ゆのさんは娘のゆらちゃん、夫の3人家族。1歳7カ月になった今では、ひとりで“ねんね”できるようになったゆらちゃんですが、ここまでの道のりはゆのさんにとって、決して平坦なものではありませんでした。ゆらちゃんは出生時に、無呼吸発作と低体重が原因で保育器の中で過ごしていました。「いつまた呼吸が止まるかわからない」という不安に駆られ、ゆのさんはゆらちゃんが大泣きすると泣き止ませたい一心で抱っこをするように。やがてゆのさんは体力も精神も限界に……。夫への不満、そして孤独感を深めていってしまいます。ある日の夜、ゆらちゃんをベッドに寝かしつけることに成功したゆのさん。夫に「何かあったらよろしく!」と伝え、自分の用事を済ませていると……。 「ええええぇぇぇん!」 ゆらちゃんが大泣きする声が聞こえてきました。 慌てて部屋に戻ると、対応を頼んだはずの夫は熟睡! 育児を手伝おうとしない夫に不満が込み上げてきます……。 止まらない夫へのモヤモヤ ※ソファで抱っこしたままママが寝てしまうと、ソファから赤ちゃんが落ちてしまう危険があります。ママが添い寝をしながら赤ちゃんに授乳する「添い乳」などにして、赤ちゃんの安全を確保しましょう。ただし、添い乳の場合は、ママが眠ってしまうと赤ちゃんに覆いかぶさってしまったり、鼻を圧迫したりする危険もあるので、注意しておこなってください。万が一眠ってしまいそうと思ったらおっぱいから赤ちゃんの口を離し、授乳をやめましょう。 夜泣きするゆらちゃんを抱っこし「寝ておくれ!」と心の中で唱えながら授乳するゆのさん。 授乳している最中、気持ちよさそうに寝ている夫を見ていると、「いいなぁ。眠くなったら横になってすぐ寝られて。朝までぐっすり眠れて……」と、うらやむ気持ちがふつふつと込み上げてきました。 一緒に親になったはずなのに、一緒に助け合って育児したいのに……。近くにいるのに助けてくれない夫に対し、寂しい気持ちになるゆのさん。 しかし、すぐに、「どんなに孤独でも、どんなにクタクタでも育児は待ってくれない」「私がお母さんだから、しっかりしなきゃ……!」と、自分をどうにか励まします。 それからゆらちゃんの夜泣きもおさまり、無事ベッドに置くことができたゆのさん。 「やっと横になれるー!」 解放されたゆのさんは、幸せを噛み締めながら布団に入りました。しかし……。 「今日もハードだったな〜。明日はもう少し早く布団に入れるよね…?」 と不安や心配事が頭の中によぎり始めます……。 「寝なくちゃ!」と思えば思うほど眠れず、余計なことを考えてしまうゆのさん。 そうこうしているうちに、ゆらちゃんがまた泣き始めてしまったのです。束の間の休みにも、眠ることができないゆのさんでした。 家事や育児を全部ひとりでこなすことは本当に大変なことですよね。寝る時間をしっかり確保できずにつらい気持ちを抱えている中、ゆのさんの目の前には気持ちよさそうに寝ている旦那さん。近くにいるのに余計に孤独を感じてしまうというのも無理はないですよね。早い段階で旦那さんにつらい気持ちを打ち明けられるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ゆの
2023年04月28日ゆのさんは娘・ゆらちゃん、夫・のっぽさんの3人家族。1歳7カ月になった今では、ひとりで“ねんね”できるようになったゆらちゃん。しかし、ここまでくるのにさまざまな苦労がありました。ゆらちゃんは出生時に、無呼吸発作と低体重が原因で保育器の中で過ごしていました。抱っこしていないと泣き叫ぶわが子を見て、「いつまた呼吸が止まるかわからない」という不安に駆られるゆのさん。その結果、常にゆらちゃんを抱っこしたまま生活するようになっていたのです。それにより疲労が蓄積し体力も精神も限界に……。そんなある日、夫の育児にもモヤモヤしてしまう出来事が起こったのです――。ゆのさんはネットで出会ったねんトレをやってみようと思いました。 ただ、ねんトレを試す前に「習慣や環境を整えることが大切」だと知り、さっそく、服装や家の光の調整、スキンシップにご機嫌でいる時間の把握など、4つのことを試してみました。苦戦しながらも時折見せるゆらちゃんの寝顔に癒されながら、なんとかこなしていました。 それから散歩にも挑戦します。しかし、外に出れば心配ごとは大きくなるばかり。次第に気持ちが後ろ向きになり、夫の育児への対応にも違和感を覚え始めます……。 なんでやらないの!? 徐々に増していく夫への不満 ※ソファで抱っこしたままママが寝てしまうと、ソファから赤ちゃんが落ちてしまう危険があります。ママが添い寝をしながら赤ちゃんに授乳する「添い乳」などにして、赤ちゃんの安全を確保しましょう。ただし、添い乳の場合は、ママが眠ってしまうと赤ちゃんに覆いかぶさってしまったり、鼻を圧迫したりする危険もあるので、注意しておこなってください。万が一眠ってしまいそうと思ったらおっぱいから赤ちゃんの口を離し、授乳をやめましょう。 「子育てって、お母さんって、こんなにも孤独なんだ…」 散歩中に育児の大変さを改めて痛感し、ネガティブな思考になっているゆのさん。 しかし「まだ2カ月だもんね!」とどうにか気持ちを前向きに切り替えて、できることから少しずつ始めようとしたころ、事件が起きてしまったのです! ある日の夜、いつものようにソファでゆらちゃんを寝かしつけしていたゆのさん。その日はいつも以上に待機時間が長く、疲れが溜まっていたゆのさんは寝落ち……。 数時間後、夫に起こされ、ゆらちゃんをゆっくりベッドに置きました。寝入りしていたゆらちゃんは、起きることなくスヤスヤと眠っている様子。その間に自分のことを済ませようと思ったゆのさんは、夫に、「何かあったらよろしく!」と伝え洗面台へ向かったのです。 しかし20分後……。 「えええぇぇぇぇえん!」 ゆらちゃんが泣き出してしまいました。 慌てて部屋に戻ると、夫は泣き叫ぶ子どもの横で熟睡しているではありませんか! この状況にゆのさんは困惑してしまいます……。 里帰り中は、夫が週末泊まりに来て、夜泣きの対応や、ミルク作りなど育児に協力的だったのに、いつからか夫はゆらちゃんの面倒を見なくなりました。 そのきっかけは、ゆらちゃんの成長。夫が抱っこをすると大泣きし、ミルクを飲ませようとしても拒否……。“とと見知り”になっていたわが子に心が折れ、それ以降、夫は夜泣きの対応もミルクをあげることもやめてしまったのです。 ますます「育児をひとりでできるようにならなくちゃ!」という気持ちがゆのさんの中で膨らみます。しかし、ワンオペ育児の現実はとても大変……。 「仕事で疲れているのはわかってる。わかってるけど、起きてほしいよ……」と、心の中で夫に助けを求めていました。 パパ見知りをされてつらい旦那さんの気持ちも理解できますが、それもゆらちゃんの成長の証。頑張って乗り越えてほしいですね。旦那さんはゆのさんの孤独や育児のつらさをわかっていないだけかもしれません。早い段階で旦那さんに、ゆのさんのモヤモヤした気持ちや孤独な感情を相談できるといいですね。2人で話し合ってまた育児を助け合ってできる日が来ることを願うばかりです。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ゆの
2023年04月26日保育士の中田馨さんが、赤ちゃんの夜泣き対策についてお話ししてくれました。夜泣きの原因や実体験を踏まえた対策などをマンガで解説!こんにちは、保育士の中田馨です。ママのお悩みで多いのが赤ちゃんの夜泣き。寝不足の状態での育児や家事、仕事はなかなかつらいものがあります。「夜泣きは一時的なものだよ」と言われても、「今」の大変さをどうにかしたいものです。 私には2人の子どもがいますが、実は夜泣きに悩んだ経験がほとんどありません。なぜだったかを考えると、「もしかするとあれかな?」と思い当たることがあります。今回は夜泣きに悩んでいるママだけでなく、夜泣きがまだ始まっていないママも読んでほしいと思います。 赤ちゃんの夜泣きとは?赤ちゃんの夜泣きは生後7~8カ月ごろがピークと言われています。多くの赤ちゃんが1歳6カ月ごろにおさまってきますが、なかには2歳まで続く場合もあります。なぜ、夜泣きが起こるのかは、実はよくわかっていません。夢を見ているのか? 不安なのか? 興奮しているのか? 原因の特定が難しく「こうすれば必ずおさまる!」という特効薬がないからこそ、悩んでしまうのが夜泣きです。 夜泣きで近所に迷惑になっているか気になる場合は、昼間にご近所の方に出会ったときに、「最近、夜泣きがひどくてすみません」とひと声かけておくといいですね。夜泣きは、脳が発達している証でもあります。ママが不安にならず「よし来い!」くらいの心持ちで対応してみましょう。 夜泣きの考えられる原因原因の特定が難しい夜泣きなのですが、考えられる原因はいくつかあります。 原因1:興奮している赤ちゃんは起きている時間にたくさんの刺激を受けています。脳は寝ている時間も働いていて、起きている時間に受けた刺激を寝ている間に整理しています。お出かけしたときや、初めての人と遊んだときなどは、特に脳が興奮して目が覚めてしまうことも。 原因2:生活リズムお出かけしたり、お昼寝がいつもより長かったりなど、普段の生活リズムと違う日に夜泣きが起きることもあります。 原因3:不安赤ちゃんは寝ていても突然「不安」を感じることもあります。「あれ? もしかしてママがそばにいない!」と思うと泣いてしまうのです。 私が実践していた方法はコレ私自身、夜泣きに悩んだ経験がほとんどないと最初に書きましたが、子どもたちが夜中に起きて泣かなかったわけではないのです。1歳ごろまでは、夜中に毎回1~2回程度は「ふにゃ~」と泣きました。そのときに私がしていたのは体をやさしくトントンすること。 やさしくトントンしてあげると、そのままスーッと眠りに入ってくれました。抱っこなどと違って、私も寝た状態でできるので半分寝なから、そのまま私も入眠していました。子どもたちが泣いても苦にならなかったのは、起き上がって抱っこしなくても、子どもたちが安心して入眠できる方法を知っていたからです。 夜泣きが始まる前からできる対策私がおすすめするのは、生後3カ月ごろからの寝かしつけを「布団に寝かせてトントン」にすること。多くのママが新生児のころから続けている、抱っこや授乳しながらの寝かしつけをしていると思います。赤ちゃんにとってママの抱っこは一番安心できる場所です。その安心できる場所をもう1つ増やしてみましょう。 「布団も気持ち良くて安心できるんだよ」ということを教えるのです。これまで抱っこで寝ていたのですから、最初はもしかすると泣くかもしれません。ママは慌てず、子守歌を歌って、体をさすったり、やさしくトントンしたりしてみましょう。もし、大泣きした場合は抱っこして落ち着かせます。布団でトントンをくり返ししているうちに、抱っこではなくても寝るようになります。トントンで寝るようになると、夜中に起きたときもトントンだけで安心して寝るようになります。赤ちゃんによっては、ママの耳を触ったり、腕を触ったりして安心する子もいます。私の息子は泣き出しても、小指を差し出せば触って安心して寝てくれました。このように赤ちゃんの安心できる何かを用意してももちろんOKです。 夜泣きが止まらないときの対応方法第一にママが慌てないことが大切。赤ちゃんが寝ぼけて泣いているだけで、すぐにまた寝ることもあります。このときに、慌てて抱っこしたり電気をつけたりすると目が覚めてしまい、夜泣きをこじらせてしまうこともあります。