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■前回のあらすじ仮死状態から脱した赤ちゃんとついにご対面。しかし、すぐにNICUのある病院へ運ばれていきました。■常位胎盤早期剥離が起こる確率常位胎盤早期剥離の原因は分からないものが多いそうで、交通事故に遭ったようなものだと言われました。私もその時は「起こってしまったことなのだから、明らかに落ち度があったならまだしも、原因を無理に求めないようにしよう」と、自分に言い聞かせていました。原因をいくら追い求めても、自分を責めるだけですから…。■麻酔が切れ、子宮に激痛が…!本当に痛かったです…。卵巣がちぎれるまではいかずとも、卵管が捻転しているかもしれないと本気で思っていました。緊急帝王切開だったので、腰椎麻酔のみ。なので、麻酔が切れたときに激痛が襲ってきたらしいです。予定帝王切開の場合、もうひとつ、硬膜外麻酔も行うので、そうすると麻酔が切れてもそんなに痛くないそうです。傍に家族が居てくれて本当にありがたかったです。■母に赤ちゃんの容態を聞くと…母の言っていることを理解したいと思うのに、理解できなくて、何度も何度も同じことを聞きました。それなのに、見た映像だけはやけに頭に残っていました。病院に来てからみんな優しくて、それは私が可哀想な産婦だからだと朦朧とした頭で思っていました…。さすがに仕事のことは考えられなかったです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月24日帝王切開で出産して8日後、産院からの退院日に会社を休めないか夫に電話をしたところ、予想もしなかった理由で断られてしまいます。その驚く理由とは……!? 「ママ戦記」第3話 メロ…メロンパンが……嫌、だと…? こちとら昼飯どころか、まともに寝ることも食べることもできないんじゃーーー!!!そんなママたちの叫びが聞こえてきそうなこのお話。 この投稿にママたちからは、「うちはもう夫はいないものだと思っています。そうしたらラクになりました」「衝撃すぎます! 私も似たような体験をしました」といったコメントが寄せられていました。 産後のママの心と体を労わる気持ちが、もう少し、いや、もっとあったらよかったですね。もうのはなこさんの憤りが伝わってくるようです。 そして、退院後もパパに絶望する出来事が起こります……。監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ものうはなこ2歳男子と夫との3人暮らし。 フルタイムで働くワーママ。 妊娠・出産・共働き育児をテーマに、 日々を記録する漫画を描いております。
2021年07月24日「第1回 ベビーカレンダー 体験談&マンガ投稿コンテスト」にて見事予選を通過したちょびっとさんの出産体験談。今回は予選通過作品の続きとなるお話をご紹介いたします!聞いていた話と違う!?陣痛より痛かったあの瞬間個人差はあると思いますが、私が出産時に瞬間的な痛みで一番痛かったのは、陣痛ではなく、アレでした……。 ※ハサミはイメージです。 出産前、陣痛とは出産時に赤ちゃんが産道を通る痛みも含めたものだと思っていましたが、違うんだと身をもって知りました。会陰切開>生まれ出てくるときの痛み>陣痛の順で覚えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:ちょびっと5歳男の子と2歳女の子の高齢ママ。不妊治療や妊娠中、産後の子育てに関する体験談や、婚活、自身のトラウマによる子育ての弊害、克服した方法、またそれ以外の小ネタなどのイラストエッセイをInstagramにて毎日更新中。
2021年07月23日■前回のあらすじ帝王切開で出産。しかし取り上げられた赤ちゃんは声も上げず、真っ白で…。事態の深刻さを悟りました。■しばらくして聞こえてきた産声微かな産声が聞こえてきて泣きそうになりました。そしてついに感動の初対面…!赤ちゃんの体の色は、すっかり戻っていました。■赤ちゃんはNICUのある病院へ先生が何度も「ソウハク」と言っていたので、両親学級やインターネットで見た常位胎盤早期剥離というのが起こっていたのだと分かりました。赤ちゃんに酸素がいかなくなり、仮死状態だったのです。でも、赤ちゃんは産声を上げて仮死から脱出したはずなのに、自分でうまく呼吸が出来ないらしく、なんで? なんで? と、そればかり思っていました。 でもそのうち、私の頭に酸素がいかなくなり、体は寒くて考えることも出来なくなりました。ここからの3週間~1ヶ月が1番辛かったです…。参考: 常位早期胎盤剥離/MSDマニュアル 家庭版 ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月23日「里帰りするんでしょ」。誰もがそう声をかけてきて……。母親のことが苦手な私は里帰り出産をしない少数派で、里帰りしないその選択は親不孝なのだろうか……。そう悩んでいました。実際に里帰りしないで2人の子どもを出産。デメリットばかりではない、夫婦で向き合った出産・育児の経験をお伝えします。 母親嫌いな私は「里帰りしない出産」へ私は結婚後遠方へ嫁いだため、母親と会うことも少なくなっていました。待望の妊娠が判明してすぐ私が考えていたのは里帰り出産をしなくてもいい方法でした。母親のことが苦手な私。里帰り出産をして、母親と顔を合わせれば喧嘩をしてしまう……。 出産後、実家で子育てなんて想像しただけでストレスを感じました。周囲の反対を押し切り、夫を説得し、誰も頼ることのできない自宅アパートに残ることを私は決意しました。 出産! 産後1カ月を乗り切った方法出産当日。初めての陣痛も夫婦で乗り越え、無事に元気な男の子を出産しました。私の入院中、夫は自分のことだけでも大変だったのに、わが子を迎え入れるために部屋を掃除し、さらに退院の準備でバタバタしたようです。 退院後、必要な物はネットで購入。注文した翌日に商品は届きます。退院1週間後の健診は、タクシーを利用しました。産後1カ月の間、洗濯は後回し、掃除もしない……。食事は健康的なメニューの宅配弁当に頼り乗り切ったのです。 里帰りしない出産の最大の利点は?無理をしないことを大前提に、私はファミリーサポートや産後ヘルパーなどさまざまなサービスを利用することに。おかげで産後3週間は、ほぼわが子のお世話だけをして体を休めることができました。何より私の心が穏やかでした。 ただただ眠るわが子を夫婦で愛おしく見つめ、困ったことは夫婦で試行錯誤する。産後1カ月間、わが子と私のために頑張ってくれた夫。いつもそばにいてくれた夫のことを本当に信頼し、良いパートナーだと実感することができました。里帰りしない出産で私の心身は健康に、そして家族の絆は深くなったと感じています。 産後はささいなことで不安になったり、苛立ったりしていた私ですが、実家に帰れば余計なストレスを感じていたはずです。しかしアパートに残ったことで、夫や友人に相談しながら育児に奮闘することができました。2人目も里帰りはしませんでしたが、さらに夫がたくましく思えました。もし3人目を妊娠しても、迷うことなく私は里帰りしない出産を選択します。