「出産」について知りたいことや今話題の「出産」についての記事をチェック! (22/67)
私が海外で結婚し、出産・育児をしていく中で、心と体の支えになってくれていたのは母でした。その母が他界したのは、私が2人目の子を産んで2カ月後のことだったのです。※コロナ禍前の体験談です。 産後のお世話にきてくれた母海外に住んでいることもあり、2人目の出産後は母が日本からきて1カ月間滞在し、生まれた子どものお風呂や食事作り、洗濯、上の子のお世話までしてくれました。 中でも1番うれしかったのは、上の子が短期間でもおばあちゃんと一緒に過ごせたことです。また、私自身も母親と久しぶりにゆっくり過ごせて、いろいろな話もでき、とても良い時間でした。 突然の他界母が日本に帰国して1カ月、突然その時は訪れました。母はくも膜下出血で倒れて病院に運ばれ、1日もたずにそのまま他界してしまったのです。 突然の訃報を受け入れられずボロボロと泣いている私を見て、上の子が不思議そうにしていました。母の葬儀のために帰国するにも、まだ生まれたばかりの2人目はパスポート申請も間に合わず、夫の実家に預けることに。落ち込んで泣いている時間もなく飛行機のチケットの手続きをし、慌てて日本に帰国し母と最期の別れをしました。上の子は亡くなった母に触れて「おばあちゃん冷たい……」と寂しそうにつぶやいていました。 母の存在の大きさ2人目の子どもが生後100日になるころ、49日法要のために2人の子どもを連れてまた帰国。夫は仕事で都合がつかず私ひとりでの帰国だったため、2人目をおんぶして上の子と手をつないでの飛行機や電車の乗り換え移動となり、緊張し過ぎて、実家に到着したら体調を崩してしまうほどでした。 近所に兄夫婦が住んでいるものの、実家には父ひとりなので、滞在中は食事作り、掃除洗濯、買い物まで私がひとりでしました。子どもを見ながらだったので、いなくなった母の存在がいかに大きかったかをより実感しました。 母への想いは時が過ぎても…3年過ぎて上の子が6歳になったとき、幼稚園で「おばあちゃん、家にきてほしい」と手紙を書いてきました。おばあちゃんを覚えていることにも驚きましたが、何よりも「家にきてほしい」とおばあちゃんを慕っている子どもの想いに切なくなり、「おばあちゃんはこられないんだよ」と言いながら、成長した子どもを母に見せてあげたかった……と泣きました。 そして母にしてあげられなかったこと、もっとしてあげたかったこと、いろいろな想いが数年経ってもまだあるのだとわかりました。 1人目、2人目が男の子だったため、母は「3人目が女の子だったら良いね」と話していました。不思議とその言葉どおりに3人目に女の子が誕生しました。子どもたちが元気に成長しているのも、母が見守ってくれているからのように感じます。母に感謝をしながら、家族をもっと大切にしていきたいと思います。 監修/助産師REIKO著者:鈴木そうこ6歳3歳0歳の兄妹を育児中。韓国人の夫と結婚し、韓国の田舎で専業主婦をしている。韓国語と日本語の二重言語教育や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月29日パニック障害を抱えるわこさんがいよいよ出産! 人気マンガ「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」の続編です。切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。妊娠39週0日16時ごろ、突然激しい腰の痛みに襲われたわこさんは、病院に連絡して救急外来に行くか相談しました。しかし、悩んでいるうちに夜になり、やがて過呼吸が起きてしまいました! 息苦しくなってしまったわこさんは「救急車呼んで!」と両親に叫びます。救急車が到着し、搬送先を探し始めました。コロナ禍で、発熱している妊婦のわこさん。はたして搬送先は見つかるのでしょうか……!? たらいまわしになるかも!? 「きゅ、救急車呼んで!」 わこさんは叫びました。 息が苦しくて、救急車が来るまでの数分が何時間にも感じたわこさん。到着すると、安堵したけれど、マスクを付けられて困惑します。しかし今はコロナ禍……。発熱もあるわこさんは感染も視野に入れられていました。 スタッフが搬送先を探し始めると、お父さんは「はっ」としました。コロナ禍で発熱していて、かつ妊婦さんとなると、もしかしてたらいまわしになるのではないか……。そんな嫌な予感が脳裏をかすめたのです。 あわてて出産予定の病院と、4日前のPCR検査が陰性だったこと、それから外に出ていないことを伝えるお父さん。 すると出産予定の病院から受け入れOKのお返事が!! 救急車は急いで病院へと出発しました。 ◇◇◇ 妊娠中、予期せぬ体調の変化で、急に病院へ行くことは誰にでも起こりうること。母子健康手帳、健康保険証、診察券、印鑑、現金などもひとつにまとめておくと、いざというときに便利ですね。また、助産師さんいはく、妊娠34~35週ぐらいには、入院グッズをバッグに入れて準備しておくことがおすすめとのこと。あわてずにすむよう、前もって準備して、家族にも知らせておくとよいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月28日私は不妊治療をこなすだけでもメンタル的、肉体的、経済的にもつらい日々が続いていました。不妊治療もなかなかうまくいかず、不妊治療を始めてから4年目、4軒目の病院で妊娠することができましたが、喜んでいたのも束の間、流産がわかります。その後も、私は流産を繰り返して不育症の治療をおこなうことに。結果、不妊症と不育症を乗り越えて元気な赤ちゃんを授かることができました。困難を乗り越えて出産した経験をお伝えしたいと思います。 4度目の流産で不育症の可能性を意識するように長い不妊治療を経て、私はやっとのことで妊娠することができたのですが、赤ちゃんの心拍確認後に流産したことがわかりました。言葉では表すことのできないショックが私を襲い、不妊治療をやめることにしました。 けれども、私は自分の妊娠をあきらめることができない気持ちに気づき、2年後に不妊治療の再開を決意。しかし、待っていたのは3度目・4度目の流産でした。「もしかして、妊娠しても出産できない?」。そのとき、初めて不育症の可能性を意識するようになり、私はパニックを起こしてしまいました。 不妊治療と不育症の治療を開始私はパニック状態から抜け出すことは難しく、時間もかかりましたが、自分の目的を考えると耐えて進むほかに道はないのだと気づきました。そんな中、5回目の妊娠を確認。私は不妊治療でお世話になっている病院の先生にアドバイスをいただいて病院を選び、不育症の治療も始めることに。 原因不明の不育症と経過観察不育症の治療は、初回の診察で不育症の治療のために問診とは別にアンケートと採血をおこないました。私は不育症の検査結果に問題がなかったため安心した反面、原因が見つからないことに不安も感じました。不育症の原因が特に見当たらない場合は経過観察をすることを聞き、不妊治療(妊娠を継続させるための投薬)と不育症の経過観察をおこなうことになりました。 私は不妊治療の病院へ指定された日時に通院しながら、不育症の病院へも指定された日時に通うことに。不妊治療は妊娠7週目まで通い、不育症の病院へは妊娠8週(妊娠3カ月)まで通院。その後、私は不妊治療と不育症治療とは別の出産病院へ転院し、無事に出産することができたのです。 不妊治療と不育症の治療を経て、無事に健康な赤ちゃんを出産できたことをとてもうれしく思っています。生まれた瞬間、赤ちゃんを愛おしく思う感情は、今でも忘れることができません。けれど、私の場合は結果がついてきたからこそある幸せなのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月27日「上の子かわいくない症候群」という言葉を初めて聞いたとき、娘をでき愛していた自分には関係ないことだと感じました。しかし、2人目を出産して少ししたころ、その言葉を思い出し、悩むようになってしまったのです。そんな私の体験談をお伝えします。 5年間ひとりっ子だった娘わが家の娘は、弟が生まれるまで5年間ひとりっ子でした。パパ、ママはもちろん、両家の祖父母からもとてもかわいがってもらい、愛情たっぷりに育てましたが、わがままになることもなく、素直でやさしい女の子に成長しました。 母娘であちこちお出かけしたりして楽しく過ごしていたので、このまま子どもは娘ひとりだけでもいいかなあ……と思ったことも。ただ、やはりきょうだいがいたら楽しいだろうし、妹か弟が欲しいという娘の希望もあったので、2人目を考えることにしました。 上の子かわいくない症候群2人目を妊娠したことで、先輩ママたちから通称「上の子かわいくない症候群」という、2人目が生まれたことで上の子をかわいいと思えなくなる現象の話を度々聞きました。ですが、自分についてはまったく心配はしていませんでした。 むしろ下の子が生まれたあと、今までと同じように娘に手をかけてあげられなくなることが心配だったのです。妊娠中、娘はいつもより少し甘えん坊になりましたが、それもかわいく思え、残された2人だけの時間を愛おしく感じていました。 下の子が生まれて起こった気持ちの変化下の子が生まれると、娘はさらに私に甘えるようになりました。パパは仕事が忙しく、退院直後からワンオペ育児で余裕のなかった私は、娘の甘えに対していつしかイラッとするようになってしまったのです。 