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「ゃ」「ゅ」「ょ」などを「拗音(ようおん)」と言いますが、拗音が入った名前は印象的で記憶に残りやすいのだそう。そこで今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の拗音ネームをお届けします。 りょうまよみランキング36位にランクインしている「りょうま」は、やはり坂本龍馬を連想する方が多いのではないでしょうか。そのイメージから、行動力と男気に溢れる印象を持ちます。漢字では「涼真」と書くのが人気で、名前ランキングの55位にランクインしています。 しょうまよみランキング38位に入っている「しょうま」は、「翔真」と書くのが人気。漢字ランキングで「翔」は3位、「真」は5位にランクインしており、人気の漢字を組み合わせた最旬ネームと言えます。「大きく羽ばたく」という意味を持つ「翔」は、男の子ネームとして毎年人気の拗音漢字です。 りょう「りょう」は、よみランキング42位にランクイン。名前ランキングを見ると、95位に「遼」がランクインしています。「遥か遠いところ」「ずっと向こうまで続く」という意味を持つ「遼」は、無限に広がる大地や空を連想させます。心が広くスケールの大きな人に成長してほしい、という願いが込められていそうです。 しょうたよみランキング52位の「しょうた」は、名前ランキング44位「翔太」と書く名前が人気。漢字ランキング3位の「翔」と1位の「太」を組み合わせた人気漢字ネームです。81位には「翔大」もランクインしています。 りょうたよみランキング58位の「りょうた」は、漢字ランキング69位に「涼」、1位に「太」が入っていることから、「涼太」と書くのがイマドキ。爽やかさと男らしさを併せ持った名前です。 しゅんよみランキング69位には「しゅん」がランクイン。「しゅん」と読む漢字は、漢字ランキング56位に「春」、61位に「隼」が入っていました。「隼」は鳥のハヤブサを意味し、大空を羽ばたく姿やその疾走感をイメージさせます。 りょうすけよみランキング79位には「りょうすけ」がランクイン。「りょう」は男の子ネームに人気の読みで、漢字は「涼」「凌」「亮」「怜」がランクインしています。助けることを意味する「介」をつけることで、親しみやすく軽やかな印象になっています。 りゅうせいよみランキング86位には「りゅうせい」が、名前ランキング55位には「琉生(りゅうせい)」がランクイン。漢字ランキング25位には「琉」が入っており、近年人気の名前です。「琉球」のイメージから、青い海や南風を連想させます。 しょう「しょう」は93位にランクイン。名前ランキングでは16位に「翔」がランク入りしています。「翔」という漢字は2017年、2016年、2015年と4年連続で漢字ランキング3位をキープしている人気の漢字です。この漢字の人気ぶりは、これからもしばらく続きそうです。 男の子の拗音ネームは、「しょう」「りょう」を使うのが特に人気のよう。ちなみに、女の子の人気よみランキングには、拗音ネームは見当たりませんでした。男の子ならではの名付けとして、参考にしてみてくださいね。【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、男の子44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年07月12日今回はさ行で始まる男の子の名前に着目し、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」TOP100に入っている名前をご紹介します。さ行の音を使うことで、爽やかでかっこいい印象の名前になるそうですよ! 湊(そう)名前ランキング3位の「湊」は、船が集まる“みなと”を表す漢字。漢字ランキング15位に入っており、男の子の名づけに人気の漢字でもあります。また、22位には「颯(そう)」もランクイン。風が吹く様を表す漢字で、こちらも漢字ランキング11位に入っています。どちらも爽やかで凛とした印象の名前です。 颯真(そうま)16位にランクインした「颯真」は、漢字ランキング11位の「颯」と5位の「真」を組み合わせたイマドキネーム。どちらも爽やかで男らしいイメージの漢字であり、「ま」で止めることで落ち着いた印象になります。 蒼大(そうた)30位にランクインする「蒼大」。実は「そうた」とよむ名前は、よみランキング2位の大人気ネームで、32位「颯太」、41位「奏汰」、47位「颯汰」、65位「奏多」、69位「蒼太」、85位「颯大」、94位「湊太」と、TOP100以内に8つもランクインしています。どれも人気漢字を組み合わせており、最旬ネームと言えるでしょう。 朔(さく)39位にランクインしている「朔」は、「はじめ」「最初」という意味のある漢字。「逆方向」や「元に戻る」という意味を表す「屰」に「月」を組み合わせて、「月が元に戻ること」を表したのが由来だそう。月に起因するということで、なんとなくロマンチックな印象の名前です。 翔太(しょうた)毎年人気の「翔太」は44位。81位には「翔大」もランクインしています。大きく羽ばたくことを意味する「翔」は漢字ランキング3位にも入っており、男の子の名づけに人気の漢字。「太」や「大」がつくことでさらに男らしく、明るく元気な印象の名前になります。 蒼空(そら)65位にランクインしたのは「蒼空」。「蒼」は、草木が青々と生い茂る様子を表す漢字。本来「蒼」は「そう」、そして「空」だけで「そら」と読みますが、それらを組み合わせることで美しい青空が広がる様子を連想させます。85位には「空」もランクインしています。 翔真(しょうま)意外にも、「翔真」は95位に初ランクイン。こちらも「翔」と「真」の人気漢字を組み合わせた、最旬イマドキネームです。「翔」で明るく元気な印象を、「真」で安定感のある落ち着いた印象を与えます。「真っすぐ、大きく羽ばたいてほしい」という願いも込められていそうです。 男の子のさ行で始まる名前は、海や空、風などが由来になっているものが多く、スケールの大きさと爽やかさが求められている印象。男の子の名づけの参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、男の子44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年07月03日近年の赤ちゃんの名前には、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)を連想させる「陸海空ネーム」が多いようです。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~男の子編~をお届けします。 樹(いつき・たつき)大きな樹木を意味する「樹」は、名前ランキング6位に、「いつき」という読みは10位にランクイン。大地に根を張り、冬の寒い日も風の強い日もそこに立ち続ける姿から、力強く凛とした印象の陸ネームです。 陸(りく)陸ネームそのものである「陸」は、9位にランクイン。ほかにも、50位に「陸斗(りくと)」、93位に「陸翔(りくと)」、99位に「陸人(りくと)」と、「陸」を使った名前が4つ入っています。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前「りく」は、よみランキング5位にも入っている人気ネームです。 岳(がく)名前ランキング43位の「岳」は、高く険しい山を意味する漢字。スケールが大きく、心の強い男の子になってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 大地(だいち)陸ネームの代表格とも言える「大地」は、53位にランクイン。毎年必ず100位以内に入る、男の子の人気ネームです。 湊(そう・みなと)名前ランキング3位に入った「湊」は、海上の船などが集まる港を指す漢字。25位には「湊斗(みなと)」、94位に「湊太(そうた)」も入っています。「みなと」はよみランキング6位、「湊」は漢字ランキング15位にもランクインしており、男の子の最旬ネームとも言えます。 海翔(かいと)名前ランキング33位に「海翔(かいと)」がランクイン。「海」は漢字ランキング30位、大きく羽ばたくことを意味する「翔」は3位にランクインしている人気の漢字です。「海」を使った男の子の名前では、62位に「海斗(かいと)」、88位に「拓海(たくみ)」もランクインしています。 航大(こうた・こうだい)69位にランクインしている「航大」の「航」は、船で水を渡ることを意味する漢字。「航海」や「航路」といった熟語を連想させ、大海原を船で渡る壮大なイメージが湧きます。77位には「航(こう・わたる)」もランクインしています。 陽翔(はると・ひなと)男女ともに人気の「陽」を使った名前は、明るい太陽を連想させる空ネーム。5位の「陽翔(はると・ひなと)」を筆頭に、8位「陽太(ひなた・ようた)」、11位「朝陽(あさひ)」、13位「陽向(ひなた)」、19位「陽斗(あきと・はると)」、38位「陽(はる・よう)」と、「陽」を使った名前が6つランクインしています。 翼(つばさ)50位にランクインした「翼(つばさ)」は、空を大きく羽ばたくイメージから空ネームとしてカウント。2017年の27位からはランクダウンしたものの、毎年ランクインする人気の名前です。 蒼空(そら)「蒼空(そら)」は、名前ランキング65位。草木が茂る様子や深い青緑色を意味する「蒼」という漢字は、漢字ランキング10位。「空」も毎年人気の漢字で、2017年・2018年ともに31位にランクイン。人気の漢字を組み合わせた近年名づけで好まれる名前です。名前ランキングの85位には「空(そら)」も入っており、空ネームの根強い人気を感じます。 男の子の名前は、女の子以上に陸・海・空ネームが多い印象でした。やはり男の子には、力強さや広大さといった、スケール感を重視した名前が人気のよう。男の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月19日最近、男の子の名前で優しげな響きの名前が多いと感じることはありませんか?たくましく元気な響きの名前もすてきですが、優しくやわらかい響きの名前も捨てがたい! なかでも「な行」や「や行」、「長音(「えい」「そう」など長く引き伸ばす音)」の名前は優しく感じられるといわれているようです。 今回は、2018年「赤ちゃんの名前のよみランキング」にランクインしていた男の子の名前から、人気の優しい響きの名前を紹介します。 えいた俳優の瑛太さんの影響もあるのか、男の子に人気の名前。「た」で止まる名前は男の子らしい印象がありますが、「えい」の響きで優しさがプラスされますね。 えいとこちらも「えい」の優しい響きが印象的な名前。数字の「8(eight)」と同じよみということもあり、海外でも通用するのが人気の理由かも。 けい呼びやすさがバツグンの親しみやすい名前。プロテニスプレーヤーの錦織圭さんなどのイメージもあり、将来海外で活躍できるように願いをこめて。 こうせい長音の優しいイメージと同時に、大きくて伸びやかで心が広い男の子を連想させます。思わず呼びかけたくなってしまう名前ですね。 そうすけ呼んだだけで明るくさわやかな印象を受ける名前。スポーツが得意で活発そうな男の子を連想させてくれます。 そうた男の子の名前のよみランキング2位の大人気名前。「そう」というさわやかな響きと、男の子らしい「た」の組み合わせから、バランスの良さを感じます。 たいせい音の響きから、大らかで何事にも動じない強さと同時に、穏やかさを感じさせてくれます。将来「大成」できるように、という願いも込めて。 ゆいと「ゆい」という優しい音が、男の子に人気。「結」「唯」の字が当てられることが多いようです。 ゆうせい頭に「ゆう」が付くだけで、優しく、やわらかい印象を与えてくれます。長音同士の組み合わせなので、呼びやすいのもいいですね。 ゆうと男の子の名前のよみランキング3位の名前。優しいイメージなのに、凛々しい少年のようなイメージもある名前です。漢字の組み合わせもたくさんありそうですね。 優しい響きの名前が増えているのは、男女を問わず、「優しさ」や「癒し」を求められている時代だからなのかもしれませんね。男の子の名前を考えている人は、“響き”もポイントに検討してみては?(TEXT:樋口由夏)
2019年06月17日男の子の名前に使われる漢字のなかでも人気の高い「蒼」。「草木が生い茂る」という意味から、すくすくと育つ植物のような、さわやかで健康的なイメージです。2018年の名前ランキングのなかから、「蒼」を使った人気の名前TOP7を紹介します。 1.蒼(あお、あおい)「蒼」一文字の名前で、印象的。「あおい」というよみも2018年のランキングでは19位と人気です。見た目も響きも、りりしさやさわやかさが感じられます。 2.蒼大(あおと、そうた)のびのびと大きく育つように、という願いを込められる名前です。「大」は男の子の名前の漢字ランキングで毎年1位、2位に挙がる人気漢字。「あおと」「そうた」はどちらも人気の高いよみ方です。 3.蒼真(あおま、そうま)男の子の名前に使われる漢字で人気の高い「真」を組み合わせた名前。「~ま」で終わる名前でやさしい響きになります。 4.蒼空(そら)「空」と合わせて「そら」と読ませる当て字名前。漢字が表す通り、さわやかに晴れ渡った大空をイメージさせ、同時によびやすさも併せ持った名前です。 5.蒼太(そうた)俳優の福士蒼汰さんの名前と漢字違いで、男の子の人気漢字「太」を使った名前です。元気にたくましく育ってほしいという願いにぴったり。 6.蒼士(あおし、そうし)2018年男の子の名前のよみランキングでは「そうし」がランクイン。「士」を合わせることで、古風な印象がアップ。きりっとしたりりしさや芯の強さを感じさせる印象に。 7.蒼生(あおい、いぶき)「生」という漢字を使うと、よりいきいきとした印象に。また「いぶき」とよませることで、漢字で見た印象と合わせて、若々しく生命力のあふれた人を連想させます。 「蒼」は人気が高い漢字なので、知り合いと名前が被ることを気にする方もいるかもしれません。ただ、「あお」「そう」と複数のよみがあるので、合わせる漢字によってバリエーションが広がります。個性的な名前を考えることもできそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月15日近年の赤ちゃんの名前は、自然を連想させる漢字を取り入れるのがトレンド。今回はその中でも、陸(大地を連想させる名前)、海(海や港を連想させる名前)、空(太陽や空などを連想させる名前)に注目してみました。赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、陸海空ネーム~女の子編~をお届けします。 楓(かえで)名前ランキング10位の「楓(かえで)」は、秋に美しい紅葉が楽しめる木の一種。「木」へんに「風」という漢字がさわやかで、清々しい大地を連想させる陸ネームです。2017年では人気の名前1位と、近年人気の名前です。 花(はな)女の子の陸ネームでもっとも多いのは「花」を使った名前。25位に「花(はな)」がランクインしているほか、45位「和花(わか、のどか)」、47位「一花(いちか)」、62位「彩花(あやか、いろは)」、65位「花音(かのん)」、79位「百花(ももか)、84位「優花(ゆか、ゆうか)」、99位「唯花(ゆいか)」と、8つの名前がランクインしています。 すみれ45位にランクインしている「すみれ」は、濃い紫色が美しい花の名前。可憐な印象です。ほかにも、34位「蘭(らん)」や64位「桜(さくら)」など、花の名前を取り入れた陸ネームがランクインしています。 あかり19位にランクインした「あかり」は、太陽を連想させる空ネームのひとつです。「あかり」と読む名前は30位「朱莉」、78位「明莉」、94位「朱里」がランク入り。「朱里」は山間や田園地帯、人里といった意味を持つ「里」という漢字を取り入れることで、のどかで穏やかな印象に。「あかり」はよみランキング2位の人気ネームでもあります。 夏帆(かほ)夏らしい印象の「夏帆(かほ)」は、44位にランクイン。「帆」という漢字は、風を受けるために船に張った布のこと。夏生まれの女の子に特に人気の名前です。86位には「莉帆(りほ)」もランクインしています。 七海(ななみ)65位にランクインしている「七海(ななみ)」は、海ネームそのもの。世界にある7つの海「南太平洋」「北太平洋」「南大西洋」「北大西洋」「インド洋」「北極海」「南極海」を総じたSeven Seasを和訳すると「七海(ななみ)」になります。この名前も夏生まれ、特に7月生まれの女の子の名前によく使われているようです。 凪(なぎ)「凪」とは、風がやんで波が穏やかになる状態のこと。そのため、「風」という漢字の中が「止」になっています。海と風が一体となり、壮大でありながら穏やかな風景を連想する海ネームです。 渚(なぎさ)海の波打ち際のことを指す「渚(なぎさ)」は、100位にランクイン。明るい夏の海をイメージさせる漢字で、夏生まれの女の子に人気の海ネームです。 陽菜(はるな・ひな)空ネームでは、明るい太陽を連想させる「陽」を使った名前が男女ともに人気。女の子では、5位の「陽菜(はるな・ひな)」を筆頭に、6位「陽葵(ひな・ひなた)」、48位「心陽(こはる)」、83位「陽菜乃(ひなの)」がランクインしています。 結月(ゆづき)女の子の空ネームで圧倒的人気を誇る、「月」を使った名前。中でも1番人気は8位の「結月(ゆづき)」で、その後13位「美月(みづき)」、31位「菜月(なつき)」、39位「葉月(はづき)」、74位「柚月(ゆずき・ゆづき)」、92位「優月(ゆつき・ゆづき)」と、6つの名前がランクインしています。 自然を連想させたり、自然からインスピレーションを受けたりした名前は多いのですが、中でも今回は「陸・空・海」にちなんだ名前をご紹介しました。女の子の名づけの参考になれば幸いです! 【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月12日「月」は女の子の名前に使われる漢字ランキングの上位に挙がる漢字のひとつ。2018年の女の子の名前ランキングにも「月」を使った名前がランクインしました。夜空に光り輝く月はやさしさや美しさを連想させ、女の子の名前に使いたいパパ、ママも多いようです。そこでランキングに挙がった「月」を使った名前のTOP6を紹介します。 1.結月(ゆづき)女の子の名前に使われる漢字として人気の高い「結」と組み合わせた名前。「ゆづき」というよみも人気です。やさしい響きで、おだやかな美しさを感じさせます。 2.美月(みつき、みづき)やさしく光り輝く月のイメージをより一層印象づける名前。人をひきつける魅力も感じさせます。女優の山本美月さんの名前としても思い浮かびます。 3.菜月(なつき)「菜」は健康的で素直さを連想させる漢字。2018年女の子の名前の漢字ランキングでは1位の人気漢字です。響きも名前のイメージもおだやかな印象に。 4.葉月(はづき)八月を表す言葉で古風な印象の名前。いきいきとしたイメージで、特に8月生まれの女の子にぴったりです。 5.柚月(ゆずき、ゆづき)ゆずの実のような、さわやかさやみずみずしさと、りんとした美しさを感じさせる名前。ゆずは冬が旬の果実なので、冬生まれの女の子にも似合いますね。 6.優月(ゆつき、ゆづき)人気の高い「結月」の漢字違い。「優」を使うと、やさしく、知性や才能を持つ人に、という願いを込められます。 「月」を当てられそうな名前のよみそのほか、2018年女の子の名前のよみランキングにも「月」を当てられそうなよみがランクイン。「ゆづき」「みづき」などのほかには「さつき」というよみも人気のようでした。「さつき」の「さ」には、「彩」「早」「咲」などの漢字を合わせることができます。 丸く輝く満月や三日月など、月は満ち欠けによって印象が変わるもの。やさしい光で人を包み込むイメージもあれば、クールでりんとしたイメージも。赤ちゃんが生まれた日に見た月の印象を名前に込めてもいいかもしれませんね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年06月07日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」のなかで、名前の最後に「か」がつく、「か」止めネームに着目! 「か」止めネームは女の子らしく可憐な印象です。今回は、2018年よみランキングTOP100に入っている9つの名前をご紹介します。 1位ほのかよみランキング15位だった「ほのか」が、「か」止めネーム1位でした。ほんわかと優しい印象の名前です。ひらがなで書くと全体が丸みを帯びており、どこか古風でかわいらしい雰囲気も。また、2017年7生まれの女の子3,185人の調査結果では、よみランキング2位にランクインしており、夏生まれの女の子の名前として人気が高いようです。 2位いちか2017年よみランキング23位から、2018年は17位にランクアップ。名前ランキングでは47位に「一花」、51位に「一華」が入っています。「花」や「華」は女の子の名前に人気の漢字で、「花」は漢字ランキング3位、「華」は22位。「一」をつけることで、第1子であること、オンリーワンであること、1つのことを成し遂げてほしいなど、それぞれの意味が加わっていそうです。 3位ももか2017年よみランキング41位から、2018年は29位にランクアップ。「百花」と書くことが多く、桃の花を表します。そのため、桃の花の開花時期である初春に生まれる女の子に人気の名前です。桃色のかわいらしい花は、ひな祭りでも女の子の健やかな成長を願って飾られます。 4位はるかこちらも2017年よみランキング73位から、2018年は36位に大幅ランクアップ。「はる」がつく名前は男女問わず人気です。漢字は「陽」「春」「晴」が多く、男女ともに人気の漢字です。そこに「花」や「華」などをつけることで、ぐっと女の子らしい印象になりますね。 5位りんか名前ランキング2位に「凛」、よみランキング6位に「りん」が入っており、近年大人気の「凛」という名前。そこに「花」「香」「夏」などをつけて、「りんか」とする「か」止めネームです。漢字の意味の通り凛とした印象と、どこかかわいらしさもある響きで、よみランキングでは41位にランクインしています。 6位ゆいかよみランキング43位の「ゆいか」は、名前ランキング99位に「唯花」がランクイン。こちらは2017年まではランク外だった名前で、2018年に人気が上がった名前です。「唯」は漢字ランキング51位に入っており、「唯一」という熟語で使われる漢字。「この世にひとりだけ」「かけがえのない」という意味があります。 7位ふうか漢字ランキング44位に「楓」が入っており、「楓佳」「楓香」などが考えられます。「楓」は「かえで」ともよみ、秋の紅葉が美しい落葉樹。「風」という漢字が入っていることで爽やかな印象もあり、秋生まれの女の子に多く採用される名前です。 8位ゆうかよみランキング63位。名前ランキングには84位に「優花」がランクイン。「花」は漢字ランキング3位、「優」は18位と、流行り廃りのない女の子の最強ネームともいえる名前です。優しく美しい女の子に育ってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 9位あやかよみランキング67位の「あやか」は、名前ランキングでは「彩花」が62位に新規ランクイン。「彩」は漢字ランキング12位にも入っており、「色」をイメージさせるため、美しく華やかな印象に。また、「あや」のよみは愛らしく、しとやかな雰囲気も持っています。 漢字ランキングのなかで「か」と読める漢字は、「花」「夏」「華」「香」「佳」でした。実は女の子の名前でテッパンの漢字が多かったのです! 愛らしく華やかな印象になる「か」止めネーム、検討してみてはいかが?【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件中、女の子43,647件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)
2019年06月03日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」の男の子よみランキングを見ていて気付きました。「と」止めの名前が非常に多いことに……! なんとTOP100のうち、21の名前が「と」止め! 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、2018年に人気だった「と」止めネームTOP10をご紹介します。 1位はるとよみランキング1位は「はると」でした! 名前ランキングにも5位に「陽翔」、9位に「悠人」がランクイン。ほかにも、「陽斗」「悠翔」「悠斗」「晴翔」「悠仁」とたくさんの「はると」と読む名前がランクインしており、大変人気のある名前です。全体的に伸びやかで明るい漢字が使われることが多く、のびのびと元気な男の子に育ちそうですね。 2位ゆうと「ゆうと」はよみランキング3位にランクインしており、「悠人」「結翔」「悠翔」「悠斗」と、男の子に人気の漢字を組み合わせた「ゆうと」がたくさん。名前ランキング77位には新規で「優斗」もランクインしており、その人気は衰えません。 3位みなとよみランキングでは6位、名前ランキングでは3位に「湊」がランクイン。たくさんの船が集まる「湊」は、人気者になるように……という願いを込めてつけるパパ・ママが多いそう。また、海や船を連想させる漢字は男の子の名前に人気で、大きく爽やかな印象が男の子にぴったりです。 4位ゆいとよみランキング7位の「ゆいと」は、「結翔」「結斗」「結仁」「結人」と「結」という漢字を使って組み合わせるのが定番化。良縁で恵まれるように、強い絆で結ばれるようにと、パパ・ママの願いが込められていそうです。 5位あおとよみランキングでは11位、漢字では「蒼大」「碧斗」「碧人」が100位以内に入っています。「蒼」は、植物がすくすくと育ち生い茂る様子を表す漢字。「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表します。どちらも自然の強さや美しさをイメージさせる漢字で、近年男の子の名前に人気です。 6位ひろと「ひろと」は2017年のよみランキングでは6位でしたが、2018年では12位にランクダウン。しかしながら名前ランキングの2位に「大翔」がランクインしており、2017年も3位と、根強い人気がある名前です。大きく羽ばたくという意味を持った「翔」は、漢字ランキング3位に入っています。 7位かいとよみランキング18位の「かいと」は、「海翔」「海斗」と書くのが人気。「斗」はひしゃくを意味し、北斗七星を連想させて美しく神秘的なイメージの漢字。「海」は、特に夏生まれの男の子に人気の漢字です。 8位はやとよみランキング20位の「はやと」。「颯斗」「颯人」と、風が吹く様を表す「颯」という漢字が人気。「風」と「立」を組み合わせた漢字の印象が良く、「颯爽」という熟語を連想するので、爽やかできりっとした雰囲気になります。 9位あきとよみランキング23位にランクイン。名前ランキング19位に「陽斗(あきと)」が入っており、人気漢字である「陽」を少しひねって読ませた名前です。漢字ランキング6位の「陽」は「よう」のほか、「あき」「きよ」「はる」「ひ」などと読む場合も。 10位りくとよみランキング25位にランクイン。名前ランキング9位に「陸(りく)」、50位に「陸斗(りくと)」が入っており、「陸」という漢字の人気ぶりが伺えます。壮大で力強く、地に足のついた印象の漢字です。 このほかにも「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」のよみTOP100には、「えいと」「けんと」「あやと」「やまと」「かなと」「れんと」「けいと」「まなと」「ゆきと」「さくと」「たくと」と、実に多くの「と」止めネームがありました! ちなみに、2017年1位は「みなと」、2016年1位は「はると」と、3年連続で「と」止めネームがよみランキング1位を獲得しています。近年「と」止めネームのトレンドであり、定着化してきていることがうかがえました。男の子の名づけの参考にしてみてくださいね。【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:男の子:44,460件調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月29日昔から女の子の名前に多く選ばれる「美」という字。文字どおり、美しくあってほしいという親の願いが込められている名前で、今でもその人気は健在のよう。今回は2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」で上位に入っていた、「美」のつく名前を紹介します。 美月(みつき、みづき)女優の山本美月さんの影響もあるのか、上位にランクイン。「月」がつく女の子の名前は人気ですが、その中でも「美」がつくことで、華やかさがよりアップした名前。 美咲(みさ、みさき)漢字から受けるイメージも、名前を呼んだときの印象も、女性らしいイメージの名前。名前の通り、花が咲くような美しい女性に育ってほしいという願いを込めて。 美織(みおり)文字も響きも、どこか古風でしとやかな印象を受ける名前。美しく、彩りのある人生を織りなしていってほしいという願いが込められています。 美桜(みお、みさき)美しく咲く桜のように、誰からも愛される、日本人らしい名前です。桜の咲く時季に生まれた女の子にはぴったりの名前ですね。 美琴(みこと)「琴」の字の古風なイメージがかえって新しく、おしゃれな印象を与えてくれます。「こと」という音もかわいらしいですが、漢字を当てはめるとさらに愛らしく。 美羽(みう、みわ)美しい羽を持った鳥のように、大きく羽ばたいていけるような印象の名前。「みう」「みわ」どちらの読み方も、かわいらしい女の子の名前として人気です。 2018年の女の子の名前ランキングを見ると、「美」のつく名前に関して、共通していることがありました。それは、「○美」のように、名前の最後に「美」を使うのではなく、一文字目に「美」を取り入れていること。それがここ最近の「美」のつく名前の傾向のようです。「美」のつく名前は、女の子ならでは。ぜひ、名づけの参考にしてみてくださいね。(TEXT:樋口由夏)
2019年05月27日最近、男の子の名前で目立って増えてきたのが、止め字が「ま」とよむ名前。2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」でも、この「ま」止めネームが多く見受けられました。今回は、2018年のランキングでも人気だった、男の子の「ま」止めネームを、漢字とよみのそれぞれから紹介します。 漢字ランキングで人気だった「ま」止めネームTOP61.悠真(ゆうま)男の子に人気の漢字ランキングの上位に入ってくる「悠」の字を使っています。男の子らしくもあり、伸びやかでもあるイメージで、人気上位なのも納得です。 2.颯真(そうま)「颯」という漢字も、声に出して名前を呼んだときのイメージも、とてもさわやかな名前。元気が良く、はつらつとした男の子のイメージです。 3.蒼真(そうま)「蒼」という字も、男の子に人気の漢字。2018年男の子の漢字ランキングでも10位入っています。「そうま」というよみは2位の「颯真」と同じですが、「蒼真」はよりクールな印象を受けますね。 4.涼真(りょうま)「涼」という漢字のイメージから、涼しげなイメージの名前です。2018年のランキングに入ったのは、俳優の竹内涼真さんの影響もあるのかも!? 5.拓真(たくま)「拓」という漢字と、よみから受ける印象から、男の子らしく、たくましく、頼もしいイメージの名前。スポーツが得意そうな、活発な男の子にぴったりの名前ですね。 6.翔真2018年男の子の漢字ランキング3位の「翔」の字が使われた名前。将来、世界に羽ばたいていけるような人に育ってほしいという願いが込められているようです。 名前のよみランキングで人気だった「ま」止めネーム一方、2018年の男の子の名前ランキングを「よみ」だけで絞ってみると、やはり「ま」止めネームがたくさん見受けられました。人気の高いものから順に紹介すると、 ・そうま・ゆうま・とうま・はるま・りょうま・しょうま・たくま という順番でした。「名前ランキング」では出てこなかった、「とうま」「はるま」がランクイン。どちらも男の子らしさとやわらかさのある、カッコイイ名前ですね。 「ま」止めネームは、男の子らしいのはもちろん、呼びやすい名前でもあるようです。漢字のバリエーションもいろいろありそうなので、男の子の名前候補として、検討してみてはいかがでしょうか?(TEXT:樋口由夏)
2019年05月23日「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」の男の子の名前では、1位「はると」2位「そうた」3位「ゆうと」と、三文字の名前が多いなか、四文字の名前も毎年ランクインしています。「四文字ネーム」はどっしりと力強い感く、男の子らしい印象があります。 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー 2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、2018年に人気だった「四文字ネーム」TOP10をご紹介します。 1位そうすけ2018年よみランキング8位の「そうすけ」は、2017年24位から一気にランクアップした注目ネーム。宮崎駿監督のアニメ「崖の上のポニョ」に出てくる、素直で芯の強い男の子を思い出す方も多いのでは?「そう」は2018年漢字ランキング10位「蒼」、11位「颯」、15位「湊」などがよく使われています。爽快で天真爛漫な印象の名前です。人気のよみランキングTOP10中、唯一ランクインした「四文字ネーム」で、近年人気の高い名前です。 2位ゆうせい2018年よみランキング21位の「ゆうせい」は、ここ数年人気が高まっている名前。「ゆう」は「悠」「優」「佑」「侑」「勇」、「せい」は「生」「成」「誠」「星」と、人気のある漢字が多いのも特徴です。同じ「ゆうせい」でも、さまざまな漢字の組合せが考えられますね。 3位こうせい2018年よみランキング35位の「こうせい」も、「ゆうせい」と同じく使える漢字が多く、さまざまな組合せの「こうせい」が存在するよう。「こう」は、「航」「光」「幸」「煌」などが人気漢字にランクインしています。 4位りょうま2018年名前ランキング55位に「涼真」がランクインしており、涼しげでさわやかな印象の名前。「天真爛漫」といった元気で明るい印象や、「真剣」「真っすぐ」などの誠実さも感じられる「真」は、2018年漢字ランキング5位と人気の漢字でもあります。今注目の俳優、竹内涼真さんの人気も影響しているかもしれませんね。洗練された印象と、誠実な印象を兼ね備えた人気ネームです。 5位しょうま2018年名前ランキング95位に「翔真」がランクインしています。2018年漢字ランキング3位の「翔」と、5位の「真」、人気の漢字2文字を使った四文字ネームです。「涼真(りょうま)」に続き、「そうま」「ゆうま」など、「ま」で止める名前は近年人気の傾向です。「ま」で終わることで安定感があり、落ち着いた印象の名前になります。 6位たいせい2018年名前ランキング88位に「大晴」がランクイン。「大」は漢字ランキング2位、「晴」は13位と、人気の漢字を組み合わせた名前です。明るく晴れ渡った空を連想させる「晴」に「大」をつけることで、より一層元気で豪快な印象に。広く明るい心を持った男の子に育ちそうです。 7位しょうた2018年の名前ランキング44位に「翔太」、81位「翔大」がランクイン。2018年の漢字ランキングで「翔」は3位、「太」は1位、「大」は2位と、人気の漢字を組み合わせた最強ネーム! 「翔」は、羽を大きく広げて飛び舞うことを意味します。そのことから、「将来大きく羽ばたいてほしい」というパパ・ママの願いがこもった名前です。 8位こうすけ2018年よみランキング56位の「こうすけ」は、「そうすけ」に続き「すけ」で止まる人気の名前のひとつ。他にも2018年名前ランキング79位に「りょうすけ」、89位に「おうすけ」がランクインしており、「すけ」止めの名前は男の子の名づけでよく使われているようです。2018年漢字ランキング18位には「介」が入っており、やはりその人気ぶりがうかがえます。 9位りょうた「りょう」と読む漢字は、2018年漢字ランキング69位「涼」、72位「凌」、90位「亮」、「た」と読む漢字は1位「太」が、2位「大」と、人気の漢字を組み合わせることができる名前。爽やかさと男らしさを兼ね備えた名前です。 10位こたろう2018年よみランキング81位の「こたろう」は、2017年でも86位にランクインしており、近年じわじわと人気の名前。どこか古風な印象がありながらも、逆に周りにはあまりいない新鮮さも感じられます。2018年漢字ランキング95位に「虎」が入っており、「こたろう」の「こ」は「虎」を採用することが多いよう。 四文字ネームでは、「そうすけ」「こうすけ」などの「すけ」、「ゆうせい」「こうせい」「たいせい」などの「せい」、「りょうま」「しょうま」などの「ま」、「しょうた」「りょうた」などの「た」で止まる名前が定番のよう。男の子の四文字ネームを考えているパパ・ママは参考にしてみてくださいね!【調査概要】調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件(男の子:44,460件/女の子:43,647件)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月21日近年の名前ランキングには、男女ともに「二音ネーム」が多い傾向があります。二音の名前は凛とした印象になり、呼びやすく、覚えやすいのが特長。そんな二音ネームに注目し、今回は赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子の人気二音ネームをピックアップしてご紹介します。 蓮(れん)2017年2位から、2018年はついに人気の名前1位に! 「れん」という響きが涼しげで、洗練されたイメージです。蓮は泥水の中から育ち、夏に大きく美しい花を咲かせる植物。そのことから、周囲に染まらない清らかさを感じさせます。 陸・陸翔(りく)2018年ランキング9位の「陸(りく)」は、2017年の32位から大幅にランクアップ! 「りく」は、男の子の名前よみランキングでも5位と人気。真面目で地に足の着いた印象になると同時に、広大な陸地から心の広さをイメージさせる名前です。 蒼・碧(あお)「蒼」は2017年26位から2018年15位に、「碧」は2017年74位から2018年47位と、どちらも近年人気になりつつある名前です。「あおい」と読む場合もあります。「蒼」は植物が青々と生い茂る様子を、「碧」は自然が生み出す青緑色を表す漢字。どちらも広く美しい自然をイメージさせる名前です。 律(りつ)2018年ランキング21位に加わった、新たな人気ネーム。「定め」や「手本」を意味する「律」は、「規律」「法律」といった固い言葉に使われるほか、「旋律」や「調律」など音楽の分野でもよく使われる漢字。意志の強さや自立心の強さをイメージさせるほか、芸術性や創造性を願って名づけるパパやママも多いよう。また、2018年9月に最終回を迎えた、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主人公の名前も同じ「律」。人気が影響しているかもしれませんね。 朔(さく)近年50位以内に入ることが多い「朔」は、39位にランクイン。陰暦における月の第1日目を表す漢字で、見た目や読み方はどこか古風な印象でありながら、「はじまり」「新しい」といった意味を持ちます。「朔」は1990年から名前に使える漢字として登録されました。 岳(がく)「岳」は、2018年43位でした。高い岩山を意味することから、「スケールが大きくてたくましい男性になってほしい」「山のように大きな心、高い志で、自分なりの頂上を目指してほしい」といった、パパ・ママの願いが込められているようです。 悠・暖・晴(はる)2018年ランキング50位以内に3つの「はる」がランクイン。よみランキングでも、1位「はると」、4位「はるき」と、「はる」がつく名前は近年人気です。どの漢字もあたたかさや明るさ、そして親しみやすさが感じられ、男の子の名前によく使われます。 全体を見ると、自然を連想させる漢字を使った二音ネームが多いよう。他には、「そら」「れお」「るい」「けい」「こう」なども人気でした。どの名前も呼びやすい反面、洗練された印象も併せ持っていますね。男の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてみてはいかがでしょうか。調査期間:2018年9月13日(木)~2018年10月1日(月)調査件数:88,107件(男の子:44,460件/女の子:43,647件)調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2018年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方、内祝いサービスを利用された方(協力:内祝いカタログ事業会社3社/ルメールの出産内祝い、出産内祝い.jp、ナイスベビー)著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月17日元気なイメージや響きの「き」。「~き」で終わる名前は女の子だけでなく、男の子にも人気です。そこで、2018年の名前ランキングに挙がった、男の子の「き」止め名前と、人気の高い「き」止め名前のよみを紹介します。 1.樹(いつき、たつき)毎年、名前ランキングの上位に入る「樹」。一字名で印象に残りやすい名前です。「いつき」「たつき」と二通り読むことができるので、イメージに合わせて選ぶことができますね。 2.悠生(はるき、ゆうき)前年度75位から39位にランクアップした人気名前。「悠」を使うことで、ゆったりとして落ち着きのあるイメージの名前に。のびのびと育ってほしいという願いが込められます。 3.一颯(いぶき)生命の息吹をイメージさせる「いぶき」というよみに、ランキングの上位に入る人気漢字「一」「颯」を当てた名前。元気のよさと同時に、さわやかさや飛躍を感じさせます。 4.大輝(だいき)漢字ランキング2位の「大」を使った「き」止めネーム。字のごとく、大きく輝く子になってほしい、という将来への願いを込められますね。 5.一輝(かずき)シンプルで、印象に残りやすい名前。輝かしい未来や成功を収めることのできる人を連想させます。 6.蒼生(いぶき)「蒼」も漢字ランキング10位に入る人気の漢字。漢字からくるイメージも、音の響きも若々しさやみずみずしさを感じさせる名前です。 名前のよみランキングに挙がった「き」止め名前よみランキングには「こうき」「ともき」「みつき」「りつき」「みずき」などの「き」止め名前もランクインしています。「き」にあたる漢字には「生」「希」「輝」「樹」「紀」「喜」などがあるので、イメージに合う漢字と組み合わせて考えるのもいいですね。 「き」止め名前は、呼びやすさも人気の理由かもしれません。実際に、候補にあがった名前を声に出してみて、呼んだときを想像して、しっくりくるかどうかも決め手になりますね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年05月15日2018年女の子の名前のよみランキングには「ゆい」「ゆあ」「ゆな」など、「ゆ」の音から始まる名前が多くランクイン。人気のよみと漢字の組み合わせ例をランキングから紹介します! ゆい2018年の女の子の名前のよみランキングで1位の「ゆい」。毎年上位に挙がる人気のよみです。名前ランキングで見てみると、「結衣」が4位。ほかに「結」の一字名や「優衣」なども挙がっていました。 ゆあやさしい響きの「ゆあ」。「ゆ」の音で人気の漢字「結」に「愛」を組み合わせた「結愛」が名前ランキングの13位に入っています。「ゆめ」と読むこともでき、絆や愛を感じさせる名前に。 ゆな・ゆうな「ゆな」「ゆうな」は同じ漢字でどちらにも読ませることができる名前。名前ランキングには「結菜」や「優奈」が挙がっていますが、「結奈」「優菜」と漢字の組み合わせをイメージや、ママ、パパの願いによって変えてもいいですね。「結菜」は「ゆいな」と読ませることもできます。 ゆづき・ゆずきやさしさと元気のよさをあわせもった響きの「ゆづき」「ゆずき」。「結月」「柚月」「優月」「柚希」など、「結」「優」「柚」に「月」を組み合わせた名前が人気です。 ゆいか名前のよみランキングでは43位の「ゆいか」。名前ランキングでは「唯花」が挙がっています。世界にたったひとつだけの大切な宝物、という願いを込められる素敵な名前ですね。 ゆずはさわやかでみずみずしいイメージの「柚」を使った「柚葉」は51位にランキング。「葉」を組み合わせることで、のびのびと育っていく人を連想させます。 ゆうか・ゆか「ゆう」や「ゆ」と読ませる漢字に「結」が多いなかで、「優」を使った「優花」(ゆうか・ゆか)がランキングTOP100にランクイン。漢字の意味も、響きもやさしい、穏やかなイメージを持った名前です。 いかがでしたか? 紹介したよみ以外にも「ゆうり」「ゆの」「ゆず」などが名前のよみランキングに挙がっていました。「ゆ」「ゆう」と読ませる漢字には「結」「優」「友」などを使うと、願いが込めやすく、女の子らしいイメージの名前が考えられそうですね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年05月14日女の子の名前のよみランキングでは「~な」「~か」「~き」で終わる名前が人気です。使う漢字だけでなく、響きにも女の子らしいやさしさを求めるママ、パパが多いよう。今回は2018年の名前ランキング100位のなかから、人気の「き」止めの名前TOP11を紹介します。 1.結月(ゆづき)人との結びつきや縁を感じさせる漢字「結」に、輝きや静かな美しさを感じさせる「月」を組み合わせた名前。どちらも人気の漢字で、やさしい響きに。 2.美月(みつき、みづき)女優の山本美月さんからもイメージできる、清潔感のある美しい名前。光輝く人生を送ってほしいという願いにぴったりですね。 3.咲希(さき)「咲」「希」どちらの漢字も未来を切り開くイメージが。花が大きく開き、希望に満ちあふれた人生であるように、という願いが込められる名前。 4.菜月(なつき)健康的で素直な印象の「菜」を使った名前。響きも漢字もおだやかで、春生まれの女の子に合いますね。 5.美咲(みさき)人生が大きく花開き、字のごとく「美しく咲くように」という願いが込められる名前。字のつくりもすっきりとしています。 6.柚希(ゆずき)「柚」はゆずの実のように、さわやかでみずみずしさをイメージさせる漢字。「希」を合わせることで、“夢あふれる子に”という願いが込められます。 7.葉月(はづき)八月を表す言葉。この時期に生まれる女の子にもふさわしい名前。古風でありながら、いきいきとして元気なイメージにもなります。 8.美桜(みさき)日本の情緒を感じさせる桜の漢字を使った名前。落ち着いた印象と美しさを連想させます。春生まれの女の子にぴったり。 9.柚月(ゆずき、ゆづき)6位の「柚希」の漢字違いバーション。「月」を合わせることで、りんとした美しさや知的な印象を感じさせます。 10.咲(さき)「咲」は、毎年、女の子の名前に使われる漢字のトップ10に入る人気漢字。一文字で「さき」と読ませると、とても印象的な名前になりますね。 11.優月(ゆつき、ゆづき)「ゆづき」という響きで「優」を使った名前。やさしい、すぐれるなど良い意味を多く持つ漢字で、知性や才能を持つ人を連想させます。 「き」の響きは、元気ではつらつとした印象がありますね。使う漢字によって、そのままの元気なイメージにも、やわらかさややさしいイメージにもできます。呼ぶときに愛おしさが増すような素敵な名前を考えてくださいね。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年04月29日近年の名前ランキングには、男女ともに「二音ネーム」が多い傾向にあります。二音の名前は凛とした印象になり、呼びやすく、覚えやすいのが特長。そんな二音ネームに注目し、今回は女の子の名づけで人気の二音ネームをランキングでご紹介します。 1位「凛(りん)」2017年名前ランキング7位から、2018年は2位にランクアップ! 「りん」という響きが可愛らしい反面、その漢字の意味からは堂々とわが道を歩んでいきそうなイメージの名前。現代の女性像に望む姿が現れているのかもしれませんね。 2位「結菜(ゆな)」2018年名前ランキング3位の名前は、人気漢字ランキング6位の「結」と、1位の「菜」を合わせた最強ネーム! 「菜」という漢字は春に黄色の花を咲かせる菜の花を連想させ、明るく親しみやすい印象になります。 3位「結衣(ゆい)」2018年名前ランキング4位の「結衣(ゆい)」は、2017年の30位から大幅にランクアップ! 2018年よみランキングでは「ゆい」が堂々1位。結ぶことを意味する「結」という漢字は、良縁に恵まれるように…という想いを込めて名付けるママ・パパも多いようです。 4位「陽菜(ひな)」2017年、2018年ともに名前ランキング5位の大人気ネーム。太陽を連想させる「陽」という漢字に人気漢字の「菜」を合わせることで、あたたかく親しみやすい印象に。「ひな」という響きのかわいらしさも人気の理由。 5位「芽依(めい)」2018年名前ランキング7位。穏やかで愛らしい響きの「めい」は、毎年女の子に人気の名前。「芽」という漢字を使うことで、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる名前に。すくすくと育ってほしい、というパパ・ママの願いも感じられます。 6位「莉子(りこ)」可憐で上品な響きの「莉子(りこ)」は、2017年9位、2018年8位と近年人気の名前です。「莉」は、夏に香りのよい小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」の1文字。やはり女の子には、花にちなんだ名前が人気です。 人気の二音ネームの「よみ」は?2018年よみランキングでは、上でご紹介した「ゆい」「めい」「りん」のほか、7位「えま」、9位「はな」、10位「みお」がランクイン。TOP10中、6つが二音ネームという結果でした。出典:ベビーカレンダー2018年名前ランキング ピックアップした二音ネームは、すべて2018年名前ランキングTOP10以内に入っている名前です。二音ネームの人気ぶりがうかがえますね。どの二音ネームも響きが呼びやすく、覚えやすいのが特長。女の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてみてくださいね。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月27日季節にちなんだ名前をつけたいと考えるのは、美しい四季が存在する日本ならでは。同じように考えるパパ・ママも多いからこそ、わが子の名前にはとことんこだわりたいですよね。今回は、2018年3月1日〜2018年4月15日に生まれた男の子4,699人の名前調査結果をもとに、「春にちなんだ男の子の名前」をご紹介します。春生まれは「はる」がつく名前が人気!2018年名前ランキング5位に「陽翔(はると)」、9位に「悠人(はると)」がランクイン。2017年にはそれぞれ10位と9位にランクインしています。 2018年よみランキングでは「はると」が人気ナンバーワン! 4位「はるき」、27位「はる」、33位「はるま」など、季節を問わず年間通して、男の子の名づけは「はる」がつく名前が人気です。 3月~4月生まれの男の子に人気のよみは?3~4月生まれの男の子に限定すると、「はると」は見事1位、「はるき」が2位、「はる」が7位、「はるま」が12位という結果に!2018年よみランキングと比べると「はる」がつく名前が大きくランクアップしています。季節感を重視した名前をつけるパパ・ママは多いようです。出典:ベビーカレンダー「『スプリングネーム』が定番!春生まれの男の子に人気の名前ランキング」 あたたかさを感じる「陽」が人気出典:ベビーカレンダー「『スプリングネーム』が定番!春生まれの男の子に人気の名前ランキング」 2018年漢字ランキング6位の「陽」は、春生まれに限定すると5位にランクアップ。春生まれの名前ランキングの中には「陽翔(はると)」「陽向(ひなた)」「陽太(ひなた)」と、「陽」を使った名前が3つランクイン! 「陽」が「はる」と読める点、そして春の陽射しのあたたかさを感じさせる点も重なり、人気の漢字となっています。 青々とした自然にちなんだ漢字も多い春生まれの名前の漢字ランキング10位にランクインしている「蒼」は、青々とした草の色、草木が茂っている様子を表す漢字。また「樹」という漢字や、風が吹く様を表す「颯」も人気で、さわやかな自然を連想させる漢字が多いことがわかります。「蒼」と「颯」はどちらも「そう」と読み、「そうた」「そうすけ」などが人気です。 春生まれの男の子の名前は「はる」をつけた名前のほか、あたたかい陽射しをイメージさせる「陽」を使った名前、そして「蒼」「樹」「颯」などの自然を感じさせる名前が人気でした! 女の子同様、明るさやあたたかさがキーワードのよう。春生まれのお子さんの名付けに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月23日第一子を妊娠してすぐ、夫と一緒にわが子の名前を考え始めました。一生懸命考えたわが子の名前。無事に出産した報告を含め、生まれてきたわが子の名前をLINEで初めて義母に伝えたところ……!? 初めての出産報告が、とても悲しい思い出になってしまったエピソードを紹介します。 夫婦で一生懸命考えたわが子の名前待望の第一子妊娠! 夫の苗字がごく一般的なものなので、わが子は下の名前で覚えてもらえるような、特徴のある名前を付けてあげたいと思っていました。夫と2人で、姓名判断などを考慮しながら検討。臨月に入ったころ、やっと2人の思いが詰まった名前が決まりました。 私の実家には事前に名前を報告し、家族から賛成してもらいました。義理の実家からは、「夫婦で決めた名前だからどんな名前でも賛成だよ!」と言われていたため、実際の名前は伝えず、生まれてからのお楽しみにしました。 無事出産! その直後、悲しみのどん底に長い陣痛の末、やっとの思いでわが子を出産。出産に立ち会った夫も、初めてわが子を抱いて大興奮、大感激でした。わが子を抱いた写真とともに、初めてわが子の名前を夫が義母にLINEで伝えました。 その後、夫や私の両親は喜び勇んで朝食を食べに行き、私は産後の安静のため、分娩台でひとり待っていました。すると、私と夫と義母のグループLINEに、義母から「がっかりしました。名前は反対です」とメッセージが……。産後、初めてかけられたのがこんなに悲しい言葉だなんて……。 双方の歩み寄りが足りなかった義母も私たちに名づけを任せる気持ちに嘘はなく、私たちも自分たちで考えた名前なら絶対喜んでくれると思い込んでしまっていたことが、最大の失敗要因でした。義母は、想定外の名前にびっくりしてしまったのだと思います。 結局、長男の名前は、生まれてから考えた新しい名前に落ち着きました。めでたい事柄だからこそ、事前にしっかり相談し、報告しておけば、初めての出産報告がこんなに苦い思い出にならなくて済んだのに……と反省するばかりです。 わが子は両親にとっても大切な孫であることを、もっと認識しなければなりませんでした。名づけだけでなく、そのほかの帰省スケジュールや初節句についてなど、両親としっかり連携できるように努めることが大切ですね。著者:鍜治すみの生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。前職では主に産婦人科領域製剤を担当。培った知識をフルに活かし執筆活動や育児に奮闘中。
2019年04月18日2018年の「赤ちゃんの名前ランキング」で女の子の名前1位、2位とランクインしたのは漢字一文字名前。一文字の名前は毎年人気です。使われる漢字はやさしいイメージや美しさを感じさせるもの、古風なものなどが多く、印象的。今回は名前ランキングから、漢字一文字名前のTOP10を紹介します。 1.葵(あおい)落ち着いた雰囲気で、気品のあるイメージ。葵の花のようなかわいらしさも併せ持っています。 2.凛(りん)かわいらしい響きでも人気の名前。漢字の示す通り、りりしさや、きびきびとした美しさ、気品のある人の印象に。 3.楓(かえで)秋に美しく色づくかえでの、おだかやでやさしい雰囲気を感じさせます。響きも漢字も落ち着いた印象に。 4.凜(りん)2位の凛と同様、りりしさやきりっとした気品をイメージさせる名前。知性や強さを持ってほしい、という願いにぴったりです。 5.杏(あん)あんず、からももを表す字。響きも愛らしく、実り多い、豊かな人生を送ってほしいという願いを込められます。 6.紬(つむぎ)つむぎ糸で織った絹織物を表す漢字。古風な印象でありながら、気品を感じさせます。「つむぎ」という響きも印象的。 7.澪(みお)船が通れる深い水路を意味します。おだやかでやさしく包むこむような印象で、信頼される人をイメージさせます。 8.花(はな)ストレートに愛らしさ、美しさをイメージできる名前。シンプルさがかえって個性を引き立たせてくれます。 9.結(ゆい)人との結びつきを大切にする人、ひとつにまとめる力を持つ人、夢を実現する人、といった願いが込められる名前。 10.蘭(らん)香り高く、華やかな蘭の花をイメージさせます。響きも印象もあでやかさ、気品が感じられる名前に。 一文字で美しさや愛らしさ、おだやかさなどを感じさせる名前がたくさんありますね。ママとパパの願いに合った、素敵な漢字を探してみてください。(TEXT:ムトウハルコ)
2019年04月18日季節にちなんだ名前をつけたいと考えるのは、美しい四季が存在する日本ならでは。同じように考えるパパ・ママも多いからこそ、わが子の名前にはとことんこだわりたいですよね。今回は3月〜4月生まれのお子さんの名前を調査し、春にちなんだ女の子名前をご紹介します。 やっぱり春は「さくら」が人気!春らしい名前の代表「さくら」。2018年名前ランキング11位に「咲良」、18位に「さくら」がランクイン。ただし、3~4月生まれの女の子に限定すると、なんと「さくら」が1位、「咲良」が2位、「桜」が6位という結果に! 出典:「さくら」が1位!春生まれの女の子に人気の名前TOP10 「さくら」は日本の春の象徴。その花の美しさと華やかさ、魅了されて集う人の多さにちなんで、名前に採用するパパ・ママが多いよう。また、「咲」は春生まれの女の子の名前に使われる漢字として毎年人気です。「菜」「芽」「花」が人気3~4月生まれの女の子の名前に使われた漢字1位は「菜」でした。早春に黄色の花を咲かせる菜の花を連想させ、可愛らしく親しみやすい印象になる漢字です。 2017年、2018年ともに名前ランキング5位には「陽菜(ひな・はるな)」がランクイン。このほか、2018年名前ランキングには「結菜(ゆな・ゆいな)」「菜月(なつき)」「愛菜(まな)」「紗菜(さな)」などもランクインしています。 また、新たな始まりや生命力を感じさせる「芽」を使った「めい」が人気で、2018年も「芽依」「芽生」「芽衣」がランクイン。 「花」も春を連想させる漢字として人気で、「花(はな)」「和花(わか・のどか)」「一花(いちか)」「彩花(あやか・いろは)」「花音(かのん)」「百花(ももか)」「優花(ゆうか)」「唯花(ゆいか)」がランクインしています。 「はる」がつく名前はテッパン2018年名前ランキング26位に新しくランクインした「心春(こはる)」は、3~4月生まれに限定すると3位に! 48位には「心陽(こはる)」もランクインし、心の温かさ・美しさを願った名前も多いことが分かります。 「華(はる)」、「千晴(ちはる)」も人気。「陽」や「晴」の「はる」は、春そのものをイメージさせるのはもちろん、春の明るく暖かい陽ざしを連想させ、男女ともに人気の漢字です。 春の女の子の名づけは、暖かい春の陽射しを感じさせる漢字と、春に芽吹く・開花する植物の漢字を組み合わせることが多いよう。明るく暖かい印象や、親しみやすさが感じられますね。そして、日本の春の風物詩「さくら」を取り入れた名前もやはり大人気! 春生まれのお子さんの名づけの参考にしてみてはいかがでしょうか。著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月14日2018年2月生まれの男の子育児中のみーすけです。 壮絶な出産を経て、分娩台の上で2時間ほど休んでいる間に、息子の名前を決めることになりました。 臨月で撮ったエコーがひどくて、あらーかわいいブサイクちゃんねーと思って産んだら、意外ときれいな顔してました! ガッツ石松系の赤ちゃんだったけど。 臨月のエコーこんなん……潰された感じ。 かわゆす♡ ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター 絵日記ブロガー みーすけ2018年生まれの男の子を育児中の絵日記ブロガー。日常をマンガにしてブログを更新中! ネットで子育て情報を検索するのが趣味。最近の悩みは赤ちゃんのおもちゃを買いすぎてしまうこと。
2019年04月13日「友だち親子」というと、どんなイメージを抱きますか? 親子がいっしょに買い物や遊びに出かけたり、下の名前で呼びあったりするなど、まるで友だち同士のようなこの関係。理想的だという声や、批判的にとらえる声など、さまざまな意見が聞かれます。今回は「友だち親子」について、パパやママたちの考えをご紹介します。■「賛成」が4割超え、しかし「反対」も3割を超えたアンケートで、「友だち親子」についての考えを聞きました。「賛成」と答えた人が40.8%で4割を超え、もっとも多い結果となりました。ただ、「反対」も32.5%と3割を超えていることから、「友だち親子」についてはパパやママの中で正反対の考えが存在しているようです。さらに「わからない」と答えた人も26.7%あり、親子のあり方について悩んでいる親も一定数以上いることがわかります。Q.「友達親子」について、あなたはどう思う?賛成 40.8%反対 32.5%わからない 26.7%■「”友だち親子”は子ども目線の考え方が理解できる!」まずは「賛成」と答えた4割以上の親の意見をのぞいてみましょう。「普段お互いに気を抜いているときは、友だち感覚でもいいと思います。その方が子ども目線の考え方も理解しやすいので」(神奈川県 40代女性)「主人と娘たちはまさに“友だち親子”です。主人も『友だちだもんな』と、うれしそうに言っています。私以上に主人のほうが娘たちの情報は多いです」(福島県 30代女性)「高校生の子どもは、暇なときにメールや電話してきたり一緒にカラオケに行ったり、仲良しです。なんでも気楽に相談してきてくれるし、私も楽しいし、良いことだらけだと感じています」(東京都 30代女性)「友だちのように趣味や悩みを素直に話してくれる親子関係は良いと思います。 親も子どもからさまざまなことを教えてもらい楽しいです」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「一人っ子だから親でも友だちでもありたい」という声もありました。さらに、「自分自身と母親も友だちのような関係なので、子どもともそんな関係を築き何でも相談してもらいたい」という意見は非常に多く見られました。「友だち親子」に賛成する親たちのなかには、「子どもと何でも相談できる関係を築きたい」と考える人たちが多いようですね。2015年に政府がまとめた調査によると、「悩みや不安がある」と答えた中学1年生の男女のうち6割以上が、相談相手は「母親」だと答えています。ともに「友だち」と答えた数を上回っていて、子どもたちにとって「母親」は相談相手として大きな役割を担っているようです。そんな子どもたちの気持ちを受け取るという形としても、「友だち親子」というスタイルは効果があるのかもしれません。■「友だち親子」でも名前で呼びあうのはあり、なし?「賛成」と答えた人たちのなかでも意見が分かれたのが、親子が「名前で呼び合うこと」でした。「賛成」と「反対」、両方の意見を見ていきましょう。▼「使いわければ名前で呼びあってもOK!」賛成派の意見とは「親として話を聞いて欲しいときは“ママ”、友だちのように相談や遊びに行っているときは“名前”と、子どもたちのなかで分けてそのときどきで呼ばれています。呼び方も含めて、子どもたちからは『この関係だから隠し事をしなくていられる』と言われています」(千葉県 40代女性)「名前で呼びあっていますが、外ではきちんと“お母さん”と呼びます。親としてやるべきことはやっているし、普通のご家庭と変わらないと思います。ただ“お母さん”と呼ぶのが名前であるだけ」(神奈川県 40代女性)「名前で“ちゃん付け”で呼ばれています。学校や友だちの前ではちゃんと“お母さん”ですし、敬われてないと感じることはないです。きちんと使い分けることができればいいかなと思います」(鹿児島県 30代女性)名前で呼びあう親子間においても、その家庭ごとにルールがあるようですね。家と外などのシチュエーションに応じて呼び方を使いわける、親としての責任はしっかり果たすなど、それぞれの家庭の個性が見られました。▼「”友だち親子”でも名前を呼びあうことには抵抗がある…」という声も一方反対派の意見はというと…。「ちゃんと“お母さん”って呼ぶことやお手伝いをしたりすることは大事。でも、学校での嫌なことや恋の悩み、友だちのこと、友だちには言えない愚痴を話したり、子どものことをできる限り受けとめたいです」(静岡県 40代女性)「親を名前で呼ぶのはダメだけど、大きくなっても一緒に出掛けるのはいいんじゃない? 義務教育の間は、いろんなとこに一緒に出掛けて、いろいろ学ばせる期間だと思うから」(三重県 40代女性)「親と友だちは違うけど、家族それぞれの“好きなかたち”があってもいいのかなぁ~と思います。何でも話せて、どこでも一緒に行ける仲でありたい。でも親を名前で読んだりするのは違う気がするし、呼ばれたくないです」(静岡県 40代女性)「友だち親子」を肯定している親のなかでも、名前で呼ぶことに抵抗のある人は結構多いようですね。それぞれの家庭によって、親子間で許容できる行為のボーダーラインがあり、「名前で呼びあうこと」は、意見が分かれる大きな境目のひとつになっているといえそうです。■「賛成、反対、どちらともいえない…」悩める親たちの意見もアンケートでは、「わからない」と答えた人も25%を超えていて、親子のあり方の難しさに悩む親たちの存在も見えてきました。「なんでも話せる関係がいいけど、やっぱり親子は親子だからつかず離れずの関係も自分的には良いなって思う。だから賛成もできないし反対もできない」(神奈川県 30代女性)「“友だち親子”だろうがなんだろうが、親子関係が良好で立派に子どもが育てば問題ない。親子のあり方を一辺倒にする必要はないし、型にはめる必要もない」(青森県 30代女性)「“友だち親子”の定義が何だかぼやけているので、賛成も反対もしかねます。親でも子でも、基本的にひとりの人間として対等という意味では当然です。肝心なのは、親自身の成熟度だと思います。子育ては自分の未熟さとの静かな戦いです」(東京都 40代女性)たしかに、そもそも「友だち親子」ってどういう定義なのか、はっきりとした答えはありません。そうした曖昧(あいまい)な言葉そのものに対して疑問を抱き、「よくわからない」と考えている人たちもいるということがわかります。■「親子はあくまで親子!」、「友だち親子」に批判的な意見も集まる次に「反対」と答えた親の気持ちを見ていきたいと思います。「仲が良いのは良いことだと思うけど、親としての一線は引くべきだと思う。じゃないと、何か問題が起きたとき向かい合って話せなくなるような気がするから」(愛媛県 40代女性)「親と子は友だちにはなれない。親は子どもの最大の理解者だが、礼儀礼節を教え、悪い事をしたら心を鬼にしてでも叱らなければならないときもある。友だち関係よりも濃い絆を持っている反面、一線は絶対に引かれるべき存在であると思う」(神奈川県 50代男性)「親が親らしくあることは、子どもにとって大切なことだと思います。友だちのような親は一見楽で楽しいように思えますが、子どもが親に甘えたり、頼ったりすることができなくなる場合も。親は親の役割を果たさなければならないのではないでしょうか」(神奈川県 50代女性)そのほか、「家庭は上下関係を最初に教える場所だ」という意見や、「子どもを育てる親と子どもの目線が一緒なのはおかしい」、「“仲良し”と“友だち”をはき違えてはいけない」といった意見も寄せられました。「反対」という意見のなかにもさまざまな理由があって、「友だち親子」というあり方については、さまざまな疑問の声が集まっていました。あくまでも「親子の関係」は「親子の関係」であることを重視する親たちの、真剣な思いが伝わってきます。■理想の親子の形とは?それでは、理想の親子関係とは、どのようなものなのでしょうか。キーワードとして多くでてきたのは、「信頼関係」や「思いやり」という言葉。どんな親子の形であれ、信頼関係を築くことの大切さを感じている親は非常に多いようです。また、「その家庭それぞれに、正しいと思うことを子どもにつたえるべき」という意見も多く寄せられていました。「ちゃんと、“親”“子”と分別をわからせていれば、外でもちゃんとマナーも守って、人様にも礼儀正しくしてくれている。話しやすい環境をつくってあげられるのは、結局信頼関係ではないかな」(広島県 40代女性)「親は、自分の人生でしてきたたくさんの成功や失敗を伝えて導く存在でありたいです。けっして押しつけでもなく、背中を見てほしい」(神奈川県 40代女性)「子どもが悩んだり困ったりしたときに、どんな事でも相談できる相手である方が大切だと思う。親の威厳を守りたい、尊敬してもらいたいのは親側の思いであって、親と子の間に信頼関係が築かれていれば、気にならないと思います」(兵庫県 40代女性)「親子は友だちみたいな関係になってはいけないけど、友だちみたいに何でも話せて互いを思いやれる関係が、“友だち親子”なんだと自分は理解しています」(岩手県 40代女性)親と子それぞれの個性に基づき、その親子関係も千差万別(せんさばんべつ)です。それぞれの関係性に正解を見つけることは難しく、また親子のカタチは各家庭によって異なるでしょう。でも、親が願っているのは、子どもが将来自立して生きていかれること。「『友だち親子』といった関係性について自分だったらどう思うか」を頭の片隅で少し考えてみるだけでも、自分の子どもとの信頼関係の築き方について考える良い機会になるような気がします。Q.「友達親子」について、あなたはどう思う?アンケート回答数: 6708人件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ 【参考】・厚生労働省: 21 世紀出生児縦断調査 [pdf]
2019年03月10日春に新生活や新学期がスタートする子どもをもつママやパパにとって、一番大変な作業が“名前書き”。筆者の実体験からあると便利なグッズと裏ワザを紹介します。入園準備で追われる作業といえば…?この春に入園を控え、新しく始まる生活に親子でワクワクと胸を躍らせているころではないでしょうか。同時に、園からの準備リストを目の前にして不安を抱えている人も多いと思います。揃えるべきものを揃えたところで待っているのが、最後の難関とも言える“名前書き”という重量感たっぷりの作業。園生活に使うグッズすべて、そして下着や靴下まで、ありとあらゆるものに記名をしなければならないため、早めに取り組んでおきたいところです。書くスピードが早い方だからと余裕ぶっていた私は、恥ずかしながら3月末のギリギリまで追われていた記憶があります。「タグペタラベル」がおすすめな理由4つ筆者が名前書き作業で一番重宝したアイテムが、「洗濯タグに貼るだけ!タグペタラベル」。「洗濯タグに貼るだけ!タグペタラベル」写真の長方形タイプのほか、ハートや車などの型抜きタイプも(株式会社 KAWAGUCHI)Amazonや楽天市場などで250~270円ほどで購入できます。商品名のとおり、洗濯タグにシールのように貼りつけるだけのお名前ラベルです。なお、洗濯はタグを貼りつけ後24時間経過してからだそう。数多くの記名グッズがある中で、「タグペタラベル」をおすすめする理由は、1.タグに貼るだけ、アイロン不要でとにかく簡単2.カラーバリエーションが豊富(全12種類あり、兄弟間で見分けがつきにくい下着の目印としても活用できます)3. 強度があって長持ち(繰り返し洗濯をしていますが、1年以上経過しても貼りつけた時と同じ状態を保っています)4.洗濯タグの記名スペースが小さくてもOK名前を書きたいけれど、洗濯絵表示の説明書きがいっぱいで書くスペースがない!といった悩みも解決してくれます。子どもにシール感覚でタグペタラベルを貼ってもらい、一緒に準備を楽しむこともできるおすすめグッズです。ヘアスプレーを使うと、字のにじみ防止に!ハンドタオルなど、記名のスペースがあるグッズにペンを入れた瞬間に気になるのが、“字のにじみ”。小さな字だと読めなくなってしまうこともあり、頭を抱えた経験のあるママも多いと思います。そこで用意するのが、ヘアスプレーです。手順は、記名をする場所にヘアスプレーを15センチ程度離れたところからシュッとひと吹きし、乾かした後に油性ペン(おなまえペン)で記入するだけ!の簡単裏ワザです。ヘアスプレーに含まれているコポリマーという成分は、油分をはじくため、インクの油分が繊維に入り込んだときに広がるのを防止してくれると言われています。実際に試してみたところ、その差は歴然でした。※スプレーをかけ過ぎると、乾かすのに時間を要します。多くのヘアスプレーにコポリマーが含まれていますが、念のため確認してから使用してください時間のかかる大変な作業も、便利グッズと裏ワザを使って楽しく乗りきってくださいね。<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2019年02月23日ママ・パパなら、わが子が最初の頃に発した言葉って、いつまでも覚えていますよね。「今、ママって言ったよね?」「いや、マンマじゃないの?」といったやりとりは、子育て家庭の“あるある100%”でしょう。そもそも、赤ちゃんはどういうふうに言葉を覚え、どんな言葉から発するのでしょうか? そこに注目して、 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 が、約1500組の親子を対象に「赤ちゃんが初期に言えるようになる言葉」、つまり「赤ちゃん語」について調査しました。■赤ちゃんが初期に言う「赤ちゃん語」ランキングNTTコミュニケーション科学基礎研究所が行った「赤ちゃんが初期に言えるようになる言葉」の調査。上位ランキングは、以下の結果となりました。1位 「(いないいない)ばあ」「ない」「ないない」「ばぁ」のみも含む。2位 「まんま」食べ物、食事に関する育児語。3位 「わんわん」「いぬ」などの意味。「わんちゃん」なども含む。4位 「ママ」「おかあさん」は146位。5位 「はい」返事や手渡す時の掛け声。6位 「あっ!」注意を引いたり、何かを見つけた時に使う語。7位 「パパ」「おとうさん」は218位。8位 「バイバイ」「さようなら」は527位。9位 「あーあ」失敗した時に発する語。10位 「ブッブー」車などの意味。あなたのお子さんが、赤ちゃんの頃にしゃべっていた言葉は入っていましたか? 「そうそう、この言葉は早かったね」という納得のものもあれば、「え? これがこんなに上位なの?」と、面白い発見もありますね。とりあえず、初期に話し始める言葉は「まんま」か「ママ」か? は、極差で「まんま」に勝敗が上がっているのがわかりますね。■「赤ちゃん語」ベスト100にはこんな言葉も!NTTコミュニケーション科学基礎研究所が発表した「赤ちゃんが初期に言えるようになる言葉」ランキング100には、次のような言葉も入っていました。自分の要求を素直に表す言葉としては、「イヤ!」(13位)、「だっこ」(20位)、「ちょうだい」(29位)、「おいで」(73位)。初めて言葉を発する時期は、とりあえず、何でもイヤという時期とも重なるので、「イヤ!」が13位なのは納得ですね。要求の延長線にある食べ物・飲み物の名称は、「パン」(19位)、「おちゃ」(26位)、「バナナ」(35位)、「ぎゅうにゅう」(52位)、「ごはん」(65位)、「おっぱい」(75位)、「いちご」(77位)、「おにぎり」(84位)、「りんご」(85位)、「ちゅるちゅる」(88位)、「にんじん」(94位)、「あめ」(98位)となっています。食べ物の中で「パン」が一番上にきているのは、パン食が多いのもありますが、赤ちゃんが発音しやすいというのもあるでしょう。果物の中では、「バナナ」が最上位。栄養価が高く、皮をむけばすぐ食べられ、やわらかさが手軽に調整できることから、食卓に登場する機会が多いのかもしれませんね。人や動物といった生き物では、「わんわん」(3位)、「ママ」(4位)、「パパ」(7位)、「にゃんにゃん」(12位)、「ばーば」(17位)、「じーじ」(24位)、「あかちゃん(57位)、「ぞう」(74位)、「ちょう」(99位)となっています。ママとパパ、どっちが先に呼んでもらえるか問題は、ママに軍配が上がりましたが、どちらも「わんわん」に負けるという驚きの結果でした(笑)。このランキングトップ100をまとめたのが、 『あかちゃんごおしゃべりリングカード』 (主婦の友社)です。従来のジャンル別、五十音順ではなく、赤ちゃんが初期に言えるようになる言葉のランキング順というのが、これまでにないポイントです。■赤ちゃん語を知っていると「言語発達にプラス効果」子どもの言語発達の専門家、一般社団法人福島県言語聴覚士会会長であり竹田綜合病院リハビリテーション科室長の阿久津由紀子先生によると、ママ・パパが赤ちゃんが発しやすい言葉、発しやすい順を知っていることは、言語発達に効果大だそうです。実際に病院で『あかちゃんごおしゃべりリングカード』を使っていらっしゃる阿久津先生にうかがいました。「赤ちゃんがお話ししやすい順番に絵カードが作られているので、楽しくながめながら自然に言葉をうながすことができるのではないでしょうか。お母さん方にとっても、お子さんが次こんな言葉を話すのかなという期待をもったり、こんな言葉も理解できるのかなと予測をもつことに役立ちます。このカードを通して、赤ちゃん語についてお母さんが理解を深めるだけで、まだあまり話せないと思っていたお子さんの言葉の世界が、実はとっても豊かだったんだ! ということに気付くかもしれません。言語訓練を必要とする言葉の遅いお子さんにとっても、言葉の発達の順を追って、無理なく言葉を習得していくことに有効だと思います。」(阿久津先生)実際に、絵カードの言葉を理解はしているけれど、まだ話せない2歳のお子さんに試してみたそうです。 「電車の絵カードをおもちゃの電車と合わせたり、牛乳のカードをもって飲むしぐさをしたり、さかんに声を出しながら『ぼく、分かっているよ!』という雰囲気でおおいに楽しんでいる様子が見られました。お母さんも『電車だね』『牛乳好きだよね』など、上手に声がけをしていましたよ。お子さんへ上手に刺激を与える際の、頼もしい遊び道具のひとつになるのではないかと期待しています」(阿久津先生) ■赤ちゃんの言葉は「氷山のようなもの」ママが赤ちゃんと一緒にこのカードを使うとしたら、どんなことを意識したらよいでしょうか。阿久津先生にうかがいました。「リングカード自体にいろいろな遊び方が書いてあるので、自由に親子で試していただくと良いと思います。絵本のようにおうちの方が見せてあげたり、子ども自身がめくっているところに声がけしても良いでしょう。リングからカードを外してバラバラにして好きな絵を探したり、『○○はどれかな?』と言って子どもに選ばせたり、おうちにあるものや場面(ありがとうなど)と合わせてみたり、発話にこだわりすぎずに、楽しく遊びながら声を出すことをうながせるといいですね。言葉の一部だけだったり、はっきり言えなかったりしても、立派な言葉として受け止めつつ、「そうね〇〇だね」とていねいに返してあげることが自信につながります」(阿久津先生)言葉の発達は、個人差が大きいもの。まだ、話し始めの赤ちゃんの頃なら、なおさらです。阿久津先生曰く、「言葉というのは氷山のようなもので、水面より出ている『話せる言葉』は少なくても、水面下にはその何倍も『まだ話せないけど知っている言葉』がたくさんあります」とのこと。ですから、ほかの子と比べて、わが子の言葉が遅いからといってあせることはありません。ご紹介した『あかちゃんごおしゃべりリングカード』をはじめ、同じくNTTコミュニケーション科学基礎研究所の調査結果を生かした 『あかちゃんごおしゃべりえほん』 、 『あかちゃんごおしゃべりずかん』 、 『あかちゃんごたどりえほん』 (すべて主婦の友社)などがあるので、これらを上手に活用しながら理解できる言葉や概念をじっくり増やしていくことが、最終的には発話につながっていくでしょう。まずは、お子さんとのコミュニケーションを楽しんでいただけると良いですね。参考図書: 『あかちゃんごおしゃべりリングカード』 (主婦の友社)『あかちゃんごおしゃべりえほんシリーズ』から、見て! めくって! たのしい! 赤ちゃんが初めて出会うリングカードが誕生。NTTコミュニケーション科学基礎研究所の最新研究データより、「赤ちゃんが早く言える言葉ランキング」トップ100すべての言葉を50枚に収録。
2019年01月29日赤ちゃんの名前、どんな由来があって、どんな思い入れがあって付けましたか?出産後に、「どんな名前にしたの?」「どういう由来なの?」などとたくさんの人に聞かれるはず。妊娠中からずっと待ち望んで、名前を考えてきた赤ちゃん。たっぷりの愛情を込めて名前を呼んであげたいですね♡そんな赤ちゃんの大切な名前を、毎日のベビーグッズに名入れすれば、とっておきのアイテムになるはず。blossom39では、様々なアイテムに名入れオーダーが可能。今回は、blossom39で出来る名入れアイテムラインナップをご紹介!自分の赤ちゃんにはもちろん、出産祝いとしても喜ばれる名入れアイテム、ぜひオーダーしてみてくださいね。定番はスタイ、刺繍しているママがたくさん!名入れアイテムのなかでも定番中の定番なのが、スタイ。店舗によっては店頭でも注文可能ですが、ネットだとオンライン限定の名入れアイテムが充実しています♪ネットでの注文は簡単。まず、名入れ対応アイテムを選び、カートへ。ラッピングの有無を選択してから、備考欄に「希望の文字と書体」を入力します。例えば、「SATO MAMI筆記体」や「さとうまみブロック体」のように。名入れの文字は、「アルファベット大文字/小文字」「ひらがな」「数字」で、文字数は12文字以内!刺繍カラーはお任せですが、生地の色に合わせて、最適なカラーをチョイスしてくれます。刺繍ができるスタイのメーカーは、ほかにも下記のようなものが。一部店舗では、購入したアイテムにその場で実演名入れしてくれるイベントが、不定期で行われています。その場で名入れ作業が見られるのも嬉しいですね♪おくるみにも名入れして、愛用の一枚に産後、たくさん買い足して、様々な用途に使うおくるみ。何枚もおくるみを持っているママも多いはず。気に入った数枚に名入れをしておけば、すぐに自分のアイテムだということがわかりますね♪雑貨や洋服にも、ちらりとポイントで名入れ抱っこひものよだれ汚れ防止に使うマルチカバーや、女児に人気のフリフリブルマ「ラッフルバッツ」にも、ちらりと名入れが可能。名前を入れるだけでなく、ポイントでイニシャルを入れるのもオシャレ♪保育園やプレで使用するガーゼやタオルなども、名入れ可能。フープ付きのタオルガーゼやウォッシュタオル類は、必須アイテム。数枚名入れしておけば、名前付けの手間も省けるし、なによりかわいい♡トリトラにも!? 過去にはこんな名入れイベントも…blossom39では様々なイベントや撮影会を各店舗で開催しているのですが、今夏みなとみらい店で人気だったのが、ストッケの子どもイス・トリップトラップの背板に名入れするイベント。専用機材を店舗に持ち込んで、その場で名入れ!トリップトラップを店頭購入された方は無料のイベント。すでにトリトラを持っているご家庭は、背板持参していただき、3000円で名入れしてくれるというイベントで、大盛況でした!大人になっても使えるトリトラが、さらに思い入れのある一脚になったのではと思います♪同じアイテムでも、名入れしてあるのといないのでは「自分だけのとっておき」感がちがいます。これからベビーを出産予定のママさん、友人や家族の出産祝いを検討しているみなさん、ぜひぜひ、大切な赤ちゃんの名前を入れたアイテムをオーダーしてみてくださいね♡※店舗や期間によって、オーダー対応していないor終了しているサービスもあります。名入れイベント詳報は、ブロッサム39公式インスタグラムを、ご確認ください
2018年11月22日「手遊び歌」というものを聞いたことがあるでしょうか。手や指のほか、体を使って遊びながら歌う歌のことです。その名前は知らずとも、そう聞けば「ああ、あれね」とわかる親御さんも多いでしょう。音楽による幼児教育研究を専門とする高崎健康福祉大学人間発達学部子ども教育学科教授・岡本拡子先生によると、手遊び歌には、子どもが成長するために欠かせない要素がいくつもあるのだとか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)ただのグーも子どもにはひげやこぶ、鼻に見える「手遊び歌」とは、手や指での遊びを伴った歌のこと。もともとは、子どもたち自身がつくって歌い継がれてきたわらべ歌の一種です。みなさんにもおなじみの『通りゃんせ』『かごめかごめ』『はないちもんめ』なども、手だけではなくて体全体を使うものではありますが、そのひとつだと言えるでしょう。手遊び歌は、体を使う遊びを伴うわらべ歌の現代版です。そして、いまではだんだん大人が提供するものも増えてきました。そのため、「大人の都合」による歌もあります。有名なところだと『ひげじいさん』もそのひとつ。歌詞の最後は「手はお膝」です。つまり、幼稚園や保育所の先生が「手は膝に置いてちゃんとお話を聞きましょうね」というときに子どもたちに歌わせるのです。そういう点ではわたし自身はあまり好きではないのですが、それ以上に素晴らしい点もあります。わたしたち大人にとっては、手を握ったグーはただのグーかもしれません。でも、子どもたちにとっては、歌詞に合わせてグーはおじいさんのひげにもこぶにもなるし、てんぐの鼻にもなる。これが子どもの世界の面白いところ。泥団子をお菓子に見立てるのと同じように、手を使っていろいろなイメージをするのです。また、「繰り返し」が多いのも『ひげじいさん』の特徴でしょうね。子どもって、とにかく繰り返しが大好き。歌ではありませんが、童話の「おおきなかぶ」もそう。大人からすれば、「しつこい!」と感じるほど同じフレーズが繰り返されます(笑)。でも、子どもたちはそれをすごくよろこぶ。子どもにとっての手遊び歌の魅力というと、「変化」と「繰り返し」だと言えるでしょうね。小学校に入学してからの学びの姿勢につながる子どもの教育に熱心な親御さんであれば、手遊び歌が脳の発達を促すだとか、そういうことも期待されているかもしれません。ただ、残念ながら、現状ではそういう実証的な研究結果は得られていません。でも、だからといって手遊び歌になんの意味もないのかといえば、そうではないとわたしは考えています。先に挙げた『ひげじいさん』のような歌なら、間違いなく子どもたちの想像力を伸ばし、感性を育てることにも大いに役立つでしょう。そして、手遊び歌とは、わたしは「文化を学ぶ」ものだとも思っています。ひとつ例を挙げましょう。『ピクニック』という比較的新しい手遊び歌があります。手をお皿に、指をようじやお箸、フォークに見立てて、たこ焼きや焼きそば、スパゲティを食べるという内容です。この手遊び歌を通じて、子どもたちはお皿に乗っている食べもののイメージを膨らませつつ、自然に食べものの名前や食器の使い方を学ぶ。これは、文化を学んでいることに他なりませんよね。また、この歌では、人差し指がたこ焼きを食べるためのようじと「1」という数字のふたつを表します。国によっては親指で1を表すなど、指での数の数え方はまったく異なります。それこそ、日本の文化を学んでいるのです。加えて、手遊び歌のいいところは、基本的に親やまわりのお友だちと一緒に歌うところ。それこそ、呼吸を合わせなければうまく遊ぶことができません。ひとつ、面白い遊びを紹介しましょう。みなさん、有名な『あんたがたどこさ』はご存知でしょう。誰かと一緒に向かい合って歌いながら、歌詞の「さ」の部分で互いの両手を合わせてみてください。さて、うまくできたでしょうか?「さ」を意識するあまり、意外にタイミングが合わなかったという人もいるのではないですか?それでは、今度は曲のリズムに合わせてふたりで体を揺らしながらやってみてください。どうでしょう、今度はきっちりタイミングが合ったのではないでしょうか。これは、ふたりの呼吸、リズムをきちんと合わせられたからです。子どもは、このように他人と同じことをすることを好みます。おもちゃなどの取り合いになるのはそのため。お友だちと同じものを持ちたい、同じことをしたいという欲求があるからです。そうして他人と同じことをすることによって、子どもたちは「人とつながっている感覚」を育み、社会の一員として育っていくのです。はっきりとした研究結果としては示されていないものの、手遊び歌には、コミュニケーション能力や言語能力などさまざまな力を伸ばすという側面も確かにあるでしょう。でも、なにかの力を伸ばすために子どもに歌わせる、というのではなく、生活のなかで楽しみながら歌うだけで十分なのです。それがやがては、小学校に入ってからの学びの姿勢につながるのではないでしょうか。『感性をひらく表現遊び―実習に役立つ活動例と指導案 音楽・造形・言葉・身体 保育表現技術領域別』岡本拡子 著/北大路書房(2013)■ 音楽教育のエキスパート・岡本拡子先生 インタビュー一覧第1回:幼少期における音楽体験の意味――「音楽という環境」を通し子どもの感性を伸ばす第2回:子どもの感性を育む「歌と五感」――幼い子どもの成長につながる歌ってどんな歌?第3回:「手遊び歌」が子どもにもたらすもの――楽しく歌うことが「学びの姿勢」につながる第4回:【年齢別おすすめ】子どもの想像力がアップする!5つの「手遊び歌」【プロフィール】岡本拡子(おかもと・ひろこ)1962年8月25日生まれ、大阪府出身。大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程音楽教育専攻修了。聖和大学大学院教育学研究科博士後期課程幼児教育専攻満期修了。聖和大学助手、美作大学短期大学部講師などを経て、現在は高崎健康福祉大学人間発達学部子ども教育学科教授。大学在学中より幼稚園や小学校などで「歌のお姉さん」として活動。その後、子育てをしながら大学院で幼児教育を学ぶ。現在は保育者養成に携わりながら、幼児やその保護者を対象としたコンサートや保育現場でのコンサートをおこなうほか、子どもの歌の作詞・作曲を手がける、保育者研修の講師を務めるなど、幅広く活躍する。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年11月04日子供が生まれることが決まったとき、心配するポイントはたくさんありますが、やはり気になるのは「どんな名前をつけようかな」ということではないでしょうか? 赤ちゃんの名前は、両親から贈る一生もののプレゼントだと言えます。だからこそ、なかなか決められずに悩んでしまいますよね。「将来こんな子に育ってほしい」、「あまりかぶらない名前にしたい」、「この漢字を使いたい」、「姓名判断でダメだと言われた…」など、考えることはたくさん。そこで今回は、 赤ちゃん名づけ が発表する名づけトレンド情報をもとに、名前を決めるときに参考にしていただきたい、人気の名前ランキングを男の子・女の子別にご紹介します。■2018年度版人気名前ランキングまずは、2018年度上半期の人気名前ランキングを、男の子・女の子別で見ていきましょう。子供の名前には、前年のトレンドが反映される傾向があります。最近はキラキラネームに反して「シワシワネーム」と呼ばれる古風な名前をつけることも流行りつつあるのです。▼男の子第1位は「颯(かける、そう など)」です。ここ数年のランキングでも、常に上位にランクインする人気ぶりで、2018年度は1位を獲得しました。「かっこよく、たくましく」という意味合いが込められることが多く、ポジティブな印象を受ける名前でしょう。第2位は、「悠斗(ゆうと、はると など)」。「悠」という字も毎年上位にランクインする人気漢字。おおらかなイメージを与える漢字ですね。しかし、2004年から常に男の子の名前ランキングベスト3にランクインするほどの人気なので、その分友達とかぶる確率も高くなりそうです。第3位「誠(まこと、せい など) 」、第4位は「一郎(いちろう、そろ など)」と続きます。これがいわゆる「シワシワネーム」に分類されるであろう、古風な名前ですよね。最近は読みにくい名前がどんどん増えていくなかで、あえて日本人らしい古風な名前をつける人が増えている傾向にあります。第5位は「大樹(だいき、ひろき など)」、第6位「駿(しゅん、はやお など)」、第7位「和雄(かずお など)」、第8位「陽(よう、あさひ など)」、第9位「英明(ひであき)」、第10位「湊斗(みなと、かなと など)」という結果に。「大樹」は今年が初めてのランクインです。「和雄」や「英明」も古風な名前ですよね。また、「樹」、「陽」、「湊」のように、自然を連想させる漢字の使用も人気が上がっています。▼女の子女の子の名前ランキング第1位は「恵(めぐみ、けい など)」。昨年から大きく順位をあげる結果になりました。ポジティブなイメージを持つ漢字で、「思いやりを持った子に育ってほしい」といった思いが込められることが多いでしょう。第2位は「心桜(こころ、こはる など)」。「桜のようにみんなから愛される優しい子に」といった思いを込めてつけられて、2014年ごろから根強い人気を持っています。読み方にバリエーションが多いのも人気の理由でしょう。第3位は「桜咲(さき など)」。読み方は古風ですが、漢字の組み合わせで今っぽいのも流行の傾向。4位は「萌衣(めい など)」、5位「麻衣(まい など)」6位「美波(みなみ など)」、7位「凜(りん など)」、8位「美由紀(みゆき など)、9位「文子(ふみこ など)」、10位「紬(つむぎ など)」という結果に。「麻衣」「美波」「美由紀」「文子」など、古風な名前の人気が復活の傾向にあります。ここまで、2018年上半期の男の子・女の子の名前ランキングトップ10を見てきました。例年よりも、キラキラネームは減少傾向にあることがうかがえますね。<関連記事>■2017年度版人気名前ランキングここからは、2017年度版の人気名前ランキングを、男の子と女の子別で見ていきましょう。前年は、1文字の名前の人気が強くありましたが、ほかにはどのような傾向があるのでしょうか。▼男の子第1位は「颯(はやて など)」。2018年度でも1位を獲得しており、根強い人気を見せています。第2位は「凛空(りく、など)」。「凛」という文字は、女の子の名前でも昨今人気を集めています。「空」という字と組み合わせ、さわやかなイメージを持つ「りく」という男の子らしい響きの読みが、人気の理由につながっているのかもしれませんね。第3位は「陽翔(はると など)」。「は」から始まる3文字の名前も、人気の傾向にあります。第4位は「凰(おう など)」、第5位「大翔(ひろと など)」、第6位「柊希(しゅうき など)」、第7位「瑛(あきら など)」と続いています。6位の「希」という文字は、男女ともに根強い人気のある文字ですね。第8位には「蒼大(そうた など)」がランクイン。2016年度から見ると急上昇しています。字は違いますが、俳優の福士蒼汰(ふくしそうた)さん、棋士の藤井聡太(ふじいそうた)さんの影響もあるのではないでしょうか。第9位は「湊斗(みなと など)」。「湊」という文字には、「人や物が集まる」「活気があふれる」といった意味もあり、「仲間に恵まれる温かい人になってほしい」という願いを込めて名付けられることも多くあります。第10位は「主税(ちから など)」。この年に初めてランクインした名前で、武士・赤穂浪士の大石内蔵助の息子「大石主税」の通称として有名です。この名前は、30〜40代の男性にもよくつけられているようで、キラキラネームというよりも過去の流行が戻ってきている傾向ではないでしょうか。全体的に男の子の4文字の名前はかなり減少しており、外国での呼びやすさも意識した3文字以下の名前が増えている傾向にあります。▼女の子第1位は「紬(つむぎ など)」。2016年度あたりから人気上昇傾向にあり、「幸せな人間関係をつむいでほしい」という願いが込められています。第2位は、2018年同様「心桜(こころ など)」。第3位は「咲花(えみか など)」がランクイン。女優・武井咲(たけいえみ)さんの名前は、「咲」を「えみ」と読ませるとして有名ですよね。「使用したい文字」を前提に、「呼びたい響き」を組み合わせるという、近年の赤ちゃんの名付け方を代表するトレンドの名前です。第4位は「希心(のぞみ など)」、第5位「心陽(こはる など)」、第6位「栞奈(かんな など)」、第7位「澪(みお など)」、第8位「千愛(ちな など)」、第9位「凛(りん など)」、第10位は漢字違いで「凜(りん など)」と続きます。全体的に、「心」「陽」「咲」「愛」などの温かな心や花をイメージさせるような漢字の名前に、人気が集まっている傾向があります。また、男女ともに1文字の名前が増加傾向にあるといえるでしょう。女の子の名前ランキングは、男の子に比べて毎年入れ替わりが激しいといいます。というのも、女の子の名前は響きや文字のかわいさを追求するため、例年入れ替わる傾向にあるのです。<関連記事>■キラキラ?!変わった名前ランキング2000年以降、いわゆる「キラキラネーム」と呼ばれる少し変わった名前が増加傾向にあり、メディアでも大きく取り上げられることがありました。芸能人の夫婦でも、子供にキラキラネームをつける家庭が多く見受けられましたよね。近年は落ち着いている傾向にありますが、安易にキラキラネームをつけてしまうと、将来子どもが苦労することになるかもしれません…。そこで、実在するキラキラネームの中にはどんなものがあるのか、2016年のキラキラネームランキングの一部を見ていきましょう。▼男の子で1番人気は「碧空(みらん、あとむ、など)」男女合わせた総合ランキングで2位に輝いた「碧空(みらん、あとむ、など)」。字面はすてきですが、漢字から読み方を連想するのはなかなか難しいのではないでしょうか。総合ランキング第5位の「奏夢(りずむ、など)」。音楽好きのママ・パパたちに人気を集めそうなすてきな名前です。第10位は「輝星(べが、だいや、など)」。こちらも漢字はかっこいいのですが、なかなか読みが連想しづらいですよね。当て字感が強い印象を受けてしまいます。第19位にランクインしているのは、なんと「黄熊(ぷう、など)」。アニメキャラクターをつい連想してしまう名前ですね。▼女の子のキラキラネーム第1位は「唯愛(いちか、ゆめ など)」総合ランキング第1位は「唯愛(いちか、ゆめか、など)」。キラキラネームの中でも多いのが、「愛」という字を「か」や「あ」と読ませる読み方です。第3位は「優杏(ゆず、など)」。最近は、「ゆ」から始まる名前が人気な傾向があります。第4位は「海音(まりん、など)」。第6位は「妃(ひな、きらり、など」。第7位は「一心(ぴゅあ、など)」。第8位は「愛翔(らぶは、など)」。第9位は「七海(まりん、など)」。人気の漢字を使用した名前ではありますが、読み仮名がないとわからない人も多いでしょう。なかでもインパクトのあるキラキラネームが第24位の「希星(きてぃ、きらら、など)」。有名キャラクターを連想させる読みですが、こちらはかなりのキラキラ感が漂います。やはりキラキラネームだけあって、全体的に普段カタカナで書くような当て字を使った名前が多い傾向にあります。さらに「海」や「空」、「星」といった自然を連想させる漢字が人気を集めているようです。■歴代の名前ランキングが検索できるサイト最後に、歴代の赤ちゃんの名前ランキングが検索できるサイトを2つご紹介します。年によって名前の流行も変動するので、ぜひ参考程度に見てみてくださいね。▼ たまひよ 「たまひよ」では、2005年からの赤ちゃんの「たまひよ名前ランキング」が発表されています。その年ごとに、流行の傾向・名前ランキング・読みランキング・漢字ランキングというように、カテゴリー別にチェック可能。名付けるときの参考にできるでしょう。そのほか、名付けに関するコラムなども用意されているので、一度見てみて損はないサイトです。▼ 赤ちゃん名付け こちらのサイトでは、アクセス数の多かった名前をランキング形式で掲載しています。通常の年別・男女別ランキングだけではなく、「春にまつわる名前ランキング」「ひらがなの名前ランキング」など、イメージごとのランキングも。「こんな名前にしたい!」というイメージはあるけれど、具体的にどんなものにしようか決まっていない…。そんなときは、参考として見てみてはいかがでしょうか。■まとめ名前もファッションのようにトレンドがあり、年によって流行に変動があります。子供にとって名前は、一生つきあっていく親からもらった宝物。ぜひ後悔しないような名前をつけてあげられるといいですね。とはいえ、最も大切なのは、子供のためを思って一生懸命悩んで決めてあげることです。すてきな名前とともに、お子さんもすてきな子に育つことを願っています。<参考サイト> ・赤ちゃん名づけ「2018年上半期 赤ちゃん名づけトレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2017年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」 ・赤ちゃん名づけ「2016年年間 キラキラネームランキング」
2018年10月11日両親から子どもへ、初めての贈り物と言われる名前。どんな子に育ってほしいのか、意味や願いを込めて名前を考えることでしょう。そのなかで、やっぱり男の子にはかっこいい名前を付けたいですよね。いつかお子さんに聞かれたときのためにも、しっかりと由来を説明できるようにしたいもの。この記事ではかっこいい名前と、使う漢字のなりたちや意味、他の読み方をご紹介します。外国で人気の名前も紹介しますので、これからの国際社会に向けて海外にも通用する名前をつけたいという人は、ぜひ参考にしてくださいね。■かっこいい漢字一字の男の子の名前まずは漢字一文字のかっこいい名前をまとめました。一生使う名前なので、書きやすいことも大切なポイントです。一文字だと画数も少なめで書きやすいですね。▼颯(はやて)はやてとは「急に激しい風が吹く風」という意味。漢字は、風の吹く様子、きよらかな様子、きびきびした様子、疾風を表しています。「さつ」「そう」とも読みますよ。▼仁(じん)漢字の意味は、おもいやり、いつくしみ、人。他の読み方は、ひとし、きみ、しのぶ、さと、さとし、まさしです。▼匠(たくみ)「匚」と「斤」から成り立っている漢字。匚はさしがね(定規のような工具の一種)、斤はおのを表しています。ここから職人、工夫、かしら(先頭に立つもの)という意味になりました。しょう、なる、という読み方もできます。▼涼(りょう)京は高い丘の上にある建物を意味し、さんずいがつくことで風通しが良く、水が冷たい様子も表しています。あつ、きよ、すけとも読みますよ。▼司(つかさ)まつりの旗と、口(祈りの言葉)が合わさってできた文字で、まつりごとを行う人を表しています。転じて「つかさどる」という意味に。し、おさむ、かず、じ、つとむ、もと、もりという読みも。▼蓮(れん)蓮は「はす」とも読み、花の名前です。蓮の花は仏教で極楽浄土の象徴。泥の中にしっかり根を張って、美しい花を咲かせることがその由来。清らかな心や神性を意味しています。▼圭(けい)古代中国で、優秀な人に与えられる装飾品を表す漢字。転じて潔い(いさぎよい)という意味があります。か、かど、きよし、け、よしとも読みますよ。▼翔(しょう)「飛翔」という言葉のように、高く飛び立つイメージのある漢字。イメージの通り、鳥が羽を広げて飛ぶ様子を表しています。かけるとも読みます。▼塁(るい)何かが重なっている様子を表す漢字です。土地の神を祭るために柱状に固めた土が合わさって、砦(とりで)や重なりを意味しています。▼要(かなめ)人が両手を腰に当てている様子から、腰や重要なポイントを表す「かなめ」という意味になりました。よう、しの、とし、め、もとむ、やす、とも読みます。■和風・古風な男の子の名前続いて和風・古風なかっこいい名前をご紹介。和風・古風な名前は、男らしくてかっこいい印象を持たれ、最近人気の傾向にもあります。▼大和(やまと)日本を意味する言葉。漢字はおおらかで広い心をもち、人の和を大切にするという意味です。▼龍之介(りゅうのすけ)龍は、へびに似た想像上の動物、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。龍の字は辰年にちなんで、この年に生まれた赤ちゃんに多く使われる漢字です。▼楽(がく)どんぐりをつけた楽器の象形文字から音楽を意味します。それが転じて楽しいの意味に。ほかに、らく、ぎょう、こう、ささ、たのし、もと、よし、という読み方がありますよ。▼慶(けい)獣、勝訴したときの首の飾り、下向きの足の形からなる漢字。人の喜びを祝いに行くことを表します。ここから喜び、祝い、めでたいという意味になりました。ちか、のり、みち、やす、よし、とも読みます。▼敦(あつし)厚手の土器・羊の首・ボクッという音・右手と4つの象形と擬声語が組み合わさってできた漢字。「手厚い」という意味。転じて人情が暑い、思いやりが強いという意味を持っています。他の読み方は、おさむ・たい・つとむ・つる・とし・のぶ・とん。▼功(いさお)エは工具、力は力強い腕を表し、仕事・手柄の意味です。現在では、りっぱな成果、技、たくみという意味で使われる漢字です。こう、く、あつ、いさ、いさおし、かた、かつ、こと、つとむ、なる、のり、という読みも。▼永遠(とわ)永遠(えいえん)とは、いつまでも果てしなく続くという意味です。▼右京(うきょう)京は、古風なイメージの代表的な漢字です。▼瑛士(えいじ)瑛は美しく輝く透明な玉、士は武士・戦士・侍などを表しています。士は左右対称で縁起のいい漢字と言われています。▼蒼士(そうし)蒼は草木が青く茂る様子、士は武士・戦士・侍などを表しています。■男らしさを感じる名前男の子には男らしく育ってほしいもの。そんな願いを込めた男らしさを感じるかっこいい名前を集めてみました。▼剛(ごう)強い刀を表しており、強くてかたい、丈夫なという意味を持っています。他の読み方は、かた、こわし、たか、たかし、たけ、たけし、つよし、ひさ、まさ、よし。▼尊(たかし)酒樽と両手を表し、両手で酒樽をささげるさまから、敬(うやま)う・尊(とうと)ぶ・身分が高いという意味となりました。みこと、きみ、たか、たけるとも読みます。▼毅(つよし)むやみやたらに怒ることを表していましたが、そこから転じて強い、意志がかたいという意味に。他にはたけし、かた、こわし、たか、たけ、つよ、つよき、とし、のり、はた、はたす、と読みます。▼武(たける)矛(ほこ)と立ち止まる足の象形からできた漢字で、矛を持って戦いに行く様子を表しています。意味は強い、武器、武士、継ぐ、一歩ふみだす。読みは、いさ、いさむ、たけし、たつ、ふか、ん、ぶ、む。▼暁(あきら)暁は「夜明け」を表す漢字です。転じて悟る、明らか、さとす、告げるという意味に。あかつき、さとる、あき、あけ、かつ、さとし、とき、とし、とも読みます。▼航(わたる)舟で水を渡るさまを表しています。その後「空を飛び回る」という意味でも使われるように。こう、かず、つら、ふね、という読みも。▼理(おさむ)この漢字の元の意味は整える、おさめる。転じて物事の道筋、条理、ことわり、道理という意味になりました。他の読み方は、あや、さ、さだむ、さと、すけ、たか、ただ、ただし、ただす、とし、のり、まさ、まろ、みち、よし。▼蒼(そう)草と倉の象形から草木が青く茂る様子を表す漢字です。あお、しげ、あおい、しげる、ひろ、とも読みます。▼篤(あつし)馬がゆっくり歩く様子を表した漢字。そこから手厚い、親切・丁寧・思いやりの意味を持つようになりました。しげ、すみ、とく、ひろ、という読みも。▼勝利(しょうり)この言葉の持つ意味や、響きから力強さを感じる名前です。「かつとし」とも読みます。■自然をイメージした男の子の名前自然をイメージしたかっこいい名前です。どの名前も、聞くと雄大で力強い光景が目の前に広がってくるようです。▼樹(いつき)植える、立てるを表し、転じて木、植物の総称の意味を持っています。じゅ、しげ、しげる、じ、たかし、たつ、たつき、な、のぶ、みき、むら、とも読みます。▼嵐(あらし)山と風の象形文字を組み合わせ、文字通りあらしを表す漢字となりました。他の読み方は、らん。▼陽(あきら)太陽や日の当たる場所を表す漢字。よう、ひ、あき、お、おき、きよ、きよし、たか、なか、はる、や、とも読みます。▼晴(せい)雲がない青空、良い天気など文字通り晴れた天気を意味しています。青には澄んでいるという意味があり、太陽を表す日を組み合わせて、天気を表す漢字になりました。心の状態を表す意味でも使われます。他にはきよし、てる、なり、はる、はれ、と読みます。▼響(ひびき)向き合うことと音を表す象形文字を組み合わせた漢字。響き、響くの意味として使われています。きょう、おと、とも読みます。▼陸(りく)高い場所、丘を意味し、転じて陸地を表すようになりました。あつ、あつし、くが、たかし、ひとし、みち、む、むつ、という読みもあります。▼虹(こう)文字通り「にじ」を表している漢字ですが、虫とつらぬくを表す象形文字を組み合わせてできています。天空をつらぬくへびを表していて、虹は竜の一種と考えられていたとか。▼海(かい)水と黒を表す象形からなり、広く深い「うみ」を表しています。うみ、あま、うな、か、み、とも読みます。英語ではKaiと表記し、外国でも人気の名前です。▼昴(すばる)昴とは、おうし座の中にある星の集合体の名前。おうし座の男の子の名前としておすすめです。ぼうとも読みます。▼凪(なぎ)風を受けてふくらむ帆と、立ち止まる足の象形から、風や波が止んだおだやかな状態を表す漢字です。■漢字三文字のかっこいい名前漢字三文字の名前は貫禄があり、かっこいいですね。使う漢字の選択肢も増えますので、いろいろな思いを込められます。▼蔵之介(くらのすけ)蔵はものをしまっておく所、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。▼京之介(きょうのすけ)京はみやこ、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味です。▼虎太郎(こたろう)虎は文字通りとら、太はふとい・豊か、郎は良い男を意味しています。▼慎一郎(しんいちろう)慎はつつしむ、おろそかにしない、注意深く大切にするという意味。一は数字の1を表し、はじめ、郎は良い男の意味です。▼隆之介(りゅうのすけ)隆は豊かに大きくなる、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。▼慶一郎(けいいちろう慶は人の喜び、お祝い、おめでたい、一は数字の1をあらわし、はじめという意味、郎は良い男の意味です。▼孝士郎(こうしろう)孝は親につくすこと、士は武士・戦士・侍、郎は良い男を表しています。▼剣士郎(けんしろう)剣はつるぎ、士は武士・戦士・侍、郎は良い男を意味します。▼淳之介(じゅんのすけ)淳は情が厚く素直なこと、之は近いもの、介は間に入ってうまくまとまるように助けるという意味を表します。▼龍太郎(りゅうたろう)龍はへびに似た想像上の動物、太はふとい・豊かなこと、郎は良い男を意味しています。■歴史上の人物からとった名前歴史上の人物からとった名前は、古風・和風な名前の中でも代表的なもの。由来がはっきりしていて、人気の名付け方法です。お父さん、お母さんがかっこいいと思う人物から、名前を考えてみるのはいかがでしょうか。▼謙(けん)上杉謙信(うえすぎけんしん)にちなんだ「謙」。上杉謙信とは、越後国(現在の新潟県)を統一して繁栄させた、戦国時代の武将です。武田信玄や織田信長と戦ったこともあるんですよ。謙にはつつしむ、へりくだる、うやまう、という意味があります。▼総司(そうし)新撰組(江戸時代の末期に警察活動をした組織)一番隊組長の沖田総司(おきたそうじ)からとった名前。沖田総司は剣術の名人でした。総は多くのものをまとめる、たばねる、司はつかさどるという意味です。▼勇(いさむ)こちらも新撰組から、近藤勇(こんどういさみ)にちなんだ名前。最高指揮官である局長をつとめ、江戸幕府に尽くした人物です。勇はいさましい、思い切りが良いという意味の漢字。▼尊治(たかはる)後醍醐天皇の実名です。後醍醐天皇は、鎌倉時代末期から南北朝時代の始まりにかけて天皇に即位していました。尊は敬(うやま)う・尊(とうと)ぶ・身分が高い、治はおさめるという意味。▼聖(ひじり)聖徳太子にちなんだ「聖」。聖徳太子は、1万円札に印刷されていたことのある、有名な人物。飛鳥時代に推古天皇の摂生(天皇が子どもや女性の場合に、代わって政治を行う役職)として活躍しました。聖は知徳に優れた道理に明るい人を表す漢字。ひじり、あきら、せい、さとし、さとる、きよ、こうき、さとる、とも読みますよ。▼光秀(みつひで)戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将・大名である明智光秀にちなんだ名前。光はひかりやめぐみ、秀はすぐれていることを意味しています。▼武蔵(むさし)江戸時代初期の兵法家(武芸を教える人)である宮本武蔵にちなんだ「武蔵」。二刀流の彼は、日本最強と言われていました。武は強い、武器、武士、継ぐ、一歩ふみだすこと、蔵はものをしまっておく所を意味します。▼小次郎(こじろう)安土桃山時代から江戸時代にかけての剣術の名人、佐々木小次郎より。上に紹介した宮本武蔵との「巌流島の戦い」が有名です。▼博文(ひろぶみ)幕末の武士であり、日本の初代総理大臣、伊藤博文よりとった名前。博は広い、文は文字、文書、学問を意味する漢字です。▼幸之助(こうのすけ)パナソニックの創業者、松下幸之助より。「経営の神様」という異名を持っている人物です。■カタカナでもあり?!カタカナのかっこいい名前最近はカタカナの名前も増えてきましたね。響きがかっこい名前をカタカナで表記すると、さらにかっこいい印象になります。シンプルな名前なら外国人も呼びやすいし、説明も簡単ですよ。▼レイ英語でRay(レイ)は光の意味。名前として使うときは、堂々としているようすを表します。▼レオ英語ではLeoと表記するのが一般的。ライオンを意味するラテン語系の名前です。フランス語で勇敢な様子を表す名前、レオンの愛称としても知られています。▼アダムアメリカで人気の名前、アダム(Adam)。語源はヘブライ語で、赤い地球を意味します。■外国のかっこいい名前外国で人気の名前から、日本でも使えそうなかっこいい響きの名前をご紹介します。外国由来の名前は、外国人に説明するときにすぐに分かってもらえます。これからの国際社会に生きていくお子さんのために、外国のかっこいい名前から名付けを考えてみては?▼維庵(いあん)アメリカの人気名にもランクインされている名前。英語表記はIan。維はつなぐ、庵は草でおおわれた屋根の小さな家を意味する漢字です。▼暖(だん)アメリカで男の子の人気ランキングに入る名前、ダニエル。ダンはダニエルの愛称として広く知られています。暖は文字通り暖かいイメージです。カタカナで書くと、おしゃれでかっこいい印象ですね。▼伊礼(いらい)英語ではEliと書き、イーライと読む人気の名前です。語源はヘブライ語で、神様や気高いことを意味します。▼乃阿(のあ)Noahの語源はヘブライ語で、休息や心地良さを意味する名前。聖書に出てくるノアの箱舟のエピソードも有名ですね。■女の子でもかっこいい名前女の子にはかわいい名前も良いですが、かっこいい名前を付けたいというお父さん、お母さんもいるでしょう。女の子に使える名前をピックアップしましたよ。性別がわかる前から名付けておきたい場合にも。▼凛(りん)「凛とした」「凛々しい」という言葉があるように、かっこいい印象を受けます。この字が表しているのは、冬の厳しい寒さ。ここから転じて、厳しくひきしまっているさまを意味します。▼礼(あや)「儀式」や「礼儀作法」という意味を持つ漢字。あき、あきら、あや、いや、うや、かた、と、なり、のり、ひろ、ひろし、まさ、まさし、みち、ゆき、よし、とも読みます。▼麗(うらら)「容姿端麗」や「綺麗」など美しいものを表すときによく使われる漢字。形がすっきり整って美しいという意味です。他の読み方は、れい、り、あきら、かず、つぐ、つら、よし、より。▼ 蘭(らん)草、門、袋に詰めるの象形から、良い香りを閉じ込めたらんの花を意味する漢字です。▼葵(あおい)草と方角を知るための器具の象形から、太陽に向かって成長する植物、つまりあおいの花を意味しています。き、ぎ、まもる、とも読みます。▼雅(みやび)みやびやか(上品で美しい)、上品、正しいという意味を持つ漢字です。が、ただ、つね、のり、まさ、まさし、まさる、もと、という読みも。▼茜(あかね)アカネという植物を意味する漢字。夕焼けのような赤い染料に使われ、植物だけでなく色を表す言葉としても使われています。▼伊織(いおり)もともとは男の子の名前として使われてきましたが、現代では女の子にも多く使われています。そのため中性的なイメージがあり、かっこいい印象です。伊は聖職者、織は織物や布を織ることを意味します。▼碧(あお・みどり)宝石、輝き、石の象形が合わさり、宝石のように輝く石を表します。転じて青や緑の意味に。へき、あおい、きよし、たま、とも読みます。▼飛鳥(あすか)字の通り飛ぶ鳥を表す言葉。あすかと呼ばれるようになった理由は諸説あり、真相は解明されていません。■まとめご自身のお子さんの候補となるかっこいい名前はありましたか? 名前は一生使う、その人を表すものですので、悩んでしまうかもしれません。意味や由来、口にした響きなどを考慮し、お子さんが誇れるような名前をつけてあげてくださいね。<参考サイト>
2018年09月27日男の子の名前を考えるとき、「かっこいい名前」「古風な名前」「自然なイメージの名前」などテーマをもって検討していく方が多いのではないでしょうか。ママやパパがさまざまな想いを込めてつける名前。子どもも気に入ってくれる名前にするためにも、ランキングなども参考にしながら、わが子の名前を考えていきましょう!名前のランキングのほか、テーマ別に人気のある名前や名づけのポイントをご紹介します。■【2017〜2018年】男の子の名前ランキングいま、男の子の名前はどんなものが人気なのか、ランキングをチェックしてみましょう。人気のある名前にあやかるのか、人気のある名前はかぶりやすいから避けるのか。ランキングを見ながら夫婦で話合うのもいいですね。▼明治安田生命『名前(漢字)ランキング』明治安田生命では、例年子どもの名前ランキングを調査・発表しています。個人保険や個人年金保険の加入者(約1,251万件)の中から2017年9月までの加入者までを対象とした2017年版のランキング(男の子8,300人/女の子8,030人)の名前から作成しているものが次の表です。1位 悠真1位 悠人1位 陽翔4位 湊5位 蓮5位 蒼7位 新8位 陽大9位 陽太9位 大和11位 朝陽12位 悠12位 瑛太14位 颯太14位 颯真16位 颯16位 岳18位 大翔18位 樹18位 旭(20位以下省略)「悠」「陽」「颯」という漢字がよく使われています。爽やかなイメージの漢字が多く使われている印象です。出展:明治安田生命「名前ランキング2017」 ▼明治安田生命『名前(読み方)ランキング』同じ明治安田生命の調査では読み方のランキングも発表されています。1位 ハルト2位 ソウタ3位 ユウト4位 ハルキ5位 リク5位 ソウスケ7位 ミナト8位 アオト9位 ヒナタ10位 コウキ10位 ユウセイ12位 カナタ12位 ソウマ14位 アオイ14位 カイト16位 ハヤト17位 ハル18位 アサヒ19位 ユウマ20位 リクト(20位以下省略)二文字2つ、四文字2つ、そのほかはすべて三文字の読み方という結果に。圧倒的に三文字の読み方が人気な様子が伺えます。出展:明治安田生命「名前ランキング2017」 ▼2017-2018リクスタの『2017〜2018年男の子の名前ランキング』 リセマムとは、スマホ向けアプリの『赤ちゃん名づけ』を提供している会社。同社が行っている調査のなかから、2017年2月〜2018年1月にアクセスの多かった男の子の名前ランキングをご紹介します。1位 颯(かける、など)2位 陽翔(はると、など)3位 湊斗(みなと、など)4位 凛空(りく、など)5位 悠斗(ゆうと、など)6位 蒼大(あおと、など)7位 凰(おう、など)8位 大樹(だいき、など)9位 一郎(いちろう、など)10位 優空(ゆうく、など)11位 大翔(だいと、など)12位 黎(れい、など)13位 駿(しゅん、など)14位 碧(あおい、など)15位 陽(よう、など)16位 主税(ちから、など)17位 瑛(あきら、など)18位 和雄(かずお、など)19位 誠(まこと、など)20位 英明(ひであき、など)(20位以下省略)こちらのランキングはあくまで検索数上位のもののため、実際に名づけに使用されている名前ではありませんが、明治安田生命のランキング結果にも見られる名前がいくつか出てきています。なかには「一郎」などの昔から名づけに使われている名前もあり、古風な名前が今後も人気を集めそうなランキング結果となっていますね。出典:赤ちゃん名づけ(株式会社リクスタ) ▼ランキング結果から見えてくる”今”の傾向とは?今回調べた2つのランキング結果から見えてきた“今”の傾向は、漢字は一文字か二文字で、読み方三文字の名前が多くつけられているということ。女の子の名前にも使われることのある「悠」の文字は、ゆったりと時が流れていくような柔らかいイメージをもっています。このように、男の子も柔らかな印象の文字を名前に使う傾向が、このランキングからは見られます。また、「陽」「湊」「蓮」「旭」「樹」など自然由来の文字も多く使われていることから、ナチュラルなイメージの名前が人気なようですね。【ママコラム】わが家の3兄弟は全員、自然由来の名前をつけています。とくに兄弟でつながるように意識したことはありませんが、三男につけた名前によって、兄弟それぞれの名前が自然界でも循環しているようなつながりのあるものとなりました。名づけのときにはランキングはまったく見ていませんでしたが、あとから見てみると“今”の傾向に当てはまりそうだなと感じています。<関連記事> 赤ちゃんの名前人気ランキング! 1位は「蓮」と「葵」 ■男の子の名前は画数が重要?子どもの名前を決めるときに気になる画数での姓名判断。とくに男の子は、結婚で名字が変わることの多い女の子と違い、一生同じ姓名で過ごすケースが多いため、どこまで意識すべきか悩んでしまうママやパパもいるのではないでしょうか。姓名判断の扱い方や名付けのタイミングなどをまとめました。▼画数などの姓名判断はすべき?名前がもつ運勢などを画数で診断するアプリやWebサイト、書籍はたくさんあり、名付けのときにはそれらの結果が気になるというママ・パパも多くいます。たしかに、そうした姓名判断でいい結果が出る名前をつけてあげたくなるところですよね。でも、興味本位で自分の名前を入力してみたら運勢が悪かったり、診断結果に納得がいかなかったりということも。また、姓名判断はどんな方法で運勢の良し悪しを判断しているかによって結果が大きく変わってくるため、サイトや書籍によって真逆の結果が出ることもあります。いろいろな姓名判断に一喜一憂しすぎてしまうと、なかなか決まらなくなってしまいます。もし姓名判断で名前を考えたいときは、「これを信じる」というものをひとつ決めて、ママもパパも同じものを見て確認するようにしましょう。ママとパパとで違う姓名判断のものを見ていると、ママのほうでは運勢が良くてもパパの見ているものでは悪い結果が出たからダメ、など意見が対立しやすくなってしまいますので、注意しましょう。姓名判断は必ずしも必要なものではありません。それぞれの家庭で姓名判断をする・しないを決めたうえで、姓名判断をするなら家族でこれと決めたひとつだけを見てチェックするようにしましょう。<関連記事> 赤ちゃんの名付けに活用!無料の姓名判断アプリでおすすめは? アルファベットの画数で運気アップ?【ハンコ王子・ロマくんの教えて!姓名鑑定】vol.11 ▼そもそも名付けはどのタイミングでしたらいいの?子どもの名付けはどんなタイミングで行っても問題なく、「こうしなさい」という決まりはありません。ただし、生後14日以内に地方自治体の役所に子どもの名前を書いた出生届けを出さなければならないため、生まれてから14日以内までに決めるという縛りはあります。妊娠したとわかったときや、性別が判明してからなど名付けタイミングはさまざまですが、詳しくは後半でご紹介します!▼お七夜ってなに?“お七夜”を知っていますか? 生まれた日を1日目として7日目の日に子どもに名前を付けるという儀式のことを差しています。この風習は日本で昔から受け継がれてきたもので、今でも、生まれてから7日目に儀式を執り行うこともあるので覚えておきましょう。ちなみに、お七夜の由来は江戸時代の将軍家に伝わる命名の儀式にあるそう。諸説あるのですが、昔は生まれてすぐに亡くなってしまうことも多く、生後9日目までの奇数日(1・3・5・7日)にお祝いをしていたようです。その風習が、江戸時代の命名の儀=お七夜につながって庶民にも広まっていったのが“お七夜”のはじまりとされています。現代では、命名書=子どもの名前を書いた和紙を用意し、ベビーベッドや子どもが普段寝ているところのそばに和紙を貼ってお祝いするなど、簡易な儀式を行うケースが多いようです。<関連記事> お七夜とは? 何をするの? 準備するものは?新米パパママへのマナー講座】 ■【男の子の名前】シンプルな一文字の名前湊(みなと)、蒼(あお/あおい)、創(はじめ/つくる)、仁(じん)、龍(りゅう)、佑/匡(たすく)、現/源(げん)、岳(がく)、理/修/統(おさむ)、匠/工(たくみ)、隼(はやと)、新(あらた)、陽(よう/あきら/はる)、大(だい)、翼(つばさ)、亘/渉(わたる)、青(あお)、丈(じょう)、駆(かける)、翔(しょう)<関連記事> 漢字一文字の名前が人気?「男女両方に人気の漢字」最新版 ■【男の子の名前】和風が多い? 二文字の名前大和(やまと)、恭平(きょうへい)、祐介/裕介(ゆうすけ)、健太(けんた)、智也/朋也(ともや)、将大(まさひろ)、翔平(しょうへい)、蒼太/颯太(そうた)、航大(こうた/こうだい)、陽馬(はるま)、幸樹(こうき)、遥生(はるき)、宗介/壮亮(そうすけ)、将之/雅之(まさゆき)、俊介/駿佑(しゅんすけ)、大輔/大祐(だいすけ)、彰典/晃教(あきのり)、涼真(りょうま)■【男の子の名前】かっこいい古風な名前護(まもる)、尊(たける)、龍馬(りょうま)、謙信(けんしん)、宗久(むねひさ)、総司(そうし)、賢治(けんじ)昇(のぼる)、穣(みのる)、朝臣(あさおみ)、右京(うきょう)、小次郎(こじろう)、由紀夫(ゆきお)、光太郎(こうたろう)、大雅(たいが)、京太(けいた)、武蔵(むさし)■【男の子の名前】外国でも通用する名前の読み方けん/けんと、たいが、じょう、りき、しょう、けい、じん、べん、れい、じょうじ、ゆうじん、はく、じゅん、かい■【男の子の名前】男の子らしい自然を取り入れた名前岳(がく)、空/宙(そら)、樹(いつき/たつき)、海(うみ)、海斗/海人(かいと)、蓮(れん)、晴(はる)、陸(りく)、天(そら/たかし)、光(ひかる/みつる)、晴人/陽人(はると)、大地(だいち)、草平(そうへい)、港太(こうた)、凪人(なぎと)、湘(しょう)、颯(はやて)、葉(よう)、逸月(いつき)、北斗(ほくと)、昴(すばる)、佑月(ゆづき)■季節によって名前を変えたいときは生まれた季節からイメージされる名前を付けたいときの参考に春夏秋冬別の名前と使われることの多い漢字をピックアップしました。▼春の場合陽太(ようた)、日向(ひなた)、桜一郎(おういちろう)、咲也(さくや)、颯介(そうすけ)、春人(はると)…など、陽・日・春・桜などを使った名前<関連記事> 5月・6月生まれの男の子にオススメ!「季語・誕生石」にちなんだ名前集 4月生まれの子につけたい男の子・女の子の名前まとめ ▼夏の場合湊人(みなと)、海青(かいせい)、夏大(かんた)、爽馬(そうま)、一星(いっせい)、太陽(たいよう)…など、海や夏、爽などを使った名前<関連記事> 【男の子の名付け】夏生まれの赤ちゃんにつけたい名前は?7月・8月編 ▼秋の場合実(みのる)、結月(ゆづき)、秋人(あきと)、清治(きよはる)、真澄(ますみ)…など実、月、秋、清などを使った名前▼冬の場合冬斗(ふゆと)、冬馬(とうま)、雪成(ゆきなり)、隆白(たかし)、聖(しょう)…など冬、雪、白、聖を使った名前■名付けのタイミングはいつがいい?名付けのタイミングはさまざま。妊娠したときや性別がわかったとき、生まれた瞬間、生まれてきてからじっくりなど、名付けのタイミングはさまざま。なかには、妊娠する前から、子どもに付けたい名前を考えていたという人もいるのではないでしょうか?ここでは、妊娠したとき〜生後落ち着いてまでの4つのタイミングそれぞれで名付けたときの注意点やポイントをご紹介します。▼妊娠がわかったとき妊娠していることがわかったときから考え始める子どもの名前。まだ性別がわからないので男の子バージョンと女の子バージョンの2とおりを考えたり、どちらにも使える名前を探してみたりと、夢がどんどん膨らんでいく時期です。とくに妊娠したての頃は、子どものいる生活や子ども自体のことも現実的に考えきれないことも多いので、あれこれ妄想しながら自分の好みで名前を決められます。一方で、性別もわかっていない時期に女の子の名前ばかりを考えていたら、生まれてみたら男の子で「せっかく考えた名前が使えない」なんてことも。ただ、この時期から考えていると、あれこれじっくり調べて考えられるので、漢字の意外な意味やパッとは思い浮かばなかった“いい名前”が出てくることもあります。また、おなかの中にいるときから名前で呼ぶこともでき、出産時にはすっかり名前に愛着が湧いている可能性も。いずれにしても、まだ出産までは間があるのでひとつひとつゆっくりママとパパとで相談しながら考えていくようにするのがポイントです。▼性別がわかったとき妊娠したてのころにはまだ性別がわからないから名前までは考えていなくとも、性別が判明したタイミングで検討し始めるケースも多くあるでしょう。性別がわかっていれば「せっかく挙げた候補は男の子用/女の子用だから使えない」ということにもなりません。ただ、妊娠中に判定される性別はよほどエコーにしっかりと写っていない限り、間違えている可能性もあります。男の子/女の子と先生に言われたからと、その性別を信じ切っていると出産時にまさかの展開になることも…! まだこのタイミングでは、念のため判定された性別ではないパターンも考えておくと安心です。▼生まれた瞬間や顔をゆっくり見たとき事前に「この名前がいい」と決めていても、実際に子どもの顔を見たら全然違った…、という話はよく耳にします。生まれた瞬間や子どもの顔をゆっくりと見たときのインスピレーションで決めるのもいい方法です。ここまで明確には名前を決めずなんとなく「この漢字を使いたいな」、「こんな名前がいいな」と考えていたのが、赤ちゃんの顔を見たこのタイミングで決定することもあるので、名前候補を頭の片隅でも置いておくのがおすすめです。▼落ち着いてから出産直後は慌ただしく、また出産で消耗した体力の回復に努めているうちに退院の日を迎えてしまった、というケースもよくあります。自宅や実家に帰って落ち着いてから、あらためて子どもと向き合って名前を決めるというのもいいものです。落ち着いてから決めれば、ゆっくりママとパパとで話し合うこともでき、2人が納得する名前を付けられます。ただし、生後14日以内に決めないと出生届の提出に間に合わなくなってしまうので、期限は意識しておくようにしましょう。【ママコラム】わが家の3兄弟はみなおなかの中にいるときに名前をほぼ決めていました。長男は妊娠5ヶ月で「男の子」と医師に聞いていたので男の子の名前で候補を2案まで絞り、生まれてきて顔を見てから名前を決定しています。次男と三男は生まれてくるまで性別を聞かずに過ごしていたので、出てくるまで「女の子なら◯◯、男の子だったら◯◯」と夫婦でワクワクしながら考えていました。ただ、3人とも、最終的に決定したのはすべてママである私だったと思います。とくに三男は女の子だったとしても同じ名前にすると私は決めていて、夫にも了承を得ていたのでそのまま名付けています。どのタイミングで決めるかは、子どもによっても違うのでそのときそのときで楽しみながら考えるのもいい思い出になりますよ。■名付けのときに気をつけたい8個のポイント名付けのときに気をつけておきたいポイントは、名付け前と候補がいくつか挙がってきたときにチェックして名前を決定するようにしましょう。子どもの名付けのときには、次の8個のポイントを押さえて決めていくのがおすすめです。どんな点に注意したらよいのかチェックしておきましょう。▼ポイント1:男の子は名字+名前を生涯使う可能性が高い男の子は結婚で名字の変わるケースが多い女の子と違い、生涯同じ名字+名前で過ごす可能性が高いです。このため一生同じ名字との組みわせで使うかもしれないということを頭の片隅入れつつ、名前だけのイメージばかり考えるのではなく、名字と合わせてみながら決めていくのがおすすめです。<関連記事> 子どもの「名付け」、10人に1人の親が“後悔” その理由とは? ▼ポイント2:使用可能漢字から選ぶじつは、名前には使用できる漢字と使用できない漢字があり、こだわってつけた名前の漢字が使えないものだった、となってしまうことがあります。出生届を出したときに「この漢字は使えません」と戻されてしまい届けが受理されないことも…! そうならないよう、名前に漢字を使うときには使用可能なものであるかを一度確認しておくようにしましょう。法務省:子の名に使える漢字 ▼ポイント3:ひらがなのみだとかわいらしい印象になるかも小さい子どもも読みやすく、漢字の読み方間違いによる名前の呼び違いなども起こらない、ひらがなのみの名前。メリットもありますが、ひらがなのみの名前はかわいらしい印象になる可能性もあるので注意が必要です。女の子は、ひらがなのみの名前がランキングにも上がってくることがあるほど人気があります。しかし男の子ではあまり見かけられないのも、かわいい印象が強いためというのが理由のひとつとして考えられそうです。大人になって、今のパパと同じくらいの年齢になったときやおじいちゃんになったわが子のことはあまり想像できないかもしれませんが、いつかはわが子もその年齢を迎えることになります。名前は一生使うものだということを意識して名付けるようにしましょう。▼ポイント4:からかわれやすい名前になっていないかチェック子どもが小学生くらいになったときに、名前でからかわれないように漢字の別の読み方や名字と並べたときに区切り方を変えると面白くなってしまうような名前になっていないかチェックしておくと安心です。注意しておきたいのが、漢字の音読み訓読みでの違い。大人が見れば、「フツウ◯◯と読むだろう」と思う漢字でも、その漢字を学校で習うときには音訓読み両方を学ぶことも。あとになれば忘れてしまうような読み方でも、習ったばかりの時期にはホットな話題となります。気にしすぎているとなかなか名前が決められなくなってしまうこともあるので、どちらの漢字にしようか悩んだときなどに、名前の読み方をあれこれ変えて、からかわれやすい名前になっていないかという観点で比較してみる方法を取り入れてはいかがでしょうか。<関連記事> イメージが違う!? 名付け時に知っておきたい「意外な意味の漢字」4つ ▼ポイント5:読み方・漢字のかぶりの許容範囲を夫婦で相談しよう身近な親族・友人・知人に、同じ読み方や漢字の人がいないかも要チェックポイントです。あえて名前をいただくこともあるため、かぶるのがいけないということではないですがまるっきり同じになってしまうのは避けたいという人も多くいます。何より、夫婦で意見が分かれていると後々も問題になりかねません。どこまでならOKとするのか、必ず夫婦ですり合わせをしておくようにしましょう。とくに、親族から名前を一字もらってつけたいという希望や家族の習慣があるときには慎重に夫婦で話し合いお互いが納得できるよう相談することをおすすめします。▼ポイント6:パソコンで表示しにくい文字だと苦労するかも?現代では、多くの場面でパソコンやスマホなどが使われているため、“スムーズに漢字が変換できるかどうか”もひとつのポイントとなってきます。ただ、漢字の変換も登録してしまえば一度の手間で済むため、苦労する機会もそこまでないかもしれません。漢字選びで悩んだときなどに、「スムーズに変換されるほうはどっちかな」と判断材料のひとつとしてチェックしてみるのもひとつの手です。▼ポイント7:語れるような由来があるといい小学生になると、名前の由来を聞いてくることが宿題として出されることも。また、子どもがふとした拍子に自分の名前の意味を聞いてくることもあります。そのときに「なんとなくつけたんだよ」というのではなく「こんな意味を込めたんだよ」「◯◯(いつも笑顔/幸せ、など)になってほしくてつけたんだ」と語れる由来があると子どもも喜びます。【ママコラム】わが家の長男は5歳のときに「どうして僕は◯◯って名前なの?」と聞いてきました。ちょうど三男が生まれたころで、“名前”に興味をもったようです。長男の名前は、名字や夫婦で好きなものから広くたどっていくと「なるほど!」となるような意味を込めていて、由来を話すと、本人もとても納得していました。いまは次男も自分の名前の意味を知っていて、事あるごとに「僕は◯◯って意味の名前」とお互いに言い合っていますよ。▼ポイント8:ママとパパが愛着をもてる名前を選ぼう名付けのときにはあれこれ考えて悩むものですが、一番大切にしたいのがママとパパが愛着のもてる名前を選ぶこと。ママとパパが愛着をもっている名前であれば子どもも自然と愛着をもつようになっていくはずです。名前の候補がいくつかあるときは「どれが一番愛着をもてるか」で選んでみませんか。<関連記事> 名付けで重視することランキング! 3位は「キラキラネームを〇〇」 <関連記事> 現役保育士が証言! 半数以上の子どもの名前が読めない!?【パパママの本音調査】 Vol.10 ■まとめ名前は一生使うもの。そんな大事な名前を決める名付けは親から子へ贈る最初のプレゼントと言われてもいます。細かなことまで気になって悩んでしまうこともありますが、夫婦でしっかり話し合い、家族が笑顔になれるような名前を考えていきましょう。参考サイト明治安田生命「名前ランキング2017」 赤ちゃん名づけ(株式会社リクスタ)
2018年09月20日子育て楽じゃありません
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私の愛すべき家族