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年07月23日初めての出産は、大きな総合病院でした。その病院では産後は母子同室と決まっており、大部屋か個室が選べたのですが、できるだけ安く済ませたかったのと「他のママさんと交流できるかもしれない」という期待を持って大部屋にしました。しかしその選択を後悔することになったのです……。 産後すぐに始まった母子同室22時半ごろに出産し、さまざまな処置をして大部屋に移動したのは日付が変わったあとでした。初めての出産ということもあり、体はボロボロなのにハイになってしまって眠ることができず、携帯で出産報告などをしていたら余計に眠るタイミングを失い、ほぼ徹夜で朝を迎えることになってしまいました。 そんな状態のところに赤ちゃんが運ばれてきました。もちろん愛おしいのですが、つい昨日までおなかにいたわが子なのに抱っこするのが怖いような、不思議な感覚になったのを覚えています。 昼間はスヤスヤ寝ているのに…昼間は本当によく寝てくれていて、無理やり起こして授乳するほどずっと寝ている子でした。しかし夜になると目がパッチリ開き、授乳しても育児用ミルクをあげても抱っこをしていても泣くのです。泣きやんだと思ってベッドに寝かせて自分も横になると、10分足らずで泣き始めます。 初めての出産、自分の体もまだしんどい状態で、しかも大部屋。周りのママや赤ちゃんに迷惑をかけてはいけないというプレッシャーのなか、ほとんど眠れないまま3日が過ぎました。 助産師さんに泣きながらヘルプ昼間赤ちゃんが寝ている間に少し体を休めることはできたものの、調乳指導や沐浴指導など何かとすることがあり、まとまった睡眠は取れぬまま……。周りのママと交流する余裕なんてまったくありませんでした。 「ママになったんだからちゃんとしなきゃ!」という使命感もあり、それまで助けを求めることができませんでしたが、さすがにギブアップ。精神的にも体力的にも限界がきてしまい、夜中に泣くわが子を抱きながら私も涙がボロボロ……。助産師さんにわが子を託し、一晩しっかり睡眠をとることにしました。 母子同室だったことで育児の大変さはすぐに実感することができましたが、なかなか体を休めることができませんでした。さらに大部屋だったことで「うるさくすると他の赤ちゃんが起きてしまう」というプレッシャーもあり、精神的にもかなり疲れました。初産は特に無理のない産後・入院生活を送れるような環境が良いと実感しました。助産師さんにももっと頼ればよかったと思い、その後2人目・3人目出産時は個室を選択し、つらいときは無理せず赤ちゃんを助産師さんに預けるようにして、自分の心身の回復を優先しました。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2021年07月23日今回の内容には、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。■前回のあらすじ病院へ行くと、常位胎盤早期剥離で緊急帝王切開をすることになりました。■そして手術台へ…「こんな時でも手術台に自分で上がれるんだ…」なんて頭の片隅で思っていました。あと、先生に「ライトに血が映らないようにしてください」と伝えたような気がします。そんな悠長なこと言ってる場合か…と思われたことでしょう。■赤ちゃんが取り上げられたが…先生に「ライトに血が映らないようにしてください」なんて悠長なことを言っていましたが、ここで初めて、事態の深刻さを悟りました。正直、この時のことは未だに思い出すのが辛く、怖いです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月22日結婚当初から子どもは3人欲しいと考えていた私。1人目が1歳になったころ、3人目まで計画的に出産するために妊活を始めることにしましたが、妊活は計画通りにいかず……。無計画で1人目が妊娠できたがために精神的に不安定になった私の体験と、それを救ってくれた夫からの言葉についてご紹介します。 計画通りにいかない妊活32歳のときに娘を出産したので、38歳までに子どもをあと2人授かるためには、1歳半から2歳差くらいで産めたらと夫婦で計画していました。しかし、現実はそううまくはいかず、まったく避妊をしていないにもかかわらず、1年半ほど妊娠しない日々が続きました。 1人目が無計画で妊娠できたので、2人目もすぐに妊娠できるものと甘く考えていた私。生理が来るたびに落ち込み、順調に妊娠していく友人に対して素直に心から祝福できない気持ちになっていました。 焦りからくるネガティブな感情簡単ではないとはわかっていたものの、それでもどこかすぐに妊娠できるだろうと安易に考えていたため、思い通りに妊娠できない現状に不満が募っていきました。娘を公園に連れて行ったときも、きょうだいで仲良く遊んでいる子どもたちを見ると、ひとりで黙々と遊ぶ娘が不憫でたまらなくなりました。 早く一緒に遊べる弟か妹をつくってあげたいのに、ごめんねという気持ちで、涙が出ることも。子育てにおいてさほどネガティブに考えるタイプではなかったのに、年齢的な焦りと、思った通りにいかないというストレスが溜まっていくばかり。誰にも何も責められていないのに、ひとり暗い気持ちになる日々が続きました。 気持ちをラクにしてくれた夫のひと言そんな私の様子を察してか、ある日夫が私の落ち込んでいる理由を尋ねてくれました。思ったように妊娠できないこと、このままでは3人どころか2人目もあきらめなければいけないかもしれない、ということを話しました。 すると夫が、「まだ妊活を始めてからたった1年半しか経っていない。まだまだ時間はあるんだから気長に待とう」と言ったのです。その言葉を聞いて、計画通りにいかない焦りから自分自身を追い詰めていたということに気がつき、私の心が救われました。 娘との時間を楽しめるように夫と話をしてから、気持ちがすっかり軽くなった私。2人目の妊娠に必要以上にプレッシャーを感じ、その結果今ある幸せを忘れていたことに気づきました。仮に2人目ができなくてもかわいい娘までいなくなるわけではありません。 2人目が授からなかったときはその分娘をかわいがればいいだけのこと、と前向きに考えられるようになりました。妊活は継続しつつも、2人目ができたあとのことを考えるより、今そばにいてくれる娘の成長にもっと目を向け、これから娘とやりたいことを考えるようになりました。 ありがたいことに、それから間もなくして妊娠することができました。あのとき順調に計画通り妊娠していたら、子どもができることを簡単に考え、当たり前のことだと感謝せずにいたのではないかと思います。そして何より、子どもは授かりものだという意味がわかった気がします。そのことを忘れないよう、2人目の子育ても楽しんでやっていきたいと思います。 イラストレーター/山口がたこ著者:山口まなみ2歳の女児の母で、5月には双子を出産予定。韓国人の夫と家族3人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2021年07月21日■前回のあらすじ異常なお腹の張りを感じましたが、外は台風だし、大事な仕事を控えた夫を夜中に起こすかどうか迷いました。