それでも、2人目が生まれたときは上の子優先!という先輩ママのアドバイスもあり、できるだけ娘の甘えを受け入れるようにしていたのですが……。そこには完全に無理している自分がいました。特にハグなどのスキンシップには、強い拒否反応を感じてしまいました。 上の子をかわいく思えず悩んだ日々私に限ってそんなことはない!と思っていましたが、残念ながら明らかに「上の子かわいくない症候群」でした。相談した先輩ママたちからは、「今だけだよ、自然に直るよ」と言ってもらったものの、毎日が苦しくて、娘に申し訳なくて、自己嫌悪に陥り悩みました。 ただ不思議と、下の子が寝ている間は出産前と同じように娘にやさしくなれたのです。下の子が起きているときは、仮面をかぶって娘と向き合っているようでつらかったですが、下の子が大きくなるにつれて、不思議と少しずつ、娘への気持ちは戻っていきました。そして今は完全に元に戻りました。 あの日々の葛藤はつらかったですが、これまで娘には手をかけすぎたかもしれない、過保護気味だったかなと思うこともあり、2人目が生まれたことで、ほどよい親子の距離感になったようにも思います。これから先も親子のあり方に悩むこともあると思いますが、その都度、より良い関係に変化していけたらいいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/山口がたこ著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月25日私には2人の息子がいます。次男を出産するとき、子宮口は順調に開いたのに破水はなかなかしませんでした。いよいよ人工破膜をしなくては、というタイミングで、思いもよらないことが起こったのです。2度目の出産だからと高をくくっていた私が、助産師さんまでをも巻き込んでしまった、次男出産時の恥ずかしかった体験談をお話しします。順調に開いていく子宮口私が長男を出産したときは、病院へ着いてから1時間もたたないうちに、第一子と思えないほどあっという間に生まれてきました。 次男妊娠中もこれといって問題はなく順調でした。2人目の出産でもあり、痛みにもわりと強いタイプだったので、私は陣痛が始まっても「夕飯を食べてから病院へ行こう」と考えられるほど余裕があったのです。 陣痛の間隔が短くなり、病院へ行くとすでに子宮口は7cm。痛みはあるものの、私はもうすぐ生まれてくるという高揚感でいっぱいでした。 なかなか破水しなくて…しかし、病院について1時間ほどたっても破水しません。子宮口は時間が経つにつれて広がっていきます。子宮口が広がるとともに、私はいきみたい気持ちになってきました。いきみ逃しも限界だと思っていたところ、助産師さんが独り言のようにこう言いました。「人工破膜をしたほうが良いみたいね……」。 人工破膜とは、文字通り人工的に膜を破り破水させることです。助産師さんが子宮口を確認しようと身をかがめたそのとき、思いもよらないことが起こりました。 人工破膜の前に、まさかの…!?バッシャーン! なんと、その瞬間に勢いよく破水したのです。それは、まるで大きな水風船が割れたかのような激しさでした。 身をかがめていた助産師さんの顔面は羊水だらけで、シャワーをかけられたかのようにびしょ濡れに。私は陣痛の痛みを感じつつも、恥ずかしさと申し訳なさで顔から火が出そうでした。何度も謝る私に、助産師さんは笑顔で「気にしないで!」と答えてくれました。 破水後、私は次男を無事に出産しました。「2人目だし、大丈夫」と高をくくっていた私。まさか羊水を助産師さんの顔面にかけてしまうとは思いませんでした。嫌な顔ひとつせず、最後まで気丈に私の出産をサポートしてくれた助産師さんに、感謝しています。こんな赤っ恥エピソードですが、今では良い思い出です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:中田りこ8歳と4歳の兄弟の母。次男は自閉症スペクトラム障害。教育業界を退職後、現在は実家の家業を手伝っている。
2022年06月25日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)毎朝訪ねてくる迷惑な義父の行動を夫に話しても、軽くあしらわられてしまいます。 すると、そそくさと「友だちと用事がある」と言って、どこかへ出かけてしまったのです。 そんな夫にイラつく美月さん。 しかしその直後、突然吐き気に襲われてしまうのでした……。 そんな次の日の朝。 義父は相変わらずマグロを持って訪ねて来て……!? 「おいしいマグロ持ってきたぞ!」朝になるとまた義父が… 体調が悪いことを伝えても反論してくる義父。 (しょうがない。一口だけ食べて今日は帰ってもらおう) 美月さんはそう思い、しぶしぶマグロを食べることに。 しかし、口に入れた瞬間、腕に赤い発疹がパーッと広がり、突然吐き気が……! 次の瞬間、そのまま嘔吐してしまって……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年06月22日三男の出産からあっという間に月日が流れ、気付くと1歳のお誕生日も見えてきました。三男は順調に成長し、できることも増えて愛くるしい盛り! でもひとつだけ、自分の想定外だったことがあります。それは、自分の今の体形のこと。産後数カ月のあのころの自分に伝えたい、いま私が後悔していることのお話です。妊婦だから仕方がないという言い訳で3回目となった妊婦生活。長男・次男のときもそうでしたが、今回も妊娠初期のころはつわりがひどく、まったく食欲がありませんでした。しかし妊娠中期ころになると食べつわりに変わっていき、ストレス解消も加わって食欲が加速し、体重は増え続けました。 そのうち妊婦健診に行くたびに、体重の増加を医師から注意をされるように……。止められない体重増加に、「無事に出産したら、そのあとに痩せればいいや!」と開き直ってしまったのです。 臨月時点で20kg増!産後も体重は減らず…臨月の私の体重は、妊娠前の通常時の体重から20kgも増えていました。しかし、次男のときも同じくらい増えたものの、産後に授乳と運動で体重を戻せていたことから、それほど危機感を持っていませんでした。 さらに、生まれた三男は4kgもある大きなベビーだったので、これは体重の増加も仕方なかったわ~なんて、楽観視していたのです。産後すぐの体重は5kgくらいしか減っておらず、むくみもひどい私の体は妊娠中と大差ないサイズをキープし続けました。 あれれ?もうすぐ授乳生活も終わりだけどむくみがひいたら体重は減るはず、授乳が安定してきたら食べても痩せていくはず、骨盤が戻れば……。いろいろな可能性を信じて、体形は自然に戻るはずだと軽く考えていましたが、体重が減っていったのは最初の3カ月だけでした。それもそのはず、私は睡眠不足のストレス解消をアイスやお菓子に求めてしまったのです。 その結果、産後4カ月でなぜか体重はまた増え始めました。途中で危険を感じ、食生活や間食の見直しをして、さすがに体重増加は止められたものの、脂肪がしっかり蓄えられたワガママボディは、授乳くらいでは妊娠前の体形には戻れないところまで育ってしまっていたのです。 三男の1歳の誕生日も近くなりましたが、食欲のままに食べ蓄えたお肉は、授乳をしていてもなかなか落ちません。長男出産のときは半年、次男のときは1年かけて戻った体形。今回は年齢のせいもあるのか、これまでよりかなり体重が落ちにくいです。卒乳後は消費カロリーが減るため、より減量が大変になってしまいますが、これまでの食生活を反省しながら体形改善を頑張っていこうと思います。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。無理な産後ダイエットはおこなわず、必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:黒河レイ6歳4歳0歳の3兄弟の母。夫婦ともにフルタイムの会社員の仕事の他、育児や生活情報、映画に関する記事などの執筆活動も。現在は産後の体型を戻すことがもっぱらの課題。
