「妊娠 生理」について知りたいことや今話題の「妊娠 生理」についての記事をチェック! (17/67)
双子のママさんであるさくらいえまさん。学生時代からの悩みは「生理不順」であることでした。「いつか治るだろう」と思っていたものの、社会人になっても不順のまま。思いきって婦人科を受診してみると……。 医師から言われたのは… わたしの生理周期は相当間隔が空いている、と知ったのは20代になってから。今思うと、このときに婦人科へ行って「治療する!」と決めてよかったと思います。 ◇◇◇ 一般的な生理周期は25日~38日とされ、24日以下の場合は頻発月経(ひんぱつげっけい)、そして、さくらいさんのような39日以上の場合は稀発月経(きはつげっけい)と言います。生理周期はちょっとのストレスで早くなったり遅くなったりするもの。また、体に痛みや変化が起きるわけではないので、遅れていても、「まあ、いつかくるし大丈夫でしょ」と思ってしまいがちかもしれません。 しかし、さくらいさんが受診して医師から「ホルモンの分泌量が未熟」と言われたように、受診して初めてわかることも。 仕事や家事、育児をしていると、なかなか病院へ行きたくても行けない場合が多いかもしれません。それでも、「何か不安だな」と思うことがあれば、受診して医師に相談してみてくださいね。 また、90日以上生理がこない場合は無月経といわれ、注意が必要です。もし3カ月生理がこない……というときはすぐに婦人科の受診をおすすめします。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター さくらい えま3歳の双子(アニくんオトくん)を育てながら漫画を描いてます。
2022年07月06日第1子妊娠中、妊娠8カ月ごろのお話です。突然の不幸に悲しみがありながらも、少しだけ前を向くことができた体験談を紹介します。コロナ禍での妊娠。家族と久々の再会結婚を機に夫と暮らすために県外に引っ越しました。新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令され、ゴールデンウィークもお盆休みも帰れず実家の家族に会えませんでした。 妊娠がわかったのは2020年の6月。SNSで家族とはやりとりをしていたものの顔を合わせる機会がないまま時間が過ぎていきました。私の家族は両親と兄で、両親とは連絡をとっていましたが兄とは連絡をとることはありませんでした。 緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの感染者も少なくなってきたので、妊娠7カ月に入ったあたりに実家に帰ることに。久しぶりの実家で、両親も私の妊娠を喜んでくれ、たくさん話をしました。兄とも少し言葉を交わし、今まで実家にいたときと変わらない時間を2〜3日過ごし、自宅のアパートへ戻りました。 突然の訃報に頭が真っ白……それから数週間後のこと。突然夜遅くに父からの電話。私「もしもし」 父「……もしもし。遅くにごめん。妊婦のお前に言うことじゃないが、言わないといけないことが……」と震えた声。私は胸騒ぎがしました。母が倒れたか、母方の祖母が倒れたかと一瞬で嫌な想像をしました。 私「何があった?」 父「兄が亡くなった……。心筋梗塞で倒れてそのまま……」私は頭が真っ白になりました。当時私は妊娠8カ月。妊娠後期に突入したあたりのお話です。それまでは情緒が不安定でやっと落ち着いてきたころでした。元気だった兄との突然の別れ。何が何だかわからずに実感がないまま、再び実家へ戻りました。 そこには細長い白い箱があり、中には白い服を着て目を閉じた兄がいました。話しかけても返事はなく、いつも私の名前を呼ぶ声も聞こえてきません。 兄と最後に会ったのは数週間前。一緒にDVDを観ようと約束をしましたが、私が出かけるため観られずにいました。「次帰ったらでいいか」という気持ちはありましたが、そんな日はきませんでした。私が帰る日に、「帰るね! またね!」と寝ている兄に声をかけて帰ったのが最後の会話でした。こんなことなら兄と会話をすればよかった、もっと連絡をとっておけばよかったと後悔が押し寄せました。 深い悲しみのなか近づく出産予定日葬儀が終わり兄とのお別れをし、自宅のアパートへ戻りました。すぐに妊婦健診があったのですが、切迫早産とのことで次の日に入院が決まりました。しかし、次の日に受診すると、ギリギリではありましたが自宅安静で良いことになり入院は免れました。 情緒が安定してきていたとはいえ、やはり身内との別れはつらいもの。突然のことならなおさらです。周りには悲しんでいる姿は見せまいと思っていましたが、夜になると悲しい気持ちが押し寄せて声を上げて泣く日々。普段からそんな姿は見せませんが、夫に「泣きたいときは泣いていいよ、寂しいときは寂しいって言っていいよ」と言葉をかけてもらったり、職場の人たちからもいつもと変わらない様子で振る舞ってもらいながらもささいなところで支えてもらったりして、何とか持ち堪えることができました。 それから1カ月後、里帰り出産のために実家に帰り受診をすると、また切迫早産気味に。入院するかしないかの瀬戸際でした。できるだけ家で安静にしながら過ごし、妊娠37週目を迎えました。そして予定日1週間前の夕方に陣痛がきて、次の日の朝に出産しました。 天国で兄が見守ってくれている娘の誕生日は兄の百か日でした。それから1週間後に退院。退院前日から雨が降り、朝方まで雨が降っていました。退院に向けての最後の診察が終わり、病室に戻ると雨が上がっていて、迎えにきてくれた両親と娘とともに実家へ。晴れてよかったねと車の外を眺めていると雨上がりの空に虹がかかっていました。 生まれて初めて見る、端から端まで見えるきれいな虹。兄が喜んでくれているようなそんな気持ちになり、両親にバレないようにこっそりと涙を流しながら家へ帰りました。 妊娠中の兄との別れ、切迫早産でも入院せずに済んだこと、退院の日に虹がかかっていたことを知人に話すと、「お兄さんが見守っていてくれてたんだね」と言ってくれ、きっとそうだと心が温まりました。娘に伯父さんを会わせてあげることはできませんが、きっと天国で兄が見守ってくれていると、私も前を向くことができました。 妊娠中の繊細な時期にあった悲しい体験でした。人との出会いがあるように別れもあり、それはいつ起きるかわかりません。妊娠中に起きることだってあります。ひとりじゃない、周りにたくさん助けてくれる人がいる。つらいときはつらい、しんどいときはしんどい、悲しいときは悲しいと言葉にして伝えることが大切で、私が思っている以上に私のことを想ってくれる人がいて、多くの人に支えられていると思い知ることができました。そして、娘を出産したことで、生と別れについてしっかり向き合うことができたと思います。娘が生まれて3カ月が経ちました。まだまだ大変な時期ですが、生まれてきてくれたことを日々感謝しながら育児を頑張っています。 著者:ぽむぽむ1児の母。生後3カ月の娘を溺愛している専業主婦。
2022年07月02日パニック障害を抱えるわこさんがいよいよ出産! 人気マンガ「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」の続編です。切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。しかし、妊娠39週のある日、突然激しい腰の痛みに襲われます。過呼吸や発熱の症状も出てきて、両親が救急車を要請。病院へ到着すると、「赤ちゃんには異常はなさそうだが、わこさんの腎臓に炎症が起きている」と言われます。助産師の中川さんが、血圧を測るとそこにはとても低い数値が! あわてて中川さんは医師に伝えにいきました。すると、産婦人科医がわこさんのところへやってきてー!? え? 赤ちゃんの心拍が!? 産婦人科医はわこさんのところに来るなりこう言いました。 「あのねー、赤ちゃんの心拍が下がってきたので、今から帝王切開しますねー」 赤ちゃんの心拍が下がったことはもちろん、急な帝王切開という展開に驚き戸惑うわこさん。医師のスピーディな説明からも、早急におこなわないといけない状況であることが伝わってきます。 心の準備ができていなかったわこさんは、準備が進むにつれてどんどん手術が怖くなってきました。すると、中川さんが手をぎゅっとにぎってくれて、言いました。 「不安ですよね。大丈夫ですよ。とっても腕のいい先生が手術してくださるので」 中川さんの手に安心するわこさん。わこさんはいよいよ手術室へと運ばれました。そのときも、中川さんはわこさんの手を握ってくれていました。 大勢の医師や医療スタッフたち。手術室のライト。それはドラマで見たような光景でした。 このライトがわこさんが見た最期の光景になった可能性があったことを、この時は想像もしていなかったのです。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、経過が順調な妊婦さんであっても、誰しも帝王切開が必要になる可能性があるそうです。しかし、突然のことだと心の準備ができていないので戸惑いも大きくなってしまいます。できるだけ焦らなくていられるよう、帝王切開について、妊娠中に家族と一緒に知識を深めておけると安心ですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月30日私には6歳の女の子と生後11カ月の男の子がいます。娘のこともかわいがってくれているものの、息子を妊娠して以来、義理の両親から「長男ファースト」な言動が垣間見えてモヤモヤしてしまった、そんな私の体験談をご紹介します。 「長男なんだから」義理の両親にとって、子どもは夫と妹さんの2人です。結婚当初からよく「長男なんだから、お盆とお彼岸には必ず帰ってきてお墓の管理を」とお義母さんに言われてきた私たち夫婦。 子どもが生まれる前はお義母さんの言う通りに、お墓参りのためだけに春と秋のお彼岸とお盆の年に3回、休みの日に夫と2人電車で2時間かけて帰省。でも、子どもが生まれてからは時間の面でも体力の面でも余裕がなく、自然とお墓参りは免除されるようになりました。 