子は3歳9か月。基本的なルールを守れるようになっていたので、包丁を使うには早すぎるといったことはなかったようです。包丁の使い方は、1.私のやり方を見せる2.自分でやらせる3.問題点を修正するこの3工程をひたすら繰り返しました。今まで私が包丁を使っているのを見たり、自分でもテーブルナイフを使っていたので、言葉で説明するより飲み込みが早かったです。私は園で管理栄養士として勤務しており、まったく包丁を握ったことのない子どもに教える場合も、「添え手の親指を中に入れて、グーに握る」ことは初めに伝えます。その後、切り方は実践して見せると理解が早いです。言葉で説明をしている間に飽きてしまう子どももいますが、実演は興味をもって見てくれます。ただ、園では初めに包丁によく似たおもちゃから始めています。おもちゃで野菜を切ってもらい、見ていて危険を感じれば修正する…この工程を何度か繰り返し、実際の包丁を持ってもらうようにしています。また、わが子は思ったようなスピードで切れないことにイライラしていたことがありました。初めての子ども用包丁はとても握りやすそうでよかったのですが、息子は「包丁が変わればママと同じスピードで切れる」と思っていたようです。スピード感だけを真似しようと、添え手をせず、利き手のみで「トントントントン…!」と、包丁を素早く動かしたときは本当に怖かったです。包丁を使うときは必ず大人が後ろにつくようにしていたので、ケガはありませんでした。包丁を使ったことで意外な成長が包丁に慣れてくるにつれ、切り方にも興味がでてきました。まずは「みじん切り」「いちょう切り」「千切り」といった言葉を覚えました。そして「縦に切ったらどうなるか」「横に切ったらどうなるか」といった立体の図形を想像する力が鍛えられてきました。ドリルやパズルをするときに、この力が発揮されているように感じます。子ども用の包丁とひと口に言っても、切れ具合や素材、持ち手のデザイン等は様々です。目的や発達に合わせて選ぶのがおすすめです。「子どもが興味を持ち始めたときが初めどき」とよく言われますよね。安全に気をつけて、子ども用包丁を使って一緒に料理を楽しむのはいかがでしょうか。<文・写真:ライターゆかダコ>
2019年11月06日私は保育士として働いていた時代、たくさんの子どもたちと接してきました。その中で、日々子どもの気持ちを読みとり、寄り添う経験をしてきました。しかし、わが子を育てていて感じるのは、子どもは大人が考えている以上に複雑で、いろいろなこと考えているのだということ。今回は、毎日ルンルンでこども園に通い始めた娘が、登園拒否で大泣きをするようになったときの思いもよらない理由についてお話しします。しっかり者でママと離れても平気入園前から娘は「しっかりしてるね」と言われることが多いタイプでした。3歳年上のお兄ちゃんの影響もあって、「ママと離れて遊ぶ」ことにあこがれがあり、お兄ちゃんと一緒に友達の家や実家に、ママなしでいくことも平気。むしろ「お兄ちゃんと同じ」がうれしいようでした。入園前にこども園のプレに通っていたのですが、その時も先生と一緒に何かをすることがうれしくて、「ママ、バイバイ!」と笑顔で私から離れて活動を楽しんでいました。他の子が戸惑ったり、泣いてしまうことがある中、娘は1度も泣かずに園の活動に参加しました。入園式の日は、緊張しながらも先生の話を一生懸命に聞き、まわりの泣いている子を心配するほどの余裕があり、頼もしさを感じるほど。入園してからしばらくは慣らし保育で降園時間が早く、迎えに行くと「もっと遊びたかったのに!」と私に怒るくらいに、こども園が大好きになりました。ある日、登園を嫌がり泣くように入園から1か月過ぎた頃、娘が登園をイヤがり泣くようになりました。わが家では、寝る前やお風呂の時間「今日はこども園どうだった?」と聞いています。帰ってすぐは園のことを話してくれなくても、ゆったりした時間に、ふと園での出来事を思い出して話してくれることが多いためです。ある日の寝かしつけの時間、娘といつものように話をしていると、「男の子に叩かれたの」と言いだしました。私は「それはイヤだったね、それでどうしたの?」と聞きました。すると「やめてって言ったけどやめてくれなかった」とのこと。先生には伝えていないとのことだったので、「そっか、園でイヤなことがあったら先生に言ったり、泣いていいんだよ」と伝えました。娘は「泣いてもいいの?」と聞き返してきたので、「うん、泣いたっていいんだよ」と念をおして伝えました。その翌日、娘は登園を少しイヤがり、さらにその翌日からは、毎日のように保育室の入口で私にしがみついて大泣きするようになりました。男の子に叩かれたことが影響しているのかと思い、先生に聞いてみましたが、ケンカになっていることはほとんどないとのこと。娘が叩かれたという男の子は、先生から見ても私から見ても、とても穏やかな子で、1度ケンカになったことはあるとしても、登園をイヤがる原因には思えませんでした。娘が泣くようになった理由それでも、相変わらず園の支度は進んで自分でして、機嫌よく園に向かうのですが、保育室の入口に着くとスイッチが入ったように表情を曇らせ泣く娘。不思議に思っていたある日、娘が1番仲良しの友達と登園時間が一緒になりました。すると娘が友達に「今日も泣く?」と小さな声で聞いていたのです。そこで気づいたのですが、泣くようになった理由はなんと「友達のマネ」だったのです。その友達は娘と同じくお兄ちゃんがいて活発な女の子で、入園後すぐに仲良くなりました。似ているようで違う所は、娘は「しっかり者でいたい」という思いが強くいつも背伸びしてしまうタイプ。それに対し友達は、素直で子どもらしい面がありました。入園当初から朝はママと離れたくないと泣き、先生にだっこ、日中はケロッとして笑顔いっぱいに遊んでいました。そんな友達が朝泣く姿を、娘はうらやましく感じていたのかもしれません。そんな時私が「園で泣いてもいい」と言ったので、「マネしてみよう」と思ったのだと思います。「泣いてしまう」というよりは「泣くと決めた」娘。大粒の涙で泣けるところにわが娘ながら女優魂を感じます(笑)。遠足などの行事の前日は友達と二人で「明日の朝は泣かないようにしようね」と約束をしていました。私は娘のその状況を先生にも相談して、あたたかく見守ることにしたのです。朝の大泣きは大切な成長過程朝、大泣きしてスムーズに登園できなくなり、大変になった反面、うれしい変化がありました。それは、娘が「ママやって」と素直に言えるようになったこと。それまではお兄ちゃんやその友達のように、なんでも自分でしなきゃという思いが強すぎて、難しいことでも私が手を貸すと怒っていました。結局1人ではうまくいかずいつもイライラしていて、それを見るたび、もどかしさを感じていました。しかしそれが減り、困った時には素直に助けを求めるように。がんばりやの娘だからこそ、これからの園生活でも、「一人でできる」ことだけがいいことではなく、友達と協力したり、時には頼ったりする事ができるようになってほしいと思います。