2022年06月19日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 「毎日遊びに来るからね」そう言った次の日――。 義父は朝6時に美月さんの家のチャイムを鳴らします。 そして、その日から半額のマグロを手土産に、毎朝訪問してくるようになった義父。 自分は決して食べず、美月さんが朝ごはんを食べるのを強要し、その様子を見ているのでした。 そろそろ限界を感じ始めてきた美月さんは、夫に不満を伝えるのですが……!? 毎朝訪問し、朝ごはんを食べるよう強要してくる義父にもう限界! 「もう限界!あなたから言って」 夫に強い口調で抗議するものの、軽くあしらわれてしまいます。 そんな夫に「今日はどこ行くのよ」と鋭い質問を投げるのですが、そそくさと靴を履くと、「今度家族サービスするよ」と言ってどこかへ出かけてしまったのです! (女の所にでも行ってるんじゃないの!?) 夫にムカついていると、突然吐き気が襲ってきて……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年06月18日上の子が3歳のときに双子を妊娠しました。双子出産の準備品のなかで、一番悩んだのがベビーカー。先輩の双子ママやSNSなどで調べて悩んだ末に、双子ママの中でも人気の高いエアーバギー「ココダブル」を購入しました。双子が生後10カ月になる今も使用しているエアーバギー「ココダブル」の気に入った点と、私なりに工夫している点をご紹介します。エアーバギー「ココダブル」との出合い出産準備品のなかで一番悩んだのがベビーカー。双子用のベビーカーには横並びのものや縦並びのもの、2台のベビーカーを連結できるものまでさまざまなタイプがあるからです。先輩の双子ママに聞いたり、各商品の利点をSNSで調べたりして、悩んだ末に目に止まったのが、エアーバギー「ココダブル」。 徒歩で長女の保育園の送迎をしている私は、片手で長女の手を引きながらもう片方の手でベビーカーを押す必要があるので、押し心地が軽いというレビューが多かった点が一番の決め手でした。約9万円で購入しました。 実際に使ってみた感想 「ココダブル」のお気に入りポイントのひとつが、横幅が71.5cmと双子用ベビーカーのなかでは横幅がコンパクトなこと。今の所、カフェや飲食店などを含め、どんなお店のドアも通ることができています。次に、前後左右の操作がスムーズで小回りが利くという点。 力を入れなくても前後左右のコントロールが簡単にできるので、双子を乗せた状態でも、長女の手をつなぎながらベビーカーを押すことができます。3つ目は付属品のレインカバーです。雨や雪の日だけでなく、極寒の日に使用すれば防寒になるので冬中重宝しました。 乗り心地良くするために工夫している点とても気に入っている「ココダブル」ですが、クッション性には優れていないので、新生児期に何も敷いていない状態での使用は少々不安でした。そのため、新生児期には赤ちゃん用の枕やちょうどよい厚さの布を敷いて、その上に寝かせるように。 枕を使用するだけでも、赤ちゃんの頭がグラグラせず固定することができました。また、リクライニングの調節が2段階しかできないのも少し残念。これもクッションなどで赤ちゃんが心地いい角度になるよう調節して使用しました。 私の場合、徒歩で長女の保育園の送り迎えをする必要があったため、ベビーカー本体の重さよりも押し心地やサイズを優先しました。荷物が多い日でも片手でラクに押せるのでとても重宝しています。週末家族で出かけるとき以外は、ベビーカーを持ち運ぶことはないので、私の暮らしに合った選択ができたかなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年06月18日第一子の出産時にトラブルがあり、満身創痍の産後を過ごしていた私。出産は命がけということを痛感して、赤ちゃんが生まれた喜びと同時に次の妊娠が怖いと言う気持ちすら芽生えてしまうほど……。しかし疲れ切った私を待ち受けていたのは、義母からの予想もしない言葉でした。産前から予兆はあった私の夫は2人兄弟の長男。義母は女の子を育てたことがなく、かわいらしいお洋服を着せたり一緒にお出かけしたりすることへの強い憧れがあったようです。 結婚後、息子が生まれる前は一緒に買い物をしたりお茶をしたり、料理を作るなど楽しい時間を過ごすことができていたので、私自身は義母との関係は良好だと思っていました。今考えると、私のことを娘のように扱ってくれてたのかな?と感じます。 孫は3人でも4人でも結婚して間もないうちから、義両親には孫を望まれていました。私と夫が自宅を新築することになったとき、子ども部屋の数を決めるにあたって義両親は「子どもは3人だって4人だっていい」と口にして夫から諌められていたのを覚えています。 息子を妊娠したとき、性別が男の子だと報告した際も「女の子となかなか巡り会えないねえ」と言っていたので、次は女の子を望まれるんだろうなというのは当時から察していました。妊娠、出産が現実のものとなったことで、義両親、特に義母から女の子を産むことを望まれているというプレッシャーが強くなっていたのかもしれません。 孫フィーバーからの女の子リクエスト息子を出産後は義母にとって初孫である息子を非常にかわいがってくれていて、その点は感謝しています。でも、私は息子を妊娠していたときに妊娠高血圧症候群を発症し、さらに出産の際大量の出血でとても苦しい思いをしたので、第二子の妊娠が怖くなってしまっていました。 しかし、出産直後に容赦なく「次は女の子だといいね」の言葉が。私にとっては、「女の子の孫が欲しいからもう一度頑張ってね」というメッセージに感じられたのです。 嫁は妊娠・出産の機械じゃない私と夫は結婚当初から子どもは2人欲しいねと話し合っていたのですが、息子の出産を経て夫は「君に何かあってはいけないから、子どもは1人でもいいね」と考えが変わりました。私自身は「もう1人欲しいけれど母体死亡は怖い」という気持ち。 それぞれの思いは義母に伝えていましたが、「産んだらなんとかなるから」「大丈夫かもしれないじゃない」と言うばかり。結局孫をかわいがりたい気持ちが一番で、出産によって嫁がどうなろうと気にならないのかなと感じられる態度でした。 義母は息子にとってはいいおばあちゃんでいてくれるので、絶縁や距離を取ることは考えていません。しかし、2人目が欲しいけれど自分が死んでしまうかもしれない、それが怖いという気持ちはどうしてもわかってもらえなかった失望感から、自分の本音を話せる間柄ではなくなってしまいました。今後は付かず離れずのちょうどいい距離感で付き合っていこうと思います。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2022年06月15日現在生後11カ月の息子はコロナ禍に生まれました。そして高校時代の友人が私と同じ時期に出産。最初は「ママ同士でいろいろ話せてうれしい!」と言い、定期的に子どもの成長を報告し合っていたのですが、あるときから友人のメッセージがそっけなくなってきて……。息子と同級生の赤ちゃんその友人とは定期的に会っていました。そして友人の第1子とわが家の第2子が同じタイミングで生まれることに。「生まれたら一緒に遊ばせようね!」と楽しみにしていました。 しかしコロナ禍ということもあり、わが家から少し遠いところに住む友人と赤ちゃんにはなかなか会えず。それでも「会えない分たくさん連絡すればいいじゃない!」と友人が言うので、私も友人も今まで以上に連絡をとるようになり、子どもの成長を送り合っていました。 メッセージがそっけない?最初こそ「昨日、初めて寝返りした」「泣かれ過ぎてつらい」など日々の子育てで、うれしかったことや愚痴を送り合っていました。私としては「友人は初めての子育てだし、この定期連絡で友人を支えられればいいな」という思いも。実際、友人から質問されることも多く、そのたびにわかる限りのことを答えていました。 しかし、あるときから急に友人からのメッセージがそっけなくなったように感じました。送られてくる写真もどんどん減っているように感じます。私はそんな変化が心配で「大丈夫?」「しんどいことある?」と折に触れて送っていたのですが……。 そんなつもりじゃなかった…私が心配しても「何でもないよ」と返していた友人。しかしある日、長文が届きました。その内容は「定期連絡をやめたい」「自分の子と比べてしまってつらい」「私は近くに頼れる人がいなくてつらい」「自慢されているみたいに感じる」とのこと。 友人にとっては私が送った「○○ができたよ」「○○みたいにしたらいいよ」などの内容がマウントをとられていると感じたようでした。これを受けて私は大反省。「そんなつもりはなかった。本当にごめん」と謝り、話し合った末、友人の気持ちがこちらに向くまで連絡のやりとりは一旦やめることになりました。 私は「産後はメンタルが不安定になるだろうから」と友人に気を使っているつもりでいました。けれど、昔から仲の良い友人ということもあって、配慮に欠けてしまったところがあったのかもしれません。気づかいの足りない言い方をしてしまったと反省し、今は友人の負担にならないよう連絡はしていません。 監修/助産師 松田玲子著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年06月15日順風満帆だと思っていた夫婦が、妻の妊娠をきっかけにバランスを崩していく……。知人の実体験を基にしたちなきちさんのマンガ「僕と帰ってこない妻妻サイド編」にて、夫の言動に読者から厳しいコメントが寄せられています。この記事では、中でも興味深かったコメントをご紹介します。お互いを思いやるとはどういうことか、夫婦のあり方について考させられてしまいますよ。 <「僕と帰ってこない妻妻サイド編」あらすじ>妊娠を機に仕事を退職し、専業主婦になった妻・雪穂。何よりも仕事を優先する夫の言動に悩みながらも、「赤ちゃんが生まれたらきっと変わってくれる」、そう思っていたが……。 夫と妻の出産に対する温度差が……お話の中に登場する夫・カズくんは、妊娠する前「子どもが生まれたら長期で育休を取る」、「子どもの成長をしっかり見届けたい」と言っていたのに、結局仕事を優先して「育休は取れない」と言いだします。 出産のため里帰りしている妻・雪穂に対して、「自分には関係ない」とでも思っていそうな適当すぎる態度のカズくん。これでは雪穂の不安な気持ちは増すばかりです。 そして、さらなるカズくんの無神経な行動が、雪穂を追い詰めていきます。 不安な妻をよそに、夫は毎日飲み歩き…… ましてや情緒が不安定になりがちな妊娠・出産期、さらに初産ということで大きな不安を抱える雪穂。