「女の子だったらどうしようかと…」娘を出産してから4年後、念願の第2子を妊娠。娘がすごく育てやすくかわいくてたまらなかった私は、2人目も女の子でもいいと思っていました。でも、お義母さんは違ったようで……。 妊婦健診のたびに性別がわかったのか電話で聞かれ、妊娠6カ月でおなかの中の赤ちゃんが男の子だとわかると、「これでまた女の子だったらどうしようかと思っていたわ! 男の子でよかった~」と心の底から安堵したように言われました。お義母さんに悪気はなく純粋に喜んでいる様子でしたが、「女の子だったらどうしよう」のひと言に、私はすごくモヤモヤしたのをよく覚えています。 「跡取りを産んでくれてありがとう」義理の両親は、会うたびにたくさん遊んでくれたり、おもちゃや洋服などをプレゼントしてくれたりと、娘のこともよくかわいがってくれています。でも、誘っても娘のお宮参りには来なかったので、私は勝手に義理の両親は子どものイベントにはそんなに興味がないのだと思っていました。 その後無事に息子を出産し、初めて会わせたときのことです。「近藤家の跡取りを産んでくれてありがとう」とうれしそうに言うお義母さん。さらには、娘のときにはなかった夫側の親戚への息子のお披露目会やお宮参りの日取りの相談まで……。男の子と女の子でこうも態度が違うものかと、ギャップにすごく驚きました。 お義母さんの何気ない「長男ファースト」な言動にモヤモヤしましたが、義理の両親は昔ながらの「家を守る」という感覚が強いからだと理解しています。嫁いだ身として私は義理の両親の気持ちを尊重しつつも、男の子と女の子の差で娘が疎外感を感じないように娘のイベントにも足を運んでもらえるように気をつけようと思います。 作画/はたこ著者:近藤あいこ6歳女児と1歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月29日パニック障害を抱えるわこさんがいよいよ出産! 人気マンガ「コロナ禍での妊娠が超ハードだった話」の続編です。切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。妊娠39週0日16時ごろ、突然激しい腰の痛みに襲われたわこさんは、病院に連絡して救急外来に行くか相談しました。しかし、悩んでいるうちに夜になり、やがて過呼吸が起きてしまいました! 息苦しくなってしまったわこさんは「救急車呼んで!」と両親に叫びます。救急車が到着し、搬送先を探し始めました。コロナ禍で、発熱している妊婦のわこさん。はたして搬送先は見つかるのでしょうか……!? たらいまわしになるかも!? 「きゅ、救急車呼んで!」 わこさんは叫びました。 息が苦しくて、救急車が来るまでの数分が何時間にも感じたわこさん。到着すると、安堵したけれど、マスクを付けられて困惑します。しかし今はコロナ禍……。発熱もあるわこさんは感染も視野に入れられていました。 スタッフが搬送先を探し始めると、お父さんは「はっ」としました。コロナ禍で発熱していて、かつ妊婦さんとなると、もしかしてたらいまわしになるのではないか……。そんな嫌な予感が脳裏をかすめたのです。 あわてて出産予定の病院と、4日前のPCR検査が陰性だったこと、それから外に出ていないことを伝えるお父さん。 すると出産予定の病院から受け入れOKのお返事が!! 救急車は急いで病院へと出発しました。 ◇◇◇ 妊娠中、予期せぬ体調の変化で、急に病院へ行くことは誰にでも起こりうること。母子健康手帳、健康保険証、診察券、印鑑、現金などもひとつにまとめておくと、いざというときに便利ですね。また、助産師さんいはく、妊娠34~35週ぐらいには、入院グッズをバッグに入れて準備しておくことがおすすめとのこと。あわてずにすむよう、前もって準備して、家族にも知らせておくとよいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年06月28日私は不妊治療をこなすだけでもメンタル的、肉体的、経済的にもつらい日々が続いていました。不妊治療もなかなかうまくいかず、不妊治療を始めてから4年目、4軒目の病院で妊娠することができましたが、喜んでいたのも束の間、流産がわかります。その後も、私は流産を繰り返して不育症の治療をおこなうことに。結果、不妊症と不育症を乗り越えて元気な赤ちゃんを授かることができました。困難を乗り越えて出産した経験をお伝えしたいと思います。 4度目の流産で不育症の可能性を意識するように長い不妊治療を経て、私はやっとのことで妊娠することができたのですが、赤ちゃんの心拍確認後に流産したことがわかりました。言葉では表すことのできないショックが私を襲い、不妊治療をやめることにしました。 けれども、私は自分の妊娠をあきらめることができない気持ちに気づき、2年後に不妊治療の再開を決意。しかし、待っていたのは3度目・4度目の流産でした。「もしかして、妊娠しても出産できない?」。そのとき、初めて不育症の可能性を意識するようになり、私はパニックを起こしてしまいました。 不妊治療と不育症の治療を開始私はパニック状態から抜け出すことは難しく、時間もかかりましたが、自分の目的を考えると耐えて進むほかに道はないのだと気づきました。そんな中、5回目の妊娠を確認。私は不妊治療でお世話になっている病院の先生にアドバイスをいただいて病院を選び、不育症の治療も始めることに。 原因不明の不育症と経過観察不育症の治療は、初回の診察で不育症の治療のために問診とは別にアンケートと採血をおこないました。私は不育症の検査結果に問題がなかったため安心した反面、原因が見つからないことに不安も感じました。不育症の原因が特に見当たらない場合は経過観察をすることを聞き、不妊治療(妊娠を継続させるための投薬)と不育症の経過観察をおこなうことになりました。 私は不妊治療の病院へ指定された日時に通院しながら、不育症の病院へも指定された日時に通うことに。不妊治療は妊娠7週目まで通い、不育症の病院へは妊娠8週(妊娠3カ月)まで通院。その後、私は不妊治療と不育症治療とは別の出産病院へ転院し、無事に出産することができたのです。 不妊治療と不育症の治療を経て、無事に健康な赤ちゃんを出産できたことをとてもうれしく思っています。生まれた瞬間、赤ちゃんを愛おしく思う感情は、今でも忘れることができません。けれど、私の場合は結果がついてきたからこそある幸せなのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月27日不妊治療の末、妊娠した鳥野とりこさん。腹痛や出血があり、入院することになりました。腹痛や出血が治まり、早産の確率も下がったと安心していたところ、妊娠26週5日の朝起きると、まさかの破水! そしておなかが張り始め、張り止めの点滴をしても張りは増すばかり……。そこで急きょ、帝王切開をおこなうことに。旦那さんに見送られオペ室へ着くと、麻酔をして、手術が始まりました。すると、あっという間に赤ちゃんが取り出され鳥野さんは感動と驚きとで呆然とします。しかし、赤ちゃんが産声をあげると鳥野さんは……。 産声を聞いた瞬間 ※実際の手術は全裸でドレープをかけておこなうなど、本記事では手術中の細かい描写は省略しています。 おなかの中から赤ちゃんが取り出された瞬間は、「産まれ……た……。本当に産まれたんだ……」と、感動を覚えながらも実感がいまひとつ沸いていない様子の鳥野さん。 しかし、産声を聞いた瞬間、 「うわぁぁぁぁぁぁぁあん」 ホッとした気持ちやこれまでのつらかった不妊治療などへの思いが一気に溢れて大声をあげて泣きました。 処置を終えて保育器に入った赤ちゃんが鳥野さんの横に運ばれてきました。ドキドキしながら見るとそこには小さいながらも旦那さんに似た赤ちゃんの姿が。 無事に産まれたことが確認できて、再度、安堵する鳥野さんでしたが、吐き気が……。 今、鳥野さんは手術後の処置を受けているところ。それが原因ではないかと看護師さんは言いました。しかもなかなか血が止まらないと言われ、吐き気にくわえて怖くなってしまった鳥野さんでした。 ◇◇◇ 帝王切開で赤ちゃんが生まれたら、ママの体から胎盤を取り出して、おなかの中を溶ける糸で縫合するなどの処置が施されるそうです。助産師さんいはく、このときは麻酔を使用しているので痛みはほとんどありませんが、術後、覚めてくると痛みが出てくることもあるとのこと。痛み止めの注射や内服が可能な場合もあるそうなので、痛みがひどいときは我慢せず医師に相談しましょう。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