しばらくトントンして様子を見ましょう。トントンでも寝ないとき、うちの子は湯冷ましを飲ませると寝ることが多かったです。枕元に置いておくともしものときに助かりますよ。とはいえ、トントンしても抱っこしても、授乳しても、思いつくすべてのことをしても、泣いて泣いてどうしようもないときもあります。そんなときは「泣き止ませよう」という気持ちを諦めてみましょう。ママも眠たいので、泣きたくなると思いますが、たまには諦めることも大切です。私の場合「そうかそうか。泣きたいんやね。大丈夫やで。お母ちゃんがそばにおるで」と声に出して(半分自分に言い聞かせながら)、泣き声に翻弄されずに落ち着いて抱っこをします。 夜泣きを含め赤ちゃんが大泣きしたときは、ママが慌てないことが一番大切。ママが慌てて不安になると、その不安は赤ちゃんに伝わります。「泣いても平気! ドーンと来なさい!」と思うこと。泣くことは仕方ないとある程度諦めること。泣き声に翻弄されず心を落ち着かせることは、私はわが子にも保育所の赤ちゃんにもかなり効果的でした。 作画/山口がたこ著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年04月25日子育てに孤独を感じる「孤育て」。妊娠・出産・子育てに一人で向き合う多くのママたちが直面しています。長引くコロナ禍で、さらに閉塞感や孤独感が高まった人も少なくありません。そこでベビーカレンダーでは読者を対象に孤育てに関するアンケートを実施。浮き上がってきたのは、ひとりで向き合うことへの絶望感や悲しみの感情でした。それでも苦境から脱しようと立ち向かうエピソードも多数寄せられました。孤育てのリアルをお伝えします。読者から寄せられたなかで、最も目立っていたのは「夫の理解がない」と訴える声でした。夫の理解がなくても、「私が子どもを育てなくては」という使命感から、子育てに向き合うママたちの様子が伝わってきました。 ■Episode1協力すると約束したはずの夫が…近くの実母も頼れず孤独に(0歳男の子のママ)在宅夫はコーヒーおねだり&ソファでゲーム実家は車で15分の距離で、産後は里帰りする予定でした。でも、妹の子どもが学校から新型コロナウイルスを実家に持って帰るリスクなどを考え里帰りは諦めることに。夫は在宅勤務なので、夫婦で頑張って、どうしてものときは助けてもらおうとなったのです。 ところが夫は体質的に朝の目覚めが悪いせいもあって、自分のパン1枚すら焼かず、朝食が出てくるのを待つだけ。毎朝やると豪語した掃除機がけなどはたった1〜2回やっただけでした。日中はほぼ書斎から出て来ずコーヒーをねだり、暇なときはスマホゲーム。 私がお風呂の支度や家事で慌ただしく動いているときも、山のように動かずソファに座ってゲームをしている夫を見て、孤独を感じました。 近くに住む実家の母も頼れませんでした。私が夫の愚痴を言ってから「まず夫を動かせ」と手を貸してくれなくなりました。夫が会議で本当に動けないときも助けてもらえず。もうすぐ3カ月経ちますが、母は1度も助けに来てくれません。母がフリーの日にヘルプを要請したのに断られたときは、追い討ちを掛けて孤独を感じました。 諦める家事を増やし、夫に協力を要請して自分を少しラクに人に頼らないで回るよう、諦めてやらない家事をつくりました。窓のサンをきれいにする、玄関を毎日掃く、キッチンのコンロをきれいにする、洗濯物を畳むなどの家事は諦めました。 夫が唯一、食事だけは作ってくれます。というのも、夜泣きや授乳で眠れなくて、目を真っ赤にしてぼーっとしている様子の私を見て、「できることある?」って声を掛けてくれたのです。そのとき、「朝、パンを焼くだけでいいからやってほしい」と伝えました。そして同時に、寝られなくてつらいこと、それによってちょっとしたことでもつらくなることがあることを伝えました。すると夫は、元々得意な料理を頑張ると言ってくれました。 洗い物はしないし、キッチンも床も汚れるけど、大袈裟に反応して持ち上げ、常備菜も作ってもらうようにしています。 子どもが生まれたときの写真を見て活力にスマホに入っている子どもの写真を見て癒やされ、活力にしています。特に生まれたときの写真を見て、「この子は私が守り育てるんだ!」と思い返すようにしています。 ■Episode2あんたの子どもでもあるのに…!帰宅は月に数回の夫(1歳男の子のママ)ブラック企業勤めで多忙な夫は子どもに無関心夫はブラック企業で超絶忙しく、いつ帰宅するのか分からない日々でした。年度末、夫の希望で里帰り出産から戻ったのですが、その月、夫は2回しか帰って来ませんでした。 子どもの様子などLINEしても数日既読にならないのはザラ。初めての子育てにたったひとりで向き合いました。一番成長する時期に夫と感動を共有できなかったのは悲しかったです。 あんたの子どもでもあるのに……。 「あ。私を助けてくれる人はいない」洗剤がひっくり返って大泣きした日伝い歩きがじょうずになったころ、お風呂前に子どもの服を脱がし、うんち漏れの服を洗っていました。そのとき、子どもが立ち上がって洗剤が床に。洗濯機の防水パンにも広がってしまいました。洗面所では子どもが洗剤の上を立ち上がっては滑って、また滑ってを繰り返してギャン泣き。洗剤を置く位置が甘かったと反省しつつも、耳につく大きな泣き声、後片付け、うんちの付いた洗いかけの服――。目の前に広がる光景に、声を上げて大泣きしてしまいました。何かの糸が切れた瞬間でした。 夫に頼れない。結局つらくてもひとりでするしかない。現実の小さなストレスが溜まりに溜まって爆発したんだと思います。「あ。私を助けてくれる人はいないんだな」って気付きました。 夜泣きが激しくなっても知らん顔の夫。限界感じて実家へ生後6カ月ごろから急に夜泣きするようになりました。 1時間大声で泣くなんて日常茶飯事で、2時間くらい連続で泣くこともあり、それが朝まで繰り返されていました。月に数回しか帰宅していなかった夫は、夜泣きが始まると社員寮に泊まるように。あからさまな態度が腹立たしく、悲しくなりました。 私はとうとう実家に泣きつき、1カ月半ほど実家へ帰ることに。実家の両親や兄弟は在職のため、家事の量は非常に増えましたが、精神的な安定感が得られたのか、子どもも再び生活リズムが戻りました。 気晴らしをしようと支援センターに行きましたが、親しい間柄ではないので気を使って疲れます。仕事が好きなわけではないですが、今は復職が一番の楽しみです。 ■Episode3夜泣きをあやす私に背を向ける夫。諦めることで気持ちに折り合い(2歳女の子のママ)一番頼りたい人に見放されたような絶望感夫は出産当初から深夜までの残業がある上、新生児は怖くて触れず、ほぼ育児にはノータッチでした。両実家とも遠方で、コロナ禍の影響もあってママ同士の横の繋がりもなく、100%ワンオペ育児です。 強く孤独を感じたのは、娘がまだ首も座らない生後2カ月のころ。今もですが、出産時から夫は夜起こされるのを嫌がり、ひとりリビングで寝ていました。夜中に泣き止まないので、娘を抱いてリビングを通ってベランダへ出たとき、リビングで寝ていた夫はうるさいとばかりに寝返りを打って、こちらに背中を向けて再度寝たのです。 泣いている娘以上に泣きたくなりましたし、心底「育児がつらい」と思いました。首が座らない赤ちゃんを抱いたまま窓を開けるだけでも大変なのに、なぜ一番頼りにしたい人にこんな仕打ちをされなければならないのか……。そう思うとつらくてたまりませんでした。 孤独はいまだに解消されていませんが、諦めることで自分の気持ちと折り合いをつけています。 保育園への送迎はいつも私。つい、他の家庭のパパと比べてしまう…娘がまだ0歳のうちに、保育園に預けることになりました。 久しぶりの社会復帰、新しい環境というだけでもそれなりの負担がありましたが、そんな状況でも夫は一切手を貸してくれませんでした。 フレックス勤務なので、出勤はいつも午前10時過ぎ。園に送る余裕くらいあったかと思いますが、私が出勤前の午前8時に連れて行き、お迎えは駅から走って午後6時のお迎え時間に間に合わせていました。 他のご家庭と比べてはいけないと思いつつ、送迎時にパパが来ていると、なぜうちは……とつらかったです。 その後コロナの影響で夫の会社が在宅推奨となり、自宅にいるようになったため、交渉して送迎は協力してもらえるようになりました。 孤育てのつらさを共有したい…ワンオペ育児のつらさを共有できる人がなかなかおらず、寄り添ってくれる人がいないときは孤独を感じます。イライラして娘に当たってしまったり、どうしようもなくなって涙が止まらなくなることもあります。 誰かに置かれた状況を話しても、「そういう時期だからね~」と軽く流されてしまうととてもつらいです。野菜や魚が大好きなので、八百屋さんや魚屋さんに行って気晴らししています。なかなか実現できないけれど、田舎に帰って自然の風景に癒やされたいです。 育児で一番大変な時期に夫の理解がないのは、本当につらいもの。ひとりで抱え込んで倒れてしまう前に、声をあげて助けを求めてほしいと願っています。各自治体によって違いはありますが、子育て支援サービスなどを活用するのも一案です。どうか育児を頑張るすべてのママたちが笑顔になれますように。 文・編集/大楽眞衣子 著者:ライター 大楽眞衣子
2023年04月20日私は、4歳の長女、2歳の次女、生後10カ月の長男のママです。初めて長男を連れて夫の実家に帰省していたときのことです。帰省して3日目くらいから生後9カ月の長男の夜泣きが急に始まり、帰宅後も数日間続きました! 私たち夫婦は、過去の上の子たちの夜泣き対策を思い出し、長男の気持ちを考えて今までの対応を振り返り改善してみました。義両親にたくさん抱っこしてもらおう!新型コロナウイルスの影響で、長男と義両親は今回の帰省が初めての対面。そのため、どうしてもパパやママじゃないとダメというとき以外は、義両親に長男を抱っこしてもらったり、離乳食を食べさせてもらったり、お風呂も一緒に入ってもらうことをお願いしていました。 そんな日々を過ごしていると、帰省後3日目くらいから長男が夜泣きをし始めたのです。環境が変わっているし、自宅に戻れば落ち着くかなと思い、帰宅後も様子をみていたのですが一向に夜泣きが落ち着く様子はなく、どうしたものかと夫婦で悩んでいました。 こんな夜泣き、長女と次女もあったね!そんな長男の様子を見て、夫が思い出したのです。1年前の長女と次女の夜泣きのことを。 当時私は長男を妊娠中で、なかなか娘たちの相手を思うようにできず、夫もその当時は娘たちの気持ちに寄り添うことができていませんでした。そのため娘たちは毎日順番に、時には同時に夜泣きをして、「いつまでこんな日が続くのだろう」と途方に暮れていました。 しかし、夫婦で子どもたちとできる限り密に接することを心がけていったことにより、少しずつ2人の夜泣きがなくなったのです。 長男としっかり向き合おう!夜泣きには原因がないと言われていますが、わが家の場合は夜泣きというより、環境の変化や、長男ひとりと向き合う時間が足りなかったことで、不安な思いをさせてしまったのかもしれません。夫の気づきをきっかけに、私たち夫婦は長男への対応を変えることにしました。今までは娘たちの世話に追われて、長男が泣いていても「待っててね〜」と待たせていたのですが、すぐに抱き上げて声をかけるようにし、一緒に遊ぶ時間や声かけも増やしていきました。 すると、対応を変えて2日目から夜泣きの時間が減り、4日目には長男の夜泣きがなくなったのです! その結果、私たちもよく寝られるようになったので、娘たちにも余裕を持って接することができるようになるという、うれしいおまけがついてきました。 長男の気持ちになって考えると、初めての長距離移動、初めての義家族、初めてのお泊まりと「初めてづくし」の生活に、きっとたくさんドキドキしていたと思います。それなのに、パパやママの抱っこの回数が減ってしまい、長男は不安を抱えて、泣いて訴えていたのかもと考えるようになりました。これからもしっかり子どもたちの気持ちに寄り添い、愛情いっぱいで触れ合い、心を満たしてあげようと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:芦野ようこ
2023年04月13日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。GODな助産師さん編集後記夜泣きの多かった一人目のほにゅくんに比べて、夜泣きが少なくよく眠る子だった二人目のねむちゃん。授乳のタイミングの違いに戸惑っていたところベテラン助産師さんの「その子に合わせてあげて良いんだよ」という言葉に気持ちがかるくなったつぶみさんでした。産後は心身ともに不安定な状態がつづきます。育児書の情報や周囲からの助言に戸惑うこともあるでしょう。そんなときにママに寄り添った声かけをしてもらえると、心底ホッとしますよね。赤ちゃんにはそれぞれ個性があります。育児書通りにいかなくてもベテラン助産師さんの言葉を思い出してリラックスしたいですね。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月12日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。夜泣きの思い出。編集後記よく泣く赤ちゃんだった一人目・ほにゅくんは、1〜2時間おきに泣いてしまっていたようです。添い乳でも泣き止まないときは、パパと交代で夜道を散歩していたとのこと。なんとその期間は2年…!パパと協力しながら過酷だった夜泣きを乗り越えたつぶみさんは、赤ちゃんの夜泣きで悩んでいる方に向けてこう言います。「眠れるようになった時の幸せはスゴイので、その時を楽しみにしてほしいです。ママさんパパさんの努力は必ず報われますよ。今の大変なその時間が、よく子どもと向き合ったなといつか必ず良い思い出になると思います。いつも頑張るママさん・パパさん、本当に素敵です。」夜泣きの原因ははっきりと解明されていません。睡眠不足になり大変な時期ですが、周囲と協力することが大切です。家事よりも睡眠時間を優先させるなど事前に夫婦で話し合っておくのがおすすめですよ。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年04月05日わが家は4人きょうだい。長男は現在小学4年生です。今では頼れるお兄さんですが、生後6カ月から3歳まで、毎日1時間から2時間ほど何かに怯えたようにひどい夜泣きをしていました。新米ママだった私は、理由がわからずにいましたが、4人の子どもを育てて性格の違いを実感し、長男の夜泣きの理由がようやくわかったような気がしました。長男の夜泣きの状況長男が生後半年のとき、私は次男を妊娠しました。そのあたりから、長男が毎日夜に泣き叫ぶように。抱っこをしても何かに怯えたように1時間以上泣いていました。 毎日毎日、それが繰り返されるので、私も寝不足で精神的に不安定になっていました。「1歳になったら落ち着く」「2歳になったら落ち着く」、周りの人からそんな慰めを受けていましたが、結局、夜泣きがおさまったのは3歳でした。 3歳になり、言葉が発達して気付いたこと長男は言葉の発達がゆっくり。長男の性格と次男の性格を比べられるようになると、長男はとても繊細で臆病な性格だということに気が付きました。 アンパンマンのアニメも「怖い」、海が遠くに見えるだけで「怖い」、お風呂の湯船も「怖い」と言って泣いていました。年子の弟に続き3歳下の妹ときょうだいが増えることで、臆病な性格の長男は何とも言えない不安に押しつぶされそうになっていたのかもしれない……と気付いたのでした。 「ごめんね…」それでもやさしく育ってくれた新米ママだった私は、長男の気持ちに気が付いてあげられず、今でも後悔しています。夜泣きの影響で私自身も不安定になり、長男に厳しくしてしまうこともありました。 大きくなった長男に、赤ちゃん時代の話をするときは、毎回「あのときはごめんね」と謝っています。長男は毎回「いいよ」と言ってくれます。当の本人は夜泣きをしたことなど覚えていないようですが、こんな母でもやさしい子に育ってくれてよかったと思っています。 長男が夜泣きをして大変だったころの自分自身にアドバイスできるなら、長男を繊細な性格なのかな~と理解して、できるだけ寄り添ってあげてと言いたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2023年04月03日息子が2歳になる直前に、2人目となる娘が生まれました。当時の息子はイヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なって、私は息子への対応にかなり手を焼いていました。そんな中で私が娘の出産、入院を経てやっと家に戻ると、さっそく2人育児の洗礼を受けることになったのです。 憧れていた2児ママになったけど…私は結婚をしたころから「1人目は男の子、2人目は女の子ができたらいいな」と思っていました。すると結婚して1年後には息子、その2年後には娘が生まれ……憧れていた2児のママに! そのため2人目となる娘が生まれたばかりのころは、2人育児の大変さよりも、楽しさやうれしさのほうが強かったです。 産後の入院中も「早く家に帰りたい」とばかり思っていました。 息子まで泣くの!?でも実際は新生児の世話とイヤイヤする2歳児の対応にあたふたしまくりで、毎日があっという間でした。 新生児のころの娘は昼夜関係なく3時間おきに泣いて起きていたので、私もそのたびに授乳をしていたのですが……。私が退院して帰宅したその日から、なんと息子まで娘と一緒に夜泣きを始めました。娘が泣いて起きるたびに、息子も一緒にわんわん泣くし、私が娘の授乳をしようとすると怒って大暴れ。 とりあえず私が2人を膝にのせて抱きかかえ、落ち着かせようとしてもダメでした。息子にはおもちゃで気を引こうとしたり、何か話しかけたりても泣き止みません。もう完全にお手上げ状態でした。 毎日のように私も泣いていた夜間授乳昼間に娘の授乳をするときは、息子と絵本を読んだりおもちゃで遊んだりしながらだったので、暴れることも泣くこともありませんでした。でも夜だと息子も本能のままに泣いているのか、何をしてもダメでした。 泣き続ける2人と一緒に、私も何度泣いたかわかりません……。ただとにかく息子を落ち着かせることと、娘の授乳を早く終わらせることで毎日必死。たまに子どもたちが大泣きしているときに夫が帰ってくることがあったので、そのときはすぐに息子の対応をお願いしていました。 当時は2人泣き続ける夜間授乳が永遠に続く気がして、本当にしんどかったです。出産直後は憧れの2児のママになることができた喜びが強く、まさか退院して家に帰ってから夜間授乳でこんな目に遭うとは思っていませんでした。でも時間が過ぎるにつれて、息子も夜中に起きることがなくなりました。大変でしたが、今では懐かしい思い出です。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2023年04月02日モラハラ夫と15年の結婚生活を送ったのち、離婚したRINさん。そんな波乱の結婚生活を赤裸々にマンガで語ります。バツイチの彼と入籍すると、穏やかな人だと思っていた彼は、RINさんをバカにしたり、優位に立とうとしたりするように。さらに退職と転職をくり返し、挙句には借金も……。RINさんは泣く泣く結婚前に貯めていたお金で完済しました。やがてRINさんは妊娠し、長男を出産。産後、しばらく実家で過ごしたのち、RINさんは夫のいる自宅に戻りました。夫と子どもとの3人の生活は猛烈で――!?RINさんのお父さんが突然の他界――。通夜の日、夫はRINさんに「お前のせいだ」と言い出しました。あまりにも非情な夫の言葉に、震えが止まらないRINさん。 そして実家を出て始まった、夫と子どもとの3人家族での生活は……!? モラハラ夫と長男との3人家族の生活は 夫はRINさんのお父さんが突然他界した理由を、RINさんのせいだと言い出しました。ただでさえお父さんの死にショックを受けているRINさん。夫の非情ともいえる発言に、震えが止まりません。 さらに、里帰りを終えて始まったモラハラ夫との生活は猛烈でした。長男が夜泣きをすれば、「夜泣きさせてんじゃねーよ! 眠れねぇだろうが!」と怒鳴り散らされました。 長男が体調を悪くしたときは、「ゴホゴホうるせぇよ!」と文句ばかりで、土曜日に車で大きな病院に連れていってと頼めば「アホか! オレはお前と違ってつかれてんだよ!」と拒否。 そして長男が音の鳴るサンダルを履くと、「ピッピピッピうるせーんだよ!」とキレる始末……。腹が立ちつつも、さすがに1歳児にキレる夫の姿には、呆れるRINさんでした。 ◇◇◇ 育児に参加するわけでもなくRINさんを怒鳴り散らすモラハラ夫さん。乳幼児なら、夜泣きも体調を崩すこともごく自然なことですよね。親であるのは同じなのだから、RINさんを責めるのではなく、モラハラ夫さんにも対応してほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター RIN2児男の子ママ。モラハラ夫と15年の結婚生活を経て離婚→18歳年下夫と子連れ再婚。モラハラ元夫との過去話や、現在の年下夫と子どもたちとの毎日をマンガ化しています。