しかし、そんな気持ちを汲み取るでもなく、カズくんは雪穂が実家にいるのをいいことに毎日飲み歩いている様子です。 このような「無神経」と言われても仕方が無い夫の行動に対して、コメント欄には読者の皆さんから厳しい声が多数寄せられました。 100歩譲って飲みに行くのはいいけれど…… ●飲みに行くのはいいけれど、その都度こっちの体と子供を気遣ってる言葉や態度がないからムカつくんだよなぁ。 ●せめて聞かれるまで飲みに行っていたことは言うんじゃない。妻は不安だろうなって全く考えない想像力の無さが露見するから。あと、いつ産気づいても良いように連絡はいつでも取れるようにしとけ。 ●うちの旦那も里帰り中たくさん友達に会ってたな。ただ違うのは、みんな家庭があったから暫く飲み会来られないよとか赤ちゃん生まれてからの夫婦関係などについてアドバイス貰ってたらしいからそんなに腹が立たなかった。 ●よくもまあこんな無神経に、お前(ダンナ)、立場が逆でもキレんなよって、言うことですよね。 飲みに行くこと自体が悪いのではなく、夫の妻への伝え方や接し方に問題があるという意見。確かに付き合いで飲みたくないお酒を飲む場面も多々あるでしょうし、結局のところは不安を抱えている妻への気遣いの無さが問題なのかもしれません。 不安な気持ちはしっかり伝えないと……! ●陣痛がいつ来るか不安な気持ちもわかるけれど赤ちゃんにもうすぐ会えるドキドキや楽しみが溢れる時期なのに、雪穂さんから一切そのような物がなくて、夫への不満と出産への不安しかないのはつらいね。 ●モヤッとくる、じゃなくて言え! 本人に言えよ! 思ってることは言わないと伝わらないのよ、察してじゃないのよ、結局子供産まれても思ったこと言えずに溜めてダメになるのよ。 ●だから何でその悩みをぶつけないんだろう、旦那は人の気持ちを考えられない馬鹿なら、自分から言わないとストレス溜まる一方やん、こういうときはお腹の子のためにも、旦那をサンドバッグにしたいね 夫の言動がアウトなのはもちろんですが、それを直接言わない妻にも多少問題があるのでは? という意見もありました。 すべての不安や不満を飲み込んでしまうというのは、元々の性格なのでしょうか。何も言わないのも、夫をつけ上がらせている原因のひとつなのかもしれませんね。 このようにコメント欄には厳しい声が多数集まりましたが、どれもご自身の体験から語られていたり、説得力のある意見でした。 まだ親になる準備ができていない能天気な夫に、初出産を前に楽しみよりも不安や恐怖心に支配されてしまっている妻。心境にも環境にも差がありすぎるこの2人が噛み合う日は、果たしてやってくるのでしょうか……?
2022年06月12日引っ越してきて1年、ご近所さんとはあいさつをするだけではなく、世間話も度々しながら仲良くするようにしていました。特にお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんとは、私や夫だけではなく4歳の娘と2歳の息子も仲良くさせてもらっていました。しかし3人目を出産したとき、その方から驚きの出産祝いをいただいたのです。妊娠中も気づかってくれたご近所さんわが家は1年前に戸建てに引っ越しました。その数カ月後に妊娠がわかったのですが、何かあったときのためにご近所さんには妊娠していることを報告しておきました。また、毎日あいさつするだけではなく、子どもたちもお世話になるだろうと思ってよく話すようにしていました。親切で気遣ってくれる方が多く、とても助かります。 私が住んでいる場所はご年配の方が多く、家の前で子どもたちを遊ばせていると、わざわざ外に出て声をかけてくれたりします。面倒見のよいおじいちゃんやおばあちゃんが多く、うれしかったです。 私が臨月のときは「もうすぐ生まれるの?」「頑張ってね!」など声をかけてくれました。上の子どもたちもご近所さんにすぐに懐き、たまにお菓子をもらったりするようないい環境で暮らしています。 産後、帰宅した日にすぐに駆けつけてくれたやがて3人目を出産し退院すると、「赤ちゃんの声が聞こえたから」といってお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんがきてくれました。「これからうるさくなってしまうかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします」と私が言うと、出産祝いをくださったのです。 それはお金だったのですが、なんと中身が1万円! 親族でもないのにこんな金額をもらうとは思っていなかったので驚きました。「お返しはいいからね!」と言われたものの、さすがにそのままにはできないと思って後日菓子折りを持って伺いました。 ちょっと気疲れした「お返し」半返しだと逆に気を遣われてしまうかなと思い、3,000円程度のお菓子を渡しました。「お返しはよかったのに!」と言われたものの、近所はご年配の方が多いので、私のことを話題に出されて変なことを言われても困る……という思いもあり、きちんとお返しをしました。 すると数日後、上の子どもたちにわざわざおもちゃを購入して持ってきてくれました。まさかそんな形でさらなるお返しをいただくと思っていなかったので、どうしよう……と対応に困ってしまいました。 さすがに何度もお互いにお返しをし合っているときりがないので、おもちゃをもらったときは「ありがとうございます」と子どもたちとお礼を言いに行って終わりにしました。こんな形で何度もご近所さんからお祝いをいただくとは思っていなかったので驚きました。本当にやさしい方ですしご近所付き合いは大切なので、今後も仲良くさせてもらおうと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2022年06月06日普段は、時短勤務でデザイナーの仕事をしながら2人の男の子の育児をしているアザラシ子さん。今回ご紹介するのは、帝王切開後にミレーナを入れたアザラシ子さん自身の体験談をマンガ化したものです。今回ご紹介するのは、帝王切開後にミレーナを入れたアザラシ子さん自身の体験談をマンガ化したものです。帝王切開で出産すると、子宮の傷口にミレーナが入り込む可能性があったり、子宮口が狭くなっているため装着時に痛みを感じたりすることがあるそうですが、アザラシ子さんは「あること」をきっかけにミレーナ装着を決意……!?ミレーナ装着を決意! 2人の男の子を産み、アザラシ子さんを苦しめたのは「後陣痛」でした。つらい後陣痛を経験し、「もうこの痛みに耐えられない……」と思ったアザラシ子さんは、ミレーナ装着を決意! ミレーナについて調べるうちに、ミレーナを入れると「生理中の出血がほぼなくなる」ことや「5年間ミレーナを入れたままでも大丈夫で、ピルと比べてコスパもいい」などのメリットがあることがわかりました。 そこで、次男・まるくんの1カ月健診のタイミングで、お医者さんに「ミレーナを装着したい」と相談をしたアザラシ子さんでしたが、お医者さんからの説明を受けていると、少しだけ不安を感じてしまい……。決意が固まっていても、いざお話を聞くと少し心配になってしまうことってありますよね。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター アザラシ子二児の母で、デザイナーをしている。育児エピソードをメインに描いており、ミレーナ(子宮内避妊器具)や美容皮膚科レポなどを更新中。
2022年06月06日初めての妊娠のとき、私が通っていたのは男性医師が個人で営む産婦人科。「家から近い」という理由でこの産婦人科を選びましたが、実際に通い始めてみると、この産婦人科医は「口が悪い」という噂で有名だったことが判明しました。最初は気さくな先生だと思っており、口が悪いという印象は抱きませんでした。しかし、それは出産のときに明らかになったのです……。 出産までの流れは予想外の展開陣痛が来たのは、出産予定日を超過して4日目のこと。ちょうど妊婦健診の日でもあり、陣痛が来たかな?と思いましたが、おなかの張りの間隔があいまいだったため、産院に着いてまず医師の診察を受けました。すると子宮口の開きは3cmほどでしたが、陣痛が微弱であったことと、高位破水をしていたという理由で陣痛促進剤を投与し、すぐさま出産という流れに。 もう少し余裕をもっての出産になるかと思っていたので、予想外の展開に焦りを隠せませんでした。徐々に強くなる陣痛に耐えられるのか、無事に出産できるのかと次々に不安が浮かびあがりました。 医師からの衝撃的なひと言陣痛促進剤を投与してから約2時間後、子宮口も全開大になり、いよいよ出産。しかしいざ「いきんで」と言われたときに、どのようにすればいいのかわからず、まったくじょうずにいきむことができませんでした。するとそれを見ていた医師が「へたくそ! そんなんじゃ生まれないぞ!」とひと言。 私はこの言葉を聞いて内心「へたくそって何!?」と思いましたが、医師はそのあとこう続けました。「わかるか? 今一番つらいのは赤ちゃんなんだぞ! ちゃんと呼吸してあげないと!」。 どうしてこんなにつらい思いをしながら怒られなきゃいけないのか、このときはまったく理解できませんでした。そんなふうに言われてもうまくはいきめず、やっとの思いで無事に出産することができました。 「ごめんね」と謝ってくれた助産師さん無事に出産できてよかったものの、「こんなにいきむのが下手だなんて」と自分が情けなくなってしまいました。