■先生の指示を仰ぎ、すぐに病院へ!慌ただしくしている先生や助産師さんたち…。胸騒ぎがしました…。■今、何が起こっている?今思えば、先生も助産師さんも冷静で、私を極力不安にさせまいとしてくれていました。何度も「深呼吸して」と言われたような気がしますが、はっきり覚えていません…。あまりに突然のことで、私もワケが分からず、ずっと頭の上にはてなマークがついている状態でした。参考: 常位早期胎盤剥離/MSDマニュアル 家庭版 ※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月21日■前回のあらすじ妊娠後期のマイナートラブルに悩まされる中、夫と両親教室へ。お産についての説明や、他の妊婦さんとディスカッションをしました。■もうすぐ臨月! 妊娠生活を振り返ってみると…台風がやってくる、すごい雨の日のことでした…。■お腹の張り方がいつもと違う…?いつもと違うお腹の張り、外は台風、夫は年に1度の大事な仕事、そして陣痛アプリで測った間隔はぐっちゃぐちゃ…。迷いました。私はいつも大袈裟と言われていたので、今回も大したことなくて周りに迷惑かけるのが嫌だったのです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月20日32歳で結婚した私には、高齢出産は他人事ではなく、いろいろと調べていました。高齢出産の場合、早産や妊娠高血圧症候群になるリスクが高まること。成功例のような芸能人の高齢出産報道の裏で苦しんでいる母親がたくさんいること。それらを知った私は34歳までに妊娠しなかったら子どもはあきらめようと決めていました。しかし私が妊娠し、告げられた出産予定日は35歳の誕生日をとっくに過ぎた日付でした。 とにかく自重正直、あきらめかけていたときに妊娠した子です。私でも妊娠できたんだ!と驚いたのと同時に、大丈夫なのか?と不安が襲ってきました。情報や知識がある分、恐怖心も強かったのです。だからとにかく自重しました。 無理、無茶、頑張る、は一切しない。早寝、早起き、朝ごはん。おなかを冷やさないように飲み物は温かいものにし、散歩をして血行が悪くならないように過ごしました。その結果、定期健診のたびに助産師さんに誉められ、不安もやわらぎました。 気持ちに余裕が持てる妊娠がわかると同時に子ども中心の生活に切り替えましたが、不満はほとんどありませんでした。というのも結婚が早くはなかったおかげ(?)で、仕事も遊びもたくさんしてきました。結婚してからもしばらく子どもができなかったので、夫と2人で過ごす時間も十分に持てました。 その結果、仕事のキャリアに対する不安や遊びへの未練はほとんどなかったのです。妊娠中は自炊をしたり、散歩をしたり体調を整えることに専念できました。 体力はないけど楽しむ知恵はある出産は想像以上に体力を消耗しました。しかも回復する隙を与えてくれない、怒涛の育児。オシャレをして、おでかけするママたちをネットや雑誌で見ると、まぶしいやらうらやましいやら。けれどしょうがないと受け入れ、今の自分ができることを考えました。 とことん子どもと一緒に過ごしたり、写真をはがきに加工してネットを見られない祖母に子どもの近況を伝えたり、本を読んだり。体を使わず知恵を絞って、みんなと同じではない、私だけの新米ママ生活を作り上げました。 この先、子どもに障害があることがわかるかもしれない、そんな不安は今でもあります。けれどリスクを取って産んだのは私だと腹も据わりつつあります。先のことばかり考えて不安になるのではなく、今を大切に子育てしたいと考えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2021年07月19日■前回のあらすじお腹の張りが落ち着き、退院できることになりました。不安はつきないものの、もう何も起こらないはず、と自分に言い聞かせていました。■妊娠後期のマイナートラブルの数々この時点で12キロ増えていました…。動くのもだるく、むくみはひどく…。臨月になったら一体どうなってしまうんだ…と恐れおののいていました。ちなみに、尿漏れはあまりありませんでした。■両親教室へというのも、体験談や何かの漫画で、「尿道の方まで切ってしまった」「肛門の方まで切ってしまった」といったトラブルを読んだことがあり、とにかく怖かったのです…。■お産についての考えは様々で…この個人病院は、妊婦さんにしっかり寄り添ってくれるので、助産師さんの人数も多く、みんなニコニコしていて、メンタルケアや産後クラスなども充実していました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月19日■前回のあらすじお腹の張りを抑える点滴をしながらの入院生活が始まりました。お腹の張りはとても楽になったのですが、あるデメリットも…。■点滴のウテメリンとおさらば!■退院できることになったけれど…「何かやるときに1つトラブルがあったら、それが厄落としになり、もう何も起こらない」という私の考え癖がありまして、それにのっとってトラブルはもう何も起こらないと自分に言い聞かせました。しかし、生まれるまで不安だらけでした。そして、その不安は的中することになるのです…。今思えば、入院中は朝晩とNSTをやってもらっていたのですが、その度に「赤ちゃんは元気」と言われていました。しかし、その言葉はあくまで「今の時点では」という意味。当たり前ですが「今後の保証をするもの」ではありません。一瞬で急変することもあると知り、それ以来怖いです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月18日元気な赤ちゃんを無事に出産したのもつかの間、赤ちゃんとの時間を楽しめず、痛みや寝不足との闘いで落ち込んでしまったママ。出産直後に前向きになれるように実践したことをお伝えしています。 私が30歳のとき、第4子が元気な産声を上げて誕生しました。もちろんそのことはとてもうれしかったのですが、体の痛み、産後の疲れや寝不足のためか、少なからずネガティブな感情もありました。ネガティブな気持ちに対処するために、産後の入院中に私が取った行動をお伝えします。 心身ともにボロボロの産後無事に出産を終えることができたのはとてもありがたいことなのですが、産後の疲れを癒やす間もなく、授乳やおむつ替えが始まりました。後陣痛に加え、母乳が生成され始めると胸がパンパンに張り、痛みとの闘いでした。 鏡に映る自分は髪を振り乱して、やつれ、心身ともにボロボロ……。赤ちゃんはもちろんかわいいのですが、幸せいっぱいという気持ちには程遠いメンタル。自信がなくなり、自分を好きだと思えませんでした。 私は上の3人を出産した直後も気分が落ち込んだ経験があるため、今回は早めに対処しなければと思い、入院中はなるべくリフレッシュすることに! お笑い&ディズニーでリフレッシュ落ち込んだ気持ちのままではいけない。何とかしなければと思い、普段あまり観る暇のなかったお笑い番組と大好きなディズニーの映画を観ることに。授乳やおむつ替えをしながら、現実のつらさを忘れて純粋に笑ったり、感動に浸ったりすることができました。 すると、無事に出産を終えたからこそ、入院中にゆっくりとした時間を持つことができたのだと前向きになれました。おかげで、ますます落ち込んだ気持ちになってしまいそうな自分にブレーキをかけることができたのです。 マッサージを受けてリフレッシュ入院していた病院は課金なしで1時間のマッサージを提供してくれたので、もちろん利用しました。出産時にいきんだとき、授乳しているとき、知らず知らずのうちに筋肉に力が入り体がこわばっていたことを実感。 女性の整体師さんがやさしく声をかけてくださり、施術を受けながら和やかに談笑できました。マッサージ終了後、体も心もスッキリして元気が出ました。産後の体をケアすることで、同時に心も癒やされてよかったです。 私の場合、出産直後は落ち込んだ気持ちになりがちです。元気に赤ちゃんが生まれたのに落ち込んでしまうことで、さらに自分を責めてしまい、悪循環に陥っていました。しかし4人目の出産後はすぐに気持ちを切り替えリフレッシュすることで前向きな気持ちになれましたし、私の気持ちが安定することで上の子どもたちも安心して過ごせると思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:藤原ナオミ3男4女の母。ハワイ留学中に学生結婚。育児の合間を縫って英検1級・TOEIC970取得。ハワイ州にある観光施設のマーケティングを担当し、翻訳やPRに携わる。自身の体験をもとに、子育てに関する体験談を執筆中。
2021年07月17日■前回のあらすじ緊急入院を告げられ、一旦帰宅。急いで仕事と入院準備をし、不安な夜を過ごしました。■点滴で昔のトラウマを思い出す点滴のまま寝るのが今でも怖いです…。お風呂はまだ入れませんが、トイレや食事、院内の軽い移動などはしても良かったのでまだマシでした。■点滴でお腹は楽になるけれど、あるデメリットが…点滴と生活を共にするのは結構大変でしたが、お腹の張りはすごく楽になりました。副作用もあるようですが、私は特に感じませんでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月17日■前回のあらすじ検診時に「お腹の張りが気になる」と相談すると、念のためノンストレステスト(NST)をすることに。その結果、急遽入院するよう言われ…。■入院の期間は…?自宅でのんびり過ごすつもりが、出産まで入院するかもしれないというまさかの事態に…。仕事も出産準備も中途半端な状況に焦りが募ります。■帰宅後は慌ただしく…やらなければいけない仕事を終わらせ、入院の準備をしたものの、この状況を受け入れることができないまま夜は過ぎていきました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月16日■前回のあらすじ妊娠中、仕事が思うようにできず常に焦りを感じていました。そしてフリーランスの宿命か入院中でも仕事のことで頭がいっぱいになっていました。■妊娠中によく聞くワード「お腹の張り」嫌な予感がしました。当時、妊娠7ヶ月の終わり頃。この頃から、出産までこれに翻弄されっぱなしになります…。■お腹の張りが気になり、先生に相談してみると■ノンストレステストの結果は…まさかの急遽入院…!?※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月15日初めての出産よりも2人目の出産はスムーズで、出産予定日より早く生まれたり、お産の時間が短いと聞いたことがあり、2人目の出産はすぐに終わるだろうと甘くみていました。ところが、1人目の出産も2人目の出産も、私にとっては壮絶な体験でした。何回経験しても、出産というものは大変なものでした。 「2人目の出産はスムーズ」って本当?2人目を妊娠中に、2人目は出産がスムーズ、出産予定日より早く生まれる!など、産婦人科で一緒になったママさんやママ友に聞いたことがあり、実際に産婦人科の先生からも、前回の出産から2年以内のほうがよりスムーズに出産できる傾向があると聞きました。 私の場合、年子の出産だったため、2人目はラクだろうという感覚になってしまい、完全に安心しきっていました。ところが、実際の出産はとても大変なものでした。 陣痛はきているのに子宮口が開かない!陣痛がきたのは夜の9時ごろ。まだ我慢できる痛さだったので、ごはんを食べてお風呂に入り、横になりました。前駆陣痛だと思ったのですが、痛みは治まらず、間隔もどんどん短くなり、病院に行くと子宮口が4cm開いていました。 ところが、陣痛の間隔は1分間隔になっているのに、子宮口は4cmのまま。長い陣痛に体力を奪われ、意識を保つので精一杯でした。これ以上は母子ともに危険ということで、人工破膜の処置をしてもらいました。 何回経験しても出産は大変人工破膜してもらったものの、回旋異常で赤ちゃんがまったく降りてきませんでした。陣痛は7時間以上も続き、やっと分娩の体勢に入りましたが、すでに体力はなく、意識も遠のいていく私。酸素マスクをつけてもらい、わが子のために必死で力を振り絞って出産しました。 長男のときは不安もありましたが、スムーズな出産でした。ですが、次男は大変な出産だった記憶しかありません。私の場合、2人目の出産のほうがラクなんてことは決してありませんでした。何回経験しても、出産は大変なものだということを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年07月15日■前回のあらすじ戌の日のお参りへ。早速腹帯を巻いてみるけれど、うまくできずその後は放置してしまいました。■妊娠しながらの仕事の進捗状態は…私は普通の会社員とは違い、しがないフリーランスなので産休・育休などもあるわけがなく…。無論、働けない間は稼げません!■仕事がなくなる恐怖から、無理をしてしまう自分が休んでいる中、他の作家さんがめざましい活躍をされているのを見て、焦って仕方ありませんでした。仕事はやりたかったのですが、いかんせん体がしんどい…。なので、この頃はよく、次の仕事を確約した状態で1年ほど休みたい!と思っていました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月14日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。1年前を振り返って編集後記つぶみさんの第2子・ねむちゃんが1歳の誕生日を迎えました。ままのて編集部も心からお祝い申し上げます!1年前を振り返るとちょうどコロナが流行し出した年…つぶみさんは緊迫した中での妊娠・出産を経験されました。家族の面会を控えなければいけない出産は、とても不安もあったことと思います。そして今まさに出産を迎えられる方もいることでしょう。そのような方々のためにも「一人での出産は寂しくてやだー」とつぶみさんが代弁してくださいました。早く皆が安心して妊娠・出産・育児ができる世の中になることを願いますね。ままのて編集部つぶみさん100話記念号コロナ禍での妊娠・出産・育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2021年07月14日■前回のあらすじストレスと、食欲がないのに無理をして食べていたせいで、恐ろしいほどの胃痛に苦しみました。■戌の日のお参りへやはりスーツなどで行くべきだったのでしょうか…?両家母まで借り出したのに…。■腹帯を巻いてみるけれど…罰当たりです…。そのせいか分かりませんが、見事に分娩時にトラブルが発生することとなります…。神様が罰を与えたなど、そんな風には思いませんが、後悔しないためにもこういうものはきちんと飾ったり、大切に保管するべきだと反省しました…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月13日2020年ごろ、当時4歳と1歳の子どもを育てていた2児のママですが、新型コロナウイルスの影響で4月から保育園への登園を自粛する運びとなりました。私は自営業を営んでおり、平日は子どもを預けて仕事ができていたはずだったのに、まさかこんな事態になるとは予想できませんでした。また、私自身が下の子を産んだあとに抑うつ状態となり、今現在も精神薬などの服用も欠かせないといった経緯があり、日々イライラが募るばかりでした。そんなモヤモヤ・イライラを「新しいコミュニケーション方法」で解消しようと試みた体験談を紹介します。 登園自粛から3日目でイライラがピークに子どもの登園を自粛した3日目から、私のイライラはピークに達しそうでした。元から感情の起伏が激しくイライラしやすいということもあったのですが、ワーママということもあり、ママ友同士のつながりに乏しかった私。 「今、周りのお友だちや子どものクラスメイトたちはどこで何をしているのか?」といったことがまったくわからず、孤立を感じやすかったからだと分析しています。 リスクを下げるための行為にモヤモヤまた、人恋しくなって公園など限られた施設で子どもたちと遊んでいると、上の子や下の子と同年代の子どもたちもわりとたくさん遊んでいました。その姿には、なんとなくほっとした気持ちもあったのですが、上の子が知らない子どもに近付こうとすると、その子どもの親は「近付いちゃだめだよ」と子ども同士を引き離したのです。 もちろん新型コロナウイルスの影響で、感染リスクを下げるためにむやみに人には近付かないほうが良いという判断のうえだということはわかっていました。しかし、頭では理解していても、感情は孤立感でいっぱいで「人恋しいけど、誰も私たちに近付いてくれない、寂しい」といった気持ちがあったのも正直なところです。 新しいコミュニケーションを思い付きそんな心のよりどころを失いつつあった私が思い付いた孤立感の対処法は、「メンタルヘルスの電話カウンセリングを積極的に受けてみる」という方法でした。 具体的には、夫が加入している健康保険組合や家族が加入する生命保険の福利厚生として、心理士など心の専門家によるカウンセリングが電話で受けられるというものです。 自分が話したいときに気軽に話せる喜びメンタルヘルスの電話カウンセリングの通話はフリーダイヤルで、電話代も気にしなくていいですし、かつ新型コロナウイルスの感染リスクもまったく気にしなくても大丈夫です。 また、リアルの友人たちに連絡を取るとしても、電話をするということはお互い時間をすり合わせないといけないため、私にとってはハードルが高かったです。しかし、電話カウンセリングであれば、自分が誰かに話を聞いてほしいときに話すことができます。そのため、私自身の気持ちがラクになり、かなり助けられました。 この一件で私が感じたことは、「やはり人同士のコミュニケーションがなければ、ストレス過多になりやすい」ということ。自分の置かれている状況や、今の自分の気持ちを話すことの大切さを知りました。電話したあとは毎回、自身の気持ちが整理されて「今日は子どもに怒りすぎたな……」など自身の反省点も振り返りができました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年07月13日■前回のあらすじ羊水検査にはそれなりのリスクを伴います。今お腹の中にある命を第一に考え、羊水検査に進むのはやめることにしました。■胃痛に苦しむ…2週間ほど出生前診断について悩み、並行して仕事もしていたため、疲れが出たらしく…。18週のある日、胃をつねられるような激しい痛みに襲われました。つわりは終わっていたと思います。お腹の赤ちゃんに影響があったらどうしようかと、ずっとヒヤヒヤしていました。■夫に救急外来へ連れて行ってもらうことに一番近い救急外来へ行ったら、たまたま妊婦さんを診られる先生がいなかったらしく、遠くの病院へ。深夜からずっと吐き続けていました…。その日はエコー検査、血液検査、尿検査をしましたが、原因は見当たらず…。そのまま帰宅し、翌日に産科を受診…。すると…、ただでさえ辛いのに、さらに胃カメラを受けることに…。予想通り、とても辛かったです…。胃カメラに至るまでもいろいろありました。紹介状を書いてもらった病院へ行ったら、「妊婦を診られない」とのことで、結局一番最初に行った救急外来の病院で胃カメラを受けました…。■検査の結果は…実はずっと食欲もなく、体重も減り続けていました。このままではお腹の子に悪いと、無理をして食べたのがきっかけだったようです。休んでいたら、だんだんまともに食べられるようになりました。妊娠について仕事先の担当さんに話していたので、休むことも快諾いただけました。本当にありがたかったです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月12日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は42.4万人でママたちの間でも話題になっています。今回は、46歳で12人目を出産したHISAKOさんが、高齢出産のリスクについて語る動画をご紹介! 12人目がどうしても欲しかった! まずは、12人目の不妊治療について教えてくれました。HISAKOさんは前の旦那さんとのお子さんが10人います。再婚して、11人目となる今の旦那さんとのお子さんが1人生まれただけでも最初は十分と思っていたそうです。でも、どこかで11人目のお子さんと同じ遺伝子を引き継いでいる兄弟を作ってあげたいと思ったそう。 「上の兄弟たちに失礼かもしれないけど、自分の気持ちに嘘つかんとこ!」と明るく本音を話してくれるHISAKOさん。 できることは全部やって、それから諦めようと44歳で不妊治療をスタートしました。しかし、顕微受精を5回行っても妊娠できませんでした。やれることはやったからあきらめようと言いつつ、手帳には排卵の日にハートマークをつけていたそうです。45歳の1年間はそんなふうに過ごしていました。46歳になってそれももうやめようと決めて、普通に過ごし、でも避妊はしないでいたら、なんと自然妊娠が判明! 妊娠が継続するとは思っていなかった 助産師であるHISAKOさんは、46歳での自然妊娠率、流産率などを考えて、奇跡で妊娠はできたけれども、「きっと流産するな」と思ったそうです。ところが、流産せずにお腹の子は乗り切ってくれました。 46歳の妊娠の心配は流産だけではありません。例えば、染色体異常であるダウン症のリスクは、20代であれば1万分の1ですが、35歳になると300分の1に、46歳になると30分の1になるそう。実際にHISAKOさんも出生前診断について考えました。 でも、出生前診断でわかるのは一部の染色体異常のみ。それ以外にも生まれてこないと分からない異常もたくさんある。さらに、生まれたときは元気でも、そのあと病気や怪我をすることもある。そう思ったら、「そんだけわかって、だから何なん?」と思ったそう。 来るもの拒まず受け入れるしかない 結局は、受け入れるしかないというという結果になったHISAKOさん。でも、不安がないとか、すごい覚悟があるとかそういうことではないと言います。「不安ですよ、一緒やで私も」と。今は、障害があたったりしても受け入れると思っているけど(当時妊娠28週)、実際に生まれてきたらどうなるかわからないと話しています。最終的には、出生前診断は受けないことにしたそうです。 このあと9番目の子どもが生まれてすぐに耳の検査に引っかかったこと、7番目の子どもが発達障害であること、2人とも妊娠中は何も問題がなかったことも話してくれています。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年07月11日出生前診断についての不安な心理描写も描かれておりますので、辛いと感じる方は閲覧をお控えください。また、出生前診断の是非を判断するための記事ではありません。■前回のあらすじクアトロ検査で陽性が出ました。カットオフギリギリの数値のため、羊水検査に進むかどうか悩みます。■羊水検査を躊躇する理由羊水検査となればお金も時間もさらにかかってきます。そして、それ以上に私は羊水検査が怖かったのです。なぜなら…、羊水検査はお腹の上から太めの針を刺して、20cc程度の羊水を取ります。まずこの時点で恐怖!そしてこの羊水を培養して検査結果とします。3~4週間かかるらしいです。針を刺すときに、赤ちゃんにも刺してしまったり、針を刺したところから羊水が漏れたり、感染症になったりするリスクもあるそうです。流産を引き起こす可能性は1/300とも言われています。最近は技術が発達して1/1000とも言われているそうですが、決して低い確率ではないと思います。検索してみると、クアトロテストの結果の分母の数が2桁台から羊水検査に進んでいる方が多いという印象でした。そして私はというと…またしても同じところをグルグルと悩みまくるのでした…。■身内に話してみると…おろす…?とっさにこう答えていました。こう思っていたはずでした。この検査も「障害を早めに知ることによって生まれてきた時焦らないように備える」という使い方をするつもりはありませんでした。でも、改めて言葉にされるとものすごくぐらついた自分がいました。そうか、私はこの子を場合によってはおろそうとしている…。その時すでに14~15週。それなりに長い時間を一緒に過ごしています。この子もかなり「人」になってきていて…。まだまだこんなに小さくて、エコーを通してしか存在を感じることはできないけれど、愛情はもちろんある。簡単におろすなんて言えようか…。そういえば、先生がちらっとこんなことを言っていた。そうなのかもしれないけれど…。今はそうじゃなくて…。もし、染色体異常の子が産まれてきたらどうする?■そして悩んで出した結論は…羊水検査には進まない。検査終了、妊娠継続! ということに決めました。こう書くと、障害を持って生まれてきても育てると覚悟を決めたように思われるかもしれませんが、全然そんなことはありません。羊水検査の結果が出たら、結果によってはおろすことも考えないといけないのですが、考えたくなかっただけなのです。先々のことよりも、今お腹の中にいる命が大事でした。しかし、先送りした問題は後々また姿を変えてやってくるのです…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月11日2019年1月生まれの男の子のママ、きのこの子さんの出産エピソードをご紹介! 出産レポ 第4話子宮口は全開大なのに、いきんでも、いきんでも、なかなか生まれない……。 自力で産んだというより、引きずり出された感の強い出産の瞬間でした。分娩台で人工破膜もしてもらったし、いきんでもなかなか出てこないし、そうしている間に陣痛は弱まってくるし……。本当はまだお産のタイミングじゃなかったのに、アメトーークで笑いすぎたせいで陣痛がくるのが早まっちゃったんじゃないの?!としか思えませんでした(汗)。 このあとは、壮絶な産後入院について語らせていただきたいと思います。辛すぎてかなり鬱々とした入院生活でした……。ご出産、おめでとうございます! 次は、心身ともに壮絶だった産後の入院生活続編です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:イラストレーター きのこの子
2021年07月11日家が狭くて物が多かったわが家。妊娠8カ月のころ、このままでは赤ちゃんの生活スペースを確保できないと思い、断捨離を決意しました。断捨離をすることで収納スペースを空けることができ、赤ちゃんの洋服やおむつなどを入れるスペースを確保することができました。 赤ちゃんの寝る場所と収納場所の確保産後すぐに必要なスペースは、赤ちゃんの寝る場所と服やおむつなどの収納場所です。断捨離の前に赤ちゃんの寝る場所を決め、その場所に合わせて収納を考えました。 赤ちゃんの生活スペースがイメージできると、いらない棚やインテリアなど断捨離すべき物が見えてきました。また、赤ちゃんの生活スペースをイメージしたことで、より一層赤ちゃんの物が増える分の断捨離が必要だと感じました。 使う予定のない物は思い切って断捨離!家には使うかわからないけれどもったいないからと置いてある物が多くありました。赤ちゃんグッズが増える分、たくさん断捨離したかったため、“今使っている物”、“お気に入りの物”、“いつかは使うから置いている物”の3つに分けました。そして、お気に入りの物のなかでも“今後使う予定がない物”、“いつかは使うから置いている物”は断捨離することに。 今使っている物とお気に入りの物に絞ることで家がすっきりし、赤ちゃんの生活スペースを確保することができました。 赤ちゃんの成長につれて物が増えた赤ちゃんは夏生まれだったので産後すぐは服も少なく、収納スペースは少なくて済んだのですが、寒くなるにつれて服が増えました。成長につれておもちゃも増え、用意していた収納スペースはあっという間にいっぱいになりました。 断捨離で物を整理していなかったら赤ちゃんの物が収納できず、部屋が散らかってしまっていたと思います。物が少ないとどこに何が収納されているかもわかりやすいので、忙しい育児のなかで物を取り出しやすく助かっています。部屋が整っているので、育児中は時間を取りにくいなと感じていた掃除も、スムーズにおこなうことができました。 産後は初めての育児で、赤ちゃんの世話でいっぱいいっぱいになってしまいました。家に物が少ない状態で育児を始めることができたので、育児で忙しくても整理整頓がしやすく、部屋がきれいな状態でストレスが少なく過ごせました。出産前の断捨離は、産後に自分自身がラクになるためにもしておいてよかったです。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。
2021年07月11日天明麻衣子さんは東京大学文学部を卒業後、NHK仙台放送局契約キャスターとして活躍。スペインに1年弱移住しながら、一般企業勤務を経て2014年に結婚。帰国後はフリーアナウンサーとして幅広い活躍をおこなっています。また、2021年の4月からは東京大学の大学院に入学し、現在は第一子を妊娠中。7月にご出産を控えています。前回はコロナ禍の妊娠や、妊娠中に東大の大学院院を受験したときのお話などを聞かせていただきましたが、今回はコロナ禍の出産事情を中心に、お話しを聞かせてもらいました。今回は不妊治療の際、血液検査で判明したという「橋本病」についてもお答えいただきました。 不妊治療時の血液検査で判明した「橋本病」画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー2021年5月18日のInstagramで検査を受けたところ、「(※1)橋本病」が判明したとの投稿を拝見しました。妊娠中は早産や流産の原因にならないよう投薬が必要ということで、現在は甲状腺専門の病院にかかり、服薬しているそうですね。検査がキッカケで判明されたようですが、どのような検査だったのでしょうか? 天明さん:不妊治療のときにみんながやるような普通の血液検査でした。 ー甲状腺専門の病院には、どれくらいのペースで通院していますか? また、お薬はいつまで飲まなければいけないと言われていますか? 天明さん:大体月に1回ほどで定期的に通院しています。薬は出産まで飲むような形になっていて、医師からは「出産したらまた来てください」と言われています。 ー橋本病とわかってから、ご自身が現在大変だと思っていることは何かありますか? 天明さん:わりと私は症状がないほうなので、大変だなと思っていることは実はあまりないんです。毎朝起きて薬は飲んでいますが、それだけなので特に苦にはなっていないですね。 ーパパの反応はどのような感じでしたか? 天明さん:夫もあまりその辺りのことは詳しくないので「薬飲んで大丈夫ならいいんじゃない? 」という感じでしたが、普通の妊娠で通っている病院とはまた別の専門病院に通院しなくてはならないので、「ダブルで大変だね」というような感じで気遣ってくれています。 (※1)……自己免疫の異常により、甲状腺に慢性的な炎症が起こる病気です。主な症状としては、全身のむくみや無気力、だるさを感じやすい、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが挙げられます。女性に多い病気で月経不順、不妊や流産の原因になることもあるため、症状がみられたら早めに病院に相談することが大切です。 産後の体の回復を考え、出産方法は無痛分娩を検討中画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー出産方法は何を考えていますか? 天明さん:私の通う病院では、実際出産するときに出産方法を選べる感じです。なので、無痛分娩でも可能なように予約はしている状況ですね。すでに、無痛分娩に関する講習を受けていて、病院の先生からは「必要になったら、いつでも対応します」という感じで言ってもらっています。 ー今の時点では、無痛分娩で出産したいと思っているのでしょうか? 天明さん:そうですね。できれば痛くない方法で出産できればありがたいかなと思っています。 ー無痛分娩で産みたいと思う理由は、出産時の痛みに対する不安だけでしょうか? 天明さん:友達が無痛分娩で何人か産んでいて、第一子、第二子で違ったという人もいたんですけど、「体の消耗具合などが全然違うし、おすすめするよ」と言われて、それを聞いていいなと思いました。やっぱり産んで終わりじゃないのと、初めての育児ということもあり、できるだけ体のコンディションが良い状態でお世話したいなと思いまして。 ーパパには無痛分娩を希望していることをお話ししましたか? 天明さん:はい。無痛にしたいというのは話しています。夫は「出産する本人に任せます」という感じで賛同してくれていますね。 ー今、コロナ禍で両親学級が中止になっているという話も聞きます。天明さんは参加しましたか? 天明さん:私は区と病院の両方で受けることができたんですが、区のほうは私だけ参加してオンラインで受けました。病院のほうは夫と2人で行ったのですが、そのときはマンツーマンで教えてくれましたね。 ー立ち会い出産などに制限をかける産院さんも多いようですが、その辺りはいかがでしょうか? 天明さん:私の通っているところは、1人だったら入れる感じです。今回初めての出産になるので、荷物どうしようとか、水飲みたいときに自分だけだとキツイかなというのもあり、サポート要員として夫に付き添ってもらう予定でいます。あとは急に帝王切開になったときなど、サインが必要だったりすることもあるかもしれないので、誰かしらいたほうがいいなぁと思っていて。 ーそうなのですね。パパは立ち合い出産を楽しみにされている感じでしょうか? 天明さん:「足手まといにならないかなぁ……」という心配そうな感じでしたね。ただ、私も出産が初めてなので、「そんな自発的にしなくていいから、頼まれたことをやってくれればいいから」という感じで伝えています(笑)。 ー里帰り出産は特に考えなかったですか? 天明さん:母が亡くなっていて、父は横浜にいるんですけど、父が戦力になるかは微妙なので……(苦笑)。あと、荷物とかいろいろ用意することを考えると、住み慣れた家のほうがいいかなぁと思いました。なので出産を終えたら、向こうが来るのか、こっちが行くのかは分かりませんが、子どもの顔を見せられたらと思っています。 みんなで子育てをして、余裕のあるママでいたいー子育てをするとき、どんなことにこだわりたいと思いますか? 天明さん:みんなで子育てをしたいな思っています。なので、私だけで子どもを独占するのではなく、子どもと夫だけの時間だったり、シッターさんとかにも来てもらって、私以外の人と過ごす時間というのを子どもに慣れて欲しいというのは若干ありますね。例えば、私もママだけど1人でカフェでお茶をしたり、本を読んで勉強するなど、自分の時間をある程度は確保したいなと思っています。 ーどんなママになりたいですか? 天明さん:なかなか難しそうですが、余裕のあるママになりたいです。使えるツールなどを使って精神的、時間的なゆとりを持ちつつ、イライラしないママになりたいです。余裕がないと子どもにも結構つらく当たっちゃう気がするので、なるべくイライラを減らしたいなと思っています。 ーこれからママになる方に、メッセージをお願いします! 天明さん:私もこれからママなる立場なので、全然偉そうなことは言えないんですけど……。不安になったり、つらくなったりすることもあると思うんですけど、ネットとかを見て救われることもあれば、逆に追い詰められてしまうこともあると思うんです。なので、最後は自分を信じることが大事だなと思います。適度に気分転換などをしながら、肩の力を抜いて一緒に頑張っていきましょう! この度は取材にご協力くださり、誠にありがとうございました! インタビューでは「余裕のあるママでいたい」と話していた天明さん。「イライラを減らしたい」と話すその表情は未来をしっかりと見据えていて、ママの顔になっているなと感じました。いよいよ、もうすぐ赤ちゃんに会えますね。産後はいろいろと忙しくなるかと思いますが、ときに肩の力を抜いて天明さんらしく頑張ってくださいね! PROFILE:天明麻衣子さん東京大学卒業後、NHK仙台放送局契約キャスター、大手外資系金融機関といった経歴を持つフリーアナウンサー。著書として「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」「東大・NHK・外資系金融で学んだ、ビジネスで成果を出し続ける本物の勉強法」「時短勉強術」などを出版。2021年4月から東京大学の大学院に入学。第一子を妊娠しながら大学院生活を送っている。 監修者:医師 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科副部長 池谷 美樹 先生岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科副部長。
2021年07月10日■前回のあらすじ悪阻でダメになったもの、手放せなくなったものがありました。■出生前診断について考える炊飯器の匂いと灰色の食卓に耐えながら、もうひとつ同時期に悩んでいたことがありました。それは…平たく言えば、お腹の赤ちゃんに障害があるか調べる検査です。大きく分けて3つあり…だいたい35歳くらいから染色体異常のリスクが増えると言われています。当時、35歳になったばかりでした。高齢出産ですね。病院では特に出生前診断のことを言われなかったので、先生に聞いてみました。助産師さんにも聞いてみると…。結果が陽性だった場合どうするのか…。エコーでは問題ないと言われている、でも確定診断ではない…。確定診断をするには僅かながら今いる命を危険にさらすことになる。なにより…、どんな子が産まれても受け止めると胸を張って言えるのならば検査なんかしない。なら陽性が出た場合…、この時期はずっと悩んでいました。■夫に相談してみることに綺麗事だけではやっていけない、この辺は夫と私は意見が近かったので良かったです。そして話し合いの結果…、「陽性だったらまた考える」って…決めきれてないじゃん!!はい、決めきれなかったんです。やはり、羊水検査が大きなハードルになっていたのと、エコーで見て異常はないと言われていたので、大丈夫だろう…という気持ちがありました。■クアトロ検査を受けてみることにこの病院には先生が数人いて、たまたまグイグイ引っ張ってくれる先生にあたったので、ストレートに聞いてくれて助かりました。私たちを責める風でもなく、その後も親身になってくれました。命の選別をしようとしてるのに、悪いように思われたくない…、私たちの覚悟が足りていませんでした。そして、覚悟が足りていない私は検査結果でまた悩むことになります…。■クアトロ検査の結果が出たけれど…かなり微妙な数値で陽性でした。この検査は、今妊娠している子に染色体異常があるかどうかの確率を出すテストです。「1/286」の意味はこの子が、286人いたら1人が染色体異常として生まれてくるという意味です。陽性、陰性の判断はカットオフ値を基準にして行います。1/295よりも確率が高ければ陽性、低ければ陰性、となります。あくまで確率のテストなので、偽陰性、もしくはその逆もよくあるテストらしいので、クアトロ検査をすっ飛ばして羊水検査をする方も多いそうです。そして私の場合、ギリギリ陽性といったところでしょうか…。そして羊水検査の結果が出るのに4週間程かかるので、検査に進むかどうかあまり悩んでいる時間がない…。また私は悩みの樹海に入り込みました。参考: おなかの赤ちゃんの検査(出生前検査)を考える前に知っておいてほしいこと (厚生労働科学研究:成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
2021年07月10日第一子の長女は、7月中旬に生まれました。初めての赤ちゃんだったので、何を準備したらよいのか、逆に何が不要なのか、雑誌などを見ながら手探りで揃えました。今回は、実際準備してよかったもの・不要だったものをご紹介します。 新生児期のベビー服はほとんど着なかった…小さくてかわいいベビー服は見ているだけでも楽しく、自分でも何枚か購入したり、お祝いでいただいたりしました。 しかし、7月中旬はかなり暑く、短肌着の上にコンビ肌着を着せておしまい!ということがほとんどでした。 せっかく買ったりもらったりしたベビー服ですが、新生児期は結局ほとんど着ないまま……。その後着せようとしても小さくなっていたり、季節的に合わなくなっていたりして、もったいなかったなあ……と感じました。 ちなみに、靴下やレッグウォーマーもいただくことが多かったのですが、夏場はほとんど使いませんでした。 コンビ肌着が大活躍!ベビー服はほとんど着なかったのですが、その代わり肌着はたくさん使いました。特に綿100%のコンビ肌着は涼しく肌にもやさしいですし、足をバタバタ動かしてもはだけてしまうことがありません。 ただし、汗をかいたり吐き戻したりして着替えさせることが多いので、肌着の枚数はもっと多めに用意すればよかったな……と思いました。コンビ肌着は元々4枚ほど用意していたのですが、産後さらに3枚ほど買い足しました。 タオルやガーゼは多めに!タオルやガーゼは育児でよく使うものですが、特に夏生まれの場合は多めにあったほうがよかったです。 汗をかくので寝ているときの枕にタオルを巻き、そのタオルをこまめに取り替えました。また、寝ているときに掛けたり、布団の上に敷いたりするのに、大判のバスタオルやガーゼケットも洗い替えが何枚か必要でした。 また、授乳中に赤ちゃんの頭を腕で支えていると、自分の腕と赤ちゃんの頭が汗だくになっていました。そこで、腕にタオルを巻いてそこに赤ちゃんの頭を乗せ、授乳していました。さらに、赤ちゃんが沐浴中にとても気持ちよさそうにしているのを見て、汗を流すのにもちょうどよいと思い、1日2回沐浴させていました。そんなこともあり、タオルは何枚あっても無駄になりませんでした。 その後第2子は2月、第3子は9月に出産していますが、夏生まれは寒さや乾燥を気にせず過ごすことができて、他の季節より育児が割とラクだった気がします。かわいいベビー服を着せる機会があまりなかったのはちょっと残念でしたが、最近では肌着もかわいいものがたくさんありますし、逆に真っ白の肌着姿も赤ちゃんらしくてとてもかわいかったです。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2021年07月10日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
病院で正式に妊娠と診断されると、気になるのが母子手帳。お住いの自治体から交付され、生まれる前から母体や赤ちゃんの健康状態、経過などを記録します。妊婦さんの必須アイテムである母子手帳の取得時期から、かわいい母子手帳ケースに関することまで、母…
女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
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