2023年03月29日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリって言う。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。よく泣く子、よく寝る子編集後記一人目・ほにゅくんの赤ちゃん時代に泣き声がトラウマになってしまうほど「夜泣き」に悩まされていたつぶみさん。二人目・ねむちゃんの産後も、これから始まる夜泣きの日々に覚悟を決めていたのですが…予想に反して静かな夜が待っていたのでした。これは嬉しい予想外ですね!きょうだいとはいえ、赤ちゃんそれぞれに個性があることを改めて実感したでき事でもあるでしょう。「この子なら何度だって育てたい!」というつぶみさんの本音に共感せずにはいられないエピソードでした(笑)。ままのて編集部つぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2023年03月29日長女は、子育てする上で「ラクな子」かと言われれば、確かにそうなのかもしれません。でも、長女を育てている私本人が「ラクな子」と言うのはわかるけれど、育てていない母に「ラクな子」と何回も言われることにモヤモヤ……。何度も、長女のことを「ラクな子」と言ってくる母に、反論してみた話です。 初めての育児でいっぱいいっぱい20歳で出産し、その後シングルマザーとなった私。長女が2歳を過ぎるころまでは実家に同居させてもらっていて、父方の祖母、両親、妹と一緒に暮らしていました。初めての育児に、いっぱいいっぱいの毎日。若くして出産したので、育児に関する悩みを共有できる友だちはおらず、私は密かに孤独を感じていました。 まず、苦労したのは母乳のことです。自分自身、母乳で育てたい気持ちが強かったので頑張りましたが、授乳のたびに乳頭が痛いし、乳頭が切れて水ぶくれにもなるし、夜間は頻回授乳やうんちの背中漏れ……と、とにかく日々を過ごすことだけで精いっぱいでした。 同居の母からの声かけにモヤモヤ!長女はあまり夜泣きせず、生後2カ月のころから夜通し寝る子でしたし、人見知りもそれほどなく、離乳食の好き嫌いもあまりありませんでした。 そんな長女の様子を見た母から、事あるごとに「〇〇(長女)は、手のかからないラクな子だね」と言われる日々。「3人の子どもを産み育ててきた母にとってはそうかもしれないけど、私は私で育児の悩みだってあるのになぁ」と思っていました。 なかなか寝ない長女。それでも母は…長女が生後10カ月のころ、とても苦労したのが夜の寝かしつけでした。夜に長女を寝室に連れて行くと、抱っこでないと泣き叫び、ひどいときは2時間以上も抱っこして寝かしつけていました。さらに、その時期になると夜泣きもあり、夜に1時間以上、泣き続けることもしばしば。 ある日、長女が機嫌良くひとり遊びをしている様子を見た母に「〇〇はラクな子だから、ママも余裕持って生活できていいね」と言われ、ついに私は、「ラクな子、ラクな子って言わないで。私にとっては初めての子育てで必死だし、寝かしつけが大変とか、悩みだってあるの!」と反論してしまいました。母は少しびっくりした様子でしたが、「そんなに何回も言ったつもりはないんだよ。ごめんね」と謝ってくれました。 3人の子どもを育て上げた母にとって、長女は“手がかからないラクな子”だったのかもしれません。ですが、私にとっては初めての子育てで、毎日いっぱいいっぱいだったので、「ラクな子」と言われることが、だんだんとストレスになっていきました。私が母に反論してからは、長女のことを「ラクな子」とは言わなくなり、私に寄り添ってくれる声かけも多くなったので、思いきって反論してよかったと思っています。 作画/キヨ著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2023年03月14日息子が生後4カ月のとき、毎日の寝不足で産後一番追い込まれていました。そんな中、生後3・4カ月健診の際に担当してくださった先生に、息子が寝ないことを相談するとショックな言葉が返ってきたのです。しかし、その後の保健師さんの面談で気持ちがとても軽くなったエピソードを紹介します。毎日の寝不足で限界息子は新生児のころから何時間も泣き続けるような子でした。生後3カ月からさらに眠らなくなってしまい、夜泣きは1時間起き、日中はトータル30分寝てくれたら良いほう。息子も眠いはずなのにうまく寝れないためか、起きているときはいつもグズグズで機嫌が悪く、四六時中抱っこをしてあやす日々でした。 コロナ禍での出産だったため夫以外の人には誰にも頼れず、産後の体がまだ回復していない状態での寝不足が続いたことで心身ともに追い詰められ、死にたいと思ってしまうことがあるほどでした。そんな時期に生後3・4カ月健診があったのです。 先生に鼻で笑われモヤモヤ健診の問診票には息子がまったく寝てくれないため悩んでいることを記入し、受付に提出。50代くらいの男性の先生が息子の体重や身体測定をしてくださいました。健診の最後に、私が提出した問診票を見てフッと鼻で笑ったあと「寝てくれないと書いていますが、赤ちゃんはそういうものですから。今だけだと思って頑張ってください」と言われたのです。 たしかに先生がおっしゃる通り、赤ちゃんが寝てくれないのは今だけだと頭では理解していたつもりです。しかし、どうしても体と心がついていかず、藁にもすがる思いで問診票に記入したのに……。当時の私は先生の言葉を聞いて「母親のくせに」と責められたように感じてしまい、モヤモヤしたまま保健師さんとの面談になりました。 保健師さんの言葉に涙面談では育児で何か困っていることはないか聞かれました。私の一番の悩みは赤ちゃんが寝ないことでしたが、先ほど先生に言われた言葉が忘れられず保健師さんに何となく悩みを打ち明けることができませんでした。しかし、保健師さんはいろいろな言い回しで私の気持ちや状態を聞きだしてくれたのです。 「赤ちゃんの夜泣きはどれくらい? 日中は寝てくれる? ママの体調や気持ちはどう? ごはんやトイレ、睡眠はとれてる?」。保健師さんの質問に答えているうちに自然と涙がポロポロとこぼれてしまい、育児でつらいことをすべて打ち明けることができました。 保健師さんは「ママは本当によく頑張っているから自分を責めないで。赤ちゃんのためだと思ってもっと力を抜いていいんだよ」と言ってくれたのです。そして自治体でおこなっている育児や家事のサポート制度と育児相談ができる電話番号を教えてくださり、何かあればいつでも相談してねと心強い言葉をくれたのでした。 その後、保健師さんから教えていただいた育児・家事のサポート制度を利用したり、夫へ子どもをお願いして私は昼寝をするなど自分を大切にするように。保健師さんとの面談前は、母親なんだからと休むことに罪悪感を感じていました。でも今は子どものために少し休もうと思うことができ、結果私が笑顔でいることが家族のために繋がると気付くことができました。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年03月07日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、室内遊びの多くなる寒い時期の赤ちゃんの寝かしつけについて教えてくれました。「赤ちゃんがなかなか寝てくれない」、「新生児のころはぐっすり寝てくれていたのに…」とお悩みの方もいることでしょう。良かれと思ってやっている赤ちゃんへの睡眠対策が実は寝かしつけにも影響しているかも…!?赤ちゃんの睡眠に関する疑問や、おすすめの対策も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。 赤ちゃんの寝かしつけに苦労されているご家庭は多いかと思います。室内で過ごすことが多くなる寒い時期は、さらに寝つきが悪くなることもあるようです。そこで今回は、試してみてほしい寝かしつけのポイントについてお話していきます。 うちの子だけ?赤ちゃんがなかなか眠らない時期ってあるの?赤ちゃんがなかなか寝つかなかったり、夜間に何度も起きるようになったという悩みは、生後4~6カ月ぐらいに多いといわれています。この時期は赤ちゃんの脳が急激に発達するころといわれ、感情や情動も発達してきます。眠たいのに上手に眠りに入れないことで、苛立ってしまったり興奮することでますます眠れなくなってしまうことがあります。また、赤ちゃんが夜に何度も起きてしまったり、お昼寝が短くなってしまうこともあります。「新生児の頃はよく眠っていたのに、最近はなかなか赤ちゃんが寝てくれない…」とお悩みのママやパパもいることでしょう。これは、新生児の頃はまだ出来上がっていない体内時計が、生後3~4カ月ごろから出来上がってくることが影響しています。更に、生後2~6カ月で浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠が交互に訪れる大人と同じ睡眠サイクルが現れはじめます。睡眠サイクルが完成してくると、それまでよく寝ていたはずの赤ちゃんが、夜に起きてしまったり、昼寝が短くなったりすることがあるのです。 生活リズムをつけるのには、午前中の活動がカギ新生児から1歳前の赤ちゃんは、1日に12~17時間の睡眠が必要だといわれています。しかし、睡眠時間や体力には個人差が大きく、もっと短かったり、もっと長かったりすることがあります。それぞれのお子さんにあった睡眠時間を確保するためには、生活のリズムを作るようにすることが大切です。まずは、昼間の特に午前中の活動量を増やして、身体をしっかり動かすことがポイントです。睡眠時間が足りているか判断するポイントとしては、起きている時間の機嫌や元気よく遊べているかなどの活動状況だったり、目をこすっているかなどの仕草をみていきましょう。 室内で過ごすことが多いこの時期、寝かしつけで工夫できることは?まだ肌寒い時期が続くので、散歩や外遊びなどを避けて、室内で過ごすことも多いかと思います。日中の活動量が少ないと、昼寝が上手にできなかったり、昼寝の時間が遅くなってしまうことで夜の睡眠に影響することがあります。寝つきをよくするためには、睡眠の土台となる生活リズムを整えたり、赤ちゃんが快適に眠れるような工夫をすることが大切です!赤ちゃんの寝かしつけに苦労している…という方は以下のことを試してみましょう。 ・朝起きたら日差しが入るリビングなど、生活音がする明るい場所へ移動するなどして、生活にメリハリをつけましょう。 ・午前中は歌に合わせて踊ったり・歌ったり、ブロックを積んだり身体を使った遊びをするなどして活動量を増やしてみましょう。 ・活発に動く遊びや午睡は15時ぐらいまでには終わらせ、夕寝も控えるのが賢明です。もしも夕寝をした場合には、なるべく短い時間で起こしてあげるようにしましょう。 ・夜寝る前に長時間テレビなどを見ると、夜泣きや寝付きが悪くなるなど睡眠の乱れに繋がりやすくなります。寝る前には、視覚からの刺激が多くなりすぎないように、テレビやスマホの動画などを見せるのは避けるようにしましょう。 ・寒い冬は湯冷めしないようにと、お風呂に入れてすぐ寝かしつけをする方もいますが、これは実はNG!眠りにつきやすくなるのは、温まった体温が下がってきた頃となります。お風呂を入れてすぐに寝かしつけるのではなく、保湿やお着替え、授乳などを行い、入浴後1時間頃を目安に寝かしつけをするようにしましょう。 ・「風邪を引かせないように…」と、厚手の布団をかけてあげたくなりますが、赤ちゃんは暑がりで汗もよくかくので、大人と同じように布団を何枚もかける必要はありません。厚手の布団をかけることでかえって動きづらくなり、赤ちゃんの寝付きが悪くなってしまう場合もあります。綿や羽毛などの軽い素材の布団をかける程度にしましょう。 まとめ日中の過ごし方を工夫して、寒い時期に崩れがちな生活リズムをつくっていけると良いですね。 引用参考文献:『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』(ダイヤモンド社)引用参考文献:「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)参考記事:悩ましい2~4カ月の赤ちゃんの寝かしつけ…。寝つきがよくなる日中の過ごし方って?【助産師が解説】|ベビーカレンダー 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2023年02月28日私は3歳半と1歳半の男の子を育てています。生まれたときからよく寝てくれる子だった次男が最近、なぜか夜泣きをするようになりました。毎日3時くらいに夜泣きが始まり、その声で、次男と同じ部屋で寝ている長男も目を覚まし泣き始めるのです。起きてしまった長男は寝かしつけようとしてもなかなか泣き止まず、夫は長男に叱りつける始末……。困った私はある方法を見つけたのです。次男の泣き声で目が覚めてしまう長男夜間授乳が終わってから、わりと朝までぐっすり寝てくれていた次男。しかし、1歳半になったころ、目が覚めてしまうのか、夜中の3時ごろに決まって夜泣きをするようになりました。そして、次男と同じ部屋で寝ている長男も目が覚めてしまい、「○○(次男の名前)がうるさい! ママ~!」と泣き始め、2人で泣き声の合唱のようになるのです……。 その上、困ったことに次男よりも長男は、一度起きてしまうと私が寝かしつけようとしても全然寝てくれません。真夜中に2人の寝かしつけをする私は、毎日寝不足の日々。そんな中、なるべくスムーズに2人を寝かしつけるため、2つの方法を実践するようになりました。 次男が泣き始めたらすぐ対応!まず、次男の夜泣きが始まると、私は次男を抱っこしてキッチンへ行き、水を飲ませます。すると、次男は落ち着いて、自分のベッドですぐに寝てくれるのです。しかし、寝てくれない日もあり、そのときは長男と同じ部屋ではなく、リビングのベビーベッドで寝かせます。 この次男の一連の対応を、いかに長男が完全に目が覚める前におこなうかが重要でした。私は次男の夜泣きが始まると、できるだけすぐに子ども部屋から次男を連れ出すことにしています。 寝つけない長男はママと同じベッドに長男が完全に目が覚めてしまって泣き続けるときは、私が何をしても泣き止みません。夫はイライラして、泣く長男を叱りつけて、さらに大泣き……。そのときは、私たち夫婦のベッドで寝かしつけることにしています。 長男は私が隣で寝ると気持ちが落ち着くのか、泣き止んで、自分の大事にしているぬいぐるみを抱っこしながらスッと寝てくれるのでした。そのまま朝まで一緒に寝ることもあれば、私もゆっくり寝たいので、長男が寝入ったあとに子ども部屋へ運ぶこともあります。 子どもたち各自の部屋があればいいのですが、わが家は狭く部屋の数も少ないため、どうしても子どもたちを別々に寝かせることができません。しかし、この2つの方法を見つけたことで、今ではじょうずに寝かしつけられています。いつか次男も夜泣きがおさまると思うので、その日までこの方法を継続していくつもりです。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年02月16日娘が2歳半、息子が1歳になったばかりのころ、2人同時の寝かしつけにとても悩んでいました。寝室に行くのにも、入眠するのにも時間がかかり、長いときは2時間かかってしまうなんてことも……。今回は、そんなわが家が寝かしつけ時間を短縮できたコツをご紹介していきます。 お風呂、浸かりすぎていた?寝かしつけに時間がかかっていたころ、「体をポカポカ温めると、うとうとして眠たくなりそうだから」と思い、寝る前に少し長めにお風呂に浸からせていました。それでも全然寝ないわが子たち。 私も次第に疲れてしまい、支援センターの保育士さんに寝かしつけについて相談したところ、「お風呂は、38~40度で5分程度が適切だよ。浸かりすぎても寝ない原因になってしまうから、案外良くないのよ」と教えていただきました。アドバイスをいただいてから、わが家は38度で入浴時間は5分程度にしています。 ルーティン化させたらスムーズに以前はお風呂に入ったあと、リビングで少し遊ばせてから寝室に向かっていました。「そろそろ寝るよ」と私が声を掛けても、遊びに夢中の子どもたちは「まだ遊びたい!」とグズグズ。そんな環境を変えるために、お風呂を上がったらすぐに寝室に行き、布団に入ることをルーティン化させました。 子どもたちの頭の中で、「お風呂に入ったからもう寝る時間なんだな」と、次の行動を理解してくれるようになったのはとても大きな変化でした。今では、声かけをしなくても自然と寝室に行ってくれます。 寝室を適切な室温に支援センターの保育士さんから「お風呂から上がり、体がポカポカになった子どもたちには、普段の室温では少し暑すぎるかもしれません。暑いと、不快感からなかなか睡眠に入れないことがある」と教えていただきました。 なので、寝室はいつも温度からマイナス1度引いた温度で設定してからお風呂に行くようにしています。これは眠りについたあとも、質の良い睡眠に繋がるそうです。まったく起きなくなったわけではありませんが、以前に比べて夜泣きが減ったように感じます。 「入浴時間」「生活リズムのルーティン化」「寝室の室温」の3点を気を付けたことで、 寝かしつけに悩んでいたときに比べて半分ほどに時間が短縮しました。夜泣きも減ったことで、私自身の睡眠時間が確保できてとても助かっています。 作画/Michika監修/助産師 REIKO著者:伊藤あいり3歳の女の子と2歳の男の子の母。現在は、美容関係の営業職として働きながら、子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2023年01月30日初めての育児に悩まされ、身も心もボロボロの育休期間から脱出したくて職場復帰を選択。復職後も夜泣きでヘトヘトになり断乳を決意したのですが、夜泣きは続き状態は悪化。初めての経験に心が折れそうな私を支えてくれた、息子の保育園についてのお話です。 つらかった育休⋯とにかく職場復帰したい息子は生まれたてのころから目覚めている時間はほぼ号泣、夜も30分~1時間おきに泣く本当に大変な赤ちゃんでした。おかげで育休期間は産前に夢見た笑顔で穏やかな日々とはかけ離れ、1日中泣き声を聞かされるつらさと寝不足から精神的にも体力的にも追い詰められる毎日。 職場復帰の際も同時期に出産した友だちや会社の先輩は育休2年目を希望。息子に対して申し訳ない気持ちもありました。それでも、当時私はすがる思いで入園申請したのを覚えています。 無事入園が決まり、生後9カ月で職場復帰自宅が駅から離れていたことが幸いし、激戦区にもかかわらず第一希望の保育園への入園が叶い、息子が生後9カ月のときに復職しました。当初息子は保育園でもやはり1日中泣き、食事もとらず、先生方に抱っこばかりしてもらっていたようです。保育園の洗礼とも言えますが、手足口病や突発性発疹など毎月のように病気も経験しました。 仕事も度々休まなければならず、産前同様の仕事をこなすことは困難でしたが、身も心もボロボロの育休期間から解放され、戻れる職場があって本当によかったと心から思いました。 夜泣きは続くよどこまでも…断乳を決意保育園へ通い始め1歳を過ぎても息子の夜泣きがおさまることはなく、私は出産以降2時間以上連続して寝たことがありませんでした。日中に会社で体力を温存し、一晩中続く耐久レースのような寝かしつけに挑む状態が続き、1歳5カ月で断乳を決意しました。当時息子は離乳食も進まず、体重は標準を下回っていたので、本当に迷った末の決断でした。 ところが、断乳して1週間経っても2週間経っても、息子の夜泣きはまったくなくなりませんでした。やはり心のどこかで朝まで寝てくれることを期待していた私は絶望し、それまでの仕事の疲れも重なって、夜になると息子を怒鳴りつけたり、自分も号泣してしまったり、事態は一段と悪化しました。 異変に気づいてくれた先生当時の私の異変にいち早く気が付いてくれたのは、保育園の先生でした。ある日担任の先生から一度面談をさせてほしいとの申し出があり、お迎え前に温かいお茶をいただきながら、息子の夜泣きが続き私が追い込まれた状況であることについて相談に乗っていただきました。 先生に言われたのは、息子のためにも母である私が元気でいることが一番大切だということ。そして休日保育の利用も検討して睡眠時間を確保してはどうかなど、具体的な提案をしてくれたのです。 結果的に土曜保育を利用することはありませんでしたが、「先生たちがいつでも助けになってくれる」という安心感が最悪の時期を乗り越える支えとなったことは確かです。保育園が親と一体となって子どもを育ててくれる、心強い存在であることを実感させてもらった経験でした。 監修/助産師 松田玲子作画/ぐら子著者:鈴木ゆり2歳の男の子の母。現在第2子を妊娠中。結婚後は夫の実家で義両親と同居しながら、旅行会社にフルタイムで勤務。その傍ら、自身の体験をもとに子育てに関する体験談を執筆している。
2023年01月27日子供を預かってくれるサービスが人気の鍼灸整骨院を経営する株式会社あっ晴(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:南 真一郎)は、新型コロナの影響による「子育て中の孤立や孤独」で悩むママさんのために、ママ同士がおしゃべりを楽しんだりする子育て交流イベント「子供の夜泣きかんむしに悩むママさん向け ママが自分でできる小児ばり 子育て相談セミナー」を2月15日(水曜日)12時から13時 みなみ鍼灸整骨院泉大津院にて開催します。小児はりセミナーの様子【子育て中に孤独を感じる女性、新型コロナで増加】誰にも頼れない環境で孤独な子育てに陥ってしまう「孤育て」が社会問題です。「孤育て」の背景は夫婦だけでなくその両親も含めた家族での子育てができにくくなったことなどです。産後休職中の居場所のなさ、両親に頼れないなど、つながりが築けずひとりで子育てという状況に陥ってしまっていることが具体的な理由としてあげられます。「孤育て」は、話し相手がいないことによる閉塞感や、自分の時間がもてないことによるストレス、毎日に張り合いがなくうつ症状を引き起こすなど、悪影響が指摘されています。「孤育て」の問題は、決して誰か特有の個別な問題ではなく、社会全体の問題であるといえます。【「孤育て」ママの貴重な癒し時間】みなみ鍼灸整骨院は子供づれのお母さんに人気です。人気の理由は専門の女性スタッフが子供を無料で預かってくれるからです。1日4名までと預かれる人数に限りがありますが、毎日順番待ちの状態になっています。慢性的な睡眠不足や、家事に育児に奔走して酷使した体をメンテナンスできるだけでなく、子供とは別室で自分だけの時間が過ごせる貴重な癒しの時間になっています。中には日中ずっと家に赤ちゃんとほぼ二人きりの方がいました。家族以外の人と話す機会はなく、夜も酷いときは30分おきに起きて泣くので、慢性的な睡眠不足になり、育児うつになっていました。赤ちゃんも外出できるようになった頃、当院に来店していただきました。「同じような子供を持つママさんたちがたくさんいて、お互い育児の悩みを話しているうちに奮闘していることを知り、元気づけられました」という方もいます。お客様の様子キッズルームの風景【「孤育て」から発生するストレスを軽減させたい】利用者の声「出産後初めてといっていいほどゆっくりと休めました。相談にも乗ってもらえ、育児に対して少しずつ前向きになっていきました。」「施術してくださる先生とは別に、子供を保育してくださる方がいらっしゃるので安心して施術を受けられ、日々の子育てから解放されて心も身体もリラックスできました。」代表の声「子供はお母さんの温かい抱っこと笑顔が大好きです。「孤育て」から発生するストレスを軽減し、子供もお母さんも元気に幸せになるようにしていきたいと考えています。」2019年から大阪府泉大津の市会議員からお話しいただき泉大津市、和泉市、松原市、堺市などで委託を受けて「子育てママの骨盤セルフケア、ママが自分でできる小児ばり 子育て相談セミナー」を開催しています。また、2月15日(水曜日)12時から13時 みなみ鍼灸整骨院泉大津院にて「子供の夜泣きかんむしに悩むママさん向け ママが自分でできる小児ばり 子育て相談セミナー」を開催します。《セミナー詳細》「子供の夜泣きかんむしに悩むママさん向け ママが自分でできる小児ばり 子育て相談セミナー」日時:2023年2月15日(水曜日)12時から13時場所:みなみ鍼灸整骨院泉大津院〒595-0036 大阪府泉大津市昭和町3-32料金:無料申込:みなみ鍼灸整骨院泉大津院 0725-20-0373「小児はりセミナー参加したいです」とお伝えください。《泉大津院 詳細》所在地: 〒595-0036 大阪府泉大津市昭和町3-32TEL : 0725-20-0373HP : 【会社概要】会社名 : 株式会社あっ晴代表 : 代表取締役社長 南 真一郎本社 : 〒592-8334 大阪府堺市西区浜寺石津町中3丁13番21号事業内容: 鍼灸整骨院URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日初めての出産を終え、母子同室となって2日目の夜。娘は何をしても泣き止まず、私は心身共に疲弊していました。そんな私に助産師さんが言ったひと言は、人によっては冷たく感じるかもしれませんが、私にとってはその後の育児ライフの支えとなる、とてもありがたいものでした。あのとき、あの助産師さんに相談してよかったと思えた体験についてお話しします。夜通し泣く娘。どうしたら泣き止むの?私が出産のため入院したのは、出産の翌日から退院まで母子同室を推奨する病院でした。母子同室を開始した最初の夜は、私の心配をよそにすやすやと寝続けていた娘。しかし、2日目の夜は前日とは打って変わって、まったく寝ませんでした。 おむつは汚れていないし、育児用ミルクも飲んだばかり。抱っこをしてもベッドに寝かせても、娘は泣き続けていました。私は必死にスマホで「赤ちゃん泣き止まない」と調べては思いつく限りの対応をしていましたが、効果はありませんでした 募る罪悪感。助けて助産師さん!「わかってあげられなくてごめんね……」。私は娘の訴えを理解できないことに、罪悪感を募らせていました。母親になった使命感からひとりで頑張っていた私でしたが、深夜の3時を過ぎ、心も体も限界に。たくさんの赤ちゃんを見てきた助産師さんなら、どうして泣いているのかわかるはず! と思い、助産師さんに相談することにしました。 ナースコールを押すと、すぐに助産師さんは来てくれました。「何をしても泣き止まないんです。泣いている理由を教えてください」と聞く私に、助産師さんが言ったひと言は……。 なーんだ、そっか! 急に気持ちがラクに「理由はね、ないの」 何か答えをくれると期待していた私は助産師さんの予想外の言葉にびっくりしつつも、気持ちがスッとラクになっていくのを感じました。助産師さんに相談するまでは、泣き止まないのには何か理由があるはずで、私はそれを察してあげられない未熟な母親だと思っていました。しかし理由がないのであれば、泣き止ませられないのも仕方がありません。 私は疲れていたはずでしたが、助産師さんの言葉のおかげで急に元気が戻ってきました。私は「理由がないなら、このままとことん付き合います!」と助産師さんに伝え、泣いている娘を朝まで抱っこし続けました。 退院してからも、娘が泣き続けたりまったく寝ない日はありましたが、そのたびに助産師さんの言葉を思い出していました。理由がないなら仕方ない、娘のせいでも私のせいでもない、そう思えるだけで気持ちがとてもラクになります。あのときの助産師さんには今でも感謝しています。 監修/助産師 松田玲子著者:渡辺まゆり2021年生まれの女の子のママ。幼児教室に勤務。介護福祉士、FP3級の資格あり。
2023年01月21日夜泣きに悩み、睡眠不足が続いていたママさんがうっかりやらかしてしまった衝撃的な失敗エピソードを紹介しています。睡眠の大切さを実感したそうです。息子が生後9カ月ごろのことです。毎晩夜泣きに悩む日々。睡眠不足が続くと、頭がボーッとするようになり、物を落とすなどの小さなミスを繰り返すようになりまってしまいました。そしてついに、私はとんでもないことをやらかしてしまいます……。 睡眠不足でまさかの大失敗! 腰を痛めて添い乳をやめざるを得ない状況になったため、夜間断乳に挑戦したものの、あまり効果がなく夜泣き対応に追われる日々。つい睡眠不足になってしまい、思考力が低下してうっかりミスを多発するようになってしまいました。 このあと、洗濯がかなり大変だったことは言うまでもありません。睡眠の大切さを身にしみて感じたのでした。 監修/助産師 松田玲子著者:えなり1歳の男の子を育てるワーママ。 妊娠、出産、育児、夫婦のことを描いています。
2023年01月19日2歳の男の子ママ、Mさんに実際に起こった、産後クライシスのお話です。待望の赤ちゃんを授かり、夫婦で喜びを分かち合い、Mさんは出産しました。しかし、産後、良好だった夫婦の関係は急激に冷え込みました。夫は、息子が夜泣きをしてもゲームばかり。さらに、仕事が休みの日は「自分の時間が欲しい」と言って育児をしようとしないのです。夫への不満、息子へのイライラで、心身の限界を感じたMさんは――!?産後クライシスになりました 夜泣きをする息子にMさんが疲れ果てているときも、趣味のゲームを夜遅くまでする夫。Mさんはそんな夫に不満を感じていました。さらに、仕事が休みの日でさえも、夫は「自分の時間が欲しい」と言って育児をしようとしませんでした。 次第に息子にイライラし始め、限界を感じたMさんは、夫に母親の自信がないと話しました。 「この子、私が母親じゃない方が幸せになれると思うの」 夫はMさんの言葉を聞いて困惑。そして、初めて、 「今日は俺が見てるから別の部屋で寝なよ」 そう言ってくれました。初めての育児に苦戦しながらも、授乳、寝かしつけなど、夫なりに努力していました。しかし、最終的に泣いている息子の隣で寝てしまった夫。夫は自信をなくしたのか、夜だけはどうしても無理だと言ってて、結局交代してもらえなくなってしまいました。 やがてMさんは育休を終えて、息子を保育園に預けて仕事に復帰します。仕事と育児の両立は大変でしたが、おっぱいをやめると、夜泣きが減ってMさんの睡眠不足が解消されました。そしてこのほかに、大きな変化が。 それは、ある保育士さんとの出会いでした。 Mさんが自分の子育てに自信がないと相談すると、その保育士さんは笑顔で言いました。 「息子さんを見れば、お母さんからたくさん愛情を受けて育てきたのがわかります。よくここまで頑張ってこられましたね」 どんなときも肯定してくれたその保育士さんのおかげで、Mさんは自分の育児に自信が持てるようになりました。 そしてMさんは夫と話し合いをすることに。Mさんは夫に、育児をするつもりがないなら、離婚を選択する意思があることを伝えました。ようやく夫は反省したのか、「ずっと我慢させていてごめん」とMさんに謝りました。その後、2人は何度も話し合いを重ねていきました。 話し合いの中でいくつかのルールが生まれ、それらを積み重ねていくことで、冷え切っていた2人の関係は少しずつ修復していきました。息子と一緒に過ごす時間が増えるにつれて、夫が父親らしくなったように感じたMさん。Mさんは今は、わが子を思う気持ちは夫も一緒なのだと思えるように。 Mさんはこうして、産後クライシスを乗り越えました。今、ゆるく2人目の妊活を始めたMさん夫婦。これからも、後悔のない選択ができるように過ごしていきたい、と考えています――。 ◇◇◇ 出産後数年の間に、急激に夫婦仲が悪化する現象、「産後クライシス」は、産前の夫婦仲が良好であっても起こってしまうことがあるようです。今回Mさんは、産後、夫が育児をしないという状況に悩まされました。パパの子育てに詳しい専門家の小崎先生曰く、「子育てに父親が関わらなかったことが原因で、熟年離婚につながることもある」とのこと。とはいえ、多様性が求められる現代、関わり方は家庭によって異なるものだから、「うちはどうする?」と、自分たちらしさの意識を高めることが大切なのだそうです。Mさんのように、夫婦で話し合うことは、産後クライシスを回避したり乗り越えたりする一歩になりそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ4歳差男子2人のママ。クセの強い長男と、自我芽生えまくりの次男、ふわっとした夫、ブッサかわな愛犬とで5年前から山奥暮らしを満喫中。Instagramでは日々の知育あそびや、フォロワーさんのお悩みをマンガ化して投稿しています。
2022年12月23日赤ちゃんを産んだからといって、誰もが最初から完璧なママになれるわけではありません。産後にママと暮らすパパが当然と思っていることは、ママにとって当たり前ではないこともしばしば。産後の生活でパパが何気なく言った言葉に傷ついた私が、世の中のパパに知っておいてほしいと思ったことをご紹介します。ママだって、毎日必死に成長中なんです!朝も夜中も関係なく、泣くことでしか意思表示ができない赤ちゃん。娘は生後6カ月ぐらいから夜泣きが始まり、連日の睡眠不足でフラフラな毎日を送っていました。ある夜、娘の夜泣きにしばらく気づけず眠ってしまっていた私。ハッと目を覚ますと、隣で寝ていたパパが娘をあやしてくれていました。 朝になり、何食わぬ顔でパパが発したひと言に怒りを覚えました。それは、「なんでママなのに赤ちゃんの泣き声が聞こえないの?」という言葉でした。 産後ママの現実をもっと知ってほしい私たちにとって初めての赤ちゃんだった娘。もともと子ども好きだったパパは、娘が生まれたことが、ただただ幸せな様子でした。もちろんそれは私も同じでしたが、出産での体力消耗と連日の睡眠不足で、心身ともに余裕がありませんでした。そんなときに、「なんで聞こえないの?」と問われることが、まるで責められているように感じられ、傷つきました。 どうやらパパは、赤ちゃんを産めば女性は自然と“ママとして完璧な機能が備わる”と考えていた様子。何を根拠にそう思ったのかは不明ですが、産後のママは寝なくても平気で、たとえ寝ていなくても赤ちゃんの泣き声に反応でき、どんなときも赤ちゃんのことがかわいくて仕方ないと思っているものだと信じていたようです。「そんなわけないでしょ……」と、パパが描く理想を前に、茫然としてしまいました。 最初から完璧なわけではない 赤ちゃんを産んだ瞬間から、自動的に完璧なママになれるなんて有り得ない話。毎日赤ちゃんと過ごすなかで失敗を繰り返しながら、ママも成長していきます。パパが描いていた“ママ像”は現実の私とは程遠く、意図せず私を傷つけました。そして、産後の体の状態や、産んだから(パパが思う)ママになれるわけではないということをわかっていればこのような理想と現実のギャップは生じないのに……と思いました。 睡眠時間が不足すると、感情や思考のコントロールも難しくなり、起きられないことも当然あります。時には赤ちゃんと一緒にいることがつらくなることだってあります。私はその後、折に触れてパパに今の気持ちや体の状態について発信するようになりました。パパも徐々にその現実を受け止め、責めるような発言は少なくなっていきました。 産後、パパはそれまで当然と思っていた“ママ像”が、私によってことごとく裏切られていくことで、初めて現実を知った様子でした。パパもママも、少しずつ成長していくもの。衝突を恐れず現実を伝え続けることで、親としてお互いが成長していく道を選ぶことができました。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。
2022年12月06日長男が生後6カ月ごろ、毎晩夜泣きで起こされていた私。でも隣で寝ている夫は一切気付きません。2時間おきに夜泣きがあったのに、朝起きた夫は「今日は良く寝ていたよね?」と、無神経な言葉を掛けてくることもありました。しかし、なぜか深夜に動き出したアレの音ならサッと起きるのです……。 夜中によく泣く長男当時の長男はよく泣く子で、夜中は3時間続けて寝てくれればいいほうでした。長男が泣くと私はすぐに授乳をして、そのまま寝てくれればラッキー。授乳だけで寝なければ、抱っこしながら室内を歩いたり、子守唄を歌ったり……。 授乳しても抱っこしても寝てくれない夜も、数え切れないほどありました。長男と私が寝室で寝るのが午後8時ごろで、夫は午後11時ごろに帰宅。お風呂を済ませて寝室に入ってくるという毎日でした。 夜泣きに気付かずに寝る夫夫はもともと、布団に入るとすぐ眠れるタイプ。そして、長男が泣いても全然気付かずに寝ています。泣いたタイミングで、夫が掛け布団に潜るような動きをすることもありました。「仕事で疲れているから仕方ないか」と思いながらも、私はモヤモヤしていました。 そんななか、家事をラクにしたいとロボット掃除機を買ったわが家。快適に使っていたのですが、ある夜の深夜2時ごろ、ロボット掃除機が誤作動し「ピロ~ロロ~ン♪」と音がしたのです。 ロボット掃除機の誤作動には超敏感爆睡中だった夫はなぜかその音に素早く反応し、寝室の前の廊下に置いてあったロボット掃除機の電源を切り、布団に戻ってすぐ眠りました。俊敏な動きを見て呆気にとられてしまった私。ロボット掃除機の時間設定がずれていたようで、別の夜にも誤作動をすることがあったのですが、そのたびに夫はサッと起きて消すのです。 「自分の子どもの泣き声では起きないのに、なんでロボット掃除機なら起きるんだろう?」と思い、私はそのたびにイライラしてしまいました。夫に聞くと「ロボット掃除機の音は聞こえるけど、泣き声は聞こえない」というのです。 夫は仕事の関係で深夜に携帯電話が鳴ることがあり、その音でも起きていました。電子音だけ聞こえるというのは私には理解できませんが、イライラしていても仕方ないので、夫の休日などは深夜でも起こして、寝かしつけを代わってもらうようにしています。なんとか夜泣きの時期を乗り切りましたが、今でもロボット掃除機を見ると夜泣きの時期を思い出して苦笑してしまいます。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2022年11月25日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 出産を終えて、初めての子育てが始まったあおばさん。時間が経つのはあっという間で、長男の誕生から3週間が経過。 そんなある日、夜泣きであまり眠れなかったあおばさんの元に、辛田さんからメールで出産報告が届きました。 出産のお祝いを送ったあおばさん。その後、辛田さんから「あおばちゃんの赤ちゃんの写真も見たいなー♡」と言われて、2枚ほど送りましたが、まさかの既読スルー。そして、1カ月後。辛田さんからまたメールがきたのです。そのときあおばさんは夜泣きと、母乳をあまり飲んでくれない息子になやんでいて、辛田さんに返事をすることができませんでした。返事をしないことに、申し訳なさを感じていたあおばさんでしたが、「入院時期が被っていただけだの関係だし、自然消滅するだろう……」と、思っていました。 しかし、数日後に辛田さんからの1通のメールが届きました。そこにはあおばさんにとって、衝撃の内容が書かれていたのです……。実は入院中の会話で… 辛田さんから届いた久々のメール。そこには、「あおばちゃんと同じ、○川町に家を建てようか迷っててねー」と衝撃の内容が書いてありました。 入院中、どこに住んでいるのかという話題になり、あおばさんの住んでいるB市は「子育て支援に力を注いでいる」ということをみんなに話していました。 そのこともあってか、辛田さんはB市に引っ越しを考えているよう……。 そうなると、「一生のお付き合い……!? 子どもが同じ小学校に!?」「今メールを無視したら、将来長男に何をされるかわからない……」と、ぐるぐる考えてしまいます。 「うまく付き合っていかないと……!!」 そう思ったあおばさんは、辛田さんの引っ越しが確定したわけではないのに、焦って返事をしてしまいました。それ以降も辛田さんからの連絡は続き、あおばさんのメンタルは弱っていきました。 そんなつらい日々の中でも、幸せな気持ちになる報告が。花野さんの赤ちゃんが生まれたのです! しかし、あおばさんには気になっていることもありました。美山さんからの連絡が、途切れていたのです。 ◇◇◇ 「一生のお付き合い」振り返ると大げさに考えすぎていたのかなと、今、あおばさんは思っているそうです。当時は深刻に考えてしまい、ショックを受けていたよう。毎日の育児に加えて、辛田さんが引っ越してくると考えただけで、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月16日わが家には2人の子どもがいます。上の子が幼稚園に入園したとき、下の子は生後6カ月ころで、寝返りができるようになったばかりでした。幼稚園のクラス懇談会も抱っこひもで息子を抱っこしながら参加。仕事をしていなかったこともあり、クラスの役員を引き受けましたが、下の子を連れての作業はなかなか大変で……。意外と楽しい役員の仕事私の子どもが通う幼稚園では、季節ごとにイベントを企画し準備することが役員の主な仕事。1人目の入園でわからないことも多かったのですが、先生に例年の様子などを聞きながら、他の役員ママたちと一緒に企画するのは、思っていたよりも楽しい時間でした。 イベントで使う道具や飾りはすべて買うと高いので、手作りできる物は材料を準備して作ることに。作業は幼稚園でおこなうので、もしかしたら下の子がぐずるかもしれないけれど、事前に授乳を済ませ、お気に入りのおもちゃを持っていけば大丈夫だろうなと考えていました。 下の子を連れて準備のため幼稚園へ同じように下の子がいる役員のママと、「まぁなんとかなるよね!」と話しながら作業をスタート。下の子を幼稚園から借りたマットの上に寝かせると、最初はご機嫌でした。しかし、作業を始めて15分ほど経ったころ息子がぐずりだし、作業を中断しておむつ替えへ。スッキリしたし遊んでいてねと、おもちゃとともに再度マットへ寝かせようとしたところ、また泣きだしてしまいました。 私は落ち着かせるため、抱っこひもで抱っこをしながら作業を再開。ゆらゆら動いていると下の子は落ち着くのですが、折り紙を折るなど細かい作業がうまくできません。しかし作業に集中してじっとしていると下の子が泣き出すという状況になり、私は困ってしまいました。 残った分は夜な夜な作業…そのあとも下の子は眠かったのかぐずり続け、あやしているうちにどんどん過ぎて行く時間……。他のママたちが私の分も手伝ってくれたのですが、残った分は家に持ち帰ることにしました。家での作業もなかなか進まず、子どもたちが寝てから夜な夜な作業。下の子の夜泣きに対応しながら、期限ギリギリになってなんとか終えることができました。 たいしたことはしていないはずなのに、寝不足のせいかイベントが終わったとたん私は体調不良に。夫にも負担をかけてしまい、私は幼稚園の役員になったことを後悔しました。 簡単と思える作業でも、子どもがいると予定どおりに進まず、その後のイベントでも大変な思いをしました。私は、下の子が幼稚園に入園するときに役員を引き受けるべきだったなと反省。赤ちゃんがいてもじょうずに何でもこなしているママはたくさんいるかと思いますが、私もそんなママになりたいと尊敬します。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年11月16日あおばさんが上の子どもを妊娠中のとき、切迫早産で入院することになったお話です。 妊娠37週目で無事退院することができたあおばさん。しかし、破水してしまい3日後に病院に出戻り……。 そして、病院に到着して16時間後に、あおばさんは元気な男の子を出産しました。 出産を終えて夫が家に帰った後、すっかり存在を忘れていた辛田さんから、出産直後のタイミングを狙ったかのように「あおばちゃん久しぶり! 元気だった? まだ入院してるのー?」という質問攻めのメールが届いたのです。 あおばさんが質問に返事をすると、辛田さんは満足したのかメールがピタリと止まりました。 辛田さんから「おめでとう」「お疲れさま」という祝福や労りの言葉がなかったことに、あおばさんは少し切なくなってしまいました。辛田さんが写真送ってって言ったのに… 出産を終えて、初めての子育てが始まりました。時間が経つのはあっという間で、長男の誕生から3週間が経ち、長男は頻繁に泣くようになりました。 そんなある日、夜泣きであまり眠れなかったあおばさんの元に、辛田さんからメールで出産報告が届きました。 出産のお祝いを送ったあおばさん。その後、辛田さんから「あおばちゃんの赤ちゃんの写真も見たいなー♡」と言われて、2枚ほど送りましたが、まさかの既読スルー。そして、1カ月後。辛田さんからまたメールがきたのです。そのときあおばさんは息子の夜泣きと、母乳をあまり飲んでくれないことに悩んでいて、辛田さんに返事をすることができませんでした。返事をしないことに、申し訳なさを感じていたあおばさんでしたが、「入院時期が被っていただけの関係だし、自然消滅するだろう……」と、思っていました。 しかし、数日後に辛田さんからメールが届きました。その内容に、あおばさんは驚くことになるのです……。 ◇◇◇ あおばさんが息子さんの笑顔の写真を送ったのに、辛田さんからは既読後も返信がありませんでした。「赤ちゃんの写真も見たい」と言われたから送ったのだし、無視は寂しいですよね。 そして1カ月後には辛田さんから何事もなかったかのように連絡が来たようです。あおばさんはモヤモヤの連続で、いっそ自然消滅したいと思ったのでしょうね。みなさんがあおばさんの立場だったら、どんな風に対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年11月15日私の息子は2歳になるタイミングで保育園に通い始めました。2歳といえば、自我が芽生え、イヤイヤ期を迎えるころ。そのため「保育園に慣れにくい」など不安になる噂をたくさん耳にしました。実際、私の息子はどのような様子なのかお伝えしたいと思います。<div class="articleParts"> <p><img alt="「保育園に入れるべきじゃなかった…?」やつれていく息子の姿を見て罪悪感…" src="" style="width: 100%;" /></p> </div> <div style="page-break-after: always"><span style="display: none;"> </span></div> <p><img alt="「保育園に入れるべきじゃなかった…?」やつれていく息子の姿を見て罪悪感…" src="" style="width: 100%;" /></p> <p> </p> <div class="articleParts"> <h2>通い始めたころ</h2> </div> <p><span style="font-size:16px;">息子は通い始めてからの1カ月間は、保育園に行くことを察すると毎日大泣きしていました。朝の着替えを嫌がり、ベビーカーに乗ることも拒否。無理やり連れて行きますが、道中はずっと泣いていましたし、保育園についてからも数時間泣き続けていたようです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">保育園から帰ってきてからは私への後追いがひどくなり、トイレに行くのがやっと。息子は食欲もあまりなく、夜泣きも毎日するようになり、みるみるうちにやつれてしまいました。</span></p> <p> </p> <div class="articleParts"> <h2>迎えに行くと息子が爆笑していた</h2> </div> <p><span style="font-size:16px;">毎日たくさん泣かせてしまい、息子への罪悪感が生まれてきました。また、後追いや夜泣きが原因で私も睡眠不足になり、かなり精神的に参ってしまいました。「もう少し頑張って家庭で保育するべきだったのかもしれない」とやつれる息子を見て悩んだものです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">ところが、ある日息子を保育園へ迎えに行ったときのこと。なんと、息子はお友だちと追いかけっこをして爆笑していたのです。息子が保育園を楽しんでいる、そのことがわかり本当に安心しました。</span></p> <p> </p> <div style="page-break-after: always"><span style="display: none;"> </span></div> <div class="articleParts"> <h2>現在の息子の様子</h2> </div> <p><span style="font-size:16px;">保育園に通い始めてから2カ月が経った息子。今も朝は泣き、保育園に行きたくないと相変わらず着替えを拒否します。保育園に連れて行くのはひと苦労です。ところが、保育園についた途端、軽快なステップを踏み、にこにこ笑顔!! おもちゃを見ると私そっちのけです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">良い刺激をたくさん受けているようで、発する単語も増えてきました。お友だちとも仲良く一緒に遊んでいるようです。朝泣かれても、「行けば楽しいんだよね! 頑張って保育園行こう!」と私も笑顔で息子に言うことができるようになりました。</span></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-size:16px;">2歳から保育園に通うということで、確かに最初の1カ月は母子ともにイライラしてしまいました。でも、子どもは本当にたくましいです。2カ月が経ったころから、保育園生活を楽しんでくれるようになりました。私自身も息子と離れることで集中して仕事に取り組めるようになり、以前よりストレスも減少。息子との時間が今まで以上に大切なものになっています。日々笑顔で子どもに接することができて幸せです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-size:14px;">監修/助産師 松田玲子</span></p> <p><span style="font-size:14px;">作画/キヨ</span></p> <hr /> <div class="articleParts"> <div class="articleParts"> <h3><span style="font-size:16px;">著者:岩谷ともこ</span></h3> </div> </div> <p>2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。</p> <p> </p>
2022年11月10日夫が単身赴任になり、森田さんが半年間ワンオペ育児をすることになったお話を紹介します。音の聞き取りづらさに気がついた森田さんは、会社を早退して耳鼻科を受診したところ「低音障害型難聴」だと診断されました。 自宅へ帰り、ごはんを食べて終え、薬を飲みながら先生に言われた言葉が引っかかっていた森田さん。 「あまり無理はしないように」 この言葉は、ワンオペ育児になってから何度も言われた言葉でした。森田さんはこの言葉を聞く度に、モヤモヤしていたのです。 「結局、私が無理をして動かないと生活が回らないじゃん」 そう思って生活をしている森田さんは、体だけでなく、心も徐々にむしばまれていくことになるのです。自分の時間が欲しいなとウトウトしていたら… 耳鼻科を受診後、ストレスを発散しないといけないと思った森田さんは、前から欲しかったデジタルペンを購入。 デジタルペンを買ったことにより、趣味のお絵描きがラクになりました。しかしこのころ、娘の夜泣きがひどくなり、夜中に何度も起きてしまうことに……。 ストレス解消のために、デジタルペンを買ったはずなのに、娘の夜泣きで描きたいのに描けないストレスが溜まりました。森田さんはとにかく自分の自由時間が欲しくてたまりませんでした……。 ある日、仕事に向かっている途中、ウトウトしながら運転をしていた森田さん。次の瞬間、「キキーッ」「ドォンッ」という衝撃音が聞こえてきました。その音の正体は、森田さんの前を走る車が、脇道から出てきた車とぶつかった音でした。 大きな音がしたものの、両者ともに怪我はなかったよう。森田さんはそれを見て、「もしも、自分が事故を起こしていたら自由時間ができのかな……?」と思ってしまいます。 そんなことを、思ってしまうほど今の森田さんは自由時間が欲しかったのです。 そして、森田さんは小学1年生になった息子の「喋り方」にも悩みを抱えていました。 ◇◇◇ 森田さんは目の前で起きた事故を見たとき、自分が事故を起こしたら「自分の自由時間」が持てたのかなという思いがよぎったようです。寝不足や、自分の時間がまったくとれないというストレスが積み重なって、かなり心身が疲れていたのでしょうね。 みなさんは、自分の時間を持つことができていますか? 育児中はなかなか難しい場合もあると思いますが、家族に頼る、行政のサービスを利用するなどして、少しでも自分の時間が持てるとよいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家5歳差の息子と娘を育てている、マンガとアニメと猫が大好きなワーママです。育児の大変さを笑いに変換し、マンガを描いています。
2022年10月31日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後、地震が発生! 妻子と義両親とともに、叔父さんの家へ避難し、生活することになった。これまで仕事ばかりだった夫が育休を取り、家族に向かってこなかった分の時間を取り戻そうと、懸命に娘のお世話をするようになった。夫は新幹線で家族の元へ通いながら、娘と遊んだり、お世話をする時間をつくっていった。家族で団らんしていると、強風で家がきしんだ。その音に驚いた娘が泣いてしまった……もしかしたら、幼い娘の心にも地震の恐怖心が刻み込まれてしまっているのかもしれない。 その夜、妻が夜中にふと目を覚ますと夫と娘の姿がなくなっていた! こんな夜中に、一体どこへ……? 抱っこでトントン……夜泣きした娘をあやしていた いなくなった夫と娘を探しにリビングへ行くと、そこにはヒックヒックとしゃっくりしながら泣きつかれて寝入ろうとしている娘と、抱っこをしてトントン……とあやす夫の姿が。 これまで娘が泣いても、丸投げだったのに。妻は2人の様子を見て、そっと寝室へ戻った。 しばらくすると、眠った娘を抱いた夫が戻ってきた。夜泣きの対応をしてくれた夫へ、妻は「ありがとう」と声をかけた。 これまでどれだけ夫が頑張ろうとしても、努力してこれまでのことを巻き返そうとお世話をしようとも、決してお礼は言わなかった妻。少しずつ、夫の日常が認められようとしていた。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年10月27日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんの夜泣き対策について教えてくれました。赤ちゃんの夜泣きに悩まされているというママやパパはぜひ参考にしてくださいね。ママやパパを悩ませる夜泣き。対策を色々やってみるもののなかなかうまくいかないということもあるかと思います。そこで今回は、夜泣き対策についてお話しします。 夜泣きとは?夜泣きは生後6カ月以降の赤ちゃんによく見られ、一般的に、ピークは生後7~9カ月、1歳〜1歳半に減っていくことが多くほぼ2歳までには終わるものとされています。大体の赤ちゃんは、生後4カ月を超えると夜にまとめて寝るようになるといわれていますが、寝ている時間に急に覚醒して泣き出すのが夜泣きの特徴です。 赤ちゃんによっては、すごく激しく泣くので、どこか悪いんじゃないか?と心配になってしまうこともあるでしょう。夜泣きは特に原因がないものが多く、そのためこれといった解決策がないことでママやパパを悩ませているかもしれません。 夜泣きの時期を乗り越えるのは大変ではありますが、「いつか必ずおさまること」と肩の力を抜いて対応できるとよいですね。 夜泣き対策、何をしている?夜泣きには、特に原因がないものが多く、対応に苦労しているママやパパもすることが多いかと思います。 以下は一般的によくママやパパが行っている夜泣き対策となります。室内でできる対策だけでなく、赤ちゃんの気分が変わるように外に出てみるなど、さまざまな方法が試されています。 ・抱っこをする・母乳やミルクをあげる・オムツ交換をする(便秘の場合などは綿棒浣腸)・部屋を移動する・外に出て散歩・ドライブ・衣服を脱がせたり、掛け物を調整する・空調を調整する・一度しっかり起こしてしまう・抱っこする人を変える(ママ→パパなど) など 夜泣きには特定の原因というものはなく、便秘でおなかが苦しかったり、部屋が暑かったり、衣服や寝具の肌触りが不快なのが気になって起きて泣いてしまうなど、要因は様々。原因が不明だからこそ泣き止まない赤ちゃんの姿にママもパパも困り果ててしまうのですね。 夜泣きは、成長過程のひとつなのでママやパパの接し方が悪いということはありません。自分のせいかもしれないと責める必要はありません。 午後の活動量や初めての体験などの刺激が夜泣きの原因になることも日中の活動を増やすと寝つきが良くなるといわれていますが、活動する時間帯も大切です。活動は午前中にするのがベストで、昼寝をはさんで午後から夕方にかけては徐々に活動量を少なくしていくようにすると良いとされています。 また、初めて体験したことや恐怖だったこと、初めて会った人などは赤ちゃんにとっては刺激になります。個人差がありますが、刺激が強すぎるとストレスがかかり夜中に覚醒してしまうことがあるようです。 特に何かができるわけではないのですが、原因がわかれば夜泣きに対応するパパやママも少し気がラクになれるのではないでしょうか? 個人差もありますが、予定は詰めすぎないように、刺激が多かった次の日はおうちでゆっくり過ごすなど調整するとよいかと思います。 まとめ夜泣きの原因は特定できないことが多く、成長と共になくなっていくとわかっていても、毎晩続くとママやパパが心身共につらくなってしまうこともあります。試行錯誤しながら、それぞれの赤ちゃんにあった対処法をみつけていけると良いですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年10月27日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