それを察してか、私のお産を介助してくれた助産師さんが、ベッドで休んでいる私のもとへ来て「ごめんね。先生、へたくそなんて言うことないのにね。でも赤ちゃんが出てくるときって、お母さんがしっかり呼吸をしてあげないと、赤ちゃんが苦しくなっちゃうの。だからもし次に出産するようなことがあったら、落ち着いて呼吸を整えてあげることを意識してみてね」と言ってくれました。 陣痛の痛みに耐えられるかどうかなど、自分の心配しかしていなかった私。出産の瞬間、赤ちゃんも苦しくなるだなんて思いもしなかったので、助産師さんの言葉を聞いて出産は本当に命懸けなんだと気付かされました。 助産師さんのフォローがあったおかげで、「へたくそ!」という言葉はこの医師なりの愛であり、赤ちゃんへの想いだったのかなとも思いました。それから私は3人の出産をしてきましたが、「出産は赤ちゃんも苦しいんだ」ということを念頭に置きつつ、落ち着いて臨めました。今となってはあのきつい言葉にも、感謝の気持ちでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:夏川さほ10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年06月06日私の義両親はいつもとても穏やかで、結婚以来、嫌な思いなどしたことがありませんでした。しかし第1子の出産時のことはいまだに忘れられません。わが子を守ろうとするあまり、周囲に攻撃的な気持ちを向けてしまう産後の「ガルガル期」だったのかな、とも思うのですが当時は本当に嫌でした。 今日もですか?毎日毎日来られても…陣痛が始まり入院したのは早朝でしたが、お昼前には義両親が産院に現れました。気を使うし、苦しんでいる姿を見せるのも嫌だったのでなんとか帰ってもらいましたが、夕方に無事子どもが生まれると、再び産院にやってきたのです。 孫の誕生に感激している姿にこのときはうれしく思ったのですが、まさか退院するその日まで連日義両親が病室に現れるとは思ってもみませんでした。「会いに行ってもいい?」と事前に連絡はくれるものの、「嫌です」とも言えず毎日義両親の顔を見て過ごしました。 まだいるのですか?ずっといられても…連日病室に現れる義両親。「毎日ごめんなさいね。ちょっとでも顔が見たくて」と申し訳なさそうにはするものの、一度子どもを抱くと離しません。私は退院後は実家に里帰りをする予定だったので、「じっくり子どもと触れ合えるのは今しかない」という思いも義両親にあったのだとは思います。 そうだとしても毎回毎回、面会時間いっぱいまで粘られるのは産後の体力的にもとてもきつく、途中から「面会時間が変更になった」と嘘をついて、短時間で済ませられるようにせざるを得ませんでした。 なんでこれ!?大量の差し入れに衝撃「母乳にはあんこが良いのよ」と義母が買ってきたのは、箱に入った大量のたい焼きでした。とてもひとりで食べきれる量ではありません。ましてや「食べ物の差し入れは保管に困るから遠慮したい」と伝えていたのに、まったく聞く耳を持っていない様子にがっかりしてしまいました。 さらに助産師さんからは「食べ過ぎないでね」と注意されたばかり。どうしたものかと途方にくれました。結局、その後に面会にきた夫にこっそり持って帰ってもらうほかありませんでした。 すべては義両親の孫を思う気持ちゆえの行動だとわかっています。それでも心身ともに疲れ切っていた出産直後の私には、泣きたくなるほど嫌なことばかりでした。子どもが大きくなった今では笑い話ですが、それでも思い出すとあのころのつらかった気持ちが少しだけ蘇ります。将来、子どもやそのパートナーが出産したときには、私も気をつけようと今から思っています。 作画/ぐら子著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2022年05月27日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、里帰りはせず、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 「毎日遊びに来るからね」 義父がそう言った次の日、朝6時に美月さんの家のチャイムを鳴らします。 そして、得意げに「いい物を持ってきたから!」と言って、取り出した物は……!? スーパーで買った半額商品に興奮する義父 朝6時に訪問してきたと思ったら、ズカズカと家に入り込む義父。 半額のマグロに興奮したのかと思ったら、「ご飯は炊いてあるかい?」「味噌汁は大根と油揚げでお願いできるかな?」と、朝食を美月さんの家で食べていくことをアピール。 (昨日の夜買ったおつとめ品のマグロって大丈夫かな?) マグロが生ものということもあり、美月さんは引っかかっていたのですが……? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月25日第二子出産まであと少しのころの出来事です。上の子は生まれてくる子と年子になるので、まだまだ手がかかる時期でした。重たいおなかを何とか支えながら、上の子のお世話もする毎日。いよいよ出産予定日1週間と少しになったときに、上の子が体調を崩してしまいました……。上の子が突然の嘔吐日曜日の朝方のこと。里帰りをしていましたが、週末にはパパもきてくれていました。久々に3人で並んで寝ていると、上の子が突然泣き出して嘔吐。処理したあとに脱水症状にならないよう、少しずつ水を飲ませました。しかし数分後、飲んだ水をまた嘔吐。そのあとも何度か起きては嘔吐するの繰り返しでぐったり。たまたまきていた私の弟や祖母も嘔吐処理を手伝ってくれました。 日曜日だったこともあり救急病院へ行くと、嘔吐下痢症との診断でした。そのあと様子を見ながら水分補給をしたり薬を飲ませたりするうちに、ごはんも食べられるようになり、だんだんと元気になっていきました。 私まで嘔吐下痢症に!?その2日後、私が寝る前にすごく気持ち悪くなり、ごはんも食べられず夜中に嘔吐! 以前のつわりでの嘔吐よりも苦しく、下痢も続きました。朝起きると祖母もぐったりしている様子。おなかの痛みでトイレに駆け込んでいましたが、トイレに行ってもだんだん下痢は出なくなりました。 下痢は出ないけど痛い、けどトイレに座っても何も出ない。でも痛くて座っていないと耐えられないほどに。「あれ? なんだか定期的に痛いぞ……!?」。そうです、陣痛が始まったようなのです! でもそのときは、嘔吐下痢症で痛いのか陣痛なのかよくわかりませんでした。 苦しいながらにとりあえず産院に電話すると、嘔吐下痢症かもしれないのでまずは内科を受診するように言われました。それが7時ごろのことでした。 しかし、内科が開くのは9時から。電話のあとも定期的に痛くなり、陣痛かもしれないと不安になりました。もし陣痛なら2人目なのでお産が早く進むので、念のためもう一度産院に電話して病院へ行きました。 下痢しちゃうかも!?とパニックに家族も具合が悪く送ってもらうことができなかったので、タクシーで産院へ。タクシーの中でも痛みがひどく、着いたらすぐに陣痛室へ入りました。子宮口はすぐに5cmほどになり分娩室へ移動することに。 はじめは「嘔吐するかも!? 下痢しちゃうかも!?」と心配していましたが、だんだんそんな心配も忘れるくらいの痛みになり、そのまま9時前に生まれました。そのあと数日は胃に負担が少ない食事にしていただいたり、シャワーは隔離されたりするなど、たくさんの協力のもと無事退院できました。 この経験から、嘔吐下痢症など感染力の高いものはもっと気をつけて処理や消毒をしないといけないのだと思いました。(ちなみに、上の子の嘔吐処理をしたパパ、祖母、私の弟もすぐに感染しました)。 また、「陣痛かも?」と思ったらすぐに産院に電話し、どうすれば良いのか聞くこと。自分の直感を信じてみることも大事だなと感じました。陣痛はいつどこでくるかわからないもの。早めに入院準備をしたり、タクシーを登録したり、子どもの預け先を確保したりするなど、「いつでもこいや~!」と言えるくらい準備をしておけるといいなと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:なるママ。0歳、1歳の年子の育児中ママです。
2022年05月23日私は第1子を里帰り出産することにしました。初めての出産で不安なことと、母の希望もあって決めた里帰り出産。出産予定日の前後3カ月間を実家で過ごしたのですが、快適である反面ストレスが溜まることもあったのです……。快適な実家生活だったけど…産院を転院する関係で、私は出産予定日の2カ月前から実家へ帰ることにしました。実家で長く生活するのは、高校を卒業して以来約10年ぶりのこと。夫を家にひとり残すのはちょっぴり心配でしたが、久しぶりの実家生活をとても楽しみにしていました。 実家からは産院へも近く、何かあったらすぐに駆けつけてくれる親戚も近くにいました。また、何よりもごはんを作らなくていい実家生活は、妊娠後期で体が重かった私にとってとても快適なものでした。 「水道光熱費が増えた」と言われた無事に長男を出産した私は、退院して実家へと戻りました。慣れない育児、眠気と闘いながら頭ボサボサのまま長男のお世話をしていた私にとって、ごはんを作ってくれる母や長男の面倒を見てくれる父の存在は、ありがたいものでした。しかしあるとき、母に「水道代が高い! 先月からすごく増えた!」と言われたのです。 確かに、里帰り中の私はずっと実家にいました。父と母の2人のときよりも、水道の使用量は増えると思います。トイレも膀胱が圧迫されるせいか1日10回以上は行っていたし、「水道代が上がるのは仕方ないんじゃないか」と思います。しかし母は納得がいかなかったようで、「節約するように」と念を押されてしまいました。 電話しただけで激怒された検針票を見て、私が里帰りをしてからの水道光熱費が跳ね上がっていることを知った母は、いろいろなことに対して過敏に反応するようになりました。私のスマホが不調だったので実家の電話を使っていたら「いつまで電話してるの! 電気代がかかる!」と激怒されたこともあります。 産後1カ月は湯船につかれないため、毎日シャワーを15分程度使っていたら「シャワー使いすぎじゃない?」と言われたこともあります。私はそんな母の小言に産後の疲れも加わり、とてもストレスを感じるようになってしまいました。おそらく母も同じようにストレスを感じていたと思います。 里帰り前から決めていた謝礼を渡すと…そして長男の生後1カ健診が終わった日、実家を後にして自宅に帰ることになりました。その日に私が里帰りしたことで増えてしまった水道光熱費と食費として、10万円を渡しました。この10万は最初から渡そうと思っていたお金でしたが、里帰り中の母の小言を聞いて「絶対渡さなきゃ!」と思った10万でもあります。このお金を渡したことで母も納得してくれたように思えます。 今回の里帰り出産で、親子間であってもお金の取り決めはきちんとして、あらかじめ伝えておかなければ、ということを学びました。そうすることで、私だけでなく、母のストレスも減らすことができたのではないかと感じています。 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2022年05月21日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、里帰りはせず、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 赤ちゃんを見るなり側に駆け寄り、「じぃじでちゅよ~♡」と言って頬をスリスリ。 そして、ニッコリとした笑顔で「これからは毎日遊びに来るからね」と言ってきて……!? 義父の発言に思わずゾッとして… 「毎日遊びに来るからね」 その次の日、言った通り家に訪ねてきた義父。 しかし、時間は朝の6時。 美月さんは(今ようやく眠れたところなのに……)そう思いながらも、しぶしぶ玄関へ……。 すると、そこには義父の姿が! 「お義父さん、朝早くから何ですか?」 迷惑な時間帯に訪ねてきた義父に対して、用件を確認する美月さん。 すると、「俺がいい物を持ってきたから!」と、義父が得意げにそう言ってきて……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月21日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。「赤ちゃんが生まれたらきっと夫は変わるはず」そう思っていたけれど、産後の妻にまったく気遣いのない夫。出産後、入院中で心身ともにボロボロな妻に、自分の会社からもらった出産祝いのお返しをさせようとしたり、体の傷の話さえ聞こうとしなかった。出生届を出しに行ってもらえないか聞いてみたけれど、「平日17時まででしょ? 俺休み取らなきゃじゃん」「お義母さんとかは、行けないの?」と、すごく面倒そうな口ぶり。 自分の子どものことなのに、自分で動こうとしない夫に呆れ果てて……。娘への無関心。夫は産後も変わらなくて…… うちのお母さんは、介護費用をまかなうためにパートで働いているって、伝えたよね? 自分の子どものことなのに、そんなに嫌そうにするの、おかしくない? ……退院してからの実家での生活は、毎日新生児のお世話や寝不足でへとへとだった。 でも自宅に戻って、夫と暮らし始めれば、二人で一緒に子育てができる。 ーーーしかし、現実は違っていた。 「うるさい」 退院してからも、夫は娘に無関心。娘の泣き声を嫌がり、背を向けて自分だけ眠ろうとする。 「これから、幸せな生活が始まる」 そう信じていたのに……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月19日出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)そして、あっという間に退院日を迎えます。 例の一件以降、義父と夫を出入り禁止にしたため、それ以降トラブルはなく、平穏な日々を送っていた美月さん。 (入院中は平和だったなぁ‥…) そんな風にしみじみと思いながら、退院後は家に戻ることに。 家に帰ると、美月さんと赤ちゃんの帰りを心待ちにしていた義父がいて……!? 信じられない!義父の発言に思わず… ドアを開けると、「おかえり!待ってたよー!」と美月さんと赤ちゃんの帰りを歓迎する義父。 すると、赤ちゃんに近づき、いきなり頬ずり。 美月さんが「やめてください」と拒否すると、「俺と孫ちゃんとの大事な時間を今まで奪われていたのだからいいだろう」と反論。 さらに、自分が勝手に分娩室に乱入したにも関わらず、看護師さんに怒られたことの腹いせなのか、病院の悪口まで言ってきたのです。 (全然反省してねー!!) 義父の反省していない様子に美月さんはイラッ!! しかしその後、義父から恐ろしいひと言が! 「これからは毎日遊びに来るからね」 この発言に、美月さんは思わずゾッとしてしまって……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月19日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。産後、新生児のお世話に追われ、自宅にいる夫にその大変さを理解してもらえず、環境や意識の差に苦しんでいた。産後の妻にまったく気遣いのない夫。 出産後、入院中で心身ともにボロボロな妻に、自分の会社からもらった出産祝いのお返しをさせようとしたり、体の傷の話さえ聞こうとしなかった。 「俺、仕事だから無理」「俺の仕事じゃない」という言動を続け、妻を苦しめてゆく……。 「出生届?平日でしょ?」自分の子なのに他人事みたいな夫 出生届は、生まれた日から14日以内に役所へ届け出をしなくてはいけない。でも、まだ体はつらいし、新生児連れで外出するのはすごく大変だし……。 「出生届を出しに行ってくれない?」 夫に聞くと、 「平日17時まででしょ? 俺休み取らなきゃじゃん」 すごく面倒そうな口ぶり。 もう一度だけお願いしてみると、 「お義母さんとかは、行けないの?」 自分の子の出生届だよね?自分の子どものことなのに、自分で動こうとしない夫に呆れ果てて……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月18日第二子のときの衝撃エピソードです。1人目がなかなかできなかったので、2人目は計画より早く準備をしていました。しかし思ったより早く妊娠し、出産もスムーズでした。このまま順調に育っていくのだと思っていましたが……。すべて順調だと思っていたけれど…2人目が生まれ、当時2歳の兄も大喜び。「触りたい触りたい!」との欲求がすごく、まだ力加減もわかっていないので親もヒヤヒヤ。でも幸せな時間が過ぎていました。 産院で産後3日目に新生児聴覚スクリーニングの検査が任意であり、夫に「どうする? お金かかるしなあ。きっと大丈夫やと思うけど……」と聞くと、「大丈夫やけどまあ受けといたら?」と言われたので、軽い気持ちで受けることにしました。 検査当日。次男を預け、私はひとときの休息。産後のスライム腹を眺め、またダイエットしないとなぁとげんなり。そういえば、次男がなかなか戻ってこないと思っていると、30分経過していました。するとスタッフさんに「お待たせしましたー! なんかうまく検査できなくて、翌日また見せてもらいますねー!」と軽いノリで言われ、私も「ちゃんと大人しくしないとだめだぞー」と次男を指でツンツンしながら微笑ましく見つめていました。 しかし、そのあとも検査するたびに「なんか起きちゃってー、うまくできなくてごめんなさいね」と言われ、スタッフさんも少しずつ不安そうに私と次男を見つめるようになりました。結局、退院時にまた連絡してもらうことに。 1カ月健診での再検査退院の日。先生には1カ月健診でもう一度調べましょうと言われ、スタッフさんも「きっと大丈夫、大丈夫よ」と微笑んで励ましてくれました。 とはいえ、産後でメンタルが不安定だったこともあり、「もしかしたら聞こえてないかもしれない!」と不安でいっぱいに。スマホで検索魔になったり、音を出して次男の反応の見たりして一喜一憂する日々。「大丈夫、きっと大丈夫」。そう信じ、再検査の日を迎えました。 ドキドキしながら結果を待っていると、診察室に呼ばれ中へ。「先生、聞こえていましたよね? 大丈夫ですよね?」とヘラヘラする私に先生は、「赤ちゃん、もしかしたら聞こえてないかもしれません。生後3カ月になったら大きい病院で検査しましょう」と言われました。私は頭が真っ白に……。 不安になりながらの育児。「聞こえてないってどうしたらいいの? なんで? どうして?」という思いでメンタルはボロボロでした。ただ、里帰りしていたので、両親がいたことが本当に救いでした。 生後3カ月の検査の日。結果は…いよいよ生後3カ月の検査の日! この検査ですべてがわかる……。ドキドキしながら検査中のモニターを見つめる私。検査が終わり、結果は先生からお伝えしますねと言われましたが、ネットの検索魔になっていた私には、次男がまったく聞こえていないことが一目瞭然でした。 それからは毎日のように泣いて過ごしていました。でも育児はしないといけない。不安そうに見つめる長男に申し訳なさを感じ、長男が起きているときは明るく振舞い、寝るとまた泣いて……。そんな日々が続きました。 それでもなんとか一日一日を乗り越え、ろう学校の教育相談に通ったり、手話サークルへ突撃してみたり、外に出ていろいろな人に会ったりしていました。 気づけば、あっというまに次男の1歳の誕生日。病院やろう学校へ通うなかで、少しずつ成長していく次男の姿に私のほうが励まされていました。「この子は必死に生きている。私を求めてくれている。次男のお母さんは私なんだ! 私が次男を守ってあげないと誰が守るんだ」とやっと思えるようになりました。それからは、積極的に次男に向き合い手話を使ったり、長男と一緒にいっぱい遊んだりしていました。 3人目の出産を決意!もともと子どもは2人の予定でいたのですが、たまたま知り合いに、3人きょうだいで真ん中の子が聞こえないという方がいたので、どうして3人目を産んだのか聞いてみました。すると「3人目は、聞こえてても聞こえなくてもどっちでもよかった。聞こえなくても真ん中の子と手話できるし、聞こえない同士で仲間になれる。聞こえててもみんなで支えてあげられるから」と聞き、衝撃を受けました。 夫には「ムリムリ! 経済的にムリだから!」と言われましたが、「大丈夫大丈夫!」と騙して(笑)3人目を妊娠しました。3人目も本当に順調で、しかも15分で生まれる超スピード出産! 初めての女の子でかわいいなぁと見つめる一方、うっすらと次男のことがよみがえりました。 娘を検査に預け、外で見守る私。「大丈夫、大丈夫、大丈夫」。そう自分に言い聞かせながら、心臓が爆発しそうでした。スタッフさんが出てきて「お母さん、ばっちり聞こえてるよ!」と言われた瞬間、目からぼろぼろ涙が。きょとんとしているスタッフさんに次男のことを伝えると、背中をさすってくれました。 それからは3人育児でバタバタ! 気づけば娘も1歳3カ月。驚いたのは娘が最近「わかった」「おいしい」「なあに」と小さい手で手話を使い出したこと。聞こえる長男、聞こえない次男、聞こえる長女。みんなで今は少しずつ手話を使っています。みんなで助け合って暮らしていける。今はそう信じて毎日育児奮闘中です! 健康な赤ちゃんが生まれるのが当たり前だと思っていましたが、まさかまさかの連続でした。でも今では、聞こえない次男だからこそ娘も生まれたし、今の家族があると思っています。聞こえないことは不便であっても不憫じゃない! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:ゆみっくす5歳の長男、3歳の次男、1歳の長女をもつ3児の母。次男のことがきっかけで、4月から毎日付き添い通学へ。いろいろなことを乗り越え、支え合って今を生きる。
2022年05月18日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。産後、新生児のお世話に追われ、自宅にいる夫にその大変さを理解してもらえず、環境や意識の差に苦しんでいた。お願いされて一生懸命作った両親学級のノートは、夫が紛失した。寝不足に加えて、体のあちこちが痛い。さらにトイレに行こうとしたタイミングで失禁してしまった。 「お願いカズ君、少しでいいから話を聞いて……!」 しかし夫からの返信はなかった。妻がこんなに切羽詰まった生活をしているときに、夫はのんきに楽しんでいて……。話しをしたい時に、夫は飲み会で楽しんでいて…… 「おむつケーキとか出産祝いたくさんもらっちゃった!」 ああ、そういうことか。私がつらくてつらくてたまらないときに、カズ君は楽しく飲んでたんだね。 初めての育児でただでさえ不安でいっぱいなのに、話をすることさえできない。 さらに、出産祝いのお返しの話をすると、 「なんか適当に、お菓子とかでいいから!」 適当に?「適当」ってなに? 赤ちゃんを1人で産んで、育てて、心も体もボロボロの状態なのに、私が会社の人たちの内祝いの手配までしないといけないの? 妻は愕然として……?! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月16日初めての出産で、産院選びはとにかく家から近ければいいだろうと適当に思っていた私。個室か大部屋かを選ぶ際にも、特に見学もせず料金が安いほうを選んだ私でしたが、産後とても後悔することになったのです……。どこの産院がいいのだろう?第1子となる子どもの妊娠が判明し、ついに私にも子どもができたのか〜!と、ドキドキしたりうれしかったりの毎日を送っていた私。妊娠が判明したのは、私がいつもお世話になっている婦人科で、ここには産科がなかったため自分で産院を探さなければなりませんでした。 しかし初めての出産で、産院選びにおいて何を重視したらよいのかわからず……。家から通える産院は3軒ほどあったのですが、その当時仕事が激務だった夫には相談せず、「いざというとき自分だけで移動できるよう、家から近い産院がきっといいに違いない!」と、安易に決めたのでした。 個室か大部屋。迷わず選択!家から一番近い総合病院の産科を選び、そこでは産後に個室か大部屋かを選べたのですが、料金表を見てビックリ! 個室の1日分料金がとにかく高かったのです。もともとケチな性格な私は迷わず大部屋をチョイスし、そして数カ月後、無事に出産。 初めて会うわが子に感動しつつも体はあちこち痛み、早くひとりでゆっくり休みたいと思っていたとき、助産師さんから「この病院では、産後は基本的に母子同室です」と言われました。事前に母子同室の説明を受けておらず、産後、授乳時以外は赤ちゃんを預かってもらえるものだと思っていた私はかなりショックを受けたのでした……。 わが子だけ泣いている!?そして4人の大部屋に移動し、赤ちゃんのお世話が始まりました。しかし初めての育児で右も左もわからず……。ここで私を一番苦しめたのは、他の親子に迷惑をかけないように、赤ちゃんが泣いたらとにかく泣き止ませなければ!という思いでした。今考えると私の気のせいだったと思いますが、他の赤ちゃんはそんなに泣いていないのに、息子はよく泣いていて「迷惑をかけてごめんなさい……」と自分を追い込んでいました。 また、私のベッドは4人部屋のドア側だったため、窓の外の天気などもわからず、ずーっと部屋に息子とこもりきり。こんなことなら、あのとき個室を選べばよかった……と心の底から思いました。 退院して、候補だった他の産院の1つで出産した友人の話を聞くと、そこはすべて個室でママが休みたいときなどは赤ちゃんを預かってくれるシステムもあったとのこと。後悔先に立たずですが、産院選びをはじめ個室か大部屋かなど、もっと自分に合ったものを調べておけばよかったなと思います。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2022年05月15日私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産しました。初めての育児で息子のちょっとした変化も気になってしまい、病院で医師に診てもらうまでは、安心して過ごすことができないほど毎日気が立っていました。そんななか、息子が生まれてから初めて実家に帰省することに。息子を抱っこした実母から、思いもよらないショックな言葉をかけられたのです。気にはしていたけど…息子の頭が絶壁にならないようにと、私は妊娠中から赤ちゃん用の枕を準備していました。出産後、息子の首がすわったころから、あらかじめ準備していた赤ちゃん用の枕を毎日使用し、息子の頭の絶壁対策をしていました。 しかし、寝相が悪いのか枕が合わないのか、息子の頭が枕から落ちていたり、左向きに寝る癖があったりと、あまり枕の意味を成していませんでした。最初こそ向き癖や枕の位置を直していましたが、気付くとすぐ元に戻ってしまいます。 また、月齢が進むにつれ、息子は少しの振動や物音も敏感に察知して起きてしまうように。私はせっかく寝てくれた息子を起こしたくないため、向き癖や枕の位置を特に戻さないようになりました。「息子の頭の形はまん丸ではないけれど、髪の毛が生えたら少し形が悪くてもわからないし大丈夫だろう」と、私自身は息子の頭の形をあまり気に留めていませんでした。 ※新生児期は窒息の恐れがあるため枕を使用しないでください。基本的に乳幼児期に枕は必要ありません。使用する場合は、首がすわってから、必ず赤ちゃん用の枕を使用するようにしてください。 実母からの指摘にショックコロナ禍で遠方に住んでいる両親には、息子が生まれてから一度も顔を見せることができていませんでした。生後5カ月のときにやっと実家に帰る機会に恵まれ、私は久しぶりの帰省に心が躍りました。実家に到着すると、息子をアイドルのようにかわいがるじいじとばあば。 しかし、実母が息子を抱っこしながら頭をじっと見て「〇〇君(息子)頭の形いびつじゃない?」と衝撃的な言葉をかけてきたのです。私は突然のことで一瞬言葉を失いましたが「そうかな……」とだけ返事をすることで精一杯でした。しかし実母はそれでも話を続け、「ここが少し歪んでるよ」など思わず耳を塞ぎたくなるようなことを言い続けてきました。 夫の言葉に救われる実母のショックな発言から、私は息子の頭の形が心配になってしまい検索魔と化しました。さらに、「私が息子の頭の形にもっと気を付けていたら……」と何とも言えない罪悪感を強く感じてしまい、涙する夜もありました。 1週間の帰省が終わり、自宅に戻って夫へこのことを伝えると、「息子君の頭の形はまったくいびつじゃないよ。当然ママのせいでもない。ここまで何事もなく元気に成長してくれているし、何よりこんなにかわいいんだもん。1ミリも気にしなくてよし!」と言ってくれたのです。夫の力強く迷いのない言葉に、当時の私はとても励まされたのを覚えています。 現在息子は1歳4カ月になり、髪の毛も生えたことで頭の形はまったく気にならなくなりました。当時の私は産後で毎日気が立っていたこともあって、実母の言葉に少し神経質になっていたのだと思います。とは言っても、これを反面教師にして言葉選びは慎重に、思いやりに欠ける言動には気を付けようと感じました。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年05月14日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。産後すぐに夫が駆けつけてくれたものの、「大したことなくてよかったね!」と信じられない言葉を口にしたあと、赤ちゃんを少し見たあと自宅へトンボ帰り。その後、本格的に赤ちゃんのお世話が始まり、寝不足と疲労でぐったり。 そんな中、家に帰ってしまった夫とテレビ電話をつないで娘を見せながら、体の痛みについて伝えようよすると「やめて! 聞きたくない!」と言葉を遮られてしまった。 二人の赤ちゃんを出産してできた、体の傷なのに「大丈夫? 痛かったね」そんなやさしい言葉や心配なんてみじんもない。 心無い言動はさらに続いて……。妻にまとめさせたノート、読まずに紛失していた! 体の痛みの話すら、聞く耳を持たない夫……。 さらに、「両親学級のノート、そろそろ読んでおいてね」と伝えると、自分が妻に「まとめといてよ!」とお願いしたのに、失くしてしまっていたことが発覚! 「でも俺、文章読むより実践型だからさ! 帰って来たときに教えてよ!」 体調が悪い中、一生懸命まとめたのに……あの時間は何だったの? 妻がどんな思いでノートをまとめたのか考えもせず、失くしても探しもしない……。自分の子どものことなのに、関心を持たない夫に苛立ちが募る。 そして翌朝、妻は突如痛みに襲われてしまって……?! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月14日27歳で長女を出産し、2人目が欲しいと思いながらも草食系の夫にちゃんと伝える勇気がなく、ずるずる32歳になった私。そんなとき、不妊治療をしていた上司から言われた「本当に2人目が欲しいなら迷っていないで早いほうがいいんじゃない?」のひと言に刺激を受け、2人目計画を始動したお話です。夫は草食系夫はいわゆる草食系で、もともと営みがなくてもいいタイプの人。結婚前から健全なデートがほとんどで、「ピュアな人なんだな」と私は感じていました。そのため、結婚してから長女を妊娠するのにも、排卵日などを考慮しながらで1年ほどかかりました。 私も夫も「子どもは2人欲しい」と思ってはいましたが、2人目が欲しい=営みが必要、というのが私たちにとっては大きなハードルでした。 2人目計画を言い出せないそれでも2人目は欲しく、漠然と「2人目欲しいね」と私が言い「そうやね」と夫も言いますが、それ以上は続かないのです。長女の妊娠が判明してから営みをしていないので、もうそういう雰囲気にもなれません。 私たちが2人目を作るとなると、基礎体温を測り排卵日を考え、「今日、排卵日だよ」と伝えなければなりません。それらを考えただけでおっくうになり、夫に2人目計画を言い出せずにいました。 このままではマズイそんなこんなで5年が過ぎ、私は32歳になりました。そんなとき、職場の3つ上の上司が不妊治療を始めたそうで、こんなことを言われました。「加齢と共に卵子も老化するから妊娠しにくくなるんだって。だから本当に2人目が欲しいなら、迷っていないで早いほうがいいんじゃない?」と。 卵子の老化、聞いたことはありましたが改めて言われると年齢的にも焦りを感じ、「夫に2人目計画を伝えよう!」と決心しました。 2人目計画始動その夜、この気持ちが収まらないうちにと思い、上司に言われたことを夫に伝えました。「今、重い腰を上げないとあとから2人目が欲しいと思ってもできないかもしれない。まだ可能性があるうちに頑張ってみようよ」と。 2人目が欲しいという思いは夫も同じなので、納得してくれました。それから私たちは2人目に向けて始動したのです。 2人目計画を始動してから1年半ほどの34歳で妊娠し、35歳で次女を出産しました。夫に2人目計画を伝えるのはとても勇気がいりましたが、無事に次女を妊娠~出産し、今、家族4人で本当に幸せです。あの上司の言葉がなければまだ重い腰が上がってなかったかもしれないので、心から感謝しています。 監修/助産師 松田玲子著者:石井ゆうき9歳と1歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。1人目出産直後に夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2022年05月10日ある朝、痛みは弱いものの陣痛かもしれないと思い病院へ。診てもらうと、痛みは弱く、子宮口もそこまで開いていませんでした。その日は一旦帰ることになるかなとのんびりしていたのですが、状況が一変。みんなを驚かせる超スピード出産になりました。陣痛か便意かわからず電話ある夜、いつもより強いおなかの張りを感じたものの、陣痛なら痛みで起きるだろうと思い就寝。その翌朝、おなかの痛みで目が覚め、「便意かな?」とトイレに行きましたが、何も出てこず……。「そういえば、前回も陣痛と便意の違いがわからなかったな」と思い出し、痛みの間隔を計ってみました。というのも、実は今回の妊娠は2回目。1回目は残念ながら死産だったのですが、そのときのことを思い出したのです。 すると、4〜8分の間で痛みの波がきていました。そこまで痛みはないものの、経産婦だしと思い念のため病院に電話。とりあえず診てみようということになり、7時ごろ病院へ向かいました。診てもらうと、子宮口はまだ2cm程度しか開いておらず、痛みも弱いということで様子を見ることに。このときはまだ「一旦帰ってねー」と言われるんだろうな、くらいに思っていました。 まだまだ余裕と思っていたら急変!?9時ごろ、「一旦トイレに行ってみましょう」と言われ、立ち上がると破水(高位破水でした)。このとき子宮口は3cm。破水したので入院が確定しましたが、まだまだ痛みは弱く、サンドイッチを食べながら助産師さんと談笑したり、家で待っている夫や友人に「おやつおいしい~」とLINEを送ったりする余裕がまだありました。 すると12時、唐突に完全破水し、それと同時に一気に痛みが押し寄せてきました。すっ飛んできた助産師さんに内診を受けたところ、「すぐに旦那さん呼んで!!」と言われ、あわてて「早くきてー!」と夫に電話。そのあとすぐ分娩室へ移動しました。 みんなビックリのスピード出産夫と先生が到着し、「いきんでいいよー」と言われたので、痛みの波に合わせていきむことに。前回は陣痛促進剤を使って痛かったので、「そこまで痛くないのに、いきみたさはあるんだなぁ」と妙に冷静でした。数回目の陣痛で「もう髪の毛出ているよ!」と言われ、会陰切開。そのあとにきた陣痛で出せなかったので「悔しいー!」と言うと、「お母さん冷静!」と笑われました。「次の陣痛で出す!」と決意し、これでもかといきむと、ずるっとした感覚と一緒に頭が出てきました。そのまま流れるように体も出てきて、一気に痛みから解放されました。 子宮口3cmから出産までたった1時間という超スピード出産で、待っていた友人や両親には「ついさっきまでやり取りしてたのに!?」と驚かれました。夫も、家でごはんを食べながら「おやつおいしい~」と私とLINEをした数分後に「今すぐきて!」と言われたので驚いたそうです。いろいろな人を驚かせた出産となりました。 あとになって、念のためと思って病院に電話してよかったと思いました。あのとき連絡していなかったら墜落産の可能性もあったと思うと、自己判断は危ないのだと改めて感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:しふぉんけーき2019年に死産を経験。2021年現在は0歳児の育児中。今は育休中ですがセラピストをしています。
2022年05月09日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
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女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
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