2022年06月27日初めての妊娠。妊娠するまで1年かかったので、妊娠したことがわかったときはとてもうれしかったです。待望の赤ちゃんともうすぐ会えるなぁと、ドキドキワクワクの妊娠後期のころ。ちょうど新しい家も購入し、産休に入ってからも新居の内装計画や出産準備に忙しく過ごしていました。しかし、あることをきっかけにどん底の毎日を送ることになるとは、このときは思いもしませんでした。出産に向けてワクワクの日々当時、営業会社の事務として働いていた私は、11月の出産のために10月から産休に入りました。おなかもだいぶ大きくなり、歩くのもひと苦労。初めての赤ちゃんと会えるんだ、と出産の準備をしながら、新築の家の準備もして、忙しくも楽しい日々を過ごしていました。 そんな10月後半のある日、夫から会社の同僚と飲み会があると告げられました。臨月の私は心配で反対しましたが、どうしても行くというので仕方なく行かせました。というのも、夫は酒癖が悪く、酔うと終電で乗り過ごしたり携帯を落としたりして大変なのです。 夫の携帯を見て絶句飲み会当日。案の定、夫は終電を逃しタクシーで帰ってきました。いつものように酔っ払って廊下に寝る夫。「何か、嫌な予感がする……」と、夫の手から携帯を取りました。LINEを見ると、「今度はチューさせてね」と夫から送った痕跡が。相手は夫と同じ部署で働く事務の子。私と夫は職場結婚だったので、私が知っている子でした。 怒りを抑えながら、「これは何?」と聞きました。目が覚めた夫は、「冗談だよ」と答えましたが、信じられません。飲み会の前からやりとりをしていたようで、仕事とは関係ないトークばかり。とりあえずこのLINEをやめてほしいと伝え、もう連絡を取らないようにブロックをして連絡先を消させました。 幸せから一気にどん底へしかし、数日後また携帯を見ると、ショートメールでまた連絡を取っているようでした。夫を問い詰めると、「どうしても連絡を取りたい、このやりとりがなくなるのは嫌だ」と言ってきたのです。 「この人は何がしたいんだろう?」と疑問と怒りが込み上げました。臨月で大事なときに、私たち2人の赤ちゃんが生まれる前なのに、何をしているんだと。そのあとも話し合いましたが、連絡をしていないと言いながらこそこそやりとりを続けており、夫はその彼女に「会って話したい」「自分のことどう思っている?」と聞く始末。 ある日、彼女に会いに出かけようとする夫を止めようと、おなかも張りながら必死で追いかけました。すると、「○○(私)のことが好きかわからない、彼女のことが気になる」と言い出したのです! 私は外で泣きました。幸せな時間を過ごすはずだったのに、こんなにつらくて悲しいことがあるのかとどん底に落ちました。同時に、夫のことが気持ち悪くなりました。 思い切って相手の子に連絡出産日前日。予定帝王切開だったので、出産日は決まっていました。「明日はついに出産。でも、こんな不安を抱えたまま出産したくない……」とそう思った私は、相手の子に連絡を取ることにしました。 それを夫に伝えると、「彼女に迷惑をかけるな」と言われましたが、迷惑をかけられているのはこっちです。私は夫に構わずLINEを送りました。 「夫はあなたに好意を持っているが、どういうつもりで連絡をしているのか。出産を控えているので今後やりとりはやめてほしい」と送りました。すると、「迷惑をかけて申し訳ない。今まで自分からは送らなかったが今後は返信しない」と返ってきました。 出産当日を迎え、夫は……出産当日の朝のことです。手術は午後からでしたが、午前中から入院と手術の準備をしていました。いろいろと不安はあるけれど、赤ちゃんに笑顔で会いたい気持ちで一心でした。 オペ室へ向かう途中、コンタクトレンズを外し忘れたことに気づいて病室へ戻ると、夫がなぜか泣いていました。すぐに出なくてはいけなかったので、「行ってくるね」とだけ言ってオペ室に向かいました。手術は順調に進み、無事に長男を出産しました。そのときは、かわいいわが子を見て本当に幸せな気持ちになりました。 出産を終え病室に戻ってから、夫になぜ泣いていたのかを聞いてみると、「申し訳ないことをした、手術でこんなに大変なのに」と、自分を責めているようでした。ですが、私は素直に「いいよ」とは言えませんでした。それなら最初から不安にさせるようなことをしないでほしかった。もう以前みたいに純粋な気持ちにはなれないし、今後ずっと疑い続けるかもしれない。そんな気持ちでした。 産後の入院生活でもまた不安が襲ってきて、毎日夫に彼女と連絡を取っていないか聞いてしまいました。夫が本当のことを言うはずがないとわかっていたのに……。実際、夫は彼女に連絡していたようですが断られたようです。あのときの病室の涙は、もしかしたら振られたことで泣いていたのではないかと今では思っています。 この経験から、やっぱり女の勘は当たるんだなと思いました。夫の携帯を見てしまったことは反省していますが、もしこのやりとりが続いたらどうなっていたのか……。今では夫のことは同居人として見ているので、同じことが起きてもここまで悩まないかもしれません。でもきっと出産時の恨みは持ち続けることでしょう。 著者:ねこ猫好きな1歳男の子のママ。近々職場復帰予定。
2022年06月24日その日、生理初日だった私。経血量も多く、子どもたちをお風呂を入れるのがおっくうだったため、夫に頼んだのですが……。 男性にとって生理は未知ですし、詳しく知る機会もあまりなく、理解することはなかなか難しいのかもしれません。そのため、日ごろから「生理のとき、育児や家事に協力してほしい」と積極的に伝えていたほうがよかったのかもと感じました。 私たち夫婦は喧嘩っぽくなってしまいましたが、結果的に夫に生理のことを知ってもらえ、理解してもらえたのでよかったと思っています。 原案/つのみゆりこさん作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年06月20日普段見ることのできない芸能人ママたちのバッグの中身。今回は、歌手でママタレントとしてもテレビで活躍中の鈴木亜美さんです。5歳と2歳の男の子のママ・鈴木亜美さんが、息子さんたちと公園に行くときのママバッグと息子さんのリュックの中身を見せてくれました! 「自分の荷物は必要最低限にして、子どもと自分のバッグは分ける」という鈴木さんの厳選アイテムたちを公開♪ お気に入りのお仕事バッグも見せてくれました! お子さんのバッグの中身をチェック! 1息子のリュック息子のリュックは、お友達からのプレゼントでいただいた「こどもビームス」のもの。軽くてたくさん入って、すごく使いやすいです。子どもたちの物はこのリュックに入れて、自分たちで持ってもらっています。最近はお兄さんぶりたい次男が背負ってくれることが多いです。 2除菌グッズ除菌シートとスプレーは必ず持ち歩いています。 3お菓子お菓子セット。細かいお菓子を食べる分だけ、ジップ付きの袋に入れてコンパクトにしています。 4水筒カーズの水筒がお気に入り♡ プラスチックで軽いので、持ち歩きに便利です。中身は水かお茶です。 5おもちゃバッグには入らないので手持ちですが、最近息子たちは「鬼滅の刃」の剣にハマっていて、公園によく持って行きます。友達の分も多めに持って行って、みんなで遊んだりしています。車で公園に行くときは、長男は100均で買ったバットとボールのセットやスケボー、次男はストライダーを持って行って遊んでいます。 6タオル手を拭くタオルも子どもたちのリュックに入れてます。 7おむつ・おしりふきこの日のおむつとおしりふきは「パンパース」。薄くて持ち歩きにもぴったり♪ 2歳の次男は今パンツタイプのXLサイズ。ゴミ袋もマストです。 公園に行くときのママバッグは、中身もコンパクトに! 1 バッグ私の公園バッグは、「アンテプリマ」のミニバッグ。子どもたちと出かけるときは、手が空くようにショルダーバッグを選びます。このバッグもショルダータイプで、開け口が広くて、物を出しやすいところがお気に入り♡2 安産のお守り第3子を妊娠中なので、安産祈願でいただいたお守りを持ち歩いています。 3 リップとハンドクリームリップは、ダイソーの「シアバターリップジェル」。無香料・無着色のもの。シアバター配合で、ツヤツヤになるんです! リップを切らしてしまったときに購入してみたらすごく良くて、もう何本もリピ買いしています。今まで使ったリップの中で、史上最強! ハンドクリームは、「ロコベースリペア」のもの。保湿力が高いところがお気に入りです。 4 車と家の鍵5 除菌スプレー除菌グッズは子どものリュックにも入っているけど、私も持ち歩いていつでも除菌できるようにしています。 6 財布「バレンシアガ」のミニ財布。とにかく小さいお財布が欲しくて探しに探しました!こんなに小さいのにカードもたくさん入ります。小銭入れは外に付いていて、無駄なスペースもなく、使い勝手がすごく良いです♡7 スマホスマホケースは、高島屋で購入した「ensemble(アンサンブル)」のもの。カード入れがあるから、よく使うカード類はここに入れています。中にはミラーも付いていて便利。 仕事用バッグも紹介します♪ 誕生日にマネージャーさんからもらった仕事バッグもお気に入りなので紹介します!コーチのトートバッグで、中は3つに分かれています。真ん中のポケットはファスナー付きなので、鍵などの細かいものや大事なものはここに。 サイドの大きな仕切り2つには紙類、もう片方にはお財布、など分けて入れられるし、ショルダーも付いていてすごく使いやすいんです。仕事のときはこれ1つです。 ◇◇◇ 鈴木亜美さんの公園&お仕事に行くときのバッグの中身について紹介しました。ご自身の荷物はいつもコンパクトで最低限、という鈴木さん。ショルダーバッグがマストなのは、まだ2歳のお子さんがいるママあるあるですね。第三子の出産、頑張ってください! profile:鈴木亜美1982年2月9日生まれ神奈川県出身。オーディションバラエティ「ASAYAN」(テレビ東京) を経て、1998年に歌手デビュー。2009年からは本格的にDJ活動をはじめ、国内のみならず海外でも活躍。女優としても数々の映画やドラマに出演し、近年はママタレとして、「芸能界の激辛女王」としても、バラエティ番組でも人気を博す。2016年に結婚、2017年に第1子を出産、2020年に第2子を出産、現在は第3子を妊娠中(2022年6月現在)。 著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年06月17日第一子の出産時にトラブルがあり、満身創痍の産後を過ごしていた私。出産は命がけということを痛感して、赤ちゃんが生まれた喜びと同時に次の妊娠が怖いと言う気持ちすら芽生えてしまうほど……。しかし疲れ切った私を待ち受けていたのは、義母からの予想もしない言葉でした。産前から予兆はあった私の夫は2人兄弟の長男。義母は女の子を育てたことがなく、かわいらしいお洋服を着せたり一緒にお出かけしたりすることへの強い憧れがあったようです。 結婚後、息子が生まれる前は一緒に買い物をしたりお茶をしたり、料理を作るなど楽しい時間を過ごすことができていたので、私自身は義母との関係は良好だと思っていました。今考えると、私のことを娘のように扱ってくれてたのかな?と感じます。 孫は3人でも4人でも結婚して間もないうちから、義両親には孫を望まれていました。私と夫が自宅を新築することになったとき、子ども部屋の数を決めるにあたって義両親は「子どもは3人だって4人だっていい」と口にして夫から諌められていたのを覚えています。 