また、「ママと離れたくないな」と言葉にするようになり、帰ってきたらヒザに乗ったり、なんでも「見て見て」と言ったり、甘えることが増えました。そのおかげか以前より、穏やかになり、癇癪(かんしゃく)を起すことがなくなりました。小さなうちに思いっきり甘えることは、どの子にも必要な経験だと思います。一見、友達のマネをして大泣きするようになったことは、よくないことに感じますが、娘にとっては「素直に気持ちを表す」ことを身につけるきっかけになり、大切な成長過程だったのだと感じています。子どもが成長していくときの過程や変化は千差万別。これからもそのときどきの子どもの様子をしっかり見守りながら、受けとめていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2019年11月05日2歳ごろから始まるイヤイヤ期。この時期から多くのお子さんが自分の要求を通すためや、思い通りにいかないことにイライラして癇癪を起こし始めます。スーパーで欲しいものを買ってもらえないと大声で泣いたり、うまくおもちゃを動かせなくて物を投げたり……。 このような状況になったとき、親としてはどういった態度をとればいいのでしょうか。 【NGその1】怒鳴る・抑えつける子どもが癇癪を起こした際、ついつい「コラッ!」と怒鳴ってしまう人も多いでしょう。 これはNGなやり方の一つです。子どもは、自分に湧き上がる感情に戸惑い、どうしていいかわからなくなっています。それを言葉や態度で抑えつけられてしまうと、感情の逃げ場を失い、さらに泣き叫んだり暴れたりすることにつながります。実際、怒鳴って静かに落ち着いてくれることは稀ではないでしょうか。子どもが泣きわめいたり物を投げたりしたら、まずは優しく「どうしたの?」「何が嫌なの?」と子どもの気持ちを聞いてあげましょう。そして、子どもが落ち着くのを待ちましよう。落ち着いたら、「嫌だったんだね」「○○したかったのね」「イライラしちゃったのね」と優しく共感を示してあげてください。3歳過ぎになって、一緒に考えることができるようになったら、「今度は泣かないで、どうしたらいいと思う?」と一緒に考えるのがおすすめです。 【NGその2】その都度態度が変わる時間があるときや家の中にいるときにはママにも余裕があるので、優しく接することができたとしても、忙しいときや外出先で大声でわめかれると余裕がなくなってしまうことも多いと思います。そのため、ついつい怒鳴ったり、泣き止まさせるために欲しいと言ったおもちゃを買ってあげたりしてしまうこともあるかと思いますが、これもNG。癇癪を起こしておもちゃを買ってもらえたら、子どもにとってはしめたもの。次もおもちゃが欲しいときに癇癪を起こせばよいと思ってしまいます。また癇癪を起こしてしまった際、ママが怒鳴る場合と優しい場合があると、子どもが安心して癇癪を起こせる場がなくなってしまいます。安心して癇癪を起こすことを続けることで、やってはいけないこととして、子どもが理解できるようになります。 【NGその3】できたことを認めない前回は気に入らないことがあっておもちゃを投げてしまったけれど、今回はぐっと我慢している我が子を見たら、しっかりできたことを認めてあげてください。認めてあげることで、子どもは何をすべきかを学び、また自分はできるんだ、という自己肯定感を育むこともできます。ママがちゃんと見ていてくれているという安心感も感じることができます。 癇癪を起こしたときは怒るのに、癇癪を起こさなかったときは知らん顔、というのは避けましょう。癇癪は子どもの成長の過程にあるものです。癇癪を通して自分の感情とどう向き合うべきかを少しずつ学んでいます。癇癪を起こしている子どもを見たら、「お! 成長するために、自分の感情と戦っているな! がんばれ!」と見守ってあげてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年11月03日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、2歳になった子どもにおもちゃを買ってあげたいと思ったときの悩みについてお届けします。子どもが2歳になり、自分の意思がはっきり出てきて、いろいろなお話もできるようになりました。おもちゃの好みも出てきたようで、最近はトーマスにはまっています。 買ってあげたおもちゃで子どもが喜んで遊ぶ姿は、本当にこちらまでうれしくなりますね。そんな姿を見るために、仕事の休憩中などにおもちゃ売り場に足を運び、喜びそうなおもちゃを探すことも少なくありません。しかし、親として物を与え続けるのは教育に悪いのではないか?と心のどこかで考えてしまい、できるだけ短いスパンで新しいおもちゃを買わないように、と我慢する日々……。買ってやりたい愛情と、我慢を覚えさせなきゃならない愛情と、子育ての厳しさを実感しております。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2019年11月01日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは、保育士の中田馨です。保育所では、公園に行くときに1人の保育士が2~3人の子どもを担当します。赤ちゃんがよちよち歩きくらいのときはまだ少し余裕がありますが、幼児になり走ることができるようになったら、急に走り出すことがあるので大変! どちらを追いかけようかと焦ってしまいます。 今回は、年子や双子の赤ちゃんの公園遊びがラクになるコツを紹介します。 行先の公園と移動経路を調べておく赤ちゃんを2人連れていくときの第一条件は安全であること。まずは、赤ちゃん2人を連れていくのに安全な公園かを確認します。 例えば、こんな公園が理想的です。・出入り口が1つ(複数ある場合は出入り口の位置が近い)・車道に出にくい・遊具が年齢に合っている・ママが公園内を見渡せる ママが公園内を見渡せる範囲で赤ちゃんが遊べる公園が安全です。遊具のトンネルや木々の茂みなどは、赤ちゃんにとってはとても楽しい環境なのですが、姿が見えなくなって安全確認ができにくくなるという欠点があります。また、行く公園が決まったら、公園に行くまでの移動経路が安全かなども調べておきましょう。 年齢に合わせた移動手段公園までは、子どもの年齢に合わせた移動手段を取りましょう。年齢が高くなり、自転車の前後ろに乗れるようになれば自転車での移動がラクですが、それまではベビーカーや抱っこを併用しながらの移動になると思います。 公園へ行く時間が短時間とはいえ、どちらかがグズグズ言い出したときのために、抱っこ紐(おんぶ紐)を持っていると便利です。 よちよち歩きのとき体力がついてきて、おうち遊びだけでは物足りなくなってくる1歳半ごろは、歩くのが楽しい時期でもあります。「自分の力で歩くんだから!」とママの手を払いのけて、自分の好きなところに歩く姿が見られるようになります。好きなように歩く赤ちゃんが2人いたら、ママはそれぞれを追いかけて連れ戻しを繰り返して大変です。こんなときは、ボールや砂遊びセットを持って出かけてみましょう。ボールがあると、ひとつのボールを3人で追いかけて遊べます。たくさん歩きますので、赤ちゃんも満足します。また、移動せずに落ち着いて遊ぶには砂遊びが最適。スコップやコップなどを持っていきます。水道があると、砂を湿らせることができるので遊びが広がります。 どちらかがぐずったときは、おんぶをするのがおすすめ。おんぶをすることで、ぐずった子は落ち着き、両手が空くので、もう一人の子を見守ることもできます。もし、2人を一度に遊ばせるのが不安なときは、ひとりはベビーカーに座らせたり抱っこしたりして、ひとりずつ遊ぶという方法もあります。そのとき待っている子には、代わりになるおもちゃなどを用意しましょう。 走るようになってきたら走るスピードが速くなってくると、追いかけるのにも一苦労することがあります。とにかく子どもは好奇心いっぱいですので、興味を持ったところにタタ~ッと走っていきます。走って車道に出てしまうと危ないので、出入り口が出にくい公園を選びます。 遊具にも興味を持ち、自分からどんどん遊ぶ子もいるでしょう。できるだけ2人一緒の遊びができるように、ボールや砂遊びには一工夫を加えましょう。例えば砂遊びの場合、おままごとセットや車など、ごっこ遊びができるおもちゃを持っていきます。カップを使って砂でケーキを作ったり、砂でコースを作って車を走らせたり、子どもの想像力が広がる遊びをしてみましょう。 普段ママと行く公園は、ママも赤ちゃんも遊び慣れている公園だと安心。ママにとって無理のない環境で公園遊びを楽しんでくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年10月30日今回は、フォローアップミルクが必要かどうか迷ったときのお話をします。 フォローアップミルクは必要?フォローアップミルクは、牛乳の代用品として製造開発された食品です。母乳の代用品として製造開発された育児用ミルクとは異なります。 牛乳はたんぱく質やカルシウムが多く含まれているため、消化機能が未発達な赤ちゃんは消化に負担がかかり、また鉄分の含有量が少なく鉄欠乏性貧血を予防する観点から、厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」では1歳すぎてから飲むことが望ましいとされています。そこで、たんぱく質の量を少なく、カルシウムや鉄などを添加して離乳食で不足しがちな栄養成分を補うことを目的に製造開発されたのがフォローアップミルクです。 妊娠・出産・子育てをテーマにした書籍や雑誌、webサイトに「フォローアップミルクはいつから与える?」「余ったフォローアップミルクの利用方法」という見出しがあるために、フォローアップミルクは与えるべきものとして受け止めてしまうこともあるでしょう。 離乳食が順調に進んで、よく食べている子にはフォローアップミルクは必須ではありません。離乳食が順調に進まない場合でも、母乳や育児用ミルクがよく飲めていればフォローアップミルクは必須ではありません。離乳食を開始してからも、母乳や育児用ミルクはもちろん与え続けていいですし、フォローアップミルクに切り替えたり、追加して与える必要はありません。 フォローアップミルクはなぜ売っているの?赤ちゃんに飲ませる育児用ミルクは、母乳の代わりに与えるものです。そのため、母乳の成分にできる限り近づけた母乳代用品として製造販売されています。 フォローアップミルクは、前述したように牛乳の代わりに与えるものとして開発されたものです。離乳食を開始する月齢以降の乳児は生理的に鉄分が不足しがちであること、牛乳に含まれる鉄分が少ないことから、鉄分を補う食品としてフォローアップミルクは販売されています。 製造販売する乳業会社は、フォローアップミルクは離乳食を1日3回十分な量を食べるようになった生後9カ月以降に使用すること、離乳食がまだ十分に進んでいないうちに母乳や育児用ミルクをフォローアップミルクに切り替えることは間違いであることも説明しています。ただし、母乳育児の赤ちゃんは特に鉄欠乏になりやすいので、うまくフォローアップミルクを併用すると良いでしょう。 子どもの栄養について心配な場合は、小児科あるいは居住地の保健所や保健センターの保健師・助産師・栄養士へ相談しましょう。 フォローアップミルクを与えるべきか悩んだら離乳食は、母乳や育児用ミルク以外の食べ物から成長に必要な栄養を補うものです。また、自分の口から食べて、舌や歯ぐき、歯をじょうずに使って飲み込むという咀嚼や嚥下を学ぶ機会でもあります。 液体だけではなく固形物の食事へ置き換えていく大切な時期なので、「離乳食を思うように食べてくれないから」「離乳食だけでは栄養が足りないような気がするから」という理由でフォローアップミルクを使用する必要はありません。 フォローアップミルクを与えるべきか悩む場合は、小児科あるいは居住地の保健所や保健センターの保健師・助産師・栄養士へ相談しましょう。 もしフォローアップミルクを買って余ったら各乳業会社のホームページでは、フォローアップミルクを使った離乳食の調理方法が紹介されているので参考にしましょう。ただし、フォローアップミルクの風味は、個人の好き嫌いが分かれます。フォローアップミルクを利用して作った離乳食を、子どもがすすんで食べない場合は、無理強いしないように気をつけましょう。 また、子どものために開発されたフォローアップミルクが、まるで大人にとっては完全なる栄養補助食品のように説明するwebサイトやレシピの紹介サイトが存在しますが、子どもと大人では必要な栄養量は異なり、消化吸収には個人差があります。過度な期待はせず、大人も子どもと同じようにバランスの良い食事から栄養を摂りましょう。 一度開封したフォローアップミルクがたくさん余っていても、衛生的な視点から他の親子へ譲ることはやめましょう。また、「フォローアップミルクは必要?」と悩む親を増やさないためにも、未開封のフォローアップミルクをフリマアプリなどで売買することはやめましょう。 まとめ離乳食を順調に食べられていれば、フォローアップミルクは必須ではありません。子どもの成長を促すために必要な栄養素を不足させないことは大切ですが、過剰に与える必要はありません。 <参考>・厚生労働省授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)・乳幼児健康診査身体診察マニュアル - 国立成育医療研究センター平成30年3月・nfant and young child feeding in emergencies (Version 3.0)・災害時における乳幼児の栄養~災害救援スタッフと管理者のための活動の手引き旧版の日本語訳(改訂版は現在翻訳中) 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医著者:助産師 古谷真紀一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。
2019年10月30日赤ちゃんが生まれるときに用意するグッズ、いろいろありますよね。しかし実際に使う期間は本当に短いもの。なかでもベビーバスは1カ月しか使いませんでした。今回は屋根裏部屋に眠らせていた、ベビーバスの意外な活用法をご紹介します。 1カ月しか使わなかったベビーバスベビーバスは安定感と丈夫さを重視し、プラスチック製の床置きタイプを購入しました。台所のシンクに入れて使うことができたので、とても便利でした。 しかし実際に使用したのは、1カ月間のみ。その後、使わなくなったベビーバスは屋根裏部屋で眠ることになりました。わが家の場合、ベビー用品のなかで一番使う期間が短かったのが、ベビーバスでした。 ベビーバスを水遊びに使う!しばらく屋根裏部屋で眠っていたベビーバスですが、意外な活用法があることに気付きました。 それは、夏の水遊びに使うことです。わが子が生後7カ月のころ、ベビーバスに数cmの水を張って座らせてみました。まだ座って遊ぶことしかできないわが子にとって、ベビーバスは十分水遊びを楽しめる大きさだったようです。ただ、赤ちゃんは数cmの水深でもおぼれてしまう可能性があるため、必ず目を離さないようにしました。 おもちゃすくいを楽しむ♪水を張ったベビーバスに100均で購入した金魚のおもちゃやボールを浮かべ、おもちゃすくいを楽しんだこともあります。その際には、誤飲の心配がない大きめのサイズのものを使用しました。 お盆に親族が集まったときにやってみたのですが、小さな子どもたちに大好評! ベビーバスが、お祭りの露店に大変身です。生後10カ月前後だったわが子は、ママと一緒に網じゃくしを使っておもちゃすくいを楽しみましたよ。 使わなくなったベビーバスは誰かに譲ったり、リサイクルショップで売ったりする方法もありますが、工夫次第でその後も活用できることがあります。洗濯機で洗えないものを手洗いするのにベビーバスがとても役に立った経験も。ご自宅にもしベビーバスがあったら、次の活用法が見つかるといいですね! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。赤ちゃんが水遊びをする際は予期せぬ事故を防ぐために必ず大人が見守りましょう。 著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年10月29日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!3歳差のうちの姉妹。次女オコメは長女ムスメのことが大好き。いつも後ろからついて歩き、同じことをしたがります。長女ムスメも、そんなオコメのことをとてもかわいがってくれるのですが、一緒に同じおもちゃで仲良く遊べるか…というと、まだまだ難しい面がありますね。今日はそんな姉妹のおもちゃをめぐる戦いの話。ムスメが遊ぶおもちゃをうらやましく思うオコメ。ただ、5歳女子の遊ぶおもちゃは細かい部品も多くて、なかなか上手に遊べないんですよね。壊してしまうのでは、と思うこともあるのでヒヤヒヤ。自分の大切なおもちゃを貸したくないムスメの気持ちも、一緒に遊びたいオコメの気持ちもよくわかるのですが、なかなかスムーズに収めることができません…。難しい!そして、逆パターンもあります。ムスメも、オコメが遊ぶおもちゃがうらやましくなるようで…。さすがに無理やり奪おうとすることはあまりないのですが、諦められないときの圧がすごい!そして大抵…プレッシャーにオコメが負けます。(そして物にあたる)間に入りつつ、妥協点を探しつつ。仲裁も楽じゃありませんよね…。まぁそれでも、オコメが成長するにつれて、一緒に遊べることも少しずつ増えてきた…ような気もします。仲良く遊んでいるところを見ると本当に微笑ましい…! これが日常になることを楽しみに、今日も仲裁、がんばります!
2019年10月26日「過保護」と「過干渉」は違います娘のこども園で、とても尊敬できるママ友と出会いました。「まずは自分でチャレンジしてみて」というスタンスの私の育児と比べると、そのママ友は、子どもがしてほしいと望むことは何でもしてあげる、どちらかというと「過保護」な育児。たとえば、子どもが自分でできることでも「ママがやって」と甘えることがあれば手を貸してあげています。一見すると、その行動は子どもの依頼心が強くなり、自立が遅れるのでは?と思いますが、実はそうではないのです。今回は、私が保育士として勤務していたときに学んだ「過保護」と「過干渉」の違い、そのママ友の子どもとのステキな関わり方についてお話しします。「過保護」は子どもの自立を助けるまず、「過保護」と「過干渉」について。「過保護」は子どもの求めること、望んでいることをしてあげることです。子どもの「甘え」をしっかり受け止める行為とも言えます。親としては「できることは自分でしてほしい」「甘やかすことはよくない」と思いがちですが、子どもは甘えを充分に受けとめてもらうことで安心し満たされ、自分でやってみる意欲をもつことができ、これが自立につながります。つまり、「過保護」は自立に必要なことなのです。子どもが求めるのであれば、これ以上してはいけない、ということはないそうです。それに対し「過干渉」は子どもが求めていないこと、望んでいないことまでも、親が先回りして手出しをしてしまうこと。また望んでいないことをすること、させること。子どもが自分でやろうとしていることを遮ってしまうので、意欲を持つことができなくなり、自立の芽を奪ってしまうのです。ママ友は、いつでも笑顔で子どもファースト!娘のこども園では、降園後に園庭解放があり、ママ同士はおしゃべりをしつつ、のんびりと子どもを見守っています。しかし、そのママ友はわが子の「かけっこしよう」「次はおすもうね!」という声かけにいつも快く笑顔で対応。自分の都合を優先することはありません。いつでも全力で遊ぶ親子の楽しそうな姿に、ほかの子ども達も集まってきます。また、帰り道、子どもが走れば一緒に走って車が来ないか見守り、子どもが遊び疲れると、おんぶして帰ることも。園での朝の身支度の時は、子どもに「ママがやって」と言われれば、本当は自分でできることでも笑顔でサポートしています。ほかにもこんなことがありました。園の帰りにママ友親子や数名の友達と一緒に公園へ遊びに行くことになりました。到着してしばらくすると、ママ友の子どもはちょっとしたきっかけで機嫌が悪くなってしまい、せっかく友達と公園に来たのに、ママにぴったりとくっついて離れなくなってしまいました。するとママ友は子どもを抱いてブランコに乗り、親子二人で遊びはじめました。しばらくすると、子どもはすっかり機嫌がよくなり、友達と追いかけっこをして楽しい時間を過ごすことができました。ママ友が瞬時にわが子の気持ちをしっかり受け止めてスキンシップをとったことで、子どもの気持ちが落ち着いたからだと思います。私が知っている限り、子どもの要求には、すべて「OK」をしている彼女。しかも、いつも笑顔で。その姿に心から尊敬の念を抱きます。今、ママ友の子どもは4歳。園内では自分でがんばっていても、ママがいるとサポートを求める甘えん坊なところがありますが、こんなふうにママが向き合ってくれていたら、これから成長とともにしっかり者に育っていくのだろうと思います。私にできる甘えの受け止め方はそのママ友親子と登降園で顔を合わせることで、私も「甘えを受け止める」ことを意識することができ、いつも感謝しています。しかし、実際に毎日繰り返される子どもの要求に、すべて笑顔で対応することは、難しいと思います。私自身は、「なにも聞いてあげられなかったな」という日もあれば、要求が多すぎてへとへとになってしまうことも。そんな日は寝る前に「大好きだよ」「本当にかわいい!」「ママの宝物だよ」と伝えたり、忙しい時期はその理由を伝えて、子どもが安心して1日を終えられるように心がけています。子どもが親を求めてくるのは小さなうちだけ。完璧じゃなくても日々のフォローを繰り返しながら、これからしっかり自立できるよう、今はたくさん甘えを受け止めていきたいです。<文・写真:ライターnicoai>
2019年10月22日創造力は、大人になってもとても大切なもの。でも、大人になって自由に創造力を羽ばたかせるためには、子どもの頃から創造力を育んでおくことが重要です。子どもは誰でも、無限の創造力を持って生まれます。しかし、親の接し方によって、せっかくの創造力がつぶされてしまうことも…。今回は、心理カウンセラーの筆者が、子どもの創造力をつぶしてしまう親の特徴や行動について紹介します。特徴1「子どもの自由裁量を許さない」あなたは日常の中で、子どもにどれくらいの頻度で「ダメ!」と言っていますか?大人が「ダメ!」と言うことの中には、よく考えると特段ダメでもないことがたくさん含まれています。例えば、子どもがお絵かきをしている時、太陽を描くのに青いクレヨンを用いたとします。あなたなら、どうコメントしますか?ママが「太陽を青で書いたりしちゃダメでしょ。赤か黄色じゃない?」とコメントすれば、子どもは「太陽って、赤とか黄色なのだ」と覚えるかもしれませんが、反面、青い太陽を楽しむ創造力は失われてしまうでしょう。こんな時はできれば「わあ、太陽が青いの?サファイアみたいですてきだね!」と、子どもの創造力に乗っかりたいものです。ほめられた子どもは、喜んでさらに創造力を働かせるようになるでしょう。特徴2「遊び方を限定する」おもちゃに限らずモノは基本的に、使い方が決まっていることが多いですね。例えばブロックは組み立てて遊ぶものですし、新聞は読むものです。ただし、子どもの創造力を伸ばしたい場合は、「モノの使い道」という枠を取り外すことが重要です。子どもの世界では、例えばブロックはただ組み立てるものに留まらないことが多いようです。時にそれはおままごとの食べ物になったり、サッカーボールのように蹴って遊んだりするかもしれません。こんな時、「ブロックは組み立てるものでしょ?おままごとをするなら、おままごとセットを使ってね」なんて言ってしまうのは、子どもの創造力を奪うことにつながります。特徴3「部屋をいつもきれいにしておく」「きれいな部屋で、すっきりと暮らしたい!」そんなふうに思っていませんか?実は、部屋をいつもきれいにしておくことで、子どもの創造力を奪ってしまうことがあります。子どもは、そこにあるもので創造力を働かせ、工作したり、あれをこうしたらどうなるだろう…と試したりして、創造力をどんどん伸ばしていきます。つまり、そこにモノがあるから伸びる、とも言えるわけですね。おもちゃでも何でも、いつもすぐに大人が片づけてしまうきれいな部屋には、モノが少なく、その分、創造の余地が少ないという見方をすることができます。もちろんいつも散らかっているのは理想ではありませんが、寝る前に片づける、食事の前に片づける、この部屋は昼間なら片づけなくてもよい…などのルールづくりを行い、子どもにある程度、モノを自由に使わせる工夫をするとよいでしょう。創造するとは、常識を疑うこと創造するということは、常識を疑うことでもあります。大人になってもこれは同じで、突出した何かを行っている人は、決して型枠の中にはまって安穏としていることがありません。大人になってこれができるようになるかどうかは、子どもの頃に、自由に創造力を羽ばたかせることを認められたかどうかにかかっているのです。当たり前を教えることは簡単です。でも、子どもの創造力を伸ばしたいなら、当たり前ではないという理由だけで否定をしないこと。当たり前ではないことを否定する親こそが、子どもの創造力をつぶしてしまうのです。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2019年10月15日節約術や知育玩具に関する情報をInstagramに投稿する保育士ママ、@yume_399さん。今回は、簡単に作れる節約おもちゃや、遊びのアイデアを教えてもらいました! 節約おもちゃ①:ハテナBOX くじ引きやつかみ取り、箱の中身当てゲームなど使い方は無限大のハテナBOX。家にあるもの+100均の排水口カバーで手作りできます。 材料・空のダンボール・シリコン製の排水口カバー(切り込みが入っているものが◎)・ボンド 道具・ハサミまたはカッター 作り方①ダンボールの上部中心に、ハサミやカッターを使って排水口カバーよりひと回り小さく丸い穴をあける。②排水口カバーに切り込みがない場合は、手を入れられるように切り込みを入れる。③穴に排水口カバーをかぶせるようにボンドで接着する。 これだけでハテナBOXが完成! お好みで包装紙や画用紙、シールなどをダンボールに貼って飾り付けしてもいいですね。 節約おもちゃ②:知育玩具の紐通し 手指の知育につながるおもちゃ、紐通し。こちらもホームセンターでホース、100均で紐を買うだけで作れます。 材料・クリアタイプのホース(紐よりも直径が大きいもの)・紐・テープ(今回はマスキングテープですが、ビニールテープでもOK) 道具・ハサミ 作り方①紐の先端(片側)にテープを巻きつける。 ②ホースをハサミで短くカットする。 ③先ほどテープを巻きつけた紐の反対側の端に、切ったホースを結びつけストッパーにすれば完成。 紐に、短くしたホースを通して遊びます。カットしたホースには、お好みでイラストが描かれたシールや数字のシールなどを貼ると良いそう。ホースを長く切ってしまうと紐を通しきれないので、初めのうちは幅は短めがおすすめだそうです。 @yume_399さんの上のお子さん(3歳)はスムーズに紐にホースを通すことができたそうです。単純な遊びですが、小さい子どもが手を使って細かい作業に集中できるのが良いですね。 遊ぶときには、必ず大人がそばで見守り、くれぐれも誤飲に注意するようにしてください。 節約おもちゃ③:お菓子釣り 100均で購入できるおもちゃの釣竿(磁石付き)とクリップさえあれば、魚釣りだけではなく、お菓子釣りも楽しめます!こちらもクリップの誤飲に注意し、3歳以上のお子さんと遊ぶようにしてください。材料・おもちゃの釣竿(磁石付き)・クリップ 作り方①子どもが好きなお菓子にクリップをつける。 たったこれだけで楽しいお菓子釣りに変身。@yume_399さんは、子どもたちがおやつを食べ過ぎないように、「おやつの時間に食べたいものを釣竿でとってね!」と言って遊ばせているそう。 おまけ:絵本は図書館で借りて節約を! 節約おもちゃ以外にも、図書館で絵本を借りることもおすすめなのだとか。@yume_399さんが住む地域の図書館では、1人につき2週間で15冊まで借りられるため、子ども2人でMAX30冊借りているそう。新作絵本も借りられるので、ママも毎回ワクワクしながら読めますね。 また、図書館で絵本を借りることで、汚さないように物を大切にするようになったり、感謝する気持ちを養えたりといいことばかり! (図書館内で)小さな声で話す・静かにするといったルールなども、少しずつ学んでくれているのだとか。 @yume_399さんのInstagramには、保育士ママならではの手作りおもちゃアイデアや節約情報が満載! プチプラアイテムでおもちゃを作れたら、かなり節約になりますし、子どもがおもちゃに飽きてしまうこともなく一石二鳥ですね。 気になったアイデアがあったママは、ぜひ参考にして作ってみませんか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。紐通し(ホース)や魚釣りのおもちゃ(磁石やクリップ)で遊ぶ際には誤飲等にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 この投稿をInstagramで見る ゆめの家計管理・たのしく子育て ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2019年10月14日みなさんの家で一番雑多と感じる場所はどこですか?わが家はキッチン前のカウンター。一時期、そこはいろいろなモノで溢れかえっていました。でも今はスッキリ!今回は私が建築士や整理収納アドバイザーの資格を取得するために学んだことを生かした「こんなところにこんな収納?」の3つを紹介します。家族が一番通る場所へ「長押」の設置わが家のキッチンカウンターは、リビングで遊ぶ子どもと、ダイニングで新聞を読む夫と、キッチンで料理を作る私、家族みんながいる場所の中心にあるので「ちょい置き」にとっても便利な場所。子どもが持って帰ってきた水筒を置き、夫がiPadやスマホを置く。さらに私が、後で読もうと思っているチラシや広告を置く…そのためにもっとも雑多になりがちな場所でした。そんなカウンターをスッキリさせたい!そこで、私はカウンター横の壁へ長押(なげし)を設置しました。長押とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。古代の寺院建築では、長押は構造的な意味合いが強かったけれど、中世以降は、次第に部材が薄くなり、装飾的な部材になっていきました。現代は大壁和室が多くなってきているのでなかなか見かけませんが、真壁和室だと見ることができる部材です。そしてこの長押が、現代の住宅でも思いのほか便利!フックを設置して子どもの水筒置き場にしたり、直接iPadやスマホやチラシや広告を置いたり。わが家ではティッシュボックスとボールペンを置く定位置にもなりました。長押を設置しただけで、カウンターに散乱していたものがスッキリまとまり、いつでも出来上がった食事を置ける状態を保てています。わが家の長押は無印良品の「壁につけられる家具シリーズ」を特注したもの。「壁の幅へぴったり揃えたかった」のと、「ホワイトにしてすっきり見せたかった」ので特注にしましたが、こだわりがなければ店頭ですぐに購入することも可能!幅は44センチと88センチ、色はオークとウォルナットの取り扱いがありました。LDKの死角へおもちゃの置き場を設置子どものおもちゃは大きさや色がさまざまで、スッキリ見せることが難しいですよね。だからといって、家族で過ごす空間から排除してしまうのは…。またしまい込む収納にしてしまうと、子ども自身で片づけることが困難になってしまいます。そこでわが家は死角になる場所、ソファーのうしろをおもちゃの収納置き場としています。ソファーの背面は、通常壁につけることが多いと思いますが、少々前に出し、それによってできた空間へおもちゃの収納置き場を設置。ソファーのうしろは死角となるので、生活をしていておもちゃのごちゃつきが気にならなくなりました。またソファーを前に出すことで、ソファーまわりに回遊動線ができ、子どもの遊びの幅も広がったように感じます。ソファーを前に出すだけなら、数分で簡単に模様替えができるので試してみては?玄関へごみ箱置き場を設置わが家はごみ箱を玄関の靴箱に収納しています。部屋で出たごみは、紙袋に入れて先ほどの長押に掛けて置いたり、工作をする際はテーブルへ紙袋を持って行ったり。そして出掛けるついでに、紙袋ごと玄関の大きなごみ箱へ捨てに行きます。玄関へごみ箱を収納したのは、ごみ捨てをスムースに行いたかったから。しかし、帰宅した際に持ち帰ってしまったごみをすぐに捨てられたり、不要なDMを家の中へ入れずに済んだり、部屋を散らかさないためにもとても重宝しています!ライフスタイルの変化や子どもの成長に合わせて、柔軟に収納を変化させ、家族みんなが居心地のよい家であり続けたいです。<文・写真:ライターかつき>
2019年10月13日年の近いきょうだいがいると、毎日のようにケンカをしませんか?「ケンカするほど仲がいい」という言葉があるように、きょうだい間でケンカが勃発することは総じて普通のことなのですが、親からすると「うるさーい!」と言ってしまいたくなりますよね。そこで、心理カウンセラーであり、3人の子どもをもつ母でもある私が、きょうだいゲンカが早く収束するようになった方法をお伝えします。子どものケンカは子ども同士で…では解決が難しいわが家には8歳の長男、5歳の長女、1歳の次男がいます。1歳児に関してはまだケンカに参入することはありません。問題は上の子2人です。「おもちゃを貸してほしいのに貸してくれない」「ぶつかってきたのに謝らない」「やめてって言っているのにやめてくれない」など、子どものケンカあるあるは限りなく、いつもわが家ではどちらかが泣くという結末を迎えていました。ケンカが始まると、2人とも親に告げ口をしてくるタイプだったので、片方が「おもちゃを貸してくれない」と言ってくると、もう片方が「だって、まだ使い始めたばっかりだから!なのに邪魔してくるんだよ!」と言ってくる。子どものケンカは子ども同士で解決してほしいと思っていた私は、「それは2人の問題だから2人で解決して」と間には入ろうとしなかったのですが、最終的にはこじれるばかり。考えてみれば、まだ人生数年しか過ごしていない子どもにとって、自分の主張を通そうとするのは当然のことです。解決できるようになるためには、自分の気持ちを伝えたり、相手のことを考えるという感覚が必要です。しかしながら、「あなただって、反対の立場だったらイヤでしょう?」という言葉は、小さい子どもにとっては理解しにくいところ。子どもは多くを体験から学びます。言葉だけで想像しろというのは、非常に難易度の高い問題なのです。介入ではなく、気持ちの確認作業を行うそこで私は、それぞれが「相手の気持ちがわかる」ようにするにはどうしたらよいか考えました。私がとった作戦は「きょうだいゲンカが起こったときには、2人の話を聞き、相手の前でどんな気持ちなのかを聞かせる」というもの。例えば妹が「お兄ちゃんがおもちゃを貸してくれない」と言いにきたら、私は「そっか、おもちゃを貸してくれないから悲しくなったんだね」。兄が「だって、まだ使い始めたばっかりだから!なのに邪魔してくるんだよ」と言えば、「遊んでいるのに邪魔されるから、イヤだったんだね」という具合です。このあとに続くのは、たいてい妹の「でも私は1回も遊んでないよ!」です。ここにも反応するようにします。「1回も遊んでないから、遊びたいんだね」。そうなると兄は「僕が遊び終わったら貸してあげるよ」となるため、「貸してあげるつもりだから、待っていてほしいんだね」と話します。「でも今遊びたいの!」と妹。そこで私は「今遊びたいから、お兄ちゃんが今使っているのがイヤなんだね」と声をかける。こうして話をしているうちに、兄が「もういいよ、じゃあ3回使ったらまた貸してね」とおもちゃを妹に貸してくれます。いやいや、そんなにうまくいかないでしょ、と思われるかもしれませんが、たいていはこの時点ですでに2人とも落ち着いており、ケンカは収束しています。このやりとりの中には、2つのポイントがあります。言葉のオウム返しと感情の代弁ひとつ目は、子どもの話をよく聞くことです。話を聞いてもらうことで気持ちがスッキリすることは、大人でもよくあるのではないでしょうか。相手が何をしてくれるわけでもないのに、聞いてくれるだけで気持ちがラクになる。これは大人でも子どもでも同様なのです。スッキリする理由は、自分の気持ちをアウトプットすることで、自分自身が抱えている感情を整理することができるから。自分が何に対して怒っているのか、悲しんでいるのか、自分自身で何に悩んでいるのかを理解することができます。具体的に親が子どもに行うときには、①子どもの言った言葉をオウム返しにする②感情を代弁するオウム返しは、親は子どもの話をちゃんと聞いているというサインになります。子どもも話を聞いてもらっているとわかれば、落ち着きを取り戻すことができます。そして感情を代弁すること。子どもは心に湧き上がる感情に対して、相手にうまく伝えることができません。それを親が言葉にすることで、子どもは「自分の気持ちを理解してくれている」と安心することができ、さらにケンカしている相手に対して、感情を伝えることができます。どちらが悪いかの判断はせず、双方の気持ちを聞く2つ目は、どちらか片方だけの気持ちを聞くのではなく、双方に対して行うということです。親としては、きょうだいゲンカを見る限り、どちらが悪いか判断したくなることもあるでしょう。しかし親はどちらか一方の肩をもつのではなく、気持ちを確認し、代弁するだけです。大変そうに感じるかもしれませんが、これを繰り返すことで、同じようなケースが起こったときや反対の立場になったとき、相手の気持ちを理解することができるようになり、「じゃあどうしようか?」と、解決するためにどうすればいいかを考えられるようになっていきます。実際にわが家では、1年ほど前には「1日に何度ケンカするのだろう」と思っていたのが、今ではケンカをする回数が減り、1日平和に過ごす日も珍しくありません。ケンカになっても、自分たちで解決するので、親が入ることも少なくなりました。ちなみに、私は親は基本的に子どものケンカに介入すべきではないと考えていますので、子どもが親を必要としないケンカの場合には、危険が及ばないようにだけ見守っていけばいいと思います。親が止めに入ったり、ケンカ両成敗にするのは、子どもに不満を残すだけでなく、社会性を身につけるチャンスを奪ってしまうことになります。子どもはケンカを通して、相手の気持ちを考えたり、解決法を見出したりできるようになります。子どもの成長を阻害することのないよう、親としての役割を果たしていきたいところですね。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年10月10日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが楽しめるおもちゃが欲しいというママに、今回は、お家にあるもので簡単に作れる「日用品を使ったおもちゃ」を紹介します。 身近にある手作りおもちゃで遊ぶメリット子どもを見ていると「どうしておもちゃじゃなく、それで遊ぶの?」と思ったことありませんか。ママが洗濯物をしていると、洗濯ばさみやハンガーを触り、ママが台所にいれば、お玉をもってお鍋をカンカン鳴らしている。「なんだか静かにしているな」と思ったら、ママのカバンからお財布を出して中身を研究している。そう、子どもはおもちゃではなく、普段大人が何気なく使っている日用品に興味津々なのです。 【日用品を使った手作りおもちゃで注意する点】・赤ちゃんがなめても大丈夫な材料であること・赤ちゃんが誤って飲み込まない大きさにすること・取れたり外れたりする材料は使わない「作りやすいから」という大人目線ではなく「赤ちゃん目線」でおもちゃを作るようにしましょう。そして、遊ぶときは必ず大人がそばにいるときにしましょう。 お風呂で使える手作りおもちゃ毎日のお風呂タイムを、より楽しくするための、お風呂で使える手作りおもちゃを紹介します。衛生面からも、使ったあとはしっかりと乾燥させましょう。 ペットボトルであっちこっちシャワー ペットボトルにキリで穴をあけるだけの簡単おもちゃです。洗面器などにお湯をため、沈めたペットボトルを外に出すと、穴からお水がジャーと出てきます。 牛乳パックの船 牛乳パックを切るだけの簡単な船です。今回は、切り取った部分と竹串で帆を作りました。竹串は中からテープを貼って抜けないように固定しています。 手先がグングン発達する手作りおもちゃ9カ月ごろになると、手先の器用さが増していきますので、手先を使う遊びをたくさん取り入れていきましょう。 洗濯ばさみでタコさん作ろう 厚紙を丸く切ってタコの顔を描きます。洗濯ばさみをタコの足に見立てて、挟んでみましょう。最初は挟むことが難しいので、ママが挟んで赤ちゃんが取ることからスタート。1歳半ごろを目安に、洗濯ばさみをつまんで挟むことができるようになってきます。タコ以外にも、洗濯ばさみをライオンのたてがみに見立てたり、猫のひげに見立てたりしてもOK。 穴にどんどんひもを通そう1歳半ごろになったら、ひも通しを遊びに取り入れてみましょう。厚紙を好きな形に切り、パンチで穴をあけます。紐は、お家にある紐の先をテープで固定してもOKですが、100均でも購入できるつづり紐が便利です。おしり側になる紐は、穴よりも大きな玉止めをしておきましょう。 100円均一グッズで作る手作りおもちゃ100円均一にあるものでできる手作りおもちゃです。 ガーゼ出し放題!ガーゼの端をくくりつなぎ合わせます。タッパーのフタに穴をあけ、タッパーの中にガーゼを入れます。ガーゼが長ければ長いほど楽しいです。赤ちゃんは長いものを首に巻き付けて遊ぶことがありますので、必ず見守って一緒に遊びましょう。 カラフルしょう油さしプラスチックのしょう油さしに、ビーズなどを入れて、ふたを閉めます。ふたが開いてビーズが出てこないようにセロテープでふたを固定します。おままごとに大活躍です! 手作りおもちゃは工夫次第でいろいろ作れます。普段から赤ちゃんの様子を観察して「これに興味があるな」と思ったら、その日用品を取り入れた手作りおもちゃを作ってみてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年10月09日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 洗浄・消毒の手間や、お出かけの荷物が多くなるなど、ミルク育児のママたちには大変なことがあります。毎日の育児を笑顔で楽しく続けられるように、ほんの少し肩の力を抜いて、ラクをしてみませんか? 「この育児はしなくて大丈夫」「ここまでならラクをしてOK」というポイントを、小児科医であり、3児の母でもあるさくらんぼこどもクリニックの三日市薫先生が紹介します。第2回目はミルク育児編です! ここが大変①毎回、哺乳瓶を洗浄・消毒するのが面倒 5カ月以降なら消毒なしで自然乾燥すれば大丈夫赤ちゃん自身の免疫がついてくる5カ月ごろからは、哺乳瓶を消毒はしなくても、よく洗って自然乾燥すれば大丈夫です。むしろ、指しゃぶりや離乳食が始まると雑菌を口にすることも多くなるため、消毒にあまり意味はなくなってきます。 ただし、しっかり洗うことは大切です。乳首の部分や哺乳瓶に育児用ミルクのカスが残らないように注意しましょう。使用後はなるべく早く洗うほうが良いですが、難しければ水に浸けておくと汚れが落ちやすくなります。 ここが大変②育児用ミルクだと外出時に荷物が多くて重い! 調乳用の水は軟水のミネラルウォーターなら使ってもおむつや着替え、タオルなどただでさえ荷物が多い赤ちゃんとの外出は、育児用ミルクだとさらに哺乳瓶やお湯、湯冷ましが必要となり大変ですね。調乳用の湯冷ましは、外出先で市販のミネラルウォーターを調達しても大丈夫です。 その場合、気をつけたいのはお水のミネラル分を表す硬度の数値です。ミネラルは高すぎると赤ちゃんの胃腸への負担となりますので、硬度120未満で、できるだけ硬度の低い軟水を選ぶようにしましょう。一般的に多く流通されている日本製のお水のほとんどは使えますが、購入時には表示を確認しましょう。 液体ミルクを試してみるのも一案また、今年から販売が開始した液体ミルクならば、お湯に溶かす必要もなく手軽に使えます。外出はもちろん、災害への備えとして常備しておくと安心です。 特に新生児など月齢の低い赤ちゃんだと、常温に慣れていないので嫌がるかもしれません。その場合は少しお湯で温めて調整してみましょう。 まとめ授乳のたびに毎回育児用ミルクを作り、後片づけも必要で何かと手間がかかりますが、哺乳瓶を一生懸命吸って育児用ミルクを飲む赤ちゃんの様子には癒されます。その様子が見られるのも1年前後の短い期間なので、親子で楽しくすごせると良いですね。 監修者:医師 さくらんぼこどもクリニック院長 三日市 薫先生東京女子医科大学卒業、東京大学医学部附属病院、日本赤十字社医療センター、川崎市の保健所勤務などを経て、東京・府中市にさくらんぼこどもクリニックを開院。3人のお子さんをもつ母親でもあり、地域の方々と一緒に病気を考え、子育てができる環境づくりに励んでいる。著者:ライター 大浦綾子2015年8月生まれの男児の母。出版社勤務を経てフリーの編集・ライターに。「夜の寝かしつけ後に仕事を残さない!」を目標に日々奮闘中。
2019年10月09日こんにちは!甥&姪大好きおばバカ平八です。今回はスーパーのキッズコーナーであった、出来事についてお話させて頂きます。■キッズコーナーがほぼ満員、人見知りな甥は…我が家の行きつけのスーパーにはキッズコーナーがあり、買い物が終わるまでよく利用しています。 ある日、いつもと同じようにキッズコーナーへ足を運んだのですが、その日は既に6人ほどのグループが仲良く遊んでいました。キッズコーナーはほぼ満員、おもちゃも全て使われているような状態でした。 保護者の方が声をかけていましたが、子どもたちは見るからに気乗りしない顔…。子どもたちはブロックを3つ甥に渡してくれましたが、その後は誰がおもちゃを貸すかで揉め始めてしまいました。私は引っ込み思案な甥がこの中に混ざるのは難しいだろうと思い、別の場所で時間を潰すべく一度キッズコーナーを離れました。しばらく歩いてから、私は甥に話しかけました。■人見知りな甥の、意外な気持ち甥はいつもスーパーに来る時はキッズコーナーで遊ぶのを楽しみにしています。今日は遊べなくてさぞつまらないだろうと思いながら声をかけました。ところが、甥から返ってきた言葉は意外なもので…。衝撃!! なげやりに放り投げられたあのブロック、嬉しかったの!?私はもうすっかり大人になったので分かりませんが、3歳の甥は「おもちゃを譲る苦しさ」を日々経験していますから、たった3つのブロックに込められた気持ちが分かるのかもしれません。 人見知りな甥はその場では上手に気持ちを表現できなかったようですが、本当は子ども達に混ざって遊びたかったらしいのです。甥の気持ちを詳しく聞いた後、私と甥はキッズコーナーへ引き返しました。■子どもたちに甥の気持ちを伝えてみると… 甥の気持ちを伝え、一緒に遊んでも良いか尋ねると、なんと今度は… 次々と甥の元におもちゃが!きっと子どもたちも、最初は大人からおもちゃを譲るよう強制されて面白くなかったのだと思います。それを私は「子どもだからおもちゃの譲り合いは難しいだろう」とか「甥は人見知りだから他の子とは遊べないだろう」と先入観で判断してしまったようです。実際はきちんと話をすれば子ども達はおもちゃを貸してくれたし、甥を仲間に入れてくれました。子どもも意思のある1人の人間だと頭では分かっているつもりでしたが、まだまだ色眼鏡が外せていないと反省した出来事でした。
2019年10月08日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト