分娩を控えている妊婦さんが知りたい、産むまでにかかる時間や呼吸法、吸引や出血量が多かった時の対処方法などをお伝えします。 (3/22)
小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強く、将来子どもを産むことをまったく考えていなかったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。無痛分娩の理想と現実をこのときはまだ知らなかったようで……。無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安が隠し切れなくなってしまいます。さらにしおさんは、院長から麻酔や出産当日のことについて説明を受けたのですが……。 医師から告げられた驚きの処置内容とは ※誤)危険性のついても → 正)危険性についても さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたしおさん。 院長曰く、硬膜外麻酔(こうまくがいますい)という方法を用いるとのこと。 そして当日は、ゴム袋を子宮口に挿入し、風船のように中で膨らませることで陣痛を誘発させる「バルーン処置」をおこなうのだと、しおさんは説明を受けました。 院長の言葉にビビッてしまったしおさんでしたが、ここまで来たら覚悟を決めるしかないと、ポジティブに、そして不安になることは考えないように生活をしていました。 あっという間に、入院前日。入院の説明を助産師さんから受けていたときのこと。 バルーン処置についての不安が抑えられなかったしおさんは、「朝イチで入れられるバルーンってやっぱり痛いんですか?」と助産師さんに質問をしました。 すると助産師さんは「ぜんっぜん痛くないわよ!! あなたバルーンで痛いなんて言ってたら陣痛なんて乗り越えられないわよおおお?」と笑って答えたのです。 麻酔や処置内容についての説明を聞いて、出産に対する恐怖が増してしまったしおさん。入院前日は緊張して一睡もできませんでした。 ◇◇◇産婦人科医曰く、硬膜外麻酔は背中に痛み止めの注射をしたあと、硬膜外腔という背骨の奥にある場所に細いチューブを入れて麻酔の薬を流していくのだそう。また、痛みを伝える神経の近くに麻酔の薬を投与するため、とても強い鎮痛効果があるのだとか。 硬膜外麻酔やバルーン処置など、医師から説明を受けて恐怖が増してしまったしおさんですが、ポジティブになるための工夫もされていましたね。安心してお産に臨むために、不安、疑問に思うことがあれば、その都度質問したり、しおさんのようにお風呂やヨガなど、少しでも自分がリラックスできる時間を持てるようにすると良さそうですね。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月24日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強く、将来子どもを産むことをまったく考えていなかったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。無痛分娩の理想と現実をこのときはまだ知らなかったようで……。「無痛分娩」に安心していたしおさんを待っていたのは、驚きの事実でした……。 医師から告げられた衝撃的な言葉 ※無痛分娩には、陣痛が自然に始まったら入院して麻酔をおこなう場合と、陣痛が来る前に分娩日をあらかじめ決めておき、前日に入院して人工的に陣痛を誘発してから麻酔をおこなう場合があります。しおさんは、後者の計画無痛分娩でした。 無痛分娩に対応していて、院長やスタッフさんの雰囲気もよい産院を探すことができたしおさんは、気持ちに余裕を感じていました。 つわりが終わりを迎えたころ、しおさんは院長から麻酔処置の説明を受けました。 なんと院長はこう言い放ったのです……。 「麻酔を打つ前にしおさんは、子宮口が5センチほど開くまで陣痛を経験してもらいます!!」 「無痛分娩」にすればまったく痛みなく出産できると思っていたしおさんは、衝撃を受けてしまったのでした。 ◇◇◇産婦人科医曰く、無痛分娩とは、麻酔の薬を使って陣痛の痛みを少なくするお産の方法とのこと。ただし、麻酔をおこなうのは陣痛が起きてからで、かつ、麻酔をしてもおなかが張っていることはわかるようで、完全に痛みを取り除くわけではないのだそう。このことから、「和痛分娩」と表現している産院もあるそうです。しおさんはまったく痛みがないと思っていた様子なので、この事実に衝撃を受けてしまったのは無理もありません。産院に気になることはすべて質問をして、少しでもしおさんの出産に対する不安が減らせるとよいですね。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月23日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていて、候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れ、病院を受診すると、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けます。しかし、無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。そして、計画無痛分娩を選択し、入院手続きを済ませたあとは、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないました。その後の内診では、先生がバルーンを入れることを提案してきたのですが、恐怖を感じながらもバルーンを入れてから1時間が経過すると、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていた白井さん。 そんな中、昼食が運ばれてくると、なんとか痛みがおさまったタイミングで食事をとることに。しかし食べている途中、とてつもない痛みに襲われてしまいます。なんとか残っていたごはんを食べ終えると、すぐにナースコールを押したのでした。 すぐに助産師さんが駆けつけてくれて、先生が内診を開始。先生は「無痛の準備しようか!」と言うと、さっそく腰に注射を打ちました。麻酔が効くまでの間、痛みに悶える白井さんでしたが、麻酔が効くと余裕の表情を見せるように。そんな中、1人の助産学生が出産の立ち会いをおこなうことが決定。学生はあいさつをしたあと、白井さんのサポートをしてくれたのでした。 痛みなんて圧倒的無力と思っていたけれど…? ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 おやつも完食し、余裕の表情を見せる白井さん。 すると、そこへ先生がやってきました。 「うん、白井さん。促進剤追加しよっか」 「オッケーです!」 このときまでは余裕で構えていたのですが、いざ追加されると、状況が一変! ズゥゥンとした痛みに悶え始めてしまったのです。 そんな痛みに苦しむ白井さんの姿を見た学生は、ゆっくりを呼吸するように促します。 「呼吸とってもじょうずですよ。あと少し一緒にがんばりましょう」 さらに、柔らかな表情でやさしい言葉をかけてくれたのでした。 「促進剤なんて圧倒的無力!」と最初は余裕な態度を見せていましたが、追加されるとすぐに痛みで悶えてしまった白井さん。そんな痛みでもがき苦しむ姿を目すると、学生はやさしく微笑みかけ、「一緒に頑張りましょう!」と希望の手を差し伸べていました。白井さんは心の中で「舞子ーーー!」と叫んでいましたが、とってもうれしかったと思います。つらいときほど、こういうやさしい声かけが心に染みたりしますよね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月18日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていて、候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れ、病院を受診すると、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けます。しかし、無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。そして、計画無痛分娩を選択し、入院手続きを済ませたあとは、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないました。その後の内診では、先生がバルーンを入れることを提案してきたのですが、恐怖を感じながらもバルーンを入れてから1時間が経過すると、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていた白井さん。 そんな中、昼食が運ばれてくると、なんとか痛みがおさまったタイミングで食事をとることに。しかし食べている途中、とてつもない痛みに襲われてしまいます。なんとか残っていたごはんを食べ終えると、すぐにナースコールを押したのでした。 ナースコールを押すと、すぐに助産師さんが駆けつけてくれて… ※学生実習を受け入れている産院では、学生の立ち会いを依頼されることがありますが、立ち会いの拒否、受け入れ後の拒否をしても問題ありません。拒否した場合でも、その後のケア等に影響が及ぶことはありません。 「白井さん大丈夫……?」 「痛いっす」 先生に内診をしてもらうと、子宮口が4cm開いていることが判明! 「無痛の準備しようか!」 先生の言葉に思わず表情が硬くなる白井さん。 注射を打ってから麻酔が利くまでの30分ほどの間、つらい痛みに必死で耐えていると、ドアをノックする音が聞こえました。 「ご相談なんですが……。学生を立ち合わせていただけないでしょうか?」 「どうかしら?」 「いいですよ」 本音は嫌だったものの、女性スタッフの圧に負けてしまい、助産学生の立ち合いを許可することに。 そして、麻酔注射を打ってから30分が経過――。 (じぇ~んじぇん痛くな~い☆) 麻酔の効果に感激していると、1人の学生が入ってきました。 「この度立ち会いをすることになりました。新舞子です」 かわいらしい助産学生を目の前にして、顔をほころばせる白井さん。 「白井さん、あの……おやつ食べられそうですか?」 その言葉を聞いた瞬間、余裕の笑みを浮かべ、すぐに「食べる!」と頷いたのでした。 地獄のような痛みに苦しんでいた白井さん。麻酔によって痛みから解放されたようでよかったです。また、学生の立ち合いについて聞かれたとき、女性スタッフの圧に負けてしまい、思わず「いいですよ」と言ってしまったようですが、注釈にも記載の通り、出産をするママ側に拒否権はありますのでご安心ください。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月17日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めたのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそくリサーチを開始して候補を絞ることに。2つの候補まで絞り込み、どちらにするか悩んだ結果、Aクリニックを選ぶことに。すぐにAクリニックに予約を入れ、病院を受診。クリニックは外観、内観ともにとてもきれいなほか、受付の人の対応も良くホッとするのでした。そんなある日、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けることに。しかし、白井さんの中で無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。 そして、計画無痛分娩を選択した白井さん。入院手続きを済ませたあと、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないます。その後、内診をした結果、先生がバルーンを入れることを提案してきたのです。 恐怖を感じながらもバルーンを入れた白井さんですが、1時間が経過し、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めたのでした。 おいしそうな昼食を目の前にすると…?※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 一時的に痛みがおさまったタイミングで、白井さんは食事をとることに。 入院1日目のメニューは豚肉のソテーでした。 さっそく豚肉のソテーを口にした白井さんは、そのおいしさに思わず感動してしまいます。 (こんなにウマいなんて……。丁寧に丁寧に大切によく噛んで味わおう) しかし、味わって食事をしている中、急にズウンとした痛みが襲ってきたのです。 (忘れていた。今がお産の最中であることを――……) 一気に残っている食事を食べ終え、急いでナースコールを押したのでした。 おいしい食事は原動力になりますよね。あまりのおいしさに自分がお産の最中であることを忘れてしまった白井さん。突然痛みに襲われるものの、必死で耐えながら食事を残さず食べる姿に勇ましさを感じました。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月16日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそくリサーチを開始して候補を絞ることに。2つの候補まで絞り込み、どちらにするか悩んだ結果、Aクリニックを選ぶことに。すぐにAクリニックに予約を入れ、病院を受診。クリニックは外観、内観ともにとてもきれいなほか、受付の人の対応も良くホッとするのでした。ただ、1点だけネットで見た「先生が淡々とした態度で高圧的だった」という口コミが気になっていた白井さん。実際に先生と対面すると、ギンギンな目に加え、早口で淡々と話す態度に驚いたものの、時間が経つにつれて次第に打ち解けていきました。しかし、残念ながらある日突然別の先生に代わってしまったのでした。 そんなある日、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けることに。しかし、白井さんの中で無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。 それから計画分娩にし、日程を決めることに。入院日当日、荷物を持って病院に向かおうとするのですが、玄関先にいた娘の様子が気になって……? 出発前、寂し気な娘の表情が気になって… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 寂しそうな表情を浮かべる娘を抱きしめ、「いってくる!」と笑顔で伝えた白井さんは、自宅をあとにします。 そして、病院へ到着。採尿や血圧、体重測定、NSTなどを済ませました。 院内を案内され、着替えを渡され内診を終えると、先生から「バルーン入れて10時から促進剤を入れていきましょうか」と伝えられます。 「はーい、じゃあ入れますよ~」 初めての体験に恐怖で思わず体が震えてしまう白井さん。 しかし、入れてみると思ったより痛くなく、ホッと安心するのですが……。 1時間後――。 「お昼ごはん食べようか」 そう聞かれた瞬間「キタ」と、遅れてきた痛みを感じるのでした。 ママと離れてしまうことに寂しさを感じていた娘さんでしたが、白井さんも同じ気持ちでした。長く離れるのが今回が初めてだったとのことですから、なおさらですよね。病院に着くと出産に向けての準備が始まりましたが、いよいよですね。恐怖や痛みに耐えなければいけない場面もこれからさらに出てくると思いますが、心強い先生や助産師さんがいるので安心して出産に臨んでほしいです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月15日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそくリサーチを開始して候補を絞ることに。2つの候補まで絞り込み、どちらにするか悩んだ結果、Aクリニックを選ぶことに。すぐにAクリニックに予約を入れ、病院を受診。クリニックは外観、内観ともにとてもきれいなほか、受付の人の対応も良くホッとするのでした。ただ、1点だけネットで見た「先生が淡々とした態度で高圧的だった」という口コミが気になっていた白井さん。実際に先生と対面すると、ギンギンな目に加え、早口で淡々と話す態度に驚いたものの、時間が経つにつれて次第に打ち解けていきました。しかし、残念ながら、ある日突然別の先生に代わってしまったのでした。 そんなある日、助産師さんにバースプランを聞かれます。「うーん……」と少し悩むと、次の瞬間、「はい!」と勢いよく手を挙げて……? バースプランを聞かれ、真っ先に思い浮かんだのは… 「おお、どうした!?」 「内診少な目がいいです」 その理由を助産師さんに話すと……。 「内診てそんなに痛くないはずだよ?」 「へ?」 (内診が痛くない!? 一体どんなゴッドハンドの持ち主だというの!?) 助産師さんの話が信じられず、疑いの目を向けていると、「無痛分娩希望なの?」と質問されます。 「経産婦さんだとあんまり効き目が出ないうちに産まれちゃうかもだよ?」 「え?」 助産師さんは、「あんまり意味ないかも……」と、その理由を説明するのですが、無痛分娩でおこないたいという白井さんの決意はブレず。 そして、計画分娩にするため日程を決めました。 いざ、その日を迎え、産院へ向かうため靴を履こうとしていた白井さん。 すると、ママを見送ろうとする娘の姿が……。 少しうつ向き、寂しそうな表情でもじもじとしていたのでした。 助産師さんから、「経産婦さんだと、無痛分娩では意味がないこともある」という説明を聞いても、「無痛分娩で出産したい」という決意はまったくブレなかった白井さん。言葉の端々から、"出産に関する痛みをできるだけ軽減させたい"という必死な思いが伝わってきますね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月14日第2子を出産したときのお話です。出産予定日の11日前。朝起きるとおしるしがあり、おなかの張りと痛みがあったので急きょ病院へ。母と上の子と一緒に車で病院へ向かったのですが、そのとき何気なく言った上の子の発言に衝撃を受けた体験談です。出産予定日の11日前におしるしが!妊娠38週3日のときのことです。前の日の夜中に上の子(当時3歳)が嘔吐をしてしまい、朝には落ち着きましたが、私はまったく寝ていない状態で朝を迎えました。そして、朝トイレへ行くと「おしるし」が! 第2子を妊娠してから、まったく抱っこしていなかった上の子を抱っこしたからかも……と焦りました。 おしるしは上の子のときにはなく、「ついに!」と思ったものの、「もうそろそろという目安なだけで、おしるしがあってから出産まで1週間かかる場合もある」という情報をネットで見ていたので、仕事へ行く夫に軽い気持ちで「妊婦姿見納めかも〜」と伝えていました。 妊婦健診のあとにおなかの張りを感じ始めて……その日はちょうど妊婦健診があり、母に送迎してもらう予定だったので、保育園をお休みにした上の子を小児科へ連れて行き、そのまま妊婦健診へ。 11時の時点で子宮口は1cm。2人目なので、「痛みがあったら早く来てね」と言われ、帰宅しました。帰る車の中、なんとなくおなかが張って定期的な痛みはあるなぁと、陣痛アプリを使ってみると、すでに3~4分! いやいや、まだわからない……そう思いつつも不安だったので、念のため母にはしばらく自宅で一緒に待機してもらい、様子を見ていました。 しかし痛みは引かず、15時30分に病院へ電話。すると、「入院セットを持って来てください」と言われたので、急いで病院へ出発しました。 上の子の予言が的中!?病院へ向かう車の中で、上の子に「何時に生まれるかねぇ?」と何気なく質問したところ、「ろくじ!」と言われました。ちなみに当時、上の子はまだ時間のことは理解できていません。私は、「18時ならあと2時間か〜。それくらいなら耐えられるわ。頑張ってくるねー!」と言って別れました。 助産師さんにそのやりとりを伝えると、「子どもの言うことは意外と当たるよ」と言われましたが、「もしこれが朝の6時だったら結構キツイなぁ」と思っていました。そして、陣痛室に入ったのが17時30分。すると助産師さんが、経産婦だから早め早めにと言って、子宮口が7~8cmになったところで早々に分娩室へ。 分娩室に入ってからいつまで経ってもいきんでいいと言ってもらえず、いきみ逃しをしているはずが……何とそのままスルッと誕生! そのとき17時52分。まさかの上の子の予言が的中してビックリでした! 出産後、本人に「生まれる時間当たったよー!」と伝えたのですが、言った本人は無反応(笑)。 産後、複数の助産師さんから「小さい子どもの言うことは当たるから!」と言われました。あんまり信じてはいなかった、上の子が言った下の子の誕生した時間。出産直後に時間を聞いて、とても不思議な気持ちになったのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ミルク/女性・会社員。3歳、0歳の2児の母。ただいま育休中。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年10月14日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそくリサーチを開始して候補を絞ることに。2つの候補まで絞り込み、どちらにするか悩んだ結果、Aクリニックを選ぶことに。すぐにAクリニックに予約を入れて受診。クリニックは外観、内観ともにとてもきれいなほか、受付の人の対応も良くホッとするのでした。ただ、1点だけ気がかりなことがありました。それは、Aクリニックを調べたとき、「先生が高圧的で淡々とした態度だった」という口コミを見つけてしまい、それがずっと引っかかっていたのです。 いざ先生と対面すると、目が充血していることに驚きます。それに加えて、淡々と早口で説明をおこなう態度を見て、思わず口コミに共感してしまうのでした。 それからすぐにつわりが来てしまい、においに敏感になってしまったため、偏りのある食事になってしまった白井さん。思わず食生活を振り返ると、「こんな食事で大丈夫か?」と不安になるのですが……? 偏った食事で大丈夫なのかな? 心配して先生に聞いてみると… 偏りのある食事に不安を覚えた白井さんは、先生聞いてみることに。 「焼き芋と牛乳飲めればバッチリです!」 先生の言葉を聞いてホッとしたものの、つわりにより電車通勤がつらくなってしまった白井さん。 そのことを相談すると、先生が診断書を書いてくれたおかげで9割在宅勤務ができるようになったのでした。 妊娠8カ月を迎えたころ、いつものように病院へ行くと、目の前には知らない先生が……! (誰~~~~~!?) (え、G先生は!?) 一瞬心がざわつく白井さんでしたが、新しい先生の陽の波動を浴びると、静かに医師の交代を受け入れるのでした。 そして後日、バースプランについて聞かれることに。 「どんな出産にしたいか、なんでも好きに書いてみて」 助産師さんの言葉に一瞬悩んだものの、「はい!」と言いながら勢いよく挙手をしたのでした。 白井さん食事のことが不安で相談すると、くしゃっとした笑顔で「バッチリです!」と言ってくれたG先生。その後、受診するたびに少しずつG先生と仲良くなっていたのですが、ある日突然先生が代わってしまい、ショックを受けてしまいます。ただ、新しいH橋先生が明るくやさしい先生だったため、光の速さで気持ちを切り替えられたようでよかったです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月13日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそく調べると2つの産院が候補に挙がりました。そして悩んだ結果、Aクリニックを選ぶことに。さっそく予約をして病院を受診すると、建物のきれいさや受付の人の対応の良さに安心感を抱いた白井さん。 ところが、1点だけ気になることが……。それは、以前Aクリニックを調べた際に見た口コミで先生の態度について「淡々としていて高圧的」と書かれていたことでした。 実際問題どうなのかと不安がよぎる中、白井さんが扉を開けると……!? 先生の目を見た瞬間、ママが思ったことは? ドアを開けて中に入ると、そこには目を充血させた先生の姿が……! 超音波検査では、片方の卵巣の腫れが判明します。 (え……?) 思わず驚く白井さんに対して、淡々と説明をする先生。 その瞬間、口コミに書かれていた言葉の意味を理解したのでした。 (さーて産院も決まったし、後はマタニティライフを楽しもう~) そんなことを考えていた矢先に、なんとつわりが始まります。 (うおおおおおぉぉぉぉぉえっ。きもちわりいいいぃいいいい……) (つわりきっつ~……匂いが無理~~) つわりによってにおいに敏感になってしまった白井さん。 そんな中、つわり中でも食べられる数少ない食べ物を食べることでなんとか乗り切っていたのですが……。 (こんな食事で大丈夫か?) ふとそんな疑問が頭をよぎったのでした。 無事に産院が決まったことでホッとした白井さんでしたが、すぐにつわりによるつらい日々を送ることに……。つわり中は特ににおいに敏感になる人が多いと言われていますが、白井さんもまさにその1人でした。つわり中に食べられた物は、冷やし中華やカップ焼きそば、ハンバーガー、焼き芋&牛乳とかなり限られてしまいましたが、食事が苦にはならなかったようで、おいしく食べることができていたようでよかったです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月12日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件がありました。1つ目は無痛分娩をおこなっていること、2つ目はおいしいごはんを出してくれることだったのですが、さっそく調べると2つの産院が候補に挙がりました。Aクリニックと産院B。両方も2つの絶対条件はクリアしていたのですが、魅力的な内容に白井さんはどちらを選ぶか悩んでしまって……!? 2つの産院に絞り込めたものの、どちらにするか凄く迷って… (正直めちゃくちゃ迷う!!) (AかBか……) そして悩みに悩んだ末、夜間母子別室と軽食飲料フリーが決め手となり、白井さんはAクリニックを選んだのでした。 予約を済ませると、さっそくAクリニックに足を運ぶことに。 (思った通りいい所そうで安心した……) クリニックの雰囲気や清潔感を確認してホッとする白井さん。 しかし、このクリニックを調べた際に見つけた口コミのことがずっと引っかかっていたのでした。 Aクリニックか産院Bにするか、かなり悩んでいた白井さんですが、Aクリニックを選ぶことに。確かに赤ちゃんと別室でママも体をゆっくり休めるほか、軽食も無料で自由に取ることができるというのは、ママにとっては凄くうれしい内容ですよね。また、クリニックに通う上では院内の清潔感だったり、受付の人の対応も重視したりすると思うのですが、その点も問題なさそうなのでよかったです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月11日2020年12月、妊娠検査薬の結果を見て、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、新しい命が授かったことの喜びを嚙みしめていました。そして、さっそく産院探しを始めることにするのですが、1人目の出産経験を持つ白井さんには、絶対に譲れない2つの条件があったのです……! 待望の第2子の妊娠が判明! 喜ぶママは次の行動に出て… 第1子は里帰り出産ができたのですが、今回は里帰り出産が難しいため、2人目を出産する産院を探すことに。 ただ、白井さんには2つの譲れない条件がありました。 1つ目は無痛分娩に対応していること。 2つ目は産院で出されるごはんがおいしいこと。 それに基づき産院のリサーチを開始すると、Aクリニックと産院Bの2つに絞り込むことができたのでした。 前回のつらく苦しかった出産経験を踏まえ、産院を選ぶ際2つの絶対条件を決めていた白井さん。さっそく産院を探すと、良さそうな産院が2院出てきたようでよかったですね。毎回出て来るごはんがおいしいというだけで、ママのモチベーションが上がって前向きに出産に臨めそうですよね。Aクリニックと産院Bはどちらも個室ですが、それ以外の内容も魅力的だなと感じました。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま2児の母で、会社員&Web漫画家のWワークをしています。主にInstagramを中心に、家族のことや趣味、お仕事について発信しています。
2023年10月10日出産できる病院の種類出産に関わる病院には種類があります。出産までできる病院、医療に特化した病院、家庭的な雰囲気を重視した病院、自分の納得できる病院探しが重要です。助産院助産師が開院している9床以下の病院です。家庭的で安心感がありますが、双子の場合や異所性妊娠(子宮外妊娠)など医療行為が必要だと助産院では受け付けてもらえません。また、助産院では医療行為ができないため、病院での健診が同時に必要になることや、事前に健診を受けてからしか助産院での受付をしてくれないこともあります。医院や個人病院19床以下の病院が医院と呼ばれ、現在はクリニックと表記されていることも多くあります。小さな病院は常に同じ先生に見てもらえることがあるので、信頼できることが大きいです。ですが、健診のみの受け付けで出産は受け付けてくれないところもあるので、必ず確認が必要です。大学病院や総合病院ハイリスクな妊婦さんにおすすめですが、高度な医療を受けることができて安心という反面、予約が必要で待ち時間がかなり長いという面があります。まずは個人病院などで診てもらい、ハイリスクな出産になる場合や、そうでなくても妊娠後期に出産のために紹介状を書いてもらうことをおすすめします。つわりなどで待ち時間に気持ち悪くなることや、予約の日にどうしても起き上がれないほどしんどいこともあるので、待ち時間も病院選びの考慮に入れると健診が楽になります。周産期母子医療センターほかの病院では危険と判断された場合や、救急で搬送される病院です。ベッド数や病院の大きさにもよりますが、最初からここにかかりたいと思っても受けてもらえないこともあります。母体と胎児にとって最高の医療を用意してあるので、どこの病院にかかっていたとしても、危険性が高いと判断された場合にはここに運ばれます。産婦人科の探し方口コミ先輩ママに聞くのが一番ポピュラーで安心感があります。しかしこれには知り合いに先輩ママがいないとどうしようもないという問題もあります。多くの病院の情報は得られませんが、近所の病院やクリニックに関する細かい情報、生の声が聞けるのは大きいです。インターネット多くの情報を一度に集めるには有効な方法です。何を重視して病院を選ぶのかによって絞り込めることもおすすめできるポイントです。ただ、最初からインターネットに頼ると情報量が多く迷いすぎてしまうこともあるので注意が必要です。病院のホームページを見て、説明がわかりやすいと感じるところが良いかもしれません。ブログがあれば医師やスタッフの人柄の参考になりますね。雑誌や書籍産婦人科のことをまとめた雑誌が出ていますので、参考になります。産婦人科の特色がそれぞれ書かれているので全体的にわかりやすく、自分にあった病院が探しやすいです。タウンページ近くの産婦人科を探すのにはとても役に立ちます。近くの病院に的を絞って探すことができ、連絡先がすぐにわかるのが良いところです。産婦人科の選び方のポイントは?距離里帰り出産なのかどうかにもよりますが、健診にその都度行ける距離であることは大切です。夫の立ち合いを望んでいるから出産時に夫が間にあう距離が良いとの考え方もありますが、1時間以内の距離であれば十分間にあいます。あまり遠い場合は健診のために通うのも大変ですし、陣痛が始まってから病院に行くまでの距離を考えると危険性もあります。分娩方法・育児の方法病院によって分娩の方法や母乳育児の考え方が違います。どのような出産を望んでいるのか、完全母乳で育てたいのか、粉ミルクで育てたいのか、病院の方針がどうなのか事前に調べておくと後悔をしなくて済みます。筆者は臍帯血バンクへ協力したかったのですが、病院側が登録していなかったため、断念せざるを得ませんでした。譲れないものは最初の健診を受ける前に確認が必要です。助産師さんやお医者さんとの相性インターネットや口コミで、どんな先生なのか、看護師さんたちの対応はどうなのか知ることができます。フレンドリーな人が良いのか、医学的な細かい説明を重視してくれるのか、どんな人だと安心して任せられるのかを考えてください。自分の命と子どもの命を任せるのですから信頼できる人を探しましょう。一度受診してあわないと感じれば病院を変えることもできるので、実際に診察を受けてから決めても良いですね。ご飯はおいしいか出産という人生で何度もない経験をするのですが、これには体力が必要です。出産後にしっかりとご飯を食べないと体力は回復しません。できればおいしいものを食べられる方が嬉しいですよね。医療水準外から見て、その病院の医療水準を知るのは難しいですよね。参考になるとしたらお産の件数です。毎年たくさんのお産を経験しているところの方が技術や知識が保たれ、いざというときの対応もしっかりしています。医師ひとりあたり毎年何件のお産が行われているのかを比べてみましょう。もしホームページに病気やお産の説明があれば、参考文献が載っているかを見てみてください。近年のものを含めしっかり論文を読んでいれば、きちんと最新の医療を提供している可能性が高いです。また参考程度ですが、クリニックの場合は学会があるときに休診していたり代診の先生だったりすると、その先生は毎年学会で勉強していることがわかります。里帰り出産をする場合は?里帰り出産をする場合は、健診を受ける病院と出産をする病院が異なります。出産をする病院と健診を受ける病院を決め次第、すぐに連絡をしないと受け付けてくれませんので、里帰りを考えている場合は早めに行動に移すことが必要です。健診を受ける病院では、健診の結果を書いてもらい、出産予定の病院に提出しなければならないので忘れないようにしましょう。出産に備えて赤ちゃんを出産した病院については出産を記憶している限り思い出として忘れることはありません。出産する際に何を重視したいのか、病院のきれいさ、看護師さんの対応の良さ、病院の近さ、医療体制、家庭的な雰囲気、それぞれに望むものは違います。一番大切にしたいことをまず考えて、病院を選びましょう。
2023年10月04日私は幼稚園に通う4歳の女の子と、2歳の男女の双子を育てています。双子を出産するときのこと、一緒に入院準備をしていた母に持たされた“あるもの”にすごく助けられました。最初は不要だと思っていたのですが、持って行って本当によかったものとは……。クタクタの中、まさかのごはん抜き!?双子の出産時、計画自然分娩でしたが、帝王切開になる可能性もあり、朝から出産までは絶飲食でした。私が出産した大学病院では、20時までに分娩室から病室に戻ることができれば病院の夕食が食べられるとのことで、18時前に2人目を出産した直後に助産師さんから「夕食に間に合うよ!」と言われていました。ほぼ24時間何も食べずに出産したので、私はおなかがペコペコ。 しかし、出産後の出血が多く、分娩室から病室に戻ることができず……。結局、病室に戻ったのは23時ごろ。助産師さんから「遅くなって夕食が出せないんだけど、何か食べられるもの持ってきてる?」と聞かれましたが、「ないですが、大丈夫です!」と伝えました。 コロナ禍で立ち会いや面会ができないため差し入れもしてもらえず、「明日の朝までごはんがないのか……」と残念な気持ちになりました。 母に持たされた荷物を開けて思わず喜びが…入院バッグの中から洗面用具を出そうとすると、ある袋が目につきました。入院前日の夜、母に「あったら便利なものってあるかな」と話しながら準備をしていたときに、「荷物になるけど、一応持って行きなさい」と渡してくれたものでした。 袋を開けるとパンが2つと少しのおやつが! 私は出産の疲れから、パンを持ってきていることを忘れていました。「荷物になるし、どうせ食べないからいらないよ」と思いながらも、母がせっかく用意してくれたからと入院バッグに入れておいたのです。 そして夜中にパンを食べながら、コロナ禍でひとりで臨んだ出産を、母がねぎらってくれているような気持ちになりました。 私は入院中の着替えなどの用意や一緒に連れて帰る子どもの準備、出産のことで頭がいっぱいになっていました。小さなことですが、自分では気づかないことに助言をもらえたので、母と一緒に入院準備をしてよかったと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:やまぐち さき
2023年09月30日おなかの赤ちゃんが逆子のため帝王切開で出産した私と、普通分娩での出産を経験した友人。ともに出産を乗り越えた友人から、「帝王切開ってラクだよね」と、まさかの発言が……。 友人の心無いひと言に困惑… 長男を妊娠中、8カ月ごろに逆子と診断されて帝王切開での出産を経験しました。初めての帝王切開は予想していた以上にハードで、産後はおなかの傷が痛くて起き上がるのも歩くのも大変です。 出産して3カ月が経ち、同時期に出産をした友人2人とランチをする機会がありました。話題はお互いの出産について。私は帝王切開だったので、普通分娩を経験した2人とはあまり話を合わせられませんでしたが、帝王切開の体験談は2人とも興味深そうに聞いてくれます。しばらく話していると、友人のひとりから突然「でも、帝王切開ってラクそうだよね」と驚くべき発言が。「なんで……?」と聞くと、友人いわく「陣痛と出産時の痛みはとにかくすごい!」とのことです。普通分娩の痛みは私にはわからないので、何も言い返せませんでした。その後は終始、友人の心ないひと言にモヤモヤしながらも時間になったので解散。 解散直後にもう1人の友人から電話がありました。「帝王切開だって、怖さとか不安があったよね。さっきのことは気にせずに、これからも一緒に子育てを楽しもうね!」と私を気づかう言葉をかけてくれたのです。私はその言葉にすごく救われました。自身が傷ついたこの体験から、誰かと出産体験談を話すときには、相手の気持ちを考えながら話すように十分に配慮したいと思います。 著者:田中里奈/20代女性・主婦。20歳で結婚・出産を経験し、現在はアラサーの小学生ママ。現在は飲食店でパートをしながら、自宅で子育てコラムなどを執筆中。とにかくゲーマーで、夜な夜なゲームをしている。作画:yacco ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年09月23日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。痛みが強くなり、イキみたい!という気持ちになってきたみかんさん。まだ早いかなと思いつつ、一度ナースコールをしてみました。助産師さんが確認すると予想より早く子宮口が開いていたため、分娩に向けた準備が始まります。そして、どのようなお産にしたいかという要望を書いたバースプランを基に、助産師さんはみかんさんに声かけをしてくれます。事前に提出していたバースプランに、出産のとき、夫に電話したいと書いていたみかんさん。夫に連絡するも、入浴中?だったのか電話に出ず。 そして、分娩室の準備が整ったので移動することに。陣痛の波がおさまっている間に移ろうとしますが、体力を消耗しているので早く動けず。助産師さんに寄り添ってもらいながら分娩室へ。そして……。 分娩室へ移動。再度、夫に電話するも… 分娩室に入ったみかんさんは、ベッドに寝転びます。助産師さんからイキまずにフーって息を吐いてねと言われ、陣痛は1〜2分間隔できているけど出産はまだなのかな?と思います。少しずつ、みかんさんの周りがバタバタし始め、人も増えてきました。きっともうすぐのはずと思い、再度夫に電話しますが出ず……。「もう産まれそう」とメールを送りました。 痛みに耐えながらも夫に電話をかけるみかんさん。一度も出なかったので、「出産で大変なとき、電話をかけても出なかった」って一生言ってやる!と考えてしまいます。みかんさんの様子を見ながらお茶を用意してくれたり、呼吸法を指示してくれたりする助産師さん。当たり前ですがーー、夫がいるよりも遥かに頼りになる、と思ったのでした。 分娩室へ移動すると、もうすぐ赤ちゃんと会えるという気持ちが高まりますよね。体は疲れているのに、気持ちは妙にハイテンションになったり……。もう一踏ん張りのところまできたみかんさん。無事に赤ちゃんが生まれるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年09月21日私は授かり婚です。妊娠が判明して義家族へ報告をしに行くと、義父母にとって初孫ということもありすごく喜んでくれて、私はとてもうれしい気持ちになったのを覚えています。その後入籍をし、義父母との関わりが増えていく中で、デリカシーがないのではないかと感じることが少なからずありました。中でも、初めての出産の際、配慮のない義父母の行動にとてもショックを受けました。 変だな……と感じる義父の行動私と夫は授かり婚で貯金も多くなかったこともあり、義実家にお世話になり生活をすることに。とても良くしてもらっていたのですが、私が仕事でいない間に義父が私たちの部屋に入っていたり、入浴中に脱衣所に入ってきたりと気になる行動がありました。 特に部屋に入られたときは、洗濯物も部屋にしか干すところがなく下着も干していたこともあり、私はとても不快に感じました。ですが、部屋を借りている立場で何も言うことはできないうえに、義父の行動も特に意味ないだろうと思い気にしないことに……。 出産のため入院妊娠期間は大きな問題もなく、出産当日。私は実母と夫に付き添いをしてもらい、義父母には、当日の来院は控えるよう伝えていました。しかし、私が陣痛に耐えている最中に義父母は仕事を抜けては2人で訪れ、「まだか……」と言い、仕事に戻るという流れを2回ほど繰り返したのです。私はしんどかったため、夫から義両親へ「生まれたら連絡するから、それまで来ないでほしい」と伝えてもらいました。 その後分娩室へ入り、いざ出産。子どもが大きかったこともあり、ダメージは大きかったですが、無事に元気な男の子が生まれて感動の中、夫と共に義父母が分娩室へ……。 デリカシーのない義父母私自身、立ち会いを希望しなかったこともあり、出産直後に夫と感動を共有できると思っていたのです。ですが、義父母まで分娩室へ入ってきて、義父はスマホでたくさん撮影をし、分娩室を出て私が処置を終え病室に帰ってきてからも、長い時間病院に滞在していました。 私は大変な出産だったこともあり、その日は絶対安静に加えて高熱でうなされていました。 しばらくして義両親は帰宅しましたが、すぐに親戚を引き連れて大勢で面会に……。夫も帰るよう促してくれましたが、聞く耳持たずで帰ろうとしてくれず、精神的にもしんどい時間でした。義両親はナースステーションにいる息子を見ては夫に似ているのをうれしそうに自慢して帰って行きました。 考え方を変えることにあとになってから義父の撮った写真を見ると、はだけた衣類に、お股に布を被せただけのクタクタな姿の私にドン引きしました。いくら孫が生まれてうれしかったとは言え、とても腹が立ちます。ですが、もう今さらどうにもならないので、今回のことを教訓にし、「今度出産するときには、生まれるまで連絡をしない。夫以外の付き添いもなし」と決めました。 その約2年後、次男を出産しました。新型コロナウイルスの影響により、そもそも面会や立ち会いは禁止でしたが、念を押し、来ないようにと夫から義父母に伝えてもらうことに。義父母が病院に来ることはありませんでした。 初孫ということで楽しみな気持ちが強かったこともあると思いますが、普段から義父母はデリカシーに欠けており、人の言うことを聞かず、自分の行動を正当化して通そうとするところがあります。今回の出産の件で、そのことを一番に痛感し、私にとって出産そのものが少し嫌な思い出として残ってしまいました。素敵な出産にするためにも、嫌なことは嫌だと、相手がわかってくれるまで伝えることは大切だと学びました。義父母は息子のことをかわいがってくれており、その後の関係は良好です。 著者:松本 茉奈/30代女性・主婦。2歳男児と0歳男児の母。整形外科の病院で看護師として勤務し、現在は育児休暇中。いずれ転職も視野に入れているため、さまざまな分野を学習中で、韓国語にも挑戦。趣味は音楽鑑賞や、スポーツをすること。イラスト:山口がたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年09月21日義母は写真や動画を撮るのが趣味。1人目の妊娠時、義母は夫にはあるお願いをしていたらしく……。夫は実母と嫁に挟まれて困ったそうですが、しっかり対応してくれて良かったです。写真や動画を撮るのが好きな義母1人目の出産時の話です。義母は写真や動画をすぐ撮りたがるため、なんとなくイヤな予感はしていたのですが……。案の定、「出産のときになったら分娩室で動画を撮らせてね」と言われました。私には直接言ってきませんでしたが、夫に話していたらしく、何があっても断固として拒否しようと思ってました。 結婚してから日が浅かったこともあり、夫は義母と私のどちらの意見を優先すべきか迷っていたようです。しかし、出産時ばかりは私の気持ちを尊重してくれて、産まれてから義母に連絡。産院の廊下で義母がギャーギャー騒いでいるのを聞き、ちょっと普通じゃないかも……とそのとき感じました。 孫をかわいがってくれるのはうれしいですが、1カ月も経たないうちから早く家に連れてこいといった連絡が。こちらの都合をまったく考えないため、ふつふつと怒りが沸いてきました。今では笑って流せますが、時々ヒートアップする義母の感情的な言動に周りも呆れています。出産は自分たちが思うようにできるといいなと思いました。 ◇ ◇ ◇ 出産時はお産に集中したいですし、動画を撮らずとも勝手に分娩室に入ってきたら困りますよね。夫が妻の気持ちを尊重してくれたので良かったですが……。義母の方もお嫁さんの気持ちを理解してほしいですね。 作画/さくら著者:まるちゃん30代。3人目を妊娠中のママ。
2023年09月20日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。妊娠39週に入っても、赤ちゃんが生まれる様子はなく、ちょるりさんは「自分の心の準備ができていないからだ」と感じていました。しかし、「赤ちゃんに会いたい」という気持ちを大切にしようと心に決めた数時間後、ついに破水しました。 破水し、夫を起こし病院へ赤ちゃんを迎える覚悟ができたとき、破水しました……。 陣痛は、全然痛くなかったです。言われてみれば「多少、おなかが張っているかな? 」というくらいで、「家でこの痛さがきても絶対陣痛だと気付けないレベル」と、当時の記録に書いてました。 さらに、まさかの再会。きっと相手のほうが気まずかっただろうに、担当してくれて感謝でいっぱいです! 陣痛がきた最初のことはまったく痛みがなかったというちょるりさん。その後、しっかり、一気に痛みがきて、3人のお子さんの中で一番きついお産になったそうです。 ちょるりさんは、まさかの同級生と再会していましたね。みなさんは、分娩中に起こったハプニングはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月13日第1子である長女を妊娠していたときは、総合病院ながら産婦人科がメインの大きめな病院で出産を控えていました。人気の病院で待合室はいつも患者さんで溢れかえってはいたものの、陣痛室や分娩室などは他の病院より充実していたので、出産時に混みあうようなことはないだろうと思っていたのですが……。破水したのは満月の日長女は出産予定日を1週間過ぎても生まれてこず、「次の健診までに陣痛がこなければ誘発分娩」と医師に言われて、びくびくしながら過ごしていました。誘発分娩は何となく怖かったので、たくさん歩いたり、陣痛が来ると言われるジンクスを片っ端から試してみたりしましたが、すべて空振り。 しかし、運命の健診を2日後に控えた満月の日、0時前にふと起き上がると、体の中で風船がはじけるような音がして下腹部が濡れていく感触がありました。破水したのです。 タクシーで病院へ産婦人科に電話をすると、すぐにきてほしいとのことでした。タクシーに乗って病院へ着くと、すでに1台のタクシーが停まっていておなかの大きな妊婦さんが出てくるのが見えます。 何もかも初めてでドキドキしていた私は、「仲間がいる! ひとりじゃない!」ととりあえずホッとしましたが、その後もう1台タクシーが訪れ、あっという間に3室の陣痛室が埋まってしまいました。「普段から患者さんが多いからこんなものなのかな」と思いつつも、助産師さんたちの様子がいつもより切羽詰まっているような気がしました。 10人が同時に出産!?破水からの出産で24時間以内に出産する必要があった私は、バルーンや陣痛促進剤を使った誘発分娩となりました。今まで味わったことのない痛みに悶えながら、「今から和痛にできたりしませんか?」と近くにいた助産師さんに弱音を吐いてしまった私。 しかし、助産師さんの返事は「ごめんね、一応聞いてみるけど今10人ぐらいお産中だから無理だと思う……」という驚きの内容でした。言葉通り助産師さんはそのまま私の出産が終わるまで結局戻ることなく、私は12時間以上の陣痛をどうにか耐えて長女を出産しました。 中秋の名月と満月が重なった日長女を出産後、新生児室に行くと13人もの新生児が並んでいました。うち10人は、私が長女を出産した同じ日に生まれた赤ちゃんとのこと。病院側は陣痛室が足りず、入院用の部屋に設備を運んで対応したそうです。 私が産気づいたのはのはただの満月の夜ではなく、数年に一度の中秋の名月と満月が重なる夜でした。「満月の日は生まれやすい」という説を聞いたことはあったものの、これほどまでとは思っていなかったので本当に驚きました。 先日、長女から「クラスメイトに同じ誕生日の子がいた」という話を聞いて、「あのときの1人かも」と不思議な気持ちになりました。あれから次女、長男と2人の子どもを産みましたが、同じ日に同じ病院で10人出産というのはあのときだけです。満月の力を実感した忘れられない出産です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。
2023年09月06日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。それから時は流れて、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまいます。そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまったため、急きょ病院を受診することに。急いで病院へ向かい診察を受けると、医師からは「クローズですね」という言葉が飛び出しました。しかし1時間後、助産師さんが再びママぺいさんを診察すると、子宮口が4cm開いていたため、入院することが決定! さらに、最終的には子宮口が5cmまで開いていたので、麻酔科の先生を呼んで注射を打つことに。その後、時間の経過とともに麻酔の効果を認識し始めたママぺいさん。医師は麻酔が効いているのを確認すると、一旦病室を出て行ったのでした。 痛みに無敵になったママぺいさんは、陣痛がきていながらも、冷静に「この波キツそう~」と波形を眺めていたのでした。 陣痛がなくなると、おなかがすいてきて…※実際の波形とは異なります。 ママぺいさんが空腹を感じていると、助産師さんがやってきました。 「ママ、どんな感じ?じゃあ、診てみますね」 さっそくママぺいさんの内診を始まります。 すると、「ママ、ジンパしちゃうよ」と言われたママぺいさん。 (え、jimpaって何?) そんなことを思っていると、突然、ぐりんっ、ぱちんっという音が! 「破水させたので、ここからはすごく進むはずです!」 「あ、人工破膜(ジンパ)か!」 破水後は、横向きに変えて様子を見ることに。 助産師さんが赤ちゃんの向きを確認し、「ベッドを分娩台に変形させますね!」と言うと、分娩台が動き始めました。 「おなかが張ったら、大きく吸う→吐く→イキむをワンセットでやってね!」 助産師さんは呼吸の仕方を丁寧にママぺいさんに伝えるのでした。 麻酔が効いたお陰で、「おなかがすいた」と感じる余裕を持つことができたママぺいさん。そして人工破膜が終わり、ついに出産に突入ですね。ママぺいさんは初産なので不安もあるかと思いますが、助産師さんから教えてもらった呼吸法をしっかり実践して、無事出産に臨めますように!監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年09月01日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、産後の夫婦生活や性生活について教えてくれました。性生活についての悩みや相談はなかなか身近なママ友にはしにくい話でもありますよね。実は悩んでいる……という方も多いのでは!? ぜひ参考にしてくださいね。訪問先のママたちに産後の性生活について、助産師として相談されることもしばしばあります。ママたちの話を伺ってみると、気持ちの問題だけでなく、傷の痛みなど身体的な理由が原因で気持ちが向かないという場合もあるようです。今回は、産後の性生活についてお話しします。 産後の性生活の再開はいつぐらい?医学的には、産後1カ月を過ぎて健診結果で、子宮が妊娠前の状態に回復して膣や外陰部に問題なく、「性生活を再開しても良い」と医師や助産師に言われてからとなります。しかし、実際には性生活の再開はもっと後のことが多く、ベビーカレンダーの調査でも、産後1カ月で性生活を再開した夫婦は全体の1割程度でした。 性生活を再開した時期で一番多かったのは、ダントツで産後12カ月以上でした。ついで産後2カ月、産後1カ月、産後3カ月、産後6カ月という結果となりました。 性生活を避けたい……という気持ちになるのはなぜ?産後のママは、ホルモンの変化や育児の疲れなどによってどうしても性生活に気持ちが向かないということが多いです。同じ部屋やそばで赤ちゃんが寝ている環境で、いつ起きてしまうかなどいろいろなことが気になってしまい、ママだけでなくパパも性生活に気持ちが向かないということもあるかと思います。 また、授乳中は性行為時に母乳が漏れ出てくることもあり、不快に感じることもあるようです。ほかにも、不妊治療をされていたなど妊娠中も不安で性生活を避けていた場合、長期間性生活がなかったために再開のタイミングが取りづらいということもあるかと思います。 性生活を避けたい……産後の身体の変化とは?出産時に、外陰部の裂傷や切開などで傷ができていたり、吸引分娩や鉗子分娩などで膣内に傷ができると、傷が治っても縫った場所の皮膚が硬くなっていたり、体質によっては、傷が治る過程で皮膚が盛り上がっていたりすることがあります。その場合、1カ月健診で問題ないといわれても、痛みや違和感が続くことがあります。数カ月経っても、改善がみられない場合は、出産した病院に相談してみるのもよいかと思います。 さらに、授乳中のホルモンの影響や挿入までに時間をかけられないなどの理由で、性行為時に分泌物が出づらく膣内が濡れにくいと感じる人も多いようです。そのため、性生活を再開したものの、性行時痛があり怖くなってしまうということもあるようです。ドラッグストアなどでも購入できる潤滑剤のゼリーなどを利用すると性行時痛は緩和されることがあります。 また、産後の膣の緩みなど出産前との違いに戸惑ってしまうということもあります。 パートナーと気持ちを伝えあう努力を性生活の再開の時期はそれぞれで、再開後も体調によってはお互いに誘いを断ってしまうこともあるかと思います。 出産後は妊娠前より、性生活の頻度が減っていく夫婦が多いかと思います。それは、男女というより、育児や家事などを共にしていく仲間・家族という要素が大きくなるからかもしれません。 気持ちや体調、身体の状況は、お互いに伝えていかないとわからないものです。きっかけが作れるように、大丈夫だなと感じたら伝えるようにしてみましょう。第2子など家族計画を話しあったり、お互いの気持ちに寄り添いながら、性行為以外でもスキンシップやコミュニケーションはとるようにしておくと良いですね。 まとめ産後の性生活は、デリケートな問題で悩んでいても相談しにくかったり、お互いを思いやれば思いやるほど難しいことがあります。性行時痛などに関しては、病院や助産師に相談してもらえれば、改善することもあるのでぜひ頼ってくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年08月26日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。もうすぐ生まれるかなと思ったらみかんさんでしたが、子宮口の開き具合は5cmほど。ひとりで陣痛に耐えますが、心細くなって夫にLINEをしたところ、「明日生まれたら、誕生日は11月23日だよ」と返信が。みかんさん夫婦の記念日は1・2・3の組み合わせに何かと縁があるため、少しテンションが上がりました。気を紛らわせながら陣痛に耐え、出産の時を待ちます。痛みが強くなり、いきみたい!という気持ちになってきたみかんさん。まだ早いかなと思いつつ、一度ナースコールをしてみました。助産師さんが確認すると予想より早く子宮口が開いていたため、分娩に向けた準備が始まりました。そして、どのようなお産にしたいかという要望を書いたバースプランを基に、助産師さんはみかんさんに声をかけてくれます。まずは夫に電話をしますが……。 顔認証が反応しない!? 必死の思いで夫に電話 事前に提出していたバースプランに、出産のとき、夫に電話したいと書いていたみかんさん。今は出産以外のことに体力を使いたくないと思いつつ、一生に一度かもしれないし……と気持ちを切り替え、夫に連絡しました。しかし、入浴中?だったのか電話にでず。 そして、分娩室の準備が整ったので移動することに。陣痛の波がおさまっている間に移ろうとしますが、体力を消耗しているので早く動けず。しかも焦って違う方向に進んでしまい、タイムロス。廊下を歩いているときに陣痛の波が来たので、助産師さんに寄り添ってもらいながら痛みがおさまるのを待っていました。 分娩室へ移ることになったみかんさん。初産婦さんの場合、子宮口が全開大になってから移動することが多いため、このときが一番大変だったという人もいるのではないでしょうか。一方でタイミング悪く電話に出られなかったみかんさんの夫ですが、いつ生まれるか、きっとドキドキしているはず。次は電話に出られるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年08月16日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。コロナ禍で立ち会い出産ができないため、夫に手紙を書いてもらっていたみかんさん。ひとりで心細くなったとき、手紙のことを思い出し読み始めます。手紙にはパパになる喜びや不安などが書かれ、最後にみかんさんのことを想う文がつづられていました。感動して涙があふれ、頑張ろう!と思った矢先、痛みのレベルが上がります。もうすぐ生まれるかなと淡い期待を抱きますが、子宮口の開き具合は5cmほど。ひとりで陣痛に耐えますが心細くなり、夫にLINEをしたところ、「明日生まれたら、誕生日は11月23日だよ」と返信が。みかんさんの誕生日と結婚記念日は1月23日、結婚式を挙げた日は3月21日と1・2・3の組み合わせに何かと縁があり、少しテンションが上がりました。気を紛らわせながら陣痛に耐えるみかんさんですが、痛みのレベルがさらに上がり……。 まだ早いかな…迷いつつもナースコール 陣痛の痛みが強くなってきたもちこさん。いきみたい! 体感的には生まれそうな気がしますが、子宮口の開く間隔は1時間に1cmと言っていたし……。少し迷いつつも、ナースコールをして確認してもらいました。すると予定より早くお産が進んでいたため、分娩室へ移ることに。助産師さんは「辛かったねー。準備急いでいるからねー」ともちこさんに寄り添い、励ましの声をかけてくれます。 どのような出産にしたいかを記したバースプランを、事前に提出していたもちこさん。そこに、あらかじめ会陰(えいん)に切り込みを入れる会陰切開はしたくないと書いていました。ですが、万が一の可能性もあるため、切開せずに自然に切れてしまう会陰裂傷とどちらがいいかを聞かれます。ひどい傷になるなら切ってもらったほうがいいかなと思い、「ダメージの少ない方」でと答えました。 そろそろ分娩室に移動しようかというとき、助産師さんからパパに連絡してみる?と言われます。パパと言われ自分の父親を思い出したもちこさんですが、すぐに訂正。ママ・パパと呼ばれたことで、改めて親になることを実感したのでした。 痛みが強く不安になってきたとき、助産師さんの声かけで気持ちがラクになったり、よし頑張るぞ!と出産へのパワーをもらったり……。助産師さんに励ましてもらったという人も多いのではないでしょうか。分娩室へ移ることになったもちこさん。バースプランを叶え、素敵なお産になるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年08月15日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しをすることにしたママぺいさん。引っ越しをしたことで、さっそく新しい個人の産院を探すことに。ネットで調べていると臨月近くまでは個人院でみてくれて、その後は総合病院の無痛分娩と連携できる産院を見つけると、「ここしかありえない!」とこの産院に通うことに。それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまうのですが、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めると、痛みはラクになったのでした。 そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまったママぺいさん。最初病院に行かず、痛みに耐えようとしていたのですが、洋服を脱いでいると、ブルーベリージャムのような血の塊が突然垂れてきたのです! ママぺいさんはタクシーを呼び、旦那さんと一緒に病院へ。 診察時、医師からは「クローズですね」という言葉が飛び出しました。「子宮口が開いてないので、このあとNST検査をして赤ちゃんも問題なさそうだったら自宅に帰って様子を見てください」。そう説明を受けると、ママぺいさんは絶望的な気持ちになってしまって……? 1時間ほど診療台に座り、痛みに耐えていると… ひとまず現状を旦那さんに報告するママぺさん。 痛みに耐えながら診療台に座っていたのですが、1時間ほど経過すると、助産師さんが戻ってきました。 「NSTお疲れ様でした! 念のため再診しますね」 すると、予想外の展開に……! 「あ、すごい! ママぺいさん子宮口4cm!このまま入院しましょう」 その言葉を聞いた瞬間、ママぺいさんのテンションはMAXに。 分娩室へ移動し、もう一度内診すると、今度は子宮口が5cm開いていました。 「麻酔科の先生呼びますね」 その言葉を聞いたママぺいさんは、(思ったよりすんなりでよかったー!)とホッとするのでした。 1時間前は子宮口が開いていなかったものの、1時間を経過すると子宮口が4cm開いたママぺいさん。診療台に座り、ただひたすら痛みを耐えるのはつらかったと思いますが、このまま入院できることになって本当によかったですね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年08月08日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しをすることにしたママぺいさん。引っ越しをしたことで、さっそく新しい個人の産院を探すことに。ネットで調べていると臨月近くまでは個人院でみてくれて、その後は総合病院の無痛分娩と連携できる産院を見つけると、「ここしかありえない!」とこの産院に通うことに。それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまうのですが、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めると、痛みはラクになったのでした。 そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまったママぺいさん。最初病院に行かず、痛みに耐えようとしていたのですが、洋服を脱いでいると、ブルーベリージャムのような血の塊が突然垂れてきたのです! そのため、急きょ病院を受診することに。ママぺいさんはタクシーを呼び、旦那さんと一緒に病院へ向かったのですが……? 「痛みから解放される!」と喜んだのも束の間で… ※マンガ内ではマスクを省略しております。 受付の人に自分も中に入っていいのか確認を取る旦那さん。 「荷物を上まで運ぶのは、旦那さんも一緒で大丈夫ですよ」 そう言われると、2人は産婦人科の受付まで一緒に行くことに。 「ママだけ診療室へ行きましょう」 診療室へ入ると、ママぺいさんの診察が始まります。 「あぁ……これは……クローズですね」 「ママぺいさん、まだ子宮口が開いてないので、このあとNST検査をして赤ちゃんも問題なさそうだったら自宅に帰って様子を見てください」 助産師さんの言葉を聞いた瞬間、絶望感から目の前が真っ暗になってしまったママぺいさん。 助産師さんは手際よくモニターのベルトをつけると、「何かあったらナースコールで呼んでね!」と言って出て行ってしまったのでした。 体もかなりつらいことから、「無痛分娩でいけますように!」と出産の方向へ進むことを期待していたママぺいさん。しかし、診察を受けると、子宮口はまだ開いていませんでした。申し訳なさそうに助産師さんが説明をしていましたが、かなり期待していただけに、これはショックですよね。ただ、出産までもう少しの辛抱なので、なんとか気を取り直してほしいです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年08月06日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しをすることにしたママぺいさん。引っ越しをしたことで、さっそく新しい個人の産院を探すことに。ネットで調べていると臨月近くまでは個人院でみてくれて、その後は総合病院の無痛分娩と連携できる産院を見つけると、「ここしかありえない!」とこの産院に通うことに。それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまうのですが、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めると、痛みはラクになったのでした。 そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまったママぺいさん。最初病院に行かず、痛みに耐えようとしていたのですが、洋服を脱いでいると、ブルーベリージャムのような血の塊が突然垂れてきたのです! 血の塊が出たことで急きょ病院へ向かうため、タクシーを手配することに。タクシーが到着し、さっそく旦那さんと一緒に乗り込むのですが……? タクシーに乗ると、痛みが襲ってきて… ※マンガ内ではマスクを省略しております。 タクシーに乗り、ホッとしたのも束の間。 再度おなかの痛みが、ママぺいさんを襲ってきたのです。 必死で痛みに耐えながらも、タクシー運転手さんの問いかけに応じていたママぺいさん。 すると次の瞬間、旦那さんがそっとやさしく背中をさすりだしました。 (気持ちだけで充分だ。ありがとう) そう思いながら、ママぺいさんは旦那さんの手をギュッと握りました。 その後、なんとか病院に到着すると、「大丈夫?」と問いかける旦那さん。 ママぺいさんは、「うん……。波ガキテルダケ……」とあまりの痛みに片言で答えたのでした。 タクシーに乗ると、次第におなかの痛みが加速し始めたママぺいさん。タクシーの中だと自宅と違って自分のラクな体勢に変えることができず、ひたすら同じ姿勢で痛みに耐え続けなければならないのでつらかったと思いますが、なんとか無事に病院にたどり着くことができてよかったです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年08月04日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しをすることにしたママぺいさん。引っ越しをしたことで、さっそく新しい個人の産院を探すことに。ネットで調べていると臨月近くまでは個人院でみてくれて、その後は総合病院の無痛分娩と連携できる産院を見つけると、「ここしかありえない!」とこの産院に通うことに。それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診を受けた翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまうのですが、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めると、痛みはラクになったのでした。 そして、その日の18時ごろ、とうとう痛みの波がピークに達してしまいます。最初病院に行かず、痛みに耐えようとしていたのですが、翌日から連休に入ることもあり、「病院に連絡しようかな」と悩み始めたママぺいさん。 結局、痛みが収まった段階で病院へ行く準備をするのですが、洋服を脱いでいると、ブルーベリージャムのような血の塊が突然垂れてきて……!? 「何か血の塊出たぁぁぁ」突然の血の塊に困惑して!? 「何か血の塊出たぁぁぁ」 突然の出血に困惑しながらも、着々と病院へ行く準備を始めたママぺいさん。 そして、旦那さんにもこのことを報告。 (これは絶対病院!) そう思ったママぺいさんは、病院へ行くためにタクシーを呼ぶことに……。 生理用ナプキンを着け、念のためにとバスタオルをバッグに入れてタクシーに乗り込むのでした。 出産を控えたママだと、できるだけシャワーを浴びられるときに浴びておきたいという方が多いと思いますが、まさにママぺいさんもそのひとりでした。ママぺいさんの場合は破水ではなかったため、今回シャワーを浴びても問題なかったのですが、破水後にシャワーや入浴をしてしまうと、細菌感染を起こしてしまうリスクが高まってしまいます。そのため、破水後の入浴やシャワーは控えるようにしましょう。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年08月02日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しをすることにしたママぺいさん。引っ越しをしたことで、さっそく新しい個人の産院を探すことに。ネットで調べていると臨月近くまでは個人院でみてくれて、その後は総合病院の無痛分娩と連携できる産院を見つけたママぺいさん。「ここしかありえない!」と、この産院に通うことを決めたのでした。それから時間が経過し、ママぺいさんは妊娠38週を迎えることに。妊婦健診では特に問題はなかったのですが、その翌朝、下痢のときのような腹痛に襲われてしまいます。その後、トイレへ行くと出血があり、「おしるしだ!」と困惑してしまったママぺいさん。すぐに陣痛アプリを起動させると、痛みの間隔の時間を入力します。 必死で痛みに耐えていたママぺいさんですが、次第につらくなってきたため、以前保存しておいた痛みを和らげる体勢の動画を見始めることに。さっそく動画の通り実践すると、「めっちゃマシになるやん!」と感動するのでした。 感動したのも束の間、痛みの波が襲ってきて… ママぺいさんが痛みに耐えていると、異変に気付いた旦那さんが、「大丈夫?」と声を掛けてきました。 「病院行く!?」 「いえ、まだそのときではありませぬ」 ママぺいさんはそう答えたものの、18時を迎えたころ、ついに限界を迎えてしまいます。 そこで、次の痛みの波が来ないうちにママぺいさんはお風呂に入ることに。 しかし、洋服を脱いでいると、ドゥルンという音とともに何かが垂れました。 恐るおそる下を見ると、床にはブルーベリージャムのような血の塊が……! 「何か血の塊出たぁぁぁ」 突然の事態に思わず衝撃を受けるのでした。 このときママぺいさんは妊娠38週だったので、少しずつ出産に向けて体が準備を始めていたのだと思うのですが、突然痛みに襲われたり、体から出血があったりと、出産は本当に命がけだということが伝わってきますよね。赤ちゃんと会えるまでさまざまな試練が続くわけですが、ママぺいさんもなんとかその試練を乗り越えてほしいです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年08月01日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わったのでした。そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しをすることにしたママぺいさん。引っ越しをしたことで、さっそく新しい個人の産院を探すことに。ネットで調べていると臨月近くまでは個人院でみてくれて、その後は総合病院の無痛分娩と連携できる産院を見つけたママぺいさん。「ここしかありえない!」と、この産院に通うことを決めたのでした。そして、ママぺいさんは妊娠31週から総合病院を受診することに。以前通っていた産院が個人院だったことから、手厚い診療に慣れていたママぺいさん。実際に総合病院で診療を受ける始めると、その違いをひしひしと実感するのでした。 この日は入院に向けての荷造りをしていたママぺいさん。入院時に必要な物をトランクケースに入れていたのですが……? 荷造り完了! 赤ちゃんが生まれてくるのが待ち遠しくて… 直前になって慌てないよう、事前に荷造りを完了させるママぺいさん。 そして、妊娠38週に内診を受けたのですが、先生からは「まだ降りてきてないねぇ」と言われます。 来週NSTを受けることになり、この日の診察は終了。 翌朝、ママぺいさんは下痢のときのような腹痛に襲われてしまいます。 その後、トイレに行くと出血が!一瞬生理かと思いきや、おしるしだと気付いたママぺいさんは陣痛カウントアプリを開き、おなかの張りの間隔を入力することに。 「また10分間隔でキタキタキタキタキァ……」 (今病院に行っても帰らされる気しかしない) 痛みに必死で耐えながらも、そう思ったママぺいさんは、痛みを和らげる体勢の動画を見始めることに……。 動画の通り実践してみると、「痛みがめっちゃマシになるやん」と感動するのでした。 事前に陣痛を和らげる体勢のYouTube動画を保存していたことを思い出したママぺいさん。さっそく実践してみると、効果があったようでよかったです。ネットには妊娠・出産に関するたくさんの動画がアップされていますが、実際に出産経験のあるママの体験談やアドバイスなど有益な情報を得ることができるのはありがたいですよね。ママぺいさんのように気になった動画は、事前に保存しておくと、すぐに見返すことができるので便利かもしれません。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年07月24日良妻賢母になるまでは。
こどもと見つけた小さな発見日誌
うちの家族、個性の塊です