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今年、女の子を出産しましたが、想像もしていなかった出産となりました。待望の子どもだったため、楽しみでとてもわくわくしていました。おなかの中ですくすく育ってくれて妊婦健診では毎回順調。大変だったエピソードばかり見ているけれど、このまま出産もスムーズにいくのでは!?と淡い期待をしていました。しかし、そんな私に、まさかの出来事が……! 私の出産体験をご紹介します。便器に座ろうとした瞬間…!?初めての妊娠で心配していましたが、妊婦経過では順調でした。里帰り後の妊娠37週の健診では「まだ生まれないかな」と言われたので、「出産予定日近くに生まれるかなぁ」と思っていました。 妊娠37週4日。寝る前に仕事終わりの夫とLINEをしたあと、22時ごろ、そろそろ寝ようかなと思っていると、生理痛のようなおなかの痛みが。妊娠中は便秘で腹痛がよくあったため、特に気にせずお手洗いへ。すると、便器に座ろうとした瞬間……。 「あ、尿漏れした」と思いました。尿漏れもよくあったのでここでも特に気にせずズボンをおろすと、少量の出血とおりもののようなものが出ていました。おしるしかと調べていると、ナプキンでは防ぎきれない量の水のようなものが出てきました。病院へ電話し、入院準備を持参して、病院で検査してもらうことに。 検査の結果は…検査の結果、破水していたようで即入院となりました。病院に着いてからおなかの痛みはありましたが、痛みが来る間隔は等間隔になりません。翌日朝の診察で、破水しているため感染症が心配と言われ、バルーンを入れて、午後に陣痛促進剤を打つことになりました。痛いと噂のバルーンですが、もともと便秘で朝からおなかが痛かったので、その痛みにかき消されてよくわからないまま終わりました。 その後はバルーンが抜けるまで待機。なかなか子宮口が広がらず、5時間後の14時に陣痛促進剤を開始し、その1時間後にバルーンが抜けました。陣痛促進剤を開始してからはひたすら痛みに耐え、悶絶していました。 17時ごろの診察で、「子宮口はまだ4cmだね。今日は生まれないから陣痛促進剤は一旦中止して、明日の朝また開始しましょう。体に薬が残っているから痛みはあるかもしれないけれど、基本的には和らぎます。でもこのまま自然と陣痛になるかもしれないからね」と言われました。私はやっとこの痛みから開放される!と喜んだのもつかの間。痛みはどんどん強くなり、朝まで耐えることに……。 出産後、ホッとしていた私と、焦る先生眠れぬ夜を過ごし、翌日8時ごろ、別の種類の陣痛促進剤を開始しました。1時間後には陣痛が数分間隔になり、痛みがまた強くなりました。11時ごろ、子宮口が8cmになったためやっと夫が立ち会うことができました。 12時ごろ、子宮口は全開大になり、お産の体勢に。前日の夜から食事もとれず細切れ睡眠だったためもう体力はほとんど残っていません。限界がきてしまい、「寝る→痛みで起こされ、いきむ→寝る→起きて、いきむ」の繰り返しでした。13時ごろ、気がつくと周りにたくさんの助産師さんと先生が……。 「次で産むよ!」と急に言われ、最後の力をふりしぼり、出産しました。やっと生まれたことで安心していましたが、ここからが大変だったのです。無事に出産できたはずが、先生がすごく焦っていました。通常は自然に胎盤が剥がれず、出てこないとのこと。「子宮口が閉じる前に頑張ってとるからね! 痛いけれど我慢して!」と、胎盤用手剝離という処置がとられ、子宮をぐりぐりとされました。 最初は我慢できるかなと思いましたが、思いのほか時間が長くつらく感じました。横に赤ちゃんがいるのに痛くて見る余裕もありません。このままどうなってしまうのだろうと、とても不安でした。無事にすべて取り除いてもらいましたが、1.7Lの出血をしたため、そのまま分娩室で朝まで過ごすことに。疲れと大量出血でぼーっとしてしまい、そのあとの記憶はあいまいです。 横には赤ちゃんがいるのに助産師さんがおなかを押すたびにごぼっと出血をし、恐怖だったのは今でも覚えています。翌日も貧血の数値が悪かったので、輸血をするかもしれないと言われていました。しかし、ゆっくり休んでいたおかげか、回復し、輸血は回避できました。 その後の入院中も、普通に歩くことができたので驚かれました。助産師さんに、「この量の出血だと起き上がることもできない人が多いけれど、身長が高いから大丈夫だったのかな? でも本当に急に倒れることもあるから無理しないで!」と言われました。 みなさん心配してくださって、退院まで至れり尽くせりでした。このまま退院したくないと思うほどでした。 予想外のことだらけの初めての出産でした。痛みと引き換えに愛おしいわが子に出会えて幸せだなと毎日感じています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:Tama/女性・主婦。アラサー専業主婦。結婚5年目で今年女の子を出産。不妊治療を経ての妊娠だったので、不妊治療の体験談や出産、子育てに関する記事を執筆予定。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年10月15日私は小学生の娘と幼稚園児の息子の母です。わが家は都内の大きなターミナル駅の近くにあり、息子を自宅近くの病院で出産しました。息子が生まれたのは、あるイベントの翌日。今でもその時期が近づくと、イベントのお祭り騒ぎとはまた別の、懐かしい感情が湧き起こります。イベントと出産が重なったハラハラドキドキの体験談をお伝えします。出産予定日から半月ほど前のある日息子の出産予定日の半月ほど前のある日、その日はハロウィンだったので、私は朝から娘を仮装させ、子ども用のハロウィンのイベントに連れて行きました。上の娘は出産予定日より半月ほど早く生まれたので、息子にも同じことが起こるかもしれないと予測してはいましたが、直前の健診ではまだ生まれなさそうとのこと。 朝からなんとなくおなかが張りやすいなとは思っていたのですが、イベント会場まで少し長めに歩いたからかな……とのんきに考え、イベント中は近くのカフェでお茶をしていました。 娘と2人きりのときに破水!帰宅後は娘と約束していたハロウィンクッキー作り。夜から泊まりに来るおばあちゃんにあげようと張り切っていました。無事にクッキーを焼き終わり、さて、夜ごはんの準備をしようかなと立ち上がったとき、それは起こったのです。 尿漏れ? それとも破水? 明らかに普通ではない量の水分が体から出た感覚がありました。念のためナプキンをつけていたので大ごとにはならずに済みましたが、そーっとお手洗いに向かい確認してみると……水は止まらずどんどん流れて出てくるのです! これは破水に間違いないと確信して、急いで病院に電話をしました。すぐに病院に来るようにと言われたのですが、夫は仕事で、家には私と5歳の娘の2人だけ。不安になっていたところに、予定より早めにおばあちゃんが到着! すぐに状況を説明して、一緒に病院に行ってもらうことになりました。 ハロウィン渋滞に巻き込まれ…しかし、世の中はハロウィン一色。特に駅周辺は、毎年テレビのニュースになるくらい、仮装した人が大勢集まって大騒ぎをすることで有名な場所だったのです。幸い陣痛タクシーに登録していたので、タクシーはすぐに呼ぶことができたのですが、道はかなり混んでいました。 そのあと、夫が仕事を切り上げて向かうころには、道は通行止め、タクシーを拾うどころではない状況になっていたそうです。そのため、到着がかなり遅れてしまいました。 娘はハロウィンを満喫!?病院に到着して、少ししてから本格的な陣痛が始まりました。家族が寝泊まりできる病室だったので、娘は寝るまでの間、ハロウィンの飾り付けがされた院内で写真を撮るなどしていました。そして、なんと助産師さんからハロウィンのお菓子の詰め合わせの袋をいただき、ハロウィンを満喫していたようです。 お産は順調に進んでいき、日付が変わるまであと1時間というころ、私はお産の最中でありながら時計を見てソワソワしていました。息子のお誕生日がハロウィンになるのか、ハロウィンではないのか気になってしまったのです。 息子は日付が変わって30分ほどしてから生まれました。息子は現在4歳になりましたが、ハロウィンが大好きで、仮装を思いきり楽しんだ翌日にお誕生日を満喫しています。ひと晩で家の飾り付けを変えなくてはならず、母は毎年大忙しですが、無事に生まれてきてくれたことに改めて感謝する日でもあるのです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:山本舞花2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年10月15日出産予定日を4日過ぎたころ陣痛がやってきて病院へ向かった美月さんですが、その晩は何事もなく朝を迎えました。すると朝には子宮口が全開大に! 急いで分娩室へ。一方、美月さん夫婦宅に2人の姿がなく、病院ではと悟った義父は……。 いよいよ分娩室へ。そのとき義父は 美月さんは分娩室へ来たものの、夫・透さんの到着はまだ。しかし、出産の準備はどんどんと進んでいきます。 そのとき…… 「本田美月出産は終わっちゃいましたか!?」 急いでやってきたであろう、汗だくの義父が病院に!! ◇◇◇ 朝になると子宮口は全開大になっていて、急いで分娩室へ移動することになった美月さん。陣痛が進んでいる感覚は「わからない」と言っていたので、まさかの展開だったでしょうね。そして、いよいよ出産へ……というときになんと義父が!? 美月さんたちが自宅にいなかったことで急いでかけつけたようです。美月さんのことを心配する気持ちがあり……だとは思いますが、これまでの言動から「義父の本当の狙い」を勘ぐってしまいます。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年10月15日美月さんの許可なく、バースプラン用紙の立ち合い者の欄に自分の名前を書き加えていた義父。義父の「出産に立ち会いたい」というのは冗談じゃなかったんだと美月さんは肝を冷やします。そして、出産予定日から4日が過ぎたころ、陣痛が来た美月さん。出産が近づいて……。 義父に知らせず病院へ 陣痛がきて夫と一緒に病院にやってきた美月さん。夫へは、義父に連絡をしないでと念を押します。連絡したら、病院へ来るに決まっている……!しかし、陣痛は強まらず朝を迎えました。 美月さん夫婦宅へやってきた義父は2人が家にいないことに気づいて……。 ◇◇◇ 陣痛室で横たわる美月さんをよそに、夫の口からは「俺、ここにいてもやることねーじゃん」と驚きの言葉が。まだ耐えられる痛みとはいえ、美月さんが言うように背中をさすってくれたり、そばにいてくれるだけでも心強いのに……と思ってしまいますね。義父の言動にも驚いてしまいますが、夫の言葉にも疑問を抱いてしまいます。 こちらの連載はAiさんのブログでも掲載しています! 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年10月14日4人の子を出産しましたが、4人目は切迫早産で2カ月間の入院など、それぞれの妊娠・出産で大変な出来事がありました。つらくて大変だったエピソードの中でも最も衝撃的だったことは、まさかのあのつらさでした……! 妊娠中の大変だった出来事現在、4人目が生まれて3カ月になります。これまで4人の子どもたちを妊娠・出産しましたが、出産前後にはそれぞれ違った大変な出来事がありました。第1子の長男の妊娠時はとにかくつわりがつらく、当時の体重から5kg以上痩せました。分娩時は痛みで意識を失いかけ、吸引分娩に。出産後は翌日からの母子同室を数日間、拒否するほどのお股の激痛で何もできませんでした。「一生このまま走ることは無理だ」と、思ったほどでした。 第3子の長女のときは、夕飯のときに陣痛が来ました。夫は仕事で家におらず、徐々に強くなる痛みの中、しっかり子どもたちに夕飯を食べさせて、後片付けをしました。そして、事前に登録しておいた陣痛タクシーを呼び、長男、次男を連れて入院バックを抱えてタクシーに乗りました。病院までお願いすると、事前登録をしておいた陣痛タクシーでしたが、運転手さんは病院の場所を知りませんでした。激痛の中、道案内しながら病院まで行くことに……。 第4子の三男のときは、妊娠・出産に慣れ、余裕を感じていました。しかし、3人の子育てをしながら妊娠28週で妊婦健診に行くと、まさかの切迫早産との診断! そのまま緊急入院となったのです! 子ども3人のお世話は義母と夫にお願いしました。コロナ禍でお見舞い不可の時期だったため、誰にも会えず寝たきりの生活を2カ月間過ごすことに。長女の入園式にも出席できず、つらい日々でした。 最も衝撃的だったのは…それぞれ大変な経験をしましたが、4人の中でも最も衝撃的だったのが、第2子の次男の妊娠時! 1人目から年が離れての2人目の妊娠でした。第1子のときと違い、仕事をしていなかったこともあり気持ちに余裕がありました。つわりに対しても「いずれ必ずよくなる」と前向きに過ごしていました。 しかし、妊娠6カ月を過ぎたころから、体のあちらこちらが痒くなり、いつの間にか、頭皮から足首まで全身、蚊に刺されたような痒みと発疹が! アレルギーの飲み薬や塗り薬なども処方してもらいましたが、まったく効果がなく……。妊娠性痒疹かもしれないということでした。朝から晩まで痒みがおさまることはなく、唯一効果のあったのは氷まくらでした。身体中、冷やすことで痒みを抑えられました。 本当に妊娠はそれぞれ違う…冬場は痒みと、寒さに耐え、掻きむしって全身血だらけになりながら、産後2カ月間ごろまで過ごしました。まさか6カ月間も、毎日全身、蚊に刺されたような痒みが続くとは……。4人の出産を経験した中で1番つらくて、こんなことがあるんだと感じた衝撃的な出来事でした! 第2子に起こった体の変化は、他の3人の子どもたちの妊娠時にはまったくなかったものでした。妊娠、出産は人それぞれ違うと言いますが、同じ母親でも体の変化が違うものなのだと、はっきりと証明できた出来事でした。 関連記事:「た、助けて!」産院を退院し、夢に見た家族3人暮らしの始まり…と思った矢先、股から大量の出血が! 関連記事:「つわりは気のせい」傷つき、毎日つらかった私は妊娠をやめたいと思い自己嫌悪に。そして出産すると… 監修/助産師 REIKO 11歳(小6)、6歳(年長)、4歳(年少)、0歳(生後3ヶ月)の4人を子育て中の専業主婦
2022年10月12日現在5歳、2歳、0歳の3人の子どもがいます。5歳の娘を出産するときの話です。初めての出産で不安が多かった私は、里帰り出産を選択しました。何もかも初めての体験で、不安や戸惑いも多かったなか、離れて暮らしていた夫から衝撃の発言を耳にしたのです……。里帰り出産で夫とは離れて生活現在5歳の長女を出産したときのことです。初めての出産だったので、いろいろと不安もあり、自宅から飛行機で2時間の距離にある実家に里帰り出産をすることにしました。早めに産休に入り、妊娠8カ月に入ってすぐに夫と離れ、実家へと帰りました。里帰り中も夫とは電話をしたりLINEをしたり、連絡はこまめにとっていて、妊娠経過や赤ちゃんのことなどもその都度伝えていました。妊娠経過は順調でした。 陣痛らしき痛みで夫に連絡。ところが…妊娠38週2日の朝、陣痛らしき痛みがきました。これが陣痛かな?と不安とドキドキもあり、夫に朝一番にLINE。しかし、この日は土曜日で仕事も休みのはずなのに、何回連絡してもまったく既読になりません……。 実家で実母とドキドキしながら連絡を待っていても、まさかの朝からお昼まで音信不通。ようやくお昼に電話がきたと思ったら、寝起きの掠れた声で「あー、二日酔い気持ち悪い。飲んだー」とふざけた第一声が! どうやら金曜の夜は飲み会だったようで、お昼まで二日酔いで寝ていて、LINEも見ていなかったようです。 夫の会社はもともと飲み会が多く、夫もまだ20代。飲み歩くことが大好きな人でしたが……。初めての陣痛でドキドキした連絡。やっときた電話が二日酔いの報告であ然としました。さらには「陣痛がきたかも」と伝えると、「え、そうなんだ! あ、でも今日◯◯(友人の名前)の誕生日会だからさー。俺、幹事なんだよね! 幹事がいないなんてあり得ないっしょ? 明日の飛行機でそっち行くわ! 陣痛って3日かかるんだよね?」との発言! もう、悲しみや怒りの前に、呆気にとられて電話を切ってしまいました。 出産に対する温度差が浮き彫りに私と離れて暮らしているとはいっても、この温度差と知識のなさ。電話を切ったあとに怒りがふつふつと湧いてきて、実母に夫への怒りをわーっと吐き出しました。里帰りしたからといって、すべて私と実家へ丸投げするような態度。出産という人生の一大事で、母子の命にも関わる出来事への関心のなさ。出産より友人の誕生日会を優先されたことが悲しく、怒りを覚えました。 また、母親も初めてのことで、母親学級やネットなどで勉強しているのに、「陣痛は3日間」という一般的でない、夫にとって都合の良い解釈をしていたことに非常に腹が立ちました。その後、連絡をとる暇もなく、お産はあっという間に進み、夕方には無事出産。 義母に説得されてようやく到着結局、夫は義母に怒られて説得されたようで、誕生日会という名の飲み会をあきらめ、夜には飛行機でこちらに到着しました。しかも、義母が飛行機代まで出してあげてようやく来たという情けなさ……。 あとから聞いた話によると、初めは誕生日会に出向いたらしいのですが、参加していた女性陣たちから「こんなところにいる場合か!」と総批判をくらったようです。そして、ようやく初めての赤ちゃんに会えた夫でしたが、抱っこはしてくれたものの、せっかくはるばる会いに来たのに、「明日から仕事だから」と日曜の夜には飛行機で帰ってしまいました。仕事が大事なのもわかりますが、誕生日会の話があってからのことだったので、自分の子どもなのにまったく関心もないんだな、と悲しくなり、産後のメンタルはボロボロでした……。 里帰り出産で、夫との温度差が浮き彫りになった出来事でした。里帰り出産は、夫がパパになる自覚が芽生えるのが遅れがちだと聞きます。妊娠中はただでさえ不安な時期。早くから夫にもパパとしての自覚を持ってもらえるよう、両親学級へ参加したり、出産や育児について一緒に勉強したりする機会を増やしたかったなと思いました。 それから数年が経ち、今は3人の子宝に恵まれています。夫は1人生まれるたびにちょっとずつパパとして成長し、今では育児も手伝ってくれるようになりました。 著者:ゆずmama5歳、2歳、0歳の3児の母。専業主婦ですが、たまに育児情報のweb媒体でママブログを執筆しています。
2022年10月12日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!? 出産予定日8日前。連日の床拭きにより、家の床はピカピカで… 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年10月10日現在、第一子を育てています。初めての妊娠中、出産前に「まさかこんなことが!?」となった衝撃の体験談を紹介します。 パンツが濡れている感覚が…そのとき私は妊娠37週でした。夜間の3時ごろ、パンツが濡れている感覚がありました。そのころは尿が漏れることも度々あったので、特に気にせずトイレに行くと、パンツに少量の血がついていました。 少しの出血なら大丈夫と聞いていた私は、「大丈夫だろう」と思いつつ、とりあえず夫に報告しました。 私が初めての妊娠なので、夫も「大丈夫?」と心配していましたが、私は「大丈夫」と返しました。友だちからも「出産前に出血があった」と聞いていたし、すぐ治まると思っていたのです。 しかし、その1時間後、またパンツが濡れている感覚があり、再びトイレへ行くとまたパンツに血がついていました。心配になった私は、お世話になっている産婦人科に電話し、状況を伝えました。 「見ないとわからないので、心配なら来てください」という言葉に逆に冷静になり、様子を見ることにしました。しかし、それからまた1時間後、また出血がありました。 突然の破水に戸惑い…その日は土曜日で、夫は休みでした。出血が続いて心配になった私は、早朝から夫に産婦人科に連れて行ってもらいました。そのとき、私も夫も特に何も問題ないだろうから、見てもらったらすぐに帰れると思っていました。 コロナ禍だったので、私ひとりで助産師さんに診てもらいましたが、特にまだ大丈夫とのことでした。正直、痛いとしか聞かない出産に怯えていたので、ほっとしました。 しかし、先生の診察を待っていたとき、大量に何かが漏れる感覚がありました。「尿? 出血?」と、私は混乱。「あの、また出血があったみたいで」とおろおろしながら助産師さんに伝え、すぐ先生に診てもらうことになりました。 そして、パンツを下ろすと、そこには水分が大量に出ていました。私は状況が把握できず、「尿?」と思っていましたが、先生に診てもらうと「破水ですね」とはっきり言われ、即入院が決まりました。 万が一に備えることも大事まだ出産に対する覚悟ができておらず、私は混乱していましたが、夫に連絡して入院することを伝えると、「え? 生まれる? え?」と、夫のほうがもっと混乱していました。 コロナ禍で、夫は産婦人科にいることはできず、助産師さんに入院セットを渡してそのままひとりで家に帰りました。そして、なんとか無事に長女を出産することができました。 妊娠37週だったので、まだまだ出産は先だと勝手に思っていましたが、「妊娠中は予想がつかない出来事があるんだな」ということがよくわかりました。万が一に備え、入院セットを持ち歩くなど対策を講じることも大事なんだなと、あらためて思いました。 監修/助産師REIKO 0歳を育てる新米の母。現在は子育てをしながら専業主婦をしています。
2022年10月09日初めての出産後、私が2人目を考え始めたのは長男が1歳3カ月のころでした。それから毎月妊娠検査薬とにらめっこをして約半年、待ちに待った陽性判定が! ですが、順調にいくと思っていた妊娠は思いがけない結果となってしまい……。改めて妊娠・出産は奇跡なのだと感じずにはいられなかった体験談をご紹介します。考え始めた2人目私が長男を出産したのは20代前半のころで、授かり婚だったため、1人目を妊娠するにあたり妊活をすることはありませんでした。できれば長男にきょうだいを作ってあげたいこともあり、私が2人目を考え始めたのは長男が1歳3カ月のころです。 ちょうどそのころになると2人目の話をするママも多く、実際に妊娠するママ友もおり、自分も2歳差で産めたらいいなと思っていました。 待ちに待った陽性判定2人目を考え始めてから、毎月生理が来るたびに落胆していましたが、避妊をやめてから半年後、妊娠検査薬で待ちに待った陽性反応が! 妊娠5週にあたる日に産婦人科へ行き、正常妊娠であることを確認できました。 このままいけば長男と2歳半、2学年差での出産予定。ですが、胎嚢の大きさが小さめで、排卵日がずれているのかもしれないと医師から言われたことが少し気になりました。 2週間後に再診。しかし……初診から2週間後、妊娠7週で再度受診したときのことです。心拍が確認できるころでしたが、あるはずの心拍が確認できず、赤ちゃんの姿も見当たりません、あるのは大きくなった胎嚢のみです。ここで医師から私が告げられたのは「流産の可能性がある」ということでした。 ただ、翌週になれば心拍が確認できるかもしれないということで、1週間後に再診になりました。つわりもありましたが、長男の妊娠時と比較してラクだったのを覚えています。 初診から1カ月。結果は……妊娠8週に再度受診しましたが、やはり大きくなっているのは胎嚢のみで心拍は確認できませんでした。もう1週様子を見ることになりましたが、妊娠9週になっても心拍は確認できず……。胎嚢も崩れてきており、「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」の診断がおりました。 このまま自然排出を待つより手術してしまったほうが良いということで、翌週には流産の手術をしました。幸いにも私の場合、他の病気などが原因ではありませんでしたが、医師の話によれば経産婦でも半分近くの方が流産を経験しているそうです。 流産から3カ月経ち再度妊娠しましたが、「また流産するのでは……」とヒヤヒヤしていたのは忘れられません。結果として長男と3歳差で次男を出産し、その後に次男と2歳差で長女を出産しました。自分とは無縁だと思っていた流産を経験し、妊娠そして出産は奇跡なんだと改めて感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年10月09日私は長年に渡る不妊治療をおこない、やっとかわいい命を授かることができました。ですが、息子がおなかにいるときに病気が見つかり、やっとの思いで出産してみると……! 息子の顔を見たときの衝撃エピソードを紹介します。 突然の医師の言葉に言葉を失い…妊娠9カヶ月目に入り、いよいよ産休も目前で、ドキドキワクワクの日々でした。「また今日もかわいいお顔が見えるかな」と思って楽しみに行った健診で、先生が「あれ?これはもしかして……」。突然の先生の言葉に、何か悪い予感が働きました。 「口唇裂がありそうです」と言われ、無知だった私たちは、「?」で頭の中がいっぱいになりました。その後、先生から「口唇裂は赤ちゃんの唇が割れて生まれてくる先天性の病気で、先天性の病気の中では比較的発生確率が高い」「原因はいろいろと複雑に絡み合って発生するため、特定ができない」「口唇裂はきれいに治る」ということを言われました。 私たちは口唇裂の知識がまったくなく、先生の話を聞いてもどこか他人事のように聞こえて、呆然と帰宅しました。しかし、帰宅してからインターネット検索し、他の方の写真を見つけてからは検索の嵐に。 「口唇裂」「症状」「術後」「経過」など、あらゆるワードで検索し、情報収集をおこないました。検索をすると、初めて目の当たりにする写真に恐怖を覚えました。インターネット検索で出てくる写真は重症のものばかりに見え、「これからどんな生活が待っているのだろう」という不安に駆られました。 インターネット検索しても、出てくるのは不安になる情報が多いことはわかっていても、やっぱりどういう症状なのかが気になり、少しでも情報を入手して今後のことを検討したいと思っていました。 毎日不安になり泣いて、また調べて……。悪循環ですが、ひたすら毎日同じことを繰り返していました。 「きっと大丈夫」そう信じて…そんなとき、エコーを見ていた先生から、「口唇裂は高確率であるけど、そんなに深くはなさそう。口蓋裂は生まれてみないとわからないけど、たぶんなさそう」との言葉をいただきました。 「100%言い切ることはできない」ということだったので、先生の言葉をどれほど信じて心の準備をして良いのかわからず、モヤモヤしながらも、「きっと大丈夫。あったとしてもそんなにひどくはないからすぐにきれいに治る」と信じて、むやみに検索するのを控えるようにしました。 でも、「口唇裂がない」と思い込むこともできず、頭の片隅には常に口唇裂のことがあり、状態が気になって仕方がないという気持ちでした。 その後、なかなか陣痛が来なかったため、陣痛促進剤を使用しての分娩を試みたのですがうまくいかず、翌日に帝王切開で出産することになりました。 やっと会える喜びと不安が一気に押し寄せてきて、また泣いてしまいました。すると、助産師さんが「大丈夫だよ、出産後も私がフォローするからね」。本当に素敵な助産師さんの存在に、気持ちが少し落ち着きました。 2歳児のするどい突っ込みに脱帽翌日、麻酔をして手術開始。あっという間に赤ちゃんが出てきました。まず、すぐに聞こえた産声のかわいさにホッとしました。「赤ちゃんが息をした!」。それだけで感動でしたが、その後の私の心配は口唇裂について。 不安でドキドキしながら待っていると、「口唇裂だけで口蓋裂はないですよ」との先生の言葉に本当に安心しました。そして、顔を見せてくれて、感動しました。 「かわいい!」 口元が少し割れていたので、なんだか笑っているようにも見えました。顔を見て不安は一気に吹き飛び、かわいいと思えて安心しました。もちろん、口唇裂の手術はあるし、見た目にも影響するので大変なことは多いと思います。ですが、待ちに待ったわが子の誕生、そして小さな体で頑張って息をしている姿、それだけで何よりも幸せでした。 「口唇裂を持って生まれた子を見て、私はどう感じるのだろう」と、生まれてくる前は思っていましたが、ただ「かわいい、生まれてきてくれてありがとう」と、それだけを素直に思えたのです。 ホッとした産後初めての夜、「ホギャー」とかわいく息子が泣いたので、「授乳だね、待っててね」と息子を見ると、なんと、かわいかった息子の顔が変化していました! パパ譲りの太い眉毛、口唇裂で少し大きく開いた口、泣いたことにより垂れ下がった口角により、かの梅サワーのマスコットそっくりになっていたのです。 ミルクが欲しくて泣いている息子を横目に、笑いを堪える母……。「泣いているところごめん」と思いながらも、すぐに写真撮影をしてしまいました。 口唇裂のショック、出産のつらさ、コロナ禍での出産の寂しさ、育児の不安、そんなことをすべて忘れさせてくれるように、初日から笑顔にさせてもらいました。口唇裂があるとわかったときは、ショックと不安でつらかったですが、口唇裂による特別なかわいさもあることを実感した出来事となりました。 監修/助産師 REIKO 0歳一児の母。長年に渡る不妊治療の末、息子を授かりました。息子には口唇裂があり、治療も経験しました。
2022年10月08日妊娠を機に「大きなおなかが気持ち悪いから」と、夫が家に帰って来なくなってしまったさちこさん。切迫流産で3カ月間入院し、1人で双子の男の子を出産。退院後、話し合いのために義実家へ戻り、かずおさんとの再会。出産しておなかがへこんだ姿を見たとたん「愛してる」と言うかずおさんに、鳥肌が立ちます。「私も愛していたけど、生理的に無理」と気持ちがすれ違う2人は……。「DVだ!離婚だ!子どもを置いて出ていけ」と逆ギレするかずおさんを、必死に止めるお義母さん。「ごめんなさいね。でも、あなたも手を出したんだし喧嘩両成敗ってことでね?」と取り繕おうとするお義母さん。そこに、「おい!もういい加減にしないか」と声が……。 お義父さんの本心 お義父さんが登場し、さちこさんに謝罪します。「正直に言うと、かずおのことを知っていて黙っていました。前の奥さんと別れたときは死に物狂いで説得したけど無駄で……。でも、さちこさんが倒れて、私たち家族がさちこさんと孫たちを殺しかけたと気づき血の気が引きました」 さらにお義父さんは話つづけ、「さちこさんが入院中に妻と何度も話し合ったのですが、自分のことしか考えられないようで……。せめてもの償いに、さちこさんの望む形を叶えさせてください」 「私が望む形……」 今まで沈黙を守っていたお義父さんがついに動き出しました。さちこさんの望む形とはどんな形なのでしょうか?さちこさんと子どもたちが、早く落ち着いて暮らせると良いですね。 もちさんの最新投稿は、ブログから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター もち
2022年10月07日第2子を出産したときのお話です。出産予定日の11日前。朝起きるとおしるしがあり、おなかの張りと痛みがあったので急きょ病院へ。母と上の子と一緒に車で病院へ向かったのですが、そのとき何気なく言った上の子の発言に衝撃を受けた体験談です。予定日の11日前におしるしが!妊娠38週3日のときのことです。前の日の夜中に上の子(当時3歳)が嘔吐をしてしまい、朝には落ち着きましたが、私はまったく寝ていない状態で朝を迎えました。そして、朝トイレに行くと「おしるし」が! 第二子を妊娠してから、まったく抱っこしていなかった上の子を抱っこしたからかも……と焦りました。 おしるしは上の子のときにはなかったので、「ついに!」と思ったものの、もうそろそろという目安なだけで、「おしるしがあってから出産まで1週間かかる場合もある」という情報をネットで見てしまったので、仕事に行く夫に軽い気持ちで「妊婦姿見納めかも〜」なんて伝えていました。 妊婦健診のあとにおなかの張りを感じ始めて……その日はちょうど妊婦健診があり、母に送迎してもらう予定だったので、保育園をお休みにした上の子を小児科に連れて行き、そのまま妊婦健診へ。 11時の時点で子宮口は1cm。2人目なので、「痛みがあったら早く来てね」と言われ帰宅しました。帰る車の中、なんとなくおなかが張って定期的な痛みはあるなぁと、陣痛アプリを使ってみると、すでに3~4分! いやいや、まだわからない……そう思いつつも不安だったので、念のため母にはしばらく自宅で一緒に待機してもらい様子を見ていました。 しかし痛みは引かず、15時30分に病院へ電話。すると、「入院セットを持ってきてください」と言われたので、急いで病院へ出発しました。 上の子の予言が的中!?病院に向かう車の中で、上の子に「何時に生まれるかねぇ?」と何気なく質問したところ、「ろくじ!」と言われました。ちなみに当時、上の子はまだ時間のことは理解できていません。私は、「18時ならあと2時間か〜。それくらいなら耐えられるわ。がんばってくるねー!」と言って別れました。 助産師さんにそのやりとりを伝えると、「子どもの言うことは意外と当たるよ」と言われましたが、「もしこれが朝の6時だったら結構キツイなぁ」なんて思っていました。そして、陣痛室に入ったのが17時30分。すると助産師さんが、経産婦だから早め早めにと言って、子宮口が7~8cmになったところで早々に分娩室へ。 分娩室に入ってからいつまで経ってもいきんでいいと言ってもらえず、いきみ逃しをしているはずが……何とそのままスルッと誕生! そのとき17時52分。まさかの上の子の予言が的中してビックリでした! 出産後、本人に「生まれる時間当たったよー!」と伝えたのですが、言った本人は無反応(笑)。 産後、複数の助産師さんから「小さい子どもの言うことは当たるから!」と言われました。あんまり信じてはいなかった、上の子が言った下の子の誕生した時間。出産直後に時間を聞いて、とても不思議な気持ちになったのでした。 著者:ミルク3歳、0歳の2児の母。ただいま育休中。
2022年10月05日大変だっだ不妊治療からの待望の妊娠。妊娠したら幸せな毎日が待っているかと思いきや、毎日具合が悪い苦しい日々でした。もちろん幸せな瞬間もたくさんありましたが、思い出すのは苦しい日々ばかり。なんとつわりが出産まで続いたのです。自分で自分の体調管理ができないことが、こんなにつらいとは……。当時の気持ちを思い出しながらマンガを描きました。 出産まで続いたつわり 妊娠してすぐにつわりが始まってとても具合が悪い日々でした。つわりは出産まで続き、妊娠中、調子のいい日が1日もありませんでした。自分で自分の体調管理ができないことがこんなにつらいとは……。けれど、わが子を見ると、かわいくて、苦しかった日々が嘘のようです。妊娠中、毎日つらかったけれど、「産んでよかった」と心から思います。 著者:リコ不妊治療を経て妊娠、出産しました。やんちゃで独特の感性を持つ繊細な4歳の男の子と大自然の中で暮らしています。息子の忘れたくない愛おしい出来事を絵日記に残しています。Twitter:@fuddyxxduddy30
2022年10月04日いよいよ2人目の出産が近づいてきた妊娠37週。産婦人科の先生からは「もういつ生まれても大丈夫」と言われ、陣痛を待つ日々が続きました。しかし出産当日、あろうことか陣痛を放置し、入院費用を安く済ませようとした私の恥ずかしい失敗談をご紹介します。入院費用が無駄になったママ友第2子妊娠中のときのこと。出産したばかりのママ友に会いに行きました。「陣痛が来たと思って、夜中11時に入院したの。そしたら痛みが消えちゃって、病院の朝ごはん食べてそのまま帰ったんだよ」と、出産前の体験談を話してくれました。 彼女の通う産婦人科は、午前0時から翌日午前0時までの24時間で1日分の入院費がかかる仕組み。ママ友は数時間病院にいただけで、2日分の入院費約2万円を支払ったというのです。 そこで私は自分が通う産婦人科の入院費用のシステムを調べることもなく、「とにかくギリギリまで家で耐えよう」というおかしな思考に。 陣痛なのかわからない…我慢すべし!1人目の出産時は陣痛促進剤で陣痛を起こしたため、陣痛が来る前から病院でスタンバイ。痛みがあると、すぐに助産師さんに相談できる状況でした。家で陣痛を待つのは第2子が初めて。 出産予定日前日の午前4時。腰に重い痛みが出てきました。陣痛の間隔をアプリではかるものの、10分だったり、20分だったり。まれにかなり強い痛みがありましたが、起きてきた上の子の朝ごはんを作ったり、洗濯をしていたりすると痛みを忘れることも。 「こんな朝早くに行ったら、早朝の追加料金がかかるかもしれない。これは陣痛じゃない……」。間隔がバラバラという理由だけで、陣痛ではないと自分に言い聞かせ、家で我慢していました。 病院に着いたときには子宮口8cm午前10時を過ぎても、痛みは続いていました。でも間隔は、5分のときもあれば15分のときも。「外来も始まった時間。追加料金もないはず」と思った私。一度病院に電話をしてみると、電話口の助産師さんからすぐ来るようにとの指示。病院へ着き、器械を20分ほどつけて陣痛の確認。子宮口の開きもチェックしてくれました。 すると、助産師さんは焦った様子。陣痛は4~5分間隔、子宮口は8cmも開いていたのです。私はすぐに分娩台へ。点滴の処理が終わるのを待って、助産師さんから「はい、いきんで」の声が掛かります。5回いきんだら、第2子がこの世に誕生していました。病院に到着して約1時間後の話です。 「もう少し入院が遅かったら、家や道端で生まれてたよ。3人目は気をつけて」。そうやさしく注意してくれた助産師さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。入院代をケチろうと軽く考えていた私。子どもと自分にとって、非常に危険な行動をしてしまいました。陣痛か迷ったら、まずは病院へ電話をして相談するべきだったと後悔しています。 ※入院のタイミングは産院の指導に従いましょう。また、出産前に何か気になるとこがある場合は、産院に連絡し、指示を仰ぎましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2022年10月04日子育てにはいろいろな方法があり、時代や家庭によって良いとされることやそうでないことがありますよね。今回は、私が第1子を妊娠・出産し、子育てをする中で習慣にしておいてよかったことを紹介します。子育てについて夫と情報を共有する初めて出産をしたとき、私も夫も子育て初心者でした。私の場合は妊娠中に妊娠や出産、子育てに関する情報を本やインターネットで調べたり、先輩ママから話を聞いたりしていました。一方、夫はあまり自分から情報を収集しないタイプ。そのため、妊娠中から妊娠や出産、子育てに必要になりそうな情報についてはSNSで記事を送ったり、直接伝えたりして情報を共有していました。娘が生まれてからは、娘の様子や娘に対する自分の対応をなるべく頻繁に伝えることで、一緒にいる時間は少ないけれど子育てについてお互いの意見を言い合えるようになりました。 実家の母とも子育てについて話し合う私の中でかなり苦戦したのが、実家の母との子育てに対する考え方のすり合わせです。母には母の考え方があるけれど、私が娘を産んだときとは時代が異なります。湯冷ましをあげる・あげないから始まり、娘に対するしつけの仕方など、時にはかなりキツイ言い争いになることもありました。けれど、何かあったときに頼りにする人でしたし、何度も私自身の子育てに対する考え方を伝えていくうちに 「あなたの考え方があるんでしょう」 と見守ってくれるようになりました。 友だちと子育てに対する考え方を伝え合う子どもを育てていくうちに知り合った友だちとも、子育てに対する考え方を伝え合うようにしています。そうすることで、一緒に子どもを遊ばせたときにそれぞれの家庭で大切にすることを尊重することができるからです。また 「娘は慣れない友だちには少し攻撃的である」といったことや、「子ども同士の喧嘩はできる限り見守りたいと考えている」といったことを伝えることで、子ども同士が喧嘩になってもトラブルになることなく親同士で見守ることができています。 子育てに対する考え方や方法がいろいろある中で、自分なりの考えについて周りの人に伝えることを習慣にしたところ、周りの人たちの協力を得やすくなって子育てがしやすくなりました。娘は今4歳。これからも周りの人たちと意思疎通を図りながら楽しく子育てをしていきたいです。 イラスト/ののぱ監修/助産師 松田玲子著者:ライター 吉川麻和
2022年10月03日2人目の妊活中、マタニティ用品や育児グッズは1人目のときの物をまた使えばいいので、妊娠・出産に向けて特に何か準備が必要だとは考えていませんでした。しかし、実際に2人目を授かってみると、予想しなかった問題が生じたのです。つわりがつらい!1人目のときはつわりがほとんどなかったのですが、2人目を妊娠すると、つわりがつらく、ひどい船酔いのような状態が何週間も続きました。 そのころ、上の子はまだ幼稚園入園前。1日中遊びの相手をするのが大変で、一時保育を利用してみたいと考えました。ところが、それまでに一時保育の利用経験がなく、預けられる施設を探すところからのスタートになってしまいました。 一時保育の予約がとれない!?近所で見つけた施設は、事前に利用登録が必要でした。なんとか登録手続きを済ませたものの、いざ利用の予約を入れようとすると「すみません、その日は一時保育の枠はいっぱいです」と、思いがけない回答が……。 つわりの具合を見ながら、どうしてもつらいときだけ預けようと思っていたのですが、予約は早めに入れておかないとすぐいっぱいになってしまうようです。結局、思ったようには利用することができませんでした。 早めの情報収集と利用登録を!当時住んでいた地域は子どもが多く、保育園や幼稚園の入園は激戦状態。一時保育も例外ではなく、「使いたいときに使うためには、複数の施設に利用登録しておいたほうがいいよ」と、あとになってママ友から教わりました。 妊娠前は特に一時保育の必要性は感じていなかったのですが、何かあったときのためにもっと早くから情報収集をして利用登録を済ませておけばよかったです。 1人目のときは妊娠経過が順調だった人も、2人目以降も同様とは限りません。実家が遠方など頼れる人が近くにいない場合は、不測の事態に備え一時保育等を利用できるよう準備しておくことをおすすめします。 イラスト/imasaku監修/助産師 松田玲子著者:奥田美紀2児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年10月03日元々は夫にいろいろしてあげることが好きだった私。家事は自分のやり方やこだわりがあり、特に家事をしない夫に対して不満はありませんでした。ところが、子どもを出産したことがきっかけで疲労が蓄積し、だんだん家事をしない夫に対してイライラするように……。私がいかにして夫をイクメンに変えたのか、その方法をご紹介します。まずは真剣に話し合いを女性は出産する前に長い妊娠期間があります。そのため、夫よりも親としての実感や子どもに対する愛情が早く芽生えやすいように感じました。はじめはそれほど感じていませんでしたが、いざ出産を終えると、お互いの家事・育児の認識に対してギャップが生まれることに……。 今までの家事に加えて夜間の授乳や夜泣きの対応など、休む暇もなかった私。そんな私の状況を目にしていながら、特に何も手伝ってくれない夫に嫌気がさすようになりました。「このままでは産後クライシスになる!」と思った私は、夫に自分の気持ちを打ち明けました。少しは子どもの面倒を見てほしい、休日は私も休ませてほしい……。 夫はそこまで私が思い詰めていたとは気づかなかったらしく、素直に謝ってくれました。まずは真剣に今後どうしたいのか、話し合う場を設けることが第一歩だと思いました! とにかく褒める! 褒めまくる!今まで家事・育児を何もしてこなかった夫に、完璧を求めるのは無理な話。そのため、私は夫がすることに寛容でいるよう心がけました。 おむつ替えは私の3倍の時間がかかり、皿洗いは雑で泡がついていることも……。それでも言いたいことをぐっと我慢して、とにかく褒めます! 誰だって褒められて嫌な思いをしませんよね。特に夫は頼りにされると喜ぶタイプなので、「いつもすごく助かる!」「さっすがパパ!」など少々大袈裟に褒めるようにしています。 すると、頼まなくても自らやるべきことに気づいて行動するように。ここまで成長するとは思っていなかったので、本当にうれしい驚きです。 子どもが夫に懐くようになった子どもが生後5カ月になったころ、パパとママの区別がだんだんつくようになったらしく、子どもが夫にも懐くようになりました。喃語しか話さないものの、明らかに夫を意識してニコニコしている子どもを見て、夫はうれしかった様子。子どもフィーバーにはならないタイプだと思っていましたが、子どもの写真を携帯の待ち受けにするほど子ども好きになっていました。 そして、休日はベビーカーで近所を散歩したり、泣いたら抱っこをしてあやしたりするなど、すすんで子どものお世話をするようになりました。今では立派なイクメンになったと思います。 最初はハードルが高いかもしれないと思っていたイクメン。わが家の場合はちょっとした工夫で変わることができました。今後もさらなる成長を期待して、イクメン育成期間をもう少し延長しようと思います! イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:中原けいこ2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2022年10月02日無痛分娩を希望していた長女の出産時、さまざまな場面で「出産は思うようにいかないな」と思った体験談を紹介します。 無痛分娩を予定していたけれど…私は約4年にもわたる不妊治療の末、ようやく第1子を妊娠しました。里帰り出産を予定していましたが、実家のある地域は妊娠8週ごろには分娩予約をしないと、希望する病院の予約が取れないという地域。出産時の痛みが怖いので無痛分娩を希望し、またやっと授かった赤ちゃんであることや、切迫流産も経験していたことから、何かあったときのために総合病院を希望していました。 いくつかの病院のHPや口コミを調べに調べ、幸い実家近くの無痛分娩をおこなっている総合病院を予約することができました。予約したらすぐに一度その病院で健診をおこなう予定でしたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言と私の切迫流産による安静生活のため、最初の健診は1カ月以上遅れてしまいました。 健診時にあらためて説明されたところによると、この病院では平日の9〜16時しか無痛分娩に対応していないとのこと。やや不安がありましたが、無痛分娩を実施できる時間が決まっている病院は、計画分娩をおこなうことが多いと聞いていたので、この病院もそうなのだろうと思っていました。また、今からでは他の病院の予約も埋まっており、変更は実質不可能でした。 細かい条件に戸惑いながらも…その後は住んでいる家の近くで健診を受け、妊娠32週からは再び分娩予定の病院での健診が始まりました。それと同時に、無痛分娩希望者は麻酔学級を受けるよう言われ参加すると、驚きの事実が! なんと、この病院では基本的に計画分娩はおこなっておらず、平日9〜16時以外は麻酔ができないこと、運良くこの時間内に麻酔を開始できても、分娩の進行が遅く産まれないまま16時になってしまった場合、麻酔を切られるというのです。 無痛分娩を希望して、実際に無痛分娩できる割合は3割ほどとのこと。無痛分娩する気満々だった私はびっくり。でも、今さら他の病院に変更することも不可能なので、とにかく毎日「平日の9〜16時に産まれて来てね!」とおなかの赤ちゃんに話しかけることしかできませんでした。 妊娠36週ごろの健診時、赤ちゃんの体重があまり増えず、「早めに出産したほうがいいかもしれない」と言われました。その後、2,500gをぎりぎり超えたので、「このまま出産予定日を待ってもいいけど、無痛分娩も希望してることだし、妊娠39週で陣痛促進剤使って産もうか?」と医師から提案を受けましたが、その日はさんざん苦労してようやく予約が取れた新型コロナのワクチン接種日。これを逃すと次はいつワクチンの予約が取れるかわからない状況だったため、泣く泣く見送り、自然に予定日を待つことになりました。 その後、ワクチン接種前に陣痛が来ないかヒヤヒヤしながらも無事にワクチン接種が終わり、出産予定日前日の健診で自覚はないものの、すでに子宮口が4cmも開いているとのこと。そのため、医師からは「明日入院して、明後日9時から無痛分娩を開始しましょう」と言われ、入院が決まりました。私は内心ガッツポーズ! 無痛分娩できる確率がかなり高くなったと思いました。 思いどおりにいかないのが出産…!?無痛分娩なら、「産むまでリラックスして過ごせるはず」と、何冊もマンガを持ち込み、動画もダウンロードして、次の日の昼に無事に入院しました。この時点で、私はもう完全に無痛分娩できるものと思っていました。 ゆっくり部屋の荷物を整え、病院内のコンビニで次の日のお菓子や飲み物も買い、明日に備えて「さぁ寝よう」と思った21時過ぎ、だんだんとおなかが痛くなってきました。最初は「気のせいかな」くらいだったのがだんだん強くなり、間隔感覚を測ると15〜20分くらい。「前駆陣痛かもしれないし、初産は時間がかかるから、明日麻酔を入れるころに陣痛が来てバルーンを入れなくて済むかも」と、このときはまだ呑気に考えていました。 しかし、夜中の12時過ぎには10分を切り陣痛に。その後どんどん痛みが強くなり、私は「まだ産まれないで!もしくはめちゃくちゃすぐ産まれて!」と、よくわからないことを思いながら必死に耐え、明け方5時過ぎには破水、全開大になり分娩室へ。 ちなみに、新型コロナの感染対策のために立ち会いも面会も一切禁止のため、陣痛中もほとんど腰をさすってもらえず、1人で耐えるのみでした。もちろん、持ってきた本や動画も一切手つかずでした。 子宮口が全開大になってからが非常に長く、何十回といきんでもなかなか産まれず……。そうこうしているうちに9時を過ぎ、とにかく痛みから逃れたくて今からでも麻酔できるのか助産師さんに聞くと、「ここまで進んでからでは無理」とのこと。いきむ体力もなくなってきて、赤ちゃんの心拍も下がってきたことから、最後は吸引分娩になり、おなかもぎゅうぎゅう押されて9時半にやっと産まれました。 産まれた直後、朦朧とした意識の中で携帯電話を手渡され、「ご家族に報告してくださいね」と言われ、最後の力を振りしぼってLINEしました。家族は「そろそろ麻酔始まったかな〜」と思っていたら、「産まれた」と連絡が来てびっくりしたそうです。 その後、胎盤を出したり会陰裂傷で外科医の先生まで登場して縫うのに時間かかったりと、1〜2時間後にすべてがやっと終わり、ほぼ気絶状態でした。 何回か「無痛分娩できる!」というチャンスがあったにもかかわらず、結局最後は惜しいところで自然分娩になってしまい、「出産は思い通りにはいかないな」と痛感しました。また、病院のホームページ上には書いていない、細かいけれど重要なルールがいろいろあるので、もっと調べておけばよかったと思いました。出産にかかった時間は約8時間と、「比較的安産だった」と言われましたが、それでもものすごく痛かったので、もし2人目を産むことがあれば、今度こそは無痛分娩がいいなと思っています。 監修/助産師 REIKO 著者:さびにゃん不妊治療を経て産まれた0歳の女の子の母。医薬品メーカー勤務だが、現在育休中。
2022年10月01日第二子の出産ということで、精神的にも日数的にも余裕のある産休入りを迎えました。さっそく高級宿に宿泊したり、断捨離したりと、産休を謳歌し、「これからどうやって出産まで毎日を過ごそうかな〜」とルンルンの私。まさか、この後壮絶な出来事が繰り返されるとは知る由もなかったのです。 産休後から始まる数々の試練…産休入りして間もなく、妊娠29週で長女が新型コロナウイルスに感染し、一家全滅して自宅療養に。夫・娘は無症状でしたが、妊婦の私が重症化……。発熱、喉の痛み、咳、痰、鼻水、倦怠感の症状、パルスオキシメーターで「赤ちゃんに十分な酸素がいっていない?!」など経験しましたが、なんとか事なきを得ました。 ところが、妊娠34週で雪道で滑って転倒。転び方が悪かったのか、利き手の右腕のあまりの痛さに救急車を呼ぼうと思いましたが、ひとまず夫に整形外科へ連れて行ってもらうことに。「ひどい打撲かな?」と思っていましたが、医者から「折れています。手術が必要です。大病院に紹介状を書きます」との言葉が! 痛さや不安、絶望感で目の前が真っ暗になりました。 不安に押し潰されそうに…紹介状を握りしめ、いざ大病院へ。診断結果は、右腕の上腕骨遠位端(肘関節を形成している部分)の粉砕骨折でした。三日後の手術宣告。これをきっかけに分娩施設は、整形外科と産婦人科がある大きな病院に転院しました。 しかも、滑った拍子に赤ちゃんがひっくり返って逆子になっていたことも判明しました。あれやこれやと手術前日。 「麻酔で一緒に寝てしまう赤ちゃんは大丈夫なの?ちゃんと目覚めるの?」 「母子共に手術に耐えられるの?」 「利き手が折れて、今後分娩でいきめるの?」 「こんな手で新生児のお世話できるの?」 など、考え出したらキリがなく、不安で不安で泣いてばかりいました。転倒した自分も責めました。 整形外科、麻酔科、産科の先生方のチーム医療のもと、全身麻酔で8時間を超える手術は無事終わりました。当初3〜4時間の手術と聞いていましたが、やはり赤ちゃんも気にしながらなのと、かなりひどい折れ方で時間がかかり大変だったよう) 。 ところが、手術直後に切迫早産に! 麻酔から覚めて気持ち悪い私に、助産師さんたちが「いつ破水してもおかしくないからね!破水したら帝王切開だよ!」と声をかけてきます。それどころじゃない私は、「立て続けに手術しても大丈夫なの……?」なんて、痛みと気持ち悪さの中そんなことを思っていました。 妊娠中のため、ロキソニンなどの強い鎮痛剤が使えないのでカロナールしか服用できず、右腕は激痛MAXです。入院中のお腹のハリ止めのおかげで、なんとか破水は免れましたが……。赤ちゃんは逆子のままなので、「帝王切開は免れない!もう痛い手術は懲り懲りだ!」と念じていたら、帝王切開かどうか決める最終的なエコーで、逆子が直っていたのです。 試練はまだ終わらない…!?右腕の手術後、10日間入院して晴れて退院しました。その間パパも長女も頑張ってくれました。 そこからリハビリ生活が始まりましたが、右腕がまったく曲げ伸ばしできなくなっていました。赤ちゃんのお世話はおろか、抱っこさえできるわけがありません。二人目だからと余裕でいた私にバチが当たったのでしょうか。 出産予定日までもう少しあったのと、骨折中のため自然分娩できない恐れを考慮し、帝王切開の枠は押さえられたままでした。骨折手術が痛すぎて、「腕も切って、おなかも切るなんて絶対に回避したい!」と思わずにはいられませんでした。 そんな中、出産予定日より早く妊娠39週目で自然分娩で元気な女の子を出産しました。助産師さんたちは「経産婦で良かったよ」と労ってくれました。そして、なんとその日は長女の誕生日。姉妹そろって誕生日が同じという奇跡も……! 喜びも束の間、赤ちゃんに低血糖と痙攣の疑いがあるとのことで、NICUに入院となりました。「骨折手術のせい?」などと、また不安に押し潰されそうになりましたが、時間は止まりません。助産師さんにアシストしてもらいながら、片手での育児がスタートしたのです。 骨折の手術して約1ヶ月後の時期だったので、右腕はまったく使いものにならず、自力で我が子を抱き抱えることすら簡単にできず、本当に悔しかったです。 やがて赤ちゃんの容体も安定し、一緒に退院できることになりました。……が、ここに来てまた試練が! 助産師さんが新型コロナウイルスに感染したとのことで、濃厚接触者になった次女は、生後5日でPCR検査デビュー。結果が出るまで退院できず、それはそれは長く感じました。結果は陰性だったので、ようやく退院となりました。 今は右腕のリハビリに通いながら、片手育児に奮闘中です。来年の復職前に抜釘手術(骨折治療のために体内に入れていた金属を取り除く手術)も待っています。ワーママ時代は仕事に育児に家事にと、ヒーヒー言っていましたが、今後はもう少し肩の力を抜いて育児に向き合おうと思います。 監修/助産師 REIKO 著者:にんにくママ4歳、0歳の二児の母。現在は育休中で、悪魔の4歳児と、天使の赤ん坊の子育てに専念中。
2022年10月01日第2子を妊娠中、妊娠32週のとき、出血があり病院を受診すると、切迫早産の診断でそのまま緊急入院することに。結局入院の翌日に出産となり、長男にきちんと事情を話さないまま1週間会えない結果に……。しかし産後に再会したとき、息子の反応は意外なものでした。 まさかの切迫早産の診断で緊急入院第2子妊娠中、健診で問題もなく普段通りの生活をしていた私。妊娠32週のある日、朝トイレに行くと出血がありました。その日は予定があり、息子を地域の一時保育に預けて出かけるつもりでした。午前中に息子を施設に連れて行って、いつも通り「いってらっしゃい! 夕方に迎えにくるね!」と送り出したのです。 病院を受診するか悩んだ私は、予定をキャンセルして念のため診察してもらうことにしました。病院で内診してもらうと切迫早産の診断で、家に帰れずそのまま緊急入院することに! すぐに夫に連絡して息子の引き取りを依頼し、入院に必要な物も持ってきてもらいました。息子にしっかり話ができないまま、入院となってしまいました……。 入院の翌朝に陣痛、そのまま出産入院直後の内診やエコー、血液検査の結果だと「おそらくすぐに出産、ということにはならないと思います。安静にして様子をみて、大丈夫そうなら1週間ほどで退院となります」という医師からの説明でした。 しかし入院翌日の朝、驚くことに陣痛がきてしまいました。結局、その夜に経腟分娩で長女を出産。妊娠32週での出産ということもあり、娘はNICU(新生児集中治療室)に入院することになりました。 息子とは1週間会えず出産後、私は5日間の入院となり、結果的に自宅に戻ったのは緊急入院してから1週間後になりました。その間2回テレビ電話で息子と話したものの、まだ1歳3カ月の息子はスマホの画面の向こうにいるのがママなのか、しっかりは理解できていない様子……。 本来なら計画無痛分娩を予定していたので、「ママはこれから赤ちゃんを産むから1週間帰ってこないよ。お留守番しててね」としっかり息子に話をしてから入院したいと思っていたのに、何も言わずに1週間いなくなったことに罪悪感を覚えました。 退院後に再会したときの息子の反応は入院生活が終わり、いよいよ退院! やっと息子と会える! そう思いながら自宅に戻り、「いきなりいなくなってごめんね! ただいまー!!」と抱きしめても、きょとんとする息子。 特別うれしそうにする様子も、逆にママを忘れてしまったというわけでもなく、一時保育に預けたあとに迎えに行ったときにするいつも通りの反応でした。驚いて喜んでくれるか、突然いなくなったことに怒るかどちらかの反応かなと予想していた私は拍子抜けしてしまいました。 私が不在の間は夫が毎日公園に遊びに連れ出し、慣れない離乳食づくりもしてくれました。息子としては妊娠中で体が重かった私が面倒を見るよりも、楽しい毎日だったのかもしれません。頑張ってくれたパパに感謝です。その後、入院していた娘も無事に退院しました。2人の育児が始まるので息子も娘も寂しい思いをさせないよう、頑張ろうと思います! イラストレーター/山口がたこ著者:森まり子1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年09月30日自他ともに認めるズボラな性格の私。妊娠中は体もだるく、いろいろなことに手を抜いてしまっていました。現在4歳になる息子を出産するときの入院準備も例外ではなく、書類をよく読まなかったせいで、とんでもない体験をすることに……。今回は、私の「恥ずかしすぎる」体験を、包み隠さずご紹介します。 ついに妊娠! 無痛分娩を選択つらい流産を乗り越え、ついに妊娠が判明。妊娠8週になったタイミングで、通っていたクリニックの先生から「このクリニックで分娩対応はしていないから、そろそろ出産する病院を決めておいてね」と言われました。里帰り出産をする予定がなかった私は、家から歩いて5分のところにある総合病院で出産することを決めました。 電話で問い合わせたところ、分娩予約に空きがあったため、紹介状を書いてもらって1週間後に受診。無痛分娩が評価されている病院だったので無痛分娩を選択し、出産日もスムーズに決まりました。 入院直前! ヤバイ間に合わない妊娠中期に通った両親学級で、助産師さんから「なるべく早めに入院の準備をしておきましょう」と言われたものの、体がだるくて1日中横になって過ごす日々。あっという間に妊娠後期に入り、だんだんと出産の日が近づいてきました。おなかが大きくなってくるとますます動きづらくなり、妊娠36週になってようやく入院の準備をスタート。 出産を申し込んだときに渡された入院書類を引っ張り出し、サッと目を通してひたすらサインしていきました。入院直前で時間がないうえに、妊娠後期で体が思うように動かず、じっくり読む気力がなかったのです。 処置中、まさかの人だかり!妊娠中の経過がよかったので、出産日の前日に入院。無痛分娩をスムーズに進めるために、バルーンを使って子宮口を開く処置をしました。その最中、ガチャッとドアが開いて「誰か入ってきたな」と思った瞬間、10人ぐらいの白衣を着た集団に囲まれた私。 何が起きたのかがわからず、目を見開いて驚いていると、先生からの「研修へのご協力ありがとうございます!」の言葉。そのときにハッと気づきました。私がきちんと読まずにサインした書類の中に「研修医の参観同意書」があったことに……。 おまた全開な状態の私は、心を無にしてひたすらときが過ぎるのを待ちました。バインダーを持って必死に何かを書き込む研修医たちに「一体何を書いているの?」と思いながら……。ズボラな性格が、とんでもない事態を招く場合があるのを痛感。「これからは、書類にはしっかりと目を通そう」と、ごく当たり前のことを強く決意した瞬間でした。 イラストレーター/山口がたこ著者:伊藤サクラ4歳と0歳の男の子ママ。ヤンチャな男の子育児に頭を抱える毎日。10年以上学校教育に携わり、妊娠を機に退職。現在は恋愛や婚活記事を中心に、フリーのライターとして活動中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年09月28日10年ぶりに保険屋さんに会い「もっと早く見直しておけばよかった」と思った話です。■保険の内容は出産にも影響する!? もう絶対だめなんだと思ってた。保険があろうがなかろうが3人目……っ……てのは悩んでしまうところではあるのですが(金銭面や体力的……ほかにもいろいろな理由で)。しかし最初から「保険は出ません」っピシャリと言われてしまうとさらに身構えてしまうといいますか……。そんな気持ちで今まで過ごしてきたんだけど、今回の見直しでそれがなくなりました(だからと言って「よし3人目!」ってってはなってませんよ)。この少子化社会で子育て大事って言われてるなか、「そうなっちゃうんだーふーん」ってちょっと寂しい気持ちになったんですね(保険屋さんもお仕事ですし、そういうのはわかっています)。もしかしてもっと早く見直しをしていれば、こんなモヤっとせずにいられたのかなって思いました。人から聞いた話をそのままにせず、自分で調べることも大事ですね。……ということが言いたかったんです。※保険のお話はだいぶ前のことなのでふわっとしています。詳しくはご自身で調べてくださいね。
2022年09月24日2人目と3人目を年子で出産した私。しかし、夫は仕事が忙しくて平日は子どもが寝た後に帰宅し、どちらの両親にも頼れないため、週5日は完全にワンオペ育児でした。ひとりで5歳と1歳、生後0カ月の子どもたちのお世話をした、ワンオペ年子育児を乗り切った方法をお伝えします。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 時間と心に余裕がなくてイライラする日々3人目を出産したとき、2人目は1歳1カ月になっていましたが、まだ1人歩きができない抱っこが必要な赤ちゃんでした。2人目が泣いたら3人目もつられて泣き、3人目が抱っこを求めると2人目も抱っこを求めるような状態でした。 さらに、5歳の長男も甘えん坊なので、ママに相手をしてもらえなくてぐずぐずしがち。おねしょをする回数も増えました。生後0カ月児と1歳児を1日中抱っこし続け、長男もぐずぐずしているなかで、私は時間にも心にも余裕がなくイライラしてばかりでした。 いつまで“孤育て”しないといけないの?ちょうど同じ時期に年子の子どもを出産した友だちがいましたが、どちらの両親も徒歩圏内に住み、旦那さんは育休を取っているようでした。友だちの恵まれた家庭環境を聞いて、うらやましい気持ちになり、余計にストレスを感じたことも……。 日中の家事・育児が一段落しても、すぐに年子の2人の夜泣きが始まる日々。いつまでこんな生活を送らないといけないのか……と、絶望した気持ちになったこともありました。仕事ばかりしている夫は、一応話は聞いてくれますが、どこか他人事のようでした。 一時保育の利用を決意「余裕のない日々を少しでもラクにしたい」という一心で頼ったのが、一時保育でした。一時保育を利用したのは、自治体が運営する子育て支援サービスのなかで一番家から近かったためです。それまで一時保育へ預けることに後ろめたさがありましたが、自分の心が壊れる前に利用しようと決意し、3人目が生後4カ月のときに利用登録の申し込みをしました。 昼間は1人目と2人目は保育園へ通っていたので、3人目だけ一時保育に連れて行きました。一時保育の先生は「赤ちゃんは癒やされる」と言って、快く預かってくれるので、こちらも後ろめたい気持ちにならずに済みました。たった2時間でしたが、自分のペースで生活できるひとときはすごく貴重で、リフレッシュできました。 頼れる家族がいないからこそ、子育て支援サービスに助けを求めるのはとても大切だと思いました。利用するまでに電話したり、面談したりと手間がかかりますが、登録さえすれば子育ての負担が軽減し、心と体が解放されたような気持ちになりました。同じようにワンオペで育児している方に、子育て支援サービスの良さを伝えたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてお住いの保育課や子育て支援施設に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:花野あやせ3児のワーキングマザー。幼児をワンオペ育児しながら会社勤めをする難しさに悩み、会社員からフリーランスに転向。現在はライターとして活動中している。企業のブログや育児、恋愛コラムなどを執筆。
2022年09月24日自分が産んだ赤ちゃんは、きっと見た瞬間「かわいい!」と思えるのだと思っていました。しかし、無事に出産を終えて、助産師さんが生まれたばかりの長男の写真を手渡してくれたのですが、私は少しもかわいいと思えなかったのです……。その後もその気持ちは変わらず。私は家族に相談をして、あることを決意しました……。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=“新しい家族のカタチ”について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 初めての出産私の出産は、初産にしては安定していたように思います。陣痛に耐える時間もそれほど長くはありませんでした。ただ長男は頭が大きな赤ちゃんだったので、ゆっくりと産道を下りてくる痛みに、「もうさっさと出てきて!」という一心で乗り切った出産でした。長男の頭が無事に出てきた瞬間、取り上げてくれたお医者さんに「大きな赤ちゃんだよ」と、大笑いされたほどです。 出産後、処置のために隣室で横になっていた私に、助産師さんが長男の写真を手渡してくれました。私は笑顔で受け取りましたが、その写真に写る赤ちゃんに対して少しもかわいいとは思えませんでした。 ただひたすら赤ちゃんと2人で過ごす毎日退院後、私と長男の2人で過ごす毎日が始まりました。同じ家に私の母も同居していましたが、猫を飼っていたため、自分たち夫婦の寝室で赤ちゃんのお世話をすることになりました。長男は、昼間も夜も育児用ミルクを飲み、おむつを交換すれば自然と数時間は眠ってしまうような、手のかからない赤ちゃんでした。そんな長男にも、泣き止まないときはありました。何をしても泣き続ける長男に、私は腹立たしさを感じました。それと同時に、そんなことを赤ちゃんに感じる自分は、母親に向いていないのではないかと不安になりました。それでも、いっしょに過ごしていくうちにかわいいと思えるのではないかと、どこかで考えていた私。少しも変わらない自分の気持ちに、不安は大きくなっていきました。あまりに長男の泣き声が続くと、母が心配して見に来てくれました。母が抱っこをすると長男はすぐに泣き止み、それは夫でも同じでした。母も夫も、「(私の)余裕の無さが長男に伝わると、長男は不安になるのかもしれない。焦らなくて大丈夫」と励ましてくれました。しかし、感情のコントロールはなかなかうまくいきませんでした。何より2人は長男をかわいいと思っているのに、私だけがそう思えないことに罪悪感がありました。 育休を放棄することに私はその時、職場の理解を得て1年の育児休暇をとっていました。産後1カ月が過ぎ、私の職場に長男を連れてあいさつに行きました。そのとき、店長から「育休の期間は1年という話だったけれど、できたら早めに復職してほしい」と話がありました。私は「自分だけでは決められないので、家族で話し合ってから連絡します」と、その日は返事を持ち帰りました。けれど心の中では、店長の提案にすぐに「はい」と返事をしたいと思っていました。長男と2人で過ごす生活で募っていく苛立ちや不安が、爆発してしまいそうだったのです。家に帰り家族と話し合った結果、保育園を探すこと、長男の首がすわるまでは私が世話をすることを条件に、私の早期復職は叶うことになりました。そして復職初日、仕事から帰ってきて家に入ると、早く長男の顔が見たいと思っている私がいました。私がいなくても機嫌よく過ごしていたという長男の話を母から聞きながら、私は初めて長男のことを「かわいい」と心の底から感じることができたのです。 私に必要だった距離私は、生まれてすぐの長男に対面しても「かわいい」と思うことができず、しばらくいっしょに過ごしてもその気持ちに変化はありませんでした。周りの「かわいい」のほめ言葉も苦痛に感じていたくらいです。自分は母親には向いていない、母親として欠陥があるのではと気持ちが塞ぎ、出口が見えない不安な毎日でした。そんな私は、復職という形でしっかりと長男と距離を取ったことで、やっと「かわいい」と感じることができるようになりました。 母親が赤ちゃんのそばにいるものという考えを切り替えることができなければ、取り返しのつかない結果に至っていたかもしれません。いろいろな家族のカタチがあると思いますが、私にとっては、赤ちゃんをかわいいと感じられる距離でいる、ということが大切だったのだと思います。その後長男は、元気で家族と電車が大好きな男の子に育ちました。現在小学5年生ですが、もしかしたら赤ちゃんのころよりも手がかかっているのではと思うこともたくさんあります。それでも今の私は長男の顔を見るたび、「ああ今日も最高にかわいいな」と感じています。 関連記事:15歳と11歳の姉妹に年の離れた三女が誕生。良い面もあればつらい面もあって…【新しい家族のカタチ】著者:福島 総子7歳と10歳の元気な兄弟の子育てに四苦八苦の毎日を送りつつ、趣味の読書や映画鑑賞を活かしての記事執筆を続けています。
2022年09月22日結婚して2年で長男くんを妊娠したおおやたまこさん。陣痛を最後まで経験したかったことから、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している病院を選びました。そんなおおやたまこさんのソフロロジー分娩の体験から、長男くんを出産後に産後クライシスになったお話をご紹介します。ソフロロジー分娩を推奨している病院を選び…結婚して2年目で長男を授かり、産院を選びの決め手は……。 私が行っていた産院では説明会に出席しないといけないのですが、この説明会で見たソフロロジー式分娩を体験した方の映像が本当に衝撃的でした。 ふーと息を吐いてるだけで、叫ぶこともなく赤ちゃんが生まれていたので、正直「え、本当?」という気持ちが強かったです。 説明会では、ソフロロジー式分娩について詳しい説明があったり、ヨガやストレッチなどをしました。 ソフロロジー分娩の映像を見て驚いたおおやたまこさん。 ソフロロジー分娩をしたいときは、おおやたまこさんのように対応している産院を探すことも1つの方法ですし、独学でおこなうことも可能なのだそうです。 できるだけベストな状態で赤ちゃんを産めるようにと準備をしていたおおやたまこさんですが、みなさんもスムーズな出産のために準備していたことはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2022年09月21日東京都武蔵野市にある小さな弁当屋「コムギキッチン」は、産後のママをサポートする「産後めし(R)」プロジェクトをスタートいたしました。コロナ禍で里帰り出産ができない、周りに頼れる人がいない、そんな産後ママのために先輩ママたちが本気で考えたサービスです。より多くの人に知っていただくために、クラウドファンディングを行うことにいたしました。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。産後めし【公式ECサイト】 ■「産後めし(R)」サービス概要産後めし(R)は産後のママのコンディションを優先的に考えて作られた、栄養たっぷりのお惣菜(主菜と副菜)を冷凍でお届けするサービスです。武蔵野市で、23年間営業してきた、当店の健康へのこだわりがつまったお惣菜となっております。以下の特徴をポイントに作られています。【特徴1】ママに必要な栄養がたっぷり栄養士による体の回復を考えたメニューづくり【特徴2】母乳にうれしい母乳やママの体のことを考えたやさしい味付け【特徴3】ちょっとボリューミー1.3人前の分量だから、上の小さいお子様がいる場合など一緒に分けて食べられます【特徴4】出産に合わせてスタート急な出産でもご出産後ご連絡いただければ、退院までに合わせて発送いたします※あらかじめご相談予約の上、出産翌日までにご連絡ください【特徴5】続けやすい、うれしいお値段!1食(主菜1品+副菜1品)で547円(税込)※10食分セット 定期便2週間に1回の場合【特徴6】手作り、保存料・着色料無添加!1品ずつ、料理人が丁寧に手作りしています産後めし 特徴■商品概要<産後めし(R)10食分セット>産後のママのコンディションに合う、当店自慢のお惣菜をセットにしました。定期便2週間に1回の購入で20%OFF:5,472円(税込)定期便月1回の購入で10%OFF :6,156円(税込)通常 :6,840円(税込)※今だけ!クール便 送料無料キャンペーン実施中!(詳細は公式ECサイトよりご確認ください)産後めし 10食分セット■商品情報【SET MENU】●主菜(1)ひじき入り豆腐ハンバーグ、(2)串なし焼き鳥、(3)白身魚の甘酢あん、(4)チキン南蛮、(5)油淋鶏、(6)豚の角煮6商品のうち各1個から2個 合計10食●副菜(1)小松菜と油揚げの煮びたし、(2)大根のそぼろあんかけ、(3)大豆の具沢山煮込み、(4)筑前煮、(5)切干大根、(6)きんぴらごぼう、(7)ひじきの煮物7商品のうち各1個から2個 合計10食メニューは新商品の追加や、仕入れの状況によって変更の可能性がございます。その他、単品でもお買い求めいただけます。※3,000円以上ご購入で送料無料キャンペーン実施中!(詳細は公式ECサイトよりご確認ください)お子さまとご一緒に召し上がりになる場合も考慮して、生姜・ねぎ・にんにく・スパイス当はあえて使用しておりません。■商品開発のきっかけはスタッフのコロナ禍での出産から以前、スタッフの1人が緊急事態宣言中に出産し里帰りもできず、パパも仕事を休めずの、周りにサポートがいない状況に追い込まれました。(立ち合いもなく、1人でマスクをつけての出産でした)すでに4歳の子もいるので、育児には慣れている、なんとかなると思っていましたが、思った以上に産後がきつく、毎日の食事も手抜きばかりでなかなかきちんとした食事もできなかったと泣いていました。そんな状況のママがコロナ禍では多いのではないかと思います。現在はコロナに慣れたかのようにも見えますが、妊婦や産後のママたちにとって大変な状況は変わりありません。サポートの少ない中で、産後のママは赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいです。「ちゃんと育てなきゃ、母乳をたくさん出さなきゃ・・・」とプレッシャーを抱えるママも少なくないでしょう。でもママは自分のことは後回しで、まともな食事もとれず、赤ちゃんのお世話で一日の大半が終わってしまうのです。ママの産褥期の身体の回復のためにも健康的な食事は必要です。私たちは忙しいママたちにもしっかりと食事をし、元気に楽しく子育てをしてほしいと願っています。まだまだ産後ママをサポートする仕組みがこの国には足りないと私たちは考えています。行政に頼りすぎるのではなく、社会全体で産後ママをサポートする仕組みです。その私たちの1歩として、弁当屋の強みを活かしてこの産後めし(R)プロジェクトをスタートしたいと考えました。2021年 出生数は過去最少84万2,897人、6年連続で過去最少を更新。産みやすい、育てやすい国づくりが大切!出典:厚生労働省 人口動態統計速報(令和3年12月分)にて【産後の食事で気を付けたいことって?】産後の食事は、カレーやキムチなどの辛い物、揚げ物などのメニューは、乳腺がつまりやすい、母乳の味が変わりやすいと知られて控える人もいます。産後めしでは、香辛料は使わず、また揚げ物は菜種油を使用し、お酢でさっぱりと仕上げています。塩分控えめのやさしい味付けとなっています。■クラウドファンディング開始のお知らせと今後の展望──目指すは飲食店がママを救う仕組みづくり──以下の内容にてクラウドファンディングを実施いたします。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。【クラウドファンディング 概要】プロジェクト名: 孤立しやすい産後のママを笑顔にするお惣菜冷凍サービス「産後めし(R)」プロジェクト期間 : 2022年8月26日(金)~10月7日(金)受付窓口 : クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」URL : 目標金額 : 1,500,000円リターン内容 : (1) 3,000円(お礼のメール+300円割引クーポン)(2) 5,000円(お礼のメール+500円割引クーポン)(3) 10,000円(お礼のメール+1,000円割引クーポン+産後めし(R)10食分セットお届け)(4) 15,000円(お礼のメール+1000円割引クーポン+産後めし(R)10食分セット×2セットお届け)資金の使い道 : ●たくさんの人に知ってもらうための宣伝費/約20万円●生産体制を強化するための人件費/約30万円●設備費/約100万円※設備費については、生産に必要なスチームコンベクションオーブン、3D冷凍フリーザー、業務用真空包装機などの設備(約合計1,000万円ほど)を整えていく予定ですが、そこに皆様のご支援(100万円)をあてさせていただく予定です。その他 : CAMPFIRE手数料17%+税■今後に関して本事業では以下3つのフェーズ(段階)での成長を考えています。【第1フェーズ】●2022年6月~ 「産後めし(R)」通販事業開始産後ママ向けの「産後めし(R)」通販事業をサポート。里帰り出産ができない、パパのサポートが受けられないなど、様々な事情を抱えるママの食事をサポートしていく。【第2フェーズ】●2023年~ 他飲食店とも協力しあい産後めし(R)のラインナップを強化する周りの通販事業を検討したい個人の飲食店への通販コンサルを併用して行うとともに、同時に「産後めし(R)」にも商品を出品いただく。たくさんの飲食店から産後のママ向けの商品を作り出すことで、飲食店への活気につなげるとともに、ママがうれしい仕組みにつなげていく【第3フェーズ】●2023年~ 食事を通して、産後ママに寄り添うコミュニケーションを強化する孤立・うつになりやすい産後状態のママに産後めし(R)を通じて定期的なサポート電話をするなど、マインドケアができる仕組みも取り入れて、社会的意義のある活動へとつなげていく。以上の活動を通して、事業規模を拡大し、雇用の促進、地元の食材、飲食店の活性化、産後ママへのサポートなど地域の社会的事業への取り組みへ、波及効果を図っていきたいと考えています。■コムギキッチンについて私たちは、東京都武蔵野市にある商店街で23年間小さなお弁当屋「コムギキッチン」を家族で営んでいます。父(栄養士)がつくる日替わりメニューの健康バランス弁当は、「毎日食べるお弁当だからこそ、お客様の健康に1番でありたい」をコンセプトに、健康に不可欠である三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)と、ビタミン・ミネラルを加えた5種類の栄養を意識した献立です。健康を意識される地元のお客様たちに長くご愛食いただいています。コロナ禍で売上も下がり、物価も高騰し大変な毎日ですが、私たちができることを探しながら、家族を含めたスタッフたちで日々頑張っています!!私たちが作っています!【会社概要】社名 : コムギキッチン本社所在地 : 〒180-0012 東京都武蔵野市緑町2-4-38 コムギキッチン代表 : 熊谷 太郎事業内容 : お弁当・お惣菜・タレ製造 2022年より「産後めし(R)」通販事業開始設立 : 1999年4月コムギキッチンHP: 産後めしHP : ※回線が混み合うため、お電話でのご連絡はご遠慮ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日わが家の子どもたちは1人目は男の子、2人目は女の子。第3子を妊娠したとき、健康で元気に生まれてくれたら性別はどちらでも良いと考えていました。しかし、3人目出産時、まさかの出来事が起こったのです……! 第3子の性別はいったい…!? 性別にこだわりはなかったものの、肌着やもろもろの準備もあるのでできれば早めに知りたいと考えていたまだ見ぬ第3子の性別。上の子が男の子と女の子なのでどちらでもお下がりは使えるな〜、と考えていたのですが、まさかそんなどんでん返しがあるとは思いもしませんでした。スクリーニングの結果通り、男の子の肌着の準備をしていましたが、なぜか思い立って出産直前に女の子用の肌着も水通ししていた私。今思うと母の勘が働いたのかもしれません。とにかく無事に生まれてくれて何より! 現在すくすく成長中です♡ 監修/助産師 松田玲子著者:ばぶぱち4歳、3歳、生後4カ月の3児の母。転勤族ゆえ親も友達も遠方ですが、のんびり楽しくやっています。趣味は散歩とモーニング。時々短期連載や作画を担当。普段はInstagramにて育児日記をゆる〜く更新しています。 Instagram:@babu_pachiTwitter:@babu__pachi
2022年09月19日私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。出産直前、名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳の手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精いっぱい。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ホッとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のメッセージで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のメッセージが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もバッチリだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入りまじり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 著者:佐藤楓/男性・会社員。1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育や子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。イラスト:塩り ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2022年09月19日私は4回出産を経験しましたが、妊娠中や産後に身内に不幸があり、葬儀がおこなわれることがありました。まさかの出産予定日直前に夫の祖母が亡くなり、臨月の状態で葬儀への参列をどうするべきか悩んだことも。また、次男が生後2カ月のときには義父が他界。小さい子どもを連れて葬儀に参列することになったのですが……。ここでは、妊娠中や産後に葬儀があった際、私がどのように対応したのかをお話しします。まさかの出産予定日に葬儀が……私は長女の出産予定日1週間前に、2歳の長男を連れて実家に帰っていました。すると、実家に帰って2日後に夫の祖母が危篤という連絡がありました。今動くべきか悩みましたが、夫はもちろん、私まで本当にかわいがってもらっていたので、どうしても会いたくて病院へ行くことに。その後、義祖母は息を引き取り、まさかの出産予定日に葬儀が執りおこなわれることが決まりました。 義両親や親戚も、私が臨月ということは知っていたので、無理に参列しなくてもいいと言っていただきました。ただ、本当にお世話になった義祖母と最後のあいさつがしたいという気持ちがあり、夫や母と相談することに。 お通夜だけ参列することに夫は義祖母にとっては初孫で長男ということもあり、本当にかわいがられていました。その義祖母をきちんとお見送りしたい気持ちと、私に何かあったらすぐに動かないといけないことから、臨月の私には安静にしておいてほしいと夫から言われました。 けれど、私も最後に会いたいと言うと、お通夜だけということで話がまとまったのです。おなかの大きい私はなんとか入るサイズの黒い服を探し出し、長男を連れて、母と一緒にお通夜へ。ただ、本当に義祖母にあいさつだけをして、短い時間で帰ることにしました。 出産予定日より1週間遅れて出産結局、出産予定日当日に陣痛は来ず。その後、祖母の初七日が終わった1週間後に陣痛が来ました。長男は夫の実家にあずけ、長女を出産。義祖母のことが一段落するタイミングだったので、夫も無事出産に立ち会うことができました。あのとき無理に動いてお葬式まで参列していたら周りに迷惑をかけていたかもしれないと思うと、あの判断は間違っていなかったと思います。 それから時が経ち、次男を授かり出産。次男が生後2カ月のときに義父が亡くなり、葬儀がありました。私はもう動ける状態だったので、長男の妻としてバタバタしながら、次男への授乳やお世話をして本当に大変でした。 妊娠中や、小さい子どもを連れての葬儀は本当に大変です。特に妊娠中となると、地域によっては風習があり、生まれてくる子どもに影響があるかもと心配されることもあります。私の場合は運良く4回とも家で陣痛が始まりましたが、急な葬儀の対応なども含め、妊娠中は自分の体調を考え、ベストな状態を整えておくことが大事だと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年09月18日実母がいる実家で産前産後を過ごすのが一番安心だと思った私は、初めての出産は地元の産院を選びました。里帰り出産については、義母から義実家で過ごしてほしいと話がありました。産後の私の世話をしたいと言う義母には感謝の言葉しかありませんでしたが、気兼ねなく過ごせる実家で過ごしたかったので、義母には丁寧にお断りをしたのです。しかし、義母は納得してくれず、夫や実母に何度も連絡をし、義実家で里帰り出産をするよう私を説得してほしいと話をしていました。それが私には重荷で、やはり実家での里帰りを決めたのです。退院後、毎日義母から電話が……義実家から産院まで車で3時間の距離でしたが、無事に娘の出産を終えたあと、義母はすぐに産院までお見舞いに来てくれました。初孫の誕生を大変喜んでくれ、出産後の私をねぎらってくれました。退院後、私は予定通り実家で過ごしていたのですが、毎日義母から電話がかかってくるようになったのです。 出産前、義母は穏やかでやさしく、私は良好な関係を築けていると思っていました。しかし、里帰り出産をどこでするかという話から、義母との関係が少しずつ崩れてきたのです。 母乳の出をチェックしてくる!義母からの電話は、私の母乳の出のチェックから始まります。何時間おきに母乳をあげているのか、乳房の張り具合、娘がしっかりと母乳を飲めているのか……。初めての母乳育児のため不安なことがあり、最初は義母に母乳の悩みの相談をしました。 しかし、昔、母乳育児をしていた義母ですが、母乳の出がよかったそうで悩みなんてなかったとのこと。「母乳がたくさん出て大変だったのよ」と、私からすると自慢のようにも感じられる発言ばかりで、私の母乳の悩みの相談には乗ってくれませんでした。 義母からの電話に出るのをやめたら……母乳の他に、沐浴、おむつ交換、赤ちゃんのあやし方などの育児について、どうやっているのか毎日のように義母に聞かれ、次第に私は義母からの電話がおっくうになり、静かに過ごしたいと思うようになっていきました。それでも、義母からの電話は毎日続き、私は電話に出ることをやめてしまったのです。 義母には産後のため疲れており、毎日電話には出られないことを伝えたのですが、それがしゃくに障ってしまったようで、夫に「とても失礼な嫁だ!」と話していたようです。夫は私をかばってくれたようですが、義母の怒りは、しばらくの間、静まりませんでした……。 出産前は義母とトラブルもなく過ごしていたのですが、出産をきっかけに関係が変化しました。義母からすると、私の育児が頼りなく心配だったのでしょう。現在は離乳食の進め方が心配なようで、3日に1度は連絡が来ます。義母も私との距離の取り方を模索しているような気がします。嫁姑の関係は長いからこそ、ゆっくりお互いの心地良い距離を見極めていこうと思います。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2022年09月18日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
病院で正式に妊娠と診断されると、気になるのが母子手帳。お住いの自治体から交付され、生まれる前から母体や赤ちゃんの健康状態、経過などを記録します。妊婦さんの必須アイテムである母子手帳の取得時期から、かわいい母子手帳ケースに関することまで、母…
女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
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