息子を妊娠したとき、性別が男の子だと報告した際も「女の子となかなか巡り会えないねえ」と言っていたので、次は女の子を望まれるんだろうなというのは当時から察していました。妊娠、出産が現実のものとなったことで、義両親、特に義母から女の子を産むことを望まれているというプレッシャーが強くなっていたのかもしれません。 孫フィーバーからの女の子リクエスト息子を出産後は義母にとって初孫である息子を非常にかわいがってくれていて、その点は感謝しています。でも、私は息子を妊娠していたときに妊娠高血圧症候群を発症し、さらに出産の際大量の出血でとても苦しい思いをしたので、第二子の妊娠が怖くなってしまっていました。 しかし、出産直後に容赦なく「次は女の子だといいね」の言葉が。私にとっては、「女の子の孫が欲しいからもう一度頑張ってね」というメッセージに感じられたのです。 嫁は妊娠・出産の機械じゃない私と夫は結婚当初から子どもは2人欲しいねと話し合っていたのですが、息子の出産を経て夫は「君に何かあってはいけないから、子どもは1人でもいいね」と考えが変わりました。私自身は「もう1人欲しいけれど母体死亡は怖い」という気持ち。 それぞれの思いは義母に伝えていましたが、「産んだらなんとかなるから」「大丈夫かもしれないじゃない」と言うばかり。結局孫をかわいがりたい気持ちが一番で、出産によって嫁がどうなろうと気にならないのかなと感じられる態度でした。 義母は息子にとってはいいおばあちゃんでいてくれるので、絶縁や距離を取ることは考えていません。しかし、2人目が欲しいけれど自分が死んでしまうかもしれない、それが怖いという気持ちはどうしてもわかってもらえなかった失望感から、自分の本音を話せる間柄ではなくなってしまいました。今後は付かず離れずのちょうどいい距離感で付き合っていこうと思います。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2022年06月15日長女もいよいよ2歳になってすぐ、下の子の妊娠が判明した和田さん。喜んだのも束の間、「男の子」を期待する周囲のプレッシャーがハンパなかったそうです。ドタバタと子育てする中で、2人目の妊娠が判明しました。夫も私も性別についてはさほどこだわりがなく、「1人目が女の子だったから、どちらかといえば男の子のほうがいいかなあ?」くらいのゆるい希望でした。が、周りの反応は結構極端なもので……。 プレッシャーの中、娘の放ったひと言とは? とにかく事あるごとに周りの人たちから「男の子!」と言われ続けました。超音波健査で「女の子っぽい」と言われたことを告げたときは、あからさまにがっかりされ、なんだかとても悲しい気持ちに……。悶々としながら、ついハナに性別を聞いてみたところ、上記のような神回答をいただきました(笑)。「まな板が生まれるくらいなら、男の子だって女の子だってどっちだっていいよ!」と思い、なんだか気が抜けてしまって、それからは性別についてはあまり気にしなくなりました。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月14日ママたちに人気の芸能人ママの1日の過ごし方や、お気に入りアイテムなどを教えてもらう「芸能人ママの1日のルーティン」企画。現在、第3子を妊娠中の2児ママ・鈴木亜美さんに1日のルーティンを見せてもらいました!芸能人・有名人ママのインタビュー連載がスタート!ママたちに人気の芸能人・有名人ママに、妊娠・出産・育児エピソードのリアルを教えてもらいました。 歌手の鈴木亜美さん(40歳)は、2016年に一般男性と結婚。2017年35歳で第1子長男を出産、2020年38歳で第2子次男を出産。現在、第3子を妊娠中で、この夏出産予定です。 歌手活動のほか、バラエティ番組の出演にも忙しい鈴木さんですが、しっかり自分時間も楽しんでいる、仕事の日のとある1日の過ごし方を紹介します。 鈴木亜美1982年2月9日生まれ神奈川県出身。オーディションバラエティ「ASAYAN 」(テレビ東京)を経て、1998年歌手デビュー。2009年からは本格的にDJ活動をはじめ、国内のみならず海外でも活躍。女優としても数々の映画やドラマに出演し、近年はママタレとして、「芸能界の激辛女王」としても、バラエティ番組でも人気を博す。2016年に結婚、2017年に第1子を出産、2020年に第2子を出産、現在は第3子を妊娠中(2022年5月現在)。 鈴木亜美さんの1日7:30起床家族全員で7:30に起床。コンタクトを入れたら、洗濯乾燥機に入っているものを取り出して片付けます。その後、朝食作り。 朝食は、子どもたちが大好きなトーストが多いです。パンに塗るチョコ、シュガー、ピーナッツバター、カレー味などのペーストの中から、自分たちで好きなものを選んでいます。 長男は子ども用のプロテイン入りココア、次男は牛乳を合わせるのがお決まり。私は、朝はバタバタしているので、朝食はつまみ食い程度で済ませてしまうことが多いです。 朝食後は着替え、歯磨き、保育園の準備。長男は、着替えのときに楽しくなっちゃって洋服を振り回したり、裸で踊ったり(笑)。着替えには時間がかかります。 9:00保育園へ送迎。朝の家事タイムパパが保育園へ送ってくれるときは8:40ごろ保育園に到着。子どもたちを送ってから、10:00くらいまでの間に、朝の洗い物、洗濯、掃除などの家事をします。 ゴミ捨てがしやすくて軽い掃除機に買い替えてから、掃除がグッとラクになりました! 洗濯物は基本的に浴室乾燥を使っています。細かいものは乾燥機へ。食器は手洗いだけど、乾燥だけは食洗機を使ってます。そうすると2時間くらいで乾くので、すぐに片付けることができて楽ちんです。 10:00買い出し10:00〜12:00の午前中の間に、食材の買い出しに出かけます。3日分くらいの食材をまとめて購入! 12:00お仕事&自分時間 お仕事がある日は、保育園に送ってから16:30ごろまで仕事をしていることが多いです。この日は会社で取材を受けてから、スタジオへ移動して所さんの番組収録。 久しぶりにお会いできた所さんから、可愛いうちわを頂きました。子どもたちもとっても気にっていました♪ 16:30子どもたちのお迎え、帰宅、お風呂長男は週に1回ダンスを習っているので、習い事がある日はお迎えへ。それ以外は真っ直ぐ帰宅。帰宅したらすぐにお風呂に入ります。妊娠線予防のボディクリームやボディオイルを使って自身のケアも。 17:00夕食作りお風呂が終わったら、子どもたちが遊んでいる間に夕食作り。 18:00 夕食 長男は麺類、次男はお米、お肉、野菜と定食のようなメニューが好きです。 19:00パパが帰宅、大人の夕食の準備19:30大人の夕食私と夫は子どもとは別メニューを食べることが多いです。保育園の先生から聞いた子どもたちの園での様子や、子どもたちが話していたことをパパに伝えます。 私たちが食事している間、子どもは2人でよくプラレールで遊んだり、ブロックで家を作っています。絵本を読んだり、アニメ映画を観たりと、自由に遊ぶ時間にしています。 鶏胸肉のハム。低温調理で柔らかジューシーに仕上げ、薬味たっぷりのピリ辛タレがポイント。夫婦で好きなメニューです。 大判つくね。つくねを団子にしないで、丸々フライパンで焼いた楽ちんメニュー。さっぱりとポン酢で頂きます。 20:30寝かしつけ20時ごろに洗い物をして、寝る準備を開始。子どもたちと歯磨き、次男のミルク。20:30には子どもたちと3人で布団へ行って、毎晩川の字で寝ています。 部屋を真っ暗にして、きらきら星に子どもたちの名前を入れて替え歌にしたりして、3人で歌います。少しずつ声を小さくしていくと子どもたちが寝てくれます。このときに、私も一緒に寝てしまうことが多いです。 2:00・5:00次男のミルク次男は夜に2回ほどミルクを飲んでいます。鈴木亜美さんから、ママたちへメッセージ!実は「ママ」がこの世で一番大変じゃないですか? 「ママ」って毎日忙しくて大変で目まぐるしく1日が過ぎてしまいますが、私の場合、自分のペースを掴んでから、生活はラクに楽しくなりました。 私にとって毎日のルーティンはとっても大切。時間はかかるけど、自分の体で覚えて体が勝手に動くくらい慣れさせることが目標です。毎日お仕事をしている方やお子さんが小さい方など、ルーティン通りに過ごすことが難しい人もたくさんいると思いますが、無理のない範囲で、健康に気をつけて、子どもたちからパワーをもらって、一緒に頑張りましょう!1日のルーティンは「体で覚えて、勝手に動くくらいに馴染ませる」という鈴木さん。毎日のルーティンをなるべく崩さず規則正しい生活を心がけているとのことでした。5月には、日本マザーズ協会の『ベストマザー賞』を受賞。今夏には第三子の出産も控え、ますますママとしてパワーアップする鈴木さんのルーティンをご紹介しました。 次回は、気になる「バッグの中身」を公開! ぜひチェックしてくださいね♪ 著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年06月13日順風満帆だと思っていた夫婦が、妻の妊娠をきっかけにバランスを崩していく……。知人の実体験を基にしたちなきちさんのマンガ「僕と帰ってこない妻妻サイド編」にて、夫の言動に読者から厳しいコメントが寄せられています。この記事では、中でも興味深かったコメントをご紹介します。お互いを思いやるとはどういうことか、夫婦のあり方について考させられてしまいますよ。 <「僕と帰ってこない妻妻サイド編」あらすじ>妊娠を機に仕事を退職し、専業主婦になった妻・雪穂。何よりも仕事を優先する夫の言動に悩みながらも、「赤ちゃんが生まれたらきっと変わってくれる」、そう思っていたが……。 夫と妻の出産に対する温度差が……お話の中に登場する夫・カズくんは、妊娠する前「子どもが生まれたら長期で育休を取る」、「子どもの成長をしっかり見届けたい」と言っていたのに、結局仕事を優先して「育休は取れない」と言いだします。 出産のため里帰りしている妻・雪穂に対して、「自分には関係ない」とでも思っていそうな適当すぎる態度のカズくん。これでは雪穂の不安な気持ちは増すばかりです。 そして、さらなるカズくんの無神経な行動が、雪穂を追い詰めていきます。 不安な妻をよそに、夫は毎日飲み歩き…… ましてや情緒が不安定になりがちな妊娠・出産期、さらに初産ということで大きな不安を抱える雪穂。しかし、そんな気持ちを汲み取るでもなく、カズくんは雪穂が実家にいるのをいいことに毎日飲み歩いている様子です。 このような「無神経」と言われても仕方が無い夫の行動に対して、コメント欄には読者の皆さんから厳しい声が多数寄せられました。 100歩譲って飲みに行くのはいいけれど…… ●飲みに行くのはいいけれど、その都度こっちの体と子供を気遣ってる言葉や態度がないからムカつくんだよなぁ。 ●せめて聞かれるまで飲みに行っていたことは言うんじゃない。妻は不安だろうなって全く考えない想像力の無さが露見するから。あと、いつ産気づいても良いように連絡はいつでも取れるようにしとけ。 ●うちの旦那も里帰り中たくさん友達に会ってたな。ただ違うのは、みんな家庭があったから暫く飲み会来られないよとか赤ちゃん生まれてからの夫婦関係などについてアドバイス貰ってたらしいからそんなに腹が立たなかった。 ●よくもまあこんな無神経に、お前(ダンナ)、立場が逆でもキレんなよって、言うことですよね。 飲みに行くこと自体が悪いのではなく、夫の妻への伝え方や接し方に問題があるという意見。確かに付き合いで飲みたくないお酒を飲む場面も多々あるでしょうし、結局のところは不安を抱えている妻への気遣いの無さが問題なのかもしれません。 不安な気持ちはしっかり伝えないと……! ●陣痛がいつ来るか不安な気持ちもわかるけれど赤ちゃんにもうすぐ会えるドキドキや楽しみが溢れる時期なのに、雪穂さんから一切そのような物がなくて、夫への不満と出産への不安しかないのはつらいね。 ●モヤッとくる、じゃなくて言え! 本人に言えよ! 思ってることは言わないと伝わらないのよ、察してじゃないのよ、結局子供産まれても思ったこと言えずに溜めてダメになるのよ。 ●だから何でその悩みをぶつけないんだろう、旦那は人の気持ちを考えられない馬鹿なら、自分から言わないとストレス溜まる一方やん、こういうときはお腹の子のためにも、旦那をサンドバッグにしたいね 夫の言動がアウトなのはもちろんですが、それを直接言わない妻にも多少問題があるのでは? という意見もありました。 すべての不安や不満を飲み込んでしまうというのは、元々の性格なのでしょうか。何も言わないのも、夫をつけ上がらせている原因のひとつなのかもしれませんね。 このようにコメント欄には厳しい声が多数集まりましたが、どれもご自身の体験から語られていたり、説得力のある意見でした。 まだ親になる準備ができていない能天気な夫に、初出産を前に楽しみよりも不安や恐怖心に支配されてしまっている妻。心境にも環境にも差がありすぎるこの2人が噛み合う日は、果たしてやってくるのでしょうか……?
2022年06月12日順風満帆だと思っていた夫婦が、妻の妊娠をきっかけにバランスを崩していく……。知人の実体験を基にしたちなきちさんのマンガ「僕と帰ってこない妻 妻サイド編」にて、妻を見下すような夫の発言に読者から怒りの声が多数寄せられています。この記事では、中でも興味深かったコメントを紹介。これを読んでドキッとしたパパ、要注意ですよ!<「僕と帰ってこない妻妻サイド編」あらすじ>妊娠を機に仕事を退職し、専業主婦になった妻・雪穂。何よりも仕事を優先する夫の言動に悩みながらも、「赤ちゃんが生まれたらきっと変わってくれる」、そう思っていたが……。 「俺は家事を手伝ってる」って…どの口が言ってるの?妊娠中で体調が優れない時もあるのに、お構いなしに突然同僚を家に連れてくる夫・カズくん。前話で「やめて」とお願いしたにもかかわらず、また同僚を連れてきてしまいました。 カズくんが家事をしているところなんか見たことがない雪穂は、その調子に乗った発言に愕然とします。 「俺も主婦になりたいわ」完全に妻を見下した発言に…背後にいる雪穂のことなんて気にする様子もなく、同僚へ愚痴り続けるカズくん。そして、ついに禁断の一言が……。 「俺も主婦になりたいわー」だって!?これは、誰が聞いても完全にアウト。見下されているとは感じていた雪穂だけど、まさかここまでだったとは……。 このように同僚に悪妻自慢(?)をする夫のありえない発言の数々に、コメント欄の読者からも怒りの声が多数寄せられました。 そもそも家事を“手伝ってる”という意識がありえない●今、妊娠7ヶ月なんだけど、昨日お腹張って食器洗いを小学生の息子に頼んだら手伝ってくれて僕が結婚したらもっとお家の事やらなきゃだよね!(中略)お家の事は家族の事だもんね!って言ってきた。小学生だって【手伝い】なんて言わないよ。 ●家事手伝ってるって言い方ムカつく。家のことなんだから手伝いじゃなくて、お互いにできることやるのが当たり前なんじゃないの? そもそも夫が“手伝い”という意識なことが間違っているという意見。こういう考えの男性って、実は結構多いんですよね。子どもは2人で産んで育てるものなのだから、何事も2人でやって当たり前だと思うんですけどね……。 ここまで来たらサイコパスなのでは…?●旦那の言動全部録音して弁護士に相談すれば慰謝料がっぽりもらって縁切り出来るレベルの酷さ。 ●カズくん(夫)が1番サイコパスなのはこのことを全く覚えていないことここまでしておいて心当たりないとかヤバくね?そして、半年も経ってないだろうに嫁が切迫で休職してたのもスコーンと頭から抜けてるのすごい。 ●これだけやっといて覚えがないって…思考回路というかいっぺん病院で頭ん中診てもらえば? もともと妻の雪穂が仕事を辞めたのは、切迫流産になりかけたことがきっかけでした。その経緯を知っている読者からしたら、この夫の発言がいかにおかしいかが分かります。さらに、「妻サイド編」の前に連載されていた「夫サイド編」で、出産後に妻が家出して夫があたふたする様子が描かれていたので、その原因の一端を目の当たりにした瞬間でもありました。 私だったらこんな仕返しを!●なんだと?失礼なことばかり言いやがって。と、破壊神バリに暴れてやる。それも同僚の前で。 ●妊婦なめんな!出てけ〜!と言って追い出すか、同僚の前で泣き出してお涙頂戴して同情誘うわ。 ●私なら洗い物中に出た洗い水?溜めといて、このクズ男に頭からかけるかな…。 ●私なら洗い物のフライパンでカズくんの頭殴ってる(笑) 怒りの声で満ちたコメント欄の中で、このように自ら考案した“仕返し”もチラホラと見かけました。読んでいてモヤモヤする内容のお話ですが、こういったクスッと笑えるコメントに救われますね。 このようにコメント欄には、作中の妻の怒りを代弁するような声が多数寄せられました。これはもう、確実に夫婦崩壊の危機……!これまで黙って夫に従っていた妻が、ついに反旗を翻す時がやってくるのでしょうか!?超すれ違い夫婦トラブル『僕と帰ってこない妻』、ぜひ読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2022年06月10日【過多月経になったはなし 第2話】普段は、フリーランスライターとして情報誌や企業会員誌などの記事制作をしている仁田茜さん。仁田さんは、長年「過多月経」に悩まされ、26歳のときに子宮筋腫摘出手術、41歳のときに子宮全摘出手術を受けました。ある日、娘とお寿司屋さんを訪れた仁田さん。食事を終え、帰ろうとしたとき、経血モレをしていることに気がつきました。お店の物を汚してしまい、慌てて店員さんに声をかけると……!?店員さんの反応は…!? お店の座布団を経血で汚してしまい、店員さんに「洗ってお返しします…!」と仁田さんが謝ると、店員さんはお店の奥へ……。しばらくすると「必要なだけお使いくださいね」と、たくさんの使い捨ておしぼりを持って現れたのです。それだけではなく、店員さんが仁田さんに差し出したのは 1着のパーカー。「腰に巻いて行かれてください」と、仁田さんの洋服が経血で汚れてしまったことまで気づかってくれました。これこそ「神対応」ですね……! 監修/助産師REIKO 仁田さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 仁田茜福岡在住のフリーランスライターで普段は、情報誌や企業会員誌などの記事制作している。イラストを描くのが好きで、ご依頼に応じて記事に添えるイラストカットや図解、コミックエッセイなども描いている。
2022年06月10日現在1歳10カ月、8カ月の姉妹を育てるしまちゃんさん(仮名)の“孤育て”体験談をマンガ化。長女0歳、妊娠7ヵ月の頃に夫の転勤が決まり、引っ越し作業をサポートするため義母が手伝いに来てくれることに。しかし、負担が減ることはなく……。 サポートに来たはずの義母が…長女10カ月、次女妊娠7カ月の時に静岡県から兵庫県への転勤が決まりました。新居となる宿舎には、夫の出勤日の10日後まで待たないと入居できないため、それまではホテル住まいになるとのこと。つかまり立ち盛りの娘とホテルで10日間も過ごすのは難しいと判断し、夫だけが先に兵庫県へ向かうことになりました。 残された私のところへは、義母が手伝いにきてくれることになりました。しかし、お腹が張る中でも長女をおんぶして引っ越し準備、家事、義母の買い出しまでこなさなければならず、むしろ大変さは増す一方でした。 引っ越し当日も、業者対応から清掃、移動の手配まですべて自分でおこない、本当に疲れました。 義母が放ったまさかの言葉に愕然無事に夫と合流できたものの、疲労が溜まり、お腹の張りが激しくなってしまいました。さらに長女の世話もしなければならず、本当にいっぱいいっぱいでした。 新居にはエレベーターが無く3階の部屋だったため、段ボールの後片付けなどは主人に頼んで、張っているお腹を気遣って1人で休んでいました。 すると、それを見た義母が「旦那がこき使われて可哀想すぎる。1人だけ休んでいるなんて常識がない」と言うのです。 ものすごくショックでしたが、夫も新しい職場で忙しいのか毎日帰宅が遅く、なかなか話を聞いてもらえず悲しくなりました。 心身ともに疲れ切った私は…当然周りに知り合いはおらず、近所の奥様たちの井戸端会議に参加する余力もない。さらには義母への対応に追われ……心身ともに疲れ切ってしまった私は、引っ越し後1カ月で実家に戻ることを決意しました。 今は両親と同居家族に手伝ってもらいながら、毎日を平穏に過ごしています。長女は実家近くの保育園に通い、単身赴任の夫もたまに遊びにきてくれます。 もし、あのままの生活を続けていたら、本当に気が滅入ってしまっていたと思います。辛くなったら、逃げ道あるなら逃げてもいいのかな、と。夫と離れて暮らすのは寂しいですが、心と身体にゆとりを持ちながら子育てすることができています。 体験談/しまちゃん作画/Michika 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2022年06月07日普段は、フリーランスライターとして情報誌や企業会員誌などの記事制作をしている仁田茜さん。仁田さんは、長年「過多月経」に悩まされ、26歳のときに子宮筋腫摘出手術、41歳のときに子宮全摘出手術を受けました。今回ご紹介するのは、仁田さんご本人が経験された生理中の出来事をマンガ化したものです。娘と訪れたお寿司屋さんでまさかの事態に。そんな仁田さんの前に現れた「救世主」とは……!?嫌な予感が的中… 生理中の出血が多いなか、万全の経血モレ対策をして、娘とお寿司屋さんにきた仁田さん。お寿司を食べ終わり、「さあ帰ろう」と動いたときでした。「どろどろ……」と下半身に感じた生あたたかい感触。嫌な予感がした仁田さんがおそるおそる自分が座っていた座布団を見てみると……。 予想通り、座布団が経血で汚れてしまっていたのです。外出先での経血漏れって、とても焦りますよね……。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 仁田茜福岡在住のフリーランスライターで普段は、情報誌や企業会員誌などの記事制作している。イラストを描くのが好きで、ご依頼に応じて記事に添えるイラストカットや図解、コミックエッセイなども描いている。
2022年06月03日妊娠中やお子さんが生まれてからの珍事件!?を赤裸々にマンガ化。今回は急に夫の休みがとれ、娘を預かってもらって、2人でフレンチレストランへ行こう!ということになったお話です。2人でゆっくり外食するなんて1年以上ぶり。とても楽しみにしてお気に入りのレストランへ行ったのですが……。 店員さんのひと言 満面の笑みで自分のおなかをさすり、「もしかして……!?」と私に問いかけてきた店員さん。 私はショックすぎて、0.5秒くらいの間に私「いや、妊娠してないんですよ〜」店員さん「え!? す、すみません。私ったら……!」というやりとりを脳内で展開してしまい、「だ、大丈夫です」と意味不明な回答をしてしまいました。 出産から1年経ってもおなかのあたりはプヨっとしたままだった私。そこへきて、ごはんもおやつも遠慮なくもりもり食べていたので、おなかがぽっこりとしていたのは事実です。しかしまさかこんな形で現実を突きつけられるとは……!(涙) 食事はおいしかったけれど、パンのおかわりはやめておいたのは言うまでもありません。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年06月02日女性は10カ月の妊娠期間を経て、心も体も少しずつママに変化していきます。わが子が生まれた瞬間、「ようやく会えた」と感じるのは、胎動や体の変化を通じて日々つながりを感じてきたからこそ。一方、体の変化がなくいきなりパパになる男性は、なかなか親としての自覚が湧きにくいようです。これまで多くのパパに育児支援をしてきた大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は、「妊娠中からパパを育てましょう」とママたちに呼びかけます。その理由と方法について解説していただきました。 妊娠中からパパ育てを始めた方がいいワケ女性は妊娠という「赤ちゃんをおなかで育て、出産してママになる」という過程があります。一方、男性に何も変化は起きません。子どもが生まれた直後はパパになった自覚が湧かず、ママほど家事育児ができないというパパも少なくありません。こうなると、生まれた瞬間の親としてのスタートラインに大きな差が生じてしまいます。 今のパパに求められることはかつては、「女性は家庭、男性は仕事」という昭和の家族モデルがありました。しかし今は男女ともに働く生き方が主流の時代。性別の問題より“その人らしい生き方”が尊重される社会へと進化しつつあります。 「性別役割分業がだんだん払拭されていき、女の人、男の人の役割、ポジション、仕事、課題がボーダレスになってきています。僕の長男は26歳ですが、当時立ち会い出産したんです。男は仕事、女は家事育児という分業の意識が色濃かった時代です。妊娠、出産、子育て=女性の仕事とされ、“男性は立ち会ってはいけない”、“関わってはいけない”という風潮さえありました。だからあの頃は『えー!』と周りにとても驚かれました。でも今は立ち会い出産を希望する夫婦が多くいます。こうしたことからも分かるように、社会は変わってきています。でも社会全体としては、今もまだまだ性別による役割分業の文化が残っているというのが現状です」 核家族化、地域のつながりの希薄化で、ひと家族当たりに関わる大人が少なくなり、家族が小さくなっている現代。だからこそ、より積極的なパパの育児参加が求められています。 「昔はおじいちゃん、おばあちゃんが同居する大家族が多く、近所とのつながりも強かったんです。でも今の核家族は頼れる大人はパパとママくらい。小さくなった家族において、父親の存在は身近な大人として、大きな役割を担っています。だからこそ、妊娠中から夫婦で親になる意識を作って“パパの心”を育てていくことは大切です。そして、妊娠期の夫婦の在り方、父親の在り方は子どもが生まれてからも影響していきます」 ママの妊娠から子育てがスタートしていると考えてお互いにとって貴重な支えとなるママとパパの存在。ゴール(予定日)が決まれば、そのXデイに向けて、一緒に当事者意識を持ち、「2人で親に」なる準備をしていくことが大切です。 産後の子育てを良好な夫婦関係でスタートさせるには、妊娠期からの夫婦の協同が影響することが調査(※) からも明らかになっています。さらに、妊娠期に夫婦で仲良く過ごすことが、産後うつの抑止にもつながるそうです。 「豊かな妊娠期を過ごすことで、子どもが生まれたあとの不安定さを避けられる可能性が高まります。妊娠中から孤独にならない、させないことです。今、女性だけでなく男性の産後うつにも注目が集まっています。夫婦そろって産後うつになるケースもあるんです。妊娠期はパパママが親になる心の準備期間です。妊娠期に不仲で、子どもが生まれた途端に仲良くなるなんてことはほぼないですよね。だから妊娠期から支え合う夫婦関係が大事なんです」 ※参考:東京大学Cedep・ベネッセ教育総合研究所 共同研究「乳幼児の生活と育ちに関する調査」(乳幼児パネル調査) パパがママの妊娠期に心得ておくべきことは3つ 妊娠期の10カ月間は、子育てに対する「意識、知識、技術」を磨く期間です。ママは子どもを抱き上げる前に、自然と親としての準備が整う環境に変化していきますが、男性はそうもいかないことが多いようです。 「ママは身体的変化、ホルモンバランスの変化、行動の変化が生じてきます。現実におなかが大きくなってうつ伏せ寝ができなくなる。産科にも通い、産休もとり、ママ友もでき、あらゆる情報が集まってきます。こうした環境が親になるという意識を芽生えさせるようです。ところが男性はどうでしょうか。妊娠期からパパ友ができるという人は多くありませんし、体は何も変わらない。だからどこか他人事になりがちです。このまま妊娠期を過ごしてしまうと、子どもが生まれた時点での、パパとママの『意識、知識、技術』の格差が大きく開いてしまいます」 パパとママの差を縮めて、意識の高い”愛されパパ”になるにはでは具体的にどうすれば、パパとママの「意識、知識、技術」の差が縮まり、意識の高い“愛されパパ”になれるのでしょうか。 「パパ自身が、妊娠をわが事として捉えるように努力しないといけないですね。妊娠中のママがお酒飲めないのに、隣でぐびぐびママの好きなビールを飲んでいる。ママは風邪も引けないのに、パパは自分の体調管理に無関心でいる。こういう状態は当事者意識があるとは言えません。すべて我慢しろとは言いませんが、ママに配慮することがパパの当事者意識を芽生えさせる一歩になります」 小崎先生はパパなりの「意識、知識、技術」を高めることをすすめています。具体的には次の通りです。 ●意識……気持ちの部分を確立しましょう・先輩パパの友人から話を聞く/会う・ママの妊娠期の気持ちを共有する●知識……子育てのことを学びましょう・プレパパスクールへ積極的に行く・育児本、母子手帳、父子手帳を読む・沐浴を体験、または動画を見て勉強する●技術……赤ちゃんとの出会いに備えましょう・パパ友を作って赤ちゃんに会う・ベビーグッズを買いに行く・パパも使いやすいベビーカーや抱っこ紐を選ぶなど参考:NPO法人ファザーリング・ジャパン 妊娠期から考える子育て:FJ顧問小崎夫妻 “パパ育て”の極意は高すぎないハードル妊娠期に2人一緒に準備をしていくことは、その後「親」となって歩む夫婦の人生をより豊かなものにします。 そのためにも「ママのハードルは高くないほうがいい」と小崎先生は言います。「スタートからママと同じようなやり方でパパに家事育児を求めると、パパは大変になります。家事が苦手なパパには、せめて自分のことができるようになるくらいにと考えて、パパを育ててあげてください。急にできるようになるわけではなく、くり返していくうちにできるようになるからです。大事なのは2人一緒に親になる、ということですから」 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年05月28日次男を妊娠したばかりのころのことです。私は次男の妊娠がわかってすぐ、義母に妊娠の報告をしました。以前から2人目が欲しいということを義母にも話していたので、義母は喜んでくれて、義父や義妹にも伝えてくれました。するとその後、ご近所の男性に「2人目できたんだってね~。おめでとう」と声をかけられたのです。さらに夫は会社の同僚から祝福されたと言います。安定期まで家族以外の人に報告するつもりはなかったので戸惑う私。夫が同僚に、誰から聞いたのかと問いただすと……?義母に妊娠を報告私が次男を妊娠したのは、長男が2歳のとき。もともと子どもは2人欲しいと思っており、義母にもそのことを伝えていたため、妊娠がわかってすぐ報告しました。義母も喜んでくれて、すぐに義父や義妹にも伝えてくれた様子。 すると、義母に妊娠を報告した5日後、私が長男と2人で近所を散歩していると、近隣に住んでいる高齢の男性に「2人目できたんだってね〜。おめでとう〜」と声をかけられました。私は「なんで知っているの!?」と驚きましたが、その男性は義父と知り合いであるため、すぐに義父が言ったのだとわかりました。 まさか会社でも…!?私はどちらかというと慎重な性格で、安定期に入るまでは家族以外の人に妊娠の報告をするつもりはありませんでした。そのため、義父が勝手に近所の人に妊娠したことを伝えたことに、私はすごく腹立たしい気持ちになりました。 さらに、義母に妊娠報告をした1週間後のこと、夫が職場の同僚に「2人目できたんだって? おめでとう〜」と言われたそう。誰から聞いたか問いただすと、やはり犯人は義父でした。義父と夫は同じ会社に勤めており、社内の人にも妊娠したことを言い歩いているようでした。 義母に相談したところ近所だけでなく会社でも言い歩いていることを知り、私は義母に「まだ安定期じゃないし、何があるかわからないので、近所の人や会社の人には言わないでほしかったんです……」と相談しました。すると義母は「お父さん、そんなにいろんな人に言ってるの? 知らなくてごめん! 怒っとくからね!」と言ってくれました。 後日、義母に用事があったため義実家へ行くと義父もおり、「〇〇(私の名前)ちゃん、ごめんね。また孫ができるのがうれしくて、ついつい言っちゃって……」と反省している様子。義父も悪気があって言ったわけじゃないことがわかったので、「できれば安定期になってから報告したいので、これ以上は言わないでもらえると助かります」と伝えると、義父も納得してくれた様子でした。 夫の会社や近所の人に、勝手に妊娠報告をされた事実は正直腹が立ちます。しかし孫の誕生を楽しみにしている義父の気持ちは理解できます。前もって、「家族以外の人には安定期に入るまで言わないでください」と伝えておけば義父も言わなかったと思います。「言わないだろう」ではなく、きちんと自分の意思を伝えておくことが重要だと感じた出来事でした。 著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2022年05月28日結婚して半年経った、25歳のときのお話です。生理が遅れていることに気がついた私は「もしかして妊娠かも?」とドキドキワクワクしながら産婦人科へ。検査を受けたら、実は……。 先生には妊娠中も細かく様子を見ていただき、問題なく出産することができました。 そして1人目出産後に再検査をすると、なんと子宮内膜症がなくなっていると言われたのです。その後、無事に2人の子を出産することができました。「子宮内膜症」だと言われたときは大きなショックを受けましたが、夫の気づかい、先生の助けがあり、子宝に恵まれたことをうれしく思っています。 原案/磁石さん作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年05月22日私は第1子を里帰り出産することにしました。初めての出産で不安なことと、母の希望もあって決めた里帰り出産。出産予定日の前後3カ月間を実家で過ごしたのですが、快適である反面ストレスが溜まることもあったのです……。快適な実家生活だったけど…産院を転院する関係で、私は出産予定日の2カ月前から実家へ帰ることにしました。実家で長く生活するのは、高校を卒業して以来約10年ぶりのこと。夫を家にひとり残すのはちょっぴり心配でしたが、久しぶりの実家生活をとても楽しみにしていました。 実家からは産院へも近く、何かあったらすぐに駆けつけてくれる親戚も近くにいました。また、何よりもごはんを作らなくていい実家生活は、妊娠後期で体が重かった私にとってとても快適なものでした。 「水道光熱費が増えた」と言われた無事に長男を出産した私は、退院して実家へと戻りました。慣れない育児、眠気と闘いながら頭ボサボサのまま長男のお世話をしていた私にとって、ごはんを作ってくれる母や長男の面倒を見てくれる父の存在は、ありがたいものでした。しかしあるとき、母に「水道代が高い! 先月からすごく増えた!」と言われたのです。 確かに、里帰り中の私はずっと実家にいました。父と母の2人のときよりも、水道の使用量は増えると思います。トイレも膀胱が圧迫されるせいか1日10回以上は行っていたし、「水道代が上がるのは仕方ないんじゃないか」と思います。しかし母は納得がいかなかったようで、「節約するように」と念を押されてしまいました。 電話しただけで激怒された検針票を見て、私が里帰りをしてからの水道光熱費が跳ね上がっていることを知った母は、いろいろなことに対して過敏に反応するようになりました。私のスマホが不調だったので実家の電話を使っていたら「いつまで電話してるの! 電気代がかかる!」と激怒されたこともあります。 産後1カ月は湯船につかれないため、毎日シャワーを15分程度使っていたら「シャワー使いすぎじゃない?」と言われたこともあります。私はそんな母の小言に産後の疲れも加わり、とてもストレスを感じるようになってしまいました。おそらく母も同じようにストレスを感じていたと思います。 里帰り前から決めていた謝礼を渡すと…そして長男の生後1カ健診が終わった日、実家を後にして自宅に帰ることになりました。その日に私が里帰りしたことで増えてしまった水道光熱費と食費として、10万円を渡しました。この10万は最初から渡そうと思っていたお金でしたが、里帰り中の母の小言を聞いて「絶対渡さなきゃ!」と思った10万でもあります。このお金を渡したことで母も納得してくれたように思えます。 今回の里帰り出産で、親子間であってもお金の取り決めはきちんとして、あらかじめ伝えておかなければ、ということを学びました。そうすることで、私だけでなく、母のストレスも減らすことができたのではないかと感じています。 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2022年05月21日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。今日は37週の健診日。いよいよ点滴が外せることになり副作用から解放されて喜ぶわこさん。しかし、外したことでその数時間後、わこさんは腹痛に襲われます。これってもしかして……!? 点滴が外れて喜んでいたら… 妊娠37週になり、健診の結果、点滴を外せることになったわこさん。つらい副作用から解放されて大喜び。さらに、安静も解除されました。 しかしその数時間後、点滴を外したことで張り止め効果がなくなり、お腹が激しく張って痛くなってしまいました。 「このまま陣痛になるかもしれないね……」と助産師さん。 まだ赤ちゃんは小さいので、出産予定日までお腹にいてくれると医師が言っていたばかりなのに! 「今日生まれちゃう?」 と焦るわこさんでした。 ◇◇◇ 張り止めの点滴を外したらお腹の張り返しが起こったわこさん。助産師さん曰く、このまま陣痛になるケースもあれば、張り返しが治まるケースもあるそうです。妊娠37週は赤ちゃんの内臓は完成している週とのことでしたが、わこさんは突然の出来事が苦手。張り返しが治まると良いですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月20日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。ある日、わこさんは助産師さんから提案を受けました。その提案にわこさんは驚きます。その提案とは……!? 助産師さんからの提案 コロナ禍の影響で中止になっていた分娩室の見学が、特別にできることになりました。わこさんは持病にパニック障害があり、未知の事への不安が強いため、事前に分娩室を見ることで不安を軽減しておこう、という病院の配慮でした。親身な病院の対応に感動するわこさん。 「絶対この病院で産む!」 そんな思いがいっそう強くなりました。 しかし、実際に見学すると……。 分娩室を直接見ることで出産に対する実感がわきました。そして、なんと、実感がわいたことで、余計に恐怖心が増してしまったのでした。 やさしい助産師さんを前にわこさんはそんな本音を言えるはずもなく、「見学できてよかったです」と言ってしまうのでした……。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、出産は産院と妊婦さんの信頼関係がとても大切なのだそうです。パニック障害を持つわこさんへの特別な配慮に感動したわこさん。病院側のやさしさ、手厚いケアを実感したことで、わこさんの病院への信頼はきっと増したにちがいありません。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月19日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用やさまざまな制限などに苦しみましたが、入院生活にも少しずつ慣れてきました。しかし、注射が苦手なわこさん。点滴の差し替えはつらかったのです。 つらいこともあったけれど… 家族とも会えず、点滴の差し替えや副作用、薄味の食事……。わこさんにとってつらい入院生活ですが、よかったと思えることもたくさんありました。 それは、助産師さんたちと親しくなれたこと病院内の勝手がわかっていること毎日おなかの赤ちゃんの様子が知れることガラス越しにかわいい赤ちゃんたちが見られること 入院生活はいろいろな我慢をする場面も多いけれど、出産に対して心の準備をする期間にもなっていたのです。それは、環境の変化に弱いパニック障害を持つわこさんにとって、とても大切なことでした。さらにかわいいガラス越しに見る赤ちゃんたちが、出産を励ます存在になっていたのでした。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、切迫早産の場合、個人差はありますが1日のほとんどをベッドで過ごすことになるのだそうです。入院中は雑誌やマンガを読んだり、DVDを観たり、横になりながらできることを探すとよさそうですね。出産すると赤ちゃんのお世話に大忙しなので、安静にしながら少しでも今しかできない楽しみを見つけられるとよいですね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月17日私が、第2子の息子を妊娠していたときの話です。飲み会に出かける夫を送り出し、自分のごはんやお風呂を済ませて眠りにつくと、玄関チャイムの音で目が覚めました。時計を見ると、夜中の2時。夫は鍵を持って飲み会に行っているし、こんな時間にいったい誰!? 恐る恐るドアを開けてみると、そこには……。 息子が生まれる前からデレデレの夫私が息子を妊娠しているとき、夫はできる限り妊婦健診にも付き添い、両親教室にも積極的に参加し、毎日おなかの息子に話しかけるなど、息子が生まれる前からデレデレ。立ち会い出産ができる病院で出産予定だったので、「もし生まれそうになったら仕事中でも職場に電話してよ! 絶対行くから!」と何度も言っていたのです。 妊娠は順調に経過し、臨月に入ってすぐのころに、夫が友だちと飲みに行くことになりました。臨月だからと夫は行くのを躊躇していたようですが、「息子が生まれたら飲みに行く暇なんてなくなるだろうから、行っておいで!」と送り出しました。 夜中2時に玄関チャイムが! ドアを開けると……私は自分のごはんやお風呂を済ませ、妊娠中は眠気が強かったので夫の帰りを待たず寝ることに。眠っていると、いきなり「ピンポーン!」と玄関チャイムが鳴りました。時刻は深夜2時。「こんな時間に誰!?」と思いながら、恐る恐るドアを開けると、そこには警察官の姿が。「夫に何かあったのか?!」とすぐに外に出ると、そこには警察官と玄関にもたれる夫。 慌てている私に、警察官が「こちらの方は、ご主人でお間違いないですか? 道路で寝ている人がいると通報がありました」と説明してくれました。警察官に謝罪し、夫を受け取ると尋常ではないお酒の臭い。水を持ってきて飲ませ、すぐに夫をベッドに寝かせましたが、私は悲しいやら情けないやらで涙が出てきて一睡もできず。 私の怒りは爆発! 父親になる自覚ある?翌朝目を覚ました夫から「ごめんなさい」と言われましたが、気持ちの整理がついていなかった私はすぐに許すことができず、「立ち会い出産してほしくない」と伝えました。「どうして臨月の妻がいるのにそこまで飲むのか、他人にも迷惑をかけて恥ずかしいと思わないのか。理解できない!」と怒りが爆発し、それに対し「返す言葉がない。〇〇(私)の言う通り。本当にごめんなさい」と何度も謝罪する夫。 そこから2日間は本当に夫のことを受け入れることができず、同じ空気を吸うのも嫌なぐらいだったので避けていました。3日経って私の気持ちが落ち着き、今回の件は許しましたが、「次はない、同じようなことがあれば離婚も考える」と夫に伝えました。 せっかく気持ちよく送り出した夫の飲み会でしたが、最悪の結果になってしまいました。「私は妊娠してからお酒も飲めないのに……」など、いろいろな怒りがこみ上げましたが、最終的には夫の謝罪を受け入れ、立ち会い出産もしました。けれども、夫にも伝えたように、二度目はないと思っています。 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年05月16日わこさんは、持病にパニック発作を抱える妊婦さん。ある日、里帰り先の病院で切迫早産(早産の危険性がある状態)の診断を受け、突然入院することに。点滴の副作用などに苦しみましたが、少しずつ入院生活にも慣れてきました。同じ病室の桃田さんのことが気になるけれど、話しかけそびれていたわこさん。ようやく話ができました。すると桃田さんは……。 桃田さんが悲しんでいる理由 大部屋に入院しているわこさん。カーテン越しに隣のベッドにいる桃田さんのことが気になっていました。「このつらい毎日を分かち合いたいな。」そんな風に思っていたのです。 ある日、シャワーを浴び終わると、そこには髪の毛を乾かす桃田さんが! 声をかけると桃田さんは笑顔を向けてくれました。うれしくなったわこさんは、桃田さんと入院生活のことをいろいろ話します。すると桃田さんは言いました。 「毎日上の子がママに会いたいって泣いてるらしくて……」 桃田さんは2人目の妊娠で入院していたのです。 「2歳の子が1カ月以上、ママに会えないなんて……。お子さんも辛いだろうけど、ママもきっとすごく辛い」 桃田さんの表情を見て、また気持ちを想像して胸が張り裂けそうになったわこさん。大人の私が夫に会えないなんて大したことないな、と入院生活に対して気持ちを切り替え、前向きになるのでした。 ◇◇◇ 大部屋に入院した際、隣の人と話をしたくても、どんな人かわからないから声をかけるのをためらう……ということはよくあると思います。今回、桃田さんも本当は誰かと話したかったのかも。入院中、コロナ禍で家族に会えないからこそ、妊婦さんのお知り合いができると心強いかもしれませんね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年05月15日私には1歳1カ月の双子男児がいます。妊娠が判明し、双子だとわかったときはうれしさと驚きとが入り交じった複雑な気持ちに。その後は「双子育児ってどのようなものなんだろう?」と漠然とした不安もありました。約1年間、双子育児をしてきて感じたこと、大変だったこと、そしてそれに対して私がおこなった対処法についてお伝えします。新生児期の授乳とおむつ替えが大変!新生児期の頻回の授乳、おむつ替えは本当に大変でした。双子なのでどちらにいつ授乳したのか、今日はどっちが排便したのか、日々の慌ただしさと疲れもあり、次第に把握できなくなってきました。 そこで取り入れたのが、ホワイトボードです。授乳時間やミルクの量、排便の有無を記入しました。こうすることで覚える労力が減り、双子育児を共に頑張っている夫とも情報共有ができます。夜中のミルクはそれを見ながらできるほうが対応するようにして、夫婦間で連携がとれました。 双子の入浴は大変!双子の場合、入浴も大変でした。里帰りせず、手伝いに来てくれる人もおらず、夫も帰りが遅かったので私ひとりでおこなっていました。退院後すぐは帝王切開の傷の痛みもあり、1日に2人の赤ちゃんを入浴させることはかなり重労働でした。 生後5カ月まではベビーバスで2人を交代で入れていましたが、だんだん動き始めて1人から目を離すことができなくなりました。そこで、台所のシンクにベビーバスをはめ込み、2人とも目の届くところでお世話をしました。 先輩双子ママからベビーモニターを借りる双子が成長するにつれ、シンクで入浴することもきつくなってきました。そのころ、それぞれの生活リズムができてきて、1人から目を離してしまう時間が増えていきました。そのことを先輩双子ママに相談すると、ベビーモニターを貸してくれたのです。 先輩ママも周りに頼れる人がおらず、ベビーモニターが大変役立ったとのことでした。実際使ってみると、モニターがあるおかげで1人のお世話を中断して別室の子どもの様子を見に行く手間が省けたりと、心身ともに負担が減りました。 わが家は双子の上に長女がいます。長女のときの育児が通用しない双子育児も早いもので1年が過ぎました。日々成長する双子にてんてこまいですが、それでも状況的に人に頼ることができないわが家では、これからもアイデアや物に頼って双子育児を乗り切っていこうと思います。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2022年05月15日不倫相手・怖美から流産報告を受けた元夫。しかし、産婦人科に通っていた形跡がないことで、「もしかして、最初から妊娠していなかった?」と疑惑を持って……。産婦人科に通っていないのではないかと問い詰めるも、始めはなんとか取り繕おうとしていた怖美。しかし、ついに観念したのか「実は……妊娠は嘘だったの」と白状しました。ありえない! 妊娠したと嘘をついた理由はまさかの… 「まさかあのK代さんが強気の態度をとってくるとは思わなくて、負けたくなくて」「とっさに出た言葉だったのよ」 「お義母さんも味方してくれるし、このまま嘘を突き通せばあなたを手に入れられるって思ったの……」 「そして再婚した後に流産と言えばバレないって……」 妊娠したと嘘をつこうとしたありえない理由を聞き、「な、なんてことしてくれたんだ!」と声を荒らげる元夫。 「最初はこんな嘘をつくつもりはまったくなかったの」 泣きながら怖美に訴えかけられるも、元夫の怒りは収まらず……。 「だから私は悪くないよってこと?」 「やって良いことと悪いことの区別も付かないのか!」 すると怖美は「ご、ごめんなさい……」「私を見捨てないでお願いっ」と泣きながらしがみついてきたのです。 妊娠したと嘘をついたのはまさかのとっさに出た言葉でした。もしK代さんが強気の態度に出なければ、離婚していなかったかもしれませんね……。皆さんはどう思いますか? 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2022年05月14日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト