■前回のあらすじ 分娩中はマスクを外せると思っていたのに、助産師さんからは「ダメなんです」とのお言葉が。一方、子どもたちの登園準備で大忙しの夫に連絡しても、全然既読にならなくて…。意外と泣かずに頑張ってたと聞いて、感動…!! 私の予想では大泣きで、パパは大変だろうなと思っていたのに。いっちゃんも、いつまでもママしかダメな赤ちゃんじゃないんだなぁ…どんどんママがいなくても大丈夫になっていくんだなぁ…と、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになりました(笑)。ずっと「ママ、ママ」なのも大変なんですけどね。ちゃちゃくんは相変わらずクールで、なんとなく「ママいないな?」という感じはあったみたいだけど、いつも通りだったらしく…それはそれで、なんか寂しいです(笑)。「すごく頭痛い」と言ってたけど、私の方がしんどい自信は完全にありましたよね(笑)。旦那も、いつ仕事を休まなきゃいけないのかとか、いっちゃんの園の送迎とか、二人の寝かしつけのプレッシャーとかがあったのかな…。ずっとマスクをしてるので、痛くなりやすかったみたいです。でも私は心が激狭なので、「今言うーーーー!?」と正直思いました(笑)。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。また、出産時のコロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なる場合があり、すべてのケースには当てはまりません。
2021年05月31日1人目を出産後、セックスレスになる夫婦は少なくないと思います。2人目が欲しい気持ちはパパもママも同じだけれど……、セックスに関する思いはすれ違ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、どうしたらすれ違わずに夫婦で2人目を楽しみにできるのか、ママである私も考えてみたいと思います。 子育てに追われてセックスレスに子どもが生まれ、女性の体は目まぐるしく変わり、「子どもが一番!」という気持ちになることも多いと思います。私自身も「忙しいし、セックスなんて……」という気分になってしまいながらも「2人目は欲しい……」という気持ちはあり、タイミングや子作りに悩みました。 男性は、そんな女性の変化をすべて理解することは難しく、気持ちのすれ違いのようなものを感じることもありますよね。 セックスと子作りを楽しむセックスをすることと子作りをすることは、行為的にはイコールなのですが、男性と女性では気持ちの面ではイコールではないことが、すれ違いの原因になるのではないかと私は思っています。 そこでわが家では、「2人目が欲しい」という共通の希望があることを話し合い、気持ちを再確認しました。そのうえで、排卵日や生理日などをパパの負担にならないように伝え、タイミングが合うときはパパには早めに帰ってきてもらい、夫婦で無理のない範囲でセックスを楽しむようにしました。 アプリなどのツールを使うのも1つの手!最近では、女性の体調管理アプリを、男性と共有することができるようになっていますよね。そこで、私はアプリで生理日や排卵日など、女性特有の体のリズムをパパに知ってもらうようにしました。面と向かってはなかなか話しにくいのでとてもいいツールでした。 パパがどのようなセックスを望んでいるのか、ママはどう考えているのか、できるだけ楽しく、2人目の子どものことも考えていけるよう、夫婦で話ができることが一番だと感じています。 子どもが生まれて目まぐるしい生活になるなか、性生活が変化するのは当たり前のことかもしれません。男性と女性では感じ方が違うことも理解したうえで、夫婦で無理をせず、楽しんで2人目の子作りやセックスについて考えていけたら、と私は思っています。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:山本かやの二児の母。ウエディング業界から飲食業に転身後、妊娠を機に退職。現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はガーデニングと家庭菜園。
2021年05月30日■前回のあらすじ いよいよ予定していた入院日。実母から聞いた陣痛促進剤にまつわる話に不安を覚えつつ、産院に到着して…。なんと、マスク外せませんでした!外す気満々だったので、ちょっとショックでした…。でも、「マスクは絶対!」という時期なので、仕方ないですね。パパは園の準備をやったことなかったので、大変だっただろうなと思います。幼稚園をお休みしようかとも思いましたが、母に子ども2人を預けるのも大変なので、登園する事にしました。園の先生には、私がいなくて不安定な娘のサポートをしてもらって、本当に感謝です。たぶんこの助産師さんは夜勤で、もう直ぐ上がりだったんだろうなと思います。めちゃくちゃ疲れていました…NST何回も外してごめんなさい。今思えば、促進剤を入れてすぐに陣痛が来ていたら、この助産師さんが出産担当になっていたんですよね。そうしたら、上がる前に大仕事が入って大変…。助産師さんって、めちゃくちゃ大変なお仕事…!!! 尊敬します。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。また、出産時のコロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なる場合があり、すべてのケースには当てはまりません。
2021年05月30日「産後の肥立ちは重要」と昔から言われていますが、私自身、身をもってそう感じた経験があります。そんな時期に別のある病気にも悩まされました。産後1年目、私が「原田病」を発症してしまったときの体験談を紹介します。 朝起きたら目の前が真っ白難産で長女を出産後、長女がNICUへ入院していたため、多少無理をして病院に通っていました。そのため、産後の肥立ちが悪い状態が半年ほど続き、体調にも影響が。産後の肥立ちの大切さを実感しました。 そんな産後の体調不良も、だいぶ回復してきたときのこと。出産から約1年が経ったある日、後頭部が今までにないくらいにガンガンと痛くなりました。 しばらく痛みが続いたので横になり、そのまま夜を迎えました。ところが翌朝、起きたときに、目の前が霧がかかったように真っ白になっていたのです。見えるのはほんの一部という状態でした。 目が見えにくい状態での子育て初めてのことで驚きましたが、一次的なものですぐに落ち着くだろうと思いました。ところが、翌朝になっても変わらぬまま……。 眼科へ行くと総合病院を紹介され、その結果、「原田病」と診断されました。自己免疫疾患の一種で、目の網膜を免疫が攻撃している状況とのことでした。 点眼治療でしたが、目が見えない状態での子育てには厳しいものがありました。子どもの顔もきちんと見えず、家事も大変だったので、実家にお世話になって治療することにしました。 3カ月で症状が落ち着いてきた治療中は度が強いメガネを作り、それをかけて過ごしました。また、外では日の光でさらに目の前が真っ白になってしまうので、できるだけ外出は控えることに。病院へ行くときはサングラスをかけて家族に手を引いてもらいました。 制限されることはなかったのですが、目が見えない生活は非常に大変だと痛感。症状のピークは発症から1カ月後くらいで、徐々に症状も落ち着き、だんだんと目が見えるようになっていきました。そして、3カ月後くらいには問題なく日常生活を送れるようになったのです。 幸い、目が見えにくいだけで、産後の体調は回復してきた状態だったので、なんとか乗り越えることができました。突然、こんな病気に悩まされることになるなんて……。あのとき、サポートしてくれた家族には感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2021年05月29日■前回のあらすじ 陣痛を促すために、歩いたり、雑巾がけをしたりしても、なかなか来ない陣痛。一方で、入院したら子どもと丸4日会えないことも心配で…。今回の記事は促進剤について不安になる要素が出てくるので、妊娠中の方や不安な気持ちになりやすい方はご覧にならないほうがいいかもしれません。読み飛ばしてもストーリーには影響しませんので、ご安心くださいね。前回のお話に、「促進剤が嫌だ」と書きましたが、それは以前この話を聞いていて、なんとなく怖いというイメージがあったからなんです。私の場合、今では完全にネタですが、これから促進剤を使う人に言うのは絶対にNGです!!なぜか、6時に行って朝ごはん食べて、のんびり始めるのかと思っていましたが、着いたらすぐにスタートでした(笑)。促進剤の量をちょっとずつ増やしていくので、早い時間から始めるみたいです。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。また、出産時のコロナウイルス感染対策は病院によって対応が異なる場合があり、すべてのケースには当てはまりません。
2021年05月29日■前回のあらすじ PCR検査で陽性が出た場合には、受け入れ可能な産院に転院。さらに帝王切開になることを知り、不安は募るばかり。検査の結果は…?登園自粛の間に産む予定が、幼稚園がちょっとずつ始まってしまっていました。園まで歩くと結構遠いのですが、「陣痛促進のため!!」と頑張って歩いていました。そして雑巾をかけたり、ダンスしたり…焼肉はコロナ禍で行けないので我慢して、陣痛ジンクスを試したり…!この夜、陣痛が来なければ促進剤…でも諦めない! と言いながらも、もう心は促進剤で明日産むんだと思っていました。ちゃちゃくんはママがいなくても全然平気なので、あまり心配していませんでした…が、いっちゃんはママがいないと世界が終わるかのような勢いなので、とてもとても心配しておりました。しかも今回は、コロナ禍のせいで4日間全く会えない!!それが本当にもう…辛くて…。それでも「自分で頑張る!」と励ましている姿を見て、成長を感じました。大きくなったね…(涙)次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月28日■前回のあらすじ あっという間に生産期に突入。出産を直前に控え、立ち会い予定の夫とともにPCR検査を受けることになって…。経膣分娩も怖いし、帝王切開も怖い。でももうお腹の中にいるから、出すしか道はない…。それなら、経験したことのある経膣分娩がいい、と思いました。無痛分娩も気になっていましたが、お気に入りの産院ではやっていなかったんです…。まぁ、一番いい出産方法は、旦那が産んでくれることなんですけどね(笑)。1度も産まずに3人もかわいい子どもがいるなんて…もしかして世界一幸せなのでは?PCR検査は、無事陰性。よかったですが、このまま陣痛来なかったら促進剤かぁ…と不安な気持ちもありました。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月27日■前回のあらすじ 子どもたちの幼稚園が休園に。行事も給食もなくなったことで、幼稚園のありがたみをひしひしと感じました。グリグリがあんまり痛くないなんて…! 「経産婦ってすごい!!」と驚きました。まぁ初めての時も、出産の痛みに比べれば全然痛くなかったんですけどね(笑)。出産の痛みを知ってると、大体の痛みに耐えられるようになりますよね。(先日、紙で親指の付け根切って大騒ぎしましたが)いつ陣痛がくるかわからないので、「急にママがいなくなった!」と困らないように、日々子ども2人には説明をしていました。コロナ禍で面会できず、陣痛がきたら丸4日は会えないので、とにかく不安でした…不安だったから、陣痛こなかったのかな(笑)妊婦さんと、出産に立ち合う予定の方は、PCR検査を全員受けるそうです。私の産院では、「やってくるのが当たり前」という感じで渡されました。なにか兆候があるわけじゃないけれど、検査って怖いです…!次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月26日■前回のあらすじ エコーで赤ちゃんの心臓に小さな穴があいていることがわかり、不安でいっぱい。この世のすべてが恨めしいのに、お酒に頼ることもできなくて…。※2020年3月頃のお話です。休園…長かった!!!結局2ヶ月半?くらい休園だったのかな…?幼稚園のありがたみをひしひしと感じました。特に給食…。3食作らなきゃ! どこかで栄養摂らせなきゃ!のプレッシャーがすごかったです。ただ、人が居ない公園で遊んだりできたので、この時ばかりは「田舎でよかったなぁ」と思いました。家の中は、カオスだったけど諦めました!そして、幼稚園の行事がすべてなくなったのは、仕方ないのですがめちゃくちゃショックでした。令和2年8月以降に産まれた子から、ロタウイルス感染症の予防接種が定期接種になりました。予防接種料金が高かったので、定期接種になって本当によかった…!我が家ですか…? ギリギリ任意接種…。そしてもちろん、第3子の特別定額給付金ももらえません…。でも、第1子の時はB型肝炎も任意だったし! と前向きに捉えています!!とはいえタイミング的に、予防接種のスケジュールを説明してもらう時には「残念だったね」と言われました(笑)。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!
2021年05月25日■前回のあらすじ 緊急事態宣言下の産院は、ふだんと違ってガラガラで快適!ところが、エコーで赤ちゃんの心臓に異常が見つかって…。妊娠中は飲めない酒…産後も完母なら飲めない酒…卒乳しても昔みたいに飲めなくなった酒…(急に運転が必要になるかもしれないですしね)とにかくコロナ禍で必要以上に神経質になってる時に、追い打ちのようなタイミングだったので辛かったー!こういうことを報告する時、緊張するタイプです…。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月24日こんにちは、あり子です。■前回のあらすじ陣痛室への付き添いを希望した夫がひたすらスマホ。ついに動きだしたと思ったら外食へ…立ち会いを希望していたパパは果たして出産に間に合うの!?のどが渇いたけれどペットボトルを取る気力もすでに残っていませんでした。一方、陣痛室をあとにした夫は…いつ産まれるか分からないのに外食ではなく、いつ産まれるか分からないから(時間をつぶすため)ゆっくり外食をしようと思ったそうです。そしてしばらくして外食に行った夫が戻ってきました。そのすぐあとに助産師さんも陣痛室にやってきて、子宮口の開きをチェックしました。 夫、ギリギリ出産立ち会いに間に合いました。ヨロヨロしながら分娩台に上り、いよいよ出産。ドラマなどで出産シーンを見て、いきむときに目をギュッと閉じて叫んでいるイメージがありました。しかし実際には… これが本当にむずかしかったです。どうしてもいきむたびに目を閉じてしまうし、声も出てしまいました。なんだかんだありましたが破水で早朝入院し、その夜に長女が産まれました。そして夫から出産立ち会いに間に合った理由がこのあと明かされました。夕食を食べるために病院を出る前に助産師さんとこんなやり取りをしたそうです。いつ産まれるか分からない状況で、さらに陣痛に耐える妻を残して外食に行こうとする夫に助産師さんも「それはちょっと…」と感じたのでしょうか。去りゆく夫にこう声をかけたそうです。この助産師さんの一言でようやく「これはのんびり食べてはいられない」と思ったそうです。「外食を中止する」という選択肢ではなく、「食べるスピードを速くする」という選択をした夫。夕食はきっちり食べて陣痛室に戻ってきました。もしかすると助産師さんの言葉がなければ夫は出産の立ち会いに間に合わなかったかもしれませんね…
2021年05月24日1人目の子育てが落ち着いたころ、そろそろ2人目をと考え始めました。希望は2学年差! 欲しいからと言ってすぐできるとも限らず、希望の学年差で生まれてくれるかもわからない2人目の出産。結果は1日遅れると3学年差という、本当にギリギリの出産体験談をお話しします。 2人目計画は2学年差!1人目の子育てに慣れてきたころ、2人目を計画するようになりました。希望は2学年差! 2学年差なら上の子も少しは落ち着き、私自身も2人を落ち着いて子育てできるような気がしていました。 学校に行き始めても、きょうだいが一緒に登校できる期間もあり、中学校でも1年間は学校行事が一緒です。何よりきょうだいが同じ場所にいるという安心感があります。 すぐできると思ったのに、焦る2人目さあ、そろそろ2人目をと計画したものの、すぐには妊娠できず。また生理が来たことに数カ月悩んでいましたが、2学年差のラストチャンス! ようやく妊娠することができました。出産予定日は3月末。ギリギリですが、希望の2学年差で出産できると喜びました。 ところが出産予定日を1週間過ぎても陣痛が来ない! 焦りましたが、こればかりはどうにもならないので、上の子と遊びながら体操したり、散歩したりとできるだけ動くようにしていました。 4月1日はどっちの学年!?ようやく陣痛が来たのは3月31日。15時間かかり4月1日の12時57分に無事出産することができました。問題はどちらの学年になるのか。私は4月1日から学年が変わるかもしれないと思っていたので、産院の先生に確認しました。学年が変わるかどうか確認したところ、3月生まれと一緒の学年になるということで、本当にギリギリで上の子と2学年差での出産でした。 1日でも遅れれば3学年差になっていたので、間に合って本当によかったです。ただ、同じ日に同じ産院で産んだママも気にしていましたが、学年で一番遅い誕生日だと大きくなったときに周りの子との体格差など心配事がいろいろありました。 第2子は今は中学生になりましたが、学年で一番遅い誕生日でもそう影響はないようです。ただ、児童手当や福祉医療費などはもらえる期間が短くなり、少し損したような気になることも……。ですが、子育てをしているなかで上の子と2学年差で産んだメリットは多いです。同じように2学年差のきょうだいをもつ友だちも多く、本当によかったと思っています。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年05月23日■前回のあらすじ 体重増加を気にしつつも、妊婦健診はワクワク気分。ところが、糖負荷テストで再検査になってしまい…。生まれてこの方、大病したことのない至って健康な私ですが、妊婦となると話は別(というか、検査してないから見つかってないだけかもしれない…)。赤ちゃんが安全に生まれてこられるように、たくさんの検査をしてくれるお医者さんには感謝しかないです。今回のGBSも、事前に“陽性”とわかっていれば抗生剤の点滴で対応してもらえるので、「妊婦検診はエコーが楽しみ!」くらいの気持ちで検診に通うことができました。しっかり検査してもらうのって大事ですね。※2020年のお話です。ついにコロナ禍っぽいことが出てきました。誰かに2歳のちゃちゃくんをお願いしないといけないけど、旦那は遅くまで仕事だからどうしても無理で、近くに住む母にお願いすることに。うちは母が近くに住んでいるので、仕事が休みの日に予約を入れれば預かってもらえましたが、そうじゃない人はコロナ禍で「急に1人で来て」と言われてもなかなか難しいですよね。緊急事態宣言中は、いつも激混みの産院に人が少なくて必ず座れるから、それは快適でよかったですが、子どもくらいはOKにしてほしかったな…。面会、立ち合いについては、この後どんどん厳しくなっていきました。悪い予感的中!やっぱりずーーっとそこばかり見てるというのは“気になることがある”ということなんでしょうね。明らかにいつもとエコーの見てる長さが違いました。心臓病と聞くとすっごく重い疾患に思えて、めちゃくちゃ不安でした。これを聞いたときの衝撃は忘れられません…!次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月23日■前回のあらすじ 第1子は吐き悪阻、第2子は食べ悪阻。第3子では眠り悪阻に悩まされて…。ちょっと怖い話ですが、今回通算で18キロ増えたのに、まだ8キロしか減っていません…。あと10キロは、いつどこかに行ってくれるのでしょうか…!?第3子の妊娠期間は、あっという間でした。年を取るこごとにどんどん時の流れが早く感じるようになるけれど、体感速度と老化速度が同じだったらいいのに。そしたら私、「まだ18歳なのに~!!」と思います(笑)私の産院では“糖負荷テスト”は全員が受ける検査でしたが、どうやら産院によって、あるところとないところがあるみたいです。採血があるのはすごく嫌だけど、糖負荷テストで飲むサイダーみたいな飲み物は美味しくて大好きです。採血しにくい血管の為、3回も採血となると血管が全く見つからず(?)、頑張って探してくれるからかあざになります…。今回初めて肘の内側から採血してもらったのですが、めちゃくちゃ痛かった…!採血がすごく嫌いなので、「子どものために頑張って採血する私、偉いな!」という精神で乗り切りました。次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月22日こんにちは! いっちゃん(年中)、ちゃちゃくん(2歳)、ららちゃん(0歳)の母・もつまめこです。今回は、コロナ禍に誕生した第三子ららちゃんの出産話を紹介します。大事に過ごしたい気持ちは山々だけど、そうは言っていられない3人目。思えば重いお腹で重ーい荷物を持ったり、子ども追いかけてダッシュしたりと、めちゃくちゃでした…。1人目は吐き悪阻、2人目は食べ悪阻、3人目は眠り悪阻。三者三様の悪阻でしたが、眠り悪阻は圧倒的に危険だと感じました。本当は運転したくなかったけど、しないわけにはいかない地域に住んでるためゼロにはできず…。極力控えていた中でも3回は間違えたので、本当に何もなくて心からよかった!!次回に続く(全15話)「コロナ禍出産」は毎日12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月21日■前回のあらすじ無事に第2子誕生。憧れのカンガルーケアを満喫するも、さらなる痛みが襲ってきたのです。※出血量が比較的多めだったため、痛み止めを飲むと子宮収縮が緩んで出血が増える可能性があったからだと思われます。後陣痛、痛いとは知っていたものの、本当に! 痛かった!胎盤出てくる前から痛くて「うそやん!? こんな痛いの!?」ってテンション爆下がりして、胎盤出したら出血も気持ち多くて下腹部を強く揉まれて…。そして、2人目なのに会陰はズタズタに裂けているわ(いきみまくって出たからだと思う)、縫うのは痛いし時間かかるしで…。1人目のときより産んだ後のいろいろがしんどかったです。なので赤ちゃんは早々と助産師さんに預かってもらいました。旦那氏は、今回も私にめためたに言われて疲れたのか、ソファで大爆睡していました。長男・ケーちゃんと離れて寝たのはこの日が初めてでした。私がいなくて落ち着かなかったのか、夜遅くまで起きてたみたいですが、赤ちゃんが生まれたと分かったらパタンと寝たらしいです。それ聞いてちょっと泣きました!何はともあれ、2人目も無事に出産できてよかったです。これで私の出産レポは終わりです。最後までお読みくださり、本当に本当にありがとうございました!!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年05月20日■前回のあらすじ出産直前のバタバタで行き場をなくしていた夫。しかし、無事に第2子出産の瞬間を目にすることができました。2人目産まれて顔見た瞬間「あああ!上の子と同じ顔!」というのは、あるあるではないででょうか。我が家もそうで、毎年おんなじ人間を製造してる気分になりました(笑)あとカンガルーケアは、産まれる前から服の前ボタン外され「ほぼ全裸」の状態で出産したのに、産まれてすぐお腹にのせてもらえると思いきや、へその緒切られて一旦計測ーーー!わたし全裸で待ってたのに…。でも測ったのは体重だけで、わりとすぐにタオルでくるんで連れてきてもらえました!!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月19日新しい命をこの世に送り出す「出産」という大仕事。その形は、人それぞれに違います。それぞれにストーリーがある出産エピソードについて、今回はウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中からご紹介します!■「陣痛も3日たつと痛みに慣れる!?」難産&安産エピソード多く寄せられたのが、「難産で大変だった」というエピソードです。「予定日超過で大きかったため、入院して陣痛促進剤を投与しました。しかし、1日目、2日目は陣痛につながらず、3日目になんとか普通分娩で産まれました。3日もたつと痛みに慣れて、『陣痛がきました! 赤ちゃんまわってます! はい、いきみます!』なんて、自分で実況していました」「自然なお産が売りの病院で、赤ちゃんの心拍モニターも促進剤も会陰切開も基本はなし。もし破水から始まっても、内診はしない方針でした。破水から始まり、そのうち陣痛のピークが過ぎてしまい、赤ちゃんの心拍が落ちているからと、酸素マスクと内診をすることに。そしたら子宮口9.5センチでした。そこから急にいきめと言われても…。結局、出産に38.5時間かかりました」「第一子を出産して、わが子との対面でほっとしていたら『胎盤が崩れてるから残り取りましょう』と手を突っ込まれ激痛。とれない。『輸血しますねー麻酔もしますよー』と言われ、集中治療室へ。カテーテル手術で止血し、動かないように言われて仰向けで寝てなきゃいけないのが一番つらかった…。腰が痛すぎて…。母乳への影響を考えて、担当医が来るまで一晩麻酔してもらえず、我慢できずに泣いた」「夕方、自宅で破水しそのまま入院。その後、陣痛。陣痛から28時間後、子宮口7cmから進まず。羊水が濁り、帝王切開になった。子どもの首にへその緒が巻きついていました」「出産当日にインフルエンザ発症、朦朧(もうろう)となりながら産んだ」壮絶な出産エピソードに、読むだけで拍手を送りたくなります。産んだお母さんも、生まれてきてくれた赤ちゃんも、本当によく頑張ったのだと、改めて出産は奇跡だと気付かされます。一方で、安産だったというエピソードも寄せられました。「初産、予定日より一週間早く、突然激しい張り。すでに陣痛は5分間隔。病院に電話しても『初産でそんなまさか』と、取り合ってくれず。でも、痛みはジェットコースターのごとく。やっと病院に着くが、助産師さんたちは『大げさ!』と冷たい対応。しかし診察台にのったとたん、周りは大慌て。『よく我慢したね』と言われる。結局陣痛らしきものから産まれるまで計4時間。主人は2度寝して間に合わず。助産師さんから『超スピード安産だった』と言われたました」「第1子の時は陣痛促進剤を入れ、その日には生まれず、次の日の朝11時に破水、12時に出産。初出産にも関わらずスーパー安産でした」陣痛から素早く生まれてきてくれると、母子ともにその安全が守られやすく、安心ではあります。ただ、どんな出産も「安産だったから楽」とか「早く生まれてきてくれたから幸せ」とは一言で言えるものではありませんよね。本当に個人差が激しい出産の経験だからこそ、大変さは比べるものではないなと感じさせれらます。■「陣痛で焼肉がお預け…」出産の驚き&笑える体験談また、出産にまつわる驚きのエピソードも寄せられていました。「4人の子どもを産みましたが、次男の出産はロケットダッシュ! 痛みに気づいてからあっという間で、危うく車内で産むところでした。病院の玄関に車を横付け、その時点で赤ちゃんが落ちてきそうな気配が…。主人と、看護師さんに引きずられ分娩室へ直行、分娩室へ入り着替える間もなく5分で出産完了。その間に痛すぎて意識がなくなったようです。無事に生まれてくれてよかったです」「4000g超の巨大児を、普通分娩で産みました。妊娠中20キロ以上も体重が増えてしまい、赤ちゃんも大きく育ちましたが、無事に出産できました」「昔から、ピンチの時も冷静でいられるのが長所で、慌てることがあっても顔色ひとつ変えず、声もあげないようなタイプでした。出産時にも、陣痛開始から産後まで、一度も痛いという声を上げずに、静かに出産を終えました。母子手帳を見た助産師さんに、『あなた初産なの!?』と驚かれたほどです。何より、私が一番驚きました(笑)」超スピード出産に4,000グラム超え赤ちゃんの出産、静かな出産など、驚きのエピソードばかりでしたね。さらに、こんな笑えるエピソードも寄せられています。「2人目の出産エピソードです。その日はゴールデンウイーク最終日。夜は焼肉を食べようと意気込んで、ちょっとお高めのお店を選んでいたところ、腰の痛みが…。『いや、まさか…』と、試しに間隔を計ると、きっちり7分。もちろん、病院からは『経産婦さんだから、すぐ来てね!』と…。おかげで焼肉はお預けで泣く泣く病院に行きました…」「夜の9時前に『あれ、おなかが痛い』と間隔を測ると、まさかの3分! あわてて産院に連絡を入れて、駐車場に着いて降りた瞬間に、急にうなるほどの痛さにみまわれ、這いながら産院にたどりついたけど、受付の2階に上がれない状況に。内診したら『9センチです。もう産まれるよ。旦那さんは間に合わないね』と言われ、頭の中には、『だから実家に泊まれといったのに! 間にあわなかったら恨んでやる』と鬼と化した私(笑)。それから陣痛が弱まり、生まれる5分前に旦那がヘラヘラ登場。2人目は多分パパを待っていたんだと思う。ママに八つ裂きにされたら困るから(笑)」出産の記憶は、それぞれに形は違えど、印象に残るものですよね。焼肉に後ろ髪を引かれたり、夫の判断への怒りが噴出したりと、時に笑えるエピソードとして、思い出になることもあるようです。■「出産は大変なんだよチクショー!」また、コロナ禍の今だからこそのエピソードも寄せられていました。「出産前、経験者の方々にお産の痛みを聞きまくり、 『生理痛のひどいのですよ』という感想を自分に言い聞かせるようにしていましたが、実際は全く違いました。激痛。結局、吸引分娩になり、3回目で息子誕生。コロナ禍で立ち会い出産はできませんでしたが、陣痛、分娩中のあの姿を旦那に見られなくて良かったです」「助産師さんにすごく助けていただきました。コロナで立ち会いができずだったので、たくさん声をかけてくれて嬉しかったです」ここまで、さまざまな出産エピソードを見てきました。どんな出産でも、お母さんたちにとって大仕事ということは同じで、かけがえのない出来事だと感じます。こんなメッセージもありました。「出産はみんなそれぞれに違って、痛みの感じ方、気持ち、環境。 楽な出産なんてあるわけがないし、『命を産む』という事がどれだけすごいことか。出産は大変なんだよチクショー! と思います」これから出産を控えている人もいることと思います。出産に挑む前は誰でも不安を抱えがちですよね。いったいどんな出産になるのか、未知の状態では不安になるのも当然だと思います。もしどうしても不安な気持ちがおさまらないようであれば、病院に相談するなど、ひとりで抱え込まないようにしてくださいね。どんな出産でも、きっと後から振り返った時に、「頑張ったぞ、自分」と思える要素があるはず。出産は当たり前ではなく、奇跡なのだと、きっと実感する日が来ると思います。次回は産後の体験談エピソードをご紹介します!
2021年05月19日■前回のあらすじいよいよ出産! カンガルーケアを希望していたため、服の前のボタンを外され全裸状態に。そしてなぜか夫は部屋の隅っこに…。出産のとき、気づけばパパが置いてけぼりーーー!って、ありがちなパターンではないでしょうか。夫に当時のことを聞いたら「なんで自分があそこで固まってたのか、覚えていない」とのことでしたので、若干創作を入れて夫の心情などを書きました。でもまあ、当時見てた私からすれば「あ、行き場なくしたんだ」ってとっさに分かりました。産まれる瞬間に間に合って、よかったなぁと思いました。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月18日■前回のあらすじ陣痛5分間隔からの急展開にナースコールを連打する夫。間に合うのでしょうか…。いきみ感がイッキに来て産むまでは、あっという間(おそらく5分くらい)の出来事だったんですが、けっこう細かく覚えてたりします。全裸でゴリラのようにわめき散らす中、助産師さんには本当に助けられました。そして旦那はなぜか隅っこに…。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月17日母乳育児からミルク育児に移行したママの体験談です。出産後、ママも赤ちゃんもいろいろなことが初めての状態。育児への自信をなくした時期を経てミルク育児で元気に育つ娘が、育児への自信をつけてくれたという話です。 初の出産・育児をとても楽しみにしていた私。赤ちゃんを産むというのは大変ながらも、その後の子育て、特に母乳をあげることをとても楽しみにしていました。しかし、その楽しみは毎日涙を流す育児の始まりだったのです。じょうずに母乳をあげられなかった私。なかなかおっぱいを吸えない娘。周りの人からは、「なぜ母乳で育児ができないのか」と言われる毎日。母乳から育児用ミルクで育てることを決めた、私の育児体験です。 母乳で子育てするものだと思っていた私の出産前の子育てイメージだと、出産後すぐに自然と胸が張り母乳が出て、赤ちゃんも本能で母乳を吸えるようになるものだと思っていました。しかし実際は、出産後すぐには私の胸が張ることはありませんでした。 2日後ぐらいにようやく胸が張り始め、母乳が作られているのを体で感じ、次は娘に吸ってもらうだけ!と思っていました。これも本能で赤ちゃんはできるものだと思っていた私は、母乳さえ出ればあとは大丈夫、“母乳で子育てができる”と期待していたのでした。 周りから押し付けられる理想の育児私は里帰り出産で、出産後2カ月ほど実家で過ごしていました。実家にいる祖母は3人の子どもを、母は私と兄を、義姉は甥っ子にあたるひとり息子をそれぞれ母乳で育てていました。そのため、母や祖母は、母乳育児以外の子育てなんてありえない、という考えだったのです。 母乳は出ていたのですが乳首が短く外側を向いていたため、舌に乳首が当たらず母乳をじょうずに吸えなかった娘。育児用ミルクにせざるを得ない状況に。搾乳をしていましたが、だんだんと母乳が出なくなってしまいました。そんななか、「なぜミルクなのか、母乳ではないなんてありえない」と母や祖母に言われ続けたのでした。 私の考えを変えたのは娘の存在街中で母親より少し上の世代の方に、母乳かミルクかを聞かれることがあります。「ミルクです」と答えるたびに母乳ではない私には劣等感が生まれ、もう母親失格なのではないかと思うように……。そんな私を変えたのは、生後半年を迎えたかけがえのない娘の存在でした。 育児用ミルクで育った娘は身長・体重の増え方も順調、風邪ひとつひかず病院にお世話になることもほぼなく、とても元気に育っています。そんな娘の姿を見ているうちにミルク育児でも私に自信が生まれてきました。 当時母乳育児にこだわっていた私ですが、育児用ミルクでも日々元気に育っていく娘の姿を見るうちに育児への自信もついてきました。母乳でも育児用ミルクでもそれぞれ良いところがたくさんありますが、一番はママとして私が無理のない子育てをすることが大切なのではないかと思っています。現在1歳9カ月の娘は今でも風邪もひかず元気に育っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/さくら 著者:渡邉香澄0歳・1歳の年子姉妹のママ。ベビーマッサージセラピスト・幼児食インストラクター・上級幼児食インストラクターの資格を取得。ベビーマッサージ教室を運営中。ベビーマッサージセラピストをしつつライター業も兼業。
2021年05月16日■前回のあらすじ「スタッフが夜勤で2人しかいない」と聞いていたので、ナースコールは産まれる直前にしようと思っていたけど…。2人目はやっぱり早い。陣痛5分間隔からの急展開でした。ナースコールを連打する夫。いよいよです…!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月16日出産予定日から4日が過ぎたころ、初産だった私は多少の焦りを感じつつも妊婦健診に向かっていました。向かっているときも生まれそうな予兆はなく、帰ったら何食べようかな?と妊婦健診の後のことばかり考えていました。 モニター中の不自然な心音内診を終え、先生から「子宮口がまだ2cmだからもう少しかかりそうだね〜。いっぱい歩こうか!」と言われ、そのままNST室で赤ちゃんの心拍を測っていると、たまに心拍が抜けていることに気付きました。近くで聞いていた看護師さんも気付いてすぐに先生を呼びに行き、しばらくすると先生や看護師さんたちが集まってきました。 もう一度先生に診察をしてもらい先生から「お母さん、おなか痛くない? これたぶん陣痛だよ! あと、少し赤ちゃんの心拍が弱ってるからこのまま入院ね!」と言われ、そのまま即入院。突然のことに驚きながら、不安はありつつも陣痛室に入りました。 破水しても子宮口が開かない…お昼ごはんを食べていなかったので夫に買って持ってきてもらい、体力をつけようとサンドイッチやカップケーキなどおなかいっぱい食べました。そしてのちに痛い目を見るとも知らない私は、「よし! 頑張るぞ!」と気合いを入れていました。そのときの痛みは生理痛ほどで、会話もまだ余裕。 陣痛室に入ってから1時間ほど経ったころ、ポン!と音がして温かい水が股から出てきました。自分でも意外だったのですが、冷静にナースコールで「破水しました!」と伝えて先生に子宮口の開きを診てもらってもまだ3cm。このときはまだ重めの生理痛程度。ここから5分後には何も話せないほどの陣痛の痛みになりました。それから陣痛の間隔が3分間隔になっても、子宮口は4cmしか開いていませんでした。 赤ちゃんの心拍が下がり始めるあまりの急激な痛みにうまく呼吸ができず、赤ちゃんの心拍が下がり始めてしまいました。助産師さんに酸素マスクをつけてもらいましたが赤ちゃんの心拍が戻らず、「切ろうか」と先生に言われ唖然。「まだもう少し頑張ります」と半泣きになりながら伝え、呼吸を整えながら痛みを逃していました。 しかしあまりの痛みに、先ほどおなかいっぱい食べた昼食を嘔吐し、体力もかなり消耗していたため、先生から「これ以上は赤ちゃんが危険になる」と言われ、私は帝王切開での出産を決意しました。 手術開始から15分程で出産手術の決意をしたものの2分間隔で陣痛がきていました。「陣痛きても動かないでね!」と言われながら麻酔の処置をなんとか耐え抜き、だんだんと陣痛も和らいできました。 麻酔は下半身のみなのでおなかを切られていじられている感覚はありましたが、痛みは一切ありませんでした。そして、手術開始から15分で無事に娘を出産することができました。 まさか自分が緊急帝王切開になるとは思ってもいませんでした。術後翌日は傷が痛み、寝返りを打つのもつらくて泣きそうでした。しかし3日ほどで歩けるようになるまで回復しました! 何より、無事に娘の顔を見られて本当によかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:桜田 かのん1歳女児のママであり、元保育士。現在2人目を妊娠中。離乳食コーディネーターの資格を取得し、保育士の経験も生かしながら自身の体験談を執筆している。
2021年05月15日■前回のあらすじついに子宮口8cm!病院側のスタンバイも完了。あとは、出産まで耐えるのみ…。佳境に入ってきました(笑)「スタッフが夜勤で2人しかいない」とは聞いていましたが、本当に忙しそうで、基本放置プレーでした。夫にマッサージを仕込んでおいて本当に良かったです。でも肛門圧迫はなんか微妙でした…。(今はコロナで立ち会い禁止の産院が多いみたいですね…。本当に心が痛いです)前回の内診で子宮口8cmを確認した時点で、お産の用意は完璧にしてくださっていたので、あとはもう「産むだけ!」の状態でした。そして、あまりにも助産師さんが忙しそうだから、次にナースコールするのは本当に産まれる直前にしよう!(助産師さん、それまでの間に他のいろいろな業務を済ませておいてください!! ←同業者だからしてしまう余計な気遣い)という気持ちで、夫と2人だけで耐えました。お産の進み具合はというと、この時点で陣痛はまだ5分間隔。合間に普通にトークできる感じでした。毎回めちゃくちゃ痛いけど、次具体的にどんな感じになったらナースコールを押そう…。破水したら…?(この感じだと間違いなく破水と同時に頭が出る)赤ちゃんの頭が骨盤にガンってさがったら…?でもその感覚が自分にわかるのか? 気付いたら頭半分でちゃったりして…。でもそれだともう助産師さん到着した時点で体も出て産み落としちゃいそうだから、もう少し早く呼ばなきゃな…。あーーーベストなタイミングが分からない!!というように頭の中でいろいろ考えていました(笑)この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月15日第二子出産まであと少しのころの出来事です。上の子は生まれてくる子と年子になるので、まだまだ手がかかる時期でした。重たいおなかを何とか支えながら、上の子のお世話もする毎日。いよいよ出産予定日1週間と少しになったときに、上の子が体調を崩してしまいました……。上の子が突然の嘔吐日曜日の朝方のこと。里帰りをしていましたが、週末にはパパもきてくれていました。久々に3人で並んで寝ていると、上の子が突然泣き出して嘔吐。処理したあとに脱水症状にならないよう、少しずつ水を飲ませました。しかし数分後、飲んだ水をまた嘔吐。そのあとも何度か起きては嘔吐するの繰り返しでぐったり。たまたまきていた私の弟や祖母も嘔吐処理を手伝ってくれました。 日曜日だったこともあり救急病院へ行くと、嘔吐下痢症との診断でした。そのあと様子を見ながら水分補給をしたり薬を飲ませたりするうちに、ごはんも食べられるようになり、だんだんと元気になっていきました。 私まで嘔吐下痢症に!?その2日後、私が寝る前にすごく気持ち悪くなり、ごはんも食べられず夜中に嘔吐! 以前のつわりでの嘔吐よりも苦しく、下痢も続きました。朝起きると祖母もぐったりしている様子。おなかの痛みでトイレに駆け込んでいましたが、トイレに行ってもだんだん下痢は出なくなりました。 下痢は出ないけど痛い、けどトイレに座っても何も出ない。でも痛くて座っていないと耐えられないほどに。「あれ? なんだか定期的に痛いぞ……!?」。そうです、陣痛が始まったようなのです! でもそのときは、嘔吐下痢症で痛いのか陣痛なのかよくわかりませんでした。 苦しいながらにとりあえず産院に電話すると、嘔吐下痢症かもしれないのでまずは内科を受診するように言われました。それが7時ごろのことでした。 しかし、内科が開くのは9時から。電話のあとも定期的に痛くなり、陣痛かもしれないと不安になりました。もし陣痛なら2人目なのでお産が早く進むので、念のためもう一度産院に電話して病院へ行きました。 下痢しちゃうかも!?とパニックに家族も具合が悪く送ってもらうことができなかったので、タクシーで産院へ。タクシーの中でも痛みがひどく、着いたらすぐに陣痛室へ入りました。子宮口はすぐに5cmほどになり分娩室へ移動することに。 はじめは「嘔吐するかも!? 下痢しちゃうかも!?」と心配していましたが、だんだんそんな心配も忘れるくらいの痛みになり、そのまま9時前に生まれました。そのあと数日は胃に負担が少ない食事にしていただいたり、シャワーは隔離されたりするなど、たくさんの協力のもと無事退院できました。 この経験から、嘔吐下痢症など感染力の高いものはもっと気をつけて処理や消毒をしないといけないのだと思いました。(ちなみに、上の子の嘔吐処理をしたパパ、祖母、私の弟もすぐに感染しました) 。 また、「陣痛かも?」と思ったらすぐに産院に電話し、どうすれば良いのか聞くこと。自分の直感を信じてみることも大事だなと感じました。陣痛はいつどこでくるかわからないもの。早めに入院準備をしたり、タクシーを登録したり、子どもの預け先を確保したりするなど、「いつでもこいや~!」と言えるくらい準備をしておけるといいなと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:なるママ。0歳、1歳の年子の育児中ママです。
2021年05月14日■前回のあらすじ陣痛間隔が10分になってから、夫に無茶を言いながら痛みと闘っていました。子宮口はついに8cmに! もういつ産まれてもおかしくない状況ですが、助産師さんたちはバタバタ忙しそう。産まれるギリギリまで、自分たちだけで耐えみせる! と決意しました。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月14日ベビーカレンダー編集部がおすすめの妊娠・出産・育児マンガをご紹介。この記事では、Twitterでフォロワー5万人超えのさざなみ(@3MshXcteuuT241U)さんの育児マンガをご紹介!ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回は、Twitterでフォロワー5万人超えのさざなみ(@3MshXcteuuT241U)さん。4歳と1歳の姉妹ママです。 「危ないからやめて」をわかってもらうには? 監修/助産師REIKO
2021年05月14日ベビーカレンダー編集部がおすすめの妊娠・出産・育児マンガをご紹介。この記事では、Twitterのフォロワー1.5万人超のちくまサラ@4y&8m(@chikumababy)さんの育児マンガをご紹介します。ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回はTwitterのフォロワー1.5万人超のちくまサラ@4y&8m(@chikumababy)さん。2015年生まれのムーコちゃんと2019年生まれのナナオくんのママです。 子どもに電話番号と住所を覚えさせられる遊びって? 著者:ちくまサラ@4y&8m2015.4.ムーコ♀と2019.5.ナナオ♂️の育児漫画や、育児の大変さを訴える漫画を描いています。Twitter:@chikumababyInstagram:@chikuma_sara監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ちくまサラ長崎県在住、2児の母。ライブドアブログ公式ブロガー。自分のメンタルや、子供との向き合い方を考察した育児漫画、エッセイ漫画を中心に描いています。
2021年05月14日第一子を出産してから6年後、第二子を出産したときのことです。分娩から2時間後、トイレに行ってみましたが尿を出す感覚がまったくわからなくなってしまいました。仕方なくトイレはあきらめ、眠りにつくと大変なことに……。 トイレをあきらめて眠ったら…? そのときは尿が溜まっている感じがあまりしなかったので、「深夜だし、昨日も寝られなかったから早く横になりたい……」と思い眠りにつきました。 するとしばらくして大量の尿が漏れてきてしまい、急いでトイレに行こうとしたのですが、分娩後で体が思うように動かず、早々にあきらめてしまいました。 それでも産褥パットはすべて吸収してくれていたので、「産褥パットの威力すごい!」と身をもって知ったのでした(笑)。 ※分娩後2時間で排尿を促し、排尿がない場合は導尿して帰室するのが一般的です ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします監修/助産師REIKO著者:ますまゆ6歳と0歳4ヶ月の姉妹の母。育休中の時間を使ってインスタ、ブログにて育児や出産エピソードを執筆中。大の漫画好きで、日々の楽しみは寝かしつけ後漫画アプリを徘徊すること。
2021年05月13日■前回のあらすじ夫に産痛緩和のマッサージの手ほどきを行いました。そこで、夫は褒めたほうが伸びるタイプなことに気付きました。抗生剤点滴も終わって、さあいよいよ産むぞ~と適当にごろごろ動いていたころの話です。時間帯としては、夜20時半~21時半ぐらい。出産前に「夫を怒鳴り散らさないようにしたい」っていう目標をSNSに投稿していたのですが、余裕で無理でした! 2人目も安定の痛さに、理性を保てず…。でも、第1子出産時の促進剤を使っての陣痛とは明らかに違いがありました。促進剤のときのように、陣痛の間隔が急に短くなったりしなかったし、1回の痛みも今回の自然陣痛のほうが体感としては「マシ」な感じがしました。「マシ」というだけで、理性を保てない程度には痛かったですよ。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月13日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