赤ちゃんが誕生して少したったら、外気浴をはじめてみませんか。外気浴とは、赤ちゃんが外の空気に触れること。外気浴は赤ちゃんにとってもママにとっても重要。赤ちゃんは外気浴で徐々にお外の空気に慣れていきます。もちろん、ママの気分転換や息抜きにもなりますよ!でも、秋〜冬にかけては寒い日も多く、お外へ連れていくのをなんだかためらいがちに…。特に冬は、締め切った暖房の効いた部屋で一日過ごすことが多くなります。でも、冬こそおさんぽに行ってみてはいかがでしょうか。寒い日でも、ちゃんと準備をしてあげれば大丈夫。いっぱいいことがある外気浴に出かけましょう♪意外に忘れがち!抱っこひもでの“足元対策”秋~冬にかけてのおさんぽでは、まだ体温調節が苦手な赤ちゃんのために防寒対策が重要です。暖かい服を着せることはもちろんのこと、忘れがちな足元もケアしてあげましょう。我が家では、抱っこひもにもベビーカーにもつけられるポンチョを利用。これがあれば、どちらの場合も使えて便利です。赤ちゃんを抱っこしたままポンチョをかけてあげると、すっぽり赤ちゃんを包み込めます。裾のひもをひっぱれば、足まで覆えます。フードもついているので頭も暖か!軽く薄いので春先や秋口にも使用でき、汚れたときは洗濯もできます。使う前に水通しをしましたが、1日で乾きました。暖かい日などポンチョを使うのは暑いかなというときは、妊娠中に編んだ手編みのレッグウォーマーを履かせていました。小さいサイズのレッグウォーマーはなかなか売っていないので大活躍でした!我が家も、義母からのアドバイスで足元を気にするようになりました。ぜひ足元も暖かくしてあげてくださいね。ベビーカーでは、冷たい風からベビーを守ろうベビーカーでのお散歩では、赤ちゃんが冷えてしまわないように暖かい上着を着せてあげましょう。また、赤ちゃんはまだ髪の毛が少なくいので、フードのない上着のときには、ニット帽などをかぶせてあげると良いですね。足元は、抱っこひもでも使っているポンチョをベビーカーのフットカバーとして使用。そして、日差しや冷たい風を防止するのにベビーカーにつけているトラベルシステムごとすっぽり覆うことができるカバーがとても役に立ちました。これでカフェに行ったり、代官山をおさんぽしたりしていました。車の赤ちゃんスペースの準備も忘れずに外気浴に慣れてきたら、車でいつもと違う公園に行ってみるのもいいですね。しっかりとベビーシートで赤ちゃんを固定してあげ、直射日光に当たらないようにしてあげましょう。車内の日差し対策に、我が家では車にカーフィルム(スモークフィルム)をつけました。もし難しい場合は、100円ショップで車窓用のサンシェードが手に入ります。車のベビーシートとしては、ベビーカーにもつけることができるトラベルシステムを愛用しています。首がすわる前はまだトラベルシステムが大きく感じたので、サイベックスの新生児用インサートを入れて使っていました。外気浴をで、ママも赤ちゃんもリフレッシュ外気浴をすると赤ちゃんにとって、3つのいいことがあります!①外の空気に触れることで、体温調節が上手になります。②昼間にお外に出て光の明るさを感じることで、生活リズムが整ってきます。③鳥の声を聞いたり、風に触れたり、お外の明るさを感じたりなどの刺激を受けると好奇心が出てきます。外気浴のやり方としては、急に公園などにお散歩に行くのではなく順を追って慣れていきましょう。このとき紫外線に当たらないように気を付けて。・まず、5分ぐらい窓を開けて部屋の中に外の空気を入れます。・次に、抱っこをしてお庭やベランダなどに出てみましょう。・そして、家の周囲を短時間歩いて少しずつお外に慣れるようにします。秋~冬のお出かけで、赤ちゃんに厚着をさせても忘れがちな足元。ポンチョやレッグウォーマーでしっかり暖めて楽しい外気浴をはじめましょう!赤ちゃんにもママにもうれしい外気浴を楽しんでくださいね。
2017年11月03日こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。赤ちゃん連れで街を歩くとごくたまに、ナチュラルに我が子に触れてくる方がいますよね。初めての赤ちゃん・・・しかも月齢が小さいうちは外出するのも気を使うのに、そんな風に無断で触れられてしまうとなんだかモヤっとしてしまいます。ママ友に相談すれば、「わかる!昨今物騒だし勝手に触らないでほしい!」という意見と「ちょっと神経質じゃない?」という2つの意見が・・・。それを聞いて「あれ?私ちょっと気にしすぎ?」なんてまたモヤモヤしてしまった経験が私にもあります。今回は先輩ママたちにインタビューを重ね、そんなモヤっとを解消するアイディアを聞いてきました。目次そのモヤっとは「しかたない」距離をとる抱っこひものフードを利用するベビーカーはフードが深くかぶるものを●そのモヤっとは「しかたない」赤の他人が我が子に手を伸ばすのがなんだか怖い・・・そんな気持ちは、母親なら誰もが持つもの。だって、我が子を守るのは自分しかいない、母親としての本能がそうさせていると言っても過言ではないのかもしれません。もちろん、自分の育った環境や心の状態によっても違いがあるとは思いますが、感じたモヤモヤは仕方ないと受け入れ、スムーズに対処する方法を探した方が楽 です。「2番目を生んでからはあまり感じなくなった」「1歳過ぎて子どもがしっかりしてきたらあまり気にならなくなった」という声も聞かれました。「何でこんなにモヤモヤするのか最初の子の時はまったくわかりませんでした。触られたくなくて、いつも抱っこだった。でも2番目を生んで謎が解けた(笑)あー、守らなきゃって本当に必死だったんだなあって。」(千葉県30代ママ)●距離をとる必要であればモヤっとの原因からは距離を取りましょう。どのくらい距離を取るのかは自由ですが、今の時代ははネットスーパーも食品宅配もあり、わざわざ人混みに出かけずとも暮らしていけるツールが揃っています 。赤ちゃんについて話しかけられても、にこにこお礼を言ってその場を後にしたり、話題を変えサッと距離をとってしまえば触られることはあまりありません。「赤ちゃん時代はスーパーの利用はしないで宅配サービスを利用してました。赤ちゃんのために外に出たいなら散歩とか、人のいなそうなところを選んで。あまりに親しげに声をかけてくる人からは話題を変えてササッと逃げてしまったこともあります。」(東京都30代ママ)●抱っこひものフードを利用するフードのようなもので赤ちゃんを隠してしまえる抱っこひもであれば、触れられる前にさりげなく隠してしまうのも。足にはレッグカバーをしたりしてもいいかもしれませんね。「さりげなーく赤ちゃんを隠して、カバーを嫌がって泣いたら、そのまま場所を移動したり・・・。」(東京都40代ママ)●ベビーカーはフードが深くかぶるものをベビーカーも最近ではフードが深くかぶる物が主流。さっとかぶせてしまえば赤ちゃんのほとんどが隠れてしまいます。「フードが深くかぶるタイプのベビーカーはいろいろな使い方ができて重宝しました。」(千葉県20代ママ)----------かわいくて幸せそうな赤ちゃん、見ているだけでも周りの人を満たしていくような存在に思わず手を伸ばしてしまう・・・。最近では核家族が当たり前となり、孫や曾孫には滅多に会えないし・・・。など、赤ちゃんに触れる理由は様々です。だからといって断りなく赤ちゃんに触っていいことにはなりませんが、触れてくる方のほとんどには悪意はなく、善意でしょう。そして何よりも人は人の中で育つもの。モヤっとさせられることもあれば、助けられることもあるのではないでしょうか。うまく折り合いをつけて過ごしていけるといいですね。
2017年11月01日子どもと一緒にお出かけとなると、マグやお菓子、オムツ、お尻拭き、着替え、オモチャ…と、たくさんの荷物でいっぱい!!荷物が多過ぎて、息子が要求するものをなかなか取り出せない!なんてことが多々あって困っていた私…。そんな悩みを解消してくれたのがベビーカー用の小物入れ♫街中でも、ベビーカーについている下部のバスケットのほかに、ハンドルに収納袋のようなものをぶら下げているママたち。今回はわたしは、「3sprouts ストローラーオーガナイザー」というアイテムを使ってみました!取り付けカンタン、いろいろなベビーカーに対応♪使い方は、ベビーカーのハンドルにマジックテープ付のベルトを巻きつけるだけ!我が家が使ってるベビーカーは2つあり、Apricaのスムーヴは1ハンドル、Maclaren のマークIIは2ハンドルですが、どちらのベビーカーにも取り付けることができます。ベビーカーの仕様によっては使えない…なんてアイテムも多いですが、1ハンドルでも2ハンドルでも使えるのは嬉しいところ!また、こちらのほかにつけている荷物をかけるフックの邪魔にならず、使うことができました。しかし、Apricaのスムーヴの場合は、折りたたむとハンドル部分が下にくるため、取り付けたままだと地面に付いてしまいます。ベビーカーによっては折りたたむときに、取り外す必要があるかもしれません。かわいいアニマル柄デザインが豊富!この愛らしいアニマル柄にキュン♡となるママもお子さんも多いのでは?!ラインナップは、ブルドッグ、ハリネズミ、ウサギ、クジラ、ワニ、ゾウ、タヌキ、サイ、全8種類。どれも可愛いので選ぶのが大変?!デザインが豊富だと、人と被りづらくて良いですよね。ベビーカーを押す時に常にママの目に入るので、この愛らしいアニマル柄にテンションが上がること間違いなしです。出し入れしやすく、お出かけに便利!!オープンタイプの小物入れなので、どこに何が入っているかがパッと見ただけで分かります。また、仕切りが付いているので収納しやすいのもいいところ。子供とのお出かけは、サッと物を出し入れすることが多いので、オープンタイプがベストだと思いました。外出時、一番よく使う子どもの飲み物をは立てて入れることができ、その他にも、ママの飲み物やスマホ、タオル、お菓子など、たっぷり大容量のアイテムを入れることができます。息子の場合、いつの間にか帽子を脱いでいた…なんてことがよくあるので、一時的に置く場所があると便利。夏場は、虫除けスプレーや日焼け止め、ママのサングラスを入れるのにピッタリ!冬場は、取り外しの多い手袋なんかを入れるのに重宝しそうです。必需品はすべて、このミニバッグに♡この「3sprouts ストローラーオーガナイザー」を使うようになってから、近所のスーパーでお買い物したり、散歩したりするときは、バッグを持たなくなりました。ちょっとしたお出かけに必要なものは、この中に全て入ってしまうほど収納力があるからです。こんな身軽で快適なお出かけを一度経験してしまったら、もう「3sprouts ストローラーオーガナイザー」なしではお出かけできなくなりました!それほど、私にとっては外出時の必需品です!!お出かけに必要なセットをそのまま常備しておけば、毎回準備する手間が省けるので、とても助かっています。子供とのお出かけで、すぐに取り出したいものを手元に置いておけるというのは、本当に便利です!!ベビーカーだけでなく、ベビーベッドや車内に取り付けて使うこともできそう。もっと早くに出会っていたら、さらに活躍してくれたんだろうなぁ…と、ちょっと後悔しています。使いやすくて便利なグッズなので、友人の出産祝いにプレゼントしたいと考えています。ベビーカーでお出かけすることが多いママには、絶対にオススメのグッズです!お出かけがさらに楽しくなると思いますよ♫
2017年10月30日赤ちゃんとの外出シーンで活躍するベビーカー。最近ではベビーカーで入れるお店や施設が増え、赤ちゃん連れにやさしい環境が整ってきてはいますが、それでも電車やバスといった公共交通機関の利用には少しためらいがあったり、実際に不便さを感じたりするママは少なくないでしょう。ここでは、ベビーカーで電車やバスを利用する機会があるママ・パパ500名を対象に行われた「ベビーカーと交通機関についてのアンケート」(アンケート期間2017年7月29日~8月7日/あすぷろ実行委員会)の結果から、一部を抜粋してご紹介します。そこに寄せられたママたちの本音とは?■たたむ? たたまない? ベビーカーでの交通機関利用事情「ベビーカーと交通機関についてのアンケート」から、まずは電車・バスの利用状況のアンケート結果をピックアップしました。Q5 最近、ベビーカーで電車・バスを利用する頻度が増えているはい 40.68%いいえ 36.47%どちらともいえない 22.85%Q6 ベビーカーで、電車・バスを利用するとき主にベビーカーに乗せたまま 35.60%主にだっこひもを活用 12.80%状況によって使い分けている 51.60%Q9 以前に比べると、電車・バス内でベビーカーをたたまなくて良くなったと思うはい 44.20%いいえ 24.40%どちらともいえない 31.40%本アンケートによれば、「最近、ベビーカーで電車・バスを利用する頻度が増えている」の問いに「はい」と回答した人は40.68%で、「いいえ(36.47%)」をわずかにリード。では、電車やバスを利用するとき、ベビーカーはどうしているかというと、51.60%とおよそ半数の人が「状況によって使い分けている」としています。「主にベビーカーに乗せたまま」との回答は35.60%でした。また、「以前に比べると、電車・バス内でベビーカーをたたまなくて良くなったと思う」の項目では、「はい」が44.20%と、「いいえ(24.40%)」「どちらともいえない(31.40%)」を上回りました。国土交通省が設置する「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」が作成したポスターに「ベビーカーは、折りたたまずに乗車できます」との記載があるなど、近年ベビーカー利用者への理解を深めようとする活動が増えつつあります。こうした動きもあってか、実際にベビーカーを利用しているママ・パパも環境の変化をほんのり実感しているのかもしれません。 ■理解は深まってきているけれど…電車・バスでの困りごと電車、バス車内でのベビーカー利用については少しずつ理解が進みつつある一方で、実際に公共交通機関を利用するときには不便さを感じる面もあるようです。Q27 ベビーカーで駅内を移動するときに、エレベーターの場所がわかりにくくて困ったことがあるはい 94.39%いいえ 4.81%どちらともいえない 0.80%Q28 ベビーカーで駅内を移動するときに、エレベーターが遠いため、移動に時間がかかって困ったことがあるはい 95.19%いいえ 3.81%どちらともいえない 1.00%Q21 バス乗車時にベビーカーを止めるバンドの使い方がわからないはい 66.20%いいえ 33.80%90%以上と大多数が困りごととして挙げたのが、駅構内のエレベーター。どこにあるのかわからなくて迷ったり、ホームの端から端まで移動しなくてはならなかったり…。ベビーカー利用者のほとんどが、そんな経験をしているようです。また、近年ベビーカーを固定できるバンドが設置されている路線バスも増えてきましたが、バンドがあることは知っていても「使い方がわからない」との声が66.20%と半数以上に。自由回答では、こんな声が挙がっていました。「ベビーカーだと電車に乗るときもエレベーターに時間がかかったり、他の乗客の方の目も気になる。またバスの場合はそもそもたたまないと乗りづらい。ベビーカーでも公共交通機関がより使いやすくなると、子連れでの外出もより楽になるのにと思います」「エレベーターがない駅で駅員さんに手伝ってもらえるのは知っているけど、声をかけにくい」「子どもがぐずるので抱っこしていて荷物をベビーカーに乗せていると『荷物は持ってベビーカーをたため』と言ってくる方がたまにいるが、子どもを抱いてベビーカーを持つのは非常に危険であることをもっと理解していただきたい」「ベビーカーのみ優先した制度を整えてほしいわけではなく、ベビーカーを利用する人が恐縮したり危険を感じないように周囲への周知など啓蒙活動に力を入れて欲しいと思います。バスなども運転手の方に負担がかかるやり方ではなく、乗客同士、子連れも高齢の方もお互い気持ちよく利用できる方法を考えて欲しいです」「バスのベビーカー利用はかなりハードルが高い。運転士の方自身のサポートやアナウンスで助かったことが数回あるが、とてもありがたかったのでこういった対応が増えてくれるといいな、と思う」「ベビーカーを持つ一部の人に謙虚さが足りない」あすぷろ実行委員会は、今回のアンケート結果を各関係機関に提言するとのことです(ここでご紹介したのは一部で、全てのアンケート結果はあすぷろ実行委員会ウェブサイトに掲載されています)。施設のバリアフリー化といったハード面から、ベビーカー利用者への理解をうながす啓蒙活動まで、少しずつではあっても子育てしやすい環境づくりは進められており、鉄道・バス会社のウェブサイトでも、ベビーカーについての取り組みや利用時のマナー、固定バンドの使い方などが掲載されています。おでかけ前に利用する交通機関のウェブサイトをチェックしておくと、より安心感が高まりそうです。誰でも利用できるのが公共交通機関ですから、乗車する人それぞれに事情があることを心の片隅において、ベビーカーを使う人も、それを見守る人も、お互いがちょっぴりのやさしさとゆとりを持てることが、みんなが心地よい乗車タイムにつながるのかもしれません。・ あすぷろ実行委員会 ・ 国土交通省「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」
2017年10月19日日本では少子化が深刻な社会問題となっており、その要因にはさまざまなものがあると言われていますが、そのうちの一つに“社会の不寛容さ”が挙げられるでしょう。とくに人口密度の高い都市部では子どもが周囲に迷惑をかける可能性が高くなるため、自然と子育て家庭への視線が厳しいものになってしまいがちです。そこで今回は、ママたちが外出中に「子育てしづらい」と感じる瞬間についてお話ししていきたいと思います!●(1)電車『地元の電車だとわりと寛容だったのですが、東京に出てからビックリしました。子どもがちょっと泣いただけで顔をしかめる人が多いし、時には「出て行けよ 」と吐き捨てる人もいて悲しい気持ちになります』(34歳女性/1児のママ)人口密度の高い都市部では、電車やバスなどの公共機関を大勢の人が利用します。そのため、子どもの泣き声や騒ぐ声が多くの人に届いてしまいます。田舎であれば寛容なことでも、都市部では厳しい視線にさらされることがあるのです。●(2)飲食店『もちろん子連れ禁止の店とか高級そうなお店などには入りませんが、最近ではファミレスでも子どもの騒ぐ声にイライラする人が多いように感じます。この前はファミレスで勉強していた学生に舌打ちされて ショックでした』(34歳女性/2児のママ)飲食店で子どもが暴れたり騒がしくしたりするのは迷惑な行為ですが、基本子連れで入店OKなファミレスでも不寛容な目で見てくる人は少なくないようです。他人に迷惑をかけるような行為をしているのであれば仕方ないですが、ちょっとしたことでも非難されるようでは、落ち着いて外出することもできませんね。●(3)ベビーカー『デパートや駅など、混んでいる場所でベビーカーを押しているといろんな人にぶつかられたり睨まれたり します。人が多い都市部ならではの現象かもしれませんが、もう少し寛容になってほしいです』(35歳女性/2児のママ)ベビーカーは子どもの安全を守るために多少大きく作られているものが多いですが、そのせいで人が混んでいる場所へ行くと流れの妨げになってしまうことがあります。そのため、デパートや駅などの混雑している場所では迷惑がられることも少なくないようです。●子育て中の外出を快適にするために都市部で子育てをしていると窮屈な思いをしてしまうことが少なくありません。そのため、できるだけストレスを抱えてしまわないように努力することが大切です。基本的には、人が混雑している場所や時間帯に外出しないこと。当たり前のことではありますが、朝夕の満員電車や休日のデパートなどの混んでいるところは避けたほうがいいです。どうしてもそういった混雑したところへ行かなければならない場合は、ベビーカーではなく抱っこ紐などを使うのも良いでしょう。また、子連れ批判の多くは“謝らない親”に原因があるとも言われています。そのため、子どもが周りに迷惑をかけている場合はきちんと謝るようにしましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年10月18日まもなく生後4ヶ月になる娘。出生体重からほぼ2倍に成長し、抱っこ紐でのお出かけは段々私の体がツラくなってきたため、そろそろついにベビーカーを購入することに!ベビー用品の中でも高価な部類に入るベビーカー選びは、妊娠中から検討している人も多いのでは?わたしもとっても悩みましたが、結果大満足なお買い物になりました♡我が家は、見た目もかっこいい海外製のスタイリッシュなものの中から検討することに。数台の候補のなかから、なるべくコンパクトで機能性が高く妊娠中から気になっていたバガブービー5に決定♡何と言っても……、自分好みにカスタムできる点がなにより決め手となりました。バガブービー5、ずば抜けたデザイン性と高級感はベビーカー界のロールスロイスとも言われているそうです。「かっこいいな~」とほれぼれするデザインならパパも進んで押したくなること間違いなしで、実際我が家でも、家族でお出かけの際は毎回パパが押してくれています。バガブーの印象についてパパからの意見は?物に対してこだわりがあるというパパもいるはず。我が家のパパも、どうせならかっこいい一台がほしいよね、と妊娠中から一緒に検討してくれました。パパのバガブービー5に対する意見は…・持ちたい、所有したいという気持ちがわいてくるようなデザイン!・押してみて、安定感があった。いろいろなベビーカーを押してみたけど、走行性は抜群!・小回りがきき、使いやすい。スムーズな押し心地で、使用する生活環境に合いそうベビーカーだってれっきとしたクルマなので、お散歩ドライブの時は乗っている赤ちゃんも、押している親も快適なほうがいいですよね!実際に店舗でカスタムオーダー♪何から決めればいいの?こちらのバガブービー5は、自分好みにカスタムできるのがいいところ。赤ちゃんを包む大きなキャノピーから、シート、フレーム、タイヤまで!いろいろな色・柄などから好きなものを選べ、なんとその組み合わせは792通りなのだとか。でも、実際に決めるのは迷ってしまいそう…。そこで、代官山店におじゃまして、販売スタッフのレクチャーを受けながら、カスタマイズしてきました。スタッフのおすすめは、まず全体の印象が大きく決まるサンキャノピーから決めること。ベビーカーの大部分をしめ、サンキャノピーで印象が決まると言ってもいいほど。最近のトレンドや、使い勝手の良い色など、いろいろな話をうかがいながら決めていきました!①サンキャノピーキャノピーは、11種類の中から好きな色を選びます。人気色はグレーメランジ。確かに街中で一番見かけるカラーかも!シックでパパ、ママともに合わせやすいカラーです。我が家は落ち着いた印象のオリーブグリーンに決めました。娘やパパとママの洋服などともコーディネートしやすい点がお気に入り♡実は、第一印象で気になっていたのはバガブーのイメージカラー、サンライズイエロー。こちらも素敵な色で、最後まで悩みました。ここまで明るく鮮明な色のベビーカーは、他にはなかなかないそうです。②シートファブリックシートは、6種類の中から選びます。人気色はブラックや、グレーメランジなのだそう。やはり、落ち着いた色味が人気のよう。我が家は、汚れが目立たなそうという点と、キャノピーのオリーブグリーンと合わせたらかっこいい印象になりそうなので、ブラックをチョイスしました。③フレームベビーカーの骨格となるフレームは、シルバー、ブラックの2種類から選択可能。こちらも、見比べるとかなりの印象の差です。我が家はシートなどと統一感をもたせたかったため、フレームもブラックに。フレームは、ブラックの方が人気なのだそう。やはりシックに決めたいというパパ&ママが多いのですね!④グリップ持ち手となるグリップは、ブラック、コニャック、ダークブラウンの3種類から選べます。こちらも統一感をもたせるため、ブラックを選択。とにかくかっこいい印象にしたい方はブラックがおすすめです♡コニャックはカジュアルな印象に、ダークブラウンはおとなっぽい印象になりそうでした。ここまで選んできて、何度も迷う私にスタッフさんが「気分によって、着せ替えも可能ですよ♡」と一言。そう、キャノピーやシートなど、すべての部位は付け替え可能なのです。なかなかキャノピーごとの交換は頻繁にできないけれど、靴やカバンを変えるように、グリップのカラーを変えることで、気軽におしゃれを楽しめそうですね♪⑤ホイールこちらもベビーカーのイメージを支えるところ。ホワイトとダークレッドの2種類から選べます。今回はダークレッドが登場し、バガブーファンには人気だそう。我が家はホワイトを選択。ダークレッドは汚れが目立ちにくいということでしたが、他パーツとのバランスを考えてホワイトにしました。実際に見て決めよう! スタイリングに悩んだらお店で相談店頭に行けば、今回のようにスタッフの方にいろいろと教えてもらうことができます。店舗には、カスタムしたビー5のデザインを確認できるタブレットも置いてありました。色のバランスなどで悩んでいるときは、お店でスタッフに相談して、実際に色味を見てみるのがいいと思います。オプションは、なにつける?バガブーの良い点は、純正の付属品がとっても多く、そのアイテムすべてがバガブーの世界観を体現していてかわいい!ということ。今回は、そのオプションについても説明してくれました。シートライナーは、必須アイテム!ベースシートの上に取り付けられるシートライナーは、8割以上の方が購入するそうです。裏面はメッシュ生地でリバーシブルになっており、夏の暑さ対策にもなりそう!ベースのシートも取り外して洗濯可能ですが、取り外すのが少し大変そうなので、上にシートライナーを敷いておけばシートライナーのみを取り外して簡単に洗濯することができそうです。娘がもう少し成長したら食べこぼしや飲みこぼしなどが増えると思うので我が家も今後購入予定です。オーガナイザー(収納)で、おでかけを快適にハンドルに取り付けられる収納。お財布や定期入れ、鍵など貴重品を手の届く位置に置いておけるとても便利なバッグ。取り外してそのままショルダーバッグにできるので、自分用バッグにもなります。こちらは、実際に本体を購入したあとに「やっぱり必要〜」と買いにくるママが多数だそう。スマホやドリンクホルダーも純正!スマホホルダーは、ベビーカーを走行中の道案内や写真撮影、LINEなども安全に使用することができてとても便利そう!360度自在に回転するので使いやすく、ラバーのパッチで滑り止めをし落ちにくい工夫がされているそうです。わたしもこれから購入予定です。ドリンクカップホルダーは、飲み物を簡単に取り出すことができるのでとても便利そう。子供用のマグを入れておけば、子供の水分補給も素早く楽にできそうです。こちらも今後購入予定です。夏になったら、パラソルで日よけ子供を紫外線から守って快適に過ごせるパラソルも夏におすすめのアイテムだそう。小さな傘型で、ベビーカーにつけるだけでとってもかわいい!14種類の中から選択が可能なので、差し色で明るい色を選んだり、キャノピーとのバランスを考えてカスタムするのも楽しそう♪サンライズイエローやレッド、オレンジ辺りが気になっています。これからの季節、暖かいフットマフが良さそう!寒い冬の日でも、暖かく包み込んでくれて体全体を覆うフットマフ。ブランケットのようにはだけやめくれ、ズレが気にならず、安定したぬくもりをキープすることができます。こちらは、17種類からすきな色を選ぶことができます。ベビーカーに色味を添えることで、新しいスタイルコンビネーションが生まれそう!女の子はピンク、男の子はブルーなど、子供の性別でカラーを決めるのも楽しそうですね♪カバーのボタンを外して部分的に開いた状態にしたり、温度調節をしながら湿気を逃す快適設計になっています。カバー部分は完全に取り外すことも可能。そして何より、ブロッサム店舗での購入だとポイントカードが作れるので、オプションなどはポイントで購入するママが多いよう。我が家も今回ベビーカーを買ったポイントで、後日オプションを買いにこようと思います♪オーダーしたバガブービー5が届きました!カスタムオーダーしたバガブービー5は、在庫があれば数日で到着します。コンパクトなので、玄関に置いても場所をとりません。早速、娘を乗せてお散歩に行ったりお買い物に行ったりしています。乗り心地がよさそうですやすや寝てくれたり、起きていてもご機嫌なことが多いのでお出かけが更に楽しくなりました!アンダーシートバスケットポケットが大容量でたくさん荷物が入り、とても便利♪季節によって付属品を買い足したり、第二子ができたらキャノピーの色を変えたりカスタムができるので、これからも飽きることなく長く愛用していけると思います。ベビーカーを押しながら自分も一緒に遊んだり楽しんだりワクワクしたい、そんな願いを叶えてくれるベビーカー、バガブービー5。我が家の最高の愛車です♡
2017年10月17日最近、ネットで話題になっている「ベイビーハラスメント 」という言葉。あなたはご存知ですか?事の発端は、とあるブログ記事。生後数か月の赤ちゃんを外出させることについて否定的な論調で、特に公共交通機関で泣きわめく赤ちゃんを放置することは迷惑な“ベイビーハラスメント”であると述べていたのです。この訴えに、さまざまなライフステージの人たちが反応しました。既婚や未婚、子どもの有無によって意見は大きく異なり、ちょっとした議論となっていたんですね。さて、あなたは、電車やバス、飛行機で赤ちゃんが泣き叫ぶことを、ベイビーハラスメントだと思いますか?今回は、さまざまな意見を伺ってきました。●ベイビーハラスメントだと思う派の意見まずは、泣きわめく赤ちゃんに対して「ベイビーハラスメントと感じる」人たちの意見です。特に多かったのは、忙しく働きまわるビジネスマン&ウーマンたちからの、こんなボヤキ声でした。『出張でよく新幹線や飛行機を利用しますが、近くに赤ちゃん連れがいると正直「うわぁ……」と思いますね。こっちは疲れていて、少しでも寝たいと思ってるんです。なのに、グズグズギャーギャー泣き叫ばれると、悪いけどイライラしますよ。おおっぴらには言えませんが、私の同僚たちもほとんどが同じ意見でした ね』(40代女性/未婚/経営コンサルタント)生後数か月の赤ちゃんにとって、長距離の移動は大きな負担です。長い時間乗り物に揺られていれば、お腹が空いたりオムツを替えてほしかったりして、泣き出すこともあるでしょう。そんなとき、サッと対応できるママと、放置しがちなママがいるのは事実です。すぐに泣き止ませることができなくても、席を立つことくらいはできるはず。それもせずに、「赤ちゃん連れなんだから、仕方ないでしょ」という態度でシレッとされると、イラ立ちを感じることもありますね。『気になるのは泣き声だけじゃないですよ。赤ちゃんがぐずりだしたときに、必要以上に大声でわざとらしく「シーッ!」とか「みんながいるから、ここではダメ!」とか言ってるママ。あなたの声が一番うるさいです。これも広い意味でベイビーハラスメントになるんじゃない?』(30代女性/既婚・子なし/通信業)こういう光景も、しばしば見かけますね。おそらくそのママは、自分が一生懸命静かにさせようとしているんだということを何とか周りに分かってほしいのでしょう。でも、時には「あそこのお姉さんに叱られちゃうよ」「運転手さんに怒られるから静かにしなさい!」なんて大声で言っているママさんもいます。これはちょっと、違和感がある注意の仕方ですよね。●ベイビーハラスメントだと思わない派の意見いっぽうで、「ベイビーハラスメントだと感じない」人たちも少なくありませんでした。『「泣き声が迷惑だから、子連れは電車や飛行機に乗るな」って言ってる人は、もしも自分が「泣き声が嫌な人は電車や飛行機に乗るな、マイカーか自家用ヘリを使って何とかしろ」って言われてもいいってことですかね?だって、裏を返せば同じことでしょ?』(40代男性/既婚・子あり/公務員)確かにそうですね。“公共”交通機関は、どんな人でも利用できるものであるはず。赤ちゃん連れママだけが槍玉に挙げられて、利用を制限されるなんておかしいことだといえます。結婚や子育てとはまだ縁がない若者たちからは、意外と冷静な意見が。『赤ちゃんは、どうしたって泣きますよ。それしか訴える手段がないんですから。そして、それは危険信号なんだから、耳障りにできていて当然 。でも、周りの僕たちは大人でしょ?「あ〜赤ちゃん泣いてるな〜、うるさくてイヤだけど、仕方ないからガマンしよう」で済む話じゃないんですかね?』(20代男性/未婚/介護職)数十年前、私たち自身も赤ちゃんでした。時にはうるさく泣き叫び、周りに迷惑をかけてきたでしょう。その度、周りの大人は我慢をしてくれたのです。今はその我慢のバトンが自分に回ってきている番だと考えることができれば、少しは達観できるのかもしれません。----------さて、ここまで読んで……あなたはどう思いましたか?「赤ちゃん連れの外出は迷惑なのか」についてはもう長いこと論争のネタになっています。手を変え品を変え言葉を変えて延々と意見が交わされていますが、賛否両論はなかなか交わることがなく、誰もが納得できる答えには至っていません。思い返せば私は、わが子が赤ちゃんだったころ、外出のときは常にビクビクと周りを気にしていました。電車に乗るなら、どの時間帯・どの車両にすれば迷惑にならないか。荷物はどのようにまとめたら、車内でモタつかずベビーカーを畳めるのか。荷物を抱えながら子どもを抱っこひもに移し替え、ベビーカーを畳む……という動作を練習したこともありました。それでも実際に出かける段になると周りの目が怖くて、あらゆる人に謝り続けながら電車に乗り、一日終わる頃にはヘトヘトになったものです。今回話題になっている「ベイビーハラスメント」という言葉。過去の私のような“ごく普通の、気弱なママ“たちを、より追い詰めることがないように祈るばかりです。●モデル/倉本麻貴●文/パピマミ編集部
2017年09月29日秋は、待ちに待った行楽シーズン!皆さん、お出かけの予定はもう立てましたか?私たち家族は先日、札幌へ遊びに行って来ました。今回の札幌旅行では、円山動物園や滝野すずらん丘陵公園でデイキャンプをしたり、大通公園で9/30まで行われているオータムフェストに行って来ました。1歳5ヶ月の息子は、飛行機に乗るのは今回で3回目。1回目は生後11ヶ月、2回目は1歳1ヶ月のときでした。初めてのときは大丈夫かなぁ…と心配ばかりしていましたが、3回も経験すれば息子も親も慣れっこに!3回の飛行機旅経験で得たことをまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。子どもはいつから運賃がかかるの?どうやって乗ったらいいの??国内線であれば、生後8日から赤ちゃんは飛行機に乗ることができます。3歳未満のお子さんは、ママやパパの膝の上に乗せれば運賃は無料です。(※LCCは料金設定が異なるので事前確認をして下さい)。座席を使わず、料金がかからないお子さんであっても予約は必要なので、お忘れなく!私たちが今回乗ったJALでは、体重10.5㎏未満の赤ちゃん連れの場合、ベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド)を使える座席があるので、早めに予約することをお勧めします。3歳未満であっても身体の大きいお子さんの場合は、膝の上にずっと乗せておくのが辛いですよね。また、ママもパパも空の旅を快適に過ごしたいというときは、小児運賃を払ってお子さんの席を確保すると良いですよ。空港のキッズスペースを有効活用して♪子どもと一緒だと、何が起こるか分からないので早めに空港に着いて待っているママたちは多いのでは…?!そんなとき、利用してほしいのがキッズスペース!待ち時間、たっぷり遊んでくれれば、機内でぐっすり寝てくれるかも…??空港によっては、すべり台や絵本、積み木などが置いてあります。乗り物好きのお子さんの場合は、展望デッキで飛行機を眺めるのもお勧めです!!手荷物預け後は、ベビーカーをレンタルして空港によっては、ベビーカーの無料貸し出しサービスを行っています。手荷物でベビーカーを預けた後、チェックインカウンターでベビーカーを借りれば、搭乗までの時間を快適に過ごせます。このベビーカーは、飛行機に乗る直前まで使うことができるので、借りておいた方がベター。子どもと一緒だと荷物が多いので、とても有難いサービスですよね。手荷物で預けたベビーカーは、目的地の空港で優先的に返却してくれるのも嬉しいサービスです。また、最近は手荷物として預けずに、機内持ち込みができるサイズのベビーカーもあるよう。手荷物が少ない旅行時などには、到着後荷物を待たずにロビーを出られるし、こちらもとっても便利だと思います♪優先搭乗は、利用する?しない?2歳以下のお子さんがいる場合は、優先搭乗できます。機内が空いているうちに手荷物を収納したり、席につくことができるのでバタバタせず、スムーズに済みます。ただ、離陸までの時間(約30分)を狭い機内の中で待っていなければいけないので、好奇心旺盛だったり、元気いっぱいのお子さんの場合は敢えて優先搭乗はせず、最終搭乗を待つというのも1つの方法です。離陸後しばらくは席を立てないので、オモチャや飲み物などすぐ必要になりそうなものは、前の座席の下やシートポケットに入れておくと良いですよ!気になる、オムツ交換と耳抜きは…化粧室内にオムツ交換台が設置されているので、お子さんがウンチをしちゃった!なんてときも心配しなくて大丈夫です。(※一部、設置されてない便もあるので事前に確認して下さい)。ただ、化粧室は狭く、機体が揺れることもあるので、飛行機に乗る前にオムツ替えをしておくのがベストです!また、最も気になるのが離陸時と着陸時の耳抜き。このときにぐずったりするお子さんも多く、子どもの耳抜きって、どうしたらいいの?と心配なはず。耳が痛くなるのは、離陸時と着陸30分前と言われています。その時間帯にオッパイを飲ませたり、ミルクやお茶を飲ませると良いそうです。ミルクの場合は、客室乗務員にお願いすれば、哺乳瓶にお湯を入れてもらえます。息子はこの方法で耳抜きに成功し、耳を痛がることはなかったです。そして、鼻水がたくさん出ているお子さんは、中耳炎になってしまう可能性があるそう!!事前に耳鼻科で鼻水を吸引してもらうなど、先生に相談しておくことをお勧めします。子連れ飛行機でうれしい、機内サービス多くの航空会社では、子どもにはオリジナルグッズをプレゼントしてくれます!貰ったオモチャでしばらく時間を潰せるので、毎回とても助かっています。我が家が今回、機内用に持ち込んだオモチャは、お気に入りの絵本と買ったばかりの魚釣り。この魚釣りはFlying Tiger Copenhagenのものなのですが、缶の中にコンパクトに収納でき、軽く、音が鳴らないオモチャなので外出時には重宝しています!釣竿が2本付いているので、親子で楽しめます。使い慣れたオモチャと一緒に新しいオモチャも持って行くと、興味津々で遊んでくれますよ。また、子どもには麦茶やジュースのサービスがあります。子ども用には蓋とストロー付きで提供してくれるので、こぼす心配がなくてママも安心!ママの飲み物も蓋付きで提供してくれます。どうしても、ぐずってしまったときには…我が家の場合、グズってしまったときは窓の外を見せたり、おやつや軽食(おにぎり)で気分転換させています。今回、キッズスペースでたくさん遊び、お腹いっぱいになった息子は、行きの便では離陸と同時にバタンキューでした!お昼寝の時間に合わせて、フライトの時間を調整してみるのも良いかもしれませんね。子連れに優しいサービスがたくさんあるので、皆さんもぜひ空の旅を経験してみて下さい!
2017年09月25日子どもと一緒にお出かけとなると、どんなに頑張っても荷物が多くなってしまいますよね。オムツ、おしり拭き、着替え、タオル、離乳食、お菓子、食事用エプロン、マグ、ウエットティッシュ、オモチャ…どれも必需品!これら全てを入れられる大容量のバッグがママたちには必須アイテムですが、どんなのを使ったら良いか迷っていませんか?!息子とのお出かけをいかに快適に過ごせるかという観点で、私が選んだバッグをご紹介したいと思います。そもそも、マザーズバッグって何?マザーズバッグとは、ママのための機能がたくさんついているバッグのこと。バッグの中に仕切りやポケットがたくさんあり、荷物が多くてもすっきりと機能的に収納でき、持ち運びやすいデザインになっています。大容量でありながら軽量であることが特徴のひとつです。マザーズバッグの中には、トート、ショルダー、リュックといったように、シーンによって持ち方が変えられたり、オムツ替え用のシートが付いていたりします。しかし、私の場合、ポケットがあり過ぎるとかえって何をどこに入れたか分からなくなり、いざと言うときにパッと取り出せないのでは…と思い、普通のバッグで代用しています。マザーズバッグとは異なり、内ポケットが少なく、シンプルな作りなので、小分けポーチを使って中を仕切り、用途によって取り出しやすいよう工夫して使っています。マザーズバッグが必要かそうでないかは、人それぞれ。オシャレなマザーズバッグなら、ベビー期卒業後も小旅行などに使えそうです♪使用頻度ナンバーワンは、トートバッグ!私が重視したのは荷物が大容量入り、かつ軽量なこと!!子どもは日に日に重くなっていくので、少しでもバッグの重量は抑えたいところ。たくさんの荷物をストレスなく運べ、そして、オシャレなデザインに惹かれて、「Marimekko」と「LONGCHAMP」ふたつのトートバッグを愛用しています。どちらもシンプルなバッグなので、どんなファッションにも合わせやすいデザインな上、代わりに夫が持ったとしても違和感なく使えるところがお気に入り。このふたつは、主にベビーカーや車で移動のときに愛用しています。持ち手が長いので腕に掛けられ、たくさんの荷物を詰め込んでベビーカーの下に入れても、チャック付きなので飛び出す心配がないのが嬉しいポイント!ちなみに「LONGCHAMP」は使わない時、小さく折りたためるのでとっても便利。愛用しているママもちらほら見かけます。カラーバリエーションやサイズ展開が豊富で、シーズンごとに限定デザインが登場するので、選ぶ楽しさもありますよ。ベビーカーなしのお出かけには、リュックベビーカーを使わずにお出かけするときは、リュックを使っています。息子は1歳を過ぎたあたりから自分で好きなように歩きたがるので、咄嗟に追いかけたり、手をつないで一緒に歩いたり…と、とにかく大変!わんぱく息子なので、予測できないアクションの連続なのです!!荷物を持ちながら息子を抱っこすることもよくあるので、自由に両手が使えることが何より大事。息子の成長に合わせて選んだバッグは、「GREGORY」のリュック。ポケットがたくさんあり、どんなに重い荷物を入れても肩への負担が少なく、背負い心地は抜群に良いですよ。元気いっぱいに成長した息子とのお出かけには、このリュックがとても重宝しています。これからもっと歩くようになったら、子ども用のハーネスリュックも検討しようかなと思っています。ショルダーバッグと2個持ちで、フットワークを軽く!近くのスーパーに買い物へ行くときや、電車やバスに乗ったり、息子が遊び回れるような施設へ行くときは、トートバッグとの2個持ちでショルダーバッグ(ポシェット)を使っています。ショルダーバッグには、ハンカチ、ティッシュ、携帯電話、財布、鍵、ICカードなど貴重品を入れています。リュック同様、両手が空くのでとても便利!!買い物や改札時もスムーズです。よく鼻水が出る息子のケアもバッチリできちゃいます。今、私が愛用しているのは、「A.P.C.」、「kate spade」のふたつ。このショルダーバッグのおかげで、フットワークが軽くなりました。ファッションやシーンに合わせて、いくつか持っているとお出かけも楽しくなりそうです。荷物は出先で増えるもの! エコバッグも忘れずにそして、子連れのお出かけで忘れてはいけないのが、エコバッグ。小さく折りたためるエコバッグは、必ずどのバッグにも入れるようにしています。出先で荷物が増えてしまったときや、息子の汚れた洋服を入れたりするときに使っています。バッグにひとつ入れておくと、何かと便利ですよ。見た目も使い勝手も優秀なこれらのバッグ のおかげで、息子とのお出かけがより楽しく、快適なものになっています。子育て中のママでもオシャレは欠かせませんよね♪外出が増えるこれからの季節、毎日持つものだらこそ、とっておきのお気に入りを見つけて、お子さんとのお出かけを楽しんで下さいね♡
2017年09月07日昨今のキャンプ、アウトドアブームにより、家族で外遊びが楽しめるグッズがより身近になりました。普段の公園に出かけるのだって、アウトドアグッズを持っていけば立派なピクニックになります。子どもたちが思う存分、公園で遊べて、大人も快適に過ごせる、そんなおすすめのグッズを紹介します。オールシーズン活躍のワンタッチテント4000円前後から購入できるワンタッチテントは、今や小さな子どもがいる家庭の必須アイテム。UV加工されているので、紫外線が気になる季節のママの休憩所として、寒い時期には防寒として使えます。テントの中でお昼ごはんを食べるのはもちろん、おむつ替えや授乳場所としても、また泥んこや水浸しになった子どもの着替え場所としても便利です。コツをつかめば、簡単に、ママひとりでもコンパクトに収納できます。SNS映えもバッチリのレジャーシート最近人気のレジャーシートは、表地は平織生地やフリース生地、裏地は撥水、断熱に優れた生地が使われています。色や柄もさまざまなタイプが発売されていて、バリエーションも豊富。サイズも2人〜8人用などシーンに合わせて選べます。一生懸命作ったお弁当をSNS用に撮影するときも、あたたかみのある生地が背景となって、おしゃれな写真になります。そして、わが家が購入したレジャーシートは丸洗いも可能です。子どもが土足で上がってしまったり、ジュースやごはんをこぼしてしまうことも多いので、洗えるのは嬉しいポイント。公園の土や芝生は冷えるので冷え性のママにもオススメです。テントもシートも遊び道具も載せられるキャリーワゴン特に大きな公園に出かけるときは、子どものグッズや遊び道具を広場まで運ぶのが大変です。わが家ではずっとベビーカーを荷物運びに使っていましたが、下の子もベビーカーをそろそろ卒業するので、キャリーワゴンの出番となりました。メーカーにもよりますが、耐荷重量は80〜120kgで、お値段の相場は5000円〜10000円ほど。バーベキューやキャンプでも活躍してくれます!こちらも普段はコンパクトに収納ができます。今回紹介した初心者向けのグッズはリーズナブルで女性でも簡単に扱えるものが多く、そして何より便利!夏の終わりはオフシーズンに向けて、さらにリーズナブルな価格で手に入れられることも多いので、ぜひチェックしてみてください。<文:フリーランス記者飯作紫乃>
2017年08月24日お出かけシーズンに外食はつきものみなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。夏ということで、お出かけ・旅行が一番楽しい季節です!我が家も週末やお休みの間に、2才の息子を連れてお出かけする機会がたくさんありました。旅行につきものなのが、外食ですよね。できればゆっくりランチしたくても、息子がおとなしくしていてくれるのは子ども自身がご飯を食べている間だけ…。その間に自分達の食事を急いで済ますママ・パパも多いと思います。「全然ゆっくりできない!」「外食する時くらいは時間をかけて楽しみたい!」というママ・パパ、多いのでは?少しでもゆったり過ごすために、我が家で使っている外食時のアイテムやコツをご紹介いたします。ベビーカーで入店&そのままごはん♪すくすくと成長する息子ですが、外出時はまだまだベービーカーは手放せません。特に移動に長時間を要する旅行の時などはなおさら。外食をするときは、ベビーカー入店がOKで、そのままテーブル席につけるような場所を選ぶようにしています。これは、子ども用いすに乗り換えたり、ベビーカーを畳んだりする余計な作業を省くため。我が家では子どもが生まれたときからエアーバギーココのブレーキモデルを愛用していますが、この車種は外食にもオススメ。構造自体ががっしりしているので、子どもが立ってしまったり多少暴れても横転したりする心配がありません。また、3輪タイプで前方についているタイヤが1つなので、ベビーカーをテーブルに引き寄せても幅を取ることなく、車体の半分(子どもの腿あたりの部分まで)がすっぽりとテーブル下に収まります。椅子を引いたような状態でテーブル上で食事ができるため、家で食べているときと同じような姿勢で安定します。また、小回りが利きますので店内が多少狭いところでも間を縫って進めるところも魅力です。子供も、乗せ降ろしのストレスがないので、落ち着いてごはんすることができているようです。『自分でやらせる』がゆっくりランチの秘訣♡現在、自分ひとりでフォークを使って食べるようにトレーニングさせているので、多少汚れてもいいようにお食事用エプロンやスタイは忘れずに持っていきます。子どもは時間をかけて一生懸命食べてくれるので、これがランチをゆっくりたのしむコツのひとつ。万が一、テーブルの上や下を汚してしまったらしっかり片づけるのも忘れずに!また、お店によっては、子ども専用カトラリーが用意されていないところもありますので、心配な時は持参しています。使い慣れているものの方が、子どもも食べ物をこぼすことなく上手に食べてくれます。ビタットマグは、我が家のマストアイテムに以前の記事でもご紹介した「BitattoMug」はまだまだ大活躍!シリコン製のフタのようなBitattoMugをコップの飲み口にしっかりはめて、中央の穴にストローを差すだけでお店のコップが簡単にマグに早変わり。子どもの不注意でコップが倒れてしまっても、BitattoMugが蓋をしているので中身がこぼれる心配がありません。子どもが飲み物を飲むときに、親が終始見ていたり助けたりしなくても良いのでとても楽です♪乳幼児との外食を楽しむには…子どもがもっと小さかった乳児の頃は、生後2か月で職場へ復帰したので、母乳はほとんどあげられず粉ミルクばかりでした。外出するときは、粉ミルクを空の哺乳瓶や粉ミルク入れにあらかじめ入れておき、小さめの魔法瓶にお湯を入れたものを持ち歩いていました。そうすれば、赤ちゃんがミルクを欲しがっている時にすぐ取り出して、魔法瓶のお湯で調乳できます。少し大きくなって、子どもでも食べられそうなものや離乳食がお店のメニューにあればそれを頼むようにしていましたが、毎回念のため自宅からも離乳食を持参をするようにしていました。持参したものをたべさせたい時は、お店の人にも念のため声をかけて断るように。ミルクや離乳食時期は、ママも外食時に用意するものが多く、心配もあると思いますが大丈夫!現在では、小瓶や箱詰めにされて持ち運びにも便利な離乳食がスーパーなどの日用雑貨店で簡単に手に入りますので、外食時には積極的に利用してみるのも良いと思います。伝家の宝刀はやっぱり、スマホ動画!子どもが飽きてしまって、席を立とうとしたり落ち着きが無かったり「どうしても」という時だけ、息子にスマートホンで動画を見せています。普段家にいる時は携帯を隠して見せないようにしているので、食い入るように見てくれます。特に、youtubeで大好きな動画が「キッズボンボン」の鉄道シリーズ!子どもむけに電車や新幹線の紹介する10分~30分の長めの動画です。地域ごとや車両ごとの特集など本当に沢山の動画があるので飽きることもありませんし、その中で子供が「何回もみたい!」と思うお気に入りの動画も見つかります。電車や新幹線が大好きな息子は、この動画ならおとなしく座って見てくれます。小さいうちからスマートホンを見せることをあまり良しとしない方もいるかもしれませんが、息子も喜んでくれているので「特別なときだけ」とメリハリをつけて活用するようにしています。遊び盛りの子ども達はじっとしていられないので私自身も参ってしまうことがしばしば。落ち着きがないのは当たり前だとわかっているけれども、せっかくの食事を少しでも長く楽しむために是非参考にしてみてくださいね!
2017年08月22日夏と言えばお祭りが多く開催される季節でもありますよね。近所でお神輿や露店が出ていれば、家族で見に出かけることもあるでしょう。しかし、お祭りや場所によっては人混みは必至。大勢の人でにぎわっているため、赤ちゃんや小さな子どもを連れて行くと危険なこともあります。女性のためのコミュニティサイト『ガールズちゃんねる』では、『赤ちゃん連れのお祭り参加はアリ?』というトピックスが立ち、賛否の声が寄せられています。●お祭りに行くのは誰のため? 厳しい指摘が続々トピ主さんは夏祭りで赤ちゃん連れを多く見かけるそうですが、人混みでベビーカーを押し、人の脚をひいても謝罪しない、赤ちゃんが人にぶつかりまくっているなど、そのマナーの悪さに驚いているといいます。暑い中で人の多いお祭りに赤ちゃん連れで参加するのは赤ちゃんもかわいそうだし、周りに迷惑だと考えているということですが、他の人はどう思うかと問いかけています。この問いに対し、『ベビーカーはナシ』『1歳超えないと連れていかない。感染症とか怖いし』『赤ちゃんじゃわけわからないだろうし暑いし連れてくるほうが可哀想』『暑くてしんどいだろうね。人混みは怖いし迷惑になるから』『人混みにベビーカーは邪魔!かと言って抱っこ紐は暑い。赤ちゃん可哀想だなーと思う』『人がゴミゴミした場所であれば、赤ちゃんにとっても周りの人にとっても迷惑 でしかないと思う』『そんなん、楽しめる?なんのために行くの?誰のため?』『花火大会に赤ちゃん(幼児だったかな?)連れてきて、人ごみに押されて亡くなった事件あったよね。お祭りや花火で楽しい・楽しみたいのは赤ちゃん? 赤ちゃんのため?違うと思う』など、トピ主さんに賛同する声が多くあがっていました。また、赤ちゃんにはまだお祭りの楽しさなんてわからないため、人混みや暑さでつらい思いをするだけにも関わらず、「お祭りを見せてあげたい」と言うのは自分が(親が)楽しみたいだけの言い訳だとする厳しい意見もありました。一方、赤ちゃんを連れてお祭りに参加することを「アリ」とする人からは、『上の子がいたら、短時間で近所のお祭りは行くよ』『ベビーカーなしで、抱っこひもならいいと思う』『上の子がいれば連れていきたい気持ち分かる』『赤ちゃん連れでも上に子どもがいるならやむをえない こともあるよね…』など、上の子がいたら、その子のために連れて行くことになるという意見が多くあがりました。確かに、上の子が「お祭りを見に行きたい」と言えば、連れて行ってあげたくなる気持ちはわかります。赤ちゃんを家に残して行くなんて無理なことですし、連れて行かざるを得ない、というのが実際のところなのでしょう。●赤ちゃん連れでお祭りに参加する際の注意点人が少なくゆったり見ることができるような地元の小さなお祭りであれば話は別ですが、人混み必至のお祭りに赤ちゃんを連れて行くのは避けたほうがいい でしょう。周りに迷惑をかけるうんぬんよりも第一に、赤ちゃん自身がしんどいだろうと思うからです。また、お祭りには不特定多数の人が参加します。お酒が入って気が大きくなっていたり、やたらと絡んできたりするような人がいないとも限りません。トラブルや事故に巻き込まれる危険性もあります。だからこそ、赤ちゃん連れでのお祭り参加はおすすめできません。しかし、上の子が行きたがっているなど、やむをえず赤ちゃんも連れて行く場合には、なるべくベビーカーは避けましょう 。人が大勢いる中でベビーカーを押すと、周りの人の脚をひいてしまったりぶつかったりしてトラブルが起きる可能性があります。ベビーカーにぶつかった人がよろめき、赤ちゃんの上に覆い被さってくるなどの危険性もあります(実際に満員電車の中で目撃したことがあります)。ママと子ども、赤ちゃんだけでなく、パパも一緒に行ってもらう ようにするのが安心です。また、お祭りに参加するのは短時間にしましょう。赤ちゃんの様子を見て、早めに切り上げるようにすることが大切です。人が多く集まるお祭りに行く際は、まず赤ちゃんのことを考えてください。その上で、本当に行くべきなのかどうかをもう一度冷静に考えてみてくださいね。自分自身が行きたいだけなのであれば、子どもがもう少し大きくなるまでガマン するのが賢明でしょう。●文/パピマミ編集部●モデル/いちご姫(いちごショートくん)
2017年08月16日ママたちが知っている有名ベビーブランドにお邪魔して、ブランドの歴史やものつくりへのこだわりなどをおうかがいする企画第二弾。今回は、アップリカさんへの取材に成功しました♪第一回では、アップリカのブランドヒストリーを、第二回では「ヨコ抱き」と「安全性」のお話をお伺いしました。今回は、おうちのなかで使うアイテム「スウィング」について。ベビーカーや抱っこひも、チャイルドシートだけでなく、室内用品にもアップリカの赤ちゃんに対する優しさがあります。生活に寄り添う、室内育児用品編集部:アップリカさんは、ベビーカーや抱っこひも、チャイルドシートだけでなく、室内用品もたくさん出されていますよね。オムツ用のゴミ箱やバスチェアなど、我が家でも大活躍しているものは、アップリカ製です。河崎さん:オムツ処理ポットを日本に広めたのはアップリカだと思います。最初は実際に、ポットのような形をしていたんですよ。紙オムツになってから、社会や生活の変化で必要になった製品ですね。バスチェアも売り上げ台数が多く、ロングセラーの室内用品です。部屋での過ごし方も時代とともに変化する編集部:お出かけ時だけでなく、お部屋のなかでの過ごし方も、時代によって変わっていきますよね。河崎さん:お子さんが小さなとき、お部屋のなかでは何を使っていましたか?編集部:我が家はハイローチェアとバウンサーを使い分けていました。ハイローチェアはアップリカ製のもので、親戚で子供が生まれるとプレゼントとして贈りあったりしています。バウンサーは家事をしているときにとっても助けられました。河崎さん:ハイローベッド&チェアは、床生活が一般的だった時代にはロータイプしかなかったんですよ。テーブル生活が増えたので、アップリカが高さをハイとローに調節できるものを提案しました。編集部:小さなときは、「ママの抱っこじゃないとダメ!」という子もいたりするので、電動で揺れるものが出てきたんですね。河崎さん:赤ちゃんは日中でもすやすや眠ります。赤ちゃんの睡眠リズムをきちんと整えてあげながら、お母さんたちがラクに家事ができるということで、オートスウィングのハイローベッド&チェアは人気アイテムです。欧米では主流の「スウィング」って?編集部:私が長男(5歳)を出産したときにはなかった、「スウィング」という育児アイテムがあるということで、今回はそれをご紹介してもらいたいのですが……。河崎さん:アップリカのハイローベッド&チェアとスウィングはいずれも、「ママに抱っこされているように赤ちゃんが感じてくれること」を目指しています。ハイローベッド&チェアはリクライニングを調節すると椅子タイプにもなり、4歳頃まで使えるのですが、スウィングは新生児から1歳半頃までの小さな時期に特化したものです。編集部:ハイローベッド&チェアが赤ちゃんの寝姿勢に対して縦方向に揺れるのに対して、スウィングは左右揺れなんですね!河崎さん:赤ちゃんを抱っこしてあやしたり、寝かしつけようとするときってお母さんは赤ちゃんをヨコ抱っこして、タテ方向に揺らしたり、左右に揺らしたりするんです。編集部:確かに、大きな左右揺れというのはママが赤ちゃんを抱っこして動く揺れにより近いですね。いつでもどこでも、ママの近くに河崎さん:また、アップリカのスマートスウィングの大きな特徴は「たためる」「運べる」「コードレス」の3つにあります。赤ちゃんをいつもそばに置いておきたいというお母さんたちが、おうちのなかでどこにいてもラクに持ち運べるようにしました。編集部:ママのそばが、赤ちゃんの定位置になるんですね。これだけコンパクトになれば、帰省や旅行のときにも持っていけそうです!河崎さん:ご実家で過ごされる時用に、室内用品をもうひとつ購入するというお母さんたちの声がありました。スウィングなら、車のトランクに積んで持って行って、ご実家に帰るときにも使えますよね。編集部:自宅用、実家用とわけることなく、いつもと同じアイテムで赤ちゃんも安心です。河崎さん:また、「スマートスウィングDX」には、新生児のときに役に立つホールディングパッドが付いています。モロー反射って知っていますか?編集部:小さな赤ちゃんが寝ているときに「ビクッ」となる動作ですよね。せっかく寝ていたのに、それで起きてしまって、寝かしつけのやりなおし……ということが多々ありました。河崎さん:おくるみのようにすっぽり包み込むパッドで赤ちゃんをくるんであげれば、より安心してスウィングで過ごすことができます。編集部:このパッド、スウィング以外でも使えそうですね!すっかり寝てしまったら、このままベッドに移動しても大丈夫そうです。河崎さん:背中スイッチがある赤ちゃんと言われているに、寝かせ替えのとき起きてしまわないようにと考えたアイテムなんですよ。赤ちゃんが落ち着く音って?編集部:あと、揺れだけでなく音楽も鳴るんですね!河崎さん:スウィングには、10種類のミュージックと、5種類のネイチャーサウンドがついています。心音や砂嵐サウンドなど、赤ちゃんが落ち着く音をチョイスしています。編集部:携帯の音楽プレイヤーも接続できるんですか?河崎さん:お母さんが好きな音楽をかけたりしていただくように考えました。iPhoneにつないで、英語を聞かせているというお母さんもいますよ。編集部:心地よい姿勢だけでなく、赤ちゃんの心のことも考えて作られているんですね。「電動」「ポータブル」「音楽」など、新しい機能がたくさん付いている「スウィング」は、室内育児用品の新常識になりそうですね。常に次の世代に向けての育児用品を編集部:育児用品の進化は本当に早く、たった数年でどんどん快適になっていきます。目を見張るものがありますね。河崎さん:数十年後には、お母さんたちが使う育児アイテムはガラリと変わっているかもしれませんね。お母さんたちの「育児に対する気持ち」も、どんどん変化していきます。赤ちゃんが最優先なのはもちろん、お洒落なデザインのものがいい、もっとラクに育児をしたい、便利な育児用品が欲しい……など、お母さんたちのニーズが多様化しているのを感じます。吉田さん:かつては、便利になる育児用品に対して「こんなにラクしてしまっていいのだろうか」という声も確かにありました。育児用品がどんなに進化しても、子育ては決してラクなものじゃない。お母さんたちが、もっと楽しく、肩の力を抜いて子育てできる環境にするために、アップリカがサポートしていきたいと思っています。河崎さん:赤ちゃんのためのものづくりをしていますが、赤ちゃんが一番好きなのは、お母さんの笑顔!お母さんたちが笑顔になれるアイテムが、もっともっと増えるといいなぁと思っています。編集部: ママたちの声を聞いて、そのニーズに応えるだけでなく、「新しい提案で、もっと楽しい育児を」という理念もあるんですね。日本の赤ちゃんを見守るアップリカ実は私自身、アップリカのベビーカーに乗せられて育ちました。アップリカに特別な愛着をもつママは、たくさんいると思います。長い歴史のある国内ベビーブランドは、ママたちの声とともにどんどんと新しい育児アイテムを世に送り出しています。どんなアイテムと一緒に子育てをするかというのは、とっても大切なことです。アップリカさんは赤ちゃんのためのものづくりでママたちの育児をサポートするだけでなく、日本の育児を先導していくものづくりをされているんだなぁと感じました。河崎さん、吉田さん、温かいお話をどうもありがとうございました!《撮影:塙ひろみ、写真提供:アップリカ》
2017年08月11日こんにちは、佐原チハルです。毎年、夏の暑さは非常に厳しいですよね。外にいるときはもちろん、室内でも熱中症のリスクがあり油断できません。そこで今回は、凶悪な暑さから子どもを守り、夏を乗り切るための冷感アイテムについて、ママたちのおすすめを聞いてみました。●寝苦しい夜は、氷枕よりも“保冷シート”『夏の暑い夜、私も夫も氷枕を使ってしのいでいたんです。それで子どもにもって思ってキッズ用を買ったんですけど、まぁ3歳児に使えるわけないですよね』(30代/3歳の子のママ)もちろん個人差は大きいでしょうが、3歳くらいのお子さんだと、驚くような寝相のお子さんも少なくないですよね。布団から飛び出してしまっていたり、上下が逆さまになっていたり。『もっぱら保冷シートを使っています。貼れるって便利ですよ。もちろん寝相のせいではがれちゃうこともありますけど、氷枕よりは使えます』ただしあまりにも寝苦しい夜は、我慢せずに冷房を利用するようにしている そう。『夜でも熱中症の危険があるよなって思って。子どもって体温高いし。温度と風向きと湿度にも注意して、あとタイマー機能も使うようにしています』保冷シートや冷房のほか、冷感のシーツやタオルケットの導入もいいかもしれません。夏バテ予防のためにも、睡眠時間はしっかりと確保したいですね。●ベビーカーの保冷シートはマスト『ベビーカー用の保冷シートなんて、「気にしすぎ」「やりすぎ」なんじゃないかって思ってたんですけど、甘かったです。必須だと思います』(20代/1歳の子のママ)真夏のあいだは、長時間赤ちゃんを連れて外に出ることもしないし、日陰を選んで歩くし、特別な装備は必要ない……と考えていたというこちらのママさんですが、保冷シートは「ベビーカーにはマストアイテム」だと今では考えているそうです。『赤ちゃんって、地面からの距離が近いんですよね。実際にベビーカーを使ってみて、それに合わせてしゃがむことが増えて初めてわかったんですけど、感じる暑さが大違いなんです』これは危険だと感じ、その日のうちに保冷シートを購入したそうです。『ママ友の中には保冷剤をタオルに包んで使ってる人もいるんですけど、冷やし過ぎとかも怖いので、私は市販のものを使っています』アスファルトの照り返しは大人であってもつらいもの。より地面に近い場所にいる赤ちゃん にとってはなおさらです。特に、地面からの距離が遠くないタイプのベビーカーを利用している場合は、気をつける必要がありそうです。●外遊び時、冷感スカーフの利用には注意を!『首元を程よく冷やせるのって、夏場は大事だと思う。ひんやりスカーフみたいなヤツいいよね』(30代/3歳と5歳の子のママ)水に濡らすだけで快適な冷たさになってくれるスカーフは、大人でも愛用している人は少なくないと思います。便利なアイテムですが、子どもに使うときには注意も必要です。『首回りにあるものだから、やっぱり遊具とかに引っかかっちゃうのが怖いんだよね。フードの服が危険なのと一緒で。買うときに安全性に配慮されているかをしっかり注意して選ぶか、ちょっと手を入れるかしなきゃいけないのが面倒かな』こちらのママさんは、マジックテープやホックなど、引っ張る力が加わればすぐ外れるようなもの でとめられるようにするなど、手を入れて工夫して使っているそうです。お裁縫が趣味・得意という筆者のママ友さんの中には、中に保冷材を入れられる形の安全な冷感スカーフを自作している方もいます。「作るの好き、楽しい!」という方は、お子さんと一緒に布を選ぶところから始めても楽しそうですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。大人でもつらい厳しい夏の季節は、お子さんの体調管理がますます重要になってきますね。冷感アイテムを上手に使って、少しでも快適に乗り切れるようにしましょう。●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/福永桃子
2017年08月06日ママたちが知っている有名ベビーブランドにお邪魔して、ブランドの歴史やものづくりへのこだわりなどをお伺いする企画第二弾。今回は、アップリカさんへの取材に成功しました♪第一回では、日本のベビーカーの歴史についてインタビュー。アップリカの赤ちゃんに対する想い、ものづくりに対する真摯な姿勢が伝わってきました。今回は、アップリカさんが「ぜひ日本のママに知っておいてほしい」と感じているという、「ヨコ抱っこ」と「安全性」についてのお話です。なんでみんな「タテ抱き」なの?編集部:ベビーカーと並んで、ママたちの育児に欠かせない抱っこひもですが、アップリカさんが抱っこひもを発売したのはいつ頃ですか。河崎さん:第一弾の抱っこひもは、1995年にデビューしています。当時はまだ、首がすわってから使ってもらう、タテ抱っこオンリーのものでした。編集部:わたし自身の経験で恐縮なのですが、生まれたばかりの新生児をタテ抱っこするのが心配だった記憶があります。昔育児を経験した祖母世代の方には「生まれたばかりの赤ちゃんをタテに抱いちゃダメ!」と言われたり……。河崎さん:もともと日本はおんぶが主流でした。赤ちゃんが小さなときは、あまり外へお出かけする必要性がなかったのかもしれません。でも、核家族化や働くママが増えたことで、小さなときから抱っこが必要とされる時代になりました。編集部:エルゴの大ブームで、タテ抱っこはすっかり浸透しましたよね。でも、ブロッサムのショップにも「新生児で安全に抱っこできるものがほしい」と抱っこひもを探しに来る方が多いです。河崎さん:潜在的に「首のすわってない子をタテに抱いていいのかな」という不安を抱えているお母さんたちは多いですよね。アップリカは、「まだ首のすわっていない赤ちゃんを、家のなかでも、外でも、車のなかでも、同じ姿勢」で平らなところに寝かせてあげたいという赤ちゃん医学に基づいた考え方があるので、新生児にはヨコ抱きができる抱っこひもをおすすめしています。編集部:なかなか街中で見かけることがないものですが、どのようなアイテムなのですか?河崎さん:では、吉田さんに実演してもらいましょう!簡単装着! 赤ちゃんとの絆を感じる、ヨコ抱っこ吉田さん:アップリカの社員は、みんな抱っこひもをつけるのが早いんですよ。編集部:装着が簡単で、なおかつ安全で快適なものを……となると、なかなか難しいですね。吉田さん:こちらが、ヨコ抱きができる「コランハグ」というシリーズの抱っこひもです。まず、ベッドなど平らなところに抱っこひもを広げて、ヨコ抱き用のシートに赤ちゃんを乗せます。編集部:小さな布製のコットみたいですね。赤ちゃんが自然な寝姿勢になっていますね。吉田さん:赤ちゃんを安全に乗せたら、次に、抱っこひもの腰ベルトをつけて、それから肩ベルトをかけます。最後に首の後ろのバッグルをとめます。編集部:この手順は、一般的なタテ抱きの抱っこひもと変わらないですね。簡単すぎて、意外でした!吉田さん:昔は、袈裟懸けタイプのヨコ抱き抱っこひもだったんです。でも、より安定性などを追及した結果、現在のこのスタイルに落ち着きました。赤ちゃんの安全と快適さを、数値で測る編集部:アップリカが、頑なにヨコ抱きにこだわり続ける理由を聞かせていただけますか。河崎さん:これは、第一回でお話ししたチャイルドシートの共同研究の結果に基づいています。神戸大学の先生と一緒に、新生児の赤ちゃんをベッド型とイス型のチャイルドシートに乗せて、血液中の酸素濃度を測る実験をしたんです。編集部:腰を落として座らせた場合、おなかが苦しそうですね。河崎さん:首すわり前の赤ちゃんは、イス型に乗せられてしまうと、首が前に倒れやすく、おなかが圧迫されてしまう。たくさんの実験を重ねるなか、それによって「酸素濃度が低下する場合がある」ということがわかったのです。たった一人でも、たった一度でも、そのような可能性があることがわかったら、やっぱりそれは「赤ちゃんにとって良いもの」とは言えません。そのため新生児の頃は、「いつでもどこでも平らに寝かせる姿勢が良い」という結論になりました。編集部:それは大変ですね!漠然と「新生児にタテ抱きは不安」ということではなく、確かな実験を重ねているうえでのお話を聞くと「ヨコ抱き」の大切さが腑に落ちます。抱っこの仕方には、民族性がある河崎さん:まずは何か新しい育児用品を開発をするには、必ずお母さんたちの声が反映されています。たくさんお宅訪問をして、じっくり現場のお母さんたちの意見を聞くんです。そこで、要望のありそうな製品を考えたり、現状の製品のレベルアップを図ったりします。編集部:小児科のお医者さまの意見も、必ず聞いているんですね。河崎さん:小児科医による意見は大事です。特に、抱っこは民族性があると私は思っているんですが、日本人は畳文化なので、昔から赤ちゃんを平らなところに寝かせておく機会が多かったんですよ。アフリカなどではスリングのような布に巻くスタイル、欧米では腰にちょこんと抱きかかえるスタイルが主流だったり、民族や文化と抱っこの仕方は異なります。日本の赤ちゃんのからだをよく知る小児科医の意見は重いものがあります。編集部:日本人は、もともと抱っこに慣れている民族ではなかったのかもしれないですね。河崎さん:また、海外は車文化が浸透しているので、抱っこで長時間いるということが少ないんですよ。外出時の育児アイテムとしては、チャイルドシートやベビーカーがメインという国が多いです。日本は電車やバスなど、公共の交通機関を使うお母さんが多いので、抱っこが移動手段のメインになるのです。編集部:からだに身につけるものなので、体型や民族性や文化などを考えられたものだと安心ですね。河崎さん:また、日本人は、股関節脱臼になりやすい民族とも言われています。股関節脱臼の予防に特に意識をして抱っこひもを作ったのも、アップリカが最初だと思います。時代で変わる、育児環境やママたちの考え方編集部:ママたちの意見を密に聞いているとおっしゃっていましたが、ママたちが求めるものというのは、年々変わってきているのですか。河崎さん:赤ちゃんたちのからだは、何十年経っても変わらないので、求められる機能性などの変化は大きくありません。ですが、お母さんたちの「育児に対する考え」は10年くらいの間隔で変わっていっているのを肌で感じています。編集部:ベビーカーと抱っこひもの乗せおろしが便利そうな「コランCTS」なども、ママたちの声から生まれたのでしょうか。河崎さん:乗せおろしがお出かけ時の課題だという声はたくさん聞こえてきていました。お母さんたちは「不便さ」や「困っていること」は感じますが、それを解消する製品を考えるのはわたしたちの役目だと思っています。編集部:ベビーカーと抱っこ紐の両方をお出かけに持っていくママが大半ですよね。外出時は、そのスイッチが大変だったように思います。ママたちが「何が欲しいのかを読み取る」ということですね。河崎さん:そうですね。潜在ニーズを感じてのものづくりはやりがいがあります。赤ちゃんやお母さんの育児を支えるものというのは当然ですが、時代を作ろうという思いもあるんですね。わたし自身、昔の会社も好きですが、どんどん変わっていくアップリカも好きです。もうひとつ大切なこと、SGマークをチェック!河崎さん:あとひとつ、日本のママたちに知っておいてほしいことがあるんですよ。SGマークというのを知っていますか?編集部:このマーク、見たことはありますが、どんな内容の安全マークなのかは詳しく知りません。河崎さん:SGマークとは、製品安全協会が定める、安全基準のマークです。実はこのSGマークの認定第一号の対象商品は、ベビーカーなんですよ。それだけ、育児用品に安全性が求められているということです。編集部:では何か買うときには、このマークの有無を見ればいいのですね。河崎さん:そうですね。ひとつの基準になると思います。特に落下など安全に関しては厳しい基準を設けていて、たくさんの動作を検証したうえで認定がもらえます。ベビーカーに関しても、「タイヤの振動吸収」や「リクライニングシートの角度」など厳格な基準があります。あと、ベビーカーのA型、B型を定めているのも、実は、製品安全協会なんですよ。編集部:A型とB型のちがいも、今までなんとなくなちがいだけで、詳しいことは知りませんでした。海外のベビーカーにA型とB型の概念がないのはそのためなんですね。河崎さん:最近では、海外製品でもSGマークの認定を取り始めていますよ。アップリカは工場ごと認定をもらっていて、設備・技術・構造など、あらゆる面で安全性のお墨付きをもらっています。編集部:知ることができて、よかったです!これからはSGマークに注目したいと思います。ーーーアップリカさんへのインタビューでは、赤ちゃんのためのものづくりについてたくさん勉強になりました。次回は最終回、「進化する育児用品」についてお伺いしたいと思います!《撮影:塙ひろみ、写真提供:アップリカ》
2017年08月05日日本のベビーブランドといえば、最初にアップリカを思い起こす人も多いのでは?アップリカの創業は1947年。今年70周年を迎えました。実は、日本で最も歴史のあるベビーブランドのひとつなのです。今回は、代官山スタイルがアップリカさんの東京支社への取材に成功♪歴史ある国内メーカーとして、日本のママとベビーたちをずっと見続けてきたアップリカさんだからこそのこだわりや想いを、めいっぱいお伺いしてきました!アップリカのブランドヒストリーアップリカの創業者、葛西健蔵氏は、もともと百貨店などに乳母車(ベビーカー)を卸す代理店を営んでいました。今でこそ全国百貨店のベビー売り場は充実していますが、当時はベビー用品の扱いは粗雑で、乳母車の販売スペースはトイレ横の狭いエリアだったりしたそうです。肝心の乳母車自体も、座面が硬く、赤ちゃんを乗せるのに快適な構造ではなかったとか。そこで創業者の葛西氏は、「赤ちゃんを育てるために、もっと良い環境を作れないか」と自ら乳母車を作ることに。アップリカの歴史は、ベビーカーの誕生とともにあるのです。乳母車は、福沢諭吉が持ってきた!編集部:日本で初めてベビーカーが登場したのは、いつのことなのでしょうか。河崎さん:日本に乳母車を持ち込んだのは、福沢諭吉と言われています。1867年、アメリカから、娘のために持ち帰ってきたそう。この乳母車は、今も慶応大学の三田キャンパスに所蔵されていると思います。編集部:では、乳母車が日本に入ってきてから150年くらい経つということなんですね。アップリカがベビーカーを作り始めたのは、いつ頃なのでしょうか。河崎さん:1949年に、開発第一号のベビーカーが誕生しています。アップリカも1988年頃は大型の「乳母車」タイプと、コンパクトな「ベビーカー」タイプというように、ふたつの名称を使い分けていました。編集部:アップリカの乳母車は、今発売されていてもおかしくない、おしゃれなデザインですね。河崎さん:「ロイヤルプラム」は、イギリス皇室などにありそうな、海外っぽいデザインですよね。高級クラスのイメージがあった乳母車から、日本の生活環境に合ったもっと身近な乗り物「ベビーカー」という呼び名に変えたのは、アップリカかもしれません。編集部:ベビーカーの機能としては、ハイシートであること、荷物がたくさん積めることなど、今とさほど変わらない気がします。河崎さん:携帯に便利でコンパクトに折り畳める「アップリカー」が、1975年に登場します。日本の家屋というのは海外に比べて狭いですよね。コンパクトに畳みたいというは、開発当初からお母さんたちの声でした。小さく折り畳めるベビーカー、というのはアップリカのDNAに組み込まれています。編集部:たくさんのカタログをご用意いただきたましたが、1988年の時点で、かなりバリエーションがありますね。これまでのシリーズ数やモデル数は、どれくらいなのでしょうか?河崎さん:数えられないくらい……。試作やシリーズのモデルなどをすべて合わせたら、すごい数だと思います。細かなニーズに応えるために、ひとつの製品でも、いろいろなタイプで提案しているのです。アップリカ育児研究会とは?編集部:アップリカ製品は、しっかりとした製品説明と、それに伴う信頼感があるブランドだと思います。創業時からの「赤ちゃんのためのものつくり」の姿勢について教えて下さい。河崎さん:創業者がいつも言っていたのは「ただの物売り屋になるな」ということ。育児用品を作るのには、まず赤ちゃんのことを知るべきだといつも言っていました。そこで、愛育病院の院長であった内藤寿七郎先生を中心として「アップリカ育児研究会」というのを立ち上げたんです。アップリカ育児研修会には、小児科医、デザイナー、看護婦、心理学者など、様々なジャンルの方が参画しています。この理念が、アップリカの製品には反映されています。土台があったうえでのものづくりをしているのです。時代を変えた、チャイルドシート編集部:日本の育児を見続けてきて、育児用品の変換期だなと思ったエピソードや社会背景はありますか。河崎さん:ベッド型チャイルドシートの開発と発売については、アップリカの歴史のなかでも印象的なものでしたね。もともとチャイルドシートは、各メーカーとも椅子型のものしか発売していなかったんです。編集部:新生児や首、腰のすわっていない赤ちゃんは、車に乗る時どうしていたのですか?河崎さん:お母さんの抱っこか、コットのようなものに入れて乗せていたか……、ですね。アップリカは、「赤ちゃんを家のなかでも、外でも、車のなかでも、同じ姿勢」でいさせてあげたかった。そして、呼吸機能が不安定な新生児期や首すわり前には、フラットな状態で寝かせてあげたかったんです。編集部:ベッドにもなるチャイルドシートということですよね。河崎さん:そうです。そこでアップリカは、お母さんの抱っこのときの姿勢と同じように寝かせられる、ベッド型チャイルドシートを開発します。それだけでなく、成長に合わせて、大きくなったら椅子型になるんです。これが発売されたのが、1997年のこと。そのあと、2000年になると、道路交通法により「チャイルドシートの義務化」が施行されます。編集部:そこから、アップリカのチャイルドシートが大きく注目されたんですね。今でこそフラットになるチャイルドシートって当たり前に売られているように思いますが、そんな歴史があったのですね。衝撃試験場や、新生児ダミーまで開発編集部:安全性を確保するのはもちろん、言葉を話せない赤ちゃんの快適性などは、どのように測るのでしょうか。河崎さん:できるだけ、数値で評価しているんです。編集部:安全性も快適性も、数値で測るんですか?河崎さん:そうです。ベビーカー、抱っこひも、チャイルドシート、すべての製品でそうですが、どのような使用シーンが想定されるのか、万が一事故があったときに赤ちゃんにはどれだけの負担があるのか……。日々検証をしています。編集部:チャイルドシートなどは特に、安全性が気になりますもんね。河崎さん:アップリカが他社のベビーブランドと大きく違う点は、自社でチャイルドシートの衝撃試験施設を持っていること。奈良にあり、「アップリカ中央研究所」と呼ばれています。編集部:製品ができたら、検証は別の機関でするのかと思いました。河崎さん:はじめはそうしていたんですが、何度も回数をこなさなければいけないなら、自社で試験施設を作ろうということになりました。また、新生児用のダミーも独自に開発しています。編集部:赤ちゃんダミーまで!開発の裏側って、本当に深いんですね。河崎さん:チャイルドシート法制化の時の国の基準で定められていたダミーは、ただの塊なんです。アップリカでは、赤ちゃんに近いダミーを作ることで、より細かな衝撃を計測することができるようにしました。編集部:お名前はつけているんですか?河崎さん:毎日ぶつけられてきて、かわいそうなので名前はつけられないんです(笑)。2.5キロの「2.5」と、3.4キロの「3.4」のふたりが、日本の赤ちゃんたちの安全のために、頑張ってくれてきてくれました。日本の育児を見続けてきたからこそ、わかることアップリカさんのお話を聞いていて強く感じたのは、日本のママたちと赤ちゃんを見続けてきたからこそ、細部にまで手を抜かないものづくりをされているなぁということでした。住宅環境や、生活環境、気候や文化に合ったものづくりで、いつもわたしたち日本で子育てをするママたちを応援してくれているんだなと感じました!次回は、アップリカが長年提唱し続ける「ヨコ抱き」について。抱っこひもは、民族性に深く寄り添っているという面白いお話をお伝えします!《撮影:塙ひろみ、写真提供:アップリカ》
2017年08月01日こんにちは、佐原チハルです。乳幼児育児中、必須アイテムである“ベビーカー”。サイズやタイプなど、いろいろあって「どうやって選べばいいの?」って悩んでしまいますよね。そこで今回は、ベビーカー・2台目ベビーカーの選び方について、先輩ママたちの声も聞きつつポイントをまとめてみました。●生後1か月から使う予定があるなら、A型をチョイス!『首すわりまではベビーカーを使わないで抱っこで過ごす、っていう友達もいたんだけど、私は腰が悪いからずっと抱っこはつらいなって思っていて、早くから使えるベビーカーにするって決めてたのね。だから、ファーストベビーカーはA型一択だった』(40代・2歳と1歳の子のママ)ベビーカーには、大きく分けると「A型」「B型」の2種類があります。「A型」はリクライニング機能が付いていて、150度以上開くものであれば生後1か月から使用できます 。それくらいの赤ちゃんが乗ることが想定されているので、衝撃に強く、安定性も高く作られています。またハンドルの切り替えで、ベビーカーを押す人と赤ちゃんとが対面する形でも利用できるものがほとんどです。一方「B型」は、生後7か月ごろからの、すでにお座りできる赤ちゃんの使用が想定されています。そのため、衝撃を吸収する機能や安定性、またリクライニング機能はA型に及びませんが、コンパクトで軽量であることが多いです。階段や狭い通路、人混みなどでの利用が多い場合は、こちらの方がオススメです。●ベビーカーのサイズ・重さは重要!『うちは首すわり前から使いたかったから、ファーストベビーカーはA型を買ったんだけど、中でも軽くて小さいのを選んだよ。未だにエレベーターのない駅とかもあるから、そういうところに行ったときのために。赤ちゃん抱いて荷物も持って、それで重くて大きいベビーカーも……なんて、危ないよね』(20代・4歳と1歳の子のママ)筆者もこちらのママさん同様、ファーストベビーカーは軽めのA型にしました。当時住んでいた場所が、エレベーターのないマンションだったためです。2階だったのでそれほどの苦労ではありませんでしたが、やはり階段を上り下りするときは、軽いベビーカーの方が安心 と感じました。『私は絶対に大きめ・重めにしようって決めてた。その方が赤ちゃんには安全って聞いてたから。小回りがきかなくて不便なこともあったけど、荷物が多いときもベビーカーが頑丈な方が安定感あるし』(20代・3歳の子のママ)まだまだ地域差がありますが、この数年で開発された地域では、歩道が広めに作られていることも少なくありません。また駅でも広めの改札が増えていますし、ショッピングモールなどもベビーカー利用を前提とした道幅で作られている場合が多いです。大型のベビーカーでも不便なく過ごせる地域も増えているようですし、そのような場合にはこちらの方がメリットが多いかもしれませんね。●“2台目のベビーカーは買わない”人もいるけれど……悩ましいのが“2台目のベビーカー”問題ですね。「1台目はA型、2台目にB型」という買い方がオススメされることも少なくないようですが、筆者の周りで実際に多かったのは、「A型をずっと使う 」タイプです。その次が「2台目はバギー」というタイプ。バギーというのは、B型よりもさらに軽く、コンパクトで、価格も安価なものです。ただしバギーのつくりはベビーカーほどしっかりしていない ので、長時間の利用には向きません。そのためか、お座りができてすぐではなく、1歳を過ぎたあたりから利用を始めるケースが多いようです。ベビー用のバギーは2歳ごろまでの利用が想定されたものが多いですが、筆者の知人に1人、2歳になってからバギーを購入した人がいました。知人のお家では、1歳半でベビーカーを卒業してしまっていました。しかしお子さんが2歳ごろ急な高熱を出したとき、近所のママ友さんにバギーを借りられたおかげで、スムーズに病院まで連れて行けた、ということがあったのだそう。「まさか2歳過ぎてから買うことになるとは」と思いつつ、お子さんが回復した週末、早速購入したそうです。筆者の子どもは現在3歳ですが、その話を聞いていたため、現在もバギーを保管してあります。ベビーカーといえば、基本的には「生まれてからごくわずかのあいだしか使えない」ものではありますが、そのころを過ぎても、いざというときに役立ってくれることもあるのですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。ベビーカー選びの基準は、生活スタイルや環境によって大きく左右されそうです。ファーストベビーカーだけでなくセカンドベビーカーについても、あらためて必要な条件を整理し、確認してみましょう。●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月30日つないだ手を振りほどかれる。泣いて駄々をこねる。長男と一緒に歩くのが辛い…自閉症の長男は幼い頃からこだわりが強かったため、外に連れ出すのが困難でした。車や電車といった乗り物は大好きなのですが、徒歩で出かけると、決まって座り込んで泣き出すのです。歩くのが疲れた、行きたい方向と違っていた――おそらくそういった理由だったと思います。つないでいた手を振りほどき、地べたに座って「あー!」と叫ぶ長男…。Upload By シュウママ自閉症という診断が下る前だったこともあり、私は泣きわめく長男が理解できませんでした。次第に散歩するときは長男をベビーカーに乗せ、定型発達の双子の次男とお喋りしながら一緒に歩くようになりました。ベビーカーに乗れなくなってからはできるだけ歩かなくていいように、タクシーを使うようになりました。Upload By シュウママ長男に対して申し訳ないとは思ったのですが、いつも座りこまれてはどこにも行けません。正直、パニックになる長男の姿を見るのは辛く、恥ずかしくもあったのです。タクシーがつかまらない!不安だけど一緒に歩こうかそれから何年か経った日のことです。長男は8歳になっていました。持病があるため定期的に病院に通っているのですが、通院日に困ったことが起きたのです。いつも病院へは電車で行き、最寄りの駅まではタクシーを利用しているのですが、その日はタクシーが一向につかまりません。また座りこんで泣くのではないか――不安を覚えながらも、仕方なく私は長男と駅まで20分の道のりを一緒に歩くことにしました。Upload By シュウママあれ、長男の様子が前と全然違う…?外に出た途端、長男は自分の小さな手を私の手に絡めてきました。そしてぎゅうっと握りしめたのです。小さい頃、どんなに手をつなごうとしても振り払っていたのがうそのように、長男は自分から手を握りスタスタと歩いていきました。時折下から私の顔を仰ぎ見てはにこにこと笑顔を向けます。一緒に歩いていることが楽しくて仕方ないことがその表情からよくわかり、私も温かい気持ちになりました。Upload By シュウママ突然立ち止まった長男が口にした言葉はそうして手をつないでしばらく歩いていたのですが、突然長男がぴたりと立ち止まりました。そして私に向かって大きな声で言ったのです。Upload By シュウママ驚きました。長男が魚という言葉を知っていただけでなく、一生懸命私に伝えようとしたことに。それからも長男は何か見るたびに、見た物をどんどん口にしていきました。「ケーキ!」「ねこ!」「アジサイ!」長男の顔には、発見を一緒に共有しようとする喜びがあふれていました。もう、私の手を振り払って泣き叫んだ幼い頃の姿はどこにもありません。ゆっくり、ゆっくり。5年後に次男と同じ場所にたどりついたんだね単語を口にする長男を見ながら、ふっとある記憶が蘇りました。それは定型発達の双子の次男が、ものの名前を覚えたての頃、ちょうど3歳頃でしょうか――同じように見た物を片っ端から私に教えてくれていた5年ほど前のことです。Upload By シュウママ看板に書かれた文字を読み上げ、道端に咲いた花を見て、名前を教えてくれた次男。四季の移り変わりを感じながら次男と散歩していた頃の記憶。ああ、この子はあの頃の次男に追いついたんだ――言葉でやりとりできないし、一緒に歩いてたってきっと楽しくなんてないだろう、きっとまたつないだ手を払いのけるんだ――私が長男に対して、そう思い込んでいた長い長い間、彼の心はちゃんと成長していたのです。そして5年前、次男が立っていた地点に、長男も今ようやくたどりついたのです。Upload By シュウママそのことが涙が出るほど嬉しくて、私はしゃがみこんで、小さな長男の頭をしばらく撫で続けていました。
2017年07月27日初めての子連れ旅行は沖縄から……そんなふうに考えている方は大勢いると思います。かくいう我が家も長女は1歳半、次女は6ヶ月で沖縄デビューを果たしました。実は私、プロ野球のキャンプ取材などで毎年沖縄に行っており、沖縄はいつもは仕事で効率よく走り回っています。そこで培ったノウハウを家族旅行向けにカスタマイズしたところ非常に快適な沖縄旅行になったので、今回は子連れで沖縄旅行を楽しむためのちょっとしたワザをいくつかのポイントに分けて紹介したいと思います。羽田空港までは定額タクシーを活用この話は都内の方に限ったことなのですが、羽田空港までは予約制の定額運賃で走ってくれるタクシーを活用すると非常に快適な旅の始まりを迎えることができます。我が家は渋谷区在住なのですが、新宿のバスタから高速バスで羽田に向かおうとすると駅まで歩いて10分、電車に乗って10分、新宿駅からバスタまでは荷物や子供がいることを考慮すれば約15分。そこからバスに乗車して羽田まで30分……。その間、荷物の積み卸しやベビーカーを畳んだりと、かなりの労力を費やし、なんだかんだで1時間半ほど時間を使います。バスや電車を使えば大人の片道運賃は1200円程度。4人家族なら子供運賃も含めて3000円程度です。これが定額タクシーなら、渋谷からは6600円と約2倍。確かに金額的に安くはありません。しかしながら、家から羽田までのドア・トゥ・ドアで40分程度。おまけに面倒な荷物の積み卸しは運転手さんが手伝ってくれるので、快適そのものです。子連れの場合、常にイレギュラーなトラブルが発生して予定していた時間を大幅にオーバーしてしまうことはよくあることです。「え?このタイミングでウンチ?」とか、グズって泣き止まずオッパイをあげなきゃいけなくなることで、あれよあれよと時間が経ってしまいます。そのため、余裕をもったスケジュールで、効率よくこなすことが大きなポイントとなります。飛行機に乗る前にドタバタを繰り広げてグッタリするよりも、多少お金を使っても快適でなおかつ時間通りに行けるなら、行きだけでもタクシーを利用するのは有効です。レンタカーよりカーシェアリングを活用沖縄旅行と切っても切れないのがレンタカーの存在。地下鉄や私鉄が走っていない沖縄では、交通のメイン手段は車になります。そのため旅行者はレンタカーが必須になるのですが、このレンタカーが沖縄旅行において1つのウンザリポイントになることもしばしば……。沖縄のレンタカーは、空港から車でお店に送迎してもらい、借りることがほとんどなのですが、このお店の場所が比較的遠いのです。近いところで10分、遠いところになると20分以上かかるところもあります。そして店舗に着いてからも一苦労。説明や書類の提出で30分近くかかります。そのため、空港についてから車に乗りこみ「さぁ出発だ!」となるまで、1時間以上有することも。行きはまだいいのですが、これが帰りとなると、旅行の疲労も相まってさらにウンザリ……。保安検査場を通って飛行機に乗るまでの時間を逆算すると、場合によっては2時間以上前にレンタカーの店舗に着いていないとダメだったりします。そこで私がオススメしているのはカーシェアリングの活用です。カーシェアリングの一番の利点は、ネットで予約すれば、乗る際に面倒な手続きや書類の提出がないこと。ネットで予約してカードをかざせば1分で車に乗ることができます。返却も同じように、面倒な手続きや書類を書くこともありませんし、何よりガソリンの補充義務は基本的にありません。(※補給した場合は15分延長無料などの特典がもらえることが多くあります)私が先日沖縄に行った際は、国際通りまでゆいレールを使って移動。牧志か県庁前までは空港から約20分弱。そこから予約を入れておいたカーシェアの駐車場まで行き、荷物を詰んで出発。全部で3泊4日の沖縄旅で、瀬底島とうるま市で各1泊、最終日が那覇で宿泊だったのでカーシェアのレンタルは48時間パックで予約。2日間沖縄の北部を巡り、那覇市に戻って車を返却。その夜は那覇市内で食事を取り、お酒も飲んだので車を借りている必要はありませんでした。これがレンタカーだと、帰りの日の直前まで借りていなければならないので、無駄な出費となるわけです。17時の便で東京に戻ったのですが、最後は国際通りで15時過ぎギリギリまでお土産を買ってタクシーで空港へ。レンタカー返却時のストレスもなく、時間ギリギリまでいろいろなところを回ることができました。ただし、1つ注意があります。それはカーシェアでは、レンタカーと違ってチャイルドシートをレンタルできないことがままあります。会社によっては予約しておけば営業所で装備してくれるところもあるようですが、基本的にはありません。そこで今回、我が家で使ったのはマキシコシのチャイルドシートにもなるベビーカー。ワンタッチでベビーカー仕様からチャイルドシートになるスグレモノです。沖縄旅行では、トラベルシステムに対応しているベビーカーがベスト。我が家はベビージョガーにマキシコシをつけましたが、サイベックスのベビーカーもオススメ。また、キッズにはチャイルドシート(ジュニアシート)の装備も必要。こちらはカーシェア会社によっては標準装備のこともありますが、コンパクトに持ち運びできるジュニアシートもあるので、そちらを用意しておいても良いかもしれません。沖縄での旅行は車が必須ですが、3泊したとしても、車をずっと使っていることはあまりありません。カーシェアをうまく使えば無駄な出費を抑えストレスフリーで旅を満喫することができるのです。子連れだったら、那覇市内よりも海辺のリゾートホテルへ子連れで沖縄行くなら、宿泊は那覇市内ではなく北部のリゾートホテルがオススメ。その理由は、子連れで那覇市内のホテルに泊まっても特にメリットがないから!ハッキリ言いますが、那覇が楽しいのは夜、飲みに行ったりすることだけ……。国際通りや牧志の市場も確かに魅力的ですが、1時間もブラブラすれば満足できます。安里の路地裏にある旨い沖縄料理屋や、地元の人や面白い連中が集まる飲み屋など、非常に魅力的なお店が多くありますが、そのどれも子連れでは行けません。また、那覇を拠点に各地の観光スポットを巡ろうとしても、車で1時間、2時間かかることもざら。人気の美ら海水族館も那覇市内からだと車をすっ飛ばしても2時間はかかります。そのため、那覇を拠点にして観光スポットを巡ると移動時間を大幅に割くことになってしまうのです。さらに、那覇市内のホテルは基本的にビジネスホテルタイプなので、子連れで宿泊するには不向きなことが多々あります。なかには壁が薄く隣の声が聞こえたり夜泣きして図らずも気が気じゃない思いをすることも……。那覇以外には、大型のリゾートホテルがいくつもあります。こうしたリゾートホテルは子連れの宿泊客を想定して和洋室タイプの部屋を用意していたり、売店でもオムツの小売りやミルク、離乳食の販売をしているホテルもあり、子連れでも気兼ねや不安もなく宿泊できるようになっています。今春、私は名護の先、瀬底島にある古民家を改装した民宿に家族で泊まったのですが、これが本当に快適!夕方に浜辺でサンセットを楽しみ、その後は宿で沖縄料理と泡盛を堪能。オーナーの三線ライブも始まり子供たちは歌って踊って大はしゃぎでした。そして翌朝は少し早めに宿を出て、美ら海水族館へ。瀬底島から美ら海水族館までは車で15分。午前中の人が少ない時間に堪能して、人が増える昼前には次の目的地に行くことができたのであります。美しい海や自然を堪能することができるのも、リゾートホテルならでは。初めて沖縄旅行に行かれる方は、沖縄=那覇のイメージがあると思いますが、子連れでは断然、那覇以外がオススメ!沖縄の魅力を家族全員で楽しむことができるはずです。お土産は空港でまとめて買うと効率的ちんすこう、沖縄そば、ラー油、泡盛に琉球グラス、やちむんと、沖縄と言えばお土産というほど、さまざまなお土産があります。身も蓋もない言い方ですが、これらのお土産品というのは、意外とどこでも買える物だったりします。「40年物のレアな泡盛の古酒が欲しい!」とか、「アーティストのやいたやちむんの皿や琉球グラスが欲しい!」というなら、そういった専門店に行くべきですが、ちんすこうや泡盛、ある程度の琉球グラスは空港で全て購入できます。那覇空港は全国の空港でも屈指の土産物屋の店舗数を誇ります。泡盛もけっこうなレアなものも売っていたり、生麺タイプの沖縄そばを始めとする生鮮食品も保冷バックに入れて購入できるので、実は非常に利便性に優れているのです。沖縄と言えばもう一つ忘れてならないのが、免税品。おもろまちの免税店で購入したものは、搭乗手続きをして保安検査場を通過した後に引換えで受け渡しとなりますが、繁忙期ともなれば非常に多くの人が列をなすこともあります。そのため、国際通りなどでバタバタ土産を買って空港に滑り込んで、免税の引換えで搭乗ギリギリなんてことはよくあることです。そのため、私は最終日は少し早めに空港に行き、ゆっくりと食品関係のお土産を選び、妻は免税の化粧品を引き替えてから搭乗します。これだと重いお土産を持って運ぶこともほとんどないので、子連れでも面倒なくお土産を選んで買うことができるのです。最後に……子連れで沖縄旅を楽しみたいなら、それなりの準備が必要です。ある程度以上時間に余裕を持ち、それでいてしっかりしたスケジュールを組まないと、終始バタバタで気がつけば帰り……なんてことにもなりかねません。いろいろと行きたいところもあるでしょうが、ある程度は行く場所も絞って時間に余裕のあるスケジュールを組むといいでしょう。私は子供のいない頃、夫婦で沖縄に行ったこともあるのですが、昼は海でくつろぎ、夜はおいしいお酒や料理を夜中まで食べ歩いたりして昼も夜の沖縄を満喫したものです。しかし、子供がいると海でくつろぐこともままなりませんし、夜もなかなか飲みには行けません。ですが、子供がいることでまた違った沖縄の魅力に出逢えることも事実です。子連れならではの沖縄旅の魅力を見つけるのも、沖縄の新しい楽しみ方なのかもしれませんね。
2017年07月18日じめじめとした夏が今年もやってきましたね。さっきお風呂に入ったばかりなのに、もう汗びっしょり…なんてこと、よくありますよね。赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、とにかく汗をよくかきます!冷えて風邪をひかないか、汗疹ができないかと、昨年はヒヤヒヤしながら過ごしたのをよく覚えています。そこで、昨年の経験を活かして今年、我が家が行っている暑さ対策をご紹介したいと思います!!①夏こそしっかり肌着を着せて赤ちゃんに最も適した肌着は、汗をしっかりと吸収してくれる綿100%の素材のもの。綿は通気性、吸湿性に優れていて、天然素材なので肌の弱い赤ちゃんでも安心して着ることができます。息子は今年で1歳になり、洋服でかぶれたりする心配がなかったので先日、初めてドライ素材の下着を購入してみました。ドライ素材の下着は、生地がサラッとしていて着心地が良く、速乾性があります。また、綿素材に比べてかさばらないので、コンパクトに持ち運べるのが嬉しいポイント。UNIQLOから販売されている「エアリズムシリーズ」は、滑らかな肌触りがとても心地良く、何度洗濯しても質感が変わらず、早く乾くので重宝しています。肌着を着せないというママも多いですが、夏こそしっかりと汗をとることが大事。夏なのに体が冷えてしまうということを防ぐために、肌着は着せてあげましょう。②長時間の外出や寝汗には…汗をかいたら即、「シャワー」→「着替え」が理想的ですが、1日に何度もは大変…。そんなときは、湿らせたタオルで汗をかいた肌を拭いてあげると良いですよ。赤ちゃんもさっぱりして気持ちが良いはず!長時間外出するときや、夜寝るときには、汗取りパッドを使うことをオススメします。首の後ろ部分の下着と素肌の間に汗取りパッドを挟むようにして入れ、汗を吸収させます。汗取りパッドだけを引き抜けば、また快適に過ごすことができるので簡単に汗疹予防ができます。我が家は、家にたくさん余っていたガーゼを汗取りパッドの代用として使っています。赤ちゃんは寝ていてもたくさん汗をかくもの。汗取りパッドなら、こまめに着せ替える必要がないのでラクです。③抱っこ紐には、保冷剤を活用!!真夏の抱っこ紐は、ママにとっても辛いですよね…。きっと、抱っこされている赤ちゃんも辛いはず。メッシュ素材の抱っこ紐に変えれば、通気性が良くなり、熱がこもらないので夏場でも使いやすいです。でも、抱っこ紐を買い足すのはちょっと…というママ!!保冷剤を使ってみて下さい。我が家は、抱っこ紐(エルゴのポケット部分)にハンカチでくるんだ保冷剤を入れて外出しています。これだけで随分と快適に過ごせますよ。冷え過ぎや硬いのが気になるママは、固まらないジェルタイプの保冷剤を使ってみて下さい。柔らかく、もし赤ちゃんに当たってしまったとしても痛くないので安心です。抱っこ紐専用の保冷グッズもたくさん出ているようなので、今年はチェックしてみたいと思います!④ベビーカーには、保冷シートを活用!!地面からの照り返しの影響で、ベビーカーに乗っている赤ちゃんの顔付近は、大人が思っている以上に暑くなります。帽子を被ったり、日除けのサンシェードをすることはもちろんですが、さらに、保冷シートの活用をオススメします。保冷シートには2つのタイプがあり、保冷剤を使うタイプとシート自体がひんやりとするタイプがあります。後者の方は、保冷剤を冷やす手間がなく、赤ちゃんを冷やし過ぎる心配がないので安心して使えますよ。我が家は、家にあった枕用の保冷シートがベビーカーの大きさにピッタリだったので、エイデンアンドアネイのおくるみを巻いて使っています。⑤魔法瓶タイプのストローマグが衛生的で安心!!この時期、熱中症予防のため、こまめな水分補給を心がけなければいけませんね。これまでプラスチックタイプのストローマグを使っていたのですが、暑い中持ち歩いて、中身が腐ったら困るなぁと思い、最近、ステンレス製の魔法瓶タイプのストローマグを購入しました。しっかり保冷できるので、飲み物が傷む心配がありません!魔法瓶構造だと結露で水浸しにならず、長時間のお出かけにもってこいです!今年は猛暑になると言われているので、暑さ対策をしっかりとして、赤ちゃんと一緒に快適に過ごしたいですね。
2017年07月14日小さめで産まれてきた娘も、抱っこ紐では私の肩と腰が悲鳴を上げるほどに大きく成長しました。パパは抱っこ紐を恥ずかしがってつけてくれないので、そろそろベビーカーを使ってみることに。ベビーカー選びの条件は、4つ!いろいろなベビーカーをリサーチしたり、友人ママに聞いてみたりし、わたしがベビーカーを選ぶ上で「これだけは譲れない!」と考えるポイントは、この4つ。①娘を抱っこしたまま片手で開閉できること②電車で出かけることもあるので、自動改札を通れること③家や出掛け先で置き場所に困らないように、閉じた時に自立すること④まだ娘の腰が完全に座っていないので、シートをフラットにできることこれらの条件をすべてクリアしたベビーカーを…ということで、選んだのはイングリッシーナのジッピーライト!今回はジッピーライトの使い心地をレポートします。やっぱり、まずは見た目が大事♡わたしが考える全ての条件を満たしてくれたジッピーライト。イングリッシーナは、北イタリア・ヴィチェンツァのブランドで、ハイグレードかつ洗練されたデザインが人気です。ベビーカーもですが、イングリッシーナといえば日本では、お食事の「ファスト」が有名。鮮やかなカラーが目を引く、おしゃれなベビーブランドです。ジッピーライトも、まずは見た目がとても気に入りました。シンプルで、かっこいい!グリーンやレッドなどの鮮やかな色も気になったのですが、両親共に使い勝手の良さそうなオーシャンブルー(平たく言うとネイビー)をチョイス。こちらのオーシャンブルーのみ、ホワイトフレームなので、とってもスタイリッシュ!シンプルな色合いなのに上品で、すぐに気に入りました。スムースな押し心地と、座り心地◎のシートシートは、厚みがあって座り心地も良さそう。娘は初めてのベビーカーに最初はちょっと緊張気味でしたが、ご機嫌で乗ってくれました。タイヤも大きく、前後輪にサスペンションがしっかり入っているので、凸凹道もスムーズに押すことができました。①さっと片手で折りたたみできることが第一条件!開く時はハンドル右側にあるレバーを押しながら開き、背面にあるフレームを踏んで水平にするだけ。閉じる時は少しかがみますが、背面あるハンドルを握って赤いボタンを押し、立ち上がりながら上に引き上げれば完成です。慣れれば簡単に開閉することができました。外出先などでは赤ちゃんを抱っこしたまま開閉することが多いので、その動作がスムーズでないと不便そう…。また、公共の交通機関を使うときにも、今後もしかしたらさっと畳んだりする機会が増えるかもしれないので、開閉動作がスムーズであるかどうかはすごく気になりました。ジッピーライトは、数回練習すればばっちり!パパにもすぐ覚えてもらえたのもよかったです。②海外ベビーカーだけど、自動改札を通れるジッピーライトデビューしてから、初めての電車…。後ろから人が来ているし、通れなかったらどうしようと内心ドキドキで自動改札へ。駅や鉄道会社によって若干幅の差があると思いますが、スムーズに通ることができました。最近は大きい改札のある駅も増えていますが、両方向から通行可能になっていることが多く、通行が多い時間帯や土日は改札を出るのに時間がかかってしまいます。また、自動改札を通れる幅ということは、駅構内や電車内などでも幅をとらないということ。すっきりしたデザインで大きさが気にならないので、周囲に気を使うことなく電車デビューができました♪③スマートに自立するか!我が家が現在住んでいるマンションは玄関がとても狭いのが悩み…。大型ベビーカーだと場所をとってしまうので、コンパクトに折りたためるか、のほかに、しっかり自立するかも大きな条件でした。海外製のベビーカーだと、広い玄関に置くことを前提としているものも多く、この条件をクリアするベビーカーだと限られてくるのではと思います。ジッピーライトは縦にシュッとスリムに閉じられるので、玄関の端に置いてもそこまで邪魔になりませんでした。ベビーカーを使わない日は、納戸に収納しています。④新生児から使える、フラットシートベビーカーは、乗車できる月齢がものによって様々なため、「いつ購入するのか」を悩む方も多いと思います。我が家は娘の腰が座るのを待ってB型ベビーカーを購入しようと思っていましたが、娘の負担を考えて、シートをフラットにできるベビーカーに。もちろん、リクライニングをするのも片手で簡単です。背面のレバーを引くだけで、3段階に調整することができます。フラットになるということは、ベビーカーでお昼寝してしまったときにもとっても便利!安心して寝かせながら、買い物などができます。以前デパートで借りた国内のベビーカーは紐で角度を調整するタイプで、娘を乗せたままではシートを上下することができなかったのですが、ジッピーライトは簡単に上げ下げできました。&新たに魅力的なポイントを発見♪わたしが必須条件としていたこと以外にも、使ってみて「ここがよかった!」と思う点がたくさん。まず、少し傾斜のある信号やホームで電車を待つ時など、後輪のロックをかけるタイミングが意外とたくさんありました。そんな時、右の後輪にあるストッパーを踏めば左右の後輪にロックがかかります。1アクションでブレーキがかかるのは、嬉しいポイントでした。また、驚くほどに帆が大きいこと。生地もしっかりしているので、強い日差しや急な雨、明るさを気にせずぐっすりと眠ってほしい時にも大活躍!帆を一番下まで下げると娘の顔がちらりとしか見えないのですが、上部にある大きいメッシュの窓から様子を確認できます。ベビーカーで、さらに楽しい時間をゲット♡娘がベビーカーのなかで良い子にしてくれるので、友人とランチをしたり、洋服を試着したり、出産前にしていたことが1つ1つまたできるようになり、とても嬉しいです。また、見た目がかっこいいのもあって、パパも積極的に押してくれます。これから夏本番。暑さ対策をばっちりして、動物園や水族館、新しい場所へと行動範囲をどんどん広げていきたいです!
2017年07月04日…おむつポーチって必要なの?娘が生まれて8ヵ月。外出にも慣れてきました。楽しいお出かけ時に絶対に忘れてはいけないアイテム、おむつ。実はこれまで、100円ショップで購入したA4サイズのポーチに入れて持ち歩いていました。なぜなら、おむつ専用のポーチでなくても十分だと思っていたから…。しかし、最近は外出する回数も増え、ママ友など人目に触れることも多く…。また、成長するとおむつの大きさ&枚数も増えるので、そろそろおむつポーチデビューをしたいなぁ〜ということで、可愛いミルク瓶柄のおむつポーチを使ってみることにしました。おむつポーチってどんなもの?どんな工夫があるの?“おむつポーチ”というだけあって、ママに嬉しい使いやすい工夫がされていました。<その1>ファスナーが両開きなので使いやすい横・縦どちら向きで鞄に入れていてもそのままファスナーを開けることができる両開きのファスナー。おむつ替えのときだけでなく、ちょっとお尻拭きで貸し出し用のベビーカーを綺麗にしたい時など、さっと取り出せて便利でした。<その2>持ち手がついているおむつ替えの時は手首に通して、娘を抱っこしてGO。両手が使えるのってとても大事!まだ首に手をまわせない娘を抱く時、片手じゃ安心できません。もちろん、トイレのフックやベビーカーのフックにもかけられるのも便利でした。<その3>内外にポケットがついている外側に1つ、内側に1つポケットがついています。ビニール袋を入れたり、ママのナプキンを入れたり。少し残念なのは、ポケットにファスナーがないこと。落ちたら困る物は、内側に入れておくことをお勧めします。<その4>マチが9cmあるから安定感抜群マチがたっぷりあるから安定感があり、どこにでも置けます。中身も見やすいので、おむつを出すのもスムーズです。<その5>ラミネート加工されているから汚れがつきにくい。なるべく綺麗な場所でおむつ替えをしてあげたいけれど、仕方なく駅の多目的トイレでおむつ替えをする時だってあります。そんな時、汚れがつきにくい素材はとっても嬉しい。汚れも染み込みにくいです。ポーチの中身は?どのくらいの収納力があるの?私のおむつポーチの中身は、おむつ5枚、お尻拭き、ビニール袋、抗菌ハンドジェル、おしりパウダー、虫よけシール。これらを入れてもまだ余裕があるので、今の時期は着替えもジップロックに入れて一緒にしています。おむつ替えに行って、「ウンチが漏れていた!」という緊急事態でもすぐに対応できます。今までは、細々と分けて持ち歩いていたものも、容量が大きなおむつポーチならすべて入るので楽チン。お出かけ時に「あれも持って、これも持って…」と気にする必要がないのには、助かりました。パパにも好評!おむつポーチにしてから、おむつ替えがスムーズになった気がします。そしてそれは私だけでなく、パパも同じ。外出先でおむつ替えをお願いした後、「必要な物がすぐに見つけられるし、出し入れしやすかった〜」と言われたのです。パパから、こんな嬉しいコメントが聞けるなんて!他のものでも代用できそうですが、やっぱりおむつポーチだと使いやすい!それに、子ども用のアイテムは、ママだけでなくみんなが使えるものだと、お願いするときもスムーズですね。おむつポーチは、我が家のお出かけの必需品になりました。
2017年06月21日夏前でも油断大敵!暑さ対策は万全に!みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。朝晩は涼しいものの、日中は夏日となることが増えてきましたね。暑さの中、すぐバテてしまう母をさておき、2歳になる息子のニコライはいつも元気一杯で走り回っています。先日、家族で横浜の山下公園へお出かけに行きました。雲一つない空で清々しいお天気!息子も海を見ながら大はしゃぎでした。…しかし、ふと見ると、真っ赤な顔をして髪の毛まで汗でびっしょり。まるでお風呂上りのような状態でした。心配になり、念のため日陰へ避難。水分補給のために休憩を取りました。帰宅後は、日焼けして痒いのか、鼻の頭を引っかいて傷ができてしまいました…。まだ夏前だからと呑気に考えていましたが、外遊びが大好きな息子のために、そろそろ日焼け対策にも本腰を入れなければと反省しました。ということで、今回はベビー&キッズのための夏のお出かけアイテムをご紹介します。首元まで紫外線をカット!i playのリバーシブルハット☆暑い日のマストアイテムと言えば、キャップやハットですよね。こちらのハットはパイレーツとブルーストライプの柄があるリバーシブルタイプです。2パターンを使い分けることができるので、色んなコーデにも合わせることができます。ツバが広めのラウンドハットなので、キャップではカバーできないうなじ部分まですっぽり覆ってくれます。UPF50+は、衣類の紫外線防止指数での最高値。海水浴などのレジャー目的でも、紫外線を長時間カットしてくれて安心です♪ストラップはあごの下で結ぶタイプなので、キッズのお顔のサイズに合わせて調整することができます。ハットの後頭部にはゴムが使用され伸縮性がありますので、成長に合わせて長く使うことができます。今までは、子どもの帽子を買っても、サイズアウトが早すぎて毎年のように買い替えていたので4歳まで使えるなんて驚き!裏地を表にして違うパターンを使いたいときは、ストラップを専用の穴から貫通させ反対側に出すことで表地と同じように使用することができます。コーデもオシャレに決まる、ro・sham・bobabyサングラス一見おもちゃのように可愛らしいこちらのサングラスですが、使われているレンズはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)による眼球へのダメージを防ぐ本格的な構造。フレームはしなりがきいていて、力を入れても折れにくい素材になっています。また、プラスチック部分はBPAフリーとなっています。BPAとは多くのプラスチック製品に含まれている化学物質で、人体へ悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。このBPAが一切含まれていないので、万が一、ベビーが口に入れたり噛んでしまっても害がありません。ただ、目の前が暗くなるのが怖いのか、ニコライは顔から外してしまうこともしばしば…。水泳ゴーグルのように後頭部までサポートするストラップがあるといいと思いました。手足のサポートに、Baby Legsのレッグウォーマーレッグウォーマーと聞くと、冬に使うイメージですが、こちらもリバーシブルハットと同様にUPF50+とのこと。薄手の生地で、夏モデルとなっています。よく伸び縮みする素材なので0~4歳の子どもまで幅広く使えそう!ハイハイ期のベビーにはお膝のサポーターとしても活用できます。息子とのお出かけには、まだまだベビーカーが手放せないのですが、付属のサンシェードでは子どもの腕や足までカバーできませんでした。そのため昨年の夏はベビーカーからはみ出した腕と足だけ日焼けしてしまうことに…。しかし、このレッグウォーマーがあれば、サンシェードでカバーできない部分もしっかり守ってくれます。また、夏場は空調によって室内が冷えることもあります。そんな時には足や腕に着用して保温することもできます。皮膚が薄く体温調節が苦手な赤ちゃんの冷房対策として1セット持っておくと安心です!日焼け止めによる肌荒れが見事に解消!日焼け止めによる肌荒れやアレルギーを心配するパパママも多いと思います。息子のニコライもベビー専用の日焼け止めを使って発疹が出たことが…。「子どもの繊細なお肌に日焼け止めを使いたくない。けれど、日焼けでヒリヒリ痛がる息子を見たくない…」そんな私の葛藤を解消してくれた今回の3つのアイテム。同じような悩みを持つパパママは是非試してみてください!暑い夏を機能的かつオシャレに乗り切れること間違いなしです♪
2017年06月05日こんにちは。ママライターのamuです。混雑した場所でベビーカーを押すのは、マナー違反か否かというベビーカー論争一つを見ても、子育てしづらい世の中になったなという気がします。マナーを守るのはもちろん大事なことですが、子連れで電車に乗るときなど、過度に緊張してしまうママも多いようです。そこで今回は、今の日本で子育てしづらいと思う点をママさんたちに聞いたのでまとめてみました。●(1)お金がかかる『昔より習い事も多種多様。子どもたちの意識も高いから、誰々はどんな習い事をしているということも知れ渡っている』(30代、小5女の子のママ)教育、娯楽、何にでもお金がかかる ようになりましたよね。だいたいの子が習い事をしていて、一人でいくつも習っている子もいます。わが家も、できないよりできるほうがいいかなという思いで、娘にはたくさん習い事をさせましたが、ふと「クラスに何人もピアノを習っている子がいて、週1しか通わず、将来役に立つのかな」と思ってしまうことがあります。昔は、習い事を2つ以上している子は大変そうと同情の目で見られていたくらいだし、小学生で塾に行っている子なんて、ほとんどいなかったのにな……。●(2)安全に遊ばせられる場所が少ない『昔のほうが犯罪件数は多かったと聞いてもピンとこない。幼い女の子の誘拐事件などの報道を見ていると、外で遊ばせたくない 』(30代、小1女の子のママ)声をかけるだけで変質者扱いされてしまう世の中だから、挨拶や交流をするのもNGなんですよね。いざというとき、目撃情報が少なくて当然です。防犯カメラなんて、後からしか役に立たないし……。また、ボール禁止などの公園も多く、遊具もどんどん撤去されてしまうので、子どもを連れていきたい公園も少なくなりました。●(3)情報過多『子連れ批判や子ども嫌いを公言する人が増えた 。ママ友もドラマの影響で「群れる」「大人げない」と叩かれるなど、嫌な情報が多い』(30代、小1女の子のママ)『子どもの画像をSNSに載せられちゃうのも、なかなか慣れない』(30代、小5女の子のママ)載せていいか聞いたり、写真をコラージュして小さくしたり、顔にスタンプを入れたり、配慮が必要ですよね。●(4)PTA『昔は専業主婦も多かったし、やりたい人がやる印象だった』(30代、小5男の子のママ)今は、PTA役員は赤ちゃんがいても仕事をしていても無関係、また全員が何かしらのクラスの係を請け負うことになっているところが多いです。スマホやLINEで簡単につながれるぶん、逃げようもなく…… 。仕事と役員の両立で、ついイライラして子どもにキツくあたってしまったという声もありました。私の学校では、一度PTAの執行部役員になると、今後兄弟がいても永久免除という方針になり、以前よりすんなり決まるようになりましたが、ママ友はくじ引きで郊外役員長になってしまい本当に大変そうです。半年周期にしたり、人数を増やしたり、PTA室にパソコンを置いてプリント作成から印刷まで一度にできるようにしたり、もっと楽にできるようにしたらいいのにな……と常々思います。●(5)預けるところがない『保育園や学童保育が不足しているし、保育料も高い。家に持ち帰って仕事をしたり、うまくできたらいいと思う』(30代、小1男の子のママ)仕事を休みづらいというのも、働きづらさの一つですよね。職場に託児所や、小学生がいられる図書室や勉強室を作る、昼休みを取らないかわり一時間早く帰れるなど、対策してほしいと思います。●ライター/amu(ママライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年06月03日賛否両論! 子ども用ハーネスを使ってみました1歳を過ぎた頃から徐々に立ちはじめ、今では歩くことが大好きな娘。それに加えてわき出す好奇心。おとなしくベビーカーにのってくれない、抱っこもイヤ!という日々がやってきました。歩くときは、手を繋ごうねと教えていても、いきなり手を離すことも…。素早い対応が取れずヒヤヒヤする瞬間が増えてきたので、ついに子供用のハーネスリュックを使ってみることにしました。ハーネスリュック、使ってよかったのはこんなとき!①二人きりの帰省娘と二人で新幹線に乗って帰省することに。ベビーカーにたくさんの荷物を積んで、いざ電車に乗ると「(ベビーカーから)おりたい〜」と大泣き。仕方なくベビーカーからおろすことに…。ベビーカーを気にしながら、子どもの手も繋いでいましたが、動く電車内では不安定だし、手が離れることもしばしば。また、電車では人の乗り降りや開閉するドアなど、危険がいっぱい。片手にベビーカー、片手はしっかりハーネスを持って手を握っていたので、いざというときでも安心でした。やっとのことで駅につくと、今度は人ごみ…。荷物とベビーカー、そして子どもを連れて、切符を買うという試練が。財布を出し入れするときなど手を繋ぎ続けられないほんの数秒、気がつけば離れて歩き出そうとする娘。ほんの一瞬、手を離さなければならないシチュエーションはあるはず。でもその一瞬に何があるかわかりません。子どもと二人きりの遠出のおでかけは、荷物も多くて不安要素がいっぱい。ハーネスがあって、本当によかったと思いました。②お出かけの時のトイレ車でのおでかけの際、パーキングエリアで休憩がてらトイレでおむつを替えることに。替え終わったあと、ベビーカーも抱っこ紐も付けるほどではないなぁと思ってどちらも持たずにきてしまったのを後悔。手を離すと、あっという間にずんずん歩いていってしまう娘。これじゃ、ゆっくり手を洗いたいのに手を洗えない…のです。そんなシチュエーションで、娘がハーネスリュックを背負っていてよかった!普段はリュックとして使っていてずっとハーネスをひいているわけではないですが、いざというときにさっと掴めるので安心だなぁと実感するシーンがとても多いです。③かたくなに手を繋いでくれないとき普段は「て!」といって手を自ら繋いでくれる娘ですが、たまに手を繋ぐのを拒否する時があるんです。そんな時は意気揚々、一人でずんずんすすんでいってしまいます。私も安全な道なら後ろからちゃんと見守ってついていくのですが、車道が近かったりする危ない道では、ハーネスがあると安心。また、小さい子の手を無理矢理繋いでいると肩や肘をいためてしまうことがあるそう。ハーネスがあれば、比較的安全な道は無理に手を繋がずに、安心して見守ることができます。お母さんもずーっと腰をかがめるのは大変。お互いに気持ちよく散歩が出来ますね♪ハーネスリュックを使う時に注意したいことハーネスを付けているからといって、手を離していいわけではありません。人ごみや危険な場所では、もちろん手を繋ぐことがベスト。ハーネスを付けた上で手を繋ぐ(ハーネスはループをしっかりと手首に通した上で握るとより安全です)、万が一子どもと手が離れても命を守れることが大事です。また、ハーネスを長く持って自由に歩かせることは禁物。危なくなったときに紐を引っ張らなくては行けなくなりますが、紐を引っ張ると後ろに倒れて危険。あくまでも自分で対応できる長さで持つようにしましょう。手を離したい時は、短めに持って。子どもとの距離の取り方は、お家で先に試してみるといいと思います。カワイイリュックにワクワク♩ネットニュースや、某お昼の情報番組でも議題になっていた子どものハーネス。日本では「犬の散歩じゃないんだから!」などと、まだまだ賛否両論。しかし、海外では一般的な子ども用アイテムです。私が実際に使ってみて思ったのは、不思議な顔をする人はたま〜にいても、面と向かって批判をしてくる人は皆無。でも周囲にどう見られるかよりも、子どもの安全が第一ですよね。ハーネス付きリュックは、必要なければ簡単にハーネスを取り外せるタイプのものがおすすめ。ぬいぐるみになっていたり、かわいいデザインのものも多く出ています。娘は、羊のぬいぐるみタイプを使用。街を歩いていても、ハーネスの批判云々よりもリュックを背負うかわいい姿に「かわいいね〜♡いいリュックだね〜」と声がかかります。だから“ハネース付きリュック”を背負っているというよりは、“普段使いのリュックにハーネスがついている”といった捉え方の方がいいかも。ハーネスに頼り切らず、あくまでも手を繋いだ上での命綱のような気持ちで使うのが良さそう。でも本当に、ハーネスがあるのと無いのとでは、心のゆとりが違います!子どもとのお出かけは、本当に大変。安全を確保しながら、子どもとのお散歩やお出かけを楽しみたいですね♡
2017年05月14日みなさん、連休はどう過ごされましたか?おやすみのパパと一緒におでかけや旅行へ行ったり、おじいちゃんおばあちゃんに会いに帰省した、という方が多いのでしょうか。ブロッサム代官山店では、4月の終わりにベビー撮影会のイベントを開催♪はじめての試みだったのですが、50組以上のベビー&ママたちが参加してくれました!今回は、イベントに参加してくれたベビー&ママを、スナップで紹介します!オシャレなママ&ベビーが集結♡みんなが乗っているベビーカーって?座面が高く、ママとの距離が近いストッケのスクート2。パパが押してもカッコイイ!レストランなどでも、そのままおろさずに目線が同じなので、おでかけや外食にもぴったり♪代官山の街は坂道が多く、海外の街のような石畳も。スクート2なら、そんな道でも楽々押せちゃいます♡背面がメッシュでとっても涼しげ♪ スタイリッシュでコンパクトな都会派ベビーカーサイベックスのMIOSを愛用していたベビーも。有名ブランドながら、日本ではまだあまり見かけないシリーズかも♡街で目立ちますね!汗っかきなベビーは、これからの季節ベビーカーでのおでかけも大変。MIOSなら、快適に夏を過ごせそうです!同じブランドのサイベックスのプリアムを愛用中のベビーも。すぐれた走光性と安定感で、ママたちから根強い人気です。海外製のベビーカーのなかでもダントツのコンパクトさで話題の“yoyo”に乗ったベビーも。折りたたむと、驚くほどコンパクトになるので、歩き始めたベビーと一緒のおでかけでもかさばりません。スモーキーピンクの新色“ジンジャー”は、他のベビーカーにはない配色でとっても素敵♡お洋服とのコーディネートも楽しくなりそうです。そして、海外ベビーカーで不動の人気を誇るバガブー!コンパクトさを追求した、日本の都心向けシリーズ“bee3”に乗っているママ多数。最近bee5も発売されました。抱っこひもは、エルゴとビョルンの二大ブランドが人気今回のイベントでは、生まれて2週間という新生児も参加してくれました♡ 小さな時期のちょっとした外気浴やおでかけには、抱っこひもがベスト。多くのママは、「友人ママに勧められたから」「上の子で使いやすかったから」「パパと兼用できるから」と、エルゴをチョイス。たくさんのカラーバリエーションがあるので、同じエルゴでもいろいろなコーディネートが見られました。ベビービョルンは、新生児から付属品なしで使えるのでママたちも安心。パパも使えるシンプルでスタイリッシュなデザイン&カラーがいいですね♪月齢ごとの記念フォト、残してる?今回は、ルルジョというおくるみを使った撮影イベントでした。ベビーたちは、かわいいおくるみの上で、月齢プレートを置いて記念撮影♡プロカメラマンの撮影なので、ベビーたちはみなリラックスしてとっても良い写真が撮れました。イベントレポートは、後日お届けします!
2017年05月11日ベビーカーって、持って行く?遠出旅での悩みどころ1歳になった娘と九州の実家まで新幹線で帰省をすることに。前回の帰省は6ヶ月頃。大変だ〜と思ったあの頃が懐かしいくらい、今は駄々をこねたり歩き回ったり……。恐るべし1歳児!旅行グッズのなかでも、持って行くか最後までとっても迷ったのがベビーカー。前回は抱っこでベビーカーは無しだったのですが、今回9キロを超える娘(旅の途中に完璧に歩けるようになりました)と、1週間の荷物を考えると……、ベビーカー無しはどう考えてもきつい。だけど大きいベビーカーは不便。そこで、飛行機の機内持ち込み可能サイズまで小さく、コンパクトにたためると話題のベビーカー「yoyo+4+」を使ってみることにしました!yoyoってどんなベビーカー?yoyoはフランス生まれ。走行性や快適な乗りごごちを保ったまま、新幹線や飛行機の荷物棚に置ける世界初の3つ折ベビーカーです。豊富なカラーバリエーションとオシャレなデザインで、最近は街でもチラホラと見かけるようになりました。“ちいさくなる”の恩恵は新幹線に乗ってすぐにあらわれた!ベビーカーの置き場に困らない!これは新幹線旅ではとにかくありがたいことでした。折り畳んだyoyo+4+を足下に置いても余裕があるなんて、こんな素敵なことはありません。普通サイズのベビーカーを持ち込んだ場合、一番後部座席の後ろくらいしかベビーカーを置ける場所がないので、そこが空いていなければもうお手上げ。足下で横に置いている親子もいましたが、やっぱり窮屈そう。長旅にはちょっと辛いなあと感じました。yoyo+4+なら足下に置いても大丈夫だし、収納袋付きなので、荷物棚にも置くことができます。なんといってもちゃんと自立してくれるところがとってもいい!移動だけじゃない、旅行先でも大活躍行った先でも車に乗る機会が多かった今回。コンパクトに座席下に潜り込ませることができるyoyo+4+は、親戚が多く、乗る人&荷物が多くなるなか、1人分座席やトランクを使わずすむので助かりました。また、さすがフランス生まれ、高い走行性と安定感に感動もの!車輪はしっかりしており石畳も快適走行。いつもと変らない乗り心地に娘も快適そう。リクライニングも140度までOKなので、眠るとぐっすり。旅行中にぐっすり寝てくれるとご飯もゆっくりできる、ありがたい〜!普段使いのベビーカーよりもyoyo+4+は座席が低く、地面に近いので心配でしたが、そこまで気にならずホロもしっかりと包み込んでくれるので安心でした。今回は使わなかったのですが、コンパクトに持ち運べるレインカバーと収納袋付きなのもうれしい!大型連休の強い味方!人ごみでもストレスフリー行きはよいよい帰りは怖いとよく言いますが、まさにその状態になった今回の旅。3連休最終日にかぶってしまった移動と旅中に娘が歩行を習得……。このダブルパンチに、yoyo+4+がなければ完全に心が折れてしまうところでした。とにかく人が多く、乗車率も100%は有に超えている状況。駅構内も大勢の人。そしてどこに行っても歩きたい娘。そんななかでも、パッとたたみ肩にかけれるので、娘を抱っこしていても楽に移動が出来ました。肩のパットもしっかりとしていて痛くなく、また5.6キロとは思えないほど軽く感じました!ホロについているポケットも切符や財布を入れておくのに便利。よくたたむことを考えるととってにはなにも付けておけないので、こういう気配りがありがたかったです。折りたたみ、なれるまでは練習が必要日本のメーカーは片手で開閉ができたり、荷物を多少載せていても折り畳めたりしますがyoyo+4+はそうはいきません。物をすべて下ろし、両手が空いていることが必須。お子さんをどこかに座らせる場合は特に気をつけないといけないですし、一人座りが難しい場合は抱っこひもも必要です。また、折り畳む時にコツが必要で、カチッとホロの部分を折り畳み、何も挟まっていないことを確認し、ボタンを押して引きます。これが慣れるまでは難しい。何度もうまくいかず焦ってしまったので、旅に出る前に練習するのがおすすめです。でも、コツを掴んでしまえばなんであんなに難しいと思ってたんだろうと不思議なくらい簡単に開閉できます。yoyoだから出来る、全部を抱える旅!荷物と娘とベビーカーをかかえるのはさすがに大変でしたが、yoyo+4+じゃなければ実現しなかった!ぐずる娘を抱え新幹線から降りる時、せまいところをさっと通りたい時、バス乗るときなどちょっとしたところで助かりました。このちょっとしたところでストレスが無いことがどんなにありがたいことか……。yoyo+4+との旅は、連休の人ごみと自我が芽生え出した歩き始めの子にぴったりでした。
2017年04月30日格安旅行会社てるみくらぶの破産により、にわかに旅行業界が注目されている今日この頃。特に今回は多くの消費者に甚大なる損害を与えていること、また、同社のツアーを利用したことがある人も多いため、他人事と思えない人も多いのではないでしょうか。そんな折、ハワイにパッケージツアーの取材に行くチャンスがあり、旅行のあり方、選び方を考えさせられました。ただ「ハワイに行きたい」、そんな気持ちにさせてくれる最強のパワースポット、ワイキキビーチ格安旅行会社パッケージ商品利用チェックイン時間までさまよう実は筆者も、ずいぶん前にてるみくらぶのパッケージツアーでハワイに行ったことがあります。そのときは同社の主力商品、“スケルトン”と呼ばれる現地までの航空券と宿泊のみがパッケージされたツアーを利用。航空券、ホテルなどをいちいち調べる暇もないし、現地でやりたいことが決まっているので、観光や食事の場所が定められているタイプのパッケージは敬遠していたのも、格安旅行会社の商品を選んだ理由です。このときは子連れで、4歳の娘を連れての母子2人旅。現地で先に来ていた友人母子と合流して遊ぶのが目的だったので、予算に合った旅行商品を見つけて予約したのでした。現地に到着したのは朝の6時台。バスでワイキキにあるてるみくらぶのラウンジまで連れて行ってもらい、滞在中の注意点やオプショナルツアーなどの説明を受けたらそのまま解散、あとはホテルのチェックイン時間まで時間をつぶします。まだ朝早く、お店も開いていないし、娘はベビーカーの中で爆睡中だし、さて困った。ビーチでのんびりしようにも、日焼け止めや水着などはすべてスーツケースの中。なにより着替える場所もない。お腹はぜんぜん空いていないけれど、しかたなくホテルの近くにある24時間営業のレストランに入ってぼんやりしていました。それも長くはいられないので、買い物に出かけ、町をうろうろ。数時間も経つとさすがに疲れてきて、イチかバチかとホテルに行き「もし部屋が空いていたら早めにチェックインできないだろうか」とお願いすると、幸い空いている部屋があるとのことで入れてもらいました。それでも5時間くらいワイキキをベビーカーを押しながらさまよっていたことになります。さて、無事にチェックインすることができ、あとはのんびりマイペースに過ごすだけ!子連れということもあり、ほとんどノープランで行きたいところがあれば自力で手配します。ノースショアにはぜひ行きたかったので、地元の旅行会社でドライバーガイド付きの車を手配。それから、KCCマーケットにアラモアナショッピングセンター、カハラまでもローカルバスなどを利用して出かけていき、あとはビーチやプールでひたすらごろごろしていました。夜にはスーパーで分厚いお肉を買ってきて、友人が滞在していたコンドミニアムのバーベキュー施設で豪快にステーキ!という体験ができたのはラッキーだったと思います。ワイキキならではの定番の過ごし方をおさえつつ、こんなふうに自分のペースで自由にのんびりできるのって、スケルトンのいいところです。金額差たったこれだけ!?しかも専用ラウンジ利用でものすごく便利と、ずっと思っていたのですが、仕事でジャルパックのパッケージツアーを視察したところ、もうびっくり!なんと、てるみくらぶのときに私が自力で手配した、定番のコースがカバーされていただけでなく、行動制限が非常に少なく自分のペースで好きに動くことができるようになっていたのです。それでいて、料金はてるみくらぶに支払ったものよりほんのちょっと高いだけ。行った年や時期などの違いもあるので厳密に比較することはできませんが、具体的に金額を言えば、数年前にてるみくらぶを利用した際は子ども料金の設定がなく(※商品により異なります)、2名で15万円ちょっとでした。ジャルパックでもこうしたスケルトンのみのプランの用意があり、季節や出発直前などのセール商品を見てみるとその金額は1名約8万円。2人分で計算すると格安旅行会社商品よりも約1万円お高くなりますが、こちらにはワイキキに6ルートあるトロリーの自由乗車券がパッケージされていて、マーケットやカハラなどにも行くことができます。なによりも、利用航空会社がJALと決まっているため、子ども向けの機内サービスの充実、機内食が楽しいなど質の良い航空会社を利用できるということを考えれば、その金額差について、どちらのツアーにしようかと悩むまでもありません。JALの、資生堂パーラーとのコラボ機内食。オムライスやミニハンバーグなど、老舗洋食屋さんの味を再現さらに、2017年1月にビーチ沿いのシェラトン・ワイキキ内に、ジャルパックの専用「アロハラウンジ」がリニューアルオープンしたそうで、そこには小さな子どもが遊べるキッズルームやおむつ替え、授乳スペースなどがありました。買い物などのちょっとした荷物を置いておけるロッカーもあるのには、もはや感動。チェックインまでの間、少しここで休んでから出かけ、買い物をしてもロッカーに入れてまた身軽になって出かけられます。ビルの中ほどではなく、入り口に近いところにあるのもうれしいところで、ちょっと休みにくるのも気軽です。日本/ハワイのフライトはほとんどすべてが午前中に到着するので、アーリーチェックインサービスでもない限り、チェックインまでの時間を持て余すことになります。この、ただ説明を聞くためだけではないスペースがあるというのはジャルパックを利用する大きな理由になると思いました。まぁ、JALの場合は到着時刻が午前10時以降なので、待つといってもそれほどでもないのですけれども。ぺたんと座り込むことができる、ジャルパック専用ラウンジのキッズスペース。小さなお子さま連れには本当にありがたい料金はツアーに含まれるサービスに見合ったもの!金額だけで決めるのは尚早ちなみに、ジャルパックにはノースショアやカイルアタウンのような、ちょっと離れた場所への無料ツアーがついているプランもあり、どのツアーも滞在中何度利用してもいいのだそうです。それぞれツアーでは自由時間が長めに設けられているので、なにかと動きがスローな子連れでも、お目当ての店での食事や買い物にしっかり時間をとることができます。1964年の日本人旅行者への規制緩和直後からハワイのパッケージ商品を取り扱って50年超のジャルパックだからこそ、渡航者のニーズをしっかり把握しそれに合った商品造成なのだなぁと、納得です。いざ旅行商品を予約するとき、つい料金に目が行きがちですが、旅行会社の存在意義とは、いかに値段を下げるか、ではなくて、いかにすばらしいサービスを提供できるか、にかかっています。真正面に海が見える部屋を確約したり、ホテルのエグゼクティブクラブラウンジへのアクセスがついていたり、はたまたスパ利用時にもジャルパックのゲスト専用のラウンジがあったりと、付帯サービスには魅力的なものがいっぱい。余分にお金を出したり自分で努力しても得られない特別サービスがついている、それこそがパッケージツアーを利用する大きな利点なのだなと痛感しました。そういえば前回、格安旅行会社を利用したとき、ハナウマ湾などは予算に見合ったいいツアーが見つからず断念したのを思い出しました。ジャルパックの無料ツアーつきのパッケージは、スケルトンのツアーに比べるともちろん料金がぐっと上がります。が、こちらのパッケージで行けばなにも自分で調べたり手配したりする手間もなく、行きたいところにはすべて行けたはず。それならば、たとえ料金がスケルトンの倍でも”高い”とは感じなかっただろうなと思うのです。ノースショアツアーでは自由時間は3時間。ハレイワタウン近くにある有名なジョバンニのガーリックシュリンプワゴンにも立ち寄ることができる◇ジャルパック約16万円の成田発ホノルル3泊プラン、1人あたり(子ども料金は大人の料金から一律2万円引き)※2017年2月の利用時、4月から新商品となっている・航空会社…JAL・ホテル…ワイキキビーチの真ん中、ビーチサイドにあるシェラトン・ワイキキ・空港/ホテル間送迎(ホテルの部屋までスーツケース運搬サービス付き)付帯サービス・旅行会社ラウンジ…ワイキキの主要ホテルに5か所設置。シェラトン・ワイキキ内ラウンジにはキッズエリア、おむつ替えコーナー、ロッカーなども・朝食…ブフェ朝食クーポン2枚(1食35ドル相当)付き・トロリーパス…6ルートあり、主要な観光名所をカバー。アラモアナなどのルートは約10分間隔で運行・無料ツアー…ノースショア、カイルアタウン、ハナウマ湾などオアフ島の見どころを巡るツアーなど3ルート、滞在中はいくつでも参加可能・ベビーカーの貸し出しサービスありシェラトン・ワイキキホテルのエグゼクティブクラブラウンジからの眺め。この景色の中で朝食がいただけるプランもある<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2017年04月30日抱っこひも、何を買いましたか?産前、一番気合いを入れて用意したのが抱っこひも。お客様に紹介してきたからこそ、どれもよくって選べない…たくさん試したいっ!と色々と使ってみましたが、結局、月齢別の使い分けがわたしにはベストでした♡新生児期の使い易さナンバーワン!ビョルンオリジナル我が家は、どちらの両親も近くに住んでいるため、祖父母など、わたし以外も抱っこひもを使う人がたくさん。となると、とにかく簡単に装着ができるものがベスト。いろいろ考えた結果、ベビービョルンのオリジナルタイプが一番相性が良かったです♡ビョルンオリジナルは新生児向けに設計されており、腰ベルトがないので長時間の抱っこは疲れやすい…という声も多いですが、腰ベルトがない分、装着位置の確認が不要で、肩ベルトを引っ張るだけと調節は簡単♡数ある抱っこひものなかで、パパも一番早く使い方をマスターしてくれました♪また、装着に首後ろでの作業は一切ないので、体の柔らかい新生児期に目を離さず安心して乗せることができます。シートの背もたれも長めで首支えもばっちり!密着度も高いので縦抱っこへの不安はありませんでした♡肩ベルトが薄手で、上着を着やすい点も良かったです♪腰支えで長時間抱っこも楽々♪エルゴオリジナルビョルンオリジナルタイプはやはり疲れ易いのが難点。我が子は大きめだったので、長時間抱っことなると肩への負担が大きく…。そのため、首がすわってからはすぐエルゴに切り替えました。エルゴは腰ベルトと分厚い肩ベルトが、赤ちゃんの体重をしっかり支えてくれます♪立体設計のシートは赤ちゃんのお尻と太ももを支えてくれるので、どしっと座った形になり足がブラブラせず、息子も居心地が良さそう。拳一つ分の隙間のおかげで、おもちゃで遊んだりもできます。またシートについている大きめのポケットはとても便利!ガーゼやおもちゃ小銭入れなど片手で取り出しやすく、簡単な外出なら抱っこ紐のみで出ちゃいます♪夏場は保冷剤を入れると良さそうですね♡首すわり前はインサート付きのエルゴで決まり?街で一番目にする抱っこひもといえばエルゴではないでしょうか?わたしも「エルゴ本体の購入は絶対する!」と決めていましたが、インファントインサートとセットで購入するかはすごく悩みました…。抱っこひもを使い分けるかどうかは、ベビーカーと抱っこひも、どちらをメインで使うかで決まると思います♪わたしは車の運転が出来ないこともあり、ベビーカーでの移動がメイン。なので、抱っこひもに加えてインサートもしまうとなると場所をとりますし、ベビーカーの上でエルゴ本体と上手くセットできるかなど不安があり、小さなときはビョルンオリジナルタイプに決めました。結果、冬用のモコモコ上着を着せても変わらず抱っこしやすく、グズったらさっと抱っこ紐にチェンジ出来たので大正解♡抱っひもでの移動がメインの方は【腰支え+赤ちゃん全身のホールド感】がしっかりとしたインサートとのセット購入が合っているかも。抱っこひもに乗せる場所が自宅やベビールームになるので、装着時の不安は少なくなると思います。エルゴはオリジナルタイプの他に、新生児期からインサート無しで使えるアダプトもありますので、使い分け無しもありかも。インサートとビョルンオリジナル、使い分けの判断は産後のシュミレーションをよ〜くしてみてくださいね♡ビョルンからエルゴ、どのタイミングで移行する?赤ちゃんの首がすわり、重さや移動が増え疲れやすくなってきたらでOKだと思いますが、できるだけビョルンを使っていた方が良かったかな?と思います。ポイントは肩ベルト!エルゴの抱っこ紐は腰ベルトが他よりも大きくしっかりしているので腰の支えがすごいんです!なので、首がすわった頃の体重ではまだ腰ベルトのみで支えられるようで、分厚い肩ベルトが少し浮いた感じがします。秋に出産し首すわりは真冬だったので、この状態でコートを着ると肩が凄いことになってしまいました。多くのママたちからも「エルゴはゴツく感じる」という意見がありますが、原因はこの肩ベルトだと思います。ただ、赤ちゃんが大きくなってくると、この分厚い肩ベルトのお陰で食い込まないですし、重さがかかって適度な厚みに変わるので、試着時のゴツさはあまり気にされなくて大丈夫。また、パパと兼用されることを前提に購入されるママは、肩ベルトの厚みは気にならないのかも。抱っこで寝たら、そのままベッドに…♡ビョルンオリジナルタイプは、前パーツを肩ベルトから完全に取り外すことができるので、抱っこで寝てくれた赤ちゃんを前パーツごとベッドに置けるんです!これ、すごく便利!!小さな時期は少しの変化で起きちゃうことが多く、ず〜っと抱っこしっぱなし…という経験のあるママもいるのでは。わたしも、もう少しこの機能を使っておけば良かったと後悔。上着を着たまま降ろすこともできるので、移動時も便利でした♡他にも魅力的な抱っこ紐はたくさん♡他にも、抱っこひもの機能は一長一短。お家での寝かし付けならボバラップが一番!寝ぐずりが多い時期にはボバラップの抱っこですぐにスヤスヤ。四方によく伸びるので体が柔らかい時期の赤ちゃんにも安心♡優しく体全体を包み込んでくれます。金具が一切ないのでわたし自身もリラックスして使えました♡布の被せ方次第で首支えもしっかりするので両手が空き、簡単な家事ならできます♡本体が5mと長いので、我が家はお家メインで使いました。おんぶに関しては、首すわりすぐから始めたので、昔からある前でクロスするおんぶ専用ひもを使用してます。背当て長く、高い位置でおんぶができるので家事がしやすかったですが、食い込みや首への負担が大きかったので最近エルゴのおんぶにチェンジ。腰支えで楽ちんです♡飽きてくると反り返りが始まるので、赤ちゃんの肩の上に固定パーツがあるビョルンoneやストッケマイキャリアはより安心できそうですね。赤ちゃんの成長は本当に早く、一年で体の状態もどんどん変わります!細かな調節やパーツの切り替えが大変だな〜と感じる方には、月齢での使い分けは本当にオススメです♡もちろん、抱っこひもの柄や形で選ぶのも楽しいですよ♪毎日のパートナーになる抱っこひも、お気に入りが見つかるよう参考にしてみて下さいね。ビョルンの抱っこひもの使いやすさとこだわりは、こちらの記事から♪
2017年04月29日外国人観光客が多い街に住んでいることもありますが、海外ブランドのコンパクトストローラーを押しているママを近ごろ頻繁に見かけます。大きなエアタイヤ&がっしりとした車体ではなく、日本製のA型ベビーカーより少し小ぶり。そんな海外ブランドのベビーカーについて今回はレポート。実際に野外で使ってみて感じた使用感をお届けしたいと思います。インポートらしいちょっぴり高級な雰囲気と安定性、駅の改札も通れるコンパクト感を兼ねそろえたベビーカーなので、2台目を考えているママはもちろん、初めてのベビーカーを買う予定のママも必見ですよ〜。これからの旅行シーズンにもピッタリの一台です。話題の海外コンパクトベビーカー『サイベックス ONYX』編と、合わせてぜひご覧ください♪イングリッシーナは、1963年創業のイタリア老舗ベビーカーブランドであり、テーブルに設置できるお食事いす『イングリッシーナ ファスト』なども人気のブランド。今回はそんなイングリッシーナから、都市部でも快適に走行できるようにと開発された、コンパクトで軽量な『ジッピーライト』を試乗してみました。発色のキレイなヴィヴィッドレッドカラーのベビーカーに試乗してくれたのは山口久美子さん、稀衣ちゃん(きいちゃん・10か月)です。“都市部のおでかけに”というキーワードに沿った、充実の機能を紹介します。イタリア製ならではのスタイリッシュなデザイン&カラー♡車体の発色に太めのフレームの質感など、デザイン&カラーがとってもオシャレ!カラー展開は、今回試乗した「ヴィヴィッドレッド」のほか、「ゴルフグリーン」「トータルブラック」、唯一のホワイトフレームを使った「オーシャンブルー」、台数限定の淡いベージュカラー「デザートデューン」があります。混雑した街でもパッと映えるスタイリッシュな見た目は、オシャレ好きのママとパパにはたまらない魅力です。自動改札がムリなく通れる、スマートな車幅都市部で活躍できるというからには、なによりサイズ感が気になりますよね。使用時はW49×D80×H102cmということで、車幅がAB型のベビーカーと同じくらい。わが家で使っているベビーカー(A型)はW51cmですが、駅の自動改札をギリギリ通れる幅です。車体を擦ったり改札にタイヤをぶつけたりしながら通っていますが、2cm狭いジッピーライトならスイスイ通れそう!ベビーを抱いたまま、ワンアクションで折りたたみ可能混雑した電車やバスやエレベーターに乗る、狭いお店でショッピングする、レストランなどで食事をする……おでかけ時にベビーカーをたたむかもしれない機会は次々とおとずれます。そのときにサッとたためる機能があれば重宝すること間違いなし!実は、片手でたためるベビーカーはたくさんありますが、力を込めてハンドルを振り上げなければならなかったり、足でサポートしなければならなかったり。その点、ジッピーライトは動作がシンプル。ボタンを押しながらハンドルを引っ張るだけのワンアクションで、シュッとコンパクトなボディに早変わりします。これなら子どもを抱きかかえたままたたむことも可能なほどで、しかもたたんだベビーカーは自立するからスゴい!ワンハンドルタイプで、片手でもスイスイ押せるにぎやかな都市部では人をよけながらベビーカーを押して歩かなければなりません。海外のベビーカーの場合、コンパクトなタイプだとあまりみかけないワンハンドルハンドル採用なので、片手でも操作しながら走れます。人ごみや狭いところでの走行はママのストレスになりやすいですが、曲がるときもスムーズな押しやすさです。耐久性のある大型タイヤ、安定感があり小回りも◎タイヤは4輪すべてにサスペンションがついたベアリングタイヤ。細かな砂利が敷かれた公園を走ってみましたが、走行性は軽やかです。スタートの瞬間は少しがたつきを感じるものの、そのぶん小回りがきくことが魅力。軽さを重視すると操作性が悪かったり、走行性や安定感を重視すると大きなベビーカーになってしまったり、ベビーカー選びは本当に難しいものです。ジッピーライトなら、重量6.9キロと決して軽くはありませんが、軽すぎず重すぎないため、安定感があり操作性もバッチリ。さらに、右の後輪にはブレーキがついていて一カ所で車体の動きを止められます。これなら、たとえばホームで電車を待っているときや、道で信号待ちをするときなど、少しの時間でもブレーキをかける習慣をつけられそう。ベビーカーを使ううえで「ベビーの安全」は最も大切なので、うれしい機能ですね。新生児から幼児まで乗りやすい柔軟なシート&サンキャノピージッピーライトが新生児から使用できる理由は、車体に安定感があることに加え、リクライニングがフラット近くまで倒れるためです。シートは3段階、フットレストも2段階調整が可能で、座りごこちのよさそうなやわらかな生地です。赤ちゃんをすっぽり包み込む、大きな帆で安心♪ベビーの乗り心地を大きく左右するのは、シートと合わせて大きな幌も◎。UPF+50のキャノピーは、ジッパー開閉式で長さを2段階調整できます。さらに開閉式のサンバイザーがついて、傾いてきた日差しもカバー。幌のハンドル側にはベビーの様子をのぞけるメッシュ素材の通気窓も。ほかにもママがうれしいポイントがいっぱい!使い勝手のいい機能はまだまだあります。ドリンクホルダーが標準装備されていたり、専用のレインカバーも付属されています。ショッピングバスケットは横から少し入れにくいもののしっかり容量があります。また、すべてのパーツが取り外して手洗いすることができるので、清潔を保てることもママにはうれしいポイントです。おでかけ好きなオシャレなファミリーにぴったり!ベビーカーは、「ベビーの乗りごこちがよさそう」とか「押したかんじがスムーズ」など、おおまかな使用感をみるだけでは実際に使ってみたときに不便を感じることがあります。最近のベビーカーは、かなり機能が充実していますが、商品によってこだわりの部分が少しずつ違うもの。一長一短を見過ごさず、使うシーンなどをよく考えて家族にピッタリ合った機能をセレクトしていきたいですね。今回協力してくれたモデルママ&ベビーの紹介
2017年04月12日ベビーカー 人気について知りたい方のためのまとめです。ベビーカー 人気 ランキング 2017、ベビーカー 人気 a型、ベビーカー 人気 安い、ベビーカー 人気 コンビについてお